JPH116290A - コンクリート型枠の間隔保持具 - Google Patents
コンクリート型枠の間隔保持具Info
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Abstract
形成に際して、外側のコーナ用型枠の内面に沿って立設
配置した模様板が邪魔になることなく、積み上げ状態の
上下コーナ用型枠の接合部において、内外側のコーナ用
型枠間に容易に装着することができるコンクリート型枠
の間隔保持具を提供する。 【解決手段】 互いに係脱可能な第1保持具21と第2
保持具22とを備える。第1保持具21には、内側の下
コーナ用型枠13に係合する内側規制部材26と、模様
板16上の挿通孔19を介して外側の上下コーナ用型枠
14の一側部14a間に挿入可能な第1挿入部材28
と、模様板14上に接合する第1接合部材27と、外側
の上下コーナ用型枠14の一側部外側縁に係合する第1
外側規制部材29と設ける。第2保持具22には、第1
保持具21に係合する係止フック31と、第2挿入部材
33と、第2接合部材32と、第2外側規制部材34と
を設ける。
Description
コンクリートなどを形成するためのコンクリート型枠の
間隔保持具に関するものである。
造物を形成する場合には、複数のコンクリート型枠を長
手方向に連結するとともに、高さ方向に積み上げた状態
で、内側及び外側に所定間隔をおいて対向配置してい
た。また、コンクリート構造物のコーナ部の形成箇所に
おいては、コンクリート型枠及びコーナ用型枠を横方向
に連結するとともに、高さ方向に積み上げた状態で、内
側及び外側に所定間隔をおいて対向配置していた。
クリート型枠の上端部間、及び最下部に位置する内外側
のコンクリート型枠の下端部間には、型枠間の間隔を保
持するための端部間隔保持具を配設していた。同様に、
最上部に位置する内外側のコーナ用型枠の上端部間、及
び最下部に位置する内外側のコーナ用型枠の下端部間に
も、型枠間の間隔を保持するための端部間隔保持具を配
設していた。
枠の接合部において、内外側のコンクリート型枠間に
は、型枠間の間隔を保持するための中間部間隔保持具を
配設していた。同様に、積み上げ状態の上下コーナ用型
枠の接合部において、内外側のコーナ用型枠間にも、型
枠間の間隔を保持するための中間部間隔保持具を配設し
ていた。
壁等の構造物の形成に際して、その構造物の外表面に石
目模様等の凹凸模様を付与する必要がある場合には、表
面に凹凸状の模様形成面を有する模様板を使用してい
た。すなわち、複数のコンクリート型枠及びコーナ用型
枠を横方向に連結するとともに、高さ方向に積み上げた
状態で、内側及び外側に所定間隔をおいて対向配置した
後、外側のコンクリート型枠及びコーナ用型枠の内面に
沿って模様板を立設配置していた。
に高さの高いコンクリート壁等の構造物の形成に際し
て、外側のコンクリート型枠及びコーナ要型枠の内面に
沿って模様板を立設配置した場合には、従来構成の中間
部間隔保持具を配設することができないという問題があ
った。すなわち、積み上げ状態の上下コンクリート型枠
の接合部及び上下コーナ用型枠の接合部には、模様板が
隣接配置されている。そのため、これらの模様板が邪魔
になって、内外側のコンクリート型枠間及びコーナ用型
枠間に、中間部間隔保持具を装着することが困難であ
る。
する問題点に着目してなされたものである。その目的と
するところは、高さの高いコンクリート壁等の構造物の
コーナ部の形成に際して、外側のコンクリート型枠及び
コーナ用型枠の内面に沿って模様板を立設配置した場合
でも、その模様板が邪魔になることなく、積み上げ状態
の上下コーナ用型枠の接合部において、内外側のコーナ
用型枠間に容易に装着して使用することができるコンク
リート型枠の間隔保持具を提供することにある。
めに、請求項1に記載の発明では、コンクリート型枠及
びコーナ用型枠を横方向に連結するとともに、高さ方向
に積み上げた状態で、内側及び外側に所定間隔をおいて
