JPS6123176Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6123176Y2
JPS6123176Y2 JP1980009301U JP930180U JPS6123176Y2 JP S6123176 Y2 JPS6123176 Y2 JP S6123176Y2 JP 1980009301 U JP1980009301 U JP 1980009301U JP 930180 U JP930180 U JP 930180U JP S6123176 Y2 JPS6123176 Y2 JP S6123176Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
door
shaft
handle
doorway
wall
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1980009301U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS56110269U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1980009301U priority Critical patent/JPS6123176Y2/ja
Priority to GB08303067A priority patent/GB2114216B/en
Priority to GB08303066A priority patent/GB2114215B/en
Priority to GB8033016A priority patent/GB2063357B/en
Priority to PH24728A priority patent/PH21569A/en
Publication of JPS56110269U publication Critical patent/JPS56110269U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6123176Y2 publication Critical patent/JPS6123176Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Specific Sealing Or Ventilating Devices For Doors And Windows (AREA)
  • Support Devices For Sliding Doors (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、壁体に形成された出入口の面と平行
な方向に走行して上記出入口を開閉するようにし
た扉装置に関するものである。
例えば、金庫室の出入口に設けるべき扉装置
は、防盗性を考慮して堅固に作る必要があること
はもとより、出入口を閉鎖しているとき、たとえ
火災が発生したとしても、熱風が金庫室内に侵入
することのないように、扉と壁体との間の接合部
が階段状に重なり合つて熱風の侵入方向を何回か
に分けて曲げるような、所謂煙返し構造にする必
要がある。ところが、出入口の面に平行な方向に
走行する扉装置において、上記のような煙返し構
造にすることは、例えば、出入口を挾む両側の壁
体の前面が相互に別の面になるように形成し、一
方の壁体の延長線に沿つて扉が走行するようにし
てこの一方の壁体の端面と扉の一側端面が接合す
るようにし、また、他方の壁体の端縁部と扉の他
方の側端縁部とが鈎状に重なり合うような構造に
する必要があり(本出願人の出願に係る実願昭54
−143374号明細書記載の考案はその一つであ
る)、出入口を挾む両側の壁体が同一面上にある
場合において煙返し構造にすることは困難であつ
た。
本考案の目的は、扉が出入口の面と平行な方向
に走行するようにした扉装置において、出入口を
挾む壁体の面が同一面上になるように構成されて
いても、所謂煙返し構造を容易に実現できるよう
にした扉装置を提供することにある。
本考案の他の目的は、所謂煙返し構造が、出入
口閉鎖時において扉の走行を移動不能にロツクす
るロツク装置を兼ねるようにした扉装置を提供す
ることにある。
以下、図示の実施例によつて本考案を説明す
る。第1図乃至第5図において、符号1は金庫室
を示すものであり、符号2および3は金庫室1を
画する壁体を、符号4は壁体2,3の間に形成さ
れた金庫室1への出入口を示すものである。壁体
3および出入口4の前方の床には壁体3および出
入口4の面と平行に1本のレール5が敷設されて
いて、このレール5上には扉6の底部の左右に回
転自在に軸支された車輪7,7が載せられること
により、扉6がレール5に案内されながら壁体3
および出入口4と平行な方向に走行することがで
きるようになつている。扉6の正面の適宜の高さ
