JPH1155885A - 電動送風機およびその電動送風機を用いた電気掃除機 - Google Patents
電動送風機およびその電動送風機を用いた電気掃除機Info
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- JPH1155885A JPH1155885A JP21093997A JP21093997A JPH1155885A JP H1155885 A JPH1155885 A JP H1155885A JP 21093997 A JP21093997 A JP 21093997A JP 21093997 A JP21093997 A JP 21093997A JP H1155885 A JPH1155885 A JP H1155885A
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- slot
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Abstract
(57)【要約】
【課題】主たる課題は、機器の高速回転化によってスロ
ットくさびにかかる遠心力が増加しても、当該スロット
くさびが破損する危険性を防止した電動送風機およびそ
の電動送風機を用いた電気掃除機の提供。 【解決手段】前記課題は、整流子電動機の回転軸に連結
された遠心ファンを有し、遠心ファンによって吸い込ん
だ空気流を整流子電動機内を通して機外に排気し、空気
流路となる整流子電動機内では回転子鉄芯18のスロッ
ト内に回転子巻線19を配置し、かつ前記スロット内に
は、回転子巻線19よりも外周側に位置して、くさび外
周面を回転子鉄芯18の外周面とほぼ同一とする凸部付
きのスロットくさび20を配置した電動送風機におい
て、前記スロットくさび20を、ガラス繊維が10%〜
50%添加されたガラス繊維強化樹脂により構成するこ
とによって達成される。
ットくさびにかかる遠心力が増加しても、当該スロット
くさびが破損する危険性を防止した電動送風機およびそ
の電動送風機を用いた電気掃除機の提供。 【解決手段】前記課題は、整流子電動機の回転軸に連結
された遠心ファンを有し、遠心ファンによって吸い込ん
だ空気流を整流子電動機内を通して機外に排気し、空気
流路となる整流子電動機内では回転子鉄芯18のスロッ
ト内に回転子巻線19を配置し、かつ前記スロット内に
は、回転子巻線19よりも外周側に位置して、くさび外
周面を回転子鉄芯18の外周面とほぼ同一とする凸部付
きのスロットくさび20を配置した電動送風機におい
て、前記スロットくさび20を、ガラス繊維が10%〜
50%添加されたガラス繊維強化樹脂により構成するこ
とによって達成される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は整流子電動機の回転
軸に連結された遠心ファンを有し、遠心ファンによって
吸い込んだ空気流を整流子電動機内を通して機外に排気
する電動送風機、およびその電動送風機を用いた電気掃
除機に関する。
軸に連結された遠心ファンを有し、遠心ファンによって
吸い込んだ空気流を整流子電動機内を通して機外に排気
する電動送風機、およびその電動送風機を用いた電気掃
除機に関する。
【0002】
【従来の技術】整流子電動機の回転軸に連結された遠心
ファンを有し、遠心ファンによる空気流を整流子電動機
内を通して排気する電動送風機において、図3に示すス
ロットくさび20、すなわち回転子巻線19よりも外周
側に位置して、回転子鉄芯18のスロット内に配置され
るスロットくさび20は、電動機運転に際し、回転子鉄
芯18のスロットから回転子巻線19が遠心力によって
径方向外方に飛び出すのを防ぐ役割を有している。
ファンを有し、遠心ファンによる空気流を整流子電動機
内を通して排気する電動送風機において、図3に示すス
ロットくさび20、すなわち回転子巻線19よりも外周
側に位置して、回転子鉄芯18のスロット内に配置され
るスロットくさび20は、電動機運転に際し、回転子鉄
芯18のスロットから回転子巻線19が遠心力によって
径方向外方に飛び出すのを防ぐ役割を有している。
【0003】このため、スロットくさび20には、当該
スロットくさび20自身の質量による遠心力だけでな
く、回転子巻線19が径方向外方に飛び出そうとする力
が加わっても破壊に至らない機械的強度が要求され、合
成変成紙や樹脂といった材質が用いられている。
スロットくさび20自身の質量による遠心力だけでな
く、回転子巻線19が径方向外方に飛び出そうとする力
が加わっても破壊に至らない機械的強度が要求され、合
成変成紙や樹脂といった材質が用いられている。
【0004】また形状に関しては、一般的に図2のよう
な平板状のスロットくさび20が用いられているが、よ
り高い効率の電動送風機の実現を目的として、図4に示
すように、前記回転子鉄芯18のスロットよりも幅の狭
