JPH11510199A - 液晶媒体 - Google Patents

液晶媒体

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JPH11510199A JP9507210A JP50721097A JPH11510199A JP H11510199 A JPH11510199 A JP H11510199A JP 9507210 A JP9507210 A JP 9507210A JP 50721097 A JP50721097 A JP 50721097A JP H11510199 A JPH11510199 A JP H11510199A
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、正の誘電異方性を有する極性化合物を基材とする液晶媒体であって、下記一般式Iで表される1種または2種以上の化合物を含有することを特徴とする液晶媒体に関する: 式中、R、YおよびL1は請求項1に定義されているとおりである。

Description

【発明の詳細な説明】 液晶媒体 本発明は、液晶媒体、その電気光学目的における使用およびこの媒体を含有す るディスプレイに関する。 液晶は、特にディスプレイデバイスの誘電体として使用される。この理由は、 このような物質の光学的性質を印加電圧により変えることができるからである。 液晶に基ずく電気光学デバイスは、当業者に充分に周知であり、各種効果に基づ くことができる。このようなデバイスの例には、動的散乱を有するセル、DAP (整列相の変形)セル、ゲスト/ホストセル、TN(ねじれネマティック)セル 、STN(スーパーツィストネマティック)セル、SEE(超複屈折効果)セル およびOMI(光学モード干渉)セルがある。大部分の慣用のディスプレイデバ イスは、シャット−ヘルフリッヒ効果に基づいており、ねじれネマティック構造 を有する。 液晶材料は、良好な化学的安定性および熱に対する安定性を有し、かつまた良 好な電場および電磁波照射線に対する安定性を有していなければならない。さら にまた、液晶材料は、比較的低い粘度を有するべきであり、かつまたセルにおい て、短いアドレス時間、低いしきい値電圧および大きいコントラストを付与すべ きである。 さらにまた、液晶材料は、慣用の動作温度で、すなわち室温以上ないし室温以 下のできるだけ最高に広い範囲で、適当な中間相、例えば前記セル用のネマティ ックまたはコレステリック中間相を有していなければならない。液晶は一般に、 複数の成分の混合物の形態で使用されることから、これらの成分は相互に容易に 混和できるものであることが重要である。さらに別の性質、例えば導電性、誘電 異方性および光学異方性はセルのタイプおよび用途分野に応じて相違する要件を 満たすものでなければならない。例えば、ねじれネマティック構造を有するセル 用の材料は、正の誘電異方性および小さい導電率を有していなければならない。 一例として、各画素の切換え用の集積非線型素子を備えたマトリックス液晶ディ スプレイ(MLCディスプレイ)には、大きい正の誘電異方性、広いネマティッ ク相、比較的小さい複屈折率、非常に大きい抵抗値、良好なUVおよび温度安定 性ならびに低い蒸気圧を有する媒体が望まれる。 この型式のマトリックス液晶ディスプレイは公知である。各画素それぞれの切 換えに使用することができる非線型素子の例には、能動的素子(すなわち、トラ ンジスター)がある。この素子は、「アクティブマトリックス」と称され、2つ のタイプに分類することができる: 1.基板としてのシリコンウエファー上のMOS(金属酸化物半導体)または 他のダイオード。 2.基板としてのガラス板上の薄膜トランジスター(TFT)。 単結晶シリコンの基板材料としての使用は、ディスプレイの大きさを制限する 。これは、種々の部分表示をモジュラー集合させてさえも、接合部分に問題が生 じるからである。 好適であって、さらに有望なタイプ2の場合に、使用される電気光学効果は通 常、TN効果である。この効果は2種の技術間で相違点を有する:すなわち化合 物半導体、例えばCdSeからなるTFT、または多結晶形または無定形シリコ ンを基材とするTFTである。後者の技術に関しては、格別の研究努力が世界中 でなされている。 TFTマトリックスは、当該ディスプレイの1枚のガラス板の内側に施され、 もう1枚のガラス板の内側は透明な対向電極を担持している。画素電極の大きさ と比較すると、TFTは非常に小さく、かつまた目で見て、像に対する有害な効 果は有していない。この技術はまた、各フィルター素子が切換え可能の画素に対 して反対に位置するように、モザイク状の赤色、緑色および青色フィルターを配 列した全色コンパティブル画像ディスプレイにまで発展させることができる。 TFTディスプレイは通常、透過光内に交差偏光子を備えたTNセルとして動 作し、裏側から照射される。 本明細書において、MLCディスプレイの用語には、集積非線型素子を備えた マトリックスディスプレイの全てが包含される。