JP2002156573A - レンズ駆動制御装置 - Google Patents

レンズ駆動制御装置

Info

Publication number
JP2002156573A
JP2002156573A JP2000350345A JP2000350345A JP2002156573A JP 2002156573 A JP2002156573 A JP 2002156573A JP 2000350345 A JP2000350345 A JP 2000350345A JP 2000350345 A JP2000350345 A JP 2000350345A JP 2002156573 A JP2002156573 A JP 2002156573A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lens
movement
moving
mode
amount
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000350345A
Other languages
English (en)
Inventor
Akihiro Kawanami
川波  昭博
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2000350345A priority Critical patent/JP2002156573A/ja
Publication of JP2002156573A publication Critical patent/JP2002156573A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Automatic Focus Adjustment (AREA)
  • Focusing (AREA)
  • Lens Barrels (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 オートフォーカスに関する追加仕様、新機能
を付随したまま、複雑な構成を全く取ることなく、対象
物に対し常に安定したピント精度を得るとともに、不必
要なレンズ移動を禁止して快適なオートフォーカスを実
現する。 【解決手段】 レンズを移動させる駆動手段と、前記レ
ンズの移動量を検出する移動量検出手段と、前記レンズ
の現在の位置を検出する位置検出手段と、対象物にピン
トを合わせる為の前記レンズの移動量を演算する演算手
段と、前記レンズの最大移動範囲よりも狭い所定の移動
範囲P1〜P4を示すデータをあらかじめ記憶する記憶
手段と、該記憶手段の記憶データと前記位置検出手段の
位置情報に基づいて、前記演算手段にて得られたレンズ
移動量とは無関係に前記レンズの移動を停止させるか否
かを制御するレンズ停止制御手段とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カメラ等の光学機
器に搭載されるオートフォーカス制御機能を有するレン
ズ駆動制御装置の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年になって、オートフォーカスカメラ
が主流となり、誰もが被写体のピントを気にせず綺麗な
写真を撮影できるようになった。しかし、このオートフ
ォーカスに関する技術も成熟化し、カメラメーカーにお
いても他社との差別化をはかるべく様々な追加機能を搭
載した製品が流通されている。例えば、測距を行うポイ
ントが今までは極限られた範囲であったものが、ポイン
トを複数個持つことで広いエリアで測距を可能としたも
のがある。これは、それぞれの距離が異なる複数の被写
体が存在した場合や、流し撮りと言われる技術を駆使し
て被写体自体が動体の場合の撮影に適している。これは
複数の測距ポイントを全て(或いは部分的に)測距し、
最も最適なピントとなる様な測距ポイントを特定してピ
ントを合わせたり、動体である被写体の移動速度を演算
し、次の撮影時までの被写体の移動位置を予測するなど
の予測AFが可能となる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
機能は複数の測距ポイントがあることから、カメラのオ
ートフォーカスに関わる様々な処理に時間を要し、結果
的には被写体にピントを合わせる時間が伸びるなどの弊
害があった。
【0004】一方、実際に被写体にピントを合わせるに
はレンズの現状も考慮しなければならない。レンズでは
ピントを合わせるための光学系であるフォーカスレンズ
を移動させる構成が一般的となっているが、各メーカー
での高倍率化競争によってガラスの容積が増え、負荷ト
ルク及び慣性力の増大を招き、フォーカスレンズの駆動
制御方法の複雑化が進んでいる。また、手振れ補正機能
の追加などの高機能化によって複数の制御を同時に行う
必要があり、フォーカス制御のみを集中的に制御するの
は不可能となり、思い切ったフォーカスレンズのスピー
ドアップを図ることも現状では難しい。
【0005】また、従来技術として、被写体の撮影距離
範囲が特定されている場合に限り、フォーカスレンズの
移動範囲をユーザーが任意に設定できる様な構成をとっ
ているレンズがあり、これはよりスピーディーなピント
合わせが可能ではある。しかし被写体が範囲外に移動し
た場合は全くピントが合っていない写真が撮影されるな
どの危険性も含まれているため、余り使用されていない
のが現状であった。
【0006】(発明の目的)本発明の第1の目的は、オ
ートフォーカスに関する追加仕様、新機能を付随したま
ま、複雑な構成を全く取ることなく、対象物に対し常に
安定したピント精度を得るとともに、不必要なレンズ移
動を禁止して快適なオートフォーカスを実現することの
できるレンズ駆動制御装置を提供しようとするものであ
る。
【0007】本発明の第2の目的は、オートフォーカス
に関する追加仕様、新機能を付随したまま、複雑な構成
を全く取ることなく、対象物に対し常に安定したピント
精度を得るとともに、不必要なレンズ移動を禁止してよ
り早く、快適なオートフォーカスを実現することのでき
るレンズ駆動制御装置を提供しようとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を達成す
るために、請求項1に記載の発明は、レンズを移動させ
る駆動手段と、前記レンズの移動量を検出する移動量検
出手段と、前記レンズの現在の位置を検出する位置検出
手段と、対象物にピントを合わせる為の前記レンズの移
動量を演算する演算手段とを有し、前記演算により得ら
れるレンズ移動量に基づいて前記駆動手段にて前記レン
ズを移動させ、前記移動量検出手段の出力を基に前記レ
ンズを停止させるように構成されたレンズ駆動制御装置
において、前記レンズの最大移動範囲よりも狭い所定の
移動範囲を示すデータをあらかじめ記憶する記憶手段
と、前記記憶手段の記憶データと前記位置検出手段の位
置情報に基づいて、前記演算手段にて得られたレンズ移
動量とは無関係に前記レンズの移動を停止させるか否か
を制御するレンズ停止制御手段とを有するレンズ駆動制
御装置とするものである。
【0009】また、上記第2の目的を達成するために、
請求項2に記載の発明は、レンズを移動させる駆動手段
と、前記レンズの移動量を検出する移動量検出手段と、
前記レンズの現在の位置を検出する位置検出手段と、対
象物にピントを合わせる為の前記レンズの移動量を演算
する演算手段とを有し、前記演算により得られるレンズ
移動量に基づいて前記駆動手段にて前記レンズを移動さ
せ、前記移動量検出手段の出力を基に前記レンズを停止
させるように構成されたレンズ駆動制御装置において、
前記レンズの最大移動範囲よりも狭い所定の移動範囲を
示すデータをあらかじめ記憶する記憶手段と、周囲の温
度を検出する温度検出手段と、該温度検出手段の出力に
応じて前記記憶手段内の記憶データを変更する記憶情報
変更手段と、変更後の前記記憶データと前記位置検出手
段の位置情報に基づいて、前記演算手段にて得られたレ
ンズ移動量とは無関係に前記レンズの移動を停止させる
