JP2000180705A - カメラ及びカメラシステム - Google Patents

カメラ及びカメラシステム

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JP2000180705A
JP2000180705A JP35559198A JP35559198A JP2000180705A JP 2000180705 A JP2000180705 A JP 2000180705A JP 35559198 A JP35559198 A JP 35559198A JP 35559198 A JP35559198 A JP 35559198A JP 2000180705 A JP2000180705 A JP 2000180705A
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Japan
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power supply
speed
self
camera
focus
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JP35559198A
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Yasuhiro Tamekuni
靖宏 為国
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 レンズ駆動速度の高速化を必要としないセル
フタイマ撮影時には、セルフタイマ撮影時以外のレンズ
駆動速度よりも低速にし、省電力化を図る。 【解決手段】 レンズの焦点調節を行う焦点調節手段
と、該焦点調節手段によるレンズ駆動速度を切り換える
速度制御手段と、セルフタイマ撮影を行うか否かを選択
するセルフタイマ操作手段とを有し、前記速度制御手段
は、前記セルフタイマ撮影が選択されている場合は、前
記セルフタイマ撮影が選択されていない場合に比べ、レ
ンズ駆動速度を低速側に切り換える(#106→#11
1)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、セルフタイマ撮影
を選択可能なカメラ及びカメラシステムの改良に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、セルフタイマ機能を有するカメラ
において、セルフタイマ撮影を選択した場合でも、オー
トフォーカス駆動は通常の撮影と同様の駆動制御がなさ
れていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、近年、
手振れ防止機能の多機能化等によりカメラの消費電力が
大きくなる傾向にあり、撮影枚数の減少を防止するなど
省エネルギー化がより望まれるが、上記従来例では、フ
ォーカスの高速駆動が特に要求されないセルフタイマ撮
影時においても通常撮影と同様のフォーカス駆動がなさ
れており、電力が不必要に消費されるという欠点があっ
た。
【0004】(発明の目的)本発明の第1の目的は、レ
ンズ駆動速度の高速化を必要としないセルフタイマ撮影
時には、セルフタイマ撮影時以外のレンズ駆動速度より
も低速にし、省電力化を図ることのできるカメラ及びカ
メラシステムを提供しようとするものである。
【0005】本発明の第2の目的は、レンズ駆動速度の
高速化を必要としないセルフタイマ撮影時には、セルフ
タイマ撮影時以外のレンズ駆動速度よりも低速になるよ
うな電源電圧もしくはこれに相当する信号を供給し、省
電力化を図ることのできるカメラ及びカメラシステムを
提供しようとするものである。
【0006】本発明の第3の目的は、レンズ駆動速度の
高速化を必要としないセルフタイマ撮影時には、現在の
電源電圧レベルの状態によらず、セルフタイマ撮影時以
外のレンズ駆動速度よりも低速になるような電源電圧も
しくはこれに相当する信号を供給し、省電力化を図るこ
とのできるカメラ及びカメラシステムを提供しようとす
るものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を達成す
るために、請求項1〜4記載の本発明は、レンズの焦点
調節を行う焦点調節手段と、該焦点調節手段によるレン
ズ駆動速度を切り換える速度制御手段と、セルフタイマ
撮影を行うか否かを選択するセルフタイマ操作手段とを
有するカメラであって、前記速度制御手段は、前記セル
フタイマ撮影が選択されている場合は、前記セルフタイ
マ撮影が選択されていない場合に比べ、レンズ駆動速度
を低速側に切り換えるカメラとするものである。
【0008】また、上記第2の目的を達成するために、
請求項5〜8記載の本発明は、レンズの焦点調節を行う
焦点調節手段と、該焦点調節手段に供給する電源電圧も
しくはこれに相当する信号を制御する電源制御手段と、
セルフタイマ撮影を行うか否かを選択するセルフタイマ
操作手段とを有するカメラであって、前記電源制御手段
は、前記セルフタイマ撮影が選択されている場合は、前
記セルフタイマ撮影が選択されていない場合に供給する
電源電圧もしくはこれに相当する信号に比べ、低い電源
電圧もしくはこれに相当する信号を前記焦点調節手段に
供給するカメラとするものである。
【0009】また、上記第3の目的を達成するために、
請求項9記載の本発明は、レンズの焦点調節を行う焦点
調節手段と、該焦点調節手段に電源電圧もしくはこれに
相当する信号を供給する電源供給手段と、電源電圧のレ
ベルが異なる複数段の電圧レベルの何れに属するかを検
出する電圧レベル検出手段と、セルフタイマ撮影を行う
か否かを選択するセルフタイマ操作手段とを有するカメ
ラであって、前記電源供給手段は、前記セルフタイマ撮
影が選択されている場合は、前記電圧レベル検出手段に
よる検出状態によらず、前記セルフタイマ撮影が選択さ
れていない場合に比べ、低い電源電圧もしくはこれに相