すなわちアクティブマトリック スに加えて、またバリスターまたはダイオード(MIM=金属−絶縁体−金属) などの受動的素子を備えたディスプレイが包含される。 このタイプのMLCディスプレイは、TV用途に(例えば、ポケット型テレビ 受像機)またはコンピューター用途(ラップトップ型)および自動車または航空 機構造用の高度情報ディスプレイ用に特に適している。コントラストの角度依存 性および応答時間に関連する問題に加えて、MLCディスプレイでは、液晶混合 物の不適当な抵抗値による問題が生じる[TOGASHI,S.,SEKIGUC HI,K.,TANABE,H.,YAMAMOTO,E,SORIMACHI,K.,T AJIMA,E.,WATANABE,H.,SHIMIZU,H.によるProc.Eurod isplay 84,1984年9月:A210〜288 Matrix LCD Controlled by Double S tage Diode Rings,141頁以降、Paris;STROMER,M.によるProc.Eur odisplay 84,1984年9月:Design of Thin Film Transistors for Matrix Addressing of Television Liquid Crystal Displays,145頁以降、Paris ]。この抵抗値が減少するほど、MLCディスプレイのコントラストは低下し、 残像消去の問題が生じることがある。液晶混合物の抵抗値は一般に、MLCディ スプレイの内部表面との相互作用によって、MLCディスプレイの寿命全般を通 じて一般に減少することから、許容される動作寿命を得るためには、大きい(初 期)抵抗値は非常に重要である。特に、低電圧混合物の場合に、非常に大きい抵 抗値を得ることは従来では不可能であった。温度上昇をできるだけ小さくして、 およびまた加熱および(または)UV照射線に露光した後に、この抵抗値が増加 することがまた重要である。また従来技術からの混合物の低温物性は特に不利で ある。低温でさえも、結晶化および(または)スメクティック相を生成せず、か つまた粘度に対する温度依存性ができるだけ小さいことが要求される。しかるに 、従来技術のMLCディスプレイは、現在の要件を満たすものではない。 従って、これらの欠点を有していないか、または有していても小さい程度であ り、広い動作温度範囲、低温においても短い応答時間、およびまた小さいしきい 値電圧を有すると同時に、非常に大きい抵抗値を有するMLCディスプレイに対 する多大の要求が継続している。 TN(シャット−ヘルフリッヒ)セルの場合に、このセルには下記の利点を有 する媒体が望まれる: − 拡大したネマティック相範囲(特に、低温に降下した場合でも)、 − 超低温における切換え能力(野外、自動車、航空機)、 − UV照射線露光に対する増大した安定性(より長い寿命)。 従来利用できた媒体は、これらの利点を達成することができると同時に、他の パラメーターを保有するものではない。 スーパーツイストセル(STN)の場合に、より大きい時分割特性(または) より低いしきい値電圧および(または)より広いネマティック相範囲(特に、低 温における)が可能な媒体が望まれる。この目的のために利用できるパラメータ ー(透明点、スメクティツク−ネマティック転移または融点、粘度、誘電率、弾 性率)の幅のさらなる拡大が格別に望まれている。 本発明の目的は、前記欠点を有していないか、または有していても小さい程度 であり、かつまた好ましくは非常に大きい抵抗値および低いしきい値電圧を同時 に有する、特にこの型式のMLC、TNまたはSTNディスプレイ用媒体を提供 することにある。 この目的が、新規媒体をディスプレイで使用すると解消できることがここに見 出された。 従って、本発明は、正の誘電異方性を有する極性化合物の混合物を基材とする 液晶媒体であって、下記一般式Iで表わされる1種または2種以上の化合物を含 有することを特徴とする液晶媒体に関する: 式中、 RはHであるか、または炭素原子1〜15個を有するアルキル基またはアルケ ニル基であり、この基は未置換であるか、置換基として1個のCNまたはCF3 を有するか、あるいは置換基として少なくとも1個のハロゲンを有し、これらの 基中に存在する1個または2個以上のCH2基はそれぞれ相互に独立して、O原 子が相互に直接に結合しないものとして、 または−O−CO−O−により置き換えられていてもよく、 YはFまたはClであるか、あるいは炭素原子1〜6個を有するハロゲン化さ れているアルキル基、アルケニル基またはアルコキシ基であり、そして L1はHまたはFである。 式Iで表わされる化合物は広い用途範囲を有する。置換基を選択することによ って、これらの化合物は液晶媒体を主として構成する基材として使用することが できる;しかしながら、式Iで表わされる化合物はまた、別の種類の化合物から の液晶基材に添加して、例えばこの種の誘電体の誘電異方性および(または)光 学異方性を変えることができ、および(または)そのしきい値電圧および(また は)その粘度を最適にすることができる。 