JPH07504911A - マイルドシャンプー組成物 - Google Patents

マイルドシャンプー組成物

Info

Publication number
JPH07504911A
JPH07504911A JP5516596A JP51659693A JPH07504911A JP H07504911 A JPH07504911 A JP H07504911A JP 5516596 A JP5516596 A JP 5516596A JP 51659693 A JP51659693 A JP 51659693A JP H07504911 A JPH07504911 A JP H07504911A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
alkyl
weight
surfactant
hydrogen
suspending agent
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5516596A
Other languages
English (en)
Inventor
コスラン,フィリップ アール
コフィンダファー,ティモシー ウッドロウ
Original Assignee
ザ、プロクター、エンド、ギャンブル、カンパニー
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ザ、プロクター、エンド、ギャンブル、カンパニー filed Critical ザ、プロクター、エンド、ギャンブル、カンパニー
Publication of JPH07504911A publication Critical patent/JPH07504911A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61QSPECIFIC USE OF COSMETICS OR SIMILAR TOILETRY PREPARATIONS
    • A61Q5/00Preparations for care of the hair
    • A61Q5/006Antidandruff preparations
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K8/00Cosmetics or similar toiletry preparations
    • A61K8/18Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition
    • A61K8/30Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing organic compounds
    • A61K8/40Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing organic compounds containing nitrogen
    • A61K8/44Aminocarboxylic acids or derivatives thereof, e.g. aminocarboxylic acids containing sulfur; Salts; Esters or N-acylated derivatives thereof
    • A61K8/442Aminocarboxylic acids or derivatives thereof, e.g. aminocarboxylic acids containing sulfur; Salts; Esters or N-acylated derivatives thereof substituted by amido group(s)
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K8/00Cosmetics or similar toiletry preparations
    • A61K8/18Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition
    • A61K8/30Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing organic compounds
    • A61K8/46Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing organic compounds containing sulfur
    • A61K8/463Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing organic compounds containing sulfur containing sulfuric acid derivatives, e.g. sodium lauryl sulfate
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61QSPECIFIC USE OF COSMETICS OR SIMILAR TOILETRY PREPARATIONS
    • A61Q5/00Preparations for care of the hair
    • A61Q5/02Preparations for cleaning the hair
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61QSPECIFIC USE OF COSMETICS OR SIMILAR TOILETRY PREPARATIONS
    • A61Q5/00Preparations for care of the hair
    • A61Q5/12Preparations containing hair conditioners
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C11ANIMAL OR VEGETABLE OILS, FATS, FATTY SUBSTANCES OR WAXES; FATTY ACIDS THEREFROM; DETERGENTS; CANDLES
    • C11DDETERGENT COMPOSITIONS; USE OF SINGLE SUBSTANCES AS DETERGENTS; SOAP OR SOAP-MAKING; RESIN SOAPS; RECOVERY OF GLYCEROL
    • C11D3/00Other compounding ingredients of detergent compositions covered in group C11D1/00
    • C11D3/0005Other compounding ingredients characterised by their effect
    • C11D3/0089Pearlescent compositions; Opacifying agents
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K2800/00Properties of cosmetic compositions or active ingredients thereof or formulation aids used therein and process related aspects
    • A61K2800/20Chemical, physico-chemical or functional or structural properties of the composition as a whole
    • A61K2800/30Characterized by the absence of a particular group of ingredients
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K2800/00Properties of cosmetic compositions or active ingredients thereof or formulation aids used therein and process related aspects
    • A61K2800/40Chemical, physico-chemical or functional or structural properties of particular ingredients
    • A61K2800/59Mixtures
    • A61K2800/596Mixtures of surface active compounds

