JPH1158269A - 組立式樹脂製ツールホルダ - Google Patents

組立式樹脂製ツールホルダ

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JPH1158269A
JPH1158269A JP21937697A JP21937697A JPH1158269A JP H1158269 A JPH1158269 A JP H1158269A JP 21937697 A JP21937697 A JP 21937697A JP 21937697 A JP21937697 A JP 21937697A JP H1158269 A JPH1158269 A JP H1158269A
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JP
Japan
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tool holder
tool
resin
holder body
type resin
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Pending
Application number
JP21937697A
Other languages
English (en)
Inventor
Iwao Horikoshi
巌 堀越
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsui Seiki Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Mitsui Seiki Kogyo Co Ltd
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Publication date
Application filed by Mitsui Seiki Kogyo Co Ltd filed Critical Mitsui Seiki Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 個数の選択が自由にでき、軽量に形成され、
組み付け,取り外しが容易でツールの形状変化に対応し
得る組立式樹脂製ツールホルダを提供する。 【解決手段】 ツールホルダ1は、長方形の平板状部材
2と、この両側に嵌め込まれてボルト8で固定される同
一形状のツールホルダ体3の列からなる。ツールホルダ
体3は高強度のフェノール樹脂の成形品からなり、軽量
化と強度保持ができる。ツール5はその係止溝6をツー
ルホルダ体3の凹溝4の係止部7に係着せしめて固定さ
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ツールを嵌め込み
支持するツールホルダに係り、特に、複数個のツールを
両側に保持し得る多連式の組立式樹脂製ツールホルダに
関する。
【0002】
【従来の技術】マシニングセンタ等の工作機械におい
て、複数個のツールを一箇所に保持するためのツールホ
ルダが従来より使用されている。図6は一般的に広く使
用されている多連式のツールホルダの概要構造を示すも
のである。このツールホルダ1aは一枚の金属製の平板
状部材2aの両側にツールホルダ部3aを形成したもの
からなる。
【0003】図6に示すように、ツールホルダ部3aは
平板状部材2aの両側に逆向きに複数個配設され、その
凹溝4a内にはツール5の係止溝6の嵌まり込む係止部
7aが形成されるものからなる。即ち、図示のようにツ
ール5はツールホルダ部3aの開口側から挿入され、係
止溝6を係止部7aに嵌め込ませて図略の固定手段によ
りツールホルダ部3a内に固定される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記のように、平板状
部材2aは鉄材等の金属材からなり、ツールホルダ部3
aは平板状部材2aの両側に削り出し形成されるものが
一般である。ツールホルダ部3aは前記のように凹溝4
a内に係止部7aを形成するもので、加工に時間と技術
を必要とし、かなりコスト高のものになる。また、全体
重量も重く、軽量化の要請を満足させることができな
い。
【0005】前記の問題点を解消する手段として、図6
に示した構造の多連式のツールホルダ1aを精密鋳造技
術のロストワックス法により生産することが考えられ
る。然し乍ら、ロストワックス法は経費が高く製造コス
トが高くなると共に、最終的には機械加工が必要とな
り、製作に時間とコストがかかる問題点がある。また、
この方法ではツールホルダ部3aの数を変化させること
が型の都合が困難である問題点もある。更に、ツール5
の係止部6の形状が変化した場合にも簡単に対応するこ
とが難しい。
【0006】本発明は、以上の事情に鑑みて創案された
ものであり、多連式のツールホルダ部を簡単に、且つ安
価に形成することができ、その個数の選択も自由にで
き、製作も容易で軽量化の要請を満足し得る組立式樹脂
製ツールホルダを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、以上の目的を
達成するために、平板状部材の両側に逆向きに配置さ
れ、ツールの係止溝の嵌まり込む係止部を形成するツー
ルホルダ部を前記平板状部材の長手方向に沿って複数個
形成してなる樹脂製のツールホルダであって、前記ツー
ルホルダ部は、樹脂製のツールホルダ体からなり、該ツ
ールホルダ体は前記平板状部材の所定位置に挿着されて
締結具により着脱可能に固定される組立式樹脂製ツール
ホルダを構成するものである。更に具体的に、前記ツー
ルホルダ体は、高強度のフェノール樹脂を樹脂成形した
ものからなることを特徴とする。