か否かを制御するレンズ停止制御手段とを有するレンズ
駆動制御装置とするものである。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図示の実施の形態
に基づいて詳細に説明する。
【0011】図1は本発明の実施の第1の形態に係るレ
ンズ交換式オートフォーカス一眼レフカメラの主要部分
の構成を示すブロック図である。
【0012】図1において、1は交換式オートフォーカ
スレンズの本体(以下、単にレンズと記す)である。2
はフォーカスレンズユニットであり、光軸と水平方向に
移動できる機械的機構を成し、被写体にピントを合わせ
る為のフォーカスレンズ2aを保持する構成となってい
る。3はフォーカスユニット2を移動させる為のアクチ
ュエータであるモータであり、該モータ3は電磁式、超
音波式、ボイスコイル式などが一般的となっている(こ
の例では電磁式を想定している)。4はモータ3の回転
量と回転速度を検出する為の検出ユニットであり、前記
モータ3の回転に同期して回転する円盤の円周上を同じ
ピッチで切り欠き、フォトインタラプタ素子を使用し
て、発光素子であるLEDから投光された光が受光素子
に到達するか、遮光されるかで信号の変化を検出する構
成となっている。前記フォーカスユニット2の移動量は
モータ3の回転量と比例する構成となっているため、該
検出ユニット4はフォーカスユニット2の移動量検出に
も使用している。
【0013】5はフォーカスユニット2の位置を検出す
る為の絶対位置検出ユニットであり、これはフォーカス
ユニット2に連動して移動する複数の金属のブラシと、
固定された金属パターンとの導通によって信号が変化
し、その信号変化でフォーカスユニット2の現在の絶対
位置を検出している。以下、図2及び図3を用いて、各
例を示す。
【0014】図2は、4bitの金属ブラシを使用して
至近から無限までを16分割した場合の、各ゾーンでの
信号の変化について説明する。
【0015】図2において、至近をゾーン0、無限をゾ
ーン15という名称にすると、ゾーン0=B‘011
1’、ゾーン15=B‘1111’というバイナリー形
式の信号データとなっている。無限とは機械的な制限端
であるため、光学的な無限位置はゾーン12=B‘11
01’である。前記フォーカスユニット2は最大、この
至近〜無限の領域を移動できる。
【0016】上記図2で説明した固定された金属パター
ンの代わりに抵抗体を用いた場合の、アナログ的な絶対
位置検出方式について、図3により説明する。
【0017】この場合、図2ではデジタル式のため、4
bitの入力が必要であるが、図3ではアナログ入力1
bitで位置検出できるメリットがある。
【0018】図3において、至近をゾーン0、無限をゾ
ーン15という名称にすると、ゾーン0=10Ω、ゾー
ン15=160Ωというアナログ形式の信号データとな
っている。実際には抵抗体に電圧を印加し、外部に抵抗
を直列に連結して、電圧値の変化としてレンズマイコン
7のA/D入力で位置検出を行う方式となる。無限とは
機械的な制限端であるため、光学的な無限位置はゾーン
12=130Ωである。前記フォーカスユニット2は最
大、この至近〜無限の領域を移動できる。
【0019】図1に戻り、6は書き換え可能なメモリで
あるところのEEPROMである。このEEPROM6
に記憶されるデータは、この実施の形態では光学無限の
位置データ、もしくは光学無限から無限までの絶対位置
での領域データ、もしくは至近から光学無限までの絶対
位置での領域データのいずれか一つで良い。7はレンズ
1の全ての制御を司るレンズマイコンであり、カメラと
の通信を行う為の通信コントローラ、A/D、入出力ポ
ート、ROM、RAM等の機能が搭載されている。8は
カメラとの通信を行う為の複数の金属接点を有する接点
ユニットであり、詳しくは、後述のカメラ10側には複
数の金属突起が設けられ、レンズ1側にはその突起と接
触させる為の複数の金属片が埋め込まれていて、これら
により接点ユニットを構成し、該接点ユニットを介して
カメラマイコン12とレンズマイコン7が電気的に接続
される。前記接点ユニット8は機械的に接触しているだ
けなのでレンズ1を外すことも可能である。
【0020】10はカメラ(本体)である。11は被写
体までの距離に対するフォーカスユニット2の現在の位
置とのフィルム面でのずれ量を検出する為の焦点検出ユ
ニットであり、オートフォーカスカメラでは複数のライ
ンCCDを使用したピントのずれ方式が一般的となって
いる。これは被写体のコントラスト(明暗)の違いを読
み取り、あらかじめ距離の離れた他のCCDと比較し、
コントラストが同じになるCCDライン上の位置のずれ
を検出している。ピントが合っている場合はCCDライ
ン上の同じ位置にコントラストが合う。その他の方式と
して赤外発光ダイオード(IRED)を使用し、三角測
距を行うものもある。オートフォーカスに関する詳しい
説明は本発明の主旨とは無関係であるため、これ以上の
説明は省略する。12はカメラの全ての制御を司るカメ
ラマイコンである。カメラ10には、その他様々な機能
が備わっているが、これらについても本発明とは無関係
のため、省略する。
【0021】カメラマイコン12は、不図示のAF開始
スイッチの状態を監視しており、使用者からオートフォ
ーカス開始の指示があるまで待機し、指示があった場合
は以下のようにして焦点検出ユニット11にて焦点検出
が行われるので、その結果を焦点検出データ(測距デー
タでも良い)として取り込む。焦点検出ユニット11は
フォーカスユニット2に組み込まれたフォーカスレンズ
2aを通して被写体までの距離とフォーカスユニット2
の現在位置からピントのずれ量を検出する。この時、被
写体が見つけられ無かった場合(焦点検出不能な場合)
はカメラマイコン12に対し、データがない状態である
ことを送信する。これは被写体に著しいコントラストの
差が見つからなかった時に発生する。また、フォーカス
ユニット2の位置と被写体の位置が離れすぎているた
め、ピントがぼけてコントラストの差が見つからない場
合などもある。この場合、カメラマイコン12は焦点検
出ユニット11からのデータが無いため、サーチモード
と認識する。被写体が見つかった場合(コントラスト差
が強い)、焦点検出ユニット11は被写体にピントを合
わせる為のピント面でのずれ量をデータとしてカメラマ
イコン12に送信し、カメラマイコン12はデータが送
られたのでプレディクションモードと認識する。
【0022】ここで、サーチモードとは、被写体が見つ
からない場合にとりあえずフォーカスユニット2を移動
させるモードである。これによってあまりにもピントが
ずれていた場合のぼけがフォーカスユニット2を動作さ
せることでシャープになり、コントラスト差が出てくる
こともある為である(もともとコントラスト差が無い被
写体では見つからない)。プレディクションモードと
は、被写体に対するレンズの焦点状態の検出(もしくは
被写体までの測距)が完了し、被写体にピントを合わせ
る為のフォーカスユニット2の移動量を演算して、その
演算された量だけフォーカスユニット2を移動させる為
のモードである。
【0023】カメラマイコン12はそれぞれのモードと
移動量(サーチモードは無し)をレンズマイコン7へ接
点ユニット8を通して通信する。レンズマイコン7はそ
れぞれのモードに合わせてモータ3によりフォーカスユ
ニット2を移動させる。レンズマイコン7は、フォーカ
ス移動モードがプレディクションモードの場合、検出ユ
ニット4を監視し、カメラマイコン12から送信された
移動量と比較することを常に行っている。一方、サーチ
モードである場合、絶対位置検出ユニット5からの出力
を常に監視し、フォーカスユニット2の位置を検出す
る。詳しくは、レンズマイコン7はサーチモードでフォ
ーカスユニット2を移動させている場合は、EEPRO
M6にあらかじめ書き込まれている光学無限位置データ
より、サーチモード動作範囲を決定し、絶対位置検出ユ
ニット5でフォーカスユニット2の位置を比較し、一致
するかを監視する。そして、一致した場合は現在の移動
