JPH1153804A - 記録媒体チェンジャ - Google Patents

記録媒体チェンジャ

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JPH1153804A
JPH1153804A JP20574997A JP20574997A JPH1153804A JP H1153804 A JPH1153804 A JP H1153804A JP 20574997 A JP20574997 A JP 20574997A JP 20574997 A JP20574997 A JP 20574997A JP H1153804 A JPH1153804 A JP H1153804A
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Masakazu Sato
将一 佐藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 次に取り出すディスクが選択されたとき、情
報の読み出しが終了したディスクをマガジンに戻す時間
が必要なため、すぐに選択されたディスクをチャッキン
グして再生することができず、操作性が良くなかった。 【解決手段】 停止ボタンを二度押下操作することによ
り、再生済みのビデオCDを収容ラック40に戻して支
持台51を開放状態にし、次のビデオCDが選択される
まで待機するように設定することができる。従って、こ
の次の指示操作があれば再生済みのビデオCDを収容ラ
ック40に戻す手間なく、すぐに新たに選択されたビデ
オCDとの対面位置まで支持台51を移動させることが
可能なため、ビデオCDチェンジャ10の操作性を向上
させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記録媒体チェンジ
ャに関し、特に、記録媒体をチャッキングしてアクセス
する記録媒体チェンジャに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のCDチェンジャは、所望のディス
クをマガジンから取り出すとともにチャッキングして同
ディスクを再生する。この再生が終了すると、同ディス
クをチャッキングしたままの状態で次に再生されるディ
スクが選択されるまで待機する。
【0003】そして、次に再生されるディスクが選択さ
れると、チャッキング状態にある上記ディスクをマガジ
ンに戻し、選択されたディスクの収容される位置まで光
ピックアップを移動させ、同ディスクを取り出してチャ
ッキングしていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のCDチ
ェンジャにおいては、次に取り出すディスクが選択され
たとき、再生が終了したディスクをマガジンに戻してか
ら選択されたディスクを取り出さなければならなかっ
た。従って、次に取り出すディスクを選択しても情報の
読み出しが終了したディスクをマガジンに戻す時間が必
要なため、すぐに選択されたディスクをチャッキングし
て再生することができず、操作性が良くなかった。
【0005】本発明は、上記課題をかんがみてなされた
もので、操作性を向上させることが可能な記録媒体チェ
ンジャの提供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1にかかる発明は、複数枚の記録媒体を所定
位置に並べて収容する収容棚と、所望の記録媒体を取り
出し、チャッキング状態にある記録媒体にアクセスする
ピックアップとを備えるチェンジャ機構と、上記ピック
アップによる上記記録媒体へのアクセス後に同記録媒体
を取り出した状態で待機するチャッキング状態と同記録
媒体を上記収容棚に収容して待機する開放状態とを指示
可能なチェンジャ制御手段と、このチェンジャ制御手段
に対して上記記録媒体へのアクセス後の待機をチャッキ
ング状態とするか開放状態とするかを指示する操作手段
とを具備する構成としてある。
【0007】上記のように構成した請求項1にかかる発
明においては、チェンジャ機構に備えられたピックアッ
プは、複数枚の記録媒体を所定位置に並べて収容する収
容棚から所望の記録媒体を取り出してチャッキングし、
同記録媒体にアクセスする。このとき、チェンジャ制御
手段は、上記記録媒体へのアクセスを行った後、同記録
媒体を取り出した状態で待機するチャッキング状態とす
るか同記録媒体を上記収容棚に収容して待機する開放状
態とするかについて、操作手段の指示に応じて上記チェ
