JPH109661A - 空気浄化装置 - Google Patents
空気浄化装置Info
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- JPH109661A JPH109661A JP8162602A JP16260296A JPH109661A JP H109661 A JPH109661 A JP H109661A JP 8162602 A JP8162602 A JP 8162602A JP 16260296 A JP16260296 A JP 16260296A JP H109661 A JPH109661 A JP H109661A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 従来の空気浄化装置は、光源からの光をフィ
ルター表面に配設した光触媒全体に照射するために前記
光源と光触媒との間に大きなスペースが必要であるとい
う問題があった。 【解決手段】 空気の吸込口１及び吹出口２が形成され
た本体３と、前記吸込口１にて吸い込まれた空気を前記
吹出口２に送風する送風ファン４と、前記吸込口１にて
吸い込まれた空気を通風させて当該空気を浄化する環状
フィルター５と、該環状フィルター５を循環駆動させる
回転ローラー６とを備えてなる空気浄化装置において、
前記環状フィルター５に光触媒を配設するとともに、前
記環状フィルター５にて構成される環状内に前記光触媒
を励起させる紫外線ランプ８を配設したことを特徴とす
る。
ルター表面に配設した光触媒全体に照射するために前記
光源と光触媒との間に大きなスペースが必要であるとい
う問題があった。 【解決手段】 空気の吸込口１及び吹出口２が形成され
た本体３と、前記吸込口１にて吸い込まれた空気を前記
吹出口２に送風する送風ファン４と、前記吸込口１にて
吸い込まれた空気を通風させて当該空気を浄化する環状
フィルター５と、該環状フィルター５を循環駆動させる
回転ローラー６とを備えてなる空気浄化装置において、
前記環状フィルター５に光触媒を配設するとともに、前
記環状フィルター５にて構成される環状内に前記光触媒
を励起させる紫外線ランプ８を配設したことを特徴とす
る。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、フィルターを備え
た換気装置、空気清浄器及び空気調和機等の空気浄化装
置に関し、特に室内の砂塵、埃及び臭気成分等を含む空
気を浄化する空気浄化装置に関するものである。
た換気装置、空気清浄器及び空気調和機等の空気浄化装
置に関し、特に室内の砂塵、埃及び臭気成分等を含む空
気を浄化する空気浄化装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来の空気浄化装置としては、送風ファ
ンと、該送風ファンにて送風された空気が通風するフィ
ルターと、該フィルターの表面に坦持された臭気成分を
吸着する吸着剤と、該吸着剤の表面に坦持され後述する
光源からの紫外線が照射されることにより励起されて前
記吸着剤に吸着された臭気成分等の有機物質を分解する
光触媒層と、該光触媒層を励起させる光源とを備えてな
り、前記光源又はフィルターを可動式に配設すること
で、前記光触媒層全体に光を当てて該光触媒層全体を励
起させて効率良く臭気成分等の有機物質を分解除去する
ものがある。
ンと、該送風ファンにて送風された空気が通風するフィ
ルターと、該フィルターの表面に坦持された臭気成分を
吸着する吸着剤と、該吸着剤の表面に坦持され後述する
光源からの紫外線が照射されることにより励起されて前
記吸着剤に吸着された臭気成分等の有機物質を分解する
光触媒層と、該光触媒層を励起させる光源とを備えてな
り、前記光源又はフィルターを可動式に配設すること
で、前記光触媒層全体に光を当てて該光触媒層全体を励
起させて効率良く臭気成分等の有機物質を分解除去する
ものがある。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の空気浄化装置では、臭気成分等の有機物質は光
触媒層に光源より発する紫外線を照射することにより、
二酸化炭素や水分子に分解される。しかし、砂塵及び埃
等の無機物質は分解不可能である。このため、定期的に
フィルターを掃除又は交換のメンテナンスを行わなけれ
ばならないという問題があった。
た従来の空気浄化装置では、臭気成分等の有機物質は光
触媒層に光源より発する紫外線を照射することにより、
二酸化炭素や水分子に分解される。しかし、砂塵及び埃
等の無機物質は分解不可能である。このため、定期的に
フィルターを掃除又は交換のメンテナンスを行わなけれ
