JPH11504558A - モータケーシングを有する真空掃除機 - Google Patents
モータケーシングを有する真空掃除機Info
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Abstract
(57)【要約】
本発明は、モータケーシング(G)を有し、オプションとして、連結フィルター室とアタッチメントステム(St)とを有し、そのアタッチメントステム(St)をモータケーシング(G)の近傍のプラグ受口(21)に差し込むことができ、そのモータケーシング(G)に配置された電源スイッチ(24)が、アタッチメントステム(St)を差し込むと同時に作動させられる、真空掃除機(1)に関する。そのアタッチメントステムによってもたらされるモータケーシング側の電源スイッチの切り換えに関して論議されている形態からなる真空掃除機を改善するために、スライドスイッチとして形成される電源スイッチ(24)が遠隔作動伸長部(48)を有することが提案され、この遠隔作動伸長部(48)は、前記アタッチメントステム(St)を差し込むことによって作用させられ、それと同時に前記電源スイッチ(24)が作動させられる。
Description
【発明の詳細な説明】
モータケーシングを有する真空掃除機
本発明は、モータケーシングを有し、連結フィルター室とアタッチメントステ
ム(appliance stem)とをオプションとして有し、アタッチメントステムをモータ
ケーシングの近傍のプラグ受口に差し込むことができ、このアタッチメントステ
ムを差し込むと同時にモータケーシングに配置された電源スイッチが作動させら
れる、真空掃除機に関する。
このような種類の真空掃除機は、良く知られているものである。例えば、PC
T国際公開第WO95/28867号は、モータケーシングにつなぐことのでき
るアタッチメントステムを有する真空掃除機を開示する。モータケーシングに差
し込まれたとき、あるいは、それから引き抜かれたとき、そのステムは、モータ
ケーシングに配置された切換スイッチを作動させる。この切換スイッチは、現在
の状態に応じて、モータケーシング側の電源スイッチを電子的に動作状態または
非動作状態にする。アタッチメントステムがモータケーシングに差し込まれたと
き、電源スイッチが、最大負荷位置に電子的に動かされ、それによって、電源ス
イッチと直列に接続された、アタッチメントステムかまたはアタッチメントステ
ムの取っ手に設けられたもう1つの電源スイッチが、動作状態にされる。この方
法によれば、真空掃除機の電気モータは、アタッチメントステム側の電源スイッ
チによってだけ駆動される。アタッチメントステムがモータケーシングから引き
抜かれた場合、モータケーシング側の電源スイッチをOFFの位置に切り換える
ような態様でもって切換スイッチが作動させられる。したがって、この切換スイ
ッチは、能動的な電源スイッチである。アタッチメントステムが取り外された真
空掃除機は、好ましくは、床よりも高い所での作業に使用され、この場合、吸引
モータの電源は、モータケーシング側の電源スイッチを用いて制御される。
上述の従来技術に鑑み、本発明の背景にある技術的課題は、アタッチメントス
テムによってモータケーシング側の電源スイッチを切り換えることが議論される
ような形態からなる真空掃除機を改善することである。
この課題は、請求項1の構成要件によってまず最初にそしてほぼ完全に解決さ
れ、この請求項1の構成要件は、スライドスイッチとして設計された電源スイッ
チが遠隔作動伸長部を有する形態を包含するものであり、この遠隔作動伸長部は
、アタッチメントステムを差し込むことによって作用させられ、それと同時に、
電源スイッチが作動させられる。したがって、この場合、切り換えは機械的にな
される。故障する可能性があるいかなる電子部品および電子回路も必要とされな
い。スライドスイッチとしてモータケーシングに形成される電源スイッチは、遠
隔作動伸長部を有し、この遠隔作動伸長部は、アタッチメントステムと相互作用
することができ、その助けによって、スライドスイッチは、アタッチメントステ
ムをモータケーシングに差し込むことによって、好ましくは、最大負荷位置に動
かされる。ここでも、従来技術においてすでに述べたように、モータケーシング
側の電源スイッチは、アタッチメントステム側の第2のスイッチと直列に接続さ
れ、この第2のスイッチは、好ましくは、アタッチメントステムの取っ手の近辺
に配置される。取っ手側にある電源スイッチは、アタッチメントステムがすでに
差し込まれていれば、その直列接続のために、かつ、ケーシング側の電源スイッ
チの最大負荷位置のために動作状態にされる。この時点で、取っ手側の電源スイ
ッチは、吸引モータの電源を制御するのに使用することができる。遠隔作動伸長
部は、構成要素としてみれば、電源スイッチの操作領域に一体的なものとして接
続されてもよい。さらに、その設計は、アタッチメントステムがモータケーシン
グから取り外されたとき、例えば、引張ばねまたはそれに類似するようなものに
よってモータケーシング側の電源スイッチを自動的にOFFの位置に逆戻りさせ
るようなものであってもよい。
これは、アタッチメントステムがモータケーシングから取り外されたとき、吸
引モータが切られることを保証する。その結果として、吸引モータへの電力は、
モータケーシング側の電源スイッチによってのみ制御される。本発明の構成要件
の好ましい変形においては、遠隔作動伸長部が、それのアタッチメントステム側
の端部に、アタッチメントステムに設けられたラッチレセス(latching recess)
と相互作用するためのラッチ突起を有することが提供される。アタッチメントス
テムがモータケーシングに差し込まれたとき、アタッチメントステムのラッチレ
セ
スが、遠隔作動伸長部のラッチ突起を受け入れ、そして、この伸長部によって電
源スイッチを最大負荷位置へ動かす。遠隔作動伸長部のラッチ突起とアタッチメ
ントステムのラッチレセスとの間の積極的なロック結合のために、アタッチメン
トステムを引き抜くことが、電源スイッチをOFFの位置に逆戻りさせる。遠隔
作動伸長部は、この場合には、少なくともラッチ突起の部分においては例えば弾
性体によって設計されるので、電源スイッチがOFFの位置に到達したときにア
タッチメントステムがさらに引き抜かれると、弾性によってラッチ突起がアタッ
チメントステムのラッチレセスを離れることができる。このために、アタッチメ
ントステムが引き抜かれるときに、遠隔作動伸長部のアタッチメントステム側の
端部が、プラグ受口の開口部の後方に動かされた位置となる最大限度まで引きず
られることがさらに提案される。したがって、アタッチメントステムがプラグ受
口から引き抜かれた後に、遠隔作動伸長部すなわちそのラッチ突起は、プラグ受
口の開口部を越えて突き出ることはなく、その結果として、遠隔作動伸長部は、
つねに、プラグ受口の内側の保護された位置に留まる。
遠隔作動伸長部のアタッチメントステム側の端部が、プラグ受口の内壁とプラ
グ受口に配置されたプラグとの間の間隙内で動かされることができることは特に
好都合であることがわかる。それによって、遠隔作動伸長部が案内され、したが
って、また、プラグ受口の内側に確保された遠隔作動伸長部の位置は、つねに、
ラッチ突起の確実な位置をアタッチメントステムのラッチレセスに提供する。プ
ラグ受口に配置されたプラグは、アタッチメントステムに設けられたプラグに接
続することができる結合部分と電気的な結合をなす。さらに、遠隔作動伸長部の
移動は、プラグ背面における停止装置によって制限されることが提案される。例
えば、このために、遠隔作動伸長部は、電源スイッチのOFFの位置を定義する
ために、アタッチメントステムが引き抜かれるときに受口側のプラグの背面に衝
突する一体成形されたストップキャッチを有してもよい。本発明の構成要件の好
ましい変形においては、遠隔作動伸長部のアタッチメントステム側の端部のもっ
とも外側の位置は、プラグに配置された接点ラグが遠隔作動伸長部の自由端を越
えて突き出るような態様でもって、プラグと位置合わせされることが提案される
。したがって、アタッチメントステムの水平面でみれば、ラッチレセスがアタッ
チ
メントステムのプラグ結合を越えて突き出るアタッチメントステムだけが電源ス
イッチを動かすことができることが保証される。さらに、アタッチメントステム
が取り外されると同時に、吸引モータに電力を供給するために適切な商用電源結
合がプラグ受口に提供されるならば、この設計は特に好都合なものである。この
商用電源結合は、例えば、良く知られた発熱しない電気器具用嵌め込みコネクタ
(inlet connector for non-heating appliance)の形態で設計されてもよい。こ
のコネクタは、電気的な結合をなすようにモータケーシング側プラグの接点ラグ
が取り込まれるような態様でもって、プラグ受口に差し込まれる。
この場合、遠隔作動伸長部への影響はない。これも、また、好ましいことであ
る。なぜなら、このような構成に関しては、モータケーシング側の電源スイッチ
は、最初はOFFの位置にあるべきであるからである。この位置は、電源スイッ