ンジャ機構に指示する。
【0008】上記収容棚は、複数枚の記録媒体を所定位
置に並べて収容することができれば良く、ターンテーブ
ルを備えるもの、複数枚の記録媒体に対してそれぞれ設
けられたトレイを備えるもの、マガジンを備えるもの等
が含まれる。また、上記記録媒体は、読み出し専用のC
D−ROMや書き込みも可能なCD−R等が含まれ、情
報の記録手法の観点からも光磁気ディスクや光ディスク
等が含まれる。上記ピックアップは広義に解釈され、所
望の記録媒体を取り出してチャッキングするとともに、
チャッキング状態にある記録媒体へのアクセスを行う。
同ピックアップは、各種記録媒体に応じて読み出し操作
や書き込み操作を行う光ピックアップとアーム機構やス
ライド機構により同記録媒体を取り出すチャッカから構
成されるもの等が含まれる。従って、上記ターンテーブ
ルを備える場合には、同ターンテーブルを回転させると
ともに所望の記録媒体を取り出してチャッキングし、上
記トレイやマガジンを備える場合には、所望の記録媒体
を同トレイやマガジンから引き出してチャッキングす
る。そして、このチャッキング状態にある記録媒体の読
み出し操作や書き込み操作を行う。
【0009】チェンジャ制御手段は、記録媒体の取り出
し動作と、記録媒体へのアクセス操作を制御するととも
に、同アクセス操作後にチャッキング状態にしておくか
あるいは開放状態にしておくかを指示することができる
構成であれば良く、制御プログラム等のソフトウェアで
構成されても良いし、ハードウェアで構成されても良
い。操作手段は、チェンジャ制御手段に対して上記記録
媒体へのアクセス後の待機をチャッキング状態とするか
開放状態とするかを指示することが可能な構成であれば
良く、チェンジャ本体に備えられた操作キーを押し下げ
ることにより指示可能な場合やリモコン操作により遠隔
操作可能な場合等が含まれる。前者のような構成とする
場合の一例として、請求項2にかかる発明は、上記請求
項1に記載の記録媒体チェンジャにおいて、上記操作手
段は、押しボタン式の停止ボタンで構成されるととも
に、通常の一度押し操作と二度押し操作とで上記チャッ
キング状態と開放状態とを指示可能とした構成としてあ
る。
【0010】上記のように構成した請求項2にかかる発
明においては、押しボタン式の停止ボタンで構成される
操作手段は、通常の一度押し操作と二度押し操作とで上
記チャッキング状態と開放状態とを指示する。従って、
チャッキング状態にある記録媒体についてアクセスを終
了させる場合、停止ボタンを一度だけ押し下げることに
より同アクセスを停止させ、二度押し下げることにより
開放状態にする。この場合、もちろん三度以上の押し操
作について同様の指示を対応させることも可能である。
【0011】また、停止ボタンによりアクセス後の待機
をチャッキング状態とするか開放状態とするかについて
指示する場合の別の一例として、請求項3にかかる発明
は、上記請求項1または請求項2のいずれかに記載の記
録媒体チェンジャにおいて、上記操作手段は、押しボタ
ン式の停止ボタンで構成されるとともに、押し下げ操作
時間で上記チャッキング状態と開放状態とを指示可能と
した構成としてある。
【0012】上記のように構成した請求項3にかかる発
明においては、押しボタン式の停止ボタンで構成される
操作手段は、押し下げ操作時間で上記チャッキング状態
か開放状態のいずれかを指示する。従って、チャッキン
グ状態にある記録媒体についてアクセスを終了させる場
合の押し下げ操作時間に比べて押し下げ操作を長くする
か、あるいは短くすることによってチャッキング状態か
開放状態のいずれかを指示する。
【0013】上述したようなボタン操作を行わないと
き、チャッキング状態とするか開放状態とするかを設定
する場合の一例として、請求項4にかかる発明は、上記
請求項1〜請求項3のいずれかに記載の記録媒体チェン
ジャにおいて、上記チェンジャ制御手段は、無指示状態
の場合にチャッキング状態を優先するか開放状態を優先
するかを選択可能とした構成としてある。上記のように
構成した請求項4にかかる発明においては、上記チェン
ジャ制御手段は、無指示状態の場合にチャッキング状態
を優先するか開放状態を優先するかを選択する。このと
き、どちらの状態を優先させるべきであるかについてあ
らかじめ設定しておいても良いし、上述した停止ボタン
を押し下げ操作して同設定を変更する手法を併用しても
良い。
【0014】さらに、操作の途中でチャッキング状態に
あるのか開放状態にあるのかを利用者に知らせる手法の
