JPH11502873A - 色移り抵抗型唇用組成物 - Google Patents

色移り抵抗型唇用組成物

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JPH11502873A
JPH11502873A JP9526028A JP52602897A JPH11502873A JP H11502873 A JPH11502873 A JP H11502873A JP 9526028 A JP9526028 A JP 9526028A JP 52602897 A JP52602897 A JP 52602897A JP H11502873 A JPH11502873 A JP H11502873A
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、使用者が通常のあるいは日常の動作を行う際に、色移りに抵抗する安定な唇用組成物に関するものである。スティック状口紅の形の前記の組成物は適用に際してよい感触を与えるための充分に高いレベルのシリコーン油を含む。前記のスティックは、製造、小売、および消費者による日常の使用で手荒く扱われた時でも破壊に抵抗するように更に配合されている。

Description

【発明の詳細な説明】 色移り抵抗型唇用組成物 技術分野 本発明は、使用者が通常のあるいは日常の動作を行う際に、色移りに抵抗する 安定な唇用組成物に関するものである。スティック状口紅の形の前記の組成物は 適用に際してよい感触を与えるための充分に高いレベルのシリコーン油を含む。 前記のスティックは、製造、小売、および消費者による日常の使用で手荒く扱わ れた時でも破壊に抵抗するように更に配合されている。 クロスリファレンス 本出願は1/16/96に提出された仮出願第60/009,936号および 4/15/96に提出された仮出願第60/015,487号からの米国特許法 第119(e)条の優先権を主張するものである。 発明の背景 前記のスティック状口紅の着用の延長、色移りへの抵抗性の改良および光沢の 増加がその主目的である唇用製品は、当該技術においてよく知られている。オー バーコートのようなこれらの製品のいくつかは、種々の重合型液体および適用さ れる口紅の色移りを避ける遮蔽層を形成する皮膜形成技術を利用している。この ような組成物の例は、その両方がここに参照文献として組み込まれるが;199 3年8月31日に公開された特開平5[1993]‐221829号および同時 に係属している1994年12月21日に提出された米国出願第08/361, 246号中に開示されている。前記のオーバーコート製品は、対象物への不注意 な色移りを防ぐことには効果的であるけれども、それらは唇へ適用される顔料の 入った唇用組成物上への別個の適用を必要とする。それゆえ、単一の過程で適用 される色移り抵抗型の製品を供給することは有益なことである。 1994年6月22日に公開された欧州特許公開第0 602 905 A2号 は上に開示されたオーバーコートを使用せずに色移りに抵抗する、揮発性溶媒、 ワックス、粉、油脂、およびシリコーンレジンから成る唇用組成物を開示してい る。しかしながら、これらの組成物は、従来の口紅に関連して、色移りの問題を 緩和すると報告されている揮発性溶媒とシリコーンレジンの組合せに依存してい る。 発明の要約 本発明は、一段階で適用され色移りに抵抗する唇用組成物である。前記の組成 物は化粧品工業で慣習的に用いられる物質を合わせることによってこれを達成す る。ここに開示された特定のレベルでこれらの成分を選択することによって、着 用者が食べることや飲むことを含む日常の行動をしている間も、色移りが最少に される。 本発明のもうひとつの目的は、一旦唇に適用された際の組成物の改良された光 沢および輝きと同様に、望ましい適用性と感触の特性を持つ組成物を提供するこ とである。 更に本発明のもうひとつの目的は、製造、小売、および消費者による日常の使 用で手荒く扱われた時でも破壊に抵抗するスティック状口紅組成物を提供するこ とである。 本発明の最後の目的は、ここに開示された組成物を製造する製造工程を提供す ることである。 本発明の組成物は、固型スティック、クリームおよび軟膏を含む唇用組成物に しばしば関連するいくつかの型を取ることができる。