チを作動させることによって意図的に離脱されるだけであるべきである。
さらに、本発明は、モータケーシングを有し、オプションとして、連結フィル
ター室およびアタッチメントステムを有し、そのアタッチメントステムをモータ
ケーシングの近傍のプラグ受口に差し込むことができ、プラグが接点ラグを有す
る、真空掃除機に関する。この場合、アタッチメントステムとモータケーシング
との間の結合を改善するために、接点ラグの前端がプラグ受口の開口部から離れ
て位置するような態様でもって、プラグがプラグ受口に引っ込んで配置されるこ
とが提案される。したがって、モータケーシング側プラグの接点ラグは、プラグ
受口の内側の目に見えない位置に配置され、このことは、例えば真空掃除機が下
に置かれるとき、接点ラグが不注意によって曲げられないようにするものである
。この構成は、また、プラグ受口の内側での信頼性のある結合を保証する。ここ
でのプラグ受口の内壁は、アタッチメントステムの雌型の差込コネクタを横方向
に案内する。さらに、プラグが、プラグ受口において自由に突き出て配置される
ことが提案される。このために、例えば、プラグは、プラグ受口の断面に比べる
と縮小した断面を有してもよい。電気器具ケーシング側電源スイッチの遠隔作動
伸長部は、すでに述べたように、環状の空間すなわちプラグとプラグ受口の内壁
との間に形成される空間に配置されてもよい。プラグ受口に差し込まれるべきア
タッチメントステムは、この遠隔作動伸長部を作動させるために形成された、環
状
空間に突き出る突出部を有してもよい。
この突出部は、例えば、プラグ受口への伸長部を形成するために、アタッチメ
ントステム側の雌型の差込コネクタと一体成形されてもよい。プラグは、好まし
くは、プラグがプラグベースによってプラグ受口に締結されるような態様でもっ
て、モータケーシングに配置される。したがって、プラグハウジングに締結され
たプラグは、プラグ受口に自由に突き出る。プラグとプラグ受口の内壁との間に
形成された環状空間の深さは、プラグベースによって制限され、そのプラグベー
スの断面は、プラグ受口の内部断面に一致する。したがって、このことは、また
、電源スイッチの遠隔作動伸長部を作動させるためのアタッチメントステム伸長
部に対する停止制限装置を提供する。アタッチメントステムとモータケーシング
との間の大きな機械的負荷を伝達するのを保証するために、本発明によれば、ア
タッチメントステム断面の最大自由空間寸法の少なくとも1.5倍、好ましくは
、2倍に相当する寸法にわたって、アタッチメントステムをプラグ受口に押し込
むことができることが提案される。さらに、このために、プラグ受口の開口部か
ら接点ラグの基部までの距離は、アタッチメントステム断面の最大寸法にほぼ相
当することが提案される。この結果として、アタッチメントステムは、好ましく
は、プラグ受口の開口部から接点ラグの基部までの距離だけ接点ラグの基部を越
えて自由に突き出たプラグとプラグ受口の内壁との間に形成された環状空間に入
り込む。ケーシング側の自由に突き出たプラグの長さは、それに応じて選択され
る。さらに、この構成によって、プラグ受口の近辺に異なった役割を有する2つ
の領域が得られる。プラグ受口の開口部に関連する第1の領域は、アタッチメン
トステム側の雌型の差込コネクタまたはアタッチメントステムの代わりに挿入す
ることができる雌型の商用電源差込コネクタ(mains plug-in female connector)
とケーシング側のプラグとの電気的な結合領域を形成する。
次の第2の領域は、アタッチメントステムと電気器具ケーシング側の電源スイ
ッチの遠隔作動伸長部との間の結合領域として設計され、この第2の領域の長さ
、すなわち、プラグの自由に突き出た領域の長さは、好ましくは、電源スイッチ
の最大移動範囲にほぼ相当する。いずれの領域も、アタッチメントステムとモー
タケーシングとの間の機械的な結合領域を提供し、これらの結合領域全体の長さ
は、
大きな力およびモーメントが伝達されてもよいような寸法を有する。本発明の構
成要件の好ましい変形においては、アタッチメントステムおよび/または雌型の
商用電源差込コネクタは、ラッチスタッドを有することが提供される。このラッ
チスタッドは、差し込み方向に垂直に突き出て、プラグ受口のラッチ受口に嵌ま
り込んでラッチする。このラッチは、アタッチメントステムまたは雌型の商用電
源差込コネクタをプラグ受口の内側に確実に保持するように機能する。このラッ
チは、結合を解除するために意図的に外されることだけが可能である。アタッチ
メントステムまたは雌型の商用電源差込コネクタに提供されるラッチスタッドは
、例えば、差し込み方向に垂直なラッチ方向にばねによって付勢されてもよい。
例えば、このために、ラッチスタッドは、下側に圧縮ばねが提供されてもよい。
しかしながら、さらに、様々な設計が考えられ、そこでは、ケーシングスリーブ
のない部分的に切断された嵌め込みによる弾性部分としてラッチスタッドが設計
される。好ましい設計においては、ラッチスタッドを受け入れるためのプラグ受
口側のラッチレセスは、すでに述べたプラグ受口の第1の領域、すなわち、電気
的な結合領域に提供される。アタッチメントステムまたは雌型の商用電源差込コ
ネクタとプラグ受口との間のラッチ結合を解除するために、ラッチ受口は、ラッ
チスタッドを解放するための突出装置を備えることが提案される。
この突出装置を作動させることによって、アタッチメントステムまたは雌型の
商用電源差込コネクタをそれによって取り外すことができるような態様でもって
、ラッチスタッドが、好ましくは、ばねの力に抗して押し下げられる。このとき
、突出装置が例えば金属ような組み込まれた押し出し部を有する軟質プラスチッ
ク部分を備えることが好都合であることがわかっている。また、さらなる実施例
においては、押し出し部は、硬質プラスチック部分であってもよい。
最後に、本発明は、モータケーシングを有し、オプションとして、連結フィル
ター室およびアタッチメントステムを有し、そのアタッチメントステムをモータ
ケーシングの近傍のプラグ受口に差し込むことができ、雌型の商用電源差込コネ
クタを有し、その雌型の商用電源差込コネクタをアタッチメントステムに差し込
むことができる、真空掃除機に関する。この場合、真空掃除機を改善するために
、アタッチメントステムは、一方の側において、雌型の商用電源差込コネクタと
相
互作用するためのプラグを有し、このプラグは、雌型の商用電源差込コネクタの
最大自由空間断面の寸法だけアタッチメントステムのソケット受口において引っ
込められ、アタッチメントステムは、他方の側において、プラグ受口のプラグと
相互作用するための雌型の差込コネクタとして設計されるので、そのプラグは、
アタッチメントステム側のプラグと同じ距離だけ引っ込められるが、アタッチメ
ントステムの中空部分は、少なくとも部分的に、プラグ受口のプラグを被覆する
ことができ、アタッチメントステムの雌型の差込コネクタは、中空部分において
その被覆する距離だけ引っ込めて配置される、ことが提案される。この場合には
、好ましくは、少なくとも2つのフラットピンプラグレセプタクルを有する雌型
の商用電源差込コネクタが使用され、この雌型の商用電源差込コネクタは、差し
込み方向に垂直な断面が非円形であり、対称軸が、もっとも大きな寸法を有する
部分を通って延びる。
具体的には、その設計は、分割軸の上側および下側の断面が、凸状曲線によっ
て境界を定められるような態様でもって、分割軸が対称軸を横切って延びるよう
に選択され、この2つの曲線は、本質的に、異なった半径を有する円の一部から
なる形態である。これによって、楕円形断面の形態が得られ、その2つの部分の
断面の遷移領域は、好ましくは、丸み付けが同じようになされた設計である。好
ましい実施例においては、分割軸の上側に配置される断面部分の半径は、分割軸
の下側を通る曲線の半径よりも大きい。例えば、上側の凸状曲線の半径は、45
〜55mmであってもよく、好ましくは、50mmであり、下側の曲線は、35
〜40mmの半径を有してもよく、好ましくは、37mmである。より大きな半
径を有する曲線の中心は、雌型の商用電源差込コネクタの断面全体の外側に配置
され、より小さな半径を有する曲線の中心は、その断面全体の内部にあることは
重要なことであり、いずれの中心も雌型の商用電源差込コネクタの対称軸上に配
置される。さらに、分割軸の上側および下側を通る2つの曲線は、それぞれ、異
なった半径の複数の円の一部から構成されてもよい。このことによって、雌型の
商用電源差込コネクタの操作しやすい形態が得られる。特に、この設計は、握り
やすいことがわかる。さらに、このことは、非対称および非円形の断面を有する
設計のために、雌型の差込コネクタを関連するプラグの正しい位置に嵌め込むた
めの目に見える助けをユーザに提供する。本発明の構成要件の好ましい変形にお
いては、異なった曲線を有する2つの遷移領域によって与えられる断面の寸法は
、それに垂直なもっとも大きな断面の寸法よりも相当に大きいように配慮される
。
これによって、雌型の商用電源差込コネクタの比較的に偏平な設計が得られる
。分割軸の上下に円の一部からなる形態で設計される断面部分を結合することに
