JPH1152892A - 衛生洗浄装置における光表示装置 - Google Patents

衛生洗浄装置における光表示装置

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JPH1152892A
JPH1152892A JP21925597A JP21925597A JPH1152892A JP H1152892 A JPH1152892 A JP H1152892A JP 21925597 A JP21925597 A JP 21925597A JP 21925597 A JP21925597 A JP 21925597A JP H1152892 A JPH1152892 A JP H1152892A
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display
washing
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JP21925597A
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English (en)
Inventor
Ikuya Idota
育哉 井戸田
Takashi Yomoda
毅史 四方田
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Inax Corp
Original Assignee
Inax Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】衛生洗浄装置において、操作装置の操作面上に
多数の操作部が並んだ状態となっていても次に操作すべ
き操作部が何れであるかを、或いは局部洗浄水の温度が
適温であるか否か等洗浄装置が使用に適した準備完了状
態となっているか否かを、或いは局部洗水がどれくらい
の強さで噴出されるかを、使用者が感覚的に直ちに知る
ことができるような光表示装置を提供する。 【解決手段】ノズル先端より洗浄水を人体局部に向けて
噴出し洗浄する衛生洗浄装置における各種の必要な表示
を行なう表示装置であって、装置が使用に適した準備完
了状態にあるか否かを光の変化によって表示するように
成す。或いは風の吹出量,洗浄水温度,便座温度,洗浄
水の噴出量等のレベル表示を、レベルの変化に応じた光
の変化によって表示するように成す。或いは各種操作部
36,38,40,42を、予め定めた操作順序に従っ
て順次的に光の変化によって表示するように成す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はノズル先端より洗
浄水を人体局部に向けて噴出し、洗浄する衛生洗浄装置
の表示装置、特に光によって表示を行なう表示装置に関
する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】用便後
においてノズル先端より洗浄水を人体局部に向けて噴出
し、洗浄する衛生洗浄装置が近年広く用いられるように
なって来ている。この種衛生洗浄装置においては、操作
装置に備えられた押ボタン等多数の操作部が何のための
操作部であるのかを明らかにするための表示が施してあ
り、その表示に従って各種操作部を操作できるようにな
っている。
【0003】しかしながら、近年においては衛生洗浄装
置に多種の機能が付加され、これに伴って操作部の数も
増大し、操作装置における操作面上に多数の操作部が並
んだ状態となっている。
【0004】そしてこれに伴って各操作部の大きさやそ
れら操作部に対応する表示部の大きさも小さくなってき
ており、使用者にとって次に操作すべき操作部が何れで
あるかが直ちに分かりにくくなってきている。また高齢
者や子供等が操作部を操作するときに、何をどのように
操作したら良いか分かり辛いといった問題も生じ得る。
【0005】更に従来の衛生洗浄装置の場合、例えば洗
浄水(温水)の供給元である温水タンク内部の温水温度
が十分温かくなっているかどうか等、装置が使用に適し
た準備完了状態となっているかどうかが分からず、洗浄