他に指示されない限り、こ こで開示されるすべての百分率は組成物の全重量による。 発明の詳細な説明 本発明はワックス、油より成るグループから選択される親油性物質を含む。こ れらの物質は、組成物の約30%から約95%、望ましくは約50%から約85 %、そして最も望ましくは約50%から約60%から成る。 ワックスは“弾丸”型口紅のような固形の構造を形成するのを助ける固化剤とし て働く。ここで用いられるワックスは熱可塑性で、常温/室温で固体の塊を形成 する有機化合物あるいは高分子量物質の混合物として定義される。ここで用いら れるワックスは、単一の型のワックスあるいはワックスの混合物を表わす。 前記のワックスは、炭化水素あるいは脂肪酸のエステルおよび脂肪族アルコー ルを含み、そして天然、合成および鉱物資源から由来する。天然ワックスは蜜蝋 、鯨蝋、ラノリン、シェラックワックスのような動物由来、例えばカルナウバ、 キャンデリラ、ベイベリー、サトウキビワックスのような植物由来、あるいは例 えばオゾケライト、セレシン、モンタン、パラフィン、微結晶ワックス、石油お よび鉱油ワックスのような鉱物由来であることができる。 合成ワックスは、ここに参照文献として組み込まれるが;WarthのChemistry a nd Technology of Waxes、第二部、1956年、Reinhold Publishing中に開示 されているものを含む。ここで最も有用なワックスは約55℃から約115℃の 融点を持ちそしてC8からC50の炭化水素ワックスから選択される。このよう なワックスは2価のアルコールと結合されたエチレンオキシドの長鎖ポリマー、 すなわちポリエチレングリコールを含む。このようなワックスはCarbide and Ca rbon Chemicals company から入手可能なカルボワックスを含む。他の合成ワッ クスは鎖の末端でのOHあるいは他の停止基とエチレンの長鎖ポリマーを含む。 このようなワックスは先に開示された文書中の465‐469頁に開示されたFi scher-Tropschワックスを含み、そしてRoss companyより入手可能なRosswaxおよ びAstor Wax Companyから入手可能なPT-0602を含む。 本発明中での使用のために望ましいワックスは、キャンデリラ、蜜蝋、遊離の 脂肪酸の除かれた蜜蝋(変性蜜蝋)、カルナウバ、鯨蝋、モンタン、オゾケライ ト、セレシン、パラフィン、ベイベリー、カスターワックス、合成ワックス、微 結晶ワックス、シリコーンワックス(他の一次物質と相溶性であるように変性さ れた)およびそれらの混合物より成る群から選択される。より望ましいワックス は、微結晶、鯨蝋、キャンデリラ、変性蜜蝋、カルナウバ、オゾケライト、パラ フィン、セレシン、シリコーンワックス、Fischer-Tropschワックス、Carbowaxe sおよびそれらの混合物より成る群から選択される。最も望ましくは ワックスはキャンデリラ、オゾケライト、パラフィン、カルナウバワックス、Fi scher-Tropschワックスおよびそれらの混合物より成る群から選択される。 本発明中で用いられる油は例えば、適用性、接着性、光沢そしておそらく最も 重要なものとしては湿気を閉じ込めておくことのようないくつかの機能上の目的 を持つ。前記の油は常温で液体の有機物質を含みそしてエステル、トリグリセリ ド、炭化水素、シリコーンおよびそれらの混合物を含む。本発明中で有用な特定 の油は、カプリリン酸トリグリセリド;カプリン酸トリグリセリド;イソステア リン酸トリグリセリド;アジピン酸トリグリセリド;小麦麦芽油;水素添加植物 油;ペトロラタム;分岐鎖炭化水素;アルコールおよびエステル;ひまし油;ラ ノリン油;コーン油;綿実油;オリーブ油;ヤシ核油;菜種油;紅花油;ホホバ 油;マツヨイグサ油;アボカド油;鉱油;シアバター;オクチルパルミテート; マレイン化大豆油;グリセロールトリオクタノエート;ジイソプロピルジメレー ト;イソセチルシトレート:ジメチコン、フェニルジメチコン、シクロメチコン 、ポリ(パーフロロアルキル)シロキサン、直鎖および環状ポリアルキルシロキ サンを含む揮発性および非揮発性シリコーン油およびそれらの混合物を含む。