当する信号を前記焦点調節手段に供給するカメラとする
ものである。
【0010】また、上記第1の目的を達成するために、
請求項10〜14記載の本発明は、レンズの焦点調節を
行う焦点調節手段と、該焦点調節手段によるレンズ駆動
速度を切り換える速度制御手段と、セルフタイマ撮影を
行うか否かを選択するセルフタイマ操作手段とを有す
る、カメラと交換レンズとの組み合わせにより成るカメ
ラシステムであって、前記速度制御手段は、前記セルフ
タイマ撮影が選択されている場合は、前記セルフタイマ
撮影が選択されていない場合に比べ、レンズ駆動速度を
低速側に切り換えるカメラシステムとするものである。
【0011】また、上記第2の目的を達成するために、
請求項15〜21記載の本発明は、レンズの焦点調節を
行う焦点調節手段と、該焦点調節手段に供給する電源電
圧もしくはこれに相当する信号を制御する電源制御手段
と、セルフタイマ撮影を行うか否かを選択するセルフタ
イマ操作手段とを有する、カメラと交換レンズとの組み
合わせにより成るカメラシステムであって、前記電源制
御手段は、前記セルフタイマ撮影が選択されている場合
は、前記セルフタイマ撮影が選択されていない場合に比
べ、低い電源電圧もしくはこれに相当する信号を前記焦
点調節手段に供給するカメラシステムとするものであ
る。
【0012】また、上記第3の目的を達成するために、
請求項22〜25記載の本発明は、レンズの焦点調節を
行う焦点調節手段と、該焦点調節手段に電源電圧もしく
はこれに相当する信号を供給する電源供給手段と、電源
電圧のレベルが異なる複数段の電圧レベルの何れに属す
るかを検出すると共に、前記焦点調節手段に供給すべき
電源電圧を指示する指示手段と、セルフタイマ撮影を行
うか否かを選択するセルフタイマ操作手段とを有する、
カメラと交換レンズとの組み合わせにより成るカメラシ
ステムであって、前記指示手段は、前記セルフタイマ撮
影が選択されている場合、検出した電源電圧レベルの状
態によらず、前記セルフタイマ撮影が選択されていない
場合に比べ、低い電源電圧もしくはこれに相当する信号
を前記焦点調節手段に供給するよう、前記電源供給手段
に指示するカメラシステムとするものである。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図示の実施の形態
に基づいて詳細に説明する。
【0014】図1は本発明の実施の第1の形態に係る図
3に示すカメラシステムにおけるカメラCPUでの動作
を示すフローチャート、図2は同じく図3に示すカメラ
システムにおけるレンズCPUでの動作を示すフローチ
ャート、図3は本発明の実施の第1の形態に係るカメラ
システムの回路構成を示すブロック図である。
【0015】まず、図3を用いて、本発明の実施の第1
の形態に係るカメラシステムの回路構成について説明す
る。
【0016】図3において、1はカメラ(本体)、2は
交換可能なレンズであり、両者は不図示のマウント構造
によって接続される。
【0017】まず、カメラ1側の構成について説明す
る。3はカメラCPUであり、カメラ本体のシーケンス
処理と、カメラ通信手段4を通してレンズ2への命令を
送信するとと共に該レンズ2とのデータの送受信制御処
理を行う。ここで、前記カメラ本体のシーケンス処理と
しては、レンズ2を通って入射する光の量を測定する測
光部11、被写体までの距離を測定するための測距部1
0、フィルムを適当な時間露光するためのシャッタ制御
部9、フィルムの巻き上げ,巻き戻しを行うための給送
部8、セルフタイマ撮影を行うか否かを選択するセルフ
タイマ選択スイッチ12、メインスイッチ24、レリー
ズボタン25等の制御,検知がある。
【0018】前記カメラCPU3は、撮影者の操作に応
じて上記処理を行うと共に、オートフォーカス,絞り動
作を行うため、フォーカス駆動命令,絞り駆動命令等を
カメラ通信手段4を通してレンズ2側に送信する。ま
た、必要に応じてカメラ通信手段4を通してレンズ2が
保有する該レンズ2に関するデータを入手したり、或い
はレンズ2の現在の状態(例えば、ズームの位置,オー
トフォーカスモードかマニュアルモードか等)を知るた
めに、これらデータのカメラ1側への送信要求を行う。
これら通信は、接点13−1,13−2,13−3を通
して行われる。
【0019】7はカメラ1に搭載された電源としての電
池であり、該電池7の電源(VBAT,PGND )は制御系
電源生成部6に送られ、該制御系電源生成部6にてカメ
ラの電気回路を動作させるための電圧(図3ではVDDと
記載)を生成する。この制御系電源生成部6で生成され
た電圧VDDは、レンズ2側の電源として、例えば接点1
3−4,13−5を通してレンズ2側にも供給される。
この電池7からの電源は、接点13−6,13−7を通
して主にモータ系の駆動電源用としてレンズ2側に供給
される。
【0020】次に、交換可能なレンズ2側の構成につい
て説明する。レンズ2内には、レンズCPU14があ
り、該レンズ2内の主な処理を行う。前記レンズCPU
14はレンズ通信手段15を通してカメラ1からレンズ
2に対する各種命令やデータを受信し、命令に応じた処
理を行う。例えば、フォーカス駆動命令を受信した場合
は、フォーカスモータ駆動部17を制御してフォーカス
モータ20を駆動せしめることにより、撮影レンズ22
を移動し焦点合わせを行う。絞り駆動命令を受信した場
合は、レンズCPU14は絞り駆動部18を制御して絞
り駆動モータ19を駆動せしめることにより、絞り21
を所定量作動させる。
【0021】また、前記レンズCPU14は、レンズ2
の状態、例えばフォーカスのオート/マニュアル切換ス
イッチ23がオートになっているか、マニュアルになっ
ているか、絞りが開放になっているか否かといった情報
をカメラ1の要求に応じてカメラ1側に送信する。さら
に、レンズCPU14は、カメラ1からの要求により、
CPU内部、あるいは図示していないがCPU外部のデ
