JPH0634541Y2 - 自動車用リヤウィンドウ開閉装置 - Google Patents

自動車用リヤウィンドウ開閉装置

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JPH0634541Y2
JPH0634541Y2 JP19731187U JP19731187U JPH0634541Y2 JP H0634541 Y2 JPH0634541 Y2 JP H0634541Y2 JP 19731187 U JP19731187 U JP 19731187U JP 19731187 U JP19731187 U JP 19731187U JP H0634541 Y2 JPH0634541 Y2 JP H0634541Y2
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JP
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guide rail
sliding
guide
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和巳 仲原
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Ohi Seisakusho Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、自動車のリヤウインドウを自動的に開閉させ
る装置に関する。
〔従来の技術〕
従来のこの種の装置としては、例えば特開昭62-184920
号公報に開示されているようなものがある。
この従来の装置は、フレームの両側部に固着した1対の
ガイドレールのそれぞれに、2個の摺動部材を摺動自在
に装着し、一方の摺動部材に起倒自在に枢着した1対の
支持リンクをもってウインドウガラスの各側部を支持
し、かつ他方の摺動部材といずれか一方の支持リンクと
を、補助リンクをもって連結することにより、両摺動部
材の相対移動により、前記補助リンクを介して前記両支
持リンクを起倒させて、ウインドウガラスを開閉させる
ようにし、かつフレームの適所に、前記各摺動部材をガ
イドレールに沿って移動させる駆動装置を設けたものよ
りなっている。
この装置によると、ウインドウガラスが閉じている状態
から、駆動装置により、一方の摺動部材を、ガイドレー
ルに沿って、他方の摺動部材に対して相対的に移動させ
ると、ウインドウガラスが開き、かつその開いたままの
状態で、両摺動部材をともにガイドレールに沿って下降
させると、ウインドウガラスは窓枠の下部まで下降し、
最下降位置で停止する。
また、駆動装置を上述の場合と逆に作動させると、ウイ
ンドウガラスは、上述の場合と逆の軌跡をたどって、一
旦上昇した後、閉じる。
上述のような装置においては、左右のガイドレールは、
車体の後部の外形に適合するように、車体の前後方向の
中心線を挾んで互いにハ字状をなして下方に向かって拡
開するように配置しなければならないことが多い。
しかし、両ガイドレールをこのような配置とすると、左
右のガイドレールに装着された各摺動部材間の左右間隔
が各摺動部材の昇降に伴って変動し、各摺動部材へのウ
インドウガラスの支持がきわめて面倒になるという問題
点がある。
このような問題点を解決するため、本出願人は、各ガイ
ドレールを、車体の前後方向の中心線を挾んで互いにハ
字状に拡開するように配設し、かつ両支持リンクを一方
の摺動部材に枢着する軸、及び補助リンクを他方の摺動
部材に連結する軸を、前記中心線と直交する横方向に摺
動可能として、各摺動部材にそれぞれ装着することによ
り、ガイドレールに沿って、左右の各摺動部材が移動す
る際に、支持リンク及び補助リンクを支持する各軸が、
各摺動部材に対してそれぞれ横方向に摺動し、上記各軸
への支持リンク及び補助リンクの連結部分の左右間隔
が、左右の両摺動部材間の間隔の変動に伴って変動する
のを防止するようにした装置につき、本出願と同日付を
もって別途特許出願している。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかし、上述の本出願人の装置によると、両摺動部材が
互いに近接した状態で、ガイドレールにそって移動する
際、各摺動部材に対する各軸の横方向の進出量にばらつ
きが生じると、両支持リンク及び補助リンクの横方向の
位置関係に狂いが生じ、それらのリンクの作動が不円滑
となったり、作動不能となるおそれがある。
本考案は、このような問題点を解決した自動車用リヤウ
インドウ開閉装置を提供することを目的としている。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案の装置は、各ガイドレールを、車体の前後方向の