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 マイルドシャンプー組成物 技術分野 本発明はシャンプープレミックス組成物と最終シャンプー組成物に関する。本発 明は上記マイルドシャンプー及びシャンプープレミックス組成物の製造方法にも 関する。
発明の背景 皮膚への刺激が少ないマイルドシャンプー組成物が大いに望ましい。従来のシャ ンプーは高レベルの過酷なアニオン系界面活性剤を含有している。これらの界面 活性剤は優れた起泡及びクリーニング特性を発揮することができる。しかしなが ら、それらは皮膚に浸透して、その本来の状態を破壊しつる。その結果少くとも 皮膚を荒らし及び/又は乾燥し、最終的には皮膚を発赤させて刺激を与えること がある。理想的なシャンプー組成物はヘアを清潔にする上で十分な起泡及びクリ ーニング効果を発揮し、同時に皮膚に刺激をほとんど又は全く与えなり旭。
これは乾燥した又は過敏性の皮膚を有する赤ん坊、小児又は大人に用いられるシ ャンプー組成物にとり特に必須である。
マイルドシャンプー組成物は一般的には当業界で周知であり、例えば1987年 12月23日付で公開された欧州特許出願第250181号;1986年3月2 5日付で発行されたFuiii らの米国特許第4,578.216号;198 8年2月23日付で発行されたVe+dicchi。
の米国特許第4,726,915号、1978年4月26日付で公開された英国 特許明細書第1,508,929号;1985年11月6日付で公開された欧州 特許出願第160269号、1984年3月6日付で発行されたGIIthらの 米国特許第4.435.300号;1984年1月17日付で発行されたVe+ nunicrの米国特許第4,426.310号; 1976年4月13日付で 発行されたVerdicchioらの米国特許第3.950.417号; 19 84年4月17日付で発行されたGIIthらの米国特許第4.443.362 号; 1987年3月31日付で発行されたP+eslonの米国特許第4.6 54,207号、1989年7月25日付で発行されたGrollietらの米 国特許第4,851.154号; 1981年9月29日付で発行されたMel bHの米国特許第4.292゜212号: 1982年5月11日付で発行され たSoらの米国特許第4,329,334号明細書で開示されている。これらの 参考文献はマイルド性を示すために様々な界面活性剤組合せの使用について開示 している。これらの界面活性剤には、エトキシル化アルキルサルフェートのよう なマイルドなアニオン系界面活性剤、両性界面活性剤、ノニオン系界面活性剤及 びそれらの様々な組合せがある。
1つの周知のマイルドシャンプーはジョンソンズ・ベビー・シャンプー(Ioh nson’s Bxb7 Shu+poo) (ジョンソン&ジョンソン(Io hnson A Iohnso’n))である。この製品は比較的高レベルのノ ニオン系界面活性剤(PEG−80ソルビタンラウレート)と、そのクリーニン グ性能を増進する他のマイルドな界面活性剤(ベタイン、エトキシル化アルキル サルフェート、イミダシリン誘導両性物質及びエトキシル化アルキルカルボキシ レート)を含有している。
しかしながら、このようなマイルドシャンプー組成物の処方は、通常得られた組 成物が良好なりリーニング及び起泡効果かあるいは良好なマイルド性又は皮膚刺 激効果のいずれを示すかについて効力及びマイルド性の比較考慮上における試行 であり、良好なりリーニング及び起泡性をマイルド性及び低皮膚刺激性と組み合 わせることではない。
このため、本発明の目的は、泡の安定性、クリーミー性及び豊富さのいずれの点 に関しても起泡性のような良好な使用時特性を示し、同時に良好なりリーニング 及び皮膚マイルド効果も示すマイルドシャンプー組成物を提供することである。
そのシャンプーは、上記特性を示すことに加えて、真珠光沢とも称される快適な 美的外観を有することも好ましい。
シャンプー組成物に固有のコンディショニング効果もシャンプー組成物業界の状 況からみて望ましい。このような製品はときどきツーe仁ハワン(two−in −one)シャンプーと呼ばれ、これは組成物が同一製品中にクリーニング及び コンディショニング双方の成分を含有していることを意味する。このような組成 物は、クリーニング成分が一般的にコンディショニング成分と適合しに(い傾向 にあることから、処方が困難である。このジレンマに対する1つの高度にうまい 解決法は、シャンプー組成物でシリコーン用のある懸濁剤と一緒に分散不溶性非 揮発性シリコーン物質を用いることであった。このような技術は1987年11 月3日付で発行されたOhらの米国特許第4,704.272号: 1988年 5月3日付で発行されたGrateらの米国特許第4.741,855号;19 84年6月5日付で発行されたBolichらの米国特許第4,788.006 号明細書で開示されている。この技術は、ツー・イン・ワンシャンプーと明示し て市販されていないシャンプーで何らかのコンディショニング効果を示すために 、通常比較的低いシリコーンレベルで用いることもできる。これらの特許で言及 されているある懸濁剤のもう1つの効果は、真珠光沢を加えることでシャンプー の美的外観を改善するそれらの能力である。しかしながら、シャンプー組成物か らヘアコンディショニング性を発揮させるシリコーン物質の使用に伴う1つの問 題は、このような物質が一般的に組成物の起泡を抑制しがちなことである。シリ コーンがほとんどのアニオン系界面活性剤のような強い高起泡性界面活性剤と併 用されるならば、起泡性は過度に影響をうけないであろう。
しかしながら、このような物質がよりマイルドで強くない起泡性の界面活性剤と 併用されるならば、起泡性は消費者の観点からみて許容されないレベルまでかな り抑制されてしまう。
このため、本発明の他の目的は、優れた起泡及びクリーニング効果を示し、同時 に皮膚にマイルドであって、分散不溶性非揮発性シリコーンコンディショニング 剤の使用によりヘアコンディショニング性果を示すシャンプー組成物を提供する ことである。
アルキルサルフェート界面活性剤は優れた起泡性及びクリーニングを示せるが、 皮膚に過酷な傾向があり、したがってマイルドシャンプーを処方する上で助けに ならない。残念なことに、このようなアルキルサルフェートがないと、シャンプ ー中に懸濁剤を結晶形でいれることは困難である。シリコーン組成物を懸濁する 上で有効であるのは、懸濁剤が結晶網状構造の形態でシャンプー中に存在する場 合である。懸濁剤を結晶形で与えることは、良好な起泡性シャンプー処方を得る 上でも重要である。
皮膚にマイルドであるが、良好なりリーニング及び起泡特性を留めたふけ防止シ ャンプーを提供することも望まれる。好ましくは、そのシャンプーは亜鉛ピリジ ンチオン又は二硫化セレンのような粒状ふけ防止剤を含有する。これらの粒状ふ け防止剤は、安定な組成物を提供するために、シャンプーに懸濁されねばならな い。シリコーンを懸濁するために使用できる同タイプの懸濁剤は、ふけ防止剤を 懸濁する上でも好ましいことがわかった。
このため、過酷なアルキルサルフェート界面活性剤なしで懸濁剤と共に高起泡性 マイルドシャンプーを製造する際には、同様の困難性に再び出会うことになる。
これら及び他の目的は下記の詳細な記載から容易に明らかになるであろう。
他で指摘されないかぎり、すべてのパーセンテージは全組成物の重量により計算 され、すべての比率は重量ベースで計算されている。
本発明における組成物及びプロセスは、この出願で記載された必須及び任意の要 素及びステップを含むか、それらから本質的になるか又はそれらからなる。
発明の要旨 (a)約5〜約20重量%のアルキルエトキシル化サルフェートアニオン系界面 活性剤: (b)約1〜約10%の下記式のベタイン界面活性剤:(上記式中R工はC00 M及び CH(OH)CH2S03Mからなる群より選択される基である; R2は低級アルキル又はヒドロキシアルキルである;R3は低級アルキル又はヒ ドロキシアルキルである;R4は水素及び低級アルキルからなる群より選択され る基である: R5は高級アルキル又はアルケニルである;Yは低級アルキル、好ましくはメチ ルである;mは2〜7の整数である; nは整数1又は0である; Mは水素又はカチオンである); (c)約2〜約10重量%の下記式を有する両性界面活性剤: ある;R2は水素又はCHCo Mである;R3はCH2CH20H又はcH2 cHocH2cH2co。
、 4 Mである。R1!水素、cH2cH2oH又はCCH2CH20cH2cH2c ooである;2は002M又はCH2C02Mである;nは2又は3である;M は水素又はカチオンである); Cd)約0.5〜約5重量%の結晶化懸濁剤;及び(e)約60〜約85%の水 ; を含む組成物であって、その場合に上記組成物がアルキルサルフェートアニオン 系界面活性剤を実質上含有せず、しかも組成物が約1=1〜約4:1、好ましく は約4=3〜約3=1、更に好ましくは約8=5〜約7=3の(り: fb)+  (c)の重量比と、約1=4〜約1:25、好ましくは約に6〜約1:18、 更に好ましくは約1:8〜約1:13の(d)全界面活性剤の重量比を有する、 マイルドで良好な起泡性及びクリーニング性のシャンプー組成物が本発明で提供 される。
また好ましくは、シャンプー組成物は少くとも約15重量%、好ましくは少くと も約16%、更に一層好ましくは少くとも約17%、最も好ましくは少くとも約 18%の全界面活性剤を含有する。
一般的には、本発明の好ましいシャンプー組成物は、アルキルエトキシル化アニ オン系界面活性剤、特定のイミダゾリニウムタイプ両性界面活性剤、高温でプレ ミックス中に溶解した後で溶液を冷却することにより結晶化されて結晶網状構造 を形成する懸濁剤(以下、“再結晶化懸濁剤“)及び本釣30〜約70%を含ん だシャンプープレミックス組成物から製造される。なお、シャンプープレミック ス組成物はアルキルサルフェートを実質上含有していない。これらのプレミック スは上記シャンプー処方物と処方業者に望まれるような他の処方物を製造するた めに用いることができる。
更に具体的には、好ましいシャンプープレミックス組成物は: fa)少くとも約10重量%のアルキルエトキシル化サルフェートアニオン系界 面活性剤; (It)少くとも約6重量%の下記式の両性界面活性剤:(上記式中R1はc− c、好ましくはC−Cアルキル又はアルケニルである;R2は水素又はCH2C 02Mである;R3はCH2C02MH又はCHCH2OCH2CH2C00M である;R4は水素、CH2CH20H又はCCH2CH20CH2cH2CO Oである;zは002M又はCH2002Mである;nは2又は3、好ましくは 2である;Mは水素又はカチオンである); (cl上記プレミックス組成物中で再結晶化された懸濁剤約2〜約15重量%; 及び (dl約30〜約70%の水; を含み、その場合に上記プレミックスは約2;3〜約3:1の(1) : (b )の重量比、約1:1〜約1:6の(C);存在する全界面活性剤の重量比及び 約1=2〜約1.15の(c)・(d)の重量比を有し、しかも上記プレミック ス組成物はアルキルサルフェートアニオン系界面活性剤を実質上含有していない 。
本発明は前記のようなシャンプープレミックスを含み、更に追加レベルの必要な 界面活性剤又は場合により他の界面活性剤(但し好ましくは、シャンプーは皮膚 に過酷なアルキルサルフェート又は他の成分を実質上含有していない);好まし い不溶性非揮発性シリコーンのようなコンディショニング剤−粒状で可溶性のふ け防止剤を含めたふけ防止剤;起泡増進剤、好ましくはポリクォータニウム10 又は他の皮膚にマイルドな非アミド起泡増進剤;着色溶液;香料;保存剤;シャ ンプー組成物で有用な他の成分:又はそれらの混合物を含んだシャンプー組成物 も提供する。
本発明は: (il (!l 少くとも約10重量%のアルキルエトキシル化サルフェートア ニオン系界面活性剤; (b)少くとも約6重量%の下記式の両性界面活性剤:(上記式中RはC−Cア ルキル又はアルケニルである;R2は水素又はCHCOMである;R3はCH2 CH20H又はCH2CHocH2cH2co。
Mである;R″は水素、CHCHOH又はCH2CH20CH2CH2COoM である;zはC02M又はCH2C02Mである:nは2又は3である:Mは水 素又はカチオンである);及び(c)約30〜約70重量%の水; を含んだ溶液を調製し、 (1f)プレミックスの約2〜約15重量%の懸濁剤を溶液に加え(その場合に 上記溶液は加熱されて、上記懸濁剤は溶解された形で与えられる); (i i i)溶解された懸濁剤を結晶形で与えるために上記組成物を冷却する ; ステップからなるシャンプープレミックス組成物の製造方法も提供し、その場合 に上記プレミックスは約2=3〜約3:1の(al : (b)の重量比、約1 :1〜約1=6の懸濁剤、存在する全界面活性剤の重量比及び約1:2〜約1= 15の懸濁剤:水の重量比を有し、しかも上記プレミックス組成物はアルキルサ ルフェートアニオン系界面活性剤を実質上含有しないように製造される。
本発明のもう1つの面において、プレミックスのpHは、溶解された懸濁剤を結 晶形で与える前に、上記両性界面活性剤のカルボキシレートの平均pK のpH 約2.0以内、更に好ましくはpH約1.5以内、最も好ましくはpH約1.0 以内に低下させる。
上記発明の目的に合致することに加えて、本発明のシャンプー及びシャンプープ レミックスは優れた真珠光沢を有することによっても特徴付けできる。
本発明はその好ましい態様を含めて、下記発明の具体的な説明のところで更に詳 細に記載されている。
発明の詳細な説明 本発明の組成物の必須並びにある好ましい及び任意成分は以下で記載されている 。
アルキルエトキシル化サルフェート 本発明のシャンプー組成物は少(とも約5重量%、通常約5〜約20%、好まし くは約6〜約17%、更に好ましくは約7〜約15%のアルキルエトキシル化サ ルフェートアニオン系界面活性剤を含む。このようなシャンプーを製造する上で 好ましいシャンプープレミックスは約10〜約25%、好ましくは約12〜約2 3%、更に好ましくは約14〜約20%の上記界面活性剤を含む。
これらのタイプの界面活性剤は当業界で周知である。それらは典型的には式RO (CHO) 503Mを有24 x し、ここでRは炭素原子約8〜約24のアルキル又はアルケニルであり、又は好 ましくは1〜12であり、Mはアンモニウム、ナトリウム、カリウム及びトリエ タノールアミンのような水溶性カチオンである。有用なアルキルエトキシル化サ ルフェートはエチレンオキシドと炭素原子約8〜約24を有する一価アルコール 類との縮合生成物である。好ましくは、Rは炭素原子約10〜約18を有する。
アルコール類は脂肪、例えばココナツ油又は獣脂に由来しても、あるいは合成で あってもよい。ラウリルアルコールとココナツ油に由来する直鎖アルコール類が 本発明では好ましい。このようなアルコール類は典型的には約1〜約12、好ま しくは約2〜約6、更に好ましくは約3モル割合のエチレンオキシドと反応せし められ、上記制限内で、得られた、アルコール1モル当たり例えば平均モル数の エチレンオキシドを有する分子種の混合物が硫酸化及び中和される。
本発明で用いられるアルキルエトキシル化サルフェートの具体例は、ココナツア ルキルトリエチレングリコールエトキシル化サルフェート、獣脂アルキルトリエ チレングリコールエトキシル化サルフェート及び獣脂アルキルへキサオキシエチ レンサルフェートのナトリウム及び/又はアンモニウム塩である。典型的にはア ルキルエーテルサルフェートは個々の化合物の混合物からなり、その混合物は好 ましくは炭素原子約10〜約16の平均アルキル鎖長とエチレンオキシド約2〜 約6、特に約3モルの平均エトキシル化度を有する。主に1〜約6の範囲内、特 に約3のエトキシル化レベルを有するもののような狭範囲のアルキルエトキシレ ートサルフェートが特に好ましい。
両性界面活性剤 両性界面活性剤は組成物の約2〜約10重量%、好ましくは約2〜約8%、更に 好ましくは約2,5〜約6%のレベルで本発明のシャンプー組成物中に存在する 。両性界面活性剤はプレミックスの少くとも約6重量%、好ましくは約8〜約1 8%、更に好ましくは約9〜約15%のレベルで好ましいシャンプープレミック ス組成物で用いられる。本発明の必須両性界面活性剤は下記式Iで表される: 上記式中RはC−C,好ましくはC−Cアルキル又はアルケニルである;R2は 水素又は素、CH2CH20H又はCCH2CH20CH2CH2COOである ;zはCOM又はCH2C02Mである;nは2又は3、好ましくは2である; Mは水素あるいはアルカリ金属、アルカリ土類金属又はアンモニウムのようなカ チオンである。“アルカリ金属”の例にはリチウム、ナトリウム及びカリウムが ある。“アルカリ土類金属”の例にはベリリウム、マグネシウム、カルシウム、 ストロンチウム及びバリウムがある。このタイプの界面活性剤は時にはイミダシ リンタイプ両性界面活性剤として分類されるが、それは必ずしもイミダシリン中 間体から直接又は間接的に誘導されなくてもよいと認識されるべきである。
