JP3332860B2 - 洗濯機 - Google Patents

洗濯機

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JP3332860B2 JP20904398A JP20904398A JP3332860B2 JP 3332860 B2 JP3332860 B2 JP 3332860B2 JP 20904398 A JP20904398 A JP 20904398A JP 20904398 A JP20904398 A JP 20904398A JP 3332860 B2 JP3332860 B2 JP 3332860B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は洗濯機に関し、更に
詳しくは、洗濯槽に投入された洗濯物の量を検知する負
荷量検知装置に関する。
【0002】
【従来の技術】全自動洗濯機では、一連の洗濯行程を開
始する前に、洗濯槽に投入された洗濯物の量を自動的に
検知し、その量に適した洗濯水位や洗濯時間等を設定す
ることにより、水や時間を節約しつつ十分な洗濯性能が
発揮できるようにしている。
【0003】洗濯機の負荷量検知方法としては、従来よ
り種々の方法が知られている。例えば、特開昭63−2
06283号公報に記載の負荷量検知方法では、パルセ
ータ(又は洗濯脱水槽)を回転駆動するモータを所定時
間オンした後にオフさせ、そのオフ直後からモータの回
転に同期したパルス信号を計数し、モータが惰性による
回転を停止する迄のそのパルス信号の計数値に基づいて
負荷量を判定している。負荷量が大きいほどパルセータ
は早く停止するから、計数値が小さいほど負荷量が大き
いと判断することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この方
法には次のような問題がある。一般的な洗濯機の構成で
は、モータ軸に取着されたモータプーリ、洗濯脱水槽及
びパルセータの主軸に取着された主プーリ、両プーリの
間に掛け渡されたVベルトなどから成る巻掛け伝動機構
によりモータの回転駆動力が洗濯脱水槽及びパルセータ
に伝達されるようになっている。Vベルトはプーリとの
密着面での滑りが生じないように適度な張りをもって巻
き掛けられる必要があるが、この張りが強すぎるとモー
タ軸及び主軸がそれぞれ近接する方向に傾き、軸受との
間の摩擦が増加してそれ自身が回転負荷となる。このよ
うな負荷が増加するとモータが回転しにくくなるため、
上述のような惰性回転も長く続かなくなる。
【0005】このようなことから、複数の洗濯機におい
てVベルトの張りの強さがばらつくと、同一の負荷量に
対して上記の如きパルス信号の計数値は同程度になら
ず、負荷量の検知結果にばらつきが生じてしまう。ま
た、たとえ初期的なVベルトの張りの強さが予め定めた
規定値近傍に調整されていたとしても、経時劣化により
張りは次第に低下するから、それに伴って負荷量検知の
精度が悪化するということも起こり得る。
【0006】本発明はこのような点に鑑みて成されたも
のであり、その目的とするところは、Vベルトの張りの
強さのばらつきや経時変化の影響を受けることなく、精
度よく負荷量を検知することができる負荷量検知装置を
備えた洗濯機を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段及び発明の実施の形態】本
発明は、巻掛け伝動機構によりモータの回転駆動力を洗
濯脱水槽又は該洗濯脱水槽底部に配設したパルセータに
伝達する洗濯機において、 a)モータの回転に同期したパルス信号を発生する信号
発生手段と、 b)モータを短時間オンした後にオフする回転制御手段
と、 c)モータのオン時点以降オフ時点迄の期間中の所定時
点から前記パルス信号の計数を開始し、モータが惰性で
回転している期間中の所定時点でその計数を停止する計
数手段と、 d)該計数手段による計数値に基づいて洗濯脱水槽内に
収容されている洗濯物の量を判定する負荷量判定手段
と、を備え、 前記計数手段が計数を停止するための所定
時点は、該計数手段による計数値に巻掛け伝動機構の巻