ータ記憶部に記憶してあるレンズ2に関する各種データ
をカメラ1側に送信する。更に、レンズCPU14は、
カメラからの駆動命令に応じてフォーカスモータ20を
速度制御可能なようにプログラムされている。
【0022】前記フォーカスモータ20が例えば振動型
モータ(超音波モータ)で構成されていると、該振動型
モータは図4に示すように駆動周波数をある高周波側か
ら低周波側にスキャンしていくと回転数が増加するよう
動作する。そこで、例えばレンズCPU14は図5に示
すように駆動周波数のスキャン条件を異ならしめること
により、複数の速度(図5では3速)でフォーカスモー
タ20を制御可能な機能を有している。
【0023】次に、図1のフローチャートを用いて、カ
メラCPU3での動作について説明する。
【0024】まず、ステップ#101において、メイン
スイッチ24がONになっているかを判定し、OFFな
らばこのステップで待機し、その後メインスイッチ24
がONすればステップ#102へ進む。そして、このス
テップ#102において、通信によりレンズ2に対し
て、該レンズ2の状態を示すデータの送信を要求し、該
レンズ2からのデータを受信することにより、レンズ2
のオート/マニュアル切換スイッチ23等の状態を確認
し、続くステップ#103において、レリーズボタンの
第1のストロークでONするスイッチSW1がONされ
たかを判定する。この結果、ONされていなければステ
ップ#101へ戻る。
【0025】一方、前記スイッチSW1がONされてい
た場合はステップ#104へ進み、測光部11を駆動し
て測光動作を行い、次のステップ#105において、測
距部10を駆動して測距動作を行う。そして、次のステ
ップ#106において、セルフタイマ撮影が選択されて
いるか否かを判定する。もしセルフタイマ撮影が選択さ
れていればステップ#111へ進み、選択されていなけ
ればステップ#107へ進む。
【0026】ステップ#107においては、ズームレン
ズがワイド側か否かを判定する。この判定は、不図示の
ズームエンコーダによって判定する。この結果、ワイド
側でなければステップ#108へ進み、ここではズーム
レンズがテレ近傍か判定し、テレ近傍ならばステップ#
111へ進み、テレ近傍でなければステップ#110へ
進む。ステップ#110へ進んだ場合、フォーカス駆動
中速命令の送信をし、一方、ステップ#111へ進んだ
場合、フォーカス駆動低速命令の送信をする。また、上
記ステップ#107にてズームレンズがワイド側であれ
ばステップ#109へ進み、フォーカス駆動高速命令の
送信を行う。
【0027】上記ステップ#109,#110又は#1
11の送信を行うと、何れもステップ#112へ進む。
【0028】ステップ#112においては、測距結果に
応じたフォーカス駆動命令を送信し、次のステップ#1
13において、レリーズボタンの第2ストロークでON
するスイッチSW2がONされたか否かを判定する。ス
イッチSW2がOFFであればステップ#114へ進
み、ここではスイッチSW1がOFFされたか否かの判
定を行う。もしスイッチSW1がOFFされていればス
テップ#101に戻り、スイッチSW1がOFFしてい
ればステップ#113に戻る。
【0029】ステップ#115へ進んだ場合は、ここで
絞り駆動命令を送信し、次のステップ#116におい
て、シャッタ制御部9を介してシャッタを制御し、フィ
ルムに適当な光量を与え、撮影を行う。そして、ステッ
プ#117において、絞り開放命令を送信し、次のステ
ップ#118において、給送部8を介してフィルムを給
送する。続くステップ#119においては、フィルム残
数をチェックする。ここでフィルムが残っていればステ
ップ#101に戻り、一方、フィルムが終了すればステ
ップ#120へ進み、前記給送部8を介して今度はフィ
ルムの巻き戻しを行う。
【0030】以上がカメラ1側の処理である。
【0031】次に、図2のフローチャートに基づいて、
レンズCPU14での動作について説明する。
【0032】ステップ#201においては、カメラ1か
ら送信されて来る命令の解析を行い、解析した命令に応
じて、ステップ#202,#208,#210又は#2
12へ進み、各命令の処理を行う。
【0033】ステップ#202へ進んだ場合、ここでは
フォーカス速度設定命令の処理を行い、この処理を終え
るとステップ#203へ進み、フォーカス速度が高速設
定か否かの判定を行う。ここでフォーカス駆動速度が高
速命令ならばステップ#205へ進み、フォーカスモー
タ駆動設定を高速設定する。
【0034】また、ステップ#203にてフォーカス速
度が高速設定でなかった場合はステップ#204へ進
み、フォーカス駆動速度が中速命令か否かを判定する。
この結果、中速命令ならばステップ#206へ進み、フ
ォーカスモータ駆動設定を中速設定する。また、中速命
令でなければステップ#207へ進み、フォーカスモー
タ駆動設定を低速設定する。
【0035】また、ステップ#208へ進んだ場合は、
フォーカス駆動命令の処理を行い、この処理を終えると
ステップ#209へ進み、フォーカスモータ駆動部17
及びフォーカスモータ20を介してフォーカスレンズを
駆動する。また、ステップ#210へ進んだ場合は、絞
り駆動命令の処理を行い、この処理を終えるとステップ
#211へ進み、絞り駆動部18及びモータ19を介し
て絞り21を駆動する。また、ステップ#212へ進ん
だ場合は、その他に命令の処理を行い、次のステップ#
213において、その他の命令を実行する。
【0036】以上の処理により、カメラ1から送信され
て来るフォーカス速度設定命令に応じてフォーカスモー
タ20を駆動することになる。
【0037】以上の様に、セルフタイマ撮影時は、レン
ズCPU14が有する複数の速度制御段数のうち、通常
撮影より遅い駆動、あるいはレンズCPU14が有する
複数の速度制御段数の最低速でフォーカスモータ20を
駆動する(図1のステップ#106→#111)ことに
より、省エネルギー化が図れる。
