JPH10162483A - 記録再生方法および記録再生装置 - Google Patents

記録再生方法および記録再生装置

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JPH10162483A
JPH10162483A JP8333099A JP33309996A JPH10162483A JP H10162483 A JPH10162483 A JP H10162483A JP 8333099 A JP8333099 A JP 8333099A JP 33309996 A JP33309996 A JP 33309996A JP H10162483 A JPH10162483 A JP H10162483A
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speed
recording
mode
rotation
magnetic disk
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JP8333099A
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English (en)
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Keitaro Yamashita
啓太郎 山下
Kanzo Okada
勘三 岡田
Shunji Okada
俊二 岡田
Masayuki Nakayama
正之 中山
Minoru Watanabe
実 渡辺
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B19/00Driving, starting, stopping record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor; Control thereof; Control of operating function ; Driving both disc and head
    • G11B19/20Driving; Starting; Stopping; Control thereof
    • G11B19/28Speed controlling, regulating, or indicating
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B19/00Driving, starting, stopping record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor; Control thereof; Control of operating function ; Driving both disc and head
    • G11B19/20Driving; Starting; Stopping; Control thereof
    • G11B19/2009Turntables, hubs and motors for disk drives; Mounting of motors in the drive
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B2220/00Record carriers by type
    • G11B2220/20Disc-shaped record carriers
    • G11B2220/25Disc-shaped record carriers characterised in that the disc is based on a specific recording technology
    • G11B2220/2508Magnetic discs

Abstract

(57)【要約】 【課題】磁気ディスクに対して可変速で記録/再生でき
るようにする。 【解決手段】回転数モード設定命令がI/F41から入
力されると、CPU39は制御手順を記憶手段40から
読み出して、その手順に基づいて各部を制御する。これ
により、各ノードSWドライブ回路34は、パルスモー
タ1−1の界磁巻線を順次スイッチング駆動して所定回
転数となるように駆動する。この際に帰還制御が行われ
て、回転数モード設定命令で指示された所定回転数とな
るように制御される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、ディスク型磁気記
録再生装置に関し、例えばコンピュータや音響・映像記
憶用の記憶装置に適用して好適なものである。
【0002】
【従来の技術】テープ型磁気記録再生装置においては、
回転駆動手段として使われているモータが、低速から高
速回転へと何種類かの回転モードでモータ特性を切り替
えられる機構になっている。例えば、携帯用テープレコ
ーダの場合には、一個のモータで再生(プレイバック)
や記録等の低速のテープ走行駆動を行うと共に、記録再
生モードではないが早送りや巻戻し等の高速のテープ走
行駆動とを行っている。この際に、良好にテープ走行を
行わせるために、定速(低速)回転状態と高速回転状態
とでモータ特性を切り換えて駆動するようにした方法が
知られている。
【0003】一方、パソコンの外部記憶装置として使わ
れているフロッピーディスク、ハードディスクなどに代
表されるディスク型磁気記録再生装置は、一般的にはC
AV(Constant Angular Velocity )方式とされてお
り、その回転駆動手段であるスピンドルモータの回転角
速度は一定とされている。また、フロッピーディスク装
置の場合、ヘッドの半径位置によらず走査速度を一定に
するようにトラック毎に回転数を切り替えていくCLV
(Constant Linear Velocity)方式とされているものも
ある。CAVとCLVの違いはヘッドの走査速度がディ
スク媒体上で一定とされているか、可変速度とされてい
るかであるが、両者とも記録再生のできる動作モードと
しては単一の性能しか得ることができない。
【0004】なお、CLVの場合は、ディスク上で記録
再生できるデータ領域の内周と外周の半径比を仮に2倍
とするならば、回転数の変化幅も2倍になるが、これは
単にディスク媒体に対するヘッドの走査速度を一定にす
るための手段であり、記録/再生の性能は単一で定速記
録再生動作モードなのである。すなわち、回転数が変化
しても性能の異なる記録再生モードではないのである。
このように、従来、一つ以上の回転速度で性能の異なる
記録/再生モードが備わっているディスク型磁気記録再
生装置は存在していない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】まず、ディスク型磁気