い開口部とほぼ同一幅の凸部20aをスロットくさび2
0に設け、前記スロット内にスロットくさび20の係止
部20bを配置したとき、図5に示すように、回転子鉄
芯18のスロット開口部を前記凸部20aで占めること
により、回転子鉄芯18の表面からスロット開口部によ
る凹部をほぼ無くす技術が特開昭59−113733号
公報や特開平1−298925号公報に記載されてい
る。
な平板状のスロットくさび20が用いられているが、よ
り高い効率の電動送風機の実現を目的として、図4に示
すように、前記回転子鉄芯18のスロットよりも幅の狭
い開口部とほぼ同一幅の凸部20aをスロットくさび2
0に設け、前記スロット内にスロットくさび20の係止
部20bを配置したとき、図5に示すように、回転子鉄
芯18のスロット開口部を前記凸部20aで占めること
により、回転子鉄芯18の表面からスロット開口部によ
る凹部をほぼ無くす技術が特開昭59−113733号
公報や特開平1−298925号公報に記載されてい
る。
【0005】これは、一般的に前記電動送風機を用いた
電気掃除機においては、風量が最大2〜3m3/min
と多く、回転子は30000r/min〜40000r
/minと高速回転するため、回転子とその周囲の空気
との間の摩擦により生じる整流子電動機の損失により、
周囲の空気の風量と回転子外周の周速の2乗との積で表
される風損が非常に大きな値となり、また回転子表面に
凹凸があると周囲の空気をかき乱すため損失が更に大き
くなるので、整流子電動機の効率、つまり電動送風機
(およびその電動送風機を用いた電気掃除機)の効率が
著しく低下するのを防ぐためである。
電気掃除機においては、風量が最大2〜3m3/min
と多く、回転子は30000r/min〜40000r
/minと高速回転するため、回転子とその周囲の空気
との間の摩擦により生じる整流子電動機の損失により、
周囲の空気の風量と回転子外周の周速の2乗との積で表
される風損が非常に大きな値となり、また回転子表面に
凹凸があると周囲の空気をかき乱すため損失が更に大き
くなるので、整流子電動機の効率、つまり電動送風機
(およびその電動送風機を用いた電気掃除機)の効率が
著しく低下するのを防ぐためである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】電動送風機およびその
電動送風機を用いた電気掃除機は更なる高性能化が求め
られ、それに伴い送風機性能を上げるために回転数は更
に高くなってきている。
電動送風機を用いた電気掃除機は更なる高性能化が求め
られ、それに伴い送風機性能を上げるために回転数は更
に高くなってきている。
【0007】このため、回転数の2乗に比例する遠心力
は大きく増大し、スロットくさびにかかる力は非常に大
きなものとなり、スロットくさびが破損する危険性が生
じるため、スロットくさびにはより高い機械的強度が必
要となる。
は大きく増大し、スロットくさびにかかる力は非常に大
きなものとなり、スロットくさびが破損する危険性が生
じるため、スロットくさびにはより高い機械的強度が必
要となる。
【0008】また、送風機性能を上げる手段として前述
した回転子鉄芯表面の凹凸をほぼ無くす場合、一般に、
電気掃除機に組み込まれた電動送風機の動作中の温度は
約100℃程にも達し、そのため図9に点線で示すよう
に、高温にさらされるスロットくさび20は、熱による
軟化を伴う遠心力によって大きく変形し、回転子鉄芯1
8の表面凹凸を無くすために使用したスロットくさび2
0の凸部20aが逆に回転子鉄芯18の表面に凹凸を作
ってしまい、更には回転子と同軸で回転子の回りに配置
される固定子に接触し、電動送風機の破損につながる危
険性があるので、スロットくさび20の材質には従来よ
りも高温にさらされたときの強度が高いものが要求され
る。
した回転子鉄芯表面の凹凸をほぼ無くす場合、一般に、
電気掃除機に組み込まれた電動送風機の動作中の温度は
約100℃程にも達し、そのため図9に点線で示すよう
に、高温にさらされるスロットくさび20は、熱による
軟化を伴う遠心力によって大きく変形し、回転子鉄芯1
8の表面凹凸を無くすために使用したスロットくさび2
0の凸部20aが逆に回転子鉄芯18の表面に凹凸を作
ってしまい、更には回転子と同軸で回転子の回りに配置
される固定子に接触し、電動送風機の破損につながる危
険性があるので、スロットくさび20の材質には従来よ
りも高温にさらされたときの強度が高いものが要求され
る。
【0009】さらに、回転子の温度上昇が大きくなる
と、回転子鉄芯18の表面凹凸をほぼ無くす目的で凸部
20a付きのスロットくさび20を使用しても、回転子
鉄芯18とスロットくさび20との熱膨張率差が大きい
と(従来、回転子鉄芯18を構成する材料の熱膨張率に
比べて、スロットくさび20を構成する材料の熱膨張率
の方がはるかに大きい)、図11に点線で示すように、
スロットくさび20が大きく膨張し、回転子鉄芯18の
