JPH0948710A - 口紅用組成物 - Google Patents

口紅用組成物

Info

Publication number
JPH0948710A
JPH0948710A JP35413395A JP35413395A JPH0948710A JP H0948710 A JPH0948710 A JP H0948710A JP 35413395 A JP35413395 A JP 35413395A JP 35413395 A JP35413395 A JP 35413395A JP H0948710 A JPH0948710 A JP H0948710A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
volatile oil
weight
powder
particle size
oil component
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP35413395A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3621771B2 (ja
Inventor
Yoshikazu Soyama
美和 曽山
Koji Minami
孝司 南
Hirotaka Takada
浩孝 高田
Junko Hirayama
淳子 平山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shiseido Co Ltd
Original Assignee
Shiseido Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shiseido Co Ltd filed Critical Shiseido Co Ltd
Priority to JP35413395A priority Critical patent/JP3621771B2/ja
Publication of JPH0948710A publication Critical patent/JPH0948710A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3621771B2 publication Critical patent/JP3621771B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Cosmetics (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 なめらかな使用感と共に二次付着性の改善さ
れた口紅用組成物を提供することを目的とする。 【解決手段】 揮発性油分と、前記揮発性油分に溶解す
る撥水性ポリマーと、前記揮発性油分が存在しない状態
で、前記撥水性ポリマーに被覆され得る粉体と、前記揮
発性油分と相溶性を有する非揮発性油分と、を含み、前
記粉体として少なくとも大径粒子と超微粒子が存在し、
前記超微粒子は粒径0.01〜0.1μmであり、前記
超微粒子の粒径と前記大径粒子の粒径の比が1:20〜
1:500であることを特徴とする口紅用組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は口紅用組成物、特に
二次付着性の改善に関する。
【0002】
【従来の技術】口紅は極めてポピュラーな化粧品の一つ
であるが、口唇に塗布するという性質上、口唇に対し無
刺激、無害であること、不快な味や匂いがないことなど
が要求される。ところで最近、口紅を口唇に塗布した
後、該口紅がカップなど口唇に接触する部位に転写され
てしまう、いわゆる二次付着性の改善が強く要望されて
いる。そこで、近年この二次付着性を改善した「耐うつ
り性の改善された化粧料組成物」として、特開平6−1
99630号公報に記載されたものが報告されている。
この化粧料組成物は、揮発性溶媒と、シリコン樹脂と、
ワックスと、粉末と、油分を含むことを特徴としてい
る。そしてこのような化粧料組成物を用いたならば、二
次付着性が改善されるというものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開平
6−199630号公報に記載された化粧用組成物にお
いても塗布時の伸びや、なめらかな使用感、使用時の保
水性の点で課題が残っている。そして、口紅は口唇にな
めらかにつき、しかもこのなめらかな使用感が維持さ
れ、みずみずしく保たれること要求され、前記二次付着
性の改善は、なめらかな使用感の維持と排反する要件で
あるため、その両者を合わせ持つ口紅用組成物の開発が
望まれている。本発明は前記従来技術の課題に鑑みなさ
れたものであり、その目的はなめらかな使用感と共に二
次付着性の改善された口紅用組成物を提供することにあ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に本発明者らが鋭意検討を行なった結果、撥水性ポリマ
ーと共に特定の粒径を有する粉体を配合することによ
り、なめらかな使用感、二次付着性の両者が改善された
口紅用組成物が得られることを見出し、本発明を完成す
るに至った。
【0005】すなわち、本出願の請求項1記載の口紅用
組成物は、揮発性油分と、前記揮発性油分に溶解する撥
水性ポリマーと、前記揮発性油分が存在しない状態で、
