JPH1147255A - 空気清浄器 - Google Patents

空気清浄器

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JPH1147255A
JPH1147255A JP9220991A JP22099197A JPH1147255A JP H1147255 A JPH1147255 A JP H1147255A JP 9220991 A JP9220991 A JP 9220991A JP 22099197 A JP22099197 A JP 22099197A JP H1147255 A JPH1147255 A JP H1147255A
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JP
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air
lamp
housing
alumina
supply port
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JP9220991A
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Masao Yamada
昌夫 山田
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TAMAPACK KK
TAMAPATSUKU KK
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TAMAPACK KK
TAMAPATSUKU KK
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  • Disinfection, Sterilisation Or Deodorisation Of Air (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】送風機能を有するスピーカを装着し、内面にア
ルミナ付着処理が施された繊維状物質が植毛された筐体
内にランプを配設し、光によってアルミナを活性化さ
せ、通過する空気と反応させて脱臭、殺菌等の作用によ
り空気の浄化を行わせる小型でありながら長期間にわた
って安定した空気浄化性能を有し、かつ音楽等を楽しみ
ながら同時に空気を浄化することができる空気清浄器を
提供する。 【解決手段】駆動部10付近からエッジ11付近にわた
ってコーン12の全域に分布させて同心円状又は渦巻状
に円周方向に細長い複数の穴12aが形成された送風機
能を有するスピーカ3が配設された空気清浄器1の筐体
2内部にランプ4を配設すると共に、該筐体2の内面2
cにアルミナ19の付着処理が施された繊維状物質16
が植毛された植毛シート5を貼付することにより、ラン
プ4からの光を照射してアルミナ19を活性化させ、通
過する空気を浄化する構成を特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、空気清浄器に係
り、特に空気が通過する筺体内壁面にアルミナ付着処理
が施された繊維状物質が植毛された植毛シートを用い、
該繊維状物質にランプからの光を照射してアルミナを活
性化させることにより、通過する空気と反応させて脱臭
し、殺菌等の作用により空気の浄化を行わせるようにし
た空気清浄器に関する。
【0002】
【従来の技術】空気清浄器としては、装置内に取り込ん
だ空気をオゾンと作用させて浄化するもの、活性炭によ
り吸着浄化するもの、多層のフィルタを配置して物理的
にろ過して浄化するものなど、数種類の方式が実用に供
されているが、オゾンによるものは専用のオゾン発生装
置を必要とするため装置が複雑かつ大型となって高価で
あり、活性炭によるものは活性炭の寿命が短く、頻繁に
交換しなければならず、また多層フィルタを用いたもの
は装置内部にフィルタを内蔵するための大きなスペース
を確保する必要がある等いずれの方式を採用しても欠点
があり、小型かつ長期間にわたって安定した性能を有す
る空気清浄器が熱望されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は,上記した従
来技術の欠点を除くためになされたものであって、その
目的とするところは、送風機が配設された空気清浄器の
筐体内部にランプを配設すると共に、該筐体内面にアル
ミナ付着処理が施された繊維状物質が植毛された植毛シ
ートを貼付することにより、ランプからの光を照射して
アルミナを活性化させて通過する空気の浄化を行わせる
