JPH1147491A - 脱水装置 - Google Patents

脱水装置

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JPH1147491A
JPH1147491A JP20569897A JP20569897A JPH1147491A JP H1147491 A JPH1147491 A JP H1147491A JP 20569897 A JP20569897 A JP 20569897A JP 20569897 A JP20569897 A JP 20569897A JP H1147491 A JPH1147491 A JP H1147491A
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JP
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tub
dehydration
time
rotation speed
rotation
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JP20569897A
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English (en)
Inventor
Shuji Hotta
修司 堀田
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】脱水中に一時停止操作が行われても、所定の脱
水能力を維持できる脱水装置を提供すること。 【解決手段】一時停止操作が行われて、蓋開閉スイッチ
4または一時停止キー32から一時停止信号がマイクロ
コンピュータ27に入力されると、モータ17への通電
がオフされるとともに、残時間カウンタ34のカウント
動作が一時停止される。また、一時停止操作が行われた
時点における内槽の回転数が回転数メモリ36に格納さ
れる。そして、再開操作が行われてモータ17への通電
が再開された後、内槽の回転数が回転数メモリ36に格
納された回転数の80%に達したことに応答して、残時
間カウンタ34のカウント動作が再開される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、たとえば洗濯機
に適用されて、濡れた衣類の脱水を行う脱水装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】洗濯機には、洗いまたはすすぎ終了後の
濡れた洗濯物から水分を除去するための脱水装置が備え
られている。この脱水装置による脱水は、たとえば洗濯
物の量などに応じて予め設定された時間が計時手段によ
って計測されるまで、洗濯物が入れられた脱水槽を高速
回転させることによって達成される。
【0003】ところで、脱水中に脱水槽を開閉する開閉
蓋を開くなどの一時停止操作が行われると、高速回転し
ている脱水槽が制動されるとともに、計時手段による脱
水時間の計時が一時停止される。そして、その後に開閉
蓋を閉じるなどの再開操作が行われると、脱水槽が再び
回転開始されるとともに、計時手段による脱水時間の計
時が再開される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】一時停止状態の脱水槽
が回転再開されてからしばらくの間は、脱水槽の回転が
遅いので、洗濯物に作用する遠心力が弱く、洗濯物を良
好に脱水することができない。それにもかかわらず、上
述した従来装置では、脱水槽の回転再開と同時に計時手
段による脱水時間の計時が再開されるので、脱水中に一
時停止操作が行われた場合には、一時停止操作が一度も
行われずに脱水が終了した場合に比べて、実際に洗濯物
の脱水が行われている時間が短くなり、脱水能力が低下
するおそれがあった。
【0005】そこで、この発明の目的は、脱水中に一時
停止操作が行われても、所定の脱水能力を維持できる脱
水装置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの請求項1記載の発明は、脱水槽および脱水経過時間
を計測する計時手段を備え、予め設定された時間が計時
手段によって計測されるまで脱水槽を回転させることに
より、脱水槽内に収容された衣類の脱水を行う脱水装置
であって、脱水槽の回転数を検出する回転数検出手段
と、脱水槽の回転を一時停止させる旨の信号を入力する
信号入力手段と、信号入力手段から一時停止信号が入力
されたことに応答して、計時手段による経過時間の計測
を一時停止させる手段と、脱水槽の一時停止状態が解除
されて脱水槽の回転が再開された後、脱水槽の回転数が
所定回転数に到達したことに応答して、計時手段による
経過時間の計測を再開させる手段とを含むことを特徴と
する脱水装置である。
【0007】請求項1記載の構成によれば、脱水槽の一
時停止状態が解除されて、脱水槽の回転が再開された
後、脱水槽の回転数が所定回転数に達するまでは、計時
手段による経過時間の計測が行われない。すなわち、脱
水槽の回転が遅いために衣類の脱水を良好に行うことが
できない期間については、計時手段による経過時間の計
