JP3079828B2 - ディスクプレーヤ装置 - Google Patents

ディスクプレーヤ装置

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JP3079828B2
JP3079828B2 JP05061180A JP6118093A JP3079828B2 JP 3079828 B2 JP3079828 B2 JP 3079828B2 JP 05061180 A JP05061180 A JP 05061180A JP 6118093 A JP6118093 A JP 6118093A JP 3079828 B2 JP3079828 B2 JP 3079828B2
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disc
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、同時に複数枚数の光デ
ィスク等の記録ディスクの装着が可能となされ、これら
記録ディスクに対して情報信号の記録及び/又は再生を
行うディスクプレーヤ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、光ディスク、磁気ディスク、また
は、光磁気ディスク等の記録ディスクに対して、情報信
号の記録及び/又は再生を行うためのディスクプレーヤ
装置が提案されている。このようなディスクプレーヤ装
置は、上記記録ディスクを保持して回転操作する回転駆
動機構と、この回転駆動機構により回転操作される記録
ディスクに対向されて該記録ディスクに対して情報信号
の書込み及び/又は読出しを行うピックアップ装置とを
有して構成されている。上記回転駆動機構は、スピンド
ルモータと、このスピンドルモータの駆動軸に取付けら
れ上記記録ディスクが載置装着されるディスクテーブル
とを有して構成されている。上記記録ディスクが光ディ
スクである場合には、上記ピックアップ装置としては、
光学ピックアップ装置が用いられる。
【0003】そして、従来、上記ディスクプレーヤ装置
として、複数枚数の記録ディスクが同時に装着可能とな
され、これら記録ディスクを選択的に用いて情報信号の
記録及び/又は再生が可能に構成されたものが提案され
ている。このようなディスクプレーヤ装置は、上記各記
録ディスクが位置決めされて装着されるディスクトレイ
を有している。このディスクトレイは、上記ディスクプ
レーヤ装置の外筺体内に収納された位置と、この外筺体
の前方側に突出された位置とに亘って、前後方向に移動
操作されるようになされている。
【0004】上記ディスクトレイは、回転操作が可能な
ターンテーブルを有している。このターンテーブルは、
上面部に、上記各記録ディスクを位置決めするためのそ
れぞれ略々円形の複数の凹部を有している。上記ターン
テーブルの上面部には、それぞれ上記記録ディスクの直
径に対応した複数のディスク位置決め凹部が形成されて
いる。これらディスク位置決め凹部は、上記ターンテー
ブルの回転中心より、互いに等しい距離だけ偏心した位
置に形成されている。すなわち、これらディスク位置決
め凹部は、上記ターンテーブルの回転中心を中心とする
円弧上に配列されて形成されている。
【0005】また、上記ターンテーブルには、上記各デ
ィスク位置決め凹部の底面部に対応して、上記ディスク
テーブル及び上記光学ピックアップ装置がこれらディス
ク位置決め凹部により位置決めされた記録ディスクの下
面部に臨むための開口部が設けられている。
【0006】このディスクトレイにおいては、上記ター
ンテーブルが回転操作されるとき、上記各ディスク位置
決め凹部は、該ターンテーブルとともに回転され、この
ターンテーブルの回転中心回りを円弧状の軌跡を描いて
移動する。このディスクプレーヤ装置においては、上記
ディスクテーブルは、上記各ディスク位置決め凹部の中
心位置の上記ターンテーブルが回転したときの移動軌跡
上となる位置に配設されている。
【0007】このディスクプレーヤ装置において、複数
枚数の記録ディスクについて情報信号の再生及び/又は
記録する場合には、まず、これら記録ディスクを、上記
各ディスク位置決め凹部に対応して嵌入させて位置決め
し、次いで、上記ターンテーブルを回転操作して一の記
録ディスクを選択する。選択された記録ディスクは、中
心部を上記ディスクテーブルの上方に位置させている。
そして、上記ディスクテーブルを上行操作すると、この
ディスクテーブルは、上記選択された光学式ビデオディ
スクを載置させて保持し、回転操作する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述のよう
に、複数枚数の記録ディスクが装着されるように構成さ
れたディスクプレーヤ装置は、該記録ディスクが円弧状
に配列されて載置されるターンテーブルを有しているた
め、奥行き方向の寸法を縮小することができず、装置構
成が大型化する。
【0009】また、上述のようなディスクプレーヤ装置
においては、一の記録ディスクの再生を行っているとき
には、上記ディスクトレイの移動操作が行えない。した
がって、このディスクプレーヤ装置においては、一の記
録ディスクの再生を行っている最中に他のディスクの交
換を行うことにより上記ディスクトレイに一度に載置で
きるディスクの枚数以上の枚数のディスクについて連続
的に再生を行うという操作は、行うことができない。
【0010】そこで、本発明は、上述の実情に鑑みて提
案されるものであって、装置構成の大型化を招来するこ
となく、複数枚数の記録ディスクに対する連続的な情報
信号の記録及び/又は再生が可能となされ、また、一の
記録ディスクについての記録及び/又は再生を行ってい
るときに他の記録ディスクの交換を行うことができ、一
度に装着できる記録ディスクの枚数以上の枚数の記録デ
ィスクについての連続的な記録及び/又は再生を行うこ
とが可能となされたディスクプレーヤ装置を提供するこ
とを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決し上記
目的を達成するため、本発明に係るディスクプレーヤ装
置は、回転駆動手段によって回転操作されるディスクテ
ーブル及びこのディスクテーブルの後方側に位置されて
このディスクテーブルに対して接離する前後方向に移動
操作されるピックアップ装置が配設されたサブシャーシ
と、このサブシャーシを一側側位置と他側側位置とに亘
る側方方向及び上下方向に移動操作する第1の移動操作
手段と、上面部に複数のディスク位置決め凹部が形成さ
れこれら各ディスク位置決め凹部の中心部より後縁部に
至る複数の切り欠き部を有し上記サブシャーシの上方側
位置に配設されるディスクトレイと、このディスクトレ
イをいずれかのディスク位置決め凹部の中心部を上記デ
ィスクテーブルに対向させるローディング位置とこのロ
ーディング位置よりも前方側のアンローディング位置と
に亘る前後方向に移動操作する第2の移動操作手段と、
上記各ディスク位置決め凹部に対応して配設され対応す
るディスク位置決め凹部における記録ディスクの有無を
検出する複数の検出手段と、上記第1及び第2の移動操
作手段の動作を制御する制御手段とを備え、上記制御手
段は、上記サブシャーシを降下させているときには、上
記ディスクトレイを上記ローディング位置より上記アン
ローディング位置へ移動させること及び該アンローディ
ング位置より該ローディング位置へ移動させることが可
能となされ、上記サブシャーシを上昇させているときに
は、上記ディスクトレイを上記ローディング位置より上
記アンローディング位置へ移動させることが可能となさ
れ、上記サブシャーシを上昇させており上記ディスクテ
ーブルの位置に対応するディスク位置決め凹部に記録デ
ィスクが存在しないことが上記検出手段により検出され
ているときには、上記ディスクトレイを上記アンローデ
ィング位置より上記ローディング位置へ移動させること
が可能となされ、上記サブシャーシを上昇させており上
記ディスクテーブルの位置に対応するディスク位置決め
凹部に記録ディスクが存在することが上記検出手段によ
り検出されているときには、上記ディスクトレイを上記
アンローディング位置より上記ローディング位置へ移動
させることが禁止されてなるものである。
【0012】また、本発明に係るディスクプレーヤ装置
は、回転駆動手段によって回転操作されるディスクテー
ブル及びこのディスクテーブルの後方側に位置されてこ
のディスクテーブルに対して接離する前後方向に移動操
作されるピックアップ装置が配設されたサブシャーシ
と、このサブシャーシを一側側位置と他側側位置とに亘
る側方方向及び上下方向に移動操作する第1の移動操作
手段と、それぞれ上面部に複数のディスク位置決め凹部
が形成されこれら各ディスク位置決め凹部の中心部より
後縁部に至る複数の切り欠き部を有し上記サブシャーシ
の上方側位置に互いに積層状に重ねられて配設される複
数のディスクトレイと、これらディスクトレイをいずれ
かのディスク位置決め凹部の中心部を上記ディスクテー
ブルに対向させるローディング位置とこのローディング
位置よりも前方側のストック位置とこのストック位置よ
りもさらに前方側のアンローディングとに亘ってそれぞ
れ独立的に前後方向に移動操作する第2の移動操作手段
と、上記各ディスクトレイの各ディスク位置決め凹部に
対応して配設され対応するディスク位置決め凹部におけ
る記録ディスクの有無を検出する複数の検出手段と、上
記第1及び第2の移動操作手段の動作を制御する制御手
段とを備え、上記制御手段は、上記各ディスクトレイを
それぞれ上記ストック位置と上記アンローディング位置
との間を移動させること及び選択的に一のディスクトレ
イを上記ローディング位置へ移動させてこのディスクト
レイのいずれかのディスク位置決め凹部に載置された記
録ディスクを上記ディスクテーブル上に載置させること
が可能となされ、また、該ディスクテーブル上に記録デ
