JPH11507466A - 複数周波数ゾーン・ドライブで使用するための電力節約方法および装置 - Google Patents

複数周波数ゾーン・ドライブで使用するための電力節約方法および装置

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JPH11507466A
JPH11507466A JP9535450A JP53545097A JPH11507466A JP H11507466 A JPH11507466 A JP H11507466A JP 9535450 A JP9535450 A JP 9535450A JP 53545097 A JP53545097 A JP 53545097A JP H11507466 A JPH11507466 A JP H11507466A
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Abstract

(57)【要約】 2通りまたはそれ以上の離散ディスク速度でデータがディスクから読み取られるかまたはディスクに書き込まれる、複数周波数ゾーン・ディスク記憶装置を開示する。このディスク記憶装置は、電力を節約するためにディスク速度が低下している間に情報がディスクから読み取られるかまたはディスクに書き込まれる、低電力モードを含む。ドライブ上の複数ゾーンにトラック位置を割り振ることにより、記憶装置が処理しなければならないゾーン・ビット周波数の数が低減される。

Description

【発明の詳細な説明】 複数周波数ゾーン・ドライブで使用するための 電力節約方法および装置 背景技術 本発明は、ゾーン・ビット記録(ZBR)ドライブ内の電力を節約するための 方法および装置に関し、特に、様々なスピンドル速度で複数ゾーン内の動作を実 行するための方法および装置に関する。 一部の電気装置の主要構成要素の1つは、データを格納し、読み取るための場 所である。たとえば、コンパクト・ディスク・プレーヤは、プラスチック・ディ スクから音楽などのデータを読み取る。もう1つの例は、テープからデータを読 み取るVCRである。また、コンピュータ・システムも大量のデータを格納し、 読み取る。通常、コンピュータ・システムでは、データを格納するためにいくつ かの記憶手段を使用する。コンピュータがデータを格納できる場所の1つは、直 接アクセス記憶装置とも呼ばれるディスク・ドライブ内である。 本発明は直接アクセス記憶装置に限定されないが、例としてこれについて説明 する。ディスク・ドライブまたは直接アクセス記憶装置は、レコード・プレーヤ で使用するレコードや、CDプレーヤで使用するコンパクト・ディスクに似た複 数のディスクを含む。このようなディスクは、再生を待って いる複数のレコードのように、スピンドル上にスタックされている。しかし、デ ィスク・ドライブ内のディスクは、スピンドルに取り付けられ、個別のディスク が互いに接触しないように間隔があけられている。 各ディスクの表面は外観が均一である。しかし、実際には、各表面は、データ を格納する複数の部分に分割されている。また、ツリー上のリングのように同心 円内に位置する複数のトラックが存在する。ディスク・ドライブ内の各トラック は、本質的に環状トラックの1つのセクションにすぎない、複数のセクタにさら に分割されている。 磁気ディスク上のデータの格納には、ディスクの複数の部分をデータを表すパ ターン状に磁化することが必要である。ディスク上にデータを格納するために、 ディスクが磁化される。磁気層を磁化するためには、書込みエレメントと呼ばれ る磁気変換器を含む小さいセラミック・ブロックがディスクの表面上を通過する 。より具体的には、書込みエレメントは、ディスクの表面から約100万分の6 インチの高さに飛翔し、トラックの上を飛翔し、その際、書込みエレメントが様 々な状態に励起され、格納すべきデータを表すためにその下のトラックが磁化さ れる。一部の応用例では、書込みエレメントが読取りエレメントと同じになる。 その他の応用例では、個別の書込みエレメントと個別の読取りエレメントを使用 する。 磁気ディスク上に格納されたデータを取り出すため、書込みエレメントに近接 して配置された読取りエレメントがディ スクの上を飛翔する。ディスクの磁化部分は、読取りエレメントからの信号を供 給する。読取りエレメントからの出力を調べることにより、データを再構築し、 コンピュータ・システムによってそれを使用することができる。 一般に、レコードのように、データまたはディスク・ドライブの操作に必要な その他の情報を格納するためにディスクの両面を使用する。ディスクはスタック 状に保持され、互いに間隔があけられているので、ディスクのスタック内の各デ ィスクの上面および下面はどちらも専用の読取りエレメントと書込みエレメント を有する。これは、レコードの両面を一度に再生可能なステレオを備えているこ とに匹敵するはずである。各面は、レコードの特定の面を再生するスタイラスを 有するはずである。 また、ディスク・ドライブも、ステレオ・レコード・プレーヤのトーン・アー ムに匹敵するものを備えている。ディスク・ドライブには、回転式とリニア式の 2通りのタイプがある。回転式ディスク・ドライブは、レコード・プレーヤのよ うに回転するトーン・アームを有する。回転式ディスク・ドライブのトーン・ア ームは、アクチュエータ・アームと呼ばれ、すべての変換器または読取り/書込 みエレメントを保持し、各ディスクの各表面ごとに1つずつのヘッドが櫛のよう に見える構造になるように支持されている。この構造はEブロックと呼ばれるこ ともある。トーン・アームのように、アクチュエータ・アームは、アクチュエー タ・アームに取り付 けられた読取りエレメントと書込みエレメントがディスク上の様々なトラック上 の位置まで移動できるように回転する。このため、書込みエレメントは、複数の トラック位置の1つでデータを表すパターン状にディスクの表面を磁化するため に使用することができる。読取りエレメントは、ディスクのトラックの1つで磁 化パターンを検出するために使用する。たとえば、1つの特定のディスク上の2 通りの異なるトラック上に必要なデータを格納することができるので、データの 磁気表現を読み取るため、アクチュエータ・アームは1つのトラックから別のト ラックに回転する。 本発明は磁気媒体を使用するディスク・ドライブでの使用に限定されず、回転 媒体を有するいかなる装置でも有用であることに留意されたい。この特定の応用 例では、一例として磁気媒体について説明するが、本発明は、様々なタイプの媒 体または読取りおよび書込みエレメントを有する他の記憶装置でも有用であるこ とに留意されたい。 ポータブル・コンピュータ内の磁気ディスク・ドライブなどの直接アクセス記 憶装置(DASD)の使用は、この数年間で大幅に増加した。このようなコンピ ュータは、通常、ポータブル・バッテリ・パックを有し、このパックは、コンセ ントから離れたところでコンピュータを使用するときにコンピュータの様々な構 成要素に電力を供給する。ポータブル・コンピュータに電力を供給するために使 用するバッテリ・パックは、小型かつ軽量であることが重要である。しかし、航 空機での旅行中など、外部電源が使用不能な場所でポータブル・コンピュータを 使用する機会が増えるにつれて、バッテリ・パックの次の再充電までのかなりの 期間中、ポータブル・コンピュータが動作することもますます重要になっている 。 小型軽量設計を達成しようという希望は、バッテリ・パックの充電までのコン ピュータの使用時間を長くしようという希望と競合する場合が多い。ポータブル ・コンピュータでの動作時間を増加するため、コンピュータ内で使用する構成要 素の消費電力を低減するための様々な処置が講じられている。さらに、より一般 的には、エネルギー資源を節約するため、デスクトップ・コンピュータの消費電 力を低減するための努力も増大している。現在、環境保護局では、所与の基準を 満たすコンピュータに許諾する電力節約の資格を準備している。したがって、コ ンピュータの様々な構成要素の消費電力を低減するための努力がますます使用さ れている。