JPH1163133A - トロイダル型無段変速機 - Google Patents

トロイダル型無段変速機

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JPH1163133A
JPH1163133A JP21432397A JP21432397A JPH1163133A JP H1163133 A JPH1163133 A JP H1163133A JP 21432397 A JP21432397 A JP 21432397A JP 21432397 A JP21432397 A JP 21432397A JP H1163133 A JPH1163133 A JP H1163133A
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尚 今西
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ダブルキャビティ型のトロイダル型無段変速
機で、異なるキャビティ内のトラニオン6、6同士の揺
動を同期させる構造の設置の自由度を向上させる。 【解決手段】 各トラニオン6、6の端面に係合ピン5
3、53を固設する。これら各係合ピン53、53を、
各係合腕51、51の先端部に形成した長孔52、52
に係合させる。上記各係合腕51、51の基端部を固定
したロッド48、48は、支持ブラケット50、50に
支持されて、軸方向に亙る変位のみ自在である。この構
成により、異なるキャビティ内のトラニオン6、6同士
の揺動は、同期した状態でのみ可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明に係るトロイダル型
無段変速機は、例えば自動車用の変速機として、或は各
種産業機械用の変速機として、それぞれ利用する。
【0002】
【従来の技術】自動車用変速機として、図6〜7に略示
する様なトロイダル型無段変速機を使用する事が研究さ
れている。このトロイダル型無段変速機は、例えば実開
昭62−71465号公報に開示されている様に、入力
軸1と同心に入力側ディスク2を支持し、この入力軸1
と同心に配置した出力軸3の端部に出力側ディスク4を
固定している。トロイダル型無段変速機を納めたケーシ
ングの内側には、上記入力軸1並びに出力軸3に対して
捻れの位置にある枢軸5、5を中心に揺動するトラニオ
ン6、6を設けている。
【0003】これら各トラニオン6、6は、両端部外側
面に上記各枢軸5、5を設けている。又、上記各トラニ
オン6、6の中心部には変位軸7、7の基端部を支持
し、上記枢軸5、5を中心に各トラニオン6、6を揺動
させる事により、上記各変位軸7、7の傾斜角度の調節
を自在としている。上記各変位軸7、7の周囲には、そ
れぞれパワーローラ8、8を回転自在に支持し、これら
各パワーローラ8、8を、上記入力側、出力側両ディス
ク2、4の間に挟持している。これら入力側、出力側両
ディスク2、4の互いに対向する内側面2a、4aは、
それぞれ断面が上記枢軸5を中心とする円弧状の凹面を
なしている。そして、球状凸面に形成した各パワーロー
ラ8、8の周面8a、8aを、上記各内側面2a、4a
に当接させている。
【0004】上記入力軸1と入力側ディスク2との間に
は、ローディングカム式の押圧装置9を設け、この押圧
装置9によって、前記入力側ディスク2を出力側ディス
ク4に向け、弾性的に押圧している。この押圧装置9
は、入力軸1と共に回転するカム板10と、保持器11
により保持された複数個(例えば4個)のローラ12、
12とから構成している。上記カム板10の片側面(図
6〜7の左側面)には、円周方向に亙る凹凸面であるカ
ム面13を形成し、前記入力側ディスク2の外側面(図
6〜7の右側面)にも、同様のカム面14を形成してい
る。そして、上記複数個のローラ12、12を、上記入
力軸1の中心に対して放射方向の軸を中心とする回転自
在に支持している。
【0005】上述の様に構成するトロイダル型無段変速
機の使用時、入力軸1の回転に伴ってカム板10が回転
すると、カム面13によって複数個のローラ12、12
が、入力側ディスク2の外側面のカム面14に押圧され
る。この結果、上記入力側ディスク2が、上記複数のパ
ワーローラ8、8に押圧されると同時に、前記1対のカ
ム面13、14と複数個のローラ12、12との押し付
け合いに基づいて、上記入力側ディスク2が回転する。
そして、この入力側ディスク2の回転が、上記複数のパ