よって、人間工学的に好都合な設計が得られる。これに関する好ましい比は、1
5:10から20:10であり、好ましくは、17:10である。好ましい構成
において、もっとも大きな断面寸法は、約34mmであり、それに垂直に延びる
軸の寸法は、約20mmである。さらに、雌型の商用電源差込コネクタが電気器
具側のプラグ受口またはアタッチメントステム側のプラグ受口に差し込まれる長
さは、雌型の商用電源差込コネクタのもっとも大きな断面寸法にほぼ一致するこ
とが提案される。このことは、もっとも大きな断面寸法と差し込みの長さとの比
が、好ましくは、約1:1であることを意味する。さらに、フラットピンプラグ
レセプタクルは、遷移領域の間を結ぶ直線に関して非対称にずらされる、すなわ
ち、より大きく彎曲した輪郭を有する断面部分の方にずらされることが提案され
る。すでに述べたように、雌型の商用電源差込コネクタは、遷移領域の間を結ぶ
直線に関しては非対称であるが、この直線に垂直に延びる軸に関しては対称であ
る。したがって、フラットピンプラグレセプタクルが、遷移領域の間を結ぶ直線
に垂直に延びる軸に関して対称に配置され、かつ、雌型の商用電源差込コネクタ
の断面全体に関して中心に配置されるならば、そのフラットピンプラグレセプタ
クルは、遷移領域の間を結ぶ直線に関して非対称に配置される。雌型の商用電源
差込コネクタの好ましい設計においては、断面の境界を定め異なった半径を有す
る曲線が、この遷移領域の間を結ぶ直線の上下に提供され、フラットピンプラグ
レセプタクルは、より大きく彎曲する輪郭の方にずらされ、すなわち、より小さ
い半径を有する断面部分の領域におけるより大きく彎曲する輪郭の方にずらされ
る。
2つのフラットピンプラグレセプタクルの中心の間を結ぶ直線が、少なくとも
大体において、雌型の差込コネクタの全断面積の重心を通って延びるような態様
でもって、2つのフラットピンプラグレセプタクルを遷移領域の間を結ぶ直線に
平行にずらすことは、ここでは、好ましいことであり、この断面は異なった半径
を有する曲線からなるために、この重心は、2つの遷移領域の間を結ぶ直線とそ
れに垂直に延びる軸との交点とは一致しない。その他の点では、フラットピンプ
ラグレセプタクルは、従来技術において良く知られるレセプタクルに従って製作
される。フラットピンプラグレセプタクルのそれぞれは、断面が長方形のエント
リー領域を有する。電気的な接続をなす金属の端子スリーブが、雌型の商用電源
差込コネクタの縦方向に伸長するレセプタクルの開口部に提供される。本発明に
よれば、さらに、雌型の商用電源差込コネクタが、ラッチスタッドを有すること
が提案され、このラッチスタッドは、雌型の商用電源差込コネクタの外側表面を
越えて突き出て、フラットピンプラグレセプタクルの軸に垂直に弾性を有する。
この構成は、プラグ装置が引き抜かれることを防止する。雌型の商用電源差込コ
ネクタが、電気器具側および/またはアタッチメントステム側の対応する設計を
有するプラグ受口に差し込まれたとき、このラッチスタッドがラッチレセスに入
り込む。このラッチは意図的に外されるだけであり、そのために、突出装置また
はそれに類似するような形態からなる適切なボタン部材がプラグ受口の近辺に提
供されてもよい。
このことは、真空掃除機においては特に有益である。なぜなら、ここでは、雌
型の商用電源差込コネクタへの引張荷重によって、このプラグ結合が、好ましく
ない外れ方をすることがあるからである。さらに、このラッチスタッドは、より
大きくは彎曲していない輪郭の外側に配置されることが提案される。ラッチスタ
ッドが、フラットピンプラグレセプタクルに関してほぼ中央に位置合わせされる
ことは、ここでは、特に有益であることがわかる。好ましい構成においては、雌
型の商用電源差込コネクタの断面のより大きくは彎曲していない輪郭は、雌型の
商用電源差込コネクタの上側の領域を形成し、雌型の商用電源差込コネクタを掴
むときにラッチスタッドが人間工学的に好ましい位置にあるという利点が結果と
して得られるので、雌型の商用電源差込コネクタを電気器具側および/またはア
タッチメントステム側のプラグ受口に差し込むために、このスタッドは、親指で
非常に簡単に押し下げることができる。さらに、電気器具側および/またはアタ
ッチメントステム側のプラグ受口にラッチスタッドに関連する傾斜した助走表面
(run-up surface)を提供してもよく、雌型の商用電源差込コネクタが挿入されて
い
るとき、この助走表面がラッチスタッドを押し下げる。好ましい実施例において
は、断面でみれば、非導電性の円形プラグレセプタクルが、2つのフラットピン
プラグレセプタクルの間に形成される。このような方法で形成される円形プラグ
レセプタクルは、その結果として、接点スリーブのない盲のレセプタクルとして
設計される。モータケーシングのプラグ受口は、実質的に、アタッチメントステ
ムの雌型の受口に合わせて設計される。唯一の違いは、プラグ受口に配置される
プラグの断面がより小さいことであり、それによって、環状空間が、プラグとプ
ラグ受口の内壁との間に残される。このために、ケーシング側のプラグは、プラ
グベースに配置され、プラグ受口の内部に自由に突き出る。アタッチメントステ
ムが差し込まれるとき、このアタッチメントステムの中空部分が、上に述べたよ
うに形成された環状空間の中に入り、この中空部分は、アタッチメントステム側
の雌型の差込コネクタの伸長部として配置される。
このアタッチメントステム側の雌型の差込コネクタの断面は、ケーシング側の
プラグに一致する。さらに、その設計は、雌型の商用電源差込コネクタを、アタ
ッチメントステムの雌型の受口およびモータケーシングのプラグ受口のいずれに
も差し込むことができるように選択され、換言すれば、アタッチメントステムの
雌型の受口およびモータケーシングのプラグ受口は、同じ断面で設計される。雌
型の商用電源差込コネクタの長さは、それがモータケーシングのプラグ受口に差
し込まれたとき、それがプラグとプラグ受口の内壁との間に形成された環状空間
に入ることがないように選択される。アタッチメントステムの雌型の受口および
モータケーシングのプラグ受口は、雌型の商用電源差込コネクタおよびアタッチ
メントステムの端部の断面に一致する内部断面を有する。この設計の結果として
、プラグ受口には、雌型の商用電源差込コネクタまたはアタッチメントステムの
端部を案内する機能がもたらされる。雌型の商用電源差込コネクタが、わずかに
ねじれた位置でプラグ受口に入れられた場合には、凸状曲線が、その雌型の商用
電源差込コネクタをプラグ受口の方向に向ける。雌型の商用電源差込コネクタは
、好ましい差し込み位置に自動的に入り込む。さらに、それらの形状は、ほんの
わずかな非対称性があるだけにもかかわらず、間違って操作した場合にかなりの
阻止効果がある。例えば、雌型の商用電源差込コネクタが180°だけねじれた
位
置でプラグ受口に挿入される場合、この雌型の商用電源差込コネクタは、差し込
むことができない。この場合には、上述のプラグ受口の案内機能も働かない。さ
らに、ユーザは無理に結合することができないので、間違った操作が防止される
。
上述の構成のために、本発明による真空掃除機は、1本の接続コードだけを用
いることによって、床または床よりも高い所での作業に極端に簡単な方法で使用
することができる。その接続コードは、ただ単にアタッチメントステムの上端か
らモータケーシングのプラグ受口に移し変えられるだけである。ここでのプラグ
受口は、アタッチメントステムとモータケーシングとの間の大きな機械的負荷を
良好に伝達し、商用電源ケーブル(mains cable)すなわち雌型の商用電源差込コ
ネクタおよびアタッチメントステムを暗号化し(coding)、アタッチメントステム
とモータケーシングとの間で電気的な接触をなし、アタッチメントステムおよび
雌型の商用電源差込コネクタの簡単な取り付けおよび取り外しを可能にする役割
を果たすものである。力およびモーメントを伝達できるようにするために、好ま
しくは型出しされたアルミニウム管(profiled aluminium tube)として製造され
たアタッチメントステムは、好ましくは、少なくとも80mmはプラグ受口に入
り込む。真空掃除機の電子装置が機能するためには、アタッチメントステムまた
は雌型の商用電源差込コネクタがすでに差し込まれているかどうかを認識するこ
とが絶対的に必要である。アタッチメントステムが差し込まれていれば、電子装
置は、設定値発生装置(set point generator)として、また、商用電源スイッチ
として、アタッチメントステムに組み込まれた電位差計/スイッチモジュールを
使用する。対照的に、雌型の商用電源差込コネクタが差し込まれていれば、電気
器具本体に配置された電位差計/スイッチモジュールが、設定値発生装置として
、また、商用電源スイッチとして機能する。アタッチメントステムを結合するの
とは対照的に、アタッチメントステムの上端に商用電源ケーブルを結合するとき
には、要求されることは、それらの電気的な接続および簡単な取り付けと取り外
しだけである。ここでは、大きな機械的力は発生しない。さらに、空間の面から
