JPH1150725A - ヒンジアームを家具の支持壁に締結するための金属取付け手段の締結用プレート - Google Patents
ヒンジアームを家具の支持壁に締結するための金属取付け手段の締結用プレートInfo
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- 238000010276 construction Methods 0.000 description 2
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- 229910000842 Zamak Inorganic materials 0.000 description 1
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- E05—LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
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- E05D5/02—Parts for attachment, e.g. flaps
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- E05Y2900/20—Application of doors, windows, wings or fittings thereof for furniture, e.g. cabinets
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 少ない労力で、しかもより経済的に製造で
き、設計が一層簡単な締結用プレートを提供する。 【解決手段】 ヒンジアームを家具の支持壁（20）に締
結するための金属取付け手段の締結用プレート（１）で
あって、調整目的で共通中心線上に２つの長穴（10,11
）を備え、締付けネジ（21′,21 ）が該長穴を挿通
し、締付けネジの一方はその頭部が、高さが締結用プレ
ート（１）よりも大きなスペーサ手段で支持され、他方
の締付けネジは、支持壁（20）又は類似部材による締結
用プレートの補剛に役立つ締結用プレートにおいて、ス
ペーサ手段は、幅が長穴（10）と一致した貫通穴を備え
るフレーム（12）から成り、フレームは長穴（10）の縁
部とオーバーラップした側方ラグ（18,19 ）を備え、フ
レーム（12）の下端からラグ（18,19 ）の下端までのフ
レーム高さは、締結用プレート（１）の高さよりも大き
い。
き、設計が一層簡単な締結用プレートを提供する。 【解決手段】 ヒンジアームを家具の支持壁（20）に締
結するための金属取付け手段の締結用プレート（１）で
あって、調整目的で共通中心線上に２つの長穴（10,11
）を備え、締付けネジ（21′,21 ）が該長穴を挿通
し、締付けネジの一方はその頭部が、高さが締結用プレ
ート（１）よりも大きなスペーサ手段で支持され、他方
の締付けネジは、支持壁（20）又は類似部材による締結
用プレートの補剛に役立つ締結用プレートにおいて、ス
ペーサ手段は、幅が長穴（10）と一致した貫通穴を備え
るフレーム（12）から成り、フレームは長穴（10）の縁
部とオーバーラップした側方ラグ（18,19 ）を備え、フ
レーム（12）の下端からラグ（18,19 ）の下端までのフ
レーム高さは、締結用プレート（１）の高さよりも大き
い。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、好ましくはヒンジ
アームを家具の支持壁に締結するための金属取付け手段
の締結用プレートであって、調整目的で共通中心線上に
２つの長穴を備え、締付けネジが該長穴を挿通し、締付
けネジのうち一方の頭部が、高さが締結用プレートより
も大きなスペーサ手段で支持され、他方の締付けネジ
が、支持壁又は類似部材による締結用プレートの補剛に
役立つようになっている締結用プレートに関する。
アームを家具の支持壁に締結するための金属取付け手段
の締結用プレートであって、調整目的で共通中心線上に
２つの長穴を備え、締付けネジが該長穴を挿通し、締付
けネジのうち一方の頭部が、高さが締結用プレートより
も大きなスペーサ手段で支持され、他方の締付けネジ
が、支持壁又は類似部材による締結用プレートの補剛に
役立つようになっている締結用プレートに関する。
【０００２】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】ドイツ
国特許第３５０１０４８号で公知のこの種の締結用プレ
ートは、十字形の底部と、側方ウイング状アタッチメン
トを備えた細長い中央部分を備えたプレートとから成
り、底部は、これに対応した設計の頂部によって覆わ
れ、長穴が頂部のウイング状アタッチメントに設けら
れ、スペーサ手段は、シャフト状突起から成り、このシ
ャフト状突起は、ある僅かな軸方向遊びがシャフト状突