【0038】詳しくは、セルフタイマ撮影時は被写体が
静止している場合が多く、又セルフタイマとして10秒
程度の時間を有するため、フォーカスモータ20をそれ
ほど高速で駆動する必要がないため、通常より低速駆動
することにより、撮影者に不満を与えることなく省エネ
レギー化が図れるメリットがある。
【0039】上記実施の第1の形態では、セルフタイマ
撮影時はテレ端近傍での通常撮影と同じ低速駆動となる
よう制御しているが、通常撮影では使用しない低速より
遅い速度で駆動するよう構成しても良い。
【0040】また、通常撮影で高速ならば、セルフタイ
マ撮影時は中速、通常撮影で中速ならセルフタイマで低
速というように、セルフタイマ撮影でも速度を切り換え
るよう処理することも可能である。
【0041】また、通常撮影時の速度選択をズームレン
ズ位置のみにより決定しているが、被写体輝度等をも考
慮するよう処理する事も有効である。
【0042】さらに、上記実施の形態では、フォーカス
速度を決定する命令と、フォーカス駆動量を決定する命
令を分けたが、一つの命令で速度と駆動量を指示するよ
う構成することも可能である。
【0043】(実施の第2の形態)図6は本発明の実施
の第2の形態に係るカメラシステムのカメラCPUでの
動作を示すフローチャート、図7は同じく本発明の実施
の第2の形態に係るカメラシステムのレンズCPUでの
動作を示すフローチャートである。
【0044】この実施の第2の形態は、カメラに搭載さ
れた電池残量に応じて使用可能電力指示命令をレンズ側
に送信し、レンズ側は受信した使用可能電力指示命令に
応じてフォーカスモータに供給する電圧を切り換える機
能を有するもので、セルフタイマ撮影時は使用可能電力
が十分であっても、電力が少ない旨の指示命令すること
により、セルフタイマ撮影時のフォーカス駆動速度を低
速とするものである。
【0045】図8は本発明の実施の第2の形態に係るカ
メラシステムの回路構成を示すブロック図であり、図3
と同じ部分は同一符号を付し、その説明は省略する。
【0046】図8において、5は電池7の電圧レベルを
異なる複数段の電圧レベルの何れに属するかを判定する
電源電圧検出部であり、その判定結果をカメラCPU3
のA/D変換ポートへ出力する(場合によっては分圧し
て出力しても良い)。また、カメラCPU3でA/D変
換してディジタルデータより前記電池7の電圧レベルを
判定するよう構成してもよい。
【0047】16は駆動電圧供給部であり、レンズCP
U14はカメラ1から使用可能電力指示命令を受信する
と、該駆動電圧供給部16を制御してフォーカスモータ
駆動部17に供給すべき電圧を変化させる。この駆動電
圧供給部16からフォーカスモータ駆動部17に供給さ
れる電圧が高いと、フォーカスモータ20は高速で駆動
し、オートフォーカス動作が高速でなされる。
【0048】駆動電圧供給部16は、例えば図9(a)
に示されるように構成される。図9(a)において、カ
メラ1に搭載されている電池7の電圧(VBAT )がコイ
ル901の一端に加えられる。コイル901のもう一方
の端にはスイッチングトランジスタ903が接続されて
いる。該スイッチングトランジスタ903がONする
と、コイル901に電源7より電流が流れ込み、該コイ
ル901にエネルギーが蓄積される。また、スイッチン
グトランジスタ903がOFFすると、該コイル901
に蓄えられたエネルギーに応じた電圧が発生し、ダイオ
ード902を通して電流が出力側に流れ込み、入力と異
なる電圧が出力として得られる。
【0049】出力電圧値Vdrv は、トランジスタ908
がOFFの時は、抵抗905(抵抗値がR905)と抵
抗907(抵抗値がR907)、及び制御回路904に
よって設定される。制御系904は、抵抗905と抵抗
907によってVdrv を分圧した電圧がある基準電圧V
ref になるよう、前記スイッチングトランジスタ903
を制御する。
【0050】従って、出力電圧Vdrv は Vdrv =Vref ×(1+R905/R907) で求められる値となる。
【0051】図9(a)のCONT端子が‘H’となる
とトランジスタ908がONし、抵抗906(抵抗値が
R906)が抵抗907と並列に接続されることにな
る。抵抗906と抵抗907の並列接続による抵抗値を
R’とすると R’=(R906×R907)/(R906+R90
7) の抵抗値となる。この場合の出力電圧Vdrv は Vdrv =Vref ×(1+R905/R’) で求められる電圧値となる。R’はR907より小さい
値となるため、トランジスタ908がONしたときはO
FFに対して、電圧値が高くなる。
【0052】従って、レンズCPU14は、カメラ1よ
り、例えば2段階に検出される電源電圧の判定により、
高い使用電力が可能な使用可能電力指示命令を受けた場
合は図9(a)のCONT端子を‘H’とし、低い電圧
の設定命令を受けた場合はCONT端子を‘L’とする
よう動作する。
【0053】次に、図6のフローチャートを用いて、本
発明の実施の第2の形態におけるカメラCPU3での動
作について説明する。
【0054】まず、ステップ#601においては、メイ
ンスイッチがONになっているかを判定し、OFFなら
ばこのステップで待機し、その後ONになればステップ
#602へ進む。そして、このステップ#602におい
て、通信によりレンズ2に対して、該レンズ2の状態を
示すデータの送信を要求し、該レンズ2からのデータを
受信することにより、該レンズ2のオート/マニュアル
切換スイッチ等の状態を確認する。
【0055】ステップ#603においては、スイッチS
W1がONされたか否かを判定し、OFFのままであれ
ばステップ#601へ戻り、ONされればステップ#6
04へ進み、測光動作を行う。続くステップ#605に
おいては、測距動作を行い、次のステップ#606にお
いて、セルフタイマ撮影が選択されているか否か判定す
る。セルフタイマ撮影が選択されていればステップ#6
09へ進み、使用可能電力指示‘低’命令を送信する。
