JPH01211808A - 樹脂モールドリード線の製造方法 - Google Patents
樹脂モールドリード線の製造方法Info
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- JPH01211808A JPH01211808A JP3836588A JP3836588A JPH01211808A JP H01211808 A JPH01211808 A JP H01211808A JP 3836588 A JP3836588 A JP 3836588A JP 3836588 A JP3836588 A JP 3836588A JP H01211808 A JPH01211808 A JP H01211808A
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- resin
- lead wire
- lead
- molded
- mold
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- Pending
Links
- 239000011347 resin Substances 0.000 title claims abstract description 72
- 229920005989 resin Polymers 0.000 title claims abstract description 72
- WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N lead(0) Chemical compound [Pb] WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 49
- 238000000465 moulding Methods 0.000 abstract description 7
- 239000011800 void material Substances 0.000 abstract description 3
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 238000002347 injection Methods 0.000 description 3
- 239000007924 injection Substances 0.000 description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- 238000005266 casting Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 1
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Landscapes
- Insulated Conductors (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(a)産業上の利用分野
この発明は、コネクタを取り付けたリード線端部などリ
ード線の特定箇所に樹脂モールドを施した樹脂モールド
リード線に関する。
ード線の特定箇所に樹脂モールドを施した樹脂モールド
リード線に関する。
(bl従来の技術
従来、例えば高圧電源は、その出力端子にリード線を接
続するとともに、このリード線の端部にコネクタを接続
することによって構成され、この巳ネクタに他の電子機
器等のコネクタを嵌合して用いられている。この場合、
コネクタの嵌合部とこれに接続されているリード線との
絶縁距離を保つためにリード線の周囲に樹脂モールドが
施されている。
続するとともに、このリード線の端部にコネクタを接続
することによって構成され、この巳ネクタに他の電子機
器等のコネクタを嵌合して用いられている。この場合、
コネクタの嵌合部とこれに接続されているリード線との
絶縁距離を保つためにリード線の周囲に樹脂モールドが
施されている。
第3図はこのようにリード線の特定箇所に樹脂モールド
を施す際の製造工程を示している2図においてlは絶縁
被覆リード線、2はリード線lの芯線に接続されたコネ
クタである。また、lO〜14はそれぞれ金型であり、
10はコネクタ2を固定し、金型13および14はリー
ド線1を挟持する。また、金型11および12は他の金
型とともにリード線lおよびコネクタ2の特定箇所の周
囲に注型部(キャビィティ部)Mを構成する。このよう
にコネクタの取り付けられたリード線を金型内に固定し
た後、注型部に樹脂を注入し、冷却後金型から取り出す
ことによって、特定箇所を樹脂モールドしたリード線を
得ている。
を施す際の製造工程を示している2図においてlは絶縁
被覆リード線、2はリード線lの芯線に接続されたコネ
クタである。また、lO〜14はそれぞれ金型であり、
10はコネクタ2を固定し、金型13および14はリー
ド線1を挟持する。また、金型11および12は他の金
型とともにリード線lおよびコネクタ2の特定箇所の周
囲に注型部(キャビィティ部)Mを構成する。このよう
にコネクタの取り付けられたリード線を金型内に固定し
た後、注型部に樹脂を注入し、冷却後金型から取り出す
ことによって、特定箇所を樹脂モールドしたリード線を
得ている。
(C)発明が解決しようとする課題
ところが、第3図に示した従来の樹脂モールド方法では
、樹脂注入時の圧力や樹脂の流動により金型内のリード
線が振られる。このためリード線がモールド樹脂の中心
からずれて偏った位置に埋設され、最悪の場合、モール