式Iで表わされる化合物は純粋な状態で無色であり、そして電気光学用途に対 して好ましく位置する温度範囲で液晶中間相を形成する。これらの化合物は化学 物質、熱および光に対して安定である。 式: で表わされる化合物は、EP0387032にすでに記載されている。 式Iで表わされる化合物を含有する新規媒体において、Yは好ましくは、F、 Cl、OCF3、OCHF2、CF3、CHFCF3、CF2CHF2、C24CHF2 、CF2CH2CF3、CHF2、OCH2CF3、OCH2CHF2、OCF2CHF2 、O(CH23CF3、OCH225、OCH2CF2CHF2、OCH237 、OCHFCF3、OC25、OCF2CHFCF3、OCH=CF2、OCF=C F2、OCF=CFCF3、OCF=CF−C25、CH=CHF、CH=CF2 、CF=CF2、CF2OCF3であり、特にF、OCHFCF3、OCF3、OC HF2、 OC25、OC37、OCH=CF2またはCF2OCF3である。 特に好適な化合物として、式Iにおいて、Y=L1=Fである化合物が挙げら れる。 Rがアルキル基および(または)アルコキシ基である場合に、この基は直鎖状 または分枝鎖状であることができる。この基は好ましくは、直鎖状であって、炭 素原子2個、3個、4個、5個、6個または7個を有し、従って好ましくは、エ チル、プロピル、ブチル、ペンチル、ヘキシル、ヘプチル、エトキシ、プロポキ シ、ブトキシ、ペントキシ、ヘキソキシまたはヘプトキシであり、さらにまたメ チル、オクチル、ノニル、デシル、ウンデシル、ドデシル、トリデシル、テトラ デシル、ペンタデシル、メトキシ、オクトキシ、ノノキシ、デコキシ、ウンデコ キシ、ドデコキシ、トリデコキシまたはテトラデコキシであることができる。 オキサアルキルは好ましくは、直鎖状の2−オキサプロピル(=メトキシメチ ル)、2−(=エトキシメチル)または3−オキサブチル(=2−メトキシエチ ル)、2−、3−または4−オキサペンチル、2−、3−、4−または5−オキ サヘキシル、2−、3−、4−、5−または6−オキサヘプチル、2−、3−、 4−、5−、6−または7−オキサオクチル、2−、3−、4−、5−、6−、 7−または8−オキサノニルあるいは2−、3−、4−、5−、6−、7−、8 −または9−オキサデシルである。 Rがアルキル基であって、この基中に存在する1個のCH2が−CH=CH− により置き換えられている場合に、この基は直鎖状または分枝鎖状であることが できる。この基は好ましくは、直鎖状であって、炭素原子2〜10個を有する。 従って、この基は特に、ビニル、プロプ-1−または−2−エニル、ブト−1− 、−2−または−3−エニル、ペント−1−、−2−、−3−または−4−エニ ル、ヘキシ−1−、−2−、−3−、−4−または−5−エニル、ヘプト−1− 、−2−、−3−、−4−、−5−または−6−エニル、オクト−1−、−2− 、−3−、−4−、−5−、−6−または−7−エニル、ノン−1−、−2−、 −3−、−4−、−5−、−6−、−7−または−8−エニル、あるいはデク− 1−、−2−、−3−、−4−、−5−、−6−、−7−、−8−または−9− エニルである。 Rがアルキル基であって、この基中に存在する1個のCH2基が−O−により 置き換えられている場合、およびまた1個のCH2基が−CO−により置き換え られている場合に、これらの基は好ましくは、隣接している。従って、この基は 1個のアシルオキシ基−CO−O−または1個のオキシカルボニル基−O−CO −を含有する。この基は好ましくは、直鎖状であって、炭素原子2〜6個を有す る。 従って、この基は特に、アセトキシ、プロピオニルオキシ、ブチリルオキシ、 ペンタノイルオキシ、ヘキサノイルオキシ、アセトキシメチル、プロピオニルオ キシメチル、ブチリルオキシメチル、ペンタノイルオキシメチル、2−アセトキ シエチル、2−プロピオニルオキシエチル、2−ブチリルオキシエチル、3−ア セトキシプロピル、3−プロピオニルオキシプロピル、4−アセトキシブチル、 メトキシカルボニル、エトキシカルボニル、プロポキシカルボニル、ブトキシカ ルボニル、ペントキシカルボニル、メトキシカルボニルメチル、エトキシカルボ ニルメチル、プロポキシカルボニルメチル、ブトキシカルボニルメチル、2−( メトキシカルボニル)エチル、2−(エトキシカルボニル)エチル、2−(プロ ポキシカルボニル)エチル、3−(メトキシカルボニル)プロピル、3−(エト キシカルボニル)プロピルまたは4−(メトキシカルボニル)ブチルである。 Rがアルキル基であって、この基中に存在する1個のCH2基が未置換のまた は置換基を有する−CH=CH−により置き換えられている場合、およびまた隣 接するCH2基がCOまたはCO−OまたはO−COにより置き換えられている 場合に、この基は直鎖状または分枝鎖状であることができる。この基は好ましく は、直鎖状であつて、炭素原子4〜13個を有する。