ワーローラ8、8を介して出力側ディスク4に伝達さ
れ、この出力側ディスク4に固定の出力軸3が回転す
る。
【0006】入力軸1と出力軸3との回転速度比(変速
比)を変える場合で、先ず入力軸1と出力軸3との間で
減速を行なう場合には、枢軸5、5を中心に各トラニオ
ン6、6を所定方向に揺動させ、各パワーローラ8、8
の周面8a、8aが図6に示す様に、入力側ディスク2
の内側面2aの中心寄り部分と出力側ディスク4の内側
面4aの外周寄り部分とにそれぞれ当接する様に、各変
位軸7、7を傾斜させる。反対に、増速を行なう場合に
は、上記枢軸5、5を中心に上記各トラニオン6、6を
逆方向に揺動させ、各パワーローラ8、8の周面8a、
8aが図7に示す様に、入力側ディスク2の内側面2a
の外周寄り部分と出力側ディスク4の内側面4aの中心
寄り部分とに、それぞれ当接する様に、各変位軸7、7
を傾斜させる。各変位軸7、7の傾斜角度を図6と図7
との中間にすれば、入力軸1と出力軸3との間で、中間
の変速比を得られる。
【0007】更に、図8〜9は、実願昭63−6929
3号(実開平1−173552号)のマイクロフィルム
に記載された、より具体化されたトロイダル型無段変速
機を示している。入力側ディスク2と出力側ディスク4
とは円管状の入力軸15の周囲に、それぞれニードル軸
受16、16を介して回転自在に支持している。又、カ
ム板10は前記入力軸15の端部(図8の左端部)外周
面にスプライン係合し、鍔部17によって上記入力側デ
ィスク2から離れる方向への移動を阻止している。そし
て、このカム板10とローラ12、12とにより、上記
入力軸15の回転に基づいて上記入力側ディスク2を、
出力側ディスク4に向け押圧しつつ回転させる、ローデ
ィングカム式の押圧装置9を構成している。上記出力側
ディスク4には出力歯車18を、キー19、19により
結合し、これら出力側ディスク4と出力歯車18とが同
期して回転する様にしている。
【0008】1対のトラニオン6、6の両端部は1対の
支持板20、20に、揺動並びに軸方向(図8の表裏方
向、図9の左右方向)に亙る変位自在に支持している。
そして、上記各トラニオン6、6の中間部に形成した円
孔23、23部分に、変位軸7、7を支持している。こ
れら各変位軸7、7は、互いに平行で且つ偏心した支持
軸部21、21と枢支軸部22、22とを、それぞれ有
する。このうちの各支持軸部21、21を上記各円孔2
3、23の内側に、ラジアルニードル軸受24、24を
介して、回転自在に支持している。又、上記各枢支軸部
22、22の周囲にパワーローラ8、8を、ラジアルニ
ードル軸受25、25を介して回転自在に支持してい
る。
【0009】尚、上記1対の変位軸7、7は、上記入力
軸15に対して180度反対側位置に設けている。又、
これら各変位軸7、7の各枢支軸部22、22が各支持
軸部21、21に対し偏心している方向は、上記入力
側、出力側両ディスク2、4の回転方向に関し同方向
(図9で左右逆方向)としている。又、偏心方向は、上
記入力軸15の配設方向に対しほぼ直交する方向として
いる。従って上記各パワーローラ8、8は、上記入力軸
15の配設方向に亙る若干の変位自在である。この結
果、運転時に前記押圧装置9が発生させるスラスト荷重
に基づく構成各部材の弾性変形等に起因して、上記各パ
ワーローラ8、8が前記入力軸15の軸方向(図8の左
右方向、図9の表裏方向)に変位する傾向になった場合
でも、構成各部材に無理な力を加える事なく、この変位
を吸収できる。
【0010】又、上記各パワーローラ8、8の外側面と
前記各トラニオン6、6の中間部内側面との間には、パ
ワーローラ8、8の外側面の側から順に、スラスト玉軸
受26、26とスラストニードル軸受27、27とを設
けている。このうちのスラスト玉軸受26、26は、前
記各パワーローラ8、8に加わるスラスト方向の荷重を
支承しつつ、これら各パワーローラ8、8の回転を許容
するものである。この様なスラスト玉軸受26、26は
それぞれ、複数個ずつの玉29、29と、各玉29、2
9を転動自在に保持する円環状の保持器28、28と、
スラスト軌道輪である円環状の外輪30、30とから構
成している。各スラスト玉軸受26、26の内輪軌道は
上記各パワーローラ8、8の外側面に、外輪軌道は上記
各外輪30、30の内側面に、それぞれ形成している。
【0011】又、上記スラストニードル軸受27、27
は、レース31と保持器32とニードル33、33とか