水を噴出させたところ冷たい水が局部に当たってしまう
こともあるなどの問題も内包していた。
【0006】また洗浄水を噴出させたときにどれくらい
の強さで洗浄水が噴出されるか、或いは洗浄水(温水)
温度や便座温度がどれくらいの温度に現在設定されてい
るのか、局部乾燥のための風を吹き出させたときにどれ
くらいの風量で風が吹き出されるか、また足元暖房,室
内冷暖房のための機能を備えたものにおいて、どれくら
いの風量で温風或いは冷風が吹き出されるか、脱臭装置
を備えたものにおいて脱臭のための脱臭効果がどれくら
いになっているかといった点について、従来の衛生洗浄
装置では使用者に対して十分且つ容易に分かるように表
示できておらず、例えば洗浄のための操作部を操作した
ときに予期せぬ強い勢いで、或いは逆に勢いの弱い状態
で洗浄水が噴出されてしまうといった問題が少なからず
あった。
【0007】その他故障の発生,部品交換の必要等メン
テナンス作業が必要となったときにおいて、これを十分
分かり易い形で表示できていないといった問題があっ
た。
【0008】
【課題を解決するための手段】本願の衛生洗浄装置にお
ける光表示装置は、このような課題を解決するために案
出されたものである。而して請求項1のものは、ノズル
先端より洗浄水を人体局部に向けて噴出し、洗浄する衛
生洗浄装置における表示装置であって、装置が使用に適
した準備完了状態にあるか否かを光の変化によって表示
するように成したことを特徴とする。
【0009】請求項2のものは、ノズル先端より洗浄水
を人体局部に向けて噴出し、洗浄する衛生洗浄装置にお
ける表示装置であって、人体局部乾燥や足元暖房等のた
めの風の吹出量や温水タンク内の温水温度,便座温度等
の温度の高低,前記ノズルからの洗浄水の噴出量等所定
機能のレベル表示を、該レベルの変化に応じた光の変化
によって表示するように成したことを特徴とする。
【0010】請求項3のものは、ノズル先端より洗浄水
を人体局部に向けて噴出し、洗浄する衛生洗浄装置にお
ける表示装置であって、操作装置に備えられた各種操作
部を、予め定めた操作順序に従って順次的に光の変化に
よって表示するように成したことを特徴とする。
【0011】請求項4のものは、請求項3において、現
在の動作状態に基づいて次に操作すべき操作部を光の変
化によって表示するように成したことを特徴とする。
【0012】請求項5のものは、ノズル先端より洗浄水
を人体局部に向けて噴出し、洗浄する衛生洗浄装置にお
ける表示装置であって、故障の発生,部品交換の必要等
メンテナンス作業が必要となったときに光の変化によっ
てこれを表示するように成したことを特徴とする。
【0013】
【作用及び発明の効果】上記のように請求項1の光表示
装置は、衛生洗浄装置が使用に適した準備完了状態にあ
るか否かを光の変化によって表示するように成したもの
で、この装置によれば、使用者は光の変化によって衛生
洗浄装置が使用に適した状態にあるか否かを直ちに且つ
容易に知ることができる。
【0014】この請求項1の装置の代表的な実施の形態
として、温水タンク内の温水の温度が十分に温かくなっ
ているか否かを表示部における光の変化によって、例え
ば消灯状態から点灯状態への変化によって知らせるよう
にすることができる。この場合、使用者は光の変化によ
り、洗浄水を噴き出させたときに十分温かい水が噴出さ
れることを事前に知ることができる。
【0015】この実施の形態例において、温水タンク内
の温水温度が再び適温以下に低下したときに、光表示装
置を再び点灯状態から消灯状態に変化させるように成す
ことができる。
【0016】尚、消灯状態から点灯状態への光の変化は
あくまで一例であって、その逆に点灯状態から消灯状態
への光の変化によってこれを知らせるようになすことも
できるし、或いは点灯状態から点滅状態への光の変化,
点滅状態から点灯状態への変化,消灯状態から点滅状態
への変化,点滅状態から消灯状態への変化、その他各種
のパターンでの光の変化によってこれを表示するように
なすことも可能である。この点については以下も同様で
ある。
【0017】次に請求項2の光表示装置は、足元暖房,
室内冷暖房等のための風の吹出量や温水タンク内の温水