、例えば80mmの挿入長は、この場所では一般には不可能である。その結果と
して、アタッチメントステムおよび雌型の商用電源差込コネクタの外形は同じも
のとなり、アタッチメントステム管および雌型の商用電源差込コネクタのラッチ
は同じ
ものとなり、アタッチメントステムおよび雌型の商用電源差込コネクタが暗号化
される。
さらに、アタッチメントステムの差し込みの長さは、好ましくは、少なくとも
80mmであり、雌型の商用電源差込コネクタの差し込みの長さは、好ましくは
長くても35mmである。この2つの寸法は、見たところ矛盾するものであるが
本発明によれば、お互いに両立させることができる。なぜなら、電気的な接触は
差し込み開口部の後方35mm以内でなされるのに、アタッチメントステム管は
電気的な接触をなすためには80mmだけ押し込まれなければならないからであ
る。同時に、この寸法は、アタッチメントステムと雌型の商用電源差込コネクタ
とを暗号化する簡単な方法を提供する。さらにまた、上述のように、アタッチメ
ントステムおよび雌型の商用電源差込コネクタのいずれもが、要求通りに、モー
タケーシングに差し込まれることが可能ではあるが、雌型の商用電源差込コネク
タだけが、アタッチメントステムの上端に差し込まれることができることを保証
できる。さらに、アタッチメントステムおよび雌型の商用電源差込コネクタの独
特の輪郭は、なんどもの反復する曲げと真空掃除機の操作中に発生する荷重とに
耐えることができない商用電源ケーブルを使用することを確実に不可能にする。
さらに、アタッチメントステムが差し込まれたとき、電気器具本体に配置された
電位差計/スイッチモジュールが、スイッチが接続される位置に動かされること
は好都合なことであることがわかる。これはなくてはならないものである。なぜ
なら、アタッチメントステムに設けられた電源スイッチおよびモータケーシング
に設けられた電源スイッチは、直列に配置されるからである。このために、本発
明による配置においては、モータケーシングに設けられた電源スイッチは、80
mmの長さまで差し込まれるアタッチメントステム管によってそれの限界位置ま
で押し込まれる。床上の作業に切り換える場合、雌型の商用電源差込コネクタが
差し込まれるときに、電気器具全体が動きだすことがないようにするために、こ
のスイッチが、アタッチメントステムが取り外されるときにそれのOFFの位置
に再び引き戻されなければならない。このために、電源スイッチとアタッチメン
トステム管との間に結合が提供される。
本発明が、1つの好ましい実施例のみを説明する図面を参照して以下に説明さ
れる。
図1は、モータケーシングと連結フィルター室とを有する本発明による真空掃
除機を示す斜視図である。アタッチメントステムは、ケーシングの近傍のプラグ
受口に差し込まれ、雌型の商用電源差込コネクタは、アタッチメントステムに差
し込まれている。
図2は、図1に対応する斜視図であるが、すでに、アタッチメントステムが、
モータケーシングから取り外され、雌型の商用電源差込コネクタが、アタッチメ
ントステムから取り外された後である。
図3は、図1に対応するさらなる斜視図であるが、アタッチメントステムが省
略され、雌型の商用電源差込コネクタが、この場合には、モータケーシングの近
傍のプラグ受口に直接に差し込まれている。
図4は、図2の拡大詳細図であり、ケーシングの近傍のプラグ受口を示す。
図5は、ケーシングの近傍のプラグ受口を示す端面図である。
図6は、プラグ受口に対応するアタッチメントステム端部を示す部分的に切り
取られたさらなる詳細斜視図である。
図7は、アタッチメントステム側の雌型の受口の近辺を示すさらなる詳細斜視
図である。
図8は、雌型の商用電源差込コネクタだけを示す斜視図である。
図9は、雌型の商用電源差込コネクタを示す拡大端面図である。
図10は、雌型の商用電源差込コネクタを示す側面図である。
図11は、雌型の商用電源差込コネクタを示す平面図である。
図12は、アタッチメントステム側の雌型の受口を示す端面図である。
図13は、図12の線分XIII−XIIIにおける断面図である。
図14は、図13に対応する断面図であるが、すでに、雌型の商用電源差込コ
ネクタが雌型の受口に押し込まれた後である。
図15は、モータケーシングの近傍のプラグ受口の近辺を示す断面図である。
図16は、図15の部分拡大図である。
図17は、図15に対応する断面図であるが、アタッチメントステムは、プラ
グ受口に途中まで押し込まれ、このアタッチメントステムの端部の近辺が部分的
に切り取られている。
図18は、図16に対応する断面図であるが、図17に示されるアタッチメン
トステムの位置関係を説明するものである。
図19は、図15のさらなる断面図であるが、アタッチメントステムは、完全
に押し込まれている。
図20は、図16のさらなる断面図であるが、図19に示される断面図におけ
る位置関係を説明するものである。
図21は、図19に対応する断面図であるが、アタッチメントステムがプラグ
受口から引き抜かれているときの中間位置を示す。
図22は、図20に対応する断面図であるが、図21に示される断面図におけ
る位置関係を説明するものである。
図23は、図15に対応する断面図であるが、雌型の商用電源差込コネクタが
、プラグ受口に差し込まれている。
図24は、図16に対応する断面図であるが、図23に示される断面図におけ
る位置関係を説明するものである。
図1を参照して、まず最初に、モータケーシングGおよびフィルター室10を
備えた真空掃除機について例を示して説明する。このモータケーシングGは、プ
ラグ受口21を備えた伸長アーム20を有する。好ましくはアルミニウム管とし
て設計されたアタッチメントステムStが、このプラグ受口21に差し込まれる
。このアタッチメントステムは、モータケーシングGから離れたそれの端部領域
に取っ手22を有する。接続コード2を介して電気接続が提供され、この接続コ
ード2は、一方の端部に一般的な電気的なプラグを有し、他方の端部に発熱しな
い電気器具用嵌め込みコネクタとして設計された雌型の商用電源差込コネクタN
を有する。この雌型の商用電源差込コネクタNは、図1でみれば、取っ手22の
近辺に設けられたアタッチメントステム側の雌型の受口9に差し込まれる。
アタッチメントステムStおよびモータケーシングGのいずれもが、電位差計
/スイッチモジュールとして形成された電源スイッチ23および24をそれぞれ
有する。これらの電源スイッチ23および24は、スライドスイッチとして形成
され、電源スイッチ23は、取っ手22の近辺に配置され、電源スイッチ24は
、モータケーシングGの伸長アーム20の近辺に配置される。
本発明によれば、雌型の商用電源差込コネクタNはアタッチメントステムSt
から取り外すことができるように、また、アタッチメントステムStはモータケ
ーシングGから取り外すことができるように設計される。このことが、図2に例
として示される。これは、雌型の商用電源差込コネクタNをプラグ受口21を介
して直接にモータケーシングに接続することを結果として可能にし、アタッチメ
ントステムStを省くことを結果として可能にする。その構成は図3に示される
。この結果、床より高い所での作業に真空掃除機1を使用するときの操作に都合
が良い構成が得られる。
図7〜図14を参照して、雌型の商用電源差込コネクタNおよび雌型の受口9
について以下でより詳細に説明する。
この雌型の商用電源差込コネクタNの差し込み方向rに垂直な断面は、非円形
の形状に設計され、対称軸xが、もっとも大きな寸法を有する部分を通って延び
る。図10からわかるように、雌型の商用電源差込コネクタNは、本質的に、順
に配置される2つの領域からなる。まず最初に、差し込み領域Aがあり、これは
、対称軸xを横切って延びる分割軸yを有し、この分割軸yによって、断面が上
側領域と下側領域とに分割され、この2つの領域は、異なった面積を有する。雌
型の商用電源差込コネクタNの第2の部分は、第1の部分Aに隣接し、接続部分
Bを形成する。上述の接続コード2は、この接続部分Bに配置され、接続コード
2のための一般的な引き抜け防止装置(図示しない)が部分Bに存在する。この
領域Bは、円錐台の形状に設計され、それの外側には、掴むことを容易にするた
めのリブ4を有する。
差し込み領域Aの断面は、分割軸yの上下に曲率K1およびK2を有する凸状
の曲線によってそれぞれ境界が定められ、曲率K1およびK2を有するこの2つ
の曲線は、ほぼ円の一部からなる形態を有する。分割軸yの上を通る曲率K1の
曲線は、この例においては、分割軸yの下を通る曲率K2の曲線よりも大きくは
彎曲しておらず、そのことは、曲率K1を有する上側の曲線の半径は、曲率K2
を有する下側の曲線の半径よりも大きいことを意味する。丸みのある接合曲線の
形態による滑らかな変化が、曲率K1およびK2を有する異なった曲線の間のそ
れぞれの遷移領域Uに提供される。これらの遷移領域Uの間を結ぶ直線が、上述
の分割軸yを形成する。
フラットピンプラグレセプタクル6が、雌型のコネクタの端面5からなる領域
に開口し、それは、断面が長方形の形状を有する。この例において、この長方形
の断面のより長い辺は、長さ/幅の比が約15:10mmまたは約8.5:5.