たとえば、中央演算処理装置(CPU)は、コンピュータが電力節約 モードになっているときにCPUのクロック周波数を低減するために電力管理機 能の一部を含む場合が多い。一般に、電力節約モードは、コンピュータの1つの 構成要素を使用していないときにその構成要素による電力使用を低減するために 呼び出すことができる。 メモリ記憶装置の場合、様々な電力節約技法が使用されている。たとえば、デ ィスク・ドライブでは、スピンドル・モータが全電力の大部分を使用する。電力 を節約するため、ポ ータブル・コンピュータがディスク・ドライブを使用していないときにディスク ・ドライブのスピンドル速度を低減するかまたは停止することが提案されている 。典型的な手法では、ディスクに対する読取りおよび書込み動作中、ディスク・ ドライブは通常動作スピンドル速度を使用する。電力節約モードを開始すると、 たとえば、所定の期間にわたってディスク・ドライブにアクセスしない場合、電 力を節約するためにディスクのスピンドル速度を低減または停止する。ディスク ・ドライブへのアクセス動作が開始されると、読取りまたは書込み動作を開始す る前にディスクが通常動作速度で回転するまでスピンドル速度を増加する。すな わち、読取りおよび書込み動作を開始する前に電力節約モードを解放する。 ポータブル・コンピュータで使用するものを含む記憶装置に関してますます重 要になっているもう1つの要件は、装置が大きい記憶容量を有することである。 電力を節約し、軽量小型設計を提供するため、装置内で使用するディスクもでき るだけ小さいことが望ましい。より小さいディスクを使用することにより、スピ ンドル・モータが回転しなければならないディスクのサイズを低減することによ って電力が節約される。より小さいディスクを使用しながら、大きい記憶容量の 必要性を増すことは、ディスク・ドライブ開発者にとって競争上の関心事となる 。 回転ディスクの記憶容量を増すために使用する技法の1つは、ゾーン・ビット 記録(ZBR)である。ZBRを支持す る原理は、一定のスピンドル速度の場合、変換器を通過するときのディスクの線 形速度はディスクの内径から外径まで変化することである。特に、ディスクの外 径に位置決めされた変換器を通過するディスクの線形速度は、変換器が内径に位 置決めされているときより高くなる。ZBRでは、特定のDASD用の最大線形 密度限界まで記録したデータの線形密度を増加するために、ディスクの外径にデ ータを記録する際の周波数を増加することにより、この高い線形速度を利用する 。 理想的には、最大記憶容量を達成するため、ディスクの外径で使用する変換( たとえば、データ)の最大線形密度がディスクの内径の密度と同じになるように ヘッドの半径方向位置の関数として書込み周波数を選択することができるはずで ある。このようなシステムでは、ディスク上に記録されるデータの線形密度は一 定であり、データが記録されるディスク上の半径方向位置とは無関係に最大線形 密度限界と等しくなる。実際には、ほぼ最適の記憶密度を達成するために、各ト ラック位置の密度を変更する必要はない。むしろ、複数の隣接トラック位置から なる帯域で構成されるいくつかの同心ゾーンにディスクを分割することができる 。各ゾーンは、ディスクにデータを書き込み、ディスクからデータを読み取る際 の関連周波数を有する。このゾーン周波数は、通常、各ゾーンの最も内側のトラ ックのデータの線形密度が一定になり、最大線形密度限界と等しくなるように各 ゾーンごとに選択される。このようにして、ディスクの全体的な記憶容量を大幅 に増加することができる。 発明の概要 一般に、本発明は、改良された低電力直接アクセス記憶装置および方法を提供 する。特定の一実施例では、本発明は、N個の同心ゾーンがディスクの表面の周 囲に設けられたディスクを含み、Nが1より大きい整数である、メモリ記憶装置 の形式で実施される。データは、各ゾーンの内部トラック位置のデータの線形密 度がほぼ一定になるように各ゾーンに格納される。複数の離散ディスク速度でデ ィスクを選択的に回転するように可変速度モータをディスクに接続することがで き、複数の離散ディスク速度のそれぞれで各ゾーンへの書込み動作または各ゾー ンからの読取り動作あるいはその両方を実行するために変換器を使用することが できる。 本発明の一態様によれば、第1のディスク速度でディスクを回転し、第1のデ ィスク速度でディスクを回転している間に複数の同心ゾーンへのアクセス動作を 実行し、第2のディスク速度でディスクを回転し、第2のディスク速度でディス クを回転している間に複数の同心ゾーンへのアクセス動作を実行することにより 、記憶装置を操作することができる。 本発明は、ポータブル・コンピュータで有利に実施することができる。このデ ィスク・ドライブは、消費電力の減少をもたらすので、ポータブル・コンピュー タに付加価値を提供する。 上記の本発明の概要は、本発明の各実施例またはすべての態様を提示するため のものではない。むしろ、添付図面および以下に示す関連説明を参照すれば、本 発明を理解できるだろう。 図面の簡単な説明 添付図面に関連して本発明の様々な実施例に関する以下の詳細な説明を考慮す ると、本発明をより完全に理解できるだろう。 第1図は、複数の記録ゾーンを有するディスク表面を示す。 第2図は、本発明の一実施例を例示するブロック図を示す。 第3図は、本発明の一実施例を例示するより詳細なブロック図を示す。 第4図は、等差数列により複数のゾーンに区分されたトラックに関するゾーン 周波数とスピンドル・モータ速度との関係を示す。 第5図は、等比数列により複数のゾーンに区分されたトラックに関するゾーン 周波数とスピンドル・モータ速度との関係を示す。 第6図は、等差数列により複数のゾーンに区分されたトラックに関する様々な スピンドル・モータ速度での部分電力とヘッド飛翔高との関係を示す。 第7図は、等比数列により複数のゾーンに区分されたトラックに関する様々な スピンドル・モータ速度での部分電力と ヘッド飛翔高との関係を示す。 第8A図および第8B図はそれぞれ、2.5インチのディスク・ドライブ用の 変動スピンドル速度の関数として、等差数列および等比数列により配置されたゾ ーン半径、飛翔高、必要電力、周波数を示す表である。 第9図は、本発明の他の実施例を示す。 本発明は様々な変更態様および代替形式の影響を受けやすいが、その細部につ いては例として添付図面に示し、以下に詳細に説明する。ただし、その意図は記 載した特定の実施例に本発明を限定することではないことに留意されたい。むし ろ、その意図は、請求の範囲が規定するように本発明の精神および範囲に該当す るすべての変更態様、同等態様、代替態様を包含することである。 詳細な説明 本発明は、複数周波数ゾーン(すなわち、ZBR)ドライブでの使用に十分適 した記憶装置で使用するための改良された電力節約モードを提供する。より具体 的には、本発明は、電力節約モード中に記憶装置にアクセスできるようにするこ とにより、メモリ記憶装置のための改良された電力節約動作モードを提供する。 以下に詳述するように、ドライブ上のデータへのアクセス速度より電力の節約の 方がユーザにとって重要である場合、または記憶装置へのアクセス動作が比較的 まれな場合、消費電力を低減するために記憶装置を電力節約 モードで操作することができる。本発明は一般に磁気および光ディスク・ドライ ブ、CD−ROMなどの直接アクセス記憶装置に関するものであるが、以下に示 す実施例では、例示目的でディスク・ドライブについて説明する。他のタイプの 記憶装置における上記の特徴の実現はこの説明から明らかになるだろう。 第1図ないし第3図には、本発明の様々な特徴を例示する目的でディスク・ド ライブの様々な構成要素を示す。複数周波数記録ゾーン(すなわち、ZBR)を 使用するディスク表面を示す図は第1図に示す。第1図のディスク100はN個 のゾーン101を有し、それぞれのゾーンは複数のトラックまたはトラック位置 (図示せず)からなる帯域で構成されている。ゾーン101は、ディスクの外径 にあるゾーンZ1からディスクの内径にあるゾーンZNまで及ぶ。ゾーン101は そのゾーンの内部半径102によって規定することができる。半径R1はゾーン Ziの内部半径に対応する。ディスクの半径103はディスクの外径RODを規定 する。 