JPH11503175A - 抗菌剤の沈積性が改良されたシャンプー組成物 - Google Patents

抗菌剤の沈積性が改良されたシャンプー組成物

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JPH11503175A JP9526858A JP52685897A JPH11503175A JP H11503175 A JPH11503175 A JP H11503175A JP 9526858 A JP9526858 A JP 9526858A JP 52685897 A JP52685897 A JP 52685897A JP H11503175 A JPH11503175 A JP H11503175A
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Abstract

(57)【要約】 (a)アニオン性界面活性剤、両性界面活性剤、双性イオン性界面活性剤、およびそれらの混合物からなる群から選択した約7〜約30重量%の洗浄力のある界面活性剤と、(b)約0.1〜約10重量%の抗菌剤と、(c)約0.5〜約10重量%の沈殿防止剤と、(d)約0.01〜約3meq/gの電荷密度を有する約0.01〜約1.0重量%のカチオン性グアーポリマーと、(e)約40〜約920重量%の水、を含有し、ここでカチオン性グアーポリマーの少なくとも約50重量%はコアセルベートの形で存在し、このコアセルベートが洗浄力のある界面活性剤とカチオン性グアーポリマーを含有している、抗菌剤の沈積性が改良された、ふけ抑制シャンプー組成物が開示されている。

Description

【発明の詳細な説明】 抗菌剤の沈積性が改良されたシャンプー組成物 発明の分野 この発明は、ふけ抑制活性がある抗菌剤を含有するシャンプー組成物に関する 。特に、この発明は、抗菌剤沈積助剤としてのカチオン性グアーポリマー(catio nic guar polymer)と組合せた抗菌剤、好適には抗菌剤微粒子を含有するシャン プー組成物に関する。 発明の背景 種々のふけ抑制シャンプー組成物が商業的に利用できるか、または、シャンプ ーの分野では別の形で知られている。これらの組成物には、通常、組成物全体に 分散、浮遊している結晶性抗菌剤の微粒子が含まれている。このために使用され る抗菌剤には、硫黄、硫化セレンおよびピリジンチオンの重金属塩がある。シャ ンプーしている間に、これらの抗菌剤が頭皮に沈積し、ふけ抑制活性を与える。 しかし、多くのふけ抑制シャンプーは、シャンプーを行っている間に抗菌剤を 十分沈積させることができない。そのように沈積しないと、抗菌剤はシャンプー 中にすすぎ落とされ、ふけ抑制活性を全く与えないか、与えるにしてもごくわず かである。さらに、油、グリース、汚れ、および微粒子物質を除くためにこれら のシャンプー組成物に入れられている洗浄力のある界面活性剤が、やはり、すす ぎの間に抗菌剤微粒子を運び去り、沈積性とふけ抑制活性をさらに低下させる。 抗菌剤微粒子の沈積は、結晶性沈殿防止剤を含有するふけ抑制シャンプー組成 物では特に困難である。これらの沈殿防止剤には、シャンプー組成物において抗 菌剤微粒子を分散、浮遊させる作用がある。しかし、これらの沈殿防止剤は泡立 ちをわるくする作用もある。したがって、通常、これらのシャンプーの泡立ちを よくするために、洗浄力のある界面活性剤の濃度を上げたり、泡ブースタを添加 したりしているが、両者ともに抗菌剤微粒子の沈積性をさらに低下させる。 特定のカチオン性沈積ポリマーが、抗菌剤、特に抗菌剤微粒子の沈積性を高 める上で特に効果があることが判明している。これら特定のポリマーは、グアー ゴムのカチオン性誘導体であり、ふけ抑制シャンプー組成物において、結晶性沈 殿防止剤および高濃度のアニオン性、両性または双性イオン性界面活性剤と組合 せて用いると、最も効果があることが判明した。 しがって、この発明の目的は、抗菌剤、特に抗菌剤微粒子の沈積性を改良した ふけ抑制シャンプー組成物、さらに、結晶性沈殿防止剤および高濃度の洗浄力の ある界面活性剤の存在下でそのように改良された沈積性を提供することである。 この発明のもう一つの目的は、ふけ抑制活性が優れ、かつ、抗菌剤の濃度が低い ふけ抑制シャンプー組成物を提供することである。 発明の概要 この発明は、抗菌剤の沈積性が改良された、泡立ちのよい、ふけ抑制シャンプ ー組成物に関する。これらの組成物は、(a)アニオン性界面活性剤、両性界面活 性剤、双性イオン性界面活性剤、およびそれらの混合物からなる群から選択した 約7〜約30重量%の洗浄力のある界面活性剤と、(b)約0.1〜約10重量% の抗菌剤と、(c)約0.5〜約10重量%の沈殿防止剤と、(d)約0.1〜約3m eq/gの電荷密度を有する約0.01〜約1.0重量%のカチオン性グアーポリ マーと、(e)約40〜約92重量%の水、を含有し、ここでカチオン性グアーポ リマーの少なくとも約50重量%はコアセルベート(coacervate)の形で存在し、 このコアセルベートは洗浄力のある界面活性剤とカチオン性グアーポリマーを含 有している。 発明の詳細な説明 この発明のシャンプー組成物には、基本的には、必須成分とこの明細書で説明 したこの発明の限定成分、並びに、添加成分や随意の成分が含まれている。 %、部および比はすべて、別に明記していなければ、この発明のシャンプー組 成物の全重量に基づいている。リストに挙げられた成分に関するこのような重量 はすべて、活性レベルに基づくものであり、したがって、キャリアまたは商業的 に利用できる物質に含まれている可能性がある副産物き含まない。 洗浄力のある界面活性剤 この発明のシャンプー組成物には、アニオン性界面活性剤、両性界面活性剤、 双性イオン性界面活性剤、およびそれらの混合物からなる群から選択した洗浄力 のある界面活性剤が含まれている。中でもアニオン性界面活性剤が好適である。 洗浄力のある界面活性剤により洗浄能力のあるシャンプー組成物が得られる。アニオン性界面活性剤 シャンプー組成物の洗浄力のある界面活性剤としては、アニオン性界面活性剤 が好適である。