このタイプの適切な物質は商品名ミラノール(MIRANOL)として市販され 、各種の複合混合物を含むと理解されており、R2に水素を有することができる 種に関してはpHに依存してプロトン化及び非プロトン化種として存在できる。
すべてのこのようなバリエーション及び種類は式■に包含されることが意味され ている。
式■の好ましい両性界面活性剤はモノカルボキシレート及びジカルボキシレート である。これら物質の例にはココアンホカルボキシプロビオネート、ココアンホ カルボキシプロピオン酸、ココアンホカルボキシグリシネート(別にココアンホ ジアセテートと称される)及びココアンホアセテートがある。
本組成物の両性界面活性剤成分を供給する具体的な市成製品には、商品名ミラノ ールC2M C0NC,N、 P、、ミラノールC2M C0NC,O,P、、 ミラノールC2M SF、ミラノールCMスペシャル(ミラノール社):アルカ テリック(ALKATERIC) 2CIB (アルカリル・ケミカルズ(^I ka+1lChe+aicxls) ) ;アンホタージ(AMP)IOTER GE) W−2(oンザ社(1,on2x、 Inc、 )) ;モナテリック (MONATERIC) CDl−38、モナテリックC3H−32(モナ・イ ンダストリーズ(MOII11+dasjrics) ) ;レウォテリック( REWOTERIC) AM−2CCレウt’ケミカル・グループ(Revo  Chemicxl G+oop) ) ;シェルコテリック(SCHERCOT ERIC)MS−2(シェア・ケミカルズ(Scher Chemiclls) )として販売されるものがある。
ベタイン界面活性剤 シャンプー組成物は通常約1〜約10%、好ましくは約2〜約8%、更に好まし くは約2.5〜約6%のベタイン界面活性剤を含む。
本発明のベタイン界面活性剤は下記式を有する化合物で表される: 上記式中二 RはC00M及びCH(OH)CH2S03Mからなる群より選択される基であ る; R2は低級アルキル又はヒドロキシアルキルである;R3は低級アルキル又はヒ ドロキシアルキルである;R4は水素及び低級アルキルからなる群より選択され る基である; R5は高級アルキル又はアルケニルである;Yは低級アルキル、好ましくはメチ ルである;mは2〜7、好ましくは2〜3の整数である;nは整数1又は0であ る; Mは水素、あるいはアルカリ金属、アルカリ土類金属又はアンモニウムのような 前記されたカチオンである。
6低級アルキル”又は“ヒドロキシアルキル”という用語は、例えばメチル、エ チル、プロピル、イソプロピル、ヒドロキシプロピル、ヒドロキシエチル等のよ うな1〜約3の炭素原子を有する直鎖又は分岐鎖飽和脂肪族炭化水素基及び置換 炭化水素基を意味する。“高級アルキル又はアルケニル”という用語は、例えば ラウリル、セチル、ステアリル、オレイル等のような約8〜約20の炭素原子を 有する直鎖又は分岐鎖飽和(即ち、“高級アルキル”)及び不飽和(即ち、′高 級アルケニル”)脂肪族炭化水素基を意味する。“高級アルキル又はアルケニル ”という用語には、エーテル又はポリエーテル結合鎖のような1以上の中間結合 鎖、あるいはヒドロキシル又はハロゲン基のような非官能性置換基を含んでいて もよく、基が疎水性のままである基の混合体も含むことが理解されるべきである 。
本発明で有用なnがゼロである式11の界面活性剤ベタイン類の例には、ココジ メチルカルボキシメチルベタイン、ラウリルジメチルカルボキシメチルベタイン 、ラウリルジメチル−α−カルボキシエチルベタイン、セチルジメチルカルボキ シメチルベタイン、ラウリルビス(2−ヒドロキシエチル)カルボキシメチルベ タイン、ステアリルビス(2−ヒドロキシプロピル)カルボキシメチルベタイン 、オレイルジメチル−γ−カルボキシプロピルベタイン、ラウリルビス(2−ヒ ドロキシプロピル)−α−カルボキシエチルベタイン等のようなアルキルベタイ ン類がある。スルホベタイン類はココジメチルスルホプロピルベタイン、ステア リルジメチルスルホプロピルベタイン、ラウリルビス(2−ヒドロキシエチル) スルホプロピルベタイン等で代表される。
本発明で有用な界面活性剤アミドベタイン類及びアミドスルホベタイン類は、n が1で、その他が上記例と一致する式I+の化合物で例示される。本発明で有用 なnが1である式11の界面活性剤ベタイン類の例には、ココアミドジメチルカ ルボキシメチルベタイン、ラウリルアミドジメチルカルボキシメチルベタイン、 セチルアミドジメチルカルボキシメチルベタイン、ラウリルアミドビス(2−ヒ ドロキシエチル)カルボキシメチルベタイン、ココアミドビス(2−ヒドロキシ エチル)カルボキシメチルベタイン等のようなアミドカルボキシベタイン類があ る。アミドスルホベタイン類はココアミドジメチルスルホプロピルベタイン、ス テアリルアミドジメチルスルホプロピルベタイン、ラウリルアミドビス(2−ヒ ドロキシエチル)スルホプロピルベタイン等で代表される。
本発明で好ましいベタインは、界面活性剤アミドカルボキシベタイン類及びアミ ドスルホベタイン類からなる群より選択されるものである。更に好ましいベタイ ンは界面活性剤アミドカルボキシベタイン類、特にゴールドシュミット社(Go ldschmidl Co、)から商品名テゴベタイン(Tegobejain al Fとして及びヘキストーセラニーズ(Hoechs+−Celznese lから商品名ゲナゲン(Genxgeu) CA Bとして販売されるココアミ ドジメチルカルボキシメチルベタインである。これらの最も好ましいベタイン類 は下記式を有する: 上記式中R′ はC−Cアルキル基から選択され、Mは前記と同義である。一般 的に、本発明の好ましいベタイン類は低レベルで残留アミド及びモノクロロ酢酸 ナトリウムを有するだけである。
懸濁剤 本組成物で有用な懸濁剤には、結晶形で本発明の組成物中に存在しうるちのを含 む。非揮発性不溶性シリコーン液及び/又は粒状物質(例えば、粒状ふけ防止剤 )を懸濁させる上で有用な他の懸濁剤も使用できる。好ましい結晶懸濁剤はアシ ル誘導体及びアミンオキシド類、特にシャンプープレミックス溶液に溶解させて から冷却時に再結晶化させることができるアシル誘導体である。これらの物質は 長鎖(例えば、C−C,好ましくはC−C)脂肪族基を有し、即ち長鎖アシル誘 導体物質及び長鎖アミンオキシド類と、このような物質の混合物である。この懸 濁剤は本発明のシャンプー組成物中に約0.5〜約5%、好ましくは約1〜約4 %、最も好ましくは約1〜約3%のレベルで、本発明のシャンプープレミックス 中に約2〜約15重量%、好ましくは約4〜約12%、更に好ましくは約5〜約 9%のレベルで存在する。
不溶性物質を支える網状構造を与えることに加えて、本発明の懸濁剤は組成物に 真珠光沢も付与できる。シリコーンコンディショニング剤及び粒状物質(例えば 、ふけ防止剤)のような不溶性物質を組成物中に含有させることが好ましいが、 懸濁を要する不溶性物質を含有せずに本発明の懸濁剤を含有した組成物も本発明 では考えられる。このような組成物は、改良された美的外観、即ち真珠光沢と共 にマイルド性と良好なりリーニング及び起泡性を組合せることで、なお効果があ がる。
適切な懸濁剤の例は、参考のため本明細書に組み込まれる、1988年5月3日 付で発行されたGtoH及びRu5s@llの米国特許第4.741.855号 明細書で記載されている。本発明で使用に適した懸濁剤としては、好ましくは炭 素原子約14〜約22、更に好ましくは炭素原子16〜22を有する脂肪酸のエ チレングリコールエステルがある。エチレングリコールステアレート、モノ及び ジ双方のステアレート、特に約7%以下のモノステアレートを含有したジステア レートが更に好ましい。
有用とわかった他の懸濁剤には、好ましくは炭素原子約16〜約22、更に好ま しくは炭素原予約16〜18を有する脂肪酸のアルカノールアミド類がある。好 ましいアルカノールアミド類はステアリルモノエタノールアミド、ステアリルジ ェタノールアミド、ステアリルモノイソプロパノ−ルアミド及びステアリルモノ エタノールアミドステアレートである。他の長鎖アシル誘導体には、長鎖脂肪酸 の長鎖エステル(例えば、ステアリルステアレート、セチルパルミテート);グ リセリルエステル(例えば、グリセリルジステアレート)及び長鎖アルカノール アミド類の長鎖エステル(例えば、ステアラミドジェタノールアミドジステアレ ート、ステアラミドモノエタノールアミドステアレート)がある。上記の好まし い物質に加えて、長鎖カルボン酸のエチレングリコールエステル(長鎖アミンオ キシド及び長鎖カルボン酸のアルカノールアミドも懸濁剤として用いてよい。
懸濁剤には、アルキル(C−C)ジメチルアミンオキシド、例えばステアリルジ メチルアミンオキシドのような長鎖アミンオキシドもある。組成物が界面活性剤 であるアミンオキシド又は長鎖アシル誘導体を含有する場合、少くともそれらの 一部が結晶形で存在するのであれば、懸濁機能はこのようなアミンオキシド又は アシル誘導体によって得ることもでき、追加の懸濁剤は不要になるかもしれない 。
使用できる他の長鎖アシル誘導体には、N、N−ジヒドロカルビルアミド安息香 酸及びそれらの可溶性塩(例えば、Na及びに塩)、特にこのグループのN、N −ジ(水素付加)CC及び獣脂アミド安息香酸種があ16ゝ 18 す、これらはステパン社(Hepan Compan7) (ノースフィールド 、イリノイ、USA)から市販されている。
懸濁剤は本発明のシャンプー組成物にシリコーン物質、粒状ふけ防止剤又は他の 粒状物質を懸濁させる上で役立ち、製品に真珠光沢を与える。
懸濁剤は、界面活性剤プレミ・ソクス中懸濁剤の融点以上の温度で前記成分を含 有した溶液中にそれを溶解させることにより本発明のシャンプー組成物・ソクス 中に配合できる。次いで、懸濁剤は典型的には結晶化を誘導する上で十分な温度 まで溶液を冷却することにより再結晶化される。これを容易にするためには、溶 液のpHは7以下であることが好ましい。本発明の特に好ましい面において、p Hは懸濁剤を結晶形で与える前に、前記両性界面活性剤のカルボキシレートの平 均pK のpH約2.0以内、更に好ましくはpH約1.5以内、最も好ましく はpH約1.0以内に低下させる。一般的に、ココアンホアセテート及びココア ンホジアセテートのような好ましい態様において、pHは7.0〜約4.0、更 に好ましくは約4.5〜約6.5のレベルに調整される。未調整溶液のpHは通 常それより高<、pH調整に関して公知の技術に従い酸の添加により下げること ができる。適切なpH調整剤には塩酸、クエン酸、硫酸等、好ましくは塩酸及び クエン酸がある。
水 本発明のシャンプー組成物は水も含む。通常、組成物は約50〜約90%、好ま しくは約60〜約85%、更に好ましくは約65〜約80%の水を含有する。
シャンプー組成物を製造する上で本発明で好ましく用いられるシャンプープレミ ックスは、プレミックスの約30〜約70重量%、好ましくは約45〜約65% のレベルで水を含有する。
本発明のシャンプープレミックス組成物は、約2=3〜約3=1、好ましくは約 1=1〜約5=2のアルキルエトキシル化サルフェート:式(1)の両性界面活 性剤の重量比、約1=1〜約に6、好ましくは約2:3〜約1=5の懸濁剤:全 界面活性剤の重量比及び約1:2〜約1:15、好ましくは約1:4〜約1:1 2、更に好ましくは約1:6〜約1:12の懸濁剤:水の重量比で更に特徴付け られる。
本発明のシャンプー及びプレミックスは、アルキルサルフェート界面活性剤を実 質上含有していない。それは市販アルキルエトキシル化サルフェート原料物質中 に存在しているため、通常わずかなアルキルサルフェートが存在するようになる と認識されている。例えば、市販アルキル(3)エトキシル化サルフェートは典 型的には約20重量%のアルキルサルフェート、市販アルキル(2)エトキシル 化サルフェートは約25〜約40%のアルキルサルフェートを含有している。本 発明の目的から、アルキルサルフェートを実質上含有しないためには、本発明の 組成物は、2.5以上の平均エトキシレートレベルのとき約0.35以下、好ま しくは約0.30以下、更に好ましくは約0.25以下のアルキルサルフェート :アルキルエトキシル化サルフェート重量比を有しているべきである。2.5未 満の平均エトキシレートレベルのアルキルエトキシル化サルフェートの場合、そ の比率は約0.40以下、好ましくは約0.35以下、更に好ましくは約0.3 0以下、最も好ましくは約0.25以下であるべきである。追加量のアルキルサ ルフェートはアルキルエトキシル化サルフェートに本来存在するもの以外には加 えられないことが好ましい。本発明のプレミックスから得られるシャンプー組成 物も、前記のようなアルキルサルフェートを実質上含有しないことが好ましい。
ア、ルキルサルフエート:アルキルエトキシル化サルフェート重量比を下げるた めには狭範囲エトキシレートの使用が好ましい。“狭範囲エトキシレート”とは 、アルキルサルフェート及び場合により望ましいエトキシル化範囲外のアルキル エトキシル化サルフェートを減少させるように処理されたアルキルエトキシル化 サルフェート界面活性剤に関する。狭範囲エトキシレートの使用は、約0.2又 は更に約0.1以下の低いレベルも含めて本発明の好ましいレベルまでアルキル サルフェート:アルキルエトキシル化サルフェート重量比を下げるために使用で きる。
皮膚にとり過酷である又は過度の目刺激を起こすアミド起泡増進剤(例えば、コ コモノエタノールアミド、CMEA)のような他の成分は本発明のプレミックス 又はシャンプー組成物に加えられないことも好ましい。
シャンプープレミックスの製造方法 好ましいシャンプープレミックスは: (i) (1)少くとも約10重量%のアルキルエトキシル化サルフェートアニ オン系界面活性剤; (bl少くとも約6重量%の下記式の両性界面活性剤:CH2CH20H又はC H2CHOCH2CH2C00Mである;R4は水素、CHCH20H又はCH CHOCHCH2C00Mである;ZはCo M又はCHC02Mである;nは 2又は3である;Mは水素又は前記のようなカチオンである);及び(c)約3 0〜約70重量%の水: を含んだ溶液を調製し、 (11)プレミックスの約2〜約15重量%の懸濁剤を溶液に加え(その場合に 上記溶液は加熱されて、上記懸濁剤は溶解された形で与えられる);溶解された 懸濁剤を結晶形で与えるために上記組成物を冷却するニステップからなるプロセ スに従い製造でき、その場合に上記プレミックスは約2:3〜約3:1の(1+ ・(b)の重量比、約1=1〜約に6の懸濁剤:存在する全界面活性剤の重量比 及び約1=2〜約1:15の懸濁剤:水の重量比を有し、しかも上記プレミック ス組成物はアルキルサルフェートアニオン系界面活性剤を実質上含有しないよう に製造される。好ましい比率はプレミックス組成物に関して前記された場合と同 様である。
典型的には、溶液は結晶形で加えられた懸濁剤を溶解させるために、約60〜約 85℃、好ましくは約65〜約80℃に加熱される。一方、溶液は懸濁剤が溶解 され又は溶解し続、ける上で十分な温度まで最初に加熱され、しかる後懸濁剤が 溶解又は結晶いずれかの形でそれに添加できる。本明細書で用いられるように、 “溶解された”懸濁剤、“溶解された形”の懸濁剤及び懸濁剤を“溶解する”と は、懸濁剤の可溶化、乳化及び/又は溶融を含めた意味である。要求される温度 は、選択される具体的な界面活性剤及びレベルと、具体的な懸濁剤のレベル及び 選択に応じて変わる。これらのファクターはプレミックスが結晶化を誘導するた めに冷却されねばならない温度にも影響を与える。例えば、アルキルエトキシル 化サルフェートのレベルが高くなり及びイミダゾリニウムのレベルが低くなるほ ど、通常もつと低い結晶化温度を要する。典型的には、組成物は約15〜約60 ℃、好ましくは約20〜約55℃、更に好ましくは約20〜約45℃に冷却され る。
好ましい態様において(懸濁剤を再結晶化させる前の)溶液のpHは約7以下、 好ましくは約4〜約7である。
未調整溶液のpHは通常それより高く、pH調整に関して公知の技術に従い酸の 添加により下げることができる。