ィスクを載置させた該一のディスクトレイを上記ストッ
ク位置及び上記アンローディング位置に戻すことが可能
となされ、さらに、該ディスクテーブル上に載置された
記録ディスクが載置されていたディスク位置決め凹部に
他の記録ディスクが存在しないことが上記検出手段によ
り検出されているときには、該一のディスクトレイを上
記ローディング位置へ戻すことが可能となされ、該ディ
スクテーブル上に載置された記録ディスクが載置されて
いたディスク位置決め凹部に他の記録ディスクが存在す
ることが上記検出手段により検出されているときには、
該一のディスクトレイを上記ローディング位置へ戻すこ
とが禁止されてなるものである。
【0013】
【作用】本発明に係るディスクプレーヤ装置において
は、ディスクテーブル及びピックアップ装置が配設され
たサブシャーシを側方方向及び上下方向に移動操作する
第1の移動操作手段と、複数のディスク位置決め凹部を
有するディスクトレイをローディング位置とこのローデ
ィング位置よりも前方側のアンローディング位置とに亘
る前後方向に移動操作する第2の移動操作手段との動作
を制御する制御手段は、上記サブシャーシを降下させて
いるときには、上記ディスクトレイを上記ローディング
位置より上記アンローディング位置へ移動させること及
び該アンローディング位置より該ローディング位置へ移
動させることが可能となされ、上記サブシャーシを上昇
させているときには、上記ディスクトレイを上記ローデ
ィング位置より上記アンローディング位置へ移動させる
ことが可能となされ、上記サブシャーシを上昇させてお
り上記ディスクテーブルの位置に対応するディスク位置
決め凹部に記録ディスクが存在しないことが上記検出手
段により検出されているときには、上記ディスクトレイ
を上記アンローディング位置より上記ローディング位置
へ移動させることが可能となされ、上記サブシャーシを
上昇させており上記ディスクテーブルの位置に対応する
ディスク位置決め凹部に記録ディスクが存在することが
上記検出手段により検出されているときには、上記ディ
スクトレイを上記アンローディング位置より上記ローデ
ィング位置へ移動させることが禁止されるので、複数枚
数の記録ディスクに対する連続的な情報信号の記録及び
/又は再生を可能となし、また、上記ディスクトレイ上
の一の記録ディスクについての記録及び/又は再生を行
っているときの該ディスクトレイ上の他の記録ディスク
の交換を行うことを可能となす。
【0014】また、本発明に係るディスクプレーヤ装置
においては、ディスクテーブル及びピックアップ装置が
配設されたサブシャーシを側方方向及び上下方向に移動
操作する第1の移動操作手段と、複数のディスク位置決
め凹部を有し互いに積層状に重ねられて配設された複数
のディスクトレイをローディング位置とこのローディン
グ位置よりも前方側のアンローディング位置とに亘って
それぞれ独立的に前後方向に移動操作する第2の移動操
作手段との動作を制御する制御手段は、上記各ディスク
トレイをそれぞれ上記ストック位置と上記アンローディ
ング位置との間を移動させること及び選択的に一のディ
スクトレイを上記ローディング位置へ移動させてこのデ
ィスクトレイのいずれかのディスク位置決め凹部に載置
された記録ディスクを上記ディスクテーブル上に載置さ
せることが可能となされ、また、該ディスクテーブル上
に記録ディスクを載置させた該一のディスクトレイを上
記ストック位置及び上記アンローディング位置に戻すこ
とが可能となされ、さらに、該ディスクテーブル上に載
置された記録ディスクが載置されていたディスク位置決
め凹部に他の記録ディスクが存在しないことが上記検出
手段により検出されているときには、該一のディスクト
レイを上記ローディング位置へ戻すことが可能となさ
れ、該ディスクテーブル上に載置された記録ディスクが
載置されていたディスク位置決め凹部に他の記録ディス
クが存在することが上記検出手段により検出されている
ときには、該一のディスクトレイを上記ローディング位
置へ戻すことが禁止されるので、複数枚数の記録ディス
クに対する連続的な情報信号の記録及び/又は再生を可
能となし、また、一のディスクトレイ上の一の記録ディ
スクについての記録及び/又は再生を行っているときの
該一のディスクトレイ上の他の記録ディスク及び他のデ
ィスクトレイ上のディスクの交換を行うことを可能とな
す。
【0015】
【実施例】以下、本発明の具体的な実施例を図面を参照
しながら説明する。このディスクプレーヤ装置は、図1
及び図2に示すように、外筺体1を有して構成される。
この外筺体1内の底面部には、図3乃至図5に示すよう
に、シャーシ11が配設されている。
【0016】そして、このディスクプレーヤ装置は、複
数枚の記録ディスクが位置決めされて載置され得るディ
スクトレイ2を有している。このディスクトレイ2は、
略々矩形平板状に形成され、上面部に、第1及び第2の
ディスク位置決め部5,6を有している。これら各ディ
スク位置決め部5,6は、それぞれ、大径のディスク位
置決め凹部8及び小径のディスク位置決め凹部9とを有
して形成されている。上記大径のディスク位置決め凹部
8は、円形の凹部であって、直径が例えば12cmであ
る大径の記録ディスクが嵌入されて位置決めされ得る直
径と深さとを有して形成されている。上記小径のディス
ク位置決め凹部9は、円形の凹部であって、直径が例え
ば8cmである小径の記録ディスクが嵌入されて位置決
めされ得る直径と深さとを有して、上記大径のディスク
位置決め凹部8と同心状となされて、すなわち、該大径
のディスク位置決め凹部8の底面部に形成されている。
なお、これら記録ディスクは、光ディスクや光磁気ディ
スク等、情報信号の記録媒体として構成されたディスク
であり、オーディオディスクやビデオディスク等として
用いられるものである。
【0017】上記各ディスク位置決め部5,6は、上記
ディスクトレイ2上に、横方向に配列されて形成されて
いる。すなわち、上記ディスクトレイ2においては、上
記第1のディスク位置決め部5が一側側部分に形成さ
れ、上記第2のディスク位置決め部6が他側側部分に形
成されている。そして、上記ディスクトレイ2には、上
記各ディスク位置決め部5,6に対応して、切り欠き部
10,10が形成されている。これら切り欠き部10,
10は、上記各ディスク位置決め部5,6の中心部、す
なわち、上記小径のディスク位置決め凹部9,9の中心
部より、上記ディスクトレイ2の後縁部に亘って形成さ
れている。これら切り欠き部10,10は、上記ディス
クトレイ2の後方側に開放されている。
【0018】上記ディスクトレイ2には、上記各ディス
ク位置決め部5,6に対応して、該ディスク位置決め部
5,6内の記録ディスクの有無を検出する検出手段とな
るフォトカプラ44,44が取付けられている。これら
フォトカプラ44,44は、図6及び図11に示すよう
に、上記ディスクトレイ2の底面部に設けられた支持部
50に対し支持片49を介して取付けられ、上記各ディ
スク位置決め部5,6の小径のディスク位置決め凹部
9,9の底面部に開設された透孔51,51を介して、
該ディスクトレイ2の上方側に臨んでいる。これらフォ
トカプラ44,44は、LED等の光源と、フォトトラ
ンジスタ等の光検出素子とを有して構成されている。こ
れらフォトカプラ44,44は、対応するディスク位置
決め部5,6内に嵌入載置された記録ディスクに上記透
孔51を介して上記光源の発する光束を照射し、この光
束の該記録ディスクによる反射光の有無を検出すること
により、該ディスク位置決め部5,6における記録ディ
スクの有無を検出する。
【0019】上記ディスクトレイ2は、図3及び図5に
示すように、上記シャーシ11上に位置して両側側部分
を支持されて配設され、前後方向に移動可能となされて
いる。すなわち、上記ディスクトレイ2は、一側側部分
を上記シャーシ11上に垂設された一側側支持部材43
に支持され、他側側部分を該シャーシ11上に配設され
た他側側支持部材12により支持されている。そして上
記ディスクトレイ2の他側部には、ラックギヤ部7が形
成されている。このラックギヤ部7には、上記他側側支
持部材12に取付けられて配設されたディスクトレイ移
動モータ13により回転操作されるピニオンギヤ15が
噛合している。すなわち、上記トレイ移動モータ13の
駆動軸には、伝達ギヤ14が取付けられている。この伝
達ギヤ14は、上記他側側支持部材12に回転可能に支
持された上記ピニオンギヤ15に噛合している。上記デ
ィスクトレイ2は、上記トレイ移動モータ13により、
図2及び図3中に矢印Aで示すように、前後方向に移動
操作される。
【0020】上記ディスクトレイ2は、初期状態におい
ては、図1に示すように、上記シャーシ11上に位置し
上記外筺体1内に収納されるローディング位置となされ
ている。そして、このディスクトレイ2は、このディス
クプレーヤ装置に対する上記各記録ディスクの着脱操作
を行うときには、図2に示すように、上記トレイ移動モ
ータ13により、上記外筺体1の前面部に形成されたス
リット3を介して、該外筺体1の前方側の所定位置まで
突出されたアンローディング位置まで移動操作される。
【0021】また、この外筺体1内には、図4及び図5
に示すように、上記記録ディスクを保持して回転操作す
る回転駆動機構と、この回転駆動機構により回転操作さ
れる記録ディスクに対向されて該記録ディスクに対して
情報信号の書込み及び/又は読出しを行うピックアップ
装置である光学ピックアップ装置40とが配設されたサ
ブシャーシ31が収納されている。上記回転駆動機構
は、上記サブシャーシ31に取付けられたスピンドルモ
ータと、このスピンドルモータの駆動軸に取付けられた
ディスクテーブル39とから構成されている。上記光学
ピックアップ装置は、光学ブロック部を有し、この光学
ブロック部内に、半導体レーザ等の光源、この光源の発
する光束を導く光学デバイス、この光束を上記記録ディ
