JPH1158535A - 突出部を有する中空成形品の成形方法及び同成形装置 - Google Patents

突出部を有する中空成形品の成形方法及び同成形装置

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JPH1158535A
JPH1158535A JP23005897A JP23005897A JPH1158535A JP H1158535 A JPH1158535 A JP H1158535A JP 23005897 A JP23005897 A JP 23005897A JP 23005897 A JP23005897 A JP 23005897A JP H1158535 A JPH1158535 A JP H1158535A
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和之 山本
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 製造原価低減を図り、ブロー成形の冷却時間
を用いて突出部を射出成形を可能にすることで製造時間
の短縮を図ることのできる合成樹脂製の突出部を有する
中空成形品の成形方法及び同成形装置を提供すること。 【解決手段】 突出部を有する中空成形品1の成形方法
として、合成樹脂製の中空状の本体2を第1の成形装置
6を用いてブロー成形し、前記第1の成形装置6内でブ
ロー成形した状態のままの中空状の本体2のパーティン
グライン3以外の壁面2aに、該本体2の壁面2aより
外部に突出する突出部17を前記第1の成形装置6と一
体の第2の射出装置7を用いて射出成形させて、前記本
体2と突出部17とを相互に溶着して一体化すること。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、合成樹脂製の突出
部を有する中空成形品の成形方法及び同成形装置、特に
空気を通すダクトやヒータユニットを収納したケース本
体など自動車用に搭載される合成樹脂製の突出部を有す
る中空成形品の成形方法及び同成形装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、合成樹脂製の突出部を有する中
空成形品は、特開平3ー248833号公報に示すよう
に、突出部を有しない合成樹脂製の中空成形品をブロー
成形により予め形成しておき、該中空成形品の冷却後に
ブロー成形装置より取り出して、該中空成形品の外壁に
モールド装置を、環状の弾性体を介してセット後、射出
成形することで、ゲート部から溶融合成樹脂を流入さ
せ、中空成形品の外表面に突出部を形成してなる方法で
ある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
公報に示されている突出部を有する中空成形品の成形方
法では、予め形成した中空成形品をブロー成形装置より
冷却するまで待つ必要があること、及び、冷却後にブロ
ー成形装置より取り出す必要があることにより、工数増
大による原価高騰の一原因になるおそれがあり、改善が
望まれている。
【0004】また、前記ブロー成形用装置とモールド装
置との別の装置を必要とするために、装置製造原価が高
騰することで、製造原価高騰の一原因になるおそれがあ
り、改善が望まれている。
【0005】また、ブロー成形により予め形成された中
空成形品にモールド装置をセットする工数及びセット治
具が必要であるので、この点でも、製造原価高騰の一原
因になるおそれがあり、改善が望まれている。
【0006】本発明は、このような従来の問題点を考慮
してなされたものであり、製造原価低減を図り、ブロー
成形の冷却時間を用いて突出部を射出成形を可能にする
ことで製造時間の短縮を図ることのできる合成樹脂製の
突出部を有する中空成形品の成形方法及び同成形装置を
提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の発明は、突出部を有する中空成形品の成
形方法として、合成樹脂製の中空状の本体を第1の成形
装置を用いてブロー成形し、前記第1の成形装置内でブ
ロー成形した状態のままの中空状の本体のパーティング
ライン以外の壁面に、該本体の壁面より外部に突出する
突出部を前記第1の成形装置と一体の第2の射出装置を
用いて射出成形させて、前記本体と突出部とを相互に溶
着して一体化することを特徴とする。
【0008】請求項2の発明は、請求項1に記載の突出
部を有する中空成形品の成形方法であって、前記第2の
射出装置による射出成形は、前記ブロー成形後の冷却期
間中に行うことを特徴とする。
【0009】請求項3の発明は、請求項1又は請求項2
に記載の突出部を有する中空成形品の成形方法であっ
