JPH1152216A - レンズ駆動装置及びこれを備えたカメラ - Google Patents

レンズ駆動装置及びこれを備えたカメラ

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JPH1152216A
JPH1152216A JP9203258A JP20325897A JPH1152216A JP H1152216 A JPH1152216 A JP H1152216A JP 9203258 A JP9203258 A JP 9203258A JP 20325897 A JP20325897 A JP 20325897A JP H1152216 A JPH1152216 A JP H1152216A
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moving end
range
lens
moving
optical system
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JP9203258A
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Takeji Ikeda
武治 池田
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Nikon Corp
Original Assignee
Nikon Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 個々の被写体が実際に動き得る範囲に応じて
適宜、光学系が移動可能な範囲を設定して、いち早くそ
のフォーカッシングを行うことができるレンズ駆動装置
及びこれを用いたカメラを提供すること 【解決手段】 レンズ鏡筒200には、至近側レンジ設
定スイッチSW3、無限側レンジ設定スイッチSW4、
レンジ解除スイッチSW5が設けられている。マイクロ
コンピュータ210は、至近側レンジ設定スイッチSW
3、無限側レンジ設定スイッチSW4が操作されたとき
のレンズ部230の位置「PS1」「PS2」を第1移
動端、第2移動端に設定し、この設定値に基づいてレン
ズ230の移動範囲を制限する。この移動範囲は、レン
ジ解除スイッチSW5の操作(オン)によって解除され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レンズ駆動装置及
びこれを備えたカメラに関する。
【0002】
【従来の技術】従来よりオートフォーカスカメラ等で
は、レンズが駆動される範囲(レンジ)がカメラ毎に予
め用意され(例えば、マクロ撮影用レンジ、遠景撮影用
レンジ)、これらのレンジから、撮影者が、実際に撮影
する被写体に合わせて所望のレンジを選択して設定する
ようになっている。
【0003】レンジが一旦設定されると、フォーカッシ
ング時に、設定されたレンジ内でのみレンズの駆動が許
可される。このようにレンズの駆動範囲が制限される
と、移動範囲が制限された分、フォーカッシングを速く
行うことができる。
【0004】例えば、山などの遠景を撮影する際には、
通常、レンジは無限端〜中区間に設定され、花などを接
写(マクロ撮影)する際には、通常、レンジは至近端〜
中区間に設定される。このようにカメラに予め用意され
たレンジから撮影者が特定のレンジを選択して設定する
のは、被写体によって、およそカメラと被写体とがとり
得る距離が決まるからである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、被写体
によっては、動く範囲が大きく、従って、カメラに予め
用意されたレンジでは対処できないことがある。この場
合には、レンジの選択ができないため、至近端から無限
端(開放状態)までの広い範囲でフォーカッシングが行
われることになり、フォーカッシングの時間短縮ができ
ない。
【0006】特に、移動範囲の広い被写体(カメラとの
距離の変化が激しい被写体)が、素早く動く場合には、
より速いフォーカッシングが望まれるのにも拘わらず、
カメラに予め用意されたレンジを有効に利用できず、フ
ォーカッシング時間の短縮が図れなかった。例えば、ス
キー競技の撮影に当っては、被写体となる競技者の速度
は速く、又、その移動範囲は広い。従って、この広い範
囲で競技者に対して素早いフォーカッシングを行うこと
ができない。
【0007】又、被写体によっては、動く範囲が狭く、
上記用意されたレンジより更に狭いレンジとして更なる
フォーカッシング時間の短縮を図りたい場合もある。し
かし、一部の特定の被写体をも考慮に入れて、レンジを
より細かく多段階に設定できるようにすると、レンジが
多くなる分、カメラの操作性が低下することになる。更
