JPH1153621A - 自動販売機 - Google Patents

自動販売機

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JPH1153621A
JPH1153621A JP21304297A JP21304297A JPH1153621A JP H1153621 A JPH1153621 A JP H1153621A JP 21304297 A JP21304297 A JP 21304297A JP 21304297 A JP21304297 A JP 21304297A JP H1153621 A JPH1153621 A JP H1153621A
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JP
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JP21304297A
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Eiji Takamatsu
英治 高松
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Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 記憶メモリを増大させることなく、トラブル
発生に対処できる適確なデータを記憶可能とする。 【解決手段】 制御装置内部のデータ変化を検出する内
部変化データ検出手段Aと、外部制御データの変化を検
出する外部制御データ変化検出手段Bと、異常および故
障の情報を検出する異常・故障検出手段Cとを備え、前
記各手段A,B,Cで検出されたデータを現時刻と共に
第1の記憶手段M1へ記憶するが、この記憶手段M1のメ
モリ容量の上限まで記憶すれば、書き込みアドレスをス
タートアドレスに戻す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、トラブル発生に備
えて故障データ等を記憶するようにした自動販売機に関
する。
【0002】
【従来の技術】各所に設置の自動販売機でトラブルが生
じたときや、市場調査や販売データの解析が必要となっ
たときに備えて故障データを記憶するようにしている
が、メモリ容量の制約から、記憶する情報量は限定さ
れ、従って蓄積された少ない情報では解析があいまいで
あったり、つじつまの合わないことが多い。そのため、
前述のような調査が必要な時には、少ない情報を頼りに
故障状況を推定したり、あるいは、通信モニターを自動
販売機に取り付け、センターでその自動販売機の動作状
況をモニターしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、蓄積し
た情報から故障状況を推定する方法では時間がかかるば
かりで正確な状況を捕えることはできず、又、通信モニ
ターで次回の故障発生をモニターする方法は、同一の故
障が再現されるとは限らず、運よく故障が再現されたと
してもそのときには再び利用客に迷惑をかけることにな
る。
【0004】本発明は、上述した課題を解決するために
なされたものであり、記憶メモリを増大させることな
く、トラブル発生に対処できる適確なデータを記憶する
ようにした自動販売機を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述したように従来では
メモリの記憶エリアが満杯にならないように記憶するデ
ータを最小限に留めているため、トラブル解決に有用な
データが得られないことが多い。そこで、本発明では、
記憶エリアが満杯になれば、古いデータから順に上書き
するため、記憶エリアが満杯になる心配はなく、従って
トラブル解決に役立つデータを十分に記憶することがで
きる。
【0006】上書きの手法を採用したため、ある期間が
経過すれば、蓄積データは消されてしまう。そこで特に
重要と思われるデータについてはバックアップしておく
必要がある。
【0007】異常、故障のデータについては、請求項2
に示すように、そのデータと共に、前後の数ベンド分の
データを第2の記憶手段に記憶している。
【0008】又、故障発生にはなんらかのきっかけがあ
る筈であり、そのきっかけが解ると故障解析が容易とな
る。そこで、内部変化データと、その内部変化データの
発生要因となったデータをバックアップのために、請求
項3のごとく第3の記憶手段に記憶している。
【0009】第2、第3の記憶手段においても、記憶エ
リアの満杯を避けるために、第1の記憶手段と同様に上
書きの手法を採用している。この場合、元々、データ書
き込み量が少ないので、データ収集の前に上書されてし
まうといったことはない。
【0010】
【発明の実施の形態】図2は、本発明の自動販売機の1
実施形態を示した制御ブロック図である。1は、本自動
販売機を集中制御するCPUである。2は、CPU1の
制御プログラムを格納するROMであり、3は、販売に
必要な各種データを一時的に記憶するRAMであり、こ
のRAM3には、上述した記憶手段M1〜M3に相当する
第1〜第3の記憶エリアが設定されている。4は商品選
択釦であり、5は入金額を表示する入金表示器である。
6は、庫内温度を検出する温度センサである。これらの
要素4〜6の信号は入力部7を通じてCPU1に取り込
まれる。8は時刻を計時する時計である。9は商品を排
出する排出モータであり、10は、商品を加温する加熱
装置であり、11は、商品を冷却する冷却装置である。
これらの機器9〜11は、出力部12を通じてCPU1
により制御される。13は、RAM3に記憶された故障
データ等を外部から収集するためのデータ収集機であ
り、インタフェイス14を通じてCPU1に接続され
る。
【0011】上記構成の自動販売機でなされる制御動作
を図3のフローチャートに従って説明する。ステップS
1では商品の販売で発生する内部変化データや冷却装置
11の運転起動等に伴う温度変化データ等の外部変化デ
ータおよび異常・故障データ等が発生したかが判定さ
れ、そのような変化データが検出されると、ステップS
2に進み、その変化データが現時刻と共に第1の記憶エ
リアに格納される。
【0012】ステップS3では、第1の記憶エリアで容
量不足かが判定され、不足する場合はステップS4にて
格納先アドレスがこの第1の記憶アリアの先頭アドレス
にセットされる。ステップS5では、先のステップS1
で検出された変化データが異常、故障であったのかが判
定され、その場合はステップS6にて、記憶エリア1に
記憶されたnステップの最新データ(つまり異常、故障
発生時点より以前のデータ)が読み出されて記憶エリア
2に格納される。そしてステップ7にて、異常、故障発
生以後のmステップ分の記憶エリアが確保され、ステッ
プS10に進む。
【0013】一方、ステップS5において、異常および
故障の発生がなかったときは、ステップS8に進み、m
ステップ分の記憶エリアが確保されているかが判定さ
れ、確保されているときは、ステップS9にて記憶エリ
ア2にmステップ分の変化データ(異常または故障発生
以後に生じた変化データ)が記憶される。
【0014】ステップS10では、ステップS1で内部
変化データが発生したのかが判定され、発生していた場
合は、ステップS11でその内部変化データとそれの要
因データとして、内部変化データの発生時刻とほぼ同時
期に発生した変化データが時間と共に記憶される。
【0015】上記のステップS1にて変化データが発生
しないときはステップS12に進み、情報収集のために
データ収集機13が接続されているかが判定され、接続
されている場合はステップS13にてRAM3の記憶エ
リアに記憶のデータがデータ収集機13に取り込まれ
る。第2の記憶エリアおよび第3の記憶エリアへのデー
タ書き込みに際しても容量不足になれば元のスタートア
ドレスから上書きされる。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、記憶エ
リアが容量不足になれば、古いデータに対して上書する
ようにしたので、記憶エリアが満杯になる心配はなく、
従って記憶するデータを最小限度に抑える必要はなく、
従ってトラブル解決に役立つデータを十分に記憶するこ
とができる。但し、ある時間が経過すれば、蓄積データ
は上書きにより消されてしまうので、で特に重要と思わ
れるデータについては別の記憶手段に記憶しておく。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の自動販売機のクレーム対応図
【図2】 本発明の1実施形態を示した制御ブロック図
【図3】 図2の制御ブロック図における制御動作を示
した制御ブロック図
【符号の説明】
1 CPU 2 ROM 3 RAM 4 商品選択釦 6 温度センサ 7 入力部 8 時計 9 排出モータ 10 加熱装置 11 冷却装置 12 出力部 13 データ収集機 14 インタフェイス