前記撥水性ポリマーに被覆され得る粉体と、前記揮発性
油分と相溶性を有する非揮発性油分とを含み、前記粉体
として少なくとも大径粒子と超微粒子が存在し、前記超
微粒子の粒径は0.01〜0.1μmであり、前記超微
粒子の粒径と前記大径粒子の粒径の比が1:20〜1:
500であることを特徴とする。
【0006】請求項2記載の組成物は、前記揮発性油分
を10〜50重量%、前記撥水性ポリマーを10〜35
重量%、前記粉体を2〜20重量%、前記非揮発性油分
を10〜40重量%含むことを特徴とする。請求項3記
載の組成物は、前記超微粒子と前記大径粒子を1:19
〜10:1の割合で配合することを特徴とする。請求項
4記載の組成物は、超微粒子がシリカであることを特徴
とする。請求項5記載の組成物は、揮発性油分が揮発性
シリコン油であり、撥水性ポリマーがシリコン樹脂であ
ることを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態をさら
に詳細に説明する。本発明において好適に用いられる揮
発性油分としては、デカメチルテトラシロキサン、ヘキ
サメチルジシロキサン、ドデカメチルペンタシロキサン
などの鎖状ポリシロキサン、オクタメチルシクロテトラ
シロキサン、デカメチルシクロペンタシロキサンなどの
環状ポリシロキサン、シェルソル(シェル化学)、アイ
ソパー(エッソ化学)等の軽質流動イソパラフィン等が
挙げられる。また、本発明において好適に用いられる撥
水性ポリマーとしては、シリコン樹脂、シリコンゴム、
フッ素変性シリコン樹脂、アルキル変性シリコン樹脂等
が挙げられる。
【0008】また、本発明において好適に用いられる粉
体としては、通常化粧品に用いられる粉末ならばいずれ
も使用可能であり、例えばタルク、カオリン、絹雲母
(セリサイト)、白雲母、金雲母、合成雲母、紅雲母、
黒雲母、リチア雲母、バーミキュライト、炭酸マグネシ
ウム、炭酸カルシウム、ケイ酸アルミニウム、ケイ酸バ
リウム、ケイ酸カルシウム、ケイ酸マグネシウム、ケイ
酸ストロンチウム、タングステン酸金属塩、マグネシウ
ム、シリカ、ゼオライト、ベントナイト、硫酸バリウ
ム、焼成硫酸カルシウム(焼石膏)、リン酸カルシウ
ム、フッ素アパタイト、ヒドロキシアパタイト、セラミ
ックパウダー、窒化ホウ素、二酸化チタン、酸化亜鉛な
どの無機粉末、ポリアミド樹脂粉末、ナイロン粉末、ポ
リエチレン粉末、ポリプロピレン粉末、ポリエステル粉
末、ポリメタクリル酸メチル粉末、ポリスチレン粉末、
スチレンとアクリル酸の共重合体樹脂粉末、シリコン樹
脂粉末、ベンゾグアナミン樹脂粉末、ポリ四弗化エチレ
ン粉末、セルロース粉末などの有機粉末、各種顔料等が
挙げられる。
【0009】これらの粉末のうち、一部は粒径0.01
〜0.1μmの超微粒子であることが好ましい。粒径
0.01〜0.1μmの超微粒子としては、超微粒シリ
カ、超微粒二酸化チタン、超微粒硫酸バリウム、超微粒
亜鉛華等が挙げられる。これらの中でも透明性が高いも
のの方が口紅の有する色調を害することがないため好ま
しく、また前記揮発性油分として揮発性シリコン油、撥
水性ポリマーとしてシリコン樹脂を用いた場合には、こ
れらとの相性から特にシリカが好ましい。また、これら
の超微粒子と同時に大径粒子を配合することが好まし
い。大径粒子とは、前記超微粒子の粒径と大径粒子の粒
径の比が1:20〜1:500のものをいう。1:20
以下では、べたつきを抑えることができず、1:500
以上では、配合する粉体の影響が大きく、良好な使用感
を得ることができない。
【0010】また、本発明において好適に用いられる非
揮発性油分としては、皮膚安全性の高いものであれば、
使用可能である。例えば流動パラフィン、スクワラン、
ヒマシ油、オリーブ油、ホホバ油、グリセリルジイソス
テアレート、トリメチロールプロパントリ2エチルイソ
ステアレート、グリセロールトリ2エチルヘキサノエー
ト、イソプロピルミリステート、セチル2エチルヘキサ
ノエート、グリセリルトリイソステアレート、2ヘプチ
ルウンデシルパルミテート、メチルポリシロキサン、ポ
リブテン、トリイソステアリン酸グリセリン、ジイソス
テアリルマレート、ラノリンなどが挙げられ、これらの
中から1種又は2種以上が任意に選択される。その他、
棒状口紅を製造する場合には、保形剤としてセレシンワ
ックス、カルナバワックス、ポリエチレンワックス、パ
ラフィンワックスなどを5〜20重量%程度配合するこ
とが好適である。
【0011】本発明において、組成物中における前記揮
発性油分の好適な配合量は、10〜50重量%である。
10重量%未満であると、相対的に他の成分が多くな
り、口唇への塗布時ののびに欠ける場合がある。また、
50重量%を越えると、相対的に他の成分が少なくな
り、成型する場合、強度が十分得られない場合がある。
また、本発明において、組成物中における撥水性ポリマ
ーの好適な配合量は、10〜35重量%、特に好ましく
は15〜30重量%である。撥水性ポリマーの配合量が
10重量%未満であると、二次付着性の改善が充分でな
い場合がある。一方、撥水性ポリマーの配合量が35重
量%を越えると、べたつきを生じる場合がある。
【0012】本発明において、組成物中における粉体の
配合量は、2〜20重量%が好適である。粉体が1重量
%未満の場合には、べたつきを抑える効果に乏しい場合
があり、また20重量%を越える場合には使用感触が悪
化する場合がある。特に超微粒子を1.0〜10重量
