JP3074671B2 - 押釦スイッチ装置 - Google Patents

押釦スイッチ装置

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JP3074671B2
JP3074671B2 JP07278464A JP27846495A JP3074671B2 JP 3074671 B2 JP3074671 B2 JP 3074671B2 JP 07278464 A JP07278464 A JP 07278464A JP 27846495 A JP27846495 A JP 27846495A JP 3074671 B2 JP3074671 B2 JP 3074671B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ケースの内部に設
けられたプリント基板上に設けられたスイッチに対しケ
ースの外部から押釦を介してスイッチの押圧動作を可能
にする押釦スイッチ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ケースの内部に設けられたプリン
ト基板上に設けられたスイッチに対しケースの外部から
押釦を介してスイッチの押圧動作を可能にする押釦スイ
ッチ装置にあっては、一般に、ケースの前面板を貫通
し、スイッチの押圧部に対向して操作軸を設け、この操
作軸の押圧動作に対し上方位置に復帰可能に、操作軸に
同軸にコイルスプリングを配設する必要があり、この操
作軸を前記コイルスプリングによって上方向に付勢保持
するための枠体を設け、この枠体の下部で操作軸を抜け
止め支持する抜け止め用のワッシャを操作軸に嵌着し
て、この枠体をビス等によってケースに取り付けるもの
であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
従来構造においては、コイルスプリングや取付用の保持
枠,抜け止め用のワッシャ等部品点数が多く製造コスト
がかかり、組み付け作業を行いにくいという問題があっ
た。
【0004】また、押圧下降される操作軸の下端部がス
イッチの接点動作に必要なストローク以上に移動される
と所定以上の力でスイッチを押しつけることになり、ス
イッチを破損させてしまうおそれがあった。
【0005】本発明は、上記の問題点に鑑みなされたも
のであり、押釦スイッチの操作軸の押圧操作に対して操
作軸が上方に復帰可能で、かつ部品点数を少なくして、
また組み付け作業性の良い押釦スイッチ装置を提供する
ことを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、前面板の後方
に設けられるプリント基板と、このプリント基板の前面
に設けられた押圧部を有するスイッチと、前記前面板の
後方側に所定間隔を空けて前記前面板と平行に前面板に
固設される取付板と、前記前面板と前記取付板とに対向
して穿設された挿通孔に挿通され、前記スイッチに対向
して設けられた樹脂材料からなる押釦体とからなり、前
記前面板と前記取付板との間に設けられ前記取付板に当
接される復帰用のバネ部と、前記取付板に対し前記バネ
部とは相反する側に設けられ前記取付板の挿通孔より径
大に形成された抜け止め部と、前記押釦体の押圧時のス
トローク量を規制するストッパ部と、を前記押釦体から
一体的に設けたものである。
【0007】また、前記押釦体の軸線方向に対し横方向
から前記取付板に対し前記押釦体を挿入可能に設けたも
のである。
【0008】また、前記取付板の挿通孔に連通するはめ
込み用の切欠部を形成し、この切欠部に所定回動方向で
通過可能に、軸線に対し互いに平行な平面を有した径小
部を押釦体に設けたものである。
【0009】
【発明の実施の形態】前面板の後方側に所定間隔を空け
て前面板と平行に取付板が設けられ、この取付板は前面
板に固定される。前面板と取付板には、それぞれ対向す
る挿通孔が設けられており、この挿通孔に押釦体が挿通
されて傾くこと無く保持される。押釦体は樹脂材料によ
って形成され、この押釦体には前面板と取付板との間に
設けられて取付板に当接される復帰用のバネ部と、取付
板に対しバネ部とは相反する側に設けられ取付板の挿通
孔より径大に形成された抜け止め部とが押釦体と一体的
に設けられるので、押釦体が上方に付勢された状態で抜
け止め支持される。そして、さらに押釦体の押圧下降時
のストローク量を規制するストッパ部が押釦体と一体的
に設けられるので、スイッチの接点動作に必要とする押
圧量以上に押釦体が下降しようとしても、ストッパがプ
リント基板に突き当たり、このストッパによってストロ
ーク量が規制されスイッチが保護される。また、同時に
このストッパによって押釦体のバネ部の弾性限度を超え
て押釦体が押圧されることも防止できる。
【0010】また、押釦体を取付板に対し挿通させる手
段として、押釦体の軸線方向に対し横方向から前記取付
板に対し押釦体を挿入可能に設けており、樹脂成形によ
り形成される押釦体へのバネ部,抜け止め部,ストッパ
の一体化を可能にしている。
【0011】また、取付板の挿通孔に連通するはめ込み