温度,便座温度等の温度の高低,ノズルからの洗浄水の
噴出量等所定機能のレベル表示を、そのレベルの変化に
応じた光の変化によって表示するようになしたもので、
この装置によれば、風の吹出量等の量的な変化(レベル
変化)を光の変化によって使用者に対して知らせること
ができ、従って使用者は特別な注意を払わなくてもその
光の変化によって、風の吹出量や温度の高低等を感覚的
に容易に知ることができる。
【0018】尚この請求項2において、上記レベル表示
のための光の変化を色の変化や光量の変化によって行な
うようになすのが望ましい。このようにした場合、風の
吹出量の多少や温度の高低或いはノズルからの洗浄水の
噴出量等所定機能のレベルの変化をより良く表現するこ
とができ、使用者はその色の変化や光量の変化によっ
て、感覚的に直ちに現在の風量や温度の高低或いは噴出
量等を知ることができる。
【0019】ところで、衛生洗浄装置においては、例え
ば洗浄水の噴出動作の次に行なわれる動作は局部乾燥の
ための温風吹出動作であるなど、装置における動作の順
序が一般に予め定まっている。
【0020】ここにおいて請求項3の装置は、操作装置
に備えられた各種操作部を、予め定めた操作順序に従っ
て順次的に光の変化によって表示するようになしたもの
で、この光表示装置の場合、操作装置における操作面上
に多数の操作部が並んだ状態にあっても、表示装置が光
の変化によって操作部の操作手順を順次に表示するた
め、使用者は操作部の操作手順を、特別の注意を払うこ
となく簡単に知ることができ、操作装置の操作性が大幅
に向上する。
【0021】この場合において、衛生洗浄装置における
現在の動作状態に基づいて、次に操作すべき操作部を光
の変化によって表示するようになすことができる(請求
項4)。このようにした場合、使用者は現在の動作を終
えた後に、光の変化によって表示されている操作部を操
作することで、次に必要な動作を行なわせることができ
る。
【0022】請求項5の光表示装置は、故障の発生,部
品交換の必要等メンテナンス作業が必要となったときに
これを光の変化によって表示するようになしたもので、
この装置によれば、メンテナンス作業が必要となったと
きに直ちにこれを知ることができ、必要な部品の交換等
を行なうことによって衛生洗浄装置を常時適正な作動状
態に保つことができる。
【0023】尚上記請求項1〜5の装置において、上記
光の変化による表示を行なった後、ある一定時間経過し
たら自動的に元の状態に復帰させるようになすことがで
きる。即ち一定時間経過したところで自動的に消灯さ
せ、或いは逆に点灯状態に戻すようになすことができ
る。
【0024】或いはまた本発明の光表示装置は、衛生洗
浄装置に備えられた人体感知センサの人体感知或いは非
感知に基づいて、その作動を制御するようになすことも
できる。
【0025】例えば使用者が便器(衛生洗浄装置)から
離れたときに、人体感知センサによる非感知に基づい
て、光表示装置を消灯或いは点灯させる等、元の状態に
自動的に復帰させるようになすことができる。
【0026】
【実施例】次に本発明の実施例を図面に基づいて詳しく
説明する。図1において10は洋風便器であって、12
は便器本体、14は便座、16は便蓋であり、18は洗
浄水タンクである。20は一対のノズル22の先端から
洗浄水を人体局部に向けて噴出する衛生洗浄装置であっ
て、本体ボックス24を有している。
【0027】この例の衛生洗浄装置20は後付形式のシ
ートタイプのものであって、便座14及び便蓋16が本
体ボックス24に対して開閉可能に一体に組み付けられ
ており、それらが組付状態で便器本体12に装着されて
いる。
【0028】ここで本体ボックス24の内部には温水タ
ンク,ノズル22からの洗浄水の噴出及び停止を行うた
めの電磁バルブ,ノズル22からの洗浄水噴出に続いて
人体局部乾燥のための温風を吹き出すための温風乾燥機
構及び脱臭機構等の各種機構部とそれらの作動を制御す
る制御部とが内蔵されている。
【0029】本体ボックス24は、便器本体12及び便
座14の左右両側方に突き出すボックス状の袖部26,
28を有しており、その一方の袖部28の上部に、本体
