JP3167647B2 - 全自動洗濯機 - Google Patents

全自動洗濯機

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JP3167647B2
JP3167647B2 JP19451697A JP19451697A JP3167647B2 JP 3167647 B2 JP3167647 B2 JP 3167647B2 JP 19451697 A JP19451697 A JP 19451697A JP 19451697 A JP19451697 A JP 19451697A JP 3167647 B2 JP3167647 B2 JP 3167647B2
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隆生 倉世古
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和孝 中西
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、全自動洗濯機に
関し、特に脱水行程時の洗濯モータの制御に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、脱水槽と、脱水槽内に配設さ
れたパルセータと、脱水槽およびパルセータを回転させ
るための駆動力を発生する洗濯モータとを備え、パルセ
ータのみを回転させて洗濯物の洗いおよびすすぎを行
い、脱水槽およびパルセータの両方を回転させて遠心力
により洗濯物の脱水を行う全自動洗濯機が知られてい
る。このような全自動洗濯機には、一般に、洗濯モータ
の駆動力をパルセータのみに伝えるか、脱水槽およびパ
ルセータの両方に伝えるかを切り換えるためのクラッチ
機構が設けられている。
【0003】クラッチ機構には、洗濯モータの駆動力が
入力される駆動軸と、脱水槽を支持する脱水軸と、駆動
軸に外装されたクラッチスリーブと、脱水軸およびクラ
ッチスリーブの外周に巻き回されたクラッチスプリング
と、クラッチスプリングの外周に遊嵌された爪車と、爪
車の外周面に形成された爪部に係合/離脱するクラッチ
片とが含まれている。クラッチスプリングは、一端が脱
水軸に強く巻き付けられ、他端が上記爪車に係止されて
いる。
【0004】脱水行程時には、クラッチスプリングの弾
性力によって、クラッチスリーブと脱水軸とが連結され
ている。したがって、駆動軸に洗濯モータの駆動力が入
力されて、駆動軸およびクラッチスリーブが回転する
と、クラッチスリーブの回転がクラッチスプリングを介
して脱水軸に伝達される。これにより、脱水軸に連結さ
れた脱水槽が回転されて、脱水槽内に収容された洗濯物
が遠心力で脱水される。
【0005】脱水行程の終了時には、洗濯モータへの通
電がオフにされてから予め定められた時間が経過した時
点で、クラッチ片が爪車の爪部に係合されて、爪車が制
動される。このとき、クラッチ片の先端によって、爪車
がクラッチスプリングの緩み方向に回転されて、クラッ
チスプリングが緩められる。また、脱水槽が惰性回転中
であれば、脱水槽(脱水軸)の惰性回転によってもクラ
ッチスプリングに緩み方向の力が加わり、クラッチスプ
リングが緩められる。その結果、クラッチスプリングと
クラッチスリーブとの間に十分な隙間が生じて、クラッ
チスプリングによるクラッチスリーブと脱水軸との連結
が解除される。したがって、この後に行われる洗いまた
はすすぎ行程において、洗濯モータの駆動力をパルセー
タのみに伝達することができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
従来技術では、洗濯モータがオフされてから予め定めら
れた時間が経過した時点でクラッチ片が爪車に係合され
る構成であるから、脱水槽内の洗濯物の量や状態によっ
ては、爪車にクラッチ片が係合した時点で脱水槽が既に
停止している場合が考えられる。この場合、クラッチス
プリングはクラッチ片の先端で爪車が回転されることに
よって緩められるだけであるから、クラッチスプリング
とクラッチスリーブとの間に十分な隙間が生じず、クラ
ッチスリーブと脱水軸との連結が解除されないおそれが
ある。
【0007】クラッチスリーブと脱水軸との連結が解除
されないと、洗い行程およびすすぎ行程時において、駆
動軸がクラッチスプリングの締まり方向に回転された時
にパルセータが上手く回転されなかったり、クラッチ片
や爪車に負担がかかったりするといった不具合を生じて