用の切欠部を形成し、この切欠部に所定回動方向で通過
可能に軸線に対し互いに平行な平面を有した径小部を押
釦体に設け、この所定回動方向でのみ押釦体を取付板の
挿通孔へ挿入可能とし、挿入後はこの径小部が切欠部に
対応しないように挿通孔内で押釦体を回動させた状態に
設置され取付が完了する。このように径小部が切欠部に
対応しない状態にあっては押釦体は挿通孔内から外れる
ことなく取付板に支持される。
【0012】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の実施例を説明
する。図1から図4は、本発明の一実施例を示すもので
ある。1は、前面板であり、この前面板1の後方側にプ
リント基板2を設け、このプリント基板2の前面には、
上部に押圧部3を設けたスイッチ4が実装され、プリン
ト基板2の裏面側で半田付け接続されている。
【0013】前面板1の後方側には前面板1に対し所定
間隔を空けて前面板1と平行に平板状の取付板5を設
け、この取付板5は、前面板1から一体に垂下形成され
たボス部6にネジ7によって締付固定されている。
【0014】そして、前面板1と取付板5には互いに対
向する挿通孔8,9を穿設し、この挿通孔8,9に押釦
体10を挿入し、プリント基板2に設けられたスイッチ4
を押圧動作可能に設けている。
【0015】押釦体10は、このように前面板1と、この
前面板1から所定間隔を空けて設けられた取付板5とに
それぞれ形成される挿通孔8,9に支持され押圧移動時
にあっても傾くこと無く良好に昇降移動が可能となる。
【0016】押釦体10の上部は前面板1から突出してお
り前面板1の挿通孔8と押釦体10との隙間から塵や水が
侵入することを防止する為に押釦体10の上部を覆うゴム
パッキン11を被嵌し前面板1の挿通孔8の周縁部にはめ
込んで固定している。
【0017】そして、本発明にあっては、押釦体10を樹
脂材料から形成することにより、この押釦体10に、押釦
体10の押圧下降に対し押釦体10を上方に復帰動作させる
ためのバネ部12と、この押釦体10の復帰動作に対し押釦
体10が、取付板5から外れてしまうことを防止する抜け
止め部13と、押釦体10の押圧下降時のストローク量を規
制するストッパ部14とを一体的に形成している。
【0018】復帰用のバネ部12は、押釦体10の組み付け
状態において、前面板1と取付板5との間に押釦体10か
ら一体的に設けられ、バネ部12の先端部12a を取付板5
の上面に当接して押釦体10に対し上方向に付勢力を与え
るものであり、抜け止め部13は、取付板5に対しバネ部
12とは相反する側に押釦体10から一体的に設けられ、取
付板5に形成された挿通孔9より径大に形成され、バネ
部12による押釦体10の上方向への付勢力に対し押釦体10
の下端部が取付板5から外れてしまうことを防止するも
のである。
【0019】ストッパ部14は、抜け止め部13から側方に
突出した水平部15とこの水平部15から下方に折曲げ形成
した垂下部16とからなり、押釦体10と一体的に形成さ
れ、この垂下部16が押釦体10の押し圧下降時にプリント
基板2に当接し、下降ストローク量を規制するものであ
り、このストローク量は、スイッチ4のプリント基板2
からの高さ寸法及びスイッチ4の押圧部3のストローク
量に対応させて、押釦体10の当接部17を基点とした垂下
部16の長さ寸法を設定することによって行われる。
【0020】このストッパ部14によって押釦体10のスイ
ッチ4の接点動作に必要とする所定量以上の下降移動が
不能となるためスイッチ4の破壊を防止することができ
る。
【0021】同時に、押釦体10の下降ストローク量が規
制されるので、押釦体10のバネ部12の弾性限度を超えて
押釦体10が取付板5に押圧されることも防止できる。特
にこのバネ部12は押釦体10から樹脂成形により一体的に
構成されるものであるので降伏したり折曲がり易いた
め、これを防止してバネ部12の弾性力を維持するのに好
適である。
【0022】また、組み付け時にあっては、押釦体10の
取付板5への挿入は押釦体10の軸線方向に対し横方向か
ら取付板5に対し挿入可能に設けて構成している。
【0023】具体的には、図2から図4に示すように取
付板5の挿通孔9に連通するはめ込み用の切欠部18を形
成し、この切欠部18に所定回動方向で通過可能に軸線に
対し互いに平行な平面を有した径小部19を押釦体10に設
けたものである。こうすることによってこの径小部19に
合わせて取付板5を挿入し、この取付板5を前面板1の
ボス部6にネジ7によって固定し、挿入後はこの径小部
19が切欠部18に対応しないように挿通孔9内で押釦体10
を回動させた状態で図示しない係止手段等によって回転
しないように設置され、取付が完了する。このように径
小部19が切欠部18に対応しない状態にあっては押釦体10
は挿通孔9内から外れることなく取付板5に支持され昇
降動作が可能となる。
【0024】また、前面板1のボス部6に予め取付板5
をネジ止め固定し、押釦体10の上部を前面板1の挿通孔
8に差し込んだ後、取付板5の挿通孔9の切欠部18に径