対向配置し、外側のコンクリート型枠及びコーナ用型枠
の内面に沿って模様板を立設配置し、積み上げ状態の上
下コーナ用型枠の接合部にて、内外側のコーナ用型枠間
の間隔を保持するコンクリート型枠の間隔保持具におい
て、互いに係脱可能な第1保持具と第2保持具とを備
え、第1保持具本体の一端には、内側の下コーナ用型枠
の隅角部に係合可能な内側規制部材を固定し、第1保持
具本体の他端には、模様板上の挿通孔を介して外側の上
下コーナ用型枠の一側部間に挿入可能な第1挿入部材
と、模様板の内面に接合可能な円錐台形状の第1接合部
材とを着脱可能に取り付け、第1挿入部材の先端には、
外側の上下コーナ用型枠の一側部外側縁に係合可能な第
1外側規制部材を着脱可能に取り付け、第2保持具本体
の一端には、第1保持具本体の中間部に係合可能な係止
フックを形成し、第2保持具本体の他端には、模様板上
の挿通孔を介して外側の上下コーナ用型枠の他側部間に
挿入可能な第2挿入部材と、模様板の内面に接合可能な
円錐台形状の第2接合部材とを着脱可能に取り付け、第
2挿入部材の先端には、外側の上下コーナ用型枠の他側
部外側縁に係合可能な第2外側規制部材を着脱可能に取
り付けたものである。
載のコンクリート型枠の間隔保持具において、前記第1
保持具の中間部に第2保持具の係止フックを係合させた
状態で、内側規制部材と第1挿入部材と第2挿入部材と
がほぼ同一平面上に配置されるようにしたものである。
は請求項2に記載のコンクリート型枠の間隔保持具にお
いて、前記第1保持具の内側規制部材には幅狭部を形成
し、その幅狭部上には内側規制部材の先端を折取るため
の折取り部を設けたものである。
し請求項3のいずれかに記載のコンクリート型枠の間隔
保持具において、前記第1保持具の内側規制部材には、
内側の上下コーナ用型枠の内で、少なくとも上コーナ用
型枠に結合可能な結合部を設けたものである。
し請求項4のいずれかに記載のコンクリート型枠の間隔
保持具において、前記第1保持具本体を金属棒により形
成するとともに、内側規制部材を金属板により形成し、
内側規制部材上の嵌合溝に第1保持具本体の一端を嵌合
した状態で、内側規制部材を第1保持具本体に溶接固定
したものである。
を、図面に基づいて詳細に説明する。図1に示すよう
に、コンクリート型枠11は所定厚さの横長四角板状に
形成され、その外面の一側縁には複数の連結ピン12が
所定間隔をおいて配設されている。そして、高さの高い
コンクリート壁等の構造物を形成する場合には、このコ
ンクリート型枠11が連結ピン12により長手方向に複
数個連結されるとともに、高さ方向に複数段積み上げら
れた状態で、内側及び外側に所定間隔をおいて対向配置
される。
枠14は平面形ほぼL字状に形成され、それらの外面の
一側縁には複数の連結ピン15が所定間隔をおいて配設
されている。そして、高さの高いコンクリート構造物の
コーナ部の形成箇所において、この内外側のコーナ用型
枠13,14が連結ピン12,15により、前記コンク
リート型枠11と横方向に連結されるとともに、高さ方
向に複数段積み上げられた状態で、内側及び外側に所定
間隔をおいて対向配置される。
され、その上端には折曲部16aが形成されるととも
に、表面には凹凸状の模様形成面16bが設けられてい
る。そして、コンクリート壁等の構造物の外表面に、岩
石状の凹凸模様を付与する場合には、外側のコンクリー
ト型枠11及びコーナ用型枠14の上端縁に模様板16
の折曲部16aを係止することにより、模様板16がそ
れらのコンクリート型枠11及びコーナ用型枠14の内
面に沿って、高さ方向の全長に亘って立設配置される。
に形成されている。そして、図1及び図4に示すよう
に、外側のコンクリート型枠11及びコーナ用型枠14
を高さ方向に積み上げる際に、各一対の連結具17が上
下のコンクリート型枠11間及びコーナ用型枠14間の
両側部にそれぞれ介装される。これにより、上下のコン
クリート型枠11及びコーナ用型枠14が内側及び外側
へ位置ずれしないように連結されるとともに、上下のコ
