JPH11514442A - 構成要素の整合前成形体を有する封入型トランスデューサ及びその製造方法 - Google Patents

構成要素の整合前成形体を有する封入型トランスデューサ及びその製造方法

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Abstract

(57)【要約】 封入型トランスデューサ(10)は、前端(22)に近接した検出要素又はコイル(90)と、後端(24)から突き出す情報伝達媒体、又はケーブル(120)の一部分とを覆う射出成形した封入体(20)を備えている。構成要素の整合前成形体(40)は、検出要素を媒体又はケーブル(120)に作用可能に接続する。該前成形体(40)は、該前成形体に接着され且つ軸線「A」に沿って直線状に隔てられた前側フェルール(70)と、後側フェルール(80)とを備えている。前成形体(40)は、検出要素又はコイル(90)がその内部に配置される環状凹所(44)を更に備えている。コイル(90)の第一の導線(98)及び第二の導線(100)は、それぞれ、前側フェルール(70)及び後側フェルール(80)に電気的に接続されている。該封入体(20)は、検出要素(90)の最前端部分に沿って均一な厚さ「T」を有する、一体に形成された保護壁を有している。

Description

【発明の詳細な説明】 構成要素の整合前成形体を有する封入型トランスデューサ 及びその製造方法 技術分野 本発明は、全体として、構成要素の整合前成形体を有する封入型トランスデュ ーサに関し、特に、周囲の環境からの好ましくない機械的、物理的又は化学的な 攻撃により実質的に影響されない封入型トランスデューサであって、回転機械の 振動を監視し、温度を検出し且つその他の物理的現象を監視しかつ検出するため に使用されるトランスデューサ、及びそのトランスデューサの製造方法に関する 。 背景技術 回転し且つ往復運動する機械の状況を監視し且つ診断することは、先ず、トラ ンスデューサ及びその関連する電子装置によつて正確に且つ信頼し得る測定を行 い、次に、分類及び表示のために、その他の精巧な分析装置を使用する。かかる トランスデューサの1つは、特に、機械の回転軸の振動特性を監視するために利 用することのできる、近接トランスデューサである。この環境において、トラン スデューサは、極めて好ましくない物理的、化学的及び機械的状態にて作動しな ければならず、また、かかるトランスデューサを交換することが極めて難しいこ ともしばしばである。このため、近接トランスデューサを監視装置における最も 信頼性の高い部品の1つとするための不断の努力が為されている。 典型的に、近接トランスデューサは、関連する電子機器と相俟って、対象物、 即ち「目標物」(機械の回転軸)と近接トランスデューサの検出コイルとの間の 間隔に相関した信号を出力する。目標物と近接トランスデューサの検出コイルと の間の長さ、即ち間隔がトランスデューサの線形範囲内にあり、作動したときに 、正確で且つ信頼性の高い測定値を提供し得るようにすることが極めて重要なこ とである。このため、正確で且つ信頼性の高い測定値を提供し得ることの品質証 明となるものは、環境の悪影響を受けず、また、トランスデューサの線形範囲を 異常な程度に消費しないトランスデューサを提供することである。 次の従来技術は、当該出願人が知る技術の現状を反映するためのものであり、 これと同時に、関連する従来技術を開示するべきとする出願人に対する一般的な 義務を果たすべく記載したものである。しかしながら、認識可能な組み合わせに て考えたとき、以下により詳細に開示し且つ特に請求の範囲に記載した本発明の 内容を単独で教示し、又は明らかにするものは皆無である。 シュッツ(Schutts)に対する2つの特許及びバン・デン・ベルグ(Van Den Ber g)及びその他の者に対する特許は、環境の悪影響を受けない正確なセンサを提 供するひという、譲受人の不断の努力を反映するものである。 イエーガー(Jaeger)に対するフランス特許は、一端にセンサを有する長い検 出器を射出成形する方法及び装置を使用することを教示する。検出器の一端は金 型により支持される一方、センサの端部には、中心決めスリーブ(130)が係 合する。該中心決めスリーブ(130)は、シリンダ(126)内を可動であり 且つ固定したロッド(138)の周りを摺動するピストン(132)にて終端と なっている。熱可塑性材が金型内に射出されて、射出工程の一部のみが完了した ときに、中心決めスリーブをセンサから除去する。 カワカミ(Kawakami)に対する日本国特許は、トランスファー成形により半導 体チップを密封する技術を使用することを教示している。半導体チップ(4)は 、キャリア(1)に取り付けられ、可動ピン(17、18)を介して固定位置に 保持されている。可動ピン(17、18)は、これらのピンをキャビティ(15 、16)内に自由に押し込み又はキャビティから引き出し得るように頂部面(1 1)及び底面(12)に取り外し可能に取り付けられている。ピン(17、18 )は、 キャリア(1)と接触している間に、ゲート(13、14)を通じてキャビティ (15、16)内に樹脂(20)を射出し、樹脂(20)の射出状態に従ってピ ン(17、18)を徐々に引き出す。 ヨコヤマ(Yokoyama)に対する特許は、プラスチック製の封入型電子半導体デ バイスを製造する装置を使用することを教示している。支持パッド(11)が第 一のスライダ(24A)、第二のスライダ(24B)により、また、金型半体( 19、20)によりしっかりと固定されている。第一のスライダ(24A)及び 第二のスライダ(24B)は、キャビティの半分にプラスチック封入材料が充填 されたときに、キャビティ(25)から外方に移動させる。スライダが移動した 後に形成された間隙に、ゲート(23)を通じて直接注入されたプラスチック封 入材料が充填される。スライダ(24A、24B)は、キャビティ(25)内に て2つの機能を果たすことを認識すべきである。その第一の機能は、支持パッド (11)の薄い端部分をしっかりと把持し、これにより、該支持パッドを所定位 置に固定することであり、その第二の機能は、ゲート(23)を貫通する通路を 狭くすることである。 ピアポント(PierPont)に対する特許は、半径方向導線を有する電気的構成要 素を封入する方法を使用することを教示している。大きい多キャビティ金型には 、半径方向導線を有する複数の水平コンデンサを装填する。閉じた金型が導線( 15)を把持する。上部ピン(25)が各構成要素の本体を所定の程度、下方に 押して、本体の各々が、対応する金型キャビティ内の略同一の位置に残るように する。次に、下部ピン(28)が構成要素の本体の各々を金型キャビティの中心 から僅かだけ上方に押して、底部ピンを引き抜いたときに、電気的構成要素の導 線内の応力により、構成要素の本体が丁度、金型キャビティの中心部分まで反発 して戻るようにする。次に、成形樹脂を注入する。 具体的には説明しないが、上記に掲げたその他の従来技術は、その他のセンサ 装置及び成形方法を教示し、当該出願人は従来技術のその他の文献について把握 している。これらの参考文献は、上記に具体的に掲げた引用文献と、更に顕著に 相違する。 発明の開示 本発明は、多数の点にて公知の従来技術に勝る特徴を備えている。1つの点に て、本発明は、一端における検出器要素と、他端から伸長するケーブルとを被っ て隠して固定する保護用の継目無しの封入体を含むトランスデューサを提供する ものである。更に、この検出要素は、トランスデューサの長軸線の周りで左右対 称に配置され、継目無しの封入体は、検出要素の最前方部分に沿って均一な厚さ を有する、一体に形成された保護壁を有する。 該検出要素は、前面と、背面と、外面を有する本体であって、該本体を貫通し て伸長する中心空隙を有する本体と、検出コイルから伸長し且つ互いに隔てられ た、少なくとも第一の導線及び第二の導線とを有する、検出コイルの形態とされ ることが好ましい。コイルの本体は、前面と背面との間を伸長する。ケーブルは 、同心状に配置された少なくとも2つの絶縁体により互いに分離された、同心状 に配置された3つの導体を有するケーブルの内部に外接する外側の保護外被から 成る同軸3芯(triaxial)ケーブルであることが好ましい。具体的には、外側保 護外被は、同心状に配置された同軸の外側導体、同軸の中間導体、中心導体に外 接する一方、これらの導体は、外側導体と中間導体との間、及び中間導体と中心 導体との間にてそれぞれ介在された絶縁体及び誘電体によって互いに分離されて いる。ケーブルの少なくとも一端は、ステップ状に剥ぎ取られて、中心導体、誘 導体、同軸の中間導体、絶縁体及び外側導体の長さを露出させている。 更に、封入型トランスデューサは、中心導体の外径に略等しい内径の穴を有す る前側フェルールと、中間導体の外径に略等しい内径の穴を有する後側フェルー ルとを備えている。 構成要素の整合前成形体は、一回の工程で成形される。この構成要素の整合前 成形体は、前側フェルール及び後側フェルールと軸方向に整合された中心柱状部 分を有する環状凹所を備えており、該前側及び後側フェルールは、前成形体に接 着され且つ前成形体の長軸線に沿って直線状に隔たった位置に配置されている。 前成形体を成形したならば、検出コイルを中央柱状部分の上方で且つ環状凹所 内に配置する。