JPH1148636A - 乱丁検査方法及びその装置 - Google Patents

乱丁検査方法及びその装置

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JPH1148636A
JPH1148636A JP9211017A JP21101797A JPH1148636A JP H1148636 A JPH1148636 A JP H1148636A JP 9211017 A JP9211017 A JP 9211017A JP 21101797 A JP21101797 A JP 21101797A JP H1148636 A JPH1148636 A JP H1148636A
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浩司 岸
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    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
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    • B65H2553/40Sensing or detecting means using optical, e.g. photographic, elements
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 各駒の折り丁が有する印刷柄の特徴に応じた
乱丁検査を可能とし、隣接する駒間における折り丁の載
せ違いに起因する乱丁を適切に発見する。 【解決手段】 第1、第2マトリクス切換器10、12
を介して、各駒にて引き出された折り丁1をカメラ8で
撮像した検査画像データと基準画像データ記憶手段13
に記憶された各駒の基準画像データとを比較演算部11
の各比較器へ送出する。このとき、基準画像の自己相関
値が一定レベル以下のものについては、当該基準画像の
画像データを3つの比較器へ送出するよう第2マトリク
ス切換器12のスイッチを制御し、当該3つの比較器の
うち、1つには当該駒の検査画像を、他の2つには当該
駒に隣接する駒の検査画像をそれぞれ送出するよう第1
マトリクス切換器10のスイッチを制御する。これによ
り、特徴が少ない基準画像についてのみ、隣接する駒の
検査画像と比較する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、製本機の丁合作業
における乱丁を検査する乱丁検査方法及びその装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】製本機の丁合作業は、それぞれの内容が
印刷された折り丁をそれぞれ所定の保持台に載置し、そ
れらの保持台から各折り丁を一丁ずつ送り出して順次積
み重ねることによって行われる。この丁合作業において
は、それぞれの折り丁を送り出す装置(駒)の保持台に
各折り丁が正しく載置されていなかったり、載置された
折り丁の中に別内容の折り丁が混入していたりすると、
積み重ねの順序が狂ったり、折り丁の欠落や重複等が生
じて乱丁が発生する。
【0003】このようなことから、従来においては、各
駒毎に、送り出される折り丁をTVカメラ等によって撮
影し、その撮影した画像を当該駒から本来送り出される
べき折り丁の画像(以下、「基準画像」という)と比較
して一致・不一致を判定することにより、乱丁を検査す
ることが行われていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、各駒から送
り出される折り丁の印刷柄はそれぞれ異なっており、特
徴の多いものもあれば少ないものもある。そして、画像
比較による一致・不一致の判定は、特徴の多い画像につ
いては精度よく行うことができるが、特徴の少ない画像
についてはあまりよい精度は望めないのが通常である。
【0005】しかし、このような実情下にあるにも拘ら
ず、上記従来の乱丁検査では、どの駒から送り出される
折り丁についても一律に基準画像との比較を同様に行っ
ていたので、各折り丁の印刷柄の特徴を考慮した精確な
判定を行うことができなかった。従って、従来の乱丁検
査は、印刷柄の特徴によって信頼性が左右されるという
画像処理一般の事実がそのまま反映されたものとなって
おり、各駒の折り丁がそれぞれの印刷柄を有していると
いう丁合作業における特有の事実に基づいて信頼性を向
上させる配慮が何等なされていなかった。
【0006】又、乱丁とは、上述したように主として各
