JPH1150800A - ボルトセッタ - Google Patents

ボルトセッタ

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JPH1150800A
JPH1150800A JP20618097A JP20618097A JPH1150800A JP H1150800 A JPH1150800 A JP H1150800A JP 20618097 A JP20618097 A JP 20618097A JP 20618097 A JP20618097 A JP 20618097A JP H1150800 A JPH1150800 A JP H1150800A
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JP
Japan
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bolt
lock bolt
setter
lock
insertion device
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JP20618097A
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Seiichi Miyakoshi
征一 宮越
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Furukawa Co Ltd
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Furukawa Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ロックボルト27の孔内への挿入作業を容易
にし、打設作業の能率を向上させる。 【解決手段】 ケージブーム10で支持されたチャージ
ングケージ11に搭載されるボルトセッタ17であっ
て、旋回傾動自在なアーム16で、ロックボルト27を
ローラ28で挟持して送りを与えるボルトフィーダ29
とボルトフィーダ29の先端部でロックボルト27を掴
持するボルトクランプ30とを備えたロックボルト挿入
装置14と、モルタル注入用のホースに送りを与えるホ
ース挿入装置とを、同一の孔位置に位置決めされるよう
回動自在に支持する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、トンネルにロック
ボルトを打設するとき、孔内にロックボルトを挿入する
ためのボルトセッタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】NATM工法の普及に伴い、トンネルを
掘削する場合には、トンネルの周壁にロックアンカーを
打設して補強することが一般的に行われている。
【0003】トンネルの周壁にロックアンカーを打設す
るときには、さく孔機で周壁にロックアンカー用の孔を
さく孔し、この孔内にモルタルを注入し、ロックアンカ
ーを挿入する。ロックアンカーには、ケーブルワイヤや
ロックボルト等が用いられている。
【0004】しかし、ロックボルトを孔内に挿入する作
業は、従来、適当なロックボルト挿入用の装置がなかっ
たので人力で行なわれており、長くて重いロックボルト
を人力で孔内に挿入するには大きな労力を要するので作
業能率が悪かった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、ロックボ
ルト打設におけるかかる問題を解決するものであって、
ロックボルトの孔内への挿入作業を容易にし、打設作業
の能率を向上させることのできるボルトセッタを提供す
ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明のボルトセッタ
は、台車上のケージブームで支持されたチャージングケ
ージに搭載されるボルトセッタであって、旋回傾動自在
なアームで、ロックボルトをローラで挟持して送りを与
えるボルトフィーダとボルトフィーダの先端部でロック
ボルトを掴持するボルトクランプとを備えたロックボル
ト挿入装置と、モルタル注入用のホースに送りを与える
ホース挿入装置とを、同一の孔位置に位置決めされるよ
う回動自在に支持することにより上記課題を解決してい
る。
【0007】トンネルの周壁にロックボルトを打設する
場合には、トンネルの周壁にロックボルト用の孔をさく
孔した後、ケージブームでチャージングケージに搭載さ
れたボルトセッタを移動させ、アームを旋回傾動させて
ホース挿入装置を、ロックボルト用の孔の位置に位置決
めする。そこでホース挿入装置でモルタル注入用のホー