ばならないという問題があった。
【０００４】また、前記光触媒を励起させる光源が板状
の前記フィルターに対して対向配置されてなる構成なの
で、前記光源からの紫外線を光触媒層全体に照射しよう
とすると、光源と光触媒層との間に空間が必要となり、
大きなスペースが必要であり大型となった。
の前記フィルターに対して対向配置されてなる構成なの
で、前記光源からの紫外線を光触媒層全体に照射しよう
とすると、光源と光触媒層との間に空間が必要となり、
大きなスペースが必要であり大型となった。
【０００５】本発明は、上記課題に鑑み、小スペースで
光触媒全体を光源にて照射することができ、小型化が可
能な空気浄化装置、さらにはフィルターの掃除又は交換
が不要な空気浄化装置の提供を目的とするものである。
光触媒全体を光源にて照射することができ、小型化が可
能な空気浄化装置、さらにはフィルターの掃除又は交換
が不要な空気浄化装置の提供を目的とするものである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項１記載の
空気浄化装置は、空気の吸込口及び吹出口が形成された
本体と、前記吸込口にて吸い込まれた空気を前記吹出口
に送風する送風ファンと、前記吸込口にて吸い込まれた
空気を通風させて当該空気を浄化する環状フィルター
と、該環状フィルターを循環駆動させる駆動手段とを備
えてなる空気浄化装置において、前記環状フィルターに
光触媒を配設するとともに、前記環状フィルターにて構
成される環状内に前記光触媒を励起させる光源を配設し
たことを特徴とするものである。
空気浄化装置は、空気の吸込口及び吹出口が形成された
本体と、前記吸込口にて吸い込まれた空気を前記吹出口
に送風する送風ファンと、前記吸込口にて吸い込まれた
空気を通風させて当該空気を浄化する環状フィルター
と、該環状フィルターを循環駆動させる駆動手段とを備
えてなる空気浄化装置において、前記環状フィルターに
光触媒を配設するとともに、前記環状フィルターにて構
成される環状内に前記光触媒を励起させる光源を配設し
たことを特徴とするものである。
【０００７】また、本発明の請求項２記載の空気浄化装
置は、請求項１記載の空気浄化装置において、前記循環
フィルターに付着した無機物質を除去する除去手段を前
記環状フィルターに接触するよう設けたことを特徴とす
るものである。
置は、請求項１記載の空気浄化装置において、前記循環
フィルターに付着した無機物質を除去する除去手段を前
記環状フィルターに接触するよう設けたことを特徴とす
るものである。
【０００８】さらに、本発明の請求項３記載の空気浄化
装置は、請求項２記載の空気浄化装置において、前記除
去手段が超音波振動子からなることを特徴とするもので
ある。
装置は、請求項２記載の空気浄化装置において、前記除
去手段が超音波振動子からなることを特徴とするもので
ある。
【０００９】加えて、本発明の請求項４記載の空気浄化
装置は、請求項１乃至３記載の空気浄化装置において、
前記環状フィルターを導電性フィルターから構成し、該
導電性フィルターの空気の流れに対して上流側にイオン
化線を配設し、前記導電性フィルターに陽極を接続する
とともに前記イオン化線に陰極を接続することにより前
記導電性フィルターとイオン化線との間で高電圧を印加
する印加手段を設けたことを特徴とするものである。
装置は、請求項１乃至３記載の空気浄化装置において、
前記環状フィルターを導電性フィルターから構成し、該
導電性フィルターの空気の流れに対して上流側にイオン
化線を配設し、前記導電性フィルターに陽極を接続する
とともに前記イオン化線に陰極を接続することにより前
記導電性フィルターとイオン化線との間で高電圧を印加
する印加手段を設けたことを特徴とするものである。
【００１０】上記構成によれば、本発明の請求項１記載
の空気浄化装置は、環状フィルターに光触媒を配設する
とともに、前記環状フィルターにて構成される環状内に
前記光触媒を励起させる光源を配設したので、前記環状
フィルターを駆動装置にて循環駆動することにより、環
状フィルターにて構成される環状内に配設された光源に
て前記環状フィルターに配設された光触媒全体を照射し
て当該光触媒を励起させて環状フィルターに付着した有
機物質を分解することができる。
の空気浄化装置は、環状フィルターに光触媒を配設する
とともに、前記環状フィルターにて構成される環状内に
前記光触媒を励起させる光源を配設したので、前記環状
フィルターを駆動装置にて循環駆動することにより、環
状フィルターにて構成される環状内に配設された光源に
て前記環状フィルターに配設された光触媒全体を照射し
て当該光触媒を励起させて環状フィルターに付着した有