一例として、請求項5にかかる発明は、上記請求項1〜
請求項4のいずれかに記載の記録媒体チェンジャにおい
て、上記チェンジャ制御手段は、上記チャッキング状態
と開放状態の表示を行う表示手段を備える構成としてあ
る。上記のように構成した請求項5にかかる発明におい
ては、表示手段は、上記チャッキング状態と開放状態の
表示を行う。この表示は、他の操作状況とともに操作パ
ネル等に表示しても良いし、ランプを点灯させることに
より表示しても良い。
【0015】また、別の一例として、請求項6にかかる
発明は、上記請求項1〜請求項5のいずれかに記載の記
録媒体チェンジャにおいて、上記チェンジャ制御手段
は、上記チャッキング状態と開放状態を音声で知らせる
音声手段を備える構成としてある。上記のように構成し
た請求項6にかかる発明においては、音声手段は、上記
チャッキング状態と開放状態を音声で知らせる。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、操作性を
向上させることが可能な記録媒体チェンジャを提供する
ことができる。
【0017】また、請求項2にかかる発明によれば、停
止ボタンを二度押しすることによりチャッキング状態と
開放状態のどちらにするかを指示することができる。さ
らに、請求項3にかかる発明によれば、停止ボタンの押
し下げ操作時間によりチャッキング状態と開放状態のど
ちらにするかを指示することができる。さらに、請求項
4にかかる発明によれば、所望の記録媒体を再生した後
にチャッキング状態と開放状態のどちらを優先するかを
選択することができる。
【0018】さらに、請求項5にかかる発明によれば、
チャッキング状態と開放状態のどちらであるかを表示に
より知ることができる。さらに、請求項6にかかる発明
によれば、利用者がチャッキング状態と開放状態のどち
らであるかを表示等により確認することができない場合
でも音声により知ることができる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、図面にもとづいて本発明の
実施形態を説明する。図1は本発明の一実施形態にかか
るビデオCDチェンジャを一部透視斜視図により示し、
図2は同ビデオCDチェンジャを分解斜視図により示し
ている。なお、説明の便宜上、図1において左下方を前
面側と呼ぶとともに右下方を右側と呼ぶことにするが、
利用場所において適宜方向を変更することは可能であ
る。
【0020】ビデオCDチェンジャ10は、シャシー2
0とカバー30とからなる筺体状に形成されており、シ
ャシー20上の前方側には複数枚のビデオCDを並べて
立てておくための収容ラック40が固定されるととも
に、後方側にはこのビデオCDのいずれかを取り出して
再生するチャッカ50が左右方向に移動可能に支持され
ている。収容ラック40は50枚と1枚の合計51枚の
ビデオCDあるいは音楽CD(以下、単にCDと呼ぶ)
を保持するものであり、51枚分の上下方向に開口する
スリット41を形成されている。ここで、各スリット4
1は左右の仕切板42,42を所定距離だけ隔てて形成
されるとともに前方側と後方側とで各仕切板42,42
が連結しており、底は貫通している。ただし、各仕切板
42,42における前後の連結部分の間隔がCDの直径
よりも短いので通過することはできず、この連結部分上
に載置されることになる。
【0021】本実施形態においては、このような仕切板
42,42を並べて一体的に形成される収容ラック40
が記録媒体の収容棚を構成しているが、箱形のマガジン
などによって構成することも可能である。また、記録媒
体は立てて水平方向に並べるようにしているが、水平方
向に寝かせて上下方向に並べるようなものであるなど、
適宜変更可能である。チャッカ50の支持台51はシャ
シー20上にて左右方向に平行に並設されたレール2
1,21と摺動可能に連結され、左右方向に移動可能と
なっている。また、シャシー20には噛合ラック22が
固定されるとともに、支持台51には同噛合ラック22
に対して噛合する駆動歯車をギア機構を介して回転駆動
させるステッピングモータ52が備えられており、図3
に示すように制御部60にて当該ステッピングモータ5
2を所定角度だけ回転させることにより、支持台51を
レール21,21上の任意の位置にスライド移動可能と
なっている。
【0022】支持台51の左側面にはCDを回転させる
ためのスピンドルモータ53や光ピックアップ54など
が支持されており、当該支持台51の右側面にCDをチ