掛け部材の張りの強さの相違の影響が現われないよう
に、予め定められたものであることを特徴としている。
【0008】ここで、巻掛け伝動機構とは、例えば、モ
ータ軸と洗濯脱水槽及びパルセータとにそれぞれ取り付
けたプーリにベルト、紐又は鎖のような撓み性を有する
帯状の巻掛け部材を巻き掛けて回転動力を伝達するもの
をいう。
【0009】巻掛け伝動機構を用いた洗濯機では、モー
タをオンして例えばパルセータを短時間回転させた後に
モータをオフすると、その直後の速度低下は巻掛け部材
の張りの強さの相違による差が殆どみられないのに対
し、回転速度が下がるほどその差が顕著になるというこ
とを、本願発明者らは実験の結果見い出した。これは、
巻掛け部材の張りが強いとモータ軸やパルセータを取り
付けた主軸とそれぞれの軸受との摩擦が大きくなり、特
に回転速度が低下したときにその負荷が無視できなくな
るからであると考えられる。
【0010】そこで、この発明に係る洗濯機では、計数
手段は、モータオン時点以降オフ時点迄の期間中の所定
時点からパルス信号の計数を開始した後、モータが惰性
で回転し続けている間の所定時点で計数を停止する。こ
の計数停止の所定時点は、計数手段による計数値が巻掛
け伝動機構の巻掛け部材の張りの強さに依存しないよう
に予め定められる。従って、計数手段による計数値には
巻掛け部材の張りの強さの相違の影響が現われない。こ
のような計数値を基に、負荷量判定手段は計数値が少な
いほど負荷量が多いと判断する。これにより、精度よく
負荷量を判定することができる。
【0011】なお、計数手段がパルス信号の計数を開始
するのは、モータオン時点からモータオフ時点迄の適宜
の時点で選ぶことができるが、制御の容易性から、モー
タのオン時点又はオフ時点から計数を開始するとよい。
また、洗濯物の量が多い場合にはモータの回転速度が上
昇しにくいので、モータオン期間中に発生するパルス信
号の数も少なくなる。従って、モータオン時点から計数
を開始することにより、負荷量の差に対する計数値の差
が大きくなり、負荷量の判定がより正確に行える。
【0012】また、より正確に負荷量を判定するには一
回の計数のみでなく複数回計数を行うことが好ましいか
ら、本発明に係る洗濯機では、回転制御手段はモータの
オンとオフとを複数回繰り返して行い、計数手段はその
期間中に前記パルス信号を間欠的に積算する構成とする
とよい。
【0013】更に、洗濯脱水槽内の洗濯物の配置状況に
よっては、左右の回転方向によってパルセータ又は洗濯
脱水槽にかかる負荷が相違することがあり得るから、一
層正確に負荷量を判定するには、モータのオンとオフと
を複数回繰り返す際に、モータをオンする毎に回転方向
を反転することが好ましい。
【0014】
【発明の効果】本発明に係る洗濯機では、Vベルトなど
の巻掛け部材の張りの強さの影響を受けることなく、精
度よく負荷量を検知することができる。従って、複数台
の洗濯機のVベルトの張りの強さにばらつきがあって
も、同一の負荷量検知基準でもって正確に負荷量を判定
できる。また、同一の洗濯機において経時劣化により巻
掛け部材の張りの強さが変化しても、精度の劣化のない
負荷量検知が行える。
【0015】
【実施例】以下、本発明に係る洗濯機の一実施例を図面
を参照して説明する。図1は本実施例の洗濯機の全体構
成を示す側面断面図である。洗濯機の外箱1の内部には
外槽2が4本の吊棒(図示しない)により釣支されてお
り、外槽2の内部には周壁に多数の脱水孔を有する洗濯
脱水槽3がその底壁に設けられた主軸4を中心に回転自
在に軸支されている。洗濯脱水槽3の底部には洗濯物を
撹拌するためのパルセータ5が配置されており、外槽2
の下面に取り付けられたモータ6の回転動力がモータプ
ーリ7、Vベルト8、主プーリ9及び動力切換機構10
を介して洗濯脱水槽3及びパルセータ5へ伝達される。
【0016】外槽2の底部後方にはエアートラップ11
が形成され、エアートラップ11に接続された圧力ホー
ス12の先端に、圧力により外槽2内の水位を検知する
水位センサ13が設けられている。外箱1の上部後方に
は、給水機構として、その途中に給水バルブ14が設け