%、さらに好ましくは1〜8重量%用いると、使用感
触、二次付着性ともに好適である。本発明において超微
粒子と大径粒子の配合量は、1:19〜10:1である
ことが好ましい。超微粒子に対して大径粒子の配合量が
多すぎると使用時のべたつきを生じる場合がある。一
方、大径粒子の配合量が少なすぎると、塗布時ののびが
悪く、塗布後の艶も得られない。
【0013】本発明において、組成物中における非揮発
性油分の好適な配合量は、10〜40重量%、特に好ま
しくは15〜30重量%である。非揮発性油分が10%
未満の場合には、塗布・乾燥後の感触が悪く、しかも場
合により固型を保持するのが困難なことがある。また、
40重量%を越えるとべたつきを生じる場合がある。
【0014】さらに、本発明にかかる口紅用組成物に
は、各種薬剤、例えば、ビタミンA、B1、B2、B6
12、C、D、E、F、K、U及びその塩類又は誘導
体、パントテン酸及びその塩類又は誘導体、ビオチン、
ローヤルゼリー抽出液、塩酸ピリドキシン、ニコチン酸
及びその塩類又は誘導体、葉酸、γ−オリザノール等の
ビタミン類、グリチルレチン酸ステアリル、l−メント
ール、カンフル、カンファー、カラミン、インドメタシ
ン、サリチル酸メチル、アミノ安息香酸エチル、クロタ
ミトン等の消炎剤、ヒノキチオール、グリチルレチン
酸、グリチルリチン酸及びその塩類又は誘導体、アラン
トイン、アズレン、ε−アミノカプロン酸、トラネキサ
ム酸及びその塩類又は誘導体等の抗炎症剤、シスチン、
システイン、メチオニン、セリン、ロイシン、トリプト
ファン、アミノ酸エキス等のアミノ酸類、ハマメリス、
黄連、シコン、西洋ノコギリソウ、ヒリハリ草、リリ
ー、ヘチマ、ベニバナ、セイヨウトチノキ、ユーカリ
油、マロニエ、β−カロチン、アロエエキス、ニンジン
エキス、カンゾウエキス、オオバクエキス、カミツレエ
キス、ビワ抽出物、センブリエキス、セファランチン、
当帰エキス、プラセンタエキス等の動植物抽出物及びエ
キス、エストラジオール及びその塩類又は誘導体、エチ
ニルエストラジオール等の卵胞ホルモン、コルチゾン及
びその塩類又は誘導体、ヒドロコルチゾン及びその塩類
又は誘導体、プレドニゾン、プレドニゾロン、デキサメ
タゾン、ベタメタゾン等の副腎皮質ホルモン等のホルモ
ン剤、塩酸ジフェンヒドラミン、マレイン酸クロルフェ
ニラミン等の抗ヒスタミン剤、塩化ベンザルコニウム、
塩化ベンゼトニウム、ハロカルバン、塩化クロルヘキシ
ジン等の殺菌剤、等を配合することができる。これらの
薬剤の配合量は、各薬剤が機能するに十分な量配合され
ることが好ましく、特に限定されるものではないが、口
紅用組成物への適切な配合量としては、口紅用組成物中
0.001〜5重量%である。
【0015】なお、本発明にかかる口紅用組成物には、
通常口紅などの化粧品に配合される各種成分、例えば酸
化防止剤、紫外線吸収剤、紫外線遮蔽剤、防腐剤、保湿
剤、染料などを配合することができる。
【0016】本発明にかかる口紅用組成物は、前述した
構成をとることにより、塗布前には製品形態として揮発
性油分中に撥水性ポリマー、粉末、非揮発性油分などが
分散しており、口唇への塗布時の伸びがよく、なめらか
な使用感を得ることができる。そして、口唇への塗布後
には、前記揮発性油分が揮発し、撥水性ポリマー、粉
体、非揮発性油分が口唇上に残存する。前記撥水性ポリ
マーは単独では一般にべたつきが著しいが、本発明にお
いては超微粒シリカ等の超微粒子と大径粒子とが配合さ
れ、該粉体が撥水性ポリマーのべたつきを抑制するもの
と思われる。また、超微粒子と大径粒子とを配合するこ
とにより、使用時の艶を演出することが可能である。
【0017】
【実施例】以下、本発明の好適な実施例を説明する。な
お、本発明はこれらの実施例に限定されるものではな
い。また、配合量等は特に指定がない限り、重量%で示
す。まず、本発明者らは下記の組成の口紅を作成し、そ
の使用感、二次付着性などを調べた。なお、以下の配合
例においては、いずれも少量の界面活性剤を用いてい
る。超微粒子と大径粒子の粒径比(以下、粒径比とい
う)は、超微粒子の粒径/大径粒子の粒径で求めた。ま
た、使用性の評価は以下の方法により行った。
【0018】〔使用性の評価方法〕各実施例について化
粧専用パネルを用いて使用テストを行った。なお、評価
基準は、以下に従って判定した。 ◎:16〜20名が良好と判定 ○:11〜15名が良好と判定 △:8〜10名が良好と判定 ×:0〜5名が良好と判定
【0019】
【表1】 実 施 例 1 2 3 4 5 6 7 8 非揮発性油分 流動パラフィン 20 20 20 20 20 20 20 20 揮発性油分 オクタメチルシクロテトラシロキサン 60 60 60 60 60 60 60 60 ポリマー シリコン樹脂A 25 25 25 25 25 25 25 25 粉体 シリカ(粒径0.02μm) - - - 5 5 5 5 5 シリカ(粒径2μm) - - 5 - - - - - マイカ(粒径3μm) - 10 - - - - - 10 顔料(粒径7μm) - - - - - - 5 - 顔料(粒径2μm) - - - - - 5 - - 顔料(粒径0.5μm) - - - - 5 - - - ワックス セレシンワックス 15 15 15 15 15 15 15 15 粒径比 - - - - 0.04 0.01 0.003 0.007 ──────────────────────────────────── 伸び ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 艶 ◎ △ △ △ ◎ ○ ○ ○ 二次付着性 × △ △ ○ ○ ○ ○ ○ べたつき × △ △ △ ○ ○ ○ ○