表面に大きな凹凸が形成されてしまい、凸部20aを設
けたスロットくさび20を使用するメリットが無くなっ
てしまうので、スロットくさび20の材料には回転子鉄
芯18の熱膨張率に近いものが要求される。
と、回転子鉄芯18の表面凹凸をほぼ無くす目的で凸部
20a付きのスロットくさび20を使用しても、回転子
鉄芯18とスロットくさび20との熱膨張率差が大きい
と(従来、回転子鉄芯18を構成する材料の熱膨張率に
比べて、スロットくさび20を構成する材料の熱膨張率
の方がはるかに大きい)、図11に点線で示すように、
スロットくさび20が大きく膨張し、回転子鉄芯18の
表面に大きな凹凸が形成されてしまい、凸部20aを設
けたスロットくさび20を使用するメリットが無くなっ
てしまうので、スロットくさび20の材料には回転子鉄
芯18の熱膨張率に近いものが要求される。
【0010】本発明の第1の課題は、機器の高速回転化
によってスロットくさびにかかる遠心力が増加しても、
当該スロットくさびが破損する危険性を防止した電動送
風機およびその電動送風機を用いた電気掃除機を提供す
ることにある。
によってスロットくさびにかかる遠心力が増加しても、
当該スロットくさびが破損する危険性を防止した電動送
風機およびその電動送風機を用いた電気掃除機を提供す
ることにある。
【0011】本発明の第2の課題は、前記第1の課題に
加えて、機器運転中の温度上昇によってスロットくさび
が軟化し、遠心力で変形して回転子鉄芯外周面よりも飛
び出し、回転子鉄芯の表面に大きな凹凸を形成して機器
の運転効率が低下するのを防止した電動送風機およびそ
の電動送風機を用いた電気掃除機を提供することにあ
る。
加えて、機器運転中の温度上昇によってスロットくさび
が軟化し、遠心力で変形して回転子鉄芯外周面よりも飛
び出し、回転子鉄芯の表面に大きな凹凸を形成して機器
の運転効率が低下するのを防止した電動送風機およびそ
の電動送風機を用いた電気掃除機を提供することにあ
る。
【0012】本発明の第3の課題は、前記第1の課題お
よび(または)第2の課題に加えて、機器運転中の温度
上昇による熱膨張によって回転子鉄芯の表面に大きな凹
凸が形成され、機器の運転効率が低下するのを防止した
電動送風機およびその電動送風機を用いた電気掃除機を
提供することにある。
よび(または)第2の課題に加えて、機器運転中の温度
上昇による熱膨張によって回転子鉄芯の表面に大きな凹
凸が形成され、機器の運転効率が低下するのを防止した
電動送風機およびその電動送風機を用いた電気掃除機を
提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】前記第1の課題は、整流
子電動機の回転軸に連結された遠心ファンを有し、遠心
ファンによって吸い込んだ空気流を整流子電動機内を通
して機外に排気し、空気流路となる整流子電動機内では
回転子鉄芯のスロット内に回転子巻線を配置し、かつ前
記スロット内には、回転子巻線よりも外周側に位置し
て、くさび外周面を回転子鉄芯の外周面とほぼ同一とす
る凸部付きのスロットくさびを配置した電動送風機およ
びその電動送風機を吸塵用送風機として組み込んだ電気
掃除機において、前記スロットくさびを、ガラス繊維が
10%〜50%添加されたガラス繊維強化樹脂により構
成することによって達成される。
子電動機の回転軸に連結された遠心ファンを有し、遠心
ファンによって吸い込んだ空気流を整流子電動機内を通
して機外に排気し、空気流路となる整流子電動機内では
回転子鉄芯のスロット内に回転子巻線を配置し、かつ前
記スロット内には、回転子巻線よりも外周側に位置し
て、くさび外周面を回転子鉄芯の外周面とほぼ同一とす
る凸部付きのスロットくさびを配置した電動送風機およ
びその電動送風機を吸塵用送風機として組み込んだ電気
掃除機において、前記スロットくさびを、ガラス繊維が
10%〜50%添加されたガラス繊維強化樹脂により構
成することによって達成される。
【0014】前記第2の課題は、前記第1の構成に加え
て、凸部付きのスロットくさびを、荷重たわみ温度が1
50℃〜250℃の樹脂により構成することによって達
成される。
て、凸部付きのスロットくさびを、荷重たわみ温度が1
50℃〜250℃の樹脂により構成することによって達
成される。
【0015】前記第3の課題は、前記第1の構成および
(または)第2の構成に加えて、凸部付きのスロットく
さびを、熱膨張率が回転子鉄芯の材料に比べて1〜20
倍の樹脂により構成することによって達成される。
(または)第2の構成に加えて、凸部付きのスロットく
さびを、熱膨張率が回転子鉄芯の材料に比べて1〜20
倍の樹脂により構成することによって達成される。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明について図を用いて詳細に
説明する。
説明する。
【0017】図1に電動送風機1の内部構造を示す。