ャッキングして同CDを再生可能となっている。ここに
おいて、支持台51の右側面にはCDを挟み込んで保持
するためのフリッパ55が備えられている。すなわち、
当該フリッパ55は後端側を軸心として前端側が左右に
回転可能に支持されるとともに、フリッパソレノイド5
6にて開閉駆動可能となっており、開いた状態でCDを
脱着し、閉じた状態で待機あるいは再生する。
【0023】フリッパ55の開閉動作に伴って上記収容
ラック40と支持台51との間でCDを相互に移動させ
るためロアアーム57とアッパアーム58とが備えられ
ている。ロアアーム57とアッパアーム58は共に支持
台51の前方の下方部分に回動可能に支持されており、
図4および図5に示すようにロアアーム57は収容ラッ
ク40の下方からスリット41を貫通して上方に向かっ
て円弧運動可能となっており、アッパアーム58は同ロ
アアーム57にて持ち上げられて支持台51側に搬送さ
れたCDを受け取るようにして支持台51とフリッパ5
5の間の所定位置まで搬送する。また、逆の移動によ
り、アッパアーム58がCDを持ち上げるようにして前
方側へ円弧移動することにより前方側で待機しているロ
アアーム57へとCDを搬送し、同ロアアーム57がス
リット41内への所定位置へ搬送することになる。これ
らのロアアーム57とアッパアーム58とフリッパソレ
ノイド56は制御部60にて同期して駆動指示され、チ
ャッキング動作を行うことになる。
【0024】すなわち、チャッキング動作によって収容
ラック40から一枚のCDを取り出して支持台51とフ
リッパ55との間に装填し、同CDの再生待機状態とな
る一方、逆のアンチャック動作によって支持台51とフ
リッパ55との間からCDを収容ラック40へと戻すこ
とになる。むろん、これに先立ってステッピングモータ
52を所定角度だけ回転させることにより支持台51が
所望のCDの位置へと移動しておくことが前提となる。
【0025】本実施形態においては、支持台51を移動
させつつ、このようなロアアーム57とアッパアーム5
8、およびフリッパ55とによってCDのチャッキング
及びアンチャックを行うことによりチャッカを構成して
いるが、チャッカとしては各種の構成が可能である。す
なわち、チャッカとしては収容ラック40などに収容さ
れているCDを取り出して所定位置に装填して再生し、
逆にそのような再生位置から再び収容ラック40へと戻
すような操作を行うものであれば良い。例えば、相対面
するローラを互いに反対方向に駆動することによりCD
を引き出したり戻したりするような動作であっても構わ
ないし、収容棚の一枚の棚ごと引き出すようなものであ
っても良い。
【0026】むろん、光ピックアップ54はRF回路や
MPEGデコーダなどからなる再生部59に読み取り信
号を送出することにより、ビデオCDを再生可能である
し、上記チャッキング動作を含めて一連の処理は上述し
た制御部60にて制御されている。なお、この制御部6
0に対して操作指示を与えるため、シャシー20の前方
部分には再生ボタンや停止ボタン等の複数の操作ボタン
を備える操作パネル70が配置され、上記制御部60は
同操作パネル70をスキャンしてその操作を監視してい
る。また、操作パネル70と並んで図6に示すような表
示パネル80が備えられており、制御部60は各種の操
作に対応した表示を行っている。この表示パネル80に
は通常のビデオCDチェンジャに備えられている再生C
Dについての表示の他、チャッキング状態かアンチャク
済みかを示すため、ディスクマーク81の表示を備えて
おり、チャッキング状態の場合のみ同ディスクマーク8
1を表示可能となっている。本実施形態においては、こ
のようなディスクマーク81を表示パネル80中に表示
しているが、再生画像とともに図7に示すような外部の
ディスプレイ90上に表示するようにしても構わない。
また、チャッキング状態か否かは音声で示すようにして
も良い。
【0027】制御部60は、上述した各種の構成部品を
制御して収容ラック40に保持されている任意のCDを
再生させる。本実施形態においては、通常の再生操作等
については省略し、特徴的な停止操作について説明す
る。なお、このような制御部60は、マイコンやI/O
などで構成される他、TTLロジック回路などによって
も構成可能である。通常、ビデオCDチェンジャではあ
るCD中の所望の動画を再生した後、次に再生すべき動
画が指定されていない場合、チャッキング状態で待機す
る。しかし、本実施形態における制御部60は図8に示
すチェンジャ制御処理を実行しており、停止ボタンの押