ンクリート型枠11間及びコーナ用型枠14間の接合部
に所定の隙間18が形成される。
外側コーナ用型枠14間の隙間18と対応するように、
模様板16の中間部に形成されている。コーナ用の中間
部間隔保持具20は積み上げ状態にある上下コーナ用型
枠13,14の接合部において、内外側のコーナ用型枠
13,14間に模様板16の挿通孔19を介して装着さ
れる。そして、この間隔保持具20によって、内外側の
コーナ用型枠13,14の中間部が所定間隔に保持され
るようになっている。
外側のコーナ用型枠13,14の上端部間、及び最下部
に位置する内外側のコーナ用型枠13,14の下端部間
には、図示しないコーナ用の端部間隔保持具が装着され
ている。そして、これらの端部間隔保持具によって、内
外側のコーナ用型枠13,14の上端部及び下端部が所
定間隔に保持されるようになっている。
リート型枠11の上端部間、中間部間及び下端部間に
は、図示しない別構成の間隔保持具がそれぞれ装着され
ている。そして、これらの間隔保持具によって、内外側
のコンクリート型枠11の上端部、中間部及び下端部が
所定間隔に保持されるようになっている。
20は、第1保持具21と第2保持具22とから構成さ
れている。第1保持具21は、第1保持具本体25と、
その第1保持具本体25の一端に固定された内側規制部
材26とを備えている。さらに、第1保持具21は、第
1保持具本体25の他端に着脱可能に取り付けられた第
1接合部材27と、その第1接合部材27の外側に突設
された第1挿入部材28と、その第1挿入部材28の先
端に着脱可能に取り付けられる第1外側規制部材29と
を備えている。
本体30と、その第2保持具本体の一端に折曲形成され
た係止フック31とを備えている。さらに、第2保持具
22は、第2保持具本体30の他端に着脱可能に取り付
けられた第2接合部材32と、その第2接合部材32の
外側に突設された第2挿入部材33と、その第2挿入部
材33の先端に着脱可能に取り付けられる第2外側規制
部材34とを備えている。
成され、その端部にはネジ部25aが形成されるととも
に、中間部にはほぼ120度の角度で折曲する折曲部2
5bが形成されている。第2保持具本体30は金属棒に
より形成され、その端部にはネジ部30aが形成されて
いる。そして、図3に示すように、第2保持具本体30
の係止フック31が第1保持具本体25の折曲部25b
に離脱可能に係合され、この係合状態で内側規制部材2
6と第1挿入部材28と第2挿入部材33とが、ほぼ同
一平面上に配置されるようになっている。
され、その先端下面には下部に位置する内側コーナ用型
枠13の隅角部の内外両側縁と係合可能な一対の規制片
26aが突設されている。幅狭部35は内側規制部材2
6の中央部に形成され、この幅狭部35上には薄肉状の
折取り部36が幅方向に延長形成されている。
端上面の中央に長手方向へ延長形成されている。そし
て、この嵌合溝37に第1保持具本体25のネジ部25
aと反対側の端部を嵌合させた状態で、内側規制部材2
6が第1保持具本体25に溶接固定されている。
部材26上に形成されている。そして、図3及び図4に
示すように、内側規制部材26が積み上げ状態の上下内
側コーナ用型枠13間に配置された状態で、この結合孔
38及び上下内側コーナ用型枠13上の挿通孔39に結
合ピン40が挿通される。これにより、上下内側コーナ
用型枠13が内側規制部材26に結合されて位置規制さ
れる。
合成樹脂により、外側に向かって次第に拡径した円錐台
形状に形成され、それらの内側中央にはネジ孔27a,
32aが形成されるとともに、外側中央にはボス部27
b,32bが形成されている。そして、これらのネジ孔
27a,32aを第1及び第2の保持具本体25,30
のネジ部25a,30aに螺合することにより、第1及
び第2の接合部材27,32が第1及び第2の保持具本
体25,30に着脱可能に取り付けられている。また、
図3及び図4に示すように、間隔保持具20を内外側の
コーナ用型枠13,14間に装着する際には、これらの