【0018】電動送風機1の電動機には整流子電動機が
用いられ、電動送風機1は、外枠2と、外枠2に固定さ
れた固定子3と、外枠2に設けられた軸受4aと、エン
ドブラケット16に設けられた軸受4bと、前記軸受4
a,4bに保持された回転軸5と、回転軸5に固定され
た回転子6と、回転軸5に固定された整流子7と、整流
子7との電気的接続を行うブラシ8と、ブラシ8を保持
し、外枠2に固定されたホルダ9と、ねじ17により回
転軸5の一端に固定された遠心ファン12と、遠心ファ
ン12から出た空気流を整流する整流板13と、遠心フ
ァン12,整流板13を覆うケーシング14とによって
構成される。
用いられ、電動送風機1は、外枠2と、外枠2に固定さ
れた固定子3と、外枠2に設けられた軸受4aと、エン
ドブラケット16に設けられた軸受4bと、前記軸受4
a,4bに保持された回転軸5と、回転軸5に固定され
た回転子6と、回転軸5に固定された整流子7と、整流
子7との電気的接続を行うブラシ8と、ブラシ8を保持
し、外枠2に固定されたホルダ9と、ねじ17により回
転軸5の一端に固定された遠心ファン12と、遠心ファ
ン12から出た空気流を整流する整流板13と、遠心フ
ァン12,整流板13を覆うケーシング14とによって
構成される。
【0019】整流子7は、その円周面に整流子片を有
し、各整流子片は回転子6内のコイルと接続されてい
る。
し、各整流子片は回転子6内のコイルと接続されてい
る。
【0020】ブラシ8は、ばね10により整流子7に押
し付けられ、整流子7に摺接している。
し付けられ、整流子7に摺接している。
【0021】11はブラシ8と外部電極とを接続するた
めブラシ8に電気的に接続されたリード線であり、ホル
ダ9に設けられた端子(図示せず)を介して固定子3の
巻線と接続されている。
めブラシ8に電気的に接続されたリード線であり、ホル
ダ9に設けられた端子(図示せず)を介して固定子3の
巻線と接続されている。
【0022】電動送風機1に通電されると回転子6が回
転し、回転子6と同軸に固定された遠心ファン12も回
転する。
転し、回転子6と同軸に固定された遠心ファン12も回
転する。
【0023】遠心ファン12が回転すると、ケーシング
14の空気取入口15から空気が流入し、遠心ファン1
2,整流板13を通り、電動機内部へと流れ込む。
14の空気取入口15から空気が流入し、遠心ファン1
2,整流板13を通り、電動機内部へと流れ込む。
【0024】そして、本実施例では、回転子鉄芯(図5
の符号18参照)のスロット内に回転子巻線19を配置
し、かつ前記スロット内には、回転子巻線19よりも外
周側に位置して、くさび外周面を回転子鉄芯18の外周
面とほぼ同一とする凸部付きのスロットくさび20を配
置した電動送風機において、図4のごとき凸部20aを
有するスロットくさび20、または図6,図7のように
凸部20aを設け、更に両端部あるいは片端部が先端に
行くに従って断面積の減少する形状のスロットくさび2
0、つまり回転子鉄芯18に設けられたスロット内の回
転子巻線19よりも外周側に挿入する際の挿入性を向上
させたスロットくさび20、あるいは図8のように凸部
20aを設け、更に回転子巻線(図5の符号19参照)
側となる面に凹部20cを設けて回転子巻線19が巻け
るスペースを増やした形状のスロットくさび20の材料
として、10%〜50%のガラス繊維を添加して強化し
たガラス繊維強化樹脂を使用する。
の符号18参照)のスロット内に回転子巻線19を配置
し、かつ前記スロット内には、回転子巻線19よりも外
周側に位置して、くさび外周面を回転子鉄芯18の外周
面とほぼ同一とする凸部付きのスロットくさび20を配
置した電動送風機において、図4のごとき凸部20aを
有するスロットくさび20、または図6,図7のように
凸部20aを設け、更に両端部あるいは片端部が先端に
行くに従って断面積の減少する形状のスロットくさび2
0、つまり回転子鉄芯18に設けられたスロット内の回
転子巻線19よりも外周側に挿入する際の挿入性を向上
させたスロットくさび20、あるいは図8のように凸部
20aを設け、更に回転子巻線(図5の符号19参照)
側となる面に凹部20cを設けて回転子巻線19が巻け
るスペースを増やした形状のスロットくさび20の材料
として、10%〜50%のガラス繊維を添加して強化し
たガラス繊維強化樹脂を使用する。
【0025】ガラス繊維が10%以下であると、当該ガ
ラス繊維によるスロットくさび20の強化が足りず、高
速回転時、スロットくさび20自信の質量による大きな
遠心力、更には回転子巻線19が径方向外方に飛び出そ
うとする力により、スロットくさび20が破損に至る危
険性があり、またガラス繊維が50%以上でもスロット
くさび20の強度が低くなり、上に述べたと同様の理由
によりスロットくさび20が破損に至る危険性のあるこ
とが判った。
ラス繊維によるスロットくさび20の強化が足りず、高