次に、該検出コイルをフェルールに電気的に接続する。このこと は、検出コイルの第一の導線を前側フェルールに、検出コイルの第二の導線を後 側フェルールに抵抗溶接することにより行われる。 次に、共に成形された前側及び後側フェルールの穴内にケーブルの剥ぎ取った 端部を挿入する。中心導体を前側フェルールに機械的且つ電気的に接続し、同軸 の中間導体を後側フェルールに機械的に且つ電気的に接続し、これにより、検出 コイル及びケーブルの組立体を形成する。保護スリーブは検出コイルの上方にて 固定され、これにより、スリーブ付きコイル及びケーブルの組立体を形成する。 スリーブ付きコイル及びケーブルの組立体の製造工程が完了したならば、スリ ーブ付きコイル及びケーブルの組立体は、射出成形方法を使用して、封入する用 意が整う。射出成形金型は、上方キャビティを有する上側金型板と、下方キャビ ティを有する下側金型板とにより画成される。上方及び下方キャビティは、閉じ た位置にあるとき、スリーブ付きコイル及びケーブルの組立体の封入体の所望の 形態と相補的である、金型キャビティを形成する。金型キャビティは、上方壁と 、下方壁と、前壁と、貫通する開口部を有する後壁とによって画成される。上側 金型板及び下側金型板の各々には、金型のそれぞれ上方又は下方キャビティ内に 伸長する少なくとも1つの摺動可能な支持ピンが設けられており、該支持ピンは 、引き込んだとき、金型キャビティのそれぞれの上方壁又は下方壁に適合し、封 入体の所望の形態を提供することが好ましい。更に、摺動可能な位置決めピンが 金型キャビティの前壁に隣接して設けられており、該位置決めピンは、金型が開 放位置にあるとき、下方キャビティ内に且つ下方キャビティから外に伸長するこ とができる。 スリーブ付きコイル及びケーブルの組立体は、下側金型板の下方キャビティ内 に配置され、スリーブ付きコイルのケーブル及びケーブルの組立体が金型キャビ ティの後側壁の開口部から外に伸長するようにする。少なくとも1つの摺動可能 な支持ピンが下側金型板の下方キャビティ内に伸長し且つスリーブ付きコイル及 びケーブルの組立体の一部分とその内部で係合する位置に配置される。このこと は、スリーブ付きコイル及びケーブルの組立体を金型キャビティ内で支持し且つ 中心決めする。更に、摺動可能な位置決めピンは金型キャビティ内に伸長し、該 ピンが検出コイルを金型キャビティ内に適正に配置し、該検出コイルが金型キャ ビティの前壁から所定の距離だけ隔たった位置にあるようにする。摺動可能な位 置決めピンがコイルを中心決めし且つ該コイルを金型キャビティの前壁から所定 の距離だけ隔たった位置に配置したならば、位置決めピンを引き抜いて、射出成 形金型を閉じる。射出成形金型を閉じたときに、上側金型板内の少なくとも1つ の摺動可能な支持ピンが上方キャビティ内に伸び、スリーブ付きコイル及びケー ブルの組立体の一部分と係合するようにする。このことは、該組立体を金型キャ ビティ内で支持し且つ中心決めし、該組立体を完全に取り巻く(勿論、ピンが組 立体に接触する箇所を除いて)空隙が存在するようにする追加的な手段を提供す る。摺動可能な支持ピンの位置及びその数は、キャビティ内に封入される組立体 を最良に支持し得るような形態とすることができることを認識すべきである。 金型が閉じた位置となったならば、ランナー及びゲートを介して自己接着性の 成形可能な材料を金型キャビティ内に注入する。この工程は、金型キャビティが 完全に充填され、コイル及びケーブルの組立体が成形可能な材料内で完全に覆わ れる迄、続行する。次に、成形可能な材料が凝固する前に、摺動可能な支持ピン を金型キャビティのそれぞれの上方壁及び下方壁内に引っ込める。支持ピンを引 き抜くときに、成形可能な材料の追加的な充填量を金型内に注入し、その前に伸 長した支持ピンによって残された空隙を完全に充填するのに必要な任意の追加的 な材料を受け入れ可能であるようにすることができることが分かる。成形可能な 材料をキャビティ内に注入する工程が完了し、支持ピンを引っ込めたならば、金 型を開けて、封入したトランスデューサを下側金型板内で冷却させることができ る。封入したトランスデューサが冷却したならば、1つ以上の底部支持ピンを作 動させ、封入したトランスデューサを突き出す。成形可能な材料は、それ自体に 接着する特徴を有するポリフェニレンスルフィド(PPS)であることが好まし い。 産業上の利用可能性 本発明の産業上の利用可能性は、以下の本発明の目的の説明から明らかになる であろう。 本発明の全体的な目的は、改良されたトランスデューサ及び該トランスデュー サの製造方法を提供することである。 本発明の主たる目的は、構成要素の整合前成形体(component alignment pref orm)を有する改良された封入型トランスデューサ及びその製造方法を提供する ことである。 本発明の更に別の目的は、一端における検出コイルと、他端から伸長するケー ブルとを覆う、射出成形した継目無しの封入体を有する、上記特徴を備える封入 型トランスデューサであって、ケーブルの一端が封入体部内にて検出コイルに電 気的に接続され、その他端が該封入体から末端側にある電気的処理装置に接続さ れた、封入型トランスデューサを提供することである。 本発明の更に別の目的は、封入体が検出コイル及びケーブルの一端部分の周り に継目無しの密封外被体を提供し、これにより、周囲の媒体からの機械的、物理 的又は化学的攻撃による影響を受けないシールを提供する、上記特徴を備える封 入型トランスデューサを提供することである。 本発明の更に別の目的は、回転し且つ往復運動する機械の状況を監視し且つ診 断するときに使用され、また、迅速な大量生産技術を可能にする、既存のトラン スデューサよりも比較的経済的に製造される、上記特徴を備える封入型トランス デューサを提供することである。 本発明の更に別の目的は、検出コイルを前側及び後側フェルールに並びにケー ブルのそれぞれの導体と略軸方向に整合させる前成形体を提供することである。 本発明の更に別の目的は、スリーブ付きコイル及びケーブルの組立体が封入体 内にて中心決めされ、大量生産のとき、検出コイルの前面と封入体の背面との間 の距離が1つのトランスデューサから別のトランスデューサに再現可能である極 めて小さい許容公差に保たれるようにした、上記特徴を備える封入型トランスデ ューサを提供することである。 本発明の更に別の目的は、封入体がスリーブ付きコイル及びケーブルの組立体 に強力に接着して漏洩無しのシールを提供し、電気的構成要素を完全に又は部分 的に破壊して不作動又は信頼性の低いトランスデューサとなるようにする封入型 部又はケーブルに加えられる軸方向力に抵抗する、上記特徴を備える封入型トラ ンスデューサを提供することである。 本発明の更に別の目的は、作動時に受け取る信号を顕著に変化させることなく 、再現可能な作動上の特徴を有するように大量生産可能である、上記特徴を備え る封入型トランスデューサを提供することである。 本発明の更に別の目的は、製造されたトランスデューサの各々に対して所定の 線形範囲の性能を維持することである。 本発明の更に別の目的は、射出成形工程前に、金型キャビティ内にてコイルを 中心決めし、また、コイルの前面を金型キャビティの前壁から隔てる、摺動可能 な位置決めピンを提供することである。 本発明の別の目的は、射出成形工程中、スリーブ付きコイル及びケーブルの組 立体を支持し且つ中心決めする、複数の摺動可能な支持ピンを提供することであ る。 第一の利点から見るならば、本発明の1つの目的は、検出要素と、該検出要素 に接続されたケーブルと、該検出要素及びケーブルに作用可能に接続された構成 要素の整合前成形体と、前成形体の上方に亙って且つケーブルに向けて検出要素 から伸長する保護スリーブと、検出要素及びケーブルの一部分を覆い、検出要素 及びケーブルの一部分に外接する継目無しの質量体を画成する、硬化した成形可 能な材料の単一体とを備える、情報伝達センサ及びハウジングを提供することで ある。 第二の利点から見るならば、本発明の1つの目的は、作用可能な要素が設けら れた前端と、情報伝達媒体が突出する後端とを有する構成要素の整合前成形体に より苛酷な環境内にて回転装置の状況を監視するために使用される封入型トラン スデューサを提供することであり、その封入型トランスデューサは、作用可能な 要素及び構成要素の整合前成形体の一部分の上方に亙って短縮した保護スリーブ を固定することと、前成形体の前端に近接して位置決め手段を一体に形成するこ とと、位置決め手段が接続された状態で作用可能な要素を金型内にて位置決めす ることと、金型キャビティ内にて適正な整合状態を確保することと、構成要素の 整合前成形体に近接して支持手段を一体に形成することと、支持手段により作用 可能な要素及び構成要素の整合前成形体を金型内にて更に支持し、且つ位置決め 手段を除去することと、支持領域を除いて、作用可能な要素、保護スリーブ、前 成形体、情報伝達媒体の一部分の上方にて、成形可能な材料により成形すること と、支持手段を除去することと、以前に支持手段が占めていた領域を充填するた め、支持手段に隣接して成形可能な材料を注入し、これにより、上記作用可能な 要素が回転装置を正確に姿勢を決めるように、成形可能な材料中に正確に位置決 めされることとにより製造される。 