記録再生装置の代表例であるハードディスク装置につい
て考察すると、定速回転のハードディスク装置の中で低
速回転ハードディスク(以後、低速ドライブと呼ぶ)
と、高速回転ハードディスク(以後、高速ドライブと呼
ぶ)との間の性能の違いは次のようになる。低速ドライ
ブは、消費電力特性、および、ファイルの記録の管理領
域であるFAT(File Allocation Table )、あるいは
TOC(Table Of Contents) を読み出す際の、スリープ
モードからの立ち上がり時間の両面において優位であ
る。すなわち、モータの消費電力を一定としたときの立
ち上がり時間を短くすることができると共に、立ち上が
り速度を一定にするためのモータコストと、消費電力を
小さくすることができる。
【0006】また、高速ドライブは高速でディスクを回
転させることから、データの高速転送能力に優れてい
る。このように、低速ドライブは、ハードディスク装置
ならではのデータの高速転送には不利であるが、低消費
電力を実現することができるので携帯用には有利であ
る。他方、高速ドライブは、低消費電力の実現が困難と
なるので、電池の長寿命化が望まれる携帯用には不向き
であるが、データを高速転送することができる。そこ
で、本発明は、高速転送および低消費電力を実現するこ
とのできる記録再生方法および記録再生装置を提供する
ことを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明の記録再生方法は、回転駆動される磁気ディ
スクの記録再生方法であって、前記磁気ディスクの記録
再生の動作モードとして、少なくとも低速ドライブモー
ドと高速ドライブモードとの性能の異なる複数の動作モ
ードを有している。また、前記目的を達成するために、
本発明の記録再生装置は、回転駆動される磁気ディスク
の記録再生装置であって、少なくとも前記磁気ディスク
を回転駆動する回転駆動部と、該回転駆動部を制御する
制御部とを備え、前記制御部は、少なくとも低速ドライ
ブモードと高速ドライブモードとの性能の異なる複数の
動作モードで前記磁気ディスクを回転駆動するように、
前記回転駆動部を制御できるようにしている。
【0008】また、前記記録再生方法および記録再生装
置において、オペレーション終了時に、高速モードにあ
った場合に、まず、低速モードまで減速してからTOC
/FATを書き込み、その後減速して回転を停止するよ
うにしたものである。さらに、オペレーション終了時
に、高速モードにあった場合に、高速モードのままTO
C/FATを書き込み、その後減速して回転を停止する
ようにしたものである。さらにまた、オペレーション終
了時に、高速モードにあった場合に、高速モードのまま
TOC/FATを書き込み、その後高速回転のまま回転
を停止するようにしたものである。
【0009】さらにまた、磁気ディスクに対して、ヘッ
ドを非接触にロード・アンロードする起動停止方式にお
いて、起勤・停止時のディスク回転数を低速回転モード
時の回転数としたものであり、あるいは、起動/停止時
のディスク回転数が低消費電力モード時と同じ回転数と
されるようにしたものである。さらに、起動/停止時の
ディスク回転数が低消費電力モードのものより低い回転
数とされるようにしてもよい。
【0010】さらにまた、磁気ディスクに対して、へッ
ドを非接触にロード・アンロードする起動停止方式にお
いて、起動時と停止時のディスク回転数が異なるように
されているものである。さらにまた、電池で供給される
電源と、商用電源で供給される電源とを判別し、電源が
電池である場合には、全動作モード中の消費電力の少な
いモードで動作させるようにしている。
【0011】このような本発明によれば、一つの装置に
低速ドライブモードおよび高速ドライブモードの複数の
性能の異なる記録/再生モードを並存させるようにした
ので、高速転送が必要な場合には、高速ドライブモード
に切り換えて高速転送を実現することができ、低消費電
力化が必要な場合には、低速ドライブモードに切り換え
て低消費電力化を実現することができる。さらに、低消
費電力化と、速やかなFAT/TOCの読み出しを同一
装置で実現することができるようになる。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の記録再生方法を具現化し
た本発明の記録再生装置の実施の形態の一構成例のブロ
ック図を図1に示す。なお、図1には、複数速度モード
で記録再生することのできる記録再生装置の全体の構成
が示されている。図1において、1はスピンドルモータ
とその回転速度を検出するセンサからなる回転駆動部、
2は回転駆動部1により回転駆動される磁気ディスク、
3は磁気ディスク2に記録信号を書き込むと共に、磁気
ディスク2から記録されている信号を読み出すヘッド
部、4は磁気ディスク2に書き込まれる記録信号、およ
び、磁気ディスク2から読み出された再生信号の処理を
行う記録再生信号処理回路、5はヘッド部3のヘッド・
アームを所定のトラック位置に移動させるヘッド・アー
ム駆動制御回路、6は回転駆動部1を構成するスピンド
ルモータの駆動制御を行うスピンドル駆動制御回路、7
はフォーマッタ、データバッファ、内部コントローラを
含むコントローラと、ホストアダプタを内蔵するハード
ディスクコントローラである。
【0013】次に、ハードディスクコントローラ7を構
成している各ブロックを説明する。11はディスクイン
ターフェース部であり、12は内部システムバスであ
る。13はCPUバスインターフェース(CPUバスI
/F)23を介して受け取った外部からのデータとレジ
スタ命令を分離するマルチプレックス回路であり、14
はマルチプレックス回路13におけるマルチプレックス
前後のデータを所定のバイト数で受け渡すデータFlF
Oであり、15はマルチプレックス回路13により受け
取ったコマンドやステータス等を格納するコマンドレジ
スタ/ステータスレジスタなどのコマンドステータスレ
ジスタである。
【0014】また、16は磁気ディスク2上のデータの
アドレスマップを格納したアドレスマップ部13−1を
備えてアドレスマップ制御を行うと共に、信号処理とし
て磁気ディスク2のフォーマット処理を行うディスク・
フォーマット制御部、17は各種ディスクパラメータ、
コマンド、状態に応じてデータの記録/再生処理、駆動
系の制御処理、ホストとの通信処理を行うCPU、18
はCPU17の行う各種制御の制御手順読み出し動作や
制御手順が記憶されているROM記憶部、18はCPU
17のデータ演算作業エリアとして使用されるRAM記
憶部である。
【0015】さらに、20はホストとのリード・ライト
のリード・ライトホストインターフェース、21は複数
回転速度とされる磁気ディスク2への書込/読出の信号
処理に対して、指定された個所への回転速度に応じたク