の所には円板状の回転操作ハンドル9が回転可能
に軸支されており、その左方には二つのダイヤル
錠10,11が並んで設けられている。壁体2の
前面には、扉6が出入口4を閉鎖した状態で扉6
の走行限界を画するように、突起12が設けられ
ている。扉6の上端の後縁部には、第6図にも示
されているように、支持板13を介してガイドロ
ーラ14が水平面内において回転可能に設けられ
ている。このローラ14は壁体3の上端部および
出入口4の上方の壁体にまたがつて水平に固定さ
れた下向きのチヤンネル状のガイドレール15に
緩く嵌まることにより、扉6の倒れ止めがなされ
ると共に、扉6の円滑な走行が行われるようにな
つている。
扉6はその厚さ方向、即ち奥行方向の前半部に
コンクリート等の耐火材を充填して耐火性をもた
せると共に、頑強に作られ、また、扉6の厚さ方
向の後半部には凹陥部16が形成されている。前
記走行車輪7は、上記凹陥部16内において軸支
されている。即ち、第8図および第10にも示さ
れているように、車輪7は扉6の底部においてチ
ヤンネル状支持部材17を介して支架された水平
軸18上に、適宜の球軸受を介して回転自在に支
持されており、車輪7にはスプロケツト輪19が
共軸的に固定されている。
扉6の背面がわには、扉6の左右両側縁および
扉6の上縁に沿うようにして逆U字の枠状に形成
された張出部材20(第4図参照)が、扉6本体
がわの受け溝部材21に案内されて、第2図に示
されているような扉6の背面から突出した態位か
ら、第19図に示されているような扉6の背面と
同一面をなす退避態位までの範囲で並行移動する
ことができるように設けられている。そして、第
2図に示されるように張出部材20が突出した状
態においては、張出部材20が出入口4の左右の
縁部および上縁部に嵌まり、扉6が移動不能にロ
ツクされるようになつている。張出部材20の正
面がわの面からは、第6図に示されているよう
に、ピン22が一体に伸び出て受溝部材21を緩
く貫通しており、このピン22の先端部に固定さ
れたリング23と受溝部材21との間に反発ばね
24が介装されることにより、張出部材20は通
常は受溝部材21内に退避しようとする向きに付
勢されている。このような、ピン22、ばね24
等よりなる張出部材20の付勢手段は、第4図に
示されているように、複数箇所に設けられ、張出
部材20が全体にわたつて均等に移動することが
できるようになつている。
回転操作ハンドル9は、第13図にその詳細が
示されているように、扉6の前半部を貫いて支持
されたハンドル軸25の前端部に固着されてい
る。ハンドル軸25は適宜の軸受によつて回転可
能かつ軸方向に摺動可能に支持されている。ハン
ドル軸25の後端部はスプライン軸部26となつ
ていて、第13図に示されているように、ハンド
ル9を押し込むことにより軸25を第13図にお
いて左方に摺動偏倚させると、スプライン軸部2
6が、軸25の延長線上の軸27の周りに回転可
能に設けられたウオーム28のスプライン軸孔部
に嵌合するようになつており、また、ハンドル9
を引き出して軸25を第13図において右方に摺
動偏倚させると、スプライン軸部26が、ウオー
ム28のスプライン軸孔部から離間すると共に、
軸25上に相対回転可能に設けられたスプロケツ
トホイル29のスプライン軸孔部に嵌合するよう
になつている。ハンドル軸25の下方には支持板
30上の軸31によつてレバー32が垂直面内に
おいて回動可能に支持されている。レバー32の
一腕33と支持板30との間には引張りばね34
が介装されることによりレバー32は第13図に
おいて右旋するように付勢されており、レバー3
2が付勢力により右旋するとレバー32の他の一
腕35がハンドル軸25の摺動範囲内に進出する
ようになつており、第13図のように、ハンドル
軸25を左方に摺動偏倚させると、軸25がレバ
ー32の一腕35を押してレバー32を付勢力に
抗し左旋させ、レバー32の一腕33をスプロケ
ツトホイル29の歯間に係合させるようになつて
いる。前記ウオーム28は、このウオームの上方
において軸25と直角の方向に回転可能に支架さ
れた中間軸36上に固装されたウオームホイル3
7とかみ合つている。
第4図および第11図に示されているように、
中間軸36は扉6の凹陥部16内に水平方向に支
架されており、軸36の中央部には二つの同径の
スプロケツトホイル38,39が固装されると共
に、その右方には二つの同径のスプロケツトホイ
ル状の制動輪40,41が固装され、また、中間
軸36の両端部には締付金具42,42が固装さ
れている。締付金具42は、第18図に詳細に示
されているように、鈎形に形成されている。締付
金具42は、第17図および第18図に示されて
いるように、扉6に形成された開放空間43内に
おいて軸36に固装され、軸36の回動に伴つ
て、第18図に実線で示されているように金具4
2の先端部が空間43の開口44から外方に突出
