JP4398578B2 - 扉用落し錠 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、ドアや門扉を閉めたときにドアや門扉を地面や床に係止する扉用落とし錠に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、ドアや門扉を閉めた状態等で、扉を地面や床に係止するための扉用ロック機構として、扉の底部に落とし錠が取り付けられていた。この扉用落とし錠が門扉の立て枠の中に収容されているものとして、実公平7−43394号公報に開示されている落とし錠があった。
【0003】
この従来の技術の落とし錠は、門扉の自由端部を構成する中空の縦枠の端面に開口が設けられ、上記縦枠内に上記開口に重なる長孔が設けられたボディが固定されていた。上記縦枠内のボディに対向する位置には、縦方向に多数の係止部を配列したガイドプレートが取りつけられていた。また、上記ボディに対して上下に貫通する縦孔が形成され、この縦孔に、上下に長細い板状のブラインドホルドが挿通されていた。ブラインドホルドには角孔が形成され、この角孔にその一部が挿通されたスライダが取りつけられていた。このスライダには横孔が設けられ、上記横孔には突起を有するストッパを嵌挿すると共に、上記ストッパの上記突起が上記ガイドプレートの上記係合部に係入する方向に付勢するバネが設けられていた。また上記ストッパには、回動操作により上記ストッパを付勢方向と反対方向に移動するレバーが軸着されていた。また、上記スライダの下部には、落し棒が取り付けられていた。
【0004】
この落し錠の使用方法は、まず、上記ストッパは、上記バネによりガイドプレート側に付勢されてガイドプレートの上記係止部に係止され、これにより上記ストッパに取り付けられた上記スライダの落し棒が保持される。落し棒を移動させるときは、上記レバーを回動させ、上記バネの付勢力に抗して上記スライドを上記ガイドプレートから離脱させて移動可能とする。この状態で、レバーを上下に移動させ、レバーと一体の上記スライダの上記落し棒を上下に移動可能となる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来の技術の場合、係止部を備えたガイドプレートと縦枠の開口との間にスライダ等の係止部材やバネが設けられ、さらにその縦枠の開口側にボディが設けられ、部品数が多くこの部分の構造が複雑であるという問題があった。また、落し棒の解除を行う際に、レバーを回動するためにある程度の力が必要で、このレバーを回動させた状態を維持しながら上記ボディの開口に沿ってレバーを上下させなければならず、操作がやりにくかった。
【0006】
この発明は上記従来の問題点に鑑みてなされたものであり、簡単な構造で、落し棒を移動させる操作も容易な扉用落し錠を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この発明は、扉の自由端を構成する縦枠に設けられた開口部の内側に取り付けられ、上記開口部に連続する長孔と上記縦枠内側に対向する係合部が一体成形され長手方向両端部で長手方向に貫通した一対の透孔を有した本体と、上記本体に対向して設けられ上記本体の上記係合部に係止される被係合部を有するロック部材と、上記ロック部材に取り付けられ上記ロック部材を上記本体側に付勢する付勢手段を有し上記一対の透孔のうちの下方の透孔に挿通された細長いスライダと、このスライダに固定され上記一対の透孔のうちの上方の透孔に挿通された長尺部材と、上記スライダに取り付けられた落し棒と、上記本体の上記長孔に挿通された連部材を介して上記ロック部材に取り付けられ上記本体の反対側面に位置する摘み部材が設けられている扉用落とし錠である。そして上記摘み部材は、上記本体の上記長孔の側縁部に当接し上記連部材が軸支されている当接部と、上記摘み部材の一端部に設けられ上記本体の上記長孔を通過し上記ロック部材に対向して突出する突起部と、上記突起部の反対側の端部に設けられた薄肉の操作部が設けられている。
【0008】
また、上記連部材は、上記スライダと上記ロック部材と上記摘み部材を連結し、上記スライダは上記本体に摺動可能に係止されている。
【0009】