【0056】また、セルフタイマ撮影が選択されていな
ければステップ#607へ進み、カメラ1に搭載された
電池7の電圧レベルをチェックする。例えば、電圧のレ
ベル判定を2段階で行うとすると、電圧レベルが高いレ
ベルか否か判定し、高いレベルならばステップ#608
へ進み、使用可能電力指示‘高’命令を送信し、低いレ
ベルならば前記ステップ#609へ進み、使用可能電力
指示‘低’命令を送信する。
【0057】ステップ#610においては、測距結果に
応じたフォーカス駆動命令を送信する。そして、ステッ
プ#611において、スイッチSW2がONされたか否
か判定し、ONされていなければステップ#612へ進
み、ここではスイッチSW1がOFFされているか否か
を判定し、OFFされていればステップ#601へ戻る
が、ONされたままであればステップ#611へ戻り、
再びスイッチSW2の状態判別を行う。
【0058】上記ステップ#611にてスイッチSW2
がONされたことを判定するとステップ#613へ進
み、絞り駆動命令を送信する。そして、ステップ#61
4において、シャッタを制御し、フィルムに適当な光量
を与え、撮影を行い、次のステップ#615において、
絞り開放命令を送信する。続くステップ#616におい
ては、フィルムを給送し、ステップ#617において、
フィルム残数をチェックする。ここで、フィルムが残っ
ていればステップ#601に戻り、フィルムが終了すれ
ばステップ#618へ進む。ステップ#618において
は、フィルムの巻き戻しを行う。
【0059】以上がカメラ1側の処理である。
【0060】次に、レンズ2側の動作について、図7の
フローチャートを用いて説明する。
【0061】ステップ#701においては、カメラ1か
ら送信されて来る命令の解析を行い、解析した命令に応
じて、ステップ#702,#706,#708又は#7
10へ進み、各命令の処理を行う。
【0062】ステップ#702へ進んだ場合、使用可能
電力指示命令の処理を行う。そして、次のステップ#7
03において、使用可能電力が高い指示命令か否かの判
定を行い、使用可能電力が高い指示命令ならばステップ
#704へ進み、フォーカスモータ20に駆動電圧を供
給する駆動電圧供給部16の電圧を高電圧に設定する。
また、上記ステップ#703にて使用可能電力が低い指
示命令と判定した場合はステップ#705へ進み、フォ
ーカスモータ20に駆動電圧を供給する駆動電圧供給部
16の電圧を低電圧に設定する。
【0063】また、ステップ#706へ進んだ場合は、
フォーカス駆動命令の処理を行い、次のステップ#70
7において、フォーカスモータ駆動部17及びフォーカ
スモータ20を介してフォーカスレンズを駆動する。ま
た、ステップ#708へ進んだ場合は、絞り駆動命令の
処理を行い、次のステップ#709において、絞り駆動
部18及びモータ19を介して絞り21を駆動する。ま
た、ステップ#710へ進んだ場合は、その他に命令の
処理を行い、次のステップ#711において、その他の
命令を実行する。
【0064】以上の処理により、カメラ1から送信され
て来る使用可能電力指示命令に応じてフォーカスモータ
20に供給する駆動電圧供給部16の電圧を設定し、カ
メラ1から送信されて来るフォーカス駆動命令に応じて
フォーカスモータ20を駆動することになる。
【0065】上記実施の形態によれば、カメラに搭載さ
れた電池残量に応じてオートフォーカス速度の切り換え
が可能なシステムにおいて、セルフタイマ撮影が選択さ
れている場合は、電池残量によらず、オートフォーカス
を低速駆動することにより、オートフォーカスの高速駆
動が特に必要とされないセルフタイマ撮影時のオートフ
ォーカス駆動電力を削減することが可能となる。
【0066】上記例では、カメラの電池電圧判定レベル
を2段階としたが、もっとレベル数を増加することも可
能である。カメラの電池電圧判定レベルを増加した場合
は、レンズの駆動電圧供給部16も図9(b)に示すよ
うな構成により供給電圧切り換えを増加させることが可
能である。
【0067】(実施の第3の形態)図10は本発明の実
施の第3の形態に係るカメラシステムのカメラCPUで
の動作を示すフローチャートである。なお、カメラシス
テムの回路構成は上記図8と同様であるものとする。
【0068】この実施の第3の形態は、カメラ搭載の電
池残量が多い場合は、ワンショットオートフォーカス時
と、コンティニュアスオートフォーカスの1発目の合焦
までの間、オートフォーカスを高速で駆動するが、セル
フタイマ撮影モードになっている場合は、フォーカスの
モード、電池残量によらず、低速駆動とするものであ
る。
【0069】図10において、まず、ステップ#100
1において、カメラのメインスイッチがONになってい
るかを判定し、ONになっていなければこのステップで
待機し、その後ONになればステップ#1002へ進
み、通信によりレンズ2に対して該レンズ2の状態を示
すデータの送信を要求し、該レンズ2からのデータを受
信することにより、該レンズ2のオート/マニュアル切
換スイッチ等の状態を確認する。そして、次のステップ
#1003において、スイッチSW1がONされている
か否かを判定し、ONされていなければステップ#10
01へ戻り、ONされていればステップ#1004に進
む。
【0070】ステップ#1004においては、測光動作
を行い、次のステップ#1005においては、測距動作
を行う。続くステップ#1006においては、セルフタ
イマ撮影が選択されているか否かを判定し、セルフタイ
マ撮影が選択されていればステップ#1012へ進み、
選択されていなければステップ#1007へ進む。
【0071】ステップ#1007においては、カメラの
オートフォーカスモードがワンショットモードか否か判
定し、ワンショットモードならばステップ#1010へ
進み、ワンショットモードでなければステップ#100
8へ進む。ステップ#1008においては、カメラのオ
ートフォーカスモードがコンティニュアスモードか否か
