JPH115531A - 支持構造体、ボデー構造部分およびこのような構造をもつ車両ボデー - Google Patents

支持構造体、ボデー構造部分およびこのような構造をもつ車両ボデー

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JPH115531A
JPH115531A JP10107497A JP10749798A JPH115531A JP H115531 A JPH115531 A JP H115531A JP 10107497 A JP10107497 A JP 10107497A JP 10749798 A JP10749798 A JP 10749798A JP H115531 A JPH115531 A JP H115531A
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    • B61D17/04—Construction details of vehicle bodies with bodies of metal; with composite, e.g. metal and wood body structures
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    • Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T30/00—Transportation of goods or passengers via railways, e.g. energy recovery or reducing air resistance

Abstract

(57)【要約】 【課題】 車両ボデーの支持構造体を軽量化および単純
化し、車両ボデーの支持構造体における非平面製作を可
能にする、支持構造体、ボデー構造部分およびかかる構
造体を提供する。 【解決手段】 この車両ボデー用支持構造体（１０）
は、ボデーの長手軸に対して径方向にあり、ボデーの長
手軸に平行な構造部材（２Ａ、２Ｂ、５）に結合するこ
とができる。支持構造体は、平坦なフレームを構成して
おり、少なくとも一つの平板棒（１Ａ〜１Ｅ）を備えて
いる。また、構造部材（２Ａ、２Ｂ、５）が受容溝
（３、４）によってフレームに挿入可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は一般的に、鉄道ある
いは道路車両のボデー構造（structure de caisse）に
関する。より具体的には支持構造体、ボデー構造部分お
よびこのような構造をもつ車両ボデーに関する。
【０００２】
【従来の技術】鉄道あるいは道路車両のボデーについて
の現在の技術はよく知られている。
【０００３】文献GB 314 685は、ボデーの長手軸に対し
て径方向にあると共にボデーの長手軸に平行な構造部材
（ｄ）と結合される車両ボデー用支持構造部材（ａ、
ｈ、ｆ、ｐ、ｑ）を備えた車両骨組みについて記載して
いる。支持構造部材は少なくとも一つの平板棒（ａ、
ｈ、ｆ、ｐ、ｑ）で構成される。
【０００４】従来技術の骨組みの欠点は、支持構造体が
非平面を簡単に作ることができないことである。
【０００５】文献CH 285 666は、中空形材の従来式組立
について記載している。窓間壁構造も、中空形材によっ
て剛性が高められる。
【０００６】ここに規定されている実施形態は、工業的
にはまったくもってほとんど実用化されていない。
【０００７】FIAT FERROVIARIA S.p.A.の文献EP 0 605
366およびHITACHI LTDの文献EP 0 672 567は、中空形材
の組立によって得られる鉄道車両ボデーに関するもので
ある。
【０００８】この技術の一つの欠点は、中空形材が車両
と同じ長さをもつ必要があることである。
【０００９】この技術のもう一つの欠点は、コストが高
くつくことである。
【００１０】Centro Ricerche Fiat S.p.A.の文献US 4
353 313は、二つの半屋根部分とボデーの長さを有する
下部部分とを組み合わせて構成されたボデー構造体につ
いて記載している。
【００１１】二つの窓間壁の構造体は、剛性を高めるた
めに端部が曲げられた平板棒を使用している。
【００１２】この技術の欠点は、実施が複雑なことであ
る。
【００１３】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
は、車両ボデーの支持構造体を軽量化および単純化する
ことである。
【００１４】本発明の他の目的は、車両ボデーの支持構
造体における平面でない面すなわち非平面の製作を可能
にすることである。
【００１５】換言するならば、本発明の目的は、実施形
態の融通性あるいは自由度をもたせることを可能にす
る、従って形状や寸法の調整あるいは変更を可能にする
支持構造体およびボデー構造部分を提供することにあ
る。
【００１６】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、支持構
造体、ボデー構造部分およびこのような構造をもつ車両
ボデーは以下のような特徴をもつ。
【００１７】本発明の支持構造体、ボデー構造部分およ
びこのような構造をもつ車両ボデーの利点は、酸化した
り、断熱性の少ない部分すなわちコールドブリッジ（po
ntsthermiques）をつくりだす中空形材を必要としない
ことである。
【００１８】本発明の支持構造体、ボデー構造部分およ
びこのような構造をもつ車両ボデーの別の利点は、製品