中心線を挾んで互いにハ字状に拡開するように配設し、
かつ両支持リンクを一方の摺動部材に枢着する軸、及び
補助リンクを他方の摺動部材に連結する軸を、前記中心
線と直交する横方向に摺動可能として、各摺動部材にそ
れぞれ装着し、さらに両支持リンクを枢支する各軸を、
ガイドレールと平行な案内杆をもって互いに連結すると
ともに、補助リンクを枢支する軸に、両摺動部材が互い
い近接したとき、前記案内杆の先端部が嵌合するように
した凹溝を設けることにより、上記問題点の解決を計っ
ている。
〔作用〕
本考案の自動車用リヤウインドウ開閉装置によると、同
一のガイドレールに装着されている両摺動部材が互いに
近接すると、補助リンクを枢支する軸に設けられた凹溝
に、案内杆の先端部が嵌合する。
その後、両摺動部材が、互いに近接したままの状態で、
ガイドレールに沿って移動すると、補助リンク用の軸
と、両支持リンク用の軸とは、案内杆により互いに連結
され、一体となって、各摺動部材に対して横方向に摺動
する。
したがって、補助リンク及び支持リンクの横方向の相互
の位置関係が狂うことはない。
両摺動部材が互いに離れた場合は、案内杆の先端部は、
凹溝から離脱し、補助リンク用の軸と、両支持リンク用
の軸とは、互いに独立して横方向に摺動し得るようにな
る。
〔実施例〕
以下、本考案の一実施例を、添付図面に基づいて説明す
る。
第1図及び第2図を参照して説明すると、(1)は、自
動車の車体、(2)は、車体(1)の後端上部に、ヒン
ジ(図示略)をもって枢着され、後端部が上下方向に開
閉し得る、いわゆるハッチバック式のバックドアであ
る。
バックドア(2)は、前上向き傾斜する前半部に、台形
状の窓孔(3)が形成され、かつほぼ水平な後半部で、
車体(1)の後部のトランクルーム(4)の上方を覆う
ようにしたフレーム(5)を備えている。
フレーム(5)における窓孔(3)には、リヤウインド
ウを構成するウインドウガラス(6)が、第3図以降に
詳細に示す開閉装置(7)により、第3図及び第6図に
示す全閉位置から、第4図及び第7図に示す中間位置を
経て、第5図及び第8図に示す全開位置まで、およびそ
の逆方向に開閉自在に設けられている。
第3図以降に示すように、開閉装置(7)は、窓孔
(3)の両側部におけるフレーム(5)の車内側の面に
固着された左右1対のガイドレール(8)を備えてい
る。
両ガイドレール(8)は、フレーム(5)の窓枠部分と
平行をなすように、前上向き傾斜するとともに、下方に
向かって互いに左右にハ字状に拡開するように配設され
ている。
左右のガイドレール(8)、及びそれらに装着された開
閉装置(7)の各部材は、車体(1)の前後方向の中心
線(L)(第2図、第6図乃至第9図参照)に関して、
互いに左右対称に配設してあるので、以下の説明図で
は、それらの右方のもののみについて説明し、左方のも
のについては説明を省略する。
ガイドレール(8)は、第12図乃至第14図に示すよう
に、平板状の水平な基片(8a)と、基片(8a)のほぼ中
央より垂下する長寸の側片(8b)と、基片(8a)の内端
(内外をいうときは、車体(1)の中央を向く方を内
方、その反対方向を外方という。以下同様。)より垂下
する短寸の側片(8c)とにより、上端に拡幅部(9a)を
備え、かつその中央下方に狭幅部(9b)が連続する案内
溝(9)を形成し、かつ側片(8c)の下端に、内方に向
けて水平に突出する張出片(8d)を連設してなる断面形
状を有し、案内溝(9)の狭幅部(9b)の開口(9c)が
下方を向くようにして、基片((8a)がフレーム(5)
の下面に固着されている。
案内溝(9)の狭幅部(9b)における側片(8b)側の面
には、後述するギヤードケーブル(31)(75)案内用及
び嵌合用のほぼ円形のケーブル案内溝(10)(11)が、
上下二段に、かつ案内溝(9)の狭幅部(9b)に向かっ
て開口するように、それぞれ穿設されている。
また、案内溝(9)の狭幅部(9b)における側片(8c)
側の面にも、同様の1本のケーブル案内溝(12)が狭幅
部(9b)に向かって開口するように穿設されているが、
この実施例においては、このケーブル案内溝(12)は何
らの作用もしていない。
各ガイドレール(8)の案内溝(9)内には、2個の摺
動部材(13)(14)が、互いに独立して摺動自在に嵌合
されている。
各摺動部材(13)(14)は、ガイドレール(8)の案内
溝(9)の拡幅部(9a)に摺動自在に嵌合する前後1対
ずつの水平な摺動片(13a)(14a)を備え、それらの中
央より垂下片(13b)(14b)が、案内溝(9)の狭幅部
(9a)を通って垂下する構造をなしている。
摺動部材(13)の垂下片(13b)の前後部の下端と、摺