適切なpH調整剤には塩酸、クエン酸、硫酸等、好ましくは塩酸及びクエン酸が ある。本発明の特に好ましい面において、pHは懸濁剤を結晶形で与える前に、 前記両性界面活性剤のカルボキシレートの平均pK のpH約2.0以内、更に 好ましくはpH約1.5以内、最も好ましくはpH約1.0以内に低下させる。
一般的に、pHはココアンホアセテート及びココアンホジアセテートのような好 ましい態様において7.0〜約4.0、更に好ましくは約4.5〜約6.5のレ ベルに調整される。
本発明のシャンプープレミックス組成物はクリーニング目的に直接利用できる。
好ましくは、それは前記のようにシャンプー組成物中に処方され、上記シャンプ ーはプレミックス中に含有されるタイプの追加界面活性剤、他の界面活性剤とシ ャンプーの処方で有用な他の成分も場合により含有する。本発明のプレミックス は他のシャンプー処方を製造するために用いることもできる。好ましくは、加え られる成分は皮膚にひどい過酷さを示さない。好ましいシャンプー組成物は、低 い又は本質的1.こゼロレベル(好ましくは約5%以下、更に好ましくは約3% 以下、更に一層好ましくは2%以下)のアルキルサアルフエートを有する。本発 明の組成物は、低い又は本質的にゼロレベルの他の皮膚に過酷な界面活性剤も有 することが好ましい。好ましくは、存在する上記の過酷な成分はエトキシル化プ ロセスで生じる自然分布からきて、他には加えられないが、但しそれらは上記制 限内で存在するかぎりにおいてである。更に、本発明のシャンプー組成物及びシ ャンプープレミックスは、好ましくは低い又は本質的にゼロレベル(好ましくは 約0.5%以下、更に好ましくは0%)のアミド起泡増進剤を有する。
追加成分 好ましい処方において、本発明はシャンプープレミックスと不溶性ノニオン系シ リコーンコンディショニング剤、皮膚にマイルドな起泡増進剤、ふけ防止剤又は それらの組合せを含んだシャンプーを提供する。例示の追加組成物成分は以下で 記載されている。
使用できる追加成分としては、他のアニオン系、ノニオン系及び両性界面活性剤 と、双極性及びカチオン系界面活性剤、追加量の前記界面活性剤がある。
アニオン系界面活性剤 アニオン系界面活性剤の適切な種類は下記一般式の水溶性有機塩である: R−3o −M 上記においてR1は炭素原子約8〜約24、好ましくは約12〜約18を有する 直鎖又は分岐鎖飽和脂肪族炭化水素基からなる群より選択される1Mはカチオン である。
重要な例は、漂白及び加水分解を含めて公知のスルホン化法に従い得られる、炭 素原子約8〜約24、好ましくは炭素原子約12〜約18を有するイソ−、ネオ −及びn−パラフィン類を含めたメタン系列の炭化水素とスルホン化剤、例えば 5OHSO発煙硫酸との有3ゝ 2 4ゝ 機硫酸反応生成物の塩である。アルカリ金属及びアンモニウムスルホン化Cパラ フィン類が好ましい。
+2−18 本発明の用語内に属するアニオン系界面活性剤の追加例はイセチオン酸でエステ ル化されかつ水酸化ナトリウムで中和された脂肪酸の反応生成物(例えば脂肪酸 はココナツ油に由来する);メチルタウリドの脂肪酸アミドのナトリウム又はカ リウム塩(脂肪酸は例えばココナツ油に由来する)である。この種類の他のアニ オン系合成界面活性剤は、米国特許第2.486.921号、第2゜486.9 22号及び第2,396,278号明細書で記載されている。
更に他のアニオン系界面活性剤としてはサクシナメート類として表示される種類 がある。この種類にはN−オクタデシルスルホスクシンアミド酸二ナトリウム、 N−(1,2−ジカルボキシエチル)−N−オクタデシルスルホスクシンアミド 酸四ナトリウム;スルホコハク酸ナトリウムのシアミルエステル;スルホコハク 酸ナトリウジオクチルエステルのような界面活性剤がある。
本発明で利用できる他の適切なアニオン系界面活性剤は約12〜約24の炭素原 子を有するオレフィンスルホネート類である。1オレフインスルホネート類”と いう用語は、非錯体化三酸化イオウによるα−オレフィン類のスルホン化、しか る後その反応で形成されたいかなるスルホン類も加水分解されて対応ヒドロキシ −アルカンスルホネート類を生じるような条件下における酸反応混合物の中和に より製造できる化合物を意味するために本明細書では用いられる。三酸化イオウ は液体又は気体であり、必ずというわけではないが、不活性希釈物により、例え ば液体形で用いられる場合には液体S O2、塩素化炭化水素等により又は気体 形で用いられる場合には空気、窒素、ガス状S02等により通常希釈される。
オレフィンスルホネート類が誘導されるα−オレフィン類は約12〜約24の炭 素原子、好ましくは約14〜約16の炭素原子を有するモノオレフィン類である 。好ましくは、それらは直鎖オレフィン類である。適切な1−オレフィン類の例 としては1−ドデセン、1−テトラデセン、1−ヘキサデセン、1−オクタデセ ン、1−エイコセン及び1−テトラデセンがある。
本来のアルケンスルホネート類と一部のヒドロキシ−アルカンスルホネート類に 加えて、オレフィンスルホネート類は反応条件、反応剤の割合、オレフィンスト ック中における出発オレフィン類及び不純物の性質とスルホン化プロセス中にお ける副反応に応じて、アルケンジスルホネート類のような少量の他の物質も含有 することができる。
上記タイプの具体的なα−オレフィンスルホネート混合物は、参考のため本明細 書に組み込まれる、1967年7月25日付で発行されたpHsumer及びK esslerの米国特許第3.332.880号明細書で更に十分に記載されて いる。
アニオン系界面活性剤のもう1つの種類はβ−アルキルオキシアルカンスルホネ ート類である。これらの化合物は下記式を有する: 上記式中R工は炭素原子約6〜約20を有する直鎖アルキル基である;R2は炭 素原予約1(好ましい)〜約3を有する低級アルキル基である;Mは前記のよう な水溶性カチオンである。
本発明で有用な低硬度(カルシウムイオン)感受性を有するβ−アルキルオキシ アルカン−1−スルホネート類又は別の2−アルキルオキシアルカン−1−スル ホネート類の具体例としては、β−メトキシデカンスルホン酸カリウム、2−メ トキシトリデカンスルホン酸ナトリウム、2−エトキシテトラデシルスルホン酸 カリウム、2−イソプロポキシヘキサデシルスルホン酸ナトリウム、2−t−ブ トキシテトラデシルスルホン酸リチウム、β−メトキシオクタデシルスルホン酸 ナトリウム及びβ−n−プロポキシドデシルスルホン酸アンモニウムがある。
更に多数の合成アニオン系界面活性剤はMcC++jcheon’ g、Emu lsi+is+s ind Detergenls(マキュチェオンの乳化剤及 び洗浄剤)、 1989年版、 M、C,Publishing Co、発行で 記載されているが、これは参4のため本明細書に組み込まれる。1975年12 月30日付で発行されたLraghlinらの米国特許第3.929.678号 明細書も多数の他のアニオン系と他の界面活性剤タイプについて開示しており、 参考のため本明細書に組み込まれる。石鹸も勿論使用しつるアニオン系洗浄界面 活性剤の範囲内に属する。
ノニオン系界面活性剤 ノニオン系界面活性剤がPEGグリセリル脂肪エステルに加えて洗浄界面活性剤 として使用できる。それらは好ましくはアニオン系、両性又は双極性界面活性剤 、あるいはそれらの混合物と組合せて用いられる。ノニオン系界面活性剤には、 アルキレンオキシド基(性質上親水性)と性質上脂肪族でも又はアルキル芳香族 でもよい有機疎水性化合物との縮合により製造される化合物とじて広義に定義さ れるものがある。ノニオン系界面活性剤の種類の例は以下である: 1、アルキルフェノール類のポリエチレンオキシド縮合物、例えば直鎖又は分岐 鎖配置のいずれかで炭素原子約6〜約20、好ましくは約6〜約12のアルキル 基を有するアルキルフェノール類とエチレンオキシドとの縮合生成物(上記エチ レンオキシドはアルキルフェノール1モル当たりエチレンオキシド約10〜約6 0モルに相当する量で存在する)。このような化合物におけるアルキル置換基は 、例えば重合プロピレン、ジイソブチレン、オクタン又はノナンから誘導してよ い。
2、望ましい疎水性及び親水性要素間のバランスに応じて組成上変えてもよいエ チレンオキシドとプロピレンオキシド及びエチレンジアミン生成物の反応による 生成物との縮合から得られる化合物。例えば、エチレンオキシド基とエチレンジ アミン及び過剰のプロピレンオキシドの反応生成物からなる疎水性塩基と′の反 応で得られる、ポリオキシエチレン約40〜約80重量%を含みかつ分子量約5 000〜約ii、oooを有する化合物(上記塩基は約2500〜約3000程 度の分子量を有する)がよい。
3、直鎖又は分岐鎖配置のいずれかで炭素原子約8〜約18を有する脂肪族アル コール類とエチレンオキシドとの縮合生成物、例えばココナツアルコール1モル 当たりエチレンオキシド約10〜約30モルを有して、ココナツアルコール部分 が炭素原子約10〜約14を有するココナツアルコールエチレンオキシド縮合物 。
4、下記一般式に相当する長鎖三級アミンオキシド類:RIR2R3N40 上記式中R1は炭素原子約8〜約18のアルキル、アルケニル又はモノヒドロキ シアルキル基、0〜約10のエチレンオキシド部分及び0〜約1のグリセリル部 分を有する;R及びR3は例えばメチル、エチル、プロピル、ヒドロキシエチル 又はヒドロキシプロピル基のように炭素原子約1〜約3とヒドロキシ基0〜約1 を有する。式中の矢印は半極性結合の慣用的表現である。本発明で使用に適した アミンオキシド類の例としてはジメチルドデシルアミンオキシド、オレイルジ( 2−ヒドロキシエチル)アミンオキシド、ジメチルオクチルアミンオキシド、ジ メチルデシルアミンオキシド、ジメチルテトラデシルアミンオキシド、3.6. 9−トリオキサヘプタデシルジエチルアミンオキシド、ジ(2−ヒドロキシエチ ル)テトラデシルアミンオキシド、2−ドデコキシエチルジメチルアミンオキシ ド、3−ドデコキシー2−ヒドロキシプロビルジ(3−ヒドロキシプロピル)ア ミンオキシド、ジメチルヘキサデシルアミンオキシドがある。
5、下記一般式に相当する長鎖三級ホスフィンオキシト類: RR=R’P→ 0 上記式中Rは鎖長が炭素原子約8〜約18のアルキル、アルケニル又はモノヒド ロキシアルキル基、0〜約10のエチレンオキシド部分及び0〜約1のグリセリ ル部分を有する;R−及びR′は各々炭素原子約1〜約3を有するアルキル又は モノヒドロキシアルキル基である。式中の矢印は半極性結合の慣用的表現である 。適切なホスフィンオキシト類の例はドデシルジメチルホスフィンオキシド、テ トラデシルジメチルホスフィンオキシド、テトラデシルメチルエチルホスフィン オキシド、3.6゜9−トリオキサオクタデシルジメチルホスフィンオキシド、 セチルジメチルホスフィンオキシト、3−ドデコキシー2−ヒドロキシプロビル ジ(2−ヒドロキシエチル)ホスフィンオキシト、ステアリルジメチルホスフィ ンオキシト、セチルエチルプロピルホスフィンオキシド、オレイルジエチルホス フィンオキシト、ドデシルジエチルホスフィンオキシド、テトラデシルジエチル ホスフィンオキシド、ドデシルジプロピルホスフィンオキシド、ドデシルジ(ヒ ドロキシメチル)ホスフィンオキシト、ドデシルジ(2−ヒドロキシエチル)ホ スフィンオキシト、テトラデシルメチル−2−ヒドロキシプロピルホスフィンオ キシド、オレイルジメチルホスフィンオキシト、2−ヒドロキシドデシルジメチ ルホスフィンオキシドである。
6、炭素原子約1〜約3の1つの短鎖アルキル又はヒドロキシアルキル基(通常 、メチル)、炭素原子約8〜約20のアルキル、アルケニル、ヒドロキシアルキ ル又はケトアルキル基を含む1つの疎水性長鎖、0〜約10のエチレンオキシド 部分及び0〜約1のグリセリル部分を、有する長鎖ジアルキルスルホキシド類。
例としてはオクタデシルメチルスルホキシド、2−ケトトリデシルメチルスルホ キシド、3.6.9−トリオキサオクタデシル2−ヒドロキシエチルスルホキシ ド、ドデシルメチルスルホキシド、オレイル3−ヒドロキシプロピルスルホキシ ド、テトラデシルメチルスルホキシド、3−メトキシトリデシルメチルスルホキ シド、3〜ヒドロキシトリデシルメチルスルホキシド、3−ヒドロキシ−4−ド デコキシブチルメチルスルホキシドがある。
7、他のノニオン系界面活性剤も本発明の組成物中で使用できる。ポリソルベー ト類、例えば脂肪酸のスクロースエステル類。このような物質、例えばスクロー スココエート〔主にモノエステルからなるココナツ酸のスクロースエステルの混 合物、リタ(RITA)から商品名グリロテン(GR[LOTENILSE 8 7K及びクローダからクロデスタ(CRODESTA) 5L−40として販売 される〕は米国特許第3゜480.616号明細書で記載されている。
炭素原子約6〜約30、好ましくは炭素原子約10〜約16の疎水基と多糖、例 えばポリグリコシド親水基を有するアルキル多糖ノニオン系界面活性剤が198 6年1月21日付で発行された1lenadoの米国特許第4,565.647 号明細書で開示されている。多糖は約1.0〜約10、好ましくは約1.3〜約 3、最も好ましくは約1.3〜約2.7の糖単位を有することができる。炭素原 子5又は6を有するあらゆる還元糖、例えばグルコース、ガラクトースが使用で き、ガラクトシル部分がグルコシル部分に代わることができる(場合により、疎 水基は2.3.4位等で結合され、このためグルコシド又はガラクトシドとは違 いグルコース又はガラクトースを与える)。糖量結合は例えば追加糖単位の1つ の位置と既存糖単位の2.3.4及び/又は6位との間である。
場合により、望ましいというわけではないが、疎水部分と多糖部分を結合するポ リアルキレンオキシド鎖が存在できる。好ましいアルキレンオキシドはエチレン オキシドである。典型的な疎水基としては炭素原子約8〜約18、好ましくは約 10〜約16を有する飽和又は不飽和の分岐又は非分岐アルキル基がある。好ま しくは、アルキル基は直鎖飽和アルキル基である。アルキル基は約3以内のヒド ロキシ基を含むことができ、及び/又はポリアルキレンオキシド鎖は約10以内 、好ましくは5以下のアルキレン部分を含むことができる。適切なアルキル多糖 類はオクチル、ノニルデシル、ウンデシルドデシル、トリデシル、テトラデシル 、ペンタデシル、ヘキサデシル、ヘプタデシル及びオクタデシル、ジ、トリ、テ トラ、ペンタ及びヘキサグルコシド類、ガラクトシド類、ラクトシト類、グルコ ース類、フルクトシト類、フルクトース類及び/又はガラクトース類である。適 切な混合物としてはココナツアルキル、ジ、トリ、テトラ及びペンタグルコシド 類と獣脂アルキル、テトラ、ペンタ及びヘキサグルコシド類がある。
好ましいアルキル多糖類は下記式のアルキルポリグリコシド類である: RO(CユH2IIO)(グリコジル)□上記式中R2はアルキル、アルキルフ ェニル、ヒドロキシアルキル、ヒドロキシアルキルフェニル及びそれらの混合物 からなる群より選択され、その場合にアルキル基は約10〜約18、好ましくは 約12〜約14の炭素原子を有する;nは2又は3、好ましくは2である:tは 0〜約101好ましくは0である;Xは1.3〜約10、好ましくは1.3〜約 3、最も好ましくは約1.3〜約2.7である。グリコジルはグルコースから誘 導されることが好ましい。これらの化合物を製造するためには、アルコール又は アルキルポリエトキシアルコールが最初に形成され、しかる後グルコース又はグ ルコース源と反応せしめられて、グルコシドを形成する(1位で結合)。次いで 追加グリコジル単位はそれらの1位と既存グリコジル単位の2.3.4及び/又 は6位、好ましくは主に2位との間で結合させることができる。
双極性及び両性界面活性剤 双極性界面活性剤は脂肪族四級アンモニウム、ホスホニウム及びスルホニウム化 合物の誘導体として広義に記載できるもので例示され、その場合に脂肪族基は直 鎖又は分岐鎖であって、脂肪族置換基のうち1つは炭素原子約8〜約18を有し かつ1つはアニオン基、例えばカルボキシ、スルホン酸、硫酸、リン酸又はホス ホン酸基を有している。これらの化合物に関する一般式は以下である: 上記式中R2は炭素原子約8〜約18のアルキル、アルケニル又はヒドロキシア ルキル基、0〜約10のエチレンオキシド部分及び0〜約1のグリセリル部分を 有する;Yは窒素、リン及びイオウ原子からなる群より選択される;R3は炭素 原子約1〜約3を有するアルキル又はモノヒドロキシアルキル基である;XはY がイオウ原子のとき1及びYが窒素又はリン原子のとき2である;R4は炭素原 子約1〜約4のアルキレン又はヒドロキシアルキレンである;Zはカルボン酸、 スルホン酸、硫酸、ホスホン酸及びリン酸基からなる群より選択される基である 。
