JP3410413B2 - マシンルームレスエレベータ - Google Patents

マシンルームレスエレベータ

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JP3410413B2
JP3410413B2 JP2000006203A JP2000006203A JP3410413B2 JP 3410413 B2 JP3410413 B2 JP 3410413B2 JP 2000006203 A JP2000006203 A JP 2000006203A JP 2000006203 A JP2000006203 A JP 2000006203A JP 3410413 B2 JP3410413 B2 JP 3410413B2
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スン ホー ヤン
キエ ヨン リム
ジョン フーン パーク
ユーン テ イェオム
グワン ナム リー
ヨン ホー スー
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エルジー・オーティス エレベータ カンパニー
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    • B66B11/008Roping with hoisting rope or cable operated by frictional engagement with a winding drum or sheave

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  • Types And Forms Of Lifts (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、昇降路の内部に薄
型巻上げ機を内蔵型に設置して、既存のエレベータが昇
降路の上部に必ず設置していたマシンルームを除去した
マシンルームレスエレベータに係るもので、詳しくは、
設計及び施工の適応性が向上され、維持補修が容易で、
荷重及び振動に対する耐久性を向上し得るマシンルーム
レスエレベータに関するものである。
【0002】
【従来の技術】エレベータは、高層ビルから低層ビルに
至るまで、人及び荷物を迅速且つ便利に輸送する装置で
あって、産業化の進行に連れて殆どの建築物に必修設備
として具備され、その他にも産業用、建築用及び特殊用
など多様な用度のエレベータが使用されている。
【0003】このようにエレベータの使用量が増加され
るに連れ、エレベータの性能に対する使用者の要求も増
大しており、例えば、エレベータの速度、容量、乗車感
及び耐久性について多くの研究が行われている。特に、
エレベータの安全性に関する関心が高く、世界各国では
厳しい規定を採択してエレベータの安全性を確保してい
る。また、エレベータを設置する建築主の立場からの要
求事項も多様で、例えば、合理的な価額、耐久性、維持
補修の容易性及び工事期間を改善した製品を好んでい
る。
【0004】従来のエレベータの構成について簡単に説
明すると、ワイヤロープによりエレベータカーが昇降路
の内部に吊り下がっており、エレベータカー用ガイドレ
ールにより左右方向に揺れずに案内される。建築物上に
はマシンルームという仮建築物が存在して電動機と連結
されている巻状シーブ、制御盤等がその中に収納され、
前記ワイヤロープは前記巻状シーブ及び場合によって付
加的に設置されるプーリの溝を沿って重錘に連結されて
いる。ここで、前記重錘は、エレベータカーの重量を相
当部分補償して電動機を効率的に駆動させ、前記重錘も
重錘ガイドレールにより前記昇降路の内部で左右に揺れ
ず案内される。且つ、超高層ビルの場合は、ロープの移
動によるエレベータカーと重錘との重量不均衡問題を解
決するために、前記エレベータカーと重錘の下部間に補
償ロープを連結してメインワイヤロープの重量偏重を補
償することもある。
【0005】このようなエレベータにおいて、1:1ロ
ーピング方式はエレベータカーと重錘間をロープが直接
連結するため、巻状シーブの駆動が1:1に伝達され
る。また、2:1ローピング方式は、エレベータカー及
び重錘にそれぞれプーリを設置し、ロープはエレベータ
カー及び重錘に直接固定されるのではなく、前記各プー
リを介して建物の上端部に固定され、巻状シーブが回転
するときに連動するロープの半分長さだけエレベータカ
ー及び重錘が上昇及び下降するため、電動機は前記1:
1ローピング方式よりも2倍の速度で駆動すべきである
が、必要なトルクは半分になる。
【0006】このような従来のエレベータにおいて、制
御盤は、電動機に供給される電気を制御して回転速度及
び回転トルクを調節し、前記電動機が回転すると該電動
機の軸に固定されている巻状シーブが回転しながら該巻
状シーブの溝に整列されているロープを摩擦により一方
向に移動させ、このようなロープの移動方向によってエ
レベータは上昇及び下降を行うようになる。即ち、従来
のエレベータは、ロープを利用して上方から吊り上げる
ように構成されているため、常に巻上げ機が昇降路の上
方に位置すべきで、周囲環境から前記巻上げ機を保護す
るためにマシンルームを別途に設置し、巻状シーブ及び
制御盤を前記マシンルームに収納するようになってい
た。
【0007】このような従来のエレベータの一例とし
て、日本国実開平4−50297号公報(名称:小型エ
レベータ)は、昇降体の駆動装置をガイドレールの頂部
に固定された取付台に設置した構成で、前記駆動装置が
乗降体の天井と同一高さに位置して昇降路の内部に収納
されているため、昇降路の上方に、または、昇降路より
も外方側に突出して前記駆動装置を収納するマシンルー
ムを別途に設置する必要がなく、よって、小規模の住宅
に適合するようにコンパクトに製作し得る小型エレベー
タが紹介されている。
【0008】このような従来の小型エレベータにおいて
は、ケージを案内するためのガイドレールが昇降路の下
方端部から上方端部まで設置され、ウエート用ガイドレ
ールが昇降路の下方端部から昇降路の上方端の直下部ま
で設置され、前記ウエート用ガイドレールの上方端部に
固定された取付台と昇降路の天井面間に駆動装置を設置
するための設置空間部が確保され、エレベータカーを駆
動するための減速モータ及び巻上げ機が前記設置空間部
に収納されるため、昇降路の上部または側部に別途のマ
シンルームを設置する必要がなく、よって、小規模の住
宅のためのエレベータとして制作及び施工することがで
きる。
【0009】併し、このようなエレベータは、昇降路の
天井面とウエート用ガイドレールの上方端取付台間に形
成された狭い設置空間部に小容量の減速モータ及び巻状
シーブを設置する構成であるため、小規模住宅で搭乗人
数6人以下の小型エレベータとしては適合しているが、
搭乗人数の多い中型及び大型のエレベータには適用する
ことができず、また、昇降路の上部の余裕空間が狭いた
め、駆動装置の収納には限界があって巻上げ機の選択自
由度が低下し、且つ、駆動装置として減速モータの軸に
シーブを軸着させ、該シーブにロープを掛けてカー及び
エレベータを駆動させるという典型的なエレベータであ
るため、搭乗人数が増加すると減速モータ及びシーブも
大きくなり、よって、従来のように昇降路の上部または
側部に別途のマシンルームを設置する必要があるという
不都合な点があった。
【0010】そして、従来のエレベータの他の例とし
て、米国特許第5,036,954号(名称:エレベー
タ)においては、エレベータカー及び重錘が移動するガ
イドレール、前記カー及び重錘が連結されたロープ、該
ロープにより前記カー及び重錘を移動させる牽引シーブ
及びエレベータ昇降路を包含して構成されるエレベータ
において、前記重錘の移動のために提供されるレール長
さがエレベータカーの移動のためのレール長さよりも短
く構成され、前記重錘ガイドレールが前記昇降路の上部
に位置するように構成されている。
【0011】このように、重錘の移動距離がエレベータ
カーの移動距離よりも短く構成されると、エレベータカ
ーの横断面積と昇降路の横断面積との比が増加され、重
錘の下方側の余裕空間部を活用することができるが、重
錘の移動を案内するためのガイドレールが昇降路の中間
上方側に設置されているため、ガイドレールの下方端部
を昇降路の中間部空間で安定的に支持し得る別途の支持
構造が要求されるが狭い昇降路の内部に設置することが
難しく、また、前記重錘用ガイドレールの下方端部を別
途の支持手段により支持しないと安全性及び耐久性が低
下するという不都合な点があった。
【0012】更に、このような従来のエレベータにおい
ては、重錘用ガイドレールの上方端部と離隔された昇降
路の上方側空間部に駆動装置を収納している構成である
ので、減速モータ及びシーブからなる巻上げ機の駆動装
置を昇降路の内部に設置する必要があるため、大容量の
エレベータに適用するときに設計の自由度及び適応性が
低下するという不都合な点があった。
【0013】且つ、米国特許第5,429,211号
(名称:牽引シーブエレベータ)においては、ガイドレ
ールを沿って移動するエレベータカーと、重錘ガイドレ
ールを沿って移動する重錘と、エレベータカー及び重錘
が連結される巻上げロープセットと、前記巻上げロープ
の連結された牽引シーブを備えた駆動機械ユニットと、
を包含して構成され、前記エレベータの駆動機械ユニッ
トは、エレベータカーの進路及び/またはその上部の延
長部と、昇降路の一壁面の前記エレベータカーの進路に
必要な昇降路空間部と、間の昇降路の上面に位置するよ
うに構成されている。
【0014】このような従来の牽引シーブエレベータに
おいては、駆動機械ユニットの巻上げ機を最上層に上昇
したエレベータカーよりも上方に位置されるように確保
された上方端空間部に設置する必要があるため、昇降場
の設置空間が増加するという不都合な点があり、巻上げ
機をガイドレールとは離隔された昇降路の上方側空間部
に別途の支持装置により固定設置するため、設置構造が
複雑になるという不都合な点があった。
【0015】また、米国特許第5,823,298号
(名称:牽引シーブエレベータ)においては、牽引シー
ブと一緒に駆動機械が設置されるシーブエレベータがエ
レベータカー及び重錘のためのガイドレールを提供する
昇降路に設置され、巻上げロープが前記牽引シーブによ
り上方側に移動するように構成され、前記ガイドレール
の1つの上部に設置される2個の転換プーリを包含して
構成され、それら転換プーリ中の1つは、前記巻上げロ
ープの一部が牽引シーブからエレベータカーに移動する
ように働き、もう1つは、巻上げロープの一部を牽引シ
ーブから重錘に移動させるように構成されている。
【0016】このような牽引シーブエレベータにおいて
は、エレベータカー用ガイドレール及び重錘用ガイドレ
ールとは離れた昇降路の中間部に巻上げ機が設置され、
例えば、重錘用ガイドレールの上方側部に2個の転換プ
ーリが結合されて片持ちばり形態に支持され、牽引用ロ
ープが中間部の巻上げ機及び上方側の転換プーリに巻回
されてエレベータカー及び重錘に巻回されると共に、牽
引用ロープの両方端部が昇降路の上端壁体及び重錘用ガ
イドレールの上方端部にそれぞれ固定された構成で、巻
上げ機の駆動力によりプーリに作用するロープの牽引荷
重が一方側に傾くように張架されているため、構造的に
安全性及び耐久性が低下すると共に、巻上げ機がガイド
レールと離れて昇降路の中間部壁体に固定されているた
め、昇降路の断面設計の自由度及び活用度が低下すると
いう不都合な点があった。
【0017】更に、米国特許第5,878,847号
(名称:エレベータロープを固定させるための整列)に
おいては、エレベータロープの少なくとも1つの固定点
がエレベータカー用ガイドレール及び重錘用ガイドレー
ルに固定され、全体エレベータが前記ロープに懸垂され
て全ての垂直荷重が前記エレベータカー用ガイドレール
及び重錘用ガイドレールにより昇降路の底面に伝達され
るように構成されている。このように、前記エレベータ
ロープを固定させるためのロープ整列構造は、エレベー
タを設置することが容易で、全ての垂直荷重が昇降路の
底面に伝達されるため、昇降路壁体の構造を軽量化し得
るという効果がある。
【0018】併し、このようなロープ整列構造において
は、ガイドレールの上方側にプーリだけではなく巻上げ
機及びその他の装備が設置されるため、昇降路上部の構
成が複雑で、昇降路が長くなり、片持ちばり形態の各ガ
イドレールの上方端部に巻上げ機及びその他の付加装備
を設置するため、振動によるガイドレールの揺動モーメ
ントが増加して耐久性が低下され、振動騒音が増加する
という不都合な点があった。
【0019】そして、米国特許第5,899,301号
(名称:ガイドレールに設置されるエレベータ機械及び
その設置)においては、ディスクタイプのモータを有す
るエレベータ機械(以下、ディスク型巻上げ機と称す)
がエレベータカーまたは重錘のガイドレール中の1つに
設置され、前記ディスク型巻上げ機の設置されるガイド
レールはディスク型巻上げ機の機械力を増大させる部分
の構成要素となり、エレベータロープにより牽引シーブ
に作用する垂直荷重はベアリングのローリングセンター
を通ってガイドレールを通過するように構成されると共
に、前記ディスク型巻上げ機は揺れ及び振動を吸収する
ためのダンピングシステムを備えて構成されている。
【0020】以上のような多様な形態の従来のエレベー
タにおいては、昇降路の上方側にマシンルームを備える
典型的なエレベータであるため、コストが上昇し、建築
物が長くなるという不都合な点があった。そして、エレ
ベータカー、重錘、ワイヤロープの重さは全て巻上げ機
が支持しており、該巻上げ機をマシンルームの底面が支
持する構造であるため、結局、エレベータの全体荷重が
建築物に伝達され、よって、建物の設計時にはこのよう
な荷重条件を考えて支持構造及び耐力壁を設計する必要
があるため、コストが上昇し、エレベータの配置にも制
約があるという不都合な点があった。
【0021】且つ、建築物の上方端部に突出されている
マシンルームは美観的に好ましくなく、もし、建築物の
高度制限がある地域の場合は、マシンルームに該当する
高さだけを使用することができないという不都合な点が
あった。また、前記ディスク型巻上げ機を使用するエレ
ベータにおいては、従来の減速モータ及び該モータの軸
に結合されるシーブからなる典型的な巻上げ機を使用す
るエレベータに比べて軽量で、設置空間が小さく、維持
補修費が低廉であるというメリットがある。
【0022】前記ディスク型巻上げ機は、従来のモータ
の原理及び形態をエレベータに適用し得るように薄型に
形態を変更させて製作したもので、“エコーディスク”
という商品名で知られ、このようなディスク型巻上げ機
を適用したエレベータは最近マシンルームを除去するた
めに開発されつつあるマシンルームレスエレベータの一
例である。
【0023】
【発明が解決しようとする課題】然るに、このような従
来のマシンルームレスエレベータにおいては、エレベー
タカーのガイドレールまたは重錘のガイドレール中一つ
のガイドレールの上方端部にディスク型巻上げ機が設置
されているため、ディスク型巻上げ機の駆動、エレベー
タカー及び重錘の移動による揺れ及び振動が前記一つの
ガイドレールの上方端部に作用して騒音が大きくなり、
耐久性が低下するという不都合な点がった。
【0024】本発明は、このような従来の課題に鑑みて
なされたもので、昇降路の内部に薄型巻上げ機を内蔵型
に設置して、既存のエレベータが昇降路の上部に必ず設
置していたマシンルームを除去したマシンルームレスエ
レベータに係るもので、詳しくは、設計及び施工の適応
性が向上され、維持補修が容易で、荷重及び振動に対す
る耐久性を向上し得るマシンルームレスエレベータを提
供することを目的とする。
【0025】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るため、本発明に係るマシンルームレスエレベータにお
いては、エレベータカーを昇降駆動させるための内蔵型
巻上げ機が昇降路の内部に設置されたマシンルームレス
型エレベータであって、重錘の移動ストロークがエレベ
ータカーの移動ストロークよりも短く設置され、前記重
錘を案内及び支持する1対の重錘ガイドレールの重錘移
動区間の上方端部に補強設置台が横切って固定され、前
記1対の重錘ガイドレールは前記補強設置台と一体に形
成され、該補強設置台上には電動ローピング手段により
前記エレベータカーに動力を伝達して昇降駆動させるた
めの前記内蔵型巻上げ機が設置され、前記重錘ガイドレ
ールの上方端部は、エレベータカーが昇降路の最上層に
到達する時、前記エレベータカーの下面より下方側に位
置して構成されている。
【0026】
【0027】且つ、前記電動ローピング手段は、相対的
に行程の長いエレベータカーと行程の短い重錘とを同一
周期で駆動させ、前記内蔵型巻上げ機の駆動トルクを減
少させるための部分ローピング方式によりローピングさ
れて構成されている。また、前記ローピング手段は、例
えば、部分1:2、部分2:3及び部分2:4ローピン
グ方式により構成され、アンダースラングローピング方
式を採用した多様な実施形態が提供される。
【0028】ここで、部分N:Mローピングとは、エレ
ベータカーはN:1、重錘はM:1にローピングされる
ことを意味する。なお、前記N、Mは、1つの整数でそ
れら整数N、Mは四捨五入された概数を意味する。例え
ば、部分2:3ローピング方式とは、エレベータカーは
2:1、重錘は3:1でローピングされることを意味
し、2は1.5以上〜2.5未満の範囲で小数点以下の
最初の桁を四捨五入された概数、3は2.5以上〜3.
5未満の範囲で小数点以下の最初の桁を四捨五入された
概数、それぞれを意味する。
【0029】更に、前記電動ローピング手段は、上方端
の固定点が前記エレベーターカーの側面下方部で、下方
端の固定点は前記補強設置台になる形態、上方端の固定
点が前記昇降路の上方端部に具備される固定部で、下方
端の固定点は前記重錘の上方端部である形態、及び上方
端の固定点が前記昇降路に具備される固定部で、下方端
の固定点は補強設置台である形態のローピング構造によ
り構成されている。そして、前記ロープの上方端の固定
点となる上方端の固定部は、1つの前記エレベータカー
ガイドレールの上方端部である形態と、前記昇降路の内
壁面に固定される固定部材である形態と、前記エレベー
タカーガイドレールの上方端部と前記昇降路の内壁面間
に固定される固定部材である形態と、が提供される。
【0030】
【0031】また、本発明の限定的な形態によるマシン
ルームレスエレベータにおいては、エレベータカーを昇
降駆動させるための内蔵型巻上げ機が昇降路の内部に設
置されたマシンルームレス型エレベータであって、重錘
の移動ストロークがエレベータカーの移動ストロークよ
りも短く設置され、前記重錘を案内及び支持する1対の
重錘ガイドレールの重錘移動区間の上方端部に補強設置
台が横切って固定され、前記1対の重錘ガイドレールは
前記補強設置台と一体に形成され、前記補強設置台上に
前記エレベータカーを電動ローピング手段により動力を
伝達して昇降駆動させるための前記内蔵型巻上げ機が設
置された構成と、前記エレベータカーが前記昇降路の最
上層に到達したときに前記エレベータカーの底面を基準
にその上部の空間部である上部領域と、前記重錘が最下
部に到達したときに前記重錘の上面を基準にその下部の
空間部である下部領域と、間の中間空間部である中間領
域に前記内蔵型巻上げ機が設置され、少なくとも前記エ
レベータカーが前記内蔵型巻上げ機を通過して最上層に
到達するように配置された構成と、前記エレベータカー
は前記昇降路の中間部に位置するように配置され、前記
内蔵型巻上げ機は前記昇降路内部の一方側前方部または
後方部に位置するように配置され、重錘は前記内蔵型巻
上げ機の下部に位置するように配置されると共に、1対
のエレベータカーガイドレールは前記昇降路の両方側か
ら前記エレベータカーの両方面中間部を案内及び支持す
るように配置され、1対の前記重錘ガイドレールは前記
重錘の前後部から前記重錘の前後面中間部を案内及び支
持するように配置された構成と、を包含して構成されて
いる。
【0032】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態に対
し、図面を用いて説明する。本発明に係るマシンルーム
レスエレベータの第1の実施形態においては、図1〜図
5に示したように、人または荷物を運送するためのエレ
ベータカー1と、該エレベータカー1が昇降できるよう
に設置された昇降路2と、前記エレベータカー1の重さ
を補償して効率的に上昇させる重錘3と、を備えて構成
され、前記昇降路2には底面部から上方端部まで前記エ
レベータカー1の移動を案内する1対のエレベータガイ
ドレール4が設置され、また、前記昇降路2の底面部か
ら昇降路2の中間部までには前記重錘3の移動を案内す
る1対の重錘ガイドレール5が設置されている。
【0033】そして、前記1対の重錘ガイドレール5の
上方端部には補強設置台6が横断して固定され、前記1
対の重錘ガイドレール5が互いに分離されずに補強設置
台6と一体を形成するように構成され、前記補強設置台
6上に前記エレベータカー1を駆動させるための内蔵型
巻上げ機10が設置されている。更に、前記昇降路2の
底面部には前記エレベータカー1及び重錘3が最下層に
下降するときの緩衝作用を行う緩衝器7、8がそれぞれ
設置されている。図中、未説明符号1aは、エレベータ
カー1のドアーを示したものである。
【0034】本発明では、前記重錘ガイドレール5は、
前記エレベータカーガイドレール4よりも短く設置さ
れ、好ましくは、前記エレベータカーの全長(H)より
も短い長さに設置される。より具体的に説明すると、前
記エレベータカー1が前記昇降路2の最上層に到達した
ときに、前記エレベータカー1の底面を基準にその上部
の空間部である上部領域と、前記重錘3が最下部に到達
したときに、前記重錘3の上面を基準にその下部の空間
部である下部領域と、間の中間空間部である中間領域に
前記内蔵型巻上げ機10が設置され、前記エレベータカ
ー1が前記内蔵型巻上げ機10を通過して最上層に到達
するように配置される。
【0035】例えば、前記重錘ガイドレール5は、前記
中間領域の適当な高さに先端部が位置するように配置さ
れ、前記エレベータカーガイドレール4の上方端部より
も上部余裕長さ(L1)だけ下部に位置する前記エレベ
ータカー1よりも下部余裕長さ(L2)だけ下部にその
上方端部が位置する。
【0036】即ち、前記重錘ガイドレール5は、前記エ
レベータカーガイドレール4よりも前記エレベータカー
1の全長(H)+上部余裕長さ(L1)+下部余裕長さ
(L2)だけ短く設置され、前記内蔵型巻上げ機10
は、前記重錘ガイドレール5の上方端部に固定される前
記補強設置台6、前記エレベータカー1の底面及び前記
エレベータカーガイドレール4間に確保される余裕空間
部(S1)に設置される。ここで、前記内蔵型巻上げ機
10としては、上述したようなエコーディスク型巻上げ
機を利用することが可能で、その他にも前記昇降路2の
内部に内蔵型に設置することが可能な薄型の巻上げ機で
あれば、形態が異なっても構わない。
【0037】図5を基準にして説明すると、前記エレベ
ータカー1は前記昇降路2の中間部に位置するように配
置され、前記内蔵型巻上げ機10は一方側前方部または
後方部に位置するように配置され、前記重錘3は前記内
蔵型巻上げ機10の下部に位置するように配置される。
また、前記1対のエレベータカーガイドレール4は前記
昇降路2の両方側から前記エレベータカー1の両方面中
間部を案内及び支持するように配置され、前記1対の重
錘ガイドレール5は前記重錘3の前後部から該重錘3の
前後面中間部を案内及び支持するように配置されてい
る。
【0038】その他の例としては、前記1対のエレベー
タカーガイドレール4が前記昇降路2の両方側中間部に
配置されると共に、前記1対の重錘ガイドレール5が前
記昇降路2の一方側の前方部領域S2に位置するように
配置され、前記エレベータカーガイドレール4と重錘ガ
イドレール5とが直交する方向に配置される。また、前
記内蔵型巻上げ機10の駆動力により前記エレベータカ
ー1及び重錘3を昇降駆動させるための電動手段100
としては、プーリ及びロープを利用した電動形態が利用
され、該電動ローピング手段100には部分1:2ロー
ピング方式が適用される。
【0039】ここで、前記電動ローピング手段100
は、上方端の固定点E1が前記エレベーターカー1の側
面下方部で、下方端の固定点E2は前記補強設置台6に
なるようにローピングされて構成されている。その一例
として、前記電動ローピング手段100は、前記エレベ
ータカー1の一方側面下方端部に具備された固定部1b
にロープ101の一方端を固定させ、該ロープ101を
上方側に持上げて1つのエレベータカーガイドレール4
の上方端部に固定されたプーリ110の外周面上方側部
に巻回させ、前記内蔵型巻上げ機10の駆動シーブ11
の上方側にプーリ111を隣接するように結合させて前
記ロープ101を駆動シーブ11及びプーリ111にS
字型に巻回させると共に、前記重錘3の上方端部に固定
されたプーリ112の外周面の下方側部に前記ロープ1
01を巻回させた後、該ロープ101を上方側に持上げ
て前記補強設置台6に端部を固定させるように構成され
ている。
【0040】以下、本発明に係るマシンルームレスエレ
ベータの第2実施形態に対し、図6〜図11に基づいて
説明する。この実施例においては、エレベータカー1が
昇降路2の最上層に到達した位置で占有する全長Hの幅
だけの上方端占有領域S3に前記重錘ガイドレール5の
上方端部が位置され、また、1対の重錘ガイドレール5
の上方端部に固定された補強設置台6に設置される内蔵
型巻上げ機10は前記上方端占有領域S3の下方端部の
上方領域に位置するように配置される。
【0041】よって、前記エレベータカー1が最上層に
進行するとき、少なくとも前記エレベータカー1の上面
が前記重錘ガイドレール5の上方端部を通過して最上層
に到達するようになる。この場合も、前記エレベータカ
ー1と前記昇降路2の上方端部間には、プーリ等を包含
する付加部材を設置するための上部余裕長さL1が必要
になる。
【0042】また、前記電動ローピング手段100は、
2:3部分ローピング方式及びアンダースラングローピ
ング方式が採用され、前記電動ローピング手段100
は、前記昇降路2の上方端部に位置する固定部1cに前
記ロープ101の一方端部が固定され、前記固定部1c
としては、1個のエレベータカーガイドレール4の上方
端部、または前記昇降路2の内壁面、またはエレベータ
カーガイドレール4の上方端部と前記昇降路2の内壁面
間に固定される固定部材が使用される。なお、前記昇降
路2の内壁面には、アンカーボルト等の通常の固定部
材、即ち、ロープを堅固に掛けられる固定部材を固定さ
せてロープ101の端部を固定させるようになる。
【0043】このように、前記昇降路2の上方端部の固
定部1cにロープ101の一方端を固定させ、前記エレ
ベータカー1の下方両面の中間部にプーリ120、12
1を固定させて前記ロープ101を前記プーリ120、
121へ下方側に掛けてアンダースラングローピング方
式により張架させ、もう1つの前記エレベータカーガイ
ドレール4の上方端部にプーリ122を固定させ、前記
ロープ101を上方側に持上げて前記プーリ122の上
方側外周面に巻回させると共に、前記ロープ101を下
方側に垂らして前記重錘3の上方端中間部に固定された
プーリ123の外周面下方側部に巻回させ、前記ロープ
101を上方側に持上げて前記内蔵型巻上げ機10の駆
動シーブ11の外周面上方側に巻回させた後、再び下方
側に垂らして前記重錘3の上方端部に固定させるように
なっている。
【0044】このように、本発明に係るマシンルームレ
スエレベータの第2実施形態においては、エレベータカ
ー1の下部にプーリ120、121を設置し、それらプ
ーリ120、121にロープ101を掛けてアンダース
ラングローピング方式によりローピングするため、前記
エレベータカー1のオバーヘッド空間を最小限に縮小し
得るという効果がある。
【0045】また、図11に示したように、前記重錘3
は通常の構造により枠3aに重量物3bが結合され、前
記枠3aの上方端部にプーリ123の結合部3cが固定
されると共に、該結合部3cの中間に固定された連結部
3dに前記ロープ101の一方端部が固定されるように
なっている。
【0046】以下、本発明に係るマシンルームレスエレ
ベータの第3実施形態に対し、図12〜17に基づいて
説明する。先ず、構成を説明すると、前記第2実施形態
と同様に、エレベータカー1が昇降路2の上方端占有領
域S3に重錘ガイドレール5の上方端部が位置するよう
に配置され、また、1対の重錘ガイドレール5の上方端
部に固定された補強設置台6に設置される内蔵型巻上げ
機10は前記上方端占有領域S3の下方端部の上方領域
に位置するように配置されるため、前記エレベータカー
1が最上層に進行するとき、少なくとも前記エレベータ
カー1の上面が前記重錘ガイドレール5の上方端部を通
過して最上層に到達するようになる。
【0047】且つ、前記電動ローピング手段100にお
いても、前記第2実施形態のように部分2:3ローピン
グ方式が採用され、アンダースラングローピング方式が
採用されているが、ローピング構造が異なる。即ち、前
記電動ローピング手段100は、前記昇降路2の上方端
部に位置する前記固定部1cにロープ101の一方端が
固定され、前記エレベータカー1の下面両方側の中間部
にプーリ120、121を固定させて前記ロープ101
を前記各プーリ120、121の下方側に掛けてアンダ
ースラングローピング方式により張架させ、もう1つの
前記エレベータカーガイドレール4の上方端部にプーリ
122を固定させ、前記ロープ101を上方側に持上げ
て前記プーリ122の上方側外周面に巻回させると共
に、前記内蔵型巻上げ機10の駆動シーブ11の上方側
にプーリ124を傾斜方向に隣接して固定させ、前記上
方端の転換プーリ122から下方側に垂らしたロープ1
01を前記駆動シーブ11及びプーリ124に傾いたS
字状に掛け、下方側に垂らした前記ロープ101を前記
重錘3の上方端部に固定されたプーリ123の外周面下
方側部に巻回させ、上方側に持上げた前記ロープ101
を前記内蔵型巻上げ機10の駆動シーブ11の下方側部
に固定させたプーリ125の外周面上方側に巻回させた
後、下方側に垂らした前記ロープ101の端部を前記重
錘の上方端部に固定させるように構成されている。
【0048】このように、本発明に係るマシンルームレ
スエレベータの前記第2及び第3実施形態においては、
部分2:3ローピング方式を採用し、前記ロープ101
の上方端のアンド点E1は前記昇降路2の上方端固定部
1cであり、下方端のアンド点E2は前記重錘3の上方
端部であることでは同様であるが、ローピング構造の具
体的形態が相異する。
【0049】以下、本発明に係るマシンルームレスエレ
ベータの第4実施形態に対し、図18〜図23に基づい
て説明する。先ず、構成を説明すると、前記第2実施形
態と同様に、エレベータカー1が昇降路2の上方端占有
領域S3に重錘ガイドレール5の上方端部が位置するよ
うに配置され、また、1対の重錘ガイドレール5の上方
端部に固定された補強設置台6に設置される内蔵型巻上
げ機10は前記上方端占有領域S3の下方端部の上方領
域に位置するように配置されるため、前記エレベータカ
ー1が最上層に進行するとき、少なくとも前記エレベー
タカー1の上面が前記重錘ガイドレール5の上方端部を
通過して最上層に到達するように配置される。且つ、前
記電動ローピング手段100においては、部分2:4ロ
ーピング方式が採用され、アンダースラングローピング
方式が採用され、ロープ101の上方端の固定点E1は
前記昇降路2の上方端固定部1cであり、下方端のアン
ド点E2は前記補強設置台6になるようにローピングさ
れている。
【0050】また、前記電動ローピング手段100は、
前記昇降路2の上方端部に位置する前記固定部1cにロ
ープ101の一方端を固定させ、前記エレベータカー1
の下面両方側の中間部にプーリ120、121を固定さ
せて前記ロープ101を前記各プーリ120、121の
下方側に掛けてアンダースラングローピング方式により
張架させ、もう1つの前記エレベータカーガイドレール
4の上方端部にプーリ122を固定させ、前記ロープ1
01を上方側に持上げて前記プーリ122の上方側外周
面に巻回させると共に、下方側に垂らした前記ロープ1
01を前記重錘3の上端中間部に固定されたプーリ12
3の外周面下方側部に巻回させ、上方側に持上げた前記
ロープ101を前記内蔵型巻上げ機10の駆動シーブ1
1の外周面上方側に巻回させた後、下方側に垂らした前
記ロープ101を前記重錘3のプーリ連結部3dのプー
リ123の上方側に位置するように隣接に結合されたプ
ーリ126の外周面下方側に巻回させて上方側に持上げ
た前記ロープ101を前記補強設置台6に固定させた構
成である。
【0051】以下、本発明に係るマシンルームレスエレ
ベータの第5実施形態に対し、図24〜図28に基づい
て説明する。本発明の第5実施形態における前記電動ロ
ーピング手段100においても、部分2:4ローピング
方式が採用され、アンダースラングローピング方式が採
用され、ロープ101の上方端の固定点E1は前記昇降
路2の上方端固定部1cであり、下方端の固定点E2は
前記補強設置台6になるようにローピングされているこ
とでは前記実施形態4と同様であるが、ローピング構造
が異なる。
【0052】即ち、前記電動ローピング手段100は、
前記昇降路2の上方端部に位置する前記固定部1cにロ
ープ101の一方端を固定させ、前記エレベータカー1
の下面両方側の中間部にプーリ120、121を固定さ
せて前記ロープ101を前記各プーリ120、121の
下方側に掛けてアンダースラングローピング方式により
張架させ、もう1つの前記エレベータカーガイドレール
4の上方端部にプーリ122を固定させ、前記ロープ1
01を上方側に持上げて前記プーリ122の上方側外周
面に巻回させると共に、前記内蔵型巻上げ機10の駆動
シーブ11の上方側にプーリ127を隣接に結合させて
前記ロープ101を駆動シーブ11及びプーリ127に
S字型に巻回させると共に、重錘3の上方端部に1対の
プーリ123、123’を固定させて前記上方側のプー
リ127から垂らしたロープ101を一方側プーリ12
3の外周面の下方側部に巻回させ、上方側に持上げた前
記ロープ101を前記内蔵型巻上げ機10の前記補強設
置台6の中間部に固定させたプーリ128の外周面上方
側に巻回させた後、下方側に垂らした前記ロープ101
を前記重錘3に具備された前記プーリ123’の外周面
下方側部に巻回させ、上方側に持上げた前記ロープ10
1の端部を前記補強設置台6の一方側に固定させるよう
に構成されている。
【0053】以上のように、本発明に係るマシンルーム
レスエレベータの各実施形態においては、内蔵型巻上げ
機10の駆動力により駆動シーブ11が回転するため、
ロープにより駆動力が伝達されて、エレベータカー1が
下降すると重錘3が上昇し、反対に、エレベータカー1
が上昇すると重錘3が下降するように構成されている。
【0054】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るマシ
ンルームレスエレベータにおいては、エコーディスクの
ような内蔵型巻上げ機を使用するため、軽量で設置空間
が小さく、制作費、施工費及び維持補修費が低下すると
いう効果がある。
【0055】そして、重錘を案内支持する1対の重錘ガ
イドレールが前記エレベータカーを案内及び支持する1
対のエレベータカーガイドレールよりも短く設置され、
前記1対の重錘ガイドレールに補強設置台が横切って固
定され、前記1対の重錘ガイドレールは前記補強設置台
と一体に形成され、前記エレベータカーを電動ローピン
グ手段により動力を伝達して昇降駆動させるための前記
内蔵型巻上げ機が前記補強設置台上に設置されて構成さ
れているため、耐久性が増加し、重錘ガイドレールの上
部余裕空間が広いので巻上げ機の大きさに制限がないと
いう効果がある。
【0056】且つ、エレベータカー側をアンダースラン
グローピング方式及び部分2:4ローピング方式により
ローピングして片持ちばり構造ではないため、全範囲の
応用が可能で、カー側が2:1にローピングされて減速
効果があるので、直接駆動方式の巻上げ機の適用が容易
で、エレベータカーの荷重が2個のエレベータカーガイ
ドレールに分散されるため、構造的に安全で耐久性が向
上し得るという効果がある。
【0057】また、エレベータカー側をアンダースラン
グローピング方式及び部分2:3ローピング方式により
ローピングしているため、巻上げ機の補強設置台に固定
される転換プーリを巻上シーブとして活用してプーリの
所要量を最小限に抑制することが可能で、均衡錘の重量
が1.5倍であって部分2:1ローピング方式または
2:4ローピング方式により有利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るマシンルームレスエレベータの第
1実施形態を、昇降路の壁体を切開して示した斜視図で
ある。
【図2】図1のロープ配列構造を示した斜視図である。
【図3】図1の正面図である。
【図4】図1の側面図である。
【図5】図1の平面図である。
【図6】本発明に係るマシンルームレスエレベータの第
2実施形態を、昇降路の壁体を切開して示した斜視図で
ある。
【図7】図6のロープ配列構造を示した斜視図である。
【図8】図6の正面図である。
【図9】図6の側面図である。
【図10】図6の平面図である。
【図11】図6の電動手段を示した拡大図である。
【図12】本発明に係るマシンルームレスエレベータの
第3実施形態を、昇降路の壁体を切開して示した斜視図
である。
【図13】図12のロープ配列構造を示した斜視図であ
る。
【図14】図12の正面図である。
【図15】図12の側面図である。
【図16】図12の平面図である。
【図17】図12の電動手段を示した拡大図である。
【図18】本発明に係るマシンルームレスエレベータの
第4実施形態を、昇降路の壁体を切開して示した斜視図
である。
【図19】図18のロープ配列構造を示した斜視図であ
る。
【図20】図18の正面図である。
【図21】図18の側面図である。
【図22】図18の平面図である。
【図23】図18の電動手段を示した拡大図である。
【図24】本発明に係るマシンルームレスエレベータの
第5実施形態を、昇降路の壁体を切開して示した斜視図
である。
【図25】図24のロープ配列構造を示した斜視図であ
る。
【図26】図24の正面図である。
【図27】図24の側面図である。
【図28】図24の平面図である。
【図29】図24の電動手段を示した拡大図である。
【符号の説明】
1…エレベータカー 1b、1c…固定部 2…昇降路 3…重錘 3d…プーリ連結部 4…エレベータカーガイドレール 5…重錘ガイドレール 6…補強設置台 10…内蔵型巻上げ機 11…駆動シーブ 100…電動ローピング手段 101…ロープ 110、111、112…プーリ 120、121、123、123’、124、125、
126、127、128…プーリ E1…上方端固定点 E2…下方端固定点 H…全長 L1…上部余裕長さ L2…下部余裕長さ S1…余裕空間部 S2…設置領域 S3…上方端占有領域
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 リム キエ ヨン 大韓民国,キュンキード,スンナム,ブ ンダン−ク,セオヒュン−ドン,91,ハ ンヤン シブム アパートメント 332 −302 (72)発明者 パーク ジョン フーン 大韓民国,キュンサンナム−ド,チャン ウォン,キュムユン−ドン,13−1,エ ルジーアイ ドミトリー 305 (72)発明者 イェオム ユーン テ 大韓民国,キュンキ−ド,クーンポ,ダ ン−ドン,ドンガ アパートメント 105−506 (72)発明者 リー グワン ナム 大韓民国,キュンキ−ド,アンヤン,マ ナン−ク,セオクス−ドン,ベークヨー アパートメント 108−403 (72)発明者 スー ヨン ホー 大韓民国,キュンサンナム−ド,チャン ウォン,ナムヤン−ドン,1,ドンスン −アパートメント 4−201 (56)参考文献 特開 平11−60117(JP,A) 特開 平8−208152(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B66B 7/00 - 11/08

Claims (27)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エレベータカーを昇降駆動させるための
    内蔵型巻上げ機が昇降路の内部に設置されたマシンルー
    ムレス型エレベータであって、 重錘の移動ストロークがエレベータカーの移動ストロー
    クよりも短く設置され、前記重錘を案内及び支持する1
    対の重錘ガイドレールの重錘移動区間の上方端部に補強
    設置台が横切って固定され、前記1対の重錘ガイドレー
    ルは前記補強設置台と一体に形成され、前記補強設置台
    上に前記エレベータカーを電動ローピング手段により動
    力を伝達して昇降駆動させるための前記内蔵型巻上げ機
    が設置され、前記重錘ガイドレールの上方端部は、エレ
    ベータカーが昇降路の最上層に到達する時、前記エレベ
    ータカーの下面より下方側に位置して構成されることを
    特徴とするマシンルームレスエレベータ。
  2. 【請求項2】 前記重錘ガイドレールは、前記エレベー
    タカーガイドレールに比べて前記エレベータカーの全長
    (H)よりも短く設置されることを特徴とする請求項1
    記載のマシンルームレスエレベータ。
  3. 【請求項3】 前記エレベータカーと前記昇降路の上方
    端部間には、プーリ等を包含する付加部材を設置するた
    めの上部余裕長さ(L1)が設定されることを特徴とす
    る請求項1記載のマシンルームレスエレベータ。
  4. 【請求項4】 前記電動ローピング手段は、相対的に行
    程の長いエレベータカーと行程の短い重錘とを同一周期
    で駆動させ、前記内蔵型巻上げ機の駆動トルクを減少さ
    せるための部分ローピング方式によりローピングされて
    いることを特徴とする請求項1記載のマシンルームレス
    エレベータ。
  5. 【請求項5】 前記電動ローピング手段は、アンダース
    ラングローピング方式により構成されていることを特徴
    とする請求項1記載のマシンルームレスエレベータ。
  6. 【請求項6】 前記電動ローピング手段は、上方端の固
    定点(E1)は前記エレベーターカーの側面下方部で、
    下方端の固定点(E2)は前記補強設置台であることを
    特徴とする請求項1記載のマシンルームレスエレベー
    タ。
  7. 【請求項7】 前記電動ローピング手段は、ロープの上
    方端の固定点(E1)は前記昇降路の上方端部に具備さ
    れる固定部で、下方端の固定点(E2)は前 記重錘の上
    方端部であることを特徴とする請求項1記載のマシンル
    ームレスエレベータ。
  8. 【請求項8】 前記電動ローピング手段は、ロープの上
    方端の固定点(E1)は前記昇降路に具備される固定部
    で、下方端の固定点(E2)は前記補強設置台であるこ
    とを特徴とする請求項1記載のマシンルームレスエレベ
    ータ。
  9. 【請求項9】 前記電動ローピング手段は、前記エレベ
    ータカーの一方側面下方端部に具備された固定部にロー
    プの一方端を固定させ、該ロープを上方側に持上げて1
    つのエレベータカーガイドレールの上方端部に固定され
    たプーリの外周面上方側部に巻回させ、前記内蔵型巻上
    げ機の駆動シーブの上方側にプーリを隣接するように結
    合して前記ロープを駆動シーブ及びプーリにS字型に巻
    回させると共に、前記重錘の上方端部にプーリを固定さ
    せて前記ロープをプーリの外周面の下方側部に巻回させ
    た後、該ロープを上方側に持上げて前記補強設置台に端
    部を固定させて部分1:2ローピング方式によりローピ
    ングして構成されることを特徴とする請求項1記載のマ
    シンルームレスエレベータ。
  10. 【請求項10】 前記内蔵型巻上げ機は、薄型ディスク