スに送りを与えて孔内に挿入し、孔内にモルタルを注入
しながらホースを引き出す。
【0008】モルタルの注入が終わると、ロックボルト
挿入装置をロックボルト用の孔の位置に位置決めし、ボ
ルトフィーダでロックボルトに送りを与えて孔内に挿入
する。ボルトフィーダによる送り行程が終わると、ボル
トクランプでロックボルトの終端部を掴持し、必要に応
じロックボルト挿入装置を周壁方向へ移動させてロック
ボルトを孔尻まで押し込む。
【0009】このようにして、ロックボルトの打設が終
わると、ボルトセッタを次の孔位置まで移動させ同様の
作業を繰り返して所定数のロックボルト打設を行う。
【0010】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施の一形態であ
るボルトセッタを備えたトンネルジャンボの側面図、図
2はボルトセッタの側面図、図3はボルトセッタの平面
図、図4はロックボルト用の孔のさく孔作業の説明図、
図5はロックボルトの挿入作業の説明図である。
【0011】トンネルジャンボ1は、前後にアウトリガ
20を備えた台車2の前部に旋回、起伏、伸縮可能なド
リルブーム3が設けられており、このドリルブーム3で
さく岩機4を搭載したガイドシェル5を傾動可能に支持
している。ドリルブーム3の後方には、キャビンシリン
ダ6で昇降可能なオペレータキャビン7が配置されてい
る。
【0012】台車2上部の左右両側には、架台8を備え
ており、この架台8上には、前後移動可能なブーム台9
が設けられている。ブーム台9には、旋回、起伏、伸縮
可能なケージブーム10が支持されており、このケージ
ブーム10の先端部にチャージングケージ11の後端部
が枢支されている。チャージングケージ11は、ケージ
シリンダ12で傾動可能になっており、このケージシリ
ンダ12はケージブーム10に設けられた同調シリンダ
13と接続されていて、ケージブーム10の起伏に伴っ
て傾動し常に水平状態で保持されるようになっている。
【0013】チャージングケージ11には、ロックボル
ト挿入装置14と、ホース挿入装置15とを取り付けた
セッタヘッド18をアーム16で支持するボルトセッタ
17が搭載されている。
【0014】アーム16は、基端部がアーム旋回機構2
1によって旋回自在に支持されたアームスライドシリン
ダ22の先端部に枢支され、アームチルトシリンダ23
によって前後傾動自在になっている。アーム16の先端
部には、セッタヘッド回転機構24でセッタヘッドスラ
イドシリンダ25がアーム16と平行な平面で回転自在
に支持されている。セッタヘッドスライドシリンダ25
の先端部には、セッタヘッド18が回動自在に支持され
ており、セッタチェンジモータ26によってロックボル
ト挿入装置14と、ホース挿入装置15とが同一の孔位
置に交互に位置決めできるようになっている。
【0015】ロックボルト挿入装置14は、対向する複
数のローラ28でロックボルト27を挟持して送りを与
えるボルトフィーダ29と、ボルトフィーダ29の先端
部でロックボルト27を掴持するボルトクランプ30と
を備えている。
【0016】ホース挿入装置15は、対向する複数のロ
ーラ32でモルタル注入用のホース31を挟持して送り
を与える。台車2には、モルタル注入用のホース31の
繰り出し、巻き取りを行うホースリール(図示略)が設
けられている。
【0017】トンネルTの周壁Wにロックボルト27を
打設する場合には、図4に示すように、打設位置付近ま
でトンネルジャンボ1を移動させ、アウトリガ20を張
り出して台車2の安定を確保した後、ブーム台9を後退
させ、ケージブーム10は側方へ旋回しチャージングケ
ージ11を下げておく。それから、ドリルブーム3を移
動させガイドシェル5をトンネルTの周壁W方向に向け
て、さく岩機4のロッド41を所定のロックボルト用の
孔Hの位置に位置決めし、さく孔を行う。このさく孔作
業は、オペレータOがオペレータキャビン7内で制御す
る。
【0018】さく孔がすむと、図5に示すように、ガイ
ドシェル5を下方へ下げ、ロックボルト挿入装置14に
ロックボルト27を装着し、ホース挿入装置15にモル
タル注入用のホース31を装着してから、ブーム台9を
前進させ、ケージブーム10でチャージングケージ11
を持ち上げて、搭載されたボルトセッタ17を孔Hの位
置付近に移動させる。それから、旋回機構21によって
アームスライドシリンダ22を旋回させ、アームスライ
ドシリンダ22とアームチルトシリンダ23を伸縮させ
て、アーム16を移動させ、さらに、セッタヘッド回転
機構24でセッタヘッドスライドシリンダ25を回転さ
せ、セッタヘッドスライドシリンダ25を伸縮してホー
ス挿入装置15を、孔Hの位置に位置決めする。
【0019】そこでホース挿入装置15のローラ32で
