JPH06194565A - カメラ - Google Patents

カメラ

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Publication number
JPH06194565A
JPH06194565A JP35770192A JP35770192A JPH06194565A JP H06194565 A JPH06194565 A JP H06194565A JP 35770192 A JP35770192 A JP 35770192A JP 35770192 A JP35770192 A JP 35770192A JP H06194565 A JPH06194565 A JP H06194565A
Authority
JP
Japan
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focus adjustment
focus
flag
automatic
mode
Prior art date
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Application number
JP35770192A
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English (en)
Inventor
Mitsuhiro Katsuragawa
光広 桂川
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 自動焦点調節手段による焦点調節時に、手動
焦点調節手段による焦点調節を行うことができるモード
と手動焦点調節手段による焦点調節を行うことができな
いモードを任意に選択可能とする。 【構成】 自動焦点調節手段1,6〜9による焦点調節
のみを許容する第1のモード、手動焦点調節手段1,
3,4による焦点調節のみを許容する第2のモード、自
動焦点調節手段と手動焦点調節手段の両方による焦点調
節を許容する第3のモードの何れかを選択するモード選
択手段2を設け、選択手段により、自動焦点調節手段、
或は、手動焦点調節手段のみによる焦点調節を可能とす
る各モード、或は、自動焦点調節手段と手動焦点調節手
段の両方による焦点調節を可能とするモードの何れかを
選択できるようにしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、撮影光学系の焦点状態
を検出する焦点検出手段と、該焦点検出手段の検出結果
に基づいて自動的に焦点調節を行う自動焦点調節手段
と、手動焦点調節部材の操作に応答して撮影光学系の焦
点状態を調節する手動焦点調節手段とを備えた一眼レフ
レックスカメラ等のカメラの改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の自動焦点機能を備えた一眼レフレ
ックスカメラにおいては、自動焦点調節モードの状態か
ら手動による焦点調節を行おうとした場合、焦点調節を
自動的に行わせるか或は手動にて行うかを選択する為の
モード選択スイッチを手動焦点調節モード側に切り替え
る操作を行わなければならず、自動焦点調節後にユーザ
ーの意図による焦点の微調節には時間がかかってしまう
という欠点があった。
【0003】そこで、自動焦点調節モード時にも手動に
よる焦点調節が可能としたカメラが提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記構
成のカメラにおいては、モード選択の為の手間が省け、
自動焦点調節モード時にも必要に応じて手動調節が可能
となる利点は有するものの、自動焦点調節モード時に、
ユーザーの意図に反して不用意に手動焦点調節用の操作
部材に触れてしまった場合、自動焦点調節による焦点位
置に対して焦点がずれてしまい、適正な焦点調整ができ
ないといった問題があった。
【0005】(発明の目的)本発明の第1の目的は、自
動焦点調節手段による焦点調節時に、手動焦点調節手段
による焦点調節を行うことができるモードと手動焦点調
節手段による焦点調節を行うことができないモードを任
意に選択することのできるカメラを提供することであ
る。
【0006】本発明の第2の目的は、自動焦点調節手段
による焦点調節を実行後の手動焦点調節手段による微調
整を容易に行うことのできるカメラを提供することであ
る。
【0007】本発明の第3の目的は、手動焦点調節手段
によって意図した位置への焦点調節を行ったのに、撮影
動作を実行するためにレリーズボタン操作を行うことに
より自動焦点調節手段による焦点調節が再開され、所望
の撮影が行えないといったことを防止することのできる
カメラを提供することである。
【0008】本発明の第4の目的は、自動焦点調節手段
による焦点調節のみを許容するモード時には、手動焦点
調節部材の操作によって実行された焦点調節状態を、撮
影動作を実行するためのレリーズボタン操作がなされる
まで保持することのできるカメラを提供することであ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、自動焦点調節
手段による焦点調節のみを許容する第1のモード、手動
焦点調節手段による焦点調節のみを許容する第2のモー
ド、自動焦点調節手段と手動焦点調節手段の両方による
焦点調節を許容する第3のモードの何れかを選択するモ
ード選択手段を設け、選択手段により、自動焦点調節手
段、或は、手動焦点調節手段のみによる焦点調節を可能
とする各モード、或は、自動焦点調節手段と手動焦点調
節手段の両方による焦点調節を可能とするモードの何れ
かを選択できるようにしている。
【0010】また、本発明は、選択手段により第3のモ
ードが選択されている場合、自動焦点調節手段による焦
点調節が実行されている際は、手動焦点調節手段による
焦点調節を禁止し、手動焦点調節手段による焦点調節が
実行されている際は、自動焦点調節手段による焦点調節
を禁止する禁止手段を設け、また、手動焦点調節部材の
操作がなされたか否かを検出する操作検出手段を設ける
と共に、選択手段により第3のモードが選択されている
場合、前記操作検出手段の検出状態に応じて手動焦点調
節手段による焦点調節を実行させるか自動焦点調節手段
による焦点調節を実行させるかを決定する決定手段を設
け、自動焦点調節手段と手動焦点調節手段の両方による
焦点調節を許容する第3のモードが選択されている場
合、自動焦点調節手段による焦点調節を実行後、レリー
ズボタン操作、或は、手動焦点調節部材の操作により直
ちに手動焦点調節手段による焦点調節を行えるようにし
ている。
【0011】また、本発明は、選択手段により第3のモ
ードが選択されている場合、手動焦点調節手段による焦
点調節が実行された後一定時間は、自動焦点調節手段に
よる焦点調節を禁止する禁止手段を設け、手動焦点調節
手段による焦点調節が実行された後は、撮影動作を実行
するためにレリーズボタン操作(第2ストローク)がな
されることになるが、このレリーズボタン操作(第1ス
トローク)に応答して自動焦点調節手段による焦点調節
が再開されないようにしている。
【0012】また、本発明は、選択手段により第1のモ
ードが選択されている場合、手動焦点調節部材の操作に
より焦点検出手段及び自動焦点調節手段の起動が行われ
た際には、前記自動焦点調節手段による焦点調節を実行
させ、その後所定時間はレリーズボタン操作に伴う前記
自動焦点調節手段による焦点調節を禁止する禁止手段を
設け、また、手動焦点調節部材の操作がなされたか否か
を検出する操作検出手段を設けると共に、選択手段によ
り第1のモードが選択されている場合、前記操作検出手
段にて手動焦点調節部材の操作がなされたことが検出さ
れた際には焦点検出手段及び自動焦点調節手段を起動さ
せて該自動焦点調節手段による焦点調節を実行させ、そ
の後所定時間はレリーズボタン操作に伴う前記自動焦点
調節手段による焦点調節を禁止する禁止手段を設け、選
択手段により自動焦点調節手段による焦点調節のみを許
容する第1のモードが選択されている場合、手動焦点調