【0020】なお、シリコン樹脂Aとしては、約300
0の分子量を有し、かつ(CH33SiO1/2:SiO2
単位=0.8:1からなる平均式(CH31.33SiO
1.34で表されるシリコン樹脂を用いている(以下、シリ
コン樹脂Aという)。以上の検討結果より明らかなよう
に、粉末を全く配合しない場合には、二次付着性、べた
つき感の改善が全くみられない。また、粒径の大きい粉
末のみを配合したのでは、二次付着性の十分な改善を図
ることができない。一方、超微粒シリカを配合すると、
艶、べたつき感の点で改善が不十分である。そこで、超
微粒シリカとともに各種大径粒子を配合したところ、二
次付着性、べたつき感、艶のすべての面で優れた組成物
を得ることが可能であった。
【0021】次に、本発明者らは各成分の有効配合量に
ついて検討を進めた。撥水性ポリマー配合量 まず、本発明者らは撥水性ポリマーの配合量について検
討を行なった。なお、本試験における超微粒子と大径粒
子の粒径比は0.004である。
【表2】 実 施 例 9 10 11 12 13 14 15 16 非揮発性油分 流動パラフィン 20 20 20 20 20 20 20 20 揮発性油分 オクタメチルシクロテトラシロキサン 50 45 40 35 30 25 20 15 ポリマー シリコン樹脂A 5 10 15 20 25 30 35 40 粉体 シリカ(粒径0.02μm) 5 5 5 5 5 5 5 5 顔料(粒径5μm) 5 5 5 5 5 5 5 5 ワックス セレシンワックス 15 15 15 15 15 15 15 15 伸び ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 艶 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 二次付着性 △ ○ ◎ ◎ ◎ ◎ ○ × べたつき ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ○ ○ 上記検討結果より、二次付着性を改善する上では、撥水
性ポリマーが10重量%以上、特に15重量%以上であ
ることが好ましい。但し、撥水性ポリマーが35重量%
を越えると、べたつき感が発生することがあり、特に好
ましくは30重量%までである。
【0022】粉体配合量 次に、本発明者らは粉体の配合量について検討を行っ
た。まず、超微粒子の配合量について検討した。
【表3】 実 施 例 17 18 19 20 21 22 23 24 非揮発性油分 流動パラフィン 20 20 20 20 20 20 20 20 揮発性油分 オクタメチルシクロテトラシロキサン 39.5 39.0 38.0 35.0 32.0 30.0 25.0 20.0 ポリマー シリコン樹脂A 20 20 20 20 20 20 20 20 粉体 シリカ(粒径0.02μm) 0.5 1.0 2.0 5.0 8.0 10.0 15.0 20.0 顔料(粒径5μm) 5 5 5 5 5 5 5 5 ワックス セレシンワックス 15 15 15 15 15 15 15 15 伸び ◎ ◎ ◎ ◎ ○ ○ × × 艶 ○ ○ ○ ○ ○ ○ △ × 二次付着性 ○ ○ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ べたつき △ ○ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ 上記検討結果より、べたつき感を改善する上では、シリ
カの配合量が1.0重量%以上が好ましい。但し、シリ
カの配合量が10重量%を越えると、伸びなどの使用感
触が悪くなり、艶も多少劣化する場合がある。従って、
艶を維持しつつ、べたつきを抑えるためには、粉体の配
合量は1.0〜10重量%、特に1.0〜8.0重量%
であることが好ましい。
【0023】さらに、超微粒子と大径粒子の配合比の検
討を行った。なお、本試験における粒径比は0.004
である。
【表4】 実 施 例 25 26 27 28 29 30 31 32 非揮発性油分 流動パラフィン 20 20 20 20 20 20 20 20 揮発性油分 オクタメチルシクロテトラシロキサン 24 25 25 25 25 25 30 34 ポリマー シリコン樹脂A 25 25 25 25 25 25 25 25 粉体 シリカ(粒径0.02μm) 1.0 2.0 3.0 5.0 8.0 10.0 10.0 10.0 顔料(粒径5μm) 19.0 18.0 17.0 15.0 12.0 10.0 5.0 1.0 ワックス セレシンワックス 10 10 10 10 10 10 10 10 超微粒子/大径粒子 1/19 1/9 3/17 1/3 2/3 1/1 2/1 10/1 伸び ◎ ◎ ◎ ◎ ○ ○ ○ ○ 艶 ○ ○ ○ ◎ ◎ ○ ○ ○ 二次付着性 ○ ○ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ べたつき ○ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ 以上の結果より明らかなように、超微粒子と大径粒子の
