JPH11513693A - キラールなメチルフェニルオキサゾリジノン - Google Patents

キラールなメチルフェニルオキサゾリジノン

Info

Publication number
JPH11513693A
JPH11513693A JP9516174A JP51617497A JPH11513693A JP H11513693 A JPH11513693 A JP H11513693A JP 9516174 A JP9516174 A JP 9516174A JP 51617497 A JP51617497 A JP 51617497A JP H11513693 A JPH11513693 A JP H11513693A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
methyl
oxazolidinone
methoxyphenyl
solution
ethyl acetate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Ceased
Application number
JP9516174A
Other languages
English (en)
Inventor
ラウレント ヘンリー
オットウ エックハルト
キルシュ ゲラルト
ヴァハテル ヘルムート
シュナイダー ヘルベルト
フォールズ ダリル
ディンター ハラルド
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bayer Pharma AG
Original Assignee
Schering AG
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Schering AG filed Critical Schering AG
Publication of JPH11513693A publication Critical patent/JPH11513693A/ja
Ceased legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D263/00Heterocyclic compounds containing 1,3-oxazole or hydrogenated 1,3-oxazole rings
    • C07D263/02Heterocyclic compounds containing 1,3-oxazole or hydrogenated 1,3-oxazole rings not condensed with other rings
    • C07D263/08Heterocyclic compounds containing 1,3-oxazole or hydrogenated 1,3-oxazole rings not condensed with other rings having one double bond between ring members or between a ring member and a non-ring member
    • C07D263/16Heterocyclic compounds containing 1,3-oxazole or hydrogenated 1,3-oxazole rings not condensed with other rings having one double bond between ring members or between a ring member and a non-ring member with hetero atoms or with carbon atoms having three bonds to hetero atoms with at the most one bond to halogen, e.g. ester or nitrile radicals, directly attached to ring carbon atoms
    • C07D263/18Oxygen atoms
    • C07D263/20Oxygen atoms attached in position 2
    • C07D263/24Oxygen atoms attached in position 2 with hydrocarbon radicals, substituted by oxygen atoms, attached to other ring carbon atoms
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K31/00Medicinal preparations containing organic active ingredients
    • A61K31/33Heterocyclic compounds
    • A61K31/395Heterocyclic compounds having nitrogen as a ring hetero atom, e.g. guanethidine or rifamycins
    • A61K31/41Heterocyclic compounds having nitrogen as a ring hetero atom, e.g. guanethidine or rifamycins having five-membered rings with two or more ring hetero atoms, at least one of which being nitrogen, e.g. tetrazole
    • A61K31/42Oxazoles
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P11/00Drugs for disorders of the respiratory system
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P19/00Drugs for skeletal disorders
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P25/00Drugs for disorders of the nervous system
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P29/00Non-central analgesic, antipyretic or antiinflammatory agents, e.g. antirheumatic agents; Non-steroidal antiinflammatory drugs [NSAID]
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P37/00Drugs for immunological or allergic disorders
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07BGENERAL METHODS OF ORGANIC CHEMISTRY; APPARATUS THEREFOR
    • C07B2200/00Indexing scheme relating to specific properties of organic compounds
    • C07B2200/07Optical isomers

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Pharmacology & Pharmacy (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
  • Bioinformatics & Cheminformatics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Pain & Pain Management (AREA)
  • Pulmonology (AREA)
  • Rheumatology (AREA)
  • Epidemiology (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Neurology (AREA)
  • Neurosurgery (AREA)
  • Physical Education & Sports Medicine (AREA)
  • Immunology (AREA)
  • Heterocyclic Carbon Compounds Containing A Hetero Ring Having Nitrogen And Oxygen As The Only Ring Hetero Atoms (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Pyridine Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】 式(I):