方向が無限方向ならば直ちにフォーカスユニット2の移
動を停止させる。
【0024】図4は、フォーカスユニット2(フォーカ
スレンズ2a)の移動範囲を絶対位置検出ユニット5で
10領域に分割した場合に、サーチモード、プレディク
ションモードでのフォーカスユニット2の移動範囲を表
す図であり、この図を用いて、移動範囲を分ける理由に
ついて説明する。
【0025】図4において、従来はフォーカスユニット
2の移動方向によりP1またはP10の位置でフォーカ
スユニット2の移動を停止していた。しかし実際にオー
トフォーカスで使用する範囲は、P1〜P4の範囲であ
る。なぜなら被写体が超無限の範囲(P5〜P10の範
囲)に存在することは有り得ないからである。ではなぜ
超無限の範囲が存在するのかと言うと、光学無限の位置
(P4かP5)が例えば計時変化、使用環境(温度)に
より変動するためである。しかしこの範囲は全てのレン
ズが必要とは限らず、又レンズの光学無限の位置が移動
するかもしれない最大の範囲に設定されている。つまり
通常の使用では、P1〜P4の間で十分にピント調整を
カバーできるのにP5〜P10の範囲までフォーカスユ
ニット2を移動させていたのでは移動時間がかかり、無
駄である。
【0026】そこで、この実施の第1の形態では、この
無駄な領域はサーチモードでは移動させない様にして、
オートフォーカスに関するスピードを早くしている。ま
た、プレディクションモードでP1〜P10のすべての
領域で移動を許可しているのは、プレディクションモー
ドは焦点検出が出来た場合のモードだからである。通
常、被写体はP1〜P4の位置にしか存在しないが、仮
に光学的無限位置(P4かP5)が先に説明した何らか
の理由でP8に変化した場合、被写体までの焦点検出
(もしくは測距)がP1〜P8の範囲に広がる可能性が
ある。そのため、プレディクションモードでは移動範囲
を制限することができない。
【0027】また、プレディクションモードにおいて、
P8の位置にフォーカスユニット2が停止した場合は、
光学的無限の位置が移動したと考え、サーチモードでの
移動範囲をP1〜P8に拡大することが必要である。こ
のとき、光学的無限の位置を変更する必要があり、これ
はEEPROM6の内容を書き直す方式、マイコン内蔵
のメモリに記憶させる方式(この場合、レンズ1がカメ
ラ10から外された場合はクリアされる)などがあり、
計時変化の場合は、EEPROM6の内容を書き換え、
次回からの動作にも対応することが望ましく、環境変化
の場合は、内蔵メモリの内容を書き換える方が一時的な
変化であるため、望ましいと考えられる。
【0028】図5は、カメラマイコン12での主要部分
の動作を示すフローチャートであり、以下これに従って
カメラ10側の動作について説明する。
【0029】カメラマイコン12はステップ#101よ
り動作を開始し、まずステップ#102において、不図
示のスイッチ類の状態を検出し、マイコン内部のメモリ
に検出結果を書き込む。このスイッチ類には、オートフ
ォーカス開始スイッチ、レンズ装着スイッチ、レリーズ
スイッチ、モード切換えスイッチ、ダイヤルスイッチ、
その他多くのスイッチがあるが、この実施の形態ではオ
ートフォーカス開始スイッチとレンズ装着スイッチが関
係するので、その他のスイッチについての説明は省略す
る。オートフォーカス開始スイッチは押しボタン式の2
段ストロークスイッチであり、使用者によりその第1ス
トロークがなされると該スイッチがONされたことをカ
メラマイコン12は認識する。また、レンズ装着スイッ
チは、レンズ1がカメラ10に装着された際に、レンズ
マウントに押されてONする機構となっている。
【0030】次のステップ#103においては、上記ス
テップ#102で検出した不図示のレンズ装着スイッチ
の状態信号からレンズ1がカメラ10に装着されている
かを判定し、装着されていない場合はステップ#102
に戻り、スイッチ類の検出を続ける。また、レンズ1が
カメラ10に装着されている場合はステップ#104へ
進み、レンズマイコン7が保持するレンズの情報を接点
ユニット8を通して該レンズマイコン7より通信で受信
する。前記レンズの情報とは、焦点検出ユニット11に
よる焦点検出の結果、被写体にピントを合わせる為のフ
ォーカスユニット2の移動量を演算するために必要な敏
感度情報(この例ではフォーカスユニット2の移動量に
対するフィルム面でのピントの移動量の比率情報とす
る)である。レンズ1にはその他様々な情報が保持され
ているが、本発明とは無関係のため、その説明は省略す
る。
【0031】次のステップ#105においては、上記ス
テップ#102で検出した不図示のオートフォーカス開
始スイッチの状態信号から使用者がオートフォーカス
(AF)の開始の指示を行っているかを判定し、指示が
行われていない場合はステップ#102に戻る。一方、
オートフォーカス開始の指示が行われている場合は焦点
検出ユニット11から被写体の位置に対するフォーカス
レンズの位置のピント面でのずれ量を求める。本実施の
形態では、焦点検出ユニット11は常に焦点検出を繰り
返し行っている状態とし、この方がオートフォーカスの
時間が短縮される為である(使用者がオートフォーカス
開始を指示してから焦点検出を開始するのでは多少タイ
ムラグが生じる)。
【0032】続くステップ#107においては、上記ス
テップ#106にて得た焦点検出データより、被写体ま
でのピントが合っているかを判定し、ピントが合ってい
る場合は使用者に合焦中であることを知らせる不図示の
警告装置によって知らせ、ステップ#102に戻る。こ
の警告装置とは、圧電ブザーを使用した音による警告
や、LEDを点灯させるものなどが一般的である。ま
た、ピントが合っていない場合はステップ#108へ進
み、上記ステップ#106にて得たデータと上記ステッ
プ#104にて得たレンズの敏感度情報より、フォーカ
スユニット2で被写体にピントを合わせる為のフォーカ
スユニット2の移動量を演算する。この際、焦点検出デ
ータが無い場合はサーチモード、演算の結果フォーカス
ユニット2の移動量が演算できた場合をプレディクショ
ンモードとする。その後、ステップ#109へ進み、サ
ーチモードとプレディクションモードのどちらのモード
でフォーカスユニット2を移動させるかをレンズマイコ
ン7に接点ユニット8を通して送信する。サーチモード
の場合、レンズマイコン7はフォーカスユニット2の移
動をこの命令を受信後、直ちに開始する。
【0033】次のステップ#110においては、サーチ
モードかプレディクションモードかを判定し、サーチモ
ードの場合、移動方向と移動量のデータが無い為に直ち
にステップ#112に移行するが、プレディクションモ
ードの場合はステップ#111へ進み、レンズマイコン
7に対してフォーカスユニット2の移動方向と移動量を
接点ユニット8を通して送信し、ステップ#112へ進
む。ステップ#112へ進むと、ここではレンズ1の状
態を接点ユニット8を通して受信し、フォーカスユニッ
ト2の移動が終了するまで待つ。フォーカスユニット2
の移動が完了したらステップ#102に戻る。
【0034】図6は、レンズマイコン7での動作の主要
部分を示すフローチャートであり、以下これに従ってレ
ンズ1側の動作について説明する。
【0035】レンズマイコン7はステップ#201より
動作を開始し、まずステップ#202において、各種ス
イッチ類の状態を検出し、マイコン内部のメモリに検出
結果を書き込む。スイッチ類には、オートフォーカス/
マニュアルフォーカス切換えスイッチ(不図示)、絶対
距離検出スイッチ5、ズーム位置検出スイッチ(不図
示)、その他等の多くのスイッチがあるが、この実施の
形態では絶対位置検出スイッチ5が関係し、その他は本
発明には無関係のため、その説明は省略する。
【0036】次のステップ#203においては、現在フ
ォーカス駆動中か否かを判定し、そうであれば直ちにス
テップ#208へ進む。また、フォーカス駆動中でなけ
ればステップ#204へ進み、フォーカスユニット2の
移動命令がカメラマイコン12から送信されたかを判定