接合部材27,32が模様板16の内面に接合されるよ
うになっている。
金属板により形成され、それらの基端にはローレット軸
41が突設されるとともに、先端にはスリット42が長
手方向に延長形成されている。そして、ローレット軸4
1を第1及び第2の接合部材27,32のボス部27
b,32bに圧入およびかしめることにより、第1及び
第2の挿入部材28,33が第1及び第2の接合部材2
7,32の外側面に突出固定されている。
2の挿入部材28,33の幅W1は、第1及び第2の接
合部材27,32の最大径部の外径D1よりも小さくな
るように設定されている。そして、図3及び図4に示す
ように、間隔保持具20を内外側のコーナ用型枠13,
14間に装着する際には、第1挿入部材28が模様板1
6上の挿通孔19を介して、上下の外側コーナ用型枠1
4の一側部14a間の隙間18に挿入される。また、第
2挿入部材33が模様板16上の挿通孔19を介して、
上下の外側コーナ用型枠14の他側部14b間の隙間1
8に挿入されるようになっている。
4は金属板製の楔部材から構成されている。そして、図
3及び図4に示すように、間隔保持具20を内外側のコ
ーナ用型枠13,14間に装着する際には、第1外側規
制部材29を第1挿入部材28上のスリット42に嵌入
することにより、その第1外側規制部材29が上下の外
側コーナ用型枠14の一側部14aの外側縁に係合す
る。また、第2外側規制部材34を第2挿入部材33上
のスリット42に嵌入することにより、その第2外側規
制部材34が上下の外側コーナ用型枠14の他側部14
bの外側縁に係合するようになっている。
ト型枠の間隔保持具の作用を説明する。さて、高さの高
いコンクリート壁等の構造物のコーナ部を形成する場合
には、図1に示すように、コンクリート型枠11及びコ
ーナ用型枠13,14を連結ピン12,15により横方
向に連結するとともに、高さ方向に複数段積み上げた状
態で、所定間隔をおいて対向配置する。また、構造物の
外表面に石目模様等の凹凸模様を付与する場合には、外
側のコンクリート型枠11及びコーナ用型枠14の内面
に沿って、模様板16を立設配置する。
外側のコーナ用型枠13,14を対向配置した状態で、
外側コーナ用型枠14上に一対の連結具17を配設した
後、その上部に外側コーナ用型枠14を積み上げる。こ
れにより、上下の外側コーナ用型枠14間の接合部には
所定の隙間18が形成される。そして、この状態で模様
板16を上下の外側コーナ用型枠14の内面に沿って立
設配置する。
第2保持具22とを分離した状態で、第1保持具21の
第1挿入部材28を、模様板16上の挿通孔19を介し
て、上下の外側コーナ用型枠14の一側部14a間の隙
間18に挿入する。これとともに、第1保持具21の内
側規制部材26を、下部の内側コーナ用型枠13の隅角
部上に載置する。すると、一対の規制片26aが下部の
内側コーナ用型枠13の隅角部の内外両側縁と係合する
とともに、第1保持具21の第1接合部材27が模様板
16の内面に接合される。
3を、模様板16上の挿通孔19を介して、上下の外側
コーナ用型枠14の他側部14b間の隙間18に挿入す
る。これとともに、第2保持具22の係止フック31
を、第1保持具21の中間の折曲部25bに係合させ
る。すると、第2保持具22の第2接合部材32が模様
板16の内面に接合される。
上に上部の内側コーナ用型枠13を積み上げる。そし
て、上下の内側コーナ用型枠13上の挿通孔39及び内
側規制部材26上の結合孔38に結合ピン40を挿通す
る。すると、結合ピン40を介して内側規制部材26が
両内側コーナ用型枠13に結合されるとともに、内側規
制部材26の規制片26aが下部コーナ用型枠13の隅
角部の内外両側縁に係合されて、それらの内側コーナ用
型枠13の位置が規制される。
8上のスリット42に第1外側規制部材29を嵌入する
と、その第1外側規制部材29が上下の外側コーナ用型
枠14の一側部14aの外側縁に係合される。また、第
2保持具22の第2挿入部材33上のスリット42に第