第三の利点から見るならば、本発明の1つの目的は、回転装置の軸がトランス デューサに露呈される、回転装置の状況を監視するトランスデューサを提供する ことであって、そのトランスデューサは、軸の接線がトランスデューサの長軸線 に対して垂直となるように軸からの距離の位置にトランスデューサを取り付ける 手段を備え、トランスデューサは、軸の近くに配置された検出コイルであって、 長軸線の周りで左右対称に配置された検出コイルと、検出コイルの最前方部分に 沿って均一な厚さを有する保護壁を有するトランスデューサの全面部分と、検出 コイルを覆い且つ保護スリーブ及び検出コイルに作用可能に接続されたケーブル の先端部分の双方の上方になる保護前面壁が一体に形成された保護用の継目無し の封入体とを備え、ケーブルがトランスデューサから電気的処理装置まで伸長し て離れている。 第四の利点から見るならば、本発明の1つの目的は、トランスデューサの製造 方法を提供することであり、この方法は、中央空隙と、前面と、背面とを有する 検出コイルであって、該検出コイルから伸長する第一の導線及び第二の導線を有 する検出コイルを提供するステップと、少なくとも1つの中心導体を支持する少 なくとも1つの絶縁体を取り巻く少なくとも1つの外側導体を有するケーブルを 提供するステップと、ケーブルをコアに接続するステップと、中心導体、絶縁体 及び外側導体の一部分を露出させるべく、ケーブルの一端をステップ状に剥ぎ取 るステップと、中心導体の直径に略適合する直径の穴を有する前側フェルールと 、外側導体の直径に略適合する直径の穴を有する後側フェルールとから成る一対 の前側及び後側フェルールを形成するステップと、前側及び後側フェルールを自 己接着性のある成形可能な材料で直線状に隔たった近接関係にて共に成形し、該 成形ステップにおいて、前側フェルール付近にあり且つ該前側フェルールと直線 状に整合させた環状凹所と、前側フェルールと後側フェルールとの間に介在され 且つこれらのフェルールと開放連通状態にあるチャンバとを提供し、これにより 、構成要素の整合前成形体を形成するステップと、コイルを環状凹所内に挿入し 、第一の導線を前側フェルールに、第二の導線を後側フェルールに電気的に接続 す るステップと、剥ぎ取ったケーブル端を共に成形された前側及び後側フェルール の穴内に挿入し、外側導体を後側フェルールに、中心導体を前側フェルールに機 械的に且つ電気的に接続し、これにより、検出コイル及びケーブルの組立体を形 成するステップと、略一定の断面積の第一の端部と、該第一の端部よりも大きい 略一定の断面積の第二の端部と、略平滑な外面と、内面を画成する中空の内側穴 とを有する本体であって、第一の端部と第二の端部との間を伸長する本体とを有 する短縮したスリーブを形成することと、検出コイルの上方にてスリーブを固定 し、これにより、スリーブ付きコイル及びケーブルの組立体を形成するステップ と、該スリーブ付きコイル及びケーブルの組立体を少なくとも1つの摺動可能な 支持体により金型キャビティ内に支持し且つ中心決めするステップと、ケーブル を金型キャビティ外に伸長するように方向決めするステップと、少なくとも1つ の摺動可能な位置決め手段及び少なくとも1つの摺動可能な支持体により、検出 コイルを金型キャビティ内に位置決めし且つ検出コイルの前面を金型キャビティ の前面壁から離れた距離の位置に隔てるステップと、摺動可能な位置決め具を金 型キャビティから引っ込めるステップと、自己接着性のある成形可能な材料を金 型キャビティ内に注入し、スリーブ付きコイル及びケーブルの組立体を正確に被 って、コイルの前面を覆う正確な表面厚さを提供するステップと、摺動可能な支 持体をスリーブ付きコイル及びケーブルの組立体から引っ込めて、以前、摺動可 能な支持体が占めていた領域内に自己接着性のある成形可能な材料が流動するよ うにするステップと、成形可能な材料が硬化するのを許容するステップと、スリ ーブ付きコイル及びケーブルの組立体を被うように成形可能な材料の継目無しの 質量体を有する一体化された単位体として、上記のように形成されたトランスデ ューサを金型キャビティから除去するステップとを備える。 上記及びその他の目的は、添付図面と共に、以下の詳細な説明を参照すること により、明らかになるであろう。 図面の簡単な説明 図1は、回転軸の振動を監視するため、機械の回転軸に対して並置された、本 発明による構成要素整合前成形体を有する封入型トランスデューサの平面図であ る。 図2は、本発明による構成要素整合前成形体を有する封入型トランスデューサ の部分断面図である。 図3は、構成要素整合前成形体の分解断面部分図である。 図4は、図3の要素を組み合わせて形成された検出コイル及び構成要素整合前 成形体の断面図である。 図5は、図4の要素の組み合わせ体の断面図である。 図6は、本発明の組み立てステップの概略図及び図4の要素の組み合わせ体の 断面図である。 図7は、本発明の組み立てステップの概略図及び図6の要素を組み合わせ体の 部分断面図である。 図8は、図7の要素の組み合わせ体の部分断面図である。 図9は、含まれる全ての摺動可能な支持体及び位置決めピンが伸長位置にある 、開放位置における金型の簡略化した断面図である。 図10は、図8に図示したスリーブを中心決めし且つ支持する摺動可能な支持 ピンを備える、図9の金型の図である。 図11は、摺動可能な位置決めピンが検出コイルとの係合状態から引っ込んだ ときの閉鎖位置における金型の簡略化した断面図である。 図12は、本発明による射出成形が完了した後、摺動可能な支持ピンが引っ込 んだときの閉鎖位置における金型の簡略化した断面図である。 図13は、複数の封入型トランスデューサを連続的に大量生産するために使用 される射出成形金型の平面図である。 発明を実施する最良の形態 幾つかの図面の全体を通じて同様の構成要素は同様の参照番号で表示する添付 図面を参照すると、参照番号10は、本発明による構成要素整合前成形体を有す る封入型トランスデューサを表示している。 全体として、また、図2を参照すると、封入型トランスデューサ10は、前端 22と、後端24とを有する射出成形した封入体20を備えている。該封入体2 0は、前端22の近くにある検出要素90と、後端24から突出する情報伝達媒 体120の一部分とを覆う、硬化した成形可能な材料の単一体である。構成要素 の整合前成形体40は、検出要素90を情報伝達媒体、即ち、ケーブル120に 作用可能に接続する。該構成要素の整合前成形体40は、該前成形体に接着され 且つトランスデューサ10の長軸線「A」に沿って直線状に隔てられた前側フェ ルール70と、後側フェルール80とを備えている。該構成要素の整合前成形体 40は、環状凹所44(図3)を更に備えており、検出要素又はコイル90がこ の環状凹所内に配置され、該コイルが直線状に隔てられ且つ共通の長軸線「A」 に沿って整合されるようにし、該共通の長軸線「A」にて、前側フェルール70 及び後側フェルール80が整合されている。コイルの第一の導線98が前側フェ ルール70に電気的に接続され、コイル90の第二の導線100が後側フェルー ル80に電気的に接続されている。構成要素の整合前成形体40の後端48は、 ケーブル120の剥ぎ取り端部122(図6)を受け入れ、中心導体126が前 側フェルール70と合わさり、同軸の中間導体130が後側フェルール80と合 わさるようにする。それぞれの導体126、130は、前側フェルール70及び 後側フェルール80の対に電気的に且つ機械的に接続されている。保護用の「縮 小」スリーブ150(即ち、コイル90から前側フェルール70までのみ伸長す るスリーブ)をコイル90にて取り付け、これにより、スリーブ付きコイル及び ケーブルの組立体170(図8)を形成する。このスリーブ付きのコイル及びケ ーブルの組立体170は、射出成形工程により封入され、この射出成形工程は、 それ自体に、また、スリーブ付きコイル及びケーブルの組立体170に接着する 耐久性のある封入体20を提供する。該スリーブ付きコイル及びケーブルの組立 体170は、封入体20内にて左右対称に配置されており、該封入体20は、検 出要素90の最前端部分に沿って均一な厚さ「T」を有する、一体に形成された 保護壁を備えている。 トランスデューサの外皮の先端部分は、コイル90付近にて円筒形2であり、 コイルを密封する前壁26を有している。その後、外皮に段差3が付けられ、外 方に収斂し4、円筒形部分5に遷移している。別の段差部分6が円筒形部分7に 達し、従って、傾斜部分15及び下方傾斜部11の側面が接するリッジ9に達し 、その後、内側テーパー部分13にて終わる長い円筒体12と、円筒形部分14 と、ケーブル120を緊密に把持する後端24とが続く。 より具体的に且つ図3及び図4を参照すると、構成要素の整合前成形体40は 、第一の射出成形工程にて形成され、この場合、成形可能な材料はポリフェニレ ンスルフィド(PPS)であることが好ましい。このPPS材料は誘電性であり 、従って、それ自体に接着する特性を有する電気的絶縁材料である。前側フェル ール70及び後側フェルール80は、金型内にてピン支持体の上に配置されるこ とが好ましく、また、PPS材料は、前側フェルール70及び後側フェルール8 0の周りで成形され、これにより、図4に図示するように、構成要素の整合前成 形体40を形成する。前側フェルール70及び後側フェルール80は、PPS材 料により長軸線「A」に沿って相互に係止され且つ直線状に隔てられている。