ディスク100は、矢印104の方向に速度ωjでスピンドル・モータによっ て回転する。以下に詳述するように、ディスクは2通りまたはそれ以上の速度ωj で回転することができる。使用する特定の速度ωjは、ディスク・ドライブを使 用する動作モードを基礎として決定することができる。 以下に詳述するように、そのゾーンに応じて選択した書込み周波数ですべての 書込み動作が同じスピンドル速度で行わ れるように、ZBRドライブで従来から知られているように、ディスクが一定速 度で回転している間に様々な書込み周波数で各ゾーンにデータを書き込むことが できる。あるいは、様々なスピンドル速度でディスクにデータを書き込むことも できる。様々なスピンドル速度を書込み動作に使用する場合、特定のゾーン用の 書込み周波数は、各ゾーンの内部トラックに書き込まれるデータの線形密度がほ ぼ一定になり、特定のDASD用の最大線形密度限界とほぼ等しくなるように選 択する。 データは、2通りまたはそれ以上のスピンドル速度でディスクから読み取るこ ともできる。したがって、スピンドル・モータの速度が変化するにつれて、ディ スクを読み取るときの線形データ転送速度(すなわち、読取りヘッドにデータが 提示される速度)も変化する。すなわち、信号内の変換によって表されるデータ ・ビットが所与のゾーン用の変換器に提示される速度は、スピンドル・モータ速 度が変化するにつれて変化する。以下、所与のスピンドル速度で変換器にデータ が提示される速度を「ゾーン・ビット周波数」という。したがって、ここで使用 する「ゾーン・ビット周波数」という用語は、データのビットが変換器に提示さ れる(または、変換器によって書き込まれる)速度を表すものとする。ゾーン・ ビット周波数は、そのゾーン内のデータの線形密度とディスクの回転速度(すな わち、スピンドル速度)との関数である。 データ・チャネルの動作周波数とスピンドル速度を制御す るために使用するディスク・ドライブの構成要素は、第2図にブロック図形式で 示す。第2図のディスク100はスピンドル・モータ201によって回転する。 スピンドル・モータ201の回転速度はモータ・コントローラ202によって制 御される。モータ・コントローラ202は、複数の既知の離散速度でスピンドル ・モータ201と、その結果、ディスク100を回転するように設けられている 。変換器203は、ディスク100の表面に情報を書き込み、そこから情報を読 み取るように、ディスク100に隣接して位置決めされている。 変換器203は、所望のトラック位置の上に変換器を位置決めするように、た とえば、回転アクチュエータ(図示せず)に取り付けることができる。ディスク に対する変換器203の半径方向位置により、ディスク100のどのゾーンにア クセスするかが決定される。変換器203は可変周波数データ・チャネル204 に接続されているが、このデータ・チャネルは指定のゾーンおよびディスク速度 に関する適切なゾーン・ビット周波数でディスクから信号を読み取り、ディスク に信号を書き込むために使用することができる。たとえば、読取り動作時に変換 器203はディスクから読み取った情報の生信号をデータ・チャネル204に供 給し、そのデータ・チャネルは所与のゾーンおよびスピンドル速度の場合に適切 な周波数で信号からデータを抽出する。ディスク100から読み取ったデータは 可変周波数データ・チャネル204から処 理インタフェース212に供給され、その処理インタフェースはディスク・ドラ イブを使用するコンピュータのCPU211による使用のために信号を処理する 。 可変周波数データ・チャネル204とモータ・コントローラ202には制御ユ ニット205が接続されている。制御ユニット205は、処理インタフェース2 12からゾーン制御信号206とモード制御信号207とを受け取る。ゾーン制 御信号206は、変換器203がアクセス動作を実行しているゾーンを示す。こ の情報は、ヘッド位置を決定するための従来の既知の方法のいずれかによって入 手することができる。たとえば、ゾーン情報は、ディスクの表面からサーボ情報 (たとえば、グレイ・コード情報)を読み取るときに変換器から入手することが できる。 モード制御信号207は、ディスク記憶装置の動作モードを制御ユニット20 5に通知する。たとえば、ディスク記憶装置が電力節約モードで動作している場 合、この情報はモード制御信号207として制御ユニット205に供給される。 モード制御信号207を基礎として、制御ユニットはモータ速度制御信号20 9をモータ・コントローラに供給し、スピンドル・モータ201が適切な速度で ディスクを回転するようにする。また、制御ユニットは、ゾーン制御信号206 とモード制御信号207とを基礎として、ディスク・ゾーン101にアクセスす るための適切なゾーン・ビット周波数も決定する。データ転送速度(ゾーン・ビ ット周波数)は、ス ピンドル・モータ201の速度を反映するモード制御信号207と、特定のゾー ンのディスクにデータが書き込まれる相対速度を反映するゾーン制御信号206 の両方を基礎として、決定される。適切なゾーン・ビット周波数は、制御ユニッ ト205から線208上の可変データ・チャネル204に連絡される。 処理インタフェース212は、情報を処理し、ディスク記憶装置を使用するコ ンピュータ210のメインCPU211へのインタフェースを提供する。この回 路の動作については、以下に示す詳細な例から理解できるだろう。 適切な動作モードを決定するために、システムは複数通りのメカニズムを使用 することができる。たとえば、低電力モードで動作させようという希望を指定す るユーザ入力に応答して、電力節約モードに入ることができる。たとえば、ユー ザは、ディスク・ドライブへのアクセス速度よりバッテリの消費電力の低さの方 が重要になる長時間のフライト時にコンピュータを使用することができる。ある いは、ディスク・ドライブ内の活動が特定のしきい値未満になる場合またはバッ テリの電力レベルがしきい値未満である場合に、自動的に電力節約モードに入る こともできる。ただし、ディスク・ドライブの活動レベルの監視は、当技術分野 で一般的に既知の技法を使用して実施できることに留意されたい。しかし、従来 の電力節約ディスク・ドライブ装置では、スピンドル・モータの速度を低減して いる間、ディスクへのデータの書込みま たはディスクからのデータの読取りは行われない。したがって、電力節約モード を開始すべき時期の決定に加え、システムは、電力節約モードから出る時期も把 握しなければならない。ディスク・ドライブへのアクセスが行われると自動的に 電力節約モードから出る従来の電力節約手法とは対照的に、本発明の一態様によ れば、電力節約モードをいつ開始し、いつ終了するかを決定するために、より高 度なメカニズムを使用する。 所与の環境では、読取り動作の場合のみ低電力モードでディスク・ドライブを 動作させ、ディスク書込み動作が開始されると全速力を回復することが望ましい 場合もある。このような手法は、高いスピンドル速度でのみデータを書き込むこ とが必要な場合に使用することができる。たとえば、スピンドル速度が低下する と、サーボ・セクタ間の時間が増加し、それにより、サーボ情報のサンプリング 速度が減少する。サンプリング速度が低くなると、結果的に、サーボ安定性が低 下し、トラックの位置ずれ(TMR)が拡大する可能性がある。通常、TMRの 拡大は、書込み動作より読取り動作の方が受け入れられる。したがって、所与の 構成の場合、TMRを縮小するために、書込み動作の速度を増加することが必要 な場合もある。ディスク・ドライブの通常の使用では書込み動作ごとに5〜10 回の読取り動作が行われるので、依然として低消費電力を実現することができる 。 高いスピンドル速度でのみ書込み動作を実行する場合、デ ィスクへの書込み動作を開始する前に全速力を回復することが必要である。ディ スクへの書込みアクセス動作が最小限である場合、書込み動作の開始時に全速力 を回復する単純なプロセスにより、相当な電力節約が可能である。あるいは、書 込み動作の開始時に、ディスクに書き込むべき情報をコンピュータが使用するラ ンダム・アクセス・メモリ213(RAM)などの一時メモリに保管することも できる。