した状態から、第18図に鎖線42Aで示されて
いるように空間43内に退避した状態までの範囲
内において回動することができるようになつてい
る。また、扉6によつて出入口4を閉鎖した状態
において、壁体2および3の上記開放空間43と
対向すべき位置には同じく開放空間45が形成さ
れると共に、空間45を横切るようにして締付軸
46が支架されていて、扉6がわの空間43と壁
体がわの空間45とを対向させた状態において金
具42をその先端部が開口44から突出するよう
に回動させると、金具42の先端部が空間45の
開口47から空間45内に侵入して金具42の鈎
部が軸46に係合し、扉6が壁体がわに引きつけ
られるようになつている。
前記二つの制動輪40,41の周縁の一部は、
前記ダイヤル錠10,11の本体48,49間に
進出していて、ダイヤル錠10,11を施錠する
ことにより、ダイヤル錠本体48,49から突出
する閂50,51が制動輪40,41の周縁の歯
間に係合して中間軸36が回転不能にロツクされ
るようになつている。
第4図および第5図に示されているように、扉
6の背面がわの上部には、中間軸36と平行に軸
52が回転可能に支架されている。軸52の中央
部には前記スプロケツトホイル38と略同径のス
プロケツトホイル53が固装されていて、これら
スプロケツトホイル38,53との間には無端チ
エーン54が掛けられている。チエーン54には
張力調整用スプロケツトホイル55が押し当てら
れている。張力調整用スプロケツトホイル55
は、第12図に詳細に示されているように、構成
されている。即ち、第12図において、スプロケ
ツトホイル55を相対回転可能に保持した軸56
は移動板57を貫いて植設されており、移動板5
7にはボルト58の頭部が固着されている。軸5
6は支持板59に水平方向(第12図において上
下方向)に穿たれた長孔60を貫通しており、ま
た、ボルト58は支持板59の折曲部61を貫通
したのち、ダブルナツト62,62によつて位置
決めされている。従つて、ダブルナツト62,6
2の調整によつて移動板57およびこれと一体の
軸56を長孔60に沿つて移動させると、スプロ
ケツトホイル55が移動してチエーン54の張力
が調整されることになる。
第4図、第5図および第9図に示されているよ
うに、扉6の背面がわの下部にも、中間軸36と
平行に軸63が回転可能に支架されている。軸6
3の中央部には前記スプロケツトホイル39と略
同径のスプロケツトホイル64が固装されてい
て、これらスプロケツトホイル39,64の間に
は無端チエーン65が掛けられている。チエーン
65には、第14図にも示されているように、張
力調整用スプロケツトホイル66が押し当てられ
ている。スプロケツトホイル66の支持構造は、
第12図によつて既に説明したスプロケツトホイ
ル55の支持構造と同様に構成されているので、
同一の構成部材には第12図のものと同一の符号
を付して詳細な説明は省略する。軸63の両端部
には、第4図、第9図、第15図および第16図
に示されているように、前記張出部材20の受溝
部材21と対向する位置において偏心カム67,
67が固装されている。これらカム67,67
は、張出部材20に固着されかつ受溝部材21に
穿たれた長孔69を貫通した従動部材70の透孔
71内に位置しており、通常は、第16図に示さ
れているように、カム67の近心部が従動部材7
0の透孔71の一縁部に当接することにより、張
出部材20はばね24の弾力に基づく付勢力によ
り受溝部材21内に退避した状態にある。なお、
前記軸52の両端部にも上記偏心カム67と同様
の偏心カム68,68が固装されている(第4図
参照)。これら偏心カム68,68も前記従動部
材70と同様に構成された従動部材の透孔内に位
置し、通常はカム68,68の近心部が従動部材
の透孔の一縁部に当接して、ばね24の弾力に基
づく張出部材20の退避を許すようになつている
ものとする。
第4図において、ハンドル軸25上のスプロケ
ツトホイル29と走行車輪軸18,18上のスプ
ロケツトホイル19,19には、無端チエーン7
2が三角形状に掛けられている。チエーン72に
は、車輪7,7間において設けられた張力調整用
スプロケツトホイル73が押し当てられている。
スプロケツトホイル73の支持構造は、第12図
および第14図によつて説明したものと同様に構
成されているものとする。
第4図において、扉6の背面の上端部からは、
扉6の背面に穿たれた二つの窓孔からローラ7
4,74の周面の一部が突出している。ローラ7
4は、第6図にその詳細が示されているように、
ロツド75によつて水平面内において回転可能に
支持されており、ロツド75は、扉本体に固定さ
れた逆U字状保持体76によつて長手方向に摺動
可能に保持されている。ロツド75には、フラン
ジ77が設けられ、フランジ77と保持体76と
の間に反発ばね78が介装されることにより、ロ