しまう。このような不具合が生じるのを回避するため
に、洗濯モータの回転数を検知して、洗濯モータの惰性
回転終了前に爪車にクラッチ片を係合させる方法が考え
られる。ところが、この方法では、洗濯モータの回転を
検知するためのセンサなどが必要になるので、電気的な
構成が複雑になるうえ、製品コストが高くなるといった
問題を生じてしまう。
【0008】そこで、この発明の目的は、洗濯モータの
回転数を検知するためのセンサなどを設けることなく、
脱水行程終了時に駆動軸と脱水軸との連結を確実に解除
することができる全自動洗濯機を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の請求項1記載の発明は、脱水槽および脱水槽内に設け
られたパルセータとを有し、洗濯モータによりパルセー
タを回転させて洗いおよびすすぎを行い、また、パルセ
ータおよび脱水槽を高速回転させて脱水を行う全自動洗
濯機において、洗濯モータにより回転されて、パルセー
タを回転させる駆動軸と、駆動軸に対して同心円状にそ
の外周に配置されて、脱水槽が連結された脱水軸と、駆
動軸の外周および脱水軸の外周に渡って巻回されて、巻
回方向に縮もうとする弾性力で駆動軸の外周および脱水
軸の外周を締めつけることにより、駆動軸と脱水軸とを
連結するコイル状のクラッチスプリングと、駆動軸に遊
嵌されており、クラッチスプリングの一端が係止された
爪車と、爪車に係合して爪車の回転を阻止する係合状態
と爪車から離脱して爪車の回転を許可する離脱状態とに
変位可能なクラッチ片と、クラッチ片を変位させるため
クラッチ片駆動手段と、を備え、 脱水時は、クラッチ
片が爪車から離脱され、クラッチスプリングの締付けに
よって駆動軸と脱水軸とが連結されるとともに、 脱水終
了時には、洗濯モータの通電がオフされてから予め定め
られた時間が経過した時点でクラッチ片駆動手段によっ
てクラッチ片が係合状態へ変位されて爪車が制動され、
クラッチスプリングが巻回方向とは逆にねじられること
によって緩められ、駆動軸と脱水軸との連結が解除され
るものであって、クラッチ片駆動手段によってクラッチ
片が係合状態に変位される直前の予め定めるタイミング
で、洗濯モータを所定時間だけ再駆動してクラッチスプ
リングの巻回方向と同方向に駆動軸及び脱水軸を回転さ
せるモータ再駆動手段を備えたことを特徴とする全自動
洗濯機である。
【0010】
【0011】以上の構成によれば、洗濯モータがオフさ
れてからクラッチ片が爪車に係合するまでの間に、洗濯
モータがモータ再駆動手段によって所定時間だけ再駆動
される。これにより、クラッチ片が爪車に係合される際
には洗濯モータ(脱水軸)が惰性回転を続けており、こ
の洗濯モータ(脱水軸)の惰性回転によって、クラッチ
片が爪車に係合された時にクラッチスプリングに緩み方
向の力が作用する。その結果、クラッチスプリングが大
きく緩められて、クラッチスプリングと駆動軸との間に
十分な隙間が生じ、駆動軸とクラッチスプリングとの間
で空転が生じる。
【0012】ゆえに、洗いまたはすすぎ時において、洗
濯モータの駆動力をパルセータのみに良好に伝達するこ
とができ、入力軸がクラッチスプリングの締まり方向に
回転された時にパルセータが上手く回転されなかった
り、クラッチ片および爪車に負担がかかったりするとい
った不具合を生じることがない。また、洗濯モータの回
転数を検知して、洗濯モータの惰性回転終了前にクラッ
チ片を爪車に係合させる構成のように、洗濯モータの回
転を検知するためのセンサなどを別途設けることによっ
て、電気的な構成が複雑になったり、製品コストが高く
なったりするといったことがない。
【0013】
【0014】
【0015】
【0016】
【0017】
【0018】
【0019】
【0020】
【0021】
【発明の実施の形態】以下に、この発明の実施の一形態
を、添付図面を参照して詳細に説明する。図1は、この
発明の一実施形態に係る全自動洗濯機の構成を簡略化し
て示す側面断面図である。この全自動洗濯機は、上面に
開口を有する箱型のハウジング1によって、その外観が
構成されている。ハウジング1内には、スプリング付の
吊り棒(図示せず)でハウジング1から吊り下げられた
外槽2と、外槽2内に設けられた内槽3とが備えられて
いる。内槽3には、ハウジング1の上面開口を介して洗
濯物を収容することができる。また、内槽3には多数の
小孔3aが形成されており、内槽3に供給された洗濯水
が外槽2に溜められるようになっている。
【0022】外槽2の上方には、洗濯に使用する洗剤を