アニオン性界面活性剤の濃度は、シャンプー組成物の重量で、約 7〜約30%、好適には約10〜約25%、より好適には約12〜約22%の範 囲にすることができる。 シャンプー組成物に使用するアニオン性界面活性剤には、アルキルサルフェー ト類とアルキルエーテル-サルフェート類がある。これらの物質の化学式は、そ れぞれ、ROSO3MとRO(C24O)xSO3Mである。ここで、Rは炭素原 子数約8〜約30のアルキルまたはアルケニルであり、xは1〜10の整数であ り、そしてMは水素、アルカリ金属(たとえば、リチウム、ナトリウム、カリウ ム)、アルカリ土類金属(たとえば、ベリリウム、マグネシウム、カルシウム、 ストロンチウム、バリウム)、アンモニウムまたは置換アンモニウムである。 好適には、Rはアルキルサルフェート類とアルキルエーテル-サルフェート類 の両方において約10〜約18の炭素原子を持っている。アルキルエーテル-サ ルフェート類は、通常、約8〜約24の炭素原子を持っている一価アルコールと 酸化エチレンの縮合生成物としてつくられる。これらのアルコール類は、ココナ ッツ油や獣脂などの脂肪から導いたり、または合成により製造できる。ラウリル アルコールやココナッツ油から導いた直鎖アルコール類が好適である。この種の アルコール類を、モル比約0〜約10、特に約3の酸化エチレンと反応させ、た とえば、アルコール1モルあたり平均3モルの酸化エチレンを有する得られた分 子種の混合物を硫酸化し、中和する。 この発明のシャンプー組成物で使用できるアルキルエーテル-サルフェートの 具体的な例には、ココナッツ-アルキルトリエチレングリコールエーテル-サルフ ェート類、タロウ-アルキルトリエチレングリコールエーテル-サルフェート類、 およびタロウ-アルキルヘキサオキシエチレン-サルフェート類のナトリウム塩や アンモニウム塩がある。極めて好適なアルキルエーテル-サルフェート類は、個 々の化合物の組合せ、すなわち、約10〜約16の炭素原子の平均鎖長と約1〜 約4モルの酸化エチレンという平均エトキシ度を有する組合せを含むものである 。 適切なアニオン性界面活性剤には、他に、一般式[R1-SO3-M]の有機、硫 酸反応生成物の水溶性塩がある。この式で、R1は約8〜約24、好適には約1 0〜約18の炭素原子を有する直鎖または分岐飽和脂肪族炭化水素基からなる群 から選択し、Mは水素、アルカリ金属(たとえば、リチウム、ナトリウム、カリ ウム)、アルカリ土類金属(たとえば、ベリリウム、マグネシウム、カルシウム 、ストロンチウム、バリウム)、アンモニウムまたは置換アンモニウムである。 このような界面活性剤の例には、ブリーチング(bleaching)と加水分解を含む周 知のスルホン化法により得られた、約8〜約24、好適には約12〜約18の炭 素原子を有するイソ-、ネオ-、およびn-パラフィンを含むメタンシリーズの炭 化水素とスルホン化剤(たとえば、SO3、硫酸)の有機硫酸反応生成物の塩が ある。アルカリ金属およびアンモニウムスルホン化C10-18n-パラフィンが好適 である。 適切なアニオン性界面活性剤には、他に、イセチオン酸でエステル化し、Na OHで中和した脂肪酸(たとえば、脂肪酸はココナッツ油から導かれる)の反応 生成物やメチル-タウライド(tauride)の脂肪酸アミド(たとえば、脂肪酸はココ ナッツ油から導かれる)のナトリウム塩やカリウム塩がある。類似のアニオン性 界面活性剤が、他に、この発明の参考文献である、米国特許第2,486,921号、米 国特許第2,486,922号、および米国特許第2,396,278号に記載されている。 シャンプー組成物での使用に適したアニオン性界面活性剤には、他に、サクシ ネート類がある。これらのサクシネート類には、たとえば、N-オクタデシル-ス ルホサクシネート-ジナトリウム、ラウリルスルホサクシネート-ジナトリウム、 ラウリルスルホサクシネート-ジアンモニウム、N-(1,2-ジカルボキシエチル) -N-オクタデシルスルホサクシネート-テトラナトリウム、スルホこはく酸ナト リ ウムのジアミルエステル、スルホこはく酸ナトリウムのジヘキシルエステル、お よびスルホこはく酸ナトリウムのジオクチルエステルがある。 適切なアニオン性界面活性剤には、他に、約10〜約24の炭素原子を有する オレフィンスルホネート類がある。この明細書では、「オレフィンスルホネート 類」という用語は、アルファオレフィン類のSO3によるスルホン化、それに続 く、この反応で形成されたスルホン類がすべて加水分解されて対応するヒドロキ シ-アルカンスルホネート類になるような条件で酸反応混合物を中和してつくら れる化合物を意味する。SO3は液状でもガス状でもよいが、液状で使用される 場合は液体SO2や塩素化炭化水素等の不活性希釈材により希釈して使うことが 多く、また、ガス状で使う場合は、空気、窒素、ガス状SO2で希釈して使うこ とが多い。 これらのオレフィンスルホネート類は、アルファオレフィン類から導かれるが 、これらのオレフィン類は約12〜約24の炭素原子、好適には約14〜約16 の炭素原子を有するモノオレフィン類である。 真のアルケンスルホネート類とある比率のヒドロキシ-アルカンスルホネート 類の他に、オレフィンスルホネート類は、反応条件、反応物の比率、出発オレフ ィンの特性や原料オレフィンの不純物およびスルホン化反応中の副反応によりア ルケン-ジスルホネート類等の他の物質を少量含有することがある。 上記アルファオレフィンスルホネート混合物の具体的な例は、この発明の参考 文献の一つである米国特許第3,332,880号に詳しく記載されている。 シャンプー組成物での使用に適した別種のアニオン性界面活性剤には、ベータ アルキルオキシ-アルカンスルホネート類がある。これらの化合物は次式で表す ことができる: 式中、R1は約6〜約20の炭素原子を有する直鎖アルキル基であり、R2は約1 (好適には)〜約3の炭素原子を有する低級アルキル基であり、Mは水素、ア ルカリ金属(たとえば、リチウム、ナトリウム、カリウム)、アルカリ土類金属 (たとえば、ベリリウム、マグネシウム、カルシウム、ストロンチウム、バリウ ム)、アンモニウムまたは置換アンモニウムである。 