ロック供給を行うディスクデータタイミング制御部、2
2は前記指定された箇所以外のディスクコントローラ7
内部全体への処理クロック供給を行うデータバス・内部
システム・タイミング制御部である。なお、デイスクデ
ータタイミング制御部21はデータバス・内部システム
・タイミング制御部22から受けたクロックを分周変換
することにより、クロックを生成するようにしてもよ
い。
【0016】このように構成された本発明の記録再生装
置の動作を説明すると、例えば、接続機器バス24、C
PUバスI/F23を介してデータとその記録命令ある
いはデータの再生命令が入力されると、この命令はMP
X13において分離されてコマンド・ステータスレジス
タ15に格納される。CPU17はこの命令を解釈し
て、ROM記憶部19に格納されている制御手順(プロ
グラム)に基づいてディスクデータタイミング制御部2
1、データバス・内部システム・タイミング制御部22
等を制御する。これにより、ディスクデータタイミング
制御部21は設定された回転速度とされる磁気ディスク
2への書込/読み出しの信号処理を行えるように、記録
再生信号処理回路4等の指定された箇所に回転速度に比
例したクロック信号を供給する。また、これ以外の箇所
へはデータバス・内部システム・タイミング制御部22
から所定の処理クロックが供給される。
【0017】また、ディスク・フォーマット制御部16
はアドレスマップ部16−1に基づいて所定の位置への
記録/再生が行われるようにディスクインターフェース
部11を介してヘッド・アーム駆動制御回路5等を制御
する。さらに、ディスクインターフェース部11を介し
て回転スピンドル駆動制御回路6に制御信号が供給され
て、回転駆動部1が設定された回転数で回転制御される
ようになる。この結果、磁気ディスク2が回転駆動部1
により設定された回転数になるよう制御され、その回転
数に達したところで、ヘッド部3により磁気ディスク2
への記録/再生が行われるようになる。
【0018】この際に、受けた命令が記録命令であった
場合には、接続機器バス24を介して入力されたデータ
はデータFIFO14に格納されているので、書き込み
データはデータFIFO14から記録再生信号処理回路
4に送られて、ヘッド部3から磁気ディスク2へ書き込
まれる。また、受けた命令が再生命令であった場合に
は、磁気ディスク2からヘッド部3により読み出された
データは、記録再生信号処理回路4により信号処理が行
われて再生データとされ、データFIFO14、MPX
13、CPUバスI/F23を介して接続機器バス24
に送り出される。
【0019】ここで、磁気ディスク2の回転数をいかに
設定するかについて、以下に説明する。磁気ディスク2
への記録/再生が行われる際には磁気ディスク2からフ
ァイルの記録の管理領域であるFAT、あるいはTOC
からファイル管理情報が読み出される。この際に記録再
生装置がスリープモードとされて、スリープ状態となっ
ていたときには、磁気ディスク2が停止状態から所定回
転数に達するまで待ってから、FAT/TOCからファ
イル管理情報を読み出すことになる。そこで、この読み
出しを低速回転数のモード(低速ドライブモード)で行
うようにすれば、所定回転数に達するまでの時間を短く
することができることから、高速な読み出しを行うこと
ができる。
【0020】また、記録再生装置が電池駆動とされる場
合には、低消費電力化が可能な低速ドライブモードとす
るのが好適である。この際に、電池の電圧が一定値以下
となったときのみ、高速回転数のモード(高速ドライブ
モード)を禁止するようにしてもよい。さらに、画像デ
ータとされてデータ量が多い時等には高速ドライブモー
ドとして、短時間でデータを転送するのが好適である。
なお、低速ドライブモードと高速ドライブモードの切り
換えは、自動で切り換えることもできるが、ユーザがス
イッチ等を設定して切り換えるようにしてもよい。ま
た、低速ドライブモードと高速ドライブモードとの間
に、中速ドライブモードや準低速ドライブモード、準高
速ドライブモードを設定して、他段階にドライブモード
を切り換えるようにしてもよい。
【0021】このように、複数回転数のドライブモード
とするには、低速から高速に亘る広域な回転数変化幅を
有するスピンドルモータ、および、磁気ヘッドと磁気デ
ィスク間の相対速度範囲に対して相対速度依存性をなく
した磁気ヘッド部、あるいは、依存性が極力少ないへッ
ド浮上技術、さらに大きい回転数幅に対応できるサーボ
/信号処理回路、および、ディスク装置制御回路から構
成される磁気記録技術が必要である。そこで、本発明の
記録再生装置においては、広い線速範囲に亘って浮動へ
ッドの浮上量が一定とされる、線速依存性が極めて小さ
いスライダ、例えば負圧スライダが使用されている。ま
た、磁気ヘッドとしては、磁気ディスクの線速と再生信
号の出力が無関係なヘッド、例えばMRへッドが使用さ
れている。
【0022】次に、本発明の特徴である記録/再生時に
複数回転数モードを有する回転スピンドル駆動制御回路
6の要部詳細を説明する。図2に本発明の回転スピンド
ル駆動制御回路6の要部構成ブロック図を示す。図2に
おいて、1−1は回転駆動部1を構成するスピンドルモ
ータである偏平型の直流パルスモータ、1−2は直流パ
ルスモータ1−1の回転速度を検出する位相検出セン
サ、2はデータの書込/読出が行われる磁気ディスク、
3は磁気ディスク2に記録データを書き込んだり、記録
データを読み出したりするヘッド部、である。
【0023】また、31は位相検出センサ1−2の出力
を受けて直流パルスモータ1−1の回転速度を検出する
回転速度検出部であり、32は回転速度検出部31とタ
イミング変換部38からの回転基準タイミング信号とを
受けて、両者の速度/位相差を検出する速度/位相差検
出部、33は直流パルスモータ1−1を駆動する駆動信
号を生成するスイッチの、オン/オフの切り換えタイミ
ングを制御するSWタイミング制御回路、34はSWタ
イミング制御回路33の出力に基づいて直流パルスモー
タ1−1の各磁極巻線の各端子ノードヘの駆動電流を供
給する各ノードSWドライブ回路、35は各端子ノード
ヘの駆動電流が所定のタイミングのオン/オフ時間で供
給されているか否かを各ノードSWドライブ回路34か
ら時間検出し、その誤差信号をSWタイミング制御回路
33に帰還して、所定のタイミングでオン/オフされる
ように制御するタイミング検出部である。
【0024】さらに、36は各ノードSWドライブ回路
34のドライブ線間電圧をディジタル信号に変換するA
D変換器、37はディジタル信号に変換されたドライブ
線間電圧信号を受けて、その線間のレベル差を検出する
線間レベル差検出回路、38は線間レベル差検出回路3
7からの出力をタイミング時間に変換して、SWタイミ
ング制御回路33に帰還制御入力するタイミング変換部
38、39は回転数モード設定命令を受けて、タイミン
