JP3239092B2 - 全自動洗濯機 - Google Patents

全自動洗濯機

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JP3239092B2
JP3239092B2 JP23447197A JP23447197A JP3239092B2 JP 3239092 B2 JP3239092 B2 JP 3239092B2 JP 23447197 A JP23447197 A JP 23447197A JP 23447197 A JP23447197 A JP 23447197A JP 3239092 B2 JP3239092 B2 JP 3239092B2
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dehydration
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rotation
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孝 田中
順久 船田
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  • Textile Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Main Body Construction Of Washing Machines And Laundry Dryers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、全自動洗濯機に
関する。
【0002】
【従来の技術】パルセータのみを正逆交互に回転させて
洗いおよびすすぎを行い、またパルセータおよび脱水槽
を高速回転させて脱水を行う全自動洗濯機には、洗いお
よびすすぎ時に脱水槽内で発生する水流およびこの水流
で攪拌される洗濯物から受ける力によって脱水槽が回転
するのを防止するための機構が備えられている。
【0003】その機構の1つとして、脱水槽を制動する
ためのブレーキ機構を挙げることができる。このブレー
キ機構の構成は、図5に模式的に示されている。ブレー
キ機構は、脱水槽を支持する脱水軸80の外周に沿って
略U字状に屈曲されたブレーキバンド81を含む。ブレ
ーキバンド81の一端82は位置固定されており、脱水
槽を制動する際には、その位置固定された端部82と反
対側の端部83が矢印方向に引っ張られる。すると、ブ
レーキバンド81の脱水軸80に対向する面が、脱水軸
80の外周面に密着し、このときブレーキバンド81と
脱水軸80との間で生じる摩擦力によって、脱水軸の回
転が制動される。
【0004】したがって、脱水軸80に図5における時
計回りの力が作用した時には、ブレーキバンド81と脱
水軸80との間で生じる摩擦力がブレーキバンド81の
引張り方向に作用するために、脱水軸80の回転が効果
的に制動される。しかしながら、図5における反時計回
りに回転する力が脱水軸80に作用すると、ブレーキバ
ンド81と脱水軸80との間で生じる摩擦力がブレーキ
バンド81の緩み方向に作用して、ブレーキバンド81
の制動力が弱められる。したがって、この場合には、脱
水軸が図5における反時計回りに回転してしまうおそれ
がある。
【0005】そこで、従来の全自動洗濯機の中には、脱
水軸がブレーキバンドの引張り方向と逆方向(図5にお
ける反時計回り)に回転するのを確実に防止するため
に、脱水軸の外周にワンウェイクラッチが設けられたも
のが提供されている。ワンウェイクラッチは、一方向の
回転のみを許容するクラッチであり、脱水軸がブレーキ
バンドの引張り方向にのみ回転するように取り付けられ
ている。これにより、洗いおよびすすぎ時における脱水
槽の回転が確実に阻止される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、脱水槽を支
持するための脱水軸は、脱水軸に交叉する方向に振れな
いように、通常、その上端付近および下端付近がそれぞ
れベアリングに挿通されて回転自在に保持されている。