側操作部ユニット30を有している。
【0030】また一方、壁面32には遠隔操作部ユニッ
トとしてのリモコン34が取り付けられている。図2は
そのリモコン34の正面構成を詳しく示したものであ
る。
【0031】同図(A)に示しているようにリモコン3
4は、一対のノズル22の一方から肛門に向けて洗浄水
を噴出させるためのシャワー操作部36,他方のノズル
22から女性局部に向けて洗浄水を噴出させるためのチ
ャーム操作部38,局部乾燥用の温風を吹き出させるた
めのドライ操作部40,衛生洗浄装置20における各種
動作を停止させるためのストップ操作部42,ノズル2
2の前後位置を調整するための前後位置操作部44,ノ
ズル22からの洗浄水を広く噴出させて局部洗浄させる
ためのワイド洗浄操作部46,便座14を開閉動作させ
るための便座開閉操作部48及び便器本体12内の洗浄
を行なわせるための便器洗浄操作部50を備えている。
【0032】上記シャワー操作部36及びチャーム操作
部38は、洗浄水の噴出強さを弱,中,強にそれぞれ選
択する操作部36a,36b,36c及び38a,38
b,38cから成っている。またドライ操作部40は、
乾燥用温風の吹出強さ(吹出空気量)を弱,中,強に選
択する操作部40a,40b,40cから成っている。
【0033】また前後位置操作部44は、ノズル22か
らの洗浄水の噴出位置を前方側或いは後方側に位置調整
する操作部44a,44bから成っており、更に便器洗
浄操作部50は、洗浄を大便用と小便用との何れかに選
択する操作部50a,50bから成っている。
【0034】リモコン34は、また、正面に設けられた
開閉蓋52を開けることによって、図2(B)に示す各
種操作部及び表示部が現れるようになっている。即ちリ
モコン34は、使用者の足元に温風を吹き出す足元暖房
装置(又は室内冷暖房装置)をオン・オフさせるための
暖房操作部54,温水タンク内の温水温度、つまりノズ
ル22から噴出する洗浄水の温度を調節するための温水
温度操作部56,便座14の温度を調節するための便座
温度操作部58,上記足元暖房装置における暖房温度を
調節するための暖房温度操作部60及び温水温度レベル
表示部64,便座温度レベル表示部66,暖房温度レベ
ル表示部68を備えている。尚、62は脱臭装置のオン
・オフ切替操作部である。
【0035】更にリモコン34の正面には、足元暖房装
置が現在作動しているか否かを表示する暖房装置状態表
示部69及びリモコン34の電池の状態を表示する電池
状態表示部71が設けられている。
【0036】尚、後の説明から明らかになるようにシャ
ワー操作部36,チャーム操作部38,ドライ操作部4
0及びストップ操作部42は、同時に各操作部36,3
8,40,42に対応する表示部も兼ている。図3はそ
れら操作部ないし表示部(シャワー操作部36,チャー
ム操作部38,ドライ操作部40,ストップ操作部4
2,温水温度レベル表示部64,便座温度レベル表示部
66,暖房温度レベル表示部)の構造の一例を示してい
る。
【0037】同図に示しているようにリモコン34に
は、上記操作部36,38,40,42の対応する部分
に収容部72が形成されている。収容部72内には、基
板76上に配置されたスイッチ74及び光源84が位置
させられるとともに、スイッチ74上において樹脂製且
つ透光性のブロック78が配されている。
【0038】82は面板80及び収容部72の収容空間
を覆うように設けられた防水性シートである。防水性シ
ート82は、収容部72に対応する部分が前方への膨れ
部82aとされている。膨れ部82aは可撓性を有して
おり、この膨れ部82aにおいて使用者による操作力が
加えられる。
【0039】一方、温水温度レベル表示部64,便座温
度レベル表示部66及び暖房温度レベル表示部68は、
収容部86内に光源84が位置させられるとともに、面
板80及び収容部86の収容空間を覆うように防水性シ
ート82が設けられた構造とされている。
【0040】そして上記各操作部36,38,40,4
2及び各表示部64,66,68における光源84は、
制御部88によって発光制御されるようになっている。
【0041】尚、これら各操作部36,38,40,4