    巻上げ機であることを特徴とする請求項1記載のマシン
    ルームレスエレベータ。
  11. 【請求項11】 前記電動ローピング手段は、部分2:
    3ローピング方式及びアンダースラングローピング方式
    により構成されることを特徴とする請求項1記載のマシ
    ンルームレスエレベータ。
  12. 【請求項12】 前記電動ローピング手段は、部分2:
    4ローピング方式及びアンダースラングローピング方式
    により構成されることを特徴とする請求項1記載のマシ
    ンルームレスエレベータ。
  13. 【請求項13】 前記固定部は、1個の前記エレベータ
    カーガイドレールの上方端部であることを特徴とする請
    求項7または8記載のマシンルームレスエレベータ。
  14. 【請求項14】 前記固定部は、前記昇降路の壁面に固
    定される固定部材であることを特徴とする請求項7また
    は8記載のマシンルームレスエレベータ。
  15. 【請求項15】 前記固定部は、前記エレベータカーガ
    イドレールの上方端部と前記昇降路の内壁面間に固定さ
    れる固定部材であることを特徴とする請求項 7または8
    記載のマシンルームレスエレベータ。
  16. 【請求項16】 前記電動ローピング手段は、前記昇降
    路の上方端部に位置する固定部にロープの一方端を固定
    させ、前記エレベータカーの下方面中間部にプーリを固
    定させてロープを前記プーリの下方側に掛けてアンダー
    スラングローピング方式により張架させ、もう1つの前
    記エレベータカーガイドレールの上方端部にプーリを固
    定させ、前記ロープを上方側に持上げて前記プーリの上
    方側外周面に巻回させると共に、前記ロープを下方側に
    垂らして前記重錘の上方端中間部に固定されたプーリの
    外周面下方側部に巻回させ、前記ロープを上方側に持上
    げて前記内蔵型巻上げ機の駆動シーブの外周面上方側に
    巻回させた後、再び下方側に垂らして前記重錘の上方端
    部に固定させて構成されることを特徴とする請求項11
    記載のマシンルームレスエレベータ。
  17. 【請求項17】 前記電動ローピング手段は、前記昇降
    路の上方端部に位置する前記固定部にロープの一方端を
    固定させ、前記エレベータカーの下面両方側の中間部に
    プーリを固定させてロープを前記プーリの下方側に掛け
    てアンダースラングローピング方式により張架させ、も
    う1つの前記エレベータカーガイドレールの上方端部に
    プーリを固定させ、前記ロープを上方側に持上げてプー
    リの上方側外周面に巻回させると共に、前記内蔵型巻上
    げ機の駆動シーブの上方側にプーリを傾斜方向に隣接す
    るように固定させ、前記上方端の転換プーリから下方側
    に垂らしたロープを前記駆動シーブ及びプーリに傾いた
    S字状に掛け、下方側に垂らした前記ロープを前記重錘
    の上方端部に固定されたプーリの外周面下方側部に巻回
    させ、上方側に持上げた前記ロープを前記内蔵型巻上げ
    機の駆動シーブの下方側部に固定させたプーリの外周面
    上方側に巻回させた後、下方側に垂らした前記ロープの
    端部を前記重錘の上方端部に固定させて構成されること
    を特徴とする請求項11記載のマシンルームレスエレベ
    ータ。
  18. 【請求項18】 前記電動ローピング手段は、前記昇降
    路の上方端部に位置する前記固定部にロープの一方端を
    固定させ、前記エレベータカーの下面両方側の中間部に
    プーリを固定させてロープをプーリの下方側に掛けてア
    ンダースラングローピング方式により張架させ、もう1
    つの前記エレベータカーガイドレールの上方端部にプー
    リを固定させ、前記ロープを上方側に持上げてプーリの
    上方側 外周面に巻回させると共に、下方側に垂らした前
    記ロープを前記重錘の上端中間部に固定されたプーリの
    外周面下方側部に巻回させ、上方側に持上げた前記ロー
    プを前記内蔵型巻上げ機の駆動シーブの外周面上方側に
    巻回させ、下方側に垂らした前記ロープを前記重錘のプ
    ーリ連結部のプーリ上方側に位置するように隣接に結合
    されたプーリの外周面下方側に巻回させて上方側に持上
    げたた後、再び前記ロープを前記補強設置台に固定して
    部分2:4ローピング方式により構成されることを特徴
    とする請求項12記載のマシンルームレスエレベータ。
  19. 【請求項19】 前記電動ローピング手段は、前記昇降
    路の上方端部に位置する前記固定部にロープの一方端を
    固定させ、前記エレベータカーの下面両方側の中間部に
    プーリを固定させてロープをプーリの下方側に掛けてア
    ンダースラングローピング方式により張架させ、もう1
    つの前記エレベータカーガイドレールの上方端部にプー
    リを固定させ、前記ロープを上方側に持上げてプーリの
    上方側外周面に巻回させると共に、前記内蔵型巻上げ機
    の駆動シーブの上方側にプーリを隣接するように結合さ
    せて前記ロープを駆動シーブ及びプーリにS字型に巻回
    させると共に、前記重錘の上方端部に1対のプーリを固
    定させて前記上方側のプーリから垂らしたロープを一方
    側プーリの外周面の下方側部に巻回させ、上方側に持上
    げた前記ロープを前記内蔵型巻上げ機の前記補強設置台
    の中間部に固定させたプーリの外周面上方側に巻回させ
    た後、下方側に垂らした前記ロープを前記重錘に具備さ
    れたプーリの外周面下方側部に巻回させ、上方側に持上
    げた前記ロープの端部を前記補強設置台の一方側に固定
    させることを特徴とする請求項12記載のマシンルーム
    レスエレベータ。
  20. 【請求項20】 エレベータカーを昇降駆動させるため
    の内蔵型巻上げ機が昇降路の内部に設置されたマシンル
    ームレス型エレベータであって、 前記エレベータカーを案内及び支持する1対のエレベー
    タカーガイドレールよりも重錘を案内及び支持する1対
    の重錘ガイドレールが短く設置され、前記エレベータカ
    ーが前記昇降路の最上層に到達したときに前記エレベー
    タカーの底面を基準にその上部の空間部である上部領域
    と、前記重錘が最下部に到達したときに前記重錘の上面
    を基準にその下部の空間部である下部領域と、間の中間
    空間部である中間領域に前記内蔵型巻上げ機が設置さ
    れ、少なくとも前記エレベータカー が前記内蔵型巻上げ
    機を通過して最上層に到達するように構成されることを
    特徴とするマシンルームレスエレベータ。
  21. 【請求項21】 (イ)エレベータカーを昇降駆動させ
    るための内蔵型巻上げ機が昇降路の内部に設置されたマ
    シンルームレス型エレベータであって、 重錘の移動スト
    ロークがエレベータカーの移動ストロークよりも短く設
    置され、前記重錘を案内及び支持する1対の重錘ガイド
    レールの重錘移動区間の上方端部に補強設置台が横切っ
    て固定され、前記1対の重錘ガイドレールは前記補強設
    置台と一体に形成され、前記補強設置台上に前記エレベ
    ータカーを電動ローピング手段により動力を伝達して昇