RAM213内のデータは、次に、その後の任意の時点でディスクに転 送することができ、そのとき、スピンドル・モータの通常動作速度が回復される 。キャッシュ・メモリ方式が使用するような何らかのデータ階層の形式を使用す ると、ディスク上またはRAM内のデータを読取り動作に使用すべきかどうかを 判定することができる。 ディスクに書き込むべきデータの上記の一時格納は、ユーザが電力節約モード を手作業で選択し、低いスピンドル速度で書込み動作が行われないようなシステ ムでは有利であると思われる。このモードでは、一般にスピンドル・モータは低 いスピンドル速度で動作することができる。その場合、スピンドル・モータ速度 は通常動作速度まで定期的に増加できるはずであり、その時点でRAM213か らディスクにデータが転送される。ディスクにデータが書き込まれた後、低スピ ンドル速度を回復することができる。ただし、RAM213の代わりに、他のタ イプの一時記憶装置を使用できることに留意されたい。たとえば、この機能を果 たすために、一時メ モリをディスク記憶装置に直接組み込むことができる。 他の代替実施例では、所定の期間中に行われる、読取り/書込み動作を含むデ ィスク・アクセス動作の平均数が設定しきい値未満になったときに、電力節約モ ードを呼び出し、維持することができる。特定の活動レベルに対応する所与のス ピンドル速度を選択することができる。 低電力ディスク記憶装置を実現するために使用可能な様々な構成要素を例示す るより詳細な回路図を第3図に示す。第3図の記録ヘッド313は、ディスク3 10の表面から情報を読み取り、表面に情報を書き込むように位置決めされてい る。ただし、第3図には単一ディスクのみを図示するが、複数のディスクおよび ヘッドも使用可能であることに留意されたい。音声コイル・モータ(VCM)を 含むアクチュエータ・アセンブリ314は、回転ディスク310に対して相対的 にヘッド313を移動させるために設けられている。スピンドル・モータ311 は、ディスク310を回転させるために設けられている。スピンドル・モータ3 11は、スピンドル・コントローラ312によって制御される。スピンドル・コ ントローラ312は、スピンドル・コントローラ312に周波数制御信号f(i )を印加することによりスピンドル・モータ311の速度を制御できるように、 位相ロック・ループ(PLL)によって実現することができる。ただし、第3図 に示す様々な制御要素は、個別ブロックとして図示されているが、マイクロコー ドを使用するマイクロプロセッサ上に実 現できることに留意されたい。さらに、それぞれが上記の機能のうちの1つまた は複数を実施する、複数の異なるマイクロプロセッサを使用することもできる。 この説明では、マイクロコードとして実現するか、個別回路として実現するかに かかわらず、様々な要素の機能動作について説明する。 アクチュエータ314を制御するため、適応アクチュエータ・コントローラ3 15が設けられている。アクチュエータ・コントローラ315は、読取り専用メ モリ(ROM)316に格納された1組の係数を使用する。ROM316は、デ ィスク310の各離散回転速度に関する1組の係数を格納している。ただし、記 憶装置で使用する様々な係数は、通常、製造プロセスの最終テスト段階で特定の 記憶装置に応じて調整されることに留意されたい。ディスク速度は、周波数制御 信号f(i)の制御下で任意の離散速度から別の速度へ変更される。ディスク速 度が変化すると、アクチュエータ・コントローラ315は新しいディスク速度に 対応する新しい1組の係数をロードする。変換器313によって形成されるサー ボ情報と、ディスク上の等間隔で半径方向のセクタに書き込まれ、位置エラー信 号(PES)を生成するために復調器317によってデコードされるサーボ・パ ターンのサンプリング速度の変化により、様々な係数が必要になる。この係数は 、適応アクチュエータ・コントローラ315の動的動作を調整し、それにより、 アクチュエータのアクセスおよびトラッキングのパフォーマンスを最適化するた めに使用する。位置エ ラー信号は、サーボ制御がヘッド313を正しいトラック位置の上に位置合せし た状態に維持するために使用する。たとえば、ディスク310の速度が低下する と、より高速の公称速度でディスク310が回転しているときより、位置エラー 信号のサンプリングが低速になる。適応アクチュエータ・コントローラ315は 、位置エラー信号の適切なサンプリング速度で機能するように動的に再構成しな ければならない。 ディスク310から読み取られるかまたはディスク310に書き込まれる情報 は、マルチプレクサ320を通過する。マルチプレクサ320は、それぞれ複数 のディスク表面に対応する様々なヘッドから1つのヘッドを選択する(第3図に は1つのヘッド313のみを示す)。マルチプレクサ320は、アーム・エレク トロニクス(AE)・モジュール321に結合されている。アーム・エレクトロ ニクス・モジュール321は、書込み動作中にディスクに書き込むべきデータを 受け取るためにバッファ325に結合されている。バッファ325はホスト・シ ステム・インタフェース340に結合され、このインタフェースはポータブル・ コンピュータの処理ユニットなどのホスト・システムに結合されている。データ は、通常、一定速度(すなわち、一定のバイト数/秒)でホスト・システム・イ ンタフェース340からバッファ325に渡される。次にデータはバッファ32 5に格納される。データは、データが書き込まれるゾーンとディスク速度に依存 する速度(または周波数)で、アーム・エレクトロニクス・ モジュール321およびマルチプレクサ320を介してバッファ325からディ スクにクロックされる。したがって、バッファには制御信号f(i,k)が供給 されるが、この信号は「i」が示すディスク速度と、文字「k」が示すゾーンに 依存する。すなわち、書込みデータは、一定の速度でバッファに入り、ディスク 速度とゾーン情報に依存する可変速度で出力される。 たとえば、読取り動作時に、データはヘッド313を使用して読み取られ、マ ルチプレクサ320に渡され、AEモジュール321によって増幅され、次にデ ィジタル等化器322に供給される。適応ディジタル等化器(フィルタ)322 は、たとえば、ヘッド313またはアーム・エレクトロニクス・モジュール32 1あるいはその両方に発生するビット周波数の振幅変動を補正する。ディジタル 等化器322は、各周波数の全体的な増幅が同じ振幅のものになるように、記録 した信号のすべての周波数を増幅する。ディジタル等化器322は、制御信号f (i,k)に応答してデータが読み取られるゾーンとスピンドル速度(ディスク 速度)に対応する1組の係数を受け取るために、ROM323に結合されている 。この係数は、ディジタル等化器322の動作を最適化するために使用する事前 計算値である。 ディジタル等化器322の出力は検出器324に供給される。検出器324に も、データが読み取られる特定のゾーンとスピンドル速度を基礎として検出器の クロッキングと検出 動作を最適化するために制御信号f(i,k)が供給される。検出器324は、 ヘッド313を使って読み取った信号内のデータ・ビットを検出する。データ・ ビットが検出されると、検出器324でソフト・エラーのエラー訂正をさらに実 行することができる。次にデータは、バッファ326に渡され、その後、インタ フェースが受け入れる周波数でバッファ326からホスト・システム・インタフ ェース340に読み取ることができる。この周波数は、たとえば、バッファ32 5がホスト・システム・インタフェース340から書込みデータを受け取る周波 数と同じにすることができる。 また、アーム・エレクトロニクス・モジュール321から出力を受け取る復調 器317も示されている。復調器317は、ディスク表面上に書き込まれた等間 隔で半径方向のサーボ・パターンからヘッド313が読み取る信号からサーボ情 報を抽出する。このサーボ情報からは、位置エラー信号(PES)が得られ、上 記のようにヘッドの位置決めを制御するためにアクチュエータ・コントローラ3 15に供給される。