JPH11511024A - 糖菓組成物 - Google Patents
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Abstract
(57)【要約】
冷却組成物および香味組成物を別々の離れた部分に含んでなる、咳およびかぜ様症状の軽減のために適した糖菓製品であって、前記冷却および香味組成物が異なる放出挙動を示すように作られている糖菓組成物。この糖菓剤は喉を滑らかにする良好な特性と改良された味を有する。
Description
【発明の詳細な説明】
糖菓組成物
発明の分野
本発明は糖菓剤製品に関するものである。より詳細に述べるならば、喉を滑ら
かにする良好な特性および改良された味を有する糖菓製品に関する。本発明はさ
らにこのような製品の製法にも関係する。
発明の背景
冷却剤(または清涼剤)、特にメントールは、咽頭痛の緩和、および咳および
かぜのその他の症状の緩和のためにずっと以前から知られている。それは、なめ
ると活性成分を放出するのどあめまたはトローチの形で投与されることが多い。
そのあめまたはトローチの味は、レモン−、オレンジ−またはチェリーエッセン
スような香味料を補充することによって、口あたりをより良くすることができる
。
例えばEP−A−431,376号は、水素化イソマルツロースおよび活性成
分−鎮咳剤または抗ヒスタミン剤であるがメントールまたはユーカリでもよい−
を含む咽喉痛治療のための徐放性糖菓剤を開示している。その糖菓剤は通常はそ
の他の香味料、例えばレモン、蜂蜜またはチェリーなど(だがメントールまたは
ユーカリでもよい)を含む。
メントールを含むゼラチンゴムも同じ目的のために公知であり、チューインガ
ムが咽喉痛治療のための良い担体となり得ることも当業者には認められている。
メントールに類似の冷却作用をもつ幾つかの他の化合物が技術文献には報告さ
れている。カルボキサミド類がのどあめを含める種々の組成物に使用するために
開示されている。このような材料および組成物を記載した2特許は1979年1
月23日発行のワトソン(Watson)らの米国特許第4,136,163号、および
1980年10月28日発行のロウスエル(Rowsell)らの米国特許第4,230
,688号である。
しかし、このような冷却剤の使用は、香味にマイナスの影響を与え得る;柑橘
類果物の香油を用いたときは特にそうである。だが、冷却剤および香味料を同じ
製品の別々の組成物に組み込み、それらの組成物を冷却剤と香味料とが別の放出
挙動を示すように作ることによってこのマイナスの相互作用を減らすことができ
、または排除さえできることが判明した。多成分糖菓製品は公知である。
1985年8月7日に公開されたEP−A−150,934号は、別々の層に
異なるガムベース含有物を含み、それらが異なる速度で香味料を放出するような
多層チューインガムを開示している。香味料はオレンジ−およびレモン油、チェ
リーエッセンスおよびペパーミント油を含める。
1988年5月11日に公開されたEP−A−267,160号は、最低2つ
の別々の主要部分を単一の圧縮段階で一つに合わせた成形食用製品を開示してい
る。1つの主要部分は最低1つの物理的および/または化学的特性が他の主要部
分のそれらと異なる。このものは、例えば抗ヒスタミン剤とアルデヒド含有香味
成分というような、香味料−薬剤相互作用を避けるために用いることができる。
1988年8月9日に発行された米国特許第4,762,719号は、固いキャ
ンディーの外皮と粉末状の中心充填物とを含むせき止めドロップを開示している
。外皮も中心充填物組成物も両方共、メントールおよびユーカリなどの活性成分
を含む。外皮はその他にチェリー、レモン、オレンジ、ライムなどの香味料も含
む。
しかし上記の参考文献のなかで、冷却剤と香味料とを異なる組成物中に分離し
、冷却剤と香味料とが異なる放出挙動をもつようにすることによって利点が生ま
れることを教示または示唆しているものは1つもない。
よって本発明の目的は、良い喉潤滑特性および改良された味を有する糖菓製品
を提供することである。
本発明のその他の目的は、冷却剤および香味料の両方を含み、改良された味を
もち、簡単に製造できる糖菓製品を提供することである。
発明の要旨
本発明の一つの見地によれば、咳およびかぜ様症状を緩和するのに適した、冷
却組成物および香味組成物を別々の離れた領域に含む糖菓製品であって、その冷
却剤および香味組成物は異なる放出挙動をとるように作られている糖菓製品が提
供される。