5mmでもって対称軸xに平行に配置される。この2つのフラットピンプラグレ
セプタクル6は、約9mmの距離だけお互いから離れて分割軸yの軸方向に平行
に配置され、そして、軸xに関して対称に配置される。
図9からわかるように、フラットピンプラグレセプタクル6は、分割軸yに平
行に延びる2つのフラットピンプラグレセプタクル6の中心軸が、表面のほぼ中
心Fを通って延びるような態様で分割軸yに関して非対称に、すなわち、より大
きく彎曲した輪郭K2を有する断面部分の方にずれている。
円形プラグレセプタクル7が、断面でみれば、2つのフラットピンプラグレセ
プタクル6の間に配置され、円形の断面を有する。ここでの配置は、円形プラグ
レセプタクル7の対称軸が、雌型の商用電源差込コネクタNの対称軸xに一直線
に重なり合うようになされ、かつ、この軸xに垂直に延びる円形プラグレセプタ
クル7の対称軸が、高さに関して、フラットピンプラグレセプタクル6の下側エ
ッジと実質的に一直線に重なり合うようになされている。
フラットピンプラグレセプタクル6は、内部に配置された導電性の端子スリー
ブ8を有し、その端子スリーブ8の背面には、コード2のそれぞれの電線が接続
される。円形プラグレセプタクル7は、盲のレセプタクルとして設計されるので
非導電性である。
図示される好ましい実施例において、曲率K1を有する曲線の半径R1は約5
0mmの寸法を有し、曲率K2を有する曲線の半径R2は約37mmの寸法を有
する(図9参照)。曲率K1およびK2を有する曲線間の遷移領域Uは、同様に
、円の一部からなる形態でもって設計される。
さらに、これらの寸法は、曲率K1を有する曲線の幾何学的中心M1が、雌型
の商用電源差込コネクタNの断面全体の外側にあるのに対し、曲率K2を有する
曲線の幾何学的中心M2は、断面全体の内側に配置されることを意味する。幾何
学的中心M1およびM2のいずれもが、対称軸x上に配列される。
この非対称な断面の設計のために、対称軸xに垂直にみると、結果として得ら
れる面積の中心Fは、対称軸xと分割軸yとの交点に一致しない。むしろ、この
面積の中心Fは、図9に関しては分割軸yの下に形成され、すなわち、曲率K2
を有するより大きく彎曲した曲線に向かう方向にずれている。
上述の幾何学的な寸法は、断面に関して、幅/高さの比が約17:10となる
。このことは、好ましい実施例に関しては、2つの遷移領域Uによって与えられ
る断面の寸法bが、約34mmとなり、それに垂直なもっとも大きな寸法cが、
約20mmとなる。
さらに、図11からわかるように、差し込み領域Aは、差し込み領域の長さ1
1が断面の幅の寸法bにほぼ一致するような寸法を有する。
さらに、雌型の商用電源差込コネクタNは、外側表面に突き出たラッチボス1
8を有し、このラッチボス18は、フラットピンプラグレセプタクル6の軸方向
に垂直な弾力を有する。具体的には、その配置は、ここでは、ラッチボス18が
、曲率K1を有する曲線によって表現される差し込み領域Aの外側表面の上部に
配置されるようになされ、2つのフラットピンプラグレセプタクル6の間の中央
に配置される。さらに、その位置は、ラッチボス18が、差し込み領域Aの縦の
長さ11に沿ったところのほぼ中央に配置されるように選択される。
このラッチボス18は、ラッチボス18が差し込み領域Aの外壁内に完全に沈
み込むような態様でもって、差し込み領域Aに配置された圧縮ばね19に抗して
移動することができる。
ラッチボス18を差し込み領域Aの上側に配置することは、また、特に、ラッ
チボス18をそこのほぼ中央に配置することは、ただ親指の力を用いるだけでラ
ッチボス18を押し込めることができる人間工学的な利点を提供する。
アタッチメントステム側の雌型の受口9は、実質的に、ケーシング13と、こ
のケーシング13に収容されたプラグ14とからなる。このプラグ14は、ハウ
ジング13の正面エッジに関して引っ込んだ位置にあり、この正面エッジは、雌
型の受口9の外壁に面するので、プラグ14の正面に空洞が形成される。プラグ
14に配置されたフラットピンプラグ12が、この空洞に突き出て、これらのフ
ラットピンプラグ12の長さは、同一方向において測定される空洞の深さよりも
短い。フラットピンプラグ12は導電性であり、プラグ14の近辺のその背面に
おいて、対応する接続コードに接続される。
図12から良くわかるように、雌型の受口9は、特にそれのケーシング13に
おいて、雌型の商用電源差込コネクタNの断面に対応する断面を有する。ケーシ
ング13の内壁の断面は、雌型の商用電源差込コネクタNの外側の断面に一致す
る。ケーシング13のこの対応する半径および空間寸法(clear dimension)は、
雌型の商用電源差込コネクタNのそれらよりもわずかに大きいように選択される
ので、雌型の商用電源差込コネクタNを雌型の受口9すなわち空洞11に問題な
く案内することができる。
雌型の受口9の場合にも、その断面は、分割軸y′の上に配置される断面部分
と、分割軸y′の下に配置される断面部分とからなる。この場合の上側領域は、
曲率K3の凸状曲線によって境界が定められ、また、下側領域は、曲率K4の凸
状曲線によって境界が定められる。ここでも、曲率K3を有する上側の曲線の半
径は、曲率K4を有する下側の曲線の半径よりも大きい。
さらに、雌型の商用電源差込コネクタNおよび雌型の受口9のいずれにおいて
も、2つの遷移領域Uの間の寸法は、それに垂直な断面のもっとも大きな寸法よ
りも相当に大きいことがわかる。
上述のフラットピンプラグ12は、雌型の商用電源差込コネクタNが雌型の受
口9に差し込まれたときにフラットピンプラグ12がフラットピンプラグレセプ
タクル6を通り端子スリーブ8に入って結合をなすような態様でもって、プラグ
14に配置される。さらに、図13および図14から、差し込み方向rにおいて
測定される差し込み領域Aの長さ11は、同一方向において測定される雌型の受
口9の深さ12に一致するので、雌型の商用電源差込コネクタNが雌型の受口9
に差し込まれたのちに雌型の商用電源差込コネクタNの接続領域Bだけが雌型の
受口9から露出することがわかる。このことが、2つの領域AおよびBのさらな
る機能をもたらす。
領域Aは、プラグ装置を実現するための実際の結合領域である。領域Bは、操
作領域として機能し、雌型の商用電源差込コネクタNは、雌型の受口9への挿入
あるいは雌型の受口9からの取り外しのためにこの領域を掴まれる。
雌型の受口9は、それのケーシング13からなる領域に、傾斜した助走表面2
5を有し、この助走表面25は、差し込み操作時に、雌型の商用電源差込コネク
タNのラッチボス18を圧縮ばね19に抗して押し下げる。
図14に示される結合位置において、このラッチボス18は、雌型の受口9の
ハウジング側の内腔26に収容される。圧縮ばね19によってこの内腔26の中
に入り込んだラッチボス18は、雌型の商用電源差込コネクタNが雌型の受口9
の外に意図せずに引き抜かれることを防止する。
この結合は、意図的に解除されることだけが可能である。これをなすために、
雌型の受口9は、ボタン部材27を有する。このボタン部材27は、曲率K3の
曲線によって形成された上側のより少なく彎曲した外側表面上の差し込み側の近
辺においてケーシング13に一体成形される。一体成形の場合、ケーシング13
とボタン部材27との間の遷移領域は、例えば遷移領域における材料がより薄く
されることによる弾性を有する構造である。下向きの、すなわち、ケーシング1
3の内腔26の方へ向いている解放フィンガー28が、ボタン部材27の内側に
一体成形される。
プラグ接続を解除するために、ボタン部材27が押されれば、ボタン部材27
が解放フィンガー28とともに下に傾き、解放フィンガー28の自由端が、圧縮
ばね19の力に抗してラッチボス18を後退させ、その結果、ラッチボス18が
、ケーシング内腔26をなす領域から押し出される。このようにして、雌型の商
用電源差込コネクタNを取り外すことが可能である。
この例示された引き抜け防止装置は、真空掃除機には特に好ましいものである
。なぜなら、ここで、プラグ装置がラッチ機構を持たなければ、雌型の商用電源
差込コネクタNは、操作中に不注意によって引き抜かれることがあり、そのこと
は、安全面の理由から好ましくないからである。
モータケーシングGのプラグ受口21を有する伸長アーム20は、管状の設計
を有する。ここで、プラグ受口21は、伸長アーム20の自由に突き出た端部領
域に配置され、プラグ受口21の開口部断面は、雌型の受口9の開口部断面に一