に、被写体によっては、撮影者が予め設定したレンジか
ら外れてしまうものもある(例えば、スキー競技で競技
者がコースアウトした場合等)。しかるに、従来のオー
トフォーカスカメラでは、レンジが一旦設定されると、
このレンジ内でのフォーカッシングのみが許可されるた
め、レンジから外れた被写体に対してフォーカッシング
を行うことができなかった。
【0008】本発明は、かかる事情に鑑みてなされたも
ので、個々の被写体が実際に動き得る範囲に応じて適
宜、光学系が移動可能な範囲を設定して、いち早くその
フォーカッシングを行うことができるレンズ駆動装置及
びこれを用いたカメラを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明は、撮影レンズの鏡筒内に収
納された光学系を前記撮影レンズの光軸方向に移動する
レンズ駆動装置において、前記鏡筒内における前記光学
系の移動範囲内の第1位置を、前記光学系の第1移動端
として設定する第1移動端設定手段と、前記鏡筒内にお
ける前記光学系の移動範囲内のうち、前記第1移動端と
は異なる第2位置を、前記光学系の第2移動端として設
定する第2移動端設定手段と、前記光学系を移動させ、
且つ、前記第1移動端と前記第2移動端との間でその移
動を制限する制御手段と、設定された前記第1移動端と
前記第2移動端の少なくとも一方を解除する解除手段と
を備えたものである。
【0010】又、請求項2に記載の発明は、前記第1移
動端設定手段が、第1の設定スイッチと、該第1の設定
スイッチが操作されたときの前記光学系の位置を前記第
1の移動端として記憶する第1の記憶部とを有し、前記
第2移動端設定手段が、第2の設定スイッチと、該第2
の設定スイッチが操作されたときの前記光学系の位置を
前記第2の移動端として記憶する第2の記憶部とを有す
るものである。
【0011】又、請求項3に記載の発明は、前記解除手
段が解除スイッチを有し、該解除スイッチが操作された
際に、一時的に、前記第1移動端又は前記第2移動端の
少なくとも一方を解除するようにしたものである。又、
請求項4に記載の発明は、前記解除手段が、前記解除ス
イッチが操作された際に、該解除スイッチが操作されて
いる期間に亘って、前記第1移動端又は前記第2移動端
の少なくとも一方を解除するようにしたものである。
【0012】又、請求項5に記載の発明は、前記解除手
段が、前記解除スイッチが操作された後、一定時間が経
過するまでの間、又は、カメラの主電源がオフされるま
での間、前記第1移動端又は前記第2移動端の少なくと
も一方を解除するものである。又、請求項6に記載の発
明は、前記解除手段が、前記解除スイッチが操作された
後、所定回数のレンズのフォーカッシングに際して、前
記第1移動端又は前記第2移動端の少なくとも一方を解
除するものである。
【0013】又、請求項7に記載の発明は、請求項1か
ら請求項6の何れかに記載のレンズ駆動装置を備えたカ
メラであって、さらに、焦点検出手段と、前記光学系の
移動位置を検出する位置検出手段とを備え、前記制御手
段が、前記光学系を、前記第1移動端及び/又は前記第
2移動端との間で、前記焦点検出手段からの信号と前記
位置検出手段からの信号とに基づいて前記光学系の光軸
方向の移動量を制御するものである。
【0014】(作用)上記請求項1の発明によれば、光
学系が駆動され得る範囲を決定する第1移動端と第2移
動端を、第1移動端設定手段と第2移動端設定手段とに
よって適宜設定され、更に、解除手段によって前記設定
された範囲が解除できるので、被写体に応じて、撮影者
が適宜、光学系の駆動範囲を所望の範囲に設定し、又、
これを解除することができるようになる。
【0015】又、請求項2の発明によれば、第1の設定
スイッチ、第2の設定スイッチを操作することで、簡易
に、光学系が駆動され得る範囲、即ちフォーカッシング
が行われる範囲を設定することができる。又、請求項3
の発明によれば、解除スイッチの操作によって、特定の
被写体の撮影時に一時的に、光学系の移動範囲を解除す
ることで、予測できない被写体の動きに合わせてそのフ
ォーカッシングを行うことができる。
【0016】又、請求項4の発明によれば、特定の被写
体の撮影時に被写体が予測できないの動きをとったとき
に、解除スイッチを操作してその操作の間に、被写体の
フォーカッシングを行うことができる。又、請求項5の
発明によれば、特定の被写体の撮影時に被写体が予測で
きないの動きをとったときに、解除スイッチを操作して
その後の一定時間が経過するまでの間、又は、主電源が
オフされるまでの間、光学系の駆動範囲の制限を解除し
て、その間に、被写体のフォーカッシングを行うことが
できる。
【0017】又、請求項6の発明によれば、特定の被写
体の撮影時に被写体が予測できないの動きをとったとき
