JPH1160135A - 乗客コンベアの移動手摺清掃装置 - Google Patents
乗客コンベアの移動手摺清掃装置Info
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- JPH1160135A JPH1160135A JP21645597A JP21645597A JPH1160135A JP H1160135 A JPH1160135 A JP H1160135A JP 21645597 A JP21645597 A JP 21645597A JP 21645597 A JP21645597 A JP 21645597A JP H1160135 A JPH1160135 A JP H1160135A
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Abstract
材の一部を兼用して、清掃具に清掃液を含浸させる清掃
液補給手段を設け清掃液の供給量を常に一定として、簡
単な構成で長期にわたって安定した清掃を行えるように
した乗客コンベアの移動手摺清掃装置を供給することに
ある。 【解決手段】 清掃液を押出ローラ17とドラム18と
チューブ19とから構成されている清掃液供給手段16
により清掃液タンクから、清掃具押圧手段8の押台昇降
用電動機20の回転を利用して清掃液を任意の一定量強
制的に押台21の清掃液一時保管溝22に送り、帯状清
掃具5に清掃液を含浸させる構造とした。
Description
乗客コンベアに備えられる乗客コンベアの移動手摺清掃
装置に関する。
置用清掃具としては、ブラシや布などが用いられてい
る。そして清掃具として布を用いた場合には、予め清掃
液や艶出し剤を含浸させた清掃具を装着する方法や、清
掃液や艶出し剤を溜めたタンク内に清掃具を浸す構造を
設けて清掃具に含浸させる方法により、その布で移動手
摺の表面に付着した塵埃の拭き取りを行うようにしてい
たり、移動手摺の表面の艶出しを行うようにしている。
液や艶出し剤を清掃具に含浸させる方法としては、例え
ば特開平5−70078号公報等に記載のように、移動
手摺に接触可能で液含浸性を有し、移動手摺表面を清掃
する清掃ロールと、この清掃ロールの外表面から清掃ロ
ールに洗浄液を含浸させる洗浄液供給手段とこの清掃ロ
ールに接続され、清掃ロール中に含まれる汚れた洗浄液
を清掃ロールの中心部から吸引して外部に排出する洗浄
剤回収手段を具備する移動手摺の自動清掃装置が提案さ
れている。
乗客コンベアの移動手摺自動清掃装置で清掃具が帯状の
もので清掃液を含浸させてあった場合に、その清掃具の
一部を使用して移動手摺に清掃具を当接させて塵埃を拭
き取っている間にも関わらず未使用の清掃具部分を含め
て清掃具に含浸している清掃液が毛細管現象により短期
間に移動手摺側に流出してしまうために、清掃具の未使
用部分の清掃液がなくなり、清掃具を更新し当接させた
場合に移動手摺の塵埃を拭き取る清掃効果が低下する問
題点があった。又、移動手摺に清掃具を当接させている
と、必要以上に移動手摺表面に付着しその付着した多量
の清掃液が乗客コンベア利用客の手に付着してしまう問
題点もあった。
構成部材の一部を兼用して、前記清掃具に清掃液を含浸
させる清掃液補給手段を設け清掃液の供給量を常に一定
として、簡単な構成で長期にわたって安定した清掃を行
えるようにした乗客コンベアの移動手摺清掃装置を供給
することにある。
に本発明は、乗客コンベアの移動手摺に摺接する清掃具
を前記移動手摺に選択的に当接させる手段を備え、前記
移動手摺の移動に伴って前記清掃具より移動手摺の表面
を自動的に清掃し前記清掃具を自動的に更新する乗客コ
ンベアの移動手摺清掃装置において、移動手摺清掃装置
の構成部材の一部を兼用して、前記清掃具に清掃液を含
浸させる清掃液供給手段を設け、前記清掃液補給手段か
ら送られた前記清掃液を安定的に任意に一定量の供給量
可能な構造とし、前記清掃液を安定的に任意に一定量の
供給量可能な構成にしてある。
摺に摺接する清掃具を前記移動手摺に選択的に当接させ
る手段により前記清掃具を前記移動手摺に当接させ、前
記移動手摺の移動に伴って前記清掃具より前記移動手摺
の表面を自動的に清掃し、前記清掃具を自動的に更新す
る乗客コンベアの移動手摺清掃装置は、前記清掃液や艶
出し剤を必要なだけ任意に送ることができる前記清掃液
補給手段により、前記清掃液や艶出し剤を使いきる時期
を事前に予測できるので、従来のように清掃液や艶出し
剤のむだ、或いは清掃液や艶出し剤がなくなり前記移動
手摺の塵埃を拭き取る清掃効果が低下することがなく、