機物質を分解することができる。
【００１１】また、本発明の請求項２記載の空気浄化装
置は、前記循環フィルターに付着した無機物質を除去す
る除去手段を前記環状フィルターに接触するよう設けた
ので、前記除去手段にて前記環状フィルターに付着した
前記光触媒によって分解できない無機物質を除去するこ
とができる。
置は、前記循環フィルターに付着した無機物質を除去す
る除去手段を前記環状フィルターに接触するよう設けた
ので、前記除去手段にて前記環状フィルターに付着した
前記光触媒によって分解できない無機物質を除去するこ
とができる。
【００１２】さらに、本発明の請求項３記載の空気浄化
装置は、前記除去手段が超音波振動子からなるので、該
超音波振動子の振動により前記環状フィルターに付着し
た前記光触媒によって分解できない無機物質を効率良く
除去することができる。
装置は、前記除去手段が超音波振動子からなるので、該
超音波振動子の振動により前記環状フィルターに付着し
た前記光触媒によって分解できない無機物質を効率良く
除去することができる。
【００１３】加えて、本発明の請求項４記載の空気浄化
装置は、前記環状フィルターを導電性フィルターから構
成し、該導電性フィルターの空気の流れに対して上流側
にイオン化線を配設し、前記導電性フィルターに陽極を
接続するとともに前記イオン化線に陰極を接続すること
により前記導電性フィルターとイオン化線との間で高電
圧を印加する印加手段を設けたので、陰極のイオン化線
にて空気をイオン化させて空気の汚れ成分を帯電させ、
陽極の導電性フィルターにて帯電した汚れ成分を集塵す
ることができる。集塵された汚れ成分は光触媒にて分
解，及び又は除去手段にて導電性フィルターから除去す
ることができる。
装置は、前記環状フィルターを導電性フィルターから構
成し、該導電性フィルターの空気の流れに対して上流側
にイオン化線を配設し、前記導電性フィルターに陽極を
接続するとともに前記イオン化線に陰極を接続すること
により前記導電性フィルターとイオン化線との間で高電
圧を印加する印加手段を設けたので、陰極のイオン化線
にて空気をイオン化させて空気の汚れ成分を帯電させ、
陽極の導電性フィルターにて帯電した汚れ成分を集塵す
ることができる。集塵された汚れ成分は光触媒にて分
解，及び又は除去手段にて導電性フィルターから除去す
ることができる。
【００１４】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図１乃至図４にしたがって説明する。
て、図１乃至図４にしたがって説明する。
【００１５】図１は、本発明の第１実施の形態の空気浄
化装置を示す断面図である。
化装置を示す断面図である。
【００１６】本実施の形態の空気浄化装置は、空気の吸
込口１及び吹出口２が形成された本体３と、前記吸込口
１にて吸い込まれた空気を前記吹出口２に送風する送風
ファン４と、前記吸込口１にて吸い込まれた空気を通風
させて当該空気を浄化する環状フィルター５と、該環状
フィルター５が掛けられ当該環状フィルターを循環駆動
させる３つの回転ローラー（駆動手段に相当）６と、前
記吸込口１にて吸い込まれた空気を熱交換する熱交換器
７と、前記環状フィルター表面に担持された光触媒のみ
若しくは光触媒と吸着剤とを複合化した塗料（図示せ
ず）と、前記環状フィルターにて構成される環状内に配
設された前記光触媒に紫外線を照射して当該光触媒を励
起させる紫外線ランプ（光源に相当）８と、前記環状フ
ィルター５の下部に振動板９を介して該環状フィルター
５に接触するよう配設された超音波振動子１０（除去手
段に相当）と、該超音波振動子１０の下方に配設された
受け皿１１とを備えてなる構成である。
込口１及び吹出口２が形成された本体３と、前記吸込口
１にて吸い込まれた空気を前記吹出口２に送風する送風
ファン４と、前記吸込口１にて吸い込まれた空気を通風
させて当該空気を浄化する環状フィルター５と、該環状
フィルター５が掛けられ当該環状フィルターを循環駆動
させる３つの回転ローラー（駆動手段に相当）６と、前
記吸込口１にて吸い込まれた空気を熱交換する熱交換器
７と、前記環状フィルター表面に担持された光触媒のみ
若しくは光触媒と吸着剤とを複合化した塗料（図示せ
ず）と、前記環状フィルターにて構成される環状内に配
設された前記光触媒に紫外線を照射して当該光触媒を励
起させる紫外線ランプ（光源に相当）８と、前記環状フ
ィルター５の下部に振動板９を介して該環状フィルター
５に接触するよう配設された超音波振動子１０（除去手
段に相当）と、該超音波振動子１０の下方に配設された
受け皿１１とを備えてなる構成である。
【００１７】該構成によれば、回転ローラー６にて環状