に、解除スイッチを操作してその後の所定回数のフォー
カッシング時、光学系の駆動範囲の制限を解除して、そ
の間に、被写体のフォーカッシングを行うことができ
る。又、請求項7の発明によれば、第1移動端と第2移
動端とで設定された範囲内でオートフォーカス制御によ
る光学系の駆動を行うことができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態につい
て、添付図面を用いて説明する。尚、この実施形態は、
請求項1から請求項7に対応する。図1は、本発明が適
用されるオートフォーカス一眼レフレックスカメラのカ
メラ本体100及びこれに装着されるレンズ鏡筒200
の構成を示すブロック図である。
【0019】同図に示すように、カメラ本体100に
は、オートフォーカス一眼レフレックスカメラの各種動
作制御を行うためのマイクロコンピュータ110が組み
込まれている。マイクロコンピュータ110は、CPU
111、入力回路112、ROM113、RAM11
4、I/F回路115等によって構成されている。
【0020】このうちCPU111には、入力回路11
2を介して、AFセンサ部(焦点検出手段)101、測
光用センサ等の他のセンサ102、レリース釦103、
モード切替釦等の他の操作釦104が接続され、これら
AFセンサ部101〜操作釦104からの信号が、CP
U111に入力されるようになっている。又、前記CP
U111、I/F回路115には、電源120が接続さ
れ、カメラの各種動作制御に必要な電力が、カメラ本体
100側のCPU111、その他の図示しない動作部、
更には、I/F回路115を介してレンズ鏡筒200側
のマイクロコンピュータ210、オートフォーカス用モ
ータ(AFモータ)220等の動作部に供給されるよう
になっている。
【0021】このように構成されたマイクロコンピュー
タ110では、前記したCPU111が、前記したAF
センサ部101、他のセンサ102、レリース釦10
3、他の操作釦104からの信号に基づいて、ROM1
13に記憶されたプログラムを実行し、その実行結果を
示す制御信号をI/F回路115を介して、レンズ鏡筒
200側のマイクロコンピュータ210に転送する。特
に、オートフォーカス制御に関しては、レンズ部(レン
ズを含む光学系)230の移動位置(目標位置)を指示
する指令信号とその移動方向を指示する指令信号とが、
CPU111からI/F回路115を介して前記マイク
ロコンピュータ210側に送られる。尚、マイクロコン
ピュータ110からの移動位置を示す指令信号は、実際
には、搭載された交換レンズの種別に拘わらない値、例
えば、オートフォーカス制御時の結像面とフィルム等価
面との光学的距離の差として表される。
【0022】一方、レンズ鏡筒200側に設けられたマ
イクロコンピュータ210は、前記マイクロコンピュー
タ110からの指令信号に基づいてレンズ部230をそ
の光軸方向(図中矢印で示す方向)に移動させるオート
フォーカス制御を行う。この場合、レンズ部230は、
後述の「第1移動端(レンジ至近端)」と「第2移動端
(レンジ無限端)」との間でのみその光軸方向の移動が
許可される。
【0023】即ち、マイクロコンピュータ210は、オ
ートフォーカス制御時、カメラ本体100側のマイクロ
コンピュータ110から送られてくる移動位置を示す指
令信号と、その移動方向を示す指令信号とに基づいて、
レンズ鏡筒200内のレンズ部230の実際の目標位置
(レンズ鏡筒200に固有の値)を算出する。そして、
この算出した値(目標位置)とレンズの移動方向に基づ
いて、実際にAFモータ220を、「第1移動端」と
「第2移動端」の間(レンジリミット内)で駆動する。
このマイクロコンピュータ210は、上記AFモータ2
20の駆動(レンズ部230の駆動)を行うに当たり、
実際のレンズ部230の位置「PS」を検出し、検出し
た「PS」値と、移動位置(目標位置)とを用いたフィ
ードバック制御を行う。尚、本実施形態では、マイクロ
コンピュータ210は、AFモータ220と協働してレ
ンズ駆動装置の制御手段として機能しているが、更に、
このマイクロコンピュータ210のCPU211が後述
のプログラム(図2,図3,図4)を実行することによ
り、後述の至近側レンジ設定スイッチSW3と協働して
第1移動端設定手段を、更に、後述の無限側レンジ設定
スイッチSW4と協働して第2移動端設定手段を、更
に、後述のレンジ設定解除スイッチSW5と協働して解
除手段を、各々構成する。
【0024】このフィードバック制御を行うマイクロコ
ンピュータ210は、同図に示すように、CPU21
1、I/F回路212、ROM213、入力回路21
4、RAM215、カウンタ216、モータ駆動回路2
17等によって構成されている。そして、CPU211
