JPH1163231A - 積層型ガスケット - Google Patents

積層型ガスケット

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JPH1163231A JP9232838A JP23283897A JPH1163231A JP H1163231 A JPH1163231 A JP H1163231A JP 9232838 A JP9232838 A JP 9232838A JP 23283897 A JP23283897 A JP 23283897A JP H1163231 A JPH1163231 A JP H1163231A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】排気マニホールド用のマニホールドガスケット
において、厚み方向に関する弾性復元力の有効厚さHe
を厚く保つことで、熱変形による隙間の大きな変化に対
しても良好なシール性能を発揮できて、しかも、積層枚
数を少なくできるマニホールドガスケットを提供する。 【解決手段】内燃機関の排気マニホールド用積層型ガス
ケットを、基板と、この基板の少なくとも一方に積層し
た2枚以上の副板を有して形成し、前記副板は、排気ポ
ート孔を囲む第1平坦部と、該第1平坦部の外径側に隣
接する斜面部と、該斜面部の外径側に隣接する第2平坦
部を有するハーフビードをそれぞれ同じ方向に有すると
共に、更に、前記副板が前記第2平坦部と前記第1平坦
部とを重ねて形成した支持帯域を介して積層して形成す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内燃機関のシリン
ダヘッドと排気マニホールドとの間等に使用されるガス
シール性能を強化した積層型ガスケットの改良に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】図3、図4に示すような内燃機関のシリ
ンダヘッド1と排気マニホールド(エキゾーストマニホ
ールド)2の間をシールするマニホールドガスケット30
は、図示しない燃焼室内で発生して排気ポート14を通過
する高温・高圧の燃焼ガスをシールする必要があるた
め、従来から機械的強度や耐久性に優れた金属製の積層
型のガスケットが用いられている。
【0003】このマニホールド用の積層型ガスケット30
は、図5に示すような平面形状をしており、排気ガスが
通過する排気ポート孔20の他に、マニホールド2を取り
付けるためのボルトが貫通するボルト孔21が設けられて
いる。また、図6に示すようにガスケット30全体の剛性
や耐久性を保つための、ステンレス焼鈍板等の比較的柔
らかくてなじみ易い材料の基板25,25と、ステンレスバ
ネ板等の硬質で比較的強い金属板で形成される副板26,
27を積層した構造が採用され、副板26,27にビード22を
設けて、このビード22の弾性復元力によって高いシール
面圧を発生させて、ガスケット30のシール性能を向上さ
せている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】一方、シリンダヘッド
1に取り付けられるマニホールド2は、エンジンの運転
中は、通過する高温の排気ガスによって熱変形し、図3
に示すように、幾つかの気筒が直列にならんでいる場合
には、シリンダヘッド1側の中央が凸に反る熱変形をし
て、中央側の枝管10aよりも外側の枝管10bの方がシリ
ンダヘッド1から離れるので、外側の枝管10bのフラン
ジ13とシリンダヘッド1と間の隙間Cが大きくなり、ガ
スケット30のシールが追従できず、ガス漏れが発生する
という問題があった。
【0005】これを防止するために、外側の枝管10bに
対面するガスケット30のビード22の高さを高く、また、
ビード幅Bを広くして、隙間Cの比較的大きな変動量に
対処しているが、この構成ではビード22の初期ヘタリが
大きくなり、熱変形で大きくなる隙間Cに対するシール
性能が不十分になるという問題があった。そのため、特
開平4−88266号公報に、図7、図8に示すよう
な、排気ポート孔20の周縁部において、ガスケット40の
厚さの方向に関して互いに相反する方向に拡がるように
折曲した二つのハーフビード16Bと17Bの折曲開始位置
16cと17cのそれぞれが一致するように構成した2枚の
金属製弾性板16,17を平板状基板15の両面に各々積層し
た積層型ガスケットが提案されている。
【0006】この構成により、ガスケット40の押圧前の
厚みHを厚く形成して、図7(b)に示すように、押圧