グ制御およびどの電流ドライブスイッチ回路を使用する
かの設定、および、位相差状態制御応答設定などのモー
ド設定制御動作を行うCPU、40はCPU39の動作
プログラムである回転SW制御手順プログラム、回転ス
イッチ切換えマップ、および、制御作業領域を含むメモ
リ記億手段、41は所定の回転速度で制御を行うための
回転数モード設定命令を、回転スピンドル駆動制御回路
6外部から受け付けるインターフェース部、42は内部
バスである。
【0025】さらにまた、50は回転する磁気ディスク
2からのデータ位相ジッタ誤差情報を回転速度検出部3
1に供給するジッタ位相誤差部、51はバースト欠落情
報により、データ位相ジッタ誤差情報の前置ホールド処
理を行う欠落Error 前置ホールド部である。
【0026】このように構成された回転スピンドル駆動
制御回路6の動作を説明すると、回転数モード設定命令
がI/F41を介して入力されると、CPU39が記憶
手段40に記憶されている回転SW制御手順プログラム
を読み出して、その制御手順に基づいて回転数情報をタ
イミング変換部38に供給する。タイミング変換部38
は回転数情報をタイミング時間に変換して回転基準タイ
ミング信号として速度/位相差検出部32に供給する。
速度/位相差検出部32はこの回転基準タイミング信号
と直流パルスモータ1−1の回転速度情報との速度/位
相差を検出して、そのエラー信号をSWタイミング制御
回路33に供給する。SWタイミング制御回路33は、
このエラー信号とタイミング変換部38からの回転タイ
ミング信号に基づいて、直流パルスモ一タ1−1を駆動
する駆動信号を生成するためのスイッチの切り換えタイ
ミング信号を生成して、各ノードSWドライブ回路34
に供給する。
【0027】各ノードSWドライブ回路34は、SWタ
イミング制御回路33の切り換えタイミング信号に基づ
いて直流パルスモータ1−1の各磁極巻線の各端子ノー
ドヘの駆動電流を供給して、直流パルスモータ1−1を
所定回転数で回転させる。このとき、各ノードSWドラ
イブ34から直流パルスモータ1−1の各磁極巻線の各
端子ノードヘの駆動電流が所定のタイミングとされるよ
うに、ドライブ・タイミング検出部35が、その駆動電
流のタイミングを検出することにより、SWタイミング
制御回路33へ帰還制御するようにしている。さらに、
各ノードSWドライブ回路34のドライブ線間電圧をA
D変換器36にてディジタル信号に変換し、このディジ
タル信号に変換されたドライブ線間電圧信号を線間レベ
ル差検出回路37が受けて、その線間のレベル差を検出
する。そして、このレベル差をタイミング変換部38に
てタイミング時間に変換して、SWタイミング制御回路
33に帰還制御入力するようにしている。これにより、
直流パルスモータ1−1が回転数モード設定命令で設定
される回転数で回転するように制御されることになる。
【0028】次に、記録再生装置における記録/再生動
作時の複数の性能の異なるドライブモードの第1の例を
図3に示す。図3は、スリープ/スタンバイ状態からC
SS(コンタクト・スタート・ストップ)方式の起動に
より立ち上げて、再生が可能な最も低い回転数でTOC
/FAT情報を速やかに取り出し(TOC/FAT読み
出しモード)、それよりいくぶん高めの回転数で通常の
低消費電力化された記録/再生(R/W)の低消費電力
モードを実行するようにしている。さらに、回転数をア
ップしてデータの高速転送するための高速転送モードに
遷移し、その機能を実行した後は、回転数を最初のTO
C/FAT読み出しモード(TOC/FAT書き込みモ
ード)まで落としてFATの書き換えなどのデータの位
置情報管理を行う。そして、一定時間アクセスされない
ときにスリープ/スタンバイ状態となるように停止され
る。このように、図3に示すドライブモードの例では、
アクセスされてから停止するまでの性能の異なる複数の
R/W動作モードの設定例が示されている。
【0029】次に、記録再生装置における記録/再生動
作時の複数の性能の異なるドライブモードの第2の例を
図4に示す。図4に示すドライブモードの例は、図3に
示すドライブモードと基本的に同じドライブモードとさ
れるが、TOC/FAT読み出し(書き込み)モード
と、低消費電力化された低消費電力モードとが同じ回転
数で実行される点で異なるようにされている。また、図
5に記録再生装置における記録/再生動作時の複数の性
能の異なるドライブモードの第3の例を示す。この第3
の例では、ヘッドを非接触にロード・アンロードするダ
イナミック・ロード・アンロード起動停止方式におい
て、起動時と停止時の回転数が異なるように設定され
て、TOC/FATの読み出し時と書き込み時の回転数
が、それぞれローディング時とアンローディング時の回
転数と同じ回転数に設定されている。すなわち、TOC
/FAT読み出しモード時には最も低い回転数とされる
ローディング時の回転数とされ、TOC/FAT書き込
みモード時には高速転送モードと同じ高速回転数とされ
る。
【0030】さらに、図6に記録再生装置における記録
/再生動作時の複数の性能の異なるドライブモードの第
4の例を示す。この第4の例では、前記した第3の例の
ようにダイナミック・ロード・アンロード起動停止方式
に用いて、起動時であるローディング時のディスク回転
数がTOC/FAT読み出しモード時の回転数よりも低
く設定されると共に、アンローディング時のディスク回
転数がTOC/FAT書き込みモードと同じ回転数に設
定される。なお、本発明のドライブモードは前記した第
1の例ないし第4の例に限られるものではなく、スピン
ドルモータの回転数をさらに多段階に切り換えてもよ
く、所望の機能を所定の回転数で実現できるようにし
て、その性能を最適化できるようにしてもよい。
【0031】つぎに、R/W動作モード切り換え方法の
論理フローの例を図7に示す。図7に示す論理フローに
は、磁気ディスクの記録再生装置をどのようなR/W動
作モードで動作させるかを判定し、その判定にもとずい
た動作モードの設定処理を経てその動作モードを実行す
る手順が示されている。すなわち、この論理フローが起
動されると、ステップS1にてホスト側のCPUからの
命令があるか否かが判定され、命令がないと検出された
場合は、ステップS2に進んで電源が電池とされている
か、商用電源とされているかが判定される。ステップS
2にて電源が商用電源と検出された場合は、ステップS
3に進み、電源の電圧が検出されて、ステップS4にて
検出された電圧値に応じた動作モードが判定される。こ
の際に、十分高い電圧が検出されたときは、高速転送モ
ードが好適と判定されることになる。次いで、ステップ
S5にてステップS4の判定に従った動作モードに設定
される。
【0032】また、電源が電池と検出された場合は、ス
テップS7に分岐され電池の残量が一定量以下とされて
いるか否かが判定される。そして、一定量以下と検出さ