このような界面活性剤の例としては: 4−(N、N−ジ(2−ヒドロキシエチル)−N−オクタデシルアンモニオコブ タン−1−カルボキシレート;5−(S−3−ヒドロキシプロピル−8−ヘキサ デシルスルホニオ)−3−ヒドロキシペンタン−1−サルフ工 −ト ; 3−(P、P−ジエチル−P−3,6,94リオキサテトラデシルホスホニオ) −2−ヒドロキシブローパン−1−ホスフェート; 3−(N、N−ジプロピル−N−3−ドデコキシー2−ヒドロキシプロピルアン モニオ)プロパン−1−ホスホネート; 3−(N、N−ジメチル−N−ヘキサデシルアンモニオ)プロパン−1−スルホ ネート; 3−(N、N−ジメチル−N−ヘキサデシルアンモニオ)−2−ヒドロキシプロ パン−1−スルホネート;4−[N、N−ジ(2−ヒドロキシエチル)−N−( 2−ヒドロキシドデシル)アンモニオコブタン−1−カルボキシレート; 3− 〔S−エチル−8−(3−ドデコキシー2−ヒドロキシプロピル)スルホ ニオ〕プロパンー1−ホスフェート; 3−(P、P−ジメチル−P−ドデシルホスホニオ)プロパン−1−ホスホネー ト;及び 5− CN、N−ジ(3−ヒドロキシプロピル)−N−ヘキサデシルアンモニオ 〕 −2−ヒドロキシペンタン−1−サルフェートがある。
本発明の組成物で使用できる両性界面活性剤の例は脂肪族二級及び三級アミン類 の誘導体として広義に記載される化合物であり、その場合に脂肪族基は直鎖又は 分岐鎖であって、脂肪族置換基のうち1つは炭素原子約8〜約18を有しかつ1 つはアニオン水溶性基、例えばカルボキシ、スルホン酸、硫酸、リン酸又はホス ホン酸基を有している。この定義内に属する化合物の例は3−ドデシルアミノプ ロピオン酸ナトリウム、3−ドデシルアミノプロパンスルホン酸ナトリウム、ラ ウリルサルコシン酸ナトリウム、米国特許第2,658.072号明細書の開示 に従いドデシルアミンをイセチオン酸ナトリウムと反応させることで製造される ようなN−アルキルタウリン類、米国特許第2,438.091号明細書の開示 に従い製造されるようなN−高級アルキルアスパラギン酸及び商品名“ミラノー ル”として販売される米国特許第2,528.378号明細書で記載された製品 である。
他の両性界面活性剤としてスルタイン類及びアミドスルタイン類がある。スルタ イン類及びアミドスルタイン類は、アニオン系界面活性剤に一部代わって、目に マイルドな起泡増強界面活性剤として有利に利用できる。アミドスルタイン類を 含めたスルタイン類としては、例えばココジメチルプロピルスルタイン、ステア リルジメチルプロピルスルタイン、ラウリルビス(2−ヒドロキシエチル)プロ ピルスルタイン等;ココアミドジメチルプロピルスルタイン、ステアリルアミド ジメチルプロピルスルタイン、ラウリルアミドビス(2−ヒドロキシエチル)プ ロピルスルタイン等のようなアミドスルタインがある。C−Cヒドロカルビルア ミドプロピルヒドロ+2 18 キシスルタイン類、特にC−Cヒドロカルビルアミドブロピルヒ下ロキシスルタ イン類、例えばラウリルアミドプロピルヒドロキシスルタイン及びコカミドプロ ピルヒドロキシスルタインのようなアミドヒドロキシスルタイン類が好ましい。
他のスルタイン類は、参考のため本明細書に組み込まれる、1976年4月13 日付で発行された米国特許第3,950,417号明細書で開示されている。
もう1つの具体的な種類の両性界面活性剤は下記式のアミノアルカノエート類: R−NH(CH2) nC00M 下記式のイミノジアルカノエート類: R−N〔(CH2)mCOOM〕 2 及びそれらの混合物により規定される;上記式中n及びmは1〜4の数、RはC −Cアルキル又はアルケニル、Mは水素、アルカリ金属、アルカリ土類金属、ア ンモニウム又はアルカノールアンモニウムである。
アミノアルカノエート式に属する両性界面活性剤の例としてはn−アルキルアミ ノプロピオネート類及びn−アルキルイミノジプロピオネート類がある。このよ うな物質はヘンケル(Henkellより商品名デリファトfDERIPHAT )及びミラノール社よりミラティン(MIRATAINE)として販売されてい る。具体例としてN−ラウリル−β−アミノプロピオン酸又はその塩、N−ラウ リル−β−イミノノプロビオン酸(デリファト160C)又はその塩とそれらの 混合物がある。
コンディショニング剤 本発明の好ましい任意成分は、ヘア又は皮膚をコンディショニングする上で適し たコンディショニング剤である。シリコーンコンディショニング剤、特に非揮発 性不溶性シリコーンコンディショニング剤が特に好ましい。
シャンプー組成物は、特に、好ましくは約o、oi〜約10重量%、更に好まし くは約0.01〜約5%、更に一層好ましくは約0.05〜約3%、最も好まし くは約0.1〜約2.5%で、このようなシリコーンコンディショニング剤を含 む。シリコーンコンディショニング剤には非揮発性不溶性シリコーン液を含む。
シャンプー組成物で本発明上有用なシリコーンコンディショニング剤は、25℃ で好ましくは約1000〜 約2,000,000センチストークス、更に好ましくは約10.000〜約i 、soo、oooセンチストークス、更に一層好ましくは約100,000〜約 1,500.000センチストークスの平均粘度を有する。しかしながら、それ より低粘度の非揮発性シリコーンコンディショニング剤も使用できる。粘度は、 L970年7月20日付でダウ・コーニング社(Dot Cou+ing C+ +rpo+atc)試験法CTMOO[14において記載されたように、ガラス キャピラリー粘度計で測定できる。
以下で用いられるように、シリコーンコンディショニング剤に関する“不溶性” という用語は、シリコーン物質が水に不溶であることを意味する。本発明で用い られるようなシリコーンコンディショニング剤に関する“非揮発性”という用語 は、当業者によりよく理解されている意味に従い、即ちシリコーン液が環境条件 下で非常に低い蒸気圧を示すだけか又は有意の蒸気圧を示さないとして解釈され る。“シリコーン液”という用語は、25℃でi、ooo、oooセンチストー クス以下の粘度を有する流動性シリコーン物質を意味する。通常、その液の粘度 は25℃で約5〜1,000.000センチストークス、好ましくは約10〜約 100.000センチストークスである。本発明のシリコーンコンディショニン グ剤には非揮発性かつ不溶性であるシリコーンゴムも含むが、シリコーンゴムに ついては後記される。本明細書で用いられる“シリコーン”という用語は“ポリ シロキサン”という用語と同義である。
ヘアコンディショニング剤で使用上適切な非揮発性シリコーン液としてはポリア ルキルシロキサン類、ポリアリールシロキサン類、ポリアルキルアリールシロキ サン類、ポリエーテルシロキサンコポリマー及びそれらの混合物がある。しかし ながら、ヘアコンディショニング性を有する他のシリコーン液も使用してよい。
使用してよい非揮発性ポリアルキルシロキサン液としては、例えばポリジメチル シロキサン類がある。これらのシロキサン類は、例えばゼネラル・エレクトリッ ク社(G e n e目IHec++ic Comp!ny)からビスカシル( Viscasil)シリーズとして及びダウ・コーニングからダウ・コーニング 200シリーズとして市販されている。好ましくは、粘度は25℃で約10〜約 100.000センチストークスの範囲である。
使用してよいポリアルキルアリールシロキサン液としては、例えばポリメチルフ ェニルシロキサン類もある。
これらのシロキサン類は、例えばゼネラル・エレクトリック社から5F1075 メチルフエニル液として又はダウ・コーニングから556コスメチツク・グレー ド液(Cosmetic Grade Fluid)として市販されている。
使用してよいポリエーテルシロキサンコポリマーとしては、例えばポリプロピレ ンオキシド改質ジメチルポリシロキサン(例えば、ダウ・コーニングDC−12 48)があるが、エチレンオキシド又はエチレンオキシドとプロピレンオキシド の混合物も使用してよい。エチレンオキシド及びポリプロピレンオキシドレベル は、水及び本発明の組成物への溶解を妨げるほど十分低くなければならない。
本発明でシリコーン液には下記構造のポリアルキル又はボリアリールシロキサン 類も含む: 。
上記式中Rはアルキル又はアリールである;Xは約7〜約8000の整数である 。“A”はシリコーン鎖の末端をブロックする基を表す。
シロキサン鎖(R)で又はシロキサン鎖の末端(A)で置換されたアルキル又は アリール基は、得られるシリコーン類が室温で液体のままであり、疎水性であっ て、ヘアに適用された場合に刺激性、毒性がないのみならず無害であり、組成物 の他の成分と適合し、通常の使用及び貯蔵条件下で化学的に安定であり、ヘア上 に沈着してそれをコンディショニングすることができるかぎり、いかなる構造を 有していてもよい。
適切なA基としてはメチル、メトキシ、エトキシ、プロポキシ及びアリールオキ シがある。ケイ素原子上における2つのR基は同−基でも又は異なる基を表して もよい。好ましくは、2つのR基は同−基を表す。適切なR基としてはメチル、 エチル、プロピル、フェニル、メチルフェニル及びフェニルメチルがある。好ま しいシリコーン類はポリジメチルシロキサン、ポリジエチルシロキサン及びポリ メチルフェニルシロキサンである。ポリジメチルシロキサンが特に好ましい。
適切なシリコーン液について開示する参考文献としては、Geenの米国特許第 2.826,551号、1976年6月22日付で発行されたD+xkollの 米国特許第3゜964.500号; Pxderの米国特許第4.364,83 7号; Woolslonの英国特許第849.433号明細書がある。これら すべての特許は参考のため本明細書に組み込まれるO3ilicoIIComp ounds、Pe1rtrch 57sleLIx、Inc発行、 1984も 参考のため本明細書に組み込まれる。この参考文献は適切なシリコーン液の広範 囲な(排他的ではない)リストを示す。
シリコーンコンディショニング剤で特に有用なもう1つのシリコーン物質は不溶 性シリコーンゴムである。本明細書で用いられる“シリコーンゴム”という用語 は、25℃で1,000,000センチスト一クス以上の粘度を有するポリオル ガノシロキサン物質を意味する。シリコーンゴムは、1979年5月1日付で発 行された5piderらの米国特許第4,152.416号明細書及びNo1l 、Waller、Chemisl+7 and Technolog7 olS ilicones、New Yolk:^cxdeIIlic Press、1 96gを含めて、Pe1rtrch及びその他により記載されている。ゼネラル ・エレクトリック・シリコーンラバー製品データシート5E30.5E33.5 E54及び5E76もシリコーンゴムについて記載している。これらすべての記 載された参考文献は参考のため本明細書に組み込まれる。“シリコーンゴム”は 典型的には約200.000以上、通常約200.000〜約1.000,00 0の質量分子量を有する。具体例としてはポリジメチルシロキサン、(ポリジメ チルシロキサン)(メチルビニルシロキサン)コポリマー、ポリ(ジメチルシロ キサン)(ジフェニルシロキサン)(メチルビニルシロキサン)コポリマー及び それらの混合物がある。
好ましくは、シリコーンヘアコンディショニング剤は25℃で約1.000.0 00センチスト一クス以上の粘度を有するポリジメチルシロキサンゴムと25℃ で約10〜約100.000センチストークスの粘度を有するポリジメチルシロ キサン液の混合物からなり、その場合にゴム対液の比率は約30 : 70〜約 70:30、好ましくは約40:60〜約60+40である。
カチオン系シリコーン液及びゴムも用いてよいが、但しノニオン系シリコーン液 及びゴムが好ましい。
ふけ防止剤 シャンプー組成物は1種以上のふけ防止剤も含有する。
可溶性ふけ防止剤と粒状ふけ防止剤が使用できる。粒状ふけ防止剤、特にピリジ ンチオン塩及び硫化セレンが特に好ましい。
硫化セレンは商業上の主要品である。硫化セレンは1モルのセレンと2モルのイ オウを有する化合物として通常考えられている。しかしながら、それは環状構造 Se S (x+y=8)の形をとってもよい。
 y すべて参考のため本明細書に組み込まれる、1954年11月16日付で発行さ れたBxldv+nらの米国特許第2.694,668号、1984年10月6 日付で発行されたに&p+alの米国特許第3.152.046号;1978年 5月16日付で発行されたB+inkmanの米国特許第4.089.945号 、1989年12月12日付で発行されたWetzelの米国特許第4.885 .107号明細書では、ふけ防止シャンプー組成物で活性成分として二硫化セレ ンを開示している。
業者から供給されるような硫化セレンは、硫化セレン粒子の粒度が平均で約15 μ以下、好ましくは約10μ以下であれば、本組成物で用いることができる。こ れらの測定はフォワード(lorva+d) レーザー光散乱装置〔例えば、マ ルバーン(Malve+n) 3600装置〕を用いて行われる。
用いられるならば、硫化セレンは典型的には本発明のシャンプー組成物中に約0 .1〜約5.0%、好ましくは約0.6〜約2.5%のレベルで存在する。
好ましいピリジンチオンふけ防止剤は1−ヒドロキシ−2−ピリジンチオン塩で ある。これらタイプのふけ防止剤は当業界で周知である。粒子が約1〜約20ミ クロン、好ましくは約2〜約8ミクロンの平均サイズを有した小板粒状形の1− ヒドロキシ−2−ピリジンチオン塩が特に好ましい。活性剤はシャンプー組成物 の通常約0.1〜約4%、好ましくは約0.5〜約2%のレベルで用いられる。
1−ヒドロキシ−2−ピリジンチオン塩は、すべて参考のため本明細書に組み込 まれる、1957年10月15日付で発行されたBernsjeinの米国特許 第2.809.971号、1966年2月22日付で発行されたK11ilel lらの米国特許第3,236,733号;1973年8月21日付で発行された Pa+rxnの米国特許第3.753.196号、1973年9月25日付で発 行されたParInの米国特許第3,761.418号; 1982年8月17 日付で発行されたBolicbの米国特許第4.345.080号、1982年 4月6日付で発行されたBolichらの米国特許第4.323.683号、1 983年4月12日付で発行されたBolichの米国特許第4,379,75 3号、1984年9月11日付で発行されたWinkle+の米国特許第4,4 70.982号明細書でふけ防止シャンプー用として開示されている。
本発明で好ましいピリジンチオン塩は、1−ヒドロキシ−2−ピリジンチオンの 非水溶性塩として通常規定することができる。
好ましい塩は亜鉛、スズ、カドミウム、マグネシウム、アルミニウム及びジルコ ニウムのような金属から形成される。本発明で最も好ましい金属は、2−亜鉛ビ リチオン又はZPTを形成する亜鉛である。ナトリウムのような他のカチオンも 適切である。
加えて、本明細書で開示されるシャンプー組成物は他の公知のふけ防止活性剤を 含有してもよい。このようなふけ防止活性剤には、例えばピリドン塩、コールタ ール等がある。
ヒドロキシピリドン塩は、参考のため本明細書に組み込まれる、Cosmeti cs tnd Drag Prete+vtlion。
Pr1nciples xnd ?acfice、p、742(J、Kabur a編集、 1984)で開示されている。本発明で用いられるヒドロキシピリド ン塩には、脂肪族又は芳香族部分(R)を6位に有する1−ヒドロキシ−4−メ チル−(IH)−ピリドン類として通常記載されるものがあり、その場合にRは 少くとも1.3、好ましくは2〜6、更に好ましくは3〜5.5のファクターを 有している。そのファクターは置換基の親油性/親水性の尺度であり、W、 D il!mar、 E。
Drack+er及びH,Urbach、 J、 Med、 Chem、 17  (71,753−6(1974)の論文とそこで引用された参考文献で詳細に 規定されており、それらすべてが参考のため本明細書に組み込まれる。
構造関係において、好ましいR置換基は直鎖及び分岐鎖C−C,好ましくはC− Cアルキル及びアルケニル基、C−Cシクロアルキル基とC−Cアリール基から 選択される。前記環状部分はC4以内の1以−上のアルキル又はアルケニル基で 置換することもできる。R基はハロゲン原子で更に置換してもよい。上記のうち 、好ましいR部分はシクロヘキシル及び2,4.4=トリメチルペンチルであり 、後者が高度に好ましい。
上記化合物は遊離形として、及び塩、例えば有機塩基又は無機カチオンとの塩と して、双方で用いることができる。低分子量アルカノールアミン類が特に好まし い有機塩基である。本発明で使用上好ましいヒドロキシピリドン塩はピロクトン オラミン又はオクトピロツクスとして知られるモノエタノールアミン塩である; Co5m!tic and D+ug Presertxtion、前掲参照。