速回転時、スロットくさび20自信の質量による大きな
遠心力、更には回転子巻線19が径方向外方に飛び出そ
うとする力により、スロットくさび20が破損に至る危
険性があり、またガラス繊維が50%以上でもスロット
くさび20の強度が低くなり、上に述べたと同様の理由
によりスロットくさび20が破損に至る危険性のあるこ
とが判った。
【0026】したがってガラス繊維が10%〜50%添
加されているガラス繊維強化樹脂を使用した凸部付きの
スロットくさび20を使用すれば、スロットくさび20
自身の質量による遠心力、さらには回転子巻線19が径
方向外方に飛び出そうとする力がスロットくさび20に
加わっても、当該くさび20が破壊に至ることなく電動
送風機1およびその電動送風機1を用いた電気掃除機を
運転でき、回転子鉄芯18のスロット開口部(凹部)を
当該回転子鉄芯18の外周面とほぼ同一にし、回転子鉄
芯18部分が周囲の空気をかき乱すのを防止して風損を
低下させ、電動送風機1およびその電動送風機1を用い
た電気掃除機の効率を上げることができる。なお、前記
のごとくガラス繊維を添加することにより、非強化の樹
脂を用いる場合よりもスロットくさびの熱伝導率が上が
り、回転子(図1の符号6参照)の放熱性を良くして、
当該回転子6の温度上昇を抑えることもできる。
加されているガラス繊維強化樹脂を使用した凸部付きの
スロットくさび20を使用すれば、スロットくさび20
自身の質量による遠心力、さらには回転子巻線19が径
方向外方に飛び出そうとする力がスロットくさび20に
加わっても、当該くさび20が破壊に至ることなく電動
送風機1およびその電動送風機1を用いた電気掃除機を
運転でき、回転子鉄芯18のスロット開口部(凹部)を
当該回転子鉄芯18の外周面とほぼ同一にし、回転子鉄
芯18部分が周囲の空気をかき乱すのを防止して風損を
低下させ、電動送風機1およびその電動送風機1を用い
た電気掃除機の効率を上げることができる。なお、前記
のごとくガラス繊維を添加することにより、非強化の樹
脂を用いる場合よりもスロットくさびの熱伝導率が上が
り、回転子(図1の符号6参照)の放熱性を良くして、
当該回転子6の温度上昇を抑えることもできる。
【0027】ところで、電気掃除機に組み込まれる電動
送風機1の動作中の温度は約100℃程にも達し、また
家電機器の場合、絶縁材料は、一般的にA種あるいはE
種が用いられるので、それ以上の耐熱を確保しようとす
ると、凸部付きスロットくさび20の材料の荷重たわみ
温度は、余裕率をも考慮して150℃以上にするとよ
い。荷重たわみ温度が150℃以下であると、送風機性
能を上げた場合、図9に点線で示すように、高温にさら
されるスロットくさび20は、熱による軟化を伴う遠心
力によって大きく変形し、回転子鉄芯18の表面凹凸を
無くすために使用したスロットくさび20の凸部20a
が逆に回転子鉄芯18の表面に凹凸を作ってしまい、更
には回転子と同軸で回転子の回りに配置される固定子に
接触し、電動送風機の破損につながる危険性があるの
で、スロットくさび20の材質には従来よりも高温にさ
らされたときの強度が高いものが要求される。なお、凸
部付きスロットくさび20として荷重たわみ温度が15
0℃以上の材料を用いた場合であっても、熱によるスロ
ットくさび20の軟化、スロットくさび20自身の質量
による遠心力、さらには回転子巻線19が径方向外方に
飛び出そうとする力により、スロットくさび20は少し
は変形するので、前記変形を見込んで、スロットくさび
20の凸部20aを、図10に実線で示すようにしても
よく、その場合、機器運転中におけるスロットくさび2
0は図10に点線で示すようになり、回転子鉄芯表面の
凹凸をほぼ無くすことができる。他方、凸部付きスロッ
トくさび20として荷重たわみ温度が250℃以上の材
料を使用すると非常に高価な材料となってしまい、実用
上問題が残る。したがって本発明では荷重たわみ温度が
150〜250℃の樹脂を用いて凸部付きスロットくさ
び20を形成することにより、機器の信頼性を維持しつ
つ、コストの低減化をも同時に図ることができる。
送風機1の動作中の温度は約100℃程にも達し、また
家電機器の場合、絶縁材料は、一般的にA種あるいはE
種が用いられるので、それ以上の耐熱を確保しようとす
ると、凸部付きスロットくさび20の材料の荷重たわみ
温度は、余裕率をも考慮して150℃以上にするとよ
い。荷重たわみ温度が150℃以下であると、送風機性
能を上げた場合、図9に点線で示すように、高温にさら
されるスロットくさび20は、熱による軟化を伴う遠心
力によって大きく変形し、回転子鉄芯18の表面凹凸を
無くすために使用したスロットくさび20の凸部20a
が逆に回転子鉄芯18の表面に凹凸を作ってしまい、更
には回転子と同軸で回転子の回りに配置される固定子に
接触し、電動送風機の破損につながる危険性があるの
で、スロットくさび20の材質には従来よりも高温にさ