スク上に集光させる対物レンズ、及び、該記録ディスク
により反射された該光束を検出する光検出器等を内蔵し
て構成されている。
【0022】上記サブシャーシ31においては、上記光
学ピックアップ装置40は、図7に示すように、互いに
平行な一対の支持シャフト47,48により、これら支
持シャフト47,48に沿って移動操作可能に支持され
ている。この光学ピックアップ装置40の移動可能方向
は、図7中矢印Fで示すように、上記ディスクテーブル
39に対する接離方向となっている。また、この光学ピ
ックアップ装置は、上記対物レンズの光軸、すなわち、
この対物レンズより射出される光束の中心軸を、上記ス
ピンドルモータの駆動軸に平行となし、該光束の射出方
向を、該駆動軸の先端側方向となしている。
【0023】上記サブシャーシ31は、上記光学ピック
アップ装置40を上記ディスクテーブル39の後方側に
位置させる方向となされ、上記ディスクトレイ2の下方
側に位置して、上記シャーシ11上に配設された第1の
ローディング板25上に配設されている。この第1のロ
ーディング板25は、略々平板状に形成され、両側側部
分が下方側に屈曲されている。この第1のローディング
板25は、四隅部に、下方側に垂下させた4本の支持シ
ャフト27,27,27,27を有している。そして、
この第1のローディング板25は、上記各支持シャフト
27,27,27,27を、上記シャーシ11上に設け
られたシャフト支持筒28,28,28,28に対応さ
せて嵌入させることにより、該シャーシ11に平行とな
されて、上下方向、すなわち、該シャーシ11に対する
接離方向に移動可能に支持されている。
【0024】そして、上記サブシャーシ31は、図7に
示すように、上記第1のローディング板25に対して、
互いに平行な一対のガイドシャフト32,33を介し
て、これらガイドシャフト32,33に沿って移動可能
に支持されて取付けられている。これらガイドシャフト
32,33は、それぞれ両端側を上記第1のローディン
グ板25の上面部に支持され、側方方向に延在されて配
設されている。すなわち、上記サブシャーシ31は、上
記第1のローディング板25上において、一側側位置と
他側側位置とに亘って移動可能となされている。
【0025】そして、上記サブシャーシ31には、無端
駆動ワイヤ34が取付けられている。この無端駆動ワイ
ヤ34は、上記第1のローディング板25上に回転可能
となされて配設された一対のプーリ35,36間に掛け
渡されている。上記一対のプーリ35,36は、一方が
上記第1のローディング板25の一側側位置に配設さ
れ、他方が該第1のローディング板25の他側側位置に
配設されている。これら一対のプーリ35,36の一方
には、ウォームホイールが一体的に形成されている。こ
のウォームホイールには、上記第1のローディング板2
5上に配設されたサブシャーシ移動モータ37の駆動軸
に取付けられたウォームギヤ38が噛合している。すな
わち、上記サブシャーシ移動モータ37の駆動により、
上記サブシャーシ31は、上記ウォームギヤ38、上記
ウォームホイール及び上記無端駆動ワイヤ34を介し
て、図7中矢印Eで示すように、上記各ガイドシャフト
32,33に沿って移動操作される。
【0026】また、上記第1のローディング板25上に
は、第1及び第2の位置検出スイッチ46,45が取付
けられている。これら位置検出スイッチ46,45は、
いわゆるマイクロスイッチであって、上記サブシャーシ
31によた押圧されるように配設されている。すなわ
ち、上記サブシャーシ31は、上記第1のローディング
板25上の一側側位置である第1の位置となされたとき
には、上記第1の位置検出スイッチ46を押圧操作し、
該第1のローディング板25上の他側側位置である第2
の位置となされたときには、上記第2の位置検出スイッ
チ45を押圧操作する。上記サブシャーシ移動モータ3
7は、上記各位置検出スイッチ46,45のいずれかが
押圧操作されると、停止し、上記さずシャーシ31を上
記第1の位置及び第2の位置のいずれかの位置に位置決
めする。
【0027】上記サブシャーシ31は、上記ディスクト
レイ2が上記ローディング位置となっている場合におい
て、図6に示すように、上記第1の位置となされたとき
には、上記ディスクテーブル39を上記第1のディスク
位置決め部5の中心上に位置させる。また、このサブシ
ャーシ31は、上記ディスクトレイ2が上記ローディン
グ位置となっている場合において、上記第2の位置とな
されたときには、上記ディスクテーブル39を上記第2
のディスク位置決め部6の中心上に位置させる。
【0028】上記第1のローディング板25は、両側側
部分に外方側に向けて突設された左右各一対の支持ピン
29,29を有し、この支持ピン29,29を上記シャ
ーシ11上の両側側に位置して配設された左右一対のカ
ム板16,17の第1のカム溝に係合させている。
【0029】上記各カム板16,17は、上記シャーシ
11に対して、前後方向に移動可能に配設されている。
これらカム板16,17は、上記シャーシ11上に配設
されたローディングモータ18により、前後方向に移動
操作される。すなわち、上記ローディングモータ18
は、伝達ギヤ19を介して、上記シャーシ11上に回転
可能に配設されたカムギヤ20を回転操作する。このカ
ムギヤ20は、回転操作されると、係合ピンを介して、
上記シャーシ11上に支軸21を介して回動可能に支持
されたローディングアーム22を、図4中矢印Bで示す
ように、回動操作する。このローディングアーム22
は、略々中央部を上記支軸21により回動可能に支持さ
れ、両端側を、それぞれ係合部23,24を介して上記
一対のカム板16,17に対応させて回動可能に係合さ
せている。すなわち、上記ローディングモータ18の駆
動力により、上記各カム板16,17は、図4中矢印C
で示すように、互いに逆相で前後方向に移動操作され
る。
【0030】上記第1のローディング板25は、上記各
カム板16,17が前後方向に移動操作されると、上記
第1のカム溝により、上記各支持ピン29,29を介し
て、図4中矢印Dで示すように、上下方向、すなわち、
上記シャーシ11に対する接離方向に移動操作され、ま
た、所定の高さ位置で停止操作される。
【0031】また、上記シャーシ11上には、第2のロ
ーディング板26が配設されている。この第2のローデ
ィング板26は、上記ディスクトレイ2の上方側に位置
され、下方に屈曲された両側側部分を上記各カム板1
6,17により支持されている。すなわち、この第2の
ローディング板26は、両側側部分に外方側に向けて突
設された左右各一対の支持ピン30,30を有し、これ
ら支持ピン30,30を上記各カム板16,17の第2
のカム溝に係合させて支持されている。この第2のロー
ディング板26は、上記各カム板16,17が前後方向
に移動操作されると、上記第2のカム溝により、上記各
支持ピン30,30を介して、図4中矢印Dで示すよう
に、上下方向、すなわち、上記シャーシ11に対する接
離方向に移動操作され、また、所定の高さ位置で停止操
作される。
【0032】上記第2のローディング板26の一側側位
置及び他側側位置には、第1及び第2のチャッキング部
材41,42が取付けられている。これらチャッキング
部材41,42は、それぞれ略々円盤状に形成され、上
記第2のローディング板26に対して回転可能に取付け
られている。これらチャッキング部材41,42は、上
記ディスクトレイ2の各ディスク位置決め部5,6の位
置に対応する位置、すなわち、上記サブシャーシ31が
上記第1の位置にあるときの上記ディスクテーブル39
に対向する位置及び該サブシャーシ31が上記第2の位
置にあるときの該ディスクテーブル39に対向する位置
に配設されている。これらチャッキング部材41,42
は、上記ディスクテーブル39上に載置された記録ディ
スクの中央部分を、該ディスクテーブル39と共働して
挟持するための部材である。
【0033】上述のように構成されたディスクプレーヤ
装置において、上記大径または小径の記録ディスクに対
する記録及び/又は再生を行う場合には、まず、図2に
示すように、上記ディスクトレイ2を、上記アンローデ
ィング位置となして、上記各ディスク位置決め部5,6
を上記外筺体1の前方側に突出させる。そして、上記大
径または小径の記録ディスクを、上記各ディスク位置決
め凹部8,9内に嵌入させ位置決めして載置する。この
とき、このディスクプレーヤ装置においては、最大2枚
の記録ディスクを載置することができる。次に、上記デ
ィスクトレイ2は、図1に示すように、上記ローディン
グ位置となされ、上記外筺体1内に収納される。
【0034】なお、このディスクプレーヤ装置は、図1
9に示すように、制御手段となる制御回路60を有して
いる。この制御回路60には、上記各フォトカプラ44
の出力信号が送られる検出回路61及び上記外筺体1の
前面部に設けられた操作部4が接続されている。上記検
出回路61は、上記フォトカプラ44の出力信号に応じ
て、いずれのディスク位置決め凹部5,6に上記記録デ
ィスクが載置されているかを検出し、この検出結果を上
記制御回路60に送る。上記操作部4は、上記ディスク
トレイ2の移動、上記サブシャーシ31の移動による記
録ディスクの選択、及び、上記光学ピックアップ装置4
0や上記サブシャーシ31等からなる再生部62による
選択された記録ディスクの再生動作の開始、停止を指示
するための、複数の押し釦スイッチを有して構成されて
いる。そして、この制御回路60は、上記検出回路61
及び上記操作部4より送られる信号に基づき、上記再生
部62、上記サブシャーシ移動モータ37、上記ローデ
ィングモータ18及び上記トレイ移動モータ13を駆動
制御する。
【0035】上記サブシャーシ31は、上記制御回路6
0により、上記第1の位置及び上記第2の位置のいずれ
かの位置となされることにより、上記第1及び第2のデ
ィスク位置決め部5,6のうちのいずれかを選択する。