シャンプー組成物での使用に適したアニオン性界面活性剤には、他に多数が、 この発明の参考文献である、M.C.Publishing Co.から発行された、マッ クカッチェン(McCutchen)の「乳化剤と洗剤」1989年 ,および米国特許第3,9 29,678号に記載されている。 これらのシャンプー組成物での使用に好適なアニオン性界面活性剤には、ラウ リル硫酸アンモニウム、laureth硫酸アンモニウム、ラウリル硫酸トリエチルア ミン、laureth硫酸トリエチルアミン、ラウリル硫酸トリエタノールアミン、lau reth硫酸トリエタノールアミン、ラウリル硫酸モノエタノールアミン、laureth 硫酸モノエタノールアミン、ラウリル硫酸ジエタノールアミン、laureth硫酸ジ エタノールアミン、ラウリック-モノグリセリド硫酸ナトリウム、ラウリル硫酸 ナトリウム、laureth硫酸ナトリウム、ラウリル硫酸カリウム、laureth硫酸カリ ウム、ラウリル-サルコシン酸ナトリウム、ラウロイル-サルコシン酸ナトリウム 、ラウリル-サルコシン、ココイル-サルコシン、ココイル硫酸アンモニウム、ラ ウロイル硫酸アンモニウム、ココイル硫酸ナトリウム、ラウロイル硫酸ナトリウ ム、ココイル硫酸カリウム、ラウリル硫酸カリウム、ココイル硫酸モノエタノー ルアミン、ラウリル硫酸モノエタノールアミン、トリデシルベンゼンスルホン酸 ナトリウム、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウムおよびそれらの混合物があ る。両性界面活性剤と双性イオン性界面活性剤 これらのシャンプー組成物の洗浄力のある界面活性剤には、両性および/また は双性イオン界面活性剤がある。この種の界面活性剤の濃度は、シャンプー組成 物の重量で、約0.5〜約20%、好適には約1〜約10%の範囲にすることが できる。 これらのシャンプー組成物において使用する両性界面活性剤には、脂肪族2級 および3級アミンの誘導体があり、これらにおいて脂肪族基は直鎖または分岐 脂肪族基であり、脂肪族置換基の一つは約8〜約18の炭素原子を含み、さらに 、置換基の一つは、カルボキシ、スルホネート、サルフェート、ホスフェート、 またはホスホネート等の水溶性基を含む。 これらのシャンプー組成物において使用する双性イオン性界面活性剤には、脂 肪族4級アンモニウム、ホスホニウム、およびスルホニウム化合物の誘導体があ り、これらの誘導体で脂肪族基は直鎖または分岐脂肪族基であり、脂肪族置換基 の一つは約8〜約18の炭素原子を含み、さらに、置換基の一つは、カルボキシ 、スルホネート、サルフェート、ホスフェート、またはホスホネート等のアニオ ン性基を含む。これらの化合物は次式で表され: 2は約8〜約18の炭素原子のアルキル、アルケニル、またはヒドロキシアル キルの各基、0〜約10の酸化エチレン基および0〜約1のグリセリル基を含み 、Yは窒素、リン、および硫黄原子からなる群から選択し、R3は約1〜約3の 炭素原子を含むアルキルまたはヒドロキシアルキルの各基であり、Yが硫黄原子 である場合はXは1であり、Yが窒素かりン原子である場合はXは2であり、R4 は約1〜約4の炭素原子のアルキレンまたはヒドロキシアルキレンでありそし てZはカルボキシレート、スルホネート、サルフェート、ホスホネートおよびホ スフェートの各基からなる群から選択した基である。 両性および双性イオン性界面活性剤の例には、サルテイン類とアミドサルテイ ン類もある。サルテイン類とアミドサルテイン類は、眼に優しい発泡促進界面活 性剤として、アニオン性界面活性剤の一部を置き換えて使用することができる。 アミドサルテイン類を含むサルテイン類には、たとえば、ココジメチルプロピル -サルテイン、ステアリル-ジメチルプロピル-サルテイン、ラウリル-ビス-(2- ヒドロキシエチル)プロピル-サルテイン、など、およびココアミドジメチルプロ ピル-サルテイン、ステアリルアミド-ジメチルプロピル-サルテイン、ラウリル アミド-ビス-(2-ヒドロキシエチル)プロピル-サルテイン、などのアミドサルテ イン類がある。C12−C18ハイドロカルビル-アミドプロピル-ヒドロキシサルテ イン類、特にC12−C14ハイドロカルビル-アミドプロピル-ヒドロキシサルテイ ン類、たとえば、ラウリルアミド-プロピル-ヒドロキシサルテインおよびココア ミド-プロピル-ヒドロキシサルテインなどのアミドヒドロキシサルテイン類が好 適である。他には、この発明の参考文献の一つである米国特許第3,950,417号に 記載されたサルテイン類がある。 他の適切な両性界面活性剤には、化学式RNH(CH2nCO2Mのアミノア ルカノエート類、化学式RN[(CH2mCO2M]2のイミノジアルカノエート 類、およびそれらの混合物がある。式中、nとmは1〜4の整数であり、RはC8 −C22のアルキルまたはアルケニルであり、Mは水素、アルカリ金属、アルカ リ土類金属、アンモニウムまたはアルカノールアンモニウムである。 適切なアミノアルカノエート類には、n-アルキルアミノ-プロピオネート類と n-アルキルイミノ-ジプロピオネート類があり、その具体的な例には、N-ラウ リル-ベータアミノ-プロピオン酸またはそれらの塩類、N-ラウリル-ベータイミ ノ-ジプロピオン酸またはそれらの塩類、およびそれらの混合物がある。 他の適切な両性界面活性剤には次式で表せるものがある: 式中、R1は約8〜約22、好適には約12〜約16の炭素原子を有するアルキ ルまたはアルケニルであり、R2は水素またはCH2CO2Mであり、R3はCH2 CH2OHまたはCH2CH2OCH2CH2COOMであり、R4は水素、CH2C H2OHまたはCH2CH2OCH2CH2COOMであり、ZはCO2MまたはCH2 CO2Mであり、nは整数2か3、好適には2であり、Mは水素、アルカリ金属 (たとえば、リチウム、ナトリウム、カリウム)、アルカリ土類金属(たとえば 、ベリリウム、マグネシウム、カルシウム、ストロンチウム、バリウム)、アン モニウムまたは置換アンモニウムである。