本 発明中で用いられる望ましい油はカプリリン酸トリグリセリド、カプリン酸トリ グリセリド、イソステアリン酸トリグリセリド、ひまし油、アジピン酸トリグリ セリド、ジイソプロピルジメレート、ジメチコン、オクチルドデカノール、オレ イルアルコール、水素添加植物油、マレイン化大豆油、ラノリン油、ポリブテン 、オレイルアルコール;ヘキサデシルアルコール小麦麦芽グリセリドおよびそれ らの混合物より成る群から選択される。選択された個々の油あるいは油の集合体 は、ここでの使用のために選択された液化ワックスに可溶であるべきである。そ れゆえ、油は約5から約10の溶解度パラメーターを持つ。ワックスと油に対す るそれぞれの溶解度パラメーターは、ここに参照文献として組み込まれるが;“ Cosmetics & Toiletries”、第103巻、1988年10月、中に報告されてい る。 本発明中で有用な油は柔軟化剤、保湿剤、閉塞剤(occlusive)およびそれら の混合物を含む。本発明中で有用な柔軟化剤は、ここに参照文献として組み込ま れるが;The C.F.T.A.Cosmetic Ingredient Handbook、572‐575頁、1 992年中に見出される。前記の柔軟化剤はラノリン、合成ラノリン誘導体、変 性ラノリン、イソプロピルパルミテート、イソノニルイソノナノエート、イソプ ロピルイソステアレート、セチルリシノレエート、オクチルパルミテート、セチ ルリシノレエート、グリセリルトリオクタノエート、ジイソプロピルジメレート 、プロピレングリコール、ポリグリセロールエステル、ミリスチルアセテート、 イソプロピルミリステート、ジエチルセバケート;ジイソプロピルアジペート; トコフェリルアセテート;トコフェリルリノレエート;ヘキサデシルステアレー ト;エチルラクテート;セチルラクテート、セチルオレエート、オクチルヒドロ キシステアレート;オクチルドデカノール、デシルオレエート、プロピレングリ コールリシノレエート、イソプロピルラノレート、ペンタエリスリチルテトラス テアレート、ネオペンチルグリコールジカプリレート/ジカプレート、水素添加 ココグリセリド、イソトリデシルイソノナノエート、イソノニルイソノナノエー ト、ミリスタールミリステート、トリイソセチルシトレート、セチルアルコール 、オクチルドデカノール、オレイルアルコールおよびそれらの混合物を含む。特 に有用な柔軟化剤はラノリン、ジイソプロピルジメレート、ポリグリセロールエ ステル、イソプロピルイソステアレート、セチルラクテート、オクチルヒドロキ システアレートおよびそれらの混合物より成る群から選択される。 本発明中で有用な保湿剤は、ここに参照文献として組み込まれるが;The C.F. T.A.Cosmetic Ingredient Handbook、567頁、1992年中に開示されてい るものを含む。本発明中で有用な閉塞剤は同様に、ここに参照文献として組み込 まれるが;the C.F.T.A.Cosmetic Ingredient Handbook、578‐580頁中 に見出される。 本発明中で有用な他の油は揮発性液体を含む。これらの液体は唇上への組成物 の適用の容易さを改善する。揮発性液体が適用後に組成物から蒸発すると、唇へ の快い、滑らかな感触を与えながら組成物の粘度が急激に増加する。前記の揮発 性液体は、揮発性炭化水素、揮発性シリコーンおよびそれらの混合物より成る群 から選択される。本発明の組成物は、約1%から70%、望ましくは10%から 60%、そして最も望ましくは20%から50%の揮発性液体を含んでもよい。 望ましい揮発性炭化水素液は、例えば以下の式に対応するPermethyl CorporationからPermethyl 99Aとして入手可能なイソドデカンを含む: CH3(CH2)10CH3 望ましい揮発性シリコーン液は以下の式に対応する3、4および5貢環構造を 持つシクロメチコーンを含み: ここでXは約3から約6である。前記の揮発性シリコーン液はDow Corning Corp orationの244 Fluid、344 Fluidおよび345 Fluidを含む。 本発明中で有用な他のシリコーンは、以下の式に一致するポリ(有機シロキサ ン)液を含み: ここで末端基R1とR6はそれぞれ別個に水酸基、約C1から約C6の長さの炭素 鎖を持つ低級アルキル基およびそれらの混合物より成る群から選択され、望まし くはメチル基で、そして非末端基R2、R3、R4およびR5はそれぞれ別個にメチ ル基、フロロアルキル基、フェニル基およびそれらの混合物から選択される。 