判定し、コンティニュアスモードならばステップ#10
09へ進み、コンティニュアスモードでなければステッ
プ#1012へ進む。
【0072】ステップ#1009においては、コンティ
ニュアスオートフォーカスモード時の最初のオートフォ
ーカス駆動か否か判定し、最初のオートフォーカス駆動
ならばステップ#1010へ進み、最初のフォーカス駆
動でなければステップ#1012へ進む。また、ステッ
プ#1010においては、カメラに搭載された電池の電
圧レベルをチェックする。例えば、電圧のレベル判定を
2段階で行うとすると、電圧レベルが高いレベルか否か
判定し、高いレベルならばステップ#1011へ進み、
低いレベルならばステップ#1012へ進む。
【0073】ステップ#1011においては、使用可能
電力指示‘高’命令を送信する。また、ステップ#10
12においては、使用可能電力指示‘低’命令を送信す
る。
【0074】ステップ#1013においては、測距結果
に応じたフォーカス駆動命令を送信し、次のステップ#
1014において、スイッチSW2がONされたか否か
の判定を行い、ONされていなければステップ#101
5へ進み、ここではスイッチSW1がOFFされたか否
かを判定する。スイッチSW1がOFFされていればス
テップ#1001へ戻るが、OFFされていなければス
テップ#1016へ進み、コンティニュアスモードか否
かを判定する。もしコンティニュアスモードならばステ
ップ#1004へ進むが、コンティニュアスモードでな
ければステップ#1014に戻る。
【0075】上記ステップ#1014にてスイッチSW
2がONされたことを判定するとステップ#1017へ
進み、絞り駆動命令を送信する。そして、ステップ#1
018において、シャッタを制御し、フィルムに適当な
光量を与え、撮影を行い、次のステップ#1019にお
いて、絞り開放命令を送信する。続くステップ#102
0においては、フィルムを給送し、ステップ#1021
において、フィルム残数をチェックする。ここで、フィ
ルムが残っていればステップ#1001に戻り、フィル
ムが終了すればステップ#1022へ進む。ステップ#
1022においては、フィルムの巻き戻しを行う。
【0076】以上がカメラ1側の処理である。
【0077】上記の実施の第3の形態によれば、オート
フォーカスのモードによらず、高速駆動を特に必要とし
ないセルフタイマ撮影時は、オートフォーカスを低速駆
動する(図10のステップ#1006→#1012)こ
とにより、撮影者はオートフォーカスモードを気にせず
とも、小電力化を図ることが可能となる。
【0078】(変形例)上記実施の各形態によれば、一
眼レフカメラに適用した例を述べているが、これに限定
されるものではなく、レンズシャッタカメラ等の一体型
のカメラにも同様に適用できるものである。
【0079】また、上記実施の各形態では、レンズ駆動
速度を変化させるために、供給する電源電圧を切り換え
るようにしていたが、これに限定されるものではなく、
これに相当する信号、例えばPWM制御等による方法で
あっても良い。
【0080】また、電源をカメラ1側に搭載している例
を述べているが、交換レンズ2側にも搭載するカメラシ
ステムへの適用も可能である。
【0081】また、駆動電圧供給部16を交換レンズ2
側に配置しているが、カメラ側に配置していても同様の
制御はできるものである。
【0082】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1〜4記載
の本発明によれば、レンズ駆動速度の高速化を必要とし
ないセルフタイマ撮影時には、セルフタイマ撮影時以外
のレンズ駆動速度よりも低速にし、省電力化を図ること
ができるカメラを提供できるものである。
【0083】また、請求項5〜8記載の本発明によれ
ば、レンズ駆動速度の高速化を必要としないセルフタイ
マ撮影時には、セルフタイマ撮影時以外のレンズ駆動速
度よりも低速になるような電源電圧もしくはこれに相当
する信号を供給し、省電力化を図ることができるカメラ
を提供できるものである。
【0084】また、請求項9記載の本発明によれば、レ
ンズ駆動速度の高速化を必要としないセルフタイマ撮影
時には、現在の電源電圧レベルの状態によらず、セルフ
タイマ撮影時以外のレンズ駆動速度よりも低速になるよ
うな電源電圧もしくはこれに相当する信号を供給し、省
電力化を図ることができるカメラを提供できるものであ
る。
【0085】また、請求項10〜14記載の本発明によ
れば、レンズ駆動速度の高速化を必要としないセルフタ
イマ撮影時には、セルフタイマ撮影時以外のレンズ駆動
速度よりも低速にし、省電力化を図ることができるカメ
ラシステムを提供できるものである。
【0086】また、請求項15〜21記載の本発明によ
れば、レンズ駆動速度の高速化を必要としないセルフタ
イマ撮影時には、セルフタイマ撮影時以外のレンズ駆動
速度よりも低速になるような電源電圧もしくはこれに相
当する信号を供給し、省電力化を図ることができるカメ
ラシステムを提供できるものである。
【0087】また、請求項22〜25記載の本発明によ
れば、レンズ駆動速度の高速化を必要としないセルフタ
イマ撮影時には、現在の電源電圧レベルの状態によら
ず、セルフタイマ撮影時以外のレンズ駆動速度よりも低
速になるような電源電圧もしくはこれに相当する信号を
供給し、省電力化を図ることができるカメラシステムを
提供できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の第1の形態に係るカメラシステ
ムにおけるカメラCPUでの動作を示すフローチャート
である。
【図2】本発明の実施の第1の形態に係るカメラシステ
ムにおけるレンズCPUでの動作を示すフローチャート
である。
【図3】本発明の実施の第1の形態に係るカメラシステ
ムの回路構成を示すブロック図である。
【図4】本発明の実施の第1の形態に係る振動型モータ
の特性例を示す図である。