節部材を操作することによって自動焦点調節手段による
焦点調節を実行するようにし、その後レリーズボタン操
作が行われた場合には、撮影動作のみを行うようにして
いる。
【0013】
【実施例】以下、本発明を図示の実施例に基づいて詳細
に説明する。
【0014】図1は本発明の第1の実施例におけるカメ
ラの回路構成を示すブロック図である。
【0015】図1において、1はレンズ側に設けられた
マイクロコンピュータ(以下、マイコンと記す)で、該
レンズ側マイコン1は後述するようにメモリ,タイマカ
ウンタ等を有する。
【0016】2は、焦点調節を自動で行わせるか否か、
及び、手動焦点調節を禁止するか許可するか等を選択す
るための、レンズ側マイコン1の入力ポートに接続され
たスイッチであり、該スイッチ2が接点2−a側にON
している際には、自動焦点調節は行わず、手動焦点調節
を許可する。また、該スイッチ2が接点2−b側にON
している際には、自動焦点調節を行い、手動焦点調節は
禁止する。又、該スイッチ2が接点2−a,2−bのい
ずれにもONしていない際には、自動焦点調節と手動焦
点調節の両方を許可する。なお、以下、スイッチ2と接
点2−aの状態を「スイッチ2aの状態」と記し、スイ
ッチ2と接点2−bの状態を「スイッチ2bの状態」と
記す。
【0017】3は手動焦点調節用のフォーカスリングで
ある。4は前記フォーカスリング3を回転操作した場合
の回転数に対応したパルス信号と回転方向信号を発生す
るエンコーダで、パルス信号と回転方向信号はレンズ側
マイコン1に入力される。5は焦点調節用レンズ、6は
前記焦点調節用レンズ5を移動させるための焦点調節用
モータである。7は前記焦点調節用モータ6を駆動する
ドライバ回路で、該ドライバ回路7はレンズ側マイコン
1によって制御される。8は前記焦点調節用レンズ5の
移動量に応じたパルス信号を出力するエンコーダであ
る。9は前記エンコーダ8のパルス出力をクロック入力
とするダウンカウンタで、該カウンタ9はレンズ側マイ
コン1からプリセット及び読み出しができ、更にカウン
タ値が「0」でハイレベル、「0」以外でローレベルを
レンズ側マイコン1に出力する出力端子9aを持つ。
【0018】10はカメラ(本体)側に設けられて各種
の撮影動作の制御を行うカメラ側マイコンである。11
はレンズ側マウント部に取り付けられた電気接点であ
り、12はカメラ側マウント部に取り付けられた電気接
点であり、カメラ(本体)にレンズを装着した際、これ
ら電気接点11,12が接触し、レンズ側マイコン1と
カメラ側マイコン10は、該電気接点11,12を介し
て光学データ,フォーカス駆動/停止命令,レンズ状態
の情報等の通信可能状態となる。
【0019】13は焦点検出装置、14−a,14−b
はそれぞれレリーズボタンの第1ストローク,第2スト
ロークによりONするスイッチ、15,16はそれぞれ
シャッタ先幕,後幕の走行を開始させる為のシャッタ駆
動用マグネット、17はカメラ側マイコン10からの信
号により前記シャッタ駆動用マグネット15,16に通
電を行うシャッタ制御回路である。18はフィルム給送
用モータ、19はシャッタばね巻上げ用モータ、20,
21はそれぞれカメラ側マイコン10からの信号により
前記各モータ18,19を駆動するドライバ回路であ
る。
【0020】図2は図1に示したエンコーダ4の構成を
示した図である。
【0021】図2において、30,31は共にグランド
に接続された金属パターン、32,33はそれぞれ前記
金属パターン30,31上を摺動するブラシ、34はフ
ォーカスリング3の回転に伴って移動するブラシ固定部
材で、該ブラシ固定部材34上に前記ブラシ32,33
がそれぞれ固定されている。35,36は前記ブラシ3
2,33と金属パターン30,31の導通状態信号を発
生させるためのプルアップ抵抗である。37は前記ブラ
シ32,33に発生する信号を入力とするエクスクルシ
ブオアゲート(以下、EXORと記す)であり、38は
前記ブラシ32に発生する信号をデータ入力とし、前記
ブラシ33に発生する信号をクロック入力とするDフリ
ッププロップ(以下、FFと記す)であり、これらEX
OR37とFF38の出力は共にレンズ側マイコン1へ
入力される。
【0022】図3は、前記ブラシ固定部材34が金属パ
ターン30,31を図2の矢印の方向に移動した場合
の、ブラシ32,33に発生する信号、EXOR37の
出力信号、FF38の出力信号それぞれのタイミングチ
ャートを示した図である。
【0023】図4は、前記ブラシ固定部材34が金属パ
ターン30,31を図2の矢印の方向に移動した場合
の、ブラシ32,33に発生する信号、EXOR37の
出力信号、FF38の出力信号それぞれのタイミングチ
ャートを示した図である。
【0024】上記の図3,図4より明らかなように、E
XOR37の出力はフォーカスリング3の回転量を表
し、FF38の出力はフォーカスリング4の回転方向を
表す。すなわち、FF38は、図2の矢印の矢印に金
属パターン30,31が移動した場合にはハイレベルを
出力し、矢印の矢印に金属パターン30,31が移動
した場合にはローレベルを出力することになる。
【0025】次に、図1のレンズ側マイコン1が有して
いるメモリ,タイマカウンタ,フラグについて説明す
る。
【0026】SWA_FLAG,SWB_FLAGは、
スイッチ2a及びスイッチ2bの状態を示すフラグで、
これらスイッチ2a,2bがONでセットされ、OFF
でクリアされる。
【0027】AFDRV_DATAはカメラ側マイコン
10よりレンズ側マイコン1へ通信によって送られてき
た駆動命令の駆動量を格納するメモリである。
【0028】AFDIR_FLAGは駆動命令の駆動方
向を示すフラグで、無限方向への駆動命令時にセットさ
れ、至近方向への駆動命令時にクリアされる。
【0029】MFDRV_DATAはフォーカスリング
3の回転速度を表す時間データを格納するメモリであ
る。
【0030】MFDIR_FLAGはフォーカスリング
3の回転方向を示すフラグで、フォーカスレンズ3を無
限方向に動作させる時にセットされ、至近方向に回転さ
せる時にクリアされる。
【0031】AGREQ_FLAGはカメラ側マイコン
10へ自動焦点調節を行うための焦点検出、及び、レン
ズ駆動量の演算,駆動命令を要求するか否かを表すフラ
グで、要求の時にセットされる。
【0032】AFDIS_FLAGはカメラ側のレリー
ズボタンの第1ストロークによりONするスイッチ14
−aのONによる自動焦点調節動作開始を許可するか禁
止するかを示すフラグであり、禁止の時にセットされ、
許可の時クリアされる。
【0033】DRV_MODEは現在の焦点調節用レン
ズ5の状態を表すメモリで、焦点調節用レンズ5が停止
中は「0」が、マニュアル操作にて駆動中は「1」が、
自動焦点調節にて駆動中は「2」が格納される。
【0034】AFCON_FLAGは、焦点調節用モー
タ6を制御する時に、自動焦点調節のための制御を行う
か否かを示すフラグで、セットされている時のみ自動焦
点調節のための制御を行う。
【0035】MFCOM_FLAGはマニュアル焦点調
節のための制御を行うか否かを示すフラグで、セットさ
れている時のみマニュアル焦点調節のための制御を行
う。
【0036】PLS_DATAはカウンタ9のカウント
値を格納するメモリである。
【0037】TIMAはフォーカスリング3の回転によ
ってエンコーダ4から発生するパルス信号の立上がり時
間間隔測定用のタイマカウンタで、該タイマカウンタT
IMAはプリセット,読み出しが可能なダウンカウンタ
である。
【0038】TIMBはカメラ側のスイッチ14−aの
ONによる自動焦点調節動作開始の禁止を所定時間で解
除するためのタイマカウンタで、該タイマカウンタTI
MBはプリセット可能なダウンカウンタである。
【0039】上記タイマカウンタTIMA及びTIMB
は、共にカウンタ値が「0」になると割込みを発生させ
ることができる。
【0040】次に、図5乃至図11のフローチャートを
用いて、上記レンズ側マイコン1の動作について説明す
る。
【0041】まず、図5のメインルーチンから説明す