し、送信されていない場合はステップ#202に戻る。
一方、カメラマイコン12からフォーカスユニット2の
移動命令が送信されている場合はステップ#205へ進
み、サーチモードかプレディクションモードかを判定
し、サーチモードの場合は移動方向と移動量のデータが
無く、直ちにフォーカスユニット2の移動を開始する為
にステップ#207へ進むが、サーチモードでない場
合、つまりフォーカスユニット2の移動命令がプレディ
クション命令である場合はステップ#206へ進み、次
に送信されるデータをその駆動量、駆動方向として待
つ。その後はステップ#207へ進む。
【0037】ステップ#207へ進むと、レンズマイコ
ン7はモータ3に電圧を印加してフォーカスユニット2
の移動を開始する。そして、次のステップ#208にお
いて、上記ステップ#206にてカメラマイコン12か
ら指示された移動量だけフォーカスユニット2が移動し
たかを検出ユニット4から出力されたカウント数と比較
し、検出ユニット4からのカウント数がカメラマイコン
12から送信された移動量と一致した場合(所定駆動終
了時)は後述するステップ#214へ進み、一致してい
ない場合はステップ#209へ進む。
【0038】ステップ#209へ進むと、上記ステップ
#202にて絶対位置検出ユニット5の値を取り込んだ
メモリの内容と、フォーカスユニット2の移動方向と一
致するあらかじめ電気的端として記憶してある値とを比
較し、フォーカスユニット2の現在の位置が電気的端で
ある場合はフォーカスユニット2の移動を停止させるた
めに後述するステップ#213へ進む。電気的端でない
場合はステップ#210へ進み、現在のフォーカスユニ
ット2の移動がサーチモードかプレディクションモード
かを判定し、プレディクションモードの場合はステップ
#202へ戻る(プレディクションモードの場合は、至
近〜無限の全域で移動を許可しているため)。
【0039】また、サーチモードの場合はステップ#2
11へ進み、EEPROM6またはレンズマイコン7の
内部メモリの光学的無限の位置データを取り込み(図4
では、P5の位置)、フォーカスユニット2の位置が超
無限領域(図4では、P5以上の値の場合で、P5〜P
10の範囲となる)かどうかを判定する。この結果、範
囲外であればステップ#202へ戻るが、超無限領域で
あればステップ#212へ進み、フォーカスユニット2
の移動方向が無限方向か否かを判定し、至近方向に駆動
している場合はステップ#202へ戻る。
【0040】一方、フォーカスユニット2を無限方向に
移動し、かつ上記ステップ#211にてフォーカスユニ
ット2の現在位置が超無限領域に位置し、かつ上記ステ
ップ#210にてサーチモードで駆動中の場合は、フォ
ーカスユニット2の移動を制限することが本実施の第1
の形態の特徴的部分の一つであるため、フォーカスユニ
ット2の移動を直ちに停止する必要がある。これは、不
必要なフォーカスユニット2の移動時間を短縮してオー
トフォーカススピードの向上を図る為である。このた
め、このような場合はステップ#212からステップ#
213へ進み、フォーカスユニット2の移動を停止させ
る為にモータ3への電圧印加を中止する。そして、ステ
ップ#202へ戻る。
【0041】また、上記ステップ#208にて検出ユニ
ット4からのカウント数がカメラマイコン12から送信
された移動量と一致したと判定した場合は、前述したよ
うにステップ#214へ進み、プレディクションモード
でフォーカスユニット2を移動させていて、検出ユニッ
ト4の出力に基づいて所定の移動量だけ移動を完了した
ので、直ちにフォーカスユニット2の移動を停止する為
にモータ3への電圧印加を中止する。そして、次のステ
ップ#215において、フォーカスユニット2の現在の
位置が移動禁止領域である超無限(図4の場合、P5〜
P10の範囲)の位置かどうかを判定し、そうであれば
ステップ#216へ進み、違う場合はステップ#202
へ戻る。つまり、フォーカスユニット2の停止位置を確
認し、超無限領域(図4では、P5〜P10の範囲)の
場合は、レンズの光学的無限の位置がずれたものと判定
し、EEPROM6またはレンズマイコン7の内部メモ
リに現在のフォーカスユニット2の絶対位置を光学的無
限の位置として書き換える必要がある。これによって次
回からサーチモードでフォーカスユニット2の移動範囲
は図4の場合、P1〜現在のフォーカスユニット2の位
置(例えばP8)まで拡大されることになる。
【0042】ステップ#216へ進むと、光学的無限の
位置が変更する必要があるため、EEPROM6または
レンズマイコン7の内部メモリに現在のフォーカスユニ
ット2の絶対位置を光学的無限の位置として書き換え
る。
【0043】この方法としては、図2ではゾーン12が
光学的無限の位置であるため、EEPROM6またはレ
ンズマイコン7の内部メモリにはバイナリー形式のB
‘1101’という値が書き込まれている。これをフォ
ーカスユニット2の停止位置がゾーン13の場合はEE
PROM6またはレンズマイコン7の内部メモリにバイ
ナリ形式のB‘1100’と書き換えられることにな
る。
【0044】また、図3を例にすると、ゾーン12が光
学的無限の位置であるため、EEPROM6またはレン
ズマイコン7の内部メモリには‘130’又はこれに相
当する電圧値が書き込まれている。これをフォーカスユ
ニット2の停止位置がゾーン13の場合は、EEPRO
M6またはレンズマイコン7の内部メモリに‘14
0’、又はこれに相当する電圧値が書き換えられること
になる。これによって次回のサーチモードでの駆動範囲
はゾーン0〜ゾーン12となる。
【0045】EEPROM6またはレンズマイコン7の
内部メモリどちらの内容を書き換えるかは、交換レンズ
であることの優位性も考慮して各レンズの仕様によって
変更することも可能である。
【0046】(実施の第2の形態)図7は本発明の実施
の第2の形態に係るレンズ交換式オートフォーカス一眼
レフカメラの主要部分の構成を示すブロック図であり、
図1と同じ部分は同一符号を付してある。
【0047】図7において、9はレンズ1の内部温度を
検出する為の温度検出センサであり、本発明の実施の第
2の形態は、該温度検出センサ9を用いることにより、
フォーカスレンズ2のサーチモードでの移動範囲をさら
に限定し、不必要なレンズ駆動を禁止してより早い、快
適なオートフォーカスを可能とするものである。
【0048】前述の図2及び図3は、本実施の第2の形
態でも同様に適用できるものであり、よって、そのまま
用いるものとする。
【0049】また図4は、前述した様に、フォーカスユ
ニット2の移動範囲を絶対位置検出ユニット5で10領
域に分割した場合に、サーチモード、プレディクション
モードでのフォーカスユニット2の移動範囲を表す図で
あるが、これも本実施の第2の形態ではそのまま用いる
ものとし、以下この図4を用いて、移動範囲を分ける理
由について説明する。
【0050】図4において、従来はフォーカスユニット
2の移動方向により、P1またはP10の位置でフォー
カスユニット2の移動を停止していた。しかし実際にオ
ートフォーカスで使用する範囲は、P1〜P4の範囲で
ある。なぜなら被写体が超無限の範囲(P5〜P10の
範囲)に存在することは有り得ないからである。ではな
ぜ超無限の範囲が存在するのかと言うと、光学的無限の
位置(P4かP5)が例えば計時変化、使用環境(温
度)により変動するためである。
【0051】上記実施の第1の形態では、「この範囲は
全てのレンズが必要とは限らず、またレンズの光学的無
限の位置が移動するかもしれない最大の範囲に設定され
ている」と説明したが、あらかじめ使用温度による光学
的無限の位置のずれ量を特定してレンズマイコン7に記
憶していれば使用温度による変化量がわかっているた
め、使用温度に応じて光学的無限の位置を切り換えるこ
とができる。
【0052】よって、本発明の実施の第2の形態では、
図7に示す様に温度検出センサ9を具備し、これにより
検出される温度情報よりあらかじめわかっている変化量
を読み出し、光学的無限の位置に変更を加えることによ