また、上記本体の上記係合部は、金属により上記本体と一体に成型され、複数個の同形の突部または複数個の同形の凹部が縦方向に連続して形成されている。
【0010】
この発明の扉用落し錠は、上記摘み部材の上記操作部を引き起こすと、上記摘み部は上記当接部を支点として回転する。そして、上記摘み部の上記突起部が上記本体の上記長孔に深く差し込まれて上記本体の反対側に位置する上記ロック部材を押圧し上記付勢手段による付勢力に抗して上記ロック部材を上記本体の上記係合部から離間させる。これにより、上記本体と上記ロック部材の係合を解除し、上記ロック部材とこのロック部材に取りつけられたスライダと落し棒は、上記本体に対して上下に移動可能となる。そして、任意の箇所で上記摘み部材を離すと、上記ロック部材は弾性体によって上記本体側に押し付けられ上記本体に係止され、上記落とし棒は上記本体の任意の箇所に保持される。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施形態について図面に基づいて説明する。図1〜図8は、この発明の一実施形態を示すもので、この実施形態の扉用落し錠10が取りつけられる揺動自在の門扉12の自由端を構成する外枠部14には、対を形成する門扉や壁面端部に対向する側面14aに縦長の開口部16が形成されている。開口部16の上下には、ねじ用の小さい透孔18が各々形成されている。
【0012】
そして門扉用落し錠10には、外枠部14の側面14aの内側に取りつけられる本体20が設けられている。本体20は、外枠部14の側面14a内側に当接する当接板22が設けられ、当接板22の中央には外枠部14の開口部16に連通する長孔24が形成されている。長孔24の周縁部には、当接板22の側面22aから直角に立ち上がる壁部26が一周して形成されている。当接板22の、長孔24の上下には、門扉12外枠部14の一対の透孔18に連通する雌ねじ28が形成されている。
【0013】
そして当接板22の一方の端部22c近傍には、壁部26と反対側の側面22bに、側面22bから直角に立ち上がる保持部30が形成されている。保持部30は、当接板22の長手方向に対して直角に設けられ、保持部30の中央には保持部30を貫通しさらに当接板22の側面22aに開口される透孔32が形成されている。また、当接板22の他方の端部22d近傍には、壁部26と反対側の側面22bに、側面22bから直角に立ち上がる保持部34が形成され、保持部34は保持部30と平行で同じ高さに設けられている。保持部34の中央には透孔36が貫通して設けられている。また、当接板22の側面22bには、保持部30と保持部34の間に、矩形の凹状の係合部38が、当接板22の長手方向に沿って二列に連続して形成されている。本体20の係合部38等は、金属により本体20と一体に成型されている。
【0014】
当接板22の保持部30と保持部34の間には、側面22bに当接して、ロック部材40が設けられている。ロック部材40は、当接板22の側面22bに対して平行な形状は、図12に示すように長細い台形状であり、側面22bに対して直角方向の形状は、図11に示すように一方の端部40aに近づくにつれて厚くなり、端部40aは半円形に丸く形成されている。反対側の端部40b近傍には、当接板22の側面22bに当接する側面40cに、当接板22の係合部38に差し込まれる被係合部42が二対形成されている。また、ロック部材40の中心よりも少し端部40b寄りには、後述するロックプレート50が適度なゆとりを有して挿通される透孔44が、ロック部材40を貫通して形成されている。透孔44は、ロック部材40の長手方向に沿って細長く形成され、透孔44の側面40dに隣接する開口部には円筒状の大径部46が形成されている。大径部46の内周面46aは、側面40dに近づくにつれて径が徐々に大きくなるテーパに形成されている。ロック部材40の側面40dには、端部40a寄りに肉盗み48が形成されている。
【0015】
ロック部材40の透孔44に挿通される連動部材であるロックプレート50は、薄形で細長い板体であり、長手方向の途中で横幅が一旦広くなり次に再び幅が狭くなる段部33が形成されている。そして、ロックプレート50の両端部には、透孔52が各々形成されている。
【0016】
