JPH11513998A - 洗浄化粧品組成物及びその使用 - Google Patents
洗浄化粧品組成物及びその使用Info
- Publication number
- JPH11513998A JPH11513998A JP10500290A JP50029098A JPH11513998A JP H11513998 A JPH11513998 A JP H11513998A JP 10500290 A JP10500290 A JP 10500290A JP 50029098 A JP50029098 A JP 50029098A JP H11513998 A JPH11513998 A JP H11513998A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- composition according
- group
- composition
- content
- cleaning
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61Q—SPECIFIC USE OF COSMETICS OR SIMILAR TOILETRY PREPARATIONS
- A61Q5/00—Preparations for care of the hair
- A61Q5/02—Preparations for cleaning the hair
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K8/00—Cosmetics or similar toiletry preparations
- A61K8/18—Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition
- A61K8/72—Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing organic macromolecular compounds
- A61K8/73—Polysaccharides
- A61K8/731—Cellulose; Quaternized cellulose derivatives
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K8/00—Cosmetics or similar toiletry preparations
- A61K8/18—Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition
- A61K8/72—Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing organic macromolecular compounds
- A61K8/73—Polysaccharides
- A61K8/737—Galactomannans, e.g. guar; Derivatives thereof
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K8/00—Cosmetics or similar toiletry preparations
- A61K8/18—Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition
- A61K8/72—Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing organic macromolecular compounds
- A61K8/84—Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing organic macromolecular compounds obtained by reactions otherwise than those involving only carbon-carbon unsaturated bonds
- A61K8/89—Polysiloxanes
- A61K8/896—Polysiloxanes containing atoms other than silicon, carbon, oxygen and hydrogen, e.g. dimethicone copolyol phosphate
- A61K8/898—Polysiloxanes containing atoms other than silicon, carbon, oxygen and hydrogen, e.g. dimethicone copolyol phosphate containing nitrogen, e.g. amodimethicone, trimethyl silyl amodimethicone or dimethicone propyl PG-betaine
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61Q—SPECIFIC USE OF COSMETICS OR SIMILAR TOILETRY PREPARATIONS
- A61Q5/00—Preparations for care of the hair
- A61Q5/12—Preparations containing hair conditioners
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K2800/00—Properties of cosmetic compositions or active ingredients thereof or formulation aids used therein and process related aspects
- A61K2800/40—Chemical, physico-chemical or functional or structural properties of particular ingredients
- A61K2800/54—Polymers characterized by specific structures/properties
- A61K2800/542—Polymers characterized by specific structures/properties characterized by the charge
- A61K2800/5426—Polymers characterized by specific structures/properties characterized by the charge cationic
Abstract
(57)【要約】
本発明は、化粧品として許容される媒体中に、化粧品として許容される媒体中に、(A)洗浄ベース、及び(B)少なくとも一のカチオン性ポリマーと、少なくとも1の、弐(I)においてR1、R2、R3及びR4が同一または相違し、C1−C4アルキル基またはフェニル基を示し;R5がC1−C4アルキル基またはヒドロキシル基を示し;nが1から5の整数であり;mが1から5の整数であり;xは、アミン価が0.01から1meq/gとなるよう選択されるアミンシリコーンとを含むコンディショニングシステムを含むことを特徴とする新規なコンディショニング及び洗浄用組成物を開示する。本発明は、髪の洗浄及び手入れに有用である。
Description
【発明の詳細な説明】
洗浄化粧品組成物及びその使用
本発明は、化粧品として許容される媒質中に、洗浄力を有する界面活性剤を含
む洗浄ベースを含み、このベース中にコンディショニング剤として、特定のシリ
コーンと組み合わたカチオン性ポリマーもまた存在する髪の清浄化とコンディシ
ョニングを同時に目的とした優れた特性を有する新規な化粧品組成物に関する。
本発明はまた、上記の化粧品としての応用における前記組成物の使用にも関する
。
主として従来の界面活性剤、特に、アニオン性、非イオン性及び/または両性
タイプ、ただし、特にアニオン性タイプの界面活性剤を主成分とする洗浄組成物
(またはシャンプー)は、髪の清浄化及び/または洗浄においては通常に使用さ
れる。これらの組成物を湿った髪に適用し、手によるマッサージまたは摩擦によ
って生じる泡沫によって、水で濯ぎ流した後には、当初は髪に存在していた多様
な汚れを除去することができる。
これらのベース組成物は、むろん優れた洗浄力を有するが、特に、こうした浄
化処理の比較的に攻撃的な性質が、特に毛繊維中またはその表面の脂質またはタ
ンパク質が徐々に除去されることに関連して、長期的には、多かれ少なかれ著し
い損傷を毛繊維に与えるという事実により、これらに本来付随する化粧品特性は
かなり劣悪である。
したがって、上記洗浄組成物、特に敏感な髪に適用する必要のあるものの化粧
品特性を向上させるため、現在では通常、主に、毛繊維が多少に関わらず反復的
にさらされる様々な処理または攻撃によって誘発される有害または望ましからぬ
作用を矯正または制限することを目的として、当該組成物中にコンディショニン
グ剤として既知の付加的な化粧剤が導入される。これらのコンディショニング剤
は、むろん、自然な髪の美容上の性質を向上させることができる。
現在もっとも一般的にシャンプーに使用されるコンディショニング剤は、カチ
オン性ポリマー、シリコーン及び/またはシリコーン誘導体であるが、それは、
これらを含まない対応の浄化組成物に得られるものに比べ、洗浄した、乾いた、
または湿った髪をほどけ易くし、より優れた柔軟性及び滑り性を与えるためであ
る。さらにまた、敏感な髪にはシリコーンとカチオン性ポリマーとの混合物の使
用が好ましいことが既知である。
しかしながら、カチオン性ポリマーとシリコーンとを主成分とするシャンプー
の分野における最近の進歩にも関わらず、これらは真に十分ともいえず、上記の
一以上の化粧品特性についてより優れた作用を示す新規な製品が入手可能となる
ことが依然として非常に求められている。