られた給水管15が配設され、給水管15を通して外部
から供給された水道水は洗剤容器及び柔軟仕上剤容器を
備える注水口16から洗濯脱水槽3内へ注水される。給
水管15は図示しない外部の水道蛇口等の水道栓に連結
されている。
【0017】外槽2底部には排水口17が設けられ、排
水バルブ18、排水路20を介して起立自在な排水ホー
ス21に連なっている。排水バルブ18にはソレノイド
19が付設されており、該ソレノイド19は励磁される
と排水バルブ18を開放し、更に動力切換機構10内の
クラッチ(図示せず)を駆動して洗濯脱水槽3とパルセ
ータ5とを連結するとともにブレーキ(図示せず)を解
除する。これにより、排水バルブ18の閉鎖時には、動
力切換機構10はパルセータ5のみを回転させ、排水バ
ルブ18の開放時には、洗濯脱水槽3とパルセータ5と
を一体として回転させる。
【0018】図2はこの洗濯機の電気系構成図である。
制御部30は周知のマイクロコンピュータを中心にメモ
リ31、タイマ32、パルスカウンタ33などを含んで
構成されており、メモリ31に予め格納されている運転
プログラムを実行することにより洗濯に関する各動作処
理を進める。制御部30にはモータ駆動部34、バルブ
駆動部35、操作部36、表示部37が接続されてお
り、インバータ回路等を含むモータ駆動部34を介して
モータ6の動作を、ソレノイド19等を含むバルブ駆動
部35を介して給水バルブ14及び排水バルブ18の開
閉を制御している。モータ6には例えばホール素子等を
含んで構成されるパルス発生器38が付設されており、
パルス発生器38はモータ6の一回転毎に一個のパルス
信号を発生して制御部30へ送り、パルスカウンタ33
はこのパルス信号を計数する。
【0019】次に、本実施例の洗濯機の特徴である負荷
量検知の概要を説明する。いま、洗濯脱水槽3内に洗濯
物が収容されていない状態で、モータ6を短時間(0.
3秒程度)オンしてパルセータ5を所定方向に回転さ
せ、その後モータ6をオフして、そのモータオフと同時
にパルスカウンタ33でパルス発生器38からのパルス
信号を計数するものとする。その場合のモータオフ後の
経過時間とパルス計数値との関係の実測結果を図6に示
している。図6中、実線の曲線がVベルト8の張りが相
対的に弱い場合(具体的には10mm/2kgの弛み)、一
点鎖線の曲線がVベルト8の張りが相対的に強い場合
(同じく6mm/2kg)である。モータオフ直後、つまり
惰性回転による速度が大きいときには、Vベルト8の張
りの相違による両曲線の差は生じない。しかしながら、
時間が経過して惰性回転による速度が落ちるに従い、V
ベルト8の張りの相違による両曲線の差が大きく広がっ
ている。すなわち、Vベルト8の張りの影響はモータオ
フ直後の所定期間には殆ど現れないことがわかる。
【0020】図7は、モータオフ時点から1.1秒が経
過する迄の期間中のパルス計数値と負荷量との関係の実
測結果を示すグラフである。いずれの負荷量においても
1.1秒経過後には殆どモータ6の回転は停止している
ので、モータオフ時点からモータ6が実際に停止する迄
の期間中のパルス計数値であると看做せる。この図7よ
り、負荷量が小さいほどVベルト8の張りの相違による
計数値差ΔAが大きくなることがわかる。従って、Vベ
ルト8の張りがばらつくと、特に小負荷量での検知誤差
が大きくなる。
【0021】Vベルト8の張りが強いと、モータプーリ
7と主プーリ9とが互いに近接する方向に強い力が作用
し、モータ6の軸と主軸4とがそれぞれ傾く。すると、
それぞれの軸受との間の摩擦力が大きくなって、これが
一種の回転負荷となる。この摩擦力による影響はモータ
6の回転速度が高いときにはあまり顕著に現れないが、
モータ6が回転速度が低くなると顕著になりいわばブレ
ーキとして作用する。このようなことから、上述の図6
に示すような結果になると考えられる。また、洗濯物の
量つまり負荷量が少ない場合には、相対的に上記摩擦の
割合が相対的に大きく影響する。このため、図7に示す
ように小負荷量において計数値差ΔAが大きくなるもの
と考えられる。
【0022】図8は、モータオフ時点から0.4秒が経
過する迄の期間中のパルス計数値と負荷量との関係の実
