JPH11513767A - ド ア - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 入口の上縁部に吊り下げられ、モータ(25)によって駆動する巻き上げ装置(24-26)と接続した線状またはベルト状の巻き上げ手段(19-22)により上昇する扉板(11)を具える、特に産業用のドアである。前記扉板には、一または二以上の層をなす、一個またはそれ以上の可撓性材料(17)を具え、前記材料は、重ねて配置した多数の横支柱(13-16)を取り付ける。前記横支柱は、その両端部で、該ドアの両側の垂直な案内部(12)に案内される。前記巻き上げ手段(19-22)は、前記横支柱(13-16)と、異なる横支柱の牽引手段が等距離で移動するように横支柱(13)上に配置した多数のプーリ(27)で案内されることにより接続する。上昇および下降速度を増加させるため、カウンタウェイト(31,32)を、該ドアの両端に、前記扉板の重量の一部との釣り合いのために配置し、前記各カウンタウェイトのための牽引線(29,30)が、該ドアの上縁にあるプーリ(33,34)を経て巻き上げ装置(24,26)と接続し、前記カウンタウェイト(31,32)からの牽引線が、前記巻き上げ装置の巻き上げドラム(24)と接続する。

Description

【発明の詳細な説明】 ドア 本発明はドア、特に、請求項１の冒頭で述べたような産業目的のドアに関する ものである。背景技術 米国特許第 5,301,732号より、この種のドアは公知である。このドアは、所定 の速度および大きさで上昇および下降することにより動作する。しかしながら、 大型、すなわち高さ５ｍまたはそれ以上のドアに対して、高速での上昇および下 降の要求のための改良がなされている。 デンマーク特許明細書第 127.859号は、ドア重量の一部と釣り合いを取るカウ ンタウェイトを有する剛性パネルの、伸縮自在のドアを提案する。先行技術に係 る非動力式ドアは、種々のパネルに対して下方へ延在する上昇線の上縁部にある 巻き上げドラムを使用する。巻き上げドラムの軸上には、カウンタウェイトと接 続する他の線が、巻き上げドラムと共にドアを上昇させるために設けられている 。 こうした動力の入力部と出力部とを分離した配置では、比較的大きな空間と重 い伝達軸を必要とする。 高速動作の問題点は、扉板(door leaf)の上昇に関するもののみならず、下降 に関するものもある。材料節約の理由から扉板を極端に軽く製造することは、摩 擦および慣性に対して十分な下降力を高速動作のために得ることを困難とし得る 。目的 本発明の主な目的は、米国特許第 5,301,732号の技術に基づくドアを提供する ものであり、本ドアは、軽量で、風による高荷重に耐えることができ、かつ従来 技術に見られるドアよりも高速で上昇および下降できるものである。 通常の上昇時における、電源異常または他の障害の際に手動で上昇させられる （緊急開扉）ようなドアを形成することが望ましい。さらに、皺のない平坦な羽 布製のドアが望ましい。本発明の目的はまた、動力により下降するドアを提供す るものでもある。 より詳細には、本発明の目的は、従来技術のドアと比較して上昇力を減少させ るための、個々のドア部分を所定の高さに上昇させるドアを提供するものである 。 本発明の特別な目的は、請求項１の冒頭部分に記載のドアを提供するものであ り、このドアは、閉鎖できるようにするための下降時間を減少させたもの、すな わち、開く場合、つまり上昇時間と同等の速さとしたものである。 本発明の他の目的は、傾斜した壁および水平な天井にも用いることのできるド アを提案するものである。本発明 本発明の基本的な特徴は、請求項１の、新規性を述べている特徴項に記載され ている。 試験および実験の結果、最大のドアを構築した場合でも、下降および上昇速度 0.6m/secを得ることが示される。本発明の構成は、動力伝達部の巻き上げ装置へ の取り付けが単純であるという利点を有する。 構成要素におけるウェイトの釣り合いは、複雑かつ高価な安全装置の要求を排 除する。