駒の保持台への折り丁の載せ違いに起因して発生するも
のである。このため、乱丁を来す誤った折り丁は、隣接
する駒の保持台から送り出されることが多い。すなわ
ち、検査対象とする乱丁は、隣接する駒間で載置すべき
折り丁を誤ったり、一方が他方に混入したりすることに
より、ある駒から送り出されるべき折り丁がその隣の駒
から送り出されて発生することが多い、という特質を有
している。
【0007】これに対し、上記従来の乱丁検査は、画像
比較を各駒毎に独自に行い、各駒で他の駒の状況とは無
関係に乱丁を検査することとしていたので、隣接する駒
間における折り丁の載せ違いを発見することはできなか
った。従って、従来においては、製本機特有の上記乱丁
発生原因を考慮した検査が行われておらず、乱丁の発生
を常に適切に発見し得るとはいい難いところがあった。
【0008】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
もので、各駒の折り丁が有する印刷柄の特徴に応じた乱
丁検査を可能とし、隣接する駒間における折り丁の載せ
違いに起因する乱丁を適切に発見することができる乱丁
検査方法及びその装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
各々特定の折り丁を送り出す複数の駒と、それら複数の
駒からそれぞれ送り出された折り丁の画像を取得する手
段とを備え、各駒の前記特定の折り丁の画像を基準画像
とし、各駒にて取得された画像を検査画像として両者を
比較する乱丁検査方法において、自己相関値が一定値以
下の基準画像と、当該基準画像の折り丁を送り出す駒に
隣接する駒の検査画像とを比較することを特徴としてい
る。
【0010】請求項2記載の発明は、各々特定の折り丁
を送り出す複数の駒と、それら複数の駒からそれぞれ送
り出された折り丁の画像を取得する手段とを備え、各駒
の前記特定の折り丁の画像を基準画像とし、各駒にて取
得された画像を検査画像として両者を比較する乱丁検査
方法において、自己相関値が一定値以下の検査画像と、
当該検査画像が取得された駒に隣接する駒の基準画像と
を比較することを特徴としている。
【0011】請求項3記載の発明は、各々特定の折り丁
を送り出す複数の駒と、それら複数の駒からそれぞれ送
り出された折り丁の画像を取得する手段とを備えた乱丁
検査装置において、各駒にて取得された画像を検査画像
として送出する検査画像送出手段と、各駒の前記特定の
折り丁の画像を基準画像として記憶した記憶手段と、各
駒の基準画像を前記記憶手段から送出する基準画像送出
手段と、前記検査画像送出手段から送出された検査画像
と前記基準画像送出手段から送出された基準画像とを比
較する複数の比較演算手段とを有し、前記基準画像送出
手段は、自己相関値が一定値以下の基準画像を2以上の
比較演算手段へ送出し、前記検査画像送出手段は、当該
基準画像の折り丁を送り出す駒に隣接する駒の検査画像
を、前記2以上の比較演算手段のうちのいずれかに送出
することを特徴としている。
【0012】請求項4記載の発明は、各々特定の折り丁
を送り出す複数の駒と、それら複数の駒からそれぞれ送
り出された折り丁の画像を取得する手段とを備えた乱丁
検査装置において、請求項3記載の検査画像送出手段、
記憶手段、基準画像送出手段及び複数の比較演算手段を
有し、前記検査画像送出手段は、自己相関値が一定値以
下の検査画像を2以上の比較演算手段へ送出し、前記基
準画像送出手段は、当該検査画像が取得された駒に隣接
する駒の基準画像を、前記2以上の比較演算手段のうち
のいずれかに送出することを特徴としている。
【0013】
【発明の実施の形態】 <構成> (1)基本構成 以下に、図面を参照して本発明の実施の形態について説
明する。まず、本発明の適用対象となる製本機の基本的
な構成について説明する。図1に同製本機の一部分の概
略を示す。この図は、同製本機における第1番目の折り
丁を送り出す装置(以下、「第1駒」という)に乱丁検
査のための構成が付設されている態様を示している。
【0014】この図において、1は同一内容が印刷され
た第1番目の折り丁であり、この折り丁1が複数積み重
ねられて保持台2上に載置されている。3は回転ドラム
であり、シャフト4を軸として図中太線矢印の方向へ回
転し、保持台2上の折り丁1を一番下にあるものから順
次図示のように引き出して下方にある搬送装置(図示
略)へ送り出す。第1駒は、これら折り丁1、保持台
2、回転ドラム3及びシャフト4によって構成されてい
る。
【0015】一方、5はシャフト4の一端に取り付けら
れたエンコーダであり、回転ドラム3の回転角度に応じ
たエンコーダ信号SEを遅延信号発生手段6へ供給す