このとき、上記サブシャーシ31により選択されたディ
スク位置決め部、すなわち、該サブシャーシ31が移動
操作された側のディスク位置決め部に載置された記録デ
ィスクは、中央部に開設されたチャッキング用の透孔を
上記ディスクテーブル39に対向させている。
【0036】そして、上記サブシャーシ31により選択
された記録ディスクを上記ディスクテーブル39上に載
置させるには、上記カム板16,17を移動操作し、図
8中矢印Gで示すように、上記第1のローディング板2
5を上昇操作する。すると、上記ディスクテーブル39
は、図8に示すように、上記各ディスク位置決め部5,
6のいずれかの切り欠き部10内を挿通され、上記記録
ディスク101を下方側より突き上げて上行させ、この
記録ディスク101を上記チャッキング部材41,42
のいずれかと共働して挟持する。このディスクテーブル
39は、上記各チャッキング部材41,42のいずれか
と共働して挟持した記録ディスク101を、該チャッキ
ング部材41,42とともに回転操作する。また、この
とき、上記光学ピックアップ装置40は、上記切り欠き
部10内に進入される。
【0037】上記光学ピックアップ装置40は、上記切
り欠き部10を介して、上記対物レンズを上記ディスク
テーブル39上に載置された記録ディスク101の内外
周に亘って対向させることができ、該記録ディスク10
1の下面側の信号記録面の全面に亘って情報信号の書込
み及び/又は読出しを行う。
【0038】そして、このディスクプレーヤ装置におい
ては、上記ディスクテーブル39による上記記録ディス
ク101の保持を解除し、上記サブシャーシ31を移動
操作することにより、上記各ディスク位置決め部5,6
により位置決めされた2枚の記録ディスク101につい
て連続的に順次記録及び/又は再生を行うことができ
る。
【0039】また、このディスクプレーヤ装置において
は、上記ディスクトレイ2は、上記記録ディスク101
よりの情報信号の書込み及び/又は読出しが行われてい
るときに、図9において矢印Hで示すように、前方側に
移動され、上記アンローディング位置となされることが
できる。すなわち、上記ディスクトレイ2は、上記各切
り欠き部10,10が後方側に開放されているため、こ
れら切り欠き部10,10内に上記ディスクテーブル3
9及び上記光学ピックアップ装置40が位置していると
きに前方側に移動されても、これらディスクテーブル3
9及び光学ピックアップ装置40に当接することがな
い。
【0040】したがって、このディスクプレーヤ装置に
おいては、上記各ディスク位置決め部5,6に載置され
た2枚の記録ディスク101,101のうちの一方の記
録ディスク101についての記録及び/又は再生を行っ
ているときに、このディスクトレイ2を上記アンローデ
ィング位置となして、他方の記録ディスク101の交換
を行うことができる。交換されて新たに上記ディスクト
レイ2上に載置された記録ディスク101は、上記サブ
シャーシ31が移動操作されることにより、上記ディス
クテーブル39上に装着されることができる。
【0041】すなわち、このディスクプレーヤ装置にお
いては、上記ディスクトレイ2の各ディスク位置決め部
5,6に載置された2枚の記録ディスク101を交互に
再生し、一の記録ディスク101の再生中に再生の終了
した他の記録ディスク101の交換を行うことにより、
上記ディスクトレイ2上に載置され得る記録ディスク1
01の枚数を超える枚数の記録ディスク101につい
て、連続的に記録及び/又は再生を行うことができる。
【0042】そして、このディスクプレーヤ装置におい
ては、上記サブシャーシ31を降下操作することにより
上記ディスクテーブル39による記録ディスク101の
保持を解除させ、該ディスクトレイ2を上記アンローデ
ィング位置となすことにより、該記録ディスク101を
外方側に取出すことができる。
【0043】そして、このディスクプレーヤ装置におい
ては、上記制御回路60は、上記ディスクテーブル39
が記録ディスク101を保持しているときに上記ディス
クトレイ2が上記アンローディング位置となされ、この
ときのディスクテーブル39の位置に対応する側のディ
スク位置決め部5,6に他の記録ディスク101が載置
されたときには、該ディスクトレイ2を上記ローディン
グ位置に戻すことが禁止されている。
【0044】すなわち、上記制御回路60は、図20の
フローチャートに示すように、ステップst1において
動作を開始すると、ステップst2において、上記操作
部4のプレイ釦が操作されたか否かを判別する。上記プ
レイ釦が操作されていれば、ステップst16に進んで
リターンし、該プレイ釦が操作されていなければ、ステ
ップst3に進む。
【0045】上記制御回路60は、上記ステップst3
においては、上記ディスクトレイ2が上記アンローディ
ング位置となされているか否かを判別する。上記ディス
クトレイ2が上記アンローディング位置となされていな
ければ、ステップst14に進み、該ディスクトレイ2
が上記アンローディング位置となされていれば、ステッ
プst4に進む。
【0046】上記ステップst14においては、上記制
御回路60は、上記記録ディスク101の再生(演奏)
を開始させ、ステップst15に進んでリターンする。
【0047】上記ステップst4においては、上記制御
回路60は、上記第1のディスク位置決め凹部5に上記
記録ディスク101が載置されているか否かを、上記検
出回路61より送られる検出信号に基づいて判別する。
上記第1のディスク位置決め凹部5に上記記録ディスク
101が載置されていれば、ステップst5に進み、該
第1のディスク位置決め凹部5に上記記録ディスク10
1が載置されていなければ、ステップst6に進む。
【0048】上記ステップst5においては、上記制御
回路60は、上記第2のディスク位置決め凹部6に上記
記録ディスク101が載置されているか否かを、上記検
出回路61より送られる検出信号に基づいて判別する。
上記第2のディスク位置決め凹部6に上記記録ディスク
101が載置されていれば、ステップst7に進み、該
第2のディスク位置決め凹部6に上記記録ディスク10
1が載置されていなければ、ステップst8に進む。
【0049】一方、上記ステップst6においても、上
記制御回路60は、上記第2のディスク位置決め凹部6
に上記記録ディスク101が載置されているか否かを、
上記検出回路61より送られる検出信号に基づいて判別
する。ここでは、上記第2のディスク位置決め凹部6に
上記記録ディスク101が載置されていれば、ステップ
st9に進み、該第2のディスク位置決め凹部6に上記
記録ディスク101が載置されていなければ、ステップ
st10に進む。
【0050】上記ステップst7においては、上記制御
回路60は、ディスク有無判定ビットとして、『11』
を設定し、ステップst11に進む。上記ステップst
8においては、上記制御回路60は、ディスク有無判定
ビットとして、『10』を設定し、ステップst11に
進む。また、上記ステップst9においては、上記制御
回路60は、ディスク有無判定ビットとして、『01』
を設定し、ステップst11に進む。さらに、上記ステ
ップst10においては、上記制御回路60は、ディス
ク有無判定ビットとして、『00』を設定し、ステップ
st11に進む。
【0051】上記ステップst11においては、上記制
御回路60は、演奏判定ビットを設定し、ステップst
12に進む。この演奏判定ビットは、上記制御回路60
により、上記第1のディスク位置決め凹部5に載置され
ていた記録ディスク101が上記ディスクテーブル39
に載置され、または、再生中であれば『10』、上記第
2のディスク位置決め凹部6に載置されていた記録ディ
スク101が該ディスクテーブル39に載置され、また
は、再生中であれば『01』、いずれの記録ディスク1
01も該ディスクテーブル39に載置されていなければ
『00』に、それぞれ設定される。
【0052】上記ステップst12においては、上記デ
ィスク有無判定ビットと上記演奏判定ビットとのAND
(アンド)判定を行い、ステップst13に進む。すな
わち、上記ディスク有無判定ビットが『11』または
『10』で上記演奏判定ビットが『10』、あるいは、
該ディスク有無判定ビットが『11』または『01』で
上記演奏判定ビットが『01』の場合に、AND判定結
果は『1』となり、これらの他の組合せにおいては、A
ND判定結果は『0』となる。このAND判定結果が
『1』であることは、上記アンローディング位置となさ
れたディスクトレイ2の各ディスク位置決め部5,6の
うちの、上記記録ディスク101を保持している上記デ
ィスクテーブル39の位置に対応する側のディスク位置
決め凹部5,6に、他の記録ディスク101が載置され
ていることを示している。
【0053】上記ステップst13においては、上記制
御回路60は、上記AND判定の結果を判別する。上記
AND判定の結果が『1』であれば上記ステップst4
に戻り、該AND判定の結果が『0』であれば上記ステ
ップst14に進む。このステップst14において
は、上記制御回路60は、上記ディスクトレイ2を上記
ローディング位置に移動させ、上記再生部62をして、
上記記録ディスクの再生を開始させしめ、ステップst
15に進んでリターンする。
【0054】したがって、上記制御回路60は、上記サ
ブシャーシ31が上記第1の位置となされて上記ディス
クテーブル39上に記録ディスク101が載置されてい
るときに、上記ディスクトレイ2が上記アンローディン
グ位置となされ、上記第1のディスク位置決め部5に記
録ディスク101が載置されたことが上記フォトカプラ
44により検出されたときには、該ディスクトレイ2を
上記ローディング位置に移動させない。また、上記制御
回路60は、上記サブシャーシ31が上記第2の位置と
なされて上記ディスクテーブル39上に記録ディスク1