り、光学的無限の位置を切り換えるようにするものであ
る。
【0053】上記実施の第1の形態の方法だと、必ずプ
レディクションモードで超無限の位置に停止しないと光
学的無限の位置が更新されないため、例えばサーチモー
ドで光学的無限の位置に停止後にプレディクションモー
ドで超無限位置に移動し直すことが必要となり、ピント
が合うまでは最低2回、フォーカスユニット2を移動さ
せる必要が出てくる。これに対し、温度検出センサ9を
具備していれば初めからサーチモードで移動できる領域
が広がっているため、1回の移動でピントを合わせら
れ、上記の多発合焦のような動作を防ぐことができる。
【0054】また、プレディクションモードで、P8の
位置にフォーカスユニット2が停止した場合は、光学的
無限の位置が移動したと考え、サーチモードでの移動範
囲をP1〜P8に拡大することが必要である。このと
き、光学的無限の位置を変更する必要があり、これには
EEPROM6の内容を書き直す方式、マイコン内蔵の
メモリに記憶させる方式(この場合、レンズ1がカメラ
10から外された場合はクリアされる)などがある。こ
の書き換えも、上記実施の第1の形態とは異なり、この
実施の第2の形態では温度検出センサ9を具備している
ので、あらかじめ温度による光学的無限の位置の変化量
がわかっているため、該温度検出センサ9の出力から求
められる光学的無限の位置よりもさらに無限の位置でフ
ォーカスユニット2がプレディクションモードで停止し
た場合は、計時変化であると判定し、EEPROM6の
内容を書き換えることに限定できる。この後、交換レン
ズ1の温度が通常の状態に戻った場合は、実施の第1の
形態では光学的無限の位置をEEPROMで書き換える
とサーチモードでは広がった領域の移動をしなければな
らないが、この実施の第2の形態では、計時変化分のみ
の移動範囲で良いため、不必要なサート動作は行われ
ず、結果としてより早いオートフォーカスが可能とな
る。
【0055】但し、温度検出センサ9を具備すること
で、製品の価格が高くなるなどの弊害もあるため、交換
レンズの仕様に合わせて温度検出センサを具備するかど
うかを考慮する必要がある。
【0056】カメラマイコン12での動作は、図5と同
様であるので、ここではその説明は省略し、レンズマイ
コン7での動作について、図8のフローチャートにより
説明する。
【0057】図8は、本発明の実施の第2の形態におけ
るレンズマイコン7での動作の主要部分を示すフローチ
ャートであり、以下これに従ってレンズ1の動作につい
て説明する。
【0058】レンズマイコン7はステップ#301より
動作を開始し、まずステップ#302において、各種ス
イッチ等の状態を検出し、マイコン内部のメモリに検出
結果を書き込む。スイッチ等には、オートフォーカス/
マニュアルフォーカス切換えスイッチ(不図示)、絶対
距離検出スイッチ5、温度検出センサ9、ズーム位置検
出スイッチ(不図示)、その他等の多くのものがある
が、この実施の第2の形態では絶対位置検出スイッチ5
と温度検出センサ9が関係し、その他は本発明には無関
係のため、その説明は省略する。
【0059】次のステップ#303においては、現在フ
ォーカス駆動中か否かを判定し、そうであればステップ
#308へ進む。また、フォーカス駆動中でなければス
テップ#304へ進み、フォーカスユニット2の移動命
令がカメラマイコン12から送信されたかを判定し、送
信されていない場合はステップ#302に戻る。一方、
カメラマイコン12からフォーカスユニット2の移動命
令が送信されている場合はステップ#305へ進み、サ
ーチモードかプレディクションモードかを判定し、サー
チモードの場合は移動方向と移動量のデータが無く、直
ちにフォーカスユニット2の移動を開始する為にステッ
プ#307へ進むが、サーチモードでない場合、つまり
フォーカスユニット2の移動命令がプレディクション命
令である場合はステップ#306へ進み、次に送信され
るデータをその駆動量、駆動方向として待つ。その後は
ステップ#307へ進む。
【0060】ステップ#307へ進むと、レンズマイコ
ン7はモータ3に電圧を印加してフォーカスユニット2
の移動を開始する。そして、次のステップ#308にお
いて、上記ステップ#306にてカメラマイコン12か
ら指示された移動量だけフォーカスユニット2が移動し
たかを検出ユニット4から出力されたカウント数と比較
し、検出ユニット4からのカウント数がカメラマイコン
12から送信された移動量と一致した場合(所定駆動終
了時)は後述するステップ#314へ進み、一致してい
ない場合はステップ#309へ進む。
【0061】ステップ#309へ進むと、上記ステップ
#302にて絶対位置検出ユニット5の値を取り込んだ
メモリの内容と、フォーカスユニット2の移動方向と一
致するあらかじめ電気端として記憶してある値とを比較
し、フォーカスユニット2の現在の位置が電気端である
場合はフォーカスユニット2の移動を停止させるために
後述するステップ#313へ進む。電気端でない場合は
ステップ#310へ進み、現在のフォーカスユニット2
の移動がサーチモードかプレディクションモードかを判
定し、プレディクションモードの場合はステップ#30
2へ戻る(プレディクションモードの場合は、至近〜無
限の全域で移動を許可しているため)。
【0062】また、サーチモードの場合はステップ#3
11へ進み、EEPROM6またはレンズマイコン7の
内部メモリの光学的無限の位置データを取り込み(図4
では、P5の位置)、また、温度検出センサ9の出力を
検出して通常の温度に対する現在の温度の差を求め、そ
の値からレンズマイコン7にあらかじめ記憶されている
温度による光学的無限位置情報を加算し、フォーカスユ
ニット2の位置が超無限領域(図4では、通常温度の場
合はP5以上の値の場合で、P5〜P10の範囲とな
り、温度が通常温度と異なる場合は、P4またはP6以
上〜P10の範囲となる)かどうかを判定し、範囲外で
あればステップ#302へ戻る。フォーカスユニット2
を無限方向に移動し、かつ上記ステップ#311にてフ
ォーカスユニット2の現在位置が超無限領域に位置し、
かつ上記ステップ#310にてサーチモードで駆動中の
場合は、フォーカスユニット2の移動を制限することは
本実施の第2の形態の特徴的部分の一つであるため、フ
ォーカスユニット2の移動を直ちに停止する必要があ
る。これは、不必要なフォーカスユニット2の移動時間
を短縮して、換言すれば、無駄なサーチ時間の短縮を図
り、オートフォーカススピードの向上を図る為である。
このため、このような場合はステップ#312からステ
ップ#313へ進み、フォーカスユニット2の移動を停
止させる為にモータ3への電圧印加を中止し、ステップ
#302へ戻る。
【0063】また、上記ステップ#308にて検出ユニ
ット4からのカウント数がカメラマイコン12から送信
された移動量と一致したと判定した場合は、前述したよ
うにステップ#314へ進み、プレディクションモード
でフォーカスユニット2を移動させていて、検出ユニッ
ト4の出力に基づいて所定の移動量だけ移動を完了しの
で、直ちにフォーカスユニット2の移動を停止する為に
モータ3への電圧印加を中止する。そして、次のステッ
プ#315において、フォーカスユニット2の現在の位
置が超無限(図4の場合、通常温度ならP5〜P10の
範囲)の位置かどうかを判定し、違う場合はステップ2
02へ戻る。また、フォーカスユニット2の停止位置を
確認し、超無限領域(図4では、通常温度ならP5〜P
10の範囲)の場合は、レンズ1の光学的無限の位置が
ずれたものと判定し、温度検出センサ9により通常温度
ならばEEPROM6またはレンズマイコン7の内部メ
モリに現在のフォーカスユニット2の絶対位置を光学的
無限の位置として書き換える必要がある。これによって
次回からサーチモードでフォーカスユニット2の移動範
囲は、図4の場合、P1〜現在のフォーカスユニット2
の位置(例えばP8)まで拡大されることになる。
【0064】ステップ#316へ進むと、光学的無限の
位置を変更する為に、EEPROM6に現在のフォーカ