て、前記中空成形品は、空気を通すダクトやヒータユニ
ットを収納したケース本体などの自動車用であることを
特徴とする。
【0010】請求項4の発明は、合成樹脂製の中空状の
本体を形成してなる突出部を有する中空成形品の成形装
置において、ブロー成形により中空状の本体を得る第1
の成形装置と、ブロー成形した状態のままの中空状の本
体のパーティングライン以外の壁面に対向する前記第1
の成形装置の一側壁に臨み、射出成形により前記本体の
壁面より外部に突出する突出部を得る第2の射出装置と
を一体に備え、該第2の射出装置には、常時は中空状の
本体のパーティングライン以外の壁面に対向する駒部材
が、前記射出圧力によって、突出部が形成される空間部
分だけ移動可能に構成されてなることを特徴とする。
【0011】請求項5の発明は、請求項4に記載の突出
部を有する中空成形品の成形装置であって、中空状の本
体を得る第1の成形装置のブロー圧力より突出部を得る
第2の射出装置の射出圧力の方が小さいか等しく、突出
部を得る第2の射出装置の射出圧力より前記駒部材を前
記中空状の本体のパーティングライン以外の壁面に対向
させるように付勢した圧力の方が小さいか等しい関係に
圧力調整されてなることを特徴とする。
【0012】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、突出部を有す
る中空成形品の成形方法として、合成樹脂製の中空状の
本体を第1の成形装置を用いてブロー成形し、前記第1
の成形装置内でブロー成形した状態のままの中空状の本
体のパーティングライン以外の壁面に、該本体の壁面よ
り外部に突出する突出部を前記第1の成形装置と一体の
第2の射出装置を用いて射出成形させて、前記本体と突
出部とを相互に溶着して一体化することを特徴とするの
で、第1の成形装置も第2の射出装置も一体の成形装置
よりなるので、製造原価の低減が図れる。
【0013】請求項2の発明によれば、前記第2の射出
装置による射出成形は、前記ブロー成形後の冷却期間中
に行うことを特徴とするので、製造時間の短縮を図るこ
とができる。
【0014】請求項3の発明によれば、前記中空成形品
は、空気を通すダクトやヒータユニットを収納したケー
ス本体などの自動車用であることを特徴とするので、中
空状の本体の製造原価の低減が図れる。
【0015】請求項4の発明によれば、合成樹脂製の中
空状の本体を形成してなる突出部を有する中空成形品の
成形装置において、ブロー成形により中空状の本体を得
る第1の成形装置と、ブロー成形した状態のままの中空
状の本体のパーティングライン以外の壁面に対向する前
記第1の成形装置の一側壁に臨み、射出成形により前記
本体の壁面より外部に突出する突出部を得る第2の射出
装置とを一体に備え、該第2の射出装置には、常時は中
空状の本体のパーティングライン以外の壁面に対向する
駒部材が、前記射出圧力によって、突出部が形成される
空間部分だけ移動可能に構成されてなることを特徴とす
るので、第1の成形装置を用いてブロー成形して中空状
の本体を得、第2の射出装置を用いて射出成形して中空
状の本体のパーティングライン以外の壁面に突出部を
得、両成形装置が一体なので製造原価の低減が図れる。
【0016】請求項5の発明によれば、中空状の本体を
得る第1の成形装置のブロー圧力より突出部を得る第2
の射出装置の射出圧力の方が小さいか等しく、突出部を
得る第2の射出装置の射出圧力より前記駒部材を前記中
空状の本体のパーティングライン以外の壁面に対向させ
るように付勢した圧力の方が小さいか等しい関係に圧力
調整されてなることを特徴とするので、ブロー成形時に
は、駒部材は位置が不動で中空状の本体の壁面の一部を
形成し、射出成形時は駒部材を若干動かして第2の射出
装置との間に隙間が生じる様にすることで、該隙間に溶
融合成樹脂を流入させ、突出部が形成されてなる。この
突出部の板厚管理が前記圧力の関係によって定まる。
【0017】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施の一形態を
示す突出部を有する中空成形品の斜視図である。つま
り、空気を通すダクトやヒータユニットを収納したケー
ス本体などの自動車用の中空成形品1であって、後述す
る第1の成形装置6によってブロー成形されるポリプロ
ピレンなどの合成樹脂製の中空状の本体2と、該本体2
のパーティングライン3以外の壁面2aに、該本体2の
壁面2aより外部に突出するポリプロピレン又はポリプ
ロピレン複合材などの合成樹脂製の突出部4とを有す
る。
【0018】該突出部4には貫通穴4aが形成され、図
示しないインストルメントパネルなどに支持される場合
に、該貫通穴4aに図示しないビスが貫通されることで
取り付けられる。該突出部4は、ブロー成形によっては
成形できないものである。