メチル基から成る非末端基(R2、R3、R4およびR5)を持つポリ(有機 シロキサン)液は当該技術において知られており、そして比較的非親油性の特性 の最終製品を与える。このような非末端基を持つ購入可能な非揮発性シリコーン 液は、Dow Corningから200 Fluidsとして入手可能なものそしてGeneral Electri cからSF-96 Seriesとして入手可能なものを含む。 フロロアルキル基より成る非末端基を持つシリコーン液もまたここで有用であ る。しかしながら、フッ素原子かC3からC8の鎖長を持つアルキル基に結合し 、ここでフッ素原子は前記のアルキル基にシリコーン/炭素結合から3番目より 離れた場所で結合していることが望ましい。このような非末端基を持つ購入可能 な非揮発性シリコーン液はDow Corningから1265 Fluid Seriesとして入手可能な もの、そしてGeneral ElectricからSF-1153 Seriesとして入手可能なものを含 み、最も望ましいものは1265 Fluid Seriesであり、最も望ましくは約100c stから約350cStの粘度を持つものである。 アリル基より成る非末端基を持つシリコーン液もまた本発明中で有用である。 本発明中で特に有用なアリル基はフェニル基である。特に有用な購入可能なアリ ル置換シリコーン液はDow Corningから556 Seriesとして入手可能である。 本発明の望ましいポリ(有機シロキサン)液は、ポリ(ジメチルシロキサン) 液、ポリ(フェニルメチルシロキサン)液、ポリ(フロロアルキルメチルシロキ サン)液、前記の液体のコポリマーおよびそれらの混合物より成る群から選択さ れる。より望ましい液体は、ポリ(ジメチルシロキサン)液およびそれらのコポ リマーおよびそれらの混合物より成る群から選択される。最も望ましいものはポ リ(ジメチルシロキサン)液およびそれらのコポリマーであり、望ましくはジメ チコン、フェニルジメチコン、フェニルトリメチコンおよびそれらの混合物より 成る群から選択される。 本発明の二次物質としてまた有用な非シリコーン液は、以下の一般式のパーフ ロロポリエーテルを含み: ここでR1からR5はフッ素原子、パーフロロアルキル基、オキシパーフロロアル キル基およびそれらの混合物より成る群から選択され、p、q、およびrの値は 合わせてパーフロロポリエーテルの分子量が約500から約10,000である ような値であり、ここでp、qおよびrは等しくてもよい。望ましいパーフロロ ポリエーテルはイタリア、ミラノのMontefluosuから入手可能なFomblin HC-01、 -02、-03および-04、HC-25およびHC-Rとして知られる購入可能な製品である。非 揮発性パーフロロポリエーテルが好まれる。 C.任意の成分 本発明の組成物は更に、様々の消費者に望まれる特性を製品に与えるために上 に開示された組成物へ加えられてもよい任意の成分を含む。前記の任意の成分は 、望ましいと考えられる特定の化粧品としての効果を生み出すために化粧品技術 中 で通常用いられるものを含む。 界面活性剤は、それらが一次物質中に分散された二次物質を充分に安定化して しまわず、あるいは唇への適用において前記の二次物質を唇へ融合させる限りに おいて、本発明中で用いられてもよい。界面活性剤は口紅製造業界において、顔 料およびマイカやタルクのような他の固体物質の分散性を増進し、水、グリセリ ンおよびグリコールのような液体分散層を安定化し、柔軟化および皮膚での使用 感の調整のような利点を供給するためによく知られている;すなわち、適切な組 合せはスティックをより硬くなくすることができる。陰イオン型界面活性剤、非 イオン型界面活性剤、陽イオン型界面活性剤、両性界面活性剤およびそれらの混 合物が使用のために適している。本発明中で用いられるより一般的な界面活性剤 は、ここに参照文献として組み込まれるが;the C.F.T.A.Cosmetic Ingredient Handbook、587‐592貞、1992年中に見出されるものを含む。