2外側規制部材34を嵌入すると、その第2外側規制部
材34が上下の外側コーナ用型枠14の他側部14bの
外側縁に係合される。そして、この第1及び第2の外側
規制部材29,34と第1及び第2の接合部材27,3
2との間で、外側コーナ用型枠14の両側部14a,1
4bの位置が規制される。
ーナ用型枠13,14間にコンクリートを打設すると、
高さの高いコンクリート壁等の構造物が形成される。ま
た、模様板16の模様形成面16bにより、構造物の外
表面に岩石状の凹凸模様が転写される。そして、このコ
ンクリート構造物のコーナ部内には、間隔保持具20の
第1保持具本体25及び第2保持具本体30を含む中間
部分が埋設される。
ーナ部においてコーナ用型枠13,14を離型する場合
には、まず結合ピン40を結合孔38及び挿通孔39か
ら抜き取り、上部の内側コーナ用型枠13を取り外す。
この状態で、第1保持具21の内側規制部材26を折取
り部36において折取って、コンクリート構造物上から
の内側規制部材26の突出部分を除去する。その後、下
部の内側コーナ用型枠13を取り外す。
29を第1挿入部材28のスリット42から抜き取ると
ともに、第2保持具22の第2外側規制部材34を第2
挿入部材33のスリット42から抜き取る。この状態
で、上部及び下部の外側コーナ用型枠14をそれぞれ取
り外すとともに、模様板16をコンクリート構造物の表
面から離型する。
8及び第1接合部材27を回転させて、第1接合部材2
7のネジ孔27aを第1保持具本体25のネジ部25a
から螺退させ、第1挿入部材28及び第1接合部材27
を第1保持具本体25の端部から取り外す。同様に、第
2保持具22の第2挿入部材33及び第2接合部材32
を回転させて、第2接合部材32のネジ孔32aを第2
保持具本体30のネジ部30aから螺退させ、第2挿入
部材33及び第2接合部材32を第2保持具本体30の
端部から取り外す。
7,32の取り外しにより、コンクリート構造物の外表
面に形成された凹所にモルタルを充填して、コンクリー
ト構造物の表面を補修すれば、コンクリート構造物の形
成作業が完了する。
ついて、以下に記載する。 ・ この実施形態のコンクリート型枠の間隔保持具にお
いては、互いに係脱可能な第1保持具21と第2保持具
22とが装備されている。そして、第1保持具本体25
の一端には、内側の下コーナ用型枠13の隅角部に係合
可能な内側規制部材26が固定されたいる。また、第1
保持具本体25の他端には、模様板16上の挿通孔19
を介して外側の上下コーナ用型枠14の一側部14a間
に挿入可能な第1挿入部材28と、模様板16の内面に
接合可能な円錐台形状の第1接合部材27とが着脱可能
に取り付けられている。さらに、第1挿入部材28の先
端には、外側の上下コーナ用型枠14の一側部外側縁に
係合可能な第1外側規制部材29が着脱可能に取り付け
られている。
1保持具本体25の中間部に係合可能な係止フック31
が形成されている。また、第2保持具本体30の他端に
は、模様板16上の挿通孔19を介して外側の上下コー
ナ用型枠14の他側部14b間に挿入可能な第2挿入部
材33と、模様板16の内面に接合可能な円錐台形状の
第2接合部材32とが着脱可能に取り付けられている。
さらに、第2挿入部材32の先端には、外側の上下コー
ナ用型枠14の他側部外側縁に係合可能な第2外側規制
部材34が着脱可能に取り付けられている。
構造物のコーナ部の形成に際して、外側のコンクリート
型枠11及びコーナ用型枠14の内面に沿って模様板1
6を立設配置した場合でも、その模様板16が邪魔にな
ることなく、積み上げ状態の上下コーナ用型枠13,1
4の接合部において、内外側のコーナ用型枠13,14
間にコーナ用の間隔保持具20を容易に装着することが
できる。 ・ この実施形態のコンクリート型枠の間隔保持具にお
いては、第1保持具21の中間部に第2保持具22の係
止フック31を係合させた状態で、内側規制部材26と
第1挿入部材28と第2挿入部材33とがほぼ同一平面
上に配置されるようになっている。