動部材(14)の垂下片(14b)の中央部の下端とには、
軸支片(13c)(13d)(14c)がそれぞれ連設されてお
り、各軸支片(13c)(13d)(14c)の内側には、車体
(1)の中心線(L)に対して直交する、したがってガ
イドレール(8)に対して直角以外の角度をもって交差
する互いに平行な軸受筒(15)(16)(17)が、それぞ
れ貫通するようにして固着されている。
各軸受筒(15)(16)(17)には、軸(18)(19)(2
0)が、中心線(L)と直交する方向に向けて摺動自在
にそれぞれ嵌合されている。
軸(18)(19)の各内端には、1対の支持リンク(21)
(22)の各下端がそれぞれ枢嵌されており、各支持リン
ク(21)(22)の上端は、ウインドウガラス(6)の両
側部下面に固着されたガラス支持板(23)の下面に固着
した下向きコ字状をなすブラケット(24)の外側面に、
中心線(L)と直交する軸(25)(26)をもってそれぞ
れ枢着されている。
支持リンク(21)は、支持リンク(22)より若干短寸と
し、これらの寸法の異なる両支持リンク(21)(22)を
もってウインドウガラス(6)を支持することにより、
両支持リンク(21)(22)の起倒により、ウインドウガ
ラス(6)を第4図に示す中間位置まで開いたときのウ
インドウガラス(6)の傾斜角度が、第3図に示す全閉
時の傾斜角度より小となるように、すなわち、バックド
ア(2)の後半部の傾斜角度(ほぼ水平)にできるだけ
近ずくようにしてある。
軸(20)の内端と、支持リンク(21)の中間部内側面に
突設したピン(27)の内端とは、両端にボールジョイン
ト(28)(29)を備える補助リンク(30)をもって互い
に連結されている。
かくして、摺動部材(13)が第3図、第4図、第6図及
び第7図に示す上限位置に停止している状態で、摺動部
部材(14)が、第3図及び第6図に示す上限位置から、
第4図及び第7図に示す中間位置まで相対的に移動する
ことにより、補助リンク(3)を介して、支持リンク
(21)が起立させられ、ウインドウガラス(6)は全閉
位置か中間位置まで移動させられ、また摺動部材(14)
が上述の場合と逆に移動することにより、補助リンク
(30)を介して、支持リンク(21)が起伏させられ、ウ
インドウガラス(6)は中間位置から全閉位置まで移動
させられる。
この摺動部材(14)の上限位置から中間位置まで及びそ
の逆方向への移動期間中、軸(20)は、後述するロック
機構(61)の作用により、軸受筒(17)に対する左右方
向の移動が阻止されているので、ガイドレール(8)に
沿う摺動部材(14)の移動に伴って、軸(20)への補助
リンク(30)の枢着部が、支持リンク(21)の中間位置
にあるピン(27)への補助リンク(30)の枢着部に対し
て、相対的に左右方向に位置ずれする。
このときの補助リンク(30)の両端の枢着部の左右方向
の位置ずれは、補助リンク(30)の両端の枢着部をボー
ルジョイント(28)(29)とし、かつその位置に伴って
補助リンク(30)自体が左右方向に若干傾動し得るよう
にしたことによって補償される(第6図及び第7図参
照)。
各ガイドレール(8)のケーブル案内溝(10)内には、
第9図、第12図乃至第14図に示すように、硬鋼線よりな
る芯線(31a)のまわりに、硬鋼線の螺旋巻線(31b)を
装着することにより、螺旋巻線(31b)がラックの作用
をすうようにした公知のギヤードケーグル(31)が軸線
方向に摺動自在に嵌挿されており、そのギヤードケーブ
ル(31)の上端は、第12図に示す取付金具(32)と止め
ねじ(33)とをもって、摺動部材(14)に止着されてい
る。
ギヤードケーブル(31)は、ガイドレール(8)の下端
より、案内管(34)を持って、第3図及び第15図に示す
ように、バックドア(2)のフレーム(5)のほぼ水平
な後半部の下面に設けられたケーブル駆動機構(35)に
導びかれている。
第3図及び第15図に明示してあるように、ケーブル駆動
機構(35)は、中間部がフレーム(5)の下面に適宜の
間隔をもって平行をなすようにして、前後部がフレーム
(5)に固着された支持板(36)と、左右のガイドレー
ル(8)の下端よりギヤードケーブル(31)を導びいて
きた各案内管(34)を、前後に適宜の間隔を隔てて互い
平行向をなすように支持板(36)上に固定する取付金具
(37)と、前後の案内管(34)の対向部分に切設され軸
線方向のスリット(38)を介して、前後部が各案内管
(34)内を挿通しているギヤードケーブル(31)と噛合
するとともに、支持板(36)を貫通する回転軸(39)の
上端に固嵌されたピニオン(40)と、支持板(36)の下
面に固着されたケース(41)内において、回転軸(39)