この種の界面活性剤は、必ずしも、イ ミ ダゾリン中間体を経て直接または間接に導かれることはないが、イミダゾリン型 両性界面活性剤として分類されることがある。 この種の適切な物質は商品名MIRANOLとして販売されており、化学種の 複雑な混合物を含有し、R2に水素がある化学種に関してpHに左右されるプロト ン化および非プロトン化化学種として存在できると考えられている。このような 変動や化学種は上の式により包括的に含まれていると考えられている。 上の式の界面活性剤の例は、モノカルボキシレート類やジカルボキシレート類 である。これらの物質の例には、ココアンホカルボキシプロピオネート、ココア ンホカルボキシプロピオン酸、ココアンホカルボキシグリシネート(代わりに、 ココアンホジアセテートと呼ばれる)、およびココアンホアセテートがある。 市販の両性界面活性剤には、商品名MIRANOL C2M CONC.N.P.、MIRANOL C2M CON C.O.P.、MIRANOL C2M SF、MIRANOL CM SPECIAL(Miranol社)、ALKATERIC 2CIB(Al karil ケミカルズ)、AMPHOTERGE W-2(ロンザ社)、MONATERIC CDX-38、MONATERIC CSH-32(モナ、インダストリーズ)、REWOTERIC AM-2C(REWOケミカル、グループ) 、およびSCHERCOTERIC MS-2(Scher ケミカルズ)として販売されているものがあ る。 これらのシャンプー組成物で使用に適したベタイン界面活性剤(双性イオン性 )には次式で表せるものがある: 式中、R1はCOOMまたはCH(OH)CH2SO3Mであり、 R2は低級アルキルまたはヒドロキシアルキルであり、 R3は低級アルキルまたはヒドロキシアルキルであり、 R4は水素と低級アルキルからなる群から選択したものであり、 R5は高級アルキルまたはアルケニルであり、 Yは低級アルキル、好適にはメチルであり、 mは2〜7、好適には2〜3の整数であり、 nは1か0であり、 Mは水素、アルカリ金属、アルカリ土類金属、アンモニウムまたは置換アンモニ ウムである。 この文脈で用いているように、用語「低級アルキル」または「ヒドロキシアルキ ル」は、たとえば、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ヒドロキシプロ ピル、ヒドロキシエチル、等のように、1〜約3までの炭素原子を有する直鎖ま たは分岐鎖、飽和、脂肪族炭化水素基および置換炭化水素基を意味する。「高級 アルキルまたはアルケニル」という用語は、たとえば、ラウリル、セチル、ステ アリル、オレイル、等のような約8〜約20の炭素原子を有する直鎖または分岐 鎖の飽和(すなわち、「高級アルキル」)および不飽和(すなわち、「高級アル ケニル」)脂肪族炭化水素基を意味する。「高級アルキルまたはアルケニル」と いう用語には、エーテル結合やポリエーテル結合のような中間結合あるいは基の 疎水性が残されているヒドロキシやハロゲンのような非機能性置換基を一つ以上 含む基の混合物も含まれると考える必要がある。 nが0である上記式の適切な界面活性ベタインの例には、ココ-ジメチルカル ボキシ-メチルベタイン、ラウリル-ジメチルカルボキシ-メチルベタイン、ラウ リル-ジメチル-アルファカルボキシ-エチルベタイン、セチル-ジメチルカルボキ シ-メチルベタイン、ラウリル-ビス-(2-ヒドロキシエチル)カルボキシ-メチ ルベタイン、ステアリル-ビス-(2-ヒドロキシプロピル)カルボキシ-メチルベ タイン、オレイル-ジメチル-ガンマカルボキシ-プロピルベタイン、ラウリル-ビ ス-(2-ヒドロキシプロピル)-アルファカルボキシ-メチルベタイン、などのア ルキルベタイン類がある。適切なスルホベタイン類には、ココ-ジメチル-スルホ プロピルベタイン、ステアリル-ジメチル-スルホプロピルベタイン、およびラウ リル-ビス-(2-ヒドロキシエチル)-スルホプロピルベタインがある。 シャンプー組成物での使用に適したアミドベタイン類とアミドスルホベタイン 類には、ココアミド-ジメチルカルボキシ-メチルベタイン、ラウリルアミド-ジ メチルカルボキシ-メチルベタイン、セチルアミド-ジメチルカルボキシ-メチル ベタイン、ラウリルアミド-ビス-(2-ヒドロキシエチル)カルボキシ-メチル ベタイン、ココアミド-ビス-(2-ヒドロキシエチル)カルボキシ-メチルベタイ ン、などのアミドカルボキシベタイン類がある。アミドスルホベタイン類には、 ココアミド-ジメチル-スルホプロピルベタイン、ステアリルアミド-ジメチル-ス ルホプロピルベタイン、およびラウリルアミド-ビス-(2-ヒドロキシエチル)- スルホプロピルベタインがある。可溶化性の高い界面活性剤 この発明のシャンプー組成物は、N-アシルアミノ酸界面活性剤のような可溶 化性の高い界面活性剤を含まない方が好ましい。この文脈で使われているように 、「ほとんどない」は、これらのシャンプー組成物にはシャンプー組成物の重量 で、可溶化性の高い界面活性剤の含有量が好適には約1%未満、より好適には約 0.5%未満、より好適には約0.25%未満、最も好適にはゼロ%であることを 意味する。 これらの組成物に、第2の随意の界面活性剤またはシャンプー組成物の洗浄力 のある界面活性剤成分としてN-アシルアミノ酸界面活性剤が含まれることはあ まり好ましくない。 N-アシルアミノ酸界面活性剤は、種々の製品で使用される周知の界面活性剤 である。これらの界面活性剤やその合成法は、たとえば、この発明の参考文献の 一つである、Marcel Dekker社(ニューヨークとバーゼル)から発行された、W. M.Linfield編「Anionic Surfactants,Part II,Surfactant Science Series, Vol.III」pp 581-617(1976)で見ることができる。 