JP3696940B2 - 自動開閉装置を備えた横開きシャッター - Google Patents

自動開閉装置を備えた横開きシャッター Download PDF

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Description

【0001】
【発明が属する技術分野】
この発明は、縦方向に細長い単位パネルを左右に屈折自在に連結してなるシャッター本体を、吊りレールに沿って走行自在に懸吊した横開きシャッターに関するもので、吊りレールに沿ってシャッター本体を走行させる自動開閉装置を備えた横開きシャッターに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
縦方向に細長い単位パネルの複数枚を左右に縦軸まわりに屈曲自在に連結してシャッター本体を形成し、このシャッター本体を水平方向の吊りレールに沿って走行させて開閉する横開きシャッターは公知である。従来この種のシャッターの自動開閉装置としては、吊りレールに沿ってタイミングベルトやチェーンを配置する構造が多く提唱されている。これらの構造はそれなりに合理的なものであるが、シャッターを設置しようとする建物には、機械装置で許容される誤差よりはるかに大きな寸法誤差があるのが普通であるから、長いスパンに亘ってレールとタイミングベルトやチェーンとの位置関係を正確に設定するのが難しく施工に手間がかかる。またベルトやチェーンの伸びなどが生じて保守管理にも手数がかかる。
【0003】
自動開閉装置の他の構造として、ラックピニオン式のものがある。図9はその一例を示したもので、単位パネル1をコ字形断面として単位パネル自体によってラック歯を形成している。ピニオン37は、各単位パネルの裏側の凹所46に係合する歯47を有しており、ピニオン37を軸48まわりに正逆転することにより、シャッター本体34が開閉される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
従来の自動開閉装置を備えたシャッターは、開閉時の騒音が大きい、停電時等に手動で開閉しようとすると大きな力が必要である、コストが高いなどの問題があった。この発明は、これらの問題を解決してより優れた構造及び機能を備えた自動開閉装置付きの横開きシャッターを得ることを課題としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明に係る自動開閉装置を備えた横開きシャッターは、平面L形ないしコ字形の吊りレール19と、吊り車輪6を介して前記吊りレールに沿って走行自在に懸吊されたシャッター本体34とを備え、前記シャッター本体34は縦方向に細長い単位パネル1の複数枚を左右に縦軸7、9まわりに屈曲自在に連結してなり、各単位パネル1はその上端両側に位置する側車輪8でパネル面が走行方向を向くように案内されている横開きシャッターにおいて、各単位パネル1はその上端に上向きのラック歯28を備え、吊りレール19の直線部36においてこのラック歯28に噛合するピニオン37が配置され、このピニオン37を正逆転駆動する電動機40が設けられていることを特徴とするものである。
【0006】
請求項2記載の発明は、請求項1記載の横開きシャッターにおいて、ピニオン37が上下動自在かつ上方に付勢されて配置されており、このピニオン37を下方に付勢してラック歯28に噛合させる噛み合せ装置44が設けられていることを特徴とするものである。
【0007】
請求項3記載の発明は、請求項1記載の横開きシャッターにおいて、ラック歯28が吊りレール19のコーナー部31の外側となる方向に吊りレール19及びパネル中心から偏倚させて設けられているものである。
【0008】
請求項4記載の発明は、請求項1、2または3記載の横開きシャッターにおいて、各単位パネル1がその上端略中央部に位置する1個の吊り車輪6で懸吊されており、各単位パネルとこれに隣接する単位パネルとが両者を屈折自在に連結している縦軸7、9に沿って相対上下動可能に連結されており、各単位パネルのラック歯28とこれに隣接する単位パネルのラック歯との間に一歯の欠歯45を有することを特徴とするものである。
【0009】
請求項5記載の発明は、請求項4記載の横開きシャッターにおいて、各単位パネル1は、ラック歯28の両小口端部分に噛み合い歯25、26を備えており、この噛み合い歯25、26は、単位パネル1が吊りレール19の直線部36に移動したとき、隣接する単位パネルの噛み合い歯25、26と噛合して相対上下動を固定するものである。
【0010】
【作用】