濃度および比率は、特に記載しない限り重量で示される。%は、特に記載しな
い限り最終的糖菓製品の重量に対するものである。
発明の詳細な説明
本発明は、咳およびかぜ様症状を緩和するのに適した糖菓製品であって、その
製品中の別々の離れた領域に冷却組成物および香味組成物を含み、その冷却およ
び香味組成物が異なる放出挙動をとるようになっている糖菓製品を提供するもの
である。糖菓製品は、例えば硬−および軟キャンディー、チューインガムおよび
錠剤(或いはタブレット)など種々の形をとることができる。それはチュアブル
トローチ、例えばゼラチンガムであるのが好ましい。
少なくとも1つの領域は冷却組成物からなり、少なくとも1つの領域が香味組
成物からなる。その他の、香味料も冷却剤を含まない領域をその製品に組み込む
こともできる。その糖菓製品は1つだけの冷却組成物と1つだけの香味料組成物
とからなることが好ましい。別々の離れた領域は、例えばEP−A−150,9
34号に述べられているような別個の層であってもよい。その場合には、糖菓製
品は2部分のみを有し、その1つは冷却組成物で、他の1つは香味組成物である
ように作られる。それら2部分は大体等しいサイズであることが好ましいが、必
ずしもそうでなくてもよい。
別の好適実施態様では、糖菓製品は、冷却−または香味組成物のどちらかの外
側コーティングを有することができる。そのコーティングは連続性であってもよ
いし(例えば中心充填キャンディーまたは糖衣錠)、さもなくばばらばらの粒子
からなってもよい(例えば糖類コーティング)。
冷却組成物
冷却組成物は概して総糖菓製品の約0.5%ないし約80%、好適には約1%
ないし約70%、より好適には約5%ないし約60%を構成する。冷却組成物の
重要な成分は生理学的冷却剤である。
生理学的冷却剤の試験は1976年10月13日に公開されたGB−A−1,
452,291号に記載されている。これを簡単に以下に示す。
本開示の目的のために、生理学的冷活性を有し、本明細書では冷受容体刺激物
質と呼ぶ化合物類を確認する手段として下記の試験法を用いることができる。こ
の試験は純粋に、生理学的冷却活性を有し、本発明にとって有用な化合物を確認
するための手段であり、また、特定の方法によって、からだの特定の部分に適用
したときに、それら化合物間の、およびそれら化合物とメタノールとを比較した
場合の、それら化合物の異なる相対的活性の指標を与えるための手段ともされる
。これらの結果は、その他の因子が役割を演ずるその他の処方およびからだのそ
の他の部分におけるこれら化合物の活性を必ずしも示すものではない。例えば、
冷効果の発現における調節因子、その強度および持続性はそれら化合物の経皮的
浸透速度に影響を与え、これは人体の異なる部分では種々異なる。したがって本
発明による実際の製品の処方は広く経験的基礎に基づいて作られる;ただし記載
の試験法は化合物の経口投与に関するものであるから、試験結果およびその他の
数字は、特に経口投与製品の処方の場合は指針として有用である。もちろん、人
体の他の部分、例えば顔または前腕における化合物類の相対的活性を測定する目
的で同様な試験を考案してもよい。そしてこれが外用局所使用のための製剤に用
いる化合物を選択する有用な指針となる。
記載の試験法を統計的基礎に基づいて実施することも注目される。これが必要
なのは、これらの化合物に対する感受性は化合物ごとに、また人体の部分ごとに
異なるのみならず、個人間でも異なるからである。このような性質の試験は一般
に器官感覚受容性特性、例えば有機および無機化合物の味および匂いの試験に用
いられる;カーク−オスマー(Kirk-Othmer):化学工学百科事典(Encyclopedi
a of Chemical Tecnology)第二版(1967)14巻、336−344ページ
を参照。
次の試験法は平均的感受性をもつ人に明らかな冷却効果をもたらすために必要
な試験化合物の最小量を決めるのが目的である。この最小量はその特定の化合物
の閾値と言われる。試験はl−メントールに対する平均的感受性をもつ人6名か
らなる選択的パネルで行われる。
平均的感受性の試験パネルを選択するために、次の方法を用いる。石油エーテ
ル溶液(bp.40−60)にしたl−メントールの既知量を5mm平方の濾紙
上に置き、その後溶媒を蒸発させる。観察者群を登録し、1枚の含浸四角形を一
度に舌の上に載せて、冷効果があるかどうかを報告するように求める。各含浸四
角形上のl−メントールの量を1四角形あたりほぼ0.25μg以上からほぼ0.