致する(これに関しては図5および図12を参照)。さらに、この結果として、
プラグ受口21の内壁の断面は、雌型の商用電源差込コネクタNの外側の断面に
一致することになり、プラグ受口21の半径および空間寸法は、雌型の商用電源
差込コネクタNのそれらよりもわずかに大きいように選択されるので、雌型の商
用電源差込コネクタNを問題なくプラグ受口21に案内することができる。
プラグ受口21の場合にも、その断面は、分割軸y″の上側に配置された断面
部分と、分割軸y″の下側に配置された断面部分とからなる。この場合には、上
側領域は曲率K5の凸状曲線によって境界を定められ、下側領域は曲率K6の凸
状曲線によって境界を定められる。ここでも、曲率がK5の上側曲線の半径は、
曲率がK6の下側曲線の半径よりも大きい。
具体的には、このことは、曲率K5の上側曲線を表現する半径R5は半径R1
にほぼ一致し、曲率K6の曲線を表現する下側の半径R6は雌型の商用電源差込
コネクタNの半径R2にほぼ一致することを意味する。
プラグ受口21に配置されたプラグ29は、プラグベース30によってプラグ
受口21に締結される。このプラグベース30は、伸長アーム20すなわちプラ
グ受口21の中空断面に一致する断面を有する。プラグベース30は、それがプ
ラグ受口21に正確に嵌まり込んで伸長アーム20の内壁に例えば接着剤によっ
て接続されるような具合に結合される。
プラグベース30に配置されるプラグ29は、プラグベース30から出てプラ
グ受口21の空間に自由に突き出て、そのために、プラグ29の断面は、プラグ
ベース30の断面すなわちプラグ受口21の内壁の断面よりも小さい。ここでも
、その断面は、本質的に、接合した曲率K7の上側領域と曲率K8の下側領域と
からなり、その寸法および半径は、プラグ受口21のそれらに正比例する。
プラグ29が自由に突き出た構成から、プラグ受口の内壁31とプラグ29の
外壁との間に環状の自由空間32が得られる。図示される好ましい実施例におい
ては、プラグ受口の内壁31とプラグ29との間の距離は、約3mmである。
プラグ29およびプラグベース30は、好ましくは、構成要素からみれば一体
のものとしてお互いが接続される。プラグ29の自由端33には、プラグ受口の
空間21に自由に突き出たフラットピンプラグ34が配置される。このフラット
ピンプラグ34は、雌型の商用電源差込コネクタNのフラットピンプラグレセプ
タクル6に対応するように端面33に配置される。図5からわかるように、円形
プラグ35が、曲率K8の下側領域に結合された2つのフラットピンプラグ34
の間の中央に提供され、この円形プラグも同様にプラグ受口の空間21に突き出
ている。
アタッチメントステムStが挿入されているとき、この円形プラグ35は、ア
タッチメントステムStまたはその取っ手22に配置された電源スイッチ23か
らの信号を伝達するように機能する。
フラットピンプラグ34および円形プラグ35のいずれもが、導電性であり、
プラグ29またはプラグベース30の近辺のその背面において、対応するそれぞ
れの接続コード36に接続され、この接続コード36は、モータケーシングG内
で電子装置またはそれに類似するものに接続される。
プラグ29およびプラグベース30の位置は、端面33からプラグ受口21の
開口部までを測定した距離13が、雌型の商用電源差込コネクタNの部分Aの長
さ11に一致するように選択される。図示される好ましい実施例においては、雌
型の商用電源差込コネクタNに一致して、寸法13は35mmが選択される。さ
らに、このことによって、プラグ受口21の寸法13は、雌型の受口9の寸法1
2に等しいことになる。
さらに、この配置は、フラットピンプラグ34および円形プラグ35の終端が
、開口部37からかなり離れた配置である。このことは、同様に、雌型の受口9
のフラットピンプラグ12にも当てはまる。
全体の長さ14は、第1の自由な長さ13と、根元領域38から端面33まで
を測定したプラグ29の自由に突き出た部分の長さ15を加算することによって
計算される(これに関しては図15参照)。ここでの好ましい設計は、図示され
るように、寸法14が少なくとも寸法13の2倍になるように設計されたもので
ある。図示される好ましい実施例において、寸法14は、測定すると80mmで
あり、その結果として、プラグ29の自由に突き出た長さ15は、好ましくは、
45mmである。
開口部37とプラグ29の端面33との間の自由領域において、プラグ受口2
1はラッチ受口39を有し、例えば雌型の商用電源差込コネクタNのラッチボス
18が、その中に嵌まり込むことができる。このラッチ受口39は、ラッチ受口
39内に入るラッチスタッドを解放するための突出装置40を備える。この突出
装置40は、金属からなる組み込まれた押し出し部42を有する軟質プラスチッ
ク部41を備え、この押し出し部42が、ラッチ受口39内に突き出る。この押
し出し部42は、硬質プラスチックから製造されてもよい。軟質プラスチック部
41がラッチ受口39の近辺に結合されので、そのラッチを解除するためには、
ただ単にこの軟質プラスチック部41を押し下げることによって、このラッチ受
口39内にあるラッチボスを受口から押し出すような態様でもって押し出し部4
2を押し下げる。
すでに述べたように、スライドスイッチとして設計された電源スイッチ24が
モータケーシングGの伸長アーム20に配置される。図15〜図24に示される
断面図においては、電源スイッチ24のスライド操作ボタン43だけが図示され
、すなわち、ボタン43によって作動させられる電位差計/スイッチモジュール
は省略される。しかしながら、ボタン43は、良く知られた態様でこのモジュー
ルに接続されているので、ボタン43のスライド運動は、モータの回転を切り換
えかつ、制御するためにモジュールに直接に伝達される。
スライド操作ボタン43は、伸長アーム20の壁面にある縦方向のスロット4
4に露出して配置される。ボタン43は、それが確実に保持されるようにこの縦
方向のスロット44に沿って伸長する。スロット44の裏面には、すなわち、伸
長アームのスリーブの内部壁面には、操作ボタン43がフランジ状のつば45を
有し、伸長アーム20の縦軸を横断して計ったそれの幅は、同じ方向で測定され
る縦方向のスロット44の幅よりも大きいように選択される。伸長アーム20の
縦軸において計ったつば45の長さは、同じ方向で計った縦方向のスロット44
の長さの約1.5倍であり、同じ方向で計ったハンドル43の長さは、縦方向の
スロット44の長さのほぼ半分である。したがって、縦方向のスロット44は、
一例として、縦方向のスロット44の下に配置される例えば電位差計/スイッチ
モジュールのような部品を埃から保護するために、ボタン43すなわち電源スイ
ッチ24の全移動範囲にわたってその裏面を覆われる。
ゆえに、結果として、ボタン43すなわち電源スイッチ24の移動範囲は約2
0〜25mmである。
図15に示される基本的な位置において、つば45の上側の横エッジ46は、
プラグ背面47の高さにまで達する。
さらに、電源スイッチ24あるいはそのスライド操作ボタン43は、遠隔作動
伸長部48を有し、その遠隔作動伸長部48は、プラグ29から遠く離れたつば
45の近辺の裏面から現れて図15に示される基本的な位置におけるプラグ29
の端面33にまで伸長する。
具体的には、遠隔作動伸長部48の設計は、まず、つば45の裏面から現れて
、つば45と鋭角をなす部分が、つば45の上側の横エッジ46の近辺にまで伸
長するように選択される。この部分は、図面において符号49によって示され、
つば45の裏面に押しつけられて支持されるか、あるいは、構成要素の点からみ
て、一体成形によってそこに結合された側壁(side wall)を有する硬質の部分と
して設計される。つば45の上側の横エッジ46に面する部分49の端部の近辺
には停止装置50が形成され、この停止装置50は、つば45に垂直な方向を有
し、部分49の自由端からカラー45の裏面にまで伸長する。
プラグ受口21の方へ自由に突き出た遠隔作動伸長部48の第2の部分51は
、停止装置50からつば45への遷移領域において、停止装置50と一体成形さ
れる。第2の部分51のこの自由に突き出た設計によって、第2の部分は弾性変
形することができる。それの自由端52において、遠隔作動伸長部48すなわち
それの第2の部分51は、下向きのすなわちプラグ受口の内壁31に顔をそむけ
たボス状突起として形成されたラッチ突起53を有する。
遠隔作動伸長部48の自由に突き出た部分51は、少なくともラッチ突起53