Description

【発明の詳細な説明】 キラールなメチルフェニルオキサゾリジノン 本発明は(R)−(−)−メチルフェニルオキサゾリジノン−誘導体、その製 法及び医薬品としてのその使用に関する。 US特許第4186129号明細書から、フェニルオキサゾリジノン−誘導体 がホスホジエステラーゼ抑制特性を有し、更に中枢神経抑制、抗ドーパミン作動 性、抗侵害受容性及び抗痙攣性に作用することは公知である。更に、EP−01 98919号明細書中には、フェニルオキサゾリジノンが局所適用の際に、抗炎 症特性を有し、EP−0270482号明細書中には、フェニルオキサゾリジノ ンの良好な神経精神作用が開示されている。 これらの文献中には、このラセミ体の対掌体への分割が通常の方法で行うこと ができることが記載されているが、エナンチオマーを形成し、それらの薬物学的 活性を試験し、又は得られる化合物の純度を確認してはいない。医薬品の副作用 を低下させるためには、僅かな投与量で使用することのできる単一な作用物質を 適用することが望ましい。 ところで、R−配置のメチルフェニルオキサゾリジノン−誘導体は特に有効で あり、医薬品としての使用 のためにラセミ体よりも好適であることが判明した。 本発明は、式I: [式中、RはC−原子数5までの炭化水素基を表す]の(R)−(−)−メチル フェニルオキサゾリジノンに関する。 炭化水素基としては、例えばエチル、プロピル、イソブチル、イソブテニル、 ブチル、シクロブチル及びシクロペンチルが挙げられる。 式Iの化合物は、TNF−生産をも抑制し、従って、TNFの活性化により介 在される疾病の処置のために好適である。 TNFにより介在される疾病とは、TNFの生産により発症される疾病でもあ り、TNFにより他のサイトカイン、例えばI1−1又はI1−6が影響される 疾病でもある。 TNFとはTNF−αでもTNF−βでもあり、これら双方は、式Iの化合物 により拮抗される。TNF−αが抑制されるのが有利である。 従って、式Iの化合物は、生物中のTNFの刺激により発症される疾病の処置 及び予防のために使用され る薬物学的製剤の製造のために好適である。過度の又は調節不能なTNF−刺激 により影響される疾病としては、次のものが挙げられる:例えばアレルギー性及 び炎症性の疾患、自己免疫性疾患、肺疾患、感染性疾患及び骨再吸収疾患が公知 であり、例えば、リウマチ性関節炎、リウマチ性脊椎炎、骨関節炎、痛風、敗血 症、敗血症性ショック、内毒素ショック、グラム陰性菌敗血症、毒性ショック症 候群、ARDS(急性呼吸困難症候群)、肺サルコイド症、喘息、珪肺症、悪液 質、潰瘍性膣炎、クローン病(Morbus Crohn)、骨粗鬆症、再灌流の後の臓器障 害、中枢神経系の炎症性疾患、例えば脳性マラリア、多発性硬化症、全脳炎、感 染症、例えばAIDS、牛精神異常、皮膚の炎症性疾患、例えば蕁麻疹、乾癬症 、アトピー性皮膚炎、接触性皮膚炎、凍そう状エリテマトーデス、例えば尿崩症 、例えばパーキンソン症の際の神経保護、多発性不全及び卒中発作の後の老年痴 呆症。 式Iの化合物の前記症状における作用は、相応する慣用の薬物学的試験により 示すことができる。 新規(R)−(−)−メチルフェニルオキサゾリジノンは、ラセミ体から、キ ラールなカラムでのクロマトグラフィにより、又は光学的活性助剤を用いてジア ステレオマーを経て得ることができる。光学的活性助剤としては、例えば光学的 活性化合物の製造を簡単な方法で良好な収率及び高い純度で可能にする(R)− 1−(1−ナフチル)−エチルイソシアネートが好適である。この反応は、不活 性溶剤、例えばトルエン、ベンゼン等又はそれらの混合物中で、有機塩基、例え ば3級アミン、例えばトリエチルアミンの存在下に、高い温度又は反応混合物の 沸点で行なわれる。得られるアロファナートジアステレオマーの混合物は、シリ カゲルでのクロマトグラフィにより定量的にその成分に分けられる。分離された アロファナートジアステレオマーは、引き続き塩基、例えば極性溶剤中でのアル カリアルコレートでの処理により分解され、光学的に活性なメチルフェニルオキ サゾリジノンにされる。極性溶剤としては、例えば環状又は非環状のエーテル、 例えばテトラヒドロフラン、ジオキサン、ジエチルエーテルが好適である。不活 性ガス下でこの反応を実施するのが有利である。 本発明は、式Iの化合物の製法をも包含し、これは、そのラセミ体を光学的活 性な助剤を用いてジアステレオマー混合物に変じ、引き続き光学的活性な助剤を 分離除去するか、又はそのラセミ体をキラールなカラムでのクロマトグラフィに かけることよりなる。式Iの化合物の製造は、例えばクロマトグラフィによる( R,S)−5−(3−ベンジルオキシ−4−メトキシフェニル)−5−メチル− 2−オキサゾリジノンの分離及び引き続くベンジル基の離脱及びエーテル化によ り行うこともできる。ベンジル基の離脱は、例えば、 触媒、例えば適当な担体上のパラジウムの存在下に、不活性溶剤、例えば酢酸エ チル中での水素添加により行う。引き続くヒドロキシ誘導体のエーテル化は、塩 基の存在下に、反応性誘導体、例えばハロゲン化物、トシレート又はメシレート を用いて、極性溶剤、例えばジメチルホルムアミド又はアルコール中で溶剤の沸 点までの温度で行う。塩基としては、例えばアルカリ金属化合物、例えばナトリ ウム又はカリウムの酸化物、炭酸塩、アルコレート又は水素化物が好適である。 置換基Rが1個の二重結合を有する場合には、これは、常法で還元して相応す るアルキル誘導体にすることができる。例えば、この還元は、不活性溶剤中で、 室温又は高めた温度で、パラジウム/炭を用いて接触的に行うことができる。 本発明の方法は、99%純度の式Iの化合物の製造を可能にする。 5−(3−シクロペンチルオキシ−4−メトキシフェニル)−5−メチル−2 −オキサゾリジノン(化合物1)の例で、光学的活性の(R)−(−)−化合物 は意外にも有効な化合物であることを示すことができる。 ラセミ体と比べた新規のキラールなメチルフェニルオキサゾリジノン−誘導体 の良好な作用は、ホスホジエステラーゼタイプIV(PDE IV)−インヒビ ターに特徴的なラッテにおける頭部痙攣−及びグルー ミング−反応を用いて示すことができる。このラセミ体及び相応するエナンチオ マーを雄ウイスターラッテに腹腔内(i.P.)適用し、注射後15〜75分の 間の頭部痙攣及びグルーミングの出現を観察した。第1表から明らかなように、 (S)−(+)−エナンチオマーは、ラセミ体に比べて4倍(頭部痙攣)又は6 0倍(グルーミング)も弱い作用であることが明らかであり、(R)−(−)− エナンチオマーは、ラセミ体に比べて4倍強力な(頭部痙攣)又は同程度(グル ーミング)の作用であることが立証された。 MED:最小有効用量、即ち統計的に有意義な作用をする最小の用量。 中枢神経系へのこのエナンチオマーの作用は、脳ホモジェネートの放射能標識 されたロリプラム(Rolipram)の排除能力の検査により試験管内で検査した(Eu r.J.Pharmacol.,Vol.127,105-115(1986))。IC50−値(50%抑制作用 を始めるその濃度)を、次の式に従って計算される抑制定数Kiに変換した: Ki=IC50/[1+(L/KD)] (式中、Lは、放射能トレーサーの濃度であり、KDは、別に得られる3H−ロリ プラム結合の解離定数である)。 マクロファージ及び脳中でマクロファージ機能を行う小グリア細胞は、実験的 なアレルギー性脳脊髄炎(EAE)の間にTNF−αの放出を仲介する。マクロ ファージが例えばリポポリサッカライド(LPS)により刺激されると、TNF −αの分泌が試験管内及び生体内で数時間内に起こる。 ネズミマクロファージセル−ライン(RAW264)を、種々の濃度のPDE −IV−インヒビターの存在又は不存在下に30分間前インキュベートし、引き 続き、LPS(10ng/ml)で刺激した。刺激の 後18時間に培地を除去し、TNF−α−放出を特異的なエリザ−テストを用い て測定した。 