る。 [ステップ1] 各メモリ,タイマカウンタ,フラグを
クリア、つまり初期化処理を行う。 [ステップ2] カメラ側マイコン10からの通信割り
込みを許可し、通信割り込みが発生したら図6の「通信
割り込みルーチン」へ進む。 [ステップ3] エンコーダ4からのパルス信号がロー
レベルからハイレベルに変化した時の割り込みを許可
し、割り込みが発生したら図7の「パルス割り込みルー
チン」へ進む。 [ステップ4] スイッチ2a,2bの状態を検知し、
これらの状態に応じてフラグSWA_FLAG,SWB
_FLAGをセット、或は、クリアする。 [ステップ5] ここでは焦点調節用モータ6の制御サ
ブルーチン(図8)へ進み、リターンしたらステップ4
へ戻って、ステップ4→ステップ5→ステップ4ステッ
プ4→……を繰り返す。
【0042】次に、図6のフローチャートにより、図5
のステップ2において行われる「通信割り込みルーチ
ン」について説明する。 [ステップ11] カメラ側マイコン10からの通信内
容を解析し、フォーカス駆動/停止の命令であればステ
ップ15へ、そうでなければステップ12へ進む。 [ステップ12] カメラ側マイコン10からの通信内
容を解析し、レンズ状態の送信要求であればステップ2
0へ、そうでなければステップ13へ進む。 [ステップ13] カメラ側マイコン10からの通信内
容を解析し、光学データの送信要求であればステップ1
4へ進む。これ以外の通信内容は本発明とは関係ないの
で、特に何もしないでメインルーチンへリターンする。 [ステップ14] レンズ側マイコン1内のメモリに格
納されている光学データを次回の通信時にカメラに転送
されるように、通信データバッファにセットし、リター
ンする。
【0043】前記ステップ11においてフォーカス駆動
/停止の命令の通信がなされた場合には、前述したよう
にステップ15へ進む。 [ステップ15] カメラ側マイコン10からの命令が
停止命令であるか否かを判断し、停止命令ならばステッ
プ16へ、停止命令でなければステップ17へ進む。 [ステップ16] ここではメモリAFDRV_DAT
Aに「0」を格納し、フラグAFDIR_FLAGをク
リアしてステップ18へ進む。 [ステップ17] ここではカメラ側マイコン10から
の駆動量をメモリAFDRV_DATAに格納し、駆動
方向をフラグAFDIR_FLAGによって設定してス
テップ18へ進む。 [ステップ18] カウンタ9をメモリAFDRV_D
ATAに格納されている値でプリセットする。 [ステップ19] 焦点調節用モータ6を制御する時、
自動焦点調節のための制御を行うのでAFCON_FL
AGをセット(AFCON_FLAG=1)し、この
「通信割り込みルーチン」をリターンする。
【0044】上記ステップ12においてレンズ状態の送
信要求が通信なされた場合には、前述したようにステッ
プ20へ進む。 [ステップ20] レンズ側マイコン1内のフラグSW
A_FLAG,SWB_FLAG,AFDIR_FLA
G,AFREQ_FLAG,DRV_MODEを次回の
通信時にカメラ側マイコン10に転送できるように、通
信データバッファにセットし、この「通信割り込みルー
チン」をリターンする。
【0045】次に、図7のフローチャートにより、図5
のステップ3において行われる「エンコーダ4のパルス
込みルーチン」について説明する。 [ステップ31] フラグSWA_FLAGがセット
(SWA_FLAG=1)されているか否かを判断し、
セットされていればステップ34からの手動焦点調節の
み行うル−チンへと進む。また、クリア(SWA_FL
AG=0)されていればステップ32へと進む。 [ステップ32] フラグSWB_FLAGがセット
(SWB_FLAG=1)されていればステップ41か
らの自動焦点調節のみ行うル−チンへ進む。また、クリ
ア(SWB_FLAG=0)されていればステップ33
へ進む。 [ステップ33] 「SWA_FLAG=0」かつ「S
WB_FLAG=0」なので、自動焦点調節と手動焦点
調節の両方実行可能なモ−ドであるが、ここでは、エン
コ−ダ4からのパルス信号の割り込みが発生しているの
で、自動焦点調節を行っている最中でなければ、つまり
例えば手動焦点調節時には自動焦点調節を一定時間禁止
して手動焦点調節を行う。すなわち、「DRV_MOD
E=2」ならば、自動焦点調節によって焦点調節用モー
タ6を駆動中なので、何もしないで(手動焦点調節を禁
止して)リタ−ンする。また、「DRV_MODE=
0」、或は、「DRV_MODE=1」ならばステップ
34からの手動焦点調節のル−チンへと進む。
【0046】以下のステップ34〜38は手動焦点調節
を行うル−チンである。 [ステップ34] フラグAFDIS_FLAGをセッ
ト(AFDIS_FLAG=1)し、自動焦点調節を禁
止する。 [ステップ35] フラグMFCOM_FLAGをセッ
ト(MFCOM_FLAG=1)する。 [ステップ36] タイマカウンタTIMAの値をメモ
リMFDRV_DATAに、また、FF38の出力を、
つまりフォーカスリング3の駆動方向をフラグMFDI
R_FLAGに格納する。 [ステップ37] タイマカウンタTIMAを所定値で
プリセットすると共に、該タイマカウンタTIMAをス
タ−トさせる。 [ステップ38] 上記タイマカウンタTIMAが
「0」になった時に生じる割り込みを許可し、該「エン
コーダ4のパルス込みルーチン」をリタ−ンする。
【0047】すなわち、上記ステップ34〜ステップ3
8では、前回のエンコーダ4(フォ−カスリング3の回
転に伴う)のパルス割り込みから今回のエンコーダ4の
パルス割り込みまでのタイマカウンタTIMAの変化値
がメモリMFDRV_DATAに格納される。また、初
回のエンコーダ4のパルス割り込み時は、上記ステップ
1にてタイマカウンタTIMAが「0」にクリアされて
いるので、メMモリMFDRV_DATAにも「0」が
格納されることになる。 [ステップ39] タイマカウンタTIMBを所定値で
プリセットし、スタ−トさせる。 [ステップ40] 上記タイマカウンタTIMAが
「0」になった時に生じる割り込みを許可し、該「エン
コーダ4のパルス込みルーチン」をリタ−ンする。
【0048】以下のステップ41〜44はレンズ側のフ
ォ−カスリング3の操作により、自動焦点調節を開始さ
せるル−チンである。 [ステップ41] カメラ側のレリーズボタンの第1ス
トロークによりONするスイッチ14−aのONによる
自動焦点調節動作開始を禁止するため、フラグAFDI
S_FLAGをセット(AFDIS_FLAG=1)す
る。 [ステップ42] カメラ側マイコン10に自動焦点調
節を行うための焦点検出及びレンズ駆動量の演算,駆動
命令を要求する必要があるので、フラグAFREQ_F
LAGをセット(AFREQ_FLAG=1)する。 [ステップ43] 上記ステップ41で自動焦点調節動
作開始を禁止したので、ここではカメラ側のスイッチ1
4−aのONによる自動焦点調節動作開始を所定時間で
解除するために、タイマカウンタTIMBを所定値でプ
リセットし、スタ−トさせる。 [ステップ44] 上記タイマカウンタTIMAが
「0」になった時に生じる割り込みを許可し、該「エン
コーダ4のパルス込みルーチン」をリタ−ンする。
【0049】上記タイマカウンタTIMBが「0」にな
った時、カメラ側のスイッチ14−aによる自動焦点調
節動作開始の禁止を解除することになる(これについて
は後述する)。
【0050】次に、図8のフローチャートにより、図5
のステップ5において行われる「焦点調節用モータの制
御サブルーチン」について説明する。 [ステップ51] フラグMFCOM_FLAGがセッ
ト(MFCOM_FLAG=1)されていればステップ
54へ進み、リセット(MFCOM_FLAGL0)さ
れていればステップ52へ進む。 [ステップ52] フラグAFCON_FLAGがセッ
ト(AFCON_FLAG=1)されていればステップ
56へ進み、リセット(AFCON_FLAG=0)さ
れていればステップ53へ進む。 [ステップ53] ここでは「MFCOM_FLAG=
0」且つ「AFCON_FAG=0」であるので、フ
