JPH1160093A - エレベーターかごの操作盤 - Google Patents

エレベーターかごの操作盤

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Publication number
JPH1160093A
JPH1160093A JP9216725A JP21672597A JPH1160093A JP H1160093 A JPH1160093 A JP H1160093A JP 9216725 A JP9216725 A JP 9216725A JP 21672597 A JP21672597 A JP 21672597A JP H1160093 A JPH1160093 A JP H1160093A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
movable plate
locking
locking body
elevator car
fixed plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9216725A
Other languages
English (en)
Inventor
Morio Nakamura
守雄 中村
Kazuo Morita
一男 森田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP9216725A priority Critical patent/JPH1160093A/ja
Publication of JPH1160093A publication Critical patent/JPH1160093A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Maintenance And Inspection Apparatuses For Elevators (AREA)
  • Elevator Control (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡易な構成であって簡単な操作によって、操
作釦等が設けられた可動板を固定、開放でき、保守作業
能率を向上すると共に、安価に製作できるエレベーター
かごの操作盤を得る。 【解決手段】 かごの操作盤の保守時に可動板5を開放
する場合に、操作レバー29を押し上げると、係止体2
5が前進方向へ変位し保持具の保持力が解消する。これ
により、付勢体の機能によって係止体25を前進位置に
移動して保持し、かつ固定板4との係止を解除する。し
たがって、操作レバー29を操作したままの状態で、可
動板5を開放方向へ回動する必要がなく容易に開放操作
できる。また、係止体25等による係止機構は摺動部分
が少なく作動抵抗が減少し容易に操作でき、また簡易な
係止機構であるので、製作、組立調整が容易にできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、一側が固定部に
枢着された可動板に操作釦等が設けられて、保守時には
可動板が回動されて開放位置に配置されるエレベーター
かごの操作盤に関する。
【0002】
【従来の技術】図4〜図7は、例えば特公平7−373
09号公報に示された従来のエレベーターかごの操作盤
を示す図で、図4はエレベーターかごを縦断して示す正
面図。図5は図4のA−A線断面拡大図、図6は図5の
B−B線断面拡大図、図7は図5のC−C線断面拡大図
である。図において、1はエレベーターかごで、出入口
2及び出入口2を開閉するかごの戸3が設けられてい
る。
【0003】4は出入口2の一方の側縁部に立設されて
一側の縁部が前側へ屈折された固定板、5は操作釦6及
び操作孔7が設けられた可動板で、一側が固定板4の屈
折部先端側に枢着されて固定板4との間に空所を形成し
て配置されている。8は可動板5に設けられて操作孔7
を開閉する錠付扉で、錠9が設けられている。
【0004】10は可動板5に設けられた係止機構で、
上下方向に互いに離れて配置されて中間部が可動板5に
枢着され、一端に固定板4に装備された係止片11に係
止する鉤部12を有する係止体13、両端がそれぞれ係
止体13の反鉤部12側の端部に枢着された連動棒1
4、係止体13を係止片11に係止する方向に付勢する
付勢体15及び係止片11に係止する方向への係止体1
3の回動を所定位置で阻止する阻止片16によって構成
されている。
【0005】17は可動板5の裏面側に設けられて操作
孔7に対応して配置された支持板、18は支持板17に
設けられて長手が水平方向に配置されたレール、19は
レール18に移動可能に係合された摺動子、20は可動
板5の裏面に枢着された案内車、21は伝動条体で、案
内車20に巻掛けられて一端が連動棒14に連結され他
端は摺動子19に連結されている。
【0006】従来のエレベーターかごの操作盤は上記の
ように構成され、通常時は係止体13の鉤部12が図6
に実線で示すように、固定板4に設けられた係止片11
に係止される。これによって、可動板5の回動端側が固
定板4に係止される。また、可動板5の操作孔7が錠付
扉8により閉塞され、錠付扉8が錠9によって施錠され
ている。
【0007】そして、可動板5の裏面等に設けられた操
作釦6の作動部等の保守点検時には、次に述べるように
して可動板5が回動されて開放される。すなわち、錠9
が鍵(図示しない)によって解錠されて錠付扉8が開か
れ、操作孔7が開放される。この状態で、摺動子19が