ナ用型枠13,14間に、ぐらつき等を生じることなく
安定状態で架設配置することができる。 ・ この実施形態のコンクリート型枠の間隔保持具にお
いては、第1保持具21の内側規制部材26に幅狭部3
5が形成され、その幅狭部35上には内側規制部材26
の先端を折取るための折取り部36が設けられている。
に、その構造物から突出した内側規制部材26の先端
を、幅狭部35の折取り部36において、容易に折取り
除去することができる。 ・ この実施形態のコンクリート型枠の間隔保持具にお
いては、第1保持具21の内側規制部材26に、内側の
上下コーナ用型枠13の内で、少なくとも上コーナ用型
枠13に対し、結合ピン40等を介して結合可能な結合
部としての結合孔38が設けられている。
側の上下コーナ用型枠13を所定位置に確実に規制保持
することができる。 ・ この実施形態のコンクリート型枠の間隔保持具にお
いては、第1保持具本体25が金属棒により形成される
とともに、内側規制部材26が金属板により形成されて
いる。そして、内側規制部材26上の嵌合溝37に第1
保持具本体25の一端を嵌合した状態で、内側規制部材
26が第1保持具本体25に溶接固定されている。
あるとともに、所定の強度を確保することができ、しか
も、第1保持具本体25と内側規制部材26とを所定位
置に正確に位置決めして、捩じれ等が生じることなく確
実に固定することができる。 ・ この実施形態のコンクリート型枠の間隔保持具にお
いては、第1及び第2の挿入部材28,33の幅W1が
第1及び第2の接合部材27,32の外径D1よりも小
さくなるように設定されている。
挿入部材28,33を挿通するための大きな挿通孔19
を形成する必要がなくて、構造物の表面上で模様が欠損
する部分を少なくすることができる。 ・ この実施形態のコンクリート型枠の間隔保持具にお
いては、第1及び第2の外側規制部材29,34が、第
1及び第2の挿入部材28,33上のスリット42に着
脱可能な楔部材から構成されている。
33上のスリット42に楔部材よりなる第1及び第2の
外側規制部材29,34を打ち込むという簡単な操作に
より、外側のコーナ用型枠14の両側部14a,14b
を確実に位置規制することができる。 ・ この実施形態のコンクリート型枠の間隔保持具にお
いては、第1及び第2の接合部材27,32が合成樹脂
により形成されている。このため、模様板16に対する
第1及び第2の接合部材27,32の接合により、模様
板16の表面が傷付くおそれを防止することができる。
の実施形態を図6に基づいて説明する。さて、この実施
形態においては、第1保持具21の内側規制部材26の
上下両面に、結合部としての結合ピン43が突出固定さ
れている。そして、この結合ピン43を上部及び下部の
内側コーナ用型枠13の挿通孔39に挿通することによ
り、内側規制部材26が上下両内側コーナ用型枠13に
結合されて、それらの内側コーナ用型枠13の位置が規
制されるようになっている。この実施形態では、上部及
び下部の内側コーナ用型枠13の挿通孔39に結合ピン
43を挿通することにより間隔保持具20の一端が規制
されることから、前記一対の規制片26aは不要であ
る。
述した実施形態と同様の作用効果を発揮させることがで
きる。なお、この発明は、次のように変更して具体化す
ることも可能である。
0、内側規制部材26、第1及び第2の接合部材27,
32、第1及び第2の挿入部材28,33、第1及び第
2の外側規制部材29,34を、全て同一の金属材料で
構成したり、接合部材27,32のみをアルミニウムで
構成したりすること。
の構成を簡易にしたり、所要の強度を保持することがで
きる。 ・ 第1保持具本体25に対する内側規制部材26の規
制片26aを内側コーナ用型枠13の隅角部の内外両側
縁に対応するように折曲げ形成すること。
をより安定した状態で位置決め固定することができる。 ・ 第1保持具本体25に対する第1接合部材27及び
第1挿入部材28の着脱構造、並びに第2保持具本体3
0に対する第2接合部材32及び第2挿入部材33の着