配合比が1:19〜10:1であれば、使用感、二次付
着性の改善された組成物を得ることが可能である。
【0024】油分とポリマーの比率 前記検討を行なう中で、本発明者らは非揮発性油分と撥
水性ポリマーの比率が使用感、二次付着性に大きな影響
を与えることを見出した。すなわち、非揮発性油分が相
対的に著しく少ない場合には、撥水性ポリマーの影響が
強くでるため、べたつき、伸びの悪さなどを生じる場合
があり、また撥水性ポリマーが相対的に著しく少ない場
合には撥水性ポリマーの作用が非揮発性油分に阻害さ
れ、二次付着性などが悪化するものと思われる。
【表4】 実 施 例 33 34 35 36 37 38 39 40 非揮発性油分 流動パラフィン 5 10 14.9 19.8 24.7 29.5 34.3 39.0 ヒマシ油 - - 0.1 0.2 0.3 0.5 0.7 1.0 揮発性油分 オクタメチルシクロテトラシロキサン 30 30 30 30 30 30 30 30 ポリマー シリコン樹脂A 40 35 30 25 20 15 10 5 粉体 シリカ(粒径0.02μm) 5 5 5 5 5 5 5 5 顔料(粒径5μm) 5 5 5 5 5 5 5 5 ワックス セレシンワックス 15 15 15 15 15 15 15 15 樹脂/非揮発性油分 8/1 7/2 2/1 5/4 4/5 1/2 2/7 1/8 伸び × △ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 艶 △ △ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 二次付着性 × △ ◎ ◎ ◎ ○ △ × べたつき × △ ○ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ 上記検討結果より、樹脂と非揮発性油分の比が1/2を
越えると、伸び、艶が悪くなり、しかも二次付着性、べ
たつき感などの改善もあまり認められない。また、樹脂
と非揮発性油分の比が2/1未満であると、樹脂の特性
を充分に発揮することができず、二次付着性の改善効果
が不十分となることがある。従って、樹脂と非揮発性油
分の比は、1/2以上、2/1以下であることが好まし
い。
【0025】以下、本発明のより具体的な配合例につい
て説明する。なお、いずれも二次付着性が低く、しかも
べたつき感を生じることが少なかった。
【0026】配合例1 スティック状口紅 セレシン 15.0重量% カルナバロウ 2.0 グリセリルジイソステアレート 15.0 ラノリン 0.2 マカデミアナッツ油 0.1 ジイソステアリルマレート 3.0 トリメチロールプロパントリ2エチルヘキサノエート 1.5 グリセリルトリイソステアレート 1.5 約3000の分子量を有し、かつ (CH33SiO1/2:SiO2単位=0.8:1 からなる平均式(CH31.33SiO1.34で表される シリコン樹脂 30.0 オクタメチルシクロテトラシロキサン 21.7 シリカ(粒径0.02μm) 5.0 赤色202号(粒径0.933μm) 5.0 香料 適 量 ──────────────────────────────────── 合計 100.0重量% 粒径比(超微粒子/大径粒子):0.021 評価:伸び ◎, 艶 ○, 二次付着性 ◎, べたつき ◎
【0027】配合例2 スティック状口紅 セレシン 15.0重量% カルナバロウ 2.0 グリセリルジイソステアレート 15.0 ラノリン 0.2 マカデミアナッツ油 0.1 ジイソステアリルマレート 3.0 トリメチロールプロパントリ2エチルヘキサノエート 1.5 グリセリルトリイソステアレート 1.5 約3000の分子量を有し、かつ (CH33SiO1/2:SiO2単位=0.8:1 からなる平均式(CH31.33SiO1.34で表される シリコン樹脂 30.0 オクタメチルシクロテトラシロキサン 21.7 シリカ(粒径0.03μm) 5.0 雲母チタン(粒径6.9μm) 5.0 香料 適 量 ──────────────────────────────────── 合計 100.0重量% 粒径比(超微粒子/大径粒子):0.0043 評価:伸び ◎, 艶 ○, 二次付着性 ◎, べたつき ◎
【0028】配合例3 スティック状口紅 セレシン 15.0重量% カルナバロウ 2.0 グリセリルジイソステアレート 15.0 ラノリン 0.2 マカデミアナッツ油 0.1 ジイソステアリルマレート 3.0 トリメチロールプロパントリ2エチルヘキサノエート 1.5 グリセリルトリイソステアレート 1.5 約3000の分子量を有し、かつ (CH33SiO1/2:SiO2単位=0.8:1 からなる平均式(CH31.33SiO1.34で表される シリコン樹脂 30.0 オクタメチルシクロテトラシロキサン 21.7 微粒子硫酸バリウム(粒径0.08μm) 5.0 雲母チタン(粒径6.9μm) 5.0 香料 適 量 ──────────────────────────────────── 合計 100.0重量% 粒径比(超微粒子/大径粒子):0.012 評価:伸び ◎, 艶 ○, 二次付着性 ◎, べたつき ◎