【0008】本発明の組立式樹脂製ツールホルダは、従
来の一般構造のものと異なり、平板状部材と、この両側
に逆向きに配置されて前記平板状部材の長手方向に沿っ
て複数個配設されるツールホルダ体と、これを固定する
ための締結具等とからなる。即ち、組み立て体から構成
される。ツールホルダ体はすべて共通のものからなり、
樹脂製の軽量のものからなり、原則的に機械加工を必要
としない成形品からなる。平板状部材が金属製のものか
ら形成されてもツールホルダ体が樹脂のため軽量化が図
れる。また、個数の選択が自由にでき、且つ係止溝等の
形状が変化しても別のものと簡単に交換することができ
る。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の組立式樹脂製ツー
ルホルダの実施の形態を図面を参照して詳述する。図1
は組立式樹脂製ツールホルダ1(以下、ツールホルダ1
という)の全体構造を示すものである。ツールホルダ1
は、大別して平板状部材2と、ツールホルダ体3と、ツ
ールホルダ体3を平板状部材2に固定するための締結具
の1つであるボルト8等とからなる。なお、ツール5は
図示のように、ツールホルダ体3の凹溝4の係止部7に
その係止溝6を嵌め込ませて把持され、図略の固定手段
により固持される。
【0010】平板状部材2は図1および図2に示すよう
に長方形状の平板からなり、本例では剛性保持の必要性
から金属製のものからなる。但し、他の材料、例えば、
高強度の樹脂材から形成されるものでもよい。また、平
板状部材2には長手方向に直交する方向に沿ってねじ孔
9が所定のピッチ寸法で貫通形成される。
【0011】次に、本例におけるツールホルダ体3を図
3乃至図5等により説明する。ツールホルダ体は樹脂材
を所定形状に成形したものからなる。即ち、樹脂製平板
本体10の一方側には嵌入部11が凹設され、他方側に
は嵌入部11に嵌め込まれる突出部12が形成される。
また、中央には凹溝4が凹設される。凹溝4には係止部
7が突出形成される。なお、係止部7は、ツール5(図
1)の係止溝6が嵌め込まれる突出形状のものからな
る。また、樹脂製平板本体10の下面には嵌め込み溝1
3が凹設される。また、嵌入部11と突出部12にはボ
ルト8の通るための貫通孔14,15が貫通形成され
る。なお、嵌め込み溝13は図5等に示すように平板状
部材2の板厚と同一寸法からなり、嵌め込み溝13によ
りツールホルダ体3は平板状部材2の側端に嵌まり込み
固定される。
【0012】次に、図1により、本例のツールホルダ1
の組み立て方法を説明する。まず、前記構造のツールホ
ルダ体3を高強度のフェノール樹脂材を成形したものか
ら形成する。勿論、ツールホルダ体3の材質は高強度の
フェノール樹脂材でなくてもよいがツール5を確実に固
持するため高強度の樹脂材を用いることが望ましい。単
体のツールホルダ体3をその嵌め込み溝13を介して平
板状部材2の両側面に逆向きに嵌め込むと共に、隣接す
るツールホルダ体3,3同士をその嵌入部11と突出部
12とを組み合わせて隣接固定される。この状態でツー
ルホルダ体3の貫通孔14と平板状部材2のねじ孔9と
の位置合わせを行い、ツールホルダ体3,3を所定の正
しい位置に固定する。なお、この際、必要とあれば位置
決め治具(図略)を用いて正しい位置にツールホルダ体
3,3をセットする。
【0013】次に、ツールホルダ体3の貫通孔14にボ
ルト8を通し、ボルト8を平板状部材2のねじ孔に螺着
し、ツールホルダ体3を平板状部材2の両側に固定す
る。以上により、図1に示した多連式のツールホルダ1
が形成され、あたかも一体的構造のツールホルダとして
完成される。
【0014】図1に示すように、ツール5は夫々のツー
ルホルダ体3の凹溝4の開口側から挿入され、その係止
溝6を係止部7に嵌め込んでツールホルダ体3に把持さ
れ、図略の固定手段により固持される。
【0015】前記したように、平板状部材2は金属製の
ため高重量であるが、複数個のツールホルダ体3は樹脂
材からなるため、全体としては従来のものに較べて大幅
に軽量化される。また、別体のツールホルダ体3を平板
状部材2に取り付ける構造からなるため、ツールホルダ
体3の個数を任意に選択することができる。また、取り
付け,取り外しもボルト8を操作するだけで極めて簡単
に行われる。更に、ツール5の係止溝6の形状が変って
もこれに対応する係止部7を有するツールホルダ体を採
用すればよく、ツール5の変化に簡単に対応することが
できる。
【0016】
【発明の効果】1)本発明の請求項1に記載の組立式樹
脂製ツールホルダによれば、ツールを直接把持するツー
ルホルダ体が別体のものからなり、ツールホルダは同一
形状の樹脂成形体を平板状部材の両側に複数個取り付け
たものからなるため軽量化が図れる。また、別体のツー
ルホルダ体を用いるため個数の選択が自由にできる。ま
た、ツールの係止溝の形状が変化しても簡単に対応する
ことができる。2)本発明の請求項2に記載の組立式樹
脂製ツールホルダによれば、ツールホルダ体は高強度の
フェノール樹脂の成形品からなり、低コストで製作でき
ると共に、比較的高強度に形成され、ツールの把持の確
実化が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のツールホルダの概要全体構造を示す平
面図。
【図2】図1のA−A線断面図。
【図3】本発明に使用されるツールホルダ体の詳細構造
を示す平面図。
【図4】図3の上面図。
【図5】図4のB−B線断面図。
【図6】従来のツールホルダの概要構造を示す平面図。
【符号の説明】
1 ツールホルダ(組立式樹脂製ツールホルダ) 2 平板状部材 3 ツールホルダ体 4 凹溝 5 ツール 6 係止溝 7 係止部 8 ボルト 9 ねじ孔 10 樹脂製平板本体 11 嵌入部 12 突出部 13 嵌め込み溝 14 貫通孔 15 貫通孔