起にねじ込まれたネジの頭部と頂部プレートとの間に生
じたままであるように頂部の長穴を挿通し、従って、頂
部プレートを一方向における調整のために２つの長穴の
方向で底部プレートの方へ相対的に動かすことができる
ようになっている。この位置設定を固定するため、頂部
プレートは、締付けネジを他方の長穴に挿通させること
により底部プレートで補剛される。公知の締結用プレー
トは、２個部品構成の設計になっており、Ｔ字形底部プ
レートをこれに対応した設計の頂部プレートで完全に覆
うようになっているので比較的構成が複雑である。
国特許第３５０１０４８号で公知のこの種の締結用プレ
ートは、十字形の底部と、側方ウイング状アタッチメン
トを備えた細長い中央部分を備えたプレートとから成
り、底部は、これに対応した設計の頂部によって覆わ
れ、長穴が頂部のウイング状アタッチメントに設けら
れ、スペーサ手段は、シャフト状突起から成り、このシ
ャフト状突起は、ある僅かな軸方向遊びがシャフト状突
起にねじ込まれたネジの頭部と頂部プレートとの間に生
じたままであるように頂部の長穴を挿通し、従って、頂
部プレートを一方向における調整のために２つの長穴の
方向で底部プレートの方へ相対的に動かすことができる
ようになっている。この位置設定を固定するため、頂部
プレートは、締付けネジを他方の長穴に挿通させること
により底部プレートで補剛される。公知の締結用プレー
トは、２個部品構成の設計になっており、Ｔ字形底部プ
レートをこれに対応した設計の頂部プレートで完全に覆
うようになっているので比較的構成が複雑である。
【０００３】したがって、本発明の目的は、少ない労力
で、しかもより経済的に製造できる上記形式のものであ
って設計が一層簡単な締結用プレートを提供することに
ある。
で、しかもより経済的に製造できる上記形式のものであ
って設計が一層簡単な締結用プレートを提供することに
ある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】この目的は、本発明によ
れば、ヒンジアームを家具の支持壁に締結するための金
属取付け手段の締結用プレートであって、調整目的で共
通中心線上に２つの長穴を備え、締付けネジが該長穴を
挿通し、締付けネジのうち一方の頭部が、高さが締結用
プレートよりも大きなスペーサ手段で支持され、他方の
締付けネジは、支持壁又は類似部材による締結用プレー
トの補剛に役立つようになっている締結用プレートにお
いて、スペーサ手段は、幅が長穴と一致した貫通穴を備
えるフレームから成り、フレームは長穴の縁部とオーバ
ーラップした側方ラグを備え、フレームの下端からラグ
の下端までのフレーム高さは、締結用プレートの高さよ
りも大きいことを特徴とする締結用プレートによって達
成される。
れば、ヒンジアームを家具の支持壁に締結するための金
属取付け手段の締結用プレートであって、調整目的で共
通中心線上に２つの長穴を備え、締付けネジが該長穴を
挿通し、締付けネジのうち一方の頭部が、高さが締結用
プレートよりも大きなスペーサ手段で支持され、他方の
締付けネジは、支持壁又は類似部材による締結用プレー
トの補剛に役立つようになっている締結用プレートにお
いて、スペーサ手段は、幅が長穴と一致した貫通穴を備
えるフレームから成り、フレームは長穴の縁部とオーバ
ーラップした側方ラグを備え、フレームの下端からラグ
の下端までのフレーム高さは、締結用プレートの高さよ
りも大きいことを特徴とする締結用プレートによって達
成される。
【０００５】本発明の締結用プレートでは、調整を目的
とした長穴の長さにわたる締結用プレートの可動性は、
一方の長穴が、支持壁又はこれと類似した部材による締
結用プレートの補剛に役立つ締付けネジ上に直接案内さ
れること及び他方の長穴が圧力ガイドの機能を均等に発
揮するフレーム上に案内されることによって保証され
る。圧力ガイドとなるフレームは、ダイカスト亜鉛（ザ
マク（Zamak)）から材料に関する緩い要件で、或いは金
属板部品として比較的簡単に製造できるよう小さなサイ
ズのものであることを特徴とする。フレームの側部が長
穴の側縁に当接すると、フレームは任意所要の調整動作
中、締結用プレートの案内の役目を担う。締結用プレー
トは、フレームのラグの下端と支持又は締結壁との間に
ほんの僅かな遊びが存在すると、調整の目的で動くこと
ができ、他方、望ましくない浮き上がりが防止される。
とした長穴の長さにわたる締結用プレートの可動性は、
一方の長穴が、支持壁又はこれと類似した部材による締
結用プレートの補剛に役立つ締付けネジ上に直接案内さ
れること及び他方の長穴が圧力ガイドの機能を均等に発
揮するフレーム上に案内されることによって保証され
る。圧力ガイドとなるフレームは、ダイカスト亜鉛（ザ
マク（Zamak)）から材料に関する緩い要件で、或いは金
属板部品として比較的簡単に製造できるよう小さなサイ
ズのものであることを特徴とする。フレームの側部が長
穴の側縁に当接すると、フレームは任意所要の調整動作
中、締結用プレートの案内の役目を担う。締結用プレー