の下端に固嵌され、ピニオン(40)と同期回転するウオ
ームホイール(42)と、このウオームホイール(42)に
噛合するようにしてケース(41)内に回転自在に枢支さ
れたウオームホイール(43)と、支持板(36)の下面に
取付けられ、かつ回転軸(44a)がウオーム(43)と連
結されて、該ウオーム(43)を正逆回転させる可逆転モ
ータ(44)とを備えている。
このモータ(44)により、ウオーム(43)、ウオームホ
イール(42)及び回転軸(39)を介して、ピニオン(4
0)を、第15図に実線の矢で示す示す反時計方向に回転
させることにより、左右のガイドレール(8)に案内さ
れている両ギヤードケーブル(31)を、互いに同期して
両ガイドレール(8)内に送り込み、左右の摺動部材
(14)を、互いに同期して上昇させ、またピニオン(4
0)を、第5図に破線の矢で示す時計方向に回転させる
ことにより、両ギヤードケーブル(31)を両ガイドレー
ル(8)の下端より引き出して、左右の摺動部材(14)
を、互いに同期して下降させることができる。
なお、左右いずれか一方又は両方の摺動部材(14)が第
3図に示す上限位置及び第5図に示す下限位置にそれぞ
れ達したときに作動するようにしたリミットスイッチ
(図示略)を、ガイドレール(8)又はその他の部分に
設け、これらのリミットスイッチの作動により、モータ
(44)の作動を制御して、摺動部材(14)がその範囲を
越えて移動しないようにするのがよい。
第9図乃至第11図及び第13図に示すように、摺動部材
(13)の内側面には、摺動部材(13)を上限位置でガイ
ドレール(8)に係止させて単独で停止させるための係
止機構(45)が設けられている。
係止機構(45)は、摺動部材(13)の垂下片(13b)の
内側面に、軸(46)をもって中間部が枢着され、かつ後
下端部に形成された上向きのフック部(48a)が、ガイ
ドレール(8)における張出片(8d)の要所に形成され
た切欠き(47)に係合することにより、ガイドレール
(8)に沿う摺動部材(13)の移動を阻止するようにし
たシーソー式の係止レバー(48)と、軸(46)まわりに
巻回され、係止レバー(48)を、そのフック部(48a)
が切欠き(47)に係合する方向である第10図における時
計方向に付勢するばね(49)と、係止レバー(48)のフ
ック部(48a)の側面に軸(50)をもって枢着され、フ
ック部(48a)とともに切欠き(47)に係合し得るとと
もに、フック部(48a)が切欠き(47)から外れたと
き、ガイドレール(8)の張出片(8d)に沿って転動可
能なローラ(51)とを備えている。
係止レバー(48)の前上端部には、長軸がガイドレール
(8)と同方向を向く長孔とした係合孔(52)が穿設さ
れている。
摺動部材(14)側には、摺動部材(14)が第4図及び第
11図に示す中間位置まで下降したとき、上記係止機構
(45)の係止状態を解除するとともに、摺動部材(14)
と摺動部材(13)とを互いに連結する係止解除及び連結
機構(53)が設けられている。
この機構(53)は、摺動部材(14)の垂下片(14b)の
下端部に、止めねじ(54)をもって基部(55a)が固着
され、かつ基部(55a)よりガイドレール(8)の張出
片(8d)に沿って後下方に向けて延出する舌片(55b)
を有する解除板(55)と、この解除板(55)の舌片(55
b)の前上部に下向き突設され、かつ係止レバー(48)
の係合孔(52)に嵌合可能な連結ピン(56)とを備えて
いる。
この機構(53)によると、摺動部材(14)が中間位置ま
で下降したとき、解除板(55)の舌片(55b)の先端が
係止レバー(48)の下端部とガイドレール(8)の張出
片(8d)との間に楔入して、係止レバー(48)をばね
(49)の付勢力に抗して、第10図及び第11図における反
時計方向に回動し、この係止レバー(48)の回動によ
り、まず係止レバー(48)の係合孔(52)が、連結ピン
(56)の上方に若干の空隙(S)を残して連結ピン(5
6)に嵌合され、次いでフック部(48a)及びローラ(5
1)が切欠き(47)から離脱させられ、摺動部材(13)
とガイドレール(8)との係止状態が解除させられる
(第11図は、フック部(48a)が切欠き(47)から離脱
した瞬間の状態を示す)。すると摺動部材(13)は、係
合孔(52)の上縁と連結ピン(56)との間の上記空隙
(S)分だけ自重により若干下降し、連結ピン(56)は
係合孔(52)の上端に係合して停止する。
このとき、解除板(55)の舌片(55b)の先端は、係止
レバー(48)の下端部とガイドレール(8)の張出片
(8d)との間より相対的に上方に位置するので、フック
部(48a)及びローラ(51)は切欠き(47)に再係合可
能な状態となるが、このときは摺動部材(13)の自重に