ツド75に第6図において左方に摺動偏倚しよう
とする向きの付勢力が与えられている。この付勢
力による摺動は、フランジ77が保持体76に当
接することによつて規制されるようになつてい
る。しかし、第6図に示されているように、扉の
背面から突出したローラ74は、ガイドレール1
5と同一部材で構成された案内突条79に圧接
し、ロツド75はばね78の弾力に抗して右方に
多少偏倚した状態にある。
また、扉6の背面の下端部からも、扉6の背面
に穿たれた二つの窓孔から二つのローラ80,8
0の周面の一部が突出している。ローラ80の支
持構造の詳細は第7図および第10図に示されて
いるが、その支持構造は前記ローラ74の支持構
造と同様に、ロツド81と保持体82とフランジ
83とばね84とを有してなり、ローラ80は、
ばね84の弾力に基いて、壁体がわに設けられた
案内突条85に圧接している。
次に本考案の作用を説明する。まず、出入口4
を開閉するために扉6を走行させようとするとき
は、回転操作ハンドル9を手前に引き出し、ハン
ドル9と一体のハンドル軸25を第13図におい
て右方に偏倚させて軸25のスプライン部26を
スプロケツトホイル29のスプライン部に嵌合さ
せる。このとき軸25のスプライン部26による
レバー32の一腕35の押圧が解除され、レバー
32は付勢力に基き回動してレバーの一腕33が
スプロケツトホイル29の歯間から抜け出るの
で、スプロケツトホイル29は回転可能となる。
そこで、ハンドル9を手動により回転させると、
この回転力はスプロケツトホイル29、チエーン
72、スプロケツトホイル19,19を介して車
輪7,7に伝達され、車輪7,7が回転駆動され
て扉6はレール5に沿い、左右任意の向きに走行
して出入口4を開閉する。なお、扉6が走行する
とき、上下のローラ74,80が案内突条79,
85に圧接しながら転動すると共に、上端のガイ
ドローラ14,14がガイドレール15の内側面
に圧接しながら転動するから、扉のがたつきが防
止されると共に扉の転倒が防止される。
このようにして扉6を走行させ、扉6によつて
出入口4を閉鎖した場合は、ハンドル9を押し込
んでハンドル軸25を第13図において左方に偏
倚させ、軸25のスプライン部26をウオーム2
8のスプライン部に嵌合させたのちハンドル9を
回転操作する。なお、このとき、レバー32の一
腕35が軸25に押されて付勢力に抗して回動
し、レバー32の一腕33がスプロケツトホイル
29の歯間に係合してスプロケツトホイル29の
回転が阻止され、その結果チエーン72、スプロ
ケツトホイル19,19、車輪7,7の回転も阻
止されて、扉6の自由な走行が阻止される。
上記のようにしてハンドル9が回転操作される
と、この回転力は、ウオームホイル37から中間
軸36に伝達されると共に、スプロケツトホイル
38、チエーン54、スプロケツトホイル53を
介して軸52に伝達され、さらに、スプロケツト
ホイル39、チエーン65、スプロケツトホイル
64を介して軸63に伝達される。このようにし
て、中間軸36が回転するとその両端部の締付金
具42,42も一体に回転し、金具42が第18
図に鎖線42Aで示されるような空間43内に退
避した態位から実線で示されるような空間43か
ら突出した態位をとるに至り、金具42の鈎部が
壁体がわの空間45内の締付軸46に係合して扉
6を壁体がわに引きつけ、扉6が壁体に密着させ
られる。このとき、ローラ74および80はそれ
ぞれ案内突条79,85に当接し、ばね78,8
4の弾力に抗して後退する。また、軸52および
軸63が回転駆動されることにより、軸52の両
端の偏心カム68および軸63の両端の偏心カム
67が回動する。これらカム68,67の回動に
より、第20図にカム67の例が示されているよ
うに、カム67の遠心縁部が張出部材20と一体
の従動部材70の透孔71を押し、張出部材20
をその受溝部材21から外方に押し出す。押し出
された張出部材20は、第2図、第17図に示さ
れているように、出入口4の左右の縁部および上
縁部に嵌合し、扉6が走行不能にロツクされる。
また、張出部材20が出入口の縁部に嵌合するこ
とにより、扉と壁体が階段状に重なり合うことに
なり、所謂煙返し構造を形成したのと実質同一の
状態になる。
また、上記のように扉6を走行不能にロツクし
た状態においてダイヤル錠10,11を施錠操作
すると、第11図に示されているように、ダイヤ
ル錠本体48,49から閂50,51が突出して
制動輪40,41の周縁の歯間に係合する。その
結果各軸36,52,63は回転不能にロツクさ
れ、扉6が施錠されたと同一に帰することにな
る。
次に、出入口4を開放しようとするときは、ま
ず、ダイヤル錠10,11を解錠して閂50,5
1を制動輪40,41の歯間から離脱させたの
ち、ハンドル軸25のスプライン部26をウオー
ム28のスプライン部に嵌合させた状態でハンド
ル9を前述の場合と逆向きに回転操作して各軸3