本発明は、こうした需要を満たすことを目標としている。
したがって、この主題について行われた以下の鋭意研究により、出願人はここ
に、全く予期せず驚くべきことに、特定の適切に選択された下記のアミン含有シ
リコーンを、従来のカチオン性ポリマーをコンディショニング剤として含有する
洗浄組成物に使用することにより、これら組成物の本来的な洗浄力を維持しつつ
、これら組成物に備わった化粧品特性を本質的に著しく向上させることが可能で
あることを見いだした。
本発明による組成物は、濯ぎ流した後、髪に注目に値するトリートメント効果
を与え、これは特に、張り、軽さ、滑り性、柔軟性及びしなやかさの寄与並びに
ほどけ易さに現れる。
これら全ての発見が、本発明の基礎をなしている。
従って、本発明により、化粧品として許容される媒体中に、
(A)洗浄ベース、及び
(B)少なくとも一のカチオン性ポリマー及び少なくとも一の下式(I):
[式中、
・R1、R2、R3及びR4は同一または相違し、C1−C4アルキル基またはフェニ
ル基を示し、
・R5はC1−C4アルキル基またはヒドロキシル基を示し、
・nは1から5の整数であり、
・mは1から5の整数であり、
式中、xはアミン価が0.01から1meq/gになるよう選択される]のアミン含有
シリコーンを含むコンディショニングシステム、を含む新規な洗浄及びコンディ
ショニング組成物をここに与える。
本発明の別の主題は、髪の清浄化とコンディショニングのための上記組成物の
化粧品における使用である。
しかしながら、本発明の他の特徴、態様及び利点は、以下の記載及び本発明の
詳説を目的とする具体的だが非限定的な例を読むにつれて更により明らかとなる
であろう。
上記の通り、該組成物に導入する、本発明による生成物の主要な成分は、(A
)洗浄ベース及び(B)(i)カチオン性ポリマー及び(ii)特定のアミン含有
シリコーンを含むコンディショニングシステムである。
(A)洗浄ベース
本発明の組成物は、必然的に洗浄ベース、一般的に水性洗浄ベースを含む。
洗浄ベースを形成する界面活性剤は、単独または混合物として、アニオン性、
両性、非イオン性、双性及びカチオン性界面活性剤より区別なく選択可能である
。
しかしながら、本発明によれば、洗浄ベースがアニオン性界面活性剤またはア
ニオン性界面活性剤と両性界面活性剤との混合物を含むことが好ましく、さらに
はこのタイプの界面活性剤または界面活性剤混合物のみを含むことが好ましい。
洗浄ベースの最小量は、最終生成物に十分な起泡及び/または洗浄力を与える
にちょうど十分な量であり、洗浄ベースが過剰な量であっても、実際にさらに有
利になることはない。
したがって、本発明によれば、洗浄ベースは、最終組成物全重量の4から50
重量%、好ましくは10から35重量%、さらに好ましくは12から25重量%
を占めることができる。
本発明の実施に適切な界面活性剤は、特に以下のものである。
(i)アニオン性界面活性剤:
これらの性質は、実際に本発明の内容において重要な特性を呈するわけではな
い。
したがって、本発明の内容において単独または混合物として使用可能なアニオ
ン性界面活性剤を例示するため、特に、下記の化合物の塩(特に、アルキル金属
、特にナトリウムの塩、アンモニウム塩、アミン塩、アミノアルコール塩または
マグネシウム塩)である(非限定的列挙)。アルキルスルファート、アルキルエ
ーテルスルファート、アルキルアミドエーテルスルファート、アルキルアリール
ポリエーテルスルファート、モノグリセリドスルファート;アルキルスルホナー
ト、アルキルホスファート、アルキルアミドスルホナート、アルキルアリールス
ルホナート、α-オレフィンスルホナート、パラフィンスルホナート;アルキル
スルホスクシナート、アルキルエーテルスルホスクシナート、アルキルアミドス
ルホスクシナート;アルキルスルホスクシナマート;アルキルスルホアセタート
;アルキルエーテルホスファート;アシルサルコシナート;アシルイセチオナー
ト及びN-アシルタウラート、これら全ての異なる化合物のアルキルまたはアシ
ル基が12から20の炭素原子を含むことが好ましく、アリール基はフェニル基
またはベンジル基であることが好ましい。更に使用可能なアニオン性界面活性剤
の中では、脂肪酸の塩、例えば、オレイン酸、リシノール酸、パルミチン酸及び
ステアリン酸の塩など、コプラオイルまたは水素化コプラオイルの酸、及びアシ
ルラクチラートでアシル基が8から20の炭素原子を有するものを挙げることが
できる。弱いアニオン性の界面活性剤、アルキル-D-ガラクロシドウロン酸及び
その塩、並びにポリオキシアルキレン化エーテルカルボン酸及びその塩、特に、
2から50のエチレンオキシド基を含むもの及びこれらの混合物もまた使用可能
である。ポリオキシアルキレン化エーテルカルボン酸または塩タイプのアニオン
性界面活性剤は、特に下式:
R1-(OC2H4)n-OCH2COOA (1)
[式中、
R1はアルキルまたはアルカリル基を示し、nは2から24、好ましくは3から
10の整数または小数(平均値)であり、アルキル基は約6から20の炭素原子
を有し、アリール基はフェニル基を示し、AはH、アンモニウム、Na、K、L
i、Mgまたはモノエタノールアミンまたはトリエタノールアミン残基を示す]
に相当するものである。式(1)の化合物の混合物、特にR1基が異なる混合物
もまた使用可能である。
アニオン性界面活性剤の中では、本発明によれば、アルキルスルファート及び
アルキルエーテルスルファートの塩及びこれらの混合物が好ましく使用される。
(ii)非イオン性界面活性剤:
非イオン性界面活性剤は、それ自体よく知られた化合物であり(これに関して
は、特に、Blackie & Son(Glasgow and London)出版、M.R.ポーター(M.R
.Porter)著、“Handbook of Surfactants”,1991,pp.116-178を参照)、本発
明の内容ではこれらの性質は重要な特徴をなさない。このように、これらは特に
アルコール、アルファジオール、アルキルフェノールまたはポリエトキシル化、
ポリプロポキシル化またはポリグリセロル化された脂肪酸であって、その脂肪鎖
が、例えば8から18の炭素原子を含む脂肪鎖を有するものであり、エチレンオ
キシド基またはプロピレンオキシド基の数としては特に2から50の範囲が可能
であり、グリセロール基の数としては特に2から30の範囲が可能であるもの(
非限定的な列挙)から選択可能である。エチレンオキシドとプロピレンオキシド
とのコポリマー及び、エチレンオキシド及びプロピレンオキシドと脂肪アルコー
ルとの縮合物もまた挙げることができ、ポリエトキシル化脂肪アミドは、好まし
くは2から30molのエチレンオキシドを有し、ポリグリセロール化脂肪アミド
は平均1から5、特に1.5から4のグリセロール基を含み;ポリエトキシル化
脂肪アミンは好ましくは2から30molのエチレンオキシドを有し;ソルビタン
脂肪酸のオキシエチレン化エステルは2から30molのエチレンオキシドを有し
;脂
肪酸の蔗糖エステル、脂肪酸のポリエチレングリコールエステル、アルキルポリ
グリコシド、N-アルキルグルカミン誘導体、アミンオキシド、例えば、(C10
−C14)アルキルアミンのオキシドまたはN-アシルアミノプロピルモルホリン
オキシド等のアミンオキシドもまた挙げることができる。アルキルポリグリコシ
ドが、本発明の内容に特に適した非イオン性の界面活性剤を構成することは、注
目に値する。
(iii)両性または双性界面活性剤:
両性または双性界面活性剤は、その性質は本発明の内容において重要な特徴を
なすものでなく、特に、脂肪族第二級または第三級アミン誘導体で、脂肪族基が
8から18の炭素原子を含み、少なくとも一の水溶性アニオン基(例えば、カル
ボキシラート、スルホナート、スルファート、ホスファートまたはホスホナート
)を含む直鎖状または分枝状の鎖であるもの(非限定的な列挙)から選択可能で
あり;(C8−C20)アルキルベタイン、スルホベタイン、(C8−C20)アルキ
ルアミド(C1−C6)アルキルベタインまたは(C8−C20)アルキルアミド(
C1−C6)アルキルスルホベタインも挙げることができる。
アミン誘導体の中では、米国特許2,528,378号及び同2,781,3
54号に記載され、CTFA辞典、第3版、1982年に、アンフォカルボキシ
グリシナート及びアンフォカルボキシプロピオナートの名でそれぞれ分類されて
なる“Miranol”の名で市販の製品を挙げることができる。
R2-CONHCH2CH2-N(R3)(R4)(CH2COO-) (2)
式中、R2は加水分解コプラオイル中の酸R2COOHのアルキル基、ヘプチル
基、ノニル基またはウンデシル基を表し、R3はβ-ヒドロキシエチル基を、R4
はカルボキシメチル基を表す。
R2'-CONHCH2CH2-N(B)(C) (3)
式中、Bは-CH2CH2OX’を、Cは-(CH2)z-Y’を表し、z=1また
は2であり、X’は-CH2CH2-COOH基または水素原子を表し、Y’は-C
OOH基または-CH2-CHOH-SO3H基を表し、R2'は加水分解コプラオイ
ルまたは加水分解亜麻仁油中に存在する酸R9-COOHのアルキル基、特に、C7
、C9、C11またはC13アルキル基、C17アルキル基及びその同位体または不飽
和C17基を表す。
例として、Miranol社より“濃縮Miranol C2M”の商品名で市販の
ココアンフォカルボキシグリシナートを挙げることができる。
(iv)カチオン性界面活性剤:
カチオン性界面活性剤の中では、特に、任意にポリオキシアルキレン化された
、第一級、第二級または第三級の脂肪アミンの塩;テトラアルキルアンモニウム
、アルキルアミドアルキルトリアルキルアンモニウム、トリアルキルベンジルア
ンモニウム、トリアルキルヒドロキシアルキルアンモニウム等の第四級アンモニ
ウム塩またはアルキルピリジニウムの塩化物または臭化物;イミダゾリン誘導体
;あるいはカチオン性のアミンオキシド(非限定的列挙)を挙げることができる
。
カチオン性界面活性剤の使用は排除されていないが、これが本発明の実施のた
めに好ましい洗浄用界面活性剤を構成しないことは注目に値する。
B−コンディショニングシステム