入れておくための洗剤収容部4が形成されている。洗剤
収容部4には、一端がハウジング1の上面に突出した給
水路5の他端が接続されている。給水路5のハウジング
1の上面に突出した部分には、たとえば図外の水道蛇口
から延びた給水ホース6が接続されている。また、給水
路5の途中部には、たとえば電磁弁で構成された給水弁
7が介在されている。この構成により、給水弁7が開か
れると、図外の水道蛇口から水道水が給水ホース6およ
び給水路5を通って洗剤収容部4に供給される。洗剤収
容部4に供給された水道水は、洗剤収容部4に入れられ
た洗剤とともに内槽3へ流れ込み、外槽2に溜められ
る。
【0023】外槽2の底部には、外槽2に溜められた洗
濯水を機外へ排出するための排水口8が形成されてい
る。この排水口8には、ハウジング1外へと延びる排水
管9が接続されている。排水管9の途中部には、図示し
ないトルクモータにより開閉される排水弁10が配設さ
れており、この排水弁10が開かれると、外槽2内に溜
められた洗濯水が排水管9を通って機外へ排出される。
【0024】内槽3は脱水槽を兼ねたものであり、上記
したように、その周面には多数の微細な脱水孔(小孔)
3aが形成されている。内槽3の底部には、外槽2内に
溜められた洗濯水を攪拌して水流を発生させるためのパ
ルセータ11が設けられている。内槽3およびパルセー
タ11は、外槽2の下方に設けられた駆動機構12によ
って回転駆動される。
【0025】駆動機構12には、回転駆動力を発生する
洗濯モータ13と、洗濯モータ13の回転軸14に固定
された小プーリ15と、外槽2の底面に取り付けられた
軸受部16と、軸受部16に保持された駆動軸17の下
端に固定された大プーリ18と、小プーリ15および大
プーリ18に巻き掛けられた無端状のベルト19とが含
まれている。洗濯モータ13の駆動力は、小プーリ15
およびベルト19を介して大プーリ18に伝えられ、さ
らに駆動軸17を介して軸受部16に伝達される。
【0026】軸受部16には、上端が内槽3の底面に連
結されて、内槽3を支持するための支持軸20が回転自
在に保持されている。支持軸20には、上端がパルセー
タ11に連結された翼軸21が回転自在に内挿されてい
る。この翼軸21は、駆動軸17と常に連結されてお
り、駆動軸17に入力された洗濯モータ13の駆動力は
パルセータ11に常に伝達されるようになっている。一
方、支持軸20と駆動軸17とは、軸受部16に備えら
れたクラッチ機構26(後述する)を介して連結されて
おり、このクラッチ機構26によって、支持軸20には
駆動軸17に入力された洗濯モータ13の駆動力が選択
的に伝達されるようになっている。
【0027】たとえば、洗い行程およびすすぎ行程時に
は、クラッチ機構26によって支持軸20への駆動力の
伝達が遮断され、駆動軸17に入力される洗濯モータ1
3の駆動力が翼軸21のみに伝達されてパルセータ11
が正逆回転される。これにより、内槽3内に水流が発生
して、洗濯物の洗いまたはすすぎが行われる。また、脱
水行程時には、クラッチ機構26が切り換えられて、駆
動軸17に入力される洗濯モータ13の駆動力が支持軸
20にも伝達される。これにより、内槽3およびパルセ
ータ11がともに高速回転されて、内槽3内の洗濯物が
遠心力により脱水される。
【0028】図2は、軸受部16の構成を示す断面図で
ある。また、図3は、図2に示す軸受部16を下方から
見た図であり、簡便のために大プーリ18の図示が省略
されている。軸受部16は、外槽2の底面2aに圧入固
定された上ベアリング22およびオイルシール23を有
しており、この上ベアリング22およびオイルシール2
3によって、支持軸20が水密かつ回転自在に保持され
ている。また、支持軸20の内部には、上述したように
翼軸21が回転自在に挿通されている。
【0029】軸受部16はさらに、支持軸20の下端に
固定されたギアケース24と、ギアケース24内に設け
られて、駆動軸17から入力される洗濯モータ13の駆
動力を減速して翼軸21に伝達するための減速機構25
と、駆動軸17から入力される洗濯モータ13の駆動力
を支持軸20へ伝達/遮断するためのクラッチ機構26
と、内槽3の回転を制止するためのブレーキ機構27と
を有している。
【0030】ギアケース24には、支持軸20の外周に
嵌合された小径部28および減速機構25の側方を取り
囲む大径部29を有する上部ギアケース30と、駆動軸
17に遊嵌された円筒部31および円筒部31の上端か
ら外方へ張り出したフランジ部32を有する下部ギアケ