ピロクトンオラミンは、1983年12月23日付で公開された日本特許出願昭 57−104,313号;1985年2月5日付で公開された日本特許出願昭5 8−127.893号(双方ともライオン);1989年2月23日付で出願さ れた1Jelxnson及びSN++mの米国特許出願第314.627号明細 書で脱臭組成物用として記載されている。1983年11月18日付で公開され た日本特許出願昭57−080.644号(ライオン)では、ふけコントロール 用に広域グループのヒドロキシピリドン化合物の使用について開示している。上 記すべての参考文献は参考のため本明細書に組み込まれる。
任意成分 本発明の組成物は様々な非必須任意成分を含有することができる。このような任 意成分としては、例えばベンジルアルコール、メチルパラベン、プロピレンくラ ベン及びイミダゾリジニル尿素のような保存剤;カチオン系コンディショニング 界面活性剤及びカチオン系コンディショニングポリマーの双方を含めたカチオン 系コンディショニング剤;脂肪アルコール類、BASFヤント・ソト(BASF  Wyandolle)により供与されるプルロニック11u+onic) F  88のようなエチレンオキシド及びプロピ゛レンオキシドのブロックポリマー ;塩化ナトリウム;硫酸ナトリウム:キシレンスルホン酸アンモニウム;プロピ レングリコール;ポリビニルアルコール;エチルアルコール;ユニオン・カーバ イド社(Union C1rbide Corp、)(ダンベリー、コネチカッ ト、USA)からそれらのニーケアー・ポリマー<IICARE I’OLYM ERI J Rシリーズの物質として市販されているポリクォータニウム(Pa lマquxlcrniuIIl) −10(トリメチルアンモニウム置換エポキ シドと反応せしめられたヒドロキシエチルセルロースのポリマー四級アンモニウ ム塩に関してザ・コスメチック・トイレトリー・アンド・フレグランス・ア゛ノ シエーション(The Cosmt口c、Tθ1let+マln+l Fu(τ 1ncc^1sOc目tionl (C丁FA)により命名された工業用語〕、 例えばニーケアー・ポリマーIR−30M、 IR−125及びIR−400の ような起泡増進剤(このような起泡増進剤は本発明のシャンプーで使用上好まし い成分である);クエン酸、コハク酸、リン酸、水酸化ナトリウム、炭酸ナトリ ウム等のような最終シャンプー組成物用の追加pH調整剤;香料;色素;エチレ ンジアミン四酢酸二ナトリウムのような金属イオン封鎖剤がある。これらの任意 成分Gよ典型的には組成物の約0.01〜約10%のレベルで用11%られる。
任意成分のこのリストは包括的であることを意味せず、他の任意成分も利用でき る。
殺シラミ剤もシラミ侵襲をコントロールするため本発明の組成物に含有させるこ とができる。適切な殺シラミ剤は当業界で周知であり、例えば参考のため本明細 書ζこ組み込まれるAI Itnの米国特許第4.668.666号明細書で開 示されたようなピレトリン類を含む。
任意増粘剤及び懸濁剤 使用できるもう1つのタイプの懸濁剤はカルボキシビニルポリマーである。好ま しいポリマーは、参考のため本明細書に組み込まれる1957年7月2日付で発 行されたBtovnの米国特許第2.798,053号明細書で記載されるよう な、ポリアリルスクロースで架橋されたアクリル酸のコポリマーである。これら のボ1ツマー書よ、例えばカルボポールfC&+bopoll 934.940 ,941及び956としてB、F、 グツドリッチ社(B、F、Goodric k C0III!IIF)により供給される。
カルボキシビニルポリマーは、モノマーオレフィン性不飽和カルボン酸を含んだ モノマー混合物と全モノマーの約0.1〜約10重量%の多−アルコールのポリ エーテルとのインターポリマーであって、多価アルコールは少くとも4つの炭素 原子を有し、それに少くとも3つのヒドロキシル基が結合され、ポリエーテルは 1分子当たり2以上のアルケニル基を有する。他のモノオレフィン性モノマー物 質も、所望であれば主割合であってもモノマー混合物中に存在してよい。カルボ キシビニルポリマーは液体揮発性有機炭化水素に実質上不溶性であり、空気暴露 時に寸法安定性である。
カルボキシビニルポリマーを製造するために用いられる好ましい多価アルコール としてはオリゴ糖類、カルボニル基がアルコール基に変換されたその還元誘導体 及びペンタエリトリトールからなる種類より選択されるポリオール類があり、オ リゴ糖類が更に好ましく、スクロースが最も好ましい。修飾されるポリオールの ヒドロキシル基はアリル基でエーテル化され、ポリオールはポリオール分子量た り少くとも2つのアリルエーテル基を有することが好ましい。ポリオールがスク ロースである場合、スクロースはスクロース分子量たり少くとも約5つのアリル エーテル基を有することが好ましい。ポリオールのポリエーテルは全モノマーの 好ましくは約0.1〜約4%、更に好ましくは約0.2〜約2.5%である。
本発明で用いられるカルボキシビニルポリマーを製造する上で使用上好ましいモ ノマーオレフィン性不飽和カッ1ボン酸としてはモノマー重合性α−βモノオレ フィン性不飽和低級脂肪族カルボン酸がある;下記構造のモノマーモノオレフィ ン性アクリル酸類: CH2= C−C00H (上記式中Rは水素及び低級アルキル基からなる群より選択される置換基である )が更に好ましい;アクリル酸が最も好ましい。
本発明の処方で用いられる好ましいカルボキシビニルポリマーは少くとも約75 0.000の分子量を有する;少くとも約1,250.000の分子量を有する カルボキシビニルポリマーが更に好ましい;少くとも約3.000.000の分 子量を有するカルボキシビニルポリマーが最も好ましい。
水溶性又はコロイド水溶性ポリマーのような組成物にゲル様粘度を付与できるも の、例えばセルロースエーテル類(例えば、ヒドロキシエチルセルロース)、グ アーヒドロキシプロピルグアーガム、デンプン及びデンプン誘導体を含めた他の 物質も、懸濁剤として、及び他の増粘剤、粘度調節剤、ゲル化剤等として使用で きる。これら物質の混合物も使用できる。
このような任意の懸濁剤、増粘剤及び粘度調節剤等は、一般的には全組成物の約 0.1〜約10重量%、最も普通には約0,3〜約5.0%のレベルで用いられ る。
使用できるもう1つのタイプの懸濁剤はキサンタンガムである。シリコーンへア コンディショニング成分用の懸濁剤としてキサンタンガムを利用したシャンプー 組成物は、参考のため本明細書に組み込まれる1988年11月29日付で発行 されたBolich及びWilliamsの米国特許第4,788.006号明 細書で記載されている。
キサンタンガムは市販されている生合成ガム物質である。
それは分子量百方以上のへテロ多糖である。それは2.8:2.0:2.Oのモ ル比でD−グルコース、D−マンノース及びD−グルクロネートを含むと考えら れている。その多糖は4.7%アセチルで部分的にアセチル化されている。この 情報及びその他はWhisker、 RayL、 Editor、 l++do s日ial Gums−Polysacch!rides and Their Deriマi+ive+ (工業ガム−多糖類及びそれらの誘導体)。
New York:Acxdemic ?ess、 1973でみられる。メル り社(Merck & Co、、 Inc、lの一部門ケルコ(にelco)は ケルトロール(Kslj+ol■)としてキサンタンガムを供給する。そのガム は、シリコーンへアコンディショニング成分の懸濁剤として用いられる場合に、 典型的には本発明の組成物巾約0.3〜約3%、好ましくは約0,4〜約1.2 %のレベルで流動性液体処方中に存在する。
クリーニング向けで直接使用の場合における組成物のpHは通常重要ではなく、 2〜約10、好ましくは約3〜約9、更に好ましくは約4〜約8、最も好ましく は約6〜約8の範囲内である。
られる。ヘアをクリーニングする上で有効量の組成物、典型的には約1〜約20 gの組成物が、好ましくは通常水で濡らされたヘアに適用され、しかる後洗い落 とされる。ヘアへの適用では典型的には、はとんど又はすべてのヘアが組成物と 接触されるように、組成物をヘアで処下記例は本発明の範囲内に属する好ましい 態様について更に記載及び実証している。例は説明目的で単に示され、本発明の 制限として解釈されるべきでなく、その多くのバリエーションがその精神及び範 囲から逸脱せずに可能である。
例1−XX 下記例は本発明のシャンプー組成物について例示して(組成物の重量ppm又は %) ワウレス−3硫酸ナトリウム((イ)710. Go 14.0013.601 3.6013.110ココアンホジアセテート((イ)33.50 3.50  3.4OL4G 3.50CAPB52.002.0G 3.403゜403. 50LIDP63.503.50 − − −ポリクォータニウム10(%)  ’ 0.05 0.05 G、05 0.05 0.OSエチレングリコールジ ステアレート((イ) 2.00 2.0G 2.00 2.00 2.0Gジ メチコン(扮21.0G 1.00 1.00 1.40 1.00香料溶液( (イ) 0.70 0.70 0.70 0.70 0.70DMD化ダントイ ン(3) 0.20 0.20 0.20 0.20 0.20クエン酸(%)  −0,340,340,340,34セチルアルコール(91) 0.+2  0.06 0.06 0.10 0.06ステアリルアルコール(3) 0.0 6 0.12 0.+2 0.18 0.12トリセチルメチルアンモニウムク ロリド(%)8− 0.57 0.57 0.57 −亜鉛ピリジンチオン(l O−−−−1,00着色溶液(ppm) 4 4 4 4 4水 −全量100 %まで適量− 表11 成分VI Vll Will IX X(組成物の重量ape又は%) ラウレスー3硫酸ナトリウム(%) 710.00 13.0G 14.00  +3.00 13.00ココアンホジアセテート(%133.5G 4.50  4.50 3.00 3.0QCAPB53.50 3.[102,0G 5. 0(15,GOL I DP6 ポリクォータニウム10((イ)’ 0..10 − 0.09 0.03 − エチレングリコールジステアレート■ 1.00 3.OQ 1.0G 3.0 0 1.50ジメチコン((イ)20.50 2.00 0.50 1.00  −香料溶液((イ) O,’60 0.60 0.60 0.6G O,50D MDMヒダントイン(3) 0.20 0.20 0.20 0.20 0.2 11クエン酸(3) 0.30 0゜45 0.45 0.2g 0.2富セチ ルアルコール(%) 0.03 0.12 − 0.16 −ステアリルアルコ ール(3) G、、06 0.24 − 0.12 −トリセチルメチルアンモ ニウムクロリド(%18− 0.50 0.57 − −亜鉛ピリジンチオン( %) −−1,002,OG −着色溶液(ppm1 20 20 20 20  2G水 −全量100%まで適量− 表II+ (組成物の重量ppm又は%) ワウレス−3硫酸ナトリウム(%) 710.0G 14.0G 13.601 3.fiO13,00ココアンホアセテート(扮’ 3.50 3.50 3. 40 3.4(13,50CAPB52.002.003.403.403.5 [ILIDP63.503.50 − − −ポリクォータニウム10(%)  ’ 0.05 0.05 0.05 G、05 G、f15エチレングリコール ジステアレート(%3 2.00 2.00 2.0G 2.00 2.00ジ メチコン(%) 21.00 +、00 1.001゜401.00香料溶液( %1 0.70 0.70 0.70 G、70 0.70DMDMヒダントイ ン(η 0.20 0.20 0.20 0.20 0.20クエン酸(!%)  −0,250,250,25G、25セチルアルコール(3) 0.12 0 .06 0.[160,100,06ステアリルアルコール((イ) 0.06  0.12 0.12 0.18 0.12トリセチルメチルアンモニウムクロ リド(%l 8− 0.57 0.57 0.57 −亜鉛ピリジンチオン(A 着色溶液(ppml 4 4 4 4 4水 −全量100%まで適量− 表1v 成分XVI XVII XVIIIXIX XX(組成物の重量ppm又は%) ラウレスー3硫酸ナトI功ム(3)710. H13,GO14,Go +3.  Go 13.00ココアンホジアセテート(5)’ 3.50 4.50 4 .5G 3.00 3.00CAPB53.503.0G 2.005.005 .00IDP6 ポリクォータニウム10(%) ’ 0.10 − 0.09 0.03 −エ チレングリコールジステアレート(%l 1.OQ 3.0G 1.00 3. GO1,50ジメチコン(5)20..50 2.00 G、50 1.00  −香料溶液(3) 0.60 0.60 0.60 0.6G O,500MD Mヒダントイン(%l G、20 0.20 0.20 0.20 0.20ク エン酸(%] G、2G 0.30 0.30 0.20 0.2flセチルア ルコール(3) 0.03 11.12 − 0.16 −ステアリルアルコー ル(%) 0.06 0.24 − 0.12 −トリセチルメチルアンモニウ ムクロリド■8− 0.500.57 − −亜鉛ピリジンチオン■ −一1. flll 2.00 −着色溶液(ppm) 20 20 20 20 20水  −全量ioo%まで適量− 1ユニオン・カーバイド社市販のニーケア・ポリマーJR−30M2GEシリコ ーンズ市販の5E−76シリコーンゴム及び約350センチストークスの粘度を 有するシリコーン液の50150ブレンド338%活性溶液としてミラノール社 から商品名ミラノールC−2Mで市販437%活性溶液としてミラノール社から 商品名ミラノールCM C0NCで市販530%活性溶液としてヘキスト・セラ ニーズから商品名ゲナゲンCABで市販630%活性溶液としてヘンケル社から 商品名デリファトで市販728.5%活性溶液として市販 890%懸濁液としてアクシーケミ−(^に!o−Cbtmic)からアークア ット(AIIQUAD) −316で市販の“TCMAC” 組成物は下記のように製造する。シリコーンプレミックスは、少量(例えば、最 終製品の約0.2重量%)のワウレス−3硫酸ナトリウムをプレミックスタンク に加えて71℃に、加熱することにより最初に調製する。セチル及びステアリル アルコールを適宜に加える。次いでジメチコンを加え、エマルジョンが形成され るまでミックスする。
例■〜1v及びx1〜XIVでは、約1/3のワウレス−3硫酸ナトリウム、コ コアンホジアセテート及び/又はココアンホアセテート、CAPBとTCMAC を適宜にタンクにいれる。混合物(“メインプレミックス”)を攪拌し、71℃ に加熱する。次いでエチレングリコールジステアレートを加え、溶融させる。ク エン酸を50%活性溶液の形で加えて、pHを調整する。メインミックスを熱交 換器に通し、そこでそれを32℃に冷却し、最終タンクに集める。この冷却ステ ップの結果として、エチレングリコールジステアレートは結晶化して、製品中で 結晶網状構造を形成する。次いでポリクォータニウム10を適宜に固体物として 又は水に前溶解させてメインプレミックスに加える。例v−X及びxv−xxの 場合には、CAPBは前記初期段階で加える代わりに、エチレングリコールジス テアレートが結晶化した後でメインプレミックス中にミックスする。シリコーン プレミックスを約30℃に冷却した後で同最終タンクに集め、そこでメインプレ ミックス及びシリコーンプレミックスを均一になるまでミックスする。最後に、 残りの成分を加え、シャンプー組成物にミックスする。最終pHはクエン酸及び /又はNaOHの添加で所望のとおりに調整する。最終粘度はキシレンスルホン 酸アンモニウム及び/又はNaC1の添加で所望のとおりに調整する。
本例の組成物は、優れた使用時ヘアクリーニング性、起泡性、マイルド性、コン ディショニング性、ふけ防止フントロール(適用の場合)及び真珠光沢を示すこ とができる。
フロントページの続き (81)指定国 EP(AT、BE、CH,DE。
DK、ES、FR,GB、GR,IE、IT、LU、MC,NL、 PT、SE )、0A(BF、BJ、CF、CG、 CI、 CM、 GA、 GN、 ML 、 MR,SN、 TD。
TG)、 AU、 BB、 BG、 BR,CA、 CZ、 FI。
HU、JP、KP、KR,LK、MG、MN、MW、NO,NZ、PL、RO, RU、SD、SK、UA