測が行われず、この脱水装置の動作時間(脱水経過時
間)には含まれない。
【0008】これにより、脱水槽の回転が一時停止され
た場合であっても、実際に洗濯物の脱水が行われている
時間が短くなるといったことがなく、一時停止されずに
脱水終了した場合と同程度の脱水能力を維持することが
できる。なお、一時停止信号を入力する信号入力手段
は、脱水槽に洗濯物を収容するために形成された開口を
覆う開閉蓋の開閉に応じてオン/オフする蓋開閉スイッ
チや、種々の指示信号を入力するための操作パネルに設
けられた一時停止キーなどで構成されるのが好ましい。
【0009】請求項2記載の発明は、脱水槽の一時停止
状態が解除されてから所定時間が経過しても、脱水槽の
回転数が上記所定回転数に到達しない場合に、計時手段
による経過時間の計測を強制的に再開させる強制再開手
段をさらに含むことを特徴とする請求項1記載の脱水装
置である。請求項2記載の構成によれば、脱水槽の回転
数が所定回転数に到達しなくても、脱水槽の回転が再開
されてから所定時間が経過すると、計時手段による経過
時間の計測が再開される。これにより、計時手段による
経過時間の計測が再開されないために、脱水槽が無限に
回転され続けるといった不具合が生じるのを防ぐことが
できる。
【0010】請求項3記載の発明は、上記信号入力手段
から一時停止信号が入力された時点における脱水槽の回
転数を記憶する回転数記憶手段をさらに含み、上記所定
回転数は、回転数記憶手段に記憶されている回転数に所
定の比率を乗じることによって設定されることを特徴と
する請求項1または2記載の脱水装置である。請求項3
記載の構成によれば、一時停止状態解除後の脱水槽の回
転数が、一時停止された時点における脱水槽の回転数に
所定の比率を乗じて得られた値に達したことに応答し
て、計時手段による経過時間の計測が再開される。
【0011】請求項4記載の発明は、脱水槽および脱水
経過時間を計測する計時手段を備え、予め設定された時
間が計時手段によって計測されるまで脱水槽を回転させ
ることにより、脱水槽内に収容された衣類の脱水を行う
脱水装置であって、脱水槽の回転を一時停止させる旨の
信号を入力する信号入力手段と、信号入力手段から一時
停止信号が入力されたことに応答して、計時手段による
経過時間の計測を一時停止させる手段と、脱水槽の一時
停止状態が解除されて脱水槽の回転が再開されてから所
定時間が経過したことに応答して、計時手段による経過
時間の計測を再開させる手段とを含むことを特徴とする
脱水装置である。
【0012】請求項4記載の構成によれば、一時停止状
態が解除されて、脱水槽の回転が再開されてから所定時
間が経過した時点から、計時手段による経過時間の計測
が再開される。したがって、上記所定時間を脱水槽の回
転数が洗濯物から水分を飛ばすのに十分な回転数まで上
昇するのに必要な時間に設定しておけば、計時手段によ
る経過時間の計測が再開される時点で、脱水槽の回転数
が洗濯物から水分を飛ばすのに十分な回転数にまで上昇
している。
【0013】ゆえに、請求項1記載の発明と同様に、一
時停止操作が行われた場合であっても、実際に洗濯物の
脱水が行われている時間が短くなるといったことがな
く、一時停止操作が行われずに脱水終了した場合と同程
度の脱水能力を維持することができる。そのうえ、脱水
槽の回転数を検出するための手段が不要であるから、請
求項1記載の発明に比べて、装置の構成が簡単になる。
【0014】請求項5記載の発明は、脱水槽および脱水
経過時間を計測する計時手段を備え、予め設定された時
間が計時手段によって計測されるまで脱水槽を回転させ
ることにより、脱水槽内に収容された衣類の脱水を行う
脱水装置であって、脱水槽の回転を一時停止させる旨の
信号を入力する信号入力手段と、信号入力手段から一時
停止信号が入力されたことに応答して、計時手段による
経過時間の計測を一時停止させる手段と、脱水槽の回転
が一時停止された場合に、上記予め設定された時間を所
定時間だけ延長する脱水時間延長手段と脱水槽の一時停
止状態が解除されて脱水槽の回転が再開されたことに応
答して、計時手段による経過時間の計測を再開させる手
段とを含むことを特徴とする脱水装置である。
【0015】請求項5記載の構成によれば、脱水槽の回
転が一時停止された場合には、脱水が行われる時間(予
め設定された時間)が所定時間だけ延長される。したが
って、上記所定時間を脱水槽の回転数が洗濯物から水分
を飛ばすのに十分な回転数まで上昇するのに必要な時間
に設定しておくことにより、請求項4記載の構成と同様
の作用効果を奏することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下に、この発明の実施の形態
を、添付図面を参照して詳細に説明する。図1は、この
発明の第1実施形態にかかる脱水装置が適用された全自
動洗濯機の構成を簡略化して示す側面断面図である。こ
の全自動洗濯機は、上面に開口1aを有する箱型のハウ
ジング1と、ハウジング1の開口1aを塞ぐことのでき
る開閉可能な開閉蓋2とを備えている。開閉蓋2の手前
側には、複数の操作キーが配列された操作パネル3が配
置されている。また、開閉蓋2に関連して、開閉蓋2の
開閉状態を検出するための蓋開閉スイッチ4が備えられ