(i)カチオン性ポリマー
本発明による組成物は、さらに、カチオン性ポリマーを必須に含有する。
カチオン性ポリマータイプのコンディショニング剤は、本発明によれば、洗浄
組成物で処理された髪の化粧品特性を向上させることがそれ自体既知である全て
のもの、すなわち、特に、欧州特許出願0,337,354号及び仏国特許出願
2,270,846号、2,383,660号、2,598,611号、2,4
70,596号及び2,519,863号に記載のものより選択される。
更に一般的には、本発明の意味においては、“カチオン性ポリマー”はイオン
化されてカチオン基となりうるカチオン基を含むあらゆるポリマーを示す。好ま
しいカチオン性ポリマーは、第一級、第二級、第三級及び/または第四級アミン
基を含む単位を含み、ポリマー主鎖の一部を形成するか、主鎖に直接結合した置
換側鎖に結合することが可能なものから選択される。
一般的に使用されるカチオン性ポリマーは、約500から5×106、好まし
くは約103×106の数平均分子量を有する。
さらに、カチオン性ポリマーの中では、第四級タンパク質(またはタンパク質
水解物)、及びポリアミンのポリマー、ポリアミノアミド及びポリ(第四級アン
モニウム)タイプのものを挙げることができる。これらは既知の製品である。
第四級タンパク質またはタンパク質水解物は、特に、第四級アンモニウム基を
鎖の末端に有する、化学的に変性されたポリペプチドである。その分子量は、例
えば、1500から10,000、特に約2000から5000に変化可能であ
る。これらの化合物の中では特に下記のものを挙げることができる:
・トリエチルアンモニウム基を有するコラーゲン水解物、例えば、Maybrook社よ
り“Quat−Pro E”の名で市販され、CTFA辞典において“トリエト
ニウム加水分解コラーゲンエトスルファート”と呼称されている製品;
・トリメチルアンモニウム及びトリメチルステアリルアンモニウムの塩化物基を
有するコラーゲン水解物、Maybrook社より“Quat−Pro S”の名で市販
され、CTFA辞典において“ステアルトリモニウム加水分解コラーゲン”と呼
称されている製品;
・トリメチルベンジルアンモニウム基を有する動物タンパク質水解物、例えば、
Croda社より“Crotein BTA”の名で市販され、CTFA辞典で“ベ
ンジルトリモニウム加水分解動物タンパク質”と呼称されている製品;
・1から18の炭素原子を有する少なくとも一のアルキル基を含む第四級アンモ
ニウム基をポリペプチド鎖上に有するタンパク質水解物。
これらのタンパク質水解物の中では、特に、
・“Croquat L”、C12アルキル基を含む第四級アンモニウム塩;
・“Croquat M”、C10−C18アルキル基を含む第四級アンモニウム塩
;
・“Croquat S”、C18アルキル基を含む第四級アンモニウム塩;
・“Crotein Q”、1から18の炭素原子を有する少なくとも一のアル
キル基を含む第四級アンモニウム塩;
を含む。
これらの様々な製品はCroda社により市販されている。
他の第四級タンパク質または水解物は、例えば、下式(II):
[X-は有機または無機酸であり、Aはコラーゲンタンパク質水解物から誘導され
るタンパク質残基を示し、R5は30までの炭素原子を含む親油性基を示し、R6
は1から6の炭素原子を有するアルキレン基を表す。]に相当するものである。
例えば、Inolex社より“Lexein QX 3000”の名で市販の製品で、
CTFA辞典で“ココトリモニウムコラーゲン水解物”と呼称されているものを
挙げることができる。
第四級植物タンパク質、例えば、小麦、トウモロコシまたは大豆タンパク質も
また挙げることができ、第四級小麦タンパク質としては、例えば、Croda社によ
り市販の“Hydrotriticum WQまたはQM”の名で市販の製品で
、CTFA辞典で”ココジモニウム加水分解小麦タンパク質”と呼称されている
もの、“Hydrotriticum QL”の名で市販の製品で、CTFA辞
典で“ラウルジモニウム加水分解小麦タンパク質”と呼称されているものまたは
“Hydrotriticum QS”の名で市販の製品で、CTFA辞典で“
ステアルジモニウム加水分解小麦タンパク質”と呼称されているものを挙げるこ
とができる。
特に挙げることのできる本発明に使用可能なポリアミン、ポリアミノアミドま
たはポリ(第四級アンモニウム)タイプのポリマーは、特に、仏国特許2,50
5,348または2,542,997号に開示されている。これらのポリマーの
中では:
(1)任意に第四級化されたビニルピロリドン/ジアルキルアミノアルキル=ア
クリラートまたはメタクリラート=コポリマー、例えば、ISP社より“Gafqu
at”の名で市販の製品、例えば、“Gafquat 734、755またはH
S100”、あるいは製品“Copolymer 937”。これらのポリマー
は仏国特許2,077,143号及び2,393,573号に詳細に開示されて
いる。
(2)仏国特許1,492,597号に開示された第四級アンモニウム基を含む
セルロースエーテル誘導体、特にUnion Carbide社より“JR”(JR 400
、JR 125、JR 30M)または“LR”(LR 400、LR 30M
)の名で市販のポリマー。これらのポリマーはまた、CTFA辞典に、トリメチ
ルアンモニウム基で置換されたエポキシドと反応してなるヒドロキシエチルセル
ロースの第四級アンモニウムとして開示されている。
(3)カチオン性セルロース誘導体、例えば、セルロースのコポリマーまたは水
溶性第四級アンモニウムモノマーが架橋したセルロース誘導体であり、特に米国
特許4,131,576号に開示された、例えばヒドロキシメチル、ヒドロキシ
エチルまたはヒドロキシプロピルセルロースで、特にメタクリロイルエチルトリ
メチルアンモニウム、メタクリルアミドプロピルトリメチルアンモニウムまたは
ジアリルジメチルアンモニウム塩が架橋したもの等のヒドロキシアルキルセルロ
ース等である。
この定義に相当する市販の製品は、特にNational Starch社より“Celqu
at L 200”及び“Celquat H 100”の名で市販の製品であ
る。
(4)カチオン性多糖類、特に米国特許3,589、578号及び4,031,
307号、例えば、カチオン性トリアルキルアンモニウム基を含むグアーガム等
。例えば、2,3-エポキシプロピルトリメチルアンモニウム塩(例えば塩化物
)によって変性されたグアーガムが使用される。
こうした製品は、特に、Meyhall社より“Jaguar C13 S”、“J
aguar C15”、“Jaguar C17”または“Jaguar C1
62”の名で市販されている。
(5)ピペラジル単位を含むポリマー及び二量体、直鎖または分枝状鎖のアルキ
レンまたは、任意に酸素、硫黄または窒素原子あるいは芳香環または複素環を含
むヒドロキシアルキレン基、並びにこれらのポリマーの酸化及び/または四量化
生成物。こうしたポリマーは、特に、仏国特許2,162,025号及び2,2
80,361号に開示されている。
(6)特に酸性化合物とポリアミンとの多重縮合によって調製される水溶性ポリ
アミノアミド;これらのポリアミノアミドはエピハロヒドリン、ジエポキシド、
二無水物、不飽和二無水物、ビス不飽和誘導体、ビスハロヒドリン、ビスアゼチ
ジニウム、ビスハロアシルジアミンまたはアルキルビスハライドにより架橋可能
であり、あるいはまた、ビスハロヒドリン、ビスアゼチジニウム、ビスハロアシ
ルジアミン、アルキルビスハライド、エピハロヒドリン、ジエポキシドまたはビ
ス不飽和誘導体に対して反応性の二官能基化合物の反応により生じるオリゴマー
によって架橋可能である。架橋剤がポリアミノアミドのアミン基毎に0.025
から0.35molの濃度で使用され;これらのポリアミノアミドは、アルキル化
されているか、あるいは一以上の第三級アミン官能基であれば四級化されていて
もよい。こうしたポリマーは特に仏国特許2,252,840号及び2,368
,508号に記載されている。
(7)ポリアルキレンポリアミンとポリカルボン酸との縮合に続く二官能成分に
よるアルキル化によって生じるポリアミノアミド誘導体。例えば、アジピン酸/
ジアルキルアミノヒドロキシアルキル/ジアルキレントリアミンポリマーで、ア
ルキル基が1から4の炭素原子を含み、好ましくはメチル、エチルまたはプロピ
ル基を示すものを挙げることができる。こうしたポリマーは、特に仏国特許出願
1,583,363号に開示されている。
これらの誘導体の中では特に、Sandoz社により“Cartaretine F
、F4またはF8”の名で市販のアジピン酸/ジメチルアミノヒドロキシプロピ
ル/ジエチレントリアミンポリマーを挙げることができる。
(8)二つの第一級アミン基及び少なくとも一の第二級アミン基を含むポリアル
キレンポリアミンとジグリコール酸及び3から8の炭素原子を有する飽和脂肪ジ
カルボン酸から選択されるジカルボン酸との反応により得られるポリマー。ポリ
アルキレンポリアミンのジカルボン酸に対するモル比は、0.8:1から1.4
:1であり、これにより生じるポリアミノアミドを、ポリアミノアミドの第二級
アミン基に対して0.5:1から1.8:1のモル比でエピクロロヒドリンとの
反応に供する。こうしたポリマーは特に、米国特許3,227,615号及び2
,961,347号に開示されている。
このタイプのポリマーは特に、Hercules社により“Hercosett 57
”の名で市販され、アジピン酸/エポキシプロピル/ジエチレントリアミンコポ
リマーの場合には、Hercules社により“PD 170”または“Delsett
e 101”の名で市販されている。
(9)メチルジアリルアミンまたはジメチルジアリルアンモニウムのシクロホモ
ポリマー、例えば、鎖の主な構成として下式(VI)または(VI'):
[式中、式k及びtは0または1であり、k+tの合計は1であり;R12は水素
原子またはメチル基を示し;R10及びR11は互いに独立して1から22の炭素原
子を有するアルキル基、ヒドロキシアルキル基でアルキル基が好ましくは1から
5の炭素原子を有するもの、または低級アミドアルキル基またはR10及びR11は