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.(a)5〜15重量%のアルキルエトキシル化サルフェートアニオン系界面 活性剤; (b)1〜10%の下記式のベタイン界面活性剤:▲数式、化学式、表等があり ます▼ (上記式中R1はCOOM及び CH(OH)CH2SO3Mからなる群より選択される基である; R2は低級アルキル又はヒドロキシアルキルである;R3は低級アルキル又はヒ ドロキシアルキルである;R4は水素及び低級アルキルからなる群より選択され る基である; R5は高級アルキル又はアルケニルである;Yは低級アルキル、好ましくはメチ ルである;mは2〜7の整数である; nは整数1又は0である; Mは水素又はカチオンである); (c)2〜10重量%の下記式を有する両性界面活性剤:▲数式、化学式、表等 があります▼ (上記式中R1はC8−C22アルキル又はアルケニルである;R2は水素又は CH2CO2Mである;R3はCH2CH2OH又はCH2CHOCH2CH2 COOMである;R4は水素、CH2CH2OH又はCH2CH2OCH2CH 2COOMである;ZはCO2M又はCH2CO2Mである;nは2又は3であ る;Mは水素又はカチオンである); (d)0.5〜5重量%の結晶性懸濁剤;及び(e)60〜85%の水; を含み、アルキルサルフェートアニオン系界面活性剤を実質上含有せず、(a) :(b)+(c)の重量比が1:1〜4:1、(d):全界面活性剤の重量比が 1:4〜1:25であることを特徴とするシャンプー組成物。
  2. 2.(a)6〜17重量%のアルキルエトキシル化サルフェートアニオン系界面 活性剤; (b)2〜8%の下記式のベタイン界面活性剤:▲数式、化学式、表等がありま す▼ (上記式中R1はCOOM及びCH(OH)CH2SOMからなる群より選択さ れる基である;3 R2は低級アルキル又はヒドロキシアルキルである;R3は低級アルキル又はヒ ドロキシアルキルである;R4は水素及び低級アルキルからなる群より選択され る基である; R5は高級アルキル又はアルケニルである;Yは低級アルキル、好ましくはメチ ルである;mは2〜7の整数である; nは整数1又は0である; Mは水素又はカチオンである); (c)2〜8重量%の下記式を有する両性界面活性剤:▲数式、化学式、表等が あります▼ (上記式中R1はC8−C22アルキル又はアルケニルである;R2は水素又は CH2CO2Mである;R3はCH2CH2OH又はCH2CHOCH2CH2 COOMである;R4は水素、CH2CH2OH又はCH2CH2OCH2CH 2COOMである;ZはCO2M又はCH2CO2Mである;nは2又は3であ る;Mは水素又はカチオンである); (d)1〜4重量%の結晶性懸濁剤;及び(e)65〜80%の水; を含み、アルキルサルフェートアニオン系界面活性剤を実質上含有せず、(a) :(b)+(c)の重量比が4:3〜3:1、(d):全界面活性剤の重量比が 1:6〜1:18であることを特徴とするシャンプー組成物。
  3. 3.(a)7〜15重量%のアルキルエトキシル化サルフェートアニオン系界面 活性剤; (b)2.5〜6%のベタイン界面活性剤;(c)2.5〜6重量%の両性イミ ダゾリニウム界面活性剤; (d)1〜3重量%の懸濁剤;及び (e)65〜80%の水; を含み、(a):(b)+(c)の比が8:5〜7:3、(d):全界面活性剤 の比が1:8〜1:13である、請求項2に記載のシャンプー組成物。
  4. 4.シャンプー組成物が: (a)少くとも10重量1%、好ましくは10〜25%のアルキルエトキシル化 サルフェートアニオン系界面活性剤;(b)少くとも6重量%、好ましくは8〜 18%の下記式の両性界面活性剤: ▲数式、化学式、表等があります▼ (上記式中R1はC8−C22アルキル又はアルケニルである;R2は水素又は CH2CO2Mである;R3はCH2CH2OH又はCH2CH2OCH2CH 2COOMである;R4は水素、CH2CH2OH又はCH2CH2OCH2C H2COOMである;ZはCO2M又はCH2CO2Mである;nは2又は3で ある;Mは水素又はカチオンである); (c)2〜15重量%、好ましくは4〜12%の再結晶化懸濁剤;及び (d)30〜70%、好ましくは45〜65%の水;からなるシャンプープレミ ックス組成物を含み、そのプレミックスが2:3〜3:1、好ましくは1:1〜 5:2の(a):(b)の重量比、1:1〜1:6、好ましくは2:3〜1:3 の(c):存在する全界面活性剤の重量比及び1:2〜1:15、好ましくは1 :4〜1:12の(c):(d)の重量比を有し、しかも上記プレミックス組成 物がアルキルサルフェートアニオン系界面活性剤を実質上含有していない、請求 項1、2又は3に記載のマイルドシャンプー組成物。
  5. 5.プレミックスの懸濁剤がエチレングリコールジステアレートである、請求項 4に記載のシャンプー組成物。
  6. 6.両性界面活性剤がモノカルボキシレート、ジカルボキシレート又はそれらの 混合物である、請求項1、2、3、4又は5に記載のシャンプー組成物。
  7. 7.両性界面活性剤がココアンホカルボキシグリシネート、ココアンホアセテー ト、ココアンホカルボキシプロピオネート、ココアンホカルボキシプロピオン酸 又はそれらの混合物であり、ベタイン界面活性剤に関してR1がCOOM、R2 及びR3がCH3、R4がHであり、R5がC8−C18アルキルから選択され 、mが2又は3、nが1である、請求項6に記載のシャンプー組成物。
  8. 8.ヘアコンディショニング剤を更に含む、請求項1、2、3、4、5、6又は 7に記載のシャンプー組成物。
  9. 9.ヘアコンディショニング剤が、組成物中に分散された不溶性非揮発性シリコ ーン、好ましくは25℃で1,000,000センチポイズ以上の粘度を有する ポリジメチルシロキサンゴムと25℃で10〜100,000センチポイズの粘 度を有するポリジメチルシロキサン液との混合物(その混合物は30:70〜7 0:30のゴム:液重量比を有する)を含む、請求項8に記載のシャンプー組成 物。
  10. 10.起泡増進剤、好ましくはトリメチルアンモニウム置換エポキシドと反応さ せたヒドロキシエチルセルロースの四級アンモニウム塩を更に含み、シャンプー がアミド含有起泡増進剤も実質上含有していない、請求項1、2、3、4、5、 6、7、8又は9に記載のシャンプー組成物。
  11. 11.粒状ふけ防止剤を更に含む、請求項1、2、3、4、5、6、7、8、9 又は10に記載のシャンプー組成物。
  12. 12.プレミックスの懸濁剤がそのプレミックスの両性界面活性剤のカルボキシ レートの平均pKaのpH1.0以内のpHで再結晶化されている、請求項4、 5、6、7、8、9、10又は11に記載のシャンプー組成物。
  13. 13.(i)(a)少くとも10重量%のアルキルエトキシル化サルフェートア ニオン系界面活性剤;(b)少くとも6重量%の下記式を有する両性界面活性剤 :▲数式、化学式、表等があります▼ (上記式中R1はC8−C22アルキル又はアルケニルである;R2は水素又は CH2CO2Mである;R3はCH2CH2OH又はCH2CHOCH2CH2 COOMである;R4は水素、CH2CH2OH又はCH2CH2OCH2CH 2COOMである;ZはCO2M又はCH2CO2Mである;nは2又は3であ る;Mは水素又はカチオンである);及び(c)30〜70重量%の水; を含んだ溶液を調製し、 (ii)プレミックスの2〜15重量%の懸濁剤を溶液に加え(その場合に上記 溶液は加熱されて、上記懸濁剤は溶解された形で与えられる);上記懸濁剤を結 晶形で与えるために上記組成物を冷却する; ステップからなるマイルドシャンプープレミックス組成物の製造方法であって、 上記プレミックネが2:3〜3:1の(a):(b)の重量比、1:1〜1:6 の上記懸濁剤:存在する全界面活性剤の重量比及び1:2〜1:15の上記懸濁 剤:水の重量比を有し、しかも上記プレミックス組成物がアルキルサルフェート アニオン系界面活性剤を実質上含有しないように製造され、上記溶液のpHが上 記懸濁剤を結晶形で与える前に両性界面活性剤のカルボキシレートの平均pKa のpH2.0以内に下げられることを特徴とする方法。
  14. 14.溶液のpHが、懸濁剤を結晶形で与える前に、両性界面活性剤のカルボキ シレートの平均pKaのpH1.5以内、好ましくはpH1.0以内に下げられ る、請求項13に記載の方法。
  15. 15.懸濁剤がC8−C22ヒドロカルビル鎖を有するアシル誘導体、C16− C22ヒドロカルビル鎖を有する長鎖アミンオキシド及びそれらの混合物からな る群より選択される、請求項13又は14に記載の方法。
  16. 16.請求項13、14又は15に従い製造されたプレミックス組成物に界面活 性剤、起泡増進剤、ヘアコンディショニング剤、ふけ防止剤、水又はそれらの混 合物を加えることからなる、シャンプー組成物の製造方法。
JP5516596A 1992-03-17 1993-03-09 マイルドシャンプー組成物 Pending JPH07504911A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US85285792A 1992-03-17 1992-03-17
US852,857 1992-03-17
PCT/US1993/002128 WO1993018737A1 (en) 1992-03-17 1993-03-09 Mild shampoo compositions