ている。この蓋開閉スイッチ4は、たとえば、開閉蓋2
が開成された状態でオン信号を出力し、開閉蓋2が閉塞
された状態でオフ信号を出力する。
【0017】ハウジング1内には、スプリング付の吊り
棒(図示せず)でハウジング1から吊り下げられた外槽
5と、外槽5内に設けられた内槽6とが備えられてい
る。内槽6には、ハウジング1の上面開口1aを介して
洗濯物を収容することができる。また、内槽6には多数
の小孔6aが形成されており、内槽6に供給された洗濯
水が外槽5に溜められるようになっている。
【0018】外槽5の上方には、洗濯に使用する洗剤を
入れておくための洗剤収容部7が形成されている。洗剤
収容部7には、一端がハウジング1の上面に突出した給
水路8の他端が接続されている。給水路8のハウジング
1の上面に突出した部分には、たとえば図外の水道蛇口
から延びた給水ホース9が接続されている。また、給水
路8の途中部には、たとえば電磁弁で構成された給水弁
10が介在されている。この構成により、給水弁10が
開かれると、図外の水道蛇口から水道水が給水ホース9
および給水路8を通って洗剤収容部7に供給される。洗
剤収容部7に供給された水道水は、洗剤収容部7に入れ
られた洗剤とともに内槽6へ流れ込み、外槽5に溜めら
れる。
【0019】外槽5の底部には、外槽5に溜められた洗
濯水を機外へ排出するための排水口11が形成されてい
る。この排水口11には、ハウジング1外へと延びる排
水管12が接続されている。排水管12の途中部には、
たとえば図示しないトルクモータによって開閉される排
水弁13が配設されており、この排水弁13が開かれる
と、外槽5内に溜められた洗濯水が排水管12を通って
機外へ排出される。
【0020】内槽6は洗濯槽と脱水槽とを兼ねたもので
あり、上記したように、その周面には多数の微細な脱水
孔(小孔)6aが形成されている。内槽6の底部には、
外槽5内に溜められた洗濯水を攪拌して水流を発生させ
るためのパルセータ14が設けられている。内槽6およ
びパルセータ14は、外槽5の下方に設けられた軸受部
15に保持された支持軸16によって、正逆回転可能に
支持されている。
【0021】ハウジング1の底部には、内槽6およびパ
ルセータ14を回転させるための駆動力を発生するモー
タ17と、モータ17の回転力を軸受部15に伝えるた
めの駆動伝達機構18とが備えられている。駆動伝達機
構18には、モータ17の出力軸19に固定された小プ
ーリ20と、軸受部15に保持された駆動軸21の下端
に固定された大プーリ22と、小プーリ20および大プ
ーリ22に掛け渡されたベルト23とが含まれている。
モータ17の回転力は、小プーリ20およびベルト23
を介して大プーリ22に伝えられ、さらに駆動軸21を
介して軸受部15に伝達される。
【0022】軸受部15には、内槽6およびパルセータ
11を個別に駆動できるようにクラッチ(図示せず)が
内蔵されている。また、軸受部15によって保持された
支持軸16は二重シャフトで構成されている。この構成
により、洗いおよびすすぎ時には、軸受部15に入力さ
れたモータ17の駆動力がパルセータ14に伝達され
て、パルセータ14が正逆回転される。脱水時には、図
示しないクラッチが切り換えられ、モータ17の駆動力
が内槽6およびパルセータ14の両方に伝達される。そ
の結果、内槽6およびパルセータ14が高速で一方向に
回転されて、内槽6内の洗濯物が遠心力により脱水され
る。
【0023】また、この全自動洗濯機には、内槽6の回
転数を検出するための回転センサ24が備えられてい
る。回転センサ24は、たとえば、大プーリ22に固定
されたマグネット25と、このマグネットが近傍を通過
するごとにオン信号を出力するリードスイッチ26とで
構成することができる。図2は、上記全自動洗濯機の電
気的構成のうち、この発明の第1実施形態に係る脱水装
置に関する部分のみを示すブロック図である。
【0024】全自動洗濯機には、洗濯機各部の動作を制
御するためのマイクロコンピュータ27が備えられてお
り、このマイクロコンピュータ27による制御の下、洗
い行程、すすぎ行程および脱水行程を含む一連の洗濯動
作が実行される。マイクロコンピュータ27には、制御
プログラムが記憶されたROM28および各種データを
一時的に保持するRAM29が内蔵されている。
【0025】マイクロコンピュータ27には、図1を参
照して説明した回転センサ24およびアップカウンタで
構成される回転数カウンタ30が接続されている。この
構成により、マイクロコンピュータ27は、所定時間内
に回転センサ24から入力されるオン信号の数を回転数
カウンタ30によって計数することによって、内槽6の
回転数を検出することができる。すなわち、この実施形
態では、回転センサ24および回転数カウンタ30によ
って回転数検出手段が構成されている。また、RAM2
9の記憶領域内には、検出された内槽6の回転数を記憶
しておくための回転数メモリ36が設けられている。
【0026】マイクロコンピュータ27にはまた、操作
パネル3および蓋開閉スイッチ4が接続されており、操
作パネル3および蓋開閉スイッチ4からの信号が入力さ
れる。操作パネル3には、洗濯動作を開始させるための