スユニット2の絶対位置を光学的無限の位置として書き
換える。
【0065】この方法としては、図2では、ゾーン12
が光学的無限の位置であるため、EEPROM6または
レンズマイコン7の内部メモリーにはバイナリー形式の
B‘1101’という値が書き込まれている。これをフ
ォーカスユニット2の停止位置がゾーン13の場合はE
EPROM6またはレンズマイコン7の内部メモリーに
バイナリ形式のB‘1100’と書き換えられることに
なる。
【0066】また、図3を例にすると、ゾーン12が光
学的無限の位置であるため、EEPROM6またはレン
ズマイコン7の内部メモリには‘130’又はこれに相
当する電圧値が書き込まれている。これをフォーカスユ
ニット2の停止位置がゾーン13の場合はEEPROM
6またはレンズマイコン7の内部メモリに‘140’又
はこれに相当する電圧値が書き換えられることになる。
これによって次回のサーチモードでの駆動範囲はゾーン
0〜ゾーン12となる。
【0067】以上の実施の各形態によれば、光学的無限
の位置(又は至近から光学的無限の領域、もしくは光学
的無限から超無限の領域)を基準にして、サーチモード
時にはフォーカスレンズの移動を制限する構成にしてい
るので、従来より具備されているオートフォーカスに関
する追加仕様、新機能を付随したまま、簡単な構成によ
り、サーチ動作に要する時間を短縮することができ、従
来よりもオートフォーカススピードの向上を図ることが
でき、ピント精度も良好なものとすることができる。
【0068】また、使用温度によって光学的無限の位置
は変化することに着目し、温度検出センサ9を使用して
前記光学的無限の位置を変更してその移動を細かに制限
させることで、より早く、快適なオートフォーカス制御
を実現できる。
【0069】更に、プレディクションモードで、例えば
図4のP8の位置にフォーカスユニット2が停止した場
合は、光学的無限の位置が移動したと考え、サーチモー
ドでの移動範囲をP1〜P8に拡大するようにしている
ので、次回からのオートフォーカス制御を適正に行うこ
とが可能となる。
【0070】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
オートフォーカスに関する追加仕様、新機能を付随した
まま、複雑な構成を全く取ることなく、対象物に対し常
に安定したピント精度を得るとともに、不必要なレンズ
移動を禁止して快適な、もしくはより早く快適なオート
フォーカスを実現することのできるレンズ駆動制御装置
を提供しようとするものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の第1の形態に係るレンズ交換式
オートフォーカス一眼レフカメラの主要部分の回路構成
を示すブロック図である。
【図2】図1の検出ユニットの一例として電極を使用し
て絶対位置の検出する場合を説明する為の図である。
【図3】図1の検出ユニットの他の例として抵抗を使用
して絶対位置の検出する場合を説明する為の図である。
【図4】図1のフォーカスユニット2の移動範囲を絶対
位置検出ユニットで10領域に分割したフォーカス用レ
ンズの移動領域を説明する為の図である。
【図5】本発明の実施の第1の形態においてカメラマイ
コンでの動作を示すフローチャートである。
【図6】本発明の実施の第1の形態においてレンズマイ
コンでの動作を示すフローチャートである。
【図7】本発明の実施の第2の形態に係るレンズ交換式
オートフォーカス一眼レフカメラの主要部分の回路構成
を示すブロック図である。
【図8】本発明の実施の第2の形態においてレンズマイ
コンでの動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 レンズ本体 2a フォーカスレンズ 2 フォーカスユニット 3 モータ 4 検出ユニット 5 絶対位置検出ユニット 6 EEPROM 7 レンズマイコン 8 接点ユニット 9 温度検出センサ 10 カメラ本体 11 焦点検出ユニット 12 カメラマイコン

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レンズを移動させる駆動手段と、前記レ
    ンズの移動量を検出する移動量検出手段と、前記レンズ
    の現在の位置を検出する位置検出手段と、対象物にピン
    トを合わせる為の前記レンズの移動量を演算する演算手
    段とを有し、前記演算により得られるレンズ移動量に基
    づいて前記駆動手段にて前記レンズを移動させ、前記移
    動量検出手段の出力を基に前記レンズを停止させるよう
    に構成されたレンズ駆動制御装置において、 前記レンズの最大移動範囲よりも狭い所定の移動範囲を
    示すデータをあらかじめ記憶する記憶手段と、該記憶手
    段の記憶データと前記位置検出手段の位置情報に基づい
    て、前記演算手段にて得られたレンズ移動量とは無関係
    に前記レンズの移動を停止させるか否かを制御するレン
    ズ停止制御手段とを有することを特徴とするレンズ駆動
    制御装置。
  2. 【請求項2】 レンズを移動させる駆動手段と、前記レ
    ンズの移動量を検出する移動量検出手段と、前記レンズ
    の現在の位置を検出する位置検出手段と、対象物にピン
    トを合わせる為のレンズ移動量を演算する演算手段とを
    有し、前記演算により得られる前記レンズの移動量に基
    づいて前記駆動手段にて前記レンズを移動させ、前記移
    動量検出手段の出力を基に前記レンズを停止させるよう
    に構成されたレンズ駆動制御装置において、 前記レンズの最大移動範囲よりも狭い所定の移動範囲を
    示すデータをあらかじめ記憶する記憶手段と、周囲の温
    度を検出する温度検出手段と、該温度検出手段の出力に
    応じて前記記憶手段内の記憶データを変更する記憶情報
    変更手段と、変更後の前記記憶データと前記位置検出手
    段の位置情報に基づいて、前記演算手段にて得られたレ
    ンズ移動量とは無関係に前記レンズの移動を停止させる
    か否かを制御するレンズ停止制御手段とを有することを
    特徴とするレンズ駆動制御装置。
  3. 【請求項3】 前記記憶手段にあらかじめ記憶される前
    記所定の移動範囲を示すデータとは、対象物にピントを
    合わせることが可能となる前記レンズの絶対位置の領域
    であることを特徴とする請求項1又は2に記載のレンズ
    駆動制御装置。
  4. 【請求項4】 前記レンズ停止制御手段は、前記位置検
    出手段にて検出された現在の前記レンズの位置と該レン
    ズの移動方向より、該レンズが前記記憶手段に記憶され
    た記憶データである前記所定の移動範囲外となる場合
    は、前記演算手段にて得られたレンズ移動量とは無関係
    に前記レンズの移動を停止させることを特徴とする請求
    項3に記載のレンズ駆動制御装置。
  5. 【請求項5】 前記演算手段によって対象物にピントを
    合わせる為のレンズ移動量を算出できなかった場合に、
    前記レンズを移動させる第1のモードと、前記演算手段
    によって対象物にピントを合わせる為のレンズ移動量を
    算出できた場合に、前記レンズを移動させる第2のモー
    ドとを有し、 前記レンズ停止制御手段は、前記第1のモード時にのみ
    作動することを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載
    のレンズ駆動制御装置。
  6. 【請求項6】 前記演算手段によって対象物にピントを
    合わせる為のレンズ移動量を算出できなかった場合に、
    前記レンズを移動させる第1のモードと、前記演算手段
    によって対象物にピントを合わせる為のレンズ移動量を
    算出できた場合に、前記レンズを移動させる第2のモー
    ドとを有し、 前記第1のモード時には、前記レンズ停止制御手段を作
    動させて前記レンズの移動に制限を設け、前記第2のモ