る。ここに、エンコーダ信号SEは、回転ドラム3が一
定角度回転する毎に出力されるA相パルス信号と、1回
転する度に出力されるZ相パルス信号とからなってい
る。遅延信号発生手段6は、エンコーダ5からのエンコ
ーダ信号SEに基づき、所定のタイミングで発光トリガ
信号STを照明光源7へ、シャッタ信号SSをカメラ8及
び画像処理装置9へ、それぞれ出力する。
【0016】照明光源7は、引き出された折り丁1を照
らす光源であり、図中略円形の破線領域1Sへ照明光を
照射するように所定の位置に所定の方向を向けて設置さ
れ、遅延信号発生手段6からの発光トリガ信号STを受
けた時に照明光を照射する。カメラ8は、引き出された
折り丁1の画像を取得するための撮像手段であり、図中
略四角形状の破線領域1Vにおける印刷柄を撮像するよ
うに所定の位置に所定の方向を向けて設置されている。
このカメラ8は、遅延信号発生手段6からのシャッタ信
号SSを受け、その時撮像された像の画像信号Svを画像
処理装置9へ出力する。
【0017】画像処理装置9は、遅延信号発生手段6か
らのシャッタ信号SSを受け、その直後にカメラ8から
出力された画像信号Svを取り込む。そして、取り込ん
だ画像を記憶したり、その画像と次に新たに取り込んだ
画像との一致・不一致を判定したりする等の種々の処理
を行う。尚、この画像処理装置9の具体的な構成及び処
理動作については後述する。
【0018】このような構成において、回転ドラム3が
回転し、折り丁1が引き出されると、遅延信号発生手段
6は、エンコーダ信号SEを受け、これに基づいて折り
丁1の破線領域1S、1Vが照明光源7、カメラ8と正
対する位置まで引き出された時に発光トリガ信号ST、
シャッタ信号SSを出力する。これにより、照明光源7
の照明光が照射された状態で破線領域1Vの印刷柄がカ
メラ8によって撮像され、その画像信号が画像処理装置
9にて取り込まれて処理される。
【0019】尚、製本機全体としては、以上の第1駒と
同様の第2駒、第3駒、…、第m駒がシャフト4の軸方
向(図中右方向)に順次設けられており、各駒が各折り
丁を一丁ずつ送り出すことによって丁合作業が行われ
る。又、それらの各駒にも上記照明光源7及びカメラ8
同様のものが設けられており、各駒で引き出された折り
丁の画像をそれぞれ取得するようになっている。
【0020】但し、図示のエンコーダ5、遅延信号発生
手段6及び画像処理手段9については、すべての駒で共
用する構成となっている。すなわち、図1の遅延信号発
生手段6が各駒の照明光源及びカメラへ発光トリガ信号
ST及びシャッタ信号SSをそれぞれ出力し、各駒にて取
得された画像は画像処理手段9に取り込まれて処理され
る。
【0021】(2)画像処理装置 次に、上述の画像処理装置9について詳細に説明する。
画像処理装置9は、所定の演算手段や記憶手段等によっ
て構成され、種々の処理を行うものであるが、ここでは
特に主要部である乱丁検査処理を行う部分について説明
する。該部分の構成を上記カメラと共に図2に示す。
【0022】この図において、8−1、8−2、8−
3、…、8−mは、各々、第1駒、第2駒、第3駒、
…、第m駒に設けられた上記カメラであり(従って、カ
メラ8−1は図1のカメラ8に相当する)、各駒で引き
出された折り丁の印刷柄を撮像し、その画像データを第
1マトリクス切換器10の入力側端子へ出力する。尚、
以下においては、これらのカメラを総称するときは“カ
メラ8”と先頭符号のみで表す。
【0023】第1マトリクス切換器10は、入力された
信号の送出先を切り換える切換手段であり、m個の入力
側端子とn個の出力側端子とを有し(n>m。具体的に
は後述)、各入力側端子へ入力された信号を少なくとも
1つ以上のいずれかの出力側端子から送出する。この第
1マトリクス切換器10の入力側端子は、図示のように
それぞれカメラ8−1、8−2、8−3、…、8−mと
接続され、出力側端子は、それぞれ比較演算部11の第
1、第2、第3、…、第n比較器と接続されている。
【0024】ここで、第1マトリクス切換器10の内部
構成は、図3に示すようになっている。図3において
は、IN1、IN2、IN3、…、INi、…、INmが入
力側端子を示しており、OUT1、OUT2、OUT3、
…、OUTj、…、OUTnが出力側端子を示している。
そして、図示のようにマトリクス状に接続線が設けられ
ており、図中行方向の接続線が各カメラ8から出力され
た信号を伝達し、列方向の接続線が各比較器へ送出する
信号を伝達する。
【0025】又、SW11、SW12、…、SWij、…、S
Wmnは、アナログスイッチ等の半導体スイッチやリレー
