JP2622001B2 - エレベータ - Google Patents

エレベータ

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JP2622001B2
JP2622001B2 JP29710089A JP29710089A JP2622001B2 JP 2622001 B2 JP2622001 B2 JP 2622001B2 JP 29710089 A JP29710089 A JP 29710089A JP 29710089 A JP29710089 A JP 29710089A JP 2622001 B2 JP2622001 B2 JP 2622001B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、家庭用のエレベータの篭の扉に連動して篭
の位置する階の開口部のドアを開閉するための装置に関
する。
[従来の技術] エレベータの篭の扉4と乗り場の開口部のドア9とを
連動して開閉する開閉連動手段としては、例えば、第9
図に示すように扉4の前面にローラ43を突出させ、ドア
9の後面にコ字状金具44を突出させ、篭が昇降して該当
階の開口部に来るとローラ43がコ字状金具44に嵌まり込
んで係合し、扉4を開閉動作のため移動するとドア9も
同時に連動して移動するようにしてある。
[発明が解決しようとする課題] ところが、上記の場合、篭の昇降によりローラ43が上
下方向に移動してコ字状金具44に入るようにするため、
昇降時における篭の横ずれ、各部材の誤差等を考慮して
ローラ43がコ字状金具44にスムーズに導入されるために
は、ローラ43の直径に比べてコ字状金具44の幅をかなり
長く設定しておかなければならない。しかし、コ字状金
具44の幅をローラ43の直径よりもかなり長く設定する
と、その長さの差の分だけ扉4に対してドア9ががたつ
くという問題があった。
本発明は上記の従来例の問題点に鑑みて発明したもの
であって、その目的とするところは、扉とドアとを連動
するに当たり、ドアが扉に対してがたつくことなく連動
することができるエレベータを提供するにある。
[課題を解決するための手段] 本発明のエレベータは、エレベータの篭3の扉4の前
面側と係合手段41を設ける共に各階の乗り場の開口部8
のドア9の後面に篭3が該当階の開口部8に位置した状
態で係合手段41に係合する被係合手段42を設けて扉4の
開閉に連動してドア9が開閉する開閉連動手段40を構成
し、係合手段41乃至被係合手段42のいずれかを横に並ん
だ一対のローラ43により構成すると共にいずれか他方を
横に並んだ一対のローラ43がはまり込んで上下に移動で
きるようになった断面略コ字状をしたコ字状金具44によ
り構成し、横に並んだ一対のローラ43のうち少なくとも
一方を隣りのローラ43と離れる方向に移動するばね力を
付勢し、コ字状金具44の上下方向の端部に一対のローラ
43をコ字状金具44内に導入するためのコ字状金具44から
離れるほど開口幅が広くなった略ハ字状のガイド部45を
設けて成ることを特徴とするものである。
[作用] しかして、篭3が目的階の開口部8に来ると一対のロ
ーラ43がガイド部45にガイドされながらコ字状金具44内
にはめ込まれる、この場合一方のローラ43が隣りのロー
ラ43から離れる方向に弾性付勢してあるので、弾性付勢
されたローラ43がコ字状金具44の側片に弾接してローラ
43とコ字状金具44とのがたつきを防止するようになって
いる。
[実施例] 以下本発明を添付図面に示す実施例に基づいて詳述す
る。
家屋の上下階に連続するようにエレベータ用空間7が
形成してあり、各階ごとにエレベータ用空間7と連通す
る開口部8が設けてあり、この開口部8にはそれぞれド
ア9が開閉自在に設けてあり、開口部8の側部にはドア
用戸袋部11が設けてある。エレベータ用空間7内には上
下移動自在にエレベータの篭3が配置してあり、篭3は
篭3の下方に配置した昇降装置(図示せず)により上下
に昇降するようになっている。
篭3の前面部には出入り用開口10が設けてあり、篭3
の出入り用開口10の側部に扉用戸袋部12が設けてある。
また、出入り用開口10の上下縁部の全長及び扉用戸袋部
12内の上下の奥までに亘って上レール13と下レール14と