25μg以下までの数値に徐々に減らす。正確な範囲は重要でない。
2.0μgを含む四角形からで始め、半分にして行くのが好都合である、すな
わち第2の試験四角形は1.0μgを含み、第3の試験四角形は0.5μgを含む
、等々。各量を舌上で最低10回試験する。この方法で、l−メントールによる
冷受容体刺激の閾値が各個々の群で決められる:各個々の閾値は、10回以上の
試験を実施した系列で、その回数の50%に冷効果が報告されたl−メントール
の量である。今度はl−メントールの閾値が0.1μgないし10μgの範囲内
にあり、平均閾値が約0.25μgであるように6名の群のメンバーが選択され
る。この選択群は平均感受性をもった試験群と見なされる。
冷却剤の活性を試験するために、上記の方法をl−メントールの平均感受性を
もつ6名の選択群メンバーのみで反復する。6名の選択群メンバーの各々で各試
験化合物の個々の閾値を測定し、平均化する。選択した試験群の平均閾値が10
0μg以下、好適には50μg以下である化合物類が本発明による冷活性を有す
ると見なされる。
本発明に使用するのに適した生理学的冷却剤はカルボキサミド類、メントール
、ユーカリ、メンタンエーテル類、およびそれらの混合物を含める。
ここに用いるのに適したメンタンエーテルは下記の式を有し、
上記式中、R5が任意的に25個までの炭素原子、より好適には5個までの炭素
原子を含む脂肪族基で置換されたヒドロキシであり、Xが水素またはヒドロキシ
である、例えばタカサゴ インターナショナル コーポレーション(Takasago I
nternational Corporation)からタカサゴという商品名で市販されるようなもの
である。本発明の組成物に使用するための特に好適な冷却剤はタカサゴ10[3
−l−メントキシプロパン−1,2−ジオール(MPD)]である。MPDは
−メントールのモノグリセリン誘導体であり、すぐれた冷活性を有する。
最も有用であることがわかったカルボキサミドは、1979年1月23日発行
のワトソン(Watson)らの米国特許第4,136,163号、および1980年1
0月28日発行のロウスエル(Rowsell)らの米国特許第4,230,688号に
記載されたものである。
米国特許第4,136,163号のカルボキサミド類はN−置換−p−メンタン
−3−カルボキサミドである。これらの化合物は下記の式の3−置換−p−メン
タンであり:
上記式中、R’は、個別に考慮した場合、水素または25個までの炭素原子を含
む脂肪族基であり;R”は個別に考慮した場合、ヒドロキシ、または25個まで
の炭素原子を含む脂肪族基であり、この場合R’が水素であるときは、R”は炭
素原子10個までのアリール基でもよく、置換フェニル、フェナルキルまたは置
換フェナルキル、ナフチルおよび置換ナフチル、ピリジルからなる群から選択す
ることができ;R’およびR”は、これらが互いに窒素に結合している場合、炭
素原子25までの環状または複素環状基、例えばピペリジノ、モルフォリノなど
をあらわす。
上記の定義において、“脂肪族”は直鎖、枝分かれ鎖、または芳香族不飽和を
含まない環状基を含めるものとする、例えばアルキル、シクロアルキル、アルケ
ニル、シクロアルケニル、アルキニル、ヒドロキシアルキル、アシロキシアルキ
ル、アルコキシ、アルコキシアルキル、アミノアルキル、アシルアミノアルキル
、カルボキシアルキルおよび同様な組み合わせを含める。
R’およびR”が脂肪族であるときの典型的基はメチル、エチル、プロピル、
ブチル、イソブチル、n−デシル、シクロプロピル、シクロヘキシル、シクロペ
ンチル、シクロヘプチルメチル、2−ヒドロキシエチル、3−ヒドロキシ−n−
プロピル、6−ヒドロキシ−n−ヘキシル、2−アミノエチル、2−アセトキシ
エチル、2−エチルカルボキシエチル、4−hydroxybut−2−イニル、カルボキ
シメチルなとである。