よる上記下降分だけフック部(48a)等は切欠き(47)
より若干下方に位置しているので、フック部(48a)等
が切欠き(47)に再係合することはない。
このときの連結ピン(56)と係止レバー(48)の係合孔
(52)との係合により、両摺動部材(13)(14)は互い
に連結され、駆動装置(35)により、摺動部材(14)が
中間位置よりさらに下降させられると、摺動部材(13)
も摺動部材(14)と一体となって同時に下降させられ、
第5図及び第8図に示す下限位置に至ることができる。
摺動部材(14)が、下限位置から中間位置まで上昇させ
られたときは、まず、ばね(49)の付勢力により、係止
レバー(48)のフック部(48a)とローラ(51)とが切
欠き(47)に係合し、摺動部材(13)がガイドレール
(8)に係止されるとともに、このときの係止レバー
(48)の第11図における時計方向への回動により、係合
孔(52)が連結ピン(56)から離脱し、両摺動部材(1
3)(14)の連結が断たれ、それ以後摺動部材(14)の
みが単独で上限位置まで上昇させられる。
この間、解除板(55)の舌片(55b)の先端は、上述の
ように、係止レバー(48)の下端部より上方に位置して
いるので、係止レバー(48)の第11図における時計方向
への回動が舌片(55b)より妨げられることはない。
第9図及び第13図に示すように、摺動部材(13)側に設
けられた上下の軸(18)(19)が各軸受筒(15)(16)
に対して、互いに一体となって左右方向に摺動するよう
にするため、各軸(18)(19)の内端部における支持リ
ンク(21)(22)の枢着部の外側部分は、中心線(L)
と平行な連結杆(57)の各端部に、止めねじ(58)をも
ってそれぞれ固着されることにより、互いに連結され、
かつ各軸(18)(19)の外端部は、ガイドレール(8)
と平行な案内杆(59)の中間部と下端部とに、止めねじ
(58)をもってそれぞれ固着されることにより、互いに
連結されている。
また、摺動部材(14)が中間位置まで下降して、摺動部
材(13)と連結された後、摺動部材(14)側の軸(20)
が摺動部材(13)側の各軸(18)(19)と一体となって
左右方向に摺動するようにするため、軸(20)の外端部
に、摺動部材(14)が中間位置に達したとき、上記案内
杆(59)の上端部に係合するようにした凹溝(60)を設
けてある。
さらに、摺動部材(14)が上限位置から中間位置に至る
までの間に、軸(20)が妄りに左右方向に摺動し、凹溝
(60)が案内杆(59)に係合しなくなるのを防止するた
め、軸(20)用のロック機構(61)を設けてある。
第12図に明示してあるように、ロック機構(61)は、軸
(20)の中間部において、軸(20)の外周よりガイドレ
ール(8)側に向けて出没自在に、かつ圧縮ばね(62)
をもって突出する方向に常時付勢されて設けられたロッ
クピン(63)を備えており、軸(20)がその最外方位置
に位置しているときに、ロックピン(63)が突出して、
軸受筒(17)の外端面に当接することにより、軸(20)
の内方への移動が阻止されるようになっている。なお、
第12図における(64)は、軸(20)のまわり止め用のキ
ーである。
(65)は、ロック機構(61)の上記ロック状態を解除す
るためのロック解除機構で、摺動部材(14)の垂下片
(14b)の外側面に設けられたガイドレール(8)と平
行な角筒状のケーシング(66)と、このケーシング(6
6)内に摺動自在に嵌挿され、かつケーシング(66)の
上端より突出することにより、ロックピン(63)の先端
を軸(20)内に没入させる傾斜面(67a)を有するロッ
ク解除杆(67)と、ロック解除杆(67)の下端に連設さ
れるとともに、ケーシング(66)の下端よりガイドレー
ル(8)と平行に下方に向けて突出する作動ロッド(6
8)と、作動ロッド(68)の下端部とケーシング(66)
の下端部との間に縮設され、作動ロッド(68)及びロッ
ク解除杆(67)を下方に向けて付勢する圧縮ばね(69)
とからなっている。
このロック解除機構(65)により、摺動部材(14)が中
間位置の直前まで下降し、かつ軸(20)の凹溝(60)に
案内杆(59)の上端が辛うじて係合した後、作動ロッド
(68)の下端が摺動部材(13)の上端部外側面に設けた
突片(70)に当接し、その後の摺動部材(14)の中間位
置までの下降により、作動ロッド(68)とともにロッド
解除杆(67)がケーシング(66)に対して上方に移動さ
せられ、その傾斜面(67a)でロックピン(63)の先端
を軸(20)内に没入し、ロック機構(61)のロック状態
を解除する。
その後、摺動部材(14)が摺動部材(13)と連結され
て、中間位置より下限位置まで下降する間中、ロック解