01が載置されているときに、上記ディスクトレイ2が
上記アンローディング位置となされ、上記第2のディス
ク位置決め部6に記録ディスク101が載置されたこと
が上記フォトカプラ44により検出されたときには、該
ディスクトレイ2を上記ローディング位置に移動させな
い。
【0055】そして、本発明に係るディスクプレーヤ装
置は、複数枚の記録ディスクが載置され得る前述のよう
なディスクトレイ2を複数有し、これら複数のディスク
トレイを積層状に重ねて配設して構成することができ
る。
【0056】このディスクプレーヤ装置は、図12及び
図13に示すように、前述したディスクプレーヤ装置と
同様に、外筺体1を有して構成される。この外筺体1内
には、図14乃至図15示すように、シャーシ11が配
設され、このシャーシ11上に位置して、互いに積層状
に重ねられた上段のディスクトレイ2a及び下段のディ
スクトレイ2bが収納されている。また、この外筺体1
内には、上記回転駆動機構と、上記光学ピックアップ装
置40とが配設された上記サブシャーシ31が収納され
ている。
【0057】上記各ディスクトレイ2a,2bは、前述
したディスクプレーヤ装置におけるディスクトレイ2と
同様に構成されている。すなわち、これらディスクトレ
イ2a,2b上には、それぞれ第1及び第2のディスク
位置決め部5,6が形成されている。これら各ディスク
位置決め部5,6は、前述したディスクプレーヤ装置に
おけるディスク位置決め部5,6と同様に、上記大径の
ディスク位置決め凹部8及び上記小径のディスク位置決
め凹部9を有して構成されている。
【0058】上記各ディスクトレイ2a,2bは、図1
4及び図15に示すように、上記シャーシ11上に位置
して両側側部分を支持されて配設され、それぞれ独立的
に、前後方向に移動可能となされている。
【0059】すなわち、上記上段のディスクトレイ2a
は、一側側部分を上記シャーシ11上に垂設された一側
側支持部材43の上端側部分に支持され、他側側部分を
該シャーシ11上に配設された他側側支持部材12の上
端側部分により支持されている。そして上記上段のディ
スクトレイ2aの他側部には、ラックギヤ部7が形成さ
れている。このラックギヤ部7には、上記他側側支持部
材12に取付けられて配設された第1のディスクトレイ
移動モータ13aにより回転操作されるピニオンギヤ1
5aが噛合している。すなわち、上記第1のトレイ移動
モータ13aの駆動軸には、伝達ギヤ14aが取付けら
れている。この伝達ギヤ14aは、上記他側側支持部材
12の上端側部分に回転可能に支持された上記ピニオン
ギヤ15aに噛合している。上記上段のディスクトレイ
2aは、上記第1のトレイ移動モータ13aにより、図
12乃至図14中に矢印Aで示すように、前後方向に移
動操作される。
【0060】そして、上記下段のディスクトレイ2b
は、一側側部分を上記シャーシ11上に垂設された一側
側支持部材43の中途部分に支持され、他側側部分を該
シャーシ11上に配設された他側側支持部材12の中途
部分により支持され、上記上段のディスクトレイ2aと
上記シャーシ11との間に位置している。そして上記下
段のディスクトレイ2bの他側部には、ラックギヤ部7
が形成されている。このラックギヤ部7には、上記他側
側支持部材12に取付けられて配設された第2のディス
クトレイ移動モータ13bにより回転操作されるピニオ
ンギヤ15bが噛合している。すなわち、上記第1のト
レイ移動モータ13bの駆動軸には、伝達ギヤ14bが
取付けられている。この伝達ギヤ14bは、上記他側側
支持部材12の中途部分に回転可能に支持された上記ピ
ニオンギヤ15bに噛合している。上記下段のディスク
トレイ2bは、上記第2のトレイ移動モータ13bによ
り、図12乃至図14中に矢印Aで示すように、前後方
向に移動操作される。
【0061】上記各ディスクトレイ2a,2bは、初期
状態においては、図16に示すように、それぞれ上記外
筺体1内に収納され、前縁部を上記外筺体1の前面部に
略々面一状態となしたストック位置となされている。そ
して、これらディスクトレイ2a,2bは、このディス
クプレーヤ装置に対する上記記録ディスク101の着脱
操作を行うときには、上記各トレイ移動モータ13a,
13bにより、上記外筺体1の前面部に形成されたスリ
ット3を介して、該外筺体1の前方側の所定位置まで突
出されたアンローディング位置まで移動操作される。ま
た、これらディスクトレイ2a,2bは、このディスク
トレイ2a,2b上に載置された記録ディスク101に
対する記録及び/又は再生が行われるときには、上記各
トレイ移動モータ13a,13bにより、上記ストック
位置よりもさらに後方側、すなわち、上記外筺体1の内
方側であるローディング位置まで移動操作される。
【0062】このディスクプレーヤ装置においては、上
記サブシャーシ31は、前述したディスクプレーヤ装置
におけると同様に、上記第1のローディング板25上に
配設されている。また、上記第1及び第2のローディン
グ板25,26は、前述したディスクプレーヤ装置にお
けると同様に、上記左右一対のカム板16,17によ
り、上下方向、すなわち、上記シャーシ11に対する接
離方向に移動操作され、また、所定の高さ位置で停止操
作される。上記サブシャーシ31は、上記ディスクテー
ブル39を、図16中矢印Eで示すように、上記ローデ
ィング位置となされたディスクトレイ2a,2bのディ
スク位置決め部5,6の中心部間を移動させる得るよう
に、配設されている。
【0063】上述のように構成されたディスクプレーヤ
装置において、上記記録ディスク101についての記録
及び/又は再生を行う場合には、まず、図12及び図1
3に示すように、上記各ディスクトレイ2a,2bを、
順次的に、上記アンローディング位置となして、それぞ
れのディスク位置決め部5,6を順次的に上記外筺体1
の前方側に突出させる。そして、上記記録ディスク10
1を、上記各ディスク位置決め部5,6の上記大径また
は小径のディスク位置決め凹部8,9内に嵌入させ位置
決めして載置する。このとき、このディスクプレーヤ装
置においては、最大4枚の記録ディスク101を載置す
ることができる。次に、上記各ディスクトレイ2a,2
bは、それぞれ上記ストック位置となされ、上記外筺体
1内に収納される。
【0064】なお、このディスクプレーヤ装置において
も、上記各ディスクトレイ2a,2b、上記サブシャー
シ31及び光学ピックアップ装置40等の移動制御、す
なわち、上記サブシャーシ移動モータ37、上記ローデ
ィングモータ18及び上記各トレイ移動モータ13a,
13b等の駆動制御は、上記外筺体1の前面部に設けら
れた操作部に対する操作に応じて、上記制御回路60に
より行われる。
【0065】そして、上記各ディスクトレイ2a,2b
は、上記制御回路60により、いずれか一のみが選択さ
れて上記ローディング位置に移動操作される。上記サブ
シャーシ31は、上記制御回路60により、上記第1の
位置及び上記第2の位置のいずれかの位置となされるこ
とにより、上記ローディング位置となされた一のディス
クトレイ2a,2bの各ディスク位置決め部5,6のう
ちのいずれか一を選択する。このとき、上記サブシャー
シ31により選択されたディスク位置決め部、すなわ
ち、上記ローディング位置となされたディスクトレイ2
a,2bの該サブシャーシ31が移動操作された側のデ
ィスク位置決め部に載置された記録ディスクは、中央部
に開設されたチャッキング用の透孔を上記ディスクテー
ブル39に対向させている。
【0066】上記上段のディスクトレイ2aが上記ロー
ディング位置となされたときには、図17に示すよう
に、上記各ローディング板26,25は、この上段のデ
ィスクトレイ2a上側及び下側に位置し、この上段のデ
ィスクトレイ2aに対して所定の距離を隔てた位置とな
るように、上記各カム板16,17により、移動制御さ
れる。
【0067】そして、上記上段のディスクトレイ2a上
にあって上記サブシャーシ31により選択された記録デ
ィスク101を上記ディスクテーブル39上に載置させ
るには、上記カム板16,17を移動操作し、図17中
矢印Gで示すように、上記第1のローディング板25を
上昇操作する。すると、上記ディスクテーブル39は、
上記各ディスク位置決め部5,6のいずれかの切り欠き
部10内を挿通され、上記記録ディスク101を下方側
より突き上げて上行させ、この記録ディスク101を上
記チャッキング部材41,42のいずれかと共働して挟
持する。このディスクテーブル39は、上記各チャッキ
ング部材41,42のいずれかと共働して挟持した記録
ディスク101を、該チャッキング部材41,42とと
もに回転操作する。また、このとき、上記光学ピックア
ップ装置40は、上記切り欠き部10内に進入される。
【0068】上記光学ピックアップ装置40は、上記切
り欠き部10を介して、上記対物レンズを上記ディスク
テーブル39上に載置された記録ディスク101の内外
周に亘って対向させることができ、該記録ディスク10
1の下面側の信号記録面の全面に亘って情報信号の書込
み及び/又は読出しを行う。
【0069】また、上記下段のディスクトレイ2bが上
記ローディング位置となされたときには、図18に示す
ように、上記各ローディング板26,25は、この下段
のディスクトレイ2b上側及び下側に位置し、この下段
のディスクトレイ2bに対して所定の距離を隔てた位置
となるように、上記各カム板16,17により、図18
中矢印Jで示すように、降下操作される。
【0070】そして、上記下段のディスクトレイ2b上
にあって上記サブシャーシ31により選択された記録デ
ィスク101を上記ディスクテーブル39上に載置させ
るには、上記カム板16,17を移動操作し、図18中
矢印Gで示すように、上記第1のローディング板25を
上昇操作する。すると、上記ディスクテーブル39は、
上記各ディスク位置決め部5,6のいずれかの切り欠き
部10内を挿通され、上記記録ディスク101を下方側