ォーカス駆動は行わない。従って、レンズ側マイコン1
はドライバ回路7にモータ停止の制御を行い、この「焦
点調節用モータの制御サブルーチン」をリターンする。
【0051】前記ステップ51においてフラグMFCO
M_FLAGがセットされている場合は、前述したよう
にステップ54へ進む。 [ステップ54] メモリDRV_MODEを「1」を
セットする。 [ステップ55] フォーカスリング3の回転速度を表
す時間データが格納されたメモリMFDRV_DTA
の値に応じたパワーで、且つ、フラグMFDIR_FL
AGに設定された駆動方向にモータが駆動されるよう
に、ドライバ回路7を制御し、その後この「焦点調節用
モータの制御サブルーチン」をリターンする。
【0052】ここで、上記メモリMFDRV_DATA
の値に応じたパワーとは、例えば図13の様に、メモリ
MFDRV_DATAの値が大きい程、焦点調節用モー
タ6の端子電圧が大きくなるようにし、メモリMFDR
V_DATAの値が「0」近傍ならば、該焦点調節用モ
ータ6の端子電圧を「0」にする。
【0053】前記ステップ52においてフラグAFCO
N_FLAGがセットされている場合は、前述したよう
にステップ56へ進む。 [ステップ56] メモリDRV_MODEに「2」を
セットする。 [ステップ57] カウンタ9の端子9−aがローレベ
ルからハイレベルに変化した時、つまりカウンタ値が
「0」になった時に生じる割り込みを許可する。 [ステップ58] カウンタ9の値を読み出し、メモリ
PLS_DATAに格納する。 [ステップ59] メモリPLS_DATAの値、すな
わち現在の駆動すべきパルス残数に応じたパワーで、且
つ、フラグAFDIR_FLAGに設定された駆動方向
に焦点調節用モータ6が駆動されるようにドライバ回路
7を制御し、この「焦点調節用モータの制御サブルーチ
ン」をリターンする。
【0054】ここで、上記メモリPLS_DATAの値
に応じたパワーとは、例えば図14の様に、メモリPL
S_DATAの値が大きい程、焦点調節用モータ6の端
子電圧が大きくなるようにし、PLS_DATA値が
「0」ならば、該焦点調節用モータ6の端子電圧を
「0」にする。
【0055】次に、図9のフローチャートにより、図7
のステップ38にて許可している、タイマカウンタTI
MAの値が「0」になったときに生じる「TIMA割り
込みルーチン」について説明する。 [ステップ61] タイマカウンタTIMAの値が
「0」になるのは、フォーカスリング3の回転によって
エンコーダ4から発生するパルス信号の立上がり時間間
隔が、プリセット値で設定された時間に達したことを示
す。そこで、この場合はフォーカスリング3が回転して
いるとみなせないので、ドライバ回路7にモータ停止の
制御を行う。 [ステップ62] メモリDRV_MODEに「0」を
セットする。 [ステップ63] タイマカウンタTIMAが「0」に
なった時に生じるこの「TIMA割り込みルーチン」を
禁止して、リターンする。
【0056】次に、図10のフローチャートにより、図
7のステップ42にて許可している、タイマカウンタT
IMBが「0」になった時に生じる「TIMB割り込み
ルーチン」について説明する。 [ステップ71] タイマカウンタTIMBの値が
「0」になったので、フラグAFDIS_FLAGをク
リアし、カメラ側のスイッチ14−aによる自動焦点調
節動作開始の禁止を解除する。 [ステップ72] タイマカウンタTIMBの値が
「0」になった時に生じるこの「TIMB割り込みルー
チン」を禁止して、リターンする。
【0057】次に、図11のフローチャートにより、図
8のステップ57にて許可したカウンタ9の端子9−a
がローレベルからハイレベルに変化した時に生じる「カ
ウンタ9−a割り込みルーチン」について説明する。 [ステップ81] メモリDRV_MODEに「0」を
セットする。 [ステップ82] カウンタ9のカウント値が「0」な
ので、駆動すべきパルス残数は「0」である。従って、
ドライバ回路7にモータ停止の制御を行う。 [ステップ83] カウンタ9の端子9−aがローレベ
ルからハイレベルに変化した時に生じるこの「カウンタ
9−a割り込みルーチン」を禁止して、リターンする。
【0058】次に、図12のフローチャートを用いて、
図1に示したカメラ側マイコン10の動作について説明
する。 [ステップ91] 初期設定を行う。 [ステップ92] レンズ側マイコン1に通信よってレ
ンズ状態の送信要求を行い、レンズ側マイコン1の各フ
ラグ状態を得る。 [ステップ93] フラグAFREQ_FLAGがセッ
ト(AFREQ_FLAG=1)されている場合は、レ
ンズ側マイコン1から焦点検出,演算,駆動命令の要求
が出ているので、ステップ97の焦点検出ルーチンへ進
む。また、フラグAFREQ_FLAGがリセット(A
FREQ_FLAG=0)されている場合はステップ9
4へ進む。 [ステップ94] フラグAFDIS_FLAGがセッ
ト(AFDIS_FLAG=1)されている場合はステ
ップ96へ進み、リセット(AFDIS_FLAG=
0)されている場合はステップ95へ進む。 [ステップ95] レリーズボタンの第1ストロークに
よりONするスイッチ14−aの状態をモニタし、ON
の場合はステップ97へ進み、OFFの場合はステップ
96へ進む。 [ステップ96] レリーズボタンの第2ストロークに
よりONするスイッチ14bの状態をモニタし、ONの
場合はステップ105以降の露出制御,フィルム給走ル
ーチンへ進む。また、OFFの場合はステップ92へ戻
る。
【0059】前記ステップ93においてフラグAFRE
Q_FLAGがセットされている場合は、レンズ側マイ
コン1から焦点検出,演算,駆動命令の要求が出ている
ので、前述したようにステップ97へ進む。 [ステップ97] 焦点検出装置13によって焦点検出
を行う。 [ステップ98] 上記ステップ97の焦点検出結果、
合焦していたらステップ105へ進み、合焦していなけ
ればステップ99以降の光学(レンズ)データの取得,
演算,駆動命令送信を行う。 [ステップ99] レンズ側マイコン1と通信を行い、
自動焦点調節による目標レンズ駆動量演算に必要な光学
データを得る。 [ステップ100] 上記ステップ97にて得られた焦
点検出結果と上記ステップ99にて得られる光学データ
によって、自動焦点調節による目標レンズ駆動量及び駆
動方向を算出する。 [ステップ101] 上記ステップ100の演算結果に
てレンズ側マイコン1にフォーカス駆動命令を送る。 [ステップ102] スイッチ14−aの状態をモニタ
し、ONされていた場合にはステップ103へ進み、O
FFの場合にはステップ109へ進む。 [ステップ103] 通信によってレンズ状態の送信要
求を行い、レンズ側マイコン1の各フラグ状態を得る。 [ステップ104] メモリDRV_MODEが「2」
であるならば、焦点調節用レンズ5は自動焦点調節によ
り駆動中であるので、ステップ103へ戻り、停止する
までステップ103〜104を繰り返す。もし停止して
いたらステップ97へ戻り、再度焦点検出を行う。
【0060】すなわち、ステップ97〜104では、レ
リーズボタンの第1ストロークによりONするスイッチ
14−aがONならば、合焦するまで焦点調節用レンズ
5を駆動させる。 [ステップ109] レンズ側マイコン1にフォーカス
駆動停止命令を送り、ステップ92へ戻る。
【0061】スイッチ14−bが場合、或は、焦点調節
用レンズ5が合焦している場合は、ステップ105〜1
08の動作へと移行し、露出制御ならびにフィルム給送
を行うが、ここでは本発明とは直接関係ないので、以下
に簡単に説明する。 [ステップ105] 不図示の絞り制御回路にて絞りを
制御する。 [ステップ106] シャッタ制御回路17に信号を送
り、シャッタの先幕及び後幕走行を開始させる。 [ステップ107] ドライバ回路20に信号を送り、
シャッタばね巻上げ用モータ18を制御して、シャッタ
ばねの巻き上げを行う。 [ステップ108] ドライバ回路21に信号を送り、
フィルム給送用モータ19を制御してフィルムの給送を
行った後、ステップ92へ戻る。