除状態は維持され、後述する補助機構(71)により、軸
(20)は軸(18)(19)と一体となって内方に移動させ
られ、ロックピン(63)は、第12図に想像線で示すよう
に、軸受筒(17)内に進入する。
摺動部材(14)が下限位置より中間位置まで上昇したと
きは、ロックピン(63)は第12図に実線で示す位置まで
復帰させられるが、まだこのときは、ロック解除機構
(65)によるロック解除状態が維持されているので、ロ
ックピン(63)の先端は軸(20)内に没入したまま維持
され、摺動部材(14)が中間位置より若干上昇したとき
に始めて、ロックピン(63)は突出して、もとのロック
状態に復帰し、その後作動ロッド(68)の下端は突片
(70)から離れる。
第9図及び第14図に明示してあるように、補助機構(7
1)は、ガイドレール(8)に沿う摺動部材(13)の上
限位置から下限位置までの下降、及びその逆方向への上
昇に同期して、軸(18)(19)(20)を、一体として内
方及び外方に移動させるための装置であり、両端が連結
杆(57)及び案内杆(59)にそれぞれ固着され、かつ上
縁に各軸(18)(19)と平行に並ぶ歯(72a)を有する
ラック板(72)と、このラック板(72)の歯(72a)と
噛合するようにして、摺動部材(13)の垂下片(13b)
の中位部に軸(73)をもって枢支されたピニオン(74)
と、少なくとも摺動部材(13)の移動範囲の全長にわた
って、ガイドレール(81)のケーブル案内溝(11)内に
嵌合され、かつ一端又は両端が適宜の止め具(図示略)
をもってガイドレール(8)に固着されることにより、
ガイドレール(8)と一体のラックとして作用する、上
記ギヤードケーブル(31)と同様のギヤードケーブル
(75)と、このギヤードケーブル(75)と常時噛合する
ようにして、摺動部材(13)の垂下片(13b)に軸(7
6)をもって枢支されたピニオン(77)と、このピニオ
ン(77)の回転力を適宜減速してピニオン(74)に伝達
する中間ギヤ(78)(79)とを備えている。
ピニオン(77)から中間ギヤ(78)(79)を介してピニ
オン(74)に至る歯車機構の減速比は、ガイドレール
(8)に沿う摺動部材(13)の下降距離(X)に対し
て、ラック板(72)が、摺動部材(13)の横方向の移動
成分であるXcosθ(θは、第9図に示すように、ガイド
レール(8)の中心軸線と軸(19)等の中心軸線とのな
す挾角(鋭角の方)である。)と同一量だけ、摺動部材
(13)に対して、上記移動成分の逆方向である内方に移
動するような値としてある。
この補助機構(71)により、摺動部材(13)が上限位置
から下限位置まで下降する間に、摺動部材(13)とギヤ
ードケーブル(75)との相対移動により、ピニオン(7
7)が回転させられ、その回転力が中間ギヤ(78)(7
9)を介して、ピニオン(74)に伝達され、このピニオ
ン(74)の回転により、ラック板(72)及び軸(18)
(19)(20)が一体となって上述したような関係で、摺
動部材(13)に対して内方に移動させられる。
また、摺動部材(13)が下限位置から上限位置まで上昇
する間には、ピニオン(77)(74)及び中間ギヤ(78)
(79)が上述の場合と逆方向に回転させられて、ラック
板(72)及び軸(18)(19)(20)等は、摺動部材(1
3)に対して、上述の場合と逆に、外方に向けて移動さ
せられる。
その結果、摺動部材(13)が上限位置から下限位置まで
のどのような位置にあっても、各軸(18)(19)(20)
は、バックドア(2)に対する左右方向の位置を常に一
定に維持され、もって、左右のガイドレール(8)が下
方に向けてハ字状に拡開していることに伴う支持リンク
(21)(22)及び補助リンク(30)の各軸(18)(19)
(20)への枢着部分がバックドア(2)に対して左右方
向に位置ずれするのを防止することができる。
この実施例においては、ギヤードケーブル(31)とケー
ブル駆動機構(35)とにより、摺動部材(14)をガイド
レール(8)に沿って移動させる駆動手段(80)を構成
し、これと係止機構(45)と、係止解除及び連結機構
(53)とにより、摺動部材(13)をガイドレール(8)
に沿って移動させる駆動手段(81)を構成し、両駆動手
段(80)(81)により、各摺動部材(13)(14)を移動
させる駆動装置(82)を構成するようにしてある。
しかし、この駆動装置(82)は、摺動部材(14)を上限
位置から下限位置まで単独で、かつ中間位置から下限位
置までは、摺動部材(13)と一体となって移動させうる
ものであれば、どのような構成のものでもよい。
次に、この実施例の全体の作用について説明する。
ウインドウガラス(6)が全閉位置に位置しているとき