このテストは、種々の会社から、特にブリテイッシュ・バイオテクノロジイ、 ジェンツイム社(Firma Britisch Biotechnology,Genzyme)から入手でき、この 製造者の指示に従って実施される。 ラセミ体と比べた新規のキラールなメチルフェニルオキサゾリジノン誘導体の 改良されたTNF−抑制を、5−(3−プロポキシ−4−メトキシフェニル)− 5−メチル−2−オキサゾリジノン(化合物2)の例で第3表に示す: この表から、(−)−エナンチオマーは、ラセミ体の2倍有効であり、(+) −エナンチオマーの10倍強力な作用であることが読みとれる。 式Iの新規化合物は、高い作用によってのみならず、僅かな副作用及び低い毒 性によっても優れているので、光学活性の(R)−(−)−メチルフェニルオキ サゾリジノンは医薬品の製造のために特に好適である。 この薬品は、常法で、作用物質を適当な担持剤、助剤及び/又は添加剤と一緒 に経口又は非経腸適用のために好適な薬物学的な製剤の形にする方法で製造され る。こうして得られる適用剤は、医療又は獣医学で医薬品として使用することが できる。その適用は、経口的に又は舌下から、カプセル又は錠剤の形の固体とし て、又は溶液、懸濁液、エレキシール、エーロゾル又はエマルジヨンの形の液体 として、又は座薬の形で直腸から、又は場合によっては皮下、筋肉内又は静脈内 に使用可能な注射溶液の形で又は局所的に又は硬膜下腔内で行うことができる。 所望の医薬品処方のための助剤としては、当業者に公知の不活性有機又は無機の 担持物質、例えば水、ゼラチン、アラビアゴム、乳糖、澱粉、ステアリン酸マグ ネシウム、タルク、植物油、ポリアルキレングリコール等が好適である。更に、 場合によっては、保存剤、安定剤、湿潤化剤、乳化剤又は浸透圧変更用の塩又は 緩衝剤を含有することもできる。 薬物学的製剤は、固体形で、例えば錠剤、糖衣丸、座薬、カプセルとして、又 は液状で、例えば溶液、懸濁液又はエマルジヨンとして存在することができる。 担持剤系としては、近界面性助剤、例えば塩、胆汁酸又は動物性又は植物性の 燐脂質及びそれらの混合物 並びにリポソーム又はそれらの成分を使用することもできる。 経口適用のためには、殊に、タルク及び/又は炭化水素担持剤又は−結合剤、 例えばラクトース、トウモロコシ澱粉又は馬鈴薯澱粉を有する錠剤、糖衣丸又は カプセルが好適である。その使用は、液状形で、例えば場合によっては甘味剤が 添加されるジュースとして行うこともできる。 式Iの化合物は、TNF−生産を正常値又は低い値まで低下させるのに充分な 適用量で使用される。 作用物質の適用量は、適用方法、患者の年齢及び体重、処置すべき疾病の種類 及び重症度及び類似の要因により変動することができる。1日用量は、0.1〜 25mg、有利に0.5〜5mgであり、この際、この用量は1回で適用すべき 単独量として、又は2回又は数回にわけて1日量を与えることができる。 出発化合物の製造が記載されていない場合には、これらは記載の文献から公知 であるか、又は公知の化合物と同様にして、又はここに記載の方法と同様にして 製造することができる。 次の実施例で、本発明の方法を説明する。 出発化合物: (R,S)−2−(3−シクロペンチルオキシ−4−メトキシフェニル)−2 −ヒドロキシ−1−プロピルアミン 3−シクロペンチルオキシ−4−メトキシ−アセトフェノン16.9gを、加 温下にトリメチルシリルシアニド12.5ml中に溶かす。沃化亜鉛700mg の添加の後に、強い熱調が現れるから、その後20℃まで冷却し、窒素気下に3 0分間撹拌する。反応混合物にテトラヒドロフラン100mlを加え、20分に わたってテトラヒドロフラン100ml中のリチウムアラナート4.4gの溶液 中に滴加する。更に30分後に、飽和酒石酸カリウムナトリウム溶液100ml を注意深く加える。粥状の物質が生じるから、これからテトラヒドロフラン相を 傾瀉除去することができる。粥状の残分をジエチルエーテル各100mlで7回 抽出し、抽出液をテトラヒドロフラン相と一緒に真空中で蒸発濃縮させる。残分 を酢酸エチル300ml中に溶かし、2N塩化水素酸各50mlで3回抽出する 。集めた酸性の抽出液を4N苛性ソーダでpH13まで調節し、ジエチルエーテル 各100mlで6回抽出する。エーテル抽出液を硫酸ナトリウムで乾燥させ、真 空中で蒸発濃縮させる。残分として融点82℃の(R,S)−2−(3−シクロ ペンチルオキシ−4−メトキシフェニル)−2−ヒドロキシ−1−プロピルアミ ン16.4gが得られる。 (R,S)−5−(3−シクロペンチルオキシ−4−メトキシフェニル)−5− メチル−2−オキサゾリジノン テトラヒドロフラン150ml中の(R,S)−2−(3−シクロペンチルオ キシ−4−メトキシフェニル)−2−ヒドロキシ−1−プロピルアミン16.4 gの溶液にN,N’−カルボニルジイミダゾール10.2gを加え、室温で3時 間撹拌する。この反応混合物を真空中で蒸発濃縮させ、残分を酢酸エチル500 ml中に溶かし、この溶液を2N塩化水素酸各50mlで2回、かつ引き続き水 で洗浄し、真空中で蒸発濃縮させる。残分として、(R,S)−5−(3−シク ロペンチルオキシ−4−メトキシフェニル)−5−メチル−2−オキサゾリジノ ン17.7gが得られる。融点83.5℃。 (R,S)−2−(4−メトキシ−3−プロポキシフェニル)−2−ヒドロキシ −1−プロピルアミン 4−メトキシ−3−プロポキシ−アセトフェノン30gとトリメチルシリルシ アニド25mlとの混合物に沃化亜鉛1.4gを添加し、110℃に4時間加熱 する。冷却の後に、この反応混合物をテトラヒドロフラン200mlで希釈し、 テトラヒドロフラン200ml中のリチウムアラナート8.0gの懸濁液を滴加 し、1時間加熱沸騰させる。4℃まで冷却の後に、ジエチルエーテル750ml で希釈し、この混合物に、引き続き固体水酸化アルミニウが沈殿するまで飽和炭 酸水素ナトリウム溶液を45分かかって注意深く加える。有機相を分離し、残留 する無機物質をジエチルエー テル1000mlで洗浄する。集めた有機相を真空中で蒸発濃縮させ、残分をジ クロロメタン中に入れ、2N塩化水素酸水溶液各80mlで4回抽出する。集め た酸性水相を5N水酸化ナトリウム水溶液でpH10にし、塩化ナトリウムでの飽 和の後に酢酸エチルで繰り返し抽出する。集めた抽出液を硫酸ナトリウムで乾燥 させ、真空中で蒸発濃縮させる。残分として、融点90℃の(R,S)−2−( 4−メトキシ−3−プロポキシフェニル)−2−ヒドロキシ−1−プロピルアミ ン25.0gが得られる。 (R,S)−5−(4−メトキシ−3−プロポキシフェニル)−5−メチル−2 −オキサゾリジノン テトラヒドロフラン260ml中の(R,S)−2−(4−メトキシ−3−プ ロポキシフェニル)−2−ヒドロキシ−1−プロピルアミン24.0gの溶液に 、氷冷下にN,N’−カルボニルジイミダゾール19.4gを加え、引き続き室 温で16時間撹拌する。溶剤を真空中で蒸発させ、残分を酢酸エチル300ml 中に溶かし、この溶液を1N塩化水素酸水溶液各50mlで3回洗浄する。引き 続き、有機相を炭酸水素ナトリウム溶液及び塩化ナトリウム溶液で洗浄し、硫酸 ナトリウムで乾燥させ、真空中で蒸発濃縮させる。28gの油状残分を、シリカ ゲルカラムのクロマトグラフィにかけ、溶離液としてヘキサン−酢酸エチル−混 合物を用いて精製する。(R,S)−5−(4−メトキ シ−3−プロポキシフェニル)−5−メチル−2−オキサゾリジノン24.5g が得られる。融点71℃。 (R,S)−2−(3−エトキシ−4−メトキシフェニル)−2−ヒドロキシ− 1−プロピルアミン 3−エトキシ−4−メトキシ−アセトフェノン28gとトリメチルシリルシア ニド25mlとの混合物に沃化亜鉛1.4gを添加し、100℃に4時間加熱す る。冷却の後に、この反応混合物をテトラヒドロフラン200mlで希釈し、テ トラヒドロフラン200ml中のリチウムアラナート8.0gの懸濁液を滴加し 、1時間加熱沸騰させる。