【0062】上記の第1の実施例では、スイッチ2によ
って手動焦点調節のみ可能なモードが選択されている時
(スイッチ2aがON時)は、エンコーダ4からのパル
ス割り込みを許可し、パルスの間隔に応じたパワーで焦
点調節用モータ6を駆動し、手動焦点調節を行うことを
可能としている。
【0063】また、スイッチ2によって自動焦点調節と
手動焦点調節の両方が可能なモードが選択されている時
(スイッチ2a,2bが共にOFF時)には、自動焦点
調節を行っている最中は手動焦点調節は禁止し、その後
必要に応じて直ちに手動による焦点調節を行えるように
し、撮影者の意図に応じた微調整が可能としている。ま
た、このモードにおいて、フォーカスリング3が回転さ
れた事を、つまり手動焦点調節が行われてたことを検出
した場合には、自動焦点調節を一定期間禁止、つまり撮
影動作実行の為のレリーズボタンの第2ストローク操作
が終了しているであろう一定時間は自動焦点調節を禁止
し、前記撮影動作実行の為のレリーズボタン操作によっ
て(第2のストロークの前の第1ストロークに応答し
て)意図しない焦点調節が自動的に行われないようにし
ている。
【0064】また、スイッチ2によって自動焦点調節の
み可能なモードが選択されている時(スイッチ2bがO
N時)は、フォーカスリング3の回転を検知することに
よって自動焦点調節を実行させ、つまりこのモードにお
いてはフォーカスリング3をレリーズボタンの第1スト
ロークと同様の機能を持たせて自動焦点調節を実行さ
せ、その後撮影動作実行の為のレリーズボタンの第2ス
トローク操作が終了しているであろう一定時間は自動焦
点調節を禁止し、前記撮影動作実行の為のレリーズボタ
ンの第2のストロークがなされるまで先の焦点状態を保
持するようにしている。すなわち、AFロック機能を持
たせている。
【0065】なお、前記フォーカスリング3にレリーズ
ボタンの第1ストロークと同様の機能を持たせたのは、
該フォーカスリング3を回転させるのは焦点調節を行う
際が殆どであり、この回転操作に応答して自動焦点調節
を行わせることは初心者にとっても何ら違和感を生じな
い事と、操作部材の増加防止、更にはAFロック専用の
部材をカメラ上面等に設けた構造のもに比べてはるかに
操作性が良いからである。
【0066】(第2の実施例)図15は本発明の第2の
実施例におけるカメラの回路構成を示すブロック図であ
り、第1の実施例(図1)と同じ機能を持つ部分は同一
符号を付し、ここではその説明は省略する。
【0067】図15において、22はユーザーがフォー
カスリング3に触っているか否かを検出するタッチセン
サで、ユーザーが該フォーカスリング3に触っている時
はハイレベルを出力し、触っていない時はローレベルを
出力する。
【0068】また、図15のレンズ側マイコン1内に
は、上記タッチセンサ22の出力を格納するメモリTS
ENS_FLAGを有している。
【0069】図16〜図22は図15のレンズ側マイコ
ン1の動作を説明するフローチャートであり、図16の
メインルーチンから説明する。
【0070】このメインルーチンでは、スイッチ2(2
a,2b)及びタッチセンサ22の出力状態、そして焦
点調節用モータ6の状態に応じて、カメラ側に自動焦点
調節を行うための焦点検出及びレンズ駆動量の演算,駆
動命令要求やカメラ側のレリーズボタンの第1ストロー
クによるONするスイッチ14−aのONによる自動焦
点調節動作開始の禁止をする。 [ステップ201] 各メモリ,タイマカウンタ,フラ
グをクリア、すなわち初期化処理を行う。 [ステップ202] カメラ側マイコン10からの通信
割り込みを許可し、通信割り込みが発生したら図17の
「通信割り込みルーチン」へ進む。 [ステップ203] ここでは「焦点調節用モータの制
御サブルーチン」を実行する(詳細は後述する)。 [ステップ204] スイッチ2aの状態を検出し、O
N状態(SWA_FLAG=1)ならばステップ208
へ進み、OFFならばステップ205へ進む。 [ステップ205] メモリDRV_MODEが「2」
であればステップ203へ戻る。また、「DRV_MO
DE≠2」、 すなわち自動焦点調節でモータ駆動中でな
ければステップ206へ進む。 [ステップ206] タッチセンサ22の状態を検出
し、ユーザーがフォーカスリング3に触っておらずロー
レベルが出力されている時(TSENS_FLAG=
0)は、ステップ203へ戻り、ユーザーがフォーカス
リング3に触っていてハイレベルが出力されている時
(TSENS_FLAG=1)は、ステップ207へ進
む。 [ステップ207] スイッチ2bの状態を検出し、O
N状態(SWB_FLAG=1)ならばステップ210
へ進み、OFFならばステップ208へ進む。 [ステップ208] エンコーダ4からのパルス信号が
ローレベルからハイレベルに変化した時の割り込みを許
可し、割り込みが発生したら図18にて後述する「エン
コーダ4のパルス割り込みルーチン」へ進む。 [ステップ209] フラグAFDIS_FLAGをセ
ット(AFDIS_FLAG=1)し、自動焦点調節を
禁止してステップ203へ戻る。
【0071】前記ステップ207においてスイッチ2b
の状態を検出し、ON状態ならば、前述したようにステ
ップ210へ進む。 [ステップ210] カメラ側のスイッチ14−aのO
Nによる自動焦点調節動作開始を禁止するため、フラグ
AFDIS_FLAGをセット(AFDIS_FLAG
=1)する。 [ステップ211] カメラ側に自動焦点調節を行うた
めの焦点検出、及びレンズ駆動量の演算,駆動命令を要
求するので、フラグAFREQ_FLAGをセット(A
FREQ_FLAG=1)する。 [ステップ212] 上記ステップ210でスイッチ1
4−aのONによる自動焦点調節動作開始を禁止したの
で、ここでは該スイッチ14−aのONによる自動焦点
調節動作開始を一定時間で解除するために、タイマカウ
ンタTIMBを所定値でプリセットし、スタートさせ
る。 [ステップ213] 上記タイマカウンタTIMBが
「0」になった時に生じる割り込みを許可した後、ステ
ップ203へ戻る。
【0072】上記タイマカウンタTIMBが「0」にな
った時、カメラ側のスイッチ14aによる自動焦点調節
動作開始の禁止を解除する(これについては後述す
る)。
【0073】次に、図17のフローチャートにより、図
16のステップ202において行われる「通信割り込み
ルーチン」について説明する。 [ステップ301] カメラ側マイコン10からの通信
内容を解析し、フォーカス駆動/停止の命令であればス
テップ305へ、そうでなければステップ302へ進
む。 [ステップ302] カメラ側マイコン10からの通信
内容を解析し、レンズ状態の送信要求であればステップ
310へ、そうでなければステップ303へ進む。 [ステップ303] カメラ側マイコン10からの通信
内容を解析し、光学データの送信要求であればステップ
304へ進む。これ以外の通信内容は本発明とは関係な
いので、特に何もしないでメインルーチンへリターンす
る。 [ステップ304] レンズ側マイコン1内のメモリに
格納されている光学データを次回の通信時にカメラに転
送されるように、通信データバッファにセットし、リタ
ーンする。
【0074】前記ステップ301においてフォーカス駆
動/停止の命令の通信がなされた場合には、前述したよ
うにステップ305へ進む。 [ステップ305] カメラ側マイコン10からの命令
が停止命令であるか否かを判断し、停止命令ならばステ
ップ306へ、停止命令でなければステップ307へ進
む。 [ステップ306] ここではメモリAFDRV_DA
TAに「0」を格納し、フラグAFDIR_FLAGを
クリアしてステップ308へ進む。 [ステップ307] ここではカメラ側マイコン10か
らの駆動量をメモリAFDRV_DATAに格納し、駆
動方向をフラグAFDIR_FLAGによって設定して
ステップ308へ進む。 [ステップ308] カウンタ9をメモリAFDRV_
DATAに格納されている値でプリセットする。 [ステップ309] 焦点調節用モータ6を制御する
時、自動焦点調節のための制御を行うのでAFCON_