レールに沿ってシャッター本体を走行させるには、両者の間に遊隙が存在しなければならない。しかし吊り車輪6で吊りレール19にシャッター本体の単位パネル1を懸吊した構造であれば、単位パネル1の自重により、吊り車輪6と吊りレール19との間の上下方向の遊隙を零にできる。従来のラックピニオン型の自動開閉装置は、ラック歯をパネルの面直角方向に向けて、側方よりピニオンを噛合させる構造であったため、ラック歯とピニオンの噛み合い状態が一定せず、騒音が発生したり開閉に余分な動力が必要であった。それに対してこの発明では、ラック歯28を上向きに設けてピニオン37を上方から噛み合わせるようにしたので、噛み合い反力が隙間のない吊り車輪6と吊りレール19との間で受け止められ、従ってラック歯28とピニオン37との噛み合い状態が一定に保持され、騒音の発生が少なくかつ動力の伝達効率も高くできる。
【0011】
そして請求項2の構成により、電源オフ時や停電時には、ラック歯28とピニオン37との噛み合いが外れるので、手でシャッターを開閉するときに、自動開閉装置の負荷抵抗が作用せず、軽い力でシャッターの開閉を行うことができる。自動開閉を行うときは、ピニオン37の駆動に先立って、噛み合せ装置44を動作させて、ピニオン37をラック歯28に噛合させる。ラック歯28及びピニオン37に刃先の尖った歯形を用い、揺動昇降構造等により、ピニオン37がシャッターの走行方向に若干移動しながら下動するようにすれば、刃先相互の衝突を避けてラック歯28とピニオン37とを円滑に噛合させることができる。ラック歯28を合成樹脂成形品で形成し、ピニオン37を金属製とすることにより、低コストと低騒音と耐久性とを同時に満足させることができる。
【0012】
請求項3の発明によれば、ピニオン37及びラック歯28が吊りレール19の側方に位置することとなり、ピニオン37の軸受及びその駆動モータ40などを吊りレール19の上部に搭載することができるため、装置をコンパクトにできるとともに、ラック歯28とピニオン37との正確な位置精度を簡単に実現できる。
【0013】
請求項4にかかる横開きシャッターは、吊りレール19に上下方向の勾配があるときでも、シャッターの開閉に支障が生じない。各単位パネル1は1個の吊り車輪6で懸吊されているため、吊りレール19に勾配があっても、重力により鉛直姿勢を保持する。隣接する単位パネルとの間に生じる段差は、単位パネル相互の連結部における縦軸7、9に沿う方向の相対移動により吸収される。すなわち勾配のある吊りレールの部分36では、隣接する単位パネル相互が階段状にずれる。このとき各単位パネルのラック歯28は水平であり、隣接する単位パネルのラック歯との間に段差が生ずる。この段差のあるラック相互の連接部に一歯の欠歯45を設けることにより、隣接する単位パネルのラック歯へのピニオン37の移行を円滑にかつ騒音を生じさせないで行わせることができる。
【0014】
シャッター本体34の下辺は、下レール18によって面直角方向にのみ案内されている。シャッター本体34が吊りレールのコーナー部31のところで90度近い角度で折れ曲がった状態となっているときは、各単位パネル1を1個の吊り車輪6で懸吊したときの各単位パネルの走行方向への振れは、その単位パネルに対して90度向きを変えた位置にある単位パネルの下端の面直角方向の動き(振れ動こうとするパネルの走行方向の動き)が規制されていることによって防止される。しかしシャッター全体が吊りレール19の直線部に入ったときは、各単位パネル1の下端の走行方向の動きが拘束されないため、各単位パネルが走行方向に傾斜した状態になることが起こり得る。請求項5の発明は、シャッター本体の単位パネル1が1個の吊り車輪6で懸吊されている構造(吊りレール19の勾配に対応できる構造)のシャッターにおいて、シャッター全体が吊りレール19の直線部36に入ったときでも、各単位パネルの鉛直姿勢を保持できる構造である。
【0015】
すなわち単位パネル1が吊りレールのコーナー部31を通過するときは、当該屈曲部の外周側に位置するラック歯の小口部の噛み合い歯25、26は、隣接する単位パネルの噛み合い歯25、26と離隔している。単位パネル1が屈曲部を通過して直線部36に入ると、隣接する単位パネルの噛み合い歯25、26相互が噛合する。このときその直線部に勾配があれば、その勾配に応じた段差だけずれた状態で噛み合い歯25、26相互が噛合する。そしてこの噛合により各単位パネルの側辺と隣接する単位パネルの側辺との上下相対移動が阻止されるので、単位パネル1の走行方向への振れは阻止される。