4℃まで冷却の後に、ジエチルエーテル750mlで 希釈し、この混合物に、引き続き、水酸化アルミニウが沈殿するまで飽和炭酸水 素ナトリウム溶液を45分かかって注意深く加える。有機相を分離除去し、残留 する無機物質をジエチルエーテル1000mlで洗浄する。集めた有機相を真空 中で蒸発濃縮させ、残分をジクロロメタン中に入れ、2N塩化水素酸水溶液各8 0mlで4回抽出する。集めた酸性水相を5N水酸化ナトリウム水溶液でpH10 にし、塩化ナトリウムでの飽和の後に酢酸エチルで繰り返し抽出する。集めた抽 出液を硫酸ナトリウムで乾燥させ、真空中で蒸発濃縮させる。残分として、融点 88℃の(R,S)−2−(3−エトキシ−4−メトキシフェニル)−2−ヒド ロキシ−1−プロピルアミン26.1gが得られる。 (R,S)−5−(3−エトキシ−4−メトキシフェニル)−5−メチル−2− オキサゾリジノン テトラヒドロフラン130ml中の(R,S)−2−(3−エトキシ−4−メ トキシフェニル)−2−ヒドロキシ−1−プロピルアミン11.2gの溶液に、 氷冷下にN,N’−カルボニルジイミダゾール9.7gを加え、引き続き室温で 16時間撹拌する。溶剤を真空中で蒸発させ、残分を酢酸エチル200ml中に 溶かし、この溶液を1N塩化水素酸水溶液各50mlで2回洗浄する。引き続き 、有機相を炭酸水素ナトリウム溶液及び塩化ナトリウム溶液で洗浄し、硫酸ナト リウムで乾燥させ、真空中で蒸発濃縮させる。12gの油状残分を、シリカゲル カラムのクロマトグラフィにかけ、溶離液としてのヘキサン−酢酸エチル−混合 物を用いて精製する。(R,S)−5−(3−エトキシ−4−メトキシフェニル )−5−メチル−2−オキサゾリジノン9.6gが得られる。融点102℃。 例1 アロファナートジアステレオマーの製造及び分離 (R,S)−5−(3−シクロペンチルオキシ−4−メトキシフェニル)−5 −メチル−2−オキサゾリジノン17.7gをトルエン240ml中に溶かす。 トリエチルアミン9ml及び(R)−1−(1−ナフチル)−エチルイソシアネ ート12.8gの添加の後に、反応溶液を窒素気下に17時間加熱沸騰させ、引 き続 き真空中で蒸発濃縮させる。31.1gの残分をヘキサン−ジエチルエーテル− 混合物(6:4)を用いるシリカゲルカラム(Kromasil,10μm)のクロマト グラフィにかける。N−[(R)−1−(1−ナフチル)エチル]−(R)−5 −(3−シクロペンチルオキシ−4−メトキシフェニル)−5−メチル−2−オ キサゾリジノン−3−カルボン酸アミド11.5g、融点124℃、[α]D= −8°(CHCl3)及びN−[(R)−1−(1−ナフチル)エチル]−(S )−5−(3−シクロペンチルオキシ−4−メトキシフェニル)−5−メチル− 2−オキサゾリジノン−3−カルボン酸アミド13.5g、油状物、[α]D= −41°(CHCl3)が溶離される。 (R)−(−)−5−(3−シクロペンチルオキシ−4−メトキシフェニル)− 5−メチル−2−オキサゾリジノン テトラヒドロフラン230ml中のN−[(R)−1−(1−ナフチル)エチ ル]−(R)−5−(3−シクロペンチルオキシ−4−メトキシフェニル)−5 メチル−2−オキサゾリジノン−3−カルボン酸アミド11.0gの溶液に、氷 冷下に、かつ窒素雰囲気中で、カリウムメチレート2.3gを加え、室温で30 分間撹拌する。酢酸エチル700mlの添加の後に、2N塩化水素酸各50ml で2回、及び引き続き水で洗浄し、乾燥させ、かつ真空中で蒸発濃縮させる。1 2. 3gの粗生成物を、酢酸エチル−ヘキサン−混合物(3:7)を用いるシリカゲ ルカラム(Kromasil、10μm)のクロマトグラフィにかける。6.68gを溶 離させ、ヘキサン−ジクロロメタンから再結晶させる。収量:(R)−(−)− 5−(3−シクロペンチルオキシ−4−メトキシフェニル)−5−メチル−2− オキサゾリジノン6.23g。融点84℃。[α]D=−14°(CHCl3)。 (S)−(+)−5−(3−シクロペンチルオキシ−4−メトキシフェニル)− 5−メチル−2−オキサゾリジノン テトラヒドロフラン10ml中のN−[(R)−1−(1−ナフチル)エチル ]−(S)−5−(3−シクロペンチルオキシ−4−メトキシフェニル)−5− メチル−2−オキサゾリジノン−3−カルボン酸アミド490mgの溶液に、窒 素雰囲気中でカリウムメチレート90mgを加え、室温で1時間撹拌する。酢酸 エチル50mlの添加の後に、2N塩化水素酸各10mlで2回、及び引き続き 水で洗浄し、乾燥させ、かつ真空中で蒸発濃縮させる。470mgの粗生成物を 酢酸エチル−ヘキサン−混合物(3:7)を用いるシリカゲルカラム(Kromasil 、10μm)のクロマトグラフィにかける。結晶(S)−(+)−5−(3−シ クロペンチルオキシ−4−メトキシフェニル)−5−メチル−2−オキサゾリジ ノン260mgが溶離され る。融点80℃。[α]D=+38°(CHCl3)。 例2 アロファナートジアステレオマーの製造及び分離 (R,S)−5−(4−メトキシ−3−プロポキシフェニル)−5−メチル− 2−オキサゾリジノン14.6gをトルエン200ml中に溶かす。トリエチル アミン7.7ml及び(R)−1−(1−ナフチル)−エチルイソシアネート1 0.0gの添加の後に、反応溶液を窒素気下に16時間加熱沸騰させる。室温ま で冷却の後に、真空中で蒸発濃縮させ、残分を酢酸エチル中に溶かし、固体成分 を濾去し、溶液を真空中で濃縮させる。残分を酢酸エチル−ヘキサン−混合物( 3:7)を用いるシリカゲルカラム(Kromasil、10μm)のクロマトグラフィ にかける。10.9gが溶離される。酢酸エチル−ヘキサンからの再結晶の後に 、N−[(R)−1−(1−ナフチル)エチル]−(R)−5−(4−メトキシ −3−プロポキシフェニル)−5−メチル−2−オキサゾリジノン−3−カルボ ン酸アミド7.0gが得られる。融点106℃。[α]D=−9°(CHCl3) 。更に、N−[(R)−1−(1−ナフチル)エチル]−(S)−5−(4−メ トキシ−3−プロポキシフェニル)−5−メチル−2−オキサゾリジノン−3− カルボン酸アミド12.4gが油状物として溶離される。[α]D=−43°(C HCl3 )。 (R)−(−)−5−(4−メトキシ−3−プロポキシフェニル)−5−メチル −2−オキサゾリジノン 氷冷下に、テトラヒドロフラン200ml中のN−[(R)−1−(1−ナフ チル)エチル]−(R)−5−(4−メトキシ−3−プロポキシフェニル)−5 −メチル−2−オキサゾリジノン−3−カルボン酸アミド10.0gの溶液にカ リウムメチレート2.3gを加え、引き続き室温で1.5時間撹拌する。酢酸エチ ル400mlの添加の後に、2N塩化水素酸各50mlで2回、かつ引き続き水 で洗浄し、乾燥させ、真空中で蒸発濃縮させる。8.3gの粗生成物を溶離液と しての酢酸エチル及びヘキサンからの混合物を用いるシリカゲルカラムのクロマ トグラフィにかける。(R)−(−)−5−(4−メトキシ−3−プロポキシフ ェニル)−5−メチル−2−オキサゾリジノン5.3gが得られるから、これを 酢酸エチル−ヘキサン−混合物から再結晶させる。収量:4.5g。融点93℃ 。[α]D=−48°(CHCl3)。 (S)−(+)−5−(4−メトキシ−3−プロポキシフェニル)−5−メチル −2−オキサゾリジノン 氷冷下に、テトラヒドロフラン200ml中のN−[(R)−1−(1−ナフ チル)エチル]−(S)−5−(4−メトキシ−3−プロポキシフェニル)−5 −メチル−2−オキサゾリジノン−3−カルボン酸ア ミド13.8gの溶液にカリウムメチレート4.8gを加え、引き続き室温で16 時間撹拌する。酢酸エチル400mlの添加の後に、2N塩化水素酸各50ml で2回、かつ引き続き水で洗浄し、乾燥させ、真空中で蒸発濃縮させる。16. 5gの粗生成物を溶離液としての酢酸エチル及びヘキサンからの混合物を用いる シリカゲルカラムのクロマトグラフィにかける。(S)−(+)−5−(4−メ トキシ−3−プロポキシフェニル)−5−メチル−2−オキサゾリジノン8.3 gが得られる。