R”がアリールであるとき、典型的基はベンジル、ナフチル、4−メトキシフ
ェニル、4−ヒドロキシフェニル、4−メチルフェニル、3−ヒドロキシ−4−
メチルフェニル、4−フルオロフェニル、4−ニトロフェニル、2−ヒドロキシ
ナフチル、ピペリジルなどである。
米国特許第4,230,688号のカルボキサミド類は、幾つかの非環式第三お
よび第二カルボキサミドである。これらは下記の式を有し、
上記式中、R’およびR”は、個別に考慮した場合、水素、C1−C5アルキルま
たはC1−C8ヒドロキシアルキルであり、炭素原子の合計は8個以下であり、た
だし、R’が水素であるとき、R”は6個までの炭素原子を有するアルキルカル
ボキシアルキルであることができ;R’およびR”は、一緒にした場合は、炭素
原子6個までのアルキレン基を示し、その基の反対側の端はアミド窒素原子に結
合し、それによって窒素複素環を形成し、その炭素鎖は場合によっては酸素によ
って中断可能であり;R1は水素またはC1−C5アルキルであり、R2およびR3
は各々C1−C5アルキルであり、この場合(i)R1、R2およびR3が一緒にな
って合計最低5個の炭素原子、好適には5−10個の炭素原子をもたらし;(ii
)R1が水素であるとき、R2はC2−C5アルキルであり、R3はC3−C5アルキ
ルであり、R2およびR3の少なくとも1つは枝分かれしており、好適には式中の
(*)でマークした炭素原子に対してアルファまたはベータの位置にある。
ここに使用するのに適したメンタンエステルは下記の式を有し:
上記式中R4は水素、ヒドロキシまたは25個までの炭素原子を含む脂肪族基で
ある。
生理学的冷却剤は好適には冷却組成物重量の約0.01ないし約15重量%、
より好適には約0.1ないし約12重量%、そして最も好適には約0.5ないし約
10重量%存在する。
本発明の冷却組成物は下に定義するような香味料を含まないのが好ましい。し
かし冷却組成物はその他の化学物質、例えば担体、着色剤など、そのものは芳香
成分ではないが香味改良剤として当業者に公知のものは含むことができる。それ
ら組成物は少量の低強度香味剤(すなわち、香味エッセンスやそれらの合成類似
物を除く化学物質)も含むことができる。冷却組成物のための担体は、その糖菓
製品の特定の形によって選択される。本明細書の糖菓製品は飴または錠剤の形で
あるのが好ましい。飴または錠剤の場合には、担体は砂糖またはシュガーフリー
基剤である。シュガーフリーの飴組成物はサッカロース、例えばスクロース、フ
ルクトースなどがほとんど含まれない;一方、砂糖ベースの飴組成物は天然砂糖
、例えばスクロース、グルコース、フルクトース、高フルクトースコーンシロッ
プおよび転化糖などを含む。
好適一実施態様において、冷却組成物は、当業者に公知の、のどガムおよび−
飴の担体組成物を含む。適した担体組成物は1957年W.J.Bush & Company Ltd
.が刊行した“スキューズ(Skuse's)完全糖菓製造機”、13版に見いだすこ
とができる。このような場合、担体組成物はゲル化剤、例えばゼラチン(例;ゼ
ラチン220ブルーム(Gelatin 220 Bloom))またはアラビヤゴム、および酸
味剤(acidulating agent)などを含める。酸味剤は概して有機酸、例えば酒石
酸または好適にはクエン酸である。正確な濃度は使用する原料および必要な粘稠
度によって決まる。適した濃度は冷却組成物の約0.3ないし約1.5重量%、好
適には約0.4ないし1.3重量%、より好適には約0.5ないし約1.2重量%で
ある。酸味剤の濃度を種々変えて、冷却組成物の溶解/崩壊速度をコントロール
し、冷却剤の放出挙動を香味組成物からの香味の放出挙動から分けることができ
る。冷却剤は当業者には公知の方法を用いて冷却組成物に挿入される。このよう
な組成物中の冷却剤の適した濃度は冷却組成物の約0.01ないし約0.5重量%
