JPH059517Y2 - - Google Patents

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JPH059517Y2
JPH059517Y2 JP1986097791U JP9779186U JPH059517Y2 JP H059517 Y2 JPH059517 Y2 JP H059517Y2 JP 1986097791 U JP1986097791 U JP 1986097791U JP 9779186 U JP9779186 U JP 9779186U JP H059517 Y2 JPH059517 Y2 JP H059517Y2
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JP
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fan cover
holes
cylindrical portion
bracket
mounting
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JP1986097791U
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  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、送風機のフアンの周囲に配設される
フアンカバーに関する。
〔従来の技術〕
従来、送風機におけるフアンの周囲には、人や
他の物体が、回転するフアンに接触したりして、
怪我をしたり損傷を受けたりするのを防止するた
めに、或はフアン自体の損傷を防止するために、
フアンカバーが配設されている。
その従来のフアンカバーとしては、第3図に示
すような構成のものがよく知られている。
第3図において、フアンカバー1′は、円筒部
2′と、同円筒部2′の一端側(図中、左側)の周
縁に連接された端面部3′と、前記円筒部2′の他
端側(図中、右側)の周縁近傍に配設された複数
の取付孔4′とを備えている。そして、前記他端
側の周縁は開放他端として形成されており、前記
円筒部2′および端面部3′のうちの少なくともい
ずれか一方には複数の通風孔(図示せず)が形成
されている。前記円筒部2′または端面部3′等
は、金網またはラス等で形成される場合がある
が、この場合には、金網やラスの目が通風孔とな
る。
このようなフアンカバー1′は、第2図に示さ
れたような、送風機SのフアンFの周囲に配設さ
れる。送風機Sは、フアンFおよびブラケツトB
等を備えており、ブラケツトBにはフアンカバー
取付用のメネジ部B1が形成されている。前記フ
アンカバー1′は、その取付孔4′を貫通して前記
メネジ部B1に螺合するボルト5により、前記フ
アンFを囲む状態で固定される。このようにフア
ンFを囲む状態でフアンカバー1′を固定する際、
フアンカバー1′の取付孔4′とブラケツトBのメ
ネジ部B1との位置を合わせた状態(すなわち、
フアンカバー1′とブラケツトBとの位置が整合
された状態)でボルト5を使用する必要がある。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ところが、フアンカバー1′とブラケツトBと
の間に、それらの位置の整合状態におけるそれら
の位置関係を規制する部材が設けられていない場
合には、フアンカバー1′がブラケツトB上で自
由に移動するため、正確な位置合わせが面倒であ
り、作業能率が低くなるという問題点があつた。
その問題点を解決するためには、前記位置合わ
せに際して、フアンカバー1′とブラケツトBと
の間に、それらの位置の整合状態においてそれら
の位置関係を規制する部材が設けられていれば、
位置合わせが容易になる。しかしながら、フアン
カバー1′およびブラケツトBにそのような位置
関係を規制する部材をわざわざ設けることは新た
な作業を必要とすることになり、作業能率および
コスト上あまり好ましいとは言えない。
本考案は、前述の事情に鑑みてなされたもので
フアンカバーの取付孔の形状を工夫することによ
り、フアンカバーとこれを取付けるブラケツトB
との位置の整合状態において、それらの位置関係
を規制できるようにして、フアンカバーの取付孔
とブラケツトのフアンカバー取付用のメネジ部と
の位置合わせを容易に行えるようにすることを目
的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
前記目的を達成するために、本考案のフアンカ
バーは、第1図に示した実施例の符号を借りて説
明すれば、円筒部2と、同円筒部の一端側(図
中、左側)の周縁に連設された端面部3と、前記
円筒部2の他端側(図中、右側)の周縁近傍に配
設された複数の取付孔4a,4bとを備え、前記
円筒部2および端面部3のうちの少なくともいず
れか一方には複数の通風孔が形成されてるととも
に前記円筒部2の他端側の周縁が開放端縁として
形成されたフアンカバー1において、前記複数の
取付孔4a,4bは直交する2直径上に位置する
2組の孔からなり、そのうちの1組4a,4aが
送風機に設けられた取付用メネジの径と略同幅の
前記開放端縁に開口する切欠孔であり、他の1組
4b,4bが送風機に設けられた取付用メネジの
径と略同径の円形孔であることを特徴とする。
〔作用〕
前述の構成を備えた本考案は、予め、フアンカ
バー1を取付けるためのブラケツトBのメネジ部
B1に、フアンカバー取付用のボルト5をその全
ねじ込み量の途中までねじ込んでおく。そして、
そのボルト5に、フアンカバー1の切欠孔4aを
係合させる。このとき、その切欠孔4aは、フア
ンカバー1の開放端縁に開口しているので、予め
途中までねじ込まれた前記ボルト5にきわめて容
易に係合させることができる。そして、この係合
状態では、フアンカバー1とブラケツトBとの間
の位置関係は自動的に整合状態に保持され、それ
らの間の相対的移動は前記ボルト5により規制さ
れる。そして、この状態ではフアンカバー1に配
設された全ての切欠孔4a,および円形孔4b
と、これに対応する前記ブラケツトBに形成され
た全てのメネジ部B1とは、自動的に位置合わせ
されることになる。
〔実施例〕
