JP3232892B2 - 脱水洗濯機 - Google Patents
脱水洗濯機Info
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Description
る。
濯する場合の注水される水位は、洗濯時の水流による水
の飛び跳ね防止や外槽から水がこぼれるのを防止するよ
うな水位となっている。
の洗濯物の最大容量とおなじ水位(高水位)に設定さ
れ、洗濯工程を行っていた。
水位では、布団のように大きく、水を含んでもその容積
(大きさ)があまり小さくならない洗濯物の場合、十分
に洗濯水に漬からず洗いむらを生じるため、洗える布団
等の容量は小さくなっていた。
合わせて高水位を設定した場合、一般の洗濯物を洗濯す
る時にその水流による飛び跳ねや外槽からの水のこぼれ
を防止できず、床を濡らす等の不具合を生じてしまう。
大きく、水を含んでもその容積(大きさ)があまり小さ
くならない洗濯物を十分に洗濯水に漬からせ洗いむらを
少なくし、一般に洗濯物を洗濯する場合でも水の飛び跳
ねや外槽からのこぼれを防止する脱水洗濯機を提供する
ことにある。
外枠内に防振支持された外槽と、前記外槽内に配置した
洗濯兼脱水槽と、前記洗濯兼脱水槽内に配置した回転
翼、前記外枠の上部に操作部及び表示部を配置した脱水
洗濯機において、前記操作部で布団を洗うコースを選択
した場合、給水される水位は定格容量の洗濯物を洗う高
水位よりも高い水位まで前記洗濯兼脱水槽内に給水を行
い、前記表示部では定格容量の洗濯物を洗う高水位を表
示し、前記洗濯兼脱水槽と前記回転翼とを一体として一
方向に断続的に回転して洗濯することを特徴とする。
物の高水位よりも一段高い水位まで注水を行うことによ
り、洗濯兼脱水槽に入る布団の大きさの洗濯物を十分に
漬からせむらなく洗濯することができ、一般の洗濯物の
洗濯を行う場合でも、従来通り水流による水の飛び跳ね
や外槽から水がこぼれること等も防止できる。また表示
部では、特別な水位の表示を行わないため、脱水洗濯機
の使用者に余分な説明をすることなく安心して使用でき
る脱水洗濯機を提供できる。
図1において、鋼板等でかつ箱形の外枠1内には、吊り
棒2及び防振ばね3によって合成樹脂製の外槽4を防振
支持する。外槽4の側壁には、吊り棒2及び防振ばね3
を取り付けるリブ4aを形成する。外槽4には、横断面
形状がほぼ円形でかつ合成樹脂製あるいはステンレス製
の洗濯兼脱水槽5を設ける。洗濯兼脱水槽5の上端に
は、合成樹脂製のバランスリング6を摩擦溶着またはね
じにより取り付ける。洗濯兼脱水槽5内の側壁には、多
数の縦溝5aを等間隔に設ける。縦溝5aには、多数の
脱水孔5bを設ける。洗濯兼脱水槽5の内底中央には、
後述する大形の回転翼7を装着する凹部5cを形成す
る。洗濯兼脱水槽5の外側壁及び外底部には、合成樹脂
製の場合、多数の補強リブ5dを形成する。
一体で成形されており、その上部にはビニール等の虫空
のホース24aが接続され、ホース24aのもう一端に
水位を検知するセンサ22が接続されている。外槽4に
注水されると、貯められた空気を水が圧力を加え、その
圧力により外槽4内の水位を検知できる。
5との間に洗濯物が落下するのを防止するため、合成樹
脂製の槽カバー8を固定する。外槽4の外底部には、排
水弁9と、回転翼7及び洗濯兼脱水槽5を回転させるた
めの駆動装置10とを、鋼板製の支持金具11を介して
取り付ける。支持金具11は、図2に示すように、ほぼ
箱形状になっており、ねじ等によって外槽4の外底部に
固定する。
排水弁12と、排水弁12に連結した排水ホース13と
を備えている。排水弁12の開閉は、小形同期モータ1
2aによって作動するレバー12bにより行われる。排
水弁12は、図2に示すように、ねじ12cによって外
槽4底下部に取り付ける。排水ホース13は、外枠1の
側壁下部あるいは、PPベース301に設けた孔14を
通して外枠1外に延在させる。
に、洗濯機用モータ15と、クラッチ機構16と、洗濯
機用モータ15の回転をクラッチ機構16に伝える伝達
機構17と、洗濯兼脱水槽5の回転を止めるブレーキ装
置18と、洗濯機用モータ15の回転を減速して回転翼
7に伝える減速機構19とを備えている。洗濯機用モー
タ15は、図2に示すように、ねじ15aによって支持
金具11に固定する。
はトップカバー20がねじにより固定されている。トッ
プカバー20の前側の操作部20bには洗濯機の電源ス
イッチ201、それぞれの洗濯方法等を選択するコース
切り替えスイッチ204,スタート一時停止スイッチ2