は、摺動部材(13)(14)はともにそれらの上限位置に
位置している。このとき、摺動部材(13)は、係止機構
(45)により、ガイドレール(8)に係止され、下降及
び上昇が阻止されている。
この状態から、ケーブル駆動機構(35)により、各ガイ
ドレール(8)内における各ギヤードケーブル(31)を
引き下げて、左右の摺動部材(14)を、上限位置から中
間位置まで互いに同期して下降させると、補助リンク
(30)を介して、両支持リンク(21)(22)が起立させ
られ、ウインドウガラス(6)は、第4図及び第7図に
示す中間位置に至る。
摺動部材(14)が中間位置に達する直前までは、軸(2
0)は、ロック機構(61)の作用により、摺動部材(1
4)に対して最外方の位置で左右方向の移動が阻止され
ている。
摺動部材(14)が中間位置の直前まで下降すると、まず
軸(20)の凹溝(60)が案内杆(59)の上端に辛うじて
係合し、次いでロック解除機構(65)における作動ロッ
ド(68)の下端が、停止している摺動部材(13)の突片
(70)に当接して、ロック機構(61)によるロック状態
が解除させられる。
また、摺動部材(14)が中間位置に達する直前に、解除
板(55)の舌片(55b)が係止レバー(48)の下端部と
ガイドレール(8)の張出片(8d)との間に楔入して、
連結ピン(56)と係止レバー(8)との係合により、両
摺動部材(13)(14)が互いに連結されるとともに、係
止レバー(48)のフック部(48a)とローラ(51)とが
切欠き(47)から離脱させられて、ガイドレール(8)
に対する摺動部材(13)の係止状態が解除され、摺動部
材(13)は摺動部材(14)と一体となって下降可能とな
る。
この状態から、左右のガイドレール(8)における各ギ
ヤードケーブル(31)をさらに引き下げて、左右の各摺
動部材(14)を互いに同期して、中間位置から下限位置
まで下降させると、摺動部材(13)は、摺動部材(14)
と連結されたまま、一体となって下限位置まで下降させ
られる。
この摺動部材(13)と下降により、ガイドレール(8)
と実質的に一体となっているギヤードケーブル(75)と
噛合しているピニオン(77)が回転させられ、その回転
力がピニオン(74)に伝達させられる。
このピニオン(74)の回転により、ラック板(72)及び
それと一体となっている連結杆(57)、案内杆(59)及
び軸(18)(19)(20)等は、ガイドレール(8)に沿
う摺動部材(13)の下降時のバックドア(2)に対する
横方向の移動成分の同一量だけ摺動部材(13)に対して
内方に移動させられ、結果的に、それらは、摺動部材
(13)(14)がガイドレール(8)に沿って斜め下方に
下降するにも拘らず、バックドア(2)に対して、中心
線(L)と平行に、真下に下降することになる。
その結果、ウインドウガラス(6)、支持リンク(21)
(22)及び補助リンク(30)等は、第4図及び第7図に
示す中間位置の姿勢を維持したまま、バックドア(2)
に対して斜め後下方に平行移動し、第5図及び第8図に
示す全開位置に至る。
摺動部材(14)が下限位置に達すると、図示を省略した
リミットスイッチが作動して、ケーブル駆動機構(35)
におけるモータ(44)の作動が停止させられ、ウインド
ウガラス(6)は全開位置の状態で維持させられる。
この状態から、モータ(44)を上述の場合と逆方向に回
転させると、ほぼ上述の場合と逆の作動で、両摺動部材
(13)(14)は、上限位置及び中間位置まで一体となっ
て上昇させられ、その間に、補助機構(71)により、軸
(18)(19)(20)は、互いに一体となって摺動部材
(13)に対して外側方に移動させられ、ウインドウガラ
ス(6)はそのままの姿勢で中間位置まで上昇させられ
る。
摺動部材(14)が中間位置に達すると、摺動部材(13)
は、係止機構(45)により、ガイドレール(8)に係止
されるとともに、摺動部材(13)との連結関係が解除さ
れ、それ以後は摺動部材(14)のみが単独で上限位置ま
で上昇させられる。
その間に、解除板(55)の舌片(55b)は係止レバー(4
8)から、ロック解除機構(65)の作動ロッド(68)は
突片(70)から、また軸(20)の凹溝(60)は案内杆
(59)の上端からそれぞれ順次離れ、軸(20)はロック
機構(61)により最外方の位置で摺動部材(14)に対し
てロックされ、またウインドウガラス(6)は、補助リ
ンク(30)による支持リンク(21)(22)の倒伏回動に
より、第3図及び第6図に示すもとの全閉位置まで復帰
させられる。
摺動部材(14)が上限位置に達すると、図示を省略した
リミットスイッチが作動して、モータ(44)の作動が停
止させられ、ウインドウガラス(6)は全閉位置の状態