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 平板状部材の両側に逆向きに配置され、
    ツールの係止溝の嵌まり込む係止部を形成するツールホ
    ルダ部を前記平板状部材の長手方向に沿って複数個形成
    してなる樹脂製のツールホルダであって、前記ツールホ
    ルダ部は、樹脂製のツールホルダ体からなり、該ツール
    ホルダ体は前記平板状部材の所定位置に挿着されて締結
    具により着脱可能に固定されることを特徴とする組立式
    樹脂製ツールホルダ。
  2. 【請求項2】 前記ツールホルダ体は、高強度のフェノ
    ール樹脂を樹脂成形したものからなる請求項1に記載の
    組立式樹脂製ツールホルダ。
JP21937697A 1997-08-14 1997-08-14 組立式樹脂製ツールホルダ Pending JPH1158269A (ja)

Priority Applications (1)

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JP21937697A JPH1158269A (ja) 1997-08-14 1997-08-14 組立式樹脂製ツールホルダ

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JP21937697A JPH1158269A (ja) 1997-08-14 1997-08-14 組立式樹脂製ツールホルダ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1158269A true JPH1158269A (ja) 1999-03-02

Family

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP21937697A Pending JPH1158269A (ja) 1997-08-14 1997-08-14 組立式樹脂製ツールホルダ

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JP (1) JPH1158269A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113247449A (zh) * 2020-02-11 2021-08-13 金全益股份有限公司 膨胀螺丝包装组合

Cited By (1)

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