ロック部材40の側面40d側には、スライダ54が設けられている。スライダ54は、後述するロッド84が挿通される細長い四角筒状体であり、スライダ54の一端部はロッド84の一端部が当接するロッド位置決め部56が形成され閉鎖されている。
【0017】
ロッド棒位置決め部56のさらに先端部分には、スライダ54の一対の側面を直角に貫通しロックプレート50が挿通される透孔58が設けられている。透孔58の、ロック部材40側の開口部には、ロック部材40の大径部46に対向する円筒状の大径部60が形成されている。大径部60の、開口部周縁部は、外側に近づくにつれて径が徐々に大きくなるテーパに形成されている。
【0018】
スライダ54の、ロック部材40側の側面の一部には、スライダ54の側面から側方へ直角に突出するロック部材位置決め部62が形成されている。ロック部材位置決め部62は、スライダ54の長手方向に対して直角に形成された板体であり、ロック部材40の端部40aに当接する位置に形成されている。
【0019】
そしてスライダ54の、ロック部材位置決め部62が形成された側面の反対側側面は、開口部64が形成されている。また、スライダ54の、ロッド位置決め部56が形成された端部の反対側端部は、ロッド84が挿通される筒状体66が形成され、筒状66の途中に、Eリング68を挿通するガイド溝70が形成されている。
【0020】
また、スライダ54の、ロッド位置決め部56が形成された端部に連続してカバー部材55が取りつけられている。カバー部材55は、断面形状がコの字形に形成された長尺部材であり、カバー部材55の一端部はスライダ54のロッド位置決め部56付近を覆う取付部72が形成されている。取付部72の中央には、ロックプレート50が挿通するスライダ54の透孔58に連通する透孔73が形成されている。透孔73の、スライダ54と反対側の開口部には、半円形の溝部71が形成されている。
【0021】
そして、ロックプレート50の反対側の端部には、本体20の当接板22の長孔24を通過して当接板22の側面22a側に突出し、側面22aに当接する摘み部材74が回転可能に取り付けられている。摘み部材74は図9,図10に示すように、操作部である長細い矩形の平坦な上面部75が設けられ、上面部75の中央より少し端部寄りに、台形状の当接部76が突出して設けられている。当接部76の先端面76aは、上面部75と平行に形成されている。当接部76の中央付近には、上面部75の長手方向に対して直角に透孔78が貫通して形成されている。また、当接部76の先端面76aに連続し透孔78近傍から端部75aに達する傾斜面である当接面77が形成されている。透孔78の途中には、ロックプレート50が挿通されるガイド溝80が当接面76aに開口して形成されている。
【0022】
摘み部材74の上面部75の、一方の端部75aには、端部75aの中央付近に、上面部75に対して直角に、当接部76の突出方向へ突出する突起部82が形成されている。突起部82の先端は、当接部76よりも突出量が多く設けられている。また、摘み部材74には5個の肉盗み48が形成され、軽量化されている。
【0023】
次に、スライダ54には、ロッド84が差し込まれて取りつけられ、ロッド84の他方の端部は連結部材86を介して落し棒88が取りつけられている。落し棒88は、ロッド84よりも径が大きく、先端は面取りされている。
【0024】
また、門扉12の外枠部14内側には、本体20の取り付け位置よりも下方に、落し棒88を摺動可能に保持するガイド部材90が取りつけられている。ガイド部材90は、板状体であり上端部と下端部が各々直角に折り曲げられて立上片92を形成し、立上片92の中心に透孔94が各々形成され、透孔94の内側には緩衝材96が一周して取りつけられている。ガイド部材90には一対の雌ねじ98が形成されている。
【0025】
次にこの実施形態の扉用落し錠10の組立方法について説明する。まず、門扉12の外枠部14の内側に、外枠部14の透孔18と本体20の雌ねじ28を一致させ、ねじ29で固定する。また、外枠部14の開口部16の下方に設けられた透孔89に、ガイド部材90の雌ねじ98を一致させ、ねじ29で固定する。
【0026】