従来技術の安全装置は、下降時に所定の回転速度を越えた場合に係合す 遠心ブレーキ、あるいは巻き上げ線が破損した時に下側粱と係合するクランプ装 置を含む。 請求項２〜10には、他の有利な特徴が述べられている。これらの特徴および機 能は、以下の実施例の記載より明らかとなるであろう。 閉鎖したドアに下向き荷重を与えることにより、ドア板は、ばたつきおよび皺 が生じることなしに、常に平坦な状態を保つ。安全性の理由から、産業用のドア は閉鎖しつつあるドアに物体が入り込んだ際の反転機能を有していなければなら ない。本発明は、ドアの釣り合いにより、この機能での安全性を増加させており 、従来技術のドアに見られる場合よりも、より速い反転を可能としている。実施例 本発明を、図面を参照してより詳細に述べる。 図１は、本発明の、二個のカウンタウェイトを有する実施例を概略示す正面図 である。 図２は、図１に示すドアの、対応する平面図である。 図３は、巻き上げドラムの側面図である。 図１は、米国特許明細書第 5,301,732号で提示された扉板11を有するドアを示 し、入口の両側に案内部(a guide profile)12 が取り付けられている。 本実施例において、扉板11は、底部から上方に向かって４個の水平梁または横 支柱(the lateral braces)13、14、15、16を具える。横支柱13〜16には、両端部 にローラ（図示せず）が取り付けられ、これらは案内部12の、このローラに合わ せた溝と係合している。横支柱13〜16の外側部には、適切な方法により羽布17が 取り付けられており、この羽布17は、一枚の連続シート、あるいは各横支柱に取 り付けた複数のシートを連結したものとすることができる。扉板11は、同様な方 法で、その内側で第二の羽布の層17に覆われている。これは、ドアでの断熱を改 良できるように、二枚の扉板の間に空気の層を形成するためである。 横支柱13〜16は、適切に設計することができる。これらは、軽量の材料、例え ば鋼または複合材料により製作した横支柱、支材(strut)または他の支持具の形 態とすることができるが、これに限定されるものではない。 各横支柱13〜16の両端には、個別に巻き上げ線または巻き上げベルト19〜22が 設けられ、これらは個々の横支柱13〜16を上昇させるために用いる。 最下部の横支柱のための巻き上げ線19は、入口上縁に位置するプール23により 案内され、そこから、線または、入口上縁の中央に配置した巻き上げドラム24へ と延在する。巻き上げドラム24は、電動モータ25（図２参照）上のかさ歯車26に より動力が伝達される。最下部から二本目の横支柱のための巻き上げ線20は、最 下部から二本目の横支柱14の所のプーリ27より案内され、横支柱14を、次の上側 の横支柱15と接触する位置まで上方に案内する。これにより、二つの巻き上げ線 19、20の巻き上げによる、横支柱13および14を入口上縁へと上昇させる動力伝達 が達成される。同様に、二本の上側の横支柱15、16の巻き上げ線21および22は、 上昇する距離を低減させるために、より多い数のプーリで案内される。 巻き上げ線または巻き上げベルトは、ドアの高さや構成部分の総数に依存して 、相互に、あるいは所定数の横支柱に取り付けることができる。 図２および３よりわかるように、巻き上げドラム24は、中間フランジ28により 複数のチャンバーに分割されているが、中心部の直径は共通している。巻き上げ ドラム24の中央部には、二つのカウンタウェイト31および32からの巻き上げ線ま たは巻き上げベルト29、30を配置するように隙間が設けられており、カウンタウ ェイト31、32は、例えば金属製であり、ドアの両側の、案内部12の外側に配置さ れている。ドアの設置には、案内部の側部のカウンタウェイト31、32に合わせた 空間が要求される。 各巻き上げ線29、30は、それぞれ、案内部12上端のプーリ33および34によって 、巻き上げドラム24の部分35へと案内される。部分35を中央部に配置することに より、巻き上げドラム24の回転に対する二つの巻き上げ線の運動量が釣り合う。 カウンタウェイトの重量は、ドアの移動可能な部品の50％であれば良く、これ は、巻き上げ線19〜22の伝達比に依存する。扉板は、このとき、中央位置でカウ ンタウェイトと釣り合う。このことは、扉板の移動速度の増加のために望ましい 基準となる。本発明は、最も大きなドアを構築したとしても、扉板の上昇および 下降速度を約0.6m/secとすることができる。 釣り合いの特性は、ドアの急激な落下を止めるための複雑かつ高価な安全装置 の必要性を排除する。従来技術におけるドアにおいては、この安全装置は、回転 速度が所定の降下率を越えた場合に作動する遠心ブレーキ、または、巻き上げベ ルトが損傷した際に最下部の横支柱と係合するように配置した、ばねで付勢され たクランプである。 ドア閉鎖の速さは、羽布間の負圧が上昇した場合に限定される。 本例に示すような下方への引下げの使用は、本発明の望ましいさらなる改良点 である。これはドアの質量を大きく減少させることができ、ドアの上昇および下 降する移動可能部分の質量を低下させ、かつ、それによって動作が速くなる。非 常に軽いドアでさえも、閉じるための力が依然として必要となる。 本発明は、「高速ドア」における実質的な改良をもたらす。このことは、実際 の風圧にも耐えられる、大型の高速動作ドアの製造を可能にすることをも意味す る。 下方への引下げ部の使用は、本発明によるドアを、高い風圧の下で開閉する場 合に特に有利であろう。このような場合、風圧は。案内部12に対するブレーキ効 果をもたらす。このとき、強制的に開けることが必要になる。 巻き上げドラム24は、搭載梁またはモータ取付梁42に配置しても良く、これら はプーリおよびモータ25の固定要素と共に予め製作し、また案内部12の上端部に 取り付けるように適合させる。モータ取付粱42は、格子状の桁でも良い。これは 、ドアの設置時間を実質的に短縮させ得る。モータ取付梁42を建築物の構造の一 部として設ける場合、巻き上げ装置およびカウンタウェイトは、ねじ（図示せず ）によって容易に取り付けることができる。 上記の例の巻き上げ線は、例えば鋼線の形を取り、例えばポリエステルまたは ポリアミドのベルトに置き換えても良い。 巻き上げドラム24の全ての部品の直径が等しいため、巻き上げ線による力は、 中央の位置で扉板を釣り合いを取ることができる。すなわち、巻き上げドラムの 全ての部分の半分づつに、等しい力が加わることとなる。それゆえ釣り合い状態 にあるドアは、外部から力が加わることなしに、端部より開放された時に開放ま たは閉鎖し得る。このことは、強制的に開放または閉鎖するためのモータの適用 のための好ましい基礎となる。 横支柱からの巻き上げ線19〜23および、カウンタウェイト31、32からの引張線 29、30を、異なる直径または幅で設けることにより、扉板の釣り合い点を変更す ることが可能である。カウンタウェイト31、32からの巻き上げ線29、30の幅を、 ドア部からのベルトよりも広く設けることにより、モータのブレーキを開放した 時にドアを自動的に開放させることが可能となる。このような事態は、電源異常 となったときに生じ得るものである。これに相当する結果が、巻き上げドラムに おいて、巻き上げ線とカウンタウェイトからの線をそれぞれ巻き上げる部分の直 径を異なる大きさに設けることによっても得られる。カウンタウェイトの大きさ を増加させることにより、上述したような、ドアの運動量のほぼ50％以上のカウ ンタウェイトの衝撃力を増加させる。 最下端の横支柱、および第二の横支柱に上向きに取り付けたプーリにより案内 される巻き上げ線19の他の実施例は、米国特許明細書第 5,301,732号が教示する ところに対応する。

【手続補正書】 【提出日】１９９８年４月２８日 【補正内容】 請求の範囲 １．特に産業用のドアであって、 (A)入口の上縁部に吊り下げられ、動力式巻き上げ機を有する巻き上げ装置(24 -26)と接続した線状またはベルト状の巻き上げ手段(19-22)により上昇する扉板( 11)と、 (B)前記扉板が具える、重ねて配置した多数の横支柱(13-16)を取り付けた、一 または二以上の層をなす、一個またはそれ以上の可撓性材料(17)と、を具え、 (C)前記横支柱が、該ドアの両側の垂直な案内部(12)でその両端部が案内され 、 (D)前記巻き上げ手段(19-22)が、前記横支柱(13-16)と、異なる横支柱の牽引 手段が等距離で移動するようにこれら横支柱上に配置した多数のプーリ(27)で案 内されることにより接続するドアにおいて、 (E)カウンタウェイト(31,32)を、該ドアの一端もしくは両端に、前記扉板の重 量の一部との釣り合いのために、それ自体は公知の方法で配置し、 (F)前記カウンタウェイトの一方または両方のための牽引線または牽引ベルト( 29,30)が、該ドアの上縁にあるプーリ(33,34)を経て巻き上げ装置(24,26)と接続 し、 (G)前記カウンタウェイト(31,32)の一方または両方のための牽引線または牽引 ベルトが、前記巻き上げ装置の巻き上げドラム(24)と接続し、前記巻き上げドラ ム(24)に、前記牽引線または前記各カウンタウェイト(31,32)からの牽引線のた めの巻き上げ部(35)を中央に配置したことを特徴とするドア。 ２．請求項１記載のドアにおいて、 前記扉板の牽引線(19-22)を、前記巻き上げドラムの中心部(35)に対して対 象となるように前記ドラムの部分に分配したことを特徴とするドア。 ３．請求項１または２記載のドアにおいて、 緊急時に手動で開閉可能とするために、前記カウンタウェイト全体で、前記 扉板により生じる運動量の少なくとも50％に相当する運動量をもたらすことを 特徴とするドア。 ４．請求項３記載のドアにおいて、 電源異常時に該ドアが自己開扉するように、前記カウンタウェイトの運動量 が、前記扉板の運動量よりも実質的に大きいことを特徴とするドア。 ５．請求項１〜４のいずれか１項記載のドアにおいて、 線(36,37)が、前記カウンタウェイト(31,32)の一方または両方、もしくは前 記巻き上げドラムと接続し、かつ前記案内部(12)の下端部に配置したプーリ(38, 39)を経て案内され、また最下部の横支柱(13)の下部に取り付けられていること を特徴とするドア。 ６．請求項５記載のドアにおいて、 前記横支柱からの前記線またはベルト(19,23)および前記カウンタウェイト の一方もしくは両方からの牽引線(29,30)が、電流の遮断もしくはその類似の非 常時に該ドアを自動的に開閉可能とするために異なる幅を有することを特徴とす るドア。 ７．請求項１〜６のいずれか１項記載のドアにおいて、 前記案内部(12)が、格子状の桁(42)を載置するために前記入口の上縁部へ上 向きに延在し、前記桁(42)に、巻き上げドラム(24)、駆動モータ(25,26)、一つ またはそれ以上のカウンタウェイト(31,32)からの牽引線(29,30)のためのプーリ (33,34)を配置したことを特徴とするドア。 ８．請求項１７６記載のドアにおいて、 前記巻き上げドラムの、前記カウンタウェイトからの牽引線を巻き上げる箇 所の直径が、他の牽引線または牽引ベルトを巻き上げる箇所の直径よりも大きい ことを特徴とするドア。 【図２】

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 ＥＰ(ＡＴ，ＢＥ，ＣＨ，ＤＥ， ＤＫ，ＥＳ，ＦＩ，ＦＲ，ＧＢ，ＧＲ，ＩＥ，ＩＴ，Ｌ Ｕ，ＭＣ，ＮＬ，ＰＴ，ＳＥ)，ＯＡ(ＢＦ，ＢＪ，ＣＦ ，ＣＧ，ＣＩ，ＣＭ，ＧＡ，ＧＮ，ＭＬ，ＭＲ，ＮＥ， ＳＮ，ＴＤ，ＴＧ)，ＡＰ(ＫＥ，ＬＳ，ＭＷ，ＳＤ，Ｓ Ｚ，ＵＧ)，ＵＡ(ＡＭ，ＡＺ，ＢＹ，ＫＧ，ＫＺ，ＭＤ ，ＲＵ，ＴＪ，ＴＭ)，ＡＬ，ＡＭ，ＡＴ，ＡＵ，ＡＺ ，ＢＢ，ＢＧ，ＢＲ，ＢＹ，ＣＡ，ＣＨ，ＣＮ，ＣＺ， ＤＥ，ＤＫ，ＥＥ，ＥＳ，ＦＩ，ＧＢ，ＧＥ，ＨＵ，Ｉ Ｌ，ＩＳ，ＪＰ，ＫＥ，ＫＧ，ＫＰ，ＫＲ，ＫＺ，ＬＫ ，ＬＲ，ＬＳ，ＬＴ，ＬＵ，ＬＶ，ＭＤ，ＭＧ，ＭＫ， ＭＮ，ＭＷ，ＭＸ，ＮＯ，ＮＺ，ＰＬ，ＰＴ，ＲＯ，Ｒ Ｕ，ＳＤ，ＳＥ，ＳＧ，ＳＩ，ＳＫ，ＴＪ，ＴＭ，ＴＲ ，ＴＴ，ＵＡ，ＵＧ，ＵＳ，ＵＺ，ＶＮ

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．特に産業用のドアであって、 (A)入口の上縁部に吊り下げられた、動力式巻き上げ機を有する巻き上げ装置( 24-26)と接続した線状またはベルト状の巻き上げ手段(19-22)により上昇する扉 板(11)と、 (B)前記扉板が具える、重ねて配置した多数の横支柱(13-16)を取り付けた、一 または二以上の層をなす、一個またはそれ以上の可撓性材料(17)と、を具え、 (C)前記横支柱が、該ドアの両側の垂直な案内部(12)でその両端部が案内され 、 (D)前記巻き上げ手段(19-22)が、前記横支柱(13-16)と、異なる横支柱の牽引 手段が等距離で移動するようにこれら横支柱上に配置した多数のプーリ(27)で案 内されることにより接続するドアにおいて、 (E)カウンタウェイト(31,32)を、該ドアの一端もしくは両端に、前記扉板の重 量の一部との釣り合いのために、それ自体は公知の方法で配置し、 (F)前記カウンタウェイトの一方または両方のための牽引線または牽引ベルト( 29,30)が、該ドアの上縁にあるプーリ(33,34)を経て巻き上げ装置(24,26)と接続 し、 (G)前記カウンタウェイト(31,32)の一方または両方のための牽引線または牽引 ベルトが、前記巻き上げ装置の巻き上げドラム(24)と接続することを特徴とする ドア。 ２．請求項１記載のドアにおいて、 前記巻き上げドラム(24)が、牽引線もしくは前記カウンタウェイト(31,32) からの各牽引線のための部分(35)を中央に配置したことを特徴とするドア。 ３．請求項２記載のドアにおいて、 前記扉板の牽引線(19-22)を、前記巻き上げドラムの中心部(35)に対して対 象となるように前記ドラムの部分に分配したことを特徴とするドア。 ４．請求項１〜３のいずれか１項記載のドアにおいて、 前記カウンタウェイト全体で、前記扉板により生じる運動量の少なくとも50 ％に相当する運動量をもたらすことを特徴とするドア。 ５．請求項４記載のドアにおいて、 前記カウンタウェイトの運動量が、前記扉板の運動量よりも実質的に大きい ことを特徴とするドア。 ６．請求項１〜４のいずれか１項記載のドアにおいて、 線(36,37)が、前記カウンタウェイト(31,32)の一方または両方、もしくは前記 巻き上げドラムと接続し、かつ前記案内部(12)の下端部に配置したプーリ(38,39 )を経て案内され、また最下部の横支柱(13)の下部に取り付けられていることを 特徴とするドア。 ７．請求項６記載のドアにおいて、 前記横支柱からの前記線またはベルト(19,23)および前記カウンタウェイト の一方もしくは両方からの牽引線(29,30)が、電流の低下もしくはその類似の非 常時に該ドアを自動的に開閉可能とするために異なる幅を有することを特徴とす るドア。 ８．請求項１〜７のいずれか１項記載のドアにおいて、 前記案内部(12)が、格子状の桁(42)を載置するために前記入口の上縁部へ上 向きに延在し、前記桁(42)に、巻き上げドラム(24)、駆動モータ(25,26)、一つ またはそれ以上のカウンタウェイト(31,32)からの牽引線(29,30)のためのプーリ (33,34)を配置したことを特徴とするドア。 ９．請求項１〜８のいずれか１項記載のドアにおいて、 前記巻き上げドラムの、前記カウンタウェイトからの牽引線を巻き上げる箇 所の直径が、他の牽引線または牽引ベルトを巻き上げる箇所の直径よりも大きい ことを特徴とするドア。 １０．請求項６記載のドアであって、前記カウンタウェイトの一つまたは両方の 下端からの牽引線(36,37)を有するドアにおいて、 前記牽引線(36,37)が、取付位置(40,41)において前記カウンタウェイトと弾性 的に接続することを特徴とするドア。