には、入力回路213を介して、レンズ鏡筒200に設
けられた至近側レンジ設定スイッチSW3,無限側レン
ジ設定スイッチSW4,レンジ設定解除スイッチSW5
が接続されている。又、CPU211には、上記RAM
215以外にEEPROM250が接続されている。更
に、CPU211には、カウンタ216を介してエンコ
ーダ(位置検出手段)240が接続されている。
【0025】かかる構成のマイクロコンピュータ210
では、CPU211が、I/F回路212を介して、カ
メラ本体100側のマイクロコンピュータ110から送
られてくる移動位置、移動方向を示す指令信号、更に
は、エンコーダ240、カウンタ216から送られてく
るレンズ部230の実際の位置(AFモータの回転量)
「PS」を表す位置信号に基づいて、ROM213に記
憶されたプログラムを実行してAFモータ220の操作
量をフィードバック制御によって求める。そして、CP
U211は、この操作量に基づいてAFモータ220を
実際に回転駆動し、前記操作量に応じてレンズ部230
の移動量が決定する。
【0026】一方で、CPU211は、入力回路213
を介して、至近側レンジ設定スイッチSW3からこのス
イッチSW3が操作(オン)されたことを示す信号が送
られてきたとき、この時点におけるレンズ部230の位
置「PS」を検知し、このときの値「PS1(第1位
置)」を「第1移動端」としてRAM215に記憶す
る。同様に、無限側レンジ設定スイッチSW4からの信
号が入力回路213を介して送られてきたとき、この時
点におけるレンズ部230の位置「PS」を検知し、こ
のときの値「PS2(第2位置)」を「第2移動端」と
してRAM215に記憶する。このときRAM215
は、「第1移動端」を記憶する第1の記憶部、「第2移
動端」を記憶する第2の記憶部として機能する。更に、
CPU211は、上記RAM215に記憶された「第1
移動端」,「第2移動端」をEEPROM250に記憶
させる(レンジリミットの設定)。
【0027】そして、CPU211は、カウンタ216
からの信号に基づいて、レンズ部230の実際の位置
「PS」が、前記記憶された第1位置「PS1」と第2
位置「PS2」との間にあるか否かを監視する。そし
て、「PS」が「PS1」と「PS2」とで規定された
範囲(レンジリミット)内であると判断したとき、CP
U211は、そのままレンズ部230の駆動を続行す
る。一方、検知した位置「PS」が「第1移動端(PS
1)」と「第2移動端(PS2)」で規定された範囲
(レンジリミット)外であると判断したとき、AFモー
タ220の停止処理を行って、レンズ部230の駆動を
中止する。
【0028】又、CPU211は、前記したレンジ設定
解除スイッチSW5が操作(オン)されている場合に、
一時的に、前記設定された範囲(レンジリミット)を解
除して、レンズ部230を至近端(MIN)と無限端
(MAX)の間で自在に駆動できるようにする(レンジ
リミッタの解除)。
【0029】次に、上記したレンズ鏡筒200側のCP
U211によるフォーカス制御の具体的な手順につい
て、図2、図3のフローチャートを用いて説明する。A
Fモータ220を回転させるに当って、CPU211
は、図2にフローチャート(モータ制御処理)を実行す
る。尚、このモータ制御処理は所定の制御サイクル(一
定時間経過)毎に実行される。
【0030】このモータ制御処理が開始されると、先ず
ステップS101で、カメラ本体100側のCPU11
1からAFモータ220の停止を要求する指令信号が入
力したか否かが判別される。このステップS101の判
別結果が“YES”のとき、即ち、何らかの原因でAFモ
ータ220を停止させる必要があるときには、ステップ
S102〜ステップ111をスキップして、ステップS
112のモータ停止処理を実行し、その後、本ルーチン
を終了する。
【0031】一方、ステップS101の判別結果が“N
O”のときには、ステップS102に進んで、レンジ設
定解除スイッチSW5が操作されているか(オン)か否
かが判別される。このレンジ設定解除スイッチSW5
は、前述したように、至近側レンジ設定スイッチSW
3、無限側レンジ設定スイッチSW4にて設定されたレ
ンズ部230の移動可能な範囲(レンジリミット)を、
一時的に解除するためのスイッチである。
【0032】従って、このステップS102の判別結果
が“NO”のとき、即ち、レンジリミットの設定解除を行
わないときには、この時点でRAM215に記憶されて
いる第1移動端「PS1」を「レンジ至近端」に設定し
(ステップS105)、次いで、この時点でRAM21
5に記憶されている第2移動端「PS2」を「レンジ無
限端」に設定して(ステップS106)、ステップS1
07以降の処理に進む。