フィルター５を回転させた状態で、送風ファン４の駆動
により汚れ成分を含む空気が前記吸込口１から吸い込ま
れ、該吸込口１から吸い込まれた汚れ成分を含む空気は
前記環状フィルター５を通過する際にその汚れ成分が該
環状フィルター５に付着して取り除かれ、この汚れ成分
が取り除かれた空気は前記熱交換器７にて熱交換され、
前記吹出口２より吹き出される。
フィルター５を回転させた状態で、送風ファン４の駆動
により汚れ成分を含む空気が前記吸込口１から吸い込ま
れ、該吸込口１から吸い込まれた汚れ成分を含む空気は
前記環状フィルター５を通過する際にその汚れ成分が該
環状フィルター５に付着して取り除かれ、この汚れ成分
が取り除かれた空気は前記熱交換器７にて熱交換され、
前記吹出口２より吹き出される。
【００１８】前記環状フィルター５に付着した汚れ成分
の内、臭気成分等の有機物質は環状フィルター５の表面
に担持された光触媒の酸化分解作用により分解される。
また、砂塵及び埃等の無機物質は前記超音波振動子１０
の振動が環状フィルター５に伝達されることにより振り
落とされ、前記受け皿１１に捕集される。
の内、臭気成分等の有機物質は環状フィルター５の表面
に担持された光触媒の酸化分解作用により分解される。
また、砂塵及び埃等の無機物質は前記超音波振動子１０
の振動が環状フィルター５に伝達されることにより振り
落とされ、前記受け皿１１に捕集される。
【００１９】このように、本実施の形態の空気浄化装置
によれば、環状フィルター５に光触媒を配設するととも
に、前記環状フィルター５にて構成される環状内に前記
光触媒を励起させる紫外線ランプ８を配設したので、前
記環状フィルター５を回転ローラー６にて循環駆動する
ことにより、環状フィルター５にて構成される環状内に
配設された前記紫外線ランプ８にて前記環状フィルター
５に配設された光触媒全体を照射して当該光触媒を励起
させて環状フィルター５に付着した有機物質を分解する
ことができる。これにより、従来のように光源からの光
を板状のフィルター表面に配設された光触媒全体に照射
するための大きな空間が不要となる。したがって、小さ
なスペースを有効に活用して光触媒全体を光源にて照射
することでき、小型化が可能な空気浄化装置を提供する
ことができる。
によれば、環状フィルター５に光触媒を配設するととも
に、前記環状フィルター５にて構成される環状内に前記
光触媒を励起させる紫外線ランプ８を配設したので、前
記環状フィルター５を回転ローラー６にて循環駆動する
ことにより、環状フィルター５にて構成される環状内に
配設された前記紫外線ランプ８にて前記環状フィルター
５に配設された光触媒全体を照射して当該光触媒を励起
させて環状フィルター５に付着した有機物質を分解する
ことができる。これにより、従来のように光源からの光
を板状のフィルター表面に配設された光触媒全体に照射
するための大きな空間が不要となる。したがって、小さ
なスペースを有効に活用して光触媒全体を光源にて照射
することでき、小型化が可能な空気浄化装置を提供する
ことができる。
【００２０】また、前記循環フィルター５に付着した無
機物質を除去する超音波振動子１０を振動板９を介して
前記環状フィルター５に接触するよう設けたので、前記
超音波振動子１０の振動により前記環状フィルター５に
付着した前記光触媒によって分解できない無機物質を効
率良く除去することができる。これにより、圧力損失の
原因となるフィルターの目づまりがより確実に防止でき
る。したがって、フィルターの清掃又は交換が不要とな
り、使い勝手の良い空気浄化装置を提供することができ
る。
機物質を除去する超音波振動子１０を振動板９を介して
前記環状フィルター５に接触するよう設けたので、前記
超音波振動子１０の振動により前記環状フィルター５に
付着した前記光触媒によって分解できない無機物質を効
率良く除去することができる。これにより、圧力損失の
原因となるフィルターの目づまりがより確実に防止でき
る。したがって、フィルターの清掃又は交換が不要とな
り、使い勝手の良い空気浄化装置を提供することができ
る。
【００２１】図２は、本発明の第２実施の形態の空気浄
化装置を示す断面図である。本実施の形態について、上
記第１実施の形態と相異する点のみ説明する。
化装置を示す断面図である。本実施の形態について、上
記第１実施の形態と相異する点のみ説明する。
【００２２】本実施の形態の空気浄化装置は、前記振動
板９及び超音波振動子１０に代わってブラシ１２を取り
付けてなる構成からなるものである。前記ブラシ１２と
しては、上下振動及び移動が可能な可動式のものを用い
る。また、回転ローラー６を２つとしている。