ヘキサン−酢酸エチルからの再結晶の後に6.5gが残る。融点 94℃。[α]D=+45°(CHCl3)。 例3 アロファナートジアステレオマーの製造及び分離 (R,S)−5−(3−エトキシ−4−メトキシフェニル)−5−メチル−2 −オキサゾリジノン5.9gをトルエン90ml中に溶かす。トリエチルアミン 3.3ml及び(R)−1−(1−ナフチル)−エチルイソシアネート4.8gの 添加の後に、反応溶液を窒素気下に25時間加熱沸騰させる。室温まで冷却の後 に、真空中で蒸発濃縮させ、残分を酢酸エチル中に溶かし、固体成分を濾去し、 溶液を真空中で濃縮させる。残分を酢酸エチル−ヘキサン−混合物(3:7)を 用いるシリカゲルカラム(Kromasil、10μm)のクロマトグラフィにかける。 N−[(R)−1−(1−ナフ チル)エチル]−(R)−5−(3−エトキシ−4−メトキシフェニル)−5− メチル−2−オキサゾリジノン−3−カルボン酸アミド4.55gが溶離される 。融点112℃。[α]D=−12°(CHCl3)。更に、N−[(R)−1− (1−ナフチル)エチル]−(S)−5−(3−エトキシ−4−メトキシフェニ ル)−5−メチル−2−オキサゾリジノン−3−カルボン酸アミド4.4gが油 状物として溶離される。[α]D=−39°(CHCl3)。 (R)−(−)−5−(3−エトキシ−4−メトキシフェニル)−5−メチル− 2−オキサゾリジノン 氷冷下に、テトラヒドロフラン100ml中のN−[(R)−1−(1−ナフ チル)エチル]−(R)−5−(3−エトキシ−4−メトキシフェニル)−5− メチル−2−オキサゾリジノン−3−カルボン酸アミド7.3gの溶液にカリウ ムメチレート1.8gを加え、引き続き室温で30分間撹拌する。酢酸エチル3 00mlの添加の後に、2N塩化水素酸各50mlで2回、かつ引き続き水で洗 浄し、乾燥させ、真空中で蒸発濃縮させる。粗生成物を溶離液としての酢酸エチ ル及びヘキサンからの混合物を用いるシリカゲルカラムのクロマトグラフィにか ける。(R)−(−)−5−(3−エトキシ−4−メトキシフェニル)−5−メ チル−2−オキサゾリジノン3.8gが得られる。ヘキサン−酢酸エチルからの 再結晶の後に、3.1gが残る。 融点87℃。[α]D=−51°(CHCl3)。 (S)−(+)−5−(3−エトキシ−4−メトキシフェニル)−5−メチル− 2−オキサゾリジノン 氷冷下に、テトラヒドロフラン200ml中のN−[(R)−1−(1−ナフ チル)エチル]−(S)−5−(3−エトキシ−4−メトキシフェニル)−5− メチル−2−オキサゾリジノン−3−カルボン酸アミド10.1gの溶液にカリ ウムメチレート3.6gを加え、引き続き室温で16時間撹拌する。酢酸エチル 400mlの添加の後に、2N塩化水素酸各50mlで2回、かつ引き続き水で 洗浄し、乾燥させ、真空中で蒸発濃縮させる。11.5gの粗生成物を溶離液と しての酢酸エチル及びヘキサンの混合物を用いるシリカゲルカラムのクロマトグ ラフィにかける。(S)−(+)−5−(3−エトキシ−4−メトキシフェニル )−5−メチル−2−オキサゾリジノン5.5gが得られる。ヘキサン−酢酸エ チルからの再結晶の後に、4.1gが残る。融点85℃。[α]D=+49°(C HCl3)。 例4 (R,S)−5−(3−ベンジルオキシ−4−メトキシフェニル)−5−メチル −2−オキサゾリジノンのジアステレオマーの分離 (R,S)−5−(3−シクロペンチルオキシ−4−メトキシフェニル)−5 −メチル−2−オキサゾリ ジノンと同様に製造された(R,S)−5−(3−ベンジルオキシ−4−メトキ シフェニル)−5−メチル−2−オキサゾリジノン3gを、プロクロム装置(Pr ocrom-Anlage)中で、ヘキサン−ジオキサン−混合物を用いるキラフェルカラム (Chiraphersaeule)(25μm)のクロマトグラフィにかける。(S)−(+ )−5−(3−ベンジルオキシ−4−メトキシフェニル)−5−メチル−2−オ キサゾリジノン1.2g、融点116.8℃、[α]D=+38.9°(CHCl3 )及び(R)−(−)−5−(3−ベンジルオキシ−4−メトキシフェニル)− 5−メチル−2−オキサゾリジノン1.1g、融点116.7℃、[α]D=+3 8.4°(CHCl3)が溶離される。 (R)−(−)−5−(3−ヒドロキシ−4−メトキシフェニル)−5−メチル −2−オキサゾリジノン (R)−(−)−5−(3−ベンジルオキシ−4−メトキシフェニル)−5− メチル−2−オキサゾリジノン1.1gを酢酸エチル40ml中に溶かし、パラ ジウム/炭(10%)100mgを加える。水素吸収が止むまで水素添加する。 シリカゲルを通す濾過及び真空中での蒸発濃縮の後に、(R)−(−)−5−( 3−ヒドロキシ−4−メトキシフェニル)−5−メチル−2−オキサゾリジノン 750mgが得られる。融点141.6℃。[α]D=−28.2°(CHCl3) 。 (R)−(−)−5−(3−シクロブチルオキシ−4−メトキシフェニル)−5 −メチル−2−オキサゾリジノン (R)−(−)−5−(3−ヒドロキシ−4−メトキシフェニル)−5−メチ ル−2−オキサゾリジノン80mgにジメチルホルムアミド1ml中で水素化ナ トリウム(55〜65%)25mgを加え、60℃で15分間撹拌する。冷却の 後に、ブロムシクロブタン0.04mlを滴加し、110℃で2時間撹拌する。 この反応混合物を球管付きオイルポンプ真空で濃縮乾燥させる。残分をシリカゲ ルのクロマトグラフィにかけ溶離液としてのヘキサン−酢酸エチル−混合物を用 いて精製する。(R)−(−)−5−(3−シクロブチルオキシ−4−メトキシ フェニル)−5−メチル−2−オキサゾリジノン52mgが生じる。融点132 .5℃。[α]D=−38.6℃(CHCl3)。 例5 (R)−(−)−5−(3−イソブテニルオキシ−4−メトキシフェニル)−5 −メチル−2−オキサゾリジノン エタノール30ml中の(R)−(−)−5−(3−ヒドロキシ−4−メトキ シフェニル)−5−メチル−2−オキサゾリジノン710mgの溶液に、順次に 炭酸カリウム658mg及び塩化メタリル0.48m lを加える。70℃で15時間撹拌の後に濾過し、溶液を真空中で蒸発濃縮させ る。油状残分をシリカゲルのクロマトグラフィにより溶離液としてヘキサン−酢 酸エチル−混合物を用いて精製する。(R)−(−)−5−(3−イソブテニル オキシ−4−メトキシフェニル)−5−メチル−2−オキサゾリジノン620m gが油状物として得られる。[α]D=−24.3°。 例6 (R)−(−)−5−(3−イソブチルオキシ−4−メトキシフェニル)−5− メチル−2−オキサゾリジノン (R)−(−)−5−(3−イソブテニルオキシ−4−メトキシフェニル)− 5−メチル−2−オキサゾリジノン360mgを酢酸エチル10ml中に溶かし 、パラジウム/炭(10%)50mgを加える。水素吸収が停止するまで水素添 加する。シリカゲルを通す濾過及び真空中での蒸発濃縮の後に、油状残分が得ら れる。粗生成物をシリカゲルカラムのクロマトグラフィにより溶離液としてのヘ キサン−アセトン−混合物を用いて精製する。(R)−(−)−5−(3−イソ ブチルオキシ−4−メトキシフェニル)−5−メチル−2−オキサゾリジノン1 86mgが得られる。融点93.7℃、[α]D=−24.7°。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI A61K 31/00 637 A61K 31/00 637 31/42 31/42 (72)発明者 ヘルムート ヴァハテル ドイツ連邦共和国 ベルリン ズアレツシ ュトラーセ 72 (72)発明者 ヘルベルト シュナイダー ドイツ連邦共和国 ベルリン デュイスブ ルガー シュトラーセ 20 (72)発明者 ダリル フォールズ アメリカ合衆国 カリフォルニア ミル ヴァレー リード ブルヴァード 136 (72)発明者 ハラルド ディンター アメリカ合衆国 カリフォルニア サン ラファエル デ ラ ゲラ 80