2及び各表示部64,66,68の構造は上記構造以外
の構造とすることも勿論可能である。
【0042】次に本実施例の光表示装置の作用の一例を
説明する。本例において、使用者が便座14に腰を掛け
ると衛生洗浄装置20に設けられた人体感知センサ(図
示せず)による人体感知に基づき、リモコン34におけ
る表示部兼用のシャワー操作部36,チャーム操作部3
8,ドライ操作部40、厳密にはそれらの弱,中,強の
操作部36a,36b,36c,38a,38b,38
c,40a,40b,40c及びストップ操作部42が
全て図4(I)に示す消灯状態から(II)に示す弱い光の
点灯状態に変化する。
【0043】そして使用者が肛門洗浄をすべくシャワー
操作部36を押圧操作すると、チャーム操作部38及び
ドライ操作部40における光が消灯する。
【0044】このとき、シャワー操作部36における弱
の操作部36aが押圧操作された場合、各操作部36
a,36b,36cは弱い光のままで点灯状態が維持さ
れる。また中の操作部36bが押圧操作された場合、各
操作部36a,36b,36cは全て図4(III)に示す
ような中間強さの光に変化し、また強の操作部36cが
押圧操作された場合、各操作部36a,36b,36c
は全て(IV)に示すような強い光に変化し、点灯状態が維
持される。
【0045】一方、チャーム操作部38又はドライ操作
部40を押圧操作した場合も上記シャワー操作部36を
押圧操作した場合と同様の光表示を行なう。即ち、チャ
ーム操作部38を押圧操作すると、シャワー操作部36
及びドライ操作部40が消灯状態となるとともに、チャ
ーム操作部38に弱,中,強の何れかの強さの光が点灯
する。またドライ操作部40を押圧操作すると、シャワ
ー操作部36及びチャーム操作部38が消灯状態となる
とともに、ドライ操作部40に弱,中,強の何れかの強
さの光が点灯する。
【0046】ここにおいて使用者は、シャワー洗浄にお
ける洗浄水の噴出強さ,チャーム洗浄における洗浄水の
噴出強さ及び温風乾燥における温風の吹出強さを光の変
化によって感覚的に知ることができる。
【0047】尚、各操作部36,38,40,42を押
圧操作してからタイマにより一定時間後にそれら各操作
部36,38,40,42の光表示を自動的に元の状
態、即ち各操作部36,38,40,42を全て図4(I
I)に示すような弱い光での点灯状態に復帰させることも
できる。
【0048】このようにすれば、使用者が便器から離れ
た後においても光表示装置が不必要に表示し続けるとい
った無駄をなくすことができる。
【0049】また本例において、使用者が便座14に腰
を掛けたとき、温水温度レベル表示部64,便座温度レ
ベル表示部66及び暖房温度レベル表示部68にも光が
点灯するようになっている。
【0050】これら表示部64,66及び68は、対応
する操作部、即ち温水温度操作部56,便座温度操作部
58及び暖房温度操作部60の回転操作に基づき光の強
度が変化するようになっている。
【0051】具体的には各表示部64,66,68は、
対応する操作部56,58,60を低温側から高温側に
回転操作するにつれて連続的に若しくは段階的に光の強
度が強まるようになっている。
【0052】ここにおいて使用者は、温水タンク内の水
の設定温度,便座14の設定温度及び暖房のための風の
設定温度を光の変化によって感覚的に知ることができ
る。
【0053】以上のように本例の光表示装置は、局部洗
浄のための洗浄水の噴出強さ,局部乾燥のための温風の
風量を光の変化、具体的には光の強度の変化によって表
示するようになしたもので、本例の装置によれば、上記
洗浄水の噴出強さ及び温風の風量のレベル変化を光の変
化をもって使用者に対して知らせることができ、従って
使用者は特別な注意を払わなくても、その光の変化によ
って洗浄水の噴出強さ及び温風の風量を感覚的に容易に
知ることができる。
【0054】また本例の光表示装置では、足元暖房の設
定温度,温水タンク内の水の設定温度及び便座14の設
定温度の高低レベル表示を、そのレベルの変化に応じた
光の変化によって表示しているため、使用者は特別な注