ド樹脂の外部からリード線が見えることもある。このよ
うにリード線がモールド樹脂内部で偏ることにより、ま
たリード線が振られることにより、樹脂の肉厚が不均一
となり、内部ヒケによるボイドが発生し、耐圧性が低下
する。従来このような問題が生じないように樹脂の流動
性の改善や射出速度の調節を行っているが、外観検査だ
けでは樹脂内部のリードの状態が把握できず製造上の管
理が困難であった。
、樹脂注入時の圧力や樹脂の流動により金型内のリード
線が振られる。このためリード線がモールド樹脂の中心
からずれて偏った位置に埋設され、最悪の場合、モール
ド樹脂の外部からリード線が見えることもある。このよ
うにリード線がモールド樹脂内部で偏ることにより、ま
たリード線が振られることにより、樹脂の肉厚が不均一
となり、内部ヒケによるボイドが発生し、耐圧性が低下
する。従来このような問題が生じないように樹脂の流動
性の改善や射出速度の調節を行っているが、外観検査だ
けでは樹脂内部のリードの状態が把握できず製造上の管
理が困難であった。
この発明の目的は上記従来の問題点を解消して、耐圧性
の確保、成形状態の安定性の向上および製造時の管理性
の向上を図った樹脂モールドリード線を提供することに
ある。
の確保、成形状態の安定性の向上および製造時の管理性
の向上を図った樹脂モールドリード線を提供することに
ある。
(d1課題を解決するための手段
この発明の樹脂モールドリード線は、リード線の特定箇
所を樹脂モールドした樹脂モールドリード線において、 樹脂モールド部のリード線周囲に樹脂製スリーブを挿嵌
するとともに、樹脂モールド部のリード線周囲および前
記スリーブの内外を樹脂モールドしたことを特徴として
いる。
所を樹脂モールドした樹脂モールドリード線において、 樹脂モールド部のリード線周囲に樹脂製スリーブを挿嵌
するとともに、樹脂モールド部のリード線周囲および前
記スリーブの内外を樹脂モールドしたことを特徴として
いる。
te1作用
この発明の樹脂モールドリード線においては、リード線
の特定箇所である樹脂モールド部は、リード線周囲に樹
脂製スリーブが挿嵌され、リード線周囲およびスリーブ
の内外が樹脂モールドされている。このため、樹脂モー
ルドの際、樹脂性スリーブはリード線の曲部的な偏りを
制限して、リード線をモールド樹脂の略中心部に保持す
る。このため、リード線の偏りおよび振れによるボイド
の発生がほとんどなく耐圧性が維持される。
の特定箇所である樹脂モールド部は、リード線周囲に樹
脂製スリーブが挿嵌され、リード線周囲およびスリーブ
の内外が樹脂モールドされている。このため、樹脂モー
ルドの際、樹脂性スリーブはリード線の曲部的な偏りを
制限して、リード線をモールド樹脂の略中心部に保持す
る。このため、リード線の偏りおよび振れによるボイド
の発生がほとんどなく耐圧性が維持される。
ff)実施例
第1図はこの発明の実施例である樹脂モールドリード線
の構造を表す断面図である。図において1は絶縁被覆リ
ード線、2はコネクタ、3はコネクタ2に接続されてい
るリード線1の芯線である、リード線1とコネクタ2と
の接続箇所の周囲に樹脂4がモールドされている。また
、5は樹脂モールド前にリード線1の周囲を挿嵌してい
た樹脂製スリーブである。図に示すように樹脂4はリー
ド線1の周囲およびスリーブ5の内外をモールドしてい
る。
の構造を表す断面図である。図において1は絶縁被覆リ
ード線、2はコネクタ、3はコネクタ2に接続されてい
るリード線1の芯線である、リード線1とコネクタ2と
の接続箇所の周囲に樹脂4がモールドされている。また
、5は樹脂モールド前にリード線1の周囲を挿嵌してい
た樹脂製スリーブである。図に示すように樹脂4はリー
ド線1の周囲およびスリーブ5の内外をモールドしてい
る。
第2図は第1図に示した樹脂モールドリード線の樹脂モ
ールドの方法を示す図である。図において10〜14は
それぞれ金型であり、コネクタ2が接続されたリード線
lをこの金型内に装着して樹脂注入を行う。その際、コ
ネクタ2は金型10に設けられている凹部に挿着し、リ
ード線1の一部は二分割された金型13および14間に
挟持する。また、図において5は樹脂製スリーブであり
、コネクタの接続されたリード線を金型内に装着する前
に予めこの樹脂性スリーブを挿嵌させた状態で装着する
。この樹脂製スリーブ5には複数の貫通孔6が形成され
ていて、スリーブ内外にモールド樹脂が流通する。した
がって、第2図に示した状態で金型11あるいは12側
から樹脂注入を行うことによりリード線1周囲およびス
リーブ5の内外に樹脂が充填される。その際、スリーブ
5はリード線に対する射出された樹脂の圧力を制限する
。またスリーブ5は金型10,13および14間に固定
されているためリードwA1はスリーブ5の内径以上変
位することがない。なお、スリーブ5はモールドされる
樹脂と同質の樹脂材料とすることによってモールド樹脂
との密着強度が維持され、機械的強度の低下を招くこと
がない。
ールドの方法を示す図である。図において10〜14は
それぞれ金型であり、コネクタ2が接続されたリード線
lをこの金型内に装着して樹脂注入を行う。その際、コ
ネクタ2は金型10に設けられている凹部に挿着し、リ
ード線1の一部は二分割された金型13および14間に
挟持する。また、図において5は樹脂製スリーブであり
、コネクタの接続されたリード線を金型内に装着する前
に予めこの樹脂性スリーブを挿嵌させた状態で装着する
。この樹脂製スリーブ5には複数の貫通孔6が形成され
ていて、スリーブ内外にモールド樹脂が流通する。した
がって、第2図に示した状態で金型11あるいは12側