トは、フレームのラグの下端と支持又は締結壁との間に
ほんの僅かな遊びが存在すると、調整の目的で動くこと
ができ、他方、望ましくない浮き上がりが防止される。
【０００６】本発明の別の実施形態によれば、上記目的
は、スペーサ手段が、貫通穴を備えていて、幅が長穴に
一致したフレームから成り、フレームの貫通穴を挿通し
た締付けネジの頭部は、遊びをもって長穴の縁部とオー
バーラップするという構成上の特徴によって達成され
る。本発明のこの実施形態では、締結用プレートについ
てかかる大きな遊びが締付けネジの頭部と支持壁との間
に存在するので、締結用プレートをその調整の目的で動
かすことができるようになる。しかしながら、締結用プ
レートの望ましくない浮き上がりは、長穴の縁部とオー
バーラップしている締付けネジの頭部によって阻止され
る。好ましくは、フレームはその下端に拡大縁部を備え
ている。この拡大縁部は支持脚を形成し、貫通穴の縁部
とオーバーラップしている締付けネジの頭部を締めつけ
てもフレームが支持壁又はこれと類似した部材内の締付
けネジの貫通穴の縁部の領域に大きすぎる面圧を及ぼさ
ないようになっている。拡大縁部は、互いに異なる方向
で長穴の方向に向いているアンギュラー脚から成るのが
よい。
は、スペーサ手段が、貫通穴を備えていて、幅が長穴に
一致したフレームから成り、フレームの貫通穴を挿通し
た締付けネジの頭部は、遊びをもって長穴の縁部とオー
バーラップするという構成上の特徴によって達成され
る。本発明のこの実施形態では、締結用プレートについ
てかかる大きな遊びが締付けネジの頭部と支持壁との間
に存在するので、締結用プレートをその調整の目的で動
かすことができるようになる。しかしながら、締結用プ
レートの望ましくない浮き上がりは、長穴の縁部とオー
バーラップしている締付けネジの頭部によって阻止され
る。好ましくは、フレームはその下端に拡大縁部を備え
ている。この拡大縁部は支持脚を形成し、貫通穴の縁部
とオーバーラップしている締付けネジの頭部を締めつけ
てもフレームが支持壁又はこれと類似した部材内の締付
けネジの貫通穴の縁部の領域に大きすぎる面圧を及ぼさ
ないようになっている。拡大縁部は、互いに異なる方向
で長穴の方向に向いているアンギュラー脚から成るのが
よい。
【０００７】本発明の別の実施形態では、フレームのシ
ャフトは、長穴の長いほうの縁部の側に凹部を備え、凹
部の外側部を境界付ける互いに平行な平面の相互間距離
は、締付けネジのネジ部分の直径よりも小さいことを特
徴とする。このようにすると、締付けネジを締結用プレ
ート中へ部分的にねじ込むようにして予備取付けするこ
とが可能であり、従ってこれら締付けネジの取付けのた
めに輸送及び組立中、これらのネジ山が長穴の縁部に食
い込むようになる。締付けネジを部分的に又はほぼねじ
込んだ状態で締結用プレートをその調整の目的で依然と
して調整できるようにするために、締付けネジは好まし
くは、長穴の幅よりも大きなネジ山直径を有しており、
長穴の幅よりも小さな直径を有するネジ山の無い部分
は、締付けネジの頭部とこれらのネジ部分との間に位置
している。
ャフトは、長穴の長いほうの縁部の側に凹部を備え、凹
部の外側部を境界付ける互いに平行な平面の相互間距離
は、締付けネジのネジ部分の直径よりも小さいことを特
徴とする。このようにすると、締付けネジを締結用プレ
ート中へ部分的にねじ込むようにして予備取付けするこ
とが可能であり、従ってこれら締付けネジの取付けのた
めに輸送及び組立中、これらのネジ山が長穴の縁部に食
い込むようになる。締付けネジを部分的に又はほぼねじ
込んだ状態で締結用プレートをその調整の目的で依然と
して調整できるようにするために、締付けネジは好まし
くは、長穴の幅よりも大きなネジ山直径を有しており、
長穴の幅よりも小さな直径を有するネジ山の無い部分
は、締付けネジの頭部とこれらのネジ部分との間に位置
している。
【０００８】長穴はこれらの中央部分の幅が増大してお
り、該中央部分には、締付けネジのネジ山が食い込んで
締付けネジが取り付けられる。調整に役立つ長穴付きの
締結用プレート自体はドイツ国特許第２７５１４５９号
で公知であるが、その長穴中央部分には、締付けネジが
取付け及び予備組立のためにねじ込まれ、かかる締付け
ネジは、これらの頭部とネジ部分との間に位置したネジ
山の設けられていない部分を有している。別の実施形態
によれば、ラグによりオーバーラップされた縁部は、締
結用プレートの中空部内に位置し、締付けネジの頭部
は、遊びをもって中空部の縁部とオーバーラップし、遊
びはラグと中空部との間に存在する。長穴の縁部領域の
中空部は、縁部の段部で形成されている。
り、該中央部分には、締付けネジのネジ山が食い込んで
締付けネジが取り付けられる。調整に役立つ長穴付きの
締結用プレート自体はドイツ国特許第２７５１４５９号
で公知であるが、その長穴中央部分には、締付けネジが
取付け及び予備組立のためにねじ込まれ、かかる締付け
ネジは、これらの頭部とネジ部分との間に位置したネジ