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07504911A true JPH07504911A (ja) 1995-06-01

Family

ID=25314408

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5516596A Pending JPH07504911A (ja) 1992-03-17 1993-03-09 マイルドシャンプー組成物

Country Status (10)

Country Link
EP (1) EP0630225A1 (ja)
JP (1) JPH07504911A (ja)
KR (1) KR950700721A (ja)
CN (1) CN1080842A (ja)
AU (1) AU3916593A (ja)
BR (1) BR9306114A (ja)
CA (1) CA2131626A1 (ja)
MA (1) MA22831A1 (ja)
TR (1) TR27510A (ja)
WO (1) WO1993018737A1 (ja)

Families Citing this family (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07309725A (ja) * 1994-05-17 1995-11-28 Kao Corp 毛髪化粧料
US5607980A (en) * 1995-07-24 1997-03-04 The Procter & Gamble Company Topical compositions having improved skin feel
US6077816A (en) * 1995-08-07 2000-06-20 Unilever Home & Personal Care Usa, Division Of Conopco, Inc. Liquid cleansing composition comprising soluble, lamellar phase inducing structurant
DE69627336T2 (de) * 1995-08-07 2003-10-16 Unilever Nv Flüssiges reinigungsmittel, das einen löslichen eine lamellare phase induzierenden strukturgeber enthält
US5705147A (en) * 1995-09-18 1998-01-06 Stepan Company Methods and compositions for conditioning skin and hair
DE69712884T2 (de) * 1996-03-14 2002-11-21 Johnson & Johnson Consumer Reinigende und feuchthaltende tensidzusammensetzungen
FR2749508B1 (fr) * 1996-06-07 2001-09-07 Oreal Compositions cosmetiques detergentes a usage capillaire et utilisation
DE19646882C2 (de) 1996-11-13 1998-09-24 Henkel Kgaa Wäßrige Perlglanzkonzentrate
EP0996419A1 (en) 1997-06-04 2000-05-03 The Procter & Gamble Company Liquid antimicrobial cleansing compositions which provide residual benefit versus gram negative bacteria
FR2774900B1 (fr) * 1998-02-13 2000-03-31 Ceca Sa Shampoings antipelliculaires transparents
CN103415323B (zh) * 2011-03-10 2016-12-07 荷兰联合利华有限公司 包含吡啶硫酮和紫色、粉红色或红色着色组分的头发护理组合物
US8778318B2 (en) 2011-03-10 2014-07-15 Conopco, Inc. Hair care composition comprising pyrithione and a pearliser system based on bismuth oxychloride

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
PH12557A (en) * 1975-07-02 1979-06-11 Johnson & Son Inc S C Shampoo composition
US4181634A (en) * 1977-06-17 1980-01-01 Johnson & Johnson Mild cleansing compositions comprising an alkyleneoxylated bisquaternary ammonium compound and an anionic or amphoteric detergent such as a phosphobetaine
EP0122324B2 (en) * 1983-04-15 1993-02-03 Miranol Inc. Polyquaternary ammonium compounds and cosmetic compositions containing them
AU596187B2 (en) * 1986-06-16 1990-04-26 Helene Curtis, Inc. Mild detergent compositions
AU565994B3 (en) * 1987-08-19 1987-10-20 R & C Products Pty Limited Shampoo composition having a viscosity variation range of less than 5000 cps over the temperature range 5-35o c.
GB8912391D0 (en) * 1989-05-30 1989-07-12 Unilever Plc Shampoo composition
TR26415A (tr) * 1990-09-21 1995-03-15 Procter & Gamble Yumusak sampuan terkipleri
GB9020594D0 (en) * 1990-09-21 1990-10-31 Procter & Gamble Cleansing compositions

Also Published As

Publication number Publication date
AU3916593A (en) 1993-10-21
CA2131626A1 (en) 1993-09-30
WO1993018737A1 (en) 1993-09-30
CN1080842A (zh) 1994-01-19
TR27510A (tr) 1995-06-07
KR950700721A (ko) 1995-02-20
BR9306114A (pt) 1998-01-13
EP0630225A1 (en) 1994-12-28
MA22831A1 (fr) 1993-10-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5948739A (en) Hair conditioning shampoo compositions with silicone conditioning agent
JP2922246B2 (ja) ふけとりシャンプー組成物
JP2930726B2 (ja) 改善された粒状ふけ防止剤沈着性を有する高起泡性ふけ防止シャンプー
JP2930725B2 (ja) 不溶性分散相流体コンディショニング剤の改善された沈着性を有する高起泡性コンディショニングシャンプー
US5866110A (en) Mild shower gel composition comprising fatty alcohol which imparts improved lathering and thickening properties
US6113892A (en) Compositions for cleansing, conditioning and moisturizing hair and skin
CA2179278A1 (en) High lathering and high depositing shampoos with mild surfactant system
JPH07504911A (ja) マイルドシャンプー組成物
AU635205B2 (en) Antidandruff shampoo compositions
JPH08501101A (ja) マイルドで実質上無色のシャンプー組成物
JPH07503731A (ja) シャンプープレミックス組成物
JPH11278000A (ja) 真珠様の光沢作用を有する界面活性剤配合物
JPH0443044B2 (ja)
JPH07138593A (ja) 洗浄剤組成物
JP2021519813A (ja) 頭皮脂質流体などの酸化環境におけるジンクピリチオンの安定性の向上
JPS62141098A (ja) 洗浄料