より突き上げて上行させ、この記録ディスク101を上
記チャッキング部材41,42のいずれかと共働して挟
持する。このディスクテーブル39は、上記各チャッキ
ング部材41,42のいずれかと共働して挟持した記録
ディスク101を、該チャッキング部材41,42とと
もに回転操作する。また、このとき、上記光学ピックア
ップ装置40は、上記切り欠き部10内に進入される。
【0071】上記光学ピックアップ装置40は、上記切
り欠き部10を介して、上記対物レンズを上記ディスク
テーブル39上に載置された記録ディスク101の内外
周に亘って対向させることができ、該記録ディスク10
1の下面側の信号記録面の全面に亘って情報信号の書込
み及び/又は読出しを行う。
【0072】そして、このディスクプレーヤ装置におい
ては、上記ディスクテーブル39による上記記録ディス
ク101の保持を解除し、上記サブシャーシ31を移動
操作し、また、上記ローディング位置となされるディス
クトレイ2a,2bを交代させることにより、上記各デ
ィスクトレイ2a,2bの各ディスク位置決め部5,6
により位置決めされた4枚の記録ディスク101につい
て連続的に順次記録及び/又は再生を行うことができ
る。
【0073】また、このディスクプレーヤ装置において
は、上記各ディスクトレイ2a,2bは、上記記録ディ
スク101よりの情報信号の書込み及び/又は読出しが
行われているときに、前方側に移動され、上記アンロー
ディング位置となされることができる。すなわち、上記
各ディスクトレイ2a,2bは、上記各切り欠き部1
0,10が後方側に開放されているため、これら切り欠
き部10,10内に上記ディスクテーブル39及び上記
光学ピックアップ装置40が位置しているときに前方側
に移動されても、これらディスクテーブル39及び光学
ピックアップ装置40に当接することがない。
【0074】したがって、このディスクプレーヤ装置に
おいては、上記各ディスクトレイ2a,2bの各ディス
ク位置決め部5,6に載置された4枚の記録ディスク1
01,101のうちの一の記録ディスク101について
の記録及び/又は再生を行っているときに、各ディスク
トレイ2a,2bを上記アンローディング位置となし
て、他の記録ディスク101の交換を行うことができ
る。交換されて新たに上記各ディスクトレイ2a,2b
上に載置された記録ディスク101は、いずれかのディ
スクトレイ2a,2bが上記ローディング位置となさ
れ、上記サブシャーシ31が移動操作されることによ
り、上記ディスクテーブル39上に装着されることがで
きる。
【0075】すなわち、このディスクプレーヤ装置にお
いては、上記各ディスクトレイ2a,2bの各ディスク
位置決め部5,6に載置された4枚の記録ディスク10
1を順次に再生し、一の記録ディスク101の再生中に
再生の終了した他の記録ディスク101の交換を行うこ
とにより、上記各ディスクトレイ2a,2b上に載置さ
れ得る記録ディスクの枚数を超える枚数の記録ディスク
101について、連続的に記録及び/又は再生を行うこ
とができる。
【0076】そして、このディスクプレーヤ装置におい
ては、上記サブシャーシ31を降下操作することにより
上記ディスクテーブル39による記録ディスク101の
保持を解除させ、該各ディスクトレイ2a,2bを順次
的に上記アンローディング位置となすことにより、該記
録ディスク101を外方側に取出すことができる。
【0077】このディスクプレーヤ装置においても、図
19に示すように、制御手段となる制御回路60が配設
されている。この制御回路60には、上記検出回路61
及び上記操作部4が接続されている。この制御回路60
は、上記検出回路61及び上記操作部4より送られる信
号に基づき、上記光学ピックアップ装置40や上記サブ
シャーシ31等からなる再生部62、上記サブシャーシ
移動モータ37、上記ローディングモータ18及び上記
各トレイ移動モータ13a,13bを駆動制御する。
【0078】このディスクプレーヤ装置においては、上
記外筺体1の前面パネル部に設けられた上記操作部4
は、上記各ディスクトレイ2a,2bの位置及び上記記
録ディスク101に対する記録及び/又は再生動作を指
示するためのものである。
【0079】上記操作部4は、図10に示すように、上
記各ディスクトレイ2a,2bの上記ストック位置また
は上記ローディング位置と上記アンローディング位置と
の間の移動を指示する第1及び第2のオープン/クロー
ズ釦52,53を有している。上記第1のオープン/ク
ローズ釦52が押圧操作されると、上記上段のディスク
トレイ2aは、上記ストック位置または上記ローディン
グ位置となっていたときには、上記アンローディング位
置に移動され、上記アンローディング位置となっていた
ときには、上記ストック位置に移動される。上記第2の
オープン/クローズ釦53が押圧操作されると、上記下
段のディスクトレイ2bは、上記ストック位置または上
記ローディング位置となっていたときには、上記アンロ
ーディング位置に移動され、上記アンローディング位置
となっていたときには、上記ストック位置に移動され
る。
【0080】また、この操作部4は、上記サブシャーシ
31及び上記各ローディング板25,26の移動制御を
指示する第1乃至第4のプレイ釦54,55,56,5
7を有している。上記第1のプレイ釦54が押圧操作さ
れると、上記上段のディスクトレイ2aのみが上記ロー
ディング位置となされ、また、上記サブシャーシ31及
び上記各ローディング板25,26の移動操作がなさ
れ、該上段のディスクトレイ2aの第1の上記位置決め
部5に載置されていた記録ディスク101が上記ディス
クテーブル39に保持されて回転操作される。上記第2
のプレイ釦55が押圧操作されると、上記上段のディス
クトレイ2aのみが上記ローディング位置となされ、ま
た、上記サブシャーシ31及び上記各ローディング板2
5,26の移動操作がなされ、該上段のディスクトレイ
2aの第2の上記位置決め部6に載置されていた記録デ
ィスク101が上記ディスクテーブル39に保持されて
回転操作される。上記第3のプレイ釦56が押圧操作さ
れると、上記下段のディスクトレイ2bのみが上記ロー
ディング位置となされ、また、上記サブシャーシ31及
び上記各ローディング板25,26の移動操作がなさ
れ、該下段のディスクトレイ2bの第1の上記位置決め
部5に載置されていた記録ディスク101が上記ディス
クテーブル39に保持されて回転操作される。そして、
上記第4のプレイ釦57が押圧操作されると、上記下段
のディスクトレイ2bのみが上記ローディング位置とな
され、また、上記サブシャーシ31及び上記各ローディ
ング板25,26の移動操作がなされ、該下段のディス
クトレイ2bの第2の上記位置決め部6に載置されてい
た記録ディスク101が上記ディスクテーブル39に保
持されて回転操作される。
【0081】そして、上記各プレイ釦54,55,5
6,57は、発光素子を有して構成され、押圧操作され
て、この操作に対応する記録及び/又は再生動作が解除
されるまでの間、該発光素子が発光されるように構成し
てもよい。
【0082】そして、このディスクプレーヤ装置におい
ては、上記制御回路60は、上記ディスクテーブル39
が記録ディスク101を保持しているときに上記各ディ
スクトレイ2a,2bが上記アンローディング位置とな
され、このときのディスクテーブル39の高さ位置に対
応するディスクトレイ2a,2bの該ディスクテーブル
39の位置に対応する側のディスク位置決め部5,6
に、他の記録ディスク101が載置されたときには、該
ディスクトレイ2a,2bを上記ローディング位置に戻
すことが禁止されている。
【0083】すなわち、上記制御回路60は、図21の
フローチャートに示すように、ステップst17におい
て動作を開始すると、ステップst18において、いず
れかのディスクトレイ2a,2bが上記アンローディン
グ位置となされたか否かを判別する。いずれかのディス
クトレイ2a,2bが上記アンローディング位置となさ
れていればステップst19に進み、いずれかのディス
クトレイ2a,2bも該アンローディング位置となされ
ていなければステップst33に進んでリターンする。
【0084】上記制御回路60は、上記ステップst1
9においては、上記アンローディング位置となされてい
るディスクトレイが上記ディスクテーブル39に保持さ
れている記録ディスク101が載置されていたディスク
トレイであるか否かを判別する。上記アンローディング
位置であるディスクトレイが上記ディスクテーブル39
に保持されている記録ディスク101が載置されていた
ディスクトレイであればステップst20に進み、該デ
ィスクトレイが該ディスクテーブル39に保持されてい
る記録ディスク101が載置されていたディスクトレイ
でなければステップst30に進む。
【0085】上記ステップst20においては、上記制
御回路60は、上記アンローディング位置となされてい
るディスクトレイの第1のディスク位置決め凹部5に上
記記録ディスク101が載置されているか否かを、上記
検出回路61より送られる検出信号に基づいて判別す
る。このディスクトレイの第1のディスク位置決め凹部
5に上記記録ディスク101が載置されていれば、ステ
ップst21に進み、該第1のディスク位置決め凹部5
に上記記録ディスク101が載置されていなければ、ス
テップst22に進む。
【0086】上記ステップst21においては、上記制
御回路60は、上記アンローディング位置となされてい
るディスクトレイの第2のディスク位置決め凹部6に上
記記録ディスク101が載置されているか否かを、上記
検出回路61より送られる検出信号に基づいて判別す
る。このディスクトレイの第2のディスク位置決め凹部
6に上記記録ディスク101が載置されていれば、ステ
ップst23に進み、該第2のディスク位置決め凹部6
に上記記録ディスク101が載置されていなければ、ス