等の機械式スイッチによって構成されたスイッチであ
り、行方向と列方向の接続線の各交差点に配置されてい
る。これらスイッチSWijは、各々、画像処理装置9内
の他の構成(図示略)によってON/OFFが制御さ
れ、各列(全列とは限らない)方向におけるいずれか1
つがONとなってカメラ8と比較演算部11との間を接
続する。尚、各スイッチSWijをどのようにして制御
し、カメラ8と比較演算部11との間をどのように接続
するかについては、後述する動作説明にて明らかにす
る。
【0026】図2に戻ると、比較演算部11は、第1〜
第n比較器によって構成された演算手段である。ここ
に、第1〜第n比較器は、各々、第1マトリクス切換器
10及び第2マトリクス切換器12の出力側端子と接続
されており、双方のマトリクス切換器を介して入力され
た画像データを比較し、両画像の一致・不一致を判定す
る。
【0027】第2マトリクス切換器12は、第1マトリ
クス切換器10同様の切換手段であり、m個の入力側端
子とn個の出力側端子とを有し、各入力側端子へ入力さ
れた信号を少なくとも1つ以上のいずれかの出力側端子
から送出する。又、内部構成についても図3に示した構
成と同様であるが、入力側端子IN1〜INmは、各々、
基準データ記憶手段13内の各記憶部(図2中の(第1
駒)〜(第m駒))と接続され、出力側端子OUT1〜
OUTnは、各々、第1〜第n比較器と接続されてい
る。そして、行方向の接続線が各記憶部から供給された
信号を伝達し、列方向の接続線が各比較器へ送出する信
号を伝達する。尚、この第2マトリクス切換器12内の
各スイッチSWijの制御形態、基準データ記憶手段13
と比較演算部11との間の接続形態についても、後述す
る動作説明にて明らかにする。
【0028】基準データ記憶手段13は、第1駒〜第m
駒の基準画像データを記憶する記憶部からなる記憶手段
である。ここに、各駒用の記憶部が記憶する基準画像デ
ータとは、各駒の基準画像の画像データであり、以下の
動作説明において述べるようにして取得される。
【0029】<動作>次に、上記構成による動作(乱丁
検査動作)について説明する。尚、上記構成による動作
には、画像比較形態が異なる2つの動作形態がある。以
下、順に説明する。
【0030】(1)第1動作形態 初めに、基準画像の特徴に応じて画像比較形態を決定す
る第1の動作形態について説明する。この動作形態にお
いては、まず、各駒から本来送り出されるべき正しい折
り丁の印刷柄を撮像し、基準画像を取得する。このた
め、丁合作業の開始当初においては、各駒の保持台に正
しい折り丁を載置し、予め各駒から確実に正しい折り丁
が送り出されるようにしておく。そして、上述したよう
に各駒の回転ドラムを動作させ、各駒にて撮像された画
像を基準画像として画像処理装置9で取り込む。
【0031】続いて、画像処理装置9において、取り込
んだ基準画像それぞれについて自己相関処理を行う。こ
の処理は、基準画像データ中の各画素値データを用い、
それらの位置を順次シフトした相関値を求めることによ
って行う。具体的には、次第に引き出される折り丁を引
き続き撮像して順次画像を取り込み、順次それらの相関
をとって求めることとすればよい。又、基準画像を記憶
し、その各画素値データの位置を垂直方向へ順次シフト
して相関処理を行ったり、或いは、通常の2変数関数の
自己相関処理同様に水平方向と垂直方向を順次シフトし
て相関処理を行ったりして求めることとしてもよい。
【0032】ここで、周知の如く、自己相関値によれば
原関数の特徴を評価することができる。そこで、各基準
画像について求めた自己相関値により、各駒から送り出
されるべき折り丁の印刷柄の特徴を評価する。すなわ
ち、各基準画像について、自己相関値が一定レベル以上
となるか若しくは以下となるかを判断する。これによ
り、同一定レベル以上のものは特徴の多い印刷柄の画像
であって、一致・不一致の判定が精度よくできるもので
あり、同一定レベル以下のものは特徴の少ない印刷柄の
画像であって、必ずしも期待通りの判定精度が望めない
ものであるとみなす。尚、ここにいう一定レベルは、こ
のような評価、判断を行う基準とするものであることを
勘案して適宜設定する。
【0033】画像処理装置9は、以上のようにして各駒
の基準画像を取得すると共に、その取得した各基準画像
の特徴を評価する。そして、各基準画像の画像データを
基準画像データ記憶手段13の各記憶部に記憶すると共
に、各基準画像が特徴の多いものか少ないものかを把握
する。尚、これらの処理は、画像処理装置9内の図示せ
ぬ演算手段や記憶手段等によって行われる。
【0034】次に、画像処理装置9は、各基準画像の自
己相関値についての判断結果に基づき、第1マトリクス
切換器10及び第2マトリクス切換器12の各スイッチ
SWijを以下のようにして制御する。尚、ここでは、説
明簡略化のため、ただ1つの駒の基準画像についての
み、自己相関値が上記一定レベル以下であった場合を例
として説明を行う。又、便宜上、第2マトリクス切換器
12の各スイッチSWijを制御する形態の方から説明す
る。
【0035】今、第1駒〜第(i−1)駒については、
基準画像の自己相関値が上記一定レベル以上であったと
する。この場合、第2マトリクス切換器12のスイッチ
SW11、SW22、…、SW(i-1)(i-1)をONとし、基準
データ記憶手段13の第1駒、第2駒、…、第(i−
1)駒用の記憶部をそれぞれ第1、第2、…、第(i−
1)比較器と接続する。
【0036】そして、第i駒については、自己相関値が
一定レベル以下であったとする。この場合、第2マトリ
クス切換器12のスイッチSWii、SWi(i+1)及びSW
i(i+2)をONとし、基準データ記憶手段13の第i駒用
記憶部を第i、第(i+1)及び第(i+2)比較器と
接続する。
【0037】又、第(i+1)駒以降、第m駒までにつ
いては、すべて自己相関値が一定レベル以上であったと
する。この場合、第2マトリクス切換器12のスイッチ
SW(i+1)(i+3)、SW(i+2)(i+4)、…、SWj(j+2)、
…、SWm(m+2)をONとし、基準データ記憶手段13の
第(i+1)駒、第(i+2)駒、…、第j駒、…、第
m駒用の記憶部をそれぞれ第(i+3)、第(i+
4)、…、第(j+2)、…、第(m+2)比較器と接
続する。
【0038】このように、自己相関値が一定レベル以上
であった駒については、その基準画像データの記憶部を
1つの比較器と接続し、一定レベル以下であった駒につ
いては、その基準画像データの記憶部を3つの比較器と
接続する。又、このとき、上述したように各スイッチS
WijのON/OFFを制御することにより、1つの比較
器に対して2つ以上の記憶部が重複して接続されること
がないようにする。
【0039】一方、第1マトリクス切換器10について
は、上記第2マトリクス切換器12におけるスイッチの
制御形態に応じ、以下のようにして各スイッチSWijの
ON/OFFを制御する。
【0040】まず、スイッチSW11、SW22、…、SW
(i-1)(i-1)をONとし、カメラ8−1、8−2、…、8
−(i−1)をそれぞれ第1、第2、…、第(i−1)
比較器と接続する。これにより、自己相関値が一定レベ
ル以上の第1駒〜第i駒の基準画像については、各々の
記憶部が各々の駒のカメラと1対1で対応して1つの比
較器と接続されることになる。
【0041】そして、スイッチSW(i-1)iをONとして
カメラ8−(i−1)を第i比較器と接続し、スイッチ
SWi(i+1)をONとしてカメラ8−iを第(i+1)比
較器と接続し、スイッチSW(i+1)(i+2)をONとしてカ
メラ8−(i+1)を第(i+2)比較器と接続する。
これにより、自己相関値が一定レベル以下の第i駒の基
準画像については、その記憶部が3つの比較器と接続さ
れ、当該3つの比較器のうち、1つには第i駒のカメラ
8−iが接続され、他の2つにはそれに隣接する第(i
−1)駒、第(i+1)駒のカメラ8−(i−1)、8
−(i+1)が接続されることになる。
【0042】又、スイッチSW(i+1)(i+3)、SW(i+2)
(i+4)、…、SWj(j+2)、…、SWm(m+2)をONとし、
カメラ8−(i+1)、8−(i+2)、…、8−j、
…、8−mをそれぞれ第(i+3)、第(i+4)、
…、第(j+2)、…、第(m+2)比較器と接続す
る。これにより、上記第1駒〜第i駒の基準画像同様、
第(i+1)〜第m駒の基準画像については、各々の記
憶部が各々のカメラと1対1で対応して1つの比較器と
接続されることになる。
【0043】以上のように各スイッチSWijのON/O
FFを制御し、第1マトリクス切換器10が各駒のカメ
ラで撮像され、乱丁検査の対象とされる画像(以下、
「検査画像」という)のデータを所定の比較器へ送出す
ると共に、第2マトリクス切換器12が各記憶部の基準
画像データを所定の比較器へ送出するようにする。
【0044】そして、各駒から折り丁が送り出され、各
カメラによってその印刷柄が撮像されて検査画像データ
が出力されると、第i駒以外の各駒の基準画像は、各比
較器にて各々が対応する駒の検査画像と比較される。こ
れにより、第i駒以外の駒から送り出された折り丁が本
来の正しいものであったかどうか判定される。
【0045】一方、第i駒の基準画像は、第i比較器に
て第(i−1)駒の検査画像と比較され、第(i+1)