、その結合してなる窒素原子と共に複素環、例えばピペリジニルまたはモルホリ
ニルを示すことができ;Y-はアニオン、例えばブロミド、クロライド、アセタ
ート、ボラート、シトラートまたはホスファートである]に相当する単位を含む
ホモポリマー等。これらのポリマーは、特に仏国特許2,080,759号及び
その追加特許2,190,406号に開示されている。
上記のポリマーの中では、特に、Merck社により“Merquat 100”
の名で市販のジアリジメチルアンモニウムクロライドのホモポリマーを挙げるこ
と
ができる。
(10)下式(VII):
[式(VII)中、R13、R14、R15及びR16は、同一または相違し、1から20の
炭素原子を含む脂肪族、脂環式またはアリール脂肪族基または、低級ヒドロキシ
アルキル脂肪族基を表すかまたは、R13、R14、R15及びR16が、共にまたは別
々に、その結合する窒素原子と共に窒素以外の第二の異種原子を含む複素環を形
成するかまたは、R13、R14、R15及びR16がニトリル、エステル、アシル、ア
ミドまたは-CO-O-R17-Dまたは-CO-NH-R17-D基で、R17がアルキレン
でありDが第四級アンモニウム基であり;
A1及びB1は2から20の炭素原子を含む直鎖状または分枝状の、飽和
または不飽和のポリメチレン基を表し、これは主鎖に結合していても挿入されて
いてもよい一以上の芳香環または一以上の酸素または硫黄原子またはスルホキシ
ド、スルホン、ジスルフィド、アミノ、アルキルアミノ、ヒドロキシル、第四級
アンモニウム、ウレイド、アミドまたはエステル基を含有可能であり、
X-は無機または有機の酸より誘導されるアニオンを示し;
A1、R13及びR15はその結合してなる二つの窒素原子と共にピペラジ
ン環を形成し;さらにA1が直鎖状または分枝状で、飽和又は不飽和のアルキレ
ンまたはヒドロキシアルキレン基を示す場合は、B1もまた
(CH2)n-CO-D-OC-(CH2)n-基
を表すことができ、式中Dが下記に相当する反復単位を含む第四級ジアンモニウ
ムポマー。
a)グリコール残基であって、式:-O-Z-O-でZが直鎖状または分枝状の炭化
水素含有基または、下記の式の一に相当するもの:
-(CH2-CH2-O)x-CH2-CH2-
-[(CH2-CH(CH3)-O]y-CH2-CH(CH3)-
[式中、x及びyが1から4の整数を表し、定義された独自の重合度、または平
均重合度1から4のいずれかを示す]
b)ビス第二級ジアミン残基、例えばピペリジン誘導体;
c)式-NH-Y-NH-で、Yが直鎖状又は分枝状の炭化水素含有基であるかまた
は二価の基-CH2-CH2-S-S-CH2-CH2-であるビス第一級ジアミン残基;
d)式-NH-Y-NH-で、X-が好ましくはアニオン、例えば塩素または臭素で
あるウレイレン基。
これらのポリマーは、1000から100,000の数平均分子量を有する。
このタイプのポリマーは、特に仏国特許2,320,330号、2,270,
846号、2,316,271号、2,336,434号及び2.413,90
7号、及び米国特許2,273,780号、2,375,853号、2,388
,614号、2,454,547号、3,206,462号、2,261,00
2号、2,271,378号、3,874,870号、4,001.432号、
3,929,990号、3,966,904号、4,005,193号、4,0
25,617号、4,025,627号、4,025,653号、4,026,
945号及び4,027,020号に開示されている。
(11)下式(VIII):
[式中、R18、R19、R20及びR21は、同一または相違し、水素原子またはメチ
ル、エチル、プロピル、β-ヒドロキシエチル、β-ヒドロキシプロピルまたは-
CH2CH2(OCH2CH2)p-OH基を表し、
pが0または1から6の整数であり、R18、R19、R20及びR21が同時に水素原
子を表すことはないものとし、
r及びsは同一または相違し、1から6の整数であり、
qは0または1から34の整数であり、
Xはハロゲン原子を表し、
Aがジハライドからの基または好ましくは-CH2-CH2-O-CH2-CH2-を表す
]の単位を含むポリ(第四級アンモニウム)のポリマー。
こうした化合物は、特に欧州特許出願122,324号に開示されている。
これらの中では、例えば、Miranol社の製品、“Mirapol A 15”
、“Mirapol AD1”、“Mirapol AZ1”及び“Mirap
ol 175”を挙げることができる。
(12)アクリル酸又はメタクリル酸から誘導され、下記の単位:
[式中、R22基は独立してHまたはCH3を示し、
A1基は独立して炭素原子1から6の直鎖状または分枝状のアルキル基、または
炭素原子1から4のヒドロキシアルキル基を表し、
R23、R24及びR25基は同一または相違し、独立して炭素原子1から18のアル
キル基またはベンジル基を示し、
R26及びR27基は水素原子または炭素原子1から6のアルキル基を表し、
X2 -はアニオン、例えばメチルスルファートまたはハライド、例えばクロリドま
たはブロミドを示す]を含むホモポリマーまたはコポリマー。
対応するコポリマーの調製に使用可能なコモノマーは、アクリルアミド、メタ
クリルアミド、ジアセトンアクリルアミド、低級アルキルにより窒素で置換され
たアクリルアミド及びメタクリルアミド、アクリル酸またはメタクリル酸のアル
キルエステル、ビニルピロリドンまたはビニルエステルの族に属する。
(13)ビニルピロリドン及びビニルイミダゾールの第四級ポリマー、例えば、
B.A.S.F社により“Luviquat FC 905”、“FC 550”及び
“FC 370”の名で市販の製品。
(14)ポリアミン、例えば、Henkel社製の“Polyquart H”、CT
FA辞典において“ポリエチレングリコール(15)タロウポリアミン”の名で
呼称されているもの。
(15)メタクリロイルオキシエチルトリメチルアンモニウムクロリドの架橋ポ
リマー、例えば、塩化メチルにより四級化されたジメチルアミノエチルメタクリ
ラートの単独重合、またはアクリルアミドの塩化メチルにより四級化されたジメ
チルアミノエチルメタクリラートとの共重合により得られるポリマーで、単独重
合または共重合に続いてオレフィン性不飽和、特にメチレンビスアクリルアミド
を有する化合物による架橋を行う。さらには、架橋アクリルアミド/メタクリロ
イルオキシエチルトリメチルアンモニウムクロリド(重量比20/80)コポリ
マーを、前記コポリマーを鉱物オイル中に50重量%含有する分散物の形態で使
用可能である。この分散物は、Allied Colloids社により“Salcare S
C 92”の名で市販されている。メタクリロイルオキシエチルトリメチルアン
モニウムクロリドの架橋ホモポリマーとして、鉱物オイル中に該ホモポリマーを
50重量%含有するものも使用可能である。この分散物は、Allied Colloids社
により”Salcare SC 95”の名で市販されている。
本発明の範囲で使用可能な他のカチオン性ポリマーは、ポリアルキレンイミン
、特にポリエチレンイミン、ビニルピリジンまたはビニルピリジニウム単位を含
むポリマー、ポリアミンとエピクロロヒドリンとの縮合物、第四級ポリウレイレ
ン及びキチン誘導体である。
本発明によれば、特に“Mirapol”、式(VII)でR13、R14、R15及
びR16がメチル基を表し、A1が式-(CH2)3-を表し、B1が式-(CH2)6-を
表し、X-がクロリドアニオンを表す化合物(以下“Mexomere PO”
と呼称)及び式(VII)でR13、R14、R15及びR16がメチル基を表し、A1及び
B1が式-(CH2)3-を表し、X-がブロミドアニオンを表す化合物(以下“Me
xomere PAK”と呼称)より選択されるポリマーを使用可能である。
本発明の範囲で使用可能な全てのカチオン性ポリマーの中で、第四級セルロー
スエーテル誘導体、例えば、Union Carbide社より“JR 400”の名で市販
の製品等、シクロポリマー、特にMerck社により“Merquat 550”及
び”Merquat S”の名で市販のジメチルアンモニウムクロリドとアクリ
ルアミドとのコポリマー、またはカチオン性多糖類、特にMeyhall社により“J
aguar C13S”の名で市販の2,3-エポキシプロピルトリメチルアン
モニウムクロリドにより変性されたグアーガムを使用することが好ましい。本発
明によれば、カチオン性ポリマーは、最終生成物の0.001から10重量%存
在可能であり、好ましくは0.005から5重量%、更に好ましくは0.01か
ら3重量%で存在可能である。
(ii)アミン含有シリコーン
本発明の洗浄組成物の必須の特徴によれば、該組成物はさらに上記式(I)の
少なくとも一のアミン含有シリコーンをさらに含有可能である。
一般式(I)で、下記の少なくとも一、好ましくは全ての条件に見合うアミン
含有シリコーンを使用することが好ましい。
・R1、R2、R3及びR4がメチル基を示す
・R5がメチル基を示す
・nが3である
・mが2である
(CnH2n)及び(CmH2m)基は直鎖状でも分枝状でもよい。
こうしたシリコーンは、例えば、General Electric社により“SF1921”
または”SF1925”の名で市販されている。
本発明による化粧品組成物は、上記のアミン含有シリコーンを、組成物全重量
に対して0.05から10重量%、好ましくは0.1から5重量%、特に好まし
くは0.2から3重量%の含量で含有する。
本発明による洗浄組成物の媒体、または坦体は、好ましくは水または、水/低
級アルコールのアルコール溶液、例えばエタノール、イソプロパノール、または
ブタノールである。
本発明の洗浄組成物は、最終的なpHが3から10である。好ましくは、この
pHは5から8である。pHは、従来通り組成物中に(有機または無機の)塩基
、例えばアンモニア水または、第一級、第二級または第三級(ポリ)アミン、例
えばモノエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン、イソ