ことにより、空気清浄器を極めて簡単な機構として小型
化できるようにすることである。
【0004】また他の目的は、駆動部付近からエッジ付
近にわたってコーンの全域に分布させて同心円状又は渦
巻状に円周方向に細長い複数の穴が形成され送風機能を
有するスピーカが配設された空気清浄器の筐体内部にラ
ンプを配置すると共に、該筺体の内面にアルミナ付着処
理が施された繊維状物質が植毛された植毛シートを貼付
することにより、該スピーカから音声を出力させて送風
機能を作動させて周囲の空気を取り込み、筐体内を通過
させると共に、ランプから光を照射してアルミナを活性
化させて通過する空気の浄化を行わせることにより、特
別の空気清浄器を設置することなく、該スピーカから音
楽などを流して楽しみながら室内の空気を浄化できるよ
うにすることである。
【0005】更に他の目的は、上記構成により小型のス
ピーカ付き空気清浄器として室内に設置することは勿
論、音声出力装置に空気清浄機能を簡単に組み込めるよ
うにして、テレビジョンや音声出力装置として自動車等
に容易に搭載できるようにすることである。
【0006】また他の目的は、冷暖房装置の空気の導通
路内壁面にアルミナ付着処理が施された繊維状物質を植
毛すると共に、該導通路内にランプを配設することによ
り、空気の冷房又は暖房を行いながらランプの光をアル
ミナに照射して活性化させて通過する空気の浄化を行わ
せることによって、極めて簡易な構成により空気清浄器
付きの冷暖房装置を実現させると共に、各種の塵埃、カ
ビ、ダニとその死骸や卵等の有害物質の無害化処理を送
風しながら行うことによって冷暖房装置の内部の清潔化
を図ることである。
【0007】
【課題を解決するための手段】要するに本発明(請求項
1)は、給気口及び排気口が配設された筺体と、周辺の
空気を前記給気口から前記筺体内に吸い込み前記排気口
から排気する送風機と、前記筺体内に配設され該筺体内
部に光を照射するランプと、該ランプからの光筺体2
は、スピーカ3及びランプ4を保持し、内部に空気を取
り込むためのものであって、が照射される前記筺体の内
面に貼付されアルミナ付着処理が施された繊維状物質が
植毛された植毛シートとを備え、前記ランプにより前記
アルミナを活性化させて通過する空気の浄化を行わせる
ように構成したことを特徴とするものである。
【0008】また本発明(請求項2)は、給気口が配設
された筺体と、該筺体の前記給気口から離間した位置に
配設され駆動部付近からエッジ付近にわたってコーンの
全域に分布させて同心円状又は渦巻状に円周方向に細長
い複数の穴が形成された送風機能を有するスピーカと、
前記筺体内に配設され該筺体内部に光を照射するランプ
と、該ランプからの光が照射される前記筺体の内面に貼
付されアルミナ付着処理が施された繊維状物質が植毛さ
れた植毛シートとを備え、前記ランプにより前記アルミ
ナを活性化させて通過する空気の浄化を行わせるように
構成したことを特徴とするものである。
【0009】また本発明(請求項3)は、周辺の空気を
送風機によって給気口から吸い込み該空気を冷却又は加
熱した後排気口から排気する冷暖房装置において、内壁
面にアルミナ付着処理が施された繊維状物質が植毛され
前記給気口と前記排気口とを連通させて該給気口から吸
い込まれた前記空気を前記排気口に導く導通路と、前記
冷暖房装置の前記空気の導通路内に配設され該導通路内
部に光を照射するランプとを備え該ランプにより前記ア
ルミナを活性化させて通過する空気の浄化を行わせるよ
うに構成したことを特徴とするものである。
【0010】
【発明の実施の形態】以下本発明を図面に示す実施例に
基いて説明する。図1から図5において、本発明の第1
実施例に係る空気清浄器1は、筺体2と、送風機の一例
たるスピーカ3と、ランプ4と、植毛シート5とを備え
ている。
【0011】筺体2は、金属板を円筒形に成形して製作
されており、先端部2aには送風機能を有するスピーカ
3が、後端部2bには樹脂を成形して製作された給気パ
ネル6が固定されている。
【0012】給気パネル6には、複数の給気口6aが設
けられ、中心部にはランプ4を固定するためのランプホ
ルダ9が固定されており、該給気口6aから周囲の空気
を空気清浄器1の内部に取り込むように構成されてい
る。
【0013】スピーカ3は、音声を出力すると共に、筺
体2内に空気を取り込み、排気するためのものであっ
て、中央に配設された駆動部10からエッジ11にかけ
てパルプ製のコーン12が配設され、該コーン12には
全域に分布させて同心円状又は渦巻状に円周方向に細長
い複数の穴12a(スリット)が形成されている。
【0014】なお、スピーカ3の送風作用については、
本願出願人の特公平7−12237「スピーカ」におい