れた場合は、ステップS8にて低消費電力モードに設定
され、ステップS11に進む。このステップS11にて
動作モードのステータスを明示するインジケータが設定
される。このインジケータとしてはLED等を用いた表
示手段、あるいは、ステータスを表示するLCD表示器
等が用いられる。
【0033】さらに、電池残量が一定量を越えている場
合は、ステップS7からステップS9へ分岐し、機械的
スイッチの割り込みがあるか否かが判定される。この機
械的スイッチはユーザが動作モードを設定するためのも
のであり、ユーザがこの機械的スイッチを操作したとき
に割り込みが発生する。そして、割り込みが発生したと
検出された場合は、ステップS10にて操作された機械
的スイッチに従って、動作モードが設定される。そし
て、前記したステップS11の処理が行われる。また、
機械的スイッチの割り込みが発生していない場合は、ス
テップS11にジャンプしてステップS10の処理はス
キップされる。また、ステップS1にてホストCPUか
らの命令があると検出された場合は、ステップS6に分
岐し、CPUの命令に従って動作モードを設定する。そ
して、ステップS9に進み、前記したステップS9ない
しステップS11の処理が行われる。
【0034】この論理フローに示されているように、動
作モードの設定は自動的に行われる場合と、ユーザが設
定する機械的なスイッチにより行われる2通りの場合が
ある。また、記録再生装置本体で駆動電源の種類を判別
する機能をCPUが有しているので、電源が商用電源の
場合は電圧を検出してそれに見合った動作モードに切り
換えることができると共に、電源が電池である場合は、
低消費電力モードで動作するようにモード設定すること
ができる。なお、論理フローに示す例では、電源が電池
でその残量が一定量以下の場合を除いて、機械的なスイ
ッチに動作モード設定の最優先権をもたせてある。
【0035】次に、以上説明したような本発明の記録再
生装置を磁気記録再生装置の代表例であるハードディス
ク装置に適用した場合の2種類のR/W動作モードの性
能を比較した図表を図8に示す。図8では、2.5”磁
気ディスクを用いて、面密度4Gb/Sq.in(線記
録密度235Kbpi)を想定し、ディスクの回転数を
3段階(具体的には、TOC/FAT読み出しモード:
900rpm、低消費電力モード:1800rpm、高
速転送モード:12000rpm)に切り換えた場合の
各々のモードにおける最大連続転送速度をシミュレーシ
ョンした例を示す。ここで、最大連続転送速度(Sustai
n (max) )はディスク・ヘッド間のいわゆる生のデータ
転送速度であるビットレートに、実データ比率を掛けて
得られる実効転送速度に、さらにデータ実転送の時問占
有率を乗じたものである。
【0036】この図表に示すように、MPEG2の画像
データ圧縮技術を例に取り、動画の録画時間や磁気ディ
スク一枚分の連続転送時間を各動作モード間で比較し
た。このシミュレーション結果から、現在トラックから
隣接トラックヘの1トラックシークと定義されているト
ラックジャンプに要する時間として通常の3msecを
仮定すると、高速転送モードと低消費電力モードの平均
連続転送時間比が約4.5倍で、磁気ディスク最外周で
の連続転送速度(すなわち、最大連続転送速度)は、M
PEG2のデータ転送速度を4Mbpsとした場合、対
MPEG2比が50倍速以上となり、極めて高速なデー
タ転送が可能になることが分かる。このように、回転数
と性能の組み合わせ次第により本発明の記録再生装置
は、従来のディスク型磁気記憶装置には見られない非常
に高いデータ転送能力などのポテンシャルを大幅に向上
することができる。さらに、電池駆動が必要とされる広
い用途に応用することができるディスク型磁気記録再生
装置に適用することができるようになる。
【0037】本発明の記録再生装置においては、前記し
たように磁気ディスク2を複数回転速度として回転させ
ているため、直流パルスモータ1−1からなるスピンド
ルモータを可変速とする必要がある。そこで、次に直流
パルスモータを可変速とする構成の一例を説明する。図
9には直流パルスモータの各相界磁巻線を駆動する駆動
回路の一例を示している。この図において、U相の界磁
コイルはコイルL1とコイルL2が縦続接続されて構成
され、V相の界磁コイルはコイルL3とコイルL4が縦
続接続されて構成され、W相の界磁コイルはコイルL5
とコイルL6が縦続接続されて構成される。この際に、
コイルL1,コイルL3,コイルL5の巻数は1nとさ
れ、コイルL2,コイルL4,コイルL6の巻数は2n
とされている。すなわち、コイルL1,コイルL3,コ
イルL5と、コイルL2,コイルL4,コイルL6との
巻線比は1:2とされている。
【0038】このようなU,V,W相の界磁コイルはス
ター結線されている。すなわち点OでU,V,W相の界
磁コイルの一端は結線され、その他端は端子Tu,T
v,Twとされて、それぞれの端子に+B電源あるいは
グランドに接続するためのスイッチが接続されている。
さらに、各相の界磁コイルにおけるコイル間の接続点か
ら端子Tcu,Tcv,Tcwが引き出されて、それぞ
れの端子に+B電源あるいはグランドに接続するための
スイッチが接続されている。各スイッチは、PNPトラン
ジスタとNPN トランジスタとを縦続接続した構成とされ
ており、PNP トランジスタのエミッタは+B電源に、NP
N トランジスタのエミッタはグランドにそれぞれ接続さ
れている。これらのスイッチの制御は、制御部61が行
っている。なお、この図に示す例では、制御部61には
電池63で構成された電源が接続されている。ただし、
電源は電池に限らず、商用電源を直流化した電源であっ
てもよい。さらに、電源電圧を検出する電圧検出器62
が設けられて、検出された電圧値に応じて制御器61を
制御している。
【0039】このような構成において、可変速に駆動す
る方法を次に説明する。低速回転モードとする場合のタ
イミングチャートを図10に示す。このタイミングチャ
ートに示すように、スター結線の中点Oを駆動するスイ
ッチg、U相の端子Tcuを駆動するスイッチa1,a
2、V相の端子Tcvを駆動するスイッチb1,b2、
W相の端子Tcwを駆動するスイッチc1,c2は常時
オフとされる。そして、スイッチを駆動するタイミング
の一周期をTとした時に、時点t0においてスイッチa
1がオンとされ、このときにスイッチc2がオンしてい
るため、端子Tuに+B電源が供給されると共に、端子
Tvがグランドに接続されるようになる。このため、U
相のコイルL1とコイルL2、および、V相のコイルL
3とコイルL4に+B電源から駆動電流が供給されるよ
うになる。
【0040】次いで、一周期Tが経過して時点t1にな
ると、スイッチa1はオンを継続するが、スイッチc2
がオフとなると同時にスイッチe2がオンとなる。この