この明細書のシャンプー組成物での使用に適したN-アシルアミノ酸界面活性 剤には、N-アシルハイドロカルビル酸とそれらの塩類があり、これらの化合物 は次式で表すことができる: 式中、R1は約8〜約24、好適には約12〜約18の炭素原子を有するアルキ ルまたはアルケニル基であり、R2は水素、約1〜約4の炭素原子を有するアル キル、フェニル、またはCH2COOM、好適には約1〜約4の炭素原子を有す るアルキル、より好適には約1〜約2の炭素原子を有するアルキルであり、R3 は(CR4)2または約1〜約2の炭素原子を有するアルコキシ(ここで、R4は独 立した水素、約1〜約6の炭素原子を有するアルキルまたはそれらのアルキルエ ステルである)であり、nは1〜4の整数、好適には1か2であり、そしてMは 水素、アルカリ金属(たとえば、リチウム、ナトリウム、カリウム)、アルカリ 土類金属(たとえば、ベリリウム、マグネシウム、カルシウム、ストロンチウム 、バリウム)、アンモニウムまたは置換アンモニウムである。特に好適なのはN -アシルサルコシネート類またはそれらの酸類であり、その例にはサルコシン酸 ラウロイル、サルコシン酸ミリストイル、サルコシン酸ココイル、およびサルコ シン酸オレオイルがあり、中でもナトリウム塩やカリウム塩が好適である。 上で述べた可溶化性の高い界面活性剤は、後で述べるグアーカチオン性ポリマ ーと組合せて用いると、この明細書のシャンプー組成物の抗菌剤の沈積性を改良 する効果が少ないことが判明した。これらの可溶化性の高い界面活性剤の存在下 でグアーカチオン性ポリマーのカチオン性電荷密度を上げると、効果の少ない抗 菌剤の沈積性をかなり改良できることも判明した。したがって、この明細書のシ ャンプー組成物に可溶化性の高い界面活性剤が存在する場合は、カチオン性グア ーポリマーのカチオン性電荷密度を、約0.9〜約4meq/g、好適には約1. 0〜約3meq/gにする必要がある。 抗菌剤 この発明のシャンプー組成物には、安全で有効な量の抗菌剤が含まれている。 抗菌剤はシャンプー組成物に抗菌活性を与える。抗菌剤は、シャンプー組成物に 不溶で組成物全体に分散した結晶性微粒子が好適である。この種の抗菌剤の有効 濃度は、一般に、シャンプー組成物の重量で、約0.1〜約5%、好適には約0. 3〜約5%の範囲である。適切な抗菌剤には、硫黄、オクトピロックス、硫化セ レン、およびピリジンチオン塩類がある。 これらのシャンプー組成物での使用に好適な抗菌剤微粒子は硫化セレンで、 その有効濃度はシャンプー組成物の重量で約0.1〜約5%、好適には約0.3〜 約2.5%、より好適には約0.5〜約1.5%の範囲である。硫化セレンは、一 般に、1モルのセレンと2モルの硫黄を有する化合物と見なされているが、環状 構造の、Sexy、(ここで、x+y=8)でもある。硫化セレン(二硫化セレン) の平均粒子直径は、前方レーザ光散乱装置、たとえば、Malvern 3600装置で測定 した場合、15μm未満、好適には10μm未満である。硫化セレン化合物は、 シャンプーの分野ではよく知られており、たとえば、この発明の参考文献である 米国特許第2,694,668号、米国特許第3,152,046号、米国特許第4,089,945号、米 国特許第4,885,107号に記載されている。 ピリジンチオン抗菌剤、特に1-ヒドロキシ-2-ピリジンチオン塩は、これら のシャンプー組成物で使用する場合極めて好適な抗菌剤微粒子で、その濃度はシ ャンプー組成物の重量で、約0.1〜約3%、好適には約0.3〜約2%の範囲で ある。好適なピリジンチオン塩は、亜鉛、錫、カドミウム、マグネシウム、アル ミニウムおよびジルコニウムなどの重金属から形成したものである。亜鉛塩、特 に1-ヒドロキシ-2-ピリジンチオンの亜鉛塩(亜鉛ピリジンチオン、ZPT) が最も好適である。ナトリウムなど他のカチオンも適切である。特に好適なのは 板状粒子の形をした1-ヒドロキシ-2-ピリジンチオン塩で、その場合、粒子の 平均サイズは、約20μmまで、好適には約8μmまで、最も好適には約5μm までである。 ピリジンチオン抗菌剤はシャンプーの分野ではよく知られており、たとえば、 この発明の参考文献である米国特許第2,809,971号、米国特許第3,236,733号、米 国特許第3,753,196号、米国特許第3,761,418号、米国特許第4,345,080号、米国 特許第4,323,683号、米国特許第4,379,753号、および米国特許第4,470,982号に 記載されている。 硫黄もこの明細書のシャンプー組成物において抗菌剤微粒子として使用できる 。硫黄微粒子の有効濃度は、一般に、組成物の重量で、約1〜約5%、好適には 約2〜約5%である。 オクトピロックスと関連塩および誘導体も、これらのシャンプー組成物におけ る抗菌剤として使用できる。この種の抗菌剤はこれらのシャンプー組成物にお いて可溶性であり、したがって、上で述べた他の抗菌剤の結晶性微粒子のように は組成物全体に分散しない。 沈殿防止剤と粘稠剤 この発明のシャンプー組成物には、組成物全体にわたる抗菌剤微粒子の分散を 維持するのに役立つ沈殿防止剤や粘稠剤が含まれている。周知の沈殿防止剤や粘 稠剤が、この明細書で述べたシャンプー組成物の必須成分と物理的にも化学的に も親和性があるか、もしくは、製品の安定性、美しさまたは性能を特に損なうこ とがなければ、これらをシャンプー組成物で使用することができる。 これらのシャンプー組成物において抗菌剤微粒子を浮遊させるためには、結晶 性の沈殿防止剤が好適稠である。選択した沈殿防止剤は、選択した濃度において 、周囲温度で、少なくとも1ヶ月、好適には少なくとも3ヶ月、より好適には少 なくとも約24ヶ月浮遊状態を維持するのに役立つ必要がある。一般に、結晶性 沈殿防止剤の有効濃度は、シャンプー組成物の重量で、約0.5〜約10%、好 適には約0.5〜約5%、より好適には約1〜約4%、最も好適には約1〜約3 %の範囲である。 一般に、結晶性沈殿防止剤の濃度は、望ましい特性のみを発揮させるには最小 限にする必要がある。 好適な結晶性沈殿防止剤は、アシル誘導体とアミンオキサイド類、特に、プレ ミックス溶液に可溶で、冷却すると再結晶できるものである。