したがって、上述のワンウェイクラッチを備えた全自動
洗濯機では、脱水軸を2つのベアリングおよびワンウェ
イクラッチの3つの部材に挿通させなければならない。
そのためには、2つのベアリングおよびワンウェイクラ
ッチの中心位置を精度良く合わせる必要があり、その作
業にはたいへん手間がかかっていた。
【0007】そこで、この発明の目的は、洗いおよびす
すぎ時における脱水槽の回転を確実に防止でき、かつ組
立てに要する手間が軽減された全自動洗濯機を提供する
ことである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の請求項1記載の発明は、脱水槽および脱水槽内に設け
られたパルセータを有し、パルセータおよび脱水槽を所
定の脱水回転方向に回転させて脱水を行い、パルセータ
を上記脱水回転方向およびその逆方向に交互に回転させ
て洗いおよびすすぎを行う全自動洗濯機において、脱水
槽に連結されて、脱水槽を支持するための脱水軸と、脱
水軸に関連して設けられて、脱水軸の回転を制動するた
めのブレーキ機構と、ブレーキ機構に関して脱水槽側で
脱水軸を保持するための第1のベアリングと、ブレーキ
機構に関して脱水槽と反対側で脱水軸を保持するための
第2のベアリングとを含み、上記第1のベアリングのみ
、脱水軸の上記脱水回転方向への回転を許可し、脱水
軸の上記脱水回転方向と逆方向の回転を阻止するワンウ
ェイクラッチ機能を有せしめたことを特徴とする全自動
洗濯機である。上記第1のベアリングは、外輪、内輪、
および外輪と内輪との間に介装された複数個のスプラグ
を有し、そして、これら複数個のスプラグは、外輪に対
して内輪が脱水回転方向に回転するのを許容し、反対方
向の力が内輪に作用したときには外輪と内輪との間に挟
まって外輪に対する内輪の相対的な回転を阻止する。
た、上記ブレーキ機構は、脱水軸の回転を摩擦力を利用
して制動する摩擦ブレーキであり、脱水軸に一体に設け
られており脱水軸の他の部分に比べて径の大きい大径部
と、この大径部の外周面に沿って引き回されたブレーキ
バンドとを有し、さらに、上記第2のベアリングは、ブ
レーキ機構の周囲を覆うように設けられた軸受カバーに
固定されている。
【0009】請求項1記載の構成によれば、脱水槽を支
持するための脱水軸を保持する2つのベアリングのう
ち、脱水軸に関連して設けられたブレーキ機構に関して
脱水槽側で脱水軸を保持する第1のベアリングが、ワン
ウェイクラッチ機能を有するベアリングで構成されてい
る。これにより、洗いおよびすすぎ時に、脱水槽内で発
生する水流およびこの水流で攪拌される洗濯物によって
脱水回転方向と逆方向の力が脱水槽に作用しても、第1
のベアリングのワンウェイクラッチ機能により、脱水軸
が脱水回転方向と逆方向に回転するのが阻止されるの
で、脱水槽が脱水回転方向と逆方向に回転することはな
い。また、洗いおよびすすぎ時において、ブレーキ機構
で脱水軸を制動しておけば、脱水槽に脱水回転方向の力
が作用しても、脱水槽が脱水回転方向に回転するのを防
ぐことができる。
【0010】すなわち、洗いおよびすすぎ時における脱
水槽の回転は、第1のベアリングのワンウェイクラッチ
機能およびブレーキ機構によって確実に防止される。ゆ
えに、パルセータの回転で発生する水流などにつられて
脱水槽が回転することに起因して、洗いおよびすすぎ性
能が低下するといった不具合を生じるおそれがない。ま
た、第1のベアリングがワンウェイクラッチ機能を有し
ているので、脱水槽が脱水回転方向と逆方向に回転する
のを防止するためのワンウェイクラッチを別途に設ける
必要がない。したがって、ワンウェイクラッチを別途に
備えた従来の洗濯機に比べて、洗濯機を構成する部品点
数を少なくすることができる。ゆえに、その分の組立工
程を省略することができる。
【0011】さらに、上記ワンウェイクラッチを別途に
設けた構成では、脱水軸を保持するための2つのベアリ
ングおよびワンウェイクラッチの中心位置を精度良く合
わせる必要があるのに対して、この実施形態に係る構成
では、第1のベアリングおよび第2のベアリングの中心
位置を合わせるだけでよい。したがって、洗濯機の組立
てに要する手間を大幅に削減することができる。