ため、端子Tuに+B電源が供給されると共に、端子T
wがグランドに接続されるようになる。このため、U相
のコイルL1とコイルL2、および、W相のコイルL5
とコイルL6に+B電源から駆動電流が供給されるよう
になる。さらに、一周期Tが経過して時点t2になる
と、スイッチa1はオフとなるが、スイッチe2はオン
を継続すると共に、スイッチc1がオンとなる。このた
め、端子Tvに+B電源が供給されると共に、端子Tw
がグランドに接続されるようになる。このため、V相の
コイルL3とコイルL4、および、W相のコイルL5と
コイルL6に+B電源から駆動電流が供給されるように
なる。
【0041】次いで、一周期Tが経過して時点t3にな
ると、スイッチc1はオンを継続するが、スイッチe2
はオフとなると共に、スイッチa2がオンとなる。この
ため、端子Tvに+B電源が供給されると共に、端子T
uがグランドに接続されるようになる。このため、V相
のコイルL3とコイルL4、および、U相のコイルL1
とコイルL2に+B電源から駆動電流が供給されるよう
になる。さらに、一周期Tが経過して時点t4になる
と、スイッチc1はオフとなるが、スイッチa2はオン
を継続すると共に、スイッチe1がオンとなる。このた
め、端子Twに+B電源が供給されると共に、端子Tu
がグランドに接続されるようになる。このため、W相の
コイルL5とコイルL6、および、U相のコイルL1と
コイルL2に+B電源から駆動電流が供給されるように
なる。
【0042】次いで、一周期Tが経過して時点t5にな
ると、スイッチe1はオンを継続するが、スイッチa2
はオフとなると共に、スイッチc2がオンとなる。この
ため、端子Twに+B電源が供給されると共に、端子T
vがグランドに接続されるようになる。このため、W相
のコイルL5とコイルL6、および、V相のコイルL3
とコイルL4に+B電源から駆動電流が供給されるよう
になる。さらに、一周期Tが経過して時点t6になる
と、1サイクル終了したことになり、時点t0と同様の
スイッチ制御が行われる。以降、時点t0ないし時点t
5のスイッチ制御が繰り返し行われる。
【0043】このようなスイッチ制御が行われると、
U,V,W相の3相の界磁コイルに各タイミングで順次
電流が供給されるので、直流パルスモータのロータが回
転駆動されるようになる。この際に、各タイミングで巻
数1nのコイル2つと巻数2nのコイル2つに同時に電
流が供給されるようになるので、駆動される総巻数は6
nとなり、このときのトルク−回転数特性は図12に示
す6nを付した特性直線となる。従って、所定のトルク
を得るための回転数は低速回転数となる。
【0044】次に準低速回転モードとする場合の駆動方
法を説明する。この場合は、前記した低速回転モードの
場合と比較して、各駆動タイミングにおいてグランドに
落とす各相の端子を端部の端子Tu,Tv,Twに替え
て、各相のコイル間の端子Tcu,Tcv,Tcwとす
る点で異なる。そして、+B電源を供給する端子は低速
回転モードと同様に各相の端部の端子Tu,Tv,Tw
とされる。また、各相を順次駆動する駆動タイミングは
低速回転モードと同じとされる。このようにすると、各
タイミングで巻数1nのコイル1つと巻数2nのコイル
2つに同時に電流が供給されるようになるので、駆動さ
れる総巻数は5nとなり、このときのトルク−回転数特
性は図12に示す5nを付した特性直線となる。従っ
て、所定のトルクを得るための回転数は準低速回転数と
なる。
【0045】さらに中速回転モードとする場合の駆動方
法を説明する。この場合は、前記した準低速回転モード
の場合と比較して、各駆動タイミングにおいて+B電源
を供給する各相の端子を端部の端子Tu,Tv,Twに
替えて、各相のコイル間の端子Tcu,Tcv,Tcw
とする点で異なる。そして、グランドに落とされる端子
は準低速回転モードと同様に各相のコイル間の端子Tc
u,Tcv,Tcwとされる。また、各相を順次駆動す
る駆動タイミングは低速回転モードと同じとされる。ま
た、各相を順次駆動する駆動タイミングは同じとされ
る。このようにすると、各タイミングで巻数2nのコイ
ル2つに同時に電流が供給されるようになるので、駆動
される総巻数は4nとなり、このときのトルク−回転数
特性は図12に示す4nを付した特性直線となる。従っ
て、所定のトルクを得るための回転数は中速回転数とな
る。
【0046】さらにまた、準高速回転モードとする場合
の駆動方法を説明する。この場合は、前記した低速回転
モードの場合と比較して、各駆動タイミングにおいて+
B電源を供給する各相の端子を端部の端子Tu,Tv,
Twに替えて、スター結線した中点Oとする点で異な
る。そして、グランドに落とされる端子は低速回転モー
ドと同様に各相の端部の端子Tu,Tv,Twとされ
る。また、各相を順次駆動する駆動タイミングは低速回
転モードと同じとされる。このようにすると、各タイミ
ングで巻数1nのコイル1つと巻数2nのコイル1つに
同時に電流が供給されるようになるので、駆動される総
巻数は3nとなり、このときのトルク−回転数特性は図
12に示す3nを付した特性直線となる。従って、所定
のトルクを得るための回転数は準高速回転数となる。
【0047】さらにまた、高速回転モードとする場合の
駆動方法を説明する。この場合は、前記した準高速回転
モードの場合と比較して、各駆動タイミングにおいてグ
ランドに落とす各相の端子を端部の端子Tu,Tv,T
wに替えて、各相のコイル間の端子Tcu,Tcv,T
cwとする点で異なる。そして、+B電源が供給される
端子は準高速回転モードと同様にスター結線した中点O
とされる。また、各相を順次駆動する駆動タイミングは
低速回転モードと同じとされる。このようにすると、各
タイミングで巻数2nのコイル1つに同時に電流が供給
されるようになるので、駆動される総巻数は2nとな
り、このときのトルク−回転数特性は図12に示す2n
を付した特性直線となる。従って、所定のトルクを得る
ための回転数は高速回転数となる。
【0048】本発明の記録再生装置においては、以上説
明した駆動方法により直流パルスモータを可変速として
いる。前記した低速回転モードないし高速回転モード時
のトルク−回転数特性を図12に示す。このモータの特
性として電源電圧変化によっても電流トルク特性傾きが
大きく変化せず一定なので、上記したように巻き線数切
り換えによりトルク特性を切換えて回転数を切り換える
ようにしている。仮に、必要とするトルクが図12に図
示する必要トルクであったときは、図中のRO2,RO
3,RO4,RO5,RO6の回転数を減衰制御して所
定の回転数とする。この際にいずれの回転数が選択され
るかは、前記図3〜図6に示すようなドライブモードに
応じて異なるようになる。
【0049】そこで、回転数R04が選択された時の例
を図11に抜き出して駆動電流との関係を説明する。直