スタートキー31および洗濯動作を一時停止させるため
の一時停止キー32が含まれており、スタートキー31
からの開始信号および一時停止キー32からの一時停止
信号もマイクロコンピュータ27に入力される。マイク
ロコンピュータ27にはさらに、クロックパルス信号を
出力するタイマ33が接続されており、このタイマ33
からのパルス信号も入力される。
【0027】マイクロコンピュータ27は、操作パネル
3、蓋開閉スイッチ4およびタイマ33からの入力信号
ならびにRAM29に格納された内槽6の回転数に基づ
いて、脱水行程の残り時間を判断するための残時間カウ
ンタ34および脱水行程中に一時停止されたモータ17
を再び回転開始してからの経過時間を計測するための再
開始カウンタ35のカウント動作を制御する。また、マ
イクロコンピュータ27は、操作パネル3および蓋開閉
スイッチ4からの入力信号ならびに残時間カウンタ34
のカウント値に基づいて、モータ17の動作を制御す
る。
【0028】図3は、マイクロコンピュータ27による
脱水行程時の制御動作の一例を示すフローチャートであ
る。また、図4は、脱水行程における内槽6の回転数の
経時変化の一例を示す図である。以下では、図2を参照
しつつ、図3に示すフローチャートの流れに従って、こ
の実施形態の特徴となる脱水行程における制御動作につ
いて詳細に説明する。また、以下では、たとえば6分間
(360秒間)の脱水行程が設定されている場合を例に
挙げて説明する。
【0029】脱水行程が開始されると、まず、ダウンカ
ウンタで構成される残時間カウンタ34に「360」が
セットされる(ステップS1)。次に、蓋開閉スイッチ
4の状態が調べられて、開閉蓋2が開かれているか閉じ
られているかが判断される(ステップS2)。そして、
開閉蓋2が閉じられている場合には、一時停止キー32
から一時停止信号が入力されたか否かが判断される(ス
テップS3)。
【0030】なお、この実施形態では、ステップS2で
開閉蓋2の開閉状態が判別された後に、ステップS3で
一時停止信号の有無が判別されるとしているが、ステッ
プS2の判断とステップS3の判断とが入れ換えられ
て、一時停止信号の入力の有無が判断された後に、開閉
蓋2の開閉状態が判別されてもよい。開閉蓋2が閉じら
れており、かつ、一時停止キー32が押されていない場
合には、モータ17への通電が開始される(ステップS
4)。これにより、モータ17が所定方向に回転開始さ
れ、このモータ17の回転力によって内槽6およびパル
セータ14が回転し始める。
【0031】ステップS5では、モータ17への通電が
開始されてから(脱水行程が開始されてから)1秒間が
経過したか否かが判断される。具体的には、マイクロコ
ンピュータ27は、モータ17への通電開始後にタイマ
33から入力されるパルス信号の数が所定数(1秒間に
相当するパルス数)に達したか否かを判断する。脱水行
程が開始されてから1秒間が経過するまでは、ステップ
S5からステップS2に戻り、上述したステップS2〜
S5の処理が繰り返される。
【0032】脱水行程が開始されてから1秒間が経過す
ると、たとえばRAM29内に設けられた停止フラグの
状態が調べられる(ステップS6)。この停止フラグ
は、「開閉蓋2を開成する」または「一時停止キー32
を押す」などの一時停止操作が行われたか否かを表すフ
ラグであり、脱水行程の開始時にはリセットされてい
る。したがって、このとき、ステップS6で停止フラグ
がセット状態か否かの判断は否定されて、残時間カウン
タ34がデクリメントされる(ステップS7)。
【0033】次いで、マイクロコンピュータ27は、残
時間カウンタ34の値を調べて、残時間カウンタが零か
否かを判断する(ステップS8)。このとき、残時間カ
ウンタ34の値は「359」であるから、ステップS8
の判断は否定されて、ステップS2に戻り、開閉蓋2の
開閉状態および一時停止キー32からの一時停止信号の
入力の有無が調べられる(ステップS2,S3)。一時
停止操作されていない場合には、モータ17が引き続い
てオン状態にされ(ステップS4)、その後1秒間が経
過すると(ステップS5でYES)、停止フラグの状態
が再び調べられる(ステップS6)。そして、停止フラ
グがリセット状態のままであれば、残時間カウンタ34
の値がさらにデクリメントされた後(ステップS7)、
残時間カウンタ34の値が零か否かが再び判断される
(ステップS8)。
【0034】このように、一時停止操作が行われずに停
止フラグが零のままであれば、1秒ごとに残時間カウン
タ34がデクリメントされる。そして、脱水行程が開始
されてから360秒間が経過して、残時間カウンタ34
の値が零になると(ステップS8でYES)、モータ1
7への通電がオフされて(ステップS9)、この脱水行
程が終了する。
【0035】一方、脱水行程中に一時停止操作が行われ
た場合には、ステップS2またはステップS3からステ
ップS10に進む。すなわち、脱水行程中に開閉蓋2が
開かれた場合には、ステップS2で開閉蓋2が開成され
ているか否かの判断が肯定されて、ステップS2からス
テップS10に進む。また、一時停止キー32が押され
た場合には、ステップS3で一時停止信号が入力された
か否かの判断が肯定されて、ステップS3からステップ