山の設けられていない部分を有している。別の実施形態
によれば、ラグによりオーバーラップされた縁部は、締
結用プレートの中空部内に位置し、締付けネジの頭部
は、遊びをもって中空部の縁部とオーバーラップし、遊
びはラグと中空部との間に存在する。長穴の縁部領域の
中空部は、縁部の段部で形成されている。
【０００９】締結用プレートが本発明の第２の実施形態
に従って長穴の中心線の方向に可動であり、そしてフレ
ームが差し込まれる長穴の縁部とオーバーラップした締
付けネジの頭部によってのみ支持壁からの浮き上がりを
起こさないよう締結用プレートを長穴の中に固定するた
めには、フレームは周囲方向縁部から成るフランジのよ
うに幅が広くなった脚を備えるのがよい。というのは、
この実施形態では、長穴の幅に一致したシャフト部分を
備えたフレームを、フレームで支持された締付けネジを
ねじ込む前に長穴内に差し込むことができるからであ
る。本発明の実施形態を図面を用いて以下に詳細に説明
する。
に従って長穴の中心線の方向に可動であり、そしてフレ
ームが差し込まれる長穴の縁部とオーバーラップした締
付けネジの頭部によってのみ支持壁からの浮き上がりを
起こさないよう締結用プレートを長穴の中に固定するた
めには、フレームは周囲方向縁部から成るフランジのよ
うに幅が広くなった脚を備えるのがよい。というのは、
この実施形態では、長穴の幅に一致したシャフト部分を
備えたフレームを、フレームで支持された締付けネジを
ねじ込む前に長穴内に差し込むことができるからであ
る。本発明の実施形態を図面を用いて以下に詳細に説明
する。
【００１０】
【発明の実施の形態】締結用プレート１は、細長いほぼ
矩形の中央部分２を有し、この中央部分は、中央の、こ
れ又ほぼ矩形の形をしていて断面がＵ字形の隆起部３を
備え、その幅は、家具のヒンジのＵ字形断面ヒンジアー
ムの幅に適合しており、従って、締付けネジを隆起部３
の中央部に設けられたネジ穴４にねじ込むことにより締
結用プレートを従来方法で固定できるようになってい
る。締結用プレートは側方ウイング状突起５，６を備
え、これら突起は細長い中央部分２の側部に取り付けら
れている。締結用プレートは、打抜き金属板で構成され
ていて、フランジ付き縁部７を備え、このフランジ付き
縁部は、細長い中央部分２のウイング状突起及びこれら
に連結された側部領域に沿って延びている。図１から理
解できるように、隆起部３のベース状隆起部分８に設け
られているネジ穴４も又、フランジ付き縁部９を備えて
いる。
矩形の中央部分２を有し、この中央部分は、中央の、こ
れ又ほぼ矩形の形をしていて断面がＵ字形の隆起部３を
備え、その幅は、家具のヒンジのＵ字形断面ヒンジアー
ムの幅に適合しており、従って、締付けネジを隆起部３
の中央部に設けられたネジ穴４にねじ込むことにより締
結用プレートを従来方法で固定できるようになってい
る。締結用プレートは側方ウイング状突起５，６を備
え、これら突起は細長い中央部分２の側部に取り付けら
れている。締結用プレートは、打抜き金属板で構成され
ていて、フランジ付き縁部７を備え、このフランジ付き
縁部は、細長い中央部分２のウイング状突起及びこれら
に連結された側部領域に沿って延びている。図１から理
解できるように、隆起部３のベース状隆起部分８に設け
られているネジ穴４も又、フランジ付き縁部９を備えて
いる。
【００１１】ウイング状突起５，６は、共通中心線上に
位置した長穴１０，１１を備えている。圧力ガイドとな
るフレーム１２が、実質的に矩形の長穴１０に差し込ま
れている。フレーム１２は、真っ直ぐな外側部を備えた
中央の本質的には矩形のシャフト部分１３で構成されて
いる。フレーム１２は中央貫通穴１４を備え、この貫通
穴は締付けネジ２１′を受け入れるのに役立つ。フレー
ム１２の幅は、図２を見ると分かるように、互いに平行
なその側部１５（このうち一方の側部だけが図３に見え
る）が長穴１０の長いほうの縁部のための摺動案内とな
るように長穴１０の幅と一致している。側部１５は、締
付けネジのネジ付き部分を挿通させる隙間が生じるよう
貫通穴１４の周りに切削形成されている。フレーム１２
には、互いに平行な側部１６に接した状態でそれぞれ外
方に向いたアンギュラー支持脚１７が設けられており、
その幅はこれ又、長穴１０の幅と一致していて、フレー
ム１２を上から長穴１０に差し込むことができるように
なっている。フレーム１２のシャフト部分１３は、長穴
１０の両側の長いほう縁部とオーバーラップしたラグ又
は出張り１８，１９を備えた上側フランジ状縁部を備え
ている。支持脚１７の下端からラグ１８，１９の下端ま
でのフレーム１２の高さは、フランジ付き縁部７の支持
底面からその表面までの締結用プレート１の高さよりも
僅かに大きい。このように締付けネジ２１′をねじ込ん
だ状態で締結用プレート１を支持壁２０上に固定すると
締結用プレート１はもはや浮き上がることができないよ
うになるが、長穴１０，１１の中心線の方向には締結用
プレートを依然として移動させることができる。
位置した長穴１０，１１を備えている。圧力ガイドとな