コストが高くて重量の重い表面押出形材を必要としない
ことである。
【００１９】本発明の支持構造体、ボデー構造部分およ
びこのような構造をもつ車両ボデーの更に別の利点は、
製作時間が短縮されることである。
【００２０】本発明の支持構造体、ボデー構造部分およ
びこのような構造をもつ車両ボデーの更に別の利点は、
コストが低減されることである。
【００２１】本発明の支持構造体、ボデー構造部分およ
びこのような構造をもつ車両ボデーの更に別の利点は、
腐食がより少ないのでメンテナンスが軽減されることで
ある。
【００２２】本発明のその他の目的、特徴および利点
は、添付の図を参照しながら、支持構造体、ボデー構造
部分およびこのような構造をもつ車両ボデーの好ましい
実施形態についての説明を読むことによって理解される
であろう。
【００２３】
【発明の実施の形態】図１は本発明による車両半ボデー
の内部部分図である。
【００２４】本発明の車両ボデー（caisse de vehicul
e）１２は、少なくとも一つのボデー構造部分（troncon
de structure de caisse）１１を備えており、このボ
デー構造部分には、ボデーの長手軸に平行な少なくとも
二つの支持縦形材（profile longitudinal）５がはめ込
まれる。
【００２５】これらの支持縦形材は長手方向の曲げに対
する剛性を与えるとともに、構造体の位置合わせを確保
する。
【００２６】カバープレート１３がボデー構造部分１１
にはめ込まれる。
【００２７】図２は図１の車両ボデーで用いられている
ボデー構造部分の分解図である。
【００２８】各車両ボデー構造部分１１は、環あるいは
輪（anneau）の部分形状をもつ少なくとも一つの支持構
造体９と、少なくとも二つの環状の支持構造体（struct
ureportante）１０を備えている。
【００２９】これらの支持構造体９、１０は、ボデーの
長手軸に平行な構造部材２Ａ、２Ｂに結合される。
【００３０】車両ボデー用支持構造体９、１０は、少な
くとも一つの支持構造部材１Ａ〜１Ｅを備えており、少
なくとも環の一部を形成する。
【００３１】環の一部を形成している支持構造体９は、
単一の面内に配置される一組の支持構造部材１Ａを備え
ている。
【００３２】一つの環を形成している支持構造体１０
は、少なくとも第１および第２の組の支持構造部材１Ａ
〜１Ｅを備えており、各々が一つの環を形成している。
そして、これらの環は、たとえば、互いに平行に並んで
配置される。
【００３３】支持構造部材１Ａ〜１Ｅは、好ましくは、
車両ボデーの所望する外面形状に応じて切断される平板
棒で構成される。
【００３４】支持構造体１０は、複数の環を構成してい
る形材１Ａ〜１Ｅ間において垂直に配置される連結平板
（plats de liaison）８（図１）を備えている。
【００３５】車両ボデー用支持構造部材１Ａ〜１Ｅは、
ボデーの長手軸に対して径方向に配置されて、ボデーの
長手軸に平行な構造部材２Ａ、２Ｂと結合される。
【００３６】これらの支持構造部材１Ａ〜１Ｅの各々
は、少なくとも一つの平板棒で構成される。
【００３７】平板棒あるいは平板片（baguette plate）
とは、ここでは、あらゆる方法、たとえば、圧延、押出
あるいはレーザ切断によって得られるすべての部材を指
すものと理解しなければならない。
【００３８】平板棒１Ａ〜１Ｅは、ボデーの長手軸に対
して径方向の面に含まれる。
【００３９】支持構造部材１Ａ〜１Ｅのあるものは、構
造部材２Ａ、２Ｂの少なくとも一つを受容する少なくと
も一つの溝（encoche）３を備えている。
【００４０】支持構造部材１Ａ〜１Ｅのあるものは、縦
形材５を受容する少なくとも一つの溝４を備えている。
【００４１】支持構造部材１Ａ〜１Ｅのあるものは、内
装部材７Ａ〜７Ｄを受容する少なくとも一つの凹部６Ａ
〜６Ｂを備えている。
【００４２】これらの内装部材７Ａ〜７Ｄは、たとえ
ば、中間床７Ａ、踏板（estrade）７Ｂ、窓７Ｃ、配線
７Ｄあるいは座席である。
【００４３】支持構造部材１Ａ〜１Ｅは、それらの両端
のうちの少なくとも一方によって、他の支持構造部材に
はめ込むことができる。
【００４４】図３は、ある凹部６Ａおよび６Ｄと、これ
らに対応する内装部材７Ａ〜７Ｄをより具体的に示して
いる、本発明による車両ボデーの横断面図である。
【００４５】上記記載からわかるように、車両ボデー用
支持構造体１０は、ボデーの長手軸に対して径方向にあ
り、ボデーの長手軸に平行な構造部材２Ａ、２Ｂ、５と
結合することができ、また、少なくとも一つの平板棒１
Ａ〜１Ｅを備えている。
【００４６】支持構造体は一つの平坦なフレーム（memb
rure plate）を構成しており、構造部材２Ａ、２Ｂ、５
は受容溝３、４によってこの平坦なフレームに挿入する
ことができる。
【００４７】部材が、一つの完全な環を構成している
か、あるいは一つの不完全な環を構成していることは明
らかである。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明による車両半ボデーの内部部分図であ
る。
【図２】図１の車両ボデーで用いられるボデー構造部分
の分解図である。
【図３】本発明による車両ボデーの横断面図である。
【符号の説明】
１Ａ、１Ｂ、１Ｃ、１Ｄ、１Ｅ 平板棒 ２Ａ、２Ｂ 構造部材 ３、４ 受容溝 ５ 縦形材 ６Ａ、６Ｂ、６Ｃ、６Ｄ 凹部 ７Ａ 中間床 ７Ｂ 踏板 ７Ｃ 窓 ７Ｄ 配線 ８ 連結平板 ９ 支持構造体 １０ 車両ボデー用支持構造体 １１ ボデー構造部分 １２ 車両ボデー １３ カバープレート