そして、本体20の側面22bに、ロック部材40をロック部材40の被係合部42が本体20の係合部38に対向するように位置させる。そして、本体20の保持部30に形成された透孔32に、カバー部材55を挿通し、本体20の保持部34に形成された透孔36に、スライダ54を挿通する。次に、カバー部材55の取付部72に、スライダ54のロッド位置決め部56側の端部を差し込み、ロック部材40の透孔44とスライダ54の透孔58、カバー部材55の透孔73を互いに一致させ、ロックプレート50を挿通する。ロックプレート50の透孔52と、カバー部材55の溝部71を一致させ、ピン102を挿通する。このときロックプレート50に形成された段部33はスライダ54の大径部60の底部に当接しロックプレート50は抜けることがなく、スライダ54とカバー部材55を一体に固定する。また、ロック部材40の大径部46と、スライダ54の大径部60で形成された空間には、予めコイルバネ100を入れ、ピン102がコイルバネ100の中心を貫いて保持される。そしてロック部材40は、コイルバネ100により本体20側に付勢される。
【0027】
ロックプレート50の他端部は、本体20の当接板22の長孔24に挿通して側面22a側に突出させ、摘み部材74を取りつける。このとき、摘み部材74の突起部82が本体20の長孔24に差し込まれる向きにして摘み部材74のガイド溝80にロックプレート50の先端を差し込み、摘み部材74の透孔78とロックプレート50の透孔52を一致させ、ピン104を挿通して軸止する。
【0028】
また、スライダ54にロッド84の一端部を、ロッド位置決め部56に当接するまで差し込み、スライダ54の筒状体66のガイド溝70にEリング68を差し込みロッド84を保持する。ロッド84の先端に、連結部材86を介して落し棒88を同軸に取りつける。また、落し棒88はガイド部材90の透孔94に挿通させる。また、門扉12の外枠部14の側面14aには、開口部16の周縁部を覆うカバー106を取りつける。
【0029】
このように組み立てられた扉用落し錠10は、図4に示すように門扉12の外枠部14の、敷地側面の、中間よりも少し上寄りの位置に取りつける。また地面や床には、門扉12を閉鎖した状態で落し棒88が対向する位置に、落とし受け108が埋め込まれて設けられている。
【0030】
次に、この実施形態の扉用落し錠10の動作作用について説明する。まず、図5は落し棒88が落し受け108の中に降ろされて門扉12が係止している状態を示す。そして門扉12を開けるときは、図6に示すように摘み部材74の上面部75を引き上げ、摘み部材74を摘み部材74の透孔78を中心に回転させる。すると摘み部材74の先端面76aは本体20の側面22aから離れ、摘み部材74の当接面77が側面22aに当接する。このとき突起部82の先端はロック部材40の被係合部42を有する端部40b付近に当接し、ロック部材40はコイルバネ100の付勢力に反して端部40bが本体20の側面22bから離れ、被係合部42は係合部38から外れ係合が解除される。この状態で、摘み部材74を本体20の長孔24に沿って引き上げると、図7に示すようにスライダ54とカバー部材55が上昇し、落し棒88の先端が落とし受け108から引き上げられる。そして摘み部材74をはなすと、図8に示すようにロック部材40はコイルバネ100の付勢力により被係合部42を有する端部40b付近が本体20に押し付けられ、被係合部42は本体20の係合部38に嵌合され係合される。これにより、落し棒88は移動しなくなり、任意の位置に係止され、門扉12は自由に回動可能となる。
【0031】
この実施形態の扉用落し錠10によれば、本体20と落し棒88の係合と解除は、摘み部材74の上面部75下端を引き起こす簡単な操作で行われ、強い力を必要とせず、容易である。また、本体20の背面側に係合部38が一体に形成され、ロック部材40の被係合部42との係合が確実であり、構成も簡単なものである。また、落し棒88の引き上げは、摘み部74の引き起こしが完了した後に上方に力を入れるだけで引き上げられるため、持ち替えたりする必要がなく操作しやすい。摘み部材74を引き起こした状態では、摘み部材74の当接面77が本体20の側面22aに当接しているため、摘み部材74の角度が安定し確実に操作することができる。また、落し棒88を降ろすときは、摘み部74を引き起こした状態にするだけで容易に下降するため、操作が簡単である。摘み部材74は使用しないときは本体20の壁部26の内側に収容されるため、門扉12の前を通行する際の妨げにならず、また景観もすっきりしたものとなる。