が設けてあって上下レール13、14に扉4が走行自在に取
り付けてある。ここで上レール13は篭3に設けた上枠22
に固定してある。添付図面の実施例では扉4が主扉4aと
副扉4bとに別れており、また、上レール13及び下レール
14はそれぞれ主上レール13a、副上レール13b、主下レー
ル14a、副下レール14bとに別れており、主上レール13a
に主扉4aのランナ15が走行自在に取り付けてあるととも
に主下レール14aに主扉4aの下ガイド16を走行自在に取
り付けてあり、副上レール13bに副扉4bのランナ15が走
行自在に取り付けてあるとともに副下レール14bに副扉4
bの下ガイド16を走行自在に取り付けてある。ここで、
主扉4aと副扉4bの関係は、主扉4aの移動を連動機構17を
介して副扉4bに伝えて副扉4bが移動するような関係とな
っている。第1図、第4図、第5図に示すように連動機
構17は主扉4aの上部に設けた連結金具18に主ラック19が
設けてあり、副扉4bに設けたピニオン20が主ラック19に
噛合しており、また上レール13に固定した固定ラック21
に上記ピニオン20が噛合していて連動機構17を構成して
いる。したがって、連動機構17であるラック、ピニオン
機構を介して主扉4aを移動すると副扉4bが移動するので
あるが、この場合、上記ラック、ピニオン機構は主扉4a
と副扉4bとの移動速度の比を2:1となるように設定して
おくと全閉状態から全開状態にする場合、全開状態から
全閉状態にする場合、同時に主扉4a、副扉4bが移動して
全開、全閉するものである。上枠22の長手方向の端部付
近にプーリ受け金具23が設けてあり、このプーリ受け金
具23に回転自在に設けた歯付きプーリ78と従動軸5に設
けた歯付きプーリ78とに歯付きベルト79を懸け廻してあ
る。歯付きベルト79には主扉4aの接続金物24が固定して
あり、歯付きベルト79が移動すると主扉4aが移動するよ
うになっている。上枠22にはモータのような駆動手段1
が設けてあり、この駆動手段1の出力軸と一方の歯付き
ベルト79に設けた従動軸5とがスリップ継手6を介して
連結してある。そして、駆動手段1の駆動をスリップ継
手6を介して歯付きプーリ78に伝えて歯付きプーリ78を
回転し、これにより歯付きベルト79を回転して主扉4aを
移動し、主扉4aの移動に連動して副扉4bを移動すること
で篭3の出入り用開口10を開閉するようになっている。
主扉4aの連結金具18の先端には係止爪25が設けてあり、
主扉4aが全閉となった状態で連結金具18に設けた作動部
27が上枠22に設けた扉閉じ確認用リミットスイッチ26を
作動し、上枠22に設けた電磁ソレノイド28のプランジャ
ー29を引き上げ、プランジャー29に連結した回動部材30
が回動して係止部31が係止爪25に係止して扉4の全閉状
態をロックし、篭3の昇降時において扉4が開くのを防
止するようになっている。そして、解錠信号が与えられ
ると、ばね32のばね力により回動部材30が回動して係止
部31が係止爪25から外れてロック解除がなされ扉4を開
くことができる状態となる。主扉4aの外面(つまりドア
9側に面した部分)の端部には第4図に示すようにL状
をしたタッチスイッチ支持金具33が設けてあり、タッチ
スイッチ支持金具33の一片に主扉4aの上下方向のほぼ全
長に沿って長尺のタッチスイッチ34が取り付けてある。
このタッチスイッチ34は第4図に示すように主扉4aの外
方において主扉4aの側端面よりよりも少し突出してい
る。主扉4aが開状態から閉じる方向に移動している際、
タッチスイッチ34に人体や物が当たると主扉4aを開く方
向に移動するようになっている。
各階の乗り場にある開口部8の側部にはドア用戸袋部
11が設けてあり、開口部8の上下縁部の全長及びドア用
戸袋部11の上下の奥までに亘ってドア用上レール部35と
ドア用下レール部36とが設けてあってドア用上下レール
部35、36にドア9が走行自在に取り付けてある。ここで
ドア用上レール部35は開口部8の上縁部に設けた上枠体
38に固定してある。添付図面の実施例ではドア9が主ド
ア9aと副ドア9bとに別れており、また、ドア用上レール
部35及びドア用下レール部36はそれぞれドア用主上レー