意を払わなくてもその光の変化によって各設定温度の高
低を容易に知ることができる。
【0055】また本例では上記レベル表示のための光の
変化を光量(光の強さ)の変化によって表示しているた
め、洗浄水の噴出強さ,温風の風量及び各設定温度の高
低のレベル変化をより良く表現することができ、使用者
はその光量の変化によって感覚的に直ちに現在の設定噴
出強さ,風量及び温度の高低を知ることができる。
【0056】以上本発明の実施例を詳述したがこれはあ
くまで一例示である。例えば上記実施例では洗浄水の噴
出強さ,乾燥用温風の吹出強さ,温水の設定温度,便座
14の設定温度,暖房用温風の設定温度を使用者に知ら
せる手段として光量を変化させるようにしているが、こ
れを図5に示しているように光の色を変化させることで
知らせるようにすることもできる。或いは光を点滅させ
てその光の点滅回数を変化させるようにしても良い。
【0057】また上記実施例では各操作部36,38,
40,42及び表示部64,66,68を、使用者が便
座14に腰を掛けた時点で一旦全て点灯状態としている
が、これを操作部36,38,40,42,56,5
8,60の何れかを操作したときに初めて全て点灯状態
とすることもできるし、或いは操作した操作部又はそれ
に対応する表示部のみを点灯状態とすることもできる。
或いはまた、通常(洋風便器10を使用していないと
き)点灯状態としておき、使用者が便座14に腰を掛け
たり操作部を操作したときに消灯状態に変化させること
もできる。
【0058】また上記実施例では、シャワー操作部3
6,チャーム操作部38,ドライ操作部40をそれぞれ
1単位として各操作部36,38,40ごとに光を変化
させるようになしているが、これを各操作部36,3
8,40における弱,中,強の操作部36a,36b,
36c,38a,38b,38c,40a,40b,4
0cをそれぞれ1単位としてそれら操作部36a,36
b・・・ごとに光を変化させるようにすることもでき
る。
【0059】具体的には、例えばシャワー操作部36の
弱の操作部36aを操作したとき、操作部36aのみ弱
い光を点灯させ、また中の操作部36b又は強の操作部
36cを操作したとき、対応する操作部36b又は36
cのみ中間の強さの光又は強い光を点灯させるといった
こともできる。更にこの場合、その光の変化を色の変化
或いは点滅回数の変化とすることもできる。また場合に
よっては操作した操作部のみ消灯状態とし、それ以外の
操作部についてはその操作に対応した光表示状態に光を
変化させるといったことも可能である。
【0060】また上記のようにタイマにより一定時間経
過後に光表示を元の状態に復帰させることができるが、
人体感知センサが人体を感知しなくなったときに、元の
消灯状態又は点灯状態に復帰させるようにすることもで
きる。
【0061】本例の装置では、リモコン34における各
操作部36,38,40,42を予め定めた操作順序に
従って順次に光の変化によって表示することもできる。
具体的には、例えば先ず使用者が便座14に腰を掛けた
時点でシャワー操作部36又はチャーム操作部38を光
の変化によって表示し、そして使用者がシャワー操作部
36又はチャーム操作部38を操作した後にドライ操作
部40を光の変化によって表示し、続いて使用者がドラ
イ操作部40を操作した後にストップ操作部42を光の
変化によって表示するようになすことができる。
【0062】尚、順次的な光の表示は上記順序に限定す
るものではなく、例えばシャワー操作部36→ストップ
操作部42→ドライ操作部40→ストップ操作部42の
順序とすることもできるし、チャーム操作部38→ドラ
イ操作部40→ストップ操作部42、或いはチャーム操
作部38→ストップ操作部42→ドライ操作部40→ス
トップ操作部42の順序とすることもでき、更にはその
他の操作順序とすることもできる。
【0063】上記のように各操作部36,38,40,
42の操作順序を光の変化によって表示するようになし
た場合、リモコン34に多数の操作部が並んだ状態にあ
っても、使用者は光の変化によって操作手順を認識し、
各操作部36,38,40,42の操作手順を特別の注