一部の単位パネルだけが走行方向に振れるということは起こり得ないから、前記のようにして直線部に入った単位パネルの鉛直姿勢が保持されれば、後続の単位パネルの鉛直姿勢も保持される。そして最初に直線部に入った単位パネルの鉛直姿勢は、前述したようにまだコーナー部31に進入していない単位パネルの下端が下レール18によって案内されていることにより保証される。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下図面に示す実施例を説明する。この実施例は、請求項1ないし5に記載したすべての事項を備えた構造である。シャッター本体を構成する単位パネル1は、縦方向に細長い中空帯板状で、一方の縦辺2は略半円弧の凸部断面であり、他方の縦辺3は略半円弧の凹断面である。隣接する単位パネル1、1相互は、これらの縦辺2、3の円弧中心まわりに屈折自在に連結される。
【0017】
各単位パネル1の上端の小口面には、スペーサブロック4及びローラブラケット5が積み重ねた状態で固定されている。図1ではスペーサブロック4及びローラブラケット5を単位パネル1から分離した状態で示しているが、実際には図示しないネジ等により単位パネル1の上端小口面に締着されている(図2参照)。
【0018】
ローラブラケット5には、単位パネル1をその重心位置で懸吊するように1個の吊り車輪6が軸着されている。またローラブラケット5の一端には、上縦軸7がその上下を突出させた状態で植立されており、その上方の突出端に側車輪8が自由回転可能に軸支されている。また各単位パネル1の下端には、上縦軸7と同一軸線上の位置に下縦軸9が軸ブラケット11を介して上向きに植立されている。上縦軸7及び下縦軸9は、各単位パネルの凹断面の縦辺3の円弧中心の位置にある。
【0019】
単位パネル1の凸断面の縦辺2上下端には、その円弧中心の位置に上縦孔12及び下縦孔13が設けられており、上縦軸7及び下縦軸9が上縦孔12及び下縦孔13に挿通されることによって、隣接する縦辺2、3相互が屈折自在に連結される。スペーサブロック4の両端には、上縦軸7の周囲に空間を形成するように、切欠14、15が設けられている。そして下縦軸9の植立高さは、スペーサブロック4の厚さ(上下方向寸法)より短く、上縦軸7の下方への突出長さは、スペーサブロック4の厚さより長い。またローラブラケット5の反側車輪側の端部は、隣接する側車輪と干渉しないように切欠16が設けられている。この構造により、図1の奥側の単位パネルは、スペーサブロック4の厚さ分だけ持ち上げて、下縦軸9を下縦孔13から抜き取り、若干斜めにした状態で引き下げて、上縦軸7を上縦孔12から抜き取ることにより、図の手前側の単位パネルから分離することができ、また逆の手順で単位パネルを順に連結していくことができる。そのような操作で単位パネルを順に連結することにより、所望幅のシャッター本体が形成される。スペーサブロック4及びローラブラケット5の図1の手前側の切欠15、16は、下縦軸9を下縦孔13から抜き取るために一方の単位パネルを持ち上げるときに、これに隣接する単位パネルの側車輪8との干渉を避けるために設けられているものであり、スペーサブロック4の図1の奥側の切欠14は、持ち上げられる単位パネルの凸断面の縦辺の上端との干渉を避けるために設けられているものである。また上記構造により、図1の奥側の単位パネルは、手前側の単位パネルに対し下縦軸9の植立高さより短いストロークで縦軸7、9に沿って上方に移動することができる。
【0020】
各単位パネル1の下辺には、H形のシュー17が固定されており、断面コ字形の下レール18に案内されて、面直角方向の移動が規制されている。
【0021】
吊り車輪6は、図2に示すように、下方に開いたコ字形断面の吊りレール19の内側に案内され、吊り車輪6は吊りレール19の上面に設けた円弧溝21に載っている。吊りレール19には、縦リブ22と取付座23とが一体に成形されており、吊りレール19と吊り車輪6を覆うようにカバー24が設けられている。各単位パネル1は当該パネルに装着された側車輪8と、凸断面の縦辺側に隣接する単位パネルの側車輪とによって、両縦辺2、3の上部を案内されている。
【0022】