【0012】
【0013】さらに、脱水軸の回転は、ブレーキバンド
と大径部との間で生じる摩擦力によって制動される。ま
た、大径部が脱水軸の他の部分(後述する実施形態にお
ける小径部28など)に比べて外径が大きくされている
ので、脱水軸の回転を良好に制動することができる。な
お、脱水軸の回転をさらに良好に制動するために、ブレ
ーキバンドの大径部との接触面側にブレーキシューが貼
着されているのが好ましい。さらに、ワンウェイクラッ
チ機能付のベアリングでは、そのベアリングに保持され
る軸とベアリングの内輪との間にすべりが生じないよう
に、保持される軸を内輪に圧入するなどの方法で内輪に
対して固定する必要がある。 ここで、第1のベアリング
のみがワンウェイクラッチ機能付のベアリングで構成さ
れているから、第2のベアリングから脱水軸を抜き取る
ことにより、第2のベアリングが固定された軸受カバー
を脱水軸から外すことができる。よって、たとえば磨耗
したブレーキシューの交換など、軸受カバー内に設けら
れたブレーキ機構のメンテナンスを行う際の作業性を大
幅に向上させることができる。
【0014】
【0015】
【0016】
【0017】
【発明の実施の形態】以下に、この発明の実施の一形態
を、添付図面を参照して詳細に説明する。図1は、この
発明の一実施形態に係る全自動洗濯機の構成を簡略化し
て示す側面断面図である。この全自動洗濯機は、上面に
開口を有する箱型のハウジング1によって、その外観が
構成されている。ハウジング1内には、スプリング付の
吊り棒(図示せず)でハウジング1から吊り下げられた
外槽2と、外槽2内に設けられた内槽3とが備えられて
いる。内槽3には、ハウジング1の上面開口を介して洗
濯物を収容することができる。また、内槽3には多数の
小孔3aが形成されており、内槽3に供給された洗濯水
が外槽2に溜められるようになっている。
【0018】外槽2の上方には、洗濯に使用する洗剤を
入れておくための洗剤収容部4が形成されている。洗剤
収容部4には、一端がハウジング1の上面に突出した給
水路5の他端が接続されている。給水路5のハウジング
1の上面に突出した部分には、たとえば図外の水道蛇口
から延びた給水ホース6が接続されている。また、給水
路5の途中部には、たとえば電磁弁で構成された給水弁
7が介在されている。この構成により、給水弁7が開か
れると、図外の水道蛇口から水道水が給水ホース6およ
び給水路5を通って洗剤収容部4に供給される。洗剤収
容部4に供給された水道水は、洗剤収容部4に入れられ
た洗剤とともに内槽3へ流れ込み、外槽2に溜められ
る。
【0019】外槽2の底部には、外槽2に溜められた洗
濯水を機外へ排出するための排水口8が形成されてい
る。この排水口8には、ハウジング1外へと延びる排水
管9が接続されている。排水管9の途中部には、図示し
ないトルクモータにより開閉される排水弁10が配設さ
れており、この排水弁10が開かれると、外槽2内に溜
められた洗濯水が排水管9を通って機外へ排出される。
【0020】内槽3は脱水槽を兼ねたものであり、上記
したように、その周面には多数の微細な脱水孔(小孔)
3aが形成されている。内槽3の底部には、外槽2内に
溜められた洗濯水を攪拌して水流を発生させるためのパ
ルセータ11が設けられている。内槽3およびパルセー
タ11は、外槽2の下方に設けられた駆動機構12によ
って回転駆動される。
【0021】駆動機構12には、回転駆動力を発生する
洗濯モータ13と、洗濯モータ13の回転軸14に固定
された小プーリ15と、外槽2の底面に取り付けられた
軸受部16と、軸受部16に保持された駆動軸17の下
端に固定された大プーリ18と、小プーリ15および大
プーリ18に巻き掛けられた無端状のベルト19とが含
まれている。洗濯モータ13の駆動力は、小プーリ15
およびベルト19を介して大プーリ18に伝えられ、さ
らに駆動軸17を介して軸受部16に伝達される。
【0022】軸受部16には、上端が内槽3の底面に連
結されて、内槽3を支持するための支持軸20が回転自
在に保持されている。支持軸20には、上端がパルセー
タ11に連結された翼軸21が回転自在に内挿されてい
る。この翼軸21は、駆動軸17と常に連結されてお