上記の動作の詳細な分析については、1994年2月8日に 発行された「Application for Controlling Reading and Writing in a Disk Dr ive」という名称の米国特許第5285327号と、1995年8月8日に発行 された「Magnetic Recording disk with Equally Spaced Serve Sectors Extend ing Across Multiple Data Bands」という名称の米国特許第5440474号と 、1993年5月11日に発行された「Se ctored Servo Independent of Data Architecture」という名称の米国特許第5 210660号とに記載されている。 制御信号f(i)およびf(i,k)はディスク・ドライブ・コントローラ3 35によって生成される。ディスク・ドライブ・コントローラ335は、線34 1が示すようにホスト・システム・インタフェース340と連絡するように結合 されている。ホスト・システム・インタフェース340は、アドレス情報、実行 すべき動作のタイプを指定する読取り/書込みコマンドなどをディスク・ドライ ブ・コントローラ335に供給する。アドレス情報としては、たとえば、ヘッド 番号、シリンダ番号またはトラック番号、ならびにデータ・セクタ番号を含むこ とができる。ディスク・ドライブ・コントローラ335は、ホスト・システム・ インタフェース340に情報を連絡することもできる。たとえば、ディスク・ド ライブ・コントローラ335は、線341に沿ってホスト・システム・インタフ ェースに状況情報を連絡することができる。ディスク・ドライブに最初に電源を 投入すると、コントローラは、ホストとは無関係に諸動作を実行することができ る。このような動作を実行する間に、ディスク・ドライブ・コントローラ335 は、ディスク・ドライブが使用中であることをホスト・システム・インタフェー ス340に通知することができ、ドライブがアクセス動作を実行できる状態にな るとホスト・システム・インタフェースにさらに通知する。 また、ディスク・ドライブ・コントローラ335は、その ドライブ用の所望の動作周波数を示す制御モード信号336も受け取る。この制 御モード信号336は、たとえば、電力を節約するために低いスピンドル速度で ディスク・ドライブを操作すべきかどうかを示す。制御モード信号336は、た とえば、ディスク・ドライブ・コントローラ335内の可変周波数発振器を制御 するために使用することができる。この発振器の周波数は、ディスク・ドライブ 内の他の要素を制御するためにマスタ周波数として使用することもできる。たと えば、発振器の周波数をスピンドル・コントローラ312の位相ロック・ループ (PLL)に供給し、スピンドル速度を制御することができる。制御モード信号 336は、ディスク・ドライブを動作する動作モードを基礎として決定される。 一例として、内部可変周波数発振器は、ホストによって呼び出される動作のタ イプまたはこのような動作の活動レベルを基礎として、所望の周波数に制御する ことができる。たとえば、ディスク・ドライブ内の活動レベルが高い場合、活動 モニタ330は、制御モード信号336を介して全速力で動作するようにディス ク・ドライブ・コントローラ335に指示することができる。対話式動作などの 所与のタイプの動作は、全速力で動作する必要があるものとして、活動モニタに よって認識することができる。さらに、ユーザが手動電力節約モード選択をホス ト・システムに入力すると、これを活動モニタに渡すことができる。この電力節 約モード選択に応答して、活動レベルとは無関係にディスク・ドライブのスピン ドル速度を低下するように制御モード信号336を設定することができる。 活動モニタ330は、設定間隔内の活動レベルを監視するために使用する間隔 タイマを含むことができる。また、活動モニタ330は、ホスト・システムから の読取り、書込み、その他のタイプの動作を監視することもできる。システムは 、所与の期間中に監視済み動作がない場合、それに基づいてスピンドル速度を低 下する必要があると判定することができる。制御モード信号336は、好ましい ことに、指定の活動が行われない時間の長さに応じて、数回分の増分またはステ ップにわたってスピンドル速度を低下するようにディスク・ドライブ・コントロ ーラ335に指示することができる。ただし、スピンドル速度は瞬時に変更でき ないことに留意されたい。さらに、スピンドルの速度を任意の値から別の値に変 更する間、読取り動作と書込み動作は実行することができない。したがって、デ ィスク・ドライブがスピンドル・モータ速度を変更中である場合、ディスク・ド ライブ・コントローラは、線341に沿ってホスト・システム・インタフェース に短い「使用中」信号を供給し、所望のスピンドル速度を達成するまでシステム を待機状態にする。 スピンドル速度を変更しながら待機時間を解消または短縮するために、ホスト ・システムは、今後の動作のために高いレベルのディスク・ドライブ活動が予想 されるときにディスク・ドライブ・コントローラに対して表示を行うことができ る。このような表示に応答して、高い活動レベルのディスク・ドライブ・アクセ ス動作を開始する前にスピンドル速度を増加することができる。活動モニタ33 0が使用する情報はROM331に格納されるが、これは参照テーブル(LUT )を含むことができる。この参照テーブルは、特定のタイプの活動が通常必要と するディスク・ドライブ活動が非常に高いレベルか、高いレベルか、中程度に高 いレベルか、平均レベルかなどを判定するために参照することができる。たとえ ば、大規模データベースの探索動作、グラフィック・イメージを著しく使用する 動作、ビデオ・ゲームなどは、いずれも通常は、高いレベルのディスク・ドライ ブ活動を必要とする。たとえば、「スペル・チェック」動作などの対話式動作の 開始は、高い活動レベルを示す場合もある。また、参照テーブルは、特定のレベ ルの活動に関連する所望の動作周波数を含むこともできる。活動モニタ330は 、ユーザが設定した活動レベルを表す値を備え、電力節約モードを開始するため のフレキシビリティを追加することができる、何らかの形式の変更可能メモリを 含むこともできる。 活動モニタ330は、ホスト・システム・インタフェース340から、ディス クから読み取るかまたはディスクに書き込む情報のタイプを示す信号も受け取る 。たとえば、ビデオ情報または対話式タイプの情報などの所与のタイプの情報は 、アクセス動作のためにより早い応答時間を必要とする場合がある。このタイプ ・インジケータは、読取り中のタイプの情 報のために十分なスピンドル速度が使用されていることを確認するために使用す ることができる。 活動モニタ330には、ホスト・システムがバッテリ電力で動作している場合 にホスト・システム・インタフェース340からのバッテリ電力レベルを示す信 号も供給することができる。バッテリ電力レベルが所定の設定値未満である場合 、たとえば、AC電源を電源に接続するかまたはバッテリを交換することにより 適度な電力レベルを回復するまで、システムは低電力モードに入ることができる 。 上記のように、スピンドル速度が変化すると、様々なゾーンの読取り周波数も 変化する。このため、システム全体の複雑さが増す。たとえば、上記の回路では 、各離散スピンドル速度ごとにディジタル等化器(フィルタ)322には、RO M323から各ゾーン用のフィルタ構成データをロードしなければならない。構 成データは、各ゾーン・ビット周波数ごとに固有のものである。したがって、記 憶装置が使用するゾーンおよび離散スピンドル速度の数が増加するにつれて、ゾ ーン・ビット周波数の数も増加する。アナログまたはハイブリッド・ディジタル /アナログ・データ・チャネルを使用する場合、ゾーン・ビット周波数の数の増 加はさらに問題になる。以下に詳述するように、このようなチャネルは、使用す る各ゾーン・ビット周波数ごとにレジスタおよびキャパシタなどの個別のアナロ グ・フロント・エンド・コンポーネントを含まなければならないので、読取りチ ャネルのコストとサ イズが大幅に増加する。しかも、形状係数がより小さい所与のディスク・ドライ ブでは、必要な空間が使用できない可能性がある。 