プロパノールアミンまたは1,3-プロパンジアミン等の添加により、あるいは
また酸、好ましくは、例えばクエン酸等のカルボン酸を添加によって調製される
。
本発明の洗浄組成物は、むろん、シャンプーの分野で用いられる通常の補助剤
、例えば、香料、保存料、金属イオン封鎖剤、増粘剤、柔軟剤、起泡調整剤、着
色料、パール剤、湿潤剤、フケ防止剤または抗脂漏剤、ビタミン、サンスクリー
ン、懸濁剤及びその他を全て含有可能である。
むろん当業者であれば、これらの可能な化合物及び/またはその量を、本発明
による第四級の組み合わせ(洗浄ベース+カチオン性ポリマー+特定のシリコー
ン)に本来備わる有利な特性を、予定する添加によって損なうことのないように
選択することができるであろう。
これらの組成物は、程度によらず増粘させた液体、クリーム、ゲルの形態で供
することができ、これらは主に髪の洗浄、手入れ及び/またはスタイリングに好
適である。これらはまた、濯ぎ流すローションの形態でも供することができる。
本発明の組成物が従来のシャンプーとして用いられる場合、これらを単純に湿
った髪に適用し、その後手によるマッサージまたは摩擦によって生じる泡沫を任
意の時間後に水で濯ぎ流すことにより除去するが、この操作は一回またはそれ以
上反復可能である。
本発明の別の主題は、ケラチン繊維、例えば髪などの洗浄及びコンディショニ
ングのための方法であり、これは前記湿った繊維に上記組成物の効果的な量を適
用した後、任意の期間おいた後水で濯ぎ流すことからなる。
上記の通り、本発明の組成物は濯ぎ後の髪に、特にスタイリングの容易性と形
態維持に表される著しいスタイリング効果を与えると共に、著しく優れた張りと
軽さを付与するものである。
具体的ではあるが、何ら限定的ではなく、本発明を詳説する実施例を以下に与
える。
(実施例)
本発明によるもの(組成物A)と、比較用(組成物B)との二つのシャンプー
組成物を調製した。
(*):Rhone-Poulenc社製のナトリウムココアミドエチル(N-ヒドロキシエチ
ル-N-カルボキシメチル)グリシナート
(**):Rhone-Poulenc社より、“Jaguar C13 S”の名で市販の2
,3-エポキシプロピルトリメチルアンモニウムクロライド
(***):式:
[xはアミン価が約0.5meq/gになるよう選択される]のアミン含有シリコーン
(General Electric社製の“SF1921”)
(****):Dow Corning社製”Fluid DC 939”の名の活性物質を3
5%含有するカチオン性エマルションとして市販のアモヂメチコーン
予め湿らせた敏感な髪に、約12gの組成物Aを適用することによりシャンプ
ーを行った。シャンプーは、起泡させ、多量の水で濯ぎを行った。上記と同様の
操作を比較用組成物B及びCについても行った。
専門家のパネルが、湿った髪のほどけ易さ、乾いた髪のほどけ易さ、及び整髪
の容易さ、乾いた髪の柔軟性及び滑り性を評価した。
全ての専門家が、本発明による組成物Aで処理した髪について、これらの特徴
が著しく向上していることを示した。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE,
DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L
U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF
,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,
SN,TD,TG),AP(GH,KE,LS,MW,S
D,SZ,UG),UA(AM,AZ,BY,KG,KZ
,MD,RU,TJ,TM),AL,AM,AT,AU
,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH,
CN,CU,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,G
B,GE,GH,HU,IL,IS,JP,KE,KG
,KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS,LT,
LU,LV,MD,MG,MK,MN,MW,MX,N
O,NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG
,SI,SK,TJ,TM,TR,TT,UA,UG,
US,UZ,VN,YU
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1.化粧品として許容される媒体中に、 (A)洗浄ベース、及び (B)少なくとも一のカチオン性ポリマー及び少なくとも一の下式(I): [式中、 ・R1、R2、R3及びR4は同一または相違し、C1−C4アルキル基またはフェニ ル基を示し、 ・R5はC1−C4アルキル基またはヒドロキシル基を示し、 ・nは1から5の整数であり、 ・mは1から5の整数であり、 式中、Xはアミン価が0.01から1meq/gになるよう選択される]のアミン含有 シリコーンを含むコンディショニングシステム、 を含むことを特徴とする洗浄及びコンディショニング用組成物。 2.前記洗浄ベースが、アニオン性、両性、非イオン性、双性及びカチオン性界 面活性剤及びこれらの混合物より選択される一以上の界面活性剤を含むことを特 徴とする請求項1に記載の組成物。 3.前記洗浄ベースが、組成物全重量に対して4から50%の含量で存在するこ とを特徴とする請求項1または2に記載の組成物。 4.前記含量が10から35%であることを特徴とする請求項3に記載の組成物 。 5.前記含量が12から25%であることを特徴とする請求項4に記載の組成物 。 6.前記カチオン性ポリマーが、組成物全重量に対して0.001から10%の 含量で存在することを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の組成物 。 7.前記含量が0.005から5%であることを特徴とする請求項6に記載の組 成物。 8.前記含量が0.01から3%であることを特徴とする請求項7に記載の組成 物。 9.前記アミン含有シリコーンが、組成物全重量に対して0.05から10%の 含量で存在することを特徴とする請求項1から8のいずれか一項に記載の組成物 。 10.前記含量が0.1から5%であることを特徴とする請求項9に記載の組成 物。 11.前記含量が0.2から3%であることを特徴とする請求項10に記載の組 成物。 12.前記カチオン性ポリマーが、第四級セルロースエーテル誘導体、シクロポ リマー、カチオン性多糖類及びこれらの混合物より選択されることを特徴とする 請求項1から11のいずれか一項に記載の組成物。 13.前記シクロポリマーが、ジメチルジアリルアンモニウムクコライドとアク リルアミドとのコポリマーから選択されることを特徴とする請求項12に記載の 組成物。 14.前記第四級セルロースエーテル誘導体が、トリメチルアンモニウム基で置 換されたエポキシドと反応したヒドロキシエチルセルロースより選択されること を特徴とする請求項12に記載の組成物。 15.前記カチオン性多糖類が、2,3-エポキシプロピルトリメチルアンモニ ウム塩で変性されたグアーガムより選択されることを特徴とする請求項12に記 載の組成物。 16.一般式(I)のオキシアルキレン化シリコーンが、下記の少なくとも一、 好 ましくは全ての条件: ・R1、R2、R3及びR4がメチル基を示し、 ・R5がメチル基を示し、 ・nが3であり、 ・mが2である、 に見合うことを特徴とする請求項1から15のいずれか一項に記載の組成物。 17.3から10のpHを示すことを特徴とする請求項1から16のいずれか一 項に記載の組成物。 18.髪の洗浄及び/またはコンディショニングのための請求項1から17のい ずれか一項に定義される組成物の使用。 19.髪などのケラチン繊維の洗浄及びコンディショニングのための方法であっ て、請求項1から17のいずれか一項に定義される組成物の効果的な量を前記の 湿らせた繊維に適用し、任意の期間おいた後、水で濯ぐことからなることを特徴 とする方法。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
FR9607193A FR2749507B1 (fr) | 1996-06-07 | 1996-06-07 | Compositions cosmetiques detergentes et utilisation |
FR96/07193 | 1996-06-07 | ||
PCT/FR1997/001008 WO1997046211A1 (fr) | 1996-06-07 | 1997-06-06 | Compositions cosmetiques detergentes et utilisation |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11513998A true JPH11513998A (ja) | 1999-11-30 |
JP3332931B2 JP3332931B2 (ja) | 2002-10-07 |
Family
ID=9492908
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP50029098A Expired - Fee Related JP3332931B2 (ja) | 1996-06-07 | 1997-06-06 | 洗浄化粧品組成物及びその使用 |
Country Status (7)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6153570A (ja) |
EP (1) | EP0906082B1 (ja) |
JP (1) | JP3332931B2 (ja) |
AU (1) | AU3180697A (ja) |
DE (1) | DE69704662T2 (ja) |
FR (1) | FR2749507B1 (ja) |
WO (1) | WO1997046211A1 (ja) |