    降駆動させるための前記内蔵型巻上げ機が設置された構
    成と、 (ロ)前記エレベータカーが前記昇降路の最上層に到達
    したときに前記エレベータカーの底面を基準にその上部
    の空間部である上部領域と、前記重錘が最下部に到達し
    たときに前記重錘の上面を基準にその下部の空間部であ
    る下部領域と、間の中間空間部である中間領域に前記内
    蔵型巻上げ機が設置され、少なくとも前記エレベータカ
    ーが前記内蔵型巻上げ機を通過して最上層に到達するよ
    うに配置された構成と、 (ハ)前記エレベータカーは前記昇降路の中間部に位置
    するように配置され、前記内蔵型巻上げ機は前記昇降路
    内部の一方側前方部または後方部に位置するように配置
    され、重錘は前記内蔵型巻上げ機の下部に位置するよう
    に配置されると共に、1対のエレベータカーガイドレー
    ルは前記昇降路の両方側から前記エレベータカーの両方
    面中間部を案内及び支持するように配置され、1対の前
    記重錘ガイドレールは前記重錘の前後部から前記重錘の
    前後面中間部を案内及び支持するように配置された構成
    と、を包含することを特徴とするマシンルームレスエレ
    ベータ。
  22. 【請求項22】 前記エレベータカーが前記昇降路の最
    上層に到達した位置で占有する全長(H)の幅だけの上
    方端占有領域(S3)に前記重錘ガイドレールの上方端
    部が位置するように配置され、前記補強設置台に設置さ
    れる前記内蔵型巻上げ機は前記上方端占有領域(S3)
    の下方端部の上方側領域に位置するように配置されて、
    前記エレベータカーが最上層に進行するとき、少なくと
    も前記 エレベータカーの上面が前記重錘ガイドレールの
    上方端部を通過して最上層に到達するように構成された
    ことを特徴とする請求項21記載のマシンルームレスエ
    レベータ。
  23. 【請求項23】 前記電動ローピング手段は、前記エレ
    ベータカーの一方側面下方端部に具備された固定部
    (b)にロープの一方端を固定させ、該ロープを上方側
    に持上げて1つのエレベータカーガイドレールの上方端
    部に固定されたプーリの外周面上方側部に巻回させ、前
    記内蔵型巻上げ機の駆動シーブの上方側にプーリを隣接
    するように結合して前記ロープを駆動シーブ及びプーリ
    にS字型に巻回させると共に、前記重錘の上方端部にプ
    ーリを固定させて前記ロープをプーリの外周面の下方側
    部に巻回させ、該ロープを上方側に持上げて前記補強設
    置台に端部を固定させて部分1:2ローピング方式によ
    りローピングして構成されることを特徴とする請求項2
    1記載のマシンルームレスエレベータ。
  24. 【請求項24】 前記電動ローピング手段は、前記昇降
    路の上方端部に位置する固定部にロープの一方端を固定
    させ、前記エレベータカーの下方面中間部にプーリを固
    定させてロープを前記プーリの下方側に張架させ、もう
    1つの前記エレベータカーガイドレールの上方端部にプ
    ーリを固定させ、前記ロープを上方側に持上げて前記プ
    ーリの上方側外周面に巻回させると共に、前記ロープを
    下方側に垂らして前記重錘の上方端中間部に固定された
    プーリの外周面下方側部に巻回させ、前記ロープを上方
    側に持上げて前記内蔵型巻上げ機の駆動シーブの外周面
    上方側に巻回させた後、再び下方側に垂らして前記重錘
    の上方端部に固定させて構成されることを特徴とする請
    求項21記載のマシンルームレスエレベータ。
  25. 【請求項25】 前記電動ローピング手段は、前記昇降
    路の上方端部に位置する前記固定部にロープの一方端を
    固定させ、前記エレベータカーの下面両方側の中間部に
    プーリを固定させてロープを前記プーリの下方側に張架
    させ、もう1つの前記エレベータカーガイドレールの上
    方端部にプーリを固定させ、前記ロープを上方側に持上
    げてプーリの上方側外周面に巻回させると共に、前記内
    蔵型巻上げ機の駆動シーブの上方側にプーリを傾斜方向
    に隣接するように固定させ、前記上方端の転換プーリか
    ら下方側に垂らしたロープを前記駆動シーブ及びプーリ
    に傾いたS字状に掛け、下方側に垂らした前記ロープを
    前記重錘の上方端部に固 定されたプーリの外周面下方側
    部に巻回させ、上方側に持上げた前記ロープを前記内蔵
    型巻上げ機の駆動シーブの下方側部に固定させたプーリ
    の外周面上方側に巻回させた後、下方側に垂らした前記
    ロープの端部を前記重錘の上方端部に固定させて構成さ
    れることを特徴とする請求項21記載のマシンルームレ
    スエレベータ。
  26. 【請求項26】 前記電動ローピング手段は、前記昇降
    路の上方端部に位置する前記固定部にロープの一方端を
    固定させ、前記エレベータカーの下面両方側の中間部に
    プーリを固定させてロープをプーリの下方側に張架さ
    せ、もう1つの前記エレベータカーガイドレールの上方
    端部にプーリを固定させ、前記ロープを上方側に持上げ
    てプーリの上方側外周面に巻回させると共に、下方側に
    垂らした前記ロープを前記重錘の上端中間部に固定され
    たプーリの外周面下方側部に巻回させ、上方側に持上げ
    た前記ロープを前記内蔵型巻上げ機の駆動シーブの外周
    面上方側に巻回させ、下方側に垂らした前記ロープを前
    記重錘のプーリ連結部のプーリ上方側に位置するように
    隣接に結合されたプーリの外周面下方側に巻回させて上
    方側に持上げた後、再び前記ロープを前記補強設置台に
    固定して部分2:4ローピング方式により構成されるこ
    とを特徴とする請求項21記載のマシンルームレスエレ
    ベータ。
  27. 【請求項27】 前記電動ローピング手段は、前記昇降
    路の上方端部に位置する前記固定部にロープの一方端を
    固定させ、前記エレベータカーの下面両方側の中間部に
    プーリを固定させてロープをプーリの下方側に張架さ
    せ、もう1つの前記エレベータカーガイドレールの上方
    端部にプーリを固定させ、前記ロープを上方側に持上げ
    てプーリの上方側外周面に巻回させると共に、前記内蔵
    型巻上げ機の駆動シーブの上方側にプーリを隣接するよ
    うに結合させて前記ロープを駆動シーブ及びプーリにS
    字型に巻回させると共に、前記重錘の上方端部に1対の
    プーリを固定させて前記上方側のプーリから垂らしたロ
    ープを一方側プーリの外周面の下方側部に巻回させ、上
    方側に持上げた前記ロープを前記内蔵型巻上げ機の前記
    補強設置台の中間部に固定させたプーリの外周面上方側
    に巻回させた後、下方側に垂らした前記ロープを前記重
    錘に具備されたプーリの外周面下方側部に巻回させ、上
    方側に持上げた前記ロープの端部を前記補強設置台の一
    方側に固定さ せることを特徴とする請求項21記載のマ
    シンルームレスエレベータ。
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