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.式I: [式中、RはC−原子数5までの炭化水素基を表す]の(R)−(−)−メチル フェニルオキサゾリジノン−誘導体。 2.請求項1に記載の、(R)−(−)−5−(3−シクロペンチルオキシ− 4−メトキシフェニル)−5−メチル−2−オキサゾリジノン、 (R)−(−)−5−(3−エトキシ−4−メトキシフェニル)−5−メチル− 2−オキサゾリジノン、 (R)−(−)−5−(4−メトキシフェニル−3−プロポキシ)−5−メチル −2−オキサゾリジノン、 (R)−(−)−5−(3−シクロブチルオキシ−4−メトキシフェニル)−5 −メチル−2−オキサゾリジノン、 (R)−(−)−5−(3−イソブテニルオキシ−4−メトキシフェニル)−5 −メチル−2−オキサゾリジノン、 (R)−(−)−5−(3−イソブチルオキシ−4− メトキシフェニル)−5−メチル−2−オキサゾリジノン。 3.請求項1又は2に記載の化合物1種を含有する医薬品。 4.腫瘍壊死因子の活性化により介在される病気の治療用医薬品の製造のため の請求項1又は2に記載の化合物の使用。 5.多発性硬化症の治療用医薬品の製造のための請求項1又は2に記載の化合 物の使用。 6.そのラセミ体を光学的活性の助剤を用いてジアステレオマー混合物に変じ 、引き続き光学的活性の助剤を分離除去することを特徴とする、請求項1に記載 の化合物の製法。 7.そのラセミ体をキラールなカラムのクロマトグラフィにかけることを特徴 とする、請求項1に記載の化合物の製法。 8.(R)−(−)−5−(3−ヒドロキシ−4−メトキシフェニル)−5− メチル−2−オキサゾリジノンをエーテル化し、引き続き所望に応じてアルケニ ルを表すRを還元することを特徴とする、請求項1に記載の化合物の製法。
JP9516174A 1995-10-20 1996-02-09 キラールなメチルフェニルオキサゾリジノン Ceased JPH11513693A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE19540475A DE19540475A1 (de) 1995-10-20 1995-10-20 Chirale Methylphenyloxazolidinone
DE19540475.0 1995-10-20
PCT/DE1996/000259 WO1997015561A1 (de) 1995-10-20 1996-02-09 Chirale methylphenyloxazolidinone