Families Citing this family (26)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2781367B1 (fr) | 1998-07-23 | 2001-09-07 | Oreal | Compositions cosmetiques detergentes et utilisation |
FR2789575B1 (fr) * | 1999-02-16 | 2001-03-30 | Oreal | Compositions cosmetiques detergentes contenant un tensioactif hydroxyalkylether anionique et une gomme de guar cationique et leurs utilisations |
BR0007225B1 (pt) * | 1999-10-19 | 2012-10-02 | agente de tratamento de cabelos, o qual se apresenta sob a forma de um produto transparente ou translúcido, opticamente claro. | |
US6528046B1 (en) | 1999-10-22 | 2003-03-04 | Wella Ag | Clear hair treatment composition |
US6808701B2 (en) | 2000-03-21 | 2004-10-26 | Johnson & Johnson Consumer Companies, Inc. | Conditioning compositions |
CN1287706C (zh) * | 2001-11-14 | 2006-12-06 | 宝洁公司 | 毛发的美容处理方法及实现该方法的工具 |
GB0209136D0 (en) * | 2002-04-22 | 2002-05-29 | Procter & Gamble | Durable hair treatment composition |
JP4127777B2 (ja) * | 2002-08-09 | 2008-07-30 | 花王株式会社 | 毛髪洗浄剤組成物 |
EP1591102A1 (en) * | 2004-04-30 | 2005-11-02 | The Procter & Gamble Company | Process and kit-of-parts for improved hair conditioning after coloring, bleaching or perming |
FR2886149B1 (fr) | 2005-05-24 | 2007-08-03 | Oreal | Compositions cosmetiques detergentes comprenant une silicone aminee piperidine et trois tensioactifs et utilisation de ces derniers |
FR2886148B1 (fr) * | 2005-05-24 | 2007-11-30 | Oreal | Compositions cosmetiques detergentes comprenant une silicone aminee et utilisation |
US8246941B2 (en) | 2005-05-24 | 2012-08-21 | L'oreal S.A. | Detergent cosmetic compositions comprising at least one amino silicone, and use thereof |
FR2886145B1 (fr) * | 2005-05-24 | 2007-08-03 | Oreal | Compositions cosmetiques detergentes comprenant une silicone aminee piperidine et polymere cationique et utilisation de ces derniers |
US8674021B2 (en) | 2006-07-21 | 2014-03-18 | Akzo Nobel N.V. | Sulfonated graft copolymers |
WO2010111576A2 (en) * | 2009-03-27 | 2010-09-30 | Hercules Incorporated | Aminated polymers and their use in water-borne compositions |
BR112012001605B1 (pt) | 2009-07-31 | 2021-02-23 | Akzo Nobel Chemicals International B.V | composição de formulação, composição método de inibição da sistema aquoso 1/102 co polímero inibidora formação de híbrido aniônico, de incrustação e incrustação em um sistema aquoso |
FR2954100B1 (fr) * | 2009-12-23 | 2012-03-09 | Oreal | Composition cosmetique comprenant au moins un compose organique du silicium, au moins un tensioactif anionique et au moins un polymere cationique |
US8636918B2 (en) | 2011-08-05 | 2014-01-28 | Ecolab Usa Inc. | Cleaning composition containing a polysaccharide hybrid polymer composition and methods of controlling hard water scale |
US8841246B2 (en) | 2011-08-05 | 2014-09-23 | Ecolab Usa Inc. | Cleaning composition containing a polysaccharide hybrid polymer composition and methods of improving drainage |
US8853144B2 (en) | 2011-08-05 | 2014-10-07 | Ecolab Usa Inc. | Cleaning composition containing a polysaccharide graft polymer composition and methods of improving drainage |
US8679366B2 (en) | 2011-08-05 | 2014-03-25 | Ecolab Usa Inc. | Cleaning composition containing a polysaccharide graft polymer composition and methods of controlling hard water scale |
JP2014532792A (ja) | 2011-11-04 | 2014-12-08 | アクゾ ノーベル ケミカルズ インターナショナル ベスローテン フエンノートシャップAkzo Nobel Chemicals International B.V. | グラフト樹状コポリマー及びそれを製造する方法 |
MX2014005094A (es) | 2011-11-04 | 2014-08-08 | Akzo Nobel Chemicals Int Bv | Copolimeros de dendrita hibridos, composiciones de los mismos y metodos para producirlos. |
EP2785908A1 (en) | 2011-11-29 | 2014-10-08 | Dow Corning Corporation | Aminofunctional silicone emulsions for fiber treatments |
US8945314B2 (en) | 2012-07-30 | 2015-02-03 | Ecolab Usa Inc. | Biodegradable stability binding agent for a solid detergent |
US9365805B2 (en) | 2014-05-15 | 2016-06-14 | Ecolab Usa Inc. | Bio-based pot and pan pre-soak |
Family Cites Families (51)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US2271378A (en) * | 1939-08-30 | 1942-01-27 | Du Pont | Pest control |
US2273780A (en) * | 1939-12-30 | 1942-02-17 | Du Pont | Wax acryalte ester blends |
US2261002A (en) * | 1941-06-17 | 1941-10-28 | Du Pont | Organic nitrogen compounds |
US2388614A (en) * | 1942-05-05 | 1945-11-06 | Du Pont | Disinfectant compositions |
US2375853A (en) * | 1942-10-07 | 1945-05-15 | Du Pont | Diamine derivatives |