流パルスモータ1−1は予め回転数を高くしておいて、
制御により減衰制御し速度調節するようにする。図11
において、左端の縦軸は回転数、右端の縦軸は巻線に流
れる駆動電流を示しており、横軸はトルクが示されてい
る。駆動電流−巻き線トルク特性は右上がりの特性で示
されており、必要トルク時の電流はI4となる。また、
電流I4により駆動されたときに、直流パルスモータ1
−1の回転数はRO4となり、これを減衰制御すること
により、回転数RC4とされる。この場合、制御量を示
すRO4−RC4量が少ないので減衰制御ロスを少なく
することができる。
【0050】なお、本発明の記録再生時においては所定
のトラックからアドレス情報の含まれたヘッダ情報を必
ず読み出す必要があり、前記図2に示すように再生信号
処理手段からのデータジッタ位相と、さらにこのデータ
バースト欠落に基づくホールド処理とを加算演算手段に
より回転検出補正系に加えることにより、精密な複数デ
ィスク回転の実現を可能としている。そして、前記した
回転駆動方法により、2倍以上の回転速度範囲にわたる
電カ損失の少ない省電力化された複数回転モードの記録
再生を可能としている。
【0051】なお、以上説明した記録再生装置におい
て、データの位置管理情報であるFATの書き込みトラ
ックを、磁気ディスクの略中央の位置に配置するように
してもよい。この際に、データを書き込む場合には、磁
気ディスクの略中央の位置のFAT領域から外周方向に
データを書き込んでいくか、あるいは、磁気ディスクの
略中央の位置のFAT領域から内周方向にデータを書き
込んでいくようにする。また、高速転送モード時には、
そのモード専用の電源を外部から供給するようにしても
よい。この際に、高速転送モード用の電源が外部から供
給されたときに、自動的に高速転送モードに切り替わる
ようにしてもよい。さらに、電池駆動とされているとき
に、高速転送モードとされた時は、電池の充電を外部か
ら電源で行うようにしてもよい。さらにまた、電池駆動
とされている時に、電池の残量が一定量以下になった場
合は、高速転送モードの動作を禁止するようにしてもよ
い。さらにまた、低消費電力モード時に、ヘッドのアク
セス速度を制限することにより、さらに低消費電力化す
るようにしてもよい。
【0052】
【発明の効果】本発明は以上のように構成されているの
で、複数の性能の異なる記録再生モードの記録再生装置
とすることができる。また、スピンドルモータがディス
クを回転させるために必要とする起動トルクに対する回
転数の特性を機能別に切り換えることができるので、超
高速データアップロード・ダウンロードを実現すること
ができると共に、通常の記録/再生モードにおける低消
費電力化、例えば、電源として使う電池の長寿命化を可
能とすることができる。さらに、スリープあるいはスタ
ンバイ・モードから記録/再生モードヘの立ち上がり速
度の向上、すなわち、ユーザヘの応答性を従来のディス
ク型磁気記録再生装置よりさらに向上することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の記録再生方法を具現化した本発明の記
録再生装置の実施の形態の一構成例を示すブロック図で
ある。
【図2】本発明の記録再生装置における回転スピンドル
駆動制御回路の詳細を示すブロック図である。
【図3】本発明の記録再生装置における記録/再生動作
時の複数の性能の異なるドライブモードの第1の例を示
す図である。
【図4】本発明の記録再生装置における記録/再生動作
時の複数の性能の異なるドライブモードの第2の例を示
す図である。
【図5】本発明の記録再生装置における記録/再生動作
時の複数の性能の異なるドライブモードの第3の例を示
す図である。
【図6】本発明の記録再生装置における記録/再生動作
時の複数の性能の異なるドライブモードの第4の例を示
す図である。
【図7】本発明の記録再生装置におけるR/W動作モー
ド切り換え方法の論理フローの例を示す図である。
【図8】本発明の記録再生装置の諸特性の一例を示す図
表である。
【図9】本発明の記録再生装置における直流パルスモー
タの各相界磁巻線を駆動する駆動回路の一例を示す図で
ある。
【図10】図9に示す駆動回路のタイミングチャートを
示す図である。
【図11】直流パルスモータにおいて必要なトルクで、
所定の回転数とすることを説明するための図である。
【図12】図9に示す駆動回路におけるトルク−回転数
特性を示す図である。
【符号の説明】
1 回転駆動部、1−1 直流パルスモータ、1−2
位相検出センサ、2 磁気ディスク、3 ヘッド部、4
記録再生信号処理回路、5 ヘッド・アーム駆動制御
回路、6 回転スピンドル駆動制御回路、7 ディスク
コントローラ、11 ディスクインターフェース部、1
2 内部システムバス、13 MPX、14 データF
IFO、15 コマンドステータスレジスタ、16 デ
ィスク・フォーマット制御部、17 CPU、18 R
AM記録部、19 ROM記録部、20 リード・ライ
トホストI/F、21 ディスクデータタイミング制御
部、22 データバス・内部システム・タイミング制御
部、23 CPUバスI/F、24 接続機器バス、3
1 回転速度検出部、32 速度/位相差検出回路、3
3 SWタイミング制御回路、34 各ノードSWドラ
イブ回路、35 ドライブ・タイミング検出回路、36
AD変換器、37 線間レベル差検出回路、38 タ
イミング変換部、39 CPU、40 回転SW制御手
順プログラムの記憶手段、41 I/F、42 内部バ
ス、50 ジッタ位相誤差回路、51欠落error 前置ホ
ールド回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中山 正之 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 渡辺 実 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転駆動される磁気ディスクの記録再生
    方法であって、前記磁気ディスクの記録再生の動作モー
    ドとして、少なくとも低速ドライブモードと高速ドライ
    ブモードとの性能の異なる複数の動作モードを有してい
    ることを特徴とする記録再生方法。
  2. 【請求項2】 前記磁気ディスクが、トラックジャンプ
    を不要とする螺旋形状のデータトラック構成とされてい
    ることを特徴とする請求項1記載の記録再生方法。
  3. 【請求項3】 データの位置管理情報であるFATの書
    き込みトラックを、前記磁気ディスクの略中央の位置に
    配置するようにしたことを特徴とする請求項1記載の記
    録再生方法。
  4. 【請求項4】 データを前記FATの書き込みトラック
    の位置から外周方向、あるいは、内周方向のいずれかの
    方向に書き込んでいくようにしたことを特徴とする請求