従って、この基は特に、ア クリロイルオキシメチル、2−アクリロイルオキシエチル、3−アクリロイルオ キシプロピル、4−アクリロイルオキシブチル、5−アクリロイルオキシペンチ ル、6−アクリロイルオキシヘキシル、7−アクリロイルオキシヘプチル、8− アクリロイルオキシオクチル、9−アクリロイルオキシノニル、10−アクリロ イルオキシデシル、メタアクリロイルオキシメチル、2−メタアクリロイルオキ シエチル、3−メタアクリロイルオキシプロピル、4−メタアクリロイルオキシ ブチル、5−メタアクリロイルオキシペンチル、6−メタアクリロイルオキシヘ キシル、7−メタアクリロイルオキシヘプチル、8−メタアクリロイルオキシオ クチルおよび9−メタアクリロイルオキシノニルである。 Rがアルキル基またはアルケニル基であって、1個のCNまたはCF3により 置換されている場合に、この基は好ましくは、直鎖状である。CNまたはCF3 による置換は、いずれか所望の位置であることができる。 Rがアルキル基またはアルケニル基であって、少なくとも1個のハロゲンによ り置換されている場合に、この基は好ましくは、直鎖状であり、そしてハロゲン は好ましくは、FまたはClである。多置換されている場合には、ハロゲンは好 ましくは、Fである。生成する基にはまた、過フッ素化されている基が包含され る。1個の置換基を有する場合に、このフッ素または塩素置換基はいずれか所望 の位置に存在することができるが、好ましくはω−位置に存在する。 式Iにおいて、重付加反応に適する側鎖基Rを有する化合物は、液晶重付加生 成物の製造に適している。 分枝鎖状側鎖基Rを有する式Iで表わされる化合物は、これらが慣用の液晶基 材中で良好な溶解性を有することから、場合により重要であるが、特にこれらが 光学活性である場合に、カイラルドーピング剤として重要である。この種のスメ クティック化合物は、強誘電性材料用の成分として適している。 SA相を有する式Iで表わされる化合物は、例えば熱によりアドレスされるデ ィスプレイに適している。 この種の分枝鎖状基は一般に、1個よりも多くない鎖分枝を有する。好適な分 枝鎖状基Rは、イソプロピル、2−ブチル(=1−メチルプロピル)、イソブチ ル(=2−メチルプロピル)、2−メチルブチル、イソペンチル(=3−メチル ブチル)、2−メチルペンチル、3−メチルペンチル、2−エチルヘキシル、2 −プロピルペンチル、イソプロポキシ、2−メチルプロポキシ、2−メチルブト キシ、3−メチルブトキシ、2−メチルペントキシ、3−メチルペントキシ、2 −エチルヘキソキシ、1−メチルヘキソキシおよび1−メチルヘプトキシである 。 Rがアルキル基であって、この基中に存在する2個または3個以上のCH2基 が−O−および(または)−CO−O−により置き換えられている場合に、この 基は直鎖状または分枝鎖状であることができる。この基は好ましくは、分枝鎖状 であつて、炭素原子3〜12個を有する。従って、この基は特に、ビスカルボキ シメチル、2,2−ビスカルボキシエチル、3,3−ビスカルボキシプロピル、 4,4−ビスカルボキシブチル、5,5−ビスカルボキシペンチル、6,6−ビ スカルボキシヘキシル、7,7−ビスカルボキシヘプチル、8,8−ビスカルボ キシオクチル、9,9−ビスカルボキシノニル、10,10−ビスカルボキシデ シル、ビス(メトキシカルボニル)メチル、2,2−ビス(メトキシカルボニル )エチル、3,3−ビス(メトキシカルボニル)プロピル、4,4−ビス(メト キシカルボニル)ブチル、5,5−ビス(メトキシカルボニル)ペンチル、6, 6−ビス(メトキシカルボニル)ヘキシル、7,7−ビス(メトキシカルボニル )ヘプチル、8,8−ビス(メトキシカルボニル)オクチル、ビス(エトキシカ ルボニル)メチル、2,2−ビス(エトキシカルボニル)エチル、3,3−ビス (エトキシカルボニル)プロピル、4,4−ビス(エトキシカルボニル)ブチル および5,5−ビス(エトキシカルボニル)ヘキシルである。 式Iで表わされる化合物は、刊行物(例えばHouben−WeylによるMethoden der Organischen Chemie,Georg−Thieme出版社、Stuttgartなどの標準的学 術書)に記載されているようなそれ自体公知の方法により、正確には当該反応に 適する、公知の反応条件の下に製造することができる。それ自体は公知であるが 、本明細書には詳細には記載されていない変法を使用することもできる。 式Iで表わされる化合物は、例えば下記の方法により製造することができる: 本発明はまた、この種の媒体を含有する電気光学ディスプレイ(特に、フレー ムとともにセルを形成している2枚の面平行外側板、この外側板上の各画素を切 換えるための集積非線型素子およびこのセル内に位置している正の誘電異方性お よび大きい抵抗値を有するネマティック液晶混合物を備えたSTNまたはMLC ディスプレイ)に関し、およびまたこれらの媒体の電気光学目的における使用に 関する。 