モルタル注入用のホース31に送りを与えて孔H内に挿
入し、ホース31にモルタルポンプ(図示略)からモル
タルを供給し、孔H内にモルタルを注入しながらホース
31を引き出す。
【0020】モルタルの注入が終わると、セッタチェン
ジモータ26でセッタヘッド18を回動させ、ロックボ
ルト挿入装置14をロックボルト用の孔Hの位置に位置
決めし、ボルトフィーダ29のローラ28でロックボル
ト27に送りを与えて孔H内に挿入する。ボルトフィー
ダ29による送り行程が終わると、ボルトクランプ30
でロックボルト27の終端部を掴持し、必要に応じセッ
タヘッドスライドシリンダ25を伸長してロックボルト
挿入装置14を周壁W方向へ移動させてロックボルト2
7を孔尻まで押し込む。
【0021】この作業は、オペレータOがチャージング
ケージ11に搭乗して制御するようになっているので、
間近で打設の状態を視認でき、操作が容易となる。この
ようにして、ロックボルト27の打設が終わると、ボル
トセッタ17を次の孔位置まで移動させ同様の作業を繰
り返して所定数のロックボルト27打設を行う。
【0022】所定数のロックボルト27の打設作業が終
了すると、ガイドシェル5を移動させて、トンネルTの
切羽Fに発破用のさく孔を行う。なお、ボルトセッタ1
7でボルト打設作業を行っているとき、平行して切羽F
に発破孔をさく孔することも可能である。
【0023】ボルトセッタ17は、アーム旋回機構21
で旋回させることによりチャージングケージ11の側方
に格納できるので、発破孔への爆薬の装填等の切羽F付
近でのケージ作業も円滑に行うことができる。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のボルトセ
ッタは、モルタルの注入からロックボルトの挿入まで、
一人のオペレータで行うことができ、大きな労力を要し
ないのでロックボルト打設作業の能率を向上させること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態であるボルトセッタを備
えたトンネルジャンボの側面図である。
【図2】ボルトセッタの側面図である。
【図3】ボルトセッタの平面図である。
【図4】ロックボルト用の孔のさく孔作業の説明図であ
る。
【図5】ロックボルトの挿入作業の説明図である。
【符号の説明】
1 トンネルジャンボ 2 台車 3 ドリルブーム 4 さく岩機 5 ガイドシェル 7 オペレータキャビン 8 架台 9 ブーム台 10 ケージブーム 11 チャージングケージ 14 ロックボルト挿入装置 15 ホース挿入装置 16 アーム 17 ボルトセッタ 18 セッタヘッド 21 旋回機構 22 アームスライドシリンダ 23 アームチルトシリンダ 24 セッタヘッド回転機構 25 セッタヘッドスライドシリンダ 26 セッタチェンジモータ 27 ロックボルト 28 ローラ 29 ボルトフィーダ 30 ボルトクランプ 31 ホース 32 ローラ F 切羽 H 孔 T トンネル W 周壁

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 台車上のケージブームで支持されたチャ
    ージングケージに搭載されるボルトセッタであって、旋
    回傾動自在なアームで、ロックボルトをローラで挟持し
    て送りを与えるボルトフィーダと該ボルトフィーダの先
    端部でロックボルトを掴持するボルトクランプとを備え
    たロックボルト挿入装置と、モルタル注入用のホースに
    送りを与えるホース挿入装置とを、同一の孔位置に位置
    決めされるよう回動自在に支持してなるボルトセッタ。
JP20618097A 1997-07-31 1997-07-31 ボルトセッタ Expired - Lifetime JP3904679B2 (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009150118A (ja) * 2007-12-20 2009-07-09 Furukawa Rock Drill Co Ltd 土木作業装置
JP2011252308A (ja) * 2010-06-02 2011-12-15 Nittoc Constr Co Ltd アンカーテンドン送り出し装置
JP2020143561A (ja) * 2019-03-08 2020-09-10 古河ロックドリル株式会社 ロックボルト打設用作業車両
JP2021195819A (ja) * 2020-06-16 2021-12-27 古河ロックドリル株式会社 ロックボルト打設車両およびロックボルトの打設方法

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