り、駆動軸17に入力された洗濯モータ13の駆動力は
パルセータ11に常に伝達されるようになっている。一
方、支持軸20と駆動軸17とは、軸受部16に備えら
れたクラッチ機構26(後述する)を介して連結されて
おり、このクラッチ機構26によって、支持軸20には
駆動軸17に入力された洗濯モータ13の駆動力が選択
的に伝達されるようになっている。
【0023】洗いおよびすすぎ時には、クラッチ機構2
6によって支持軸20への駆動力の伝達が遮断され、駆
動軸17に入力される洗濯モータ13の駆動力が翼軸2
1のみに伝達されてパルセータ11が正逆回転される。
これにより、内槽3内に水流が発生して、洗濯物の洗い
またはすすぎが行われる。また、脱水時には、クラッチ
機構26が切り換えられて、駆動軸17に入力される洗
濯モータ13の駆動力が支持軸20にも伝達される。こ
れにより、内槽3およびパルセータ11がともに高速回
転されて、内槽3内の洗濯物が遠心力により脱水され
る。
【0024】図2は、軸受部16の構成を示す断面図で
ある。また、図3は、図2に示す軸受部16を下方から
見た図であり、簡便のために大プーリ18の図示が省略
されている。軸受部16は、外槽2(図1参照)の底面
に下方から取り付けられる取付板60を有している。取
付板60には、ほぼ中央部分に円形の開口60aが形成
されており、この開口60aには、内槽3に連結された
支持軸20を保持するための上ベアリング22が圧入固
定されている。
【0025】上ベアリング22は、一方向にのみトルク
を伝達するワンウェイクラッチ機能を有するベアリング
で構成されている。ワンウェイクラッチ機能付ベアリン
グの構成例は、図4に示されている。すなわち、上ベア
リング22は、外輪70、内輪71および外輪70と内
輪71との間に介装された複数個のスプラグ72を有し
ている。複数個のスプラグ72は、外輪70に対する内
輪71の図4における時計回りの回転を許容し、図4に
おける反時計回りの力が内輪71に作用した時には、外
輪70と内輪71との間に挟まって、外輪70に対する
内輪71の相対的な回転を阻止する。したがって、内輪
71に圧入固定されて上ベアリング22に保持された支
持軸20は、図2に示す矢印A方向(脱水回転方向)の
回転のみが許容され、矢印Aと反対方向の回転が阻止さ
れる。
【0026】取付板60の開口60aにはさらに、上ベ
アリング22の上方にオイルシール23が圧入固定され
ている。オイルシール23は、この軸受部16が外槽2
の底面に取り付けられた時に、外槽2の底面に形成され
た開口(図示せず)に嵌合されて、外槽2内に溜められ
た水が外部に漏れ出すのを防ぐ。また、支持軸20の内
部には、上述したように、パルセータ11を支持するた
めの翼軸21が回転自在に挿通されている。
【0027】軸受部16はさらに、支持軸20の下端に
固定されたギアケース24と、ギアケース24内に設け
られて、駆動軸17から入力される洗濯モータ13の駆
動力を減速して翼軸21に伝達するための減速機構25
と、駆動軸17から入力される洗濯モータ13の駆動力
を支持軸20へ伝達/遮断するためのクラッチ機構26
と、内槽3の回転を制止するためのブレーキ機構27と
を有している。
【0028】ギアケース24には、支持軸20の外周に
嵌合された小径部28および減速機構25の側方を取り
囲む大径部29を有する上部ギアケース30と、駆動軸
17に遊嵌された円筒部31および円筒部31の上端か
ら外方へ張り出したフランジ部32を有する下部ギアケ
ース33とが備えられている。上部ギアケース30の小
径部28は支持軸20に固定され、下部ギアケース33
のフランジ部32は上部ギアケース30の大径部29の
下端に結合されており、支持軸20とギアケース24と
が一体に回転されるようになっている。つまり、この実
施形態では、支持軸20およびギアケース24によって
脱水軸が構成されている。
【0029】ギアケース24の周囲は、取付板60の下
面にボルト34で固定された軸受カバー35で囲まれて
いる。軸受カバー35の内部には、下ベアリング36が
固定されており、この下ベアリング36に下部ギアケー
ス33が挿抜可能に挿通されて、下部ギアケース36が
回転自在に保持されている。これにより、支持軸20お
よびギアケース24で構成される脱水軸は、取付板60
に固定された第1のベアリングとしての上ベアリング2
3と、軸受カバー35に固定された第2のベアリングと
しての下ベアリング36とによって保持されることにな
る。
【0030】ギアケース24内に設けられた減速機構2
5には、駆動軸17の上端に固定された太陽ギア37
と、上部ギアケース30の大径部29の内周面に形成さ
れた固定ギア38と、太陽ギア37および固定ギア38
に噛合して太陽ギア37の回りを回転する遊星ギア39
とが備えられている。遊星ギア39は、一端が翼軸21
の下端に固定されたギア保持体40によって回転自在に
保持されている。
【0031】クラッチ機構26には、下部ギアケース3
3と大プーリ18との間の駆動軸17の外周に固定され
たクラッチスリーブ41、クラッチスリーブ41と下部
ギアケースの円筒部31とに跨がって巻き付けられたク
ラッチスプリング42、クラッチスプリング42の外周
に遊嵌された爪車43、および爪車43の外周面に形成
された爪部44に係合/離脱するクラッチ片45が備え
られている。
【0032】クラッチスプリング42は、コイル状に巻
かれたスプリングであり、下部ギアケース33の円筒部
31およびクラッチスリーブ41に渡って外嵌されて、
その下端が爪車43の内部に形成された係止部46に係
止されている。クラッチスプリング42は、その巻回方
向に縮もうとする弾性力によってクラッチスリーブ41
と下部ギアケース33とを締め付けて、クラッチスリー
ブ41と下部ギアケース33とを連結する。そして、ク
ラッチスプリング42は、緩み方向(クラッチスプリン
グ42の巻回方向と逆方向)にねじられた時に、下部が
緩むことでクラッチスリーブ41との間に隙間を生じ、
クラッチスリーブ41と下部ギアケース33との連結を
解除する。
【0033】クラッチ片45は、軸受カバー35に取り
付けられた揺動軸47を中心として、その先端が爪車4
3の爪部44に係合した係合状態(図3に実線で示す状
態)と、その先端が爪部44から離脱した離脱状態(図
3に二点鎖線で示す状態)とに変位可能に設けられてい
る。クラッチ片45は、離脱状態から係合状態に変位す
る際に、爪車43を矢印Aと逆方向に回転させる。これ
により、クラッチスプリング42が緩み方向にねじられ
て、クラッチスリーブ41と下部ギアケース33との連
結が解除される。
【0034】ブレーキ機構27には、大径部29の外周
面に沿って略U字状に屈曲されたブレーキバンド48
と、ブレーキバンド48の大径部29との接触面側に貼
着されたブレーキシュー49と、揺動軸47によって回
動自在に支持されて、上述のクラッチ片45と連動する
ブレーキレバー50とが備えられている。ブレーキバン
ド48は、一端がボルト51によって軸受カバー35に
固定されており、他端がブレーキレバー50に係止され
ている。
【0035】ブレーキレバー50およびクラッチ片45
を支持する揺動軸47には、ブレーキスプリング52が
外装されており、このブレーキスプリング52の弾性力
によって、ブレーキレバー50がブレーキバンド48を
引っ張る方向に付勢されている。したがって、ブレーキ
レバー50にブレーキスプリング52以外の力が作用し
ていない状態では、ブレーキバンド48が矢印Aに沿っ
た方向に引っ張られて、ブレーキシュー49が大径部2
9の外周面に密着しており、上部ギアケース30の回動
が制止されている。大径部29は、小径部28に比べて
外径が大きく形成されているので、この部分にブレーキ
シュー49を密着させることで、内槽3を良好に制動す
ることができる。また、ブレーキスプリング52の弾性
力によって、クラッチ片45が図3に実線で示す係合状
態に変位されており、爪車43の回動も制止されてい
る。
【0036】図3に示すように、ブレーキレバー50の
後端には、ワイヤ53を介してトルクモータ54が接続
されている。このトルクモータ54は、脱水時に駆動さ
れて、ワイヤ53をトルクモータ54側に引き込むこと
により、ブレーキレバー50を実線で示す状態から二点
鎖線で示す状態に変位させる。これにより、ブレーキレ