人為操作によって図7において右方向へ移動される。こ
れによって、伝動条体21を介して連動棒14が付勢体
15の付勢力に抗して引き下げられる。
【0008】そして、連動棒14の下方変位によって係
止体13が回動して、図6に鎖線で示すように鉤部12
が変位し係止片11との係合が解消される。これによっ
て、可動板5の回動端側の固定板4との係止が解除され
て、可動板5を回動して開放位置に配置して操作釦6の
作動部等の保守点検作業が行われる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来のエ
レベーターかごの操作盤において、内部の保守作業に際
して可動板5を開放する場合に、摺動子19を摺動した
状態で可動板5を開放方向へ回動させる必要があるため
に、操作が容易でなく煩雑な手数が掛かるという問題点
があった。また、係止機構10各部の枢着部の摩擦抵抗
や、付勢体15の付勢力のために、摺動子19の摺動が
容易でなく操作性が悪く、また二つの係止体13が設け
られているので係止機構10の製作、組立調整に手間が
掛かることになる。
【0010】この発明は、かかる問題点を解消するため
になされたものであり、簡易な構成であって簡単な操作
により可動板を固定、開放できるエレベーターかごの操
作盤を得ることを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明に係るエレベー
ターかごの操作盤においては、立設されて一側の縁部が
前側へ屈折された固定板と、操作釦及び操作孔が設けら
れて一側が固定板の屈折部先端側に枢着され固定板との
間に空所を形成して配置された可動板と、この可動板に
設けられて操作孔を開閉する錠付扉と、鉤部が設けられ
て進退自在に構成され可動板の回動側縁部寄りに装備さ
れて後退変位して固定板に設けられた係止片に鉤部が係
合する係止体と、一側が可動板に他側は係止体に保持さ
れて係止体を前進方向へ付勢する付勢体と、可動板に設
けられて後退変位した係止体に係合して摩擦力により付
勢体の付勢力に抗して係止体を後退位置に保持する保持
具と、一端が可動板に枢着されて中間部が係止体に係合
されて他端は操作孔対応位置に配置され、操作孔対応部
位の人為操作により係止体を前進方向へ変位させ保持具
の保持力を解消する操作レバーとが設けられる。
【0012】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.図1〜図3は、この発明の実施の形態の
一例を示す図で、図1はエレベーターかごの操作盤箇所
の水平横断面図であり前述の図5相当図、図2は図1の
D−D線断面拡大図、図3は図1のE−E線断面拡大図
である。なお、図1〜図3の他は前述の図4〜図7と同
様にエレベーターかごが形成されている。図において、
1はエレベーターかごで、出入口2及び出入口2を開閉
するかごの戸3が設けられている。
【0013】4は出入口2の一方の側縁部に立設されて
一側の縁部が前側へ屈折された固定板、5は操作釦6及
び操作孔7が設けられた可動板で、一側が固定板4の屈
折部先端側に枢着されて固定板4との間に空所を形成し
て配置されている。8は可動板5に設けられて操作孔7
を開閉する錠付扉で、錠9が設けられている。
【0014】22は可動板5に設けられた係止機構で、
可動板5の回動側の縁部寄り裏面側に立植されて上下方
向に互いに離れて配置された段付ピン23、段付ピン2
3が摺動可能に嵌合された上下方向に長い溝穴24を介
して可動板5に上下方向に進退自在に装備されて上端に
固定板4に装備された係止片11に係止する鉤部12を
有する係止体25、引張りコイルばねからなり一側が可
動板5に他側は係止体25に保持されて係止体25を上
昇方向へ付勢する付勢体26及び可動板5に設けられて
下降変位した係止体25に固定された係合子27に係合
して摩擦力により付勢体26の付勢力に抗して係止体2
5を下降位置に保持するローラーキャッチャーからなる
保持具28によって構成されている。
【0015】29は操作レバーで、可動板5の係止体2
5の下端部対応位置に一端が枢着されて、中間部が係止
体25の下端金具30の貫通孔31に挿通されて係合さ
れ、他端は操作孔7対応位置に配置されている。そし
て、反枢着側すなわち操作孔7対応部位を人為操作によ
り押し上げることによって、係止体25を上昇方向へ変
位させ保持具28による保持力を解消する。
【0016】上記のように構成されたエレベーターかご
の操作盤において、通常時は係止体25が付勢体26の
付勢力に抗して下降位置、すなわち引退位置に配置され
て保持具28によって引退位置に保持される。この状態
において、図3に実線で示すように鉤部12が固定板4
に設けられた係止片11に係止されて、可動板5の回動
端側が固定板4に係止される。また、可動板5の操作孔
7が錠付扉8により閉塞され、錠付扉8が錠9によって
施錠される。
【0017】そして、可動板5の裏面等に設けられた操
作釦6の作動部等の保守点検時には、次に述べるように
して可動板5が回動されて開放される。すなわち、錠9
が鍵(図示しない)によって解錠されて錠付扉8が開か
れ、操作孔7が開放される。この状態で、操作レバー2
9の操作孔7対応部位を人為操作により押し上げると、
係止体25を上昇方向へ変位させ保持具28による保持
力が解消する。
【0018】そして、係止体25の保持具28による保
持力解消により、付勢体26の付勢力によって係止体2
5が上昇位置、すなわち前進位置に移動して図3に鎖線
で示す位置に保持される。この状態で、固定板4に設け