らされたときの強度が高いものが要求される。なお、凸
部付きスロットくさび20として荷重たわみ温度が15
0℃以上の材料を用いた場合であっても、熱によるスロ
ットくさび20の軟化、スロットくさび20自身の質量
による遠心力、さらには回転子巻線19が径方向外方に
飛び出そうとする力により、スロットくさび20は少し
は変形するので、前記変形を見込んで、スロットくさび
20の凸部20aを、図10に実線で示すようにしても
よく、その場合、機器運転中におけるスロットくさび2
0は図10に点線で示すようになり、回転子鉄芯表面の
凹凸をほぼ無くすことができる。他方、凸部付きスロッ
トくさび20として荷重たわみ温度が250℃以上の材
料を使用すると非常に高価な材料となってしまい、実用
上問題が残る。したがって本発明では荷重たわみ温度が
150〜250℃の樹脂を用いて凸部付きスロットくさ
び20を形成することにより、機器の信頼性を維持しつ
つ、コストの低減化をも同時に図ることができる。
【0028】また、前述のように、電気掃除機に組み込
まれる電動送風機1の動作中の温度は約100℃程にも
達するので、回転子鉄芯18,スロットくさび20共に
熱膨張するが、従来のように、回転子鉄芯18を構成す
る材料の熱膨張率に比べて、スロットくさび20を構成
する材料の熱膨張率の方がはるかに大きいと、図11に
点線で示すように、スロットくさび20が大きく膨張
し、回転子鉄芯18の表面に大きな凹凸が形成されてし
まい、凸部20aを設けたスロットくさび20を使用す
るメリットが無くなる。これに対し、本発明等の実験に
よれば、回転子鉄芯18を構成する材料の熱膨張率の1
〜20倍となるような樹脂を用いてスロットくさび20
を形成することにより、機器運転中における回転子鉄芯
表面の凹凸をほぼ無くすことができた。
まれる電動送風機1の動作中の温度は約100℃程にも
達するので、回転子鉄芯18,スロットくさび20共に
熱膨張するが、従来のように、回転子鉄芯18を構成す
る材料の熱膨張率に比べて、スロットくさび20を構成
する材料の熱膨張率の方がはるかに大きいと、図11に
点線で示すように、スロットくさび20が大きく膨張
し、回転子鉄芯18の表面に大きな凹凸が形成されてし
まい、凸部20aを設けたスロットくさび20を使用す
るメリットが無くなる。これに対し、本発明等の実験に
よれば、回転子鉄芯18を構成する材料の熱膨張率の1
〜20倍となるような樹脂を用いてスロットくさび20
を形成することにより、機器運転中における回転子鉄芯
表面の凹凸をほぼ無くすことができた。
【0029】電動送風機を組み込んだ電気掃除機の具体
的一例を示す図12に示す。
的一例を示す図12に示す。
【0030】図12において、本体ケースaの吸込口b
には、ホースcの一端が取り付けられている。ホースc
の他端には、延長管dの一端が接続されており、延長管
dの他端には、吸口eが接続されている。吸口eの通風
路fには、圧力センサgが設けられている。
には、ホースcの一端が取り付けられている。ホースc
の他端には、延長管dの一端が接続されており、延長管
dの他端には、吸口eが接続されている。吸口eの通風
路fには、圧力センサgが設けられている。
【0031】hは電動送風機で、電動送風機hは、フィ
ルタiの後面に位置して、本体ケースaに取り付けられ
ており、図1に示す電動送風機1は、図12の電動送風
機hに相当する。
ルタiの後面に位置して、本体ケースaに取り付けられ
ており、図1に示す電動送風機1は、図12の電動送風
機hに相当する。
【0032】
【発明の効果】本発明によれば、回転子巻線よりも外周
側に位置して、くさび外周面を回転子鉄芯の外周面とほ
ぼ同一にして回転子鉄芯のスロット内に配置した凸部付
きのスロットくさびを、ガラス繊維が10%〜50%添
加されたガラス繊維強化樹脂により構成したことによ
り、機器の高速回転化によってスロットくさびにかかる
遠心力が増加しても、当該スロットくさびが破損する危
険性を防止した電動送風機およびその電動送風機を用い
た電気掃除機を得ることができる。なお、前記のごとく
ガラス繊維を添加することにより、非強化の樹脂を用い
る場合よりもスロットくさびの熱伝導率が上がり、回転
子の放熱性を良くして、当該回転子の温度上昇を抑える
こともできる。
側に位置して、くさび外周面を回転子鉄芯の外周面とほ
ぼ同一にして回転子鉄芯のスロット内に配置した凸部付
きのスロットくさびを、ガラス繊維が10%〜50%添
加されたガラス繊維強化樹脂により構成したことによ
り、機器の高速回転化によってスロットくさびにかかる
遠心力が増加しても、当該スロットくさびが破損する危
険性を防止した電動送風機およびその電動送風機を用い
た電気掃除機を得ることができる。なお、前記のごとく
ガラス繊維を添加することにより、非強化の樹脂を用い
る場合よりもスロットくさびの熱伝導率が上がり、回転
子の放熱性を良くして、当該回転子の温度上昇を抑える
こともできる。