前 成形体40の前端42は、長軸線「A」に沿って前側フェルール70及び後側フ ェルール80と軸方向に整合させた中央柱状部分46を有する環状凹所44を備 えている。前成形体40は、前側の截頭円錐体52と後側の截頭円錐体56との 間を横断する、一定断面積の架橋部分54を有するチャンバ50を更に備えてお り、該截頭円錐体は、前側フェルール70及び後側フェルール80を隔離してい る。前側フェルール70は、中心導体126の外径に略等しい内径の穴76を有 している。後側フェルール80は、中間導体130の外径に略等しい内径の穴8 6を有している。これらのフェルール70、80は、黄銅で出来たものであるこ とが好ましい。 図4及び図5を参照すると、検出要素90は、前面94と、背面96と、本体 102とを備える検出コイル90であって、該コイル90から伸長し且つ互いに 隔てられた第一の導線98及び第二の導線100を有する検出コイル90である ことが好ましい。コイル90の本体102は、前面94と背面96との間を伸長 している。 構成要素の整合前成形体40を形成したならば、検出コイル90を前成形体4 0のそれぞれのフェルール70、80に電気的に接続することができる。このこ とは、検出コイル90を前成形体の環状凹所44内に配置し、柱状部分46がコ イル90の中央空隙92内にてある距離だけ伸長するようにすることで行われる 。次に、第一の導線98を前側フェルール70に誘導溶接し、第二の導線100 を後側フェルール80に誘導溶接することが好ましく、これにより、コイル及び 前 成形体の組立体110が形成されるようにする。次に、ケーブル120を前成形 体40内にて電気的に且つ機械的に接続する。 図6乃至図8を参照すると、ケーブル120は、ケーブルの内側に外接する外 被部分136から成る同軸3芯ケーブルであることが好ましく、該ケーブルは、 同心状に配置された少なくとも2つの誘電体、又は絶縁体128、132により 互いに分離された、同心状に配置された3つの導体126、130、134を備 えている。より具体的には、外側の保護用外被136は、同心状に配置された同 軸の外側導体134、同軸の中間導体130及び中心導体126に外接し、これ らの導体は、外側導体134と同軸の中間導体130との間、及び中間導体13 0と中心導体126との間にそれぞれ介在させた絶縁体132、及び誘電体12 8により互いに分離されている。ケーブル120の少なくとも一端122がステ ップ状に剥ぎ取られて、中心導体126、誘電体128、同軸又は中間導体13 0、絶縁体132、外側導体134の長さを露出させる。 図6を参照すると、好ましくは、毎回、再現可能である、均一な所定の量のペ ースト140を分配し得るように空圧で駆動される注射器を介してはんだ付けペ ースト140が前側フェルール70の穴76内に注入される。ケーブル120の 剥ぎ取った端部122にはんだ付けリング142が配置される。該はんだ付けリ ング142は、中間導体130を取り巻き、中間導体130と外側導体134と の間に介在させた絶縁体132に当接する。エラストマー的スリーブ144がケ ーブル120の誘電体128の上に配置され、この誘電体128の外径に略等し い内径を有している。エラストマー的スリーブ144は、フロロシリコーンゴム のような絶縁性材料で形成することができる。エラストマー的スリーブ144は 、架橋部分54よりも僅かに大きい外径を有する。次に、ケーブル120を構成 要素の整合前成形体40の後端48内に挿入し、中心導体126が前側フェルー ル70の穴76内に嵌まり、中間導体が後側フェルール80の穴86内に嵌まる ようにする。矢印F1、F2で図示するように加えた軸方向力がエラストマー的 スリーブ144を架橋部分54と後側の截頭円錐体56との間の円錐形の遷移部 分に対して変形させる。このことは、図7に図示するように、この遷移領域とケ ーブル120の誘電体128との間に緊密なシールを提供する。中間導体130 と 後側フェルール80の穴86との間、また、中心導体126と前側フェルール7 0の穴76との間に恒久的な機械的且つ電気的接続部が形成される。上記の力F 1、F2を加えて誘導加熱することにより、はんだ付けペースト140及びはん だ付けリング142は、露出した導体126、130を溶融させ且つ流動させ、 冷却したならば、露出した導体126、130をその長さの全体に亙って前側フ ェルール70の穴76、及び後側フェルール80の穴86のそれぞれを恒久的に 付着させる。勿論、はんだではなくて、接着剤又は溶接を使用することもできる 。予め形成した量のはんだ付けペースト140及び予め形成したはんだ付けリン グ142は、特に、中心導体126に対し比較的近接した状態で図示した検出コ イル90のインダクタンスパラメータに対して、封入型トランスデューサ10の 全体の電磁的特徴を効果的に再現可能にする。 図7を参照すると、保護スリーブ150は、PPS材料で出来ていることが好 ましい。該保護スリーブは、略一定の断面積を有する第一の端部152と、該第 一の端部152の断面積よりも大きい略一定の断面積を有する第二の端部154 とを備えている。本体156が第一の端部152から第二の端部154まで伸長 している。該本体は、第一の端部152の断面積に略等しい断面積を有する第一 の端部152に近接する第一の長手方向長さ158と、第二の端部154の断面 積に略等しい断面積を有する第二の端部154に近接する第二の長手方向長さ1 60と、傾斜長さ162であって、この傾斜長さ162が第一の長手方向長さ1 58から第二の長手方向長さ160まで遷移するに伴い、スリーブ150の中心 軸線「B」から外方に拡がる傾斜長さ162とを備えている。該本体156は、 略平滑な外面166と、略平滑な内面164を画成する中空の内側穴とを有する 。スリーブ150の略平滑な外面166は、封入体20に継目又は中断部分が形 成されるのを防止し、特に、環境の悪影響を受け易い領域を解消する。保護スリ ーブ150は、剥ぎ取った端部122と反対側の一端の上方にて配置し、該スリ ーブをコイル90と係合するように動かすことにより、コイル及びケーブルの組 立体122に取り付けられる。スリーブ150の第二の端部154は、コイル9 0の前面94と面一となるように配置される。保護スリーブ150の内面162 には、前成形体40に接着可能であるように一カ所以上にて接着剤を付与するこ と ができる。前成形体は、対応して緊密な係合状態にて傾斜路162の下方になる ようにコイルに隣接したテーパー付き部分41を有している。スリーブ150の 端部154は、コイル90の環状面104の上方にきちっと位置している。端部 152付近の一定の断面積は、前成形体40の溝39の上方になり、前成形体が 、溝39により所定位置に「スナップ嵌め」することにより、適正に配置される ことを確実にする。スリーブ付きコイル及びケーブルの組立体170(図8)を 形成したならば、その組立体は直ちに封入する用意ができている。 図9及び図11を参照すると、射出成形金型180は、上方キャビティ184 を有する上側金型板182と、閉じた位置にあるとき、単一の金型キャビティ1 90を形成する下方キャビティ188を有する下側金型板186とにより画成さ れている。該金型キャビティ190は、スリーブ付きコイル及びケーブルの組立 体170の封入体20の所望の形態と相補的な形状とされている。金型キャビテ ィ190は、上方壁192と、下方壁194と、前壁196と、貫通して伸長す る開口部200を有する後壁198とにより画成されている。 上側金型板182には、少なくとも1つのスリーブ212aが設けられており 、駆動手段230aにより少なくとも1つの摺動可能な支持ピン210aが該ス リーブを通じて駆動され、上方キャビティ184に出入りし得るようにすること ができる。下側金型板186には、一対のスリーブ212b、212cを設ける ことが好ましく、対応する駆動手段230b、230cにより一対の摺動可能な 支持ピン210b、210cが該一対のスリーブを通じて駆動され、下方キャビ ティ188に出入りし得るようにすることができる。更に、射出成形金型180 には、金型キャビティ190の前壁196に隣接する位置にて下側金型板186 の上に配置されることが好ましい摺動可能な位置決めピン220が設けられてい る。該摺動可能な位置決めピン220は、同心状に配置された一対の摺動可能な ピン222、224を備えることが好ましく、この場合、内側ピン222は外側 ピン224内を摺動する一方、外側ピン224はスリーブ226内を摺動する。 関連した駆動手段230dにより内側ピン222及び外側ピン224の双方を駆 動して、金型180が開放位置にあるとき、下方キャビティ188内に又は該下 方キャビティ188から外に伸長するようにしてもよい。内側ピン222は、外 側ピン2 190は、上方壁192と、下方壁194と、前壁196と、貫通して伸長する 開口部200を有する後壁198とにより画成されている。 上側金型板182には、少なくとも1つのスリーブ212aが設けられており 、駆動手段230aにより少なくとも1つの摺動可能な支持ピン210aが該ス リーブを通じて駆動され、上方キャビティ184に出入りし得るようにすること ができる。