るフレーム１２が、実質的に矩形の長穴１０に差し込ま
れている。フレーム１２は、真っ直ぐな外側部を備えた
中央の本質的には矩形のシャフト部分１３で構成されて
いる。フレーム１２は中央貫通穴１４を備え、この貫通
穴は締付けネジ２１′を受け入れるのに役立つ。フレー
ム１２の幅は、図２を見ると分かるように、互いに平行
なその側部１５（このうち一方の側部だけが図３に見え
る）が長穴１０の長いほうの縁部のための摺動案内とな
るように長穴１０の幅と一致している。側部１５は、締
付けネジのネジ付き部分を挿通させる隙間が生じるよう
貫通穴１４の周りに切削形成されている。フレーム１２
には、互いに平行な側部１６に接した状態でそれぞれ外
方に向いたアンギュラー支持脚１７が設けられており、
その幅はこれ又、長穴１０の幅と一致していて、フレー
ム１２を上から長穴１０に差し込むことができるように
なっている。フレーム１２のシャフト部分１３は、長穴
１０の両側の長いほう縁部とオーバーラップしたラグ又
は出張り１８，１９を備えた上側フランジ状縁部を備え
ている。支持脚１７の下端からラグ１８，１９の下端ま
でのフレーム１２の高さは、フランジ付き縁部７の支持
底面からその表面までの締結用プレート１の高さよりも
僅かに大きい。このように締付けネジ２１′をねじ込ん
だ状態で締結用プレート１を支持壁２０上に固定すると
締結用プレート１はもはや浮き上がることができないよ
うになるが、長穴１０，１１の中心線の方向には締結用
プレートを依然として移動させることができる。
【００１２】締付けネジ２１は、反対側のウイング状突
起７の長穴１１を挿通して支持壁２０の盲穴２２にねじ
込まれて締結用プレート１を定位置に固定する。締付け
ネジ２１′，２１は、底部のセルフタッピンネジ部分２
３及びネジ部分と頭部との間に位置したネジ山が設けら
れていない部分２４を備え、頭部の直径は長穴１０，１
１の幅に一致している。長穴１０，１１は、これら中央
領域に対向して位置した凸部を有し、これら凸部は、締
付けネジの予備取付けに役立つ。予備取付けを行ったネ
ジ２１を一層良く保持するために、長穴１１は、図１に
見えるフランジ２５を備えている。図５〜図７の締付け
ネジの形態では、フレーム３０は、階段状中空部３３内
に位置した長穴３２の長いほうの側縁部とオーバーラッ
プする側方ラグ３１を備えている。フレーム３０の中央
貫通穴には締付けネジ３４が挿通され、この締付けネジ
の拡大頭部３５は、階段状中空部３３の縁部とオーバー
ラップしている。
起７の長穴１１を挿通して支持壁２０の盲穴２２にねじ
込まれて締結用プレート１を定位置に固定する。締付け
ネジ２１′，２１は、底部のセルフタッピンネジ部分２
３及びネジ部分と頭部との間に位置したネジ山が設けら
れていない部分２４を備え、頭部の直径は長穴１０，１
１の幅に一致している。長穴１０，１１は、これら中央
領域に対向して位置した凸部を有し、これら凸部は、締
付けネジの予備取付けに役立つ。予備取付けを行ったネ
ジ２１を一層良く保持するために、長穴１１は、図１に
見えるフランジ２５を備えている。図５〜図７の締付け
ネジの形態では、フレーム３０は、階段状中空部３３内
に位置した長穴３２の長いほうの側縁部とオーバーラッ
プする側方ラグ３１を備えている。フレーム３０の中央
貫通穴には締付けネジ３４が挿通され、この締付けネジ
の拡大頭部３５は、階段状中空部３３の縁部とオーバー
ラップしている。
【００１３】締付けネジ３４の頭部３５の下端と中空部
３３の縁部との間及びラグ３１と中空部内に位置した長
穴の縁部との間には僅かな遊び領域が形成されており、
従って締結用プレート１が浮き上がらないよう固定され
ると共にそれにもかかわらず、締付けネジ３６の締付け
前に締結用プレートを調整できるよう長穴の方向に動か
すことができるようになっている。図８及び図９に示す
締結用プレート４０は、図１及び図３の締結用プレート
と同一の設計になっており、従ってこれにつき再度説明
することはしない。しかしながら、図１〜図４の実施形
態とは対照的に、圧力ガイドを形成する設計の異なるフ
レーム４１が締結用プレート４０に取り付けられてい
る。フレーム４１は、本質的に矩形のシャフト部分４２
を有し、このシャフト部分は、図１０を見ると分かるよ
うにシャフト部分４２の長いほうの側壁４４，４５の中
央領域に切削加工により形成した中央貫通穴４３を備え
ている。
３３の縁部との間及びラグ３１と中空部内に位置した長
穴の縁部との間には僅かな遊び領域が形成されており、
従って締結用プレート１が浮き上がらないよう固定され
ると共にそれにもかかわらず、締付けネジ３６の締付け
前に締結用プレートを調整できるよう長穴の方向に動か
すことができるようになっている。図８及び図９に示す
締結用プレート４０は、図１及び図３の締結用プレート
と同一の設計になっており、従ってこれにつき再度説明
することはしない。しかしながら、図１〜図４の実施形
態とは対照的に、圧力ガイドを形成する設計の異なるフ