比較器にて第i駒の検査画像と比較され、第(i+2)
比較器にて第(i+2)駒の検査画像と比較される。こ
れにより、第i駒から送り出された折り丁が本来の正し
いものであったかどうかが判定されると共に、隣接する
第(i−1)駒と第(i+1)駒から送り出された折り
丁が本来第i駒から送り出されるべき誤った折り丁であ
ったかどうかが判定される。
【0046】このようにして、基準画像の自己相関値が
一定レベル以上の駒については、通常と同様に基準画像
と検査画像の一致・不一致が判定され、自己相関値が一
定レベル以下の駒についてのみ、その基準画像と、当該
駒及び隣接する駒の各検査画像との間で一致・不一致が
判定される。すなわち、基準画像に特徴が多い駒につい
ては、通常と同様に乱丁検査が行われ、基準画像に特徴
が少ない駒についてのみ、通常の乱丁検査に加えて隣接
する駒の検査画像との間で一致・不一致が判定され、こ
れにより、隣接する駒間で載せ違いがあったか否かが検
査される。
【0047】ここで、第i比較器〜第(i+2)比較器
にて使用される基準画像データと検査画像データは、そ
れぞれ複数の比較器で使用されるものであるが、それら
の画像データは、第1及び第2マトリクス切換器によっ
て各比較器へ同時に送出される。従って、上述した特徴
が少ない基準画像についてのみの隣接駒の検査画像との
比較は、検査速度を遅くすることを要せずして行うこと
ができるものとなっている。
【0048】尚、上述した例においては、自己相関値が
一定レベル以下である駒を第i駒のみとしたが、複数の
駒で自己相関値が一定レベル以下であっても同様であ
る。すなわち、一定レベル以下の各基準画像について
は、各々、その記憶部を3つの比較器と接続すると共
に、当該3つの比較器のうち、1つには当該駒のカメラ
を接続し、2つにはそれに隣接する駒のカメラを接続す
る。そして、当該基準画像に続く一定レベル以上の基準
画像については、比較器を当該3つの比較器に続く比較
器(図2でいえば下にある比較器)に繰り下げ、順次、
各記憶部と各カメラとを対応させて接続していけばよ
い。
【0049】又、第1駒若しくは第m駒(両端の駒)で
自己相関値が一定レベル以下であった場合には、隣接す
る駒が1つしかないので、その基準画像の記憶部を2つ
の比較器と接続する。そして、当該2つの比較器のう
ち、一方には当該駒のカメラ(8−1若しくは8−m)
を接続し、他方にはその隣接する1つの駒(第2駒若し
くは第(m−1)駒)のカメラ(8−2若しくは8−
(m−1))を接続することとする。
【0050】更に、これらのことから、すべての基準画
像の自己相関値が一定値以下であった場合には、すべて
の基準画像の記憶部を3つ(若しくは2つ)の比較器と
接続すると共に、すべてのカメラについても、それぞれ
が対応する基準画像が入力される比較器と、隣接する駒
の基準画像が入力される比較器とに接続することにな
る。従って、m個の駒に対しては、両端の隣接駒が2つ
であることを考慮すると、最大で3m−2個の比較器が
必要となる。このため、本実施形態で比較器やスイッチ
等の参照符号として用いているnは、m<n≦(3m−
2)の条件を満たす整数でなければならない。
【0051】ここで、あらゆる状況に対処するために
は、n=3m−2とすることが望ましい。尚、nの最小
値としては、形式上、m+1ということになるが、nを
この最小値とすると、第1駒か第m駒のいずれか一方の
みで自己相関値が一定レベル以下になる場合にしか対処
し得ないことになる。
【0052】(2)第2作形態 次に、検査画像の特徴に応じて画像比較形態を決定する
第2の動作形態について説明する。この動作形態におい
ては、まず、上記第1動作形態同様にして各駒の基準画
像を取り込み、その画像データを基準画像データ記憶手
段13の各記憶部に記憶する。
【0053】続いて、各駒から次の折り丁が送り出さ
れ、各カメラによってその印刷柄が撮像されて検査画像
データが出力されると、画像処理装置9がそれらを取り
込み、取り込んだ検査画像それぞれについて自己相関処
理を行う。この処理は、上述した基準画像についての自
己相関処理と同様のもので、各検査画像につき、自己相
関値が一定レベル以上となるか若しくは以下となるかを
判断し、特徴の多い印刷柄の画像か特徴の少ない印刷柄
の画像かを判断する。尚、ここにいう一定レベルも上記
同様に適宜設定する。
【0054】次に、画像処理装置9は、各検査画像の自
己相関値についての判断結果に基づき、第1マトリクス
切換器10及び第2マトリクス切換器12の各スイッチ
SWijを以下のようにして制御する。尚、ここでも上記
同様、唯一第i駒の検査画像の自己相関値のみが一定レ