【0033】一方、前記ステップS102の判別結果が
“YES”のとき、即ち、レンジリミットの設定解除を行
うときには、前記した「レンジ至近端」をレンズ鏡筒2
00における至近側の機械的な最小値「MIN」に設定
し(ステップS105)、次いで、「レンジ無限端」を
無限側の機械的な最大値「MAX」に設定して(ステッ
プS106)、ステップS107以降の処理に進む。
【0034】ステップS107以降の処理では、先ず、
ステップS107でレンズ部230が駆動される方向が
至近側であるか否かが判断される。この判別結果が“YE
S”のとき、即ち、レンズ部230が至近側に駆動され
るときには、ステップS108に進んで、この時点でレ
ンズ部230がレンジ至近端(「第1移動端」又は「M
IN」)に既に至っているか否かが判別され、この判別
結果が“NO”であるうちは、そのままステップS113
に進んで、移動位置(目標位置)と実際のレンズ位置
「PS」とに基づいたモータ駆動処理(フィードバック
制御)が行われ、その後、本ルーチンを終了する。
【0035】前記ステップS108の判別結果が“YE
S”に転じると、レンズ部230が、この時点で設定さ
れているレンジ至近端(「第1移動端」又は「MA
X」)に至ったと判断され、ステップS109に進ん
で、レンズ部230がレンジ至近端に達したことを記憶
すべく至近端フラグが“1”にセットされる。続くステ
ップS112では、モータの停止処理が行われ、その
後、本ルーチンを終了する。
【0036】又、前記したステップS107の判別結果
が“NO”のとき、即ち、レンズ部230が無限側に向か
って駆動されているときには、ステップS110で、レ
ンズ部230が、この時点で設定されているレンジ無限
端(「第2移動端」又は「MAX」)に至っているか否
かが判別される。この判別結果が“NO”であるうちは、
ステップS113に進んで、上記したモータ駆動処理が
行われて、その後、本ルーチンを終了する。
【0037】一方、前記ステップS110の判別結果が
“YES”に転じると、レンズ部230がこの時点で設定
されているレンジ無限端(「第2移動端」又は「MA
X」)に至ったと判断して、ステップS111に進み、
レンズ部230がレンジ無限端に達したことを記憶すべ
く無限端フラグが“1”にセットされ、ステップS11
2でモータの停止処理が行われて、本ルーチンを終了す
る。
【0038】尚、上記したステップS109,S111
で各々“1”に設定された至近端フラグ、無限端フラグ
は、他のカメラ制御処理(図示省略)において、ステッ
プS112によるモータ停止処理が、如何なる原因によ
って実行されたかを判別するために用いられる。次に、
上記したステップS103,S104で「レンジ至近
端」又は「レンジ無限端」に設定される「第1移動
端」、「第2移動端」を求めるためのレンジリミッタ設
定処理について、図3のフローチャートに従って説明す
る。
【0039】このレンジリミッタ設定処理は、割込処理
や、メインルーチン(図示省略)におけるタスク処理と
して実行される。このレンジリミッタ設定処理が開始さ
れると、先ず、ステップS201で、レンジリミッタ至
近側の設定変更をするか否かが判別される。この判別
は、至近側レンジ設定スイッチSW3からの信号が操作
(オン)されたことを示しているか否かによって行われ
る。尚、至近側設定スイッチSW3からの信号がオンを
示すと、その信号状態がラッチされる(変更ラッチセッ
ト)。このように信号状態をラッチするのは、使用者
が、スイッチSW3を操作したことを記憶するためであ
る。
【0040】このステップS201の判別結果が“NO”
のときには、ステップS202〜ステップS204をス
キップして、ステップS211に進み、判別結果が“YE
S”のときには、ステップS202以降の処理を行う。
ステップS202では、この時点でCPU211が検出
したレンズ部230の位置「PS」を至近側の制限位置
(第1位置)に設定し(至近側制限位置の更新)、続く
ステップS203で、至近側制限位置が変更された旨を
記憶すべく至近側変更フラグを“1”にセットし、更
に、ステップS204で上記したラッチ状態を解除(変
更ラッチリセット)して、ステップS211に進む。
【0041】ステップS211では、更に、レンジリミ
ッタ無限側の設定変更をするか否かが判別される。この
判別は、無限側レンジ設定スイッチSW4からの信号が
操作(オン)されたことを示しているか否かによって行
われる。尚、この無限側設定スイッチSW4の信号状態
もラッチされる(変更ラッチセット)。このステップS
211の判別結果が“NO”のときには、ステップS21
2〜ステップS214をスキップして、そのまま本ルー
チンを終了する。一方、判別結果が“YES”のときに
は、ステップS212〜ステップS214の処理を行