効率的に清掃液や艶出し剤を使いきれ、計画的に補給す
ることができる。
動手摺清掃装置の形態を図を用いて説明する。
ンベアの移動手摺清掃装置を取付けた乗客コンベアの側
面図である。
構成され、図示を省略した無端状のステップに同期して
移動する。この移動手摺1の表面に対向する部分に移動
手摺清掃装置3が設けられており、この移動手摺清掃装
置3の詳細を図2に示している。
一実施形態による乗客コンベアの移動手摺清掃装置を示
す側面図である。
置3は、図2に示すように、上面開口の本体ケース4
と、未使用の帯状清掃具5のロール上に装着する第1軸
体6と、帯状清掃具5の使用済み部を巻取る第2軸体7
と帯状清掃具5の未使用部分の一部を押圧して移動手摺
1の表面に当接させる押台昇降機構などからなる清掃具
押圧手段8と移動手摺1の移動有無及びその移動方向を
検出する移動手摺速度検出手段9と清掃効果を向上させ
る清掃液やシリコンなどを清掃具5に含浸させるための
清掃液供給手段16と清掃液タンク10と移動手摺清掃
装置3の状態を監視・記憶・演算・制御する制御手段1
1と移動手摺清掃装置3の作動開始を指令する操作部及
び状態を表示する操作表示手段12を少なくとも備えて
いる。
6と第2軸体7との間に配置されている。帯状清掃具5
の使用済み部を巻取る第2軸体7には、その軸体の逆回
転を阻止するクラッチ機構13と使用済みの帯状清掃具
5を第2軸体7に巻取るために第2軸体7を回転させる
清掃具更新手段14とを設けている。
態の要部機構を示す正面図である。
清掃装置3の清掃液供給手段16は押出ローラ17とド
ラム18とチューブ19とから構成されており、図2の
清掃具押圧手段8の押台昇降用電動機20の回転により
押出ローラ17が回り、ドラム18に沿って設置したチ
ューブ19を連続的に押し絞り、図2の清掃液タンク1
0から清掃液を強制的に押台21の清掃液一時保管溝2
2に送り帯状清掃具5に清掃液を含浸させる構造とする
ことで構成される。
清掃装置の移動手摺清掃作業のフローチャートである。
フローチャートを図2、3に基づき説明する。
き、その動きを移動手摺速度検出装置9で検知する。
運転開始検知指令により帯状清掃具5を巻き付けた第2
軸体7を回転させる清掃具更新手段14の清掃具更新駆
動電動機が回転し帯状清掃具5が所定量巻き取り更新さ
れる。
用電動機20が回転して押台21と帯状清掃具5が一緒
に上昇し帯状清掃具5が移動手摺1表面に当接すると共
に、押出ローラ17が回りドラム18に沿って設置した
チューブ19を連続的に押しつぶし、図2の清掃液タン
ク10から清掃液を強制的に押台21の清掃液一時保管
溝22に送り帯状清掃具5に清掃液を含浸させる。
まり、その動きを移動手摺速度検出装置9で検知する。
出装置9で停止を検知し図2の清掃具押圧手段8の押台
昇降用電動機20が回転して押台21が下降し帯状清掃
具5が移動手摺1表面から離れると共に、押出ローラ1
7が回りドラム18に沿って設置したチューブ19を連
続的に押し絞り、図2の清掃液タンク10から清掃液を
強制的に押台21の清掃液一時保管溝22に清掃液を溜
めておく。
アの移動手摺清掃装置は、前記清掃液の供給を前記清掃
具押圧手段の構成部材の一部を兼用し、前記清掃具押圧
手段の作動を利用して前記清掃液供給手段を設けて構成
を簡単にして、前記清掃具の更新後、前記清掃具が前記
移動手摺に当接する時に前記清掃液が前記清掃具に一定
量含浸する構造として、長期にわたって安定した清掃を
行えるようにした乗客コンベアの移動手摺清掃装置を供
給することができる。また、前記清掃液の補充時期が事
前に分かり、清掃具交換時期に合わせ清掃液を補給する
ことにより作業が計画的に行え労力を低減できる。
手摺清掃装置を取付けた乗客コンベアの側面図である。
による乗客コンベアの移動手摺清掃装置を示す側面図で
ある。
構を示す正面図である。
移動手摺清掃作業のフローチャートである。
Claims (5)
- 【請求項1】 乗客コンベアの移動手摺に摺接する清掃
具を前記移動手摺に選択的に当接させる手段を備え、前
記移動手摺の移動に伴って前記清掃具より移動手摺の表
面を自動的に清掃し前記清掃具を自動的に更新する乗客
コンベアの移動手摺清掃装置において、移動手摺清掃装
置の構成部材の一部を兼用して、前記清掃具に清掃液を
含浸させる清掃液供給手段を設けたことを特徴とする乗
客コンベアの移動手摺清掃装置。 - 【請求項2】 乗客コンベアの移動手摺に当接する清掃
具を前記移動手摺に選択的に当接させる手段の構成部材
の一部を、前記清掃液供給手段から送られた前記清掃液