板９及び超音波振動子１０に代わってブラシ１２を取り
付けてなる構成からなるものである。前記ブラシ１２と
しては、上下振動及び移動が可能な可動式のものを用い
る。また、回転ローラー６を２つとしている。
【００２３】したがって、上記同様、小さなスペースを
有効に活用して光触媒全体を光源にて照射することで
き、小型化が可能であるとともに、フィルターの清掃又
は交換が不要となり、使い勝手の良い空気浄化装置を提
供することができる。
有効に活用して光触媒全体を光源にて照射することで
き、小型化が可能であるとともに、フィルターの清掃又
は交換が不要となり、使い勝手の良い空気浄化装置を提
供することができる。
【００２４】図３は、本発明の第３実施の形態の空気浄
化装置を示す断面図である。本実施の形態について、上
記第１実施の形態と相異する点のみ説明する。
化装置を示す断面図である。本実施の形態について、上
記第１実施の形態と相異する点のみ説明する。
【００２５】本実施の形態の空気浄化装置は、前記振動
板９及び超音波振動子１０に代わって回転式ブラシ１３
を取り付けてなる構成からなるものである。また、回転
ローラー６を２つとしている。
板９及び超音波振動子１０に代わって回転式ブラシ１３
を取り付けてなる構成からなるものである。また、回転
ローラー６を２つとしている。
【００２６】したがって、上記同様、小さなスペースを
有効に活用して光触媒全体を光源にて照射することで
き、小型化が可能であるとともに、フィルターの清掃又
は交換が不要となり、使い勝手の良い空気浄化装置を提
供することができる。
有効に活用して光触媒全体を光源にて照射することで
き、小型化が可能であるとともに、フィルターの清掃又
は交換が不要となり、使い勝手の良い空気浄化装置を提
供することができる。
【００２７】図４は、本発明の第４実施の形態の空気浄
化装置を示す断面図である。本実施の形態について、上
記第１実施の形態と相異する点のみ説明する。
化装置を示す断面図である。本実施の形態について、上
記第１実施の形態と相異する点のみ説明する。
【００２８】本実施の形態の空気浄化装置は、環状フィ
ルター５が導電性フィルターからなり、該導電性フィル
ター５の空気の流れに対して上流側にイオン化線１４を
配設し、前記導電性フィルター５に陽極を接続するとと
もに前記イオン化線１４に陰極を接続することにより前
記導電性フィルター５とイオン化線１４との間で高電圧
を印加する印加手段（図示せず）を設けた構成からな
る。
ルター５が導電性フィルターからなり、該導電性フィル
ター５の空気の流れに対して上流側にイオン化線１４を
配設し、前記導電性フィルター５に陽極を接続するとと
もに前記イオン化線１４に陰極を接続することにより前
記導電性フィルター５とイオン化線１４との間で高電圧
を印加する印加手段（図示せず）を設けた構成からな
る。
【００２９】これにより、陰極のイオン化線１４にて空
気をイオン化させて空気の汚れ成分を帯電させ、陽極の
導電性フィルター５にて帯電した汚れ成分を集塵するこ
とができる。集塵された汚れ成分は光触媒にて分解，超
音波振動子９等の除去手段にて導電性フィルター５から
除去することができる。これにより、前記汚れ成分が導
電性フィルター５を通過して吹出口２から吹き出すこと
を確実に防止することができる。したがって、よりクリ
ーニングな空気を吹き出すことが可能な空気浄化装置を
提供することができる。しかも、上記同様、小さなスペ
ースを有効に活用して光触媒全体を光源にて照射するこ
とでき、小型化が可能であるとともに、フィルターの清
掃又は交換が不要となり、使い勝手の良い空気浄化装置
を提供することができる。
気をイオン化させて空気の汚れ成分を帯電させ、陽極の
導電性フィルター５にて帯電した汚れ成分を集塵するこ
とができる。集塵された汚れ成分は光触媒にて分解，超
音波振動子９等の除去手段にて導電性フィルター５から
除去することができる。これにより、前記汚れ成分が導
電性フィルター５を通過して吹出口２から吹き出すこと
を確実に防止することができる。したがって、よりクリ
ーニングな空気を吹き出すことが可能な空気浄化装置を
提供することができる。しかも、上記同様、小さなスペ
ースを有効に活用して光触媒全体を光源にて照射するこ
とでき、小型化が可能であるとともに、フィルターの清
掃又は交換が不要となり、使い勝手の良い空気浄化装置
を提供することができる。
【００３０】なお、前記汚れ成分の内の無機物質を除去
する除去手段として、前記無機物質の除去効率が若干落
ちる可能性が有るが、環状フィルター５に対して振動を
与えないもの、例えば単なるブラシを用いても良い。
する除去手段として、前記無機物質の除去効率が若干落