う。
【0042】ステップS212では、この時点でのレン
ズ部230の位置「PS」を無限側の制限位置(第2位
置)に設定し(無限側制限位置の更新)、続くステップ
S213で、無限側制限位置が変更された旨を記憶すべ
く無限側変更フラグを“1”にセットし、更に、ステッ
プS214で上記したラッチ状態を解除(変更ラッチリ
セット)して、本ルーチンを終了する。
【0043】尚、上記ステップS203,ステップS2
13で各々設定された至近側変更フラグ、無限側変更フ
ラグ(これらを「制限変更フラグ」という)は、後述の
EEPROM通信処理(図4)での制限位置の書込を行
うか否かの判別に用いられる。次に、上記したレンジリ
ミッタ設定処理(図3)のステップS202,S212
で設定された至近側制限位置(第1位置)、無限側制限
位置(第2位置)を、第1移動端、第2移動端としてE
EPROM250に記憶するためのEEPROM通信処
理について、図4のフローチャートを用いて説明する。
【0044】このEEPROM通信処理は、カメラ本体
100の主電源がオフされたときにも、最新の至近側制
限位置(第1位置)、無限側制限位置(第2位置)を記
憶しておいて、その後、主電源がオンされたときのモー
タ制御処理の初期に、この記憶値に基づいて、AFモー
タ230の駆動を行うようにするためのものである。
【0045】このEEPROM通信処理も、前記したレ
ンジリミッタ設定処理と同様に、割込処理、又はタスク
処理として実行される。この通信処理が開始されると、
先ず、ステップS301で、今回ループが、カメラ本体
110の主電源の投入後最初に行われたループであるか
否かが判別される。尚、この判別は、主電源の投入直後
に強制的に“1”にセットされる初回フラグの値に基づ
いて行われる。
【0046】このステップS301の判別結果が“YE
S”のときには(初回フラグが“1”)、ステップS3
02に進んで、この時点でEEPROM250に記憶さ
れている制限位置(第1位置、第2位置)を読み込み、
この読み込んだ値を前記したモータ制御処理(図2)に
おける第1移動端、第2移動端とする。そして、続くス
テップS303で初回フラグをリセットして、本ルーチ
ンを終了する。
【0047】一方、ステップS301の判別結果が“N
O”のとき、即ち前記ステップS303で初回フラグが
“0”にリセットされると、ステップS304に進ん
で、「制限変更フラグ」(至近側変更フラグ又は無限側
変更フラグ)が“1”であるか否かが判別される。この
判別結果が“NO”のとき、即ち、EEPROM250に
制限位置(第1位置又は第2位置)が書き込まれた後
(「制限変更フラグ」がリセット)、未だ、制限位置の
変更が行われていないと判断されたときには、そのま
ま、本ルーチンを終了する。
【0048】一方、前記ステップS304の判別結果が
“YES”のとき、即ち、EEPROM250に制限位置
(第1位置又は第2位置)が書き込まれた後、新たに制
限位置の変更が行われたときには、ステップS305に
進んで、この時点でRAM215に記憶されている新た
な制限位置(第1位置又は第2位置)をバックアップ用
の記憶値としてEEPROM250に書き込み、次のス
テップS306で制限変更フラグを“0”にリセットし
て、本ルーチンを終了する。
【0049】図5は、上記したマイクロコンピュータ2
10によるモータ制御処理(図2)、レンジリミッタ処
理(図3)、EEPROM通信処理(図4)を説明する
ための機能ブロック図である。この実施形態のマイクロ
コンピュータ210では、マイクロコンピュータ210
が、カメラ本体100側のマイクロコンピュータ110
からの指令信号(移動位置、移動方向等を示す信号)を
受けて、そのモータ駆動回路217からAFモータ(フ
ォーカス用モータ)220に駆動信号が出力される。そ
して、この駆動信号によるAFモータ220の回転によ
って、レンズ部(フォーカス用レンズを含む光学系)2
30が所望の移動位置(目標位置)まで移動する。
【0050】このAFモータ220の駆動に当たって
は、AFモータ220の回転状態、即ちレンズ部230
の位置「PS」が位置検出部(エンコーダ)240によ
って検出され、マイクロコンピュータ210が、この位
置検出部240による値「PS」と前記目標位置とに基
づいて、AFモータ220がフィードバック制御され
る。一方で、マイクロコンピュータ210は、至近側レ
ンジ設定スイッチSW3からの信号を監視し、至近側レ
ンジ設定スイッチSW3が操作(オン)されたときその
時点でのフォーカス用レンズ230の位置「PS1(第
1位置)」を至近側の位置(第1移動端)として内蔵さ
れたRAM(図1のRAM215)に記憶するとともに
外部の記憶装置(EEPROM)240にバックアップ
用として記憶する。