    項3記載の記録再生方法。
  5. 【請求項5】 オペレーション終了時に、高速モードに
    あった場合に、まず、低速モードまで減速してからTO
    C/FATを書き込み、その後減速して回転を停止する
    ようにしたことを特徴とする請求項1記載の記録再生方
    法。
  6. 【請求項6】 オペレーション終了時に、高速モードに
    あった場合に、高速モードのままTOC/FATを書き
    込み、その後減速して回転を停止するようにしたことを
    特徴とする請求項1記載の記録再生方法。
  7. 【請求項7】 オペレーション終了時に、高速モードに
    あった場合に、高速モードのままTOC/FATを書き
    込み、その後高速回転のまま回転を停止するようにした
    ことを特徴とする請求項1記載の記録再生方法。
  8. 【請求項8】 前記磁気ディスクに対して、ヘッドを非
    接触にロード・アンロードする起動停止方式において、
    起動/停止時のディスク回転数が低速回転モードの回転
    数とされていることを特徴とする請求項1記載の記録再
    生方法。
  9. 【請求項9】 前記磁気ディスクに対して、へッドを非
    接触にロード・アンロードする起動停止方式において、
    起動/停止時のディスク回転数が低消費電力モード時と
    同じ回転数とされていることを特徴とする請求項1記載
    の記録再生方法。
  10. 【請求項10】 前記磁気ディスクに対して、へッドを
    非接触にロード・アンロードする起動停止方式におい
    て、起動/停止時のディスク回転数が低消費電力モード
    時より低い回転数とされていることを特徴とする請求項
    1記載の記録再生方法。
  11. 【請求項11】 前記磁気ディスクに対して、へッドを
    非接触にロード・アンロードする起動停止方式におい
    て、起動時と停止時のディスク回転数が異なるようにさ
    れていることを特徴とする請求項1記載の記録再生方
    法。
  12. 【請求項12】 電池で供給される電源と、商用電源で
    供給される電源とを判別し、電源が電池である場合に
    は、全動作モード中の消費電力の少ないモードで動作さ
    せるようにしたことを特徴とする請求項1記載の記録再
    生方法。
  13. 【請求項13】 回転駆動される磁気ディスクの記録再
    生装置であって、少なくとも前記磁気ディスクを回転駆
    動する回転駆動部と、該回転駆動部を制御する制御部と
    を備え、 前記制御部は、少なくとも低速ドライブモードと高速ド
    ライブモードとの性能の異なる複数の動作モードで前記
    磁気ディスクを回転駆動するように、前記回転駆動部を
    制御できるようにしたことを特徴とする記録再生装置。
  14. 【請求項14】 前記磁気ディスクが、トラックジャン
    プを不要とする螺旋形状のデータトラック構成とされて
    いることを特徴とする請求項13記載の記録再生装置。
  15. 【請求項15】 ヘッド・アーム駆動制御部を備え、デ
    ータの位置管理情報であるFATの書き込みトラック
    が、前記磁気ディスクの略中央の位置になるように前記
    ヘッド・アーム駆動制御部を制御するようにしたことを
    特徴とする請求項13記載の記録再生装置。
  16. 【請求項16】 データを前記FATの書き込みトラッ
    クの位置から外周方向、あるいは、内周方向のいずれか
    の方向に書き込んでいくように、前記ヘッド・アーム部
    を制御するようにしたことを特徴とする請求項15記載
    の記録再生装置。
  17. 【請求項17】 オペレーション終了時に、高速モード
    にあった場合に、まず、低速モードまで減速してからT
    OC/FATを書き込み、その後減速して回転を停止す
    るように前記回転駆動部を制御するようにしたことを特
    徴とする請求項13記載の記録再生装置。
  18. 【請求項18】 オペレーション終了時に、高速モード
    にあった場合に、高速モードのままTOC/FATを書
    き込み、その後減速して回転を停止するように前記回転
    駆動部を制御するようにしたことを特徴とする請求項1
    3記載の記録再生装置。
  19. 【請求項19】 オペレーション終了時に、高速モード
    にあった場合に、高速モードのままTOC/FATを書
    き込み、その後高速回転のまま回転を停止するように前
    記回転駆動部を制御するようにしたことを特徴とする請
    求項13記載の記録再生装置。
  20. 【請求項20】 前記磁気ディスクに対して、ヘッドを
    非接触にロード・アンロードする起動停止方式におい
    て、起動/停止時のディスク回転数が低速回転モード時
    の回転数とされるように前記回転駆動部を制御するよう
    にしたことを特徴とする請求項13記載の記録再生装
    置。
  21. 【請求項21】 前記磁気ディスクに対して、へッドを
    非接触にロード・アンロードする起動停止方式におい
    て、起動/停止時のディスク回転数が低消費電力モード
    時と同じ回転数とされるように前記回転駆動部を制御す
    るようにしたことを特徴とする請求項13記載の記録再
    生装置。
  22. 【請求項22】 前記磁気ディスクに対して、へッドを
    非接触にロード・アンロードする起動停止方式におい
    て、起動/停止時のディスク回転数が低消費電力モード
    時より低い回転数とされるように前記回転駆動部を制御
    するようにしたことを特徴とする請求項13記載の記録
    再生装置。
  23. 【請求項23】 前記磁気ディスクに対して、へッドを
    非接触にロード・アンロードする起動停止方式におい
    て、起動時と停止時のディスク回転数が異なるように前
    記回転駆動部を制御するようにしたことを特徴とする請
    求項13記載の記録再生装置。
  24. 【請求項24】 電池で供給される電源と、商用電源で
    供給される電源とを判別する判別手段を設け、電源が電
    池であると判別された場合には、全動作モード中の消費
    電力の少ないモードで動作させるようにしたことを特徴
    とする請求項13記載の記録再生装置。
JP8333099A 1996-11-29 1996-11-29 記録再生方法および記録再生装置 Pending JPH10162483A (ja)

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Cited By (4)

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