S10に進む。
【0036】ステップS10では、一時停止操作が行わ
れた時点における内槽6の回転数が、回転数メモリ36
に格納される。つまり、マイクロコンピュータ27は、
一時停止操作が行われる直前の所定時間内に回転数カウ
ンタ30でカウントした回転センサ24からのオン信号
の数に基づいて、一時停止操作が行われた時点での内槽
6の回転数を算出し、算出した内槽6の回転数を回転数
メモリ36に格納する。また、マイクロコンピュータ2
7は、内槽6の回転数を回転数メモリ36に格納するの
と同時に、モータ17への通電をオフにして(ステップ
S11)、内槽6の回転を停止させる。そして、ダウン
カウンタで構成される再開始カウンタ35に、たとえば
「40」をセットするとともに(ステップS12)、停
止フラグをセット状態にする(ステップS13)。
【0037】その後、処理はステップS13からステッ
プS2に戻り、開閉蓋2が開かれている場合には「開閉
蓋2を閉じる」、一時停止キー32が押されて一時停止
された場合には「スタートキー31を押す」といった再
開操作が行われるまで、ステップS2,S3,S10〜
S13の処理が繰り返し実行される。そして、上記のよ
うな再開操作が行われると、ステップS2で開閉蓋2が
開成されているか否かの判断が否定され、さらにステッ
プS3で一時停止キー34が押されているか否かの判断
が否定されて、ステップS4で一時停止中のモータ17
への通電が再開される。
【0038】ステップS4でモータ17への通電が再開
されてから1秒間が経過すると(ステップS5でYE
S)、停止フラグがセットされているか否かが判断され
る(ステップS6)。このとき、停止フラグがセット状
態であるから、処理はステップS6からステップS14
へと進み、モータ17への通電が再開されてからの内槽
6の回転数が、一時停止操作が行われた時点における内
槽6の回転数の80%以上に達したか否かが判断され
る。つまり、マイクロコンピュータ27は、回転数メモ
リ36から一時停止操作が行われた時点における内槽6
の回転数を読み出して、この読み出した回転数に0.8
を乗じて得られた値と、回転数カウンタ30のカウント
値に基づいて算出した現在の内槽6の回転数との大小を
比較する。
【0039】モータ17への通電が再開された直後で、
内槽6の回転数が一時停止操作が行われた時点における
回転数の80%以上に達していない場合には、次いで再
開始カウンタ35の値が零か否かが判断される(ステッ
プS15)。このとき、再開始カウンタ35には「4
0」がセットされているので、再開始カウンタ35の値
が零か否かの判断は否定されて、再開始カウンタ35が
デクリメントされる(ステップS16)。そして、処理
はステップS16からステップS2に戻り、ステップS
2〜S6,S14〜S16が繰り返し実行される。
【0040】ステップS2〜S6,S14〜S16が繰
り返し実行されるうちに、内槽6の回転数が一時停止操
作が行われた時点における回転数の80%に達すると、
停止フラグがリセットされて(ステップS17)、残時
間カウンタ34の値がデクリメントされる(ステップS
7)。その後は、一時停止操作が行われずに停止フラグ
がリセットされたままであれば、1秒経過ごとに残時間
カウンタ34がデクリメントされて(ステップS2〜S
8)、残時間カウンタ34の値が零になると、モータ1
7への通電がオフにされて(ステップS9)、脱水行程
が終了する。
【0041】すなわち、図4に示すように、一時停止操
作が行われた時点t1で内槽6が1000rpmで回転
している場合を想定すると、この実施形態にかかる脱水
行程では、一時停止操作時の回転数1000rpmが回
転数メモリ36に格納される。そして、再開操作が行わ
れて、内槽6の回転が再開された後(t2)、内槽6の
回転数が800rpmに到達するまでは残時間カウンタ
34のカウントダウンが一時停止されたままにされ、内
槽6の回転数が800rpmに到達すると(t3)、残
時間カウンタ34のカウントダウンが再開される。
【0042】さらに換言すれば、この実施形態にかかる
脱水行程では、再開操作が行われた後、内槽6の回転数
が800rpm以下で洗濯物の脱水が良好に行われない
期間(t2−t3)については、残時間カウンタ34の
カウントダウンが行われない。これにより、一時停止操
作が行われた場合であっても、実際に洗濯物の脱水が行
われている時間が短くなるといったことがなく、一時停
止操作が行われずに脱水終了した場合と同程度の脱水能
力を維持することができる。
【0043】ところで、一時停止操作が行われて、内槽
6の回転が停止された際に内槽6内で洗濯物が偏った場
合などには、再開操作が行われてから適当な時間が経過
しても、内槽6の回転数が一時停止操作が行われた時点
における回転数の80%(たとえば800rpm)に到
達しない場合が想定される。この場合、残時間カウンタ
34のカウントダウンが再開されず、脱水行程が無限に
行われるといった不具合を生じるおそれがある。
【0044】そこで、この実施形態では、内槽6の回転
数が一時停止操作時の回転数の80%に到達しないま
ま、再開操作が行われてから、たとえば40秒間が経過