【0033】また、前記第1の構成に加えて、前記凸部
付きスロットくさびを、荷重たわみ温度が150℃〜2
50℃の樹脂により構成することにより、前記第1の効
果に加えて、機器運転中の温度上昇によってスロットく
さびが軟化し、遠心力で変形して回転子鉄芯外周面より
も飛び出し、回転子鉄芯の表面に大きな凹凸を形成して
機器の運転効率が低下するのを防止した電動送風機およ
びその電動送風機を用いた電気掃除機を得ることができ
る。
付きスロットくさびを、荷重たわみ温度が150℃〜2
50℃の樹脂により構成することにより、前記第1の効
果に加えて、機器運転中の温度上昇によってスロットく
さびが軟化し、遠心力で変形して回転子鉄芯外周面より
も飛び出し、回転子鉄芯の表面に大きな凹凸を形成して
機器の運転効率が低下するのを防止した電動送風機およ
びその電動送風機を用いた電気掃除機を得ることができ
る。
【0034】さらに、前記第1の構成および(または)
第2の構成に加えて、前記凸部付きスロットくさびを、
熱膨張率が回転子鉄芯の材料に比べて1〜20倍の樹脂
により構成することにより、前記第1の効果および(ま
たは)第2の効果に加えて、機器運転中の温度上昇によ
る熱膨張によって回転子鉄芯の表面に大きな凹凸が形成
され、機器の運転効率が低下するのを防止した電動送風
機およびその電動送風機を用いた電気掃除機を得ること
ができる。
第2の構成に加えて、前記凸部付きスロットくさびを、
熱膨張率が回転子鉄芯の材料に比べて1〜20倍の樹脂
により構成することにより、前記第1の効果および(ま
たは)第2の効果に加えて、機器運転中の温度上昇によ
る熱膨張によって回転子鉄芯の表面に大きな凹凸が形成
され、機器の運転効率が低下するのを防止した電動送風
機およびその電動送風機を用いた電気掃除機を得ること
ができる。
【図1】電動送風機1の縦断面図である。
【図2】従来一般的に使用されている平板状スロットく
さび20の斜視図である。
さび20の斜視図である。
【図3】図2に示すスロットくさび20を使用した回転
子鉄芯18の断面図である。
子鉄芯18の断面図である。
【図4】本発明の一実施例における凸部付きスロットく
さび20の斜視図である。
さび20の斜視図である。
【図5】図4に示すスロットくさび20を使用した回転
子鉄芯18の断面図である。
子鉄芯18の断面図である。
【図6】本発明の第2の実施例における凸部付きスロッ
トくさび20の斜視図である。
トくさび20の斜視図である。
【図7】本発明の第3の実施例における凸部付きスロッ
トくさび20の斜視図である。
トくさび20の斜視図である。
【図8】本発明の第4の実施例における凸部付きスロッ
トくさび20の斜視図である。
トくさび20の斜視図である。
【図9】凸部付きスロットくさび20が遠心力によって
変形し、回転子鉄芯18の表面に凹凸ができる場合の説
明図である。
変形し、回転子鉄芯18の表面に凹凸ができる場合の説
明図である。
【図10】凸部付きスロットくさび20が遠心力によっ
て変形しても、回転子鉄芯18の表面凹凸をほぼ無くす
場合の説明図である。
て変形しても、回転子鉄芯18の表面凹凸をほぼ無くす
場合の説明図である。
【図11】凸部付きスロットくさび20が熱膨張し、回
転子鉄芯18の表面に凹凸ができる場合の説明図であ
る。
転子鉄芯18の表面に凹凸ができる場合の説明図であ
る。
【図12】電動送風機を組み込んだ電気掃除機の具体的
一例を示す内部構造説明図である。
一例を示す内部構造説明図である。
1…電動送風機、3…固定子、5…回転軸、6…回転
子、7…整流子、8…ブラシ、12…遠心ファン、18
…回転子鉄芯、19…回転子巻線、20…スロットくさ
び。
子、7…整流子、8…ブラシ、12…遠心ファン、18
…回転子鉄芯、19…回転子巻線、20…スロットくさ
び。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 豊島 久則 茨城県日立市東多賀町一丁目1番1号 株 式会社日立製作所電化機器事業部多賀本部 内 (72)発明者 宮下 邦夫 茨城県日立市東多賀町一丁目1番1号 株 式会社日立製作所電化機器事業部多賀本部 内 (72)発明者 阿子嶋 一浩 茨城県日立市東多賀町一丁目1番1号 株 式会社日立製作所電化機器事業部多賀本部 内
Claims (4)
- 【請求項1】 整流子電動機の回転軸に連結された遠心
ファンを有し、遠心ファンによって吸い込んだ空気流を
整流子電動機内を通して機外に排気し、空気流路となる
整流子電動機内では回転子鉄芯のスロット内に回転子巻
線を配置し、かつ前記スロット内には、回転子巻線より
も外周側に位置して、くさび外周面を回転子鉄芯の外周
面とほぼ同一とする凸部付きのスロットくさびを配置し
た電動送風機において、前記スロットくさびを、ガラス
繊維が10%〜50%添加されたガラス繊維強化樹脂に
より構成したことを特徴とする電動送風機。 - 【請求項2】 請求項1において、前記凸部付きスロッ