し下げ操作に基づいてチャッキング状態で待機すること
もできるし、アンチャック動作を行って待機することも
可能となっている。
【0028】この具体的操作は停止ボタンの一回の押し
下げ操作でチャッキング状態での待機を指示し、同停止
ボタンの二回の押し下げ操作でアンチャック動作まで実
行することを指示する。最初、停止ボタンを押し下げる
と、制御部60のマイコンはステップS100にて当該
押し下げ操作を検知し、続いて前回の操作を知るために
ステップS110にて履歴を読み出す。この履歴は各操
作の最後に記入されるものであり、停止ボタンの押し下
げ操作に対してはステップS150にて記入されてい
る。初めて停止ボタンを押し下げたときに前回の操作が
停止以外であるから、ステップS120では読み込んだ
履歴と異なるという意味で始めてであると判断され、ス
テップS130にて通常の停止処理を実行するととも
に、ステップS150にて上述したように停止操作を履
歴として記入する。
【0029】しかし、停止ボタンを二度押しすると、二
回目の押し下げ操作に対してステップS110で読み出
す前回の操作も停止操作となり、ステップS120では
二度目の押し下げ操作であると判断される。従って、今
回は停止処理ではなく、ステップS140のアンチャッ
ク動作を実行させることになる。このようにしてアンチ
ャック動作させるのは次回の再生までの時間を短くする
ためであり、アンチャックまで行われている場合には次
の再生指示の直後に支持台51が所望のCD位置まで移
動を開始する。
【0030】上述した実施形態においては、アンチャッ
クの指示を押し下げボタンの二度押しによって行ってい
るが、具体的な操作方法は適宜変更可能である。図9は
その一例であって停止ボタンの押し下げ時間の長短によ
って停止操作がチャッキング状態での待機を指すのか、
アンチャック動作までを指すのかを選択できるようにし
ている。ステップS200では停止ボタンの押し下げ動
作を監視しており、押し下げられた時点でステップS2
10にて押下時間の計測を開始する。押し下げられたら
離す操作も起こるため、ステップS220では停止ボタ
ンを離す操作を監視し、離された時点でステップS23
0にて押下時間の計測を終了する。どちらにしても停止
処理は必要であるのでステップS240にて再生を停止
させ、その後のステップS250で押し下げ時間が1秒
以上であるか否かを判断する。この例では停止ボタンを
1秒以上にわたって押し下げ続けたらアンチャック動作
を指示しているものと判断し、ステップS260にてア
ンチャック動作を指示する。むろん、押下時間がそれ以
下であればアンチャック動作させず、この場合はチャッ
キング状態で待機することになる。
【0031】なお、このような二度押しや押し下げ時間
の長短でチャッキング状態での待機かアンチャック後の
待機かを指示するにあたり、デフォルトを逆にしたい場
合もある。すなわち、一度押しでアンチャック後の待機
を表し、二度押してチャッキング状態での待機を表すと
いうことも当然に可能であり、操作パネル70には図1
0に示すような切り替えスイッチ72を用意しておき、
この切り替えスイッチ72によってデフォルトを反転で
きるようにしておいても良い。
【0032】次に、上記構成からなる本実施形態の動作
を説明する。本ビデオCDチェンジャ10にカラオケの
ビデオCDをセットしてあるものとし、ある動画を再生
していたとする。次に再生する動画を予めプログラミン
グしていない場合に途中で停止させる場合、通常の操作
どおり停止ボタンを一度だけ押し下げる。すると、制御
部60はステップS100にて同停止ボタンの押し下げ
操作を検出し、ステップS110にてその前の操作を知
るために履歴を読み出す。それまで動画を再生していた
のであるから、それ以前の操作は再生ボタンなどであ
り、停止ボタンではない。このため、停止キーの押下操
作は1回目であると判断し、ステップS120を経てス
テップS130にて停止処理を実行する。むろん、この
停止状態はチャッキングしたままの待機状態である。そ
して、ステップS150では履歴として停止キーの操作
履歴を記入しておく。
【0033】次に再生する動画が同じCDであればチャ
ッキング状態で待機している方が再生までの時間を短縮
できるが、少なくとも違うCDとなるのが分かっている
ならばアンチャック動作をさせておいた方が次の再生指
示を出してから再生を開始までに要する時間が短くな
る。従って、停止ボタンをもう一度押すことにする。最
初に停止ボタンを押したのに続いて再度停止ボタンを押