られた係止片11と鉤部12の係止が解除されるので、
可動板5の回動端側と固定板4との係止が解除されて、
可動板5を回動して開放位置に配置して操作釦6の作動
部等の保守点検作業が行われる。
【0019】以上説明したように、エレベーターかごの
操作盤内部の保守作業に際して可動板5を開放する場合
に、錠付扉8を開いて操作レバー29を人為操作により
押し上げると、係止体25が前進方向へ変位し保持具2
8の保持力が解消する。これによって、係止体25は付
勢体26によって前進位置に保持されると共に、固定板
4との係止が解除される。したがって、操作レバー29
を操作したままの状態で、可動板5を開放方向へ回動さ
せる必要がなく容易に開放操作することができる。
【0020】また、係止機構22は摺動部分が少ないの
で作動抵抗も少なく、操作レバー29によって容易に人
為操作することができる。また、一つの係止体25によ
って構成されているため係止機構22を容易に製作する
ことができ、また少ない手数で容易に組立調整すること
ができて製作費を節減することができる。
【0021】
【発明の効果】この発明は以上説明したように、立設さ
れて一側の縁部が前側へ屈折された固定板と、操作釦及
び操作孔が設けられて一側が固定板の屈折部先端側に枢
着され固定板との間に空所を形成して配置された可動板
と、この可動板に設けられて操作孔を開閉する錠付扉
と、鉤部が設けられて進退自在に構成され可動板の回動
側縁部寄りに装備されて後退変位して固定板に設けられ
た係止片に鉤部が係合する係止体と、一側が可動板に他
側は係止体に保持されて係止体を前進方向へ付勢する付
勢体と、可動板に設けられて後退変位した係止体に係合
して摩擦力により付勢体の付勢力に抗して係止体を後退
位置に保持する保持具と、一端が可動板に枢着されて中
間部が係止体に係合されて他端は操作孔対応位置に配置
され、操作孔対応部位の人為操作により係止体を前進方
向へ変位させ保持具の保持力を解消する操作レバーとを
設けたものである。
【0022】これによって、かごの操作盤の保守時に可
動板を開放する場合に、操作レバーを押し上げると、係
止体が前進方向へ変位し保持具の保持力が解消する。こ
れによって、係止体が付勢体によって前進位置に移動し
て保持されて固定板との係止が解除される。したがっ
て、操作レバーを操作したままの状態で、可動板を開放
方向へ回動させる必要がなく容易に開放操作できる。ま
た、係止体を主要部とする係止機構は摺動部分が少ない
ので作動抵抗も少なく、容易に操作でき保守作業を容易
化する効果がある。また、係止機構が簡易に構成される
ので、容易に製作、組立調整できて製作費を節減する効
果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1を示す図で、エレベ
ーターかごの操作盤箇所の水平横断面図であり後述する
図5相当図。
【図2】 図1のD−D線断面拡大図。
【図3】 図1のE−E線断面拡大図。
【図4】 従来のエレベーターかごの操作盤を示す図
で、エレベーターかごを縦断して示す正面図。
【図5】 図4のA−A線断面拡大図。
【図6】 図5のB−B線断面拡大図。
【図7】 図5のC−C線断面拡大図。
【符号の説明】
4 固定板、5 可動板、6 操作釦、7 操作孔、8
錠付扉、11 係止片、12 鉤部、25 係止体、
26 付勢体、28 保持具、29 操作レバー。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 立設されて一側の縁部が前側へ屈折され
    た固定板と、操作釦及び操作孔が設けられて一側が上記
    固定板の屈折部先端側に枢着され上記固定板との間に空
    所を形成して配置された可動板と、この可動板に設けら
    れて上記操作孔を開閉する錠付扉と、鉤部が設けられて
    進退自在に構成され上記可動板の回動側縁部寄りに装備
    されて後退変位して上記固定板に設けられた係止片に上
    記鉤部が係合する係止体と、一側が上記可動板に他側は
    上記係止体に保持されて上記係止体を前進方向へ付勢す
    る付勢体と、上記可動板に設けられて後退変位した上記
    係止体に係合して摩擦力により上記付勢体の付勢力に抗
    して上記係止体を後退位置に保持する保持具と、一端が
    上記可動板に枢着されて中間部が上記係止体に係合され
    他端は上記操作孔対応位置に配置され、上記操作孔対応
    部位の人為操作により上記係止体を前進方向へ変位させ
    上記保持具の保持力を解消する操作レバーとを備えたエ
    レベーターかごの操作盤。
JP9216725A 1997-08-11 1997-08-11 エレベーターかごの操作盤 Pending JPH1160093A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001096045A (ja) * 1999-09-30 2001-04-10 Sanyo Electric Co Ltd 遊技装置
CN109969883A (zh) * 2019-01-15 2019-07-05 日立楼宇技术(广州)有限公司 操纵箱及电梯轿厢

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JP2001096045A (ja) * 1999-09-30 2001-04-10 Sanyo Electric Co Ltd 遊技装置
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