脱構造として、連結ピンを使用したりして適宜に変更し
て構成すること。
おいて、内側規制部材26の結合孔38を省略するこ
と。このように構成した場合でも、内側規制部材26の
規制片26aを下部の内側コーナ用型枠13の隅角部の
内外両側縁に係合させることができ、間隔保持具20の
一端を位置規制することができる。
おいて、内側規制部材26の規制片26aを省略するこ
と。このように構成した場合、上下の内側コーナ用型枠
13上の挿通孔39及び内側規制部材26上の結合孔3
8に結合ピン40を挿通することにより、内側規制部材
26を上下の内側コーナ用型枠13に位置決め固定する
ことができる。
的思想について以下に記載する。 ・ 前記第1および第2保持具本体の端部に雄ネジを形
成するとともに、第1および第2接合部材に第1および
第2保持具本体の雄ネジがそれぞれ螺合される雌ネジ孔
を形成した請求項5に記載のコンクリート型枠の間隔保
持具。
保持具本体をそれぞれ第1および第2接合部材に容易か
つ確実に一体化することができる。 ・ 前記第1および第2挿入部材の基端をローレット軸
とし、各ローレット軸をそれぞれ第1および第2接合部
材に圧入およびかしめた請求項1ないし請求項5のいず
れかに記載のコンクリート型枠の間隔保持具。
接合部材に対して第1および第2挿入部材をそれぞれ回
転することなく、確実に固着させることができる。
るため、次のような効果を奏する。請求項1に記載の発
明によれば、高さの高いコンクリート壁等の構造物のコ
ーナ部の形成に際して、外側のコンクリート型枠及びコ
ーナ用型枠の内面に沿って模様板を立設配置した場合で
も、その模様板が邪魔になることなく、積み上げ状態の
上下コーナ用型枠の接合部において、内外側のコーナ用
型枠間に間隔保持具を容易に装着して使用することがで
きる。
具を内外側のコーナ用型枠間に、ぐらつき等を生じるこ
となく安定状態で架設配置することができる。請求項3
に記載の発明によれば、コンクリート構造物の形成後
に、その構造物から突出した内側規制部材の先端を、幅
狭部の折取り部において、容易に折取り除去することが
できる。
部材によって、内側の上下コーナ用型枠を所定位置に確
実に規制保持することができる。請求項5に記載の発明
によれば、第1保持具の構造が簡単であるとともに、所
定の強度を確保することができ、しかも、第1保持具本
体と内側規制部材とを所定位置に正確に位置決めして、
捩じれ等が生じることなく確実に固定することができ
る。
示す分解斜視図。
示す要部断面図。
4…外側コーナ用型枠、14a…一側部、14b…他側
部、16…模様板、16b…模様形成面、19…挿通
孔、20…間隔保持具、21…第1保持具、22…第2
保持具、25…第1保持具本体、25a…ネジ部、26
…内側規制部材、26a…規制片、27…第1接合部
材、27a…ネジ孔、28…第1挿入部材、29…第1
外側規制部材、30…第2保持具本体、30a…ネジ
部、31…係止フック、32…第2接合部材、32a…
ネジ孔、33…第2挿入部材、34…第2外側規制部
材、35…幅狭部、36…折取り部、37…嵌合溝、3
8…結合部としての結合孔、40…結合ピン、43…結
合部としての結合ピン。
Claims (5)
- 【請求項1】 コンクリート型枠及びコーナ用型枠を横
方向に連結するとともに、高さ方向に積み上げた状態
で、内側及び外側に所定間隔をおいて対向配置し、外側
のコンクリート型枠及びコーナ用型枠の内面に沿って模
様板を立設配置し、積み上げ状態の上下コーナ用型枠の
接合部にて、内外側のコーナ用型枠間の間隔を保持する
コンクリート型枠の間隔保持具において、 互いに係脱可能な第1保持具と第2保持具とを備え、第
1保持具本体の一端には、内側の下コーナ用型枠の隅角
部に係合可能な内側規制部材を固定し、第1保持具本体
の他端には、模様板上の挿通孔を介して外側の上下コー
ナ用型枠の一側部間に挿入可能な第1挿入部材と、模様
板の内面に接合可能な円錐台形状の第1接合部材とを着
脱可能に取り付け、第1挿入部材の先端には、外側の上