下側金型板186には、一対のスリーブ212b、212cを設ける ことが好ましく、対応する駆動手段230b、230cにより一対の摺動可能な 支持ピン210b、210cが該一対のスリーブを通じて駆動され、下方キャビ ティ188に出入りし得るようにすることができる。更に、射出成形金型180 には、金型キャビティ190の前壁196に隣接する位置にて下側金型板186 の上に配置されることが好ましい摺動可能な位置決めピン220が設けられてい る。該摺動可能な位置決めピン220は、同心状に配置された一対の摺動可能な ピン222、224を備えることが好ましく、この場合、内側ピン222は外側 ピン224内を摺動する一方、外側ピン224はスリーブ226内を摺動する。 関連した駆動手段230dにより内側ピン222及び外側ピン224の双方を駆 動して、金型180が開放位置にあるとき、下方キャビティ188内に又は該下 方キャビティ188から外に伸長するようにしてもよい。内側ピン222は、外 側ピン224よりも下方キャビティ188内により深く伸長し得ることが好まし い。 これと代替的に、摺動可能な位置決めピン220は、外側ピン224に類似す る頂部の分岐部分と、該頂部の分岐部分に対して伸長し且つ確実に固定された位 置にて内側ピン222に類似した基部分岐部分とを有する、一体に形成されたT 字形ピンに同等であり、固定することができる。 摺動可能な支持ピン210a−210d、及び摺動可能な位置決めピン220 の各々には、それぞれ別個の駆動手段230a−230dを設けて、プログラム 化可能な論理制御装置(PLC)250等により独立的に制御可能であるように することが好ましい。 駆動手段230a−230dの各々は、弁及びソレノイド装置232a−23 2dと、空圧シリンダ234a−234dと、突き出し板236a−236dと を備えている。突き出し板236a−236cの各々は、それぞれの支持ピン2 10a−210cの各々に接続され、突き出し板236dは位置決めピン220 に接続されている。突き出し板236a−236dの各々は、対応する空圧シリ ンダ234a−234d内に受け入れられる一方、該空圧シリンダは、対応する 弁及びソレノイド装置232a−232dに接続される。弁及びソレノイド装置 232a−232dの各々は、PLC250に電気的に接続され且つ気体供給源 260に機械的に接続されている。PLC250は、弁及びソレノイド装置23 2a−232dの各々の各ソレノイドに独立的に電気信号を送る。ソレノイドの 各々は、その信号を受け取り、対応する弁を物理的に開き且つ閉じる。このこと は、それぞれの空圧シリンダ234a−234dに気体を送ることを可能にし、 また、突き出し板236a−236dの位置に依存して、支持ピン210a−2 10c及び位置決めピン220の各々が金型キャビティ190内に伸長し、又は 金型キャビティ190外に引き込むことを可能にする。突き出し板236dは、 内側ピン222に接続し、内側ピン222が短い距離だけ伸長し又は引き込み、 次に、外側ピン224に追い付いて、その外側ピンが対応して伸長し又は引き込 むようにする。 射出成形金型180が閉鎖位置にあるとき、好ましくは、スリーブ付きコイル 及びケーブルの組立体170を金型キャビティ190内に支持し且つ対称的に位 置決めするため(図11)、支持ピン210a−210cのみが使用される。組 立体170の特定の形態、及び溶融した成形可能な材料が組立体170の周りを 充填する仕方に依存して、支持ピンの1つをもう一方よりも先に引っ込めること ができる。組立体170が金型キャビティ190内にて半径方向及び軸方向の双 方に中心決めされた状態を保つことを可能にする方法にて全ての支持ピン210 a−210cが引っ込む迄、この支持ピンが引っ込む動作は、PLC250のタ イミングと順序を合わせ且つ較正する。支持ピン210a−210cの引っ込み 動作が正確に順序立てられないならば、組立体170は、金型キャビティ190 内で一方の側部に、又は別の側部に移動する可能性があることが分かる。このこ とは、封入型トランスデューサ10の電気的特徴を変化させる可能性がある。 図10を参照すると、コイル及びケーブルの組立体170は、伸長した支持ピ ン210b、210c及び伸長した位置決めピン220を介して半径方向に且つ 軸方向に中心決めされている。位置決めピン220は、コイル90を中心決めし 、コイル90の空隙92内に部分的に受け入れられた内側ピン222及びコイル 90の前面94に当接する外側ピン224を介して金型キャビティ190の前壁 196から所定の距離に該コイル90を隔てる。更に、支持ピン210cは、下 方キャビティ188内に伸長し且つ前成形体40の下方溝160内に受け入れら れて、検出コイル90の前面94を金型キャビティの前壁196から正確な距離 の位置に隔て、また、該検出コイルを支持する。更に、支持ピン210cは、下 方キャビティ188内に伸長し、このときは、支持し得るように前成形体40の 一部となっているスリーブ150の一端152と係合する位置に配置される。ま た、支持ピン210bは、下方キャビティ188内に伸長し、ケーブル120付 近の一端に隣接して保護用の前成形体40の円筒形部分40aに当接する。更に 、支持ピン210b、210cをそれぞれ前成形体40及び保護スリーブ150 と係合する位置に配置し得るように溝150bのようなスロットを前成形体40 に形成することができる。スリーブ150は、ピン210cを溝39(図8)内 に位置決めし易くするため、位置決め穴150cを有するようにしてもよい。 スリーブ付きコイル及びケーブルの組立体170は、下方キャビティ188内 で中心決めされたならば、位置決めピン220を引き抜き、金型キャビティ19 0を閉鎖位置に配置する(図11)。この時点にて、コイル90の前面94を金 型キャビティ190の前壁196から正確に隔たった位置にある。このことは、 封入型トランスデューサ10の封入体20が、略均一な厚さ「T」(図2)を有 し、従って、所定の線形範囲を有する、一体に形成された保護壁26を有するこ とを可能にする。このことは、均一の電気的特徴を有する複数の封入型トランス デューサ10を製造するときに、特に重要なことである。更に、金型180を閉 じたならば、ケーブル120は、金型キャビティ190の後壁198の開口部2 00外に伸長する。上側金型板182及び下側金型板186が係合する結果、ケ ーブル120をその間で片持ち状に支持することにより追加的な支持体が提供さ れる。支持ピン210aは、上側金型板182から上方キャビティ184内に伸 長し、また、ケーブル170の前成形体40と係合し、これにより、スリーブ付 きコイル及びケーブルの組立体170に対して1つの頂部支持体を提供する。ピ ン210a−210cが組立体170に当接する部分を除いて、空隙がスリーブ 付きコイル及びケーブルの組立体170を完全に取り巻く。図11の1つの代替 的な実施の形態は、スリーブ付きコイル及びケーブルの組立体170を金型キャ ビティ190内で中心決めし且つ支持するためにより少数又はより多数の支持ピ ン210a−210cを使用することができる。 成形可能な材料は、下側金型板182及び/又は上側金型板186に形成され たランナー240(図11)及びゲート242を介して金型キャビティ内に注入 される。1つのゲート242が、摺動可能な支持ピン210a−210cの各々 に隣接する位置に配置されることが好ましい。成形可能な材料は、それ自体に接 着する特徴を有するポリフェニレンスルフィド(PPS)であることが好ましい 。成形可能な材料の射出は、金型キャビティ190が完全に充填されるまで続行 される。金型キャビティ190が充填されたならば、支持ピン120a−210 cを連続的に又は同時に引っ込めて、スリーブ付きコイル及びケーブルの組立体 170が金型キャビティ190内で中心決めされた状態を保つようにする。支持 ピン210a−210cの引っ込み動作と同時に、追加の量の成形可能な材料を 金型キャビティ190内に導入し、スリーブ付きコイル及びケーブルの組立体1 70が、成形可能な材料内で完全に覆われて、全ての空隙が充填されるようにす ることができる。 図12を参照すると、金型キャビティ190内への成形可能な材料の射出工程 が完了し、支持ピン210a−210bが引っ込んだならば、金型180を開い て封入型トランスデューサ10を下側金型板186内にて冷却させる。封入型ト ランスデューサが冷却したならば、1つ以上の底部支持ピン210b、210c を作動させ、封入型トランスデューサ10をそこから突き出すことができる。 大量生産において、単一の上側金型板182と、回転台270(図3)の上に 配分された複数の下側金型板186とを備える射出成形装置を設けることが好ま しい。下側金型板186の各々には、単一のスリーブ付きコイル及びケーブルの 組立体170を予め装填することができる。次に、上側金型板182が第一の直 線状の下側金型板186の上まで下降し、それぞれのスリーブ付きコイル及びケ ーブルの組立体170を封入する。この封入工程が完了したならば、上側金型板 182を持ち上げて、回転台270を矢印「R」の周りで回転させ、後続の下側 金型板186を静止した上側金型板182と整合させ、封入工程が反復可能であ るようにする。 尚、前に封入したトランスデューサ10は、下側金型板186内に止まり、回 転台を回転させるときに冷却させ、その後、上述したように突き出すことができ る。