後の圧縮弾性変形した時の厚みHeを確保して、熱変形
による隙間Cの拡大に追従させて、各ビード16B,17B
の弾性復元力によってシール性を確保すると共に、各ハ
ーフビード16B,17Bの高さhを小さく設定することに
より、各ビード16B,17Bの初期ヘタリを低減して、耐
久性を向上している。
【0007】しかしながら、この積層型ガスケット40に
おいては、ハーフビード16Bと17Bが互いに相反する方
向に折曲しているので、図8(a)に示すように、この
ハーフビード16B,17Bの折曲開始位置16bと17bが、
製造上の問題等や熱変形により相対的にずれると、押圧
された際に、図8(b)に示すように、本来ならば、基
板15の上側のハーフビード16B(基板15の下側では17
B)の支点となるべき折曲開始位置16b(17b)を支え
る支持部分が、斜面部17c(16c)に入り込み、ハーフ
ビード16B(17B)が十分な機能を発揮できず、弾性復
元力の有効厚さHeが減少してしまうという問題があ
る。
【0008】そのため、ハーフビード16B,17Bの折曲
開始位置16b,17bがずれないように高精度で位置決め
する必要があり、溶接で固着する際等に高度な技術が必
要になるため、コスト高となってしまうという問題があ
る。また、弾性復元力の有効厚さHeを厚く保つため
に、図9に示すように、積層する副板の組数を多くした
り、図10に示すように、ズレ防止プレート18をハーフ
ビード16B,17Bを有する副板16と17の間に入れると、
積層枚数が増加するので、ガスケット本体の厚みと重量
が増加し、更に、工程が増加してコストアップになると
いう問題がある。
【0009】本発明は以上の問題点を解決するためにな
されたものであり、本発明の目的は、排気マニホールド
用のマニホールドガスケットにおいて、比較的高さの小
さいハーフビードを積層して、厚み方向に関する弾性復
元力の有効厚さHeを厚く保つことで、熱変形による隙
間の大きな変化に対しても良好なシール性能を発揮でき
て、しかも、積層枚数が少なく、また、ヘタリ難くて耐
久性のあるマニホールドガスケットを提供することにあ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
の本発明の積層型ガスケットは、基板と、この基板の少
なくとも一方に積層した2枚以上の副板を有する内燃機
関の排気マニホールド用積層型ガスケットであって、前
記副板は、排気ポート孔を囲む第1平坦部と、該第1平
坦部の外径側に隣接する斜面部と、該斜面部の外径側に
隣接する第2平坦部を有するハーフビードをそれぞれ同
じ方向に有すると共に、更に、前記副板が前記第2平坦
部と前記第1平坦部とを重ねて形成した支持帯域を介し
て積層されて形成される。
【0011】そして、前記支持帯域は、該積層型ガスケ
ットが内燃機関の所定位置に取付られ、運転時に押圧、
熱膨張、振動等の外力を受けて、隣接する前記副板同士
が排気ポート孔方向に移動してずれても、前記第2平坦
部と前記第1平坦部との重なり合う部分が残るように形
成される。また、前記支持帯域は、取付け前の状態で前
記第2平坦部と前記第1平坦部が重なり合う部分の幅が
0.5mm〜2.0mmで、好ましくは0.6mm〜
1.2mmであるように形成される。
【0012】つまり、この支持帯域は、内燃機関の運転
時に、積層型ガスケットが押圧されて、ハーフビードが
押しつぶされても、また、熱膨張によって変形しても、
その斜面部同士が重なり合わないように、図1に示すよ
うに一方のハーフビード6Bの折返開始位置6bに、こ
のハーフビード6Bの斜面部6cの幅に、支持シロを加
えた量Dだけずらして、Sで示す幅の支持帯域4を設け
て、この支持帯域4の副板6の第1平坦部6eで、隣接
する副板7の第2平坦部7aを当接支持して、積層する
ようにしたものである。
【0013】そのため、積層に際しての位置決め精度を
高める必要がなくなり、低コストで、弾性復元力の有効
厚さの大きい積層型ガスケットを得ることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】次に、図面を参照して本発明の実
施の形態について説明する。本発明に係る積層型ガスケ
ット3は、図3、図4に示すように、内燃機関の排気マ
ニホールド(エキゾーストマニホールド)10に使用され
る金属製の積層構造のマニホールドガスケット3であ
り、燃焼室内で発生して排気ポート14を通過する高温・
高圧の燃焼ガスをシールするためのガスケットである。
【0015】この積層型ガスケット3は、図1に示すよ