て詳述されている。
【0015】駆動部10に図示しない増幅装置から出力
する音声に対応した波形の電流を流すことによって、該
駆動部10を駆動してコーン12を振動させ、音声を出
力すると共に、該コーン12の振動によってコーン12
の後方の空気を送り出し、結果として空気清浄器1の周
囲の空気を給気口6aから筺体2内に取り込み、コーン
12の複数の穴12aから排気するように構成されてい
る。
【0016】ランプ4は、植毛シート5に光を照射して
アルミナを活性化させるためのものであって、照明管4
aがU字形に成形された蛍光灯又は紫外線ランプであ
り、電線13により電源装置14に電気的に接続された
一端4bがランプホルダ9に保持されて筺体2の中央に
配設されており、電源装置14から電気を供給してラン
プ4を点灯させ、筺体2の内面2cに光を照射するよう
になっている。
【0017】植毛シート5は、日本ミクロコーティング
株式会社製のものであり、その詳細は、特願平7−52
1721(国際公開番号 W95/22435)に説明
されているように、図5において、該植毛シート5は、
広い面積で空気と接触し、該空気を効率よく浄化するた
めのものであって、基材フィルムシート15に植毛され
た繊維状物質16にアルミナ粒子19とバインダとを混
合分散させた塗料をコーティングして製作されている。
【0018】繊維状物質16は太さ0.1から10デニ
ール、長さ0.1から10mm程度のナイロン、ポリプ
ロピレン、ポリエチレン、アクリル、ポリ塩化ビニル等
の繊維、或いはガラス繊維、炭素繊維、金属繊維であ
り、また基材フィルムシート15としては、例えばポリ
エチレンテレフタレート、ポリイミド、ポリ塩化ビニ
ル、ポリプロピレン等のフィルムシートが用いられ、バ
インダとしてはポリエステル樹脂、ポリウレタン樹脂、
エポキシ樹脂、フェノール樹脂が、また溶剤としてはト
ルエン、キシレン、酢酸エチル、アセトン、アルコール
等を用いることができる。
【0019】そして、溶剤中にバインダとアルミナ19
を混合撹拌して分散させて製作した塗料をスプレー塗
装、電着塗装、グラビア塗装等の適宜の方法によって基
材フィルムシート15に植毛された繊維状物質16に塗
装して製作されている。
【0020】上述したように製作された植毛シート5が
筺体2の内面2cの全面にわたって貼付されており、ラ
ンプ4からの光を照射することにより該アルミナ19を
活性化させ、周囲の空気と接触して浄化するようになっ
ている。
【0021】本発明の第2実施例の空気清浄器20は、
図6において、給気口22a及び送風機の一例たるスピ
ーカ3を前面に配置し、蛍光灯として直管タイプの蛍光
灯21を用いて箱形の筐体22内に直立させて配置して
縦型の空気清浄器20としたものであり、その他の構成
は、第1実施例の空気清浄器1と同様であるので、同一
部分には図面に同一の符号を付して説明を省略する。
【0022】本発明の第3実施例の空気清浄器30は、
図7において、ベル状の給気口31aが中心に形成され
た給気パネル31を円筒状の筐体33の下端に装着し、
該ベル状の給気口31aの周囲にリング状蛍光灯32を
配設し、筐体33の上端に送風機の一例たるスピーカ3
を装着して構成したものであり、その他の構成は、第1
実施例の空気清浄器1と同様であるので、同一部分には
図面に同一の符号を付して説明を省略する。
【0023】図8は、繊維状物質16にアルミナ粒子1
9が塗布された植毛シート5の脱臭特性を示す線図であ
り、本願出願人が財団法人日本食品分析センターに依頼
して平成9年3月28日付で報告された試験結果であ
る。横軸は経過時間を、縦軸は供試ガスの濃度を夫々示
しており、曲線41はブランクの、曲線42はアルミナ
19が塗布された植毛シート5の、曲線43は比較対象
とした活性炭の、夫々供試ガスの吸着特性を示すもので
ある。
【0024】本発明は、上記のように構成されており、
以下その作用について説明する。第1実施例の空気清浄
器1は、図4において、電源装置14からランプ4に電
気を供給して点灯させ、光を矢印A方向に照射して筺体
2の内面2cを照明した後、スピーカ3に音声信号入力
すると、駆動部10が前後に振動し、該振動の伝藩によ
りコーン12も前後に振動してコーン12に接する空気
に疎密波が生じて音声が出力される。
【0025】疎密波は、コーン12の前後面に生じる
が、コーン12の円錐形の形状によって前面から放射さ
れる音声の方が大きくなり、音声放射と同時に穴12a
を通じてコーン12の後面の空気は、前面に送り出さ
れ、結果として空気清浄器1の後方の空気は、給気パネ
ル6の複数の給気口6aから矢印B方向に吸い込まれ、
筺体2中を矢印C方向に流れ、コーン12の穴12aを