測結果を示すグラフである。いずれの負荷量においても
0.4秒経過した時点では未だモータ6は惰性で回転し
ている。この図8より、Vベルト8の張りの相違による
計数値差ΔAは負荷量によって殆ど変わらず、しかも小
さな値であることがわかる。
【0023】こうしたことから、モータ6をオフした後
の適宜の時点迄の期間中のパルス数のみを利用すれば、
Vベルト8の張りの相違による影響を受けることなく、
負荷量を精度よく検知できることがわかる。これによ
り、本実施例の洗濯機では具体的に次のように負荷量検
知を行っている。図3は負荷量検知処理を示すフローチ
ャート、図4はこの負荷量検知処理時の要部の動作状況
を示す模式図である。
【0024】使用者により洗濯脱水槽3に洗濯物が投入
され、操作部36を介して洗濯開始の指示が与えられる
と、制御部30は負荷量検知処理を開始する。まず制御
部30は、パルスカウンタ33を初期化し(ステップS
1)、モータ駆動部34を介してモータ6をオンする
(ステップS2)。それと同時に、パルスカウンタ33
によりパルス発生器38から入力されるパルス信号の計
数を開始する(ステップS3)。
【0025】モータ6がオンすると図4(c)に示すよ
うに回転速度が上昇し、それに応じてパルセータ5も回
転し始める。モータ6が一回転する毎に一個のパルス信
号がパルスカウンタ33に供給されるから、パルスカウ
ンタ33の積算値は徐々に増加してゆく。負荷量が大き
いほどパルセータ5は回りにくいため、その速度の上昇
も遅く、パルスカウンタ33の積算値の増加度合も小さ
い。
【0026】制御部30はタイマ32によりモータオン
後の経過時間を計測し、0.3秒が経過したならば(ス
テップS4で「Y」)、モータ駆動部34を介してモー
タ6をオフする(ステップS5)。すると、パルセータ
5及びモータ6はそのモータオフ直前の回転駆動力の惰
性でもって徐々に速度が下がりながら回り続ける。一般
に、負荷量が大きいほどモータ6オフ時点での回転速度
は低く、しかも惰性による回転の速度低下は著しい。
【0027】制御部30はタイマ32によりモータオフ
後の経過時間を計測し、0.4秒が経過したならば(ス
テップS6で「Y」)、パルスカウンタ33によるパル
ス積算を一時停止する(ステップS7)。この時点では
モータ6は未だ惰性で回っているから、図4(c)に示
すように、パルス積算が一時停止された後も速度は低下
してゆく。制御部30は、上記モータオフ後の経過時間
が1.1秒を経過したならば(ステップS8で
「Y」)、次いでモータ6のオン/オフ動作が8回行わ
れたか否かを判定する(ステップS9)。始めは当然8
回に達していないので、上記ステップS2に戻ることに
なる。
【0028】モータオフ後に1.1秒が経過した時点で
は、殆どの場合モータ6は既に停止している。ステップ
S2へ戻ると、制御部30は、今度は先の回転方向とは
反対方向にモータ6が回転するようにモータ駆動部34
を制御し、上記ステップS3〜S9の処理を再び実行す
る。このようにしてステップS2〜S9の処理が8回繰
り返し行われると、ステップS9からS10へと進み、
制御部30はパルスカウンタ33による積算を終了す
る。
【0029】上記一連の処理の中で、図4(a)、
(b)に示すように、モータ6は0.3秒間のオン期間
と1.1秒間のオフ期間とを交互に繰り返す一方、パル
スカウンタ33は、モータオン期間中の0.3秒とモー
タオフ直後の0.4秒とを加えた0.7秒間の積算実行
期間と、0.7秒間の積算一時停止期間とを交互に繰り
返す。パルスカウンタ33は、上記ステップS10にて
積算が終了された時点で、上述の間欠的な計数の積算値
を保持している。
【0030】制御部30はその積算値を基に負荷量を判
定する(ステップS11)。予め多数の実験により得ら
れた結果に基づいて負荷量と積算数との関係を示すテー
ブルが作成され、そのテーブルがメモリ31に格納され
ている。図5はこのテーブルの一例を示す図である。制
御部30は、このようなテーブルを参照して上記積算値
から負荷量(厳密には負荷量範囲)を決定する。
【0031】上述のようにこの実施例では、Vベルト8