下コーナ用型枠の一側部外側縁に係合可能な第1外側規
制部材を着脱可能に取り付け、第2保持具本体の一端に
は、第1保持具本体の中間部に係合可能な係止フックを
形成し、第2保持具本体の他端には、模様板上の挿通孔
を介して外側の上下コーナ用型枠の他側部間に挿入可能
な第2挿入部材と、模様板の内面に接合可能な円錐台形
状の第2接合部材とを着脱可能に取り付け、第2挿入部
材の先端には、外側の上下コーナ用型枠の他側部外側縁
に係合可能な第2外側規制部材を着脱可能に取り付けた
コンクリート型枠の間隔保持具。 - 【請求項2】 前記第1保持具の中間部に第2保持具の
係止フックを係合させた状態で、内側規制部材と第1挿
入部材と第2挿入部材とがほぼ同一平面上に配置される
ようにした請求項1に記載のコンクリート型枠の間隔保
持具。 - 【請求項3】 前記第1保持具の内側規制部材には幅狭
部を形成し、その幅狭部上には内側規制部材の先端を折
取るための折取り部を設けた請求項1または請求項2に
記載のコンクリート型枠の間隔保持具。 - 【請求項4】 前記第1保持具の内側規制部材には、内
側の上下コーナ用型枠の内で、少なくとも上コーナ用型
枠に結合可能な結合部を設けた請求項1ないし請求項3
のいずれかに記載のコンクリート型枠の間隔保持具。 - 【請求項5】 前記第1保持具本体を金属棒により形成
するとともに、内側規制部材を金属板により形成し、内
側規制部材上の嵌合溝に第1保持具本体の一端を嵌合し
た状態で、内側規制部材を第1保持具本体に溶接固定し
た請求項1ないし請求項4のいずれかに記載のコンクリ
ート型枠の間隔保持具。
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---|---|---|---|
JP15889897A JP3643466B2 (ja) | 1997-06-16 | 1997-06-16 | コンクリート型枠の間隔保持具 |
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JPH116290A true JPH116290A (ja) | 1999-01-12 |
JP3643466B2 JP3643466B2 (ja) | 2005-04-27 |
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ID=15681786
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---|---|
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102797356A (zh) * | 2012-08-16 | 2012-11-28 | 青岛一建集团有限公司 | 一种剪力墙接茬模板加固螺栓 |
CN110506147A (zh) * | 2017-01-18 | 2019-11-26 | 创建城堡有限责任公司 | 用于模制结构的系统、装置和方法 |
US11408187B2 (en) | 2017-01-18 | 2022-08-09 | Create A Castle, LLC | Mold systems having a separation tool for molding structures |
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-
1997
- 1997-06-16 JP JP15889897A patent/JP3643466B2/ja not_active Expired - Fee Related
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---|---|
JP3643466B2 (ja) | 2005-04-27 |
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