通じて矢印D方向に排気される。
【0026】空気は、筺体2中を矢印C方向に流れる
際、内面2cに全面にわたって貼付された植毛シート5
に接触するが、該植毛シート5の繊維状物質16に塗布
されたアルミナ19はランプ4からの光が照射されて活
性化されているので、該空気を酸化又は還元させて悪臭
等の構成物質を分解し、空気を脱臭し、殺菌し、浄化す
る。この作用は触媒と同様であり、活性炭のような目詰
まりを起こすこともなく、半永久的に作用が持続する。
【0027】アルミナ19の酸化、還元作用は、アルミ
ナ19に光が照射されることによって励起され、正孔及
び電子が生成されて空気内の不純物に対して酸化還元作
用を行い効率よく浄化する。
【0028】第2実施例の空気清浄器20は、図6にお
いて、蛍光灯21を点灯させて光を矢印E方向に放射し
て筐体22の内面22c全面に貼付された植毛シート5
を照明すると共に、スピーカ3に音声信号を入力して振
動させると、周囲の空気は給気口22aから筐体22内
に矢印F方向に取り込まれ、筐体22内部を仕切板23
を避けて矢印G、H、I、J方向に蛇行し、確実に植毛
シート5に接触しながら上昇してコーン12の穴12a
を通じて矢印K方向に排気される。
【0029】筺体22中を蛇行して上昇する空気は、内
面22cの全面に貼付された植毛シート5に確実に接触
する。一方該植毛シート5の繊維状物質16に塗布され
たアルミナ19は、蛍光灯21からの光が照射されて活
性化されているので、該空気を酸化又は還元をして脱臭
し、殺菌し、浄化するのは第1実施例の空気清浄器1と
同様である。
【0030】第3実施例の空気清浄器30は、図7にお
いて、リング状蛍光灯32を点灯させて光を矢印L方向
に放射して筐体33の内面33cの全面に貼付されたを
植毛シート5を照明すると共に、スピーカ3に音声信号
を入力して駆動部10を振動させると、周囲の空気は給
気パネル31のベル状の給気口31aから筐体33内に
矢印M方向に取り込まれ、筐体33内を矢印N方向に上
昇して上端に配設されたスピーカ3のコーン12の穴1
2aを通じて矢印O方向に排気される。
【0031】筐体33内を矢印N方向に上昇する空気
は、内面33cの全面に貼付された植毛シート5に接触
し、リング状蛍光灯32の光によって活性化されたアル
ミナ19の酸化、還元作用により脱臭、殺菌されて浄化
される。
【0032】また、アルミナ19が塗布された繊維状物
質16を冷暖房装置(図示せず)の導通路(図示せず)
の全面にわたって植毛し、該導通路内にランプを設置す
ることにより、上述したと全く同様にして空気を浄化
し、かつ空気を冷却又は加熱して室内に循環させること
ができる。
【0033】上述した空気清浄器1,20,30を使用
した吸着性能を説明すると、図8において、供試ガスと
して濃度500ppmのアンモニアガスをテストボック
ス内に封入し、該テストボックス内に何も入れず空の状
態で行ったテスト結果を示す曲線41では、ほとんどガ
ス濃度の変化がなく、吸着能力がないことが分かる。
【0034】同様にテストボックス内に濃度500pp
mのアンモニアガス及び活性炭を封入して行った比較対
象としての活性炭の吸着性能を示す曲線43は、1時間
程度で約50%程度の濃度まで急速に吸着し、以後緩や
かな曲線を描き、24時間後には元の濃度の30%程度
の濃度まで吸着している。
【0035】アルミナ19が塗布された植毛シート5の
吸着性能を示す曲線42は、活性炭ほどではないが、明
らかな減衰カーブを描き、6時間後には活性炭とほぼ同
程度の濃度まで吸着し、24時間後には、活性炭と同じ
濃度まで吸着していることを示しており、通常室内に設
置される空気清浄器1,20,30においては、高濃度
に汚染されることはほとんどないので、実用上十分な吸
着特性を有している。
【0036】なお、上記実施例においては、送風機はコ
ーンに複数の細長い穴が形成されたスピーカとして説明
したが、送風機は、請求項1及び3においては、スピー
カに限定されるものではなく、送風機能を有するもので
あればどのような形式のものであってもよい。
【0037】
【発明の効果】本発明は、上記のように送風機が配設さ
れた空気清浄器の筐体内部にランプを配設すると共に、
該筐体内面にアルミナ付着処理が施された繊維状物質が
植毛された植毛シートを貼付することにより、ランプか
らの光を照射してアルミナを活性化させて通過する空気
の浄化を行わせるようにしたので、空気清浄器を極めて
簡単な機構として小型化できるという効果がある。
【0038】また駆動部付近からエッジ付近にわたって
コーンの全域に分布させて同心円状又は渦巻状に円周方
向に細長い複数の穴が形成され送風機能を有するスピー