ちる可能性が有るが、環状フィルター５に対して振動を
与えないもの、例えば単なるブラシを用いても良い。
【００３１】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の請求項１
記載の空気浄化装置によれば、環状フィルターに光触媒
を配設するとともに、前記環状フィルターにて構成され
る環状内に前記光触媒を励起させる光源を配設したの
で、前記環状フィルターを駆動装置にて循環駆動するこ
とにより、環状フィルターにて構成される環状内に配設
された光源にて前記環状フィルターに配設された光触媒
全体を照射して当該光触媒を励起させて環状フィルター
に付着した有機物質を分解することができる。これによ
り、従来のように光源からの光を板状のフィルター表面
に配設された光触媒全体に照射するための大きな空間が
不要となる。
記載の空気浄化装置によれば、環状フィルターに光触媒
を配設するとともに、前記環状フィルターにて構成され
る環状内に前記光触媒を励起させる光源を配設したの
で、前記環状フィルターを駆動装置にて循環駆動するこ
とにより、環状フィルターにて構成される環状内に配設
された光源にて前記環状フィルターに配設された光触媒
全体を照射して当該光触媒を励起させて環状フィルター
に付着した有機物質を分解することができる。これによ
り、従来のように光源からの光を板状のフィルター表面
に配設された光触媒全体に照射するための大きな空間が
不要となる。
【００３２】したがって、小さなスペースを有効に活用
して光触媒全体を光源にて照射することでき、小型化が
可能な空気浄化装置を提供することができる。
して光触媒全体を光源にて照射することでき、小型化が
可能な空気浄化装置を提供することができる。
【００３３】また、本発明の請求項２記載の空気浄化装
置によれば、前記循環フィルターに付着した無機物質を
除去する除去手段を前記環状フィルターに接触するよう
設けたので、前記除去手段にて前記環状フィルターに付
着した前記光触媒によって分解できない無機物質を除去
することができる。これにより、圧力損失の原因となる
フィルターの目づまりが確実に防止できる。
置によれば、前記循環フィルターに付着した無機物質を
除去する除去手段を前記環状フィルターに接触するよう
設けたので、前記除去手段にて前記環状フィルターに付
着した前記光触媒によって分解できない無機物質を除去
することができる。これにより、圧力損失の原因となる
フィルターの目づまりが確実に防止できる。
【００３４】したがって、フィルターの清掃又は交換が
不要となり、使い勝手の良い空気浄化装置を提供するこ
とができる。
不要となり、使い勝手の良い空気浄化装置を提供するこ
とができる。
【００３５】さらに、本発明の請求項３記載の空気浄化
装置によれば、前記除去手段が超音波振動子からなるの
で、該超音波振動子の振動により前記環状フィルターに
付着した前記光触媒によって分解できない無機物質を効
率良く除去することができる。これにより、圧力損失の
原因となるフィルターの目づまりがより確実に防止でき
る。
装置によれば、前記除去手段が超音波振動子からなるの
で、該超音波振動子の振動により前記環状フィルターに
付着した前記光触媒によって分解できない無機物質を効
率良く除去することができる。これにより、圧力損失の
原因となるフィルターの目づまりがより確実に防止でき
る。
【００３６】したがって、フィルターの清掃又は交換が
不要となり、使い勝手の良い空気浄化装置を提供するこ
とができる。
不要となり、使い勝手の良い空気浄化装置を提供するこ
とができる。
【００３７】加えて、本発明の請求項４記載の空気浄化
装置によれば、前記環状フィルターを導電性フィルター
から構成し、該導電性フィルターの空気の流れに対して
上流側にイオン化線を配設し、前記導電性フィルターに
陽極を接続するとともに前記イオン化線に陰極を接続す
ることにより前記導電性フィルターとイオン化線との間
で高電圧を印加する印加手段を設けたので、陰極のイオ
ン化線にて空気をイオン化させて空気の汚れ成分を帯電
させ、陽極の導電性フィルターにて帯電した汚れ成分を
集塵することができる。集塵された汚れ成分は光触媒に
て分解，及び又は除去手段にて導電性フィルターから除
去することができる。これにより、前記汚れ成分が導電
性フィルターを通過して吹出口から吹き出すことを確実
に防止することができる。
装置によれば、前記環状フィルターを導電性フィルター
から構成し、該導電性フィルターの空気の流れに対して
上流側にイオン化線を配設し、前記導電性フィルターに
陽極を接続するとともに前記イオン化線に陰極を接続す
ることにより前記導電性フィルターとイオン化線との間