した場合には、残時間カウンタ34のカウントダウンを
再開するようにしている。具体的に説明する。上述した
ように、ステップS14で再開操作後の内槽6の回転数
が一時停止操作が行われた時点における回転数の80%
に到達していないと判断されると、ステップS15に進
み、再開始カウンタ35の値が零か否かが判断される。
そして、再開始カウンタ35が零でない場合には、再開
始カウンタ35がデクリメントされて(ステップS1
6)、ステップS2に戻る。そして、その後はステップ
S2〜S6,S14〜S16が繰り返し実行されて、1
秒間が経過するごとに再開始カウンタ35がデクリメン
トされる。
【0045】ステップS2〜S6,S14〜S16が繰
り返し実行されるうちに、内槽6の回転数が一時停止操
作が行われた時点における回転数の80%に到達しない
まま、再開操作が行われてから40秒間が経過して、再
開始カウンタ35の値が零になると、停止フラグがリセ
ットされる(ステップS17)。そして、残時間カウン
タ34がデクリメントされ(ステップS7)、ステップ
S8を経てステップS2に戻る。その後、一時停止操作
が行われずに停止フラグがリセットされたままであれ
ば、1秒経過ごとに残時間カウンタ34がデクリメント
されて(ステップS2〜S8)、残時間カウンタ34の
値が零になると(ステップS8でYES)、モータ17
への通電がオフにされる(ステップS9)。
【0046】このように、この実施形態にかかる脱水行
程では、内槽6の回転数が一時停止操作時の回転数の8
0%に到達しなくても、再開操作が行われてから40秒
間が経過すると、残時間カウンタ34のカウントダウン
が再開される。これにより、再開操作後に内槽6の回転
数が一時停止操作時の回転数の80%まで上がらず、残
時間カウンタ34のカウントダウンが再開されないため
に、脱水行程が無限に実行されるといった不具合を生じ
るおそれがない。
【0047】図5は、この発明の第2実施形態にかかる
脱水行程時の制御動作を示すフローチャートである。上
述した第1の実施形態では、再開操作後の内槽6の回転
数が一時停止操作が行われた時点における内槽6の回転
数の80%以上になったことに応答して、残時間カウン
タ34のカウントダウンが再開されるが、第2の実施形
態では、再開操作後に所定時間(たとえば20秒間)が
経過したことに応答して、残時間カウンタ34のカウン
トダウンが再開される。したがって、この第2実施形態
の構成では、上述した第1実施形態にかかる制御処理を
実行するために必要であった回転センサ24、回転数カ
ウンタ30および回転数メモリ36を省略することがで
きる。
【0048】図5を参照して、脱水行程が開始される
と、まず、残時間カウンタ34に「360」がセットさ
れる(ステップT1)。次に、蓋開閉スイッチ4の状態
が調べられて、開閉蓋2が開かれているか閉じられてい
るかが判断される(ステップT2)。そして、開閉蓋2
が閉じられている場合には、一時停止キー32から一時
停止信号が入力されたか否かが判断される(ステップT
3)。
【0049】一時停止キー32が押されていないと判断
されると(ステップT3でNO)、モータ17への通電
が開始されて、内槽6およびパルセータ14の回転が開
始される(ステップT4)。そして、ステップT5で
は、モータ17への通電が開始されてから(脱水行程が
開始されてから)1秒間が経過したか否かが判断され
る。脱水行程が開始されてから1秒間が経過するまで
は、ステップT5からステップT2に戻り、ステップT
2〜T5の処理が繰り返される。
【0050】脱水行程が開始されてから1秒間が経過す
ると、たとえばRAM29内に設けられた停止フラグの
状態が調べられる(ステップT6)。停止フラグは脱水
行程の開始時にリセットされているので、このときステ
ップT6では停止フラグがリセット状態であると判別さ
れて、ステップT7で残時間カウンタ34がデクリメン
トされる。次いで、マイクロコンピュータ27は、残時
間カウンタ34の値を調べて、残時間カウンタが零か否
かを判断する(ステップT8)。このとき、残時間カウ
ンタ34の値は「359」であるから、ステップT8の
判断は否定されてステップT2に戻る。
【0051】その後、ステップT2〜T8が繰り返し実
行されて、一時停止操作が行われずに停止フラグが零の
ままであれば、1秒ごとに残時間カウンタ34がデクリ
メントされる。そして、脱水行程が開始されてから36
0秒間が経過して、残時間カウンタ34の値が零になる
と(ステップT8でYES)、モータ17への通電がオ
フにされて(ステップT9)、この脱水行程が終了す
る。
【0052】一方、脱水行程中に一時停止操作が行われ
た場合には、ステップT2またはステップT3からステ
ップT10に進み、モータ17への通電がオフされて、
内槽6の回転が停止される。そして、再開始カウンタ3
5に、たとえば「20」がセットされ(ステップT1
1)、さらに停止フラグがセット状態にされて(ステッ
プT12)、処理はステップT12からステップT2に
戻る。その後は、「開閉蓋2を閉じる」または「スター
トキー31を押す」といった再開操作が行われるまで、
ステップT2,T3,T10〜T12の処理が繰り返し
実行される。
【0053】再開操作が行われると、ステップT2およ