ら構成する。このうちのレース31と保持器32とは、
回転方向に亙る若干の変位自在に組み合わせている。こ
の様なスラストニードル軸受27、27は、上記レース
31、31を上記各トラニオン6、6の内側面に当接さ
せた状態で、この内側面と上記外輪30、30の外側面
との間に挟持している。この様なスラストニードル軸受
27、27は、上記各パワーローラ8、8から上記各外
輪30、30に加わるスラスト荷重を支承しつつ、前記
枢支軸部22、22及び上記外輪30、30が前記支持
軸部21、21を中心に揺動する事を許容する。
【0012】更に、前記各トラニオン6、6の一端部
(図9の左端部)にはそれぞれ駆動ロッド36、36を
結合し、各駆動ロッド36、36の中間部外周面に駆動
ピストン37、37を固設している。そして、これら各
駆動ピストン37、37を、それぞれ駆動シリンダ3
8、38内に油密に嵌装している。
【0013】上述の様に構成するトロイダル型無段変速
機の運転時、入力軸15の回転は押圧装置9を介して入
力側ディスク2に伝わる。そして、この入力側ディスク
2の回転が、1対のパワーローラ8、8を介して出力側
ディスク4に伝わる。この出力側ディスク4の回転は、
前記出力歯車18より取り出す。
【0014】入力軸15と出力歯車18との間の回転速
度比を変える場合には、上記1対の駆動ピストン37、
37を互いに逆方向に変位させる。これら各駆動ピスト
ン37、37の変位に伴って上記1対のトラニオン6、
6が、それぞれ逆方向に変位し、例えば図9の下側のパ
ワーローラ8が同図の右側に、同図の上側のパワーロー
ラ8が同図の左側に、それぞれ変位する。この結果、こ
れら各パワーローラ8、8の周面8a、8aと上記入力
側ディスク2及び出力側ディスク4の内側面2a、4a
との当接部に作用する、接線方向の力の向きが変化す
る。そして、この力の向きの変化に伴って前記各トラニ
オン6、6が、支持板20、20に枢支された枢軸5、
5を中心として、互いに逆方向に揺動する。この結果、
前述の図6〜7に示した様に、上記各パワーローラ8、
8の周面8a、8aと上記各内側面2a、4aとの当接
位置が変化し、上記入力軸15と出力歯車18との間の
回転速度比が変化する。
【0015】又、上記各トラニオン6、6の端部外周面
には、前記枢軸5、5と同心の円弧面39、39を形成
している。そして、これら両円弧面39、39同士の間
にケーブル40を、たすき掛けに掛け渡している。尚、
このケーブル40の一部で、上記各円弧面39、39に
対応する部分には止め具41、41を設け、この止め具
41、41を上記各円弧面39、39の一部に形成した
係止凹部に嵌合させて、これらケーブル40と各円弧面
39、39とが滑る事を防止している。この様なケーブ
ル40は、上記両トラニオン6、6の揺動を互いに同期
させる役目を有する。そして、前記駆動ロッド36、3
6、駆動ピストン37、37、駆動シリンダ38、38
等を含んで構成される油圧駆動装置の故障時にも、上記
両トラニオン6、6を互いに同期して揺動させる。従っ
て、上記油圧駆動装置の故障時にも、対となる入力側デ
ィスク2と出力側ディスク4とに挟まれた複数のパワー
ローラ8、8の傾斜方向がばらばらになる事がない。こ
の結果、上記各ディスク2、4の内側面2a、4aと各
パワーローラ8、8の周面8a、8aとの間に過大な摩
擦力が作用する事がなくなって、トロイダル型無段変速
機が致命的な損傷を受ける事がなくなり、しかも最低限
の動力伝達を確保できる。
【0016】この様な役目を果たすケーブル40の配設
構造に就いては従来から、上述した実願昭63−692
93号(実開平1−173552号)のマイクロフィル
ムに記載された構造の他、特開昭63−67458号公
報、特開平4−327051号公報、実開昭62−20
0852号公報等に記載されたものが知られている。
又、前記図8〜9に記載した構造に比べてより大きな動
力の伝達を行わせるべく、入力側ディスク2、2と出力
側ディスク4、4とを2組、動力の伝達方向に関して互
いに並列に設けた、所謂ダブルキャビティ型のトロイダ
ル型無段変速機を構成する複数個のトラニオンの傾斜方
向を一致させる構造も、上記特開平4−327051号
公報に記載されている様に、従来から知られている。図
10〜11は、この特開平4−327051号公報に記
載された構造の2例を示している。この図10〜11に
より、ダブルキャビティ型のトロイダル型無段変速機の
基本構成、並びにダブルキャビティ型のトロイダル型無