【0051】同様に、マイクロコンピュータ210は、
無限側レンジ設定スイッチSW4からの信号を監視し、
無限側レンジ設定スイッチSW4が操作(オン)された
ときその時点でのフォーカス用レンズ230の位置「P
S2(第2位置)」を無限側の位置(第2移動端)とし
て内蔵されたRAM215に記憶するとともに外部の記
憶装置(EEPROM)240にバックアップ用として
記憶する。
【0052】しかして、マイクロコンピュータ210
は、前記第1移動端(=「PS1」)がレンジ至近端と
して設定されている場合に、レンズ部230の位置「P
S」がこの第1移動端(=「PS1」)となったときに
は、AFモータ220の回動を停止する。同様に、マイ
クロコンピュータ210は、前記第2移動端(=「PS
2」)がレンジ無限端として設定されている場合に、レ
ンズ部230の位置「PS」がこの第2移動端(=「P
S2」)となったときには、AFモータ220の回動を
停止する。
【0053】このように第1移動端と第2移動端に設定
されているレンジ至近端、レンジ無限端は、レンジ解除
スイッチSW5の操作によって、一時的に、各々が最小
値「MIN」最大値「MAX」に設定されることで、解
除される。以上説明したように、本実施形態では、至近
側レンジ設定スイッチSW3、無限側レンジ設定スイッ
チSW4が操作(オン)されたときの、フォーカス用レ
ンズ230の位置「PS1」,「PS2」を、第1移動
端、第2移動端に各々設定し、この値をレンジ至近端又
はレンジ無限端として、フォーカス用レンズ230の移
動可能な範囲(レンジリミット)を設定しているので、
カメラの操作者がその使用状況に応じて適宜、レンズ部
230が移動可能な範囲を設定することができ、これに
よってフォーカッシングを速めることができるようにな
る。
【0054】即ち、レンズ鏡筒200に内蔵されたマイ
クロコンピュータ210は、この予め定められた範囲
(レンジリミット)内でレンズ部230の駆動制御を行
えばよいので、いち早いフォーカッシングが可能になっ
て、カメラの操作性が向上する。尚、この実施形態で
は、レンジ解除スイッチSW5を用いた第1移動端、第
2移動端の解除は、例えば、レンジ解除スイッチSW5
が操作(オン)されている場合に、常に、行われるが、
タイマを設けてレンジ解除スイッチSW5が操作(オ
ン)された後、一定時間が経過するまでの期間解除する
ようにしてもよい。
【0055】更に、レンジ解除スイッチSW5がオンさ
れてから主電源がオフされるまでの期間、レンジ至近
端、レンジ無限端に各々設定された第1移動端又は前記
第2移動端を解除してもよい。更に、レンジ解除スイッ
チSW5がオンされた後、所定回数のフォーカッシング
動作に関して、第1移動端又は第2移動端を解除しても
よい。
【0056】又、本実施形態では、至近側レンジ設定ス
イッチSW3,無限側レンジ設定スイッチSW4,レン
ジ設定解除スイッチSW5が、カメラ鏡筒200側に設
けられた例をあげて説明したが、これらのスイッチをカ
メラ本体100側に設けてもよい。又、本実施形態で
は、上記した至近側レンジ設定スイッチSW3,無限側
レンジ設定スイッチSW4によるレンジリミットの設定
や、レンジ設定解除スイッチSW5による解除を、カメ
ラ鏡筒200側のマイクロコンピュータ210で実行す
る例をあげて説明したが、これらの制御をカメラ本体1
00側のマイクロコンピュータ110で実行するように
してもよい。
【0057】又、本実施形態では、オートフォーカス制
御を例にあげて説明したが、パワーフォーカス等に用い
られるレンズ駆動装置にも本発明は適用可能である。
又、本実施形態では、一眼レフレックスカメラのレンズ
駆動装置について説明したが、二眼のコンパクトカメラ
のオートフォーカス制御用のレンズ駆動装置に本発明を
適用してもよい。
【0058】
【発明の効果】以上説明した請求項1の発明によれば、
光学系の移動範囲を決定する第1移動端を第1位置に、
第2移動端を第2位置に、各々設定することで、レンズ
の移動可能な範囲が自在に設定できるので、撮影者自ら
が、被写体に合わせて、光学系の移動範囲を制限して、
余分な、フォーカッシング動作等を回避することができ
る。
【0059】特に、オートフォーカスカメラにおいて
は、撮影者が、第1移動端と第2移動端によって、レン
ズ等の光学系が移動できる範囲を制限できる分だけ、カ
メラの操作性が向上する。又、解除手段によって、設定
された光学系の移動範囲を、簡易に解除することができ
るので、被写体が予想に反して動いた場合でも、その時
点で設定されていた光学系の移動範囲を解除して、素早
く、フォーカッシングすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用された一眼レフレックスカメラの