、より好適には約0.05ないし約0.2重量%、最も好適には約0.1ないし約
0.15重量%である。
冷却組成物のための担体はチューインガム組成物でもよい。そのような組成物
は当業者には公知である。それらは概してエラストマーまたはエラストマー混合
物を含むチューインガムベース組成物を含んでなる。例示的エラストマーはSB
R、合成ゴムまたはエラストマー、例えばポリイソブチレンおよびイソブチレン
−イソプレン コポリマーなど;天然ガムまたはエラストマー、例えばチクル、
天然ゴム、ジェルトン、バラタ、グッタペルカ、lechi caspi、ソルヴァおよび
これらの混合物を含める。ガム基剤は市販されている。EP−A−150934
号に記載のように、チューインガム組成物中のガム基剤の種類および濃度を種々
変えて冷却組成物からの冷却剤の放出速度を目的に合わせて調節することができ
る。冷却剤は当業者に公知の方法を用いて冷却組成物に挿入される。そのような
組成物中の冷却剤の適した濃度は冷却組成物の約0.05ないし約0.2重量%、
より好適には約0.05ないし約0.2重量%、最も好適には約0.1ないし約0.
15重量%である。
前述の場合、冷却組成物そのものは一般に糖菓製品の約20ないし80重量%
、好適には約30ないし約70重量%、より好適には約40ないし約60重量%
を構成する。
別の好適実施態様では、冷却組成物は錠剤、トローチまたはガム全体の結晶性
コーティングの形をとる。このような場合には担体は結晶性砂糖、好適にはスク
ロース、またはシュガーフリーの代替物、例えばソルビトールまたはキシリトー
ルである。結晶性担体に冷却剤を担持させるためには、一般的方法を用い結晶性
担体上にエタノール溶液から冷却剤を噴霧乾燥させる。この種の冷却組成物を用
いる場合は冷却剤濃度は前よりも高くすることができ、冷却組成物の約0.05
ないし約1%、より好適には約0.1ないし約0.8重量%、最も好適には約0.
2ないし約0.6重量%である。このような場合、冷却組成物そのものは糖菓製
品の約0.5ないし約20重量%、好適には約1ないし約15%、より好適には
約5ないし約12%を構成する。
香味組成物
香味組成物は一般的に総糖菓製品の約20ないし約99.5%、好適には約3
0ないし約99%、より好適には約40ないし約95%を構成する。冷却組成物
の重要な1成分は香味料である。
ここに用いる用語“香味料”とは、糖菓製品に香味を与える主目的で香味組成
物に加えられる香味エッセンスおよびそれと等価の合成成分を意味する。それは
前記のように冷却剤を締め出す。より詳細に述べるならば、用語“香味料”はカ
ルボキサミド、メントール、ユーカリ、メンタンエステル類およびメンタンエー
テル類を除外する。糖菓剤の当業者に公知の香味料は、合成香味液および/また
は植物葉、花、果物などから誘導される油、およびこれらの組み合わせから選ぶ
ことができる。代表的香味液にはシナモン油、人工的、天然または合成果実芳香
類、例えばシトラス油(レモン、オレンジ、バナナ、グレープ、ライム、アプリ
コットおよびグレープフルーツなど)およびリンゴ、イチゴ、チェリー、オレン
ジ、パイナップルなどの果物のエッセンス、豆およびナッツに由来する香味料、
例えばコーヒー、ココア、コーラ、ピーナッツ、アーモンドなどがある。
用いる香味料の量は、芳香の種類、ベースの種類、所望の強度などのいくつか
の因子に関係する好みの問題であるのが普通である。一般的には香味組成物の約
4重量%まで、好適には約0.1ないし約3.0重量%が用いられ、約0.4ない
し約1.5重量%が好ましい。
本発明の香味組成物は上記のような冷却剤を実質上含まない。しかし香味組成
物はその製品のとる特定の形によって選択された担体を含んでなる。その担体の
形および全体的組成は普通は上記の冷却組成物担体のそれらと同じである。それ
は錠剤、トローチまたはガムの全体的結晶性コーティングの形をとることもでき