段変速機に於ける上記ケーブル40の機能に就いて説明
する。
【0017】各組の入力側ディスク2、2と出力側ディ
スク4、4との間には2個ずつ、合計4個のパワーロー
ラ8、8を設け、これら各パワーローラ8、8を、4個
のトラニオン6、6の内側面に回転自在に支持してい
る。軸方向(図10〜11の左右方向)両端に存在する
1対の入力側ディスク2、2(第一、第二外側ディス
ク)から軸方向中央部に存在する1対の出力側ディスク
4、4(第一、第二内側ディスク)に伝達した回転動力
は、これら両出力側ディスク4、4の間に結合した大歯
車43と、この大歯車43に噛合した小歯車44とを介
して、出力軸45に取り出す。
【0018】上記ケーブル40を含む同期機構を構成す
べく、上述の様なダブルキャビティ型のトロイダル型無
段変速機を構成する各トラニオン6、6の軸方向(図1
0〜11の表裏方向)端部に、プーリ42、42を固定
している。このプーリ42、42の外周面は、枢軸5、
5(図9参照)と同心の円弧面としている。そして、こ
れら各プーリ42、42の外周面に形成した凹溝にケー
ブル40、40a、40bの一部を、嵌合させる様にし
て掛け渡し、上記4個のトラニオン6、6を同期して揺
動させる様にしている。即ち、何れの構造の場合も、各
組を構成する1対のトラニオン6、6の端部に固定した
1対のプーリ42、42同士の間に上記ケーブル40、
40を、たすき掛けに掛け渡している。従って、各組を
構成する(同一キャビティ内に存在する)1対のトラニ
オン6、6は、逆方向に同一角度だけ回動自在であり、
対角線位置に存在する(異なるキャビティ内で入力軸1
5の円周方向反対側に存在する)プーリ42、42は、
同方向に同一角度だけ回動自在である。
【0019】この為に図10に示した第1例の構造で
は、上記対角線位置に存在するプーリ42、42同士の
間にのみ、ケーブル40aを掛け渡し、止め具46、4
6によって、このケーブル40aと上記対角線位置に存
在するプーリ42、42とを結合している。一方、図1
1に示した第2例の構造では、ケーブル40bを総ての
プーリ42、42に掛け渡す代わりに、対角線位置に存
在する1対のプーリ42、42にのみ、止め具46、4
6により、このケーブル40bを結合している。残りの
プーリ42、42とケーブル40bとの間には滑り板4
7、47を介在させて、このケーブル40bの動きがこ
の残りのプーリ42、42に伝わらない様にしている。
図11に示した構造は、ケーブル40bが、出力側ディ
スク4、4及び大歯車43の外周縁等、トロイダル型無
段変速機を構成する他の部材と干渉する事を防止する為
に採用する。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】上述の様に構成される
トロイダル型無段変速機に組み込むケーブル40、40
a、40bは、故障時に各トラニオン6、6の揺動を確
実に同期させる必要上、或る程度太いものを使用する必
要があり、設置スペースを要する事が避けられない。即
ち、上記各ケーブル40、40a、40bは、特性上プ
ーリ42、42同士の間に存在する部分は直線状に配置
する必要があり、当該部分には他の部材を配置できな
い。同一のキャビティ内に設置した1対のトラニオン
6、6の揺動を同期させる為のケーブル40の場合に
は、対となる入力側ディスク2と出力側ディスク4との
間に配置できる為、特に問題はないが、異なるキャビテ
ィ内に設置したトラニオン6、6の揺動を同期させる為
のケーブル40a、40bの場合には、設置が困難な場
合がある。
【0021】例えば、図10に示した構造の場合には、
上記ケーブル40aと大歯車43との干渉を防止する
為、この大歯車43の外径をあまり大きくする事ができ
ず、この大歯車43と小歯車44との間の変速比が限定
されてしまう。又、図11に示した構造の場合には、図
示しないケースの内側に1対の出力側ディスク4、4及
び大歯車43を回転自在に支持する部材と上記ケーブル
40bとの干渉防止を考慮する必要がある。即ち、図1
1には省略しているが、出力側ディスク4、4及び大歯
車43はケース内に回転自在に支持されており、このケ
ースの内側にはこれら各部材4、43を支持する為の支
持部材が存在する。上記ケーブル40bは、この支持部
材との干渉を防止しつつ、異なるキャビティ内に設置し
たトラニオン6、6同士の間に掛け渡す必要があり、構
造が面倒になる。本発明のトロイダル型無段変速機は、
上述の様な事情に鑑みて、ダブルキャビティ型のトロイ