で維持させられる。
以上から明らかなように、この実施例においては、1対
のガイドレール(8)をハの字状の配置とするととも
に、支持リンク(21)(22)及び補助リンク(30)を各
摺動部材(13)(14)に連結する軸(18)(19)(20)
を、車体の前後方向の中心線(L)と直交する横方向に
摺動可能として、各摺動部材(13)(14)にそれぞれ装
着し、さらに両支持リンク(21)(22)に枢支する各軸
(18)(19)を、ガイドレール(8)と平行な案内杆
(59)をもって互いに連結するとともに、補助リンク
(30)を枢支する軸(20)に、両摺動部材(13)(14)
が互いに近接したとき、前記案内杆(59)の先端部が嵌
合するようにした凹溝(60)を設けたことにより、考案
の効果として以下に示すような効果を奏することができ
る。
〔考案の効果〕
本考案は、上述のような構成とし、かつ上述のような作
用を生じるので、両摺動部材が互いに近接した状態でガ
イドレールに沿って移動する際、補助リンク及び支持リ
ンクの横方向の相互の位置関係の狂いを防止することが
でき、もって各リンクの不円滑な作動や、作動不良等を
防止できる利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の装置を備えた自動車の一例を示す外
観斜視図、 第2図は、同じくバックドアを後方より見た後面図、 第3図は、第2図のA-A線に沿う縦断側面図で、ウイン
ドウガラスが全閉位置にある状態を示す図、 第4図は、同じく、ウインドウガラスが中間位置にある
状態を示す図、 第5図は、同じく、ウインドウガラスが全開位置にある
状態を示す図、 第6図は、第3図のものを上方より見た平面図、 第7図は、第4図のものを上方より見た平面図、 第8図は、第5図のものを上方より見た平面図、 第9図は、第3図のB-B線より見た拡大図、 第10図は、第9図のC-C線に沿う断面図、 第11図は、第10図示の状態より、上方の摺動部材が中間
位置まで下降したときの状態を示す、第10図と同様の断
面図、 第12図は、第9図のD-D線に沿う拡大断面図、 第13図は、第9図のE-E線に沿う拡大断面図、 第14図は、第9図のF-F線に沿う拡大断面図、 第15図は、第3図のG-G線に沿う拡大断面図である。 (1)車体、(2)バックドア (3)窓孔、(5)フレーム (6)ウインドウガラス、(7)開閉装置 (8)ガイドレール、(9)案内溝 (13)(14)摺動部材、(18)(19)(20)軸 (21)(22)支持リンク、(30)補助リンク (31)(75)ギヤードケーブル (35)ケーブル駆動機構、(44)モータ (45)係止機構、(47)切欠き (48)係止レバー、(49)ばね (52)係合孔、(53)係止解除及び連結機構 (55)解除板、(56)連結ピン (59)案内杆、(60)凹溝 (61)ロック機構、(63)ロックピン (65)ロック解除機構、(67)ロック解除杆 (68)作動ロッド、(71)補助機構 (72)ラック板、(74)(77)ピニオン (80)(81)駆動手段、(82)駆動装置 (L)中心線

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】フレームの両側部に固着した1対のガイド
    レールのそれぞれに、2個の摺動部材を摺動自在に装着
    し、一方の摺動部材に起倒自在に枢着した1対の支持リ
    ンクをもってウインドウガラスの各側部を支持し、かつ
    他方の摺動部材といずれか一方の支持リンクとを、補助
    リンクをもって連結することにより、両摺動部材の相対
    移動により、前記補助リンクを介して前記両支持リンク
    を起倒させて、ウインドウガラスを開閉させるように
    し、かつフレームの適所に、前記各摺動部材をガイドレ
    ールに沿って移動させる駆動装置を設けてなる自動車用
    リヤウインドウ開閉装置において、前記各ガイドレール
    を、車体の前後方向の中心線を挾んで互いにハ字状に拡
    開するように配設し、かつ前記両支持リンクを一方の摺
    動部材に枢着する軸、及び前記補助リンクを他方の摺動
    部材に連結する軸を、前記中心線と直交する横方向に摺
    動可能として、各摺動部材にそれぞれ装着し、さらに両
    支持リンクを枢支する各軸を、ガイドレールと平行な案
    内杆をもって互いに連結するとともに、補助リンクを枢
    支する軸に、両摺動部材が互いに近接したとき、前記案
    内杆の先端部が嵌合するようにした凹溝を設けたことを
    特徴とする自動車用リヤウインドウ開閉装置。
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