本発明による液晶混合物は、利用できるパラメーター幅の重要な拡大を促進す る。 透明点、低温における粘度、熱およびUV安定性および誘電異方性の達成可能 な組合わせは、従来技術からの以前の混合物に比較してはるかに優れている。 高い透明点、低温におけるネマティック相および大きいΔεにかかわる要件の 達成度は、従来不充分であった。例えばZLI−3119のような混合物系は匹 敵できる透明点および比較的好ましい粘度を有するが、これらのΔεは+3にす ぎない。 別の混合物系は匹敵できる粘度およびΔε値を有するが、60℃の領域の透明 点を有するにすぎない。 本発明による液晶混合物は、80°以上、好ましくは90°以上、特に好まし くは100°以上の透明点を有すると同時に、Δε≧6、好ましくはΔε≧8の 誘電異方性および大きい抵抗値を有し、かつまた−20℃まで低下しても、好ま しくは−30℃まで低下しても、特に好ましくは−40℃まで低下しても、ネマ ティック相を保有する。この物性は、優れたSTNおよびMLCディスプレイの 達成を可能にする。特に、これらの混合物は低い動作電圧を有するという特徴を 有する。そのTNしきい値は、2.0V以下、好ましくは1.5V以下、特に好 ましくは<1.3Vである。 本発明による混合物の成分を適当に選択することによって、他の有利な性質を 保有しながら、より大きいしきい電圧でより高い透明点(例えば、110°以上 )を得ることができ、あるいはより小さいしきい電圧でより低い透明点を得るこ とができることは言うまでもない。同様に、その粘度が対応して少さい数値で増 加しても、比較的大きいDe値を有し、従って比較的低いしきい値電圧を有する 混合物を得ることができる。本発明によるMLCディスプレイは、グーチ(Gooc h)およびタリイ(Tarry)の第一透過率極小値で好ましく動作する[C.H.Gooch およびH.A.TarryによるElectron.Lett.,10,2〜4,1974;C.H.Goochおよ びH.A.TarryによるAppl.Phys.,8巻、1575〜1584,1975]。この場合に、特 に好ましい電気光学的性質、例えば類似ディスプレイにおけるしきい値電圧と同 一のしきい値電圧において、特性曲線の高い急峻度およびコントラストの小さい 角度依存性(ドイツ国特許3022818)などに加えて、第二透過率極小値に おけるより小さい誘電異方性でも充分である。これは、シアノ化合物を含有する 混合物の場合に比較して、本発明による混合物を使用することによって、第一極 小値で格別に大きい抵抗値を得ることを可能にする。各成分およびそれらの重量 割合を適当に選択することによって、MLCディスプレイの既定の層厚さに必要 な複屈折率の生成に、当業者は簡単な慣用の方法を使用することができる。 20℃における粘度は、好ましくは<60mPa.s、特に好ましくは<50 mPa.sである。ネマティック相範囲は、好ましくは少なくとも90°、特に 少なくとも100°である。この範囲が好ましくは、少なくとも−20°から+ 80°まで拡大される。 「最大可能出力保持率」(capacity holding ratio)(HR)[S.Matsumoto等 によるLiquid Crystals,5,1320(1989);K.Niwa等によるProc.SIDConf erence,San Francisco,1984年6月、304頁(1984);G.Weber等によるLiquid Crystals,5,1381(1989)]は、式Iで表わされる化合物を含有する本発明による 混合物が、式Iで表わされる化合物の代わりに式: で表わされるシアノフェニル−シクロヘキサン化合物または式 で表わされるエステル化合物を使用した類似混合物に比較して、温度の上昇に従 うHRの減少が格別に小さいことを示す。 本発明による混合物のUV安定性はまた、格別に良好である。すなわち、これ らの混合物はUV照射線にさらされた場合におけるHRの減少が格別に小さい。 本発明による媒体は好ましくは、複数(好ましくは2種または3種以上)の式I で表わされる化合物を基材とするものである。すなわち、これらの化合物の割合 は、5〜95%、好ましくは10〜60%、特に好ましくは20〜50%の範囲 である。 本発明による媒体に使用することができる式I〜XIIおよびそれらの付属式 で表わされる各化合物は、公知であるか、または公知化合物と同様に製造するこ とができる。 以下に、好適態様を挙げる: − 一般式II〜VIからなる群から選択される1種または2種以上の化合物 をさらに含有する媒体: 式中、各基は下記の意味を有する: R0:それぞれ9個までの炭素原子を有するn−アルキル、オキサアルキル、 フルオロアルキルまたはアルケニル、 X0:FまたはCl、あるいは炭素原子1〜6個の炭素原子を有するハロゲン 化されたアルキル、アルケニルまたはアルコキシ、 Y1およびY2:それぞれ相互に独立して、HまたはF、 r:0または1。 