うに、ガスケット3全体の剛性や耐久性を保つための、
ステンレスバネ板などの硬質で比較的強い金属板の基板
5と、ステンレス焼鈍板等の比較的柔らかくてなじみ易
い材料で形成される2枚以上(図1及び以下の説明では
便宜的に2枚とする。)の副板6,7を積層した構造を
している。
【0016】この積層型ガスケット3は、図5に示すよ
うな平面形状をしており、排気ガスが通過する排気ポー
ト孔20の他にマニホールド2を取り付けるためのボルト
が貫通するボルト孔21が設けられている。そして、この
積層型ガスケット3は、図1に示すように、排気ポート
孔20の周縁部に、副板6,7に突出方向を同じとしたハ
ーフビード6B,7Bを設ける。このハーフビード6
B,7Bは、排気ポート孔20を囲む第1平坦部6a,7
aと、この第1平坦部6a,7aの外径側に隣接する斜
面部6c,7cと、この斜面部6c,7cの外径側に隣
接する第2平坦部6e,7eをそれぞれ有して形成さ
れ、副板7は、副板7の第2平坦部7bと隣接する副板
6の第1平坦部6eとを重ねて形成した支持帯域4を介
して副板6に積層される。
【0017】この支持帯域4は、積層型ガスケット3が
内燃機関の所定の位置に取付けられ、内燃機関の運転時
に押圧、熱膨張、振動等の外力を受けて、隣接する副板
6,7同士が排気ポート孔20方向に移動してずれても、
第2平坦部6eと第1平坦部7aとの重なり合う部分が
残って、ハーフビード7Bの付け根を支持できるように
形成される。
【0018】つまり、積層型ガスケット3が押圧され
て、ハーフビード6B,7Bが押しつぶされても、その
斜面部6c,7c同士が重なり合わないような距離に副
板6,7の平坦部6e,7aが重なり合う支持シロの幅
Sを加えた距離Dだけずらして、ハーフビーオ6B,7
Bの折曲開始位置6b,7bを形成して、支持帯域4を
設ける。
【0019】このガスケット3の基板5と副板6,7の
板厚は、エンジンによって異なり、例えば、それぞれ
0.2〜0.8mm程度と0.2〜0.4mm程度であ
り、ハーフビード6B,7Bの高さhは0.1〜0.5
mm程度であるが、シールすべき燃焼ガスの圧力や、相
互に隣接する排気ポート14の距離等の要因によって、ハ
ーフビード6B,7Bの形状(高さhと幅b)や副板
6,7の板厚等は適切なシール面圧や耐久性が得られる
ように調整して設計される。
【0020】そして、この支持帯域4は、組付け前の状
態で、第2平坦部6eと第1平坦部7aが重なり合う部
分の幅Sが0.5mm〜2.0mmで、好ましくは0.
6mm〜1.2mmであるように形成される。この積層
型のマニホールドガスケット3を、シリンダヘッド1と
排気マニホールド3のフランジ13の間に押圧状態で挟着
して、シール部分を形成し、更に押圧力が増した時には
ハーフビード6B,7Bによって厚みを増したガスケッ
ト3の表面板(図1では副板7)が、シリンダヘッド1
と排気マニホールド3のフランジ13とに当接し、シール
面圧を適切に維持してシールを確実にし、高温・高圧の
排気ガスのガス漏れを防止する。
【0021】図2に示すように、基板5がビード8aや
ワイヤリング8bやグロメット8cを有する様々なタイ
プの積層型ガスケットに対しても、同じ方向のハーフビ
ード6B,7Bを有する副板6,7を上述した支持帯域
4を介して積層して、本発明に係る積層型ガスケットを
形成することができる。また、図1,図2では、ハーフ
ビード6B,7Bを有する副板6,7の枚数を2枚とし
ているが、この副板の枚数は3枚でも4枚でもよく、2
枚以上あればよい。また、このハーフビードを有する副
板の組を、何組か重ねてもよい。また、ハーフビードの
折り曲げ方向もその副板の組内で同じであればよく、他
の組との間では異なってもよい。
【0022】以上のような構成のマニホールドガスケッ
ト3によれば、ハーフビード6B,7Bを有して隣接し
て積層される副板6,7のハーフビード6B,7Bの突
出方向を同じとし、支持帯域4を介して積層されている
ので、ハーフビード6B,7Bの開始位置6b,7b
が、製造時や熱変形時に排気ポート孔20の方向へ多少ず
れても、ハーフビード6B,7Bの効果を損なうことが
無いので、積層に際しての位置決め精度を高める必要が
なくなって製造が容易となり、また、ズレ防止プレート
板が不要になるので積層枚数を減少でき、製造コストを
低く押さえることができる。
【0023】また、押圧された際には、副板6,7のハ
ーフビード部6B,7Bが有効厚さHeを維持して弾性
復元力を発生することができるので、表面板7がシリン
ダヘッド1やマニホールド10のフランジ14と密接するこ