レーム４１が締結用プレート４０に取り付けられてい
る。フレーム４１は、本質的に矩形のシャフト部分４２
を有し、このシャフト部分は、図１０を見ると分かるよ
うにシャフト部分４２の長いほうの側壁４４，４５の中
央領域に切削加工により形成した中央貫通穴４３を備え
ている。
【００１４】シャフト部分４２は、支持壁４７に設けら
れた支持用の幅の広い脚を形成する下側フランジ状矩形
縁部４６を備えている。支持脚４６の下端からその頂縁
部までのフレーム４１の高さは、締付けネジ４９の頭部
４８が遊びをもって長穴５０の側縁とオーバーラップす
るよう締結用プレート４０の厚さよりも（図８を見ると
分かるように）僅かに大きい。
れた支持用の幅の広い脚を形成する下側フランジ状矩形
縁部４６を備えている。支持脚４６の下端からその頂縁
部までのフレーム４１の高さは、締付けネジ４９の頭部
４８が遊びをもって長穴５０の側縁とオーバーラップす
るよう締結用プレート４０の厚さよりも（図８を見ると
分かるように）僅かに大きい。
【図１】支持壁上に組立位置で配置された締結用プレー
トの横断面図である。
トの横断面図である。
【図２】図１の締結用プレートの平面図である。
【図３】案内に役立つ圧力ガイドの斜視図である。
【図４】締付けネジの平面図である。
【図５】締結用プレートの第２の実施形態の平面図であ
る。
る。
【図６】図５の締結用プレートの断面図である。
【図７】図６の円で囲んだ部分の拡大図である。
【図８】締結用プレートの第３の実施形態の横断面図で
ある。
ある。
【図９】図８の締結用プレートの平面図である。
【図１０】図８及び図９の締結用プレートの案内に役立
つ圧力ガイドの平面図である。
つ圧力ガイドの平面図である。
１ 締結用プレート １０，１１ 長穴 １２ フレーム １５ 側部 １８，１９ ラグ又は出張り ２０ 支持壁 ２１′，２１，３４ 締付けネジ
Claims (10)
- 【請求項１】 ヒンジアームを家具の支持壁（20）に締
結するための金属取付け手段の締結用プレート（１）で
あって、調整目的で共通中心線上に２つの長穴（10,11
）を備え、締付けネジ（21′,21 ）が該長穴を挿通
し、締付けネジのうち一方の頭部が、高さが締結用プレ
ート（１）よりも大きなスペーサ手段で支持され、他方
の締付けネジは、支持壁（20）又は類似部材による締結
用プレートの補剛に役立つようになっている締結用プレ
ートにおいて、スペーサ手段は、幅が長穴（10）と一致
した貫通穴を備えるフレーム（12）から成り、フレーム
は長穴（10）の縁部とオーバーラップした側方ラグ（1
8,19 ）を備え、フレーム（12）の下端からラグ（18,19
）の下端までのフレーム高さは、締結用プレート
（１）の高さよりも大きいことを特徴とする締結用プレ
ート。 - 【請求項２】 スペーサ手段は、貫通穴（43）を備えて
いて、幅が長穴（50）に一致したフレーム（41）から成
り、フレーム（41）の貫通穴（43）を挿通した締付けネ
ジ（49）の頭部（48）は、遊びをもって長穴（50）の縁
部とオーバーラップしていることを特徴とする請求項１
記載の締結用プレート。 - 【請求項３】 フレーム（12）は、その下端に拡大縁部
を備えていることを特徴とする請求項１又は２記載の締
結用プレート。 - 【請求項４】 拡大縁部は、互いに異なる方向で長穴
（10）の方向に向いているアンギュラー脚（17）から成
ることを特徴とする請求項１〜３のうちいずれか一に記
載の締結用プレート。 - 【請求項５】 フレーム（12）のシャフト（13）は、長
穴（10）の長いほうの縁部の側に凹部を備え、凹部の外
側部を境界付ける互いに平行な平面の相互間距離は、締
付けネジ（21′）のネジ部分（23）の直径よりも小さい
ことを特徴とする請求項１〜４のうちいずれか一に記載
の締結用プレート。 - 【請求項６】 締付けネジ（21′,21 ）は、長穴（10,1
1 ）の幅よりも大きなネジ部分（23）及び該ネジ部分と
頭部との間に位置していて、長穴（10,11 ）の幅よりも
小さな直径を備えたネジ山の設けられていない部分（2
4）を有することを特徴とする請求項１〜５のうちいず
れか一に記載の締結用プレート。 - 【請求項７】 長穴（10,11 ）はこれらの中央部分の幅
が増大しており、該中央部分には、締付けネジのネジ山
が食い込んで締付けネジ（21′,21 ）が保持されること
を特徴とする請求項１〜６のうちいずれか一に記載の締
結用プレート。 - 【請求項８】 ラグによりオーバーラップされた縁部
は、締結用プレート（１）の中空部（33）内に位置し、
締付けネジ（34）の頭部（35）は、遊びをもって中空部
（33）の縁部とオーバーラップし、遊びはラグ（31）と
中空部（33）との間に存在することを特徴とする請求項
１又は３〜７のうちいずれか一に記載の締結用プレー
ト。 - 【請求項９】 中空部（33）は、縁部の段部で形成され
ていることを特徴とする請求項８記載の締結用プレー
ト。 - 【請求項１０】 フレーム（41）は、円周方向縁部で構