スペーサブロック4及びローラブラケット5は、シャッター本体の外側面側(図1の右奥側)に張り出しており、スペーサブロック4の張り出した部分の両小口端には、水平方向の歯を備えた噛み合い歯25、26が形成されている。またローラブラケットの張り出した部分の上面には、合成樹脂成形品からなるラックブロック27が固着されている。隣接する単位パネル1、1相互を一直線上にしたとき、隣接するスペーサブロック4の小口端相互は当接して、噛み合い歯25、26相互が噛み合う。また隣接するラックブロック相互の間には、その上面に形成されたラック歯28の一歯分の間隙29が形成される。ラック歯28及びその小口端部分に形成される噛み合い歯25、26は、図4に示すように、吊りレール19のコーナー部31の外側(外径側)に位置している。従って単位パネルがコーナー部を通過するとき、噛み合い歯25、26相互は離れ、直線部において噛み合い歯25、26相互が噛合するとともに、ラック歯28が一線上に並ぶ。図4の上方が建屋の開口部32であり、左側は建屋の側壁33である。シャッターを開いたときシャッター本体34は側壁33に沿うように引き込まれる。建屋の床面35(図5)に排水等のための勾配があると、側壁33に沿う吊りレールの直線部36にも図5に示すように勾配ができる。
【0023】
ラック歯28に噛合してシャッター本体34を開閉するピニオン37は、この勾配のある直線部36のコーナー部31近くに配置されている。図3に示すように、吊りレール19の取付座23上に固定した基台38に吊りレール19と直角に交差する支軸39まわりに上下揺動自在に揺動フレーム41が取り付けられており、この揺動フレームに装着した減速機付モータ40の出力軸42にピニオン37が固定されて、ラック歯28と対向している。揺動フレーム41には、これを上方に付勢するバネ43と下方に引き降ろすソレノイド44とが連結されている。ソレノイド44が通電されていない状態では、揺動フレーム41はバネ43の付勢力によって上動しており、ピニオン37はラック歯28から離れている。自動開閉スイッチが操作されると、まずソレノイド44が通電して揺動フレーム41を引き降ろす。揺動フレームの支軸39が高い位置にあるため、ピニオン37は単位パネル1の走行方向に若干横移動しながら下動し、ラック歯28と噛合する。次にモータが起動してピニオン37が回転し、シャッター本体34を走行させる。
【0024】
ピニオン37を配置した部分の吊りレール19が水平であれば、ラック歯28も同一水平面に並ぶが、吊りレール19に勾配があると、隣接するラック歯相互の間に段差ができる。前述したようにこの実施例のものでは、隣接するラックブロック27の間にラック歯の一歯に相当する間隙29が存在しており、従って隣接するラック歯との連接部に一歯の欠歯がある。この欠歯の存在により、隣接するラック歯との間の段差が緩い勾配で繋がることとなり、この段差を通過するときの衝撃や騒音を低く抑えることができる。
【0025】
スペーサブロック4の小口端にある噛み合い歯25、26は、単位パネルが勾配のある直線部36に移動したとき、先に直線部に進入している隣接する単位パネルの噛み合い歯25と段差を持った状態で噛合し、対向する縦辺2、3相互の滑りを防止することによって、単位パネル1の傾動を防止する。従ってすべての単位パネルが勾配のある直線部36に引き込まれた後においても、各単位パネルの鉛直姿勢が保持される。吊りレールのコーナー部31を通過するときは、噛み合い歯25、26相互が離れるから、コーナー部を通過して水平な直線部に入ってきたとき、段差のない相対位置関係で対向する噛み合い歯25と26とが噛み合うこととなる。
【0026】
図6ないし図8はシャッター本体のロック機構を示したものである。先頭の単位パネル1の凸断面側の縦辺2に沿って操作杆61が配置されており、操作杆の中間位置に摘み62が設けられている。操作杆61はその上下にスライダー63、64が固着されており、このスライダーが単位パネル1に設けたガイド孔65内を摺接して上下動自在である。摘み62の先端は単位パネル1の内側面に設けた長孔66から突出しており、摘みを持ち上げると操作杆61が長孔の長さ分だけ上動する。単位パネルの外側面には錠67が設けられており、この錠67に鍵で揺動するレバー68が設けられている。レバー68の先端は摘み62の根元に係合しており、鍵で錠67を回すとレバー68が回動して操作杆61を長孔の長さ分だけ上動させる。
【0027】
先頭の単位パネルのローラブラケット5にはその先端内側に庇72が一体に設けられており、ローラブラケット5の先端中央に振れ止め車輪73が設けられている。庇72には、くさび状の爪74が尖端を前方にして固着されており、この爪の後方に爪より背丈の低い解除板75が配置されている。解除板はローラブラケット5を横断しており、その下面に3本のガイドロッド76、76、76が等間隔で垂下され、解除板の爪の反対側におもり77が固着されている。中央及び外側の2本のロッド76、76はスペーサブロック4を貫通しており、このうち中央のロッド76は下方に大きく突出して、下限位置にある操作杆61のスライダー63に当接している。