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 車両ボデーの長手軸に対して径方向に位
    置しており、該ボデーの長手軸に平行な構造部材（２
    Ａ、２Ｂ、５）と結合することができ、平坦なフレーム
    を構成すると共に少なくとも一つの平板棒（１Ａ〜１
    Ｅ）を備えている車両ボデー用支持構造体（１０）であ
    って、構造部材（２Ａ、２Ｂ、５）が受容溝（３、４）
    によって前記フレームに挿入可能であることを特徴とす
    る支持構造体。
  2. 【請求項２】 構造部材（２Ａ、２Ｂ）の少なくとも一
    つを受容する少なくとも一つの溝（３）を備えている請
    求項１に記載の構造体。
  3. 【請求項３】 縦形材（５）を受容する少なくとも一つ
    の溝（４）を備えている請求項１または２に記載の構造
    体。
  4. 【請求項４】 平板棒（１Ａ〜１Ｅ）が前記ボデーの長
    手軸に対して径方向の面に含まれている請求項１から３
    のいずれか一項に記載の構造体。
  5. 【請求項５】 内装部材（７Ａ〜７Ｄ）を受容する少な
    くとも一つの凹部（６Ａ〜６Ｄ）を備えている請求項１
    から４のいずれか一項に記載の構造体。
  6. 【請求項６】 内装部材（７Ａ〜７Ｄ）が中間床（７
    Ａ）、踏板（７Ｂ）、窓（７Ｃ）、配線（７Ｄ）あるい
    は座席である請求項５に記載の構造体。
  7. 【請求項７】 前記構造体の両端の少なくとも一方で請
    求項１から６のいずれか一項に記載の他の支持構造部材
    にはめ込まれるように構成された請求項１から６のいず
    れか一項に記載の構造体。
  8. 【請求項８】 前記フレームの少なくとも一つが完全な
    環である請求項１から６のいずれか一項に記載の構造
    体。
  9. 【請求項９】 前記フレームの少なくとも一つが不完全
    な環である請求項１から６のいずれか一項に記載の構造
    体。
  10. 【請求項１０】 各々が環を形成する第１および第２の
    組の平板棒（１Ａ〜１Ｅ）を備えており、前記環が互い
    に平行に並んで配置される請求項１から９のいずれか一
    項に記載の支持構造体（１０）。
  11. 【請求項１１】 環を形成している平板棒（１Ａ〜１
    Ｅ）間において垂直に配置された連結平板（８）を備え
    ている請求項１０に記載の支持構造体（１０）。
  12. 【請求項１２】 単一の面内に置かれる一組の平板棒
    （１Ａ〜１Ｅ）を備えた環の一部を形成する少なくとも
    一つの支持構造体（９）と、請求項１から１１のいずれ
    か一項に記載の環の形状をもつ少なくとも一つの支持構
    造体（１０）とを備えており、支持構造体（９、１０）
    が前記ボデーの長手軸に平行な構造部材（２Ａ、２Ｂ）
    に結合されることを特徴とする車両ボデー構造部分（１
    １）。
  13. 【請求項１３】 請求項１２に記載の少なくとも一つの
    ボデー構造部分（１１）を備えており、少なくとも二つ
    の支持縦形材（５）がボデー構造部分（１１）の長手軸
    に平行にはめ込まれることを特徴とする車両ボデー（１
    ２）。
  14. 【請求項１４】 カバープレート（１３）がはめ込まれ
    る請求項１３に記載のボデー。
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