で高電圧を印加する印加手段を設けたので、陰極のイオ
ン化線にて空気をイオン化させて空気の汚れ成分を帯電
させ、陽極の導電性フィルターにて帯電した汚れ成分を
集塵することができる。集塵された汚れ成分は光触媒に
て分解，及び又は除去手段にて導電性フィルターから除
去することができる。これにより、前記汚れ成分が導電
性フィルターを通過して吹出口から吹き出すことを確実
に防止することができる。
【００３８】したがって、よりクリーニングな空気を吹
き出すことが可能な空気浄化装置を提供することができ
る。
き出すことが可能な空気浄化装置を提供することができ
る。
【図１】本発明の第１実施の形態の空気浄化装置を示す
断面図である。
断面図である。
【図２】本発明の第２実施の形態の空気浄化装置を示す
断面図である。
断面図である。
【図３】本発明の第３実施の形態の空気浄化装置を示す
断面図である。
断面図である。
【図４】本発明の第４実施の形態の空気浄化装置を示す
断面図である。
断面図である。
１ 吸込口 ２ 吹出口 ３ 本体 ４ 送風ファン ５ 環状フィルター ６ 回転ローラー（駆動手段） ７ 熱交換器 ８ 紫外線ランプ（光源） ９ 振動板 １０ 超音波振動子（除去手段） １１ 受け皿 １２ ブラシ（除去手段） １３ 回転式ブラシ（除去手段） １４ イオン化線
Claims (4)
- 【請求項１】 空気の吸込口及び吹出口が形成された本
体と、前記吸込口にて吸い込まれた空気を前記吹出口に
送風する送風ファンと、前記吸込口にて吸い込まれた空
気を通風させて当該空気を浄化する環状フィルターと、
該環状フィルターを循環駆動させる駆動手段とを備えて
なる空気浄化装置において、 前記環状フィルターに光触媒を配設するとともに、前記
環状フィルターにて構成される環状内に前記光触媒を励
起させる光源を配設したことを特徴とする空気浄化装
置。 - 【請求項２】 前記循環フィルターに付着した無機物質
を除去する除去手段を前記環状フィルターに接触するよ
う設けたことを特徴とする請求項１記載の空気浄化装
置。 - 【請求項３】 前記除去手段が超音波振動子からなるこ
とを特徴とする請求項２記載の空気浄化装置。 - 【請求項４】 前記環状フィルターを導電性フィルター
から構成し、該導電性フィルターの空気の流れに対して
上流側にイオン化線を配設し、前記導電性フィルターに
陽極を接続するとともに前記イオン化線に陰極を接続す
ることにより前記導電性フィルターとイオン化線との間
で高電圧を印加する印加手段を設けたことを特徴とする
請求項１乃至３記載の空気浄化装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16260296A JP3263599B2 (ja) | 1996-06-24 | 1996-06-24 | 空気浄化装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16260296A JP3263599B2 (ja) | 1996-06-24 | 1996-06-24 | 空気浄化装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH109661A true JPH109661A (ja) | 1998-01-16 |
| JP3263599B2 JP3263599B2 (ja) | 2002-03-04 |
Family
ID=15757716
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16260296A Expired - Fee Related JP3263599B2 (ja) | 1996-06-24 | 1996-06-24 | 空気浄化装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3263599B2 (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6248235B1 (en) | 1999-03-30 | 2001-06-19 | Robin Scott | Fluid purification system |
| JP2006098037A (ja) * | 2004-09-03 | 2006-04-13 | Fujitsu General Ltd | 空気調和機 |
| WO2008026724A1 (en) * | 2006-08-31 | 2008-03-06 | Daikin Industries, Ltd. | Air conditioner |