ース33とが備えられている。上部ギアケース30の小
径部28は支持軸20に固定され、下部ギアケース33
のフランジ部32は上部ギアケース30の大径部29の
下端に結合されており、支持軸20とギアケース24と
が一体に回転されるようになっている。つまり、この実
施形態では支持軸20およびギアケース24によって脱
水軸が構成されている。
【0031】また、ギアケース24の周囲は、外槽2の
下面にボルト34で固定された軸受カバー35で囲まれ
ており、この軸受カバー35に固定された下ベアリング
36によって、下部ギアケース33が回動自在に保持さ
れている。減速機構25には、駆動軸17の上端に固定
された太陽ギア37と、上部ギアケース30の大径部2
9の内周面に形成された固定ギア38と、太陽ギア37
および固定ギア38に噛合して太陽ギア37の回りを回
転する遊星ギア39とが備えられている。遊星ギア39
は、一端が翼軸21の下端に固定されたギア保持体40
によって回転自在に保持されている。
【0032】クラッチ機構26には、下部ギアケース3
3と大プーリ18との間の駆動軸17に固定されたクラ
ッチスリーブ41、クラッチスリーブ41と下部ギアケ
ースの円筒部31とに跨がって巻き付けられたクラッチ
スプリング42、クラッチスプリング42の外周に遊嵌
された爪車43、および爪車43の外周面に形成された
爪部44に係合/離脱するクラッチ片45が備えられて
いる。
【0033】クラッチスプリング42は、コイル状に巻
かれたスプリングであり、下部ギアケース33の円筒部
31およびクラッチスリーブ41に渡って外嵌されて、
その下端が爪車43の内部に形成された係止部46に係
止されている。したがって、コイルスプリング42に外
力が加わっていない状態では、クラッチスプリング42
の弾性力でクラッチスリーブ41と下部ギアケース33
とが締め付けられて、クラッチスリーブ41と下部ギア
ケース33とが連結されている。そして、クラッチスプ
リング42が緩み方向(クラッチスプリング42の巻回
方向と逆方向)にねじられると、クラッチスプリング4
2の下部が緩み、クラッチスプリング42とクラッチス
リーブ41との間に隙間が生じる。その結果、クラッチ
スプリング42によるクラッチスリーブ41および下部
ギアケース33の連結が解除される。
【0034】クラッチ片45は、軸受カバー35に取り
付けられた揺動軸47を中心として回動可能に設けられ
ており、その先端が爪車43の爪部44に係合した係合
状態(図3に実線で示す状態)で爪車43を制動する。
また、クラッチ片45は、その先端が爪部44から離脱
した離脱状態(図3に二点鎖線で示す状態)で爪車43
を自由回転状態とする。
【0035】ブレーキ機構27には、上部ギアケース3
0の外周面に沿って略U字状に屈曲されたブレーキバン
ド48と、ブレーキバンド48の上部ギアケース30と
の接触面側に貼着されたブレーキシュー49(図3参
照)と、揺動軸47によって回動自在に支持されて、上
述のクラッチ片45と連動するブレーキレバー50とが
備えられている。ブレーキバンド48は、一端がボルト
51によって軸受カバー35に固定されており、他端が
ブレーキレバー50に係止されている。
【0036】ブレーキレバー50およびクラッチ片45
を支持する揺動軸47には、付勢手段としてのブレーキ
スプリング52が外装されており、このブレーキスプリ
ング52の弾性力によって、ブレーキレバー50がブレ
ーキバンド48を引っ張る方向に付勢されている。すな
わち、通常の状態では、ブレーキレバー50によってブ
レーキバンド48が引っ張られて、ブレーキシュー49
が上部ギアケース30の外周面に密着しており、上部ギ
アケース30の回動が制止されている。また、ブレーキ
スプリング52の弾性力によって、クラッチ片45が図
3に実線で示す係合状態に変位されており、爪車43の
回動も制止されている。
【0037】図3に示すように、ブレーキレバー50の
後端には、ワイヤ53を介してトルクモータ54が接続
されている。トルクモータ54が駆動されて、ワイヤ5
3がトルクモータ54側に引き込まれると、ブレーキレ
バー50が実線で示す状態から二点鎖線で示す状態に変
位されてブレーキバンド48が緩められる。これによ
り、上部ギアケース30の制動が解除されて、上部ギア
ケース30が自由回転状態となる。また、ワイヤ53が
トルクモータ54側に引き込まれると、クラッチ片45
が実線で示す係合状態から二点鎖線で示す離脱状態に変
位されて、爪車43が自由回転状態となる。
【0038】洗い行程およびすすぎ行程時には、トルク
モータ54がオフ状態にされており、上部ギアケース3
0の外周面にブレーキシュー49が密着して、上部ギア
ケース30が制動されている。また、爪車43の爪部4
4にクラッチ片45が係合して、爪車43が制動されて
いる。さらに、クラッチ機構26が正常に作動している
場合には、クラッチスプリング42が十分に緩められて
おり、クラッチスリーブ41とクラッチスプリング42
との間に十分な隙間が生じている。
【0039】この状態の下では、洗濯モータ13の駆動
力が駆動軸17に入力されて、駆動軸17およびクラッ
チスリーブ41が回転されると、クラッチスリーブ41
とクラッチスプリング42との間で空転が生じる。ゆえ
に、クラッチスリーブ41(駆動軸17の回転は下部ギ
アケース33に伝達されず、支持軸20に固定された内
槽3は回転しない。
【0040】一方、駆動軸17の回転は、駆動軸17に
固定された太陽ギア37を介して遊星ギア39に伝達さ
れる。このとき、固定ギア38が形成された上部ギアケ
ース30は制動されているので、遊星ギア39は、固定
ギア38に噛み合いながら太陽ギア37の回りを公転す
る。この遊星ギア39の公転は、ギア保持体40を介し
て翼軸21に伝達されて、翼軸21を低速回転させる。
これにより、翼軸21に固定されたパルセータ11が低
速回転され、内槽3内に水流が発生して、洗濯物の洗い
およびすすぎが行われる。
【0041】脱水行程時には、トルクモータ54がオン
状態にされて、ブレーキバンド48が緩められるととも
にクラッチ片45が爪車43から離脱されて、下部ギア
ケース33および爪車43が自由回転状態とされる。こ
のとき、緩められていたクラッチスプリング42の復元
力によって、クラッチスプリング42がクラッチスリー
ブ41に巻き付いて、クラッチスリーブ41と下部ギア
ケース33とが連結される。したがって、洗濯モータ1
3の駆動力が駆動軸17に入力されて、駆動軸17およ
びクラッチスリーブ41が回転されると、クラッチスリ
ーブ41の回転がクラッチスプリング42を介して下部
ギアケース33に伝達される。そして、下部ギアケース
33の回転が、上部ギアケース30を介して支持軸20
に伝達されて、支持軸20に連結された内槽3を高速回
転させる。
【0042】またこのとき、駆動軸17および上部ギア
ケース30が共に同速度で回転されるから、遊星ギア3
9は、太陽ギア37の周囲を駆動軸17と同速度で公転
回転される。その結果、翼軸21が上部ギアケース30
と同速度で高速回転されて、翼軸21に固定されたパル
セータ11が高速回転される。すなわち、脱水行程時に
は、内槽3およびパルセータ11が一体的に高速回転さ
れて、内槽3内の洗濯物が遠心力で脱水される。
【0043】脱水行程の終了時には、洗濯モータ13が
オフされてから予め定められた時間が経過した時点で、
トルクモータ54がオフされる。トルクモータ54がオ
フされると、ブレーキスプリング52の弾性力によっ
て、ブレーキレバー50が変位されて上部ギアケース3
0が制動されるとともに、クラッチ片45が係合状態に
変位されて爪車43が制動される。このとき、クラッチ
片45によって爪車43が図3における時計回りに角度
θ回転されて、クラッチスプリング42が緩み方向に少
しだけねじられることにより、クラッチスプリング42
が少し緩められる。
【0044】また、トルクモータ54がオフされた時点
で内槽3(下部ギアケース33)が惰性回転中であれ
ば、クラッチ片45の爪車43への係合時に、下部ギア
ケース33の惰性回転によってクラッチスプリング42
に緩み方向の力が加わり、クラッチスプリング42が大
きく緩められる。その結果、クラッチスプリング42と
クラッチスリーブ41との間に十分な隙間が生じて、ク
ラッチスプリング42によるクラッチスリーブ41と下
部ギアケース33との連結が解除される。
【0045】ところが、「発明が解決しようとする課
題」の欄でも説明したように、内槽3内の洗濯物の量や
状態によっては、爪車43にクラッチ片45が係合した
時点で下部ギアケース33が既に停止している場合が考
えられる。言い換えれば、下部ギアケース33の回転が
停止した後に、トルクモータ54がオフされて、クラッ
チ片45が爪車43に係合する場合が考えられる。この
場合、下部ギアケース33の惰性回転力がクラッチスプ
リング42に作用しないので、クラッチスプリング42
は少ししか緩められず、クラッチスリーブ41と下部ギ
アケース33との連結が解除されないおそれがある。
【0046】つまり、クラッチスリーブ41と下部ギア
ケース33との連結を確実に解除するには、トルクモー
タ54がオフされる際に、下部ギアケース33が惰性回
転している必要がある。そこで、この実施形態に係る全
自動洗濯機では、トルクモータ54をオフする前に洗濯
モータ13を所定時間だけ再駆動することにより、下部
ギアケース33の惰性回転中にトルクモータ54がオフ
されるようにしている。このことが、この実施形態の特
徴の1つである。
【0047】図4は、図1に示す全自動洗濯機の電気的
構成を示すブロック図である。図4には、この全自動洗
濯機の特徴となる部分のみが示されている。給水、洗
い、すすぎ、排水および脱水の各行程を含む一連の洗濯
動作は、CPU55による制御の下に実行される。CP
U55には、洗濯モータ13およびトルクモータ54の
駆動を制御するためのプログラムが記憶されたROM5
6、CPU55がROM56に記憶されたプログラムを
実行する際のワークエリアとして機能するRAM57、
および洗濯モータ13の駆動時間や停止時間を計時する
ためのタイマ58が接続されている。このタイマ58
は、必ずしもハードタイマである必要はなく、プログラ
ム上で作成されたソフトタイマであってもよい。
【0048】CPU55にはまた、たとえばハウジング
1(図1参照)の上面に配置された操作パネル59が接
続されている。操作パネル59には、コース設定キー6
0が備えられており、このコース設定キー60によっ
て、たとえば、洗い、すすぎおよび脱水の各行程の所要
時間が予め定められた標準時間に設定された通常コー
ス、通常コースよりも洗濯時間が短縮された時短コース
などを選択的に設定できるようになっている。時短コー
スは、使用者が忙しい時などに選択されるコースであ
り、洗濯時間を短縮するために、すすぎ時間やすすぎ回
数が少なく、また後述するように脱水時において洗濯モ
ータ13がオフされてからトルクモータ54がオフされ
るまでの時間がやや短く設定されている。
【0049】CPU50は、コース設定キー60で設定
された洗濯コースに応じて、対応するプログラムに従
い、洗濯モータ13およびトルクモータ54の制御を行
う。図5は、CPU55によって行われる制御の一例を
示すフローチャートである。また、図6は、脱水行程時
における洗濯モータ13およびトルクモータ54のオン
/オフ状態ならびに洗濯モータ13の回転数の変化を示
すタイムチャートである。
【0050】図5を参照して、洗濯動作が開始される
と、外槽2内に洗い行程に必要な量の洗濯水が溜められ
て、最初に洗い行程が実行される(ステップS1)。洗
い行程が終了すると、外槽2内の洗濯水が排水されて、
次に脱水行程が開始される。図5および図6を参照し
て、脱水行程では、まず、洗濯モータ13およびトルク
モータ54への通電が開始されるとともに(ステップS
2)、タイマ58がスタートされて、脱水行程が開始さ
れてからの時間(洗濯モータ13がオンされてからの時
間)が計測される(ステップS3)。
【0051】ステップS2で洗濯モータ13がオンされ
てから時間T1が経過すると(ステップS4でYE
S)、次に洗濯モータ13が間欠的にオンされて、いわ
ゆる間欠脱水が行われる(ステップS5)。この間欠脱
水は、洗濯モータ13(内槽3)の回転を徐々に立ち上
げることにより、内槽3内の洗濯物が偏らないようにす
るための制御である。そして、脱水行程開始から時間T
2が経過すると(ステップS6でYES)、時間T3が
経過するまで、洗濯モータ13が連続してオンされる
(ステップS7,S8)。
【0052】脱水行程開始から時間T3が経過すると
(ステップS8でYES)、洗濯モータ13がオフされ
る(ステップS9)。これにより、洗濯モータ13は惰
性回転状態となり、洗濯モータ13の回転数が徐々に下
がる。ステップS9に引き続き、ステップS10では、
コース設定キー60からの入力信号に基づいて、時短コ
ースが設定されているかどうかが判別される。たとえ
ば、通常コースが設定されている場合には、ステップS
10の判別は否定されて、ステップS11で脱水行程が
開始されてから時間T5が経過したか否かが判断され
る。
【0053】脱水行程が開始されてから時間T5が経過
すると、洗濯モータ13が所定の短時間(たとえば1秒
間)だけオンにされて(ステップS12)、内槽3が確
実に回転している状態にされる。そして、その後さらに
1秒間が経過して、脱水行程の開始から時間T6が経過
すると(ステップS13でYES)、ステップS12で
洗濯モータ13が再駆動されることによって洗濯モータ
13が惰性回転している間に、トルクモータ54がオフ
にされる(ステップS14)。なお、この実施形態で
は、ステップS12がモータ再駆動手段の機能に相当し
ている。
【0054】このように、時短コースが設定されていな
い場合には、トルクモータ54がオフされる前に洗濯モ
ータ13が所定の短時間だけオンされる。これにより、
図6に実線で示すように洗濯モータ13の惰性回転数が
増加し、トルクモータ54がオフされて、クラッチ片4
5が爪車43に係合する際には、内槽3に連結された下
部ギアケース33が惰性回転を続けている。ゆえに、こ
の下部ギアケース33の惰性回転により、クラッチスプ
リング42が十分に緩められるので、クラッチスリーブ
41と下部ギアケース33との連結を確実に解除するこ
とができる。
【0055】一方、時短コースが設定されている場合に
は、ステップS10で時短コースが設定されているか否
かの判別が肯定されて、ステップS15に進み、脱水行
程が開始されてから時間T4が経過したか否かが判断さ
れる。そして、脱水行程が開始されてから時間T4が経
過すると、直ちにトルクモータ54がオフにされる(ス
テップS14)。なお、この実施形態では、ステップS
10,S14,S15が再駆動禁止手段の機能に相当し
ている。
【0056】時短コースでトルクモータ54がオフされ
る時間T4は、通常コースでトルクモータ54がオフさ
れる時間T6よりも早くされており、時間T4が経過し
た時点では、図6に示すように、洗濯モータ13は惰性
回転を続けている。したがって、時間T4が経過した時
点で直ちにトルクモータ54がオフにされても、下部ギ
アケース33は惰性回転中であるから、この惰性回転に
よってクラッチスプリング42は十分に緩められる。
【0057】このようにして洗濯物が脱水されて、ステ
ップS14でトルクモータ54がオフにされた後は、す
すぎ行程(ステップS16)および最終の脱水行程(ス
テップS17)を経て洗濯動作が終了する。なお、詳細
な説明を省略するが、ステップS17で行われる最終の
脱水行程においても、上述したステップS2ないしS1
5の制御が実行される。
【0058】以上のようにこの実施形態によれば、時短
コースが設定されていない場合には、トルクモータ54
がオフにされる前に洗濯モータ13が所定時間オンされ
る。これにより、トルクモータ54がオフされて、クラ
ッチ片45が爪車43に係合した時点で内槽3に連結さ
れた下部ギアケース33が惰性回転を続けているので、
この惰性回転によってクラッチスプリング42は大きく
緩められる。ゆえに、クラッチスリーブ41と下部ギア
ケース33との連結を確実に解除することができる。
【0059】また、たとえば、洗濯モータ13の回転数
を検知して、洗濯モータ13の惰性回転終了前にトルク
モータ54をオフする構成とは異なり、洗濯モータ13
の回転を検知するためのセンサなどを別途設ける必要が
ないので、電気的な構成が複雑になったり、製品コスト
が高くなったりするといったことがない。さらに、時短
コースでは、洗濯モータ13がオフされてからトルクモ
ータ54がオフされるまでの時間が通常コースの場合よ
りも短く設定されているので、トルクモータ54がオフ
される時点で洗濯モータ13は惰性回転を続けている。
そこで、この実施形態に係る動作制御では、時短コース
が設定されている場合には、トルクモータ54がオフさ
れる前に洗濯モータ13が再駆動されず、洗濯モータ1
3が無駄に再駆動されることが防止されている。よっ
て、この洗濯機のランニングコストを低く抑えることが
できる。
【0060】なお、上述の実施形態では、トルクモータ
54がオフされる前に、洗濯モータ13が1秒間だけ再
駆動されるとしているが、洗濯モータ13の再駆動時間
は1秒間には限定されず、時間T3で洗濯モータ13が
オフされてから時間T6でトルクモータ54がオフされ
るまでの時間(T6−T3)に応じて、適宜に変更され
るとよい。しかしながら、上記時間(T6−T3)が7
0秒間に設定されている場合には、洗濯モータ13の再
駆動時間を0.5秒間〜2秒間の範囲内で設定するのが
好ましい。この場合、トルクモータ54がオフされる際
に洗濯モータが適正な回転数で惰性回転しているので、
クラッチ片45の爪車43への係合時にクラッチ片45
および爪車43にかかる負担を少なくすることができる
うえ、ブレーキシュー49の磨耗を少なくすることがで
きる。
【0061】その他、特許請求の範囲で記載されている
技術的事項の範囲内で、種々の変更を施すことができ
る。
【0062】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、洗濯モータの
回転数を検知するためのセンサなどを別途設けることな
く、クラッチスプリングによる駆動軸と脱水軸との連結
を確実に解除することができる。ゆえに、洗いまたはす
すぎ時において、洗濯モータの駆動力をパルセータのみ
に良好に伝達することができ、駆動軸がクラッチスプリ
ングの締まり方向に回転された時にパルセータが上手く
回転されなかったり、クラッチ片や爪車に負担がかかっ
たりするといった不具合を生じることがない。
【0063】
【0064】
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態に係る全自動洗濯機の構
成を簡略化して示す側面断面図である。
【図2】軸受部の構成を示す断面図である。
【図3】図2に示す軸受部を下方から見た図である。
【図4】この発明の一実施形態に係る全自動洗濯機の電
気的構成を示すブロック図である。
【図5】CPUによって行われる制御の一例を示すフロ
ーチャートである。
【図6】脱水行程時における洗濯モータおよびトルクモ
ータのオン/オフ状態ならびに洗濯モータの回転数の変
化を示すタイムチャートである。
【符号の説明】
3 内槽(脱水槽) 11 パルセータ 13 洗濯モータ 17 駆動軸 20 支持軸 24 ギアケース 42 クラッチスプリング 43 爪車 45 クラッチ片 47 揺動軸 48 ブレーキバンド 52 ブレーキスプリング 54 トルクモータ(駆動源) 55 CPU 56 ROM 57 RAM 58 タイマ 59 操作パネル 60 コース設定キー(コース設定手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中西 和孝 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三洋電機株式会社内 (72)発明者 八谷 茂満 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三洋電機株式会社内 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) D06F 37/40 D06F 33/02

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 脱水槽および脱水槽内に設けられたパル
    セータとを有し、洗濯モータによりパルセータを回転さ
    せて洗いおよびすすぎを行い、また、パルセータおよび
    脱水槽を高速回転させて脱水を行う全自動洗濯機におい
    て、 洗濯モータにより回転されて、パルセータを回転させる
    駆動軸と、 駆動軸に対して同心円状にその外周に配置されて、脱水
    槽が連結された脱水軸と、 駆動軸の外周および脱水軸の外周に渡って巻回されて、
    巻回方向に縮もうとする弾性力で駆動軸の外周および脱
    水軸の外周を締めつけることにより、駆動軸と脱水軸と
    を連結するコイル状のクラッチスプリングと、 駆動軸に遊嵌されており、クラッチスプリングの一端が
    係止された爪車と、 爪車に係合して爪車の回転を阻止する係合状態と爪車か
    ら離脱して爪車の回転を許可する離脱状態とに変位可能
    なクラッチ片と、クラッチ片を変位させるための クラッチ片駆動手段と、
    を備え、 脱水時は、クラッチ片が爪車から離脱され、クラッチス
    プリングの締付けによって駆動軸と脱水軸とが連結され
    るとともに、 脱水終了時には、洗濯モータの通電がオフされてから予
    め定められた時間が経過した時点でクラッチ片駆動手段
    によってクラッチ片が係合状態へ変位されて爪車が制動
    され、クラッチスプリングが巻回方向とは逆にねじられ
    ることによって緩められ、駆動軸と脱水軸との連結が解
    除されるものであって、 クラッチ片駆動手段によってクラッチ片が係合状態に変
    位される直前の予め定めるタイミングで、洗濯モータを
    所定時間だけ再駆動してクラッチスプリングの巻回方向
    と同方向に駆動軸及び脱水軸を回転させるモータ再駆動
    手段を備えたことを特徴とする全自動洗濯機。
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