【0019】前記中空成形品1は、図2に示すように、
成形装置5より成形され、該成形装置5は、大きく分け
て、ブロー成形により中空状の本体2を得る第1の成形
装置6と、突出部4を得る第2の射出装置7とを一体に
備える。
【0020】前記第1の成形装置6は、一方の割型8
と、他方の割型9とより図示しないパリソンをブロー成
形によって、本体2に形成する内面8a,9aが形成さ
れ、前記パーティングライン3になる部分8b,9b
で、一方の割型8と他方の割型9とが、図2に示すよう
に開型したり、図3に示すように閉型したりすることが
可能になっている。
【0021】符号8c,9cは、成形時にパリソンが若
干外にはみ出した時の受け部(図3の符号2bがはみ出
した部分である)となるように形成されてなる凹部であ
る。
【0022】該他方の割型9の側面部には、図2に於い
て、上側への凹部9dが形成され、該凹部9dの底に相
当する部位には、後述する駒部材16が配されてなる。
【0023】前記第2の射出装置7は、油圧モータ10
と、スクリュー11と、ホッパー12と、シリンダー1
3と、ノズル14と、該ノズル14に対向した位置に図
示しない制御装置により進退制御するシリンダー15に
連結した駒部材16とよりなり、油圧モータ10がスク
リュー11を回転前進させ、ホッパー12よりシリンダ
ー13内に供給されて溶融した合成樹脂を、ノズル14
から駒部材16をめがけて押し出し射出又は低圧射出が
可能である。
【0024】前記駒部材16は、常時は、ブロー成形し
た状態のままの中空状の本体2のパーティングライン3
以外の壁面2aに対向した位置、即ち凹部9dの底に相
当する部位にあって、該ノズル14の先端に密接した位
置にあり、前記第2の射出装置7による射出圧力によっ
て、図4に示すように、突出部4が形成される空間部分
17だけ移動することが可能である。
【0025】そして、中空状の本体2を得る第1の成形
装置6のブロー圧力が空気の場合約15kg/cm2、窒素
の場合約300kg/cm2であり、突出部4の面積が仮に
3・75cm2とすれば、56・25kg fとなり、該ブロ
ー圧力より、突出部4を得る第2の射出装置7の射出圧
力の方が小さいか等しい関係、つまり、スクリュー11
で発生する射出圧力が49.46kg fに圧力調整され
ている。
【0026】また、突出部4を得る第2の射出装置7の
射出圧力より、前記駒部材16を前記中空状の本体2の
パーティングライン3以外の壁面2aに対向させるよう
に付勢した圧力、即ち、ノズル14の先端に駒部材16
を密接させるシリンダー15の圧力の方が小さいか等し
い関係に圧力調整されてなる。
【0027】前記第2の射出装置7による射出成形は、
前記第1の成形装置6によるブロー成形後の冷却期間中
に行うものである。
【0028】以上より、本発明の実施態様は構成されて
なるので、突出部4を有する中空成形品1の成形方法と
して、合成樹脂製の中空状の本体2を第1の成形装置6
を用いてブロー成形し、前記第1の成形装置6内でブロ
ー成形した状態のままの中空状の本体2のパーティング
ライン3以外の壁面2aに、該本体2の壁面2aより外
部に突出する突出部4を前記第1の成形装置6と一体の
第2の射出装置7を用いて射出成形させて、前記本体2
と突出部4とを相互に溶着して一体化するものであるの
で、第1の成形装置6も第2の射出装置7も一体の成形
装置5よりなるので、製造原価の低減が図れる。また、
前記第2の射出装置7は、成形装置5外に設置し、保温
パイプを介して成形装置5に設置することもできる。
【0029】前記第2の射出装置7による射出成形は、
前記ブロー成形後の冷却期間中に行うので、製造時間の
短縮を図ることができる。
【0030】前記中空成形品1は、空気を通すダクトや
ヒータユニットを収納したケース本体などの自動車用で
あるので、中空状の本体2の製造原価の低減が図れる。
【0031】合成樹脂製の中空状の本体2を形成してな
る突出部4を有する中空成形品1の成形装置5におい
て、ブロー成形により中空状の本体2を得る第1の成形
装置6と、ブロー成形した状態のままの中空状の本体2
のパーティングライン3以外の壁面2aに対向する前記
第1の成形装置6の一側壁に臨み、射出成形により前記
本体2の壁面2aより外部に突出する突出部4を得る第
2の射出装置7とを一体に備え、該第2の射出装置7に
は、常時は中空状の本体2のパーティングライン3以外
の壁面2aに対向する駒部材16が、前記射出圧力によ
って、突出部4が形成される空間部分17だけ移動可能
に構成されてなるので、第1の成形装置6を用いてブロ
ー成形して中空状の本体2を得、第2の射出装置7を用
いて射出成形して中空状の本体2のパーティングライン
3以外の壁面2aに突出部4を得、成形装置6、及び射