テップst24に進む。
【0087】一方、上記ステップst22においても、
上記制御回路60は、上記アンローディング位置となさ
れているディスクトレイの第2のディスク位置決め凹部
6に上記記録ディスク101が載置されているか否か
を、上記検出回路61より送られる検出信号に基づいて
判別する。ここでは、上記ディスクトレイの第2のディ
スク位置決め凹部6に上記記録ディスク101が載置さ
れていれば、ステップst25に進み、該第2のディス
ク位置決め凹部6に上記記録ディスク101が載置され
ていなければ、ステップst26に進む。
【0088】上記ステップst23においては、上記制
御回路60は、ディスク有無判定ビットとして、『1
1』を設定し、ステップst27に進む。上記ステップ
st24においては、上記制御回路60は、ディスク有
無判定ビットとして、『10』を設定し、ステップst
27に進む。また、上記ステップst25においては、
上記制御回路60は、ディスク有無判定ビットとして、
『01』を設定し、ステップst27に進む。さらに、
上記ステップst26においては、上記制御回路60
は、ディスク有無判定ビットとして、『00』を設定
し、ステップst27に進む。
【0089】上記ステップst27においては、上記制
御回路60は、演奏判定ビットを設定し、ステップst
28に進む。この演奏判定ビットは、上記制御回路60
により、上記アンローディング位置となされているディ
スクトレイの第1のディスク位置決め凹部5に載置され
ていた記録ディスク101が上記ディスクテーブル39
に載置され、または、再生中であれば『10』、該ディ
スクトレイの上記第2のディスク位置決め凹部6に載置
されていた記録ディスク101が該ディスクテーブル3
9に載置され、または、再生中であれば『01』に、そ
れぞれ設定される。
【0090】上記ステップst28においては、上記デ
ィスク有無判定ビットと上記演奏判定ビットとのAND
(アンド)判定を行い、ステップst13に進む。すな
わち、上記ディスク有無判定ビットが『11』または
『10』で上記演奏判定ビットが『10』、あるいは、
該ディスク有無判定ビットが『11』または『01』で
上記演奏判定ビットが『01』の場合に、AND判定結
果は『1』となり、これらの他の組合せにおいては、A
ND判定結果は『0』となる。このAND判定結果が
『1』であることは、上記アンローディング位置となさ
れたディスクトレイの各ディスク位置決め部5,6のう
ちの、上記記録ディスク101を保持している上記ディ
スクテーブル39の位置に対応する側のディスク位置決
め凹部5,6に、他の記録ディスク101が載置されて
いることを示している。
【0091】上記ステップst29においては、上記制
御回路60は、上記AND判定の結果を判別する。上記
AND判定の結果が『1』であれば上記ステップst2
0に戻り、該AND判定の結果が『0』であれば上記ス
テップst30に進む。
【0092】上記ステップst30においては、上記制
御回路60は、上記各オープン/クローズ釦52,53
のいずれかが操作されたか否かを判別する。上記各オー
プン/クローズ釦52,53のいずれかが操作されてい
ればステップst31に進み、該各オープン/クローズ
釦52,53のいずれも操作されていなければステップ
st32に進んでリターンする。
【0093】上記ステップst31においては、上記制
御回路60は、上記各オープン/クローズ釦52,53
に対する操作に応じて、上記各ディスクトレイ2a,2
bを上記ストック位置、または、上記ローディング位置
に移動させ、上記ステップst32に進んでリターンす
る。
【0094】しかがって、上記制御回路60は、上記サ
ブシャーシ31が上記第1の位置となされて上記ディス
クテーブル39上に上記上段のディスクトレイ2aに載
置されていた記録ディスク101が載置されているとき
に、該上段のディスクトレイ2aが上記アンローディン
グ位置となされ、上記第1のディスク位置決め部5に記
録ディスク101が載置されたことが上記フォトカプラ
44により検出されたときには、該上段のディスクトレ
イ2aを上記ローディング位置に移動させない。また、
上記制御回路60は、上記サブシャーシ31が上記第2
の位置となされて上記ディスクテーブル39上に上記上
段のディスクトレイ2aに載置されていた記録ディスク
101が載置されているときに、該上段のディスクトレ
イ2aが上記アンローディング位置となされ、上記第2
のディスク位置決め部6に記録ディスク101が載置さ
れたことが上記フォトカプラ44により検出されたとき
には、該上段のディスクトレイ2aを上記ローディング
位置に移動させない。
【0095】また、上記制御回路60は、上記サブシャ
ーシ31が上記第1の位置となされて上記ディスクテー
ブル39上に上記下段のディスクトレイ2bに載置され
ていた記録ディスク101が載置されているときに、該
下段のディスクトレイ2bが上記アンローディング位置
となされ、上記第1のディスク位置決め部5に記録ディ
スク101が載置されたことが上記フォトカプラ44に
より検出されたときには、該下段のディスクトレイ2b
を上記ローディング位置に移動させない。また、上記制
御回路60は、上記サブシャーシ31が上記第2の位置
となされて上記ディスクテーブル39上に上記下段のデ
ィスクトレイ2bに載置されていた記録ディスク101
が載置されているときに、該下段のディスクトレイ2b
が上記アンローディング位置となされ、上記第2のディ
スク位置決め部6に記録ディスク101が載置されたこ
とが上記フォトカプラ44により検出されたときには、
該下段のディスクトレイ2bを上記ローディング位置に
移動させない。
【0096】なお、このディスクプレーヤ装置は、上述
したように、上段及び下段の2段のディスクトレイ2
a,2bを有する構成に限定されず、3段以上のディス
クトレイを有した構成としてもよい。
【0097】
【発明の効果】上述のように、本発明に係るディスクプ
レーヤ装置においては、ディスクテーブル及びピックア
ップ装置が配設されたサブシャーシを側方方向及び上下
方向に移動操作する第1の移動操作手段と、複数のディ
スク位置決め凹部を有するディスクトレイをローディン
グ位置とこのローディング位置よりも前方側のアンロー
ディング位置とに亘る前後方向に移動操作する第2の移
動操作手段との動作を制御する制御手段は、上記サブシ
ャーシを降下させているときには、上記ディスクトレイ
を上記ローディング位置より上記アンローディング位置
へ移動させること及び該アンローディング位置より該ロ
ーディング位置へ移動させることが可能となされ、上記
サブシャーシを上昇させているときには、上記ディスク
トレイを上記ローディング位置より上記アンローディン
グ位置へ移動させることが可能となされ、上記サブシャ
ーシを上昇させており上記ディスクテーブルの位置に対
応するディスク位置決め凹部に記録ディスクが存在しな
いことが上記検出手段により検出されているときには、
上記ディスクトレイを上記アンローディング位置より上
記ローディング位置へ移動させることが可能となされ、
上記サブシャーシを上昇させており上記ディスクテーブ
ルの位置に対応するディスク位置決め凹部に記録ディス
クが存在することが上記検出手段により検出されている
ときには、上記ディスクトレイを上記アンローディング
位置より上記ローディング位置へ移動させることが禁止
される。
【0098】したがって、上記制御手段は、複数枚数の
記録ディスクに対する連続的な情報信号の記録及び/又
は再生を可能となし、また、上記ディスクトレイ上の一
の記録ディスクについての記録及び/又は再生を行って
いるときの該ディスクトレイ上の他の記録ディスクの交
換を行うことを可能となす。
【0099】また、本発明に係るディスクプレーヤ装置
においては、ディスクテーブル及びピックアップ装置が
配設されたサブシャーシを側方方向及び上下方向に移動
操作する第1の移動操作手段と、複数のディスク位置決
め凹部を有し互いに積層状に重ねられて配設された複数
のディスクトレイをローディング位置とこのローディン
グ位置よりも前方側のアンローディング位置とに亘って
それぞれ独立的に前後方向に移動操作する第2の移動操
作手段との動作を制御する制御手段は、上記各ディスク
トレイをそれぞれ上記ストック位置と上記アンローディ
ング位置との間を移動させること及び選択的に一のディ
スクトレイを上記ローディング位置へ移動させてこのデ
ィスクトレイのいずれかのディスク位置決め凹部に載置
された記録ディスクを上記ディスクテーブル上に載置さ
せることが可能となされ、また、該ディスクテーブル上
に記録ディスクを載置させた該一のディスクトレイを上
記ストック位置及び上記アンローディング位置に戻すこ
とが可能となされ、さらに、該ディスクテーブル上に載
置された記録ディスクが載置されていたディスク位置決
め凹部に他の記録ディスクが存在しないことが上記検出
手段により検出されているときには、該一のディスクト
レイを上記ローディング位置へ戻すことが可能となさ
れ、該ディスクテーブル上に載置された記録ディスクが
載置されていたディスク位置決め凹部に他の記録ディス
クが存在することが上記検出手段により検出されている
ときには、該一のディスクトレイを上記ローディング位
置へ戻すことが禁止される。
【0100】したがって、上記制御手段は、複数枚数の
記録ディスクに対する連続的な情報信号の記録及び/又
は再生を可能となし、また、一のディスクトレイ上の一
の記録ディスクについての記録及び/又は再生を行って
いるときの該一のディスクトレイ上の他の記録ディスク
及び他のディスクトレイ上のディスクの交換を行うこと
を可能となす。
【0101】そして、上記各ディスクプレーヤ装置にお
いては、上記ディスクトレイにおけるディスク位置決め
凹部は、このディスクプレーヤ装置の奥行き方向に配列
する必要がなく、側方方向に配列すればよい。したがっ