02および洗濯の進行状況および水位等を液晶または蛍
光表示管により表示部205を備えている。
には洗濯物を洗濯機内部に落下するのを防止し洗濯兼脱
水槽5内に入れるための投入口20a、脱水時に開ける
と洗濯兼脱水槽5がブレーキ装置18により停止する蓋
21および給水弁20cを備えたトップカバー20がね
じにより固定されている。
転軸に固定した第一プーリ17aと、クラッチ機構16
の下方に配置した第二プーリ17bと、第1プーリ17
a及び第2プーリ17bに巻き付けたベルト17cとを
備えている。第1プーリ17aには、洗濯機用モータ15
を冷却するファン15bを一体的に形成する。
入った状態から説明する。電源スイッチ201を入れる
表示部204は点灯し洗濯方法による各コース,水位,
洗濯,すすぎ・脱水時間等の全部が表示され、洗濯コー
スの切り替えスイッチ205を押すと洗濯方法によって
分類されたコースの点灯が順々に点灯し、それぞれのコ
ースに応じた洗濯・すすぎ・脱水時間および回数が表示
される。
になるように切り替えスイッチ204を押して点灯させた
後、スタート一時停止スイッチ202を押すと、一般の
洗濯物のコースの場合、洗濯機用モータ15が正逆回転
をし、ベルト17,クラッチ機構16を介して回転翼7
を回転させ布量をセンシングし、センシングの結果、洗
濯兼脱水槽5内の布量に応じて水位が表示部205に表
示され、設定された水位まで給水弁20cにより外槽4
および洗濯兼脱水槽5に給水され、洗濯,すすぎ,脱水
の一連の工程を行う。
のくずれやすい物が含まれている洗濯物に関しては専用
の洗濯コース(ふとんコース)が設定されている。洗濯
コースの切り替えスイッチ204を数回押し、ふとんコ
ースのランプ205aを点灯させ、スタート一時停止ス
イッチ202を押すと、表示部205では自動的に高水
位のランプ205bが点灯し、布量のセンシングは行わ
ず、給水弁20が開き、洗濯兼脱水槽5および外槽4に
給水される。給水される水位はほかの一般の定格容量の
洗濯物を洗う水位(高水位)よりも一段高い水位(以下
ふとん水位と呼ぶ)にまで給水を行い、洗濯兼脱水槽5
に入るふとん等が十分に洗濯水を浸るようになってお
り、洗濯,すすぎ,脱水の一連の工程を行う。
す。
作については、図3を用いて説明する。一般の衣類を洗
濯およびすすぎをする場合、まず第二プーリ17bがQ
方向に回転する場合にはクラッチばね128はゆるみ方
向となるため動力は伝達されず、第二プーリ17bの回
転はギヤシャフト141,減速ギヤ142,ばねシャフ
ト143を通して回転翼7に伝達される。この時、洗濯
兼脱水槽5も慣性により回転しようとするが、洗濯兼脱
水槽5は底部のフランジ144を通して洗濯槽シャフト
103に止めねじ145により固定されるため、コイル
スプリング105を締め付け方向になり、回動を防止す
る。
には、クラッチばね128を締まり方向となるが、ソレ
ノイド123のプランジャ123aと操作バンド137
の立上り部137aが係合し、ばねカラー130を係止
させる。この時、クラッチばね128の係合部135
は、ばねカラー130のばね係合溝133の端部130aに
係止され、ばねはゆるみ同様に回転翼7に伝達される。
この時、コイルスプリング105はゆるみ方向となるた
め動作しないが、洗濯槽シャフト103と一体的に結合
されたシタシャフト125、さらにスプライン部126
を介してボス124に洗濯兼脱水槽5の回転力は伝達され
る。この時、クラッチばね129の折曲げ部131とボ
ス124のばね係合部127が係合しているため、クラ
ッチばね129はボス124,ボス116の外周に巻き
つき、ボス116の遊合部117を介してブレーキ板1
14に伝達され回動を防止する。このようにして、洗濯
兼脱水槽5を固定し、回転翼7を反転することによっ
て、一般の衣類を擦り洗い作用および回転翼7で発生す
る水流により洗濯できる。
イド123に通電され、プランジャ123aを吸引し、
操作バンド137の係合を解除し、ばねカラー130を
フリー状態とする。この時、第二プーリ17bをR方向
に断続的に回転さすことにより、クラッチばね128は
しまり方向となり、プーリボス138,ボス124を介
してシタシャフト125,洗濯槽シャフト103に回転
は伝達され、洗濯兼脱水槽5と回転翼7が断続的に同一
方向に回転する。
入っているので、回転時はごく低速である。
翼と共に洗濯物が外槽内の水の中を断続的に動き、水あ
るいは洗剤等が含まれた水が洗濯物の内部を通過し、洗