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動販売機の制御装置内部におけるデー
    タ変化を検出する内部変化データ検出手段Aと、前記制
    御装置に取り込まれる外部制御データの変化を検出する
    外部変化手データ検出手段Bと、異常および故障の情報
    を検出する異常・故障検出手段Cと、前記各手段A,
    B,Cで検出されたデータを現時刻と共に記憶する第1
    の記憶手段M1と、前記記憶手段M1へのデータ書き込み
    に際し、メモリ容量の上限まで記憶すれば、書き込みア
    ドレスをスタートアドレスに戻して上書きするようアド
    レスを発生するアドレス発生手段Dとを備えたことを特
    徴とする自動販売機。
  2. 【請求項2】 上記異常・故障検出手段Cによって異
    常、故障が検出されたとき、そのデータを含め前後のデ
    ータと共に記憶する第2の記憶手段M2を備えた請求項
    1記載の自動販売機。
  3. 【請求項3】 上記前後のデータは、前後データ読み出
    し手段Eにより、第1の記憶手段M1から読み出される
    請求項2記載の自動販売機。
  4. 【請求項4】 内部変化データ検出手段Aによって内部
    変化データが検出されたとき、この内部変化データ発生
    に関連する一連のデータを記憶する第3の記憶手段M3
    を備えた請求項1記載の自動販売機。
  5. 【請求項5】 上記一連のデータは、関連データ読み出
    し手段Fにより、内部変化データ発生と同時期に発生し
    たデータを第1の記憶手段M1から読み出したものであ
    る請求項4記載の自動販売機。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003058936A (ja) * 2001-08-10 2003-02-28 Fuji Electric Co Ltd 自動販売機の制御装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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