この場合、封入したトランスデューサ10を突き出した後、下側金型板18 6には、スリーブ付きコイル及びケーブルの組立体170を再度装填し、回転台 270が回転するときに、上側金型板182まで後方に伸長させる。この工程は 、スリーブ付きコイル及びケーブルの組立体170の1つのバッチを封入するた めに続行することができる。 使用及び操作時、図1及び図2を参照すると、封入型トランスデューサ10は 、例えば、機械280の回転軸282の振動特徴を監視するために近接トランス デューサとして利用することができる。この環境において、封入型トランスデュ ーサ10は、渦電流原理に基づいて作動し、回転軸282と封入型トランスデュ ーサ10の検出コイル90との間の間隔に相関した信号を出力する。 典型的に、封入型トランスデューサ10には、機械280の回転軸に隣接する 位置に取り付けられたねじ付きの金属ケース284が外接する。封入型トランス デューサ10を戦略的に取り付けて、封入型部20の前端22の基端側にある検 出コイル90及び回転軸282が並置位置となるようにするため、取り付け手段 286が始動する。検出コイル90は、ケーブル120に電気的に且つ機械的に 接続される。ケーブル120は、封入体20の後端24から外に伸長し、また、 機械280のケーシング288を貫通して伸長し、該機械において、このケーブ ルは、電気的処理装置310まで、又は伸長ケーブルまで直接、接続することの できる接続部290にて終端となることが好ましい一方、該伸長ケーブルは、電 気的処理装置310に接続する。 ケーブル120は、機械ケース288に作用可能に接続されたアダプタ292 の内部にてゴムグロメット294を貫通して伸長することにより、機械のケース 288を貫通して伸長することが好ましい。該アダプタ292は、雄ねじ及び雌 ねじを有する第一の端部296を備えている。アダプタの雄ねじは、機械ケース 288のねじ付き穴300と接続されて、アダプタ292を確実に接続する。あ る場合において、アダプタ292の第一の端部296の雌ねじは、ねじ付きの金 属ケース284を介して封入型トランスデューサ10を取り付けることを可能に する。雄ねじを有するアダプタ292の第二のタブ298を接続箱302内のね じ穴304に接続し、該接続箱302が機械ケース288に取り付けられるよう にすることができる。該接続箱302は、ケーブル120を電気的処理装置31 0に作用可能に接続する全ての電気的接続部を耐候性型、又は防爆性の環境内に 収容することができる。 近接トランスデューサとして使用することに加えて、本発明は、監視及び診断 分野で極めて高範囲に採用することが可能である。その一例は、RTD型式の単 一線の熱電対で形成されたコイルを使用する温度トランスデューサとして使用す る場合である。コイルは封入体20内に取り付けられて、上記に説明した工程と の唯一の相違点は、全体により薄い厚さの封入体が使用される点である。このこ とは、RTD温度検出コイルに対して適宜な熱伝達を可能にする。 更に、上記のように本発明を説明したが、上述し且つ請求の範囲に記載した本 発明の範囲及びその適正な意義から逸脱せずに、多数の構造上の改変及び適用が 可能であることが明らかであろう。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(KE,LS,MW,SD,S Z,UG),AM,AT,AU,BB,BG,BR,B Y,CA,CH,CN,CZ,DE,DK,EE,ES ,FI,GB,GE,HU,IS,JP,KE,KG, KP,KR,KZ,LK,LR,LT,LU,LV,M D,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ,PL ,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK, TJ,TM,TT,UA,UG,US,UZ,VN

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.情報伝達センサ及びハウジングにおいて、 検出要素と、 該検出要素に接続されたケーブルと、 該検出要素及び該ケーブルに作用可能に接続された構成要素の整合前成形体と 、 該前成形体の上方に亙って且つ前記ケーブルに向けて前記検出要素から伸長す る保護スリーブと、 前記検出要素及び前記ケーブルの一部分を覆い、前記検出要素及び前記ケーブ ルの一部分に外接する継目無しの質量体を画成する、硬化した成形可能な材料の 単一体とを備える、情報伝達センサ及びハウジング。 2.請求項1に記載のセンサにおいて、前記構成要素の整合前成形体が、硬化 した成形可能な材料の前記単一体内に配置され、該前成形体が、環状凹所及び中 央柱状部分を有する前端と、開口部を有する後端と、前記前成形体の前記前端と 該後端との間に介在させた中間部分とを備え、該中間部分が、前記後端の開口部 と開放連通するチャンバを有する、センサ。 3.請求項2に記載のセンサにおいて、前記構成要素の整合前成形体が、該整 合前成形体に接着され且つ前記センサの長軸線に沿って前記チャンバにより直線 状に隔てられ、該チャンバと開放連通した、前側フェルールと、後側フェルール とを備える、センサ。 4.請求項3に記載のセンサにおいて、前記構成要素の整合前成形体内の前方 通路及び後方通路が、前記前側フェルール及び後側フェルールとそれぞれ開放連 通している、センサ。 5.請求項4に記載のセンサにおいて、前記検出要素が、前面と、背面と、外 面及び貫通して伸長する中央空隙を有する本体とを備えるコイルであり、該本体 が、前記前面と前記背面との間を伸長する、センサ。 6.請求項5に記載のセンサにおいて、前記コイルが前記前成形体の前記環状 凹所内に配置され、前記コイルの中央空隙内に前記中央柱状体を受け入れ、これ により、前記コイルを前記前側フェルール及び後側フェルールにより前記センサ の長軸線に沿って軸方向に整合させる、センサ。 7.請求項6に記載のセンサにおいて、前記第一の導線が前記前成形体の前側 通路内に伸長し、前記前側フェルールに電気的に接続される、センサ。 8.請求項7に記載のセンサにおいて、前記第二の導線が前記前成形体の後側 通路内に伸長し、前記後側フェルールに電気的に接続される、センサ。 9.請求項8に記載のセンサにおいて、前記ケーブルが、1つの誘電体により 互いに分離された少なくとも1つの中心導体と、少なくとも同軸の導体とを備え る、センサ。 10.請求項9に記載のセンサにおいて、前記ケーブルの少なくとも一端がステ ップ状に剥ぎ取られ、少なくとも前記中心導体、誘電体及び同軸の導体の長さを 露出させる、センサ。 11.請求項10に記載のセンサにおいて、前記ケーブルの前記剥ぎ取った端部 が前記前成形体の前記後端の開口部を貫通して進み、前記中心導体が、前記前側 フェルールの穴内にて電気的に且つ機械的に接続され、前記同軸の導体が前記後 側フェルールの穴内に電気的に且つ機械的に接続される、センサ。 12.請求項11に記載のセンサにおいて、前記ケーブルの剥ぎ取った端部にて 前記誘電体に外接し且つ前記誘電体と前記前成形体の前記チャンバとの間に楔状 に押し込まれて、その間にバリアを提供するシールを備える、センサ。 13.請求項12に記載のセンサにおいて、前記保護スリーブが、略一定断面積 の第一の端部と、該第一の端部よりも大きい略一定の断面積の第二の端部と、略 平滑な外面と、略平滑な内面を画成する中空の内側穴を有する本体とを備え、該 本体が前記第一の端部と前記第二の端部との間を伸長することとを更に含む、セ ンサ。 14.請求項13に記載のセンサにおいて、前記スリーブの前記本体が、前記第 一の端部の断面積に略等しい断面積を有する前記第一の端部に近接する第一の長 手方向長さと、前記第二の端部の断面積に略等しい断面積を有する前記第二の端 部に近接する第二の長手方向長さと、傾斜長さであって、該傾斜長さが前記第一 の長手方向長さから前記第二の長手方向長さに遷移するに伴い、前記スリーブの 中心軸線から外方に拡がる傾斜長さとを有する、センサ。 15.請求項14に記載のセンサにおいて、前記スリーブが前記コイルの上方に 嵌まり、前記前成形体に取り付けられ、前記スリーブの前記第二の端部が前記コ イルの前記第一の面と略面一となり、前記スリーブの前記本体が前記コイルの前 記背面を超えて伸長する、センサ。 16.請求項15に記載のセンサにおいて、前記構成要素の整合前成形体及び前 記スリーブが、成形可能な材料で形成される、センサ。 17.請求項16に記載のセンサにおいて、前記硬化した成形可能な材料の単一 体が前記前成形体及び前記スリーブに接着する、センサ。 18.請求項17に記載のセンサにおいて、硬化した成形可能な材料の前記単一 体が、前記コイルの前面に接触し且つ該前面に順応し、均一に伸長して、前記コ イルの前記前面と略平行な略均一な厚い壁を形成する、センサ。 19.請求項18に記載のセンサにおいて、前記硬化した成形可能な材料の単一 体が、ケーブルが突出する箇所である前記前成形体の後端に近接して前記ケーブ ルの長さを覆う、センサ。 20.