【0029】配合例4 スティック状口紅 ポリエチレンワックス 8.0重量% キャンデリラロウ 3.0 スクワラン 8.0 マカデミアナッツ油脂肪酸エステル 2.5 グリセリルトリ2エチルヘキサノエート 4.5 約6000の分子量を有し、かつ (CH33SiO1/2:SiO2単位=0.8:1 からなる平均式(CH31.33SiO1.34で表される シリコン樹脂 20.0 デカメチルシクロペンタシロキサン 44.0 シリカ(粒径0.02μm) 5.0 赤色226号(粒径0.407μm) 5.0 香料 適 量 ──────────────────────────────────── 合計 100.0重量% 粒径比(超微粒子/大径粒子):0.049 評価:伸び ◎, 艶 ○, 二次付着性 ◎, べたつき ◎
【0030】配合例5 乳化型スティック状口紅 パラフィンワックス 10.0重量% マイクロクリスタリンワックス 4.0 グリセリルジイソステアレート 7.0 マカデミアナッツ油 3.0 ポリブテン 3.0 ジイソステアリルマレート 4.0 約8000の分子量を有し、かつ (CH33SiO1/2:SiO2単位=0.8:1 からなる平均式(CH31.33SiO1.34で表される シリコン樹脂 30.0 デカメチルシクロペンタシロキサン 10.5 オクタメチルシクロテトラシロキサン 7.0 ジメチルポリシロキサン(粘度6cs) 5.0 シリカ(粒径0.02μm) 3.0 合成ケイ酸ナトリウム−マグネシウム 1.0 ポリオキシエチレン−メチルポリシロキサン共重合体 2.0 イオン交換水 5.0 グリセリン 1.0 赤色酸化鉄(粒径0.602μm) 4.5 香料 適 量 ──────────────────────────────────── 合計 100.0重量% 粒径比(超微粒子/大径粒子):0.033 評価:伸び ◎, 艶 ○, 二次付着性 ◎, べたつき ◎
【0031】配合例6 ペースト状口紅 ワセリン 10.0重量% スクワラン 15.0 ヒマシ油 3.0 グリセリルジイソステアレート 2.0 約5000の分子量を有し、かつ (CH33SiO1/2:SiO2単位=0.8:1 からなる平均式(CH31.33SiO1.34で表される シリコン樹脂 25.0 デカメチルシクロペンタシロキサン 39.5 シリカ(粒径0.02μm) 2.5 赤色202号(粒径0.933μm) 3.0 香料 適 量 ──────────────────────────────────── 合計 100.0重量% 粒径比(超微粒子/大径粒子):0.021 評価:伸び ◎, 艶 ○, 二次付着性 ◎, べたつき ◎
【0032】配合例7 スティック状口紅 セレシン 15.0重量% カルナバロウ 2.0 グリセリルジイソステアレート 15.0 ラノリン 0.2 マカデミアナッツ油 0.1 ジイソステアリルマレート 3.0 トリメチロールプロパントリ2エチルヘキサノエート 1.5 グリセリルトリイソステアレート 1.5 約3000の分子量を有し、かつ (CH33SiO1/2:SiO2単位=0.8:1 からなる平均式(CH31.33SiO1.34で表される シリコン樹脂 30.0 オクタメチルシクロテトラシロキサン 21.68 シリカ(粒径0.02μm) 5.0 赤色202号(粒径0.933μm) 5.0 l−メントール 0.01 カンファー 0.01 香料 適 量 ──────────────────────────────────── 合計 100.0重量% 粒径比(超微粒子/大径粒子):0.021 評価:伸び ◎, 艶 ○, 二次付着性 ◎, べたつき ◎
【0033】配合例8 スティック状口紅 セレシン 15.0重量% カルナバロウ 2.0 グリセリルジイソステアレート 15.0 ラノリン 0.2 マカデミアナッツ油 0.1 ジイソステアリルマレート 3.0 トリメチロールプロパントリ2エチルヘキサノエート 1.5 グリセリルトリイソステアレート 1.5 約3000の分子量を有し、かつ (CH33SiO1/2:SiO2単位=0.8:1 からなる平均式(CH31.33SiO1.34で表される シリコン樹脂 30.0 オクタメチルシクロテトラシロキサン 21.6 シリカ(粒径0.03μm) 5.0 雲母チタン(粒径6.9μm) 5.0 グリチルリチン酸ステアリル 0.1 香料 適 量 ──────────────────────────────────── 合計 100.0重量% 粒径比(超微粒子/大径粒子):0.0043 評価:伸び ◎, 艶 ○, 二次付着性 ◎, べたつき ◎
【0034】配合例9 スティック状口紅 セレシン 15.0重量% カルナバロウ 2.0 グリセリルジイソステアレート 15.0 ラノリン 0.2 マカデミアナッツ油 0.1 ジイソステアリルマレート 3.0 トリメチロールプロパントリ2エチルヘキサノエート 1.5 グリセリルトリイソステアレート 1.5 約3000の分子量を有し、かつ (CH33SiO1/2:SiO2単位=0.8:1 からなる平均式(CH31.33SiO1.34で表される シリコン樹脂 30.0 オクタメチルシクロテトラシロキサン 21.69 微粒子硫酸バリウム(粒径0.08μm) 5.0 雲母チタン(粒径6.9μm) 5.0 ビタミンEアセテート 0.01 香料 適 量 ──────────────────────────────────── 合計 100.0重量% 粒径比(超微粒子/大径粒子):0.012 評価:伸び ◎, 艶 ○, 二次付着性 ◎, べたつき ◎