トくさびを、荷重たわみ温度が150℃〜250℃の樹
脂により構成したことを特徴とする電動送風機。 - 【請求項3】 請求項1または2において、前記凸部付
きスロットくさびを、熱膨張率が回転子鉄芯の材料に比
べて1〜20倍の樹脂により構成したことを特徴とする
電動送風機。 - 【請求項4】 遠心ファンによって吸い込んだ空気流
を、電動機内を通して機外に排気し、フィルタの後面に
設けられる電動送風機として、請求項1〜3のいずれか
1項に記載の電動送風機を備えた電気掃除機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21093997A JPH1155885A (ja) | 1997-08-05 | 1997-08-05 | 電動送風機およびその電動送風機を用いた電気掃除機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21093997A JPH1155885A (ja) | 1997-08-05 | 1997-08-05 | 電動送風機およびその電動送風機を用いた電気掃除機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1155885A true JPH1155885A (ja) | 1999-02-26 |
Family
ID=16597600
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21093997A Pending JPH1155885A (ja) | 1997-08-05 | 1997-08-05 | 電動送風機およびその電動送風機を用いた電気掃除機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1155885A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012213272A (ja) * | 2011-03-31 | 2012-11-01 | Ebara Corp | キャンド構造の回転電機 |
AT12977U1 (de) * | 2011-06-10 | 2013-03-15 | Seewald Hansjoerg Ing | Verschlusskeil |
CN106712359A (zh) * | 2017-01-17 | 2017-05-24 | 珠海凯邦电机制造有限公司 | 绕组防护装置及具有其的电机 |
JP2020502974A (ja) * | 2016-12-14 | 2020-01-23 | アメリカン アクスル アンド マニュファクチャリング,インコーポレイテッド | 注入ポリマーを用いた固定子スロット封入のためのシステムおよび方法 |
CN112671126A (zh) * | 2021-01-27 | 2021-04-16 | 南京兴航动力科技有限公司 | 一种航空发电机转子用三角架槽楔结构 |
CN112994305A (zh) * | 2021-04-02 | 2021-06-18 | 沈阳工业大学 | 一种高效率扁平永磁力矩电机 |
-
1997
- 1997-08-05 JP JP21093997A patent/JPH1155885A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012213272A (ja) * | 2011-03-31 | 2012-11-01 | Ebara Corp | キャンド構造の回転電機 |
AT12977U1 (de) * | 2011-06-10 | 2013-03-15 | Seewald Hansjoerg Ing | Verschlusskeil |
JP2020502974A (ja) * | 2016-12-14 | 2020-01-23 | アメリカン アクスル アンド マニュファクチャリング,インコーポレイテッド | 注入ポリマーを用いた固定子スロット封入のためのシステムおよび方法 |
CN106712359A (zh) * | 2017-01-17 | 2017-05-24 | 珠海凯邦电机制造有限公司 | 绕组防护装置及具有其的电机 |
CN112671126A (zh) * | 2021-01-27 | 2021-04-16 | 南京兴航动力科技有限公司 | 一种航空发电机转子用三角架槽楔结构 |
CN112994305A (zh) * | 2021-04-02 | 2021-06-18 | 沈阳工业大学 | 一种高效率扁平永磁力矩电机 |
CN112994305B (zh) * | 2021-04-02 | 2024-02-06 | 沈阳工业大学 | 一种高效率扁平永磁力矩电机 |
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