式IVで表される化合物は好ましくは、下記の化合物である: − 一般式VII〜XIIからなる群から選択される1種または2種以上の化 合物をさらに含有する媒体: 各式中、R0、X0、Y1およびY2はそれぞれ相互に独立して、請求項2に定義 されているとおりであり、好ましくはF、Cl、CF3、OCF3またはOCHF2 、あるいはそれぞれ6個までの炭素原子を有するアルキル、オキサアルキル、 フルオロアルキルまたはアルケニルである; − 式I〜VIで表される化合物の割合は一緒になって、総混合物の少なくと も50重量%である; − 式Iで表される化合物の割合は、総混合物の10〜50重量%である; − 式IIで表される化合物の割合は、総混合物の20〜80重量%である。 − 式II、III、IV、Vおよび(または)VIで表される化合物を含有 する媒体。 − 下記式で表される1種または2種以上の化合物をさらに含有する媒体: − R0は炭素原子2〜7個を有する直鎖状アルキルまたはアルケニルである 。 − 式I〜VIで表される化合物から基本的になる媒体; − 下記式XVIIで表される1種または2種以上の化合物をさらに含有する 媒体: 式中、RaおよびRbはそれぞれ相互に独立して、炭素原子1〜5個を有する直 鎖状アルキルまたはアルコキシである; − 式I〜VIおよび式XVIIで表される化合物から基本的になる媒体; − 好ましくは、下記一般式XIII〜XVIからなる群から選択される化合 物をさらに含有する媒体: 各式中、R0およびX0は上記定義のとおりであり、そしてこの1,4−フェニ レン環はCN、塩素またはフッ素により置換されていてもよい。この1,4−フ ェニレン環は置換基として1個または2個以上のフッ素原子を有すると好ましい 。 − I:(II+III+IV+V+VI)重量比は好ましくは、1:10〜 10:1である。 − 一般式I〜XIIからなる群から選択される化合物から基本的になる媒体 。 慣用の液晶材料、特に式II、III、IV、Vおよび(または)VIで表さ れる1種または2種以上の化合物と混合された式Iで表される化合物は、比較的 少量割合であっても、しきい値電圧の相当な減少および小さい複屈折率をもたら し、同時に低いネマティック転移温度を伴う広いネマティック相をもたらし、従 って保存寿命が改善されることが見出された。特に好ましい態様として、式Iで 表される1種または2種以上の化合物に加えて、1種または2種以上の式IVで 表される化合物、特に式IVaにおいて、X0がFまたはOCF3である化合物 を含有する媒体が挙げられる。 「アルキル」の用語は、炭素原子1〜7個を有する直鎖状または分枝鎖状のア ルキル基、特に直鎖状基、メチル、エチル、プロピル、ブチル、ペンチル、ヘキ シルおよびヘプチルを包含する。炭素原子2〜5個を有する基は一般に好適であ る。 「アルケニル」の用語は、炭素原子2〜7個を有する直鎖状および分枝鎖状の アルケニル基、特に直鎖状基を包含する。特定のアルケニル基には、C2〜C7− 1E−アルケニル、C4〜C7−3E−アルケニル、C5〜C7−4−アルケニル、 C6〜C7−5−アルケニルおよびC7−6−アルケニル、特にC2〜C7−1E− アルケニル、C4〜C7−3E−アルケニルおよびC5〜C7−4−アルケニルがあ る。好適アルケニルの例には、ビニル、1E−プロペニル、1E−ブテニル、1 E−ペンテニル、1E−ヘキセニル、1E−ヘプテニル、3−ブテニル、3E− ペンテニル、3E−ヘキセニル、3E−ヘプテニル、4−ペンテニル、4Z−ヘ キセニル、4E−ヘキセニル、4Z−ヘプテニル、5−ヘキセニル、6−ヘプテ ニルなどがある。5個までの炭素原子を有する基は一般に好適である。 「フルオロアルキル」の用語は好ましくは、末端にフッ素を有する直鎖状基、 すなわちフルオロメチル、2−フルオロエチル、3−フルオロプロピル、4−フ ルオロブチル、5−フルオロペンチル、6−フルオロヘキシルおよび7−フルオ ロヘプチルを包含する。しかしながら、別の位置のフッ素原子も除外されない。 「オキサアルキル」の用語は好ましくは、式Cn2n+1−O−(CH2mで表 わされる直鎖状基(式中、nおよびmはそれぞれ相互に独立して、1〜6である )を包含する。nは好ましくは1であり、そしてmは好ましくは1〜6である。 R0およびX0の意味を適当に選択することによって、アドレス時間、しきい値 電圧、透過特性曲線の急峻度などを所望に応じて改変することができる。例えば 、1E−アルケニル基、3E−アルケニル基、2E−アルケニルオキシ基などは 一般に、アルキル基およびアルコキシ基に比較して、短いアドレス時間、改良さ れたネマティック相形成傾向および弾性定数K33(曲がり)とK11(広がり) との大きい比をもたらす。4−アルケニル基、3−アルケニル基などの基は一般 に、アルキル基およびアルコキシ基に比較して、低いしきい値電圧および小さい K33/K11値をもたらす。 −CH2CH2−基は一般に、単純な共有結合に比較して大きいK33/K11値を もたらす。