意を払うことなく簡単に知ることができ、リモコン34
の操作性が向上する。
【0064】また上記実施例においては、光表示をリモ
コン34の面上で行なっているが、これを本体側操作部
ユニット30の面上で行なうこともできる。
【0065】この場合、リモコン34における各操作部
36,38,40,42,56,58,60に対応する
表示部を本体側操作部ユニット30に設けておき、リモ
コン34から本体側操作部ユニット30に送られてくる
信号に基づき、本体側操作部ユニット30の表示部の光
を変化させることができる。
【0066】このように操作部ユニット30側で表示を
行なう場合において、温水タンク内の水の実質温度レベ
ル,便座14の実質温度レベル,足元暖房装置における
温風の実質温度レベル等を本体側操作部ユニット30の
表示部において、それら温度の高低等のレベルに応じた
光の変化によって表示するといったことも可能である。
【0067】或いは、例えばリモコン34側において温
水温度操作部56の操作により設定した設定温度に対
し、温水タンク内の水の実質温度が低いときには本体側
操作部ユニット30の対応する表示部に弱い光を点灯さ
せ、そして実質温度が適温、即ち設定温度に達したとき
に表示の光を強いものに変化させ、そして再び実質温度
が設定温度よりも低くなったときには再び弱い光を点灯
させるといったことも可能である。尚、便座14の実質
温度レベル及び温風の実質温度レベル等も同様にして光
の変化で表示できる。
【0068】尚、上記実質温度が設定温度よりも低いと
きには青色の光を点灯させたり低周波で光を点滅させた
りし、その後に実質温度が適温となったときに赤色の光
に変化させたり又は高周波で光を点滅させたりすること
もできる。或いは上記実質温度が設定温度よりも低いと
きには表示部を消灯状態又は点灯状態としておき、実質
温度が適温となったときにそれを点灯状態又は消灯状態
に変化させるといったこともできる。但し上記光の強
さ,色,点滅回数の変化による表示は逆の変化パターン
としても良く、また色に関しては青及び赤以外の色とし
ても良い。
【0069】上記のようにした場合、使用者は衛生洗浄
装置20が使用に適した準備完了状態にあるか否かを直
ちに且つ容易に知ることができる。
【0070】また上記実施例におけるリモコン34及び
/又は本体側操作部ユニット30に、衛生洗浄装置20
を構成する装置や部品、例えば脱臭装置,足元暖房装置
や脱臭カートリッジの故障或いは交換を示す表示部を設
けておき、それらが故障したとき或いは交換の必要が生
じたときに、対応する表示部において光の変化によりメ
ンテナンス作業が必要であることを表示することができ
る。
【0071】この場合において、例えば肛門洗浄用ノズ
ルからの洗浄水の噴出系統に故障が生じた場合、シャワ
ー操作部36ないしこれに対応する表示部において光の
変化によりこれを表示し、その表示に基づいて同系統に
故障が生じたことを使用者に知らせるようになすといっ
たことが可能である。或いはまた他の系統において故障
が生じたとき、それに対応する表示部において光の変化
によりこれを表示するようになすことができる。
【0072】この場合、故障等の情報がリモコン34か
ら本体側操作部ユニット30に、また脱臭装置,足元暖
房装置の故障情報及び脱臭カートリッジの交換要否情報
が本体側操作部ユニット30からリモコン34にそれぞ
れ送信されるようにしておくことができる。
【0073】その他リモコン34における電池切れが生
じてリモコン34が正常に動作しなくなったときに、本
体側操作部ユニット30においてこれを表示するように
なすこともできる。
【0074】このように故障の発生,部品交換の必要等
メンテナンス作業が必要となったときにこれを光の変化
によって表示すれば、使用者は直ちにこれを知り得て、
必要な対応措置をとることができ、衛生洗浄装置20を
常に適正な状態に保つことができる。
【0075】また上記実施例におけるリモコン34及び
/又は本体側操作部ユニット30に、脱臭装置における
空気の吸込強さのレベルを操作する操作部及びそれに対
応する表示部を設けておき、設定吸込強さのレベル或い
は実質吸込強さのレベルを、その表示部において、レベ