て、このディスクプレーヤ装置は、奥行き寸法を上記記
録ディスクの直径に略々対応した寸法となして構成する
ことができる。
【0102】すなわち、本発明は、装置構成の大型化を
招来することなく、複数枚数の記録ディスクに対する連
続的な情報信号の記録及び/又は再生が可能となされ、
また、一の記録ディスクについての記録及び/又は再生
を行っているときに他の記録ディスクの交換を行うこと
ができ、一度に装着できる記録ディスクの枚数以上の枚
数の記録ディスクについての連続的な記録及び/又は再
生を行うことが可能となされたディスクプレーヤ装置を
提供することができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るディスクプレーヤ装置の構成を示
す斜視図である。
【図2】上記ディスクプレーヤ装置であってディスクト
レイがアンローディング位置となされた状態を示す斜視
図である。
【図3】上記ディスクプレーヤ装置におけるディスクト
レイ及びこのディスクトレイを移動操作する機構の構成
を示す斜視図である。
【図4】上記ディスクプレーヤ装置におけるサブシャー
シを移動操作する機構及び記録ディスクをチャッキング
する機構の構成を示す斜視図である。
【図5】上記ディスクプレーヤ装置におけるディスクト
レイ、サブシャーシ及びディスクトレイ等を移動操作す
る機構の構成を示す斜視図である。
【図6】上記ディスクトレイの構成を示す平面図であ
る。
【図7】上記ディスクプレーヤ装置におけるサブシャー
シ及びこのサブシャーシを移動操作する機構の構成を示
す斜視図である。
【図8】上記ディスクプレーヤ装置において記録ディス
クが保持された状態を示す要部縦断面図である。
【図9】上記ディスクプレーヤ装置において記録ディス
クが保持されてディスクトレイがアンローディング位置
となされた状態を示す要部縦断面図である。
【図10】上記ディスクプレーヤ装置における表示部の
構成を示す要部拡大正面図である。
【図11】上記ディスクプレーヤ装置におけるディスク
トレイの要部の構成を示す要部拡大縦断面図である。
【図12】本発明に係るディスクプレーヤ装置の構成の
他の例であって、上段のディスクトレイがアンローディ
ング位置となされた状態を示す斜視図である。
【図13】上記図12に示したディスクプレーヤ装置で
あって、下段のディスクトレイがアンローディング位置
となされた状態を示す斜視図である。
【図14】上記図12に示したディスクプレーヤ装置に
おけるディスクトレイ及びこのディスクトレイを移動操
作する機構の構成を示す斜視図である。
【図15】上記図12に示したディスクプレーヤ装置に
おけるディスクトレイ、サブシャーシ及びディスクトレ
イ等を移動操作する機構の構成を示す斜視図である。
【図16】図12に示したディスクプレーヤ装置におけ
るディスクトレイの移動状態を示す平面図である。
【図17】上記図12に示したディスクプレーヤ装置に
おいて上段のディスクトレイに装着された光ディスクが
装着位置に移動された状態を示す縦断面図である。
【図18】上記図12に示したディスクプレーヤ装置に
おいて下段のディスクトレイに装着された光ディスクが
装着位置に移動された状態を示す縦断面図である。
【図19】本発明に係るディスクプレーヤ装置の構成を
示すブロック図である。
【図20】上記図1に示したディスクプレーヤ装置の動
作を説明するフローチャートである。
【図21】上記図12に示したディスクプレーヤ装置の
動作を説明するフローチャートである。
【符号の説明】
2・・・・・・・・・・・・ディスクトレイ 2a・・・・・・・・・・上段のディスクトレイ 2b・・・・・・・・・・下段のディスクトレイ 5・・・・・・・・・・・・第1のディスク位置決め部 6・・・・・・・・・・・・第2のディスク位置決め部 8・・・・・・・・・・・・大径のディスク位置決め凹部 9・・・・・・・・・・・・小径のディスク位置決め凹部 10・・・・・・・・・・・・切り欠き部 13・・・・・・・・・・・・トレイ移動モータ 13a・・・・・・・・・・上段のトレイ移動モータ 13b・・・・・・・・・・下段のトレイ移動モータ 37・・・・・・・・・・・・サブシャーシ移動モータ 39・・・・・・・・・・・・ディスクテーブル 40・・・・・・・・・・・・光学ピックアップ装置 101・・・・・・・・・・・・記録ディスク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 17/22 - 17/30 G11B 17/04 G11B 25/04

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転駆動手段によって回転操作されるデ
    ィスクテーブル及びこのディスクテーブルの後方側に位
    置されてこのディスクテーブルに対して接離する前後方
    向に移動操作されるピックアップ装置が配設されたサブ
    シャーシと、 上記サブシャーシを、一側側位置と他側側位置とに亘る
    側方方向及び上下方向に移動操作する第1の移動操作手
    段と、 上面部に複数のディスク位置決め凹部が形成され、これ
    ら各ディスク位置決め凹部の中心部より後縁部に至る複
    数の切り欠き部を有し、上記サブシャーシの上方側位置
    に配設されるディスクトレイと、 上記ディスクトレイを、いずれかのディスク位置決め凹
    部の中心部を上記ディスクテーブルに対向させるローデ
    ィング位置とこのローディング位置よりも前方側のアン
    ローディング位置とに亘る前後方向に移動操作する第2
    の移動操作手段と、 上記各ディスク位置決め凹部に対応して配設され、対応
    するディスク位置決め凹部における記録ディスクの有無
    を検出する複数の検出手段と、 上記第1及び第2の移動操作手段の動作を制御する制御
    手段とを備え、 上記制御手段は、上記サブシャーシを降下させていると
    きには、上記ディスクトレイを上記ローディング位置よ
    り上記アンローディング位置へ移動させること及び該ア
    ンローディング位置より該ローディング位置へ移動させ
    ることが可能となされ、上記サブシャーシを上昇させて
    いるときには、上記ディスクトレイを上記ローディング
    位置より上記アンローディング位置へ移動させることが
    可能となされ、上記サブシャーシを上昇させており上記
    ディスクテーブルの位置に対応するディスク位置決め凹
    部に記録ディスクが存在しないことが上記検出手段によ
    り検出されているときには、上記ディスクトレイを上記
    アンローディング位置より上記ローディング位置へ移動
    させることが可能となされ、上記サブシャーシを上昇さ
    せており上記ディスクテーブルの位置に対応するディス
    ク位置決め凹部に記録ディスクが存在することが上記検
    出手段により検出されているときには、上記ディスクト
    レイを上記アンローディング位置より上記ローディング
    位置へ移動させることが禁止されてなるディスクプレー
    ヤ装置。
  2. 【請求項2】 回転駆動手段によって回転操作されるデ
    ィスクテーブル及びこのディスクテーブルの後方側に位
    置されてこのディスクテーブルに対して接離する前後方
    向に移動操作されるピックアップ装置が配設されたサブ
    シャーシと、 上記サブシャーシを、一側側位置と他側側位置とに亘る
    側方方向及び上下方向に移動操作する第1の移動操作手
    段と、 それぞれ上面部に複数のディスク位置決め凹部が形成さ
    れ、これら各ディスク位置決め凹部の中心部より後縁部
    に至る複数の切り欠き部を有し、上記サブシャーシの上
    方側位置に互いに積層状に重ねられて配設される複数の
    ディスクトレイと、 上記各ディスクトレイを、いずれかのディスク位置決め
    凹部の中心部を上記ディスクテーブルに対向させるロー
    ディング位置とこのローディング位置よりも前方側のス
    トック位置とこのストック位置よりもさらに前方側のア
    ンローディングとに亘って、それぞれ独立的に前後方向
    に移動操作する第2の移動操作手段と、 上記各ディスクトレイの各ディスク位置決め凹部に対応
    して配設され、対応するディスク位置決め凹部における
    記録ディスクの有無を検出する複数の検出手段と、 上記第1及び第2の移動操作手段の動作を制御する制御
    手段とを備え、 上記制御手段は、上記各ディスクトレイをそれぞれ上記
    ストック位置と上記アンローディング位置との間を移動
    させること及び選択的に一のディスクトレイを上記ロー
    ディング位置へ移動させてこのディスクトレイのいずれ
    かのディスク位置決め凹部に載置された記録ディスクを
    上記ディスクテーブル上に載置させることが可能となさ
    れ、また、該ディスクテーブル上に記録ディスクを載置
    させた該一のディスクトレイを上記ストック位置及び上
    記アンローディング位置に戻すことが可能となされ、さ
    らに、該ディスクテーブル上に載置された記録ディスク
    が載置されていたディスク位置決め凹部に他の記録ディ
    スクが存在しないことが上記検出手段により検出されて
    いるときには、該一のディスクトレイを上記ローディン
    グ位置へ戻すことが可能となされ、該ディスクテーブル
    上に載置された記録ディスクが載置されていたディスク
    位置決め凹部に他の記録ディスクが存在することが上記
    検出手段により検出されているときには、該一のディス
    クトレイを上記ローディング位置へ戻すことが禁止され
    てなるディスクプレーヤ装置。
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