US2454547A (en) * | 1946-10-15 | 1948-11-23 | Rohm & Haas | Polymeric quaternary ammonium salts |
US2528378A (en) * | 1947-09-20 | 1950-10-31 | John J Mccabe Jr | Metal salts of substituted quaternary hydroxy cycloimidinic acid metal alcoholates and process for preparation of same |
US2781354A (en) * | 1956-03-26 | 1957-02-12 | John J Mccabe Jr | Imidazoline derivatives and process |
US2961347A (en) * | 1957-11-13 | 1960-11-22 | Hercules Powder Co Ltd | Process for preventing shrinkage and felting of wool |
US3227615A (en) * | 1962-05-29 | 1966-01-04 | Hercules Powder Co Ltd | Process and composition for the permanent waving of hair |
US3206462A (en) * | 1962-10-31 | 1965-09-14 | Dow Chemical Co | Quaternary poly(oxyalkylene)alkylbis(diethylenetriamine) compounds |
FR1492597A (fr) * | 1965-09-14 | 1967-08-18 | Union Carbide Corp | Nouveaux éthers cellulosiques contenant de l'azote quaternaire |
CH491153A (de) * | 1967-09-28 | 1970-05-31 | Sandoz Ag | Verfahren zur Herstellung von neuen kationaktiven, wasserlöslichen Polyamiden |
DE1638082C3 (de) * | 1968-01-20 | 1974-03-21 | Fa. A. Monforts, 4050 Moenchengladbach | Verfahren zum Entspannen einer zur Längenmessung geführten, dehnbaren Warenbahn |
SE375780B (ja) * | 1970-01-30 | 1975-04-28 | Gaf Corp | |
IT1035032B (it) * | 1970-02-25 | 1979-10-20 | Gillette Co | Composizione cosmetica e confezione che la contiente |
FR2280361A2 (fr) * | 1974-08-02 | 1976-02-27 | Oreal | Compositions de traitement et de conditionnement de la chevelure |
LU64371A1 (ja) * | 1971-11-29 | 1973-06-21 | ||
GB1394353A (en) * | 1972-06-29 | 1975-05-14 | Gillette Co | Hair treating composition |
LU68901A1 (ja) * | 1973-11-30 | 1975-08-20 | ||
FR2368508A2 (fr) * | 1977-03-02 | 1978-05-19 | Oreal | Composition de conditionnement de la chevelure |
US3874870A (en) * | 1973-12-18 | 1975-04-01 | Mill Master Onyx Corp | Microbiocidal polymeric quarternary ammonium compounds |
US3929990A (en) * | 1973-12-18 | 1975-12-30 | Millmaster Onyx Corp | Microbiocidal polymeric quaternary ammonium compounds |
US4025627A (en) * | 1973-12-18 | 1977-05-24 | Millmaster Onyx Corporation | Microbiocidal polymeric quaternary ammonium compounds |
DK659674A (ja) * | 1974-01-25 | 1975-09-29 | Calgon Corp | |
BE829081A (fr) * | 1974-05-16 | 1975-11-14 | Nouveaux agents cosmetiques a base de polymeres quaternises | |
US4005193A (en) * | 1974-08-07 | 1977-01-25 | Millmaster Onyx Corporation | Microbiocidal polymeric quaternary ammonium compounds |
US4025617A (en) * | 1974-10-03 | 1977-05-24 | Millmaster Onyx Corporation | Anti-microbial quaternary ammonium co-polymers |
US4026945A (en) * | 1974-10-03 | 1977-05-31 | Millmaster Onyx Corporation | Anti-microbial quaternary ammonium co-polymers |
US3966904A (en) * | 1974-10-03 | 1976-06-29 | Millmaster Onyx Corporation | Quaternary ammonium co-polymers for controlling the proliferation of bacteria |
US4001432A (en) * | 1974-10-29 | 1977-01-04 | Millmaster Onyx Corporation | Method of inhibiting the growth of bacteria by the application thereto of capped polymers |
US4027020A (en) * | 1974-10-29 | 1977-05-31 | Millmaster Onyx Corporation | Randomly terminated capped polymers |
US4025653A (en) * | 1975-04-07 | 1977-05-24 | Millmaster Onyx Corporation | Microbiocidal polymeric quaternary ammonium compounds |
AT365448B (de) * | 1975-07-04 | 1982-01-11 | Oreal | Kosmetische zubereitung |
CH599389B5 (ja) * | 1975-12-23 | 1978-05-31 | Ciba Geigy Ag | |
US4031307A (en) * | 1976-05-03 | 1977-06-21 | Celanese Corporation | Cationic polygalactomannan compositions |
CA1091160A (en) * | 1977-06-10 | 1980-12-09 | Paritosh M. Chakrabarti | Hair preparation containing vinyl pyrrolidone copolymer |
LU78153A1 (fr) * | 1977-09-20 | 1979-05-25 | Oreal | Compositions cosmetiques a base de polymeres polyammonium quaternaires et procede de preparation |
FR2470596A1 (fr) * | 1979-11-28 | 1981-06-12 | Oreal | Composition destinee au traitement des fibres keratiniques a base de polymeres amphoteres et de polymeres cationiques |
LU83349A1 (fr) * | 1981-05-08 | 1983-03-24 | Oreal | Composition sous forme de mousse aerosol a base de polymere cationique et de polymere anionique |
LU83876A1 (fr) * | 1982-01-15 | 1983-09-02 | Oreal | Composition cosmetique destinee au traitement des fibres keratiniques et procede de traitement de celles-ci |
LU84708A1 (fr) * | 1983-03-23 | 1984-11-14 | Oreal | Composition epaissie ou gelifiee de conditionnement des cheveux contenant au moins un polymere cationique,au moins un polymere anionique et au moins une gomme de xanthane |