成されたフランジ状拡大支持脚（46）を備えていること
を特徴とする請求項２記載の締結用プレート。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| DE29713594:5 | 1997-07-30 | ||
| DE29713594U DE29713594U1 (de) | 1997-07-30 | 1997-07-30 | Befestigungsplatte für ein Beschlagteil, vorzugsweise zur Befestigung eines Scharnierarms an einer Tragwand eines Möbels |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1150725A true JPH1150725A (ja) | 1999-02-23 |
| JP2975924B2 JP2975924B2 (ja) | 1999-11-10 |
Family
ID=8043922
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10149792A Expired - Lifetime JP2975924B2 (ja) | 1997-07-30 | 1998-05-29 | ヒンジアームを家具の支持壁に締結するための金属取付け手段の締結用プレート |
Country Status (15)
| Country | Link |
|---|---|
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| EP (1) | EP0894929B1 (ja) |
| JP (1) | JP2975924B2 (ja) |
| KR (1) | KR100301158B1 (ja) |
| CN (1) | CN1089843C (ja) |
| AT (1) | ATE223996T1 (ja) |
| BR (1) | BR9802413A (ja) |
| CZ (1) | CZ293490B6 (ja) |
| DE (2) | DE29713594U1 (ja) |
| ES (1) | ES2183250T3 (ja) |
| HK (1) | HK1017043A1 (ja) |
| HU (1) | HUP9800899A3 (ja) |
| PL (1) | PL326583A1 (ja) |
| SI (1) | SI0894929T1 (ja) |
| TW (1) | TW397887B (ja) |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| DE20009317U1 (de) * | 2000-05-24 | 2000-08-17 | Salice Arturo Spa | Befestigungsplatte zur Befestigung eines Scharnierarmes eines Möbelscharniers |
| DE20105841U1 (de) * | 2001-04-03 | 2001-06-21 | Hettich Oni Gmbh & Co Kg | Befestigungsplatte zur Befestigung eines Möbelbeschlages, z.B. eines Scharnierarmes eines Möbelscharnieres |
| ITMI20010645U1 (it) * | 2001-12-11 | 2003-06-11 | Agostino Ferrari Spa | Cerniera per mobili con sistema di fissaggio di sicurezza a vite |
| JP4144226B2 (ja) * | 2002-01-30 | 2008-09-03 | コニカミノルタホールディングス株式会社 | 板金部材と合成樹脂板部材を有する扉構造体の結合方法及びその結合方法を用いた板金部材と合成樹脂板部材を結合した扉構造体 |
| DE20209688U1 (de) * | 2002-06-21 | 2002-09-26 | Hettich Oni Gmbh & Co Kg | Verstellbares Scharnier |
| US7263808B2 (en) | 2002-10-01 | 2007-09-04 | Premdor International, Inc. | Adjustable rail assembly for exterior door still assembly and components for the same |
| DE20218699U1 (de) * | 2002-12-03 | 2004-04-15 | Fischerwerke Artur Fischer Gmbh & Co. Kg | Vorrichtung zur Befestigung von Beschlagteilen an Mehrkammerprofilen |