    ード時には、前記レンズ停止制御手段の作動を禁止して
    前記最大移動範囲内での前記レンズの移動を許可する制
    御手段を有することを特徴とする請求項1〜4の何れか
    に記載のレンズ駆動制御装置。
  7. 【請求項7】 前記第2のモードにおける前記レンズの
    停止位置が、前記所定の移動範囲外である場合は、前記
    記憶手段に記憶された前記所定の移動範囲の無限側を、
    前記停止位置まで拡大して再記憶させることを特徴とす
    る請求項5又は6に記載のレンズ駆動制御装置。
  8. 【請求項8】 前記記憶手段にあらかじめ記憶される前
    記所定の移動範囲を示すデータとは、対象物にピントを
    合わせることが不能な前記レンズの絶対位置の領域であ
    ることを特徴とする請求項1又は2に記載のレンズ駆動
    制御装置。
  9. 【請求項9】 前記レンズ停止制御手段は、前記位置検
    出手段にて検出された現在の前記レンズの位置と該レン
    ズの移動方向より、該レンズが前記記憶手段に記憶され
    た記憶データである前記所定の移動範囲外となる場合
    は、前記演算手段にて得られたレンズ移動量とは無関係
    に前記レンズの移動を停止させることを特徴とする請求
    項8に記載のレンズ駆動制御装置。
  10. 【請求項10】 前記演算手段によって対象物にピント
    を合わせる為のレンズ移動量を算出できなかった場合
    に、前記レンズを移動させる第1のモードと、前記演算
    手段によって対象物にピントを合わせる為のレンズ移動
    量を算出できた場合に、前記レンズを移動させる第2の
    モードとを有し、 前記レンズ停止制御手段は、前記第1のモード時にのみ
    作動することを特徴とする請求項8又は9に記載のレン
    ズ駆動制御装置。
  11. 【請求項11】 前記演算手段によって対象物にピント
    を合わせる為のレンズ移動量を算出できなかった場合
    に、前記レンズを移動させる第1のモードと、前記演算
    手段によって対象物にピントを合わせる為のレンズ移動
    量を算出できた場合に、前記レンズを移動させる第2の
    モードとを有し、 前記第1のモード時には、前記レンズ停止制御手段を作
    動させて前記レンズの移動に制限を設け、前記第2のモ
    ード時には、前記レンズ停止制御手段の作動を禁止して
    前記最大移動範囲内での前記レンズの移動を許可する制
    御手段を有することを特徴とする請求項8又は9に記載
    のレンズ駆動制御装置。
  12. 【請求項12】 前記第2のモードにおける前記レンズ
    の停止位置が、前記記所定の移動範囲内である場合は、
    前記記憶手段に記憶された前記所定の移動範囲の無限側
    を、前記停止位置まで縮小して再記憶させることを特徴
    とする請求項10又は11に記載のレンズ駆動制御装
    置。
  13. 【請求項13】 前記記憶手段にあらかじめ記憶される
    前記所定の移動範囲を示すデータとは、対象物にピント
    を合わせることが不能となる光学的無限の位置であるこ
    とを特徴とする請求項1又は2に記載のレンズ駆動制御
    装置。
  14. 【請求項14】 前記レンズ停止制御手段は、前記位置
    検出手段にて検出された現在の前記レンズの位置と該レ
    ンズの移動方向より、該レンズが前記記憶手段に記憶さ
    れた記憶データである前記所定の移動範囲外となる場合
    は、前記演算手段にて得られたレンズ移動量とは無関係
    に前記レンズの移動を停止させることを特徴とする請求
    項13に記載のレンズ駆動制御装置。
  15. 【請求項15】 前記演算手段によって対象物にピント
    を合わせる為のレンズ移動量を算出できなかった場合
    に、前記レンズを移動させる第1のモードと、前記演算
    手段によって対象物にピントを合わせる為のレンズ移動
    量を算出できた場合に、前記レンズを移動させる第2の
    モードとを有し、 前記レンズ停止制御手段は、前記第1のモード時にのみ
    作動することを特徴とする請求項13又は14に記載の
    レンズ駆動制御装置。
  16. 【請求項16】 前記演算手段によって対象物にピント
    を合わせる為のレンズ移動量を算出できなかった場合
    に、前記レンズを移動させる第1のモードと、前記演算
    手段によって対象物にピントを合わせる為のレンズ移動
    量を算出できた場合に、前記レンズを移動させる第2の
    モードとを有し、 前記第1のモード時には、前記レンズ停止制御手段を作
    動させて前記レンズの移動に制限を設け、前記第2のモ
    ード時には、前記レンズ停止制御手段の作動を禁止して
    前記最大移動範囲内での前記レンズの移動を許可する制
    御手段を有することを特徴とする請求項13又は14に
    記載のレンズ駆動制御装置。
  17. 【請求項17】 前記第2のモードにおける前記レンズ
    の停止位置が、前記レンズの光学的無限より無限側であ
    る場合は、前記記憶手段に記憶された前記所定の移動範
    囲の無限側を、前記停止位置として再記憶させることを
    特徴とする請求項15又は16に記載のレンズ駆動制御
    装置。
JP2000350345A 2000-11-17 2000-11-17 レンズ駆動制御装置 Pending JP2002156573A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000350345A JP2002156573A (ja) 2000-11-17 2000-11-17 レンズ駆動制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000350345A JP2002156573A (ja) 2000-11-17 2000-11-17 レンズ駆動制御装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002156573A true JP2002156573A (ja) 2002-05-31

Family

ID=18823585

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000350345A Pending JP2002156573A (ja) 2000-11-17 2000-11-17 レンズ駆動制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002156573A (ja)

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005091808A (ja) * 2003-09-18 2005-04-07 Fuji Photo Film Co Ltd オートフォーカス装置
JP2007047468A (ja) * 2005-08-10 2007-02-22 Canon Inc オートフォーカス制御装置
JP2008047111A (ja) * 2006-08-10 2008-02-28 Avago Technologies General Ip (Singapore) Private Ltd 分解能制御装置を有するコンピュータ入力装置
US8049979B2 (en) 2008-09-08 2011-11-01 Panasonic Corporation Lens barrel and imaging device
JP2012215801A (ja) * 2011-03-31 2012-11-08 Nikon Corp レンズ鏡筒およびカメラシステム
JP2013228571A (ja) * 2012-04-26 2013-11-07 Canon Inc レンズ装置、撮像システム、撮像装置および制御方法
JP2013257427A (ja) * 2012-06-12 2013-12-26 Nikon Corp カメラボディおよび撮像装置