以下、図面により本考案の一実施例について説
明すると、第1図において、フアンカバー1は、
円筒部2と、同円筒部2の一端側(図中、左側)
の周縁に連設された端面部3と、前記円筒部2の
他端側(図中、右側)の周縁近傍に配設された1
組の切欠孔4a,4aおよび1組の円形孔4b,
4bを備えている。また、これら2組の取付孔は
円筒部2のそれぞれ直交する直径上に位置するよ
う配設されている。そして、前記円筒部2および
端面部3は、いずれも金網から形成されている。
したがつて、金網の複数の目がそれぞれ通風孔を
形成している。また、前記円筒部2の他端側の周
縁は開放端縁として形成されている。
前記一組の切欠孔4a,4aは、送風機に設け
られたメネジの径と同じ幅をもつて前記開放端縁
に開口するように形成されている。一組の円形孔
4b,4bは、取付用のボルトが貫通できる大き
さの円形孔として形成されている。
このようなフアンカバー1を、第2図に示され
たような、送風機SのブラケツトBに取付けるに
は、予め、ブラケツトBの対向して配設された一
対のメネジ部B1(1個のみ図示)に、取付用のボ
ルト5,5(1個のみ図示)をその全ねじ込み量
の途中までねじ込んでおく。そして、そのボルト
5,5に、フアンカバー1の前記切欠孔4a,4
aを係合させる。このとき、その取付前記一組の
切欠孔4a,4aは、フアンカバー1の開放端縁
に開口しているので、予め途中までねじ込まれた
前記ボルト5,5にきわめて容易に係合させるこ
とができる。そして、この係合状態では、フアン
カバー1とブラケツトBとの間の位置関係は整合
状態に保持される。したがつて、この状態ではフ
アンカバー1に配設された他の全ての円形孔4
b,4bと、これに対応する当該円形孔4bと略
同径の前記ブラケツトBに形成された全てのメネ
ジ部(図示せず)とは、完全に位置合わせされた
状態になる。この状態で、前記ボルト5,5を最
後までねじ込んで前記切欠孔4a,4aをブラケ
ツトBに固定するとともに、前記円形孔4b,4
bを別のねじによりブラケツトBに固定する。
取付孔の一部を円形孔4b,4bとしたので、
取付孔の全部を切欠形状とした場合に比較して、
ボルトが緩んだ際のフアンカバーの脱落が生じ難
くなる。
以上、本考案の実施例を詳述したが、本考案
は、前記実施例に限定されるものではなく、実用
新案登録請求の範囲に記載された本考案を逸脱す
ることなく、種々の小変更を行うことが可能であ
る。さらに、フアンカバーの円筒部および端面部
の両方を金網で形成する代わりに、どちらか一方
のみを金網またはラス等の通風孔を有する部材で
形成し、他方は通風孔を有さない部材により形成
することも可能である。
〔考案の効果〕
以上のように、本考案のフアンカバーによれ
ば、開放端縁近傍に配設された切欠孔を、ブラケ
ツトの取付用メネジ部に中途までねじ込まれたボ
ルトに係合させれば、きわめて容易に、フアンカ
バーとブラケツトとの位置を整合状態で位置規制
することができる。したがつて、フアンカバーの
取付孔とこれを取付るためのブラケツトの取付用
メネジ部との位置をきわめて容易に位置合わせさ
せることができるので、フアンカバー取付作業能
率が向上する。また、直交する直径上に1組の切
欠孔と1組の円形孔を設け、さらに、それぞれブ
ラケツトの取付用メネジと略同径としたため、バ
ランスよく、かつ確実、堅固に固定することが可
能となり、安全面でも大きな効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案によるフアンカバーを示す図
で、イは側面図、ロはイの−線矢視図、第2
図は、本考案のフアンカバーが取付けられる送風
機の側面図、第3図は、従来のフアンカバーを示
す図である。 1……フアンカバー、2……円筒部、3……端
面図、4a……切欠孔、4b……円形孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 円筒部と、同円筒部の一端側の周縁に連接され
    た端面部と、前記円筒部の他端側の周縁近傍に配
    設された複数の取付孔とを備え、前記円筒部およ
    び端面部のうちの少なくともいずれか一方には複
    数の通風孔が形成されるとともに前記円筒部の他
    端側の周縁が開放端縁として形成されたフアンカ
    バーにおいて、前記複数の取付孔は直交する2直
    径上に位置する2組の孔からなり、そのうちの1
    組が送風機に設けられた取付用メネジの径と略同
    幅の前記開放端縁に開口する切欠孔であり、他の
    1組が送風機に設けられた取付用メネジの径と略
    同径の円形孔であることを特徴とするフアンカバ
    ー。
JP1986097791U 1986-06-27 1986-06-27 Expired - Lifetime JPH059517Y2 (ja)

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JP1986097791U JPH059517Y2 (ja) 1986-06-27 1986-06-27

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JPS634395U JPS634395U (ja) 1988-01-12
JPH059517Y2 true JPH059517Y2 (ja) 1993-03-09

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4019941Y1 (ja) * 1964-05-08 1965-07-12
JPS4717647U (ja) * 1971-03-27 1972-10-30
JPS541657B2 (ja) * 1973-08-22 1979-01-27

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS541657U (ja) * 1977-06-07 1979-01-08

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JPS634395U (ja) 1988-01-12

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