6,52,63を逆向きに回転させ、偏心カム6
8,67を原位置の方に向つて回動させて張出部
材20を受溝部材21内に退避させると共に、締
付金具42を原位置方向に向つて回動させて締付
金具42の鈎部を締付軸46から離脱させる。し
かるのち、ハンドル9を手前に引いてハンドル軸
25のスプライン部26をスプロケツトホイル2
9のスプライン部に嵌合させ、この状態の下にハ
ンドル9を回転操作すれば、前述の通り扉6はレ
ール5に沿つて走行し、出入口4を開放すること
になる。
このように、本考案によれば、扉が出入口の面
と平行な方向に走行するようにした扉装置におい
て、出入口を挟む壁体の面が同一面上に位置する
ように構成されていても、扉の上下に設けられた
軸を手動的に回転させることにより、張出部材が
扉から突出して出入口に嵌合するから、扉と壁体
が階段上に重なり合つて所謂煙返し構造を構成し
たのと同一に帰し、例えば、金庫室外で火災が発
生しても金庫室への熱風の侵入を防止することが
できる。また、張出部材は出入口に嵌合すること
により扉を移動不能にロツクするから、他に特別
のロツク装置を設ける必要もなくなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す正面図、第2図
は第1図中の−線に沿う断面図、第3図は第
1図中の−線に沿う断面図、第4図は上記実
施例中の扉の拡大背面図、第5図は第4図中の
−線に沿う断面図、第6図は上記実施例中の扉
の上端部を拡大して示す縦断面図、第7図は同じ
く扉の下端部を拡大して示す縦断面図、第8図は
同じく走行車輪部の拡大縦断面図、第9図は第4
図中の−線に沿う拡大断面図、第10図は第
4図中の−線に沿う拡大断面図、第11図は
第4図中のXI−XI線に沿う拡大断面図、第12図
は上記実施例中のチエーンの張力調整装置の部分
を示す拡大縦断面図、第13図は同じく回転操作
ハンドル軸部の拡大縦断面図、第14図は同じく
動力伝達機構の一部を示す拡大縦断面図、第15
図は同じく張出部材の部分を示す拡大横断面図、
第16図は第15図中の−線に沿う断面
図、第17図は上記実施例中の締付機構部を示す
拡大横断面図、第18図は同上締付機構部の縦断
面図、第19図は上記実施例の異なる作動態様を
第2図に準じて示す断面図、第20図は上記実施
例における張出部材の異なる作動態様を第16図
に準じて示す断面図である。 1……金庫室、2,3……壁体、4……出入
口、6……扉、9……回転操作ハンドル、10,
11……ダイヤル錠、20……張出部材、25…
…ハンドル軸、36……中間軸、42……締付金
具、46……締付軸、67,68……偏心カム、
74,80……ローラ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 扉に設けられた回転操作ハンドルと、このハ
    ンドルの回転力を扉の走行車輪に伝達する動力
    伝達機構とを有し、上記ハンドルを回転操作す
    ることにより上記扉を壁体に形成された出入口
    の面と平行な方向に走行させて上記出入口を開
    閉させるようにした扉装置において、扉の背面
    がわの縁部に沿うようにして枠状に形成され、
    平行移動することにより扉の背面から突出し、
    また、扉の背面内に退避可能に設けられた張出
    部材と、扉の上下に設けられていて、手動的な
    操作により回転駆動されて上記張出部材を平行
    移動させ、同張出部材を扉の背面から突出させ
    て出入口の縁部に嵌合させ、また、上記張出部
    材を扉の背面内に退避させる駆動軸とを有して
    なる扉装置。 2 張出部材は、扉の背面内に退避する向きに付
    勢された実用新案登録請求の範囲第1項記載の
    扉装置。 3 扉は、扉と壁体との密着を解除するために突
    出方向に付勢されたローラを有する実用新案登
    録請求の範囲第1項記載の扉装置。
JP1980009301U 1979-10-17 1980-01-29 Expired JPS6123176Y2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1980009301U JPS6123176Y2 (ja) 1980-01-29 1980-01-29
GB08303067A GB2114216B (en) 1979-10-17 1980-10-13 Door assembly
GB08303066A GB2114215B (en) 1979-10-17 1980-10-13 Door assembly
GB8033016A GB2063357B (en) 1979-10-17 1980-10-13 Door assembly
PH24728A PH21569A (en) 1979-10-17 1980-10-15 Door assembly