ルの変化に応じた光の変化によって表示するようになす
こともできる。
【0076】その他本発明は、上記した様々な形態例を
種々パターンで組み合わせた形態とすることもできる
し、また上記足元暖房装置をそれとは別途の室内冷暖房
装置とすることもできるなど、その主旨を逸脱しない範
囲において種々変更を加えた形態で構成可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である光表示装置を備えた衛
生洗浄装置を洋風便器への取付状態で示す図である。
【図2】図1の光表示装置を備えたリモコンの正面構成
を示す図である。
【図3】図2の光表示装置の要部を示す図である。
【図4】図3の光表示装置における光の変化のパターン
例を示す図である。
【図5】図3の光表示装置における図4とは別の光の変
化のパターン例を示す図である。
【符号の説明】
10 洋風便器 20 衛生洗浄装置 22 ノズル 30 本体側操作部ユニット 34 リモコン(遠隔操作部ユニット) 36 シャワー操作部 38 チャーム操作部 40 ドライ操作部 42 ストップ操作部 64 温水温度レベル表示部 66 便座温度レベル表示部 68 暖房温度レベル表示部 84 光源

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ノズル先端より洗浄水を人体局部に向け
    て噴出し、洗浄する衛生洗浄装置における表示装置であ
    って該衛生洗浄装置が使用に適した準備完了状態にある
    か否かを光の変化によって表示するように成したことを
    特徴とする衛生洗浄装置における光表示装置。
  2. 【請求項2】 ノズル先端より洗浄水を人体局部に向け
    て噴出し、洗浄する衛生洗浄装置における表示装置であ
    って人体局部乾燥や足元暖房等のための風の吹出量や温
    水タンク内の温水温度,便座温度等の温度の高低,前記
    ノズルからの洗浄水の噴出量等所定機能のレベル表示
    を、該レベルの変化に応じた光の変化によって表示する
    ように成したことを特徴とする衛生洗浄装置における光
    表示装置。
  3. 【請求項3】 ノズル先端より洗浄水を人体局部に向け
    て噴出し、洗浄する衛生洗浄装置における表示装置であ
    って操作装置に備えられた各種操作部を、予め定めた操
    作順序に従って順次的に光の変化によって表示するよう
    に成したことを特徴とする衛生洗浄装置における光表示
    装置。
  4. 【請求項4】 請求項3において、現在の動作状態に基
    づいて次に操作すべき操作部を光の変化によって表示す
    るように成したことを特徴とする衛生洗浄装置における
    光表示装置。
  5. 【請求項5】 ノズル先端より洗浄水を人体局部に向け
    て噴出し、洗浄する衛生洗浄装置における表示装置であ
    って故障の発生,部品交換の必要等メンテナンス作業が
    必要となったときに光の変化によってこれを表示するよ
    うに成したことを特徴とする衛生洗浄装置における光表
    示装置。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001065035A (ja) * 1999-08-25 2001-03-13 Inax Corp トイレの殺菌設備
JP2004176418A (ja) * 2002-11-27 2004-06-24 Aisin Seiki Co Ltd 温水洗浄便座の操作装置
JP2004232283A (ja) * 2003-01-29 2004-08-19 Inax Corp スイッチ表示方法
JP2011127375A (ja) * 2009-12-21 2011-06-30 Panasonic Corp 温水洗浄装置、温水洗浄装置の報知方法及びプログラム
JP2015001078A (ja) * 2013-06-14 2015-01-05 アイシン精機株式会社 便座装置

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