の近辺においては、プラグ29とプラグ受口の内壁31との間に形成された環状
の自由空間32に位置する。プラグベース領域を移動させるために、プラグベー
ス30は、プラグ受口の内壁31の方へ開口する溝54を有し、その溝の側壁は
、同時に、部分51を横方向に案内する。
雌型の受口9と対応するような態様でもって、プラグ受口21も、同様に、傾
斜した助走表面55を有し、この助走表面55は、差し込み操作時に、ラッチボ
スをばねに抗して移動させる。
雌型の差込コネクタ57が、アタッチメントステムStの自由端領域にある開
口部56から距離16だけ離れて位置し、このアタッチメントステムStは、取
っ手22から遠く離れており、図6に示されるように、そして、すでに述べたよ
うに管状の設計である。この雌型の差込コネクタ57は、例えば、環状のアタッ
チメントステムStの内壁に接着剤によって結合される。
雌型の商用電源差込コネクタNと同様の態様でもって、雌型の差込コネクタ5
7は、2つのフラットピンプラグレセプタクル58と、これらの2つのフラット
ピンプラグレセプタクル58の間に配置された円形プラグレセプタクル59とを
有する。雌型の商用電源差込コネクタNと対照してみると、この雌型の差込コネ
クタ57においては、3つのレセプタクル58および59のすべては、導電性で
あり、雌型の差込コネクタ57の背面においてアタッチメントステムSt内を通
る接続コード60に接続される。フラットピンプラグレセプタクル58の2つの
電線の他端は、雌型の受口側のプラグ14のフラットピンプラグ12に接続され
る。円形プラグレセプタクル59に接続された電線は、取っ手22に配置された
電源スイッチ23に引き込まれる。これらの接続は、詳細には図示されない。
アタッチメントステムStの開口部56から雌型の差込コネクタ57が後退さ
せられる寸法16は、プラグ受口21において自由に突き出たプラグ29の寸法
15すなわちプラグ29とプラグ受口の内壁31との間に形成された自由空間3
2の長さに一致する。
長さ16の全体にわたって形成される中空部分61の断面領域は、それの外側
の輪郭部分でもって雌型の商用電源差込コネクタNの外側の輪郭部分に合わせら
れる。分割線y′′′の上側を通る曲率K9の曲線は、その設計に関しては、雌
型の商用電源差込コネクタNの曲率がK1の曲線と一致し、したがって、本質的
に、プラグ受口21の近辺の曲率K5の曲線とも一致する。それに応じて、分割
線y′′′の下側を通る曲率K10の曲線は、雌型の商用電源差込コネクタNの
曲率がK2の曲線と一致し、また、本質的に、プラグ受口21の近辺の曲率K6
の曲線とも一致する。
中空部分61の肉厚は、プラグ受口21の自由空間32の幅に一致するように
選択される。図示される好ましい実施例においては、この中空部分61は、約3
mmの肉厚を有する。このことによって、プラグ29の外側輪郭をなす曲率がK
7およびK8の曲線に本質的に一致する曲率がK11およびK12の内側曲線が
得られる。
さらに、その設計は、中空部分61の長さ16が、アタッチメントステムの断
面のもっとも大きな自由空間寸法の約2.3倍に対応するような設計であり、そ
のもっとも大きな自由空間寸法は、雌型の商用電源差込コネクタNの寸法bに等
しい。
アタッチメントステムStは、ほぼ雌型の差込コネクタ57の高さに、ラッチ
ボス62を有し、このラッチボス62は、外側表面を越えて突き出て、雌型の商
用電源差込コネクタNと同じような態様でもって、雌型の差込コネクタ57のフ
ラットピンプラグレセプタクル58の軸方向に垂直に付勢される。このラッチボ
ス62は、図17〜図22に示される。
中空部分61は、その中空部分61の曲率がK9の曲線によって表現される上
側の外側表面に、開口部56の近傍に配置されたラッチレセス63を有し、その
外側表面にはラッチボス62が配置される。
アタッチメントステムStの雌型の差込コネクタ側の自由端がプラグ受口21
に押し込まれた場合、まず最初に、中空部分の壁の端部が、開口部56の近辺に
おいて遠隔作動伸長部48の自由端52に作用し、その伸長部が、まず、プラグ
端面33の高さに置かれる。この位置において、フラットピンプラグ34および
円形プラグ35は、まだ、連結されることなくアタッチメントステムStの中空
部分61に存在する。この位置は図17および図18に示される。矢印rの方向
にアタッチメントステムStがさらに動かされると、まず最初に、遠隔作動伸長
部48の弾性端部52が撓められるので、アタッチメントステムがさらに押し込
まれると、ラッチ突起53がラッチレセス63に入る。この結果、アタッチメン
トステムStが、さらに方向rに動かされて、図19および図20に示される限
界位置に到達したとき、遠隔作動伸長部48がラッチを介して引きずられ、結果
として、電源スイッチ24すなわちそれのスライド操作ボタン43は、最大位置
に移動させられる。押し込まれるときに、アタッチメントステムStは、それの
中空部分61の領域がプラグ受口21のプラグ29を介して移動し、中空部分の
壁体が自由空間32の中に入り込む。上述した長さの比のために、図19および
図20に示される限界位置では、アタッチメントステムStは、それの開口部側
の端面の近辺における一方の側においてプラグベース30に支持され、かつ、そ
れの雌型の差込コネクタ面の近辺における他方の側においてプラグ側端面33に
支持される。電気コードを結合するために、フラットピンプラグ34および円形
プラグ35が、雌型の差込コネクタ57のフラットピンプラグレセプタクル58
および円形プラグレセプタクル59に差し込まれる。
この限界位置において、アタッチメントステムStのラッチボス62が、プラ
グ受口21のラッチ受口39に嵌まり込む。この嵌まり込みによるラッチは、軟
質プラスチック部41に組み込まれた押し出し部42がラッチボス62をばねの
力に抗して押し下げるような態様でもって突出装置40を作動させることによっ
て意図的に解除されるしか解除できない。
電源の接続は、雌型の商用電源差込コネクタNと雌型の受口9とを図14に示
されるように結合することによってなされる。図1に全体が示されるような構成
においては、真空掃除機1は、床の上で作業するための手動操作の電気器具とし
て使用することができる。取っ手22に設けられた電源スイッチ23は、吸引モ
ータあるいはそれの電源制御装置を入れたり切ったりするのに使用される。電源
スイッチ23と直列に接続されたモータケーシングGに設けられた電源スイッチ
24は、最大負荷位置に動かされる。
真空掃除機1を床よりも高い所での作業に使用するには、アタッチメントステ
ムStが、モータケーシングGから取り外される。アタッチメントステムStが
、図21および図22に示される矢印r′の方向に後退させられる過程において
、遠隔作動伸長部48が、ラッチ突起53とラッチレセス63との間のラッチの
ために、アタッチメントステムStとともに引き出される。このアタッチメント
ステムStによる引き出しは、遠隔作動伸長部48の停止装置50が、いったん
プラグの背面47に衝突すれば終了するだけである。そして、ラッチ突起53は
、部分51の弾性を有する設計のために、ラッチレセス63を離れる。この位置
は、電源スイッチ24のOFFの位置を定義する。したがって、アタッチメント
ステ
ムStが取り外されるときに吸引モータはスイッチが切られることが保証される
。
アタッチメントステムStを取り外した後、雌型の商用電源差込コネクタNが
、図23および図24に示されるようにプラグ受口21に差し込まれてもよく、
この図23および図24において、雌型の商用電源差込コネクタNは、それの端
面5によってプラグ29の端面33に支持されることがわかる。ここでも、フラ
ットピンプラグ34および円形プラグ35は、雌型の商用電源差込コネクタNの
それらの対応するフラットピンプラグレセプタクル6および円形プラグレセプタ
クル7にそれぞれ位置し、すでに述べたように、円形プラグレセプタクル7は、
盲のレセプタクルとして設計されるにすぎない。雌型の商用電源差込コネクタN
は、自由空間32に入ることのできる突き出た中空部分を有していないという事
実のために、雌型の商用電源差込コネクタNは、遠隔作動伸長部48に作用する
ことはなく、また、遠隔作動伸長部48を動かすこともない。この結果として、
図3に全体が示されるような構成によれば、電源スイッチ24は、最初はOFF
の位置のままである。ユーザがなす電源スイッチ24の手動操作は、プラグ受口
21の近辺に悪い影響を及ぼすことはない。このように、床よりも高い所での作