【図5】本発明の実施の第1の形態においてフォーカス
速度の設定例を示す図である。
【図6】本発明の実施の第2の形態に係るカメラシステ
ムにおけるカメラCPUでの動作を示すフローチャート
である。
【図7】本発明の実施の第2の形態に係るカメラシステ
ムにおけるレンズCPUでの動作を示すフローチャート
である。
【図8】本発明の実施の第2の形態に係るカメラシステ
ムの回路構成を示すブロック図である。
【図9】図8に示す電源電圧供給部の構成例を示す回路
図である。
【図10】本発明の実施の第3の形態に係るカメラシス
テムにおけるカメラCPUでの動作を示すフローチャー
トである。
【符号の説明】
1 カメラ 2 レンズ 3 カメラCPU 5 電源電圧検出部 7 電池 12 セルフタイマ選択スイッチ 14 レンズCPU 16 駆動電圧供給部 17 フォーカスモータ駆動部 20 フォーカスモータ

Claims (25)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レンズの焦点調節を行う焦点調節手段
    と、該焦点調節手段によるレンズ駆動速度を切り換える
    速度制御手段と、セルフタイマ撮影を行うか否かを選択
    するセルフタイマ操作手段とを有するカメラであって、 前記速度制御手段は、前記セルフタイマ撮影が選択され
    ている場合は、前記セルフタイマ撮影が選択されていな
    い場合に比べ、レンズ駆動速度を低速側に切り換えるこ
    とを特徴とするカメラ。
  2. 【請求項2】 前記速度制御手段は、前記セルフタイマ
    撮影が選択されている場合は、切り換え可能なレンズ駆
    動速度のうち、最も低速駆動となるよう制御することを
    特徴とする請求項1記載のカメラ。
  3. 【請求項3】 前記速度制御手段は、前記セルフタイマ
    撮影が選択されている場合は、切り換え可能なレンズ駆
    動速度のうち、最高速以外の速度側に切り換えることを
    特徴とする請求項1記載のカメラ。
  4. 【請求項4】 複数の選択可能なオートフォーカスモー
    ドを有し、前記速度制御手段は、前記セルフタイマ撮影
    が選択されている場合は、前記オートフォーカスモード
    によらず、最高速以外の速度側に切り換えることを特徴
    とする請求項1記載のカメラ。
  5. 【請求項5】 レンズの焦点調節を行う焦点調節手段
    と、該焦点調節手段に供給する電源電圧もしくはこれに
    相当する信号を制御する電源制御手段と、セルフタイマ
    撮影を行うか否かを選択するセルフタイマ操作手段とを
    有するカメラであって、 前記電源制御手段は、前記セルフタイマ撮影が選択され
    ている場合は、前記セルフタイマ撮影が選択されていな
    い場合に供給する電源電圧もしくはこれに相当する信号
    に比べ、低い電源電圧もしくはこれに相当する信号を前
    記焦点調節手段に供給することを特徴とすることを特徴
    とするカメラ。
  6. 【請求項6】 前記電源制御手段は、異なる複数段の電
    源電圧もしくはこれに相当する信号を選択的に供給可能
    であり、前記セルフタイマ撮影が選択されている場合
    は、前記焦点調節手段によるレンズ駆動速度が、最も低
    速となるような電源電圧もしくはこれに相当する信号を
    前記焦点調節手段に供給することを特徴とする請求項5
    記載のカメラ。
  7. 【請求項7】 前記電源制御手段は、異なる複数段の電
    源電圧もしくはこれに相当する信号を選択的に供給可能
    であり、前記セルフタイマ撮影が選択されている場合
    は、前記焦点調節手段によるレンズ駆動速度が、最高速
    以外の速度となるような電源電圧もしくはこれに相当す
    る信号を前記焦点調節手段に供給することを特徴とする
    請求項5記載のカメラ。
  8. 【請求項8】 複数の選択可能なオートフォーカスモー
    ドを有し、電源制御手段は異なる複数段の電源電圧もし
    くはこれに相当する信号を選択的に供給可能であり、前
    記セルフタイマ撮影が選択されている場合は、前記オー
    トフォーカスモードによらず、前記レンズ駆動速度が最
    高速以外の速度となるような電源電圧もしくはこれに相
    当する信号を前記焦点調節手段に供給することを特徴と
    する請求項5記載のカメラ。
  9. 【請求項9】 レンズの焦点調節を行う焦点調節手段
    と、該焦点調節手段に電源電圧もしくはこれに相当する
    信号を供給する電源供給手段と、電源電圧のレベルが異
    なる複数段の電圧レベルの何れに属するかを検出する電
    圧レベル検出手段と、セルフタイマ撮影を行うか否かを
    選択するセルフタイマ操作手段とを有するカメラであっ
    て、 前記電源供給手段は、前記セルフタイマ撮影が選択され
    ている場合は、前記電圧レベル検出手段による検出状態
    によらず、前記セルフタイマ撮影が選択されていない場
    合に比べ、低い電源電圧もしくはこれに相当する信号を
    前記焦点調節手段に供給することを特徴とすることを特
    徴とするカメラ。
  10. 【請求項10】 レンズの焦点調節を行う焦点調節手段
    と、該焦点調節手段によるレンズ駆動速度を切り換える
    速度制御手段と、セルフタイマ撮影を行うか否かを選択
    するセルフタイマ操作手段とを有する、カメラと交換レ
    ンズとの組み合わせにより成るカメラシステムであっ
    て、 前記速度制御手段は、前記セルフタイマ撮影が選択され
    ている場合は、前記セルフタイマ撮影が選択されていな
    い場合に比べ、レンズ駆動速度を低速側に切り換えるこ
    とを特徴とするカメラシステム。
  11. 【請求項11】 前記速度制御手段は交換レンズ側に具
    備され、少なくとも前記セルフタイマ撮影が選択されて