これらの物質には 、長鎖(たとえば、C8−C22、好適にはC14−C22、より好適にはC16−C22 )脂肪族基、すなわち、長鎖アシル誘導体物質と長鎖アミンオキサイド類、並び にこのような物質の混合物がある。さらに、これらの物質には、エチレングリコ ール長鎖エステル類、長鎖脂肪酸類のアルカノールアミド類、長鎖脂肪酸類の長 鎖エステル類、グリセリル長鎖エステル類、長鎖アルカノールアミド類の長鎖エ ステル類、および長鎖アルキル-ジメチルアミンオキサイド類、およびそれらの 混合物がある。 結晶性沈殿防止剤については、たとえば、この発明の参考文献の一つである米 国特許第4,741,855号に記載されている。 この明細書のシャンプー組成物に使用するのに適した沈殿防止剤には、好適に は約14〜約22、より好適には約16〜約22の炭素原子を有する脂肪酸のエ チレングリコール-エステル類がある。ステアリン酸-エチレングリコール類(モ ノ-とジ-の両ステアリン酸)がより好適であるが、モノステアリン酸の含有量が 約7%未満のジステアリン酸が特に好適である。他の沈殿防止剤には、好適には 約14〜約22、より好適には約16〜約22の炭素原子を有する脂肪酸のアル カノールアミド類がある。好適なアルカノールアミド類には、ステアリック-モ ノエタノールアミド、ステアリック-ジエタノールアミド、ステアリック-モノイ ソプロパノールアミドおよびステアリン酸-ステアリック-モノエタノールアミド がある。他の長鎖アシル誘導体には、長鎖脂肪酸類の長鎖エステル類(たとえば 、ステアリン酸ステアリル、パルミチン酸セチル)、グリセリルエステル類(ジ ステアリン酸グリセリル)および長鎖アルカノールアミド類の長鎖エステル類( たとえば、ジステアリン酸ステアラミド-ジエタノールアミド、ステアリン酸ス テアラミド-モノエタノールアミド)がある。上に挙げた好適な物質の他に、長 鎖カルボン酸のエチレングリコール-エステル類、長鎖アミンオキサイド類、お よび長鎖カルボン酸のアルカノールアミド類が沈殿防止剤として使用できる。 沈殿防止剤には、アルキル(C16−C22)ジメチル-アミンオキサイド類、たと えば、ステアリルジメチル-アミンオキサイドのような長鎖アミンオキサイド類 もある。 使用できる他の長鎖アシル誘導体には、N,N-ジヒドロカルビル(C12−C22 、好適にはC16−C18)アミド安息香酸およびその可溶性の塩(たとえば、Naと K塩)、特にこの系統のN,N-ジ(C16−C18、水素化タロウ)アミド安息香酸類 [これらはStepan Co.(イリノイ州ノースフィールド)から商業的に利用でき る]がある。 結晶性沈殿防止剤を、その融点より上の温度で水と硫酸塩系アニオン性界面活 性剤を含有する溶液に溶かして、この明細書のシャンプー組成物に加えることが できる。次いで、この沈殿防止剤は、この溶液を結晶が析出する温度まで冷却し て再結晶する。 これらのシャンプー組成物で使用するのに適した沈殿防止剤には、他に、カ ルボキシビニルポリマーなどのポリマー性粘稠剤を含めて使用することができる 。これらの例は、この発明の参考文献である米国特許第2,798,053号や米国特許 第4,686,254号に記載されている。適切なカルボキシビニルポリマーの例には、C arbopol 934、-940、-941、-956、-980、-981、-1342、-1382、がありこれらは すべてB.F.Goodrich社から商業的に利用できる。 適切な沈殿防止剤には、他に、セルローズエーテル類(たとえば、ヒドロキシ エチル-セルローズ)、グアーゴム、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリド ン、ヒドロキシプロピル-グアーゴム、澱粉および澱粉誘導体、などの水溶性ポ リマーやコロイド状水溶性ポリマーおよび他の粘稠剤、粘度調節剤、ゲル化剤、 キサンタンゴムおよびそれらの混合物などのこれらの組成物にゲル状粘度を与え るものがある。 適切な沈殿防止剤には、他に、この発明の参考文献の一つである米国特許第4, 788,006号に記載されているものがある。 カチオン性グアーポリマー この発明のシャンプー組成物には、特定の電荷密度を有するカチオン性グアー ポリマーが含まれている。カチオン性グアーポリマーは、これらの組成物の必須 成分と組合せると、頭皮や他の皮膚部分への抗菌剤の沈積性を改良する。カチオ ン性沈積ポリマーの濃度は、シャンプー組成物の重量で、約0.01〜約1.0% 、好適には約0.01〜約0.5%、より好適には約0.02〜約0.25%の範囲 である。 これらのシャンプー組成物で使用するカチオン性グアーポリマーは、さらに、 約0.01〜約3meq/g、好適には約0.1〜約2meq/g、より好適には約 0.8〜約1.8meq/gのカチオン性電荷密度を持ち、かつ、カチオン性グア ーポリマーの重量で少なくとも約50%、好適には約100%がこれらのシャン プー組成物において洗浄力のある界面活性剤とコアセルベートを形成すると規定 される。形成されたコアセルベートは、これらのシャンプー組成物に不溶な水和 、分散したコロイドの形をしている。 これらのシャンプー組成物で使用するカチオン性グアーポリマーは、カチオ ン置換されたガラクトマナン(グアー)ゴム誘導体である。この種の誘導体の分 子量は一般に約2,000〜約3,000,000の範囲にある。これらのグアーゴム誘導体を つくる場合に用いるグアーゴムは、グアー植物の種から天然に生じる物質として 得られる。グアー分子自身は、交互マンノースユニットで一定の間隔で単独のガ ラクトースユニットにより分岐した直鎖マナンである。マンノースユニットは、 ベータ(1-4)グリコシド結合により相互に結合している。ガラクトース分岐は アルファ(1-6)結合により生じる。グアーゴムのカチオン性誘導体は、ポリガ ラクトマナンのヒドロキシ基と反応性4級アンモニウム化合物の間の反応により 得られる。グアー構造上のカチオン性基の置換度は、上で述べた十分なカチオン 性電荷密度を与えるのに十分であらねばならない。 