ベル以下であった場合を例として説明を行う。
【0055】第1マトリクス切換器10については、ま
ず、スイッチSW11、SW22、…、SW(i-1)(i-1)をO
Nとし、カメラ8−1、8−2、…、8−(i−1)を
それぞれ第1、第2、…、第(i−1)比較器と接続す
る。そして、スイッチSWii、SWi(i+1)及びSWi(i+
2)をONとし、カメラ8−iを第i、第(i+1)及び
第(i+2)比較器と接続する。又、スイッチSW(i+
1)(i+3)、SW(i+2)(i+4)、…、SWj(j+2)、…、SWm
(m+2)をONとし、カメラ8−(i+1)、カメラ8−
(i+2)、…、カメラ8−j、…、カメラ8−mをそ
れぞれ第(i+3)、第(i+4)、…、第(j+
2)、…、第(m+2)比較器と接続する。
【0056】一方、第2マトリクス切換器12について
は、上記第1マトリクス切換器10におけるスイッチの
制御形態に応じ、以下のようにして各スイッチSWijの
ON/OFFを制御する。
【0057】まず、スイッチSW11、SW22、…、SW
(i-1)(i-1)をONとし、第1駒、第2駒、…、第(i−
1)駒用の基準画像データ記憶部をそれぞれ第1、第
2、…、第(i−1)比較器と接続する。そして、スイ
ッチSW(i-1)iをONとして第(i−1)駒用記憶部を
第i比較器と接続し、スイッチSWi(i+1)をONとして
第i駒用記憶部を第(i+1)比較器と接続し、スイッ
チSW(i+1)(i+2)をONとして第(i+1)駒用記憶部
を第(i+2)比較器と接続する。又、スイッチSW(i
+1)(i+3)、SW(i+2)(i+4)、…、SWj(j+2)、…、SW
m(m+2)をONとし、第(i+1)駒、第(i+2)駒、
…、第j駒、…、第m駒用記憶部をそれぞれ第(i+
3)、第(i+4)、…、第(j+2)、…、第(m+
2)比較器と接続する。
【0058】このようにして、第i駒以外の駒について
は、各々のカメラと基準画像データの記憶部とを1対1
で対応させて1つの比較器に接続し、第i駒について
は、カメラ8−iを3つの比較器に接続する。そして、
当該3つの比較器のうち、1つには第i駒の基準画像デ
ータ記憶部を接続し、他の2つには隣接する第(i−
1)駒、第(i+1)駒の基準画像データ記憶部を接続
する。
【0059】これにより、第1マトリクス切換器10が
各駒の検査画像データを所定の比較器へ送出すると共
に、第2マトリクス切換器12が各記憶部の基準画像デ
ータを所定の比較器へ送出する。すると、第i駒以外の
各駒の検査画像が各比較器にて各々対応する基準画像と
比較され、第i駒以外の駒から送り出された折り丁が本
来の正しいものであったかどうか判定される。
【0060】一方、第i駒の検査画像は、第i比較器に
て第(i−1)駒の基準画像と比較され、第(i+1)
比較器にて対応する第i駒の基準画像と比較され、第
(i+2)比較器にて第(i+2)駒の基準画像と比較
される。これにより、第i駒から送り出された折り丁が
本来の正しいものであったかどうかが判定されると共
に、本来隣接する第(i−1)駒又は第(i+1)駒か
ら送り出されるべき誤った折り丁であったかどうかが判
定される。
【0061】このようにして、検査画像の自己相関値が
一定レベル以上の駒については、通常と同様に基準画像
との一致・不一致が判定され、自己相関値が一定レベル
以下の駒についてのみ、その検査画像と、当該駒及び隣
接する駒の各基準画像との間で一致・不一致が判定され
る。すなわち、検査画像に特徴が多い駒については、通
常と同様に乱丁検査が行われ、検査画像に特徴が少ない
駒についてのみ、通常の乱丁検査に加えて隣接する駒の
基準画像との間で一致・不一致が判定され、これによ
り、隣接する駒間で載せ違いがあったか否かが検査され
る。
【0062】尚、本動作形態においても、第i比較器〜
第(i+2)比較器にて使用される基準画像データと検
査画像データが第1及び第2マトリクス切換器によって
同時に送出されるので、検査速度を遅くすることなく、
特徴が少ない検査画像についてのみの隣接駒の基準画像
との比較を行うことができる。又、上記第1動作形態同
様、複数の駒で自己相関値が一定レベル以下であっても
差しさえなく、更に、第1駒若しくは第m駒で自己相関
値が一定レベル以下であった場合も上記同様であり、整
数m及びnが満たすべき条件についても上記同様であ
る。
【0063】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、基
準画像又は検査画像の自己相関値が一定値以下である駒
については、その基準画像又は検査画像を隣接する駒の