カが配設された空気清浄器の筐体内部にランプを配置す
ると共に、該筺体の内面にアルミナ付着処理が施された
繊維状物質が植毛された植毛シートを貼付することによ
り、該スピーカから音声を出力させて送風機能を作動さ
せて周囲の空気を取り込み、筐体内を通過させると共
に、ランプから光を照射してアルミナを活性化させて通
過する空気の浄化を行わせるようにしたので、特別の空
気清浄器を設置することなく、該スピーカから音楽など
を流して楽しみながら室内の空気を浄化できるという画
期的な効果が得られる。
【0039】更に上記構成により小型のスピーカ付き空
気清浄器として室内に設置することは勿論、音声出力装
置に空気清浄機能を簡単に組み込めるようになるため、
テレビジョンや音声出力装置として自動車等に容易に搭
載できるという効果がある。
【0040】また冷暖房装置の空気の導通路内壁面にア
ルミナ付着処理が施された繊維状物質を植毛すると共
に、該導通路内にランプを配設することにより、空気の
冷房又は暖房を行いながらランプの光をアルミナに照射
して活性化させて通過する空気の浄化を行わせるように
したので、極めて簡易な構成により空気清浄器付きの冷
暖房装置を実現させることができると共に、各種の塵
埃、カビ、ダニとその死骸や卵等の有害物質の無害化処
理を送風しながら行うことによって冷暖房装置の内部の
清潔化を図ることができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1から図5は本発明の第1実施例に係り、図
1は空気清浄器の斜視図である。
【図2】空気清浄器の部分破断斜視図である。
【図3】空気清浄器の縦断面図である。
【図4】空気清浄器の作用を示す縦断面図である。
【図5】アルミナ付着処理が施された繊維状物質が植毛
された植毛シートの部分拡大側面図である。
【図6】本発明の第2実施例に係り、縦型空気清浄器の
縦断面図である。
【図7】本発明の第3実施例に係り、円筒縦型空気清浄
器の部分破断斜視図である。
【図8】ランプの光により活性化されたアルミナ、及び
比較対象としての活性炭の吸着特性を示す線図である。
【符号の説明】
1 空気清浄器 2 筺体 2c 筺体の内面 3 送風機の一例たるスピーカ 4 ランプ 5 植毛シート 6a 給気口 10 駆動部 11 エッジ 12 コーン 12a 穴 16 繊維状物質 19 アルミナ 20 空気清浄器 21 ランプ 22 筐体 22a 給気口 30 空気清浄器 31a 給気口 32 ランプ 33 筐体

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 給気口及び排気口が配設された筺体と、
    周辺の空気を前記給気口から前記筺体内に吸い込み前記
    排気口から排気する送風機と、前記筺体内に配設され該
    筺体内部に光を照射するランプと、該ランプからの光が
    照射される前記筺体の内面に貼付されアルミナ付着処理
    が施された繊維状物質が植毛された植毛シートとを備
    え、前記ランプにより前記アルミナを活性化させて通過
    する空気の浄化を行わせるように構成したことを特徴と
    する空気清浄器。
  2. 【請求項2】 給気口が配設された筺体と、該筺体の前
    記給気口から離間した位置に配設され駆動部付近からエ
    ッジ付近にわたってコーンの全域に分布させて同心円状
    又は渦巻状に円周方向に細長い複数の穴が形成された送
    風機能を有するスピーカと、前記筺体内に配設され該筺
    体内部に光を照射するランプと、該ランプからの光が照
    射される前記筺体の内面に貼付されアルミナ付着処理が
    施された繊維状物質が植毛された植毛シートとを備え、
    前記ランプにより前記アルミナを活性化させて通過する
    空気の浄化を行わせるように構成したことを特徴とする
    空気清浄器。
  3. 【請求項3】 周辺の空気を送風機によって給気口から
    吸い込み該空気を冷却又は加熱した後排気口から排気す
    る冷暖房装置において、内壁面にアルミナ付着処理が施
    された繊維状物質が植毛され前記給気口と前記排気口と
    を連通させて該給気口から吸い込まれた前記空気を前記
    排気口に導く導通路と、前記冷暖房装置の前記空気の導
    通路内に配設され該導通路内部に光を照射するランプと
    を備え該ランプにより前記アルミナを活性化させて通過
    する空気の浄化を行わせるように構成したことを特徴と
    する冷暖房装置。
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