ダル型無段変速機の内部に存在する限られた空間内に容
易に設置可能な構造を実現すべく発明したものである。
【0022】
【課題を解決する為の手段】本発明のトロイダル型無段
変速機は、図10〜11に示した様な従来から知られて
いるトロイダル型無段変速機と同様に、第一、第二両内
側ディスクと、第一、第二両外側ディスクと、それぞれ
複数個ずつの第一、第二トラニオンと、それぞれ複数本
ずつの第一、第二両変位軸と、それぞれ複数個ずつの第
一、第二両パワーローラと、第一〜第三同期手段とを備
える。
【0023】このうちの第一、第二両内側ディスクは、
互いに同心に配置されて同期して回転する。又、上記第
一外側ディスクは、上記第一内側ディスクの内側面にそ
の内側面を対向させた状態で上記第一、第二両内側ディ
スクと同心に、且つ、これら第一、第二両内側ディスク
に対して相対回転自在に支持している。又、上記第二外
側ディスクは、上記第二内側ディスクの内側面にその内
側面を対向させた状態で上記第一、第二両内側ディスク
と同心に、且つ、上記第一外側ディスクと同期した回転
自在に支持している。又、上記各第一トラニオンは、上
記各ディスクの軸方向に関して上記第一外側ディスクと
上記第一内側ディスクとの間部分に配置し、上記各ディ
スクの回転中心に対し捻れの位置にある第一枢軸を中心
として揺動する。又、上記各第一変位軸は、一部を上記
各第一トラニオンの内側面から突出させた状態でこれら
各第一トラニオンの中間部に支持している。又、上記各
第一パワーローラは、上記第一変位軸の一部で上記各第
一トラニオンの内側面から突出した部分に回転自在に支
持した状態で、上記第一外側ディスクの内側面と上記第
一内側ディスクの内側面との間に挟持している。又、上
記各第二トラニオンは、上記各ディスクの軸方向に関し
て上記第二外側ディスクと上記第二内側ディスクとの間
部分に配置し、上記各ディスクの回転中心に対し捻れの
位置にある第二枢軸を中心として揺動する。又、上記各
第二変位軸は、一部を上記各第二トラニオンの内側面か
ら突出させた状態でこれら各第二トラニオンの中間部に
支持している。又、上記各第二パワーローラは、上記各
第二変位軸の一部で上記各第二トラニオンの内側面から
突出した部分に回転自在に支持した状態で、上記第二外
側ディスクの内側面と上記第二内側ディスクの内側面と
の間に挟持している。又、上記第一同期手段は上記各第
一トラニオン同士の揺動を互いに同期させ、上記第二同
期手段は上記各第二トラニオン同士の揺動を互いに同期
させ、上記第三同期手段は上記第一、第二両トラニオン
同士の揺動を互いに同期させる。
【0024】特に、本発明のトロイダル型無段変速機に
於いては、上記第三同期手段は、同期部材を有し、この
同期部材を、上記第一、第二両枢軸に対して直角な平面
内で、上記各ディスクの軸方向に対して直角な方向にの
み変位自在としている。又、この同期部材に、同期腕の
基端部を結合支持している。そして、この同期腕の一部
と、上記第一、第二両トラニオンと共に揺動する部分で
上記第一、第二両枢軸の中心から外れた位置とのうちの
一方に、1対の係合突部を形成している。又、上記同期
腕の一部と、上記第一、第二両トラニオンと共に揺動す
る部分で上記第一、第二両枢軸の中心から外れた位置と
のうちの他方に、それぞれが上記各ディスクの軸方向に
長い1対の係合受部を形成している。そして、これら両
係合受部と上記両係合突部との係合に基づき、上記第
一、第二両枢軸を中心とする上記第一、第二両トラニオ
ンの揺動を同期させる様に構成している。
【0025】
【作用】上述の様に構成する本発明のトロイダル型無段
変速機は、前述した従来のトロイダル型無段変速機と同
様の作用に基づき、第一、第二両外側ディスクと第一、
第二両内側ディスクとの間で回転力の伝達を行ない、更
にトラニオンの傾斜角度を変える事により、これら両デ
ィスクの回転速度比を変える。又、第一〜第三の同期手
段で複数のトラニオンを同期して揺動させる事により、
油圧回路の故障時にも致命的な故障を発生させず、しか
も最低限の動力伝達を確保できる。
【0026】特に、本発明のトロイダル型無段変速機の
場合には、異なるキャビティ内に設置した第一、第二ト
ラニオン同士の揺動を同期させる為の第三同期手段の構
造を工夫する事により、この第三同期手段の構成部材と
他の構成部材との干渉防止を有効に図れる。
【0027】
【発明の実施の形態】図1〜4は、本発明の実施の形態
の第1例を示している。尚、本発明の特徴は、ダブルキ