びステップT3の判断がともに否定されて、一時停止中
のモータ17への通電が再開される(ステップT4)。
そして、モータ17への通電が再開されてから1秒間が
経過すると(ステップT5でYES)、停止フラグがセ
ットされているか否かが判断される(ステップT6)。
このとき、停止フラグはセットされているので、ステッ
プT6の判断は肯定されて、再開始カウンタ35の値が
零か否かが判断される(ステップT13)。
【0054】再開始カウンタ35には「20」がセット
されているので、再開始カウンタ35の値が零か否かの
判断は否定されて(ステップT13でNO)、再開始カ
ウンタ35がデクリメントされる(ステップT14)。
そして、処理はステップT14からステップT2へと戻
り、その後ステップT2〜T6,T13,T14が繰り
返し実行されて、1秒間が経過するごとに再開始カウン
タ35がデクリメントされる。
【0055】ステップT2〜T6,T13,T14が繰
り返し実行されるうちに、再開操作が行われてから20
秒間が経過して、再開始カウンタ35の値が零になる
と、停止フラグがリセットされた後(ステップT1
5)、残時間カウンタ34がデクリメントされる(ステ
ップT7)。そして、その後、一時停止操作が行われず
に停止フラグがリセットされたままであれば、1秒経過
ごとに残時間カウンタ34がデクリメントされて(ステ
ップT2〜T8)、残時間カウンタ34の値が零になる
と、モータ17への通電がオフにされた後(ステップT
9)、この脱水行程が終了する。
【0056】以上のように、この第2実施形態にかかる
脱水行程では、再開操作されてから20秒間が経過し
て、内槽6の回転数が洗濯物から水分を飛ばすのに十分
な回転数まで上昇した時点から、残時間カウンタ34の
カウントダウンが再開される。したがって、上述の第1
実施形態にかかる制御処理と同様に、一時停止操作が行
われた場合であっても、実際に洗濯物の脱水が行われて
いる時間が短くなるといったことがなく、一時停止操作
が行われずに脱水終了した場合と同程度の脱水能力を維
持することができる。
【0057】また、第1実施形態にかかる制御処理を実
行するために必要であった回転センサ24、回転数カウ
ンタ30および回転数メモリ36を省略することができ
るので、洗濯機の構成が簡単になる。この発明の各実施
形態の説明は以上の通りであるが、この発明は上述の各
実施形態に限定されるものではない。たとえば、上述の
第1実施形態にかかる制御処理では、一時停止操作が行
われた時点での内槽の回転数が回転数メモリに記憶さ
れ、再開操作後に内槽の回転数が一時停止操作が行われ
た時点での内槽の回転数の80%に到達したことに応答
して、残時間カウンタのカウントダウンが再開されると
している。しかしながら、たとえば、一時停止操作が行
われるまで内槽6の回転数が繰り返し検出され、検出さ
れた内槽回転数のうちの最高回転数が回転数メモリに記
憶されて、再開操作後、内槽の回転数が回転数メモリに
記憶されている最高回転数の80%に到達したことに応
答して、残時間カウンタのカウントダウンが再開される
ように変更されてもよい。
【0058】また、「80%」に限定される必要はな
く、80%以外の適当な比率に変更されてもよい。つま
り、残時間カウンタのカウントダウンが再開される時点
で、内槽の回転数が有効な脱水を行うことのできる回転
数に到達していればよい。さらに、たとえば、脱水行程
時における内槽の最高回転数が予め判っているような場
合には、この最高回転数に基づいて予め設定された値を
回転数メモリ(RAM)またはROMなどに記憶してお
き、再開操作後に内槽の回転数が上記予め設定された回
転数に達したことに応答して、残時間カウンタのカウン
トダウンが再開されるように変更されてもよい。
【0059】また、上述の第2実施形態では、一時停止
操作が行われた場合には、図5に示すステップT10で
再開始カウンタに「20」がセットされて、再開操作
後、1秒間が経過するごとに再開始カウンタがデクリメ
ントされ、再開始カウンタの値が零になったことに応答
して、残時間カウンタのカウントダウンが再開されるよ
うにしている。しかしながら、一時停止操作が行われた
場合に、たとえば、残時間カウンタに「20」を1度だ
け追加して、再開操作後は直ちに残時間カウンタのカウ
ントダウンを再開するように変更してもよい。この場
合、ステップT6,T11〜T14の処理を省略するこ
とができ、第2実施形態にかかる制御処理を簡略化する
ことができる。
【0060】さらに、上述の各実施形態では、この発明
にかかる脱水装置が全自動洗濯機に適用された場合を例
に挙げて説明したが、この発明にかかる脱水装置は、洗
濯槽と脱水槽とが並設された2槽式の洗濯機にも適用す
ることができる。もちろん、脱水装置単独の構成として
もよい。その他、特許請求の範囲に記載されている技術
的事項の範囲内で、種々の変更を施すことが可能であ
る。
【0061】
【発明の効果】この発明によれば、脱水槽の回転が一時
停止された場合であっても、実際に洗濯物の脱水が行わ
れている時間が短くなるといったことがなく、一時停止