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11513693A true JPH11513693A (ja) 1999-11-24

Family

ID=7776217

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9516174A Ceased JPH11513693A (ja) 1995-10-20 1996-02-09 キラールなメチルフェニルオキサゾリジノン

Country Status (25)

Country Link
US (1) US6025376A (ja)
EP (1) EP0859766B1 (ja)
JP (1) JPH11513693A (ja)
KR (1) KR100417359B1 (ja)
CN (1) CN1077103C (ja)
AT (1) ATE201203T1 (ja)
AU (1) AU715344B2 (ja)
CZ (1) CZ292167B6 (ja)
DE (2) DE19540475A1 (ja)
DK (1) DK0859766T3 (ja)
ES (1) ES2158284T3 (ja)
FI (1) FI980862A0 (ja)
GR (1) GR3036305T3 (ja)
HK (1) HK1015788A1 (ja)
HU (1) HUP9802630A3 (ja)
IL (1) IL117091A (ja)
NO (1) NO310772B1 (ja)
NZ (1) NZ301645A (ja)
PL (1) PL185526B1 (ja)
PT (1) PT859766E (ja)
RU (1) RU2156243C2 (ja)
SK (1) SK282653B6 (ja)
TR (1) TR199800679T2 (ja)
WO (1) WO1997015561A1 (ja)
ZA (1) ZA961074B (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004098592A1 (ja) * 2003-05-06 2004-11-18 Senju Pharmaceutical Co. Ltd. オキサゾリジノン誘導体含有組成物

Families Citing this family (25)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
AU8747998A (en) * 1997-08-21 1999-03-16 Takeda Chemical Industries Ltd. Anti-inflammatory agent
DE19928312A1 (de) * 1999-06-16 2000-12-21 Schering Ag Arzneimittelzubereitung mit verzögerter Wirkstoffabgabe
US6808902B1 (en) 1999-11-12 2004-10-26 Amgen Inc. Process for correction of a disulfide misfold in IL-1Ra Fc fusion molecules
EP1216700A1 (de) * 2000-12-21 2002-06-26 Schering Aktiengesellschaft Transdermalsysteme (TDS) enthaltend (R)-(-)-Methylphenyloxazolidinon-Derivate, Inhibitoren der Phosphodiesterase IV
GB0111872D0 (en) * 2001-05-15 2001-07-04 Northwick Park Inst For Medica Therapeutic agents and methods
TR201809008T4 (tr) 2001-06-26 2018-07-23 Amgen Fremont Inc Opgl ye karşi antikorlar.
US6886964B2 (en) * 2001-06-26 2005-05-03 Allan Gardiner Illuminator with filter array and bandwidth controller
US7011854B2 (en) * 2002-02-04 2006-03-14 Alfama-Investigacao e Desenvolvimento de Produtos Farmaceuticos Lda Method for treating a mammal by administration of a compound having the ability to release CO, compounds having the ability to release CO and pharmaceutical compositions thereof
US20080026984A1 (en) * 2002-02-04 2008-01-31 Alfama - Investigacao E Desenvolvimento De Productos Farmaceuticos Lda Methods for treating inflammatory disease by administering aldehydes and derivatives thereof
US6962940B2 (en) 2002-03-20 2005-11-08 Celgene Corporation (+)-2-[1-(3-Ethoxy-4-methoxyphenyl)-2-methylsulfonylethyl]-4-acetylaminoisoindoline-1,3-dione: methods of using and compositions thereof
ES2211344B1 (es) * 2002-12-26 2005-10-01 Almirall Prodesfarma, S.A. Nuevos derivados de piridazin-3(2h)-ona.
PL378879A1 (pl) * 2002-12-30 2006-05-29 Amgen Inc. Terapia skojarzona z czynnikami kostymulującymi
US20070207217A1 (en) * 2003-02-03 2007-09-06 Alfama - Investigacao E Desenvolvimento De Productos Farmaceuticos Lda Method for treating a mammal by administration of a compound having the ability to release CO
ES2251866B1 (es) 2004-06-18 2007-06-16 Laboratorios Almirall S.A. Nuevos derivados de piridazin-3(2h)-ona.
ES2251867B1 (es) * 2004-06-21 2007-06-16 Laboratorios Almirall S.A. Nuevos derivados de piridazin-3(2h)-ona.
US20110104186A1 (en) 2004-06-24 2011-05-05 Nicholas Valiante Small molecule immunopotentiators and assays for their detection
GB0601394D0 (en) 2006-01-24 2006-03-01 Hemocorm Ltd Therapeutic delivery of carbon monoxide
ES2320954B1 (es) * 2007-03-02 2010-03-16 Laboratorio Almirall S.A. Nuevo procedimiento de preparacion de 3-metil-4-fenilisoxazolo (3,4-d)iridazin-7(6h)-ona.
PT2699242T (pt) 2011-04-19 2018-01-22 Alfama Inc Moléculas de libertação de monóxido de carbono e utilizações das mesmas
ES2628634T3 (es) 2011-07-21 2017-08-03 Alfama, Inc. Moléculas liberadoras de monóxido de carbono-rutenio y usos de las mismas
EP3402777B1 (en) 2015-12-16 2023-12-13 Merck Sharp & Dohme Corp. Oxazolidinones as taro inhibitors
US10736905B1 (en) 2016-09-09 2020-08-11 Shahin Fatholahi Nefopam dosage forms and methods of treatment
US11446311B2 (en) 2017-09-08 2022-09-20 Shahin Fatholahi Methods for treating pain associated with sickle cell disease
US10736874B1 (en) 2017-09-08 2020-08-11 Shahin Fatholahi Methods for treating pain associated with sickle cell disease
CA3135420A1 (en) * 2018-04-05 2019-10-10 Universiteit Hasselt Selective pde4d inhibitors against demyelinating diseases