とができ、シール性能を高めることができる。その上、
比較的低くて、ヘタリ難い高さのハーフビード6B,7
Bの積み重ねで、ガスケットの厚み方向に関する、弾性
復元力を発揮する有効厚さHeを形成しているのでマニ
ホールドガスケット3の耐久性を向上することができ
る。
【0024】従って、この積層型ガスケット3を採用す
ることにより、エンジン運転中のマニホールド10の熱に
よって反り返り変形してその隙間Cが拡大するマニホー
ルド10とシリンダヘッド1の間のシールを確実に行っ
て、高温・高圧の排気ガスの漏れを防止することができ
る。
【0025】
【発明の効果】本発明のマニホールドガスケットによれ
ば、ハーフビードを有して隣接する副板のハーフビード
の突出方向を同じとし、支持帯域4を介して積層したの
で、積層に際しての位置決め精度を高める必要がなくな
り、また、ズレ防止プレート板も不要になって積層枚数
を減少でき、製造コストを低く抑えることができる。
【0026】また、ハーフビードの折曲開始位置が排気
ポート孔の方向へ多少ずれても、ハーフビードの効果を
損なうことが無いので、厚み方向への弾性復元力の効果
を発揮する有効厚さを効率よく保つことができて、確実
にシールできる。その上、ビードの高さの小さいハーフ
ビードの積み重ねで、ガスケットの厚みを確保している
ので、各ハーフビードの初期ヘタリを含めたヘタリを低
減することができて、ガスケットの耐久性を向上でき
る。
【0027】従って、エンジン運転中に反り返り変形に
よって拡大するマニホールド枝管のフランジとシリンダ
ヘッドの間の隙間を、弾性復元力を有して厚く形成され
た積層型ガスケットでシールできるので、高温・高圧の
排気ガスのガス漏れを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るヘッドガスケットの要部を示す部
分縦断面図である。
【図2】本発明に係るヘッドガスケットの他の実施例の
要部を示す部分縦断面図である。
【図3】排気マニホールドとマニホールドガスケットの
関係を示す平面図である。
【図4】排気マニホールドとマニホールドガスケットの
関係を示す側面図である。
【図5】マニホールドガスケットの平面図である。
【図6】従来技術のマニホールドガスケットの要部縦断
面図である。
【図7】従来技術のマニホールドガスケットの要部縦断
面図である。
【図8】従来技術のマニホールドガスケットの要部縦断
面図で、(a)は押圧前を示す図で、(b)は押圧時を
示す図である。
【図9】従来技術の他のマニホールドガスケットの要部
縦断面図である。
【図10】従来技術の他のマニホールドガスケットの要
部縦断面図である。
【符号の説明】
1 シリンダヘッド 2 排気マニホールド 3,30,40 ガスケット 4 支持帯域 5,15,25 基板 6,7,9,16,17,26,
27 副板 6B,7B,16B,17B ハーフビード 6a,7a,16a,17a 第1平坦部 6b,7b,16b,17b 折曲開始位置 6c,7c,16c,17c 斜面部 6e,7e 第2平坦部 20 排気ポート孔 21 ボルト孔 22 ビード

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板と、この基板の少なくとも一方に積
    層した2枚以上の副板を有する内燃機関の排気マニホー
    ルド用積層型ガスケットであって、前記副板は、排気ポ
    ート孔を囲む第1平坦部と、該第1平坦部の外径側に隣
    接する斜面部と、該斜面部の外径側に隣接する第2平坦
    部を有するハーフビードをそれぞれ同じ方向に有すると
    共に、更に、前記副板が前記第2平坦部と前記第1平坦
    部とを重ねて形成した支持帯域を介して積層された積層
    型ガスケット。
  2. 【請求項2】 前記支持帯域は、該積層型ガスケットが
    内燃機関の所定位置に取付られ、運転時に押圧、熱膨
    張、振動等の外力を受けて、隣接する前記副板同士が排
    気ポート孔方向に移動してずれても、前記第2平坦部と
    前記第1平坦部との重なり合う部分が残るように形成さ
    れた請求項1記載の積層型ガスケット。
  3. 【請求項3】 前記支持帯域は、取付け前の状態で前記
    第2平坦部と前記第1平坦部が重なり合う部分の幅が
    0.5mm〜2.0mmであるように形成された請求項
    1又は2に記載の積層型ガスケット。
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