【0028】
一方、吊りレール19の内側面にはL形ブラケット78を介して係止具79が設けられている。係止具はガイド筒81とこれに上下動自在に収納された係止ピン82とからなっており、係止ピンは通常自重によりローラブラケットの庇72が通過する位置に突出している。シャッター本体を閉鎖すると、図8の実線にある先頭の単位パネル1の爪74が係止ピン82を押し上げて、想像線の位置まで進出する。爪の通過後に係止ピンは下動し、解除板75の上に当接して爪74の逆戻しを阻止してロックする。ロックを解除するときは、外側から錠67を操作するか、内側から摘み62を操作して、操作杆61を上動させる。操作杆の上動動作により解除板75が上昇して、係止ピン82を解除可能な位置まで上昇させる。この状態でシャッター本体を開方向に移動させると、開放できる。
【0029】
【発明の効果】
以上のように、請求項1記載の発明によれば、開閉時の騒音が小さく、動力の伝達効率が良く、コストの安い自動開閉式の横開きシャッターを得ることができる。請求項2記載の発明によれば、停電時でも手動で開閉できる自動開閉式の横開きシャッターを得ることができる。請求項3記載の発明によれば、自動開閉装置をコンパクトで位置精度の高いものとすることができる。請求項4記載の発明によれば、単位パネル相互に段差を生じても、円滑かつ静粛に開閉することができる。請求項5記載の発明によれば、シャッター本体の走行方向の振れを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】横開きシャッター及び自動開閉装置の斜視図
【図2】自動開閉装置の側面図
【図3】ピニオンの係脱構造を示す正面図
【図4】吊りレールのコーナー部における単位パネルの平面図
【図5】吊りレールが傾斜しているときのシャッター本体の形状を示す正面図
【図6】シャッター本体側のロック装置を示す斜視図
【図7】ロック装置の要部を示す断面図
【図8】ロック及びロック解除の説明図
【図9】従来の自動開閉装置を示す平面図
【符号の説明】
1 単位パネル
6 吊り車輪
7 上縦軸
8 側車輪
9 下縦軸
19 吊りレール
25 噛み合い歯
26 噛み合い歯
28 ラック歯
31 コーナー部
34 シャッター本体
36 吊りレールの直線部
37 ピニオン
40 減速機付モータ
44 ソレノイド
45 欠歯

Claims (5)

  1. 平面L形ないしコ字形の吊りレール(19)と、吊り車輪(6) を介して前記吊りレールに沿って走行自在に懸吊されたシャッター本体(34)とを備え、前記シャッター本体(34)は縦方向に細長い単位パネル(1) の複数枚を左右に縦軸(7,9) まわりに屈曲自在に連結してなり、各単位パネル(1) はその上端両側に位置する側車輪(8) でパネル面が走行方向を向くように案内されている横開きシャッターにおいて、
    各単位パネル(1) はその上端に上向きのラック歯(28)を備え、吊りレール(19)の直線部(36)においてこのラック歯(28)に噛合するピニオン(37)が配置され、このピニオン(37)を正逆転駆動する電動機(40)が設けられていることを特徴とする、自動開閉装置を備えた横開きシャッター。
  2. ピニオン(37)が上下動自在かつ上方に付勢されて配置されており、このピニオン(37)を下方に付勢してラック歯(28)に噛合させる噛み合せ装置(44)が設けられている、請求項1記載の横開きシャッター。
  3. ラック歯(28)が吊りレール(19)のコーナー部(31)の外側となる方向に吊りレール(19)及びパネル中心から偏倚させて設けられている、請求項1記載の横開きシャッター。
  4. 各単位パネル(1) がその上端略中央部に位置する1個の吊り車輪(6) で懸吊されており、各単位パネルとこれに隣接する単位パネルとが両者を屈折自在に連結している縦軸(7,9) に沿って相対上下動可能に連結されており、各単位パネルのラック歯(28)とこれに隣接する単位パネルのラック歯との間に一歯の欠歯(45)を有することを特徴とする、請求項1、2または3記載の横開きシャッター。
  5. 各単位パネル(1) は、ラック歯(28)の両小口端部分に噛み合い歯(25,26) を備えており、この噛み合い歯(25,26) は、単位パネル(1) が吊りレール(19)の直線部(36)に移動したとき、隣接する単位パネルの噛み合い歯(25,26) と噛合して相対上下動を固定する、請求項4記載の横開きシャッター。
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