グアーカチオン性ポリマーの形成に用いる適切な4級アンモニウム化合物には 下記化学式の化合物があり、 ここで、R1、R2およびR3はメチルまたはエチル基であり、R4は下記式のエポ キシアルキル基、 またはR4は下記式のハロヒドリン基であり、 ここで、R5はC1−C3アルキレンであり、Xは塩素か臭素であり、さらにZは Cl-、Br-、I-またはHSO4 -などのアニオンである。 上で述べた化合物からつくられたカチオン性グアーポリマー(グアーゴムの カチオン性誘導体)は、下記化学式で表され、 ここで、Rはグアーゴムである。好適には、このカチオン性グアーゴムはグアー -ヒドロキシプロピルトリメチル-アンモニウムクロライドであり、これはより具 体的には、下記化学式により表され、 その具体的な例には、Rhone-Poulenc Surfactants and Specialities(ニュ ージャージー州クランベリー)から商業的に利用できるJaguar C-13-S(カチ オン性電荷密度0.8meq/g)およびJaguar C-17(カチオン性電荷密度1 .6meq/g)がある。 適切なカチオン性グアーポリマーには、他に、ヒドロキシプロピル化カチオン 性グアー誘導体がある。 この発明のシャンプー組成物は、組成物の重量で約40〜約92%、好適には 約50〜約85%、より好適には約60〜約80%の水を含有する水性系である 。 これらのシャンプー組成物のpHは、一般に、約2〜約10、好適には約3〜 約9、より好適には約4〜約8、最も好適には約5.5〜約7.5の範囲にある。 双性イオン性界面活性剤や両性界面活性剤の場合、pHは、この明細書で述べた カチオン性グアーポリマーを用いてコアセルベートを形成する前に選択した界面 活性剤についてアニオン性化学種を維持するために選択した界面活性剤の等電点 に従って調整する必要がある。 随意成分 この発明のシャンプー組成物には、シャンプー組成物で使用することが知られ た随意の成分が、この明細書で述べ必須成分と物理的にも化学的にも親和性があ るか、もしくは、製品の安定性、美しさまたは性能を特に損なうことがなければ 、これらを一つ以上さらに含めることができる。このような随意成分の濃度は、 通常、これらのシャンプー組成物の重量で約0.001〜約10%の範囲にある 。 随意成分には、防腐剤、コンディショニング剤、スタイリングポリマー、有機 溶媒、真珠光沢を与える助剤、泡ブースタ、非イオン性界面活性剤、pH調整剤 、香料、たんばく質、染料、皮膚活性剤、日焼け止め剤、ビタミン類、および粘 度調整剤がある。随意成分は今あげたものに限定されるわけではなく、他の随意 成分も使用することができる。 使用方法 この発明のシャンプー組成物は、髪の毛を洗浄し、頭皮のふけをコントロール する普通の方法において使用する。この明細書のシャンプー組成物は、皮膚やわ きの下や鼠径部などの身体の他の部分の洗浄にも使える。髪の毛、皮膚または身 体の他の部分を洗浄する場合、有効量のこれらの組成物、すなわち、約1〜約2 0gの組成物を、水で湿らせた髪の毛、皮膚または身体の他の部分に塗布し、次 いですすぎ落とす。髪の毛への塗布は、髪の毛のほとんどまたはすべてをシャン プー組成物に接触するように、髪の毛全体にシャンプー組成物を作用させる。 実施例 実施例I-XXで説明した組成物は、この発明のシャンプー組成物の具体的な 実施例を示しているが、この発明を限定するためのものではない。この発明の精 神と範囲を逸脱することなく、当業者は他の変形態様を行うことができる。この 発明のシャンプー組成物に関するこれらの実施例は、髪の毛の洗浄とふけのコン トロールにおいて優れた性能を発揮する。 例に挙げた組成物はすべて、普通の配合および混合技術によりつくることがで きる。成分の量は重量%として表示しており、希釈剤、充填剤などは除けてい る。したがって、表に載せた配合は、リストに挙げられた成分とこのような成分 と関わりのある物質が含まれている。 実施例I−XVI 実施例1-XVIに記載の各組成物を製造する場合、laureth硫酸アンモニウム( 25重量%溶液として)の約1/3をジャケット付き混合タンクに入れて、ゆっ くり攪拌しながら74℃まで加熱して、界面活性剤溶液を形成する。塩化ナトリ ウムとpH調整剤(リン酸ジナトリウム、リン酸モノナトリウム)をタンクに加 えて分散させる。ジステアリン酸エチレングリコール(EGDS)を混合容器に入 れて融解させる。EGDSが融けて、分散した後(たとえば、約5-20分後) 、防腐剤と粘度調整剤をこの界面活性剤溶液に加える。得られた混合物を熱交換 器に通して、約35℃まで冷却し、仕上げタンクに集める。このように冷却した 結果、EGDSが結晶化し製品中に一様に分散する。残りのIaureth硫酸アンモ ニウムと他の成分を攪拌しながら仕上げタンクに加えて均一な混合物に仕上げる 。カチオン性グアーポリマーを水に分散させて、0.5-2.5%水溶液として、 最終混合物に添加する。すべての成分を加えたら、その混合物に粘度調整剤とp H調整剤を加えて製品の粘度とpHを適切な範囲に調整する。 例示した各組成物は、髪の毛の洗浄、泡立ち、頭皮への抗菌剤の沈積およびふ けのコントロールにおいて優れた特性を示す。 実施例XVII-XIXに記載の各組成物を製造する場合、洗浄力のある界面活 性剤の50〜100重量%をジャケット付き混合タンクに入れて、ゆっくり攪拌 しながら約74℃まで加熱して、界面活性剤溶液を形成する。用いる場合は、p H調整剤(リン酸ジナトリウム、リン酸モノナトリウム)をタンクに加えて分散 させる。次いで、ジステアリン酸エチレングリコール(EGDS)と脂肪族アルコ ール(セチルアルコール、ステアリルアルコール)を混合容器に入れて融解させ る。EGDSが融けて、分散した後(通常、約5-10分)、(用いるならば) 防腐剤をこの界面活性剤溶液に加え、混合する。必要ならば、粘度調整剤をこの 界面活性剤溶液に加える。得られた混合物を熱交換器に通して、約35℃まで冷 却し、仕上げタンクに集める。