| US6807713B2 (en) * | 2002-12-06 | 2004-10-26 | Julius Blum Gesellschaft M.B.H. | Hinge for mounting a door on a frame of an article of furniture |
| ITMI20040222A1 (it) * | 2004-02-11 | 2004-05-11 | Agostino Ferrari Spa | Base per cerniere con regolazione di posizione |
| US7540699B2 (en) * | 2004-04-15 | 2009-06-02 | Stafast Products, Inc. | Adjustable threshold fastener with flanges |
| ITMI20060041A1 (it) * | 2006-01-12 | 2007-07-13 | Elesa Spa | Cerniera con boccole di regolazione |
| US7674081B2 (en) * | 2006-09-19 | 2010-03-09 | Stafast Products, Inc. | Hopper fed tee-nut having counterbore with nylon lock |
| US8672597B2 (en) * | 2007-02-09 | 2014-03-18 | Stafast Products, Inc. | Fastener |
| US8528273B2 (en) * | 2008-07-15 | 2013-09-10 | John Thomas Burke | Washer |
| US8485910B2 (en) * | 2008-08-18 | 2013-07-16 | Stafast Products, Inc. | Sealed end t-nut |
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| US10315259B2 (en) | 2011-01-17 | 2019-06-11 | Stafast Products, Inc. | Method of manufacturing collated T-Nuts |
| DE202016003803U1 (de) * | 2016-06-17 | 2017-09-20 | Dieter Ramsauer | Scharniersystem |
| CN109611421A (zh) * | 2018-12-28 | 2019-04-12 | 成都建工工业设备安装有限公司 | 一种作为受力连接件的孔板 |
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| AT348892B (de) * | 1976-11-30 | 1979-03-12 | Blum Gmbh Julius | Verstellbare, insbesondere hoehenverstellbare grundplatte, insbesondere fuer scharniere |
| DE3444851A1 (de) * | 1984-12-08 | 1986-06-12 | Karl Lautenschläger KG, Möbelbeschlagfabrik, 6107 Reinheim | Montageplatte fuer moebelbeschlaege, insbesondere moebelscharniere |
| DE3501048A1 (de) | 1985-01-15 | 1986-07-17 | Karl Lautenschläger KG, Möbelbeschlagfabrik, 6107 Reinheim | Montageplatte fuer moebelscharniere |
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| DE3604984A1 (de) * | 1986-02-17 | 1987-08-20 | Salice Arturo Spa | Grundplatte zur befestigung eines scharnierarms eines moebelscharniers o.dgl. |
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| DE3744906C2 (de) * | 1987-10-06 | 1994-11-03 | Grass Ag | Möbelscharnier mit Rastmechanik |
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