作用可能な要素が設けられた前端と、情報伝達媒体が突出する後端とを有 する構成要素の整合前成形体により、苛酷な環境内にて回転装置の状況を監視す るために使用される封入型トランスデューサにおいて、 前記作用可能な要素及び前記構成要素の整合前成形体の一部分の上方に亙って 短縮した保護スリーブを固定することと、 前記前成形体の前記先端に近接して位置決め手段を一体に形成することと、 前記位置決め手段が接続された状態にて、前記作用可能な要素を金型キャビテ ィ内に配置し、前記金型内にて適正な整合を確実にすることと、 前記構成要素の整合前成形体に近接して支持手段を一体に形成することと、 前記支持手段により前記作用可能な要素及び前記構成要素の整合前成形体を前 記金型内にて更に支持し且つ前記位置決め手段を除去することと、 支持領域を除いて、前記作用可能な要素、前記保護スリーブ及び前記センサの 前記前成形体の上方に亙って成形可能な材料で成形することと、 前記支持手段を除去することと、 以前、前記支持手段が占めていた領域を充填すべく支持手段に隣接して成形可 能な材料を注入することとにより製造され、 これにより、前記作用可能な要素が、前記成形可能な材料内に正確に配置され 、回転装置の姿勢を正確に決め得るようにした、封入型トランスデューサ。 21.請求項20に記載の封入型トランスデューサにおいて、前記成形ステップ が、前記作用可能な要素の中央空隙内に軸方向に摺動可能な支持体が受け入れら れた状態で、前記作用可能な要素を前記金型キャビティ内に配置することを更に 含む、封入型トランスデューサ。 22.請求項21に記載の封入型トランスデューサにおいて、前記成形ステップ が、前記軸方向に摺動可能な支持体により、前記センサの前面を前記金型キャビ ティの前壁から所定の距離にて隔てることを更に含む、封入型トランスデューサ 。 23.請求項22に記載の封入型トランスデューサにおいて、前記成形ステップ が、複数の半径方向に摺動可能な支持体により、前記センサ及び前記構成要素の 整合前成形体を支持することを更に含む、封入型トランスデューサ。 24.請求項23に記載の封入型トランスデューサにおいて、前記製造ステップ が、軸方向に摺動可能な支持体に対し及び複数の半径方向に摺動可能な支持体に 対して駆動手段を提供し、前記支持体の各々を金型キャビティ内に又は金型キャ ビティ外に摺動させることを更に含む、封入型トランスデューサ。 25.請求項24に記載の封入型トランスデューサにおいて、前記製造ステップ が、前記支持体の各々を金型キャビティ内に又は金型キャビティ外に独立的に摺 動させる駆動手段に信号を送る制御手段を提供することを更に含む、封入型トラ ンスデューサ。 26.請求項25に記載の封入型トランスデューサにおいて、前記製造ステップ が、駆動手段に信号を送る制御手段を調和的に作動させる変化可能なタイミング 順序を提供することを更に含む、封入型トランスデューサ。 27.回転装置の状況を監視するトランスデューサであって、回転装置の軸が該 トランスデューサに露出される、トランスデューサにおいて、 軸の接線が前記トランスデューサの長軸線に対して垂直であるように該軸から のある距離の位置に前記トランスデューサを取り付ける手段と、 該トランスデューサが、軸に近接して配置された検出コイルを有することと、 前記検出コイルの最前方部分に沿って均一な厚さを有する保護壁を有する前記 トランスデューサの前面部分と、 前記検出コイルが長軸線の周りで左右対称に配置されることと、 前記保護前壁と一体に形成された保護用の継目無しの封入体であって、前記検 出コイルを覆い且つ前成形体スリーブ、及び前記検出コイルに作用可能に接続さ れたケーブルの先端部分の双方の上方になる保護用の継目無しの封入体と、 前記ケーブルが前記トランスデューサから電気的処理装置まで離れて伸長する こととを組み合わせて備える、トランスデューサ。 28.トランスデューサの製造方法において、 中央空隙と、前面と、背面とを有する検出コイルであって、該検出コイルから 伸長する少なくとも第一の導線及び第二の導線を有する検出コイルを提供するス テップと、 少なくとも1つの中心導体を支持する少なくとも1つの絶縁体を取り巻く少な くとも1つの外側の導体を有するケーブルを提供するステップと、 ケーブルをコイルに接続するステップと、 前記中心導体、前記絶縁体及び前記外側の導体の一部分を露出させるためケー ブルの一端をステップ状に剥ぎ取るステップと、 前記中心導体の直径に略適合する直径の穴を有する前側フェルールと、前記外 側導体の直径に略適合する直径の穴を有する後側フェルールとから成る前側及び 後側の対のフェルールを形成するステップと、 自己接着性の成形可能な材料により、前記前側及び後側フェルールを共に直線 状に隔たった近接する位置に成形するステップであって、該成形ステップ中、前 記前側フェルール付近にて且つ該前側フェルールと直線状に整合した環状凹所と 、前記前側及び後側フェルールの間に介在され且つ該前側及び後側フェルールと 開放連通しているチャンバとを提供し、これにより、構成要素の整合前成形体を 形 成するステップと、 前記コイルを前記環状凹所内にて挿入し、前記第一の導線を前記前側フェルー ルに、前記第二の導線を前記後側フェルールに電気的に接続するステップと、 共に成形された前記前側及び後側フェルールの前記穴内に前記剥ぎ取ったケー ブル端部を挿入し、前記外側の導体を前記後側フェルールに、前記中心導体を前 記前側フェルールに機械的に且つ電気的に接続し、これにより、検出コイル及び ケーブルの組立体を形成するステップと、 略一定の断面積の第一の端部と、該第一の端部よりも大きい略一定の断面積の 第二の端部と、本体であって、略平滑な外面と、内面を画成する中空の内側穴を 有する本体とを有する短縮したスリーブを形成し、前記本体が前記第一の端部と 前記第二の端部との間を伸長するようにするステップと、 前記スリーブを前記検出コイルの上方にて固定し、これにより、スリーブ付き コイル及びケーブルの組立体を形成するステップと、 少なくとも1つの摺動可能な支持体により、前記スリーブ付きコイル及びケー ブルの組立体を金型キャビティ内にて支持し且つ中心決めするステップと、 ケーブルを金型キャビティから外に伸長するように方向決めするステップと、 少なくとも1つの摺動可能な位置決め具により、前記検出コイルを金型キャビ ティ内に位置決めし且つ前記検出コイルの前記前面を金型キャビティの前壁から ある距離の位置に隔てるステップと、 少なくとも1つの摺動可能な位置決め具を金型キャビティから引っ込めるステ ップと、 前記自己接着性の成形可能な材料を金型キャビティ内に注入し、スリーブ付き コイル及びケーブルの組立体を正確に覆い且つ前記スリーブ付きコイルの前記面 を覆う正確な面厚さを提供するステップと、 摺動可能な支持体をスリーブ付きコイル及びケーブルの組立体から引っ込めて 、以前、少なくとも1つの摺動可能な支持体が占めていた領域内に前記自己接着 性のある成形可能な材料が流動するようにするステップと、 成形可能な材料が硬化するのを許容するステップと、 スリーブ付きコイル及びケーブルの組立体を覆う成形可能な材料の継目無しの 質量体を有する一体の単位体として、前記のようにして成形されたトランスデュ ーサを金型キャビティから除去するステップとを備えるトランスデューサの製造 方法。 29.請求項28に記載のトランスデューサの製造方法において、前記環状凹所 が、前記検出コイルがその上に配置された柱状体により形成され、これにより、 前記検出コイルを前記前側及び後側フェルールと軸方向に整合させる、製造方法 。 30.請求項29に記載のトランスデューサの製造方法において、共に成形され た前記前側及び後側フェルールの前記穴内に前記剥ぎ取ったケーブル端部を挿入 するステップが、前記剥ぎ取ったケーブル端部にて前記絶縁体の周りにシールを 配置するステップを含み、前記シールが前記絶縁体と前記チャンバとの間のバリ アを提供する、製造方法。 31.請求項30に記載のトランスデューサ製造方法において、測定された量の はんだ付けペーストを前記前側フェルール内に配置するステップと、加熱された 前記外側導体の周りにて前成形したはんだ付けリングを配置し、前記中心導体と 前記前側フェルールとの接続部及び前記外側の導体と前記後側フェルールとの接 続部をそれぞれ形成するステップとを含む、製造方法。 32.請求項31に記載の製造方法において、前記摺動可能な支持体をスリーブ 付きコイル及びケーブルの組立体から引っ込める前記ステップが、以前、少なく とも1つの摺動可能な支持体が占めていた領域を充填するため、少なくとも1つ の摺動可能な支持体に隣接して自己接着性のある成形可能な材料の追加の充填量 を注入するステップを含む、製造方法。 33.請求項32に記載のトランスデューサの製造方法において、前記成形した トランスデューサを開放端部の金属ケース内に挿入するステップと、該金属ケー スをトランスデューサに付着させるステップとを含む、製造方法。 34.