| JP2011052890A (ja) * | 2009-09-01 | 2011-03-17 | Kowa Co Ltd | 空気調和機用清掃装置及び空気調和機 |
| JP2011058725A (ja) * | 2009-09-10 | 2011-03-24 | Sharp Corp | 空気調和機 |
| JP2015190642A (ja) * | 2014-03-27 | 2015-11-02 | 株式会社富士通ゼネラル | 空気調和機 |
-
1996
- 1996-06-24 JP JP16260296A patent/JP3263599B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (15)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6248235B1 (en) | 1999-03-30 | 2001-06-19 | Robin Scott | Fluid purification system |
| US6261449B1 (en) | 1999-03-30 | 2001-07-17 | Ultra-Jun Technologies, Inc. | Fluid purification system |
| US6274049B1 (en) | 1999-03-30 | 2001-08-14 | Ultra-Sun Technologies, Inc. | Method for purifying a fluid |
| US6330947B1 (en) | 1999-03-30 | 2001-12-18 | Ultra-Sun Technologies, Inc | Method of manufacturing a filter |
| US6508367B2 (en) | 1999-03-30 | 2003-01-21 | Robin Scott | Method of manufacturing a filter |
| US6524457B1 (en) | 1999-03-30 | 2003-02-25 | Robin Scott | Method of manufacturing a filter |
| JP2006098037A (ja) * | 2004-09-03 | 2006-04-13 | Fujitsu General Ltd | 空気調和機 |
| JP4591683B2 (ja) * | 2004-09-03 | 2010-12-01 | 株式会社富士通ゼネラル | 空気調和機 |
| US8007574B2 (en) | 2004-09-03 | 2011-08-30 | Fujitsu General Limited | Air conditioner |
| WO2008026724A1 (en) * | 2006-08-31 | 2008-03-06 | Daikin Industries, Ltd. | Air conditioner |
| EP2058602A1 (en) * | 2006-08-31 | 2009-05-13 | Daikin Industries, Ltd. | Air conditioner |
| EP2058602A4 (en) * | 2006-08-31 | 2011-12-14 | Daikin Ind Ltd | AIR CONDITIONER |
| JP2011052890A (ja) * | 2009-09-01 | 2011-03-17 | Kowa Co Ltd | 空気調和機用清掃装置及び空気調和機 |
| JP2011058725A (ja) * | 2009-09-10 | 2011-03-24 | Sharp Corp | 空気調和機 |
| JP2015190642A (ja) * | 2014-03-27 | 2015-11-02 | 株式会社富士通ゼネラル | 空気調和機 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3263599B2 (ja) | 2002-03-04 |
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Legal Events
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| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071221 Year of fee payment: 6 |
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