CN105793754A (zh) * 2013-12-04 2016-07-20 旭化成微电子株式会社 照相机模块的调整方法、镜头位置控制装置、以及线性运动设备的控制装置及其控制方法
JP2017009961A (ja) * 2015-06-26 2017-01-12 キヤノン株式会社 光学機器およびフォーカス制御プログラム
JP2017151477A (ja) * 2017-05-25 2017-08-31 株式会社ニコン レンズ鏡筒およびカメラシステム
JP2018088014A (ja) * 2011-03-31 2018-06-07 株式会社ニコン レンズ鏡筒及びカメラシステム

Cited By (25)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005091808A (ja) * 2003-09-18 2005-04-07 Fuji Photo Film Co Ltd オートフォーカス装置
JP2007047468A (ja) * 2005-08-10 2007-02-22 Canon Inc オートフォーカス制御装置
JP4732065B2 (ja) * 2005-08-10 2011-07-27 キヤノン株式会社 オートフォーカス制御装置
JP2008047111A (ja) * 2006-08-10 2008-02-28 Avago Technologies General Ip (Singapore) Private Ltd 分解能制御装置を有するコンピュータ入力装置
JP4669498B2 (ja) * 2006-08-10 2011-04-13 アバゴ・テクノロジーズ・ジェネラル・アイピー(シンガポール)プライベート・リミテッド 分解能制御装置を有するコンピュータ入力装置
US8848302B2 (en) 2008-09-08 2014-09-30 Panasonic Corporation Lens barrel and imaging device
US8879178B2 (en) 2008-09-08 2014-11-04 Panasonic Corporation Lens barrel and imaging device
US8913333B2 (en) 2008-09-08 2014-12-16 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. Lens barrel and imaging device
US8259404B2 (en) 2008-09-08 2012-09-04 Panasonic Corporation Lens barrel and imaging device
US8879177B2 (en) 2008-09-08 2014-11-04 Panasonic Corporation Lens barrel and imaging device
US8824070B2 (en) 2008-09-08 2014-09-02 Panasonic Corporation Lens barrel and imaging device
US8824069B2 (en) 2008-09-08 2014-09-02 Panasonic Corporation Lens barrel
US8049979B2 (en) 2008-09-08 2011-11-01 Panasonic Corporation Lens barrel and imaging device
JP2012215801A (ja) * 2011-03-31 2012-11-08 Nikon Corp レンズ鏡筒およびカメラシステム
JP2016028308A (ja) * 2011-03-31 2016-02-25 株式会社ニコン レンズ鏡筒およびカメラシステム
JP2018088014A (ja) * 2011-03-31 2018-06-07 株式会社ニコン レンズ鏡筒及びカメラシステム
JP2018116318A (ja) * 2011-03-31 2018-07-26 株式会社ニコン レンズ鏡筒
JP2013228571A (ja) * 2012-04-26 2013-11-07 Canon Inc レンズ装置、撮像システム、撮像装置および制御方法
JP2013257427A (ja) * 2012-06-12 2013-12-26 Nikon Corp カメラボディおよび撮像装置
CN105793754A (zh) * 2013-12-04 2016-07-20 旭化成微电子株式会社 照相机模块的调整方法、镜头位置控制装置、以及线性运动设备的控制装置及其控制方法
JPWO2015083356A1 (ja) * 2013-12-04 2017-03-16 旭化成エレクトロニクス株式会社 カメラモジュールの調整方法及びレンズ位置制御装置並びに線形運動デバイスの制御装置及びその制御方法
US10154189B2 (en) 2013-12-04 2018-12-11 Asahi Kasei Microdevices Corporation Adjusting method of camera module, lens position control device, control device of linear movement device, and controlling method of the same
US10674070B2 (en) 2013-12-04 2020-06-02 Asahi Kasei Microdevices Corporation Adjusting method of camera module, lens position control device, control device of linear movement device, and controlling method of the same
JP2017009961A (ja) * 2015-06-26 2017-01-12 キヤノン株式会社 光学機器およびフォーカス制御プログラム
JP2017151477A (ja) * 2017-05-25 2017-08-31 株式会社ニコン レンズ鏡筒およびカメラシステム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5204710A (en) Camera having zoom lens system
JP2009009001A (ja) カメラシステム、レンズ鏡筒、カメラ本体
JPH09189842A (ja) レンズ鏡筒
JP6234084B2 (ja) 撮影装置
JP2002156573A (ja) レンズ駆動制御装置
JP3738795B2 (ja) 電子スチルカメラ
JPH10186211A (ja) カメラズーミング装置およびその方法
JP2801366B2 (ja) 光学制御装置
JP3041969B2 (ja) ビデオカメラ
JP4732065B2 (ja) オートフォーカス制御装置
JPH09211298A (ja) フォーカス制御装置及びオートフォーカス制御装置
JP2011107501A (ja) 焦点調節装置、および、撮像装置
JP4921651B2 (ja) デジタルカメラ
JP2003195145A (ja) カメラ
JPH07181367A (ja) マルチエリア焦点調節カメラ
JP5871196B2 (ja) 焦点調節装置、および、撮像装置
JP5483900B2 (ja) 光学機器
JPH05181048A (ja) 光学機器
JPH0612371B2 (ja) 前玉固定ズ−ムレンズにおける合焦レンズ移動装置
JP2010199644A5 (ja)
JP2004109693A (ja) カメラ、レンズ装置およびカメラシステム
JP2004251930A (ja) オートフォーカスカメラ
JPH05204015A (ja) カメラのセルフタイマ撮影装置
JPH0783445B2 (ja) 撮像装置
JPH1114898A (ja) カメラ