トランスデューサの製造方法において、 中央空隙と、前面と、背面とを有する検出コイルであって、該検出コイルから 伸長する少なくとも第一の導線及び第二の導線を有する検出コイルを提供するス テップと、 少なくとも第一の導体と第二の導体とを有するケーブルを提供するステップと 、 該第一の導体及び第二の導体の一部を露出させるため、ケーブルの一端を剥ぎ 取るステップと、 前側フェルールと後側フェルールの対を形成し、該前側フェルールが、第一の 導体の直径に略等しい直径の穴を有し、前記後側フェルールが、第二の導体の直 径に略等しい直径の穴を有するようにするステップと、 自己接着性のある成形可能な材料により、前側及び後側フェルールを共に直線 状に隔たった近接する位置に成形し、該成形ステップ中に、前側フェルールに近 接し且つ該前側フェルールと直線状に整合した環状凹所と、前側フェルールと後 側フェルールとの間に介在され且つ該前側及び後側フェルールと開放連通したチ ャンバとを提供し、これにより、構成要素の整合前成形体を形成するステップと 、 コイルを環状凹所内に挿入し且つ第一の導線を前側フェルールに、第二の導線 を後側フェルールに電気的に接続するステップと、 共に成形した前側及び後側フェルールの前記穴内に剥ぎ取ったケーブル端を挿 入し、第一の導体を後側フェルールに、第二の導体を前側フェルールに機械的に 且つ電気的に接続し、これにより、検出コイル及びケーブルの組立体を形成する ステップと、 略一定の断面積の第一の端部と、該第一の端部よりも大きい略一定の断面積の 第二の端部と、本体であって、略平滑な外面及び内面を画成する中空の内側穴を 有する本体とを有するスリーブを形成し、該本体が前記第一の端部と前記第二の 端部との間を伸長するようにするステップと、 前記スリーブを前記検出コイルの上方に亙って固定し、これにより、スリーブ 付きコイル及びケーブルの組立体を形成するステップと、 少なくとも1つの摺動可能な支持体により前記スリーブ付きコイル及びケーブ ルの組立体を金型キャビティ内にて方向決めするステップと、 スリーブ付きコイル及びケーブルの組立体を正確に覆い得るように自己接着性 のある成形可能な材料を金型キャビティ内に注入するステップと、 少なくとも1つの摺動可能な支持体を一度に引っ込めて、これにより、スリー ブ付きコイル及びケーブルの組立体が金型キャビティ内にて半径方向及び軸方向 の双方に方向決めされたままであり、スリーブ付きコイル、構成要素の整合前成 形体及びケーブルの一部分の上方に亙って成形可能な材料の継目無しの質量体を 形成し、成形可能な材料の一体の前壁を形成し、該一体の前壁がスリーブ付きコ イルの前面に接触し且つ該前面の形状に順応し、均一に伸びて、前記コイルの前 面と略平行な正確な面厚さを有する中断しない保護壁を形成することを可能にす るステップと、 成形可能な材料が硬化するのを許容するステップと、 スリーブ付きコイル及びケーブルの組立体を覆う成形可能な材料の継目無しの 質量体を有する一体の単位体として、このように形成されたトランスデューサを 金型キャビティから除去するステップとを含む、トランスデューサの製造方法。 35.請求項34に記載の製造方法において、スリーブ付きコイル及びケーブル 組立体を方向決めする前記ステップが、少なくとも1つの摺動可能な位置決め具 により、検出コイルの前面を金型キャビティの前壁からある距離の位置に正確に 隔て、次に、正確な間隔が達成されたならば、摺動可能な位置決め具を金型キャ ビティから引っ込めるステップを含む、製造方法。 36.請求項35に記載の製造方法において、以前、少なくとも1つの摺動可能 な支持体が占めていた領域内に追加的な成形可能な材料を注入するステップを更 に含む、製造方法。 37.請求項36に記載の製造方法において、少なくとも1つの摺動可能な支持 体を引っ込めるステップが、プログラム可能な論理制御装置により調和的に為さ れるようにした、製造方法。 38.請求項37に記載の製造方法において、少なくとも1つの摺動可能な支持 体を引っ込めるステップが、プログラム可能な論理制御装置により調和的に為さ れるようにした、製造方法。 39.作用可能な要素が設けられた前端と、情報伝達媒体が突出する後端とを有 する構成要素の整合前成形体を有するトランスデューサの製造方法において、 前記作用可能な要素及び前記構成要素の整合前成形体の少なくとも一部分の上 方にて短縮した保護スリーブを固定するステップと、 前記前成形体の前記先端に近接して位置決め手段を一体に形成するステップと 、 前記位置決め手段が接続された状態にて、前記作用可能な要素を金型キャビテ ィ内に位置決めし、前記金型キャビティ内にて適正な整合状態を確実にするステ ップと、 前記構成要素の整合前成形体に近接して支持手段を一体に形成するステップと 、 前記支持手段により前記作用可能な要素及び前記構成要素の整合前成形体を更 に支持し、前記位置決め具手段を除去するステップと、 支持領域を除いて、前記作用可能な要素、前記保護スリーブ及び前記センサの 前記前成形体の上方に亙って成形可能な材料で成形するステップと、 前記支持手段を除去するステップと、 以前、前記支持手段が占めていた領域を充填すべく支持手段に隣接して成形可 能な材料を注入するステップと、 これにより、前記可能な要素が成形可能な材料中に正確に配置され、回転装置 の状況を監視すべく該回転装置を正確に測定するようにした、トランスデューサ の製造方法。 40.請求項39に記載のトランスデューサの製造方法において、前記作用可能 な要素の中央空隙内に受け入れられた軸方向に摺動可能な支持体により、前記作 用可能な要素を前記金型キャビティ内に位置決めするステップを更に含む、トラ ンスデューサの製造方法。 41.請求項40に記載のトランスデューサの製造方法において、前記軸方向に 摺動可能な支持体により、前記センサの前面を前記金型キャビティの前壁から所 定の距離だけ隔てるステップを更に含む、トランスデューサの製造方法。 42.請求項41に記載のトランスデューサの製造方法において、複数の半径方 向に摺動可能な支持体により、前記センサ及び前記構成要素の整合前成形体を支 持するステップを更に含む、トランスデューサの製造方法。 43.請求項42に記載のトランスデューサの製造方法において、軸方向に摺動 可能な支持体に、また、複数の半径方向に摺動可能な支持体に対する駆動部材を 提供し、支持体のの各々を金型キャビティ内に、又は金型キャビティ外に摺動さ せるステップを更に含む、トランスデューサの製造方法。 44.請求項43に記載のトランスデューサの製造方法において、支持体の各々 を金型キャビティ内に又は金型キャビティ外に独立的に摺動させ得るように駆動 手段に信号を送る制御手段を提供するステップを更に含む、トランスデューサの 製造方法。 45.請求項44に記載のトランスデューサの製造方法において、駆動手段に信 号を送る制御手段を調和的に作動させる変更可能なタイミング順序を提供するス テップを更に含む、トランスデューサの製造方法。 46.トランスデューサの製造方法において、 前端と、後端とを有する構成要素の整合前成形体を形成するステップと、 空気コアコイルを構成要素の整合前成形体の前端に接続するステップと、 ケーブルを空気コアコイルに且つ構成要素の整合前成形体に接続し、ケーブル が前成形体の後端から突出するようにするステップと、 コイル、構成要素の整合前成形体及びケーブルの一部分の上方に亙って単一体 の封入体を成形するステップとを備え、該封入体の成形ステップが、トランスデ ューサの長軸線に対して直角の平面状の前面を有する均一な厚さの中断しない前 壁であって、コイルの前面に直接、当接し且つ該前面から均一に伸長する前壁を 有する封入体を形成することと、コイル、前成形体及びケーブルの部分に外接し 且つ該コイル、前成形体及びケーブル部分を覆う、中断しない側壁内に遷移する ようにすることとを含む、トランスデューサの製造方法。 47.請求項46に記載の製造方法において、コイルの外周と、構成要素の整合 前成形体の少なくとも一部分の上方に亙って短縮した保護スリーブを固定するス テップを更に含み、該固定するステップが、略平滑な外面を有するスリーブを形 成することを含む、製造方法。 48.請求項47に記載の製造方法において、構成要素の整合前成形体を形成す る前記ステップが、自己接着性のある成形可能な材料により、直線状に隔てた近 接する状態に前側フェルール及び後側フェルールを共に成形することと、該成形 ステップ中、前側フェルール付近にあり且つ前側フェルールと直線状に整合され た環状凹所と、前側フェルールと後側フェルールとの間に介在され且つ該前側及 び後側フェルールと開放連通したチャンバとを提供することとを含む、製造方法 。 49.請求項48に記載の製造方法において、空気コアコイルを構成要素の整合 前成形体の前端に接続するステップが、コイルを環状凹所内に挿入し、コイルの 第一の導線を前側フェルールに、コイルの第二の導線を後側フェルールに電気的 に接続することとを含む、製造方法。 50.請求項49に記載の製造方法において、ケーブルを空気コアコイルに、且 つ前成形体に接続するステップが、ケーブルの中心導体の一部分及び外側導体を 露出させるステップと、剥ぎ取ったケーブル端部をチャンバ内に挿入するステッ プと、外側導体を後側フェルールに、中心導体を前側フェルールに接続するステ ップとを含む、製造方法。 51.請求項50に記載の製造方法において、単一体の封入体を成形するステッ プが、少なくとも1つの摺動可能な支持体により、スリーブ付きコイル、前成形 体及びケーブルを金型キャビティ内に位置決めし且つ支持するステップと、金型 キャビティ内に成形可能な材料を注入し、単一体の封入体を形成するステップと 、以前、少なくとも1つの摺動可能な支持体が占めていた領域内に成形可能な材 料が流動するように、少なくとも1つの摺動可能な支持体の引っ込み動作のタイ ミングを設定するステップとを含む、製造方法。
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