K33/K11値が大きいほど、例えば90°のねじれ角(中間調を得る ため)を有するTNセルにおいて、より平坦な透過特性曲線をもたらし、かつま たSTN、SBEおよびOMIセル(このセルはより大きい時分割特性を有する )において、より急峻な透過特性曲線をもたらし、その逆もまた真である。 式Iで表わされる化合物と式IIで表わされる化合物+式IIIで表わされる 化合物+式IVで表わされる化合物+式Vで表わされる化合物+式VIで表わさ れる化合物との最適混合比は、所望の性質、式I、II、III、IV、Vおよ び(または)VIで表わされる成分の選択および存在するいずれかその他の成分 の選択に実質的に依存する。前記特定の範囲内の適当な混合比は、場合毎に容易 に決定することができる。 本発明による混合物中の式I〜XIIで表わされる化合物の総量に制限はない 。従って、これらの混合物は、1種または2種以上の追加の成分を含有すること ができ、これにより種々の性質を最適にすることができる。しかしながら、アド レス時間およびしきい値電圧に対して見出される効果は一般に、式I〜XIIで 表わされる化合物の総濃度が高いほど大きくなる。 特に好適な態様において、本発明による媒体は、式II〜VI(好ましくは、 式II、式IIIおよび(または)式IV、特に式IVa)において、X0がF 、OCF3、OCHF2、OCH=CF2、OCF=CF2またはOCF2−CF2H である化合物を含有する。式Iで表わされる化合物との好ましい相乗効果は特に 有利な性質をもたらす。特に、式Iで表わされる化合物および式IVaで表わさ れる化合物を含有する混合物は、それらの低いしきい値電圧の点で際立っている 。 偏光子、電極基板および表面処理されている電極からなる本発明によるMLC ディスプレイの構造は、この型式ディスプレイに慣用の構造に相当する。ここで 、慣用の構造の用語は、広く解釈されるべきであり、誘導型および改変型の MLCディスプレイの全部、特に例えばポリ−Si、TFTまたはMIMに基づ くマトリックス表示素子を包含する。 しかしながら、本発明によるディスプレイと現在まで慣用のディスプレイとの 基本的相違点は、その液晶層の液晶パラメーターの選択にある。 本発明に従い使用することができる液晶混合物は、それ自体慣用の方法により 製造することができる。一般に、少ない方の量で使用する成分の所望量を、有利 には高められた温度で、主要成分を構成する成分中に溶解する。有機溶剤、例え ばアセトン、クロロホルムまたはメタノール中の成分の溶液を混合し、次いで充 分に混合した後に、例えば蒸留によって溶剤を分離することもできる。 誘電体はまた、当業者に公知であり、刊行物に記載されている追加の添加剤を 含有することもできる。例えば、0〜15%の多色性染料またはカイラルドーピ ング剤を添加することができる。 Cは結晶相を表わし、Sはスメクティック相を表わし、Scはスメクティック C相を表わし、Nはネマティック相を表わしそしてIはアイソトロピック相を表 わす。 V10は10%透過にかかわる電圧を表わす(基板表面に対して垂直の視覚方向 )。tonはV10の数値の2.5倍に対応する動作電圧における切換え−オン時間 を表わしそしてtoffは切換え−オフ時間を表わす。Δεは光学異方性を表わし そしてn0は屈折率を表わす。Δεは誘電異方性(Δε=ε‖−ε⊥、この式に おいて、ε‖は分子の長軸に対して平行の誘電率を表わし、そしてε⊥は分子の 長軸に対して垂直の誘電率を表わす)を表わす。電気光学データは、別段の記載 がないかぎり、第一極小値において(すなわち、0.5のd×Δε値において) 、20℃でTNセルにおいて測定した。光学データは、別段の記載がないかぎり 、20℃で測定した。 本特許出願書および下記の例において、液晶化合物の構造は頭文字で示されて おり、その化学式への変換は下記表AおよびBに従い得られる。基Cn2n+1ま たはCm2m+1は全部、n個またはm個の炭素原子を有する直鎖状アルキル基で ある。表Bのコードは自明である。表Aにおいて、基本構造に関わる頭文字のみ が示されている。各場合に、この基本構造に関わる頭文字の後に、ハイフンで分 離して、置換基R1、R2、L1およびL2に関するコードが示されている: 好適混合物成分を下記表AおよびBで示される: 以下の例は、本発明を説明しようとするものであって、本発明を制限するもの ではない。本明細書全体をとおして、パーセンテージは重量パーセントである。 温度はいずれも、摂氏度で示されている。m.p.は融点を表わし、c.p.= 透明点である。さらにまた、C=結晶状態、N=ネマティック相、S=スメクテ ィック相そしてI=アイソトロピック相である。これらの記号間のデータは転移 温度を表わす。△nは光学異方性を表わし(589nm、20℃)、そして粘度 (mm2/秒)は20℃で測定した。 「慣用の仕上げ処理」は、必要に応じて、水を添加し、この混合物をジクロロ メタン、ジエチルエーテル、メチルtert−ブチルエーテルまたはトルエンに より抽出し、この有機相を分離採取し、乾燥させ、次いで蒸発させ、この生成物 を減圧蒸留により、または結晶化および(または)クロマトグラフイにより精製 することを意味する。