る。このような場合には、その担体は結晶性砂糖、好適にはスクロース、または
シュガーフリーの代替物、例えばソルビトールまたはキシリトールである。結晶
性担体に香味料を担持させるには、一般的方法を用いて結晶性担体上にエタノー
ル溶液からその香味剤を噴霧乾燥する。この種の香味組成物を用いる場合、香味
料の量としては香味組成物の約8重量%まで、好適には約0.3ないし約5.0重
量%が用いられ、約0.5ないし約3%が好ましい。このような場合、香味組成
物そのものは糖菓製品の約0.5ないし約20重量%、好適には約1ないし約1
5%、より好適には約5ないし約12重量%を構成する。
冷却剤および香味料の放出挙動
本発明の重要な特徴は、冷却剤および香味料組成物が異なる放出挙動を示すよ
うになっていることである。ここに用いる“異なる放出挙動を示すようになって
いる”とは、それら組成物が、それら組成物の均質混合物に対して化学的および
/または物理的に改質され、その糖菓製品を摂取する人が香味の最大効果を感じ
る時点とは異なる時点で冷却剤の最大効果を感じるようにすることを意味する。
大部分のこのような組成物はその製品の摂取時間中に香味または冷却剤を放出し
、香味と冷却剤との同時感覚も若干あることは理解される。しかし冷却剤と香味
料とのピーク効果をプラスになるように分離することによって、製品の全体的感
覚刺激効果(organoleptic effect)が、異なる放出挙動を与えるようになって
いない先行技術の組成物に比べて明らかに改善される。好適実施態様において、
香味料および冷却剤は実質上逐次的に放出される。
糖菓製品がゼラチンまたはアラビヤゴム錠剤の形をとり、香味−および冷却組
成物が実質上同じ担体である場合、香味−および冷却組成物中に異なる濃度の酸
味剤を用いることによってそれら組成物類が異なる放出挙動を示すようにするこ
とができる。酸味剤の濃度が組成物の溶解度および崩壊速度をコントロールする
;より高い濃度の酸味剤は、口の中でより早く崩壊し、その結果香味料または冷
却剤をより早く放出する組成物を与える。香味組成物に対する重量%であらわし
た酸味剤濃度 対 冷却組成物に対する重量%であらわした酸味剤濃度の比は、1
から、好適には最低1.2、より好適には最低1.5、特に好適には最低1.8ま
で異なる。香味組成物中の酸味剤濃度(香味組成物の重量%として)は、冷却組
成物中の酸味剤濃度(冷却組成物の重量%として)より大きくても小さくてもよ
いが、より大きい方が好ましい。
糖菓製品がチューインガムの形をとり、香味および冷却組成物が実質上同じ担
体を有する場合、それら組成物は、香味および冷却組成物中に異なる濃度のガム
ベースを用いることによって異なる放出挙動をとるようにすることができる。香
味組成物中のガムベース濃度は香味組成物の重量%として、冷却組成物中のガム
ベース濃度(冷却組成物の重量%として)とは好適には最低4%ポイント、より
好適には最低6%ポイント、特に好適には最低8%ポイント異なる。香味組成物
の重量%によるガムベース濃度は冷却組成物の重量%によるガムベース濃度より
大きくても小さくてもよい。
好適実施態様において、糖菓製品は錠剤またはチューインガム体の形をとり、
1つの香味−または冷却組成物のみを含み、それに他の香味または冷却組成物の
結晶性コーティングが施されている。結晶性香味−または冷却組成物は前述のも
のである。このような場合、結晶性コーティングは錠剤またはガム体より著しく
速く溶解し、ガムまたは錠剤体から香味剤または冷却剤が放出するずっと前に冷
却剤または香味剤を放出する。その錠剤またはガム体が香味組成物のみを含み、
結晶性コーティングが冷却組成物のみを含むのが好ましい。
中心充填キャンディーを用いて同様な効果を得ることができる。この中心充填
キャンディーでは糖菓製品は香味または冷却組成物の粉末状詰め物を含み、固い
外皮はその他の香味または冷却組成物を含む。