出装置7が一体なので製造原価の低減が図れる。
【0032】中空状の本体2を得る第1の成形装置6の
ブロー圧力より突出部4を得る第2の射出装置7の射出
圧力の方が小さいか等しく、突出部4を得る第2の射出
装置7の射出圧力より前記駒部材16を前記中空状の本
体2のパーティングライン3以外の壁面2aに対向させ
るように付勢した圧力の方が小さいか等しい関係に圧力
調整されてなるので、ブロー成形時には、駒部材16は
位置が不動で中空状の本体2の壁面2aの一部を形成
し、射出成形時は駒部材16を若干動かしてノズル先端
14aとの間に隙間、つまり空間部分17が生じる様に
することで、該隙間、つまり空間部分17に溶融合成樹
脂を流入させ、突出部4が形成されてなる。この突出部
4の板厚管理が前記圧力の関係によって定まる。
【0033】前記第2の射出装置7は、スクリュー11
によるもので説明したが、これに限らず、プランジャー
押し出しによるものでもよい。
【0034】また、本体2と突出部4との材料の関係
は、本体2がポリプロピレンで、突出部4がポリプロピ
レン又はポリプロピレン複合材で説明したが、これに限
らず、本体2も突出部4も共に高密度ポリエチレンでも
良いし、本体2が高密度ポリエチレンで、突出部4が低
密度ポリエチレンでも良いし、本体2が高密度ポリエチ
レンで、突出部4が線鎖低密度ポリエチレンでも良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の中空成形品の全体斜視図
である。
【図2】図1の中空成形品の成形装置の開型した状態の
断面図である。
【図3】図2の閉型した状態の断面図である。
【図4】図3の状態で突出部を成形した状態を示す断面
図である。
【符号の説明】
1 中空成形品 2 中空状の本体 2a 本体の壁面 3 パーティングライン 4 突出部 5 成形装置 6 第1の成形装置 7 第2の射出装置 16 駒部材 17 空間部分

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 合成樹脂製の中空状の本体を第1の成形
    装置を用いてブロー成形し、前記第1の成形装置内でブ
    ロー成形した状態のままの中空状の本体のパーティング
    ライン以外の壁面に、該本体の壁面より外部に突出する
    突出部を前記第1の成形装置と一体の第2の射出装置を
    用いて射出成形させて、前記本体と突出部とを相互に溶
    着して一体化することを特徴とする突出部を有する中空
    成形品の成形方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の突出部を有する中空成
    形品の成形方法であって、 前記第2の射出装置による射出成形は、前記ブロー成形
    後の冷却期間中に行うことを特徴とする突出部を有する
    中空成形品の成形方法。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2に記載の突出部を
    有する中空成形品の成形方法であって、 前記中空成形品は、空気を通すダクトやヒータユニット
    を収納したケース本体などの自動車用であることを特徴
    とする突出部を有する中空成形品の成形方法。
  4. 【請求項4】 合成樹脂製の中空状の本体を形成してな
    る突出部を有する中空成形品の成形装置において、 ブロー成形により中空状の本体を得る第1の成形装置
    と、ブロー成形した状態のままの中空状の本体のパーテ
    ィングライン以外の壁面に対向する前記第1の成形装置
    の一側壁に臨み、射出成形により前記本体の壁面より外
    部に突出する突出部を得る第2の射出装置とを一体に備
    え、 該第2の射出装置には、常時は中空状の本体のパーティ
    ングライン以外の壁面に対向する駒部材が、前記射出圧
    力によって、突出部が形成される空間部分だけ移動可能
    に構成されてなることを特徴とする突出部を有する中空
    成形品の成形装置。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の突出部を有する中空成
    形品の成形装置であって、 中空状の本体を得る第1の成形装置のブロー圧力より突
    出部を得る第2の射出装置の射出圧力の方が小さいか等
    しく、突出部を得る第2の射出装置の射出圧力より前記
    駒部材を前記中空状の本体のパーティングライン以外の
    壁面に対向させるように付勢した圧力の方が小さいか等
    しい関係に圧力調整されてなることを特徴とする突出部
    を有する中空成形品の成形装置。
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