このように冷却した結果、EGDSが結晶化し製 品中に一様に分散する。残りの界面活性剤と他の成分を攪拌しながら仕上げタン クに加えて均一な混合物に仕上げる。カチオン性グアーポリマーを水に分散させ て、0.5-2.5%水溶液として、最終混合物に添加する。すべての成分を加え たら、その混合物に粘度調整剤とpH調整剤を加えて製品の粘度とpHを適切な範 囲に調整する。 例示した各組成物は、髪の毛の洗浄、泡立ち、頭皮への抗菌剤の沈積およびふ けのコントロールにおいて優れた特性を示す。 実施例XX 実施例XXに記載の組成物を製造する場合、界面活性剤全体の約1/3をジャ ケット付き混合タンクに入れて、ゆっくり攪拌しながら約74℃まで加熱して、 界面活性剤溶液を形成する。塩化ナトリウムをタンクに加えて分散させる。次い で、ジステアリン酸エチレングリコール(EGDS)を混合容器に入れて融解させ る。EGDSが融けて、分散した後(通常、約5-20分後)、用いるならば、 防腐剤(DMDMヒダントイン)をこの界面活性剤溶液に加える。得られた混合 物を熱交換器に通して、約35℃まで冷却し、仕上げタンクに集める。このよう に冷却した結果、EGDSが結晶化し製品中に一様に分散する。残りの界面活性 剤と他の成分を攪拌しながら仕上げタンクに加えて均一な混合物に仕上げる。カ チオン性グアーポリマーを水に分散させて、0.5−2.5%水溶液として、最終 混合物に添加する。すべての成分を加えたら、その混合物に粘度調整剤とpH調 整剤を加えて製品の粘度とpHを適切な範囲に調整する。 得られた組成物は、髪の毛の洗浄、泡立ち、頭皮への抗菌剤の沈積およびふけ のコントロールにおいて優れた特性を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(KE,LS,MW,SD,S Z,UG),UA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD ,RU,TJ,TM),AL,AM,AT,AU,AZ ,BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN, CU,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,GB,G E,HU,IL,IS,JP,KE,KG,KP,KR ,KZ,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV, MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ,P L,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK ,TJ,TM,TR,TT,UA,UG,UZ,VN

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 抗菌剤の沈積性が改良されたシャンプー組成物であって、 (a) アニオン性界面活性剤、両性界面活性剤、双性イオン性界面活性剤、お よびそれらの組合せからなる群から選択した7〜30重量%の洗浄力のある界面 活性剤、好適にはアニオン性界面活性剤と、 (b) 0.1〜10重量%の抗菌剤と、 (c) 0.5〜10重量%の沈殿防止剤と、 (d) 0.01〜3meq/gの電荷密度を有する0.01〜1.0重量%のカチ オン性グアーポリマーと、 (e) 40〜92重量%の水、 とを含有し、前記カチオン性グアーポリマーの少なくとも50重量%がコアセル ベートの形をしており、前記コアセルベートが洗浄力のある界面活性剤とカチオ ン性グアーポリマーを含有するシャンプー組成物。 2. 前記抗菌剤が硫黄、硫化セレン、ピリジンチオン塩類、およびそれらの組 合せからなる群から選択した結晶性、微粒子物質、好適には1-ヒドロキシ-2- ピリジンチオンの亜鉛塩である請求の範囲第1項に記載のシャンプー組成物。 3. 前記組成物がN-アシルアミノ酸界面活性剤をほとんど含まない請求の範 囲第1または第2項に記載のシャンプー組成物。 4. 前記カチオン性グアーポリマーが0.1〜2meq/gの電荷密度を有する 請求の範囲第1項ないし第3項のいずれか1項に記載のシャンプー組成物。 5. 前記洗浄力のあるアニオン性界面活性剤の濃度が前記組成物の12〜22 重量%である請求の範囲第1項ないし第4項のいずれか1項に記載のシャンプー 組成物。 6. 前記洗浄力のある界面活性剤がN-アシルアミノ酸界面活性剤を含有し、 そして、前記カチオン性グアーポリマーが0.9〜3meq/gの電荷密度を有す る請求の範囲第1項ないし第5項のいずれか1項に記載のシャンプー組成物。 7. 抗菌剤微粒子の沈積性が改良されたシャンプー組成物であって、 (a) 10〜25重量%の洗浄力のあるアニオン性界面活性剤と、 (b) 硫黄、硫化セレン、ピリジンチオン塩類、およびそれらの組合せからな る群から選択した0.1〜10重量%の結晶性抗菌剤微粒子、好適には1-ヒドロ キシ-2-ピリジンチオンの亜鉛塩と、 (c) 0.5〜10重量%の結晶性沈殿防止剤と、 (d) 0.1〜2meq/gの電荷密度を有する0.01〜0.5重量%のカチオ ン性グアーポリマーと、 (e) 50〜85重量%の水、 とを含有し、前記カチオン性グアーポリマーの少なくとも50重量%がコアセル ベートの形をしており、前記コアセルベートが洗浄力のある界面活性剤とカチオ ン性グアーポリマーを含有し、この組成物がN-アシルアミノ酸界面活性剤をほ とんど含まないシャンプー組成物。 8. 前記カチオン性グアーポリマーが、グアー-ヒドロキシプロピルトリメチ ル-アンモニウムクロライドである請求の範囲第1項ないし第7項のいずれか1 項に記載のシャンプー組成物。
JP9526858A 1996-01-29 1997-01-06 抗菌剤の沈積性が改良されたシャンプー組成物 Pending JPH11503175A (ja)

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