上記の技術を広げて、数種類の香味または冷却剤の逐次的放出が可能である複
数の冷却および/または香味組成物を含む糖菓製品を作ることができる。
製法
本発明は上記の糖菓製品の製法にも関する。
ここに記載の種類の糖菓製品を製造する一般的方法は前に参照したように、1
957年にW.J.Bush & Company Ltd.が刊行した“スキューズ( Skuse's)完全
糖菓製造機”、13版に見いだすことができる。適切な装置のより完全な詳細を
記述したより最近の資料は、Silesia-Essenzengfabrik Gerhard Hank K.G.,Abt
,Fachb chereiによって刊行された“Silesia ConfiserieマニュアルNo.3”で
ある。
上記の異なる冷却剤および香味料放出挙動を有するゼラチンまたはアラビヤゴ
ムを作るための例示的方法を以下に記す。
ゼラチン プレミックスを次のようにして作る;13.5部の水(温度約98℃
)を7.1部のゼラチン220ブルームと約3ないし約5分間混合し、その溶液
を約10ないし約15分間膨潤させる。混合温度は好適には約70℃ないし約8
0℃の範囲に維持するのが好ましい。この混合物に撹拌下でさらに8.8部の水
、26.1部のスクロースおよび44.5部のグルコースシロップを加える。さら
に2ないし3分間撹拌を続ける。生成したミックスをその後さらに加熱して約1
05℃にし、残りのスクロースをすべて溶解し、その後真空にすると温度が約1
05℃から約70℃に低下し、約2ないし約3%の水喪失がおき、甘いゼラチン
混合物が得られる。従来の方法では、この段階で冷却剤、香味剤および酸味剤を
加え、その液体を型に注ぐことになる。しかし本発明の糖菓製品の異なる組成物
および放出挙動を得るためには、その方法をこの段階で変更しなければならない
。
1実施態様では、この甘くしたゼラチン混合物を2つに分ける。混合物の第1
の部分の99部には0.2部の着色料、0.1部の冷却剤および0.7部の酸味剤
(46%クエン酸溶液)を加える。これが冷却組成物となる。混合物の第2部分
97.8部に0.2部の着色料、0.6部の香味剤および1.4部の酸味剤(46%
クエン酸溶液)を加える。これが香味組成物となる。冷却および香味組成物をそ
れから同時に共通の澱粉型に注入する;この場合、各型の1端に香味組成物が詰
められ、他端に冷却組成物が詰められる。約25℃から約30℃までの温度範囲
で約48時間乾燥後、錠剤を型から取り出し、一般的方法でドラム中で油を差し
てくっつき合うのを防ぎ、包装する。
別の実施態様では、糖菓製品を作る方法は、ガムまたは錠剤体を香味−または
冷却組成物で前記のようにコーティングする段階を含む。例えば、香味組成物を
前記のように形成し、その後澱粉型に注ぐ。その際、型全体に香味組成物を充填
するようにする。錠剤を前記のように乾燥し、取り出した後、その錠剤を蒸気処
理し、表面を軟化させ、それから冷却剤を加えた砂糖結晶と共にドラム中でころ
がす。砂糖結晶は軟化した錠剤表面に付着する。取り上げる冷却組成物量は錠剤
の大きさおよび形によって種々様々であるが、普通は仕上がった錠剤の約5ない
し約15%の範囲である。
本発明による組成物を説明するために下記の例を挙げる。しかしそれによって
本発明を制限するものではない。
実施例1
本発明による医学的錠剤形糖菓製品を次のように製造する。次の組成を有する
甘味ゼラチン混合物は前記のように作られる。パーセントは甘味ゼラチン混合物
の重量によってあらわされる。
%
ゼラチン220ブルーム 7.1
スクロース 26.1
グルコースシロップ(50DE) 44.6
水 22.2
一般的甘味ゼラチン混合物、香味および冷却組成物を用い、AおよびBを下記
の組成を有するように作る。パーセントはそれぞれ香味および冷却組成物の重量
によってあらわされる。
それから澱粉型に香味および冷却組成物の各々を同時に注入する。各充填物の