下記の略語を使用する: DCC ジシクロヘキシルカルボジイミド DMAP ジメチルアミノピリジン DMEU 1,3−ジメチル−2−イミダゾリジノン POT カリウムtert−ブトキシド THF テトラヒドロフラン pTsOH p−トルエンスルホン酸 例1 トランス−4−(4−プロピルシクロヘキシル)シクロヘキサン酸80ミリモ ル、3,4,5−トリフルオロフェノール0.1モルおよびDMAP 8.8ミ リモルを、ジクロロメタン460gに溶解し、次いでDCC 88ミリモルを添 加する。この混合物を室温で一夜にわたり撹拌する。沈殿したジシクロヘキシル 尿素を吸引により濾別し、この濾液を回転蒸発器で蒸発乾燥させる。この粗製生 成物をシリカゲルカラムでトルエンを用いるクロマトグラフイに付し、この残留 物をn−ヘキサンから再結晶させる。 C 56 N 117.2 I;△n=0.070;△ε=11.33。 同様にして、式: で表される化合物を製造する: 混合物例 例A 例B 例C 例D 例E 例F 例G 例H
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),CN,JP,KR,U S (72)発明者 シュヴァルツ,ミヒャエル ドイツ連邦共和国 デー−64521 グロー シュ−ゲラウ、ハンフグラーベン 20 (72)発明者 一ノ瀬 秀男 神奈川県小田原市板橋664 (72)発明者 並木 康吉 神奈川県厚木市下荻野829−1 エコーハ イツ カンド 102 (72)発明者 高島 暁子 神奈川県愛甲郡愛川町春日台2−10−5 (72)発明者 沼田 宏 神奈川県横浜市緑区三保町1351−1 フォ レストヒルズ三保3−302

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.正の誘電異方性を有する極性化合物の混合物を基材とする液晶媒体であって 、下記一般式Iで表わされる1種または2種以上の化合物を含有することを特徴 とする液晶媒体: 式中、 RはHであるか、または炭素原子1〜15個を有するアルキル基またはアルケ ニル基であり、この基は未置換であるか、あるいは置換基として1個のCNまた はCF3を有するか、あるいは置換基として少なくとも1個のハロゲンを有し、 またこの基中に存在する1個または2個以上のCH2基はそれぞれ相互に独立し て、O原子が相互に直接に結合しないものとして、 または−O−CO−O−により置き換えられていてもよく、 YはFまたはClであるか、または炭素原子1〜6個を有するハロゲン化され ているアルキル基、アルケニル基またはアルコキシ基であり、そして L1はHまたはFである。 2.一般式II、III、IV、VおよびVIからなる群から選択される1種ま たは2種以上の化合物をさらに含有することを特徴とする、請求項1に記載の媒 体: 各式中、各基は下記の意味を有する: R0:それぞれ7個までの炭素原子を有するn−アルキル基、オキサアルキル 基、フルオロアルキル基またはアルケニル基である、 X0:FまたはClであるか、あるいは炭素原子1〜6個を有するハロゲン化 されているアルキル基、アルケニル基またはアルコキシ基である、 Y1およびY2:それぞれ相互に独立して、HまたはFである、 r:0または1である。 3.式I〜式VIで表わされる化合物の割合が総合して、総混合物の少なくとも 50重量%であることを特徴とする、請求項2に記載の媒体。 4.式Iで表わされる化合物の割合が、総混合物の5〜95重量%であることを 特徴とする、請求項1または2に記載の媒体。 5.式II〜式VIで表わされる化合物の割合が、総混合物の20〜80重量% であることを特徴とする、請求項2および3の少なくとも1項に記載の媒体。 6.下記式で表わされる化合物をさらに含有することを特徴とする、請求項1に 記載の媒体: 式中、R0、X0およびY2は請求項2に定義されているとおりである。 7.X0がFまたはOCF3であり、そしてY2がHまたはFであることを特徴と する、請求項6に記載の媒体 8.下記式で表わされる化合物の1種または2種以上をさらに含有することを特 徴とする、請求項1に記載の媒体: 式中、 X0はF、OCHF2またはOCF3であり、 Y1およびY2はそれぞれ相互に独立して、HまたはFであり、そして R0はそれぞれ7個までの炭素原子を有するn−アルキル基、オキサアルキル 基、フルオロアルキル基またはアルケニル基である。 9.下記式XVIIで表わされる1種または2種以上の化合物をさらに含有する ことを特徴とする、請求項1に記載の媒体: 式中、 RaおよびRbはそれぞれ相互に独立して、炭素原子1〜5個を有する直鎖状の アルキル基またはアルコキシ基である。 10.請求項1に記載の液晶媒体の電気−光学目的への使用。 11.請求項1に記載の液晶媒体を含有する電気光学液晶ディスプレイ。
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