上記の考慮事項を考慮すると、様々なスピンドル速度でアクセス動作を実行す る記憶装置が使用するゾーン・ビット周波数の数を最小限にすることが必要であ る。以下に詳述するように、トラックを複数のゾーンに特別に区分することによ りシステムの複雑さを低減できることは、本発明に関連して発見されていること である。 第1図を参照すると、ゾーンi用のヘルツ(Hz)単位の動作周波数fiは、 以下の関係によって決定することができる。 fi=di(2πriωj/60) 式中、diはゾーンzi内のriでの線形密度であり、riはゾーンziの内部半径 であり、ωjは毎分回転数(RPM)単位のj番目の離散ディスク環状速度であ る。この式は以下のように変形することができる。 fi=0.1047diiωj ゾーンの幅が等しい場合、各ゾーンの最大線形密度が一定(すなわち、di=d0 )であると想定すると、この式は以下のようになる。 fi=0.1047d0iωj 本発明の一実施例によれば、読取りチャネルに関連する複雑さとコストを最小 限にするため、各ゾーンの内部トラック用の半径を選択することにより、ゾーン へのトラックの特定 の割振りを使用する。バッテリ・ベースの応用例での電力節約を目的として低減 したスピンドル速度について説明するが、このような特定のトラックの区分は、 他の応用例にも有利に使用することができる。たとえば、高性能ドライブでは、 様々な応用例に様々なスピンドル速度を使用することができる。1日のうちの一 部(たとえば、12時間)のみにシステムを活発に使用するような業務では、ド ライブの「遅延テープ・バックアップ」も低速で実行することができる。 本発明の一実施例によれば、各ゾーンを規定する内部トラック半径は、半径の 関数である等比数列として選択する。以下に詳述するように、このようにトラッ クをゾーン別に帯域化する方法は、スピンドル速度を低減したときにゾーン間の ゾーンビット周波数における高度のオーバラップに対応する。一般に、各ゾーン を規定する内部半径riは、隣接する帯域またはゾーン間でほぼ一定の割合の半 径を維持する等比数列に応じて決定される。すなわち、ri/ri+jはほぼKに等 しく、Kは定数に等しい。 このような割振りを使用して得られる利点は、以下に示す例から明らかになる だろう。この方法を使用すると、N個のゾーンを有し、M通りの離散スピンドル (ディスク)速度で動作するドライブでは、必要なゾーン・ビット周波数の総数 がN+M−1に等しくなる。たとえば、10個の記録ゾーンを有し、10通りの 離散スピンドル速度で動作するドライブでは、19(すなわち、10+10−1 =19)通りのゾー ン・ビット周波数を処理可能なチャネルを必要とする。 これに対して、単純な等差数列に応じて帯域化した、1つのディスクに必要な ゾーン・ビット周波数の数は、N+(((M*M)−N)/2)という関係に応 じて決定される。上記の例では、そのチャネルが処理しなければならないゾーン ・ビット周波数の数は55(すなわち、10+(((10*10)−10)/2 )=55)になる。したがって、等比数列に応じてトラックをゾーン別に区分す ると、チャネルの複雑さとコストの低減という点で相当な利点が得られる。 等差数列に比べ、等比数列に応じてトラックをゾーン別に区分することにより 得られる利点については、第4図ないし第8図に関する以下の説明によって、よ り十分に理解されるだろう。 各ゾーンの内部帯域半径riが等比数列をたどるディスクについて検討する。 これは、以下のように表すことができる。 ri=rOD 1-i ρ i=1,2,・・・,Nの場合 式中、ρは数列用の係数である。 2つの隣接ゾーン半径riとri+1との割合は一定であり、以下の関係を示す。 ri/ri+1=rOD ρ i=1,2,・・・N−1の場合 内部半径rIDを有するディスクの場合、所与の数のデータ帯域用の係数ρは以 下のように決定することができる。 ln(rID)=(1−Nρ)ln(rOD) これは、以下のように書き換えることができる。 ρ=1/N(1−ln(rID)/ln(rOD)) 一例として、10個のゾーンに分割され(N=10)、14mmの内部半径rID と29.7mmの外部半径rODを有する、2.5インチのディスクについて検 討する。このような寸法を有するディスクのρの値は、以下のように計算するこ とができる。 ρ=1/10(1−ln(14)/ln(29.7))=0.022178 このρの値を使用すると、10個の各ゾーンの内部半径は以下のように等比数 列として決定される。 ri=rOD (1-0.022178i) 対照的に、各ゾーンの内部半径を等差数列として決定することもできる。この 場合、2つの隣接内部ゾーン半径riとri-1との差は定数bであり、以下の関係 を示す。 ri−ri+1=b この場合、半径riは以下のように表すことができる。 ri=ri-1−b この式から以下の半径が得られる。 r1=r0−b r2=r1−b=r0−2b r3=r2−b=r0−3b *** rk=rk-1−b=r0−kb fi=0.1047d0iωjという式を思い出すと、代入 により、fiに関する以下の式を書くことができる。 fi=0.1047d0(r0−ib)ωj この式は、fi=f0j−iΔf0jとして書くこともできるが、式中、f0j=0. 1047d00ωjであり、Δf0j=0.1047d0bωjである。したがって 、ゾーン・ビット周波数の一般式は以下のように表すことができる。 fij=(k0−iΔk)ωj 式中、k0=0.1047d00であり、Δk=0.1047d0bである。 ディスクが全速力で回転する場合(すなわち、ω=ω1かつj=1である場合 )、以下の式が得られる。 f11=(k0− Δk)ω1 21=(k0−2Δk)ω1 31=(k0−3Δk)ω1 *** fi1=(k0−iΔk)ω1 これより低い速度では、ω=ω2かつj=2である場合、以下のように周波数を 計算することができる。 f12=(k0− Δk)ω2 22=(k0−2Δk)ω2 32=(k0−3Δk)ω2 *** f12=(k0−iΔk)ω2 読取りチャネルの複雑さを低減するためには、ω1のときの 周波数のうちの1つを除くすべてがそれより低い速度ω2のときに再使用可能に なるように、f12=f21になることが望ましい。これが行われるようにするため 、(k0−Δk)ω2は(k0−2Δk)ω1と等しくなければならない。また、f22 =f31であることも必要であるが、これは(k0−2Δk)ω2=(k0−3Δ k)ω1であることを意味する。 ゾーンiの場合、fi2=f(i+1)1であることが必要であり、これは(k0−1 Δk)ω2=(k0−(i+1)Δk)ω1であることを意味する。上記の制約は ω2=[(k0−(i+1)Δk)/(k0−iΔk)]ω1として書くことができ 、j番目の速度ωjの場合、この関係はωj=[(k0−(j+1)Δk)/(k0 −Δk)]ω0として表すことができる。 スピンドル速度低下に関連する電力節約は、スピンドル必要電力を速度の関数 として調べることによって判定することができる。この値は経験的に以下のよう に表すことができる。 Pj=(ωj/ω02.680 式中、P0は速度ω0のときにスピンドル内で消失する電力であり、Pjは速度ωj のときにスピンドルを回転させるのに必要な電力である。 ωjの場合の関係をこの式に代入すると、電力節約は以下のように表すことが できる。 Pj=[(k0−(j+1)Δk)/(k0−Δk)]2.680 ID=14mmおよびrOD=29.7mmという寸法を有し、10個のゾーン が約1.57mmの同サイズの帯域に分 割されている2.5インチのディスクを使用して上記の例について検討する(す なわち、b=(29.7−14)/10)。135キロビット/インチという各 ゾーンの内部半径上のデータの線形密度(すなわち、d0=5315ビット/m m)を想定すると、k0=0.1047d00=16527.47かつΔk=8 73.67という値になる。この場合、内部帯域半径について等差数列を使用す ると、スピンドル速度の一部は以下のように求めることができる。 