ャビティ型のトロイダル型無段変速機で、異なるキャビ
ティに設けたトラニオン6、6の揺動を同期させる為の
構造にある。その他の部分の構造及び作用に就いては、
前述した従来構造と同様である為、重複する図示並びに
説明を省略若しくは簡略にし、以下、本発明の特徴部分
を中心に説明する。
【0028】それぞれが同期部材であるロッド48、4
8は、ダブルキャビティ型のトロイダル型無段変速機を
納めたケース49の内面に固定した、それぞれ1対ずつ
の支持ブラケット50、50により、各ロッド48、4
8の軸方向(図1〜4の上下方向)に亙る変位のみ自在
に支持している。上記各ロッド48、48の変位方向
は、第一、第二両トラニオン6、6の両端部に設けた第
一、第二両枢軸である各枢軸5、5の軸方向に対して直
角な平面(図1、3、4で紙面と平行に、図2で紙面に
直角方向に、それぞれ存在する仮想平面)内で、第一、
第二両内側ディスクに相当する1対の出力側ディスク
4、4並びに第一、第二両外側ディスクに相当する1対
の入力側ディスク2、2の軸方向(図1、3、4の左右
方向、図2の表裏方向)に対して直角な方向である。
又、上記各ロッド48、48の設置位置は、上記ケース
49の内面の一部で、上記各ディスク2、4の軸方向に
関して、上記1対の出力側ディスク4、4の間部分とし
ている。
【0029】上記各ロッド48、48の軸方向中間部に
は、それぞれが同期腕である、それぞれ1対ずつの係合
腕51、51の基端部を結合支持している。これら各係
合腕51、51は、上記各ロッド48、48の軸方向中
間部から上記各ディスク2、4の軸方向反対側に突出し
ている。そして、これら各係合腕51、51の先端部
を、それぞれが第一、第二トラニオンである各トラニオ
ン6、6の端部に固設した、それぞれが第一、第二枢軸
である枢軸5、5の外端面の外周縁寄り部分に対向させ
ている。
【0030】本例の場合には、上記各係合腕51、51
の先端部に、それぞれが係合受部に相当する、長孔5
2、52を形成している。これら各長孔52、52は、
上記各ディスク2、4の軸方向に長い。一方、上記各枢
軸5、5の外端面で、これら各枢軸5、5の中心から外
れた位置には、それぞれが係合突部である、係合ピン5
3、53を固設している。そして、上記両係合ピン5
3、53をこれら両長孔52、52に、これら両長孔5
2、52の長さ方向に亙る変位自在に係合させている。
そして、これら長孔52、52と係合ピン53、53と
の係合に基づき、異なるキャビティ内に存在するトラニ
オン6、6同士の間で、上記各枢軸5、5を中心とする
揺動を同期させる様にしている。尚、同一のキャビティ
内に存在するトラニオン6、6同士の揺動は、前述した
従来構造の場合と同様に、これら両トラニオン6、6同
士の間にたすき掛けにした第一、第二同期手段に相当す
るケーブル40、40により同期させる。
【0031】上述の様に構成する本発明のトロイダル型
無段変速機の場合には、通常時、即ち、上記各トラニオ
ン6、6を揺動変位させる為の油圧機構等が正常に機能
し、これら各トラニオン6、6同士が互いに同期して揺
動する際には、上記各係合ピン53、53が上記各ロッ
ド48、48を軸方向に変位させる。即ち、上記各トラ
ニオン6、6が揺動し、これら各トラニオン6、6の端
部に設けた各枢軸5、5が図1に示した状態から図3に
示した状態にまで回動すると、これら各枢軸5、5の端
面に固設した上記各係合ピン53、53が前記各係合腕
51、51を上記ロッド48、48の軸方向に押し引き
し、これら各ロッド48、48を変位させる。この際に
は、上記各係合ピン53、53が、上記各係合腕51、
51の先端部を同一方向に同一長さだけ変位させる。従
って、上記各ロッド48、48には、これら各ロッド4
8、48を傾斜させる方向のモーメントが加わる事はな
く、これら各ロッド48、48の変位は軽い力で行なわ
れる。
【0032】これに対して、上記油圧機構等の故障によ
り、上記各トラニオン6、6同士の揺動が、上記油圧機
構側からは行なわれなくなった場合には、上記各ロッド
48、48が上記各トラニオン6、6同士の揺動を同期
させる。即ち、上記各ロッド48、48は、上記各トラ
ニオン6、6の揺動に伴って軸方向に変位するが、この
変位は上記各トラニオン6、6の揺動が同期している限
り可能である。従って、上記油圧機構が故障した場合で
も、揺動しようとする力の大きいトラニオン6の動き
が、上記各ロッド48、48を介して他のトラニオン6