業のために、真空掃除機1が、極めて簡単な態様で設計され、電源が、ほぼ直接
に供給される。
上述の構成によって、電源を供給するために、雌型の商用電源差込コネクタN
をアタッチメントステムSt側の雌型の受口9およびケーシング側のプラグ受口
21のいずれにも差し込むことができる。また一方では、アタッチメントステム
Stは、モータケーシングGのプラグ受口21に挿入されることだけが可能であ
る。アタッチメントステムの端部を中空部分のような設計にしたことによって、
関連する作業に要求される電源スイッチが機械的に作動させられる。さらに、ア
タッチメントステムの端部の設計によって、大きな力およびモーメントをアタッ
チメントステムStから電気器具のケーシングGに伝達することができる。
開示されたすべての特徴は、本発明に包含される。また、関連する/添付され
た優先権書類(先願のコピー)に開示される特徴を本願のクレームに併合するた
めに、これらの関連する/添付された優先権書類に開示される内容は、本願の明
細書に完全に包含される。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE,
DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L
U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF
,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,
SN,TD,TG),AP(GH,KE,LS,MW,S
D,SZ,UG),UA(AM,AZ,BY,KG,KZ
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O,NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG
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US,UZ,VN,YU
(72)発明者 ハイデル、ウーヴェ
ドイツ国、デー−50354・ヒュルス、カス
パルストラーセ・2
(72)発明者 シューンホフ、ヘルムート
ドイツ国、デー−42897・レームシャイド、
ハーゼルヌースヴェーグ・24
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1.モータケーシング(G)を有し、オプションとして、連結フィルター室(1 0)とアタッチメントステム(St)とを有し、前記アタッチメントステム(S t)を前記モータケーシング(G)の近傍のプラグ受口(21)に差し込むこと ができ、前記モータケーシング(G)に配置された電源スイッチ(24)が、前 記アタッチメントステム(St)を差し込むと同時に作動させられる、真空掃除 機(1)であって、 スライドスイッチとして形成される前記電源スイッチ(24)が、遠隔作動伸 長部(48)を有し、前記遠隔作動伸長部(48)は、前記アタッチメントステ ム(St)を差し込むことによって作用させられ、それと同時に前記電源スイッ チ(24)が作動させられる、ことを特徴とする真空掃除機。 2.前記遠隔作動伸長部(48)が、、それのアタッチメントステム側の端部( 52)に、前記アタッチメントステム(St)に設けられたラッチレセス(63 )と相互作用するためのラッチ突起(53)を有することを特徴とする請求項1 に記載の真空掃除機。 3.前記アタッチメントステム(St)が引き抜かれるとき、前記遠隔作動伸長 部(48)のアタッチメントステム側の端部(52)が、前記プラグ受口(21 )の開口部(37)に関して後方に動かされた位置となる最大限度まで引きずら れることを特徴とする請求項1または2のいずれかに記載の真空掃除機。 4.前記遠隔作動伸長部(48)のアタッチメントステム側の端部(52)が、 プラグ受口の内壁(31)と前記プラグ受口(21)に配置されたプラグ(29 )との間の隙間内で動かされることができることを特徴とする請求項1〜3のい ずれかに記載の真空掃除機。 5.前記移動が、プラグ背面(47)に対する停止装置(50)によって制限さ れることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の真空掃除機。 6.前記プラグ(29)に配置された接点ラグ(34)が、前記遠隔作動伸長部 (48)の自由端(52)を越えて突き出るような態様でもって、前記遠隔作動 伸長部(48)のアタッチメントステム側の端部(52)の最も外側の位置が、 前記プラグ(29)に位置合わせされることを特徴とする請求項1〜5のいずれ かに記載の真空掃除機。 7.モータケーシング(G)を有し、オプションとして、連結フィルター室(1 0)とアタッチメントステム(St)とを有し、前記アタッチメントステム(S t)を前記モータケーシング(G)の近傍のプラグ受口(21)に差し込むこと ができ、プラグ(29)が、接点ラグ(34)を有する、真空掃除機(1)であ って、 前記接点ラグ(34)の前端が、前記プラグ受口(21)の開口部(37)か ら離れて位置するような態様でもって、前記プラグ(29)が、前記プラグ受口 (21)に引っ込んで配置されることを特徴とする真空掃除機。 8.前記プラグ(29)が、前記プラグ受口(21)に自由に突き出て配置され ることを特徴とする請求項7に記載の真空掃除機。 9.前記プラグ(29)が、プラグベース(30)によって前記プラグ受口(2 1)に締結されることを特徴とする請求項7または8のいずれかに記載の真空掃 除機。 10.前記アタッチメントステム(St)が、アタッチメントステム断面の最大 自由空間寸法の少なくとも1.5倍に、好ましくは、2倍に相当する寸法(14 )にわたって前記プラグ受口(21)に押し込まれることができることを特徴と する請求項7〜9のいずれかに記載の真空掃除機。 11.前記プラグ受口(21)の開口部(37)から前記接点ラグ(34)の基 部までの距離(13)が、アタッチメントステム断面の最大寸法にほぼ相当する ことを特徴とする請求項7〜10のいずれかに記載の真空掃除機。 12.前記アタッチメントステム(St)および/または雌型の商用電源差込コ ネクタ(N)が、差し込み方向(r)に垂直に突き出て前記プラグ受口(21) のラッチ受口(39)に嵌まり込んでラッチするラッチスタッド(18、62) を有することを特徴とする請求項7〜11のいずれかに記載の真空掃除機。 13.前記ラッチ受口(39)が、前記ラッチスタッド(18、62)を解放す るための突出装置(40)を備えることを特徴とする請求項7〜12のいずれか に記載の真空掃除機。 14.前記突出装置(40)が、例えば金属からなる組み込まれた押し出し部( 42)を有する軟質プラスチック部(41)を備えることを特徴とする請求項7 〜13のいずれかに記載の真空掃除機。 15.モータケーシング(G)を有し、オプションとして、連結フィルター室( 10)とアタッチメントステム(St)とを有し、前記アタッチメントステム( St)を前記モータケーシング(G)の近傍のプラグ受口(21)に差し込むこ とができ、雌型の商用電源差込コネクタ(N)を有し、前記雌型の商用電源差込 コネクタ(N)を前記アタッチメントステム(St)に差し込むことができる、 真空掃除機(1)であって、 前記アタッチメントステム(St)は、一方の側において、前記雌型の商用電 源差込コネクタ(N)と相互作用するためのプラグ(14)を有し、前記プラグ (14)は、前記雌型の商用電源差込コネクタ(N)の最大自由空間断面の寸法 (b)だけ前記アタッチメントステム(St)のソケット受口(9)において引 っ込められ、前記アタッチメントステム(St)は、他方の側において、前記プ ラグ受口(21)のプラグ(29)と相互作用するための雌型の差込コネクタ (57)として設計されるので、前記プラグ(29)は、アタッチメントステム 側の前記プラグ(14)と同じ距離だけ引っ込められるが、前記アタッチメント ステム(St)の中空部分(61)は、少なくとも部分的に、前記プラグ受口( 21)の前記プラグ(29)を被覆することができ、前記アタッチメントステム (St)の前記雌型の差込コネクタ(57)は、前記中空部分(61)において 前記被覆する距離(15)だけ引っ込めて配置される、ことを特徴とする真空掃 除機。
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