FLAGをセット(AFCON_FLAG=1)し、こ
の「通信割り込みルーチン」をリターンする。
【0075】上記ステップ302においてレンズ状態の
送信要求が通信なされた場合には、前述したようにステ
ップ310へ進む。 [ステップ310] レンズ側マイコン1内のフラグS
WA_FLAG,SWB_FLAG,AFDIR_FL
AG,AFREQ_FLAG,DRV_MODEを次回
の通信時にカメラ側マイコン10に転送できるように、
通信データバッファにセットし、この「通信割り込みル
ーチン」をリターンする。
【0076】次に、図18のフローチャートにより、図
16のステップ208において行われる「エンコーダ4
のパルス割り込みルーチン」について説明する。 [ステップ401] フラグMFCOM_FLAGをセ
ットし、上記ステップ203にて手動焦点調節用の駆動
制御を行う。 [ステップ402] タイマカウンタTIMAの値をメ
モリMFARV_DATAに、また、FF38の出力を
MFDIR_FLAGに格納する。 [ステップ403] タイマカウンタTIMAを所定値
でプリセットし、スタートさせる。 [ステップ404] タイマカウンタTIMAが「0」
になった時に生じる割り込みを許可し、この「エンコー
ダ4のパルス割り込みルーチン」をリターンする。
【0077】すなわち、ステップ401〜404では、
前回のパルス割り込みから今回のパルス割り込みまでの
タイマカウンタTIMAの変化値がメモリMFDRV_
DATAに格納される。また、初回のパルス割り込み時
は、上記ステップ201にてタイマカウンタTIMAが
「0」にクリアされているので、メモリMFDRV_D
ATAに「0」が格納されることになる。
【0078】次に、図19のフローチャートにより、図
16のステップ203において行われる「焦点調節用モ
ータの制御サブルーチン」について説明する。 [ステップ501] フラグMFCOM_FLAGがセ
ット(MFCOM_FLAG=1)されていればステッ
プ504へ進み、リセット(MFCOM_FLAGL
0)されていればステップ502へ進む。 [ステップ502] フラグAFCON_FLAGがセ
ット(AFCON_FLAG=1)されていればステッ
プ506へ進み、リセット(AFCON_FLAG=
0)されていればステップ503へ進む。 [ステップ503] ここでは「MFCOM_FLAG
=0」且つ「AFCON_FAG=0」であるので、
フォーカス駆動は行わない。従って、レンズ側マイコン
1はドライバ回路7にモータ停止の制御を行い、この
「焦点調節用モータの制御サブルーチン」をリターンす
る。
【0079】前記ステップ501においてフラグMFC
OM_FLAGがセットされている場合は、前述したよ
うにステップ504へ進む。 [ステップ504] メモリDRV_MODEを「1」
をセットする。 [ステップ505] フォーカスリング3の回転速度を
表す時間データが格納されたメモリMFDRV_D
Aの値に応じたパワーで、且つ、フラグMFDIR_F
LAGに設定された駆動方向にモータが駆動されるよう
に、ドライバ回路7を制御し、その後この「焦点調節用
モータの制御サブルーチン」をリターンする。
【0080】ここで、上記メモリMFDRV_DATA
の値に応じたパワーとは、例えば前出の図13の様に、
メモリMFDRV_DATAの値が大きい程、焦点調節
用モータ6の端子電圧が大きくなるようにし、メモリM
FDRV_DATAの値が「0」近傍ならば、該焦点調
節用モータ6の端子電圧を「0」にする。
【0081】前記ステップ502においてフラグAFC
ON_FLAGがセットされている場合は、前述したよ
うにステップ506へ進む。 [ステップ506] メモリDRV_MODEに「2」
をセットする。 [ステップ507] カウンタ9の端子9−aがローレ
ベルからハイレベルに変化した時、すなわちカウンタ値
が「0」になった時に生じる割り込みを許可する。 [ステップ508] カウンタ9の値を読み出し、メモ
リPLS_DATAに格納する。 [ステップ509] メモリPLS_DATAの値、す
なわち現在の駆動すべきパルス残数に応じたパワーで、
且つ、フラグAFDIR_FLAGに設定された駆動方
向に焦点調節用モータ6が駆動されるようにドライバ回
路7を制御し、この「焦点調節用モータの制御サブルー
チン」をリターンする。
【0082】ここで、上記メモリPLS_DATAの値
に応じたパワーとは、例えば前出の図14の様に、メモ
リPLS_DATAの値が大きい程、焦点調節用モータ
6の端子電圧が大きくなるようにし、PLS_DATA
値が「0」ならば、該焦点調節用モータ6の端子電圧を
「0」にする。
【0083】次に、図20のフローチャートにより、図
18のステップ404にて許可している、タイマカウン
タTIMAの値が「0」になったときに生じる「TIM
A割り込みルーチン」について説明する。 [ステップ601] タイマカウンタTIMAの値が
「0」になるのは、フォーカスリング3の回転によって
エンコーダ4から発生するパルス信号の立上がり時間間
隔が、プリセット値で設定された時間に達したことを示
す。そこで、この場合はフォーカスリング3が回転して
いるとみなせないので、ドライバ回路7にモータ停止の
制御を行う。 [ステップ602] メモリDRV_MODEに「0」
をセットする。 [ステップ603] タイマカウンタTIMAが「0」
になった時に生じるこの「TIMA割り込みルーチン」
を禁止して、リターンする。
【0084】次に、図21のフローチャートにより、図
16のステップ213にて許可している、タイマカウン
タTIMBが「0」になった時に生じる「TIMB割り
込みルーチン」について説明する。 [ステップ701] タイマカウンタTIMBの値が
「0」になったので、フラグAFDIS_FLAGをク
リアし、カメラ側のスイッチ14−aによる自動焦点調
節動作開始の禁止を解除する。 [ステップ702] タイマカウンタTIMBの値が
「0」になった時に生じるこの「TIMB割り込みルー
チン」を禁止して、リターンする。
【0085】次に、図22のフローチャートにより、図
19のステップ507にて許可したカウンタ9の端子9
−aがローレベルからハイレベルに変化した時に生じる
「カウンタ9−a割り込みルーチン」について説明す
る。 [ステップ801] メモリDRV_MODEに「0」
をセットする。 [ステップ802] カウンタ9のカウント値が「0」
なので、駆動すべきパルス残数は「0」である。従っ
て、ドライバ回路7にモータ停止の制御を行う。 [ステップ803] カウンタ9の端子9−aがローレ
ベルからハイレベルに変化した時に生じるこの「カウン
タ9−a割り込みルーチン」を禁止して、リターンす
る。
【0086】次に、図23のフローチャートを用いて、
図15に示したカメラ側マイコン10の動作について説
明する。 [ステップ901] 初期設定を行う。 [ステップ902] レンズ側マイコン1に通信よって
レンズ状態の送信要求を行い、レンズ側マイコン1の各
フラグ状態を得る。 [ステップ903] フラグAFREQ_FLAGがセ
ット(AFREQ_FLAG=1)されている場合は、
レンズ側マイコン1から焦点検出,演算,駆動命令の要
求が出ているので、ステップ907の焦点検出ルーチン
へ進む。また、フラグAFREQ_FLAGがリセット
(AFREQ_FLAG=0)されている場合はステッ
プ904へ進む。 [ステップ904] フラグAFDIS_FLAGがセ
ット(AFDIS_FLAG=1)されている場合はス
テップ906へ進み、リセット(AFDIS_FLAG
=0)されている場合はステップ905へ進む。 [ステップ905] レリーズボタンの第1ストローク
によりONするスイッチ14−aの状態をモニタし、O
Nの場合はステップ97へ進み、OFFの場合はステッ
プ906へ進む。 [ステップ906] レリーズボタンの第2ストローク
によりONするスイッチ14bの状態をモニタし、ON
の場合はステップ915以降の露出制御,フィルム給走
ルーチンへ進む。また、OFFの場合はステップ902
へ戻る。
【0087】前記ステップ903においてフラグAFR
EQ_FLAGがセットされている場合は、レンズ側マ
イコン1から焦点検出,演算,駆動命令の要求が出てい
るので、前述したようにステップ907へ進む。 [ステップ907] 焦点検出装置13によって焦点検
出を行う。 [ステップ908] 上記ステップ907の焦点検出結
果、合焦していたらステップ915へ進み、合焦してい
なければステップ909以降の光学(レンズ)データの
取得,演算,駆動命令送信を行う。 [ステップ909] レンズ側マイコン1と通信を行
い、自動焦点調節による目標レンズ駆動量演算に必要な
光学データを得る。 [ステップ910] 上記ステップ907にて得られた
焦点検出結果と上記ステップ909にて得られる光学デ
ータによって、自動焦点調節による目標レンズ駆動量及
び駆動方向を算出する。 [ステップ911] 上記ステップ910の演算結果に
てレンズ側マイコン1にフォーカス駆動命令を送る。 [ステップ912] スイッチ14−aの状態をモニタ
し、ONされていた場合にはステップ913へ進み、O
FFの場合にはステップ919へ進む。 [ステップ913] 通信によってレンズ状態の送信要
求を行い、レンズ側マイコン1の各フラグ状態を得る。 [ステップ914] メモリDRV_MODEが「2」
であるならば、焦点調節用レンズ5は自動焦点調節によ
り駆動中であるので、ステップ913へ戻り、停止する
までステップ913〜914を繰り返す。もし停止して
いたらステップ907へ戻り、再度焦点検出を行う。
【0088】すなわち、ステップ907〜914では、
レリーズボタンの第1ストロークによりONするスイッ
チ14−aがONならば、合焦するまで焦点調節用レン
ズ5を駆動させる。 [ステップ919] レンズ側マイコン1にフォーカス
駆動停止命令を送り、ステップ92へ戻る。
【0089】スイッチ14−bが場合、或は、焦点調節
用レンズ5が合焦している場合は、ステップ915〜9
18の動作へと移行し、露出制御ならびにフィルム給送
を行うが、ここでは本発明とは直接関係ないので、以下
に簡単に説明する。 [ステップ915] 不図示の絞り制御回路にて絞りを
制御する。 [ステップ916] シャッタ制御回路17に信号を送
り、シャッタの先幕及び後幕走行を開始させる。 [ステップ917] ドライバ回路20に信号を送り、
シャッタばね巻上げ用モータ18を制御して、シャッタ
ばねの巻き上げを行う。 [ステップ918] ドライバ回路21に信号を送り、
フィルム給送用モータ19を制御してフィルムの給送を
行った後、ステップ902へ戻る。
【0090】上記の第2の実施例では、フォーカスリン
グ3が操作されたことを検知するタッチセンサ22を設
け、スイッチ2によって自動焦点調節と手動焦点調節の
両方が可能なモードが選択されている時(スイッチ2
a,2bが共にOFF時)に、前記タッチセンサ22に
てフォーカスリング3の操作が行われていないことが検
知されている場合には、自動焦点調節を行わせ、この間
手動焦点調節は禁止し、その後必要に応じて直ちに手動
による焦点調節を行えるようにし、撮影者の意図に応じ
た微調整が可能としている。
【0091】また、スイッチ2によって自動焦点調節の
み可能なモードが選択されている時(スイッチ2bがO
N時)に、フォーカスリング3の回転をタッチセンサ2
2が検知した際には自動焦点調節を実行させ、つまりこ
のモードにおいてはフォーカスリング3をレリーズボタ
ンの第1ストロークと同様の機能を持たせて自動焦点調
節を実行させ、その後撮影動作実行の為のレリーズボタ
ンの第2ストローク操作が終了しているであろう一定時
間は自動焦点調節を禁止し、前記撮影動作実行の為のレ
リーズボタンの第2のストロークがなされるまで先の焦
点状態を保持するようにしている。すなわち、AFロッ
ク機能を持たせている。
【0092】なお、上記の各実施例では、自動焦点調節
手段による焦点調節のみを許容する第1のモード、手動
焦点調節手段による焦点調節のみを許容する第2のモー
ド、自動焦点調節手段と手動焦点調節手段の両方による
焦点調節を許容する第3のモードを有したカメラについ
て説明したが、例えば手動焦点調節手段による焦点調節
のみを許容する第2のモード、自動焦点調節手段と手動
焦点調節手段の両方による焦点調節を許容する第3のモ
ードを有したカメラ、或は、自動焦点調節手段と手動焦
点調節手段の両方による焦点調節を許容する第3のモー
ドのみを有したカメラとし、第3のモードが選択された
場合、自動焦点調節時には手動による焦点調節を禁止
し、手動焦点調節時には自動による焦点調節を禁止した
り、手動焦点調節が実行された後一定時間は、自動によ
る焦点調節を禁止するようにしてもよい。
【0093】また、第1のモードと第2のモードを有す
るカメラとし、第1のモードが選択されている場合、手
動焦点調節部材を操作することによって、自動焦点調節
を実行するようにし、その後レリーズボタン操作が行わ
れた場合には、撮影動作のみを行うようにしてもよい。
【0094】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
自動焦点調節手段による焦点調節のみを許容する第1の
モード、手動焦点調節手段による焦点調節のみを許容す
る第2のモード、自動焦点調節手段と手動焦点調節手段
の両方による焦点調節を許容する第3のモードの何れか
を選択するモード選択手段を設け、選択手段により、自
動焦点調節手段、或は、手動焦点調節手段のみによる焦
点調節を可能とする各モード、或は、自動焦点調節手段
と手動焦点調節手段の両方による焦点調節を可能とする
モードの何れかを選択できるようにしている。
【0095】よって、自動焦点調節手段による焦点調節
時に、手動焦点調節手段による焦点調節を行うことがで
きるモードと手動焦点調節手段による焦点調節を行うこ
とができないモードを任意に選択することが可能とな
る。
【0096】また、本発明によれば、選択手段により第
3のモードが選択されている場合、自動焦点調節手段に
よる焦点調節が実行されている際は、手動焦点調節手段
による焦点調節を禁止し、手動焦点調節手段による焦点
調節が実行されている際は、自動焦点調節手段による焦
点調節を禁止する禁止手段を設け、また、手動焦点調節
部材の操作がなされたか否かを検出する操作検出手段を
設けると共に、選択手段により第3のモードが選択され
ている場合、前記操作検出手段の検出状態に応じて手動
焦点調節手段による焦点調節を実行させるか自動焦点調
節手段による焦点調節を実行させるかを決定する決定手
段を設け、自動焦点調節手段と手動焦点調節手段の両方
による焦点調節を許容する第3のモードが選択されてい
る場合、自動焦点調節手段による焦点調節を実行後、レ
リーズボタン操作、或は、手動焦点調節部材の操作によ
り直ちに手動焦点調節手段による焦点調節を行えるよう
にしている。
【0097】よって、自動焦点調節手段による焦点調節
を実行後の手動焦点調節手段による微調整を容易に行う
ことが可能となる。
【0098】また、本発明によれば、選択手段により第
3のモードが選択されている場合、手動焦点調節手段に
よる焦点調節が実行された後一定時間は、自動焦点調節
手段による焦点調節を禁止する禁止手段を設け、手動焦
点調節手段による焦点調節が実行された後は、撮影動作
を実行するためにレリーズボタン操作(第2ストロー
ク)がなされることになるが、このレリーズボタン操作
(第1ストローク)に応答して自動焦点調節手段による
焦点調節が再開されないようにしている。
【0099】よって、手動焦点調節手段によって意図し
た位置への焦点調節を行ったのに、撮影動作を実行する
ためにレリーズボタン操作を行うことにより自動焦点調
節手段による焦点調節が再開され、所望の撮影が行えな
いといったことを防止することが可能となる。
【0100】また、本発明によれば、選択手段により第
1のモードが選択されている場合、手動焦点調節部材の
操作により焦点検出手段及び自動焦点調節手段の起動が
行われた際には、前記自動焦点調節手段による焦点調節
を実行させ、その後所定時間はレリーズボタン操作に伴
う前記自動焦点調節手段による焦点調節を禁止する禁止
手段を設け、また、手動焦点調節部材の操作がなされた
か否かを検出する操作検出手段を設けると共に、選択手
段により第1のモードが選択されている場合、前記操作
検出手段にて手動焦点調節部材の操作がなされたことが
検出された際には焦点検出手段及び自動焦点調節手段を
起動させて該自動焦点調節手段による焦点調節を実行さ
せ、その後所定時間はレリーズボタン操作に伴う前記自
動焦点調節手段による焦点調節を禁止する禁止手段を設
け、選択手段により自動焦点調節手段による焦点調節の
みを許容する第1のモードが選択されている場合、手動
焦点調節部材を操作することによって自動焦点調節手段
による焦点調節を実行するようにし、その後レリーズボ
タン操作が行われた場合には、撮影動作のみを行うよう
にしている。
【0101】よって、自動焦点調節手段による焦点調節
のみを許容するモード時には、手動焦点調節部材の操作
によって実行された焦点調節状態を、撮影動作を実行す
るためのレリーズボタン操作がなされるまで保持するこ
とが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例におけるカメラの概略構
成を示すブロック図である。
【図2】図1のエンコーダ4を示す機構図である。
【図3】図2のエンコーダ及びEXOR37,FF38
の出力を示すタイミングチャートである。
【図4】同じく図2のエンコーダ及びEXOR37,F
F38の出力を示すタイミングチャートである。
【図5】本発明の第1の実施例におけるカメラのレンズ
側でのメイン動作を示すフローチャートである。
【図6】図5の通信割り込みルーチンの動作を示すフロ
ーチャートである。
【図7】図5のエンコーダ4のパルス割り込みルーチン
の動作を示すフローチャートである。
【図8】図5の焦点調節用モータの制御ルーチンの動作
を示すフローチャートである。
【図9】図7のTIMA割り込みルーチンの動作を示す
フローチャートである。
【図10】図7のTIMB割り込みルーチンの動作を示
すフローチャートである。
【図11】図7のカウンタ9−a割り込みルーチンの動
作を示すフローチャートである。
【図12】本発明の第1の実施例におけるカメラのカメ
ラ側での動作を示すフローチャートである。
【図13】図8のステップ55において行われるモータ
制御の一例を示す図である。
【図14】図8のステップ59において行われるモータ
制御の一例を示す図である。
【図15】本発明の第2の実施例におけるカメラの概略
構成を示すブロック図である。
【図16】本発明の第2の実施例におけるカメラのレン
ズ側でのメイン動作を示すフローチャートである。
【図17】図16の通信割り込みルーチンの動作を示す
フローチャートである。
【図18】図16のエンコーダ4のパルス割り込みルー
チンの動作を示すフローチャートである。
【図19】図16の焦点調節用モータの制御ルーチンの
動作を示すフローチャートである。
【図20】図18のTIMA割り込みルーチンの動作を
示すフローチャートである。
【図21】図16のTIMB割り込みルーチンの動作を
示すフローチャートである。
【図22】図19のカウンタ9−a割り込みルーチンの
動作を示すフローチャートである。
【図23】本発明の第2の実施例におけるカメラのカメ
ラ側での動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 レンズ側マイコン 2 モード選択用のスイッチ 3 フォーカスリング 4,8 エンコーダ 5 焦点調節用レンズ 6 焦点調節用モータ 7 ドライバ回路 9 カウンタ 10 カメラ側マイコン 22 タッチセンサ 14−a,14−b レリーズボタン操作によりONす
るスイッチ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮影光学系の焦点状態を検出する焦点検
    出手段と、該焦点検出手段の検出結果に基づいて自動的
    に焦点調節を行う自動焦点調節手段と、手動焦点調節部
    材の操作に応答して撮影光学系の焦点状態を調節する手
    動焦点調節手段とを備えたカメラにおいて、前記自動焦
    点調節手段による焦点調節のみを許容する第1のモー
    ド、前記手動焦点調節手段による焦点調節のみを許容す
    る第2のモード、前記自動焦点調節手段と手動焦点調節
    手段の両方による焦点調節を許容する第3のモードの何
    れかを選択するモード選択手段を設けたことを特徴とす
    るカメラ。
  2. 【請求項2】 選択手段により第3のモードが選択され
    ている場合、自動焦点調節手段による焦点調節が実行さ
    れている際は、手動焦点調節手段による焦点調節を禁止
    し、手動焦点調節手段による焦点調節が実行されている
    際は、自動焦点調節手段による焦点調節を禁止する禁止
    手段を設けたことを特徴とする請求項1記載のカメラ。
  3. 【請求項3】 選択手段により第3のモードが選択され
    ている場合、手動焦点調節手段による焦点調節が実行さ
    れた後一定時間は、自動焦点調節手段による焦点調節を
    禁止する禁止手段を設けたことを特徴とする請求項2記
    載のカメラ。
  4. 【請求項4】 選択手段により第1のモードが選択され
    ている場合、手動焦点調節部材は、レリーズボタンと同
    様に、焦点検出手段及び自動焦点調節手段の起動用とし
    て作用する手段であることを特徴とする請求項1記載の
    カメラ。
  5. 【請求項5】 選択手段により第1のモードが選択され
    ている場合、手動焦点調節部材の操作により焦点検出手
    段及び自動焦点調節手段の起動が行われた際には、前記
    自動焦点調節手段による焦点調節を実行させ、その後所
    定時間はレリーズボタン操作に伴う前記自動焦点調節手
    段による焦点調節を禁止する禁止手段を設けたことを特
    徴とする請求項4記載のカメラ。
  6. 【請求項6】 手動焦点調節部材の操作がなされたか否
    かを検出する操作検出手段を設けると共に、選択手段に
    より第3のモードが選択されている場合、前記操作検出
    手段の検出状態に応じて手動焦点調節手段による焦点調
    節を実行させるか自動焦点調節手段による焦点調節を実
    行させるかを決定する決定手段を設けたことを特徴とす
    る請求項1記載のカメラ。
  7. 【請求項7】 手動焦点調節部材の操作がなされたか否
    かを検出する操作検出手段を設けると共に、選択手段に
    より第1のモードが選択されている場合、前記操作検出
    手段にて手動焦点調節部材の操作がなされたことが検出
    された際には焦点検出手段及び自動焦点調節手段を起動
    させて該自動焦点調節手段による焦点調節を実行させ、
    その後所定時間はレリーズボタン操作に伴う前記自動焦
    点調節手段による焦点調節を禁止する禁止手段を設けた
    ことを特徴とする請求項1記載のカメラ。
JP35770192A 1992-12-25 1992-12-25 カメラ Pending JPH06194565A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10834326B2 (en) 2018-05-30 2020-11-10 Canon Kabushiki Kaisha Interchangeable lens apparatus, its control method, and imaging apparatus

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US10834326B2 (en) 2018-05-30 2020-11-10 Canon Kabushiki Kaisha Interchangeable lens apparatus, its control method, and imaging apparatus

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