に伝達される。各トラニオン6、6を互いに異なる方向
に揺動させようとする力が釣り合った場合には、何れの
トラニオン6、6も、そのままの位置で動かない。従っ
て、何れにしても、異なるキャビティ内に存在するトラ
ニオン6、6の揺動角度が互いに異なる事はなくなる。
又、同一のキャビティ内のトラニオン6、6同士の揺動
角度は、前記各ケーブル40、40により同期する。こ
の結果、入力側ディスク2、2と出力側ディスク4、4
との間での最低限の動力伝達は確保できる。
【0033】前述の様に構成し上述の様に作用する本発
明のトロイダル型無段変速機の場合には、異なるキャビ
ティ内に設置したトラニオン6、6同士の揺動を同期さ
せる為の第三同期手段を構成するロッド48、48等の
部材を、比較的空間に余裕のある、ケース49の内面の
一部で、上記各ディスク2、4の軸方向に関して、上記
1対の出力側ディスク4、4の間部分で、しかも上記各
トラニオン6、6の外端部に設けた枢軸5、5よりも更
に外側部分に設置できる。従って、上記ロッド48、4
8等、上記第三同期手段の構成部材と他の構成部材との
干渉防止を有効に図れ、ダブルキャビティ型の無段変速
機の設計の自由度が向上する。尚、前記係合ピン53、
53と係合する長孔52、52の長さや、上記各ロッド
48、48の両端部を支持する為の支持ブラケット5
0、50の設置位置を規制すれば、これら長孔52、5
2、或は各支持ブラケット50、50を、上記各トラニ
オン6、6の揺動量を規制する為のストッパとして機能
させる事もできる。即ち、上記各トラニオン6、6が限
界まで揺動変位した状態で、図3に示す様に、上記各係
合ピン53、53を長孔52、52の端部にまで移動さ
せるか、或は図4に示すように、前記各係合腕51、5
1が上記各支持ブラケット50、50に衝合する様にす
れば、上記各トラニオン6、6の揺動量を規制できる。
【0034】次に、図5は、本発明の実施の形態の第2
例を示している。本例の場合には、異なるキャビティ内
にそれぞれ1対ずつ設けたトラニオン6、6のうち、そ
れぞれ1個ずつのトラニオン6、6同士の間部分にの
み、ロッド48を組み込んだ第三の同期手段を設けてい
る。又、上記ロッド48の両端部を支持する1対の支持
ブラケット50、50の内周面にそれぞれ滑り軸受5
4、54、或は転がり軸受等のリニア軸受を設けて、上
記ロッド48の軸方向に亙る変位が円滑に行なわれる様
にしている。その他の構成及び作用は、上述した第1例
の場合と同様である為、重複する説明は省略する。
【0035】尚、図示の各例の場合には、各トラニオン
6、6の端部に固設した各枢軸5、5の外端面に係合ピ
ン53、53を固設し、各係合腕51、51の先端部に
長孔52、52を形成している。但し、本発明を実施す
る場合には、これとは逆に、各係合腕51、51の先端
部に係合ピン53、53を固設し、各枢軸5、5の外端
面に、これら各係合ピン53、53を係合させる為の係
合凹溝を形成しても良い。更に、この係合凹溝を形成す
るか、或は上記係合ピン53、53を固設する、各トラ
ニオン6、6と共に揺動する部分は、上記各枢軸5、5
の外端面に代えて、上記各トラニオン6、6に固設した
プーリの外端面でも良い。
【0036】
【発明の効果】本発明は、以上に述べた通り構成され作
用する為、トロイダル型無段変速機の小型・軽量化、性
能の向上が容易になる等、設計の自由度が向上し、大き
なトルクの伝達が可能なダブルキャビティ型の無段変速
機の実用化に寄与できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の第1例を、トラニオンを
中立状態とし、一部を切断した状態で示す、ケーブル配
設部分を図9の左方から見た略図。
【図2】説明の為、部分により切断位置を変えた状態で
図1側方から見た断面図。
【図3】トラニオンを限界位置まで揺動させた状態で示
す、図1と同様の図。
【図4】別構造でトラニオンを限界位置まで揺動させた
状態で示す、図1と同様の図。
【図5】本発明の実施の形態の第2例を示す、図1と同
様の図。
【図6】従来から知られているトロイダル型無段変速機
の基本的構成を、最大減速時の状態で示す側面図。
【図7】同じく最大増速時の状態で示す側面図。
【図8】従来の具体的構造の1例を示す断面図。
【図9】図8のA−A断面図。
【図10】従来から知られたケーブルの配設部分の第1
例を示す断面図。
【図11】同第2例を示す断面図。
【符号の説明】