ω1=[(k0−2Δk)/(k0−Δk)]ω0=0.9442ω0 ω2=[(k0−3Δk)/(k0−Δk)]ω0=0.8884ω0 ω3=[(k0−4Δk)/(k0−Δk)]ω0=0.8326ω0 ω4=[(k0−5Δk)/(k0−Δk)]ω0=0.7768ω0 ω5=[(k0−6Δk)/(k0−Δk)]ω0=0.7209ω0 ω6=[(k0−7Δk)/(k0−Δk)]ω0=0.6651ω0 上記の関係を使用すると、様々なゾーンの内部帯域半径を選択するための等比 数列方法と等差数列方法との比較を以下のように行うことができる。ただし、上 記の等比数列を使用するディスクの記憶容量は等差数列を使用するディスクの記 憶容量とほぼ同じであることに留意されたい。 第4図および第5図では、ゾーン・データ転送速度周波数対ゾーン・インデッ クス位置を、等差数列と等比数列をそれぞれ使用して帯域化したゾーンの可変ス ピンドル・モータ速度の関数としてグラフで示す。スピンドル・モータ速度は、 線401および501によって表される3600回転/分 (RPM)という公称速度から、等差数列(第4図)の場合に線402によって 表される1792RPMおよび等比数列(第5図)の場合に線502によって表 される1830RPMまでの10通りの離散ドライブ速度にわたって変化する。 第4図および第5図の比較は、トラックをゾーンに割り振るために等比数列を 使用することによって得られる様々な利点を示している。第5図のグラフを水平 方向に調べると、ゾーン・ビット周波数が水平線に沿って一列に並んでいること が分かる。たとえば、線503に沿って伸びる3.78メガヘルツ(MHz)の ゾーン・ビット周波数は、様々な離散スピンドル・モータ速度のときにゾーン1 〜9のそれぞれが使用する。さらに、504および505に示す2通り(1.7 8MHzおよび6.90MHzという周波数に対応する)を除くすべてのゾーン ・ビット周波数は、複数のゾーンが使用する。すべての周波数は垂直方向にも整 列していることにさらに留意されたい。これは、ドライブ速度が低下するにつれ て、ゾーン・ビット周波数がディスクの外径(OD)に向かってシフトすること を意味する。 第8A図を参照すると、以下の例は、トラック位置をゾーンに割り振るために 等比数列を使用することによって得られる利点を示している。ゾーン番号2では 、3600RPMという公称速度でディスクが回転すると、ゾーン・ビット周波 数は6.3999メガビット/秒(MB/秒)(すなわち、6.399MHz) になる。ドライブ速度が線506によっ て表される3339RPMという次の離散速度に低下すると、ゾーン2の正しい ゾーン・ビット周波数は5.9363MB/秒になる。グラフに示すように、こ の周波数は、スピンドル速度が3600RPMである場合にゾーン3が使用して いたものである。同様に、3600RPMのときにゾーン2が使用したゾーン・ データ転送速度は、この時点ではゾーン1で使用される。このようにして、ゾー ン・データ転送速度はディスクの外径に向かってシフトする。最も内側のゾーン 、すなわち、図示の例のゾーン10では、スピンドル・モータ速度を低下するた びにデータ・チャネルは新しいゾーン・ビット周波数を必要とする。この場合、 N個のゾーンとM通りのスピンドル速度を有するドライブの場合、必要なデータ 転送速度周波数の数GはG=N+M−1という関係で示すことができることに留 意されたい。 第4図および第8B図に示すように、等差数列を使用して帯域化したゾーンを 有するディスクを使用して回転速度を低下させると、他のゾーンが再使用可能な ゾーン・ビット周波数の数は、等比数列を使用して割り振られたゾーンを有する ディスクより大幅に少なくなる。したがって、データ・チャネルの複雑さとコス トは、等比数列を使用することによって大幅に低減することができる。 複数のスピンドル速度でディスク・ドライブを操作する場合、可変データ転送 速度の処理に加え、他の要因も考慮しなければならない。たとえば、ドライブ内 のヘッドの飛翔高は、 ドライブ速度が低下するにつれて減少する。従来の電力節約技法では、ディスク 速度を低下する前にヘッドを安全ゾーンに移動させる。しかし、本発明の技法で は、ヘッドは、受け入れられる読取りおよび書込み動作パラメータの範囲内で飛 翔高を保持しなければならない。 飛翔高Hは、記録ヘッドと速度Vで回転するディスクのディスク表面との間の 空気軸受けを形成し、経験的に以下のように概算することができる。 H=(V/V00.330 式中、V0は公称ディスク速度であり、H0はV0のときの公称飛翔高である。 第5図に示すドライブ・スピンドル速度を参照し、公称速度V0のときに飛翔高 が50ナノメートル(nm)であると想定すると、速度を低下したときの飛翔高 は、3339RPMの場合に49nm、3097RPMの場合に48nm、28 73RPMの場合に46nmになる。この例では、2873RPMというスピン ドル速度の場合、スピンドル・モータが消費する電力は3600RPMのときの 55%まで低下する。しかし、飛翔高の低下はわずか4nmである。このような 飛翔高のわずかな減少は、多くのディスク・ドライブで許される許容範囲内であ る。 等差および等比半径数列の部分電力とヘッド飛翔高を第6図および第7図にそ れぞれ示す。第8A図および第8B図は、等比および等差半径数列の場合のゾー ン半径(ミリメートル単位の各ゾーンの内部半径)およびメガヘルツ単位の周波 数 を可変スピンドル速度(RPM)の関数としてそれぞれ示す表である。これらの 表は、様々なスピンドル速度に関する部分飛翔高(FH)と部分電力(電力)も 示している。等比数列を表す第8A図では、表の対角線に沿ってゾーン周波数が 同一になっている。このような周波数の対角関係は、等比数列の上記の有利な特 徴を表形式で示すものである。 第9図は第3図と同様であり、同様の部分は同様の参照番号を有する。第9図 の調整可能アナログ等化器922は、ディスク・ドライブの読取りチャネルに組 み込まれている。調整可能アナログ等化器922は、アナログ等化器922の係 数を変更するために使用するキャパシタと選択可能抵抗器923のバンクとを有 する調整可能RCネットワークを備えた複数の演算増幅器から構成することがで きる。抵抗器バンク923は、アナログ等化器922が使用する様々な抵抗値を 構成するために並列または直列に切り替えることができる複数の抵抗器を含む。 様々な抵抗値は、スピンドル速度を変更するときにアナログ等化器922が必要 とする係数に対応する。したがって、制御信号f(i,k)によって抵抗器バン クに供給されるスピンドル速度およびゾーン情報に応じて、様々な抵抗値を使用 する。 第9図に示す実施例は、ディスク・ドライブで非常に高い動作周波数を使用す る場合に有用である。現行のディスク・ドライブは、200メガヘルツ(MHz )を上回る記録信号周波数で動作することができる。このような速度では、アナ ログ/ディジタル変換回路が極めて高価なものになる。コストを低減するために は、より多くのアナログ構成要素を使用して、読取りチャネルを実現することが できる。たとえば、アナログ回路を使用することにより、検出を単純化すること ができ、それにより、コストが低減される。さらに、アナログ構成要素を使用す ると、消失電力も低減することができる。ディスク・ドライブの動作速度がさら に上昇するにつれて、読取りチャネルでアナログ装置を使用する必要性がますま す重要になる。 電力を節約するためにスピンドル速度を変化させるディスク・ドライブでアナ ログ構成要素を使用する場合の潜在的な欠点の1つは、使用するゾーン・ビット 周波数ごとに個別の構成要素が使用可能になっていなければならないことである 。お分かりのように、上記の等比数列を使用してゾーンを区分すると、ドライブ が処理しなければならないゾーン・ビット周波数の数を低減することにより大幅 なコスト節約が可能であり、それにより、必要な個別のアナログ構成要素の数も 低減される。 様々な実施例に関して本発明を説明してきたが、他の様々なシステムおよび実 施例でもこの実施態様を使用できることは上記の開示から明らかになるだろう。 したがって、上記の様々な実施例は、例示のためにのみ示すものであり、本発明 を限定するものであると解釈してはならない。当業者であれば、本明細書に例示 し記載した実施例および応用例に厳密に 従わずに、以下に示す請求の範囲に規定する本発明の精神および範囲を逸脱せず に、本発明に対して加えることができる様々な修正および変更が容易に分かるだ ろう。