バー50に接続されたブレーキバンド48が緩められ
て、上部ギアケース30の制動が解除される。また、ク
ラッチ片45が実線で示す係合状態から二点鎖線で示す
離脱状態に変位されて、爪車43が自由回転状態にな
る。さらに、爪車43が自由回転状態になると、クラッ
チスプリング42の弾性力によって、クラッチスプリン
グ42がクラッチスリーブ41に巻き付いて、クラッチ
スリーブ41と下部ギアケース33とが連結される。
【0037】脱水時には、トルクモータ54がオン状態
にされており、クラッチスプリング42によってクラッ
チスリーブ41と下部ギアケース33とが連結されてい
る。この状態で、洗濯モータ13が駆動されて、駆動軸
17およびクラッチスリーブ41が矢印A方向に回転さ
れると、クラッチスリーブ41の回転がクラッチスプリ
ング42を介して下部ギアケース33に伝達される。そ
して、下部ギアケース33の回転が、上部ギアケース3
0を介して支持軸20に伝達されて、支持軸20に連結
された内槽3を矢印A方向に高速回転させる。
【0038】またこのとき、駆動軸17および上部ギア
ケース30が共に同速度で回転されるから、遊星ギア3
9は、太陽ギア37の周囲を駆動軸17と同速度で公転
回転される。その結果、翼軸21が上部ギアケース30
と同速度で高速回転されて、翼軸21に固定されたパル
セータ11が高速回転される。すなわち、脱水行程時に
は、内槽3およびパルセータ11が一体的に高速回転さ
れて、内槽3内の洗濯物が遠心力で脱水される。
【0039】脱水行程の終了時には、洗濯モータ13が
オフされてから予め定められた時間が経過した時点で、
トルクモータ54がオフにされる。トルクモータ54が
オフされると、ブレーキスプリング52の弾性力でブレ
ーキレバー50が変位されて、ブレーキバンド48によ
って上部ギアケース30が制動されるとともに、クラッ
チ片45が係合状態に変位されて爪車43が制動され
る。このとき、クラッチ片45によって爪車43が矢印
Aと逆方向に回転されて、クラッチスプリング42が緩
められ、クラッチスリーブ41と下部ギアケース33と
の連結が解除される。
【0040】一方、洗いおよびすすぎ時には、クラッチ
スリーブ41と下部ギアケース33との連結が解除され
た状態で、洗濯モータ13が回転駆動される。したがっ
て、洗濯モータ13の駆動力が駆動軸17に入力され
て、駆動軸17およびクラッチスリーブ41が回転され
ると、クラッチスリーブ41とクラッチスプリング42
との間で空転が生じる。ゆえに、クラッチスリーブ41
(駆動軸17)の回転は下部ギアケース33に伝達され
ないので、支持軸20に固定された内槽3が積極的に回
転されることはない。
【0041】駆動軸17の回転は、駆動軸17に固定さ
れた太陽ギア37を介して遊星ギア39に伝達される。
このとき、固定ギア38が形成された上部ギアケース3
0はブレーキバンド48によって制動されているので、
遊星ギア39は、固定ギア38に噛み合いながら太陽ギ
ア37の回りを公転する。この遊星ギア39の公転は、
ギア保持体40を介して翼軸21に伝達されて、翼軸2
1を低速回転させる。したがって、洗濯モータ13が正
逆交互に回転駆動されると、翼軸21に固定されたパル
セータ11が矢印A方向およびその逆方向に交互に回転
される。これにより、内槽3内には水流が発生し、この
水流による洗濯物の洗いおよびすすぎが行われる。
【0042】このように洗いまたはすすぎ時において
は、ブレーキバンド48(ブレーキシュー49)が上部
ギアケース30の大径部29に密着することにより、内
槽3の回転が制動されているが、内槽3の矢印Aと逆方
向に回転に関しては、ブレーキシュー49と大径部29
との間で生じる摩擦力がブレーキバンド48の緩み方向
に作用するから制動力が弱い。そこで、この実施形態で
は、内槽3に連結された支持軸20を保持する上ベアリ
ング22がワンウェイクラッチ機能を有するベアリング
で構成されており、このワンウェイクラッチ機能によ
り、支持軸20が図2に示す矢印Aと反対方向に回転す
るのが阻止されている。
【0043】また、ブレーキバンド48が矢印A方向に
引っ張られることにより、上部ギアケース30の外周面