1 入力軸 2 入力側ディスク(第一、第二外側ディスク) 2a 内側面 3 出力軸 4 出力側ディスク(第一、第二内側ディスク) 4a 内側面 5 枢軸 6 トラニオン 7 変位軸 8 パワーローラ 8a 周面 9 押圧装置 10 カム板 11 保持器 12 ローラ 13、14 カム面 15 入力軸 16 ニードル軸受 17 鍔部 18 出力歯車 19 キー 20 支持板 21 支持軸部 22 枢支軸部 23 円孔 24、25 ラジアルニードル軸受 26 スラスト玉軸受 27 スラストニードル軸受 28 保持器 29 玉 30 外輪 31 レース 32 保持器 33 ニードル 36 駆動ロッド 37 駆動ピストン 38 駆動シリンダ 39 円弧面 40、40a、40b ケーブル 41 止め具 42 プーリ 43 大歯車 44 小歯車 45 出力軸 46 止め具 47 滑り板 48 ロッド 49 ケース 50 支持ブラケット 51 係合腕 52 長孔 53 係合ピン 54 滑り軸受

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに同心に配置されて同期して回転す
    る第一、第二両内側ディスクと、このうちの第一内側デ
    ィスクの内側面にその内側面を対向させた状態で上記第
    一、第二両内側ディスクと同心に、且つ、これら第一、
    第二両内側ディスクに対して相対回転自在に支持された
    第一外側ディスクと、上記第二内側ディスクの内側面に
    その内側面を対向させた状態で上記第一、第二両内側デ
    ィスクと同心に、且つ、上記第一外側ディスクと同期し
    た回転自在に支持された第二外側ディスクと、上記各デ
    ィスクの軸方向に関して上記第一外側ディスクと上記第
    一内側ディスクとの間部分に配置され、上記各ディスク
    の回転中心に対し捻れの位置にある第一枢軸を中心とし
    て揺動する、複数個の第一トラニオンと、一部をこれら
    各第一トラニオンの内側面から突出させた状態でこれら
    各第一トラニオンの中間部に支持された、複数本の第一
    変位軸と、これら第一変位軸の一部で上記各第一トラニ
    オンの内側面から突出した部分に回転自在に支持された
    状態で、上記第一外側ディスクの内側面と上記第一内側
    ディスクの内側面との間に挟持された、複数個の第一パ
    ワーローラと、上記各ディスクの軸方向に関して上記第
    二外側ディスクと上記第二内側ディスクとの間部分に配
    置され、上記各ディスクの回転中心に対し捻れの位置に
    ある第二枢軸を中心として揺動する、複数個の第二トラ
    ニオンと、一部をこれら各第二トラニオンの内側面から
    突出させた状態でこれら各第二トラニオンの中間部に支
    持された、複数本の第二変位軸と、これら第二変位軸の
    一部で上記各第二トラニオンの内側面から突出した部分
    に回転自在に支持された状態で、上記第二外側ディスク
    の内側面と上記第二内側ディスクの内側面との間に挟持
    された、複数個の第二パワーローラと、上記各第一トラ
    ニオン同士の揺動を互いに同期させる第一同期手段と、
    上記各第二トラニオン同士の揺動を互いに同期させる第
    二同期手段と、上記第一、第二両トラニオン同士の揺動
    を互いに同期させる第三同期手段とを備えたトロイダル
    型無段変速機に於いて、上記第三同期手段は、上記第
    一、第二両枢軸に対して直角な平面内で、上記各ディス
    クの軸方向に対して直角な方向にのみ変位自在な同期部
    材と、この同期部材にその基端部を結合支持した同期腕
    と、この同期腕の一部と上記第一、第二両トラニオンと
    共に揺動する部分で上記第一、第二両枢軸の中心から外
    れた位置とのうちの一方に形成した1対の係合突部と、
    上記同期腕の一部と上記第一、第二両トラニオンと共に
    揺動する部分で上記第一、第二両枢軸の中心から外れた
    位置とのうちの他方に形成した、それぞれが上記各ディ
    スクの軸方向に長い1対の係合受部とを備え、これら両
    係合受部と上記両係合突部との係合に基づき、上記第
    一、第二両枢軸を中心とする上記第一、第二両トラニオ
    ンの揺動を同期させるものである事を特徴とするトロイ
    ダル型無段変速機。
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