小部19を対応させて押釦体10の軸線方向に対し横方向か
ら挿入し、挿入後はこの径小部19が切欠部18に対応しな
いように挿通孔9内で押釦体10を回動させた状態で図示
しない係止手段等によって回転しないように設置するよ
うに組み付けてもよい。
【0025】また、図示しないが、押釦体10に径小部を
設けずに取付板5の切欠部18の両側部を拡径させて押釦
体10を横方向から圧入するものであってもよい。
【0026】こうして押釦体10は前面板1に対して取り
付けられ、この状態でプリント基板2に取り付けられた
スイッチ4に対向させて設置することにより簡単な作業
工程で押釦スイッチ装置を構成することができるととも
に、プリント基板2に押釦体10が取り付けられるもので
はないので、プリント基板2上の部品実装スペースを有
効に使うことができる。
【0027】なお、本実施例にあっては、取付板5を前
面板1とは個別に設け、取付板5をビス7により前面板
1に取り付けるよう構成していたが、取付板5を前面板
1と一体に設けたものであってもよい。
【0028】また、押釦体10に形成されるバネ部12の形
状や数は自由に選択されるものである。
【0029】また、押釦体10に形成される抜け止め部13
やストッパ部14の形状にあっても本実施例に示されたも
のに特定されるものではないものである。
【0030】また、押釦体10は、抜け止め部13とストッ
パ部14を兼ね備えた構造のものであってもよい。
【0031】
【発明の効果】本発明は、前面板の後方に設けられるプ
リント基板と、このプリント基板の前面に設けられた押
圧部を有するスイッチと、前記前面板の後方側に所定間
隔を空けて前記前面板と平行に前面板に固設される取付
板と、前記前面板と前記取付板とに対向して穿設された
挿通孔に挿通され、前記スイッチに対向して設けられた
樹脂材料からなる押釦体とからなり、前記前面板と前記
取付板との間に設けられ前記取付板に当接される復帰用
のバネ部と、前記取付板に対し前記バネ部とは相反する
側に設けられ前記取付板の挿通孔より径大に形成された
抜け止め部と、前記押釦体の押圧時のストローク量を規
制するストッパ部と、を前記押釦体から一体的に設けた
ので、部品点数を削減できることができるとともに、押
圧時のスイッチの保護をはかることができ、かつ組み付
け作業性の良い押釦スイッチ装置を提供できるものであ
る。
【0032】また、前記押釦体の軸線方向に対し横方向
から前記取付板に対し前記押釦体を挿入可能に設けたの
で、樹脂成形により形成される押釦体へのバネ部,抜け
止め部,ストッパの一体化を可能にしている。
【0033】また、前記取付板の挿通孔に連通するはめ
込み用の切欠部を形成し、この切欠部に所定回動方向で
通過可能に、軸線に対し互いに平行な平面を有した径小
部を押釦体に設けたので、押釦体をワンタッチで取付板
に対して挿入でき組み付け後は横方向への抜け止めをは
かることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す断面図である。
【図2】本発明の一実施例を示す腰部の斜視図である。
【図3】本発明の一実施例における押釦体の組み付け前
の状態を示す断面図である。
【図4】本発明の一実施例における押釦体の組み付け後
の状態を示す断面図である。
【符号の説明】
1 前面板 2 プリント基板 3 押圧部 4 スイッチ 5 取付板 8,9 挿通孔 10 押釦体 12 バネ部 13 抜け止め部 14 ストッパ部 18 切欠部 19 径小部

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前面板の後方に設けられるプリント基板
    と、このプリント基板の前面に設けられた押圧部を有す
    るスイッチと、前記前面板の後方側に所定間隔を空けて
    前記前面板と平行に前面板に固設される取付板と、前記
    前面板と前記取付板とに対向して穿設された挿通孔に挿
    通され、前記スイッチに対向して設けられた樹脂材料か
    らなる押釦体とからなり、前記前面板と前記取付板との
    間に設けられ前記取付板に当接される復帰用のバネ部
    と、前記取付板に対し前記バネ部とは相反する側に設け
    られ前記取付板の挿通孔より径大に形成された抜け止め
    部と、前記押釦体の押圧時のストローク量を規制するス
    トッパ部と、を前記押釦体から一体的に設けたことを特
    徴とする押釦スイッチ装置。
  2. 【請求項2】 前記押釦体の軸線方向に対し横方向から
    前記取付板に対し前記押釦体を挿入可能に設けたことを
    特徴とする請求項1記載の押釦スイッチ装置。
  3. 【請求項3】 前記取付板の挿通孔に連通するはめ込み
    用の切欠部を形成し、この切欠部に所定回動方向で通過
    可能に、軸線に対し互いに平行な平面を有した径小部を
    押釦体に設けたことを特徴とする請求項2記載の押釦ス
    イッチ装置。
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