が前記清掃具に含浸させる構造としたことを特徴とする
請求項1記載の乗客コンベアの移動手摺清掃装置。 - 【請求項3】 前記清掃液供給手段から送られた前記清
掃液を安定的に任意に一定量の供給料可能な構造とする
ことを特徴とする請求項1記載の乗客コンベアの移動手
摺清掃装置。 - 【請求項4】 前記清掃液を安定的に任意に一定量の供
給量可能な構造とすることにより清掃液タンクへの補給
時期を予め決定できることを特徴とする請求項1記載の
乗客コンベアの移動手摺清掃装置。 - 【請求項5】 前記清掃液タンクへの補給時期を予め決
定できることにより、前記清掃具交換時期と同時期に前
記清掃液タンクへの補給を行えることを特徴とする請求
項1記載の乗客コンベアの移動手摺清掃装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21645597A JP3689535B2 (ja) | 1997-08-11 | 1997-08-11 | 乗客コンベアの移動手摺清掃装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21645597A JP3689535B2 (ja) | 1997-08-11 | 1997-08-11 | 乗客コンベアの移動手摺清掃装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1160135A true JPH1160135A (ja) | 1999-03-02 |
JP3689535B2 JP3689535B2 (ja) | 2005-08-31 |
Family
ID=16688780
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21645597A Expired - Fee Related JP3689535B2 (ja) | 1997-08-11 | 1997-08-11 | 乗客コンベアの移動手摺清掃装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3689535B2 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102030252A (zh) * | 2010-12-30 | 2011-04-27 | 北京印刷学院 | 电梯扶手清洗机 |
JP2011162352A (ja) * | 2010-02-10 | 2011-08-25 | Tech & World Co Ltd | エスカレータおよび動く歩道のハンドレール用の殺菌消毒液噴射装置 |
KR101166259B1 (ko) * | 2009-11-11 | 2012-07-18 | 성균관대학교산학협력단 | 에스컬레이터의 핸드레일 살균장치 |
KR101196779B1 (ko) | 2010-03-03 | 2012-11-05 | 백승춘 | 에스컬레이터의 핸드벨트 세정장치 |
CN105540403A (zh) * | 2015-12-28 | 2016-05-04 | 昆山通祐电梯有限公司 | 一种扶手带自动清洁装置 |
-
1997
- 1997-08-11 JP JP21645597A patent/JP3689535B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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KR101166259B1 (ko) * | 2009-11-11 | 2012-07-18 | 성균관대학교산학협력단 | 에스컬레이터의 핸드레일 살균장치 |
JP2011162352A (ja) * | 2010-02-10 | 2011-08-25 | Tech & World Co Ltd | エスカレータおよび動く歩道のハンドレール用の殺菌消毒液噴射装置 |
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CN105540403A (zh) * | 2015-12-28 | 2016-05-04 | 昆山通祐电梯有限公司 | 一种扶手带自动清洁装置 |
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JP3689535B2 (ja) | 2005-08-31 |
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