【0032】
なお、この発明の扉用落し錠は、上記実施形態に限定されるものではなく、各部材の形状は自由に変更可能である。本体の係合部と、ロック部材の形状は、互いに円滑に係合と解除が行われるものであれば良い。また扉用落し錠の組立工程は、自由に変更可能である。
【0033】
【発明の効果】
この発明の扉用落し錠は、係合部と被係合部との構成が簡単であり、摘み部材の下端部を引き起こすだけの簡単な操作で落とし棒の係合と解除が行われ、摘み部材を引き起こした状態で摘み部材を移動させて確実に落し棒を上下させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施形態の扉用落し錠の正面図である。
【図2】 この実施形態の扉用落し錠の縦断面図である。
【図3】 この実施形態の扉用落し錠の分解斜視図である。
【図4】 この実施形態の扉用落し錠の使用状態を示す左側面図である。
【図5】 この実施形態の扉用落し錠の落し棒を降ろした状態を示す縦断面図である。
【図6】 この実施形態の扉用落し錠の落し棒を引き起こす操作を示す縦断面図である。
【図7】 この実施形態の扉用落し錠の落し棒を引き上げた状態を示す縦断面図である。
【図8】 この実施形態の扉用落し錠の落し棒を引き上げて係止した状態を示す縦断面図である。
【図9】 この実施形態の扉用落し錠の摘み部材の縦断面図である。
【図10】 この実施形態の扉用落し錠の摘み部材の背面図である。
【図11】 この実施形態の扉用落し錠のロック部材の縦断面図である。
【図12】 この実施形態の扉用落し錠のロック部材の背面図である。
【符号の説明】
10 扉用落し錠
12 門扉
20 本体
22 当接板
24 長孔
26 壁部
30,34 保持部
38 係合部
40 ロック部材
42 被係合部
46,60 大径部
50 ロックプレート
54 スライダ
55 カバー部材
56 ロッド位置決め部
62 ロック部材位置決め部
74 摘み部材
75 上面部
82 突起部
84 ロッド
86 連結部材
88 落し棒
90 ガイド部材
100 コイルバネ

Claims (3)

  1. 扉の自由端を構成する縦枠に設けられた開口部の内側に取り付けられ、上記開口部に連続する長孔と上記縦枠内側に対向する係合部が一体成形され長手方向両端部で長手方向に貫通した一対の透孔を有した本体と、上記本体に対向して設けられ上記本体の上記係合部に係止される被係合部を有するロック部材と、上記ロック部材に取り付けられ上記ロック部材を上記本体側に付勢する付勢手段を有し上記一対の透孔のうちの下方の透孔に挿通された細長いスライダと、このスライダに固定され上記一対の透孔のうちの上方の透孔に挿通された長尺部材と、上記スライダに取り付けられた落し棒と、上記本体の上記長孔に挿通された連部材を介して上記ロック部材に取り付けられ上記本体の反対側面に位置する摘み部材が設けられ、上記摘み部材は、上記本体の上記長孔の側縁部に当接し上記連部材が軸支されている当接部と、上記摘み部材の一端部に設けられ上記本体の上記長孔を通過し上記ロック部材に対向して突出する突起部と、上記突起部の反対側の端部に設けられた薄肉の操作部が設けられ、上記摘み部材の上記操作部を引き起こして上記摘み部を上記摘み部の上記当接部を支点として回転させ、上記摘み部の上記突起部で上記ロック部材を押圧し上記付勢手段による付勢力に抗して上記ロック部材を上記本体の上記係合部から離間させて上記本体と上記ロック部材の係合を解除することを特徴とする扉用落し錠。
  2. 上記連部材は、上記スライダと上記ロック部材と上記摘み部材を連結し、上記スライダは上記本体に摺動可能に係止されていることを特徴とする請求項1記載の扉用落し錠。
  3. 上記本体の上記係合部は、金属により上記本体に一体成形され、複数個の同形の突部または複数個の同形の凹部が縦方向に連続して形成されていることを特徴とする請求項1記載の扉用落し錠。
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