濯物に付着したほこり,汗などの汚れが落され、洗濯物
を傷めずに洗濯できる。
130と一体的に回転するが、締め代がない状態で係合
しているためボス116には巻きつかずブレーキは動作
しない。
時のモータの駆動時間の一例を図6に示す。
いた後、駆動装置10を布団等を洗濯する場合と同様の
状態にして、洗濯兼脱水槽5を高速回転させる。
3の通電を停止することにより、プランジャ123aが
突出し、高速回転している操作バンド137の立上り部
137aを係止する。この時、操作バンド137とばねカラ
ー130との間にすべりが発生し、ばねカラー130の
回転は直ちに停止しない。しかし、操作バンド137と
ばねカラー130の摺動抵抗により、クラッチばね12
9が巻きつき、ブレーキが動作する。
うコースの動作機器で特徴となる洗濯用モータ15とソ
レノイド123のシーケンスのタイミングチャートを図
6に示す。
ば、布団コースを洗濯した場合、従来の一般の洗濯物の
高水位よりも一段高い水位まで注水を行うことにより、
洗濯兼脱水槽に入る布団の大きさの洗濯物を十分に漬か
らせむらなく洗濯することができ、一般の洗濯物の洗濯
を行う場合にも、従来通り水流による水の飛び跳ねや外
槽から水のこぼれ等においても防止できる。また表示部
では、従来通りの高水位の表示をするため、脱水洗濯機
の使用者に余分な説明をすることなく安心して使用でき
る脱水洗濯機を提供できる。
ラッチ機構、18…ブレーキ装置。
Claims (1)
- 【請求項1】外枠内に防振支持された外槽と、前記外槽
内に配置した洗濯兼脱水槽と、前記洗濯兼脱水槽内に配
置した回転翼、前記外枠の上部に操作部及び表示部を配
置した脱水洗濯機において、 前記操作部で布団を洗うコースを選択した場合、給水さ
れる水位は定格容量の洗濯物を洗う高水位よりも高い水
位まで前記洗濯兼脱水槽内に給水を行い、前記表示部で
は定格容量の洗濯物を洗う高水位を表示し、前記洗濯兼
脱水槽と前記回転翼とを一体として一方向に断続的に回
転して洗濯することを特徴とする脱水洗濯機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16919794A JP3232892B2 (ja) | 1994-07-21 | 1994-07-21 | 脱水洗濯機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16919794A JP3232892B2 (ja) | 1994-07-21 | 1994-07-21 | 脱水洗濯機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0833790A JPH0833790A (ja) | 1996-02-06 |
JP3232892B2 true JP3232892B2 (ja) | 2001-11-26 |
Family
ID=15882015
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16919794A Expired - Lifetime JP3232892B2 (ja) | 1994-07-21 | 1994-07-21 | 脱水洗濯機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3232892B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
ITTO20080112A1 (it) | 2008-02-14 | 2009-08-15 | Antica Valserchio S R L | Tessuto costituito da almeno due falde intrecciate tra loro lungo un tratto comune e procedimento per la sua realizzazione. |
CN106436175A (zh) * | 2016-10-31 | 2017-02-22 | 宁波普尔机电制造有限公司 | 一种洗衣机传动装置 |
-
1994
- 1994-07-21 JP JP16919794A patent/JP3232892B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0833790A (ja) | 1996-02-06 |
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