検査画像又は基準画像と比較することとしたので、特徴
が少ない印刷柄を有する折り丁についての隣接する駒間
における乱丁が検査される。これにより、各駒の折り丁
が有する印刷柄の特徴に応じた乱丁検査を行うことがで
き、隣接する駒間における折り丁の載せ違いに起因する
乱丁を適切に発見することができるという効果が得られ
る。
【0064】又、請求項3記載の発明にあっては、自己
相関値が一定値以下の基準画像を2以上の比較演算手段
へ送出すると共に、それら比較演算手段のうちのいずれ
かに隣接する駒の検査画像を送出することとし、請求項
4記載の発明にあっては、自己相関値が一定値以下の検
査画像を2以上の比較演算手段へ送出すると共に、それ
ら比較演算手段のうちのいずれかに隣接する駒の基準画
像を送出することとしたので、各比較演算手段にてそれ
ぞれ画像の比較が行われる。これにより、検査速度を落
とすことなく、折り丁が有する印刷柄の特徴に応じて隣
接する駒間での載せ違いによる乱丁を発見することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の適用対象となる製本機の一部分の構
成を示した概略図である。
【図2】 画像処理装置9の乱丁検査処理を行う部分を
カメラ8と共に示した図である。
【図3】 マトリクス切換器(10、12)の内部構成
を示す図である。
【符号の説明】
1 折り丁 8、8−1〜8−n カメラ 9 画像処理装置 10 第1マトリクス切換器 11 比較演算部 12 第2マトリクス切換器 13 基準画像データ記憶手段 SW11〜SWmn スイッチ
フロントページの続き (72)発明者 小島 弘 東京都台東区台東1丁目5番1号 凸版印 刷株式会社内 (72)発明者 蜂谷 壽宏 東京都中央区京橋2丁目3番13号 東洋イ ンキ製造株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各々特定の折り丁を送り出す複数の駒
    と、それら複数の駒からそれぞれ送り出された折り丁の
    画像を取得する手段とを備え、各駒の前記特定の折り丁
    の画像を基準画像とし、各駒にて取得された画像を検査
    画像として両者を比較する乱丁検査方法において、 自己相関値が一定値以下の基準画像と、当該基準画像の
    折り丁を送り出す駒に隣接する駒の検査画像とを比較す
    ることを特徴とする乱丁検査方法。
  2. 【請求項2】 各々特定の折り丁を送り出す複数の駒
    と、それら複数の駒からそれぞれ送り出された折り丁の
    画像を取得する手段とを備え、各駒の前記特定の折り丁
    の画像を基準画像とし、各駒にて取得された画像を検査
    画像として両者を比較する乱丁検査方法において、 自己相関値が一定値以下の検査画像と、当該検査画像が
    取得された駒に隣接する駒の基準画像とを比較すること
    を特徴とする乱丁検査方法。
  3. 【請求項3】 各々特定の折り丁を送り出す複数の駒
    と、それら複数の駒からそれぞれ送り出された折り丁の
    画像を取得する手段とを備えた乱丁検査装置において、 各駒にて取得された画像を検査画像として送出する検査
    画像送出手段と、 各駒の前記特定の折り丁の画像を基準画像として記憶し
    た記憶手段と、 各駒の基準画像を前記記憶手段から送出する基準画像送
    出手段と、 前記検査画像送出手段から送出された検査画像と前記基
    準画像送出手段から送出された基準画像とを比較する複
    数の比較演算手段とを有し、 前記基準画像送出手段は、自己相関値が一定値以下の基
    準画像を2以上の比較演算手段へ送出し、 前記検査画像送出手段は、当該基準画像の折り丁を送り
    出す駒に隣接する駒の検査画像を、前記2以上の比較演
    算手段のうちのいずれかに送出することを特徴とする乱
    丁検査装置。
  4. 【請求項4】 各々特定の折り丁を送り出す複数の駒
    と、それら複数の駒からそれぞれ送り出された折り丁の
    画像を取得する手段とを備えた乱丁検査装置において、 請求項3記載の検査画像送出手段、記憶手段、基準画像
    送出手段及び複数の比較演算手段を有し、 前記検査画像送出手段は、自己相関値が一定値以下の検
    査画像を2以上の比較演算手段へ送出し、 前記基準画像送出手段は、当該検査画像が取得された駒
    に隣接する駒の基準画像を、前記2以上の比較演算手段
    のうちのいずれかに送出することを特徴とする乱丁検査
    装置。
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