    いるか否かの信号とレンズ駆動速度を示す信号が、カメ
    ラ側より通信されて来ることを特徴とする請求項10記
    載のカメラシステム。
  12. 【請求項12】 前記速度制御手段は、前記セルフタイ
    マ撮影が選択されていることを通信された場合、切り換
    え可能なレンズ駆動速度のうち、最も低速駆動となるよ
    うに制御することを特徴とする請求項10又は11記載
    のカメラシステム。
  13. 【請求項13】 前記速度制御手段は、前記セルフタイ
    マ撮影が選択されている場合は、切り換え可能なレンズ
    駆動速度のうち、最高速以外の速度側に切り換えること
    を特徴とする請求項10又は11記載のカメラシステ
    ム。
  14. 【請求項14】 複数の選択可能なオートフォーカスモ
    ードを有し、前記速度制御手段は、前記セルフタイマ撮
    影が選択されている場合、前記オートフォーカスモード
    によらず、最高速以外の速度側に切り換えることを特徴
    とする請求項10又は11記載のカメラシステム。
  15. 【請求項15】 レンズの焦点調節を行う焦点調節手段
    と、該焦点調節手段に供給する電源電圧もしくはこれに
    相当する信号を制御する電源制御手段と、セルフタイマ
    撮影を行うか否かを選択するセルフタイマ操作手段とを
    有する、カメラと交換レンズとの組み合わせにより成る
    カメラシステムであって、 前記電源制御手段は、前記セルフタイマ撮影が選択され
    ている場合は、前記セルフタイマ撮影が選択されていな
    い場合に比べ、低い電源電圧もしくはこれに相当する信
    号を前記焦点調節手段に供給することを特徴とするカメ
    ラシステム。
  16. 【請求項16】 前記電源制御手段は交換レンズ側に具
    備され、少なくとも前記セルフタイマ撮影が選択されて
    いるか否かの信号と前記焦点調節手段に供給する電源電
    圧を示す信号が、カメラ側より通信されて来ることを特
    徴とする請求項15記載のカメラシステム。
  17. 【請求項17】 前記電源制御手段は異なる複数段の電
    源電圧もしくはこれに相当する信号を選択的に供給可能
    であり、前記セルフタイマ撮影が選択されている場合
    は、前記焦点調節手段によるレンズ駆動速度が、最も低
    速となるような電源電圧もしくはこれに相当する信号を
    前記焦点調節手段に供給することを特徴とする請求項1
    5又は16記載のカメラシステム。
  18. 【請求項18】 前記電源制御手段は異なる複数段の電
    源電圧もしくはこれに相当する信号を選択的に供給可能
    であり、前記セルフタイマ撮影が選択されている場合
    は、前記焦点調節手段によるレンズ駆動速度が、最高速
    以外の速度となるような電源電圧もしくはこれに相当す
    る信号を前記焦点調節手段に供給することを特徴とする
    請求項15又は16記載のカメラシステム。
  19. 【請求項19】 複数の選択可能なオートフォーカスモ
    ードを有し、前記電源制御手段は異なる複数段の電源電
    圧もしくはこれに相当する信号を選択的に供給可能であ
    り、前記セルフタイマ撮影が選択されている場合、前記
    オートフォーカスモードによらず、前記レンズ駆動速度
    が最高速以外の速度となるような電源電圧もしくはこれ
    に相当する信号を前記焦点調節手段に供給することを特
    徴とする請求項15又は16記載のカメラシステム。
  20. 【請求項20】 電源は、カメラ側に具備されているこ
    とを特徴とする請求項15,16,17,18又は19
    記載のカメラシステム。
  21. 【請求項21】 電源は、交換レンズ側に具備されてい
    ることを特徴とする請求項15,16,17,18又は
    19記載のカメラシステム。
  22. 【請求項22】 レンズの焦点調節を行う焦点調節手段
    と、該焦点調節手段に電源電圧もしくはこれに相当する
    信号を供給する電源供給手段と、電源電圧のレベルが異
    なる複数段の電圧レベルの何れに属するかを検出すると
    共に、前記焦点調節手段に供給すべき電源電圧を指示す
    る指示手段と、セルフタイマ撮影を行うか否かを選択す
    るセルフタイマ操作手段とを有する、カメラと交換レン
    ズとの組み合わせにより成るカメラシステムであって、 前記指示手段は、前記セルフタイマ撮影が選択されてい
    る場合、検出した電源電圧レベルの状態によらず、前記
    セルフタイマ撮影が選択されていない場合に比べ、低い
    電源電圧もしくはこれに相当する信号を前記焦点調節手
    段に供給するよう、前記電源供給手段に指示することを
    特徴とするカメラシステム。
  23. 【請求項23】 前記指示手段はカメラ側に、前記電源
    供給手段は交換レンズ側に、それぞれ具備されており、
    前記指示手段は、検出した電源電圧レベルが、前記セル
    フタイマ撮影が選択されていない場合に要求されるレン
    ズ駆動速度を与える程の電圧レベルよりも低い場合、現
    在の電源電圧もしくはもれに相当する信号を前記焦点調
    節手段に供給するよう、前記電源供給手段に指示するこ
    とを特徴とする請求項22記載のカメラシステム。
  24. 【請求項24】 電源は、カメラ側に具備されているこ
    とを特徴とする請求項22又は23記載のカメラシステ
    ム。
  25. 【請求項25】 電源は、交換レンズ側に具備されてい
    ることを特徴とする請求項22又は23記載のカメラシ
    ステム。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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