から樹脂注入を行うことによりリード線1周囲およびス
リーブ5の内外に樹脂が充填される。その際、スリーブ
5はリード線に対する射出された樹脂の圧力を制限する
。またスリーブ5は金型10,13および14間に固定
されているためリードwA1はスリーブ5の内径以上変
位することがない。なお、スリーブ5はモールドされる
樹脂と同質の樹脂材料とすることによってモールド樹脂
との密着強度が維持され、機械的強度の低下を招くこと
がない。
(g1発明の効果
以上のようにこの発明によれば、樹脂モールド内のリー
ド線の偏りが制限され、また樹脂注入時におけるリード
線の振れによる内部ボイドの発生がほとんど無くなる。
ド線の偏りが制限され、また樹脂注入時におけるリード
線の振れによる内部ボイドの発生がほとんど無くなる。
これにより耐圧性が向上し、樹脂のモールド状態が安定
化する。さらに製造時の管理が容易となる。
化する。さらに製造時の管理が容易となる。
第1図はこの発明の実施例である樹脂モールドリード線
の構造を示す断面図、第2図は同樹脂モールドリード線
の樹脂モ−ルド樹脂を示す図である。第3図は従来の樹
脂モールドリード線の樹脂モールド方法を示す図である
。 1−リード線、2−コネクタ、 4−モールド樹脂、5−樹脂製スリーブ。
の構造を示す断面図、第2図は同樹脂モールドリード線
の樹脂モ−ルド樹脂を示す図である。第3図は従来の樹
脂モールドリード線の樹脂モールド方法を示す図である
。 1−リード線、2−コネクタ、 4−モールド樹脂、5−樹脂製スリーブ。
Claims (1)
- (1)リード線の特定箇所を樹脂モールドした樹脂モー
ルドリード線において、 樹脂モールド部のリード線周囲に樹脂製スリーブを挿嵌
するとともに、樹脂モールド部のリード線周囲および前
記スリーブの内外を樹脂モールドしたことを特徴とする
樹脂モールドリード線。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3836588A JPH01211808A (ja) | 1988-02-19 | 1988-02-19 | 樹脂モールドリード線の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3836588A JPH01211808A (ja) | 1988-02-19 | 1988-02-19 | 樹脂モールドリード線の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01211808A true JPH01211808A (ja) | 1989-08-25 |
Family
ID=12523255
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3836588A Pending JPH01211808A (ja) | 1988-02-19 | 1988-02-19 | 樹脂モールドリード線の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01211808A (ja) |
Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5037877A (ja) * | 1973-08-07 | 1975-04-08 | ||
JPS5350480A (en) * | 1976-10-20 | 1978-05-08 | Hitachi Ltd | Widning for electric machinery |
JPS56147316A (en) * | 1980-04-16 | 1981-11-16 | Tokai Electric Wire | Method of waterproofing lead wire |
JPS5816407A (ja) * | 1981-07-23 | 1983-01-31 | 株式会社東芝 | 樹脂モ−ルド用被覆導体 |
JPS5894774A (ja) * | 1981-11-09 | 1983-06-06 | アルデン・リサ−チ・フアンデ−シヨン | 絶縁された導電体製品及びその製造方法 |
JPS5841924B2 (ja) * | 1976-08-10 | 1983-09-16 | 新日本製鐵株式会社 | 伸線機の自動制御装置 |
-
1988
- 1988-02-19 JP JP3836588A patent/JPH01211808A/ja active Pending
Patent Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5037877A (ja) * | 1973-08-07 | 1975-04-08 | ||
JPS5841924B2 (ja) * | 1976-08-10 | 1983-09-16 | 新日本製鐵株式会社 | 伸線機の自動制御装置 |
JPS5350480A (en) * | 1976-10-20 | 1978-05-08 | Hitachi Ltd | Widning for electric machinery |
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JPS5894774A (ja) * | 1981-11-09 | 1983-06-06 | アルデン・リサ−チ・フアンデ−シヨン | 絶縁された導電体製品及びその製造方法 |
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