ル部35a、ドア用副上レール部35b、ドア用主下レール部
36a、ドア用副下レール部36bとに別れており、ドア用主
上レール部35aに主ドア9aのランナ15が走行自在に取り
付けてあるとともにドア用主下レール部36aに主ドア9a
の下ガイド16を走行自在に取り付けてあり、ドア用副上
レール部36bに副ドア9bのランナ15が走行自在に取り付
けてあるとともにドア用副下レール部36bに副ドア9bの
下ガイド16を走行自在に取り付けてある。ここで、主ド
ア9aと副ドア9bの関係は、主ドア9aの移動を連動機構17
を介して副ドア9bに伝えて副ドア9bが移動するような関
係となっている。連動機構17は前述の主扉4aと副扉4bと
を連動する機構と同じ機構であるので説明は省略する。
篭3が各階の開口部8に対応する位置に位置した状態
で扉4の開閉動作を開閉連動手段40を介してドア9に伝
達してドア9を連動して開閉動作するようになってい
る。この開閉連動手段40は主扉4aに係合手段41を設け、
主ドア9aに被係合手段42を設け、篭3が開口部8に位置
した状態で係合手段41が被係合手段42に係合して、主扉
4aを移動させるとこれに連動して主ドア9aが移動するよ
うになっている。第6図に示すように係合手段41が2個
のローラ43により構成してあり、被係合手段42はコ字状
金具44により構成してあり、篭3が昇降してローラ42が
コ字状金具44内に入ることで係合されることになる。こ
こで、コ字状金具44の上下にはハ字状となったガイド部
45が設けてあってローラ42のコ字状金具44内への導入が
スムーズに行えるようにしてある。また、2個のローラ
43のうち一方のローラ43aはばね材46により他方のロー
ラ43bから離れる方向のばね力を付勢してあり、コ字状
金具44と位置ずれしていてもガイド部45によりガイドさ
れてコ字状金具44内に導入された際にローラ43bがコ字
状金具44の側片に弾接して位置ずれを吸収するようにな
っている。なお、図中47はばね材46により弾性付勢され
た方のローラ43aが一定距離以上移動するのを防止する
ためのストッパ部であり、一端部にローラ43aを軸支し
且つ他端部を主扉4a側に軸支している回動腕51がストッ
パ部47に当たって止まるようになっている。上記実施例
では被係合手段42が一対のローラ43により構成してあ
り、係合手段41がコ字状金具44により構成してあるが、
被係合手段42をコ字状金具44により構成し、係合手段41
を一対のローラ43により構成してもよい。また、いずれ
の実施例においても一対のローラ43のいずれも移動自在
として互いに離れる方向にばね力を付勢するようにして
もよいものである。
主ドア9aにはドア9が開口部8を閉じた状態でドア9
をロックする第1ロック手段50が設けてある。そして、
この第1ロック手段50のロック投入動作をさせるための
ロック投入手段と、篭3が開口部に位置した状態でロッ
ク投入動作を解除するためのロック解除手段とが設けて
ある。すなわち、第8図に示すように第1ロック手段50
は主ドア9aの開口部8の側枠と対向する側端面の上下方
向の略中間部に設けてある。第1ロック手段50は回転爪
52を回転軸53に回転自在に軸支して構成してあり、この
回転爪52は引っ張りばねのようなばね材54により押し下
げられる押し金具80により押圧されて、回転爪52を先端
の爪部55が主ドア9aの側端面から外方に突出して開口部
8の側枠の上下方向の中間部に設けた受け金具56に係止
してロック状態となるようになっている。主ドア9a内に
は中間部から上端にわたって操作棒57が上下移動自在に
内装してある操作棒57はばね58により上方に押し上げ力
が付与してあり、この操作棒57の下端は操作金具59が当
たっており、この操作金具59は圧縮ばねのようなばね60
に支持してある。そして、操作金具59は操作棒57が上に
引き上げられている場合にはばね60により上方に引き上
げてあって回転爪52を回転させる操作力を与えないが、
操作棒57が下降した場合には操作棒57の下端によりばね
60に抗して操作金具59が押され、操作金具59の下端によ
り回転爪52の上側縁を押して回転爪52を爪部55が主ドア
9aの側端面から非突出状態となって引っ込んで上記ロッ
クを解除するようになっている。操作棒57の上端は主ド