の張りの相違の影響が顕著に現れるモータオフ期間中の
後半部に発生するパルス信号を計数していない。また、
モータオフ期間中で且つその前半部のみでは計数すべき
パルス信号の数があまり多くないので、負荷量によって
パルス数に差が生じるモータオン期間中に発生するパル
ス信号も計数に加えている。更には、複数回(この例で
は8回)の計数の積算を行うとともに、モータ6の回転
方向も変えることにより洗濯物の収容状態による誤差も
軽減されるようにしている。このようなことから、負荷
量を精度よく検知することができる。
【0032】なお、上記実施例はいずれも一例であっ
て、本発明の趣旨の範囲で適宜変更や修正を行なえるこ
とは明らかである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る洗濯機の一実施例の全体構成を
示す側面断面図。
【図2】 本実施例の洗濯機の電気系構成図。
【図3】 本実施例の洗濯機における負荷量検知処理を
示すフローチャート。
【図4】 負荷量検知処理時の要部の動作状況を示す模
式図。
【図5】 負荷量とパルス積算数との関係の一例を示す
テーブル。
【図6】 モータオフ後の経過時間とパルス計数値との
関係の実測結果を示すグラフ。
【図7】 モータオフ時点から1.1秒が経過する迄の
期間中のパルス計数値と負荷量との関係の実測結果を示
すグラフ。
【図8】 モータオフ時点から0.4秒が経過する迄の
期間中のパルス計数値と負荷量との関係の実測結果を示
すグラフ。
【符号の説明】
2…外槽 3…洗濯脱水槽 5…パルセータ 6…モータ 7…モータプーリ 8…Vベルト 9…主プーリ 30…制御部 31…メモリ 32…タイマ 33…パルスカウンタ 34…モータ駆動部 38…パルス発生器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き 審査官 鏡 宣宏 (56)参考文献 特開 平5−96079(JP,A) 特開 平5−115666(JP,A) 特開 平2−286197(JP,A) 特開 平8−299664(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) D06F 21/00 - 39/12

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 巻掛け伝動機構によりモータの回転駆動
    力を洗濯脱水槽又は該洗濯脱水槽底部に配設したパルセ
    ータに伝達する洗濯機において、 a)モータの回転に同期したパルス信号を発生する信号
    発生手段と、 b)モータを短時間オンした後にオフする回転制御手段
    と、 c)モータのオン時点以降オフ時点迄の期間中の所定時
    点から前記パルス信号の計数を開始し、モータが惰性で
    回転している期間中の所定時点でその計数を停止する計
    数手段と、 d)該計数手段による計数値に基づいて洗濯脱水槽内に
    収容されている洗濯物の量を判定する負荷量判定手段
    と、を備え、 前記計数手段が計数を停止するための所定時点は、該計
    数手段による計数値に巻掛け伝動機構の巻掛け部材の張
    りの強さの相違の影響が現われないように、予め定めら
    れたものである ことを特徴とする洗濯機。
  2. 【請求項2】 前記計数手段は、モータのオン時点から
    計数を開始することを特徴とする請求項1に記載の洗濯
    機。
  3. 【請求項3】 前記計数手段は、モータのオフ時点から
    計数を開始することを特徴とする請求項1に記載の洗濯
    機。
  4. 【請求項4】 前記回転制御手段はモータのオンとオフ
    とを複数回繰り返して行い、前記計数手段はその期間中
    に前記パルス信号を間欠的に積算することを特徴とする
    請求項1に記載の洗濯機。
  5. 【請求項5】 前記回転制御手段はモータをオンする毎
    に回転方向を反転することを特徴とする請求項4に記載
    の洗濯機。
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