にブレーキシュー49が密着して、上部ギアケース30
が制動されている。したがって、内槽3に矢印A方向の
力が作用した場合、ブレーキシュー49と上部ギアケー
ス30との間で生じる摩擦力がブレーキバンド48の引
張り方向に作用するから、ブレーキシュー49によって
上部ギアケース30の回転は効果的に制動される。よっ
て、洗いおよびすすぎ時に、内槽3が矢印A方向に回転
するといったこともない。
【0044】以上のように、この実施形態によれば、洗
いおよびすすぎ時における内槽3の回転は、上ベアリン
グ23のワンウェイクラッチ機能およびブレーキ機構2
7によって確実に防止される。ゆえに、パルセータ11
の回転で発生する水流につられて内槽3が回転すること
に起因して、洗いおよびすすぎ性能が低下するといった
不具合を生じるおそれがない。
【0045】また、上ベアリング23がワンウェイクラ
ッチ機能付のベアリングで構成されているので、内槽3
が矢印A方向と反対方向に回転するのを防止するための
ワンウェイクラッチを別途に設ける必要がない。したが
って、ワンウェイクラッチを別途に備えた従来の洗濯機
に比べて、洗濯機を構成する部品点数を少なくすること
ができるので、その分の組立工程を省略することができ
る。
【0046】さらに、上記ワンウェイクラッチを別途に
設けた構成では、上ベアリング、下ベアリングおよびワ
ンウェイクラッチの中心位置を精度良く合わせる必要が
あるのに対して、この実施形態に係る構成では、上ベア
リング23および下ベアリング36の中心位置を合わせ
るだけでよい。したがって、洗濯機の組立てに要する手
間を大幅に削減することができる。
【0047】また、支持軸20およびギアケース24で
構成される脱水軸を保持するための上ベアリング23お
よび下ベアリング36のうち、上方に位置する上ベアリ
ング23のみがワンウェイクラッチ機能付のベアリング
で構成されている。これにより、以下のような効果を奏
することができる。ワンウェイクラッチ機能付のベアリ
ングでは、そのベアリングに保持される軸とベアリング
の内輪との間にすべりが生じないように、保持される軸
を内輪に圧入するなどの方法で内輪に対して固定する必
要がある。なぜなら、軸とベアリングの内輪との間です
べりが生じると、ワンウェイクラッチ機能により回転を
阻止している方向にも回転してしまうからである。した
がって、下ベアリング36にワンウェイクラッチ機能付
のベアリングを採用すると、下ベアリング36の外輪を
軸受カバー35に強力に固定し、また下部ギアケース3
1を下ベアリング36の内輪に圧入などで固定する必要
がある。すると、軸受カバー35を固定しているボルト
34を外しても、下部ギアケース31から軸受カバー3
5を外すことができないので、この軸受カバー35内に
設けられたブレーキシュー49などが磨耗しても、ブレ
ーキシュー49を容易に交換することはできない。
【0048】これに対し、この実施形態に係る構成で
は、上ベアリング23のみにワンウェイクラッチ機能付
のベアリングが採用されており、下ベアリング36は下
部ギアケース31を単に回転自在に保持しているだけで
あるから、下ベアリング36には下部ギアケース31が
挿抜可能に挿通されている。したがって、軸受カバー3
5を固定しているボルト34を外して、軸受カバー35
を下部ギアケース33の円筒部31から抜き取ることが
できる。ゆえに、軸受カバー35を外すことによって、
磨耗したブレーキシュー49を簡単に交換することがで
きるなど、メンテナンス時の作業性を大幅に向上させる
ことができる。
【0049】この発明の一実施形態の説明は以上の通り
であるが、この発明は上述の実施形態に限定されるもの
ではない。たとえば、図4に示すワンウェイクラッチ機
能付ベアリングの構成は単なる一例であり、一般に市販
されている種々の形態のワンウェイクラッチ機能付ベア
リングが上ベアリングとして適用されてもよい。この他
にも、特許請求の範囲で記載されている技術的事項の範
囲内で、種々の変更を施すことができる。
【0050】
【発明の効果】この発明によれば、洗いおよびすすぎ時
における脱水槽の回転を確実に防止することができる。