されずに脱水終了した場合と同程度の脱水能力を維持す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施形態にかかる脱水装置が適
用された全自動洗濯機の構成を簡略化して示す側面断面
図である。
【図2】全自動洗濯機の電気的構成のうち、この発明の
第1実施形態に係る脱水装置に関する部分のみを示すブ
ロック図である。
【図3】第1実施形態にかかる脱水行程時の制御動作を
示すフローチャートである。
【図4】脱水行程における内槽の回転数の経時変化の一
例を示す図である。
【図5】第2実施形態にかかる脱水行程時の制御動作を
示すフローチャートである。
【符号の説明】
3 操作パネル 4 蓋開閉スイッチ 6 内槽 24 回転センサ 27 マイクロコンピュータ 28 ROM 29 RAM 30 回転数カウンタ 31 スタートキー 32 一時停止キー 33 タイマ 34 残時間カウンタ(計時手段) 35 再開始カウンタ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】脱水槽および脱水経過時間を計測する計時
    手段を備え、予め設定された時間が計時手段によって計
    測されるまで脱水槽を回転させることにより、脱水槽内
    に収容された衣類の脱水を行う脱水装置であって、 脱水槽の回転数を検出する回転数検出手段と、 脱水槽の回転を一時停止させる旨の信号を入力する信号
    入力手段と、 信号入力手段から一時停止信号が入力されたことに応答
    して、計時手段による経過時間の計測を一時停止させる
    手段と、 脱水槽の一時停止状態が解除されて脱水槽の回転が再開
    された後、脱水槽の回転数が所定回転数に到達したこと
    に応答して、計時手段による経過時間の計測を再開させ
    る手段とを含むことを特徴とする脱水装置。
  2. 【請求項2】脱水槽の一時停止状態が解除されてから所
    定時間が経過しても、脱水槽の回転数が上記所定回転数
    に到達しない場合に、計時手段による経過時間の計測を
    強制的に再開させる強制再開手段をさらに含むことを特
    徴とする請求項1記載の脱水装置。
  3. 【請求項3】上記信号入力手段から一時停止信号が入力
    された時点における脱水槽の回転数を記憶する回転数記
    憶手段をさらに含み、 上記所定回転数は、回転数記憶手段に記憶されている回
    転数に所定の比率を乗じることによって設定されること
    を特徴とする請求項1または2記載の脱水装置。
  4. 【請求項4】脱水槽および脱水経過時間を計測する計時
    手段を備え、予め設定された時間が計時手段によって計
    測されるまで脱水槽を回転させることにより、脱水槽内
    に収容された衣類の脱水を行う脱水装置であって、 脱水槽の回転を一時停止させる旨の信号を入力する信号
    入力手段と、 信号入力手段から一時停止信号が入力されたことに応答
    して、計時手段による経過時間の計測を一時停止させる
    手段と、 脱水槽の一時停止状態が解除されて脱水槽の回転が再開
    されてから所定時間が経過したことに応答して、計時手
    段による経過時間の計測を再開させる手段とを含むこと
    を特徴とする脱水装置。
  5. 【請求項5】脱水槽および脱水経過時間を計測する計時
    手段を備え、予め設定された時間が計時手段によって計
    測されるまで脱水槽を回転させることにより、脱水槽内
    に収容された衣類の脱水を行う脱水装置であって、 脱水槽の回転を一時停止させる旨の信号を入力する信号
    入力手段と、 信号入力手段から一時停止信号が入力されたことに応答
    して、計時手段による経過時間の計測を一時停止させる
    手段と、 脱水槽の回転が一時停止された場合に、上記予め設定さ
    れた時間を所定時間だけ延長する脱水時間延長手段と脱
    水槽の一時停止状態が解除されて脱水槽の回転が再開さ
    れたことに応答して、計時手段による経過時間の計測を
    再開させる手段とを含むことを特徴とする脱水装置。
JP20569897A 1997-07-31 1997-07-31 脱水装置 Pending JPH1147491A (ja)

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JP20569897A JPH1147491A (ja) 1997-07-31 1997-07-31 脱水装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2601627A (en) * 2020-11-03 2022-06-08 Bedson Terrence Cloth treatment apparatus and method

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2601627A (en) * 2020-11-03 2022-06-08 Bedson Terrence Cloth treatment apparatus and method

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