ア9aの上端面から上方に突出しており、この操作棒57の
上端にころ61が回転自在に取り付けてある。ころ61はド
ア9が全閉でない時はドア用上レール部35の下面に弾接
しており、ドア9が全閉状態ではドア用上レール部35の
先端に設けた空所62内にころ61が弾入するようになって
いる。空所62内には第2図に示すように上下移動自在で
且つ空所62内に操作棒57の上端部のころ61が突入した状
態で上に押し上げられる移動体63が配置してある。移動
体63は上枠体38に軸64により回動自在に軸支してあり、
移動体63が回動することで移動体63の一端部が上下移動
するものである。移動体63の一端部にはドア用被係止爪
部65が設けてあり、上枠体38に軸67により軸支したレバ
ー66の下端部が移動体63の他端部分に当たっている。レ
バー66の上端部にはローラ68が回転自在に設けてあり、
レバー66はばね69により弾性付勢してあってローラ68を
第2図矢印方向に移動するばね力を付与してある。図中
70はストッパであって、ばね69により回動力を付与され
たレバー66がストッパ70に当たってそれ以上回動しない
ようになっている。また、移動体63はばね71により回動
力を付与されているが、ストッパボルト72に当たってそ
れ以上の回動を阻止するようになっている。このストッ
パボルト72は回転操作することで上下高さを調整しスト
ップ位置を調整できるようになっている。しかして、ド
ア9が全閉した時ドア用上レール部35の下面に弾接して
いた操作棒57のころ61が空所62に弾入し、空所62内に位
置する移動体63の一端部が上方に押し上げられ、ドア用
被係止爪部65が主ドア9aの上部に設けた連結金具48のド
ア用係止爪部49に係止して第2ロック手段74であるドア
用係止爪部49とドア用被係止爪部65とがロック状態とな
る。また、この時操作棒57が上昇することで第1ロック
手段50もロックされる。一方、篭3が開口部8に位置す
ると、篭3に設けたロック解除操作部75がレバー66の上
端のローラ68を押してレバー66を回動させるので、レバ
ー66により移動体63が回動して移動体63の先端が下降
し、これにより操作棒57の上端のころ61が下方に押さ
れ、これにより第1ロック手段50、第2ロック手段74の
ロック解除がなされるものであり、したがって、この状
態で主ドア9aを開くと押し下げられたころ61がドア用上
レバー部35の下面に弾接しながら移動するものである。
しかして、上記のような構成において、篭3の扉4及
び各階の開口部8のドア9が全閉状態において篭3を昇
降させて目的階に至らせると、係合手段41が被係合手段
42に係合する。またローラ68がロック解除操作部75によ
り押されてレバー66が回動し、レバー66の回動により移
動体63が回動する共に操作棒57の上端部のころ61を押し
下げ、第1ロック手段50及び第2ロック手段74のロック
を解除する。この状態でエレベータの開スイッチ(図示
せず)を入れると、電磁ソレノイド28による係止部31と
係止爪25とのロックが解除されて扉4が非ロック状態と
なり、更に、駆動手段1が駆動してスリップ継手6を介
して出力軸から従動軸5に回転力を伝達し、従動軸5が
回転することで歯付きベルト79が回転して主扉6aを開方
向に移動し、この主扉6aに連動して副扉6bも開方向に連
動して移動し、更に、主扉6aに連動して主ドア9aが開方
向に移動し、主ドア9aに連動して副ドア9bが開方向に移
動することで、篭3の出入り用開口10及び該当階の開口
部8を開くものである。一方、全開状態から閉じる場合
には、エレベータの閉スイッチ(図示せず)を操作する
ことで、駆動手段1が逆回転してスリップ継手6を介し
て駆動力を伝達して主扉4aが閉方向に移動し、主扉4aに
連動して副扉4bが閉方向に移動し、主扉4aに連動して主
ドア9aが閉方向に移動し、主ドア9aに連動して副ドア9b
が閉方向に移動して篭3の出入り用開口10及び該当階の
開口部8を閉じるものである。主扉4aが全閉状態となる
と扉閉じ確認用リミットスイッチ26が作動し、電磁ソレ
ノイド28が動作し、係止部31と係止爪25とが係止して扉
4をロック状態とする。この全閉状態で篭3を昇降させ
るのであるが、篭3が移動するとロック解除操作部75に