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.N個の同心ゾーンがディスクの表面の周囲に設けられ、Nが1より大きい整 数であり、各ゾーンの内部トラック位置のデータの線形密度がほぼ一定になるよ うにデータが各ゾーンに格納されるディスクと、 複数の離散ディスク速度でディスクを選択的に回転するようにディスクに接続 されたモータと、 複数の離散ディスク速度のそれぞれでディスク上の前記ゾーンのうちの少なく とも2つへの書込み動作またはそこからの読取り動作のうちの少なくとも一方を 実行するために設けられた変換器とを含むことを特徴とするメモリ記憶装置。 2.前記複数の離散ディスク速度が、通常動作ディスク速度と、少なくとも1つ の低電力ディスク速度とを含み、少なくとも1つの低電力ディスク速度は通常動 作ディスク速度より低く、少なくとも1つの低電力ディスク速度は電力を節約す るために使用することを特徴とする、請求項1に記載の装置。 3.前記ディスクが通常動作ディスク速度で回転している間に前記変換器が指定 のゾーンに対応する格納周波数でディスク上の指定のゾーンにデータを書き込み 、 前記ディスクが通常動作ディスク速度で回転しているときに、指定のゾーンに 書き込まれたデータが指定のゾーンに対応する格納周波数で読み取られ、 前記ディスクが通常動作ディスク速度で回転しているとき にデータを別のゾーンに書き込むために使用する格納周波数で前記ディスクが低 電力ディスク速度で回転しているとき、指定のゾーンに書き込まれたデータがデ ィスクから読み取られることを特徴とする、請求項2に記載の装置。 4.i=1〜Nについて、N個の同心ゾーンがN通りの内部ゾーン半径riによ って規定され、ゾーンzi-1の内部ゾーン半径ri-1が隣接ゾーンziの内部ゾー ン半径riから等比数列として求められることを特徴とする、請求項1に記載の 装置。 5.i=1〜Nについて、N個の同心ゾーンが、隣接ゾーン間でほぼ一定の割合 の半径を維持する等比数列に応じて決定されるN通りの内部ゾーン半径riによ って規定されることを特徴とする、請求項1に記載の装置。 6.等比数列において、ゾーンziの内部半径riが ri=rOD 1-i ρ という関係に応じて決定され、式中、rODがディスクの外径半径であり、ρがほ ぼ一定の等比数列係数であることを特徴とする、請求項4に記載の装置。 7.i=1〜Nについて、N個の同心ゾーンが対応する内部ゾーン半径riによ って規定され、内部ゾーン半径riのそれぞれでディスクに格納されたデータの 密度がほぼ一定であることを特徴とする、請求項1に記載の装置。 8.複数の同心ゾーンにデータを格納するためのディスクを有するメモリ記憶装 置にアクセスする方法において、ほぼ一定の線形密度で複数の同心ゾーンのそれ ぞれについて最も内 側のトラック位置にデータが格納され、前記方法が、 (a)第1のディスク速度でディスクを回転するステップと、 (b)第1のディスク速度でディスクを回転している間に複数の同心ゾーンへ のアクセス動作を実行するステップと、 (c)第2のディスク速度でディスクを回転するステップと、 (d)第2のディスク速度でディスクを回転している間に複数の同心ゾーンへ のアクセス動作を実行するステップとを含むことを特徴とする方法。 9.前記回転ステップ(c)が、 i.低電力モード条件を検出するステップと、 ii.低電力モード条件に応答して第2のディスク速度へのディスク速度の 低減を開始するステップとを含むことを特徴とする、請求項8に記載の方法。 10.前記アクセス動作が、データ読取り動作とデータ書込み動作のうちの少な くとも一方を含むことを特徴とする、請求項8に記載の方法。 11.前記アクセス動作がデータ読取り動作を含むことを特徴とする、請求項8 に記載の方法。 12.(e)第1のディスク速度を回復するステップと、 (f)第1のディスク速度でディスクを回転している間に複数の同心ゾーンに データを書き込むステップとをさらに含むことを特徴とする、請求項11に記載 の方法。 13.(e)ディスクにデータを書き込むために書込み動作を開始するステップ と、 (f)ディスクが第1の速度で回転している場合に、開始ステップ(e)に応 答してデータが書き込まれたゾーンに対応する周波数でディスクにデータを書き 込むステップと、 (g)ディスクが第2の速度で回転している場合に、 i.一時メモリにデータを書き込み、 ii.ディスクの速度を第1のディスク速度に変更し、 iii.ディスクが第1のディスク速度で回転している間にデータを書き込 むべきゾーンに対応する周波数で一時メモリからディスクにデータをコピーする ステップとをさらに含むことを特徴とする、請求項11に記載の方法。 14.ディスクが第1のディスク速度で回転している間に第1のデータ・ビット 周波数で複数のゾーンのうちの第1のゾーンへのアクセス動作を実行するステッ プと、 ディスクが第2のディスク速度で回転している間に第1のデータ・ビット周波 数で複数のゾーンのうちの第2のゾーンへのアクセス動作を実行するステップと をさらに含むことを特徴とする、請求項8に記載の方法。 15.第1のゾーンが半径方向に第2のゾーンに隣接していることを特徴とする 、請求項14に記載の方法。 16.第3のディスク速度でディスクを回転するステップと、 第3のディスク速度でディスクを回転している間に第1のデータ・ビット周波 数で複数のゾーンのうちの第3のゾーン へのアクセス動作を実行するステップとをさらに含むことを特徴とする、請求項 15に記載の方法。 17.コンピュータが使用するデータを格納するために帯域化したトラック位置 の複数の同心ゾーンとともに形成されたディスクを有するディスク記憶装置を含 むコンピュータにおいて、前記ゾーンのそれぞれの最も内側のトラック位置がほ ぼ一定の線形密度でそこに格納されたデータを有し、前記コンピュータが、 所望のディスク速度で記憶ディスクを回転するために記憶ディスクに結合され た回転手段と、 ディスク・ドライブの現行動作モードを決定し、現行動作モードに対応するデ ィスク速度でディスクを回転するように回転手段を制御するための制御手段と、 現行動作モードに対応するディスク速度の場合に複数の同心ゾーンに対応する ゾーン・ビット周波数で複数の同心ゾーンへのアクセス動作を実行するためのア クセス手段とを含むことを特徴とするコンピュータ。 18.前記アクセス動作がデータ読取り動作とデータ書込み動作とを含むことを 特徴とする、請求項17に記載のコンピュータ。 19.前記コンピュータが、通常動作モードと低電力動作モードとを含む複数の 動作モードで動作し、低電力動作モードに対応するディスク速度が通常動作モー ドに対応するディスク速度より低いことを特徴とする、請求項17に記載のコン ピュータ。 20.前記制御手段が、 ユーザ指定の低電力モードを入力するための入力手段と、 ユーザ指定の低電力モードに応答して低電力動作モードに対応するディスク速 度でディスクを回転するように前記回転手段を制御するための手段とを含むこと を特徴とする、請求項19に記載のコンピュータ。 21.前記制御手段が、 ディスク記憶装置へのアクセス動作を監視するための監視手段と、 ディスク記憶装置へのアクセス動作の回数が事前定義しきい値未満であるとき に低電力動作モードを自動的に開始するための開始手段とを含むことを特徴とす る、請求項19に記載のコンピュータ。 22.一時保持メモリと、 前記ディスク記憶装置への書込み動作を制御するための書込み制御手段とをさ らに含み、 前記コンピュータが低電力動作モードで動作している間にディスク記憶装置へ のデータの書込み動作が開始されると、書込み制御手段は、ディスクの速度が通 常動作モードに対応するディスク速度に上昇するまで一時保持メモリにデータを 書き込み、ディスクが通常動作モードに対応するディスク速度で回転している間 、一時保持メモリからディスクにデータをコピーすることを特徴とする、請求項 19に記載のコンピ ュータ。
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