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1980009301U JPS6123176Y2 (ja) 1980-01-29 1980-01-29

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS56110269U JPS56110269U (ja) 1981-08-26
JPS6123176Y2 true JPS6123176Y2 (ja) 1986-07-11

Family

ID=29605950

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1980009301U Expired JPS6123176Y2 (ja) 1979-10-17 1980-01-29

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6123176Y2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH049435Y2 (ja) * 1985-04-11 1992-03-09
KR100407378B1 (ko) * 2000-05-19 2003-12-01 주식회사 시공테크 수장고비

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS528097B2 (ja) * 1972-02-28 1977-03-07

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5514699Y2 (ja) * 1975-06-30 1980-04-03
JPS52162050U (ja) * 1976-06-02 1977-12-08

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS528097B2 (ja) * 1972-02-28 1977-03-07

Also Published As

Publication number Publication date
JPS56110269U (ja) 1981-08-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3174011B2 (ja) 鎖錠装置
JP4249487B2 (ja) 滑車およびスライドレールを備える自動車用スライドドアガイド
US6189265B1 (en) One- or two-leaf sliding door, swinging door or pocket door
FI104009B (fi) Yksi- tai kaksisiipinen työntö-, kääntötyöntö- tai taskuovi
JPS6123176Y2 (ja)
JPS6123177Y2 (ja)
JPS61163724U (ja)
JPS6123178Y2 (ja)
JPH0118411Y2 (ja)
JPH0349269Y2 (ja)
US3816965A (en) Door actuating mechanism for laterally movable and slidable door
JPH0629416Y2 (ja) バン型車両のスライド機講を備えた観音開き扉の構造
JPH0411880Y2 (ja)
JPS6039423Y2 (ja) 引出し式ハンドル移動扉
JPS628303Y2 (ja)
JPS6132063Y2 (ja)
JPS5830925Y2 (ja) スライドドア開閉装置におけるドア全開時のロツク装置
JPH0420133Y2 (ja)
US1220436A (en) Car-door.
JPS637675Y2 (ja)
JPH0634541Y2 (ja) 自動車用リヤウィンドウ開閉装置
JPH0421703Y2 (ja)
JPH0728386Y2 (ja) 電動両開き戸の施錠装置
JPH0634540Y2 (ja) 自動車用リヤウィンドウ開閉装置
GB2114216A (en) Door assembly