また、脱水槽が脱水回転方向と逆方向に回転するのを防
止するためのワンウェイクラッチを別途に設ける必要が
ないので、従来の洗濯機に比べて構成部品点数を少なく
することができ、その分の組立工程を省略することがで
きる。そのうえ、脱水軸を挿通させるための作業に要す
る手間を大幅に削減することができる。
【0051】また、ブレーキ機構よりも脱水槽側で脱水
軸を保持する第1のベアリングのみがワンウェイクラッ
チ機能を有するベアリングで構成されているので、脱水
軸から第2のベアリングを抜き取って、第1のベアリン
グと第2のベアリングとの間に設けられたブレーキ機構
のメンテナンスを行うことができる。ゆえに、第2ベア
リングがワンウェイクラッチ機能を有するベアリングで
構成されている場合に比べて、メンテナンス時の作業性
が大幅に向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態に係る全自動洗濯機の構
成を簡略化して示す側面断面図である。
【図2】図1に示す全自動洗濯機に備えられた軸受部の
構成を示す断面図である。
【図3】図2に示す軸受部を下方から見た図である。
【図4】ワンウェイクラッチ機能付ベアリングの構成例
を示す平面図である。
【図5】従来の全自動洗濯機に備えられたブレーキ機構
の構成を説明するための模式図である。
【符号の説明】
3 内槽(脱水槽) 11 パルセータ 20 支持軸(脱水軸) 22 上ベアリング(第1のベアリング) 24 ギアケース(脱水軸) 29 大径部 35 軸受カバー 36 下ベアリング(第2のベアリング) 48 ブレーキバンド 49 ブレーキシュー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−92397(JP,A) 特開 平9−131492(JP,A) 実開 平2−67986(JP,U) 特公 平5−58358(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) D06F 37/30 - 37/40

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】脱水槽および脱水槽内に設けられたパルセ
    ータを有し、パルセータおよび脱水槽を所定の脱水回転
    方向に回転させて脱水を行い、パルセータを上記脱水回
    転方向およびその逆方向に交互に回転させて洗いおよび
    すすぎを行う全自動洗濯機において、 脱水槽に連結されて、脱水槽を支持するための脱水軸
    と、 脱水軸に関連して設けられて、脱水軸の回転を制動する
    ためのブレーキ機構と、 ブレーキ機構に関して脱水槽側で脱水軸を保持するため
    の第1のベアリングと、 ブレーキ機構に関して脱水槽と反対側で脱水軸を保持す
    るための第2のベアリングとを含み、 上記第1のベアリングのみに、脱水軸の上記脱水回転方
    向への回転を許可し、脱水軸の上記脱水回転方向と逆方
    向の回転を阻止するワンウェイクラッチ機能を有せしめ
    ことを特徴とする全自動洗濯機。
  2. 【請求項2】上記第1のベアリングは、外輪、内輪、お
    よび外輪と内輪との間に介装された複数個のスプラグを
    有し、 これら複数個のスプラグは、外輪に対して内輪が脱水回
    転方向に回転するのを許容し、反対方向の力が内輪に作
    用したときには外輪と内輪との間に挟まって外輪に対す
    る内輪の相対的な回転を阻止する ことを特徴とする請求
    項1記載の全自動洗濯機。
  3. 【請求項3】上記ブレーキ機構は、脱水軸の回転を摩擦
    力を利用して制動する摩擦ブレーキであり、脱水軸に一
    体に設けられており脱水軸の他の部分に比べて径の大き
    い大径部と、この大径部の外周面に沿って引き回された
    ブレーキバンドとを有し、 さらに、上記第2のベアリングは、ブレーキ機構の周囲
    を覆うように設けられた軸受カバーに固定されている
    とを特徴とする請求項記載の全自動洗濯機。
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