Family Cites Families (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE2413935A1 (de) * 1974-03-20 1975-10-16 Schering Ag 4-(polyalkoxy-phenyl)-2-pyrrolidone
DE2541855A1 (de) * 1975-09-18 1977-03-31 Schering Ag 4-(polyalkoxy-phenyl)-2-pyrrolidone ii
FR2358155A1 (fr) * 1976-07-15 1978-02-10 Lapinet Eugene Composition pour le traitement et la prevention de l'irritation et de l'inflammation de la peau, de l'oeil et des muqueuses
DE2655369A1 (de) * 1976-12-03 1978-06-08 Schering Ag 5-(subst. phenyl)-oxazolidinone und deren schwefelanaloga sowie verfahren zu deren herstellung
DE3438839A1 (de) * 1984-10-19 1986-04-24 Schering AG, 1000 Berlin und 4709 Bergkamen Pharmazeutische praeparate
US5783591A (en) * 1984-10-19 1998-07-21 Schering Aktiengesellschaft Administration of oxazolidinone and pyrolidinone compounds for the treatment of inflammation
DE3639225A1 (de) * 1986-11-14 1988-05-19 Schering Ag Verwendung von 5-(subst. phenyl)-oxazolidinonderiaten als psychopharmaka
KR920702621A (ko) * 1989-06-13 1992-10-06 스튜어트 알. 슈터 단핵세포 및/또는 마크로파지에 의한 인터루킨-1 또는 종양회사인자 생성의 억제
US5420154A (en) * 1990-08-03 1995-05-30 Smithkline Beecham Corp. TNF inhibitors
PT100441A (pt) * 1991-05-02 1993-09-30 Smithkline Beecham Corp Pirrolidinonas, seu processo de preparacao, composicoes farmaceuticas que as contem e uso
US5227369A (en) * 1991-07-11 1993-07-13 The Regents Of The University Of California Compositions and methods for inhibiting leukocyte adhesion to cns myelin
EP0628628A4 (en) * 1992-02-24 1995-11-15 Q P Corp GLA OGENE BACTERIA, CULTURE OF THE SAME BACTERIA, GLA OGENE SUBSTANCE CONTAINING THE SAME AND USE OF THE SAME.
GB9204808D0 (en) * 1992-03-04 1992-04-15 Rhone Poulenc Rorer Ltd Novel compositions of matter
US5264437A (en) * 1992-03-20 1993-11-23 Syntex (U.S.A.) Inc. Optionally substituted pyrido[2,3-d]pyridine-2,4(1H,3H)-diones and pyrido[2,]pyrimidine-2(1H,3H)-ones
US5672622A (en) * 1994-04-21 1997-09-30 Berlex Laboratories, Inc. Treatment of multiple sclerosis

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004098592A1 (ja) * 2003-05-06 2004-11-18 Senju Pharmaceutical Co. Ltd. オキサゾリジノン誘導体含有組成物

Also Published As

Publication number Publication date
ATE201203T1 (de) 2001-06-15
CZ120198A3 (cs) 1998-07-15
IL117091A0 (en) 1996-06-18
AU4712396A (en) 1997-05-15
HUP9802630A2 (hu) 1999-04-28
AU715344B2 (en) 2000-01-20
DK0859766T3 (da) 2001-08-13
KR19990064339A (ko) 1999-07-26
WO1997015561A1 (de) 1997-05-01
TR199800679T2 (xx) 1998-07-21
KR100417359B1 (ko) 2004-03-19
RU2156243C2 (ru) 2000-09-20
SK49598A3 (en) 1998-09-09
PL326322A1 (en) 1998-09-14
GR3036305T3 (en) 2001-10-31
NO981688L (no) 1998-04-15
EP0859766A1 (de) 1998-08-26
HK1015788A1 (en) 1999-10-22
CZ292167B6 (cs) 2003-08-13
CN1077103C (zh) 2002-01-02
CN1200115A (zh) 1998-11-25
DE19540475A1 (de) 1997-04-24
PT859766E (pt) 2001-10-30
PL185526B1 (pl) 2003-05-30
SK282653B6 (sk) 2002-11-06
DE59606920D1 (de) 2001-06-21
US6025376A (en) 2000-02-15
NO310772B1 (no) 2001-08-27
EP0859766B1 (de) 2001-05-16
NO981688D0 (no) 1998-04-15
NZ301645A (en) 1999-11-29
FI980862A (fi) 1998-04-17
ES2158284T3 (es) 2001-09-01
HUP9802630A3 (en) 2000-01-28
FI980862A0 (fi) 1998-04-17
ZA961074B (en) 1997-02-26
IL117091A (en) 2000-07-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH11513693A (ja) キラールなメチルフェニルオキサゾリジノン
JP4634286B2 (ja) 2−オキサゾリジノン誘導体のワンポット合成
EP0863897B1 (fr) Derives de 5-phenyl-3-(piperidin-4-yl)-1,3,4-oxadiazol-2(3h)-one, utiles comme ligands des recepteurs 5-ht4 ou h3
US4268673A (en) 5-Unsubstituted-9,9-dimethyl-6,7-benzomorphans
JPH03246258A (ja) 4―(4―アルコキシフェニル)―2―ブチルアミン誘導体およびその製造法
KR850001916B1 (ko) 아미노-페닐-에탄올 아민의 제조방법
DE3543982A1 (de) Indolderivate, verfahren zu ihrer herstellung und sie enthaltende, pharmazeutische zubereitungen
JPS603387B2 (ja) 新規光学活性イミダゾリジン−2−オン誘導体およびその製法
JPS63156763A (ja) 塩基性置換フェニルアセトニトリル及びカルシウム拮抗作用を有する心血管系疾患の治療剤
EP1082307A1 (en) Processes and intermediates for preparing 2-substituted piperidine stereoisomers
US4636501A (en) Para-substituted 3-phenoxy-1-carbonylamino-alkylamino-propanol compounds, beta receptor blocking compositions and use
JPS5862141A (ja) テトラヒドロナフタレン誘導体
DE3719699A1 (de) Indolderivate
JPH07291974A (ja) エピ−エピバチジン誘導体及びその製造法
EP1165528A1 (fr) Nouveaux derives de morpholine, procede pour leur preparation et compositions pharmaceutiques les contenant
US4076840A (en) Substituted cyclopropyl benzamides and pharmaceutical preparations and methods of use employing such compounds
BE1005612A5 (fr) Derive de la dichloroaniline.
JP3160041B2 (ja) アミン誘導体の製造方法
JPH026461A (ja) 抗高血圧性スルホンアニリド類
CA2235264C (en) Chiral methylphenyloxazolidinones
JPH08198866A (ja) 新規2−アミノ−1−フェニルエタノール化合物
JP3729504B2 (ja) 2−オキサゾリジノン誘導体のワンポット合成
JP4057088B2 (ja) ピロリジン誘導体の製造方法
JPS61152663A (ja) オキセタノン類
JPS6383056A (ja) ジアステレオマーの分割

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20061016

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20061031

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20070110

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20070226

A313 Final decision of rejection without a dissenting response from the applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A313

Effective date: 20070613

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20070731