よるローラ68の押圧が解除され、レバー66がばね71によ
り回動し、このためころ61を上端に設けた操作棒57の押
し上げ力により回動してドア用被係止爪部65がドア用係
止爪部49に係止することで第2ロック手段74がロック状
態となり、また同時に第1ロック手段50もロック状態と
なる。
ところで、主扉4aが移動する際、上下に長いタッチス
イッチ34に人体や物が当たった場合には主扉4aが逆方向
に移動し、その後、再び反転して元の方向に移動する。
この復帰動作は数回(例えば4回または5回程度)繰り
返して安全側(つまり閉操作をしていてタッチスイッチ
34に当たった場合には開側)で停止する。これはタイマ
ーでおこなってもよい。また、この時点で表示灯が点滅
したりして異常を表示するものである。
また、上記扉4の開方向移動時及び閉方向移動時に主
扉4a、主ドア9aの側端面に人体や物が当たった場合、主
扉4aと副扉4bとの間、あるいは主扉4aや副扉4bと扉用戸
袋部12との間、あるいは主ドア9aと副ドア9bとの間、主
ドア9aや副ドア9bとドア用戸袋部11との間等に人体や物
が挟まった場合、主扉4aの移動に当たっての負荷となる
ため、この負荷が一定以上となるとスリップ継手6がス
リップして駆動手段1の駆動を従動軸5側に伝達せず、
この結果、主扉4aのそれ以上の移動が停止されて安全を
保つようにしてある。そして、上記負荷を取り去ってや
ると、スリップ継手6による駆動力の伝達が行なわれ主
扉4aが負荷に当たったのと同方向にそのまま移動するも
のである。
[発明の効果] 本発明は上記のように、係合手段乃至被係合手段のい
ずれかを横に並んだ一対のローラにより構成すると共に
いずれか他方を横に並んだ一対のローラがはまり込んで
上下に移動できるようになった断面略コ字状をしたコ字
状金具により構成し、横に並んだ一対のローラのうち少
なくとも一方を隣りのローラと離れる方向に移動するば
ね力を付勢してあるので、扉とドアとを連動するに当た
り、ばね力を付勢されたローラがコ字状金具の側片に弾
接し、この結果、ドアが扉に対してがたつくことなく連
動するものであり、しかも、ローラをばねにより隣りの
ローラと離れる方向に弾性付勢したといえども、コ字状
金具の上下方向の端部に一対のローラをコ字状金具内に
導入するためのコ字状金具から離れるほど開口幅が広く
なった略ハ字状のガイド部を設けてあるので、コ字状金
具内にスムーズに一対のローラを導入することができる
ものである。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明の扉部分の正面図、第2図は同上のドア
部分の正面図、第3図は同上の平面図、第4図は同上の
横断面図、第5図は同上の縦断面図、第6図は同上の係
合手段と被係合手段との係合状態を示す断面図、第7図
は同上の正面図、第8図は(a)(b)は同上の第1ロ
ック手段を示す正面図及び側面図、第9図は従来例の断
面図であって、3は篭、4は扉、41は係合手段、42は被
係合手段、43はローラ、44はコ字状金具、45はガイド部
である。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】エレベータの篭の扉の前面側に係合手段を
    設ける共に各階の乗り場の開口部のドアの後面に篭が該
    当階の開口部に位置した状態で係合手段に係合する被係
    合手段を設けて扉の開閉に連動してドアが開閉する開閉
    連動手段を構成し、係合手段乃至被係合手段のいずれか
    を横に並んだ一対のローラにより構成すると共にいずれ
    か他方を横に並んだ一対のローラがはまり込んで上下に
    移動できるようになった断面略コ字状をしたコ字状金具
    により構成し、横に並んだ一対のローラのうち少なくと
    も一方を隣りのローラと離れる方向に移動するばね力を
    付勢し、コ字状金具の上下方向の端部に一対のローラを
    コ字状金具内に導入するためのコ字状金具から離れるほ
    ど開口幅が広くなった略ハ字状のガイド部を設けて成る
    ことを特徴とするエレベータ。
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