し下げると、制御部60が2回目の押し下げ操作を検出
してステップS110にて履歴を読み出したときに前回
の操作も停止ボタンであることが分かる。従って、この
場合はステップS120を経てステップS140にてア
ンチャック動作を実行させる。これにより表示パネル8
0上でのディスクマーク81は消灯することになる。
【0034】この結果、次に再生するCDを決めて再生
指示を与えると、制御部60はすぐにステッピングモー
タに対してチャッカ50を指定されたCDの位置まで移
動させ、チャッキングして再生を開始させることにな
る。このように、停止ボタンを二度押下操作することに
より、再生済みのビデオCDを収容ラック40に戻して
支持台51を開放状態にし、次のビデオCDが選択され
るまで待機するように設定することができる。従って、
この次の指示操作があれば再生済みのビデオCDを収容
ラック40に戻す手間なく、すぐに新たに選択されたビ
デオCDとの対面位置まで支持台51を移動させること
が可能なため、ビデオCDチェンジャ10の操作性を向
上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態にかかるビデオCDチェンジャを示
す一部透視斜視図である。
【図2】同ビデオCDチェンジャの分解斜視図である。
【図3】同ビデオCDチェンジャの構成を示すブロック
図である。
【図4】ビデオCDがマガジン側にある場合の一部側面
図である。
【図5】ビデオCDが支持台側にある場合の一部側面図
である。
【図6】表示パネルの一例を示す概略図である。
【図7】テレビ画面の一例を示す概略図である。
【図8】チェンジャ制御処理の手順を示すフローチャー
トである。
【図9】変形例にかかるチェンジャ制御処理の手順を示
すフローチャートである。
【図10】操作パネルの一例を示す概略図である。
【符号の説明】
10…ビデオCDチェンジャ 40…収容ラック 50…チャッカ 60…制御部 70…操作パネル 80…表示パネル

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数枚の記録媒体を所定位置に並べて収
    容する収容棚と、所望の記録媒体を取り出し、チャッキ
    ング状態にある記録媒体にアクセスするピックアップと
    を備えるチェンジャ機構と、 上記ピックアップによる上記記録媒体へのアクセス後に
    同記録媒体を取り出した状態で待機するチャッキング状
    態と同記録媒体を上記収容棚に収容して待機する開放状
    態とを指示可能なチェンジャ制御手段と、 このチェンジャ制御手段に対して上記記録媒体へのアク
    セス後の待機をチャッキング状態とするか開放状態とす
    るかを指示する操作手段とを具備することを特徴とする
    記録媒体チェンジャ。
  2. 【請求項2】 上記請求項1に記載の記録媒体チェンジ
    ャにおいて、 上記操作手段は、押しボタン式の停止ボタンで構成され
    るとともに、通常の一度押し操作と二度押し操作とで上
    記チャッキング状態と開放状態とを指示可能としたこと
    を特徴とする記録媒体チェンジャ。
  3. 【請求項3】 上記請求項1または請求項2のいずれか
    に記載の記録媒体チェンジャにおいて、 上記操作手段は、押しボタン式の停止ボタンで構成され
    るとともに、押し下げ操作時間で上記チャッキング状態
    と開放状態とを指示可能としたことを特徴とする記録媒
    体チェンジャ。
  4. 【請求項4】 上記請求項1〜請求項3のいずれかに記
    載の記録媒体チェンジャにおいて、 上記チェンジャ制御手段は、無指示状態の場合にチャッ
    キング状態を優先するか開放状態を優先するかを選択可
    能としたことを特徴とする記録媒体チェンジャ。
  5. 【請求項5】 上記請求項1〜請求項4のいずれかに記
    載の記録媒体チェンジャにおいて、 上記チェンジャ制御手段は、上記チャッキング状態と開
    放状態の表示を行う表示手段を備えることを特徴とする
    記録媒体チェンジャ。
  6. 【請求項6】 上記請求項1〜請求項5のいずれかに記
    載の記録媒体チェンジャにおいて、 上記チェンジャ制御手段は、上記チャッキング状態と開
    放状態を音声で知らせる音声手段を備えることを特徴と
    する記録媒体チェンジャ。
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