DE3375135D1 (en) * | 1983-04-15 | 1988-02-11 | Miranol Inc | Polyquaternary ammonium compounds and cosmetic compositions containing them |
LU86429A1 (fr) * | 1986-05-16 | 1987-12-16 | Oreal | Compositions cosmetiques renfermant un polymere cationique et un polymere anionique comme agent epaississant |
JP2568086B2 (ja) * | 1987-06-08 | 1996-12-25 | 鐘紡株式会社 | シャンプ−組成物及びその製造方法 |
US4915938A (en) * | 1987-11-13 | 1990-04-10 | Zawadzki Mary E | Hair treating composition |
MY105119A (en) * | 1988-04-12 | 1994-08-30 | Kao Corp | Low irritation detergent composition. |
US5077040A (en) * | 1990-04-30 | 1991-12-31 | Helene Curtis, Inc. | Hair-treating microemulsion composition and method of preparing and using the same |
JPH0653650B2 (ja) * | 1990-11-02 | 1994-07-20 | 花王株式会社 | 毛髪化粧料 |
US5578298A (en) * | 1994-05-27 | 1996-11-26 | General Electric Company | Microemulsions for high viscosity amino silicone fluids and gums and their preparation |
ES2199232T3 (es) * | 1994-08-02 | 2004-02-16 | Kao Corporation | Compuestos detergentes. |
-
1996
- 1996-06-07 FR FR9607193A patent/FR2749507B1/fr not_active Expired - Fee Related
-
1997
- 1997-06-06 DE DE69704662T patent/DE69704662T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1997-06-06 US US09/194,971 patent/US6153570A/en not_active Expired - Fee Related
- 1997-06-06 WO PCT/FR1997/001008 patent/WO1997046211A1/fr active IP Right Grant
- 1997-06-06 EP EP97927252A patent/EP0906082B1/fr not_active Expired - Lifetime
- 1997-06-06 AU AU31806/97A patent/AU3180697A/en not_active Abandoned
- 1997-06-06 JP JP50029098A patent/JP3332931B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP0906082B1 (fr) | 2001-04-25 |
DE69704662T2 (de) | 2001-08-09 |
US6153570A (en) | 2000-11-28 |
DE69704662D1 (de) | 2001-05-31 |
JP3332931B2 (ja) | 2002-10-07 |
EP0906082A1 (fr) | 1999-04-07 |
WO1997046211A1 (fr) | 1997-12-11 |
FR2749507A1 (fr) | 1997-12-12 |
FR2749507B1 (fr) | 1998-08-07 |
AU3180697A (en) | 1998-01-05 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH11513998A (ja) | 洗浄化粧品組成物及びその使用 | |
JP2996630B2 (ja) | ヘアケア用途の洗浄用組成物およびその使用 | |
JP2912186B2 (ja) | セラミド及びカチオン性基を含有する高分子を使用した頭髪及び皮膚の洗浄及び処理組成物 | |
JP3105002B2 (ja) | 髪用洗浄化粧品組成物およびその使用 | |
US6939536B2 (en) | Cosmetic compositions containing water-soluble polymer complexes | |
CA1179268A (fr) | Composition destinee au traitement des fibres keratiniques a base de polymere cationique et de polymere anionique a groupements vinylsulfoniques et procede de traitement la mettant en oeuvre | |
KR100554552B1 (ko) | 메타크릴산 공중합체 및 오일을 함유하는 화장 조성물, 및그의 용도 | |
RU2180831C2 (ru) | Композиция для ухода за волосами и ее применение | |
JPH11513997A (ja) | ヘアケア用洗浄化粧品組成物およびその使用 | |
US5627148A (en) | Washing and/or conditioning composition for keratinous materials based on a silicone containing a hydroxyacylamino functional group and on substantive polymers | |
HU223404B1 (hu) | Szilikont és dialkil-étert tartalmazó, haj és bőr mosására és kondicionálására szolgáló készítmény | |
FR2470596A1 (fr) | Composition destinee au traitement des fibres keratiniques a base de polymeres amphoteres et de polymeres cationiques | |
AU3907599A (en) | Detergent cosmetic compositions and use | |
JP2000247846A (ja) | アニオン性のヒドロキシアルキルエーテル界面活性剤とカチオン性ポリマーを含有する化粧品組成物及びその用途 | |
JP2001517606A (ja) | 洗浄用化粧品組成物及び用途 | |
JPH0341015A (ja) | 毛髪化粧料 | |
JP2002114650A (ja) | アルキルアミドエーテルスルフェート、アニオン性界面活性剤及びカチオン性ポリマーを含む洗浄組成物 | |
US5900232A (en) | Cosmetic compositions containing at least one anionic surfactant of alkylgalactoside uronate type and at least one cationic polymer, and uses thereof in the treatment of keratinous substances | |
JP2004504334A (ja) | デンプンベタイネート及び洗浄性界面活性剤を含む化粧組成物 | |
JP2019510808A (ja) | アニオン性界面活性剤、両性界面活性剤、カチオン性ポリマー、並びに脂肪族アルコール及び脂肪酸エステルから選択される液体脂肪性物質を含む化粧組成物並びに化粧処理方法 | |
KR100540615B1 (ko) | 하나 이상의 음이온성 계면활성제, 하나 이상의 양이온성 중합체 및 하나 이상의 양친매성 측쇄 블록 아크릴 공중합체를 함유하는 화장 조성물 및 이 조성물을 사용하는 모발의 처리 방법 | |
US7498022B2 (en) | Cosmetic composition comprising at least one anionic surfactant, at least one cationic polymer and at least one amphiphilic, branched block acrylic copolymer and method for treating hair using such a composition | |
JP2004196810A (ja) | アルキルエーテルサルフェートと両性界面活性剤をベースとしたケラチン物質洗浄組成物 | |
MXPA97003135A (en) | Cosmetic compositions detergents for capillary use and its use |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |