JPH0882838A - ズーミング可能なカメラ - Google Patents

ズーミング可能なカメラ

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Publication number
JPH0882838A
JPH0882838A JP21607694A JP21607694A JPH0882838A JP H0882838 A JPH0882838 A JP H0882838A JP 21607694 A JP21607694 A JP 21607694A JP 21607694 A JP21607694 A JP 21607694A JP H0882838 A JPH0882838 A JP H0882838A
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JP
Japan
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aperture
zoom
state
zoom state
diaphragm
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Application number
JP21607694A
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English (en)
Inventor
Mitsumasa Okubo
光將 大久保
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
Application filed by Olympus Optical Co Ltd filed Critical Olympus Optical Co Ltd
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Publication of JPH0882838A publication Critical patent/JPH0882838A/ja
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  • Lens Barrels (AREA)
  • Details Of Cameras Including Film Mechanisms (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】TTLファインダ観察時の混乱や不快感を除
き、またレリーズタイムラグが短く、バッテリ消耗が小
さいズーミング可能なカメラを提供する。 【構成】LCPU5は、ズームコード板6により絞り開
口値を所定値に設定し、変倍可能な撮影レンズ1を移動
させてズーム状態を検出し、変更されたズーム状態を検
出し、装着されているズームレンズ3の所定のズーム状
態時における絞り開口径を記憶しているメモリ7から現
在のズーム状態に対応する絞り開口径を選択し、該選択
された絞り開口径に基づいて絞りユニット11を駆動制
御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カメラなどの撮像装置
に係り、特に絞りの駆動にステッピングモータ等を用い
たズーミング可能なカメラに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、カメラなどの撮像装置において
は、絞りの駆動にステッピングモータなどが使用されて
いる。そして、例えば特開平5−19329号公報で
は、ステッピングモータ等を用いて絞りを駆動する電動
絞りを備えたカメラ用のズームレンズ鏡筒に関する技術
が開示されている。当該技術では、ズーム(変倍)状態
に対応した、初期位置からそのズームにおける開放状態
までのモータ駆動量、即ち助走駆動量を記憶しておき、
絞り込み時にズーム状態に対応する助走駆動量と開放状
態からの絞り込み量を加算して駆動させている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た特開平5−19329号公報により開示された技術で
は、絞りは毎回メカニカルスタンバイ位置にて待機して
おり、撮影時の開放の開口口径よりも大きい。そのた
め、撮影時の開放状態では良好な像を結んでいてもTT
Lファインダ観察時はこれよりも大きな開口口径となり
像が悪化し、周辺の見え具合が不明瞭となる恐れがあ
る。これは、撮影者にとって混乱を招き、また不快感を
与えるため好ましくない。
【0004】さらに、常時絞り込み開始の位置が開放状
態よりも更に開いた状態となる為、所定の口径まで絞り
込む場合、開放位置から絞り込むよりも時間も駆動エネ
ルギも大となりシャッタチャンスを逃し易く、またバッ
テリの消耗も多くなるといった問題がある。
【0005】本発明は上記問題に鑑みてなされたもの
で、その目的とするところは、TTLファインダ観察時
の混乱や不快感を除き、またレリーズタイムラグが短
く、バッテリ消耗が小さいズーミング可能なカメラを提
供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の第1の態様によるズーミング可能なカメラ
は、絞り開口値を所定値に設定する絞り設定手段と、変
倍可能な撮影レンズを移動させてズーム状態を検出する
ズーム状態変更手段と、上記ズーム状態変更手段によっ
て変更されたズーム状態を検出するズーム状態検出手段
と、装着されているズームレンズ系の所定のズーム状態
時における絞り開口径を記憶している記憶手段と、上記
ズーム状態検出手段の出力に基づいて上記記録手段から
現在のズーム状態に対応する絞り開口径を選択し該選択
された絞り開口径に基づいて上記絞り設定手段を制御す
る絞り制御手段とを具備したことを特徴とする。
【0007】そして、第2の態様によるズーミング可能
なカメラは、上記絞り設定手段は基準となる絞りの初期
位置を検出する初期位置検出手段を有し、上記絞り制御
手段は上記初期位置から上記ズーム状態に対応する絞り
開口径となるように上記絞り設定手段を制御することを
特徴とする。
【0008】さらに、第3の態様によるズーミング可能
なカメラは、絞り開口値を所定値に設定する絞り設定手
段と、変倍可能な撮影レンズを移動させてズーム状態を
変更するズーム状態変更手段と、上記ズーム状態変更手
段によって変更されたズーム状態を検出するズーム状態
検出手段と、装着されているズームレンズ系の所定のズ
ーム状態時における絞り開口径を記憶している記憶手段
と、上記ズーム状態検出手段の出力と上記記憶手段とに
基づいて現在のズーム状態に対応する絞り開口径に実質
的に対応しているか否かを検知する開口ずれ検知手段
と、上記開口ずれ検知手段の出力に基づいて上記絞り設
定手段を制御する絞り制御手段とを具備したことを特徴
とする。
【0009】
【作用】即ち、本発明の第1の態様によるズーミング可
能なカメラでは、絞り設定手段により絞り開口値が所定
値に設定され、ズーム状態変更手段により変倍可能な撮
影レンズが移動されてズーム状態が検出され、ズーム状
態検出手段により上記ズーム状態変更手段によって変更
されたズーム状態が検出され、記憶手段により装着され
ているズームレンズ系の所定のズーム状態時における絞
り開口径が記憶され、絞り制御手段により上記ズーム状
態検出手段の出力に基づいて上記記録手段から現在のズ
ーム状態に対応する絞り開口径が選択され該選択された
絞り開口径に基づいて上記絞り設定手段が制御される。
【0010】そして、第2の態様によるズーミング可能
なカメラでは、上記絞り設定手段は基準となる絞りの初
期位置を検出する初期位置検出手段を有し、上記絞り制
御手段により上記初期位置から上記ズーム状態に対応す
る絞り開口径となるように上記絞り設定手段が制御され
る。
【0011】さらに、第3の態様によるズーミング可能
なカメラでは、絞り設定手段により絞り開口値が所定値
に設定され、ズーム状態変更手段により変倍可能な撮影
レンズが移動されてズーム状態が変更され、ズーム状態
検出手段により上記ズーム状態変更手段によって変更さ
れたズーム状態が検出され、記憶手段により装着されて
いるズームレンズ系の所定のズーム状態時における絞り
開口径が記憶され、開口ずれ検知手段により上記ズーム
状態検出手段の出力と上記記憶手段とに基づいて現在の
ズーム状態に対応する絞り開口径に実質的に対応してい
るか否かが検知され、絞り制御手段により上記開口ずれ
検知手段の出力に基づいて上記絞り設定手段が制御され
る。
【0012】
【実施例】以下、図面を参照して、本発明の実施例につ
いて説明する。図1は第1の実施例に係るズーミング可
能なカメラの構成を示す図である。同図に示されるよう
に、本発明のズーミング可能なカメラは、撮影レンズ鏡
筒100がカメラボディ200に対して着脱自在に構成
されている。
【0013】先ず被写体光の光路上にはフォーカシング
レンズ1、ズーミングレンズ3、絞りユニット11が配
置されており、これら光学系を通過した光の光路上には
メインミラー26が配置されている。そして、このメイ
ンミラー26の反射面で反射された光の光路上にはファ
インダスクリーン27、コンデンサレンズ28、ペンタ
プリズム29が配置されている。さらに、上記ペンタプ
リズム29の反射面で反射された光の光路上にはファイ
ンダアイピース30が配置されている。
【0014】こうして撮影レンズ鏡筒100を透過した
被写体光は上記光学部材を介して撮影者により観察され
る。上記フォーカシングレンズ1はフォーカスリング2
を回動に連動して光軸方向に移動自在となっており、ズ
ーミングレンズ3はズームリング4の回動に連動して光
軸方向に移動自在となっている。
【0015】また、撮影レンズ鏡筒100には、撮影レ
ンズ鏡筒100内のデバイスの制御等を行うレンズ内マ
イクロコンピュータ(以下、LCPUと称す)5が配置
されており、該LCPU5はドライバ8を介してステッ
ピングモータ9に接続されている他、メモリ7やズーム
コード板6、絞りの初期位置イニシャライズ用位置検出
スイッチ10にも電気的に接続されている。
【0016】一方、カメラ本体200には、カメラボデ
ィ内のデバイスの制御等を行うボディ内マイクロコンピ
ュータ(以下、BCPUと称す)23が配置されてお
り、該BCPU23にはメインスイッチ24、レリーズ
釦25が電気的に接続されている。そして、上記撮影レ
ンズ鏡筒100内のLCPU5と上記BCPU23とは
通信ライン群12,22、電気接点群13,21を介し
て接続されており、相互に通信可能となっている。
【0017】このような構成において、上記撮影レンズ
鏡筒100内に設けられた上記ズームコード板6はズー
ミングレンズ3の位置に連動してズーム状態を示すコー
ドを発生しLCPU5へ出力する。本実施例において
は、T(テレ),TS(テレステンダード),S(スタ
ンダード),WS(ワイドスタンダード),W(ワイ
ド)の5状態を検知できる。さらに、書換可能な不揮発
性のメモリ7には、組み立てや調整時のデータが書き込
まれる。また、上記絞りユニット11は、上記ステッピ
ングモータの回転により絞り込まれる。そして、ステッ
ピングモータ1はステップ当り例えば0.25絞り分だ
け口径が変化するように作られている。
【0018】また、上記カメラボディ200に設けられ
たメインスイッチ24はカメラの動作を許可/禁止する
ためのもので、レリーズ釦25は、その半押しでスタン
バイの解除、全押しで撮影動作を行わせるものである。
【0019】ここで、上記ステッピングモータ9のステ
ップ位置と絞りユニット11及び位置検出スイッチ10
の状態との関係は図2に示される通りである。同図にお
いて、P1 〜P36はステップ状態として取り得る状態を
示している。このズームレンズ3は、全焦点距離で開放
FNoがF2.8であるが、その開口口径は焦点距離に
より異なってくる。例えばテレではステッピングモータ
9がP7 の位置であるが、ワイドではP11の位置とな
る。また、P3 とP4 の間には、絞り込み側から開放側
へ駆動するときの位置検出スイッチ10の出力変化点が
ある。
【0020】次に第1の実施例のズーミング可能なカメ
ラの各モードについて説明する。第1の実施例では、メ
インスイッチ24がオフされていれば、全く動作せず省
電力の「ロックモード」となる。また、メインスイッチ
24をオンしていても、所定時間撮影者の操作がない
と、カメラは表示等を消し、省電力の「スタンバイ(待
機)モード」となる。さらに、メインスイッチ24をオ
ンしていて撮影者の操作がなされてから一定時間内は、
不図示の表示器に各種表示が出て且つカメラ内各回路も
動作している「ノーマルモード」となる。これら3つの
モードにより上記絞りの開口補正の動作が異なる。以
下、図3を参照して説明する。
【0021】上記「ロックモード」ではズーミングして
も開口補正は行わない。通常撮影者は使用時はメインス
イッチ24をオンした後に撮影動作に入るからである。
また、このモードでは極力電力消費を抑える為である。
尚、ロックモードに入る時に、ステッピングモータ9は
P7 の位置、つまりテレ時の開放位置、換言すれば開放
の最大開口状態に設定される。これはロックモードで撮
影者がTTLファインダを覗いた時、最大開口でないと
像が暗く見にくくなる為である。例えばワイドの開放位
置P11のままテレにすると1絞り分も暗くなってしま
う。
【0022】そして、上記「スタンバイモード」では、
開口補正を行うが、このモードは例えばメインスイッチ
24をオンにしたまま放置した場合に生ずるもので、消
費電力を抑えるモードであることに鑑み、開放開口が大
きくずれた時、具体的にはステッピングモータ9のステ
ップ位置で2ステップ以上のとき等に補正動作をする。
この為、ズームコード板6の変化点付近でのチャタリン
グが生じる場合や、ズーム微調時などの際にも頻繁に補
正動作が働き電力を消費することがない。尚、補正時は
カメラ全体はノーマル状態又はこれとほぼ同じ状態に移
行するが、補正後はスタンバイ状態に復帰する。さら
に、上記「ノーマルモード」では、1ステップでもずれ
ると開口補正を行う。また、メインスイッチ24がオン
されて当該モードに入るときには、ステップ位置のリセ
ットを必ず行う。
【0023】次に図5のフローチャートを参照して、L
CPU5の絞りリセット動作について説明する。レンズ
装着状態でバッテリが挿入された時、メインスイッチ2
4がオン状態でレンズが装着された時、レンズが装着さ
れていてメインスイッチ24がオンされた時のそれぞれ
において、絞りの初期位置リセットが行われる。
【0024】この初期位置リセットが必要な状態になる
と(ステップS201)、LCPU5はステッピングモ
ータ9を繰込方向に駆動開始させる(ステップS20
2)。次いで、LCPU5は位置検出スイッチ10の状
態を検出し(ステップS203)、当該位置検出スイッ
チ10がオフならばステッピングモータ9を停止させる
(ステップS204)。次いで、LCPU5はステッピ
ングモータ9を開放方向にオンさせ(ステップS20
5)、再度位置検出スイッチ10を繰返しモニタし(ス
テップS206)、該位置検出スイッチ10がオンされ
たらステッピングモータ9を停止させる(ステップS2
07)。この時点でステッピングモータ9はP3 の状態
になっている。
【0025】続いて、LCPU5はズームコード板6か
らズームコードを読み取り(ステップS208)、メモ
リ7からこのズームにおけるオフセット駆動量(例えば
テレならば4ステップなど)を読み出し(ステップS2
09)、開放までの駆動量算出する(テレなら同上の4
ステップ)。次いで、LCPU5はステッピングモータ
9を繰込方向にオンさせ(ステップS211)、所定ス
テップ駆動されたか否かをみて(ステップS212)、
所定量(例えば上記4ステップ)が駆動されたらステッ
ピングモータ9を停止し(ステップS213)、このモ
ードを終える(ステップS214)。尚、本リセット動
作の後、LCPU5の内部にあるレジスタにステッピン
グモータ9のステップ位置(上記の例では7)を書き込
んでおく。この後、1ステップ絞り込み側に駆動したら
上記レジスタに1を加算し、開放側に駆動したら1を減
算するようにして、常時、ステッピングモータ9のステ
ップ位置が判るようにする。
【0026】次に図6及び図7はLCPU5による開口
補正の動作を示すフローチャートである。先ず図6のフ
ローチャートを参照してノーマル時の開口補正を説明す
る。カメラボディ200のBCPU23から通信ライン
を介してLCPU5にデータ要求コマンドが送られる
と、本動作が開始され(ステップS301)、ズームコ
ード板6からズームコードを読み出し、メモリ7とステ
ッピングモータ9のステップ位置を示すレジスタの値を
と比べて、開放開口のズレがあるか否かをみる(ステッ
プS303)。ここで、ズレがあれば開口補正駆動を行
い(ステップS304)、カメラボディ200のBCP
U23に対してレンズデータを出力する(ステップS3
05)。ステップS303でズレがなければステップS
305へ進み、動作を終了する(ステップS306)。
尚、上記ステップS304の詳細については図9を参照
して後述する。
【0027】次に図7のフローチャートを参照してスタ
ンバイ時の開口補正を説明する。スタンバイ時、LCP
U5は省電力モードで動作を停止しているために、まず
カメラボディ200からカメラボディ内の略一定周期で
生じるタイマ信号に応答して発せられるLCPU5への
割込信号によって本動作が開始される(ステップS40
1)。そして、この割込信号を受けてLCPU5はノー
マルの動作モードに移行し(ステップS402)、カメ
ラボディ200からの指示を待つ。
【0028】次にカメラボディから送られるデータ要求
コマンドを受け取り(ステップS403)、ズームコー
ド板6からズームコードを読み出す(ステップS40
4)。次いで、LCPU5はステップ位置レジスタとメ
モリ7の出力によって開放開口が2ステップ以上ズレて
いるか否かを調べ(ステップS405)、2ステップ以
上ズレていれば開口補正を行い(ステップS406)、
レンズデータをカメラボディ200のBCPU23に出
力する(ステップS407)。一方、上記ステップS4
05にて開口ズレが1ステップ以下であればステップS
407へ進む。
【0029】そして、レンズデータがカメラボディ20
0のBCPU23に伝達されると、カメラボディ200
からスタンバイ指示のコマンドが発せられ、LCPU5
はスタンバイモードに移行し(ステップS408)、全
ての動作を終了する。
【0030】次に図8及び図9を参照して、開口補正や
撮影時の絞り込み・開放動作を含めた絞り駆動の動作に
ついて説明する。先ず図8のフローチャートを参照し
て、絞り込み側に駆動する場合のシーケンスを説明す
る。この動作が開始すると(ステップS351)、ステ
ッピングモータ9を絞り込み方向にオンさせ(ステップ
S352)、予め設定された駆動量分だけ駆動されたか
否かをみる(ステップS353)。そして、所定量駆動
が終わればステッピングモータ9を停止し(ステップS
354)、動作を終了する。
【0031】次に図9のフローチャートを参照して、開
放側に駆動する場合のシーケンスを説明する。この動作
を開始すると(ステップS361)、ステッピングモー
タ9を開放方向にオンし(ステップS362)、駆動す
べき所定量に、メカ系のバックラッシュよりも大きなス
テップ数n(例えば2ステップ)を加算した量を駆動す
るものとする。この所定量+nステップの駆動が終了し
たか否かをみて(ステップS363)、終了したならス
テッピングモータ9を停止する(ステップS364)。
次にステッピングモータ9を絞り込み方向にオンし(ス
テップS365)、上記余計に加算したnステップを再
度駆動する(ステップS366)。そして、これが終了
したらステッピングモータ9を停止し(ステップS36
7)、本動作を終了する。以上のように、絞り込み側に
駆動する場合、開放側に駆動する場合のいずれも絞り込
み側に駆動されて終了する。
【0032】次に図4のフローチャートを参照して、第
1の実施例の絞りユニット11の組立後の調整に係るL
CPU5の動作を説明する。ここでは、ズームはテレと
しておき、第1の実施例のカメラのフィルム面に開口試
験器を設定して動作を開始させる。まず、LCPU5は
ステッピングモータ9を繰込方向にオンさせ(ステップ
S102)、位置検出スイッチ10がオフしたか否かを
判断する(ステップS103)。ここで、位置検出スイ
ッチ10がオフしていればステッピングモータ9を停止
する(ステップS104)。
【0033】続いて、LCPU5はステッピングモータ
9を開放方向にオンする(ステップS105)。そし
て、LCPU5は位置検出スイッチ10がオンしたか否
かを判断し(ステップS106)、当該位置検出スイッ
チ10がオンしたならステッピングモータ9を停止し
(ステップS107)、ここから開放となる開口までの
オフセット駆動量を仮決めする(ステップS108)。
【0034】そして、その仮のオフセット駆動量とF8
とするための開放からの駆動量(12ステップ分)とを
加算して駆動量となし、ステッピングモータ9を絞り込
み方向にオンする(ステップS110)。次いで、LC
PU5は所定量駆動されたか否かを判断し(ステップS
111)、所定量駆動されたならばステッピングモータ
9を停止する(ステップS112)。そこで、開口が正
しいかを上記開口試験器でテストし(ステップS11
3)、正しければオフセット駆動量をメモリ6に書き込
み(ステップS114)、動作を終了する(ステップS
115)。
【0035】一方、ステップS113で正しい開口でな
ければ、ステッピングモータ9を開放方向にオンし(ス
テップS120)、位置検出スイッチ10がオンされた
か否かをみて(ステップS121)、位置検出スイッチ
10がオンしたならステッピングモータ9を停止し(ス
テップS122)、オフセット駆動量を変更して(ステ
ップS123)、再びステップS109へ戻る。
【0036】尚、テレのオフセット駆動量が判れば、そ
の他のズーム状態の駆動量はその差が一定なことより判
明するので、これをメモリ6に書き込む。以上でオフセ
ット駆動量がメモリ6に書き込まれる。
【0037】以上説明したように、第1の実施例によれ
ば、ノーマルモード時及びスタンバイモード時、常時ズ
ーミングに応答して絞り開口が補正されているため、フ
ァインダによる見え具合が撮影時にはあり得ない大きな
開口になることによるTTLファインダ観察時の混乱や
不快感がない。
【0038】そして、撮影に際して絞りを駆動する際、
助走駆動量がゼロであるから、絞り込みに要する時間が
短くレリーズタイムラグが短くできる。さらに、ロック
モードでの開口補正を禁止しているので、メインスイッ
チオフ時にズームリングが動いて開口補正が作動してし
まうことによる電力消費を防止できる。
【0039】また、ノーマルモードの場合よりもスタン
バイモードの時の方が補正を行う条件となるズレ量が大
きくなっており、ノーマルモード時よりも補正の頻度が
減少し、その結果補正によるトータルの電力消費が小
で、且つ大きな開口ズレを生じないためTTLファイン
ダ観察時の違和感もほとんどない。
【0040】そして、スタンバイモード時の開口補正を
行ってもスタンバイモードから抜け出ないため、省電力
状態を維持できる。さらに、常時絞り込み側に駆動した
状態で開口を設定するため、絞り機構のバックラッシュ
による開口ばらつきを防止でき、且つレリーズタイムラ
グに関わる撮影時の絞り込み駆動の時はバックラッシュ
補正駆動は不要である。
【0041】また、カメラボディ200からレンズデー
タ送信要求があった際、レンズデータを出力する前に開
口補正を行い、開口補正が終了するまでカメラボディ2
00をデータ待ち状態としておくため、開口補正中に測
光等を行って誤った測光等のデータを得てしまうことが
ない。
【0042】さらに、ロックモード、言い換えれば開口
補正を行わない省電力モードに入るときに、開口を開放
の最大口径とするため、このモードに入っている際にズ
ーミングを行っても、TTLファインダの観察像が暗く
見にくくなるという欠点を防止できる。
【0043】次に第2の実施例について説明する。この
第2実施例はカメラの構成等その多くは第1実施例とほ
ぼ同様だが、スタンバイモード時にズームリング4を操
作した時の対応が異なる。
【0044】先ず、図10には第2の実施例のズームコ
ード板6の詳細な構成を示し説明する。同図において、
パターン6bは3ビットのバイナリコード発生用で、こ
の上をブラシ6aが摺動する。このとき、最下位ビット
PO3 はLCPU5の立ち上り・立ち下りの両エッジで
割込が発生するポートに接続されており、スタンバイ時
にこのエッジを通過すると割込み信号が発生する。つま
り、ズーム操作によってLCPU5が立ち上り、これが
BCPU23を立ち上げてカメラはノーマルモードとな
り、開口補正が開始される。
【0045】次に図11には第2の実施例のモード毎の
様子を示し説明する。同図に示されるように、第2の実
施例では、ロックモード及びスタンバイモードではズー
ミングしても開口補正は行わない。通常、撮影者は使用
時は、「ロックモード」であればメインスイッチ24を
オンした後に撮影動作に入り、また「スタンバイモー
ド」であれば開口補正が必要となる状態までスーミング
すると、「ノーマルモード」に移行するためである。ま
た、これらのモードでは極力電力消費を抑える為であ
る。そして、ノーマルモードでは1ステップでもずれる
と開口補正を行う。また、メインスイッチ24がオンさ
れて当該モードに入るときにはステップ位置のリセット
を必ず行う。
【0046】以上説明したように、第2の実施例によれ
ば、スタンバイモードにおいてズーム操作すればノーマ
ルモードになる為、撮影に必要な各部材が立ち上り、第
1実施例に比べてスタンバイからズーム操作によりスム
ーズに撮影体制に入ることができる。
【0047】次に第3の実施例について説明する。第3
の実施例は、ズーミングが電動で駆動される点と、絞り
の位置検出スイッチ10が絞りの実使用開口と重なって
いる点が第1,2実施例とは異なるが、主構成は第1,
2実施例と近似している。
【0048】先ず図12には第3実施例に係るズーミン
グ可能なカメラの構成を示し説明する。同図において、
ズームリング4の代りにLCPU5に接続されたズーム
スイッチ4c,LCPU5によって制御されるズームモ
ードドライバ4b及びズームモータドライバ4bによっ
て駆動されるズームモード4aを備え、ズームモータが
ズーミングレンズ3を駆動するように構成されている。
【0049】次に図13には第3の実施例のステッピン
グモータ9のステップ位置と、絞り及び位置検出スイッ
チ10の状態を示す。位置検出スイッチ10は開放方向
に駆動する時P5 とP6 の間でオンするようになってい
る。これは、終端、即ちストッパ位置近くよりもスイッ
チの取付けスペースが得やすく、位置検出スイッチ10
を含めた絞りユニットを小型に構成し易くなる為であ
る。
【0050】次に図14のフローチャートを参照して第
3の実施例の絞りユニット11の組立後の調整について
LCPU5の動作を説明する。これは、第1実施例の図
4とほぼ等しいが、ステップS106’に示されるよう
に絞り込み前の初期位置をスイッチ10変化点よりも4
ステップ開放側のP2としている。ここからの絞り込み
駆動の後に開口を調べる。その他のシーケンスは図4と
同様である為、説明を省略する。
【0051】次に図15のフローチャートを参照して第
3の実施例の絞りユニットのリセット動作について説明
する。これも第1実施例の図5とほぼ同様であるが、先
に示した図12と同様にステップS206’に示される
ようにP2 の位置まで駆動した後、開放口径まで絞り込
む点が異なる。
【0052】次に図16のフローチャートを参照してズ
ーミングと開口補正について説明する。第3の実施例で
はズーミングが電動なため、電動ズーム後に開口補正を
してやればよい。ノーマルモードで撮影動作等がカメラ
ボディ200から指示されないとき、本動作を開始する
(ステップS501)。ズームスイッチが操作されてい
るか否かをみて(ステップS502)、操作があればズ
ーム操作開始信号をBCPU23に対し出力する(ステ
ップS503)。
【0053】これを受けてBCPU23はLCPU5に
対しズーム駆動を指示する(ステップS520,S52
1)。この指示を受信し(ステップS504)、LCP
U5はズームモータ104aをオンさせる(ステップS
505)。その後、ズームスイッチ4cを繰返しモニタ
し(ステップS506)、操作が終了したらズーム操作
終了信号をBCPU23に対して出力する(ステップS
507)。
【0054】これを受けてBCPU23はズームの停止
指示をLCPU5に対し出力する(ステップS530,
ステップS531)。この指示を受けて(ステップS5
08)、LCPU5はズームモータ4aをオフし(ステ
ップS509)、このときのズームコードをズームコー
ド板6から読み出す(ステップS510)。ここで、開
口がズームに対応していなければ(ステップS51
1)、開口補正を行う(ステップS512)。そして、
本シーケンスを終了する。
【0055】以上説明したように、第3実施例によれ
ば、電動ズーミング終了時にのみ開口補正を行うため、
ズーミングの電力消費と開口補正の電力消費が重なって
バッテリに過度の負担がかかり、ズーミングが遅くなっ
たりステッピングモータが脱調したりせずに済む。そし
て、開口補正の回数そのものも少なくでき、電力消費低
減に有効である。さらに、位置検出スイッチのエッジが
実使用ステップ位置内にある為、スイッチ設置場所の自
由度を残せ、また最大開口口径より外側のステップ位置
を少なくでき、無駄なストロークなく小型な絞りユニッ
トができる。
【0056】以上、本発明の実施例について説明いた
が、本発明はこれに限定されることなく、その主旨を逸
脱しない範囲で、種々の改良・変更が可能であることは
勿論である。例えば上記各実施例において、ズームレン
ズ鏡筒はカメラボディに着脱自在であったが、カメラボ
ディと一体不可分のカメラでもよく、この場合はレンズ
鏡筒の着脱時の動作(開口補正)を省いた形となる。
【0057】また、開口補正を行う条件となる開口のズ
レ量も上記各実施例内のもの以外でもよい。また、絞り
駆動モータはステッピングモータ以外であっても、その
回転位置が検出できるものならよい。また、上記各実施
例ではカメラボディからの何らかのコマンドに応答して
開口補正を行ったが、ズームレンズ鏡筒が自発的に開口
補正を行ってもよい。
【0058】以上詳述したように、本発明によれば、T
TLファインダ観察時の混乱や不快感のない、またレリ
ーズタイムラグが短く、バッテリ消耗が小さい、ズーム
レンズ鏡筒の絞り駆動装置およびそれを伴うカメラを実
現可能することができる。
【0059】尚、本発明の上記実施態様によれば、以下
のごとき構成が得られる。 (1)変倍可能な撮影レンズを有するズーミング可能な
カメラにおいて、上記撮影レンズを変倍させる変倍手段
と、上記撮影レンズの変倍状態を検知する変倍状態検知
手段と、モータにより駆動される絞り手段と、上記変倍
状態毎の開放絞りに対応する上記絞り手段の開口状態を
記憶した記憶手段と、上記変倍状態検知手段と記憶手段
とに基づいて現在の設定絞り口径と現在の変倍状態に対
応する開口口径が所定量以上異なる場合に上記モータを
制御して開口口径で補正する絞り制御手段とを備えたズ
ーミング可能なカメラ。 (2)上記補正を行う際の開口口径ズレ量は隣接する変
倍状態にて想定されるズレ量よりも大であることを特徴
とする上記(1)に記載のズーミング可能なカメラ。 (3)上記ズーミング可能なカメラは制御回路系が動作
している第1状態と制御回路系の動作が制限されている
省電力の第2状態とを少なくともとり得るカメラであ
り、上記補正を行う際の開口口径ズレ量は上記第1状態
よりも上記第2状態の方が大であるように設定されてる
ことを特徴とする上記(1)に記載のズーミング可能な
カメラ。 (4)上記ズーミング可能なカメラは、制御回路系が動
作している第1状態と制御回路系の動作が制限されてい
る省電力の第2状態とを少なくともとり得るカメラであ
り、上記第2状態にて開口口径の補正が行われる際には
上記第1状態に移行して補正を行い且つ再度第2状態に
復帰することを特徴とする上記(1)に記載のズーミン
グ可能なカメラ。 (5)上記(1)において、上記ズーミング可能なカメ
ラは、動作の許可/禁止を行うメインスイッチを備え、
メインスイッチがオンの状態でかつ制御回路系が動作し
ている第1状態と、メインスイッチがオンの状態でかつ
制御回路系の動作が制限されている省電力の第2状態
と、メインスイッチがオフの状態でかつ制御回路系の動
作が制限されている省電力の第3状態とを有し、上記第
3状態では上記開口口径の補正を禁止することを特徴と
する。 (6)上記(5)において、上記第3状態に移行する際
は上記絞り制御手段は絞りの開口口径を定められた一定
の口径とすることを特徴とするズーミング可能なカメ
ラ。 (7)上記(6)において、定められた開口口径とは撮
影時に想定される最大の絞り口径であることを特徴とす
るズーミング可能なカメラ。 (8)変倍可能な撮影レンズを有するズームレンズ鏡筒
の絞り制御装置において、上記撮影レンズを変倍させる
変倍手段と、上記撮影レンズを変倍状態を検知する変倍
状態検知手段と、モータにより駆動される絞り手段と、
上記変倍状態毎の開放絞りに対応する上記絞り手段の開
口状態を記憶した記憶手段と、上記変倍状態検知手段と
記憶手段とに基づいて少なくとも撮影動作が行われてい
ない場合に上記モータを制御して絞りの開口口径を変倍
状態に実質的に対応した開放状態の開口口径に維持する
開放開口口径維持手段とを備えたズーミング可能なカメ
ラ。 (9)変倍可能な撮影レンズを有するズーミング可能な
カメラにおいて、上記撮影レンズを変倍させる変倍手段
と、上記撮影レンズの変倍状態を検知する変倍状態検知
手段と、モータにより駆動される絞り手段と、上記変倍
状態毎の開放絞りに対応する上記絞り手段の開口状態を
記憶した記憶手段と、上記変倍状態検知手段と上記記憶
手段とに基づいて所定時間おきに上記絞りの開放開口口
径が上記変倍状態に実質的に対応しているか否かを検知
する開口ずれ検知手段と、上記開口ずれ検知手段の出力
に応答して上記モータを制御して絞りの開口を補正する
制御手段とを備えたズーミング可能なカメラ。 (10)変倍可能な撮影レンズを有するズーミング可能
なカメラにおいて、上記撮影レンズをモータにより変倍
させる電動変倍手段と、上記撮影レンズの変倍状態を検
知する変倍検知手段と、モータにより駆動される絞り手
段と、上記変倍状態毎の開放絞りに対応する上記絞り手
段の開口状態を記憶した記憶手段と、上記電動変倍手段
の動作をさせ、これが停止した時点で上記変倍状態検知
手段と、上記記憶手段とに基づいて上記絞りの開放開口
口径が上記変倍状態に実質的に対応しているか否かを検
知する開口ずれ検知手段と、上記開口ずれ検知手段の出
力に応答して上記モータを制御して絞りの開口を補正す
る補正制御手段とを備えたズーミング可能なカメラ。
【0060】
【発明の効果】本発明によれば、TTLファインダ観察
時の混乱や不快感を除き、またレリーズタイムラグが短
く、バッテリ消耗が小さいズーミング可能なカメラを提
供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施例に係るズーミング可能なカメラの
構成を示す図である。
【図2】ステッピングモータ9のステップ位置と絞り及
び位置検出スイッチの状態との関係を示す図である。
【図3】第1の実施例のズーミング可能なカメラの各モ
ードについて説明するための図である。
【図4】第1の実施例の絞りユニットの組立後の調整に
係るLCPU5の動作を示すフローチャートである。
【図5】LCPU5の絞りリセット動作を示すフローチ
ャートである。
【図6】LCPU5のノーマル時の開口補正の動作を示
すフローチャートである。
【図7】LCPU5のスタンバイ時の開口補正の動作を
示すフローチャートである。
【図8】絞り込み側に駆動する場合のシーケンスを示す
フローチャートである。
【図9】開放側に駆動する場合のシーケンスを示すフロ
ーチャートである。
【図10】第2の実施例におけるズームコード板6の詳
細な構成を示す図である。
【図11】第2の実施例のズーミング可能なカメラの各
モードについて説明するための図である。
【図12】第3実施例に係るズーミング可能なカメラの
構成を示す図である。
【図13】第3の実施例のステッピングモータのステッ
プ位置と、絞り及び位置検出スイッチの状態を示す図で
ある。
【図14】第3の実施例の絞りユニットの組立後の調整
についてLCPU5の動作を説明するためのフローチャ
ートである。
【図15】第3の実施例の絞りユニットのリセット動作
について説明するためのフローチャートである。
【図16】ズーミングと開口補正について説明するため
のフローチャートである。
【符号の説明】
1…フォーカシングレンズ、2…フォーカスリング、3
…ズーミングレンズ、4…ズームリング、5…LCP
U、6…ズームコード板、7…メモリ、8…ドライバ、
9…ステッピングモータ、10…位置検出スイッチ、1
1…絞りユニット、12…通信ライン群、13…電気接
点群、21…電気接点群、22…通信ライン群、23…
BCPU、24…メインスイッチ、25…レリーズ釦、
26…メインミラー、27…ファインダスクリーン、2
8…コンデンサレンズ、29…ペンタプリズム、30…
ファインダアイピース、100…撮影レンズ鏡筒、20
0…カメラ本体。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 絞り開口値を所定値に設定する絞り設定
    手段と、 変倍可能な撮影レンズを移動させてズーム状態を検出す
    るズーム状態変更手段と、 上記ズーム状態変更手段によって変更されたズーム状態
    を検出するズーム状態検出手段と、 装着されているズームレンズ系の所定のズーム状態時に
    おける絞り開口径を記憶している記憶手段と、 上記ズーム状態検出手段の出力に基づいて上記記録手段
    から現在のズーム状態に対応する絞り開口径を選択し該
    選択された絞り開口径に基づいて上記絞り設定手段を制
    御する絞り制御手段と、を具備したことを特徴とするズ
    ーミング可能なカメラ。
  2. 【請求項2】 上記絞り設定手段は基準となる絞りの初
    期位置を検出する初期位置検出手段を有し、上記絞り制
    御手段は上記初期位置から上記ズーム状態に対応する絞
    り開口径となるように上記絞り設定手段を制御すること
    を特徴とする請求項1に記載のズーミング可能なカメ
    ラ。
  3. 【請求項3】 絞り開口値を所定値に設定する絞り設定
    手段と、 変倍可能な撮影レンズを移動させてズーム状態を変更す
    るズーム状態変更手段と、 上記ズーム状態変更手段によって変更されたズーム状態
    を検出するズーム状態検出手段と、 装着されているズームレンズ系の所定のズーム状態時に
    おける絞り開口径を記憶している記憶手段と、 上記ズーム状態検出手段の出力と上記記憶手段とに基づ
    いて現在のズーム状態に対応する絞り開口径に実質的に
    対応しているか否かを検知する開口ずれ検知手段と、 上記開口ずれ検知手段の出力に基づいて上記絞り設定手
    段を制御する絞り制御手段と、を具備したことを特徴と
    するズーミング可能なカメラ。
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