より一 般的に用いられるもののいくつかはエトキシ化ひまし油、レシチン、脂肪酸およ び脂肪酸の塩(ステアリン酸ナトリウム、ステアリン酸、オレイン酸、ステアリ ン酸カリウム、ステアリン酸亜鉛)、脂肪族アルコール(例、オレイルアルコー ル)、アスコルビルパルミテート、酸化ワックス、モノおよびジグリセリド(グ リセリルオレエート)、ラウロイルリジン、セチルラクテートおよびそれらの混 合物を含む。 界面活性剤に加えて保存剤、日光遮断剤、UV吸収剤、抗酸化剤、香味料、香 料、着色料、染料および他の成分のような、その他の成分が技術において通常用 いられる。一次物質中に組み入れられる染料と着色料の場合には、一次および二 次物質が二次物質の着色や染色を避けるために充分に非相溶性であることが重要 である。 実施例 実施例 1: 成分 重量百分率(%) 合成ワックス1 9.4 オゾケライト 3.0 パラフィン 7.6 ジイソステアレートジメレート 16.7 ポリグリセロール‐3ジイソステアレート 3.0 プロピルパラベン 0.1 混合トコフェロール 0.2 顔料/真珠 12.5 シクロメチコン2 17.5 シクロメチコン3 25.0 イソパラフィン4 5.0 1.Astor WaxよりPT-0602として入手可能 2.Dow CorningよりDow 244として入手可能 3.Dow CorningよりDow 345として入手可能 4.Permethyl CompanyよりPermethyl 99Aとして入手可能 実施例 2: 成分 重量百分率(%) 合成ワックス1 11.0 オゾケライト 3.0 パラフィン 5.0 ジイソステアレートジメレート 17.7 ポリグリセロール‐3ジイソステアレート 3.0 プロピルパラベン 0.1 混合トコフェロール 0.2 顔料/真珠 12.5 シクロメチコン2 6.5 シクロメチコン3 30.0 イソパラフィン4 11.0 1.Astor WaxよりPT-0602として入手可能 2.Dow CorningよりDow 244として入手可能 3.Dow CorningよりDow 345として入手可能 4.Permethyl CompanyよりPermethyl 99Aとして入手可能 実施例 3: 成分 重量百分率(%) 合成ワックス1 5.0 オゾケライト 14.0 ジイソステアレートジメレート 17.7 ポリグリセロール‐3ジイソステアレート 3.0 プロピルパラベン 0.1 混合トコフェロール 0.2 顔料/真珠 10.0 シクロメチコン2 3.0 シクロメチコン3 35.0 イソパラフィン4 12.0 1.Ross CompanyよりRosswax 100として入手可能 2.Dow CorningよりDow 244として入手可能 3.Dow CorningよりDow 345として入手可能 4.Permethyl CompanyよりPermethyl 99Aとして入手可能 実施例 4: 成分 重量百分率(%) 合成ワックス1 4.0 オゾケライト 14.0 ジイソステアレートジメレート 19.2 ポリグリセロール‐3ジイソステアレート 3.0 プロピルパラベン 0.1 混合トコフェロール 0.2 顔料/真珠 12.0 シクロメチコン2 6.0 シクロメチコン3 35.0 イソパラフィン4 6.5 1.Ross CompanyよりRosswax 100として入手可能 2.Dow ComingよりDow 244として入手可能 3.Dow CorningよりDow 345として入手可能 4.Permethyl CompanyよりPermethyl 99Aとして入手可能 実施例 5: 成分 重量百分率(%) 合成ワックス1 4.0 オゾケライト 14.0 パラフィンワックス 2.0 トリイソセチルシトレート 19.1 プロピルパラベン 0.1 混合トコフェロール 0.2 顔料/真珠 10.1 シクロメチコン2 25.5 シクロメチコン3 20.0 イソパラフィン4 5.0 1.Ross CompanyよりRosswax 100として入手可能 2.Dow CorningよりDow 244として入手可能 3.Dow CorningよりDow 345として入手可能 4.Permethyl CompanyよりPermethyl 99Aとして入手可能 実施例 6: 成分 重量百分率(%) 合成ワックス1 11.0 オゾケライト 3.0 パラフィン 5.0 ジイソプロピルダイマージリノレート 17.7 ポリグリセロール‐3ジイソステアレート 3.0 プロピルパラベン 0.1 トコフェロール 0.2 顔料/真珠 9.7 着色液 0.3 シクロメチコン2 6.5 シクロメチコン3 35.0 イソパラフィン4 8.5 1.Astor WaxよりPT-0602として入手可能 2.Dow CorningよりDow 244として入手可能 3.Dow CorningよりDow 345として入手可能 4.Permethyl CompanyよりPermethyl 99Aとして入手可能 製造方法 実施例1‐5は以下の指示によって組み立てられる: 顔料と充分な量の第一の液体柔軟化剤(ジイソプロピルジメレート、トリイソ セチルシトレート等)を顔料が液体中に完全に組み入れられるまで撹拌しながら 容器中で混合する(通常、約40%の顔料/60%の液体混合物)。混合物を3 本ロールミルに3回通し、顔料粒子の油中分散物を与える;この後スラリーと表 わす。 すべての非揮発性成分(ワックス、油、スラリー、真珠、保存剤、等)を加熱 と撹拌の装置のついた密閉した容器中で合わせる。連続的に撹拌しながら、ワッ クスが完全に溶解するまで混合物を加熱する(90℃と115℃の間)。温度を 維持しながら、成分の混合物を約30分間撹拌する。 揮発性液体(シクロメチコンおよびイソパラフィン)を融解したワックス/油 /顔料混合物へ加える。容器に速やかに密閉し、撹拌を再開し混合物を完全に融 解する温度まで戻す。一旦融解温度に達したら混合物を更に約10分間撹拌する 。 混合物を速やかに室温のアルミニウムの弾丸状の型に注ぎ入れる。充填した型を 冷凍機あるいは冷えたテーブル上で混合物が固体になるまで冷却する。固体の組 成物を型から取り出し適当な化粧品用の容器中に入れる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),AU,CA,CN,C Z,JP,MX (72)発明者 レヴァイン,フェリシア アメリカ合衆国メリーランド州、ベル、エ ア、チェスターフィールド 1717 (72)発明者 コールマンナリー,デブラ ジョイ アメリカ合衆国メリーランド州、フィンク スバーグ、リリー、ドライブ 2090

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.以下のものより成る色移り抵抗型口紅: a.ワックス、油およびそれらの混合物よりより成るグループから選択される 30%から95%、望ましくは50%から85%、そして最も望ましくは50% から60%の親油性物質;および b.揮発性炭化水素、揮発性シリコーンおよびそれらの混合物より成る群から 選択される1%から70%、望ましくは10%から60%、そして最も望ましく は20%から50%の揮発性液体。 2.ワックスがキャンデリラ、蜜蝋、遊離の脂肪酸の除かれた蜜蝋、カルナウバ 、鯨蝋、モンタン、オゾケライト、セレシン、パラフィン、ベイベリー、カスタ ーワックス、合成ワックス、微結晶ワックス、シリコーンワックスおよびそれら の混合物より成る群から選択され、望ましくは微結晶、鯨蝋、キャンデリラ、変 性蜜蝋、カルナウバ、オゾケライト、パラフィン、セレシン、シリコーンワック ス、Fischer-Tropschワックス、Carbowaxesおよびそれらの混合物より成る群か ら選択され、そして最も望ましくはキャンデリラ、オゾケライト、パラフィン、 カルナウバワックス、Fischer-Tropschワックスおよびそれらの混合物より成る 群から選択される請求項1による口紅組成物。 3.揮発性液体が以下の式に対応する炭化水素である請求項3による口紅組成物 : CH3(CH2)10CH3 4.揮発性シリコーンが以下の式に対応する3、4および5貢環構造を持つシク ロメチコンであり: ここでXは3から6である請求項3による口紅組成物。 5.以下のものより成る色移り抵抗型口紅: a.20%のワックス; b.42.5%のシクロメチコーン; c.12.2%の顔料、真珠およびそれらの混合物; d.0.3%の着色液;および e.3.0%の保湿剤。
JP9526028A 1996-01-16 1997-01-06 色移り抵抗型唇用組成物 Pending JPH11502873A (ja)

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