【0035】配合例10 スティック状口紅 ポリエチレンワックス 8.0重量% キャンデリラロウ 3.0 スクワラン 8.0 マカデミアナッツ油脂肪酸エステル 2.5 グリセリルトリ2エチルヘキサノエート 4.5 約6000の分子量を有し、かつ (CH33SiO1/2:SiO2単位=0.8:1 からなる平均式(CH31.33SiO1.34で表される シリコン樹脂 20.0 デカメチルシクロペンタシロキサン 43.99 シリカ(粒径0.02μm) 5.0 赤色226号(粒径0.407μm) 5.0 β−カロチン 0.01 香料 適 量 ──────────────────────────────────── 合計 100.0重量% 粒径比(超微粒子/大径粒子):0.049 評価:伸び ◎, 艶 ○, 二次付着性 ◎, べたつき ◎
【0036】配合例11 乳化型スティック状口紅 パラフィンワックス 10.0重量% マイクロクリスタリンワックス 4.0 グリセリルジイソステアレート 7.0 マカデミアナッツ油 3.0 ポリブテン 3.0 ジイソステアリルマレート 4.0 約8000の分子量を有し、かつ (CH33SiO1/2:SiO2単位=0.8:1 からなる平均式(CH31.33SiO1.34で表される シリコン樹脂 30.0 デカメチルシクロペンタシロキサン 10.37 オクタメチルシクロテトラシロキサン 7.0 ジメチルポリシロキサン(粘度6cs) 5.0 シリカ(粒径0.02μm) 3.0 合成ケイ酸ナトリウム−マグネシウム 1.0 ポリオキシエチレン−メチルポリシロキサン共重合体 2.0 イオン交換水 5.0 ローヤルゼリー抽出液 0.1 パントテニルエチルエーテル 0.01 塩酸ピリドキシン 0.02 グリセリン 1.0 赤色酸化鉄(粒径0.602μm) 4.5 香料 適 量 ──────────────────────────────────── 合計 100.0重量% 粒径比(超微粒子/大径粒子):0.033 評価:伸び ◎, 艶 ○, 二次付着性 ◎, べたつき ◎
【0037】配合例12 ペースト状口紅 ワセリン 10.0重量% スクワラン 15.0 ヒマシ油 3.0 グリセリルジイソステアレート 2.0 約5000の分子量を有し、かつ (CH33SiO1/2:SiO2単位=0.8:1 からなる平均式(CH31.33SiO1.34で表される シリコン樹脂 25.0 デカメチルシクロペンタシロキサン 39.46 シリカ(粒径0.02μm) 2.5 赤色202号(粒径0.933μm) 3.0 ビタミンEアセテート 0.01 グリチルレチン酸ステアリル 0.03 香料 適 量 ──────────────────────────────────── 合計 100.0重量% 粒径比(超微粒子/大径粒子):0.021 評価:伸び ◎, 艶 ○, 二次付着性 ◎, べたつき ◎
【0038】
【発明の効果】以上説明したように本発明にかかる口紅
用組成物によれば、撥水性ポリマーと共に、粉体を配合
したので、二次付着性が低く、しかもべたつき感を生じ
ることがない。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 平山 淳子 神奈川県横浜市港北区新羽町1050番地 株 式会社資生堂第一リサーチセンター内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 揮発性油分と、 前記揮発性油分に溶解する撥水性ポリマーと、 前記揮発性油分が存在しない状態で、前記撥水性ポリマ
    ーに被覆され得る粉体と、 前記揮発性油分と相溶性を有する非揮発性油分と、を含
    み、 前記粉体として少なくとも大径粒子と超微粒子が存在
    し、 前記超微粒子は粒径0.01〜0.1μmであり、 前記超微粒子の粒径と前記大径粒子の粒径の比が1:2
    0〜1:500であることを特徴とする口紅用組成物。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の組成物において、 揮発性油分を10〜50重量%、 撥水性ポリマーを10〜35重量%、 粉体を2〜20重量%、 非揮発性油分を10〜40重量%を含むことを特徴とす
    る口紅用組成物。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載の口紅用組成物にお
    いて、超微粒子と大径粒子を1:19〜10:1の割合
    で配合することを特徴とする口紅用組成物。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかに記載の口紅用
    組成物において、超微粒子がシリカであることを特徴と
    する口紅用組成物。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれかに記載の口紅用
    組成物において、揮発性油分が揮発性シリコン油であ
    り、撥水性ポリマーがシリコン樹脂であることを特徴と
    する口紅用組成物。
JP35413395A 1995-05-31 1995-12-28 口紅用組成物 Expired - Fee Related JP3621771B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP35413395A JP3621771B2 (ja) 1995-05-31 1995-12-28 口紅用組成物