同量が型の反対側端に注入され、真中で出合い、したがって複合ゼラチンベース
の錠剤は1端が芳香組成物を含み、他端が冷却組成物を含むように形成される。
それら錠剤を型から取り出し、くっつかないように軽く油を塗る。芳香組成物の
重量%によるクエン酸量(A) 対 冷却組成物の重量%によるクエン酸量(B
)との比は2:1である。芳香組成物のより高い酸性化は、メントールに比べて
芳香の放出をより速くする。
実施例2
本発明による医学的錠剤形糖菓製品の第2の形は、実施例1の甘味ゼラチン混
合物から出発して作られる。組成は最終的糖菓製品の重量%によってあらわされ
る。
%
甘味ゼラチン混合物(1) 88.53
クエン酸溶液(46%) 1.91
着色料 0.32
チェリーエッセンス 0.13
メントール化スクロース(2) 9.11
(1)上記実施例1から
(2)Aroma Zucker C94150D coatec−Carries 0.4%メントール
甘味ゼラチン混合物、クエン酸溶液、着色料およびチェリーエッセンスを約6
4℃ないし約66℃の温度範囲で混合し、生成した混合物を型に注入する。約4
8時間乾燥後、成型された錠剤を型から取り出し、蒸気で処理して表面を軟化さ
せる。軟化した錠剤(芳香組成物を含む)をその後、メントール化砂糖(冷却組
成物)を含むドラム中でころがし、錠剤表面にメントール化砂糖を付着させる。
錠剤をしゃぶると冷却組成物がメントール冷却剤を、芳香剤の放出より速く放出
する。
本発明の糖菓製品は喉を滑らかにする良好な特性および改良された味を有する
。
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フロントページの続き
(81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE,
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O,RU,SD,SE,SG,SI,SK,TJ,TM
,TR,TT,UA,UG,US,UZ,VN
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1.咳およびかぜ様症状を緩和するために適した糖菓製品であって、冷却組成物 および香味組成物をその製品中の別々の離れた領域に含み、前記冷却および香味 組成物は、異なる放出挙動を示すようになっている糖菓製品。 2.香味または冷却組成物のどちらかが分離した結晶の形でガムまたは錠剤体に コーティングされ、前記ガムまたは錠剤体は香味または冷却組成物の他のどちら かを含んでなる請求の範囲第1項に記載の糖菓製品。 3.製品が1つの冷却組成物と1つの香味組成物とからなるチューインガムまた は錠剤の形である請求の範囲第1項に記載の糖菓製品。 4.製品が錠剤の形であり、冷却組成物および香味組成物の各々がゼラチンまた はアラビヤゴム ゲル化剤と酸味剤とを含む請求の範囲第3項に記載の糖菓製品 。 5.冷却組成物中の酸味剤の量に対する香味組成物中の酸味剤の量の比が、重量 %として0.2〜1、好ましくは0.5〜1、特に好適には0.8〜1である請求 の範囲第4項に記載の糖菓製品。 6.製品がチューインガムの形であり、冷却組成物および香味組成物の各々がガ ム基材を含み、香味組成物のガム基材の量が、冷却組成物のガム基材の量と比較 して4重量%以上、より好適には6重量%以上、特に好適には8重量%以上異な る請求の範囲第3項に記載の糖菓製品。 7.ガムまたは錠剤体を香味組成物または冷却組成物によってコーティングする ステップを含む請求の範囲第1項に記載された糖菓製品の製造方法。 8.コーティングが分離した結晶の形状である請求の範囲第7項に記載の製造方 法。
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