構成を示すブロック図である。
【図2】モータ制御処理を示すフローチャートである。
【図3】レンジリミッタ設定処理を示すフローチャート
である。
【図4】EEPROM通信処理を示すフローチャートで
ある。
【図5】本実施形態のレンズ駆動制御を示す機能ブロッ
ク図である。
【符号の説明】
100 カメラ本体 110 マイクロコンピュータ 111 CPU 200 レンズ鏡筒 210 マイクロコンピュータ(第1移動端設定手段,
第2移動端設定手段,制御手段,解除手段) 211 CPU 215 RAM(第1の記憶部,第2の記憶部) 220 オートフォーカス用モータ 230 レンズ部(光学系) 240 デコーダ 250 記憶装置(EEPROM) SW3 至近側レンジ設定スイッチ(第1の設定スイッ
チ) SW4 無限側レンジ設定スイッチ(第2の設定スイッ
チ) SW5 レンジ設定解除スイッチ(解除スイッチ)

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮影レンズの鏡筒内に収納された光学系
    を前記撮影レンズの光軸方向に移動するレンズ駆動装置
    において、 前記鏡筒内における前記光学系の移動範囲内の第1位置
    を、前記光学系の第1移動端として設定する第1移動端
    設定手段と、 前記鏡筒内における前記光学系の移動範囲内のうち、前
    記第1移動端とは異なる第2位置を、前記光学系の第2
    移動端として設定する第2移動端設定手段と、 前記光学系を移動させ、且つ、前記第1移動端と前記第
    2移動端との間でその移動を制限する制御手段と、 設定された前記第1移動端と前記第2移動端の少なくと
    も一方を解除する解除手段とを備えたことを特徴とする
    レンズ駆動装置。
  2. 【請求項2】 前記第1移動端設定手段は、第1の設定
    スイッチと、該第1の設定スイッチが操作されたときの
    前記光学系の位置を前記第1移動端として記憶する第1
    の記憶部とを有し、 前記第2移動端設定手段は、第2の設定スイッチと、該
    第2の設定スイッチが操作されたときの前記光学系の位
    置を前記第2移動端として記憶する第2の記憶部とを有
    することを特徴とする請求項1に記載のレンズ駆動装
    置。
  3. 【請求項3】 前記解除手段は、解除スイッチを有し、
    該解除スイッチが操作された際に、一時的に、前記第1
    移動端又は前記第2移動端の少なくとも一方を解除する
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のレンズ
    駆動装置。
  4. 【請求項4】 前記解除手段は、前記解除スイッチが操
    作された際に、該解除スイッチが操作されている期間に
    亘って、前記第1移動端又は前記第2移動端の少なくと
    も一方を解除することを特徴とする請求項3に記載のレ
    ンズ駆動装置。
  5. 【請求項5】 前記解除手段は、前記解除スイッチが操
    作された後、一定時間が経過するまでの間、又は、カメ
    ラの主電源がオフされるまでの間、前記第1移動端又は
    前記第2移動端の少なくとも一方を解除することを特徴
    とする請求項3に記載のレンズ駆動装置。
  6. 【請求項6】 前記解除手段は、前記解除スイッチが操
    作された後、所定回数のレンズのフォーカッシングに際
    して、前記第1移動端又は前記第2移動端の少なくとも
    一方を解除することを特徴とする請求項3に記載のレン
    ズ駆動装置。
  7. 【請求項7】 請求項1から請求項6の何れかに記載の
    レンズ駆動装置を備えたカメラであって、さらに、 焦点検出手段と、 前記光学系の移動位置を検出する位置検出手段とを備
    え、 前記制御手段は、前記第1移動端及び/又は前記第2移
    動端との間で、前記焦点検出手段からの信号と前記位置
    検出手段からの信号とに基づいて、前記光学系の光軸方
    向の移動量を制御することを特徴とするレンズ駆動装置
    を備えたカメラ。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006106356A (ja) * 2004-10-05 2006-04-20 Fujinon Corp オートフォーカスシステム
JP2015075514A (ja) * 2013-10-07 2015-04-20 株式会社ニコン レンズ鏡筒
JP2018055134A (ja) * 2017-12-27 2018-04-05 株式会社ニコン レンズ鏡筒

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