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7-158643 1995-05-31
JP15864395 1995-05-31
JP35413395A JP3621771B2 (ja) 1995-05-31 1995-12-28 口紅用組成物

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0948710A true JPH0948710A (ja) 1997-02-18
JP3621771B2 JP3621771B2 (ja) 2005-02-16

Family

ID=26485683

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP35413395A Expired - Fee Related JP3621771B2 (ja) 1995-05-31 1995-12-28 口紅用組成物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3621771B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11502873A (ja) * 1996-01-16 1999-03-09 ザ、プロクター、エンド、ギャンブル、カンパニー 色移り抵抗型唇用組成物
US6080390A (en) * 1997-08-27 2000-06-27 Revlon Consumer Products Corporation Moisturizing cosmetic stick compositions
JP2003501505A (ja) * 1999-05-28 2003-01-14 ニュートロジーナ・コーポレイション サリチル酸を含有しているシリコーン・ゲル
JP2020037583A (ja) * 2015-09-25 2020-03-12 ロレアル 油、皮膜形成ポリマー、モノアルコールおよび粒子材料を含む無水液体組成物

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11502873A (ja) * 1996-01-16 1999-03-09 ザ、プロクター、エンド、ギャンブル、カンパニー 色移り抵抗型唇用組成物
US6080390A (en) * 1997-08-27 2000-06-27 Revlon Consumer Products Corporation Moisturizing cosmetic stick compositions
JP2003501505A (ja) * 1999-05-28 2003-01-14 ニュートロジーナ・コーポレイション サリチル酸を含有しているシリコーン・ゲル
JP2020037583A (ja) * 2015-09-25 2020-03-12 ロレアル 油、皮膜形成ポリマー、モノアルコールおよび粒子材料を含む無水液体組成物

Also Published As

Publication number Publication date
JP3621771B2 (ja) 2005-02-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2898232B2 (ja) 無水の耐水性化粧品組成物
JP4124392B2 (ja) 口紅用組成物
JPH09507866A (ja) 分散粉体を含有するスプレー可能な組成物およびその使用法
WO1998007404A1 (en) Aqueous skin cosmetic composition containing a water-insoluble powder
JP3221826B2 (ja) 口紅用組成物
JPH111411A (ja) シリカ/酸化亜鉛複合体、その製造方法及びそれを配合した化粧料
JPH07187950A (ja) 水中油型化粧料
JP2003277233A (ja) メーキャップ化粧料
JP3621771B2 (ja) 口紅用組成物
JP2002509548A (ja) セラック含有化粧品
JP3313043B2 (ja) 油中水型乳化組成物
JPH1059817A (ja) 水中油型乳化化粧料
JP4095890B2 (ja) 化粧料
JPH0971510A (ja) 口紅用組成物
JPH09143033A (ja) 口紅用組成物
JP3486497B2 (ja) 口紅用組成物
JPH1036223A (ja) 口紅用組成物
JP2002047138A (ja) メーキャップ化粧料
JP3388659B2 (ja) メーキャップ化粧料
JP2002265342A (ja) 紫外線防御化粧料
JPH09143034A (ja) 口紅用組成物
JP2000204276A (ja) 油中水型乳化組成物
JP2000302644A (ja) メーキャップ化粧料
JP2571098B2 (ja) 油性化粧料
JP4278313B2 (ja